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貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」

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735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/28(火) 00:20:30.60 ID:TKM+E6b40
ほむらを誘って3
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 00:20:35.33 ID:r5LW9yfr0
1
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 00:52:02.15 ID:Cq2j8xkw0
何とかしてさやかの個別エンドを見るために右往左往してる状態で話がまるで進まないな
738 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/01/28(火) 23:06:10.87 ID:6Ot0slKM0
昼休み



 チャイムが鳴ると、教室全体がざわめきだす。

 美樹たちは今日も弁当袋を持って教室を出る準備をしている。


貴方「みんなもう行くところ?」

さやか「うん。そうだけど?」

貴方「暁美さん、購買行くなら一緒に行かない?俺今日弁当なしの日だからさ」

ほむら「う、うん!いく!」

さやか「……じゃあ、あたしたちは先行ってるよ?まどか、いこ」

まどか「うん。また後でね、ほむらちゃん」


 みんなとは階段で別れて二人で購買のほうまで降りていく。

 人混みにまじって棚に並ぶパンや弁当、飲み物のコーナーを見てみる。


貴方「暁美さんはどんなのがいいって決めてる?」

ほむら「私は……、実はお昼は昨日のうちに買ってて」

貴方「え?そうなの?」

ほむら「腐りやすい季節じゃないし、安かったから……」

貴方「じゃあなんでここに?飲み物がないとか?」

ほむら「えーと、飲み物も、まだ残ってるけど……」


 暁美さんはもじもじと指先を動かして、それからお菓子の並ぶ棚のほうに視線を動かした。


ほむら「みんなで食べるおやつでも買っていこうかなって」

貴方「あぁ、そういうのもいいかもね」

ほむら「どういうのがいいかなぁ。私もあまり普段お菓子とか買わないから……」

貴方「節約?」

ほむら「……そういうわけじゃないけど」



 なんか勧める?
1袋入りのスナック菓子
2箱に入った個包装のチョコレート
3ロッキー
4きのこ
5たけのこ
6自由安価

 下2レス
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 23:12:54.71 ID:xRoUsRsT0
3
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/28(火) 23:43:39.75 ID:TKM+E6b40
4
741 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/01/29(水) 00:25:31.48 ID:72KkECEx0

貴方「これとかどう?」


 手に取ってみたのはきのこをかたどったチョコビスケット菓子。

 お気に入りを選んでみた。箱入りだし食べやすそうだ。


ほむら「あ……いいね。可愛い」

貴方「だろ?スタイリッシュなフォルムしてるよな!」

ほむら「スタイリッシュ……?」

貴方「自分のも決めないとなー。これでいいや」


 適当に昼飯を選んで手に取る。


貴方「じゃ、それでよさそうなら会計して上に行こうか。暁美さんとは階段でお別れだな」

ほむら「うん…………そうだね」


 それぞれ目的のものを買って上の階に戻っていった。

 俺は教室に。暁美さんはもっと上の屋上に。



▼【貴方】はキノコ派。かも。

――――
――――


*午後の授業が終わると待ちに待った放課後です。
1野良猫の居たところに行ってみようかな
2繁華街に寄り道
3一人カフェ
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。

 下2レス
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 00:31:26.60 ID:padTK5lX0
4
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 01:06:03.75 ID:6WQRAzR00
1
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 16:34:03.73 ID:w7aXzc2q0
まどかマギカの鹿目まどか、告白されたことがあった
http://chomanga.org/archives/162239.html
745 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/01/30(木) 23:27:40.69 ID:SOZNiB2z0
まあ幼稚園の頃の話だからね
ちなみに100の質問はうちのシリーズでも考慮に入れてます
--------------------------------------------------------


 放課後、久しぶりに鹿目さんとまたあの猫の居た茂みに寄ってみる。


まどか「エイミー、ごはんだよー」


 鹿目さんが近づくと、それだけで黒猫は茂みから姿を現した。


貴方「へー、なついてるんだな」

まどか「というか、もともと人懐っこいの」

貴方「そうか」


 茂みに置いてあったボウルに鹿目さんが餌を入れていく。

 学校に持ってきてるのか。あげるのは朝と夕方?それも毎日?


貴方「まだ毎日あげてるの?」

まどか「うん。最近ちょっとずつ食べる量が多くなってきてるみたいで少し大変だけど……」


 エイミーはボウルに顔を近づけ、すんすんと匂いを嗅ぐと顔を背けてしまった。


まどか「あれ?今日は食べないの?」

貴方「地面を……なにやってるんだこれ?」

まどか「おなかいっぱいなのかなぁ……? 飽きちゃったのかなぁ……? 食欲がないってことはないよね……」


 犬の行動や気持ちならそこそこわかりそうだが、正直猫はあまり詳しくないから俺もわからない。

 けど猫はボウルを素通りして鹿目さんにすり寄ってきていたから、食事よりも甘えたそうだというののはわかった。



1ほかの人があげたのかも
2元気そうには見えるよ
3餌変えてみる?
4自由安価

 下2レス
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 23:42:58.59 ID:A9pf5/eao
3
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:47:10.10 ID:KADXKQ+30
3
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 00:00:05.50 ID:hMTO88jA0
毎日更新してほしい
749 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/01(土) 20:03:06.32 ID:cunYROPN0

貴方「餌変えてみる?その辺で何か買ってこようか?」

まどか「うーん、そうだね。見てこようか」

貴方「鹿目さんはそこで待っててよ。エイミーもまだ甘えたそうだし」


 こっから一番近い店ってどこだろう。大き目のスーパーなら売ってるかな。 

 鹿目さんとエイミーを置いて見に行ってみた。



1どうせなら奮発して良い猫缶を
2贅沢を覚えるのは困るから別のドライフードのほうがいいかな
3おやつなら食いつくかな?
4どうせなら色々買っておけ!
5自由安価

 下2レス
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 20:03:54.18 ID:x0Lntrzv0
2
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 20:12:32.50 ID:VhKPt5tL0
2
752 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/01(土) 20:57:42.27 ID:cunYROPN0

貴方「鹿目さん、別の餌買ってきたんだけどどうかな?」

まどか「ありがとう。あげてみよっか」


 ボウルの中はあれから減っていなさそうだ。新しい餌を追加で少し入れてみる。

 鹿目さんが買ってたのとは別のドライフードだ。価格帯は同じくらい。贅沢を覚えたらそれはそれで大変かな、って思って。
 

貴方「……匂いは嗅ぐけど、食べないね」

まどか「うーん、いつか食べるといいけど……」

貴方「明日の朝も寄るんでしょ?その時にも減ってなかったらまた考えようか」

貴方「単におなかが減ってなかったのかもしれないし」

まどか「そうしてみるね。【貴方】くんのおかげでちょっと不安が減ったかも」


 エイミーは鹿目さんの膝に戻って、いつのまにか寝てしまった。その様子を見ながら動けないねなんて二人で話して。

 まだ日差しも出ている時間帯。けど、もう外は寒くないかな。

 茂みの奥を覗いてみるとタオルが一枚あるけど、これも鹿目さんが置いたんだろうか。


貴方「そういえばまだエイミーを飼えそうな人って見つかってない?」

まどか「うん……」

貴方「まあでも、エイミーもこれだけ鹿目さんに懐いてるんだもんな」


 エイミーが他の人のところに行ってしまったらやっぱ寂しいだろうし、こうして見てるとこのままでもいいんじゃないかとも思う。

 今のままでも飼い猫みたいなもんじゃないか?


貴方「……暖かい場所で休めないのはかわいそうだけど」

まどか「エイミーのおうち、もうちょっと良く出来ないかな?タオルだけじゃ寒いよね」

貴方「ダンボールでもあれば……」

まどか「明日、家から持ってきてみるね。いらないダンボールくらいならうちにもあると思う」

まどか「雨に濡れたら心配だから、テープでも貼ったら防水できないかな」

貴方「朝やるの?」

まどか「ちょっと早くに来てやってみようと思う」

貴方「へえ、楽しそう。秘密基地みたいだな。俺も行っていい?」

まどか「もちろんだよ。わたしはあんまり工作は得意じゃないから、男の子が手伝ってくれるのは心強いし」


 工作っていうほどのものかなあ。でも、ちょっと凝ってみたら面白いかもしれない。

 そのほうがエイミーも快適に住めるわけだし。


 ――――鹿目さんと明日の約束をした。



七週 31日目終了


[知り合い]
・鹿目まどか・・・随分献身的だな↑
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親友
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ

[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・優雅!

[攻略済]
暁美ほむら
美樹さやか
753 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/01(土) 21:25:25.40 ID:cunYROPN0
――――
32日目 朝



 今朝はいつもより早く起きて猫のいる場所へと向かった。あの場所は鹿目さんの通学路でもあるんだよな。

 行ってみると、ちょうどダンボールを持った鹿目さんと、その傍にはエイミーの姿が。


貴方「おはよう、鹿目さん。エイミーご飯食べてくれた?」

まどか「【貴方】くん! おはよう。ご飯減ってたよ。【貴方】くんの言った通りお腹すいてなかったのかも」

貴方「だとしたら、おやつか何かあげてる人が他にもいるってわけか。昨日がたまたまだったのかもしれないけど」

まどか「エイミーは人懐っこいし、ありえるかも」

貴方「エイミーの家のほうはどう?」

まどか「一応道具は持ってきたんだ。ダンボールと水を弾くテープと、カッター」

貴方「こうして見るとなんか本格的な工作っぽいね。今はテープ貼ってるとこ?」

まどか「うん。【貴方】くんはこっちのほう手伝ってくれたら嬉しいかも」



 鹿目さんと分担してエイミーの家を作っていく。

 テープを貼って、少しダンボールを切り貼りして、工夫を重ねていくと――――。



まどか「わあ! 最初はただのダンボールだったけど、おうちっぽくなったね!」

貴方「ああ、立派だな!」

まどか「最後にこのタオルも入れて……エイミーも満足してくれるかな?」


 ダンボール製の家を茂みの奥に置くと、エイミーは興味があるようですんなりと入ってくれた。

 ――しばらく二人で達成感に浸っていたが、ふと時計を確認してはっとする。


貴方「まずい、時間が!鹿目さん、もう行かないと!」

まどか「ほ、ほんとだ!熱中してて気付かなかった……。ごめんね、もう行くね。エイミー」


 エイミーのにゃんという鳴き声に送られて、俺らは通学路を進む。

 すると、その途中で美樹たちが待っていた。


754 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/01(土) 22:04:10.31 ID:cunYROPN0


さやか「あ、まどかやっと来た――って、【貴方】も?なんで?」

まどか「遅くなってごめんね、さやかちゃん!ちょっとエイミーのとこ寄ってて……」

さやか「猫が可愛くて遅れたとか? まさか【貴方】までそんな理由? あんたは家に犬がいるじゃん」

貴方「いや、エイミーに家を作ってたんだ。暖かくて雨に濡れない場所を作ってやりたいって、鹿目さんがね」

ほむら「そうなの? 今度見に行くね」

まどか「うん!」


 そういやいつも三人で教室にきてたもんな。その中に自分が入るとは思ってなかった。

 でも良く知ったメンバーだし、居心地は悪くない。



1二人は何の話をしてたの?
2いつもここで待ち合わせ?
3自由安価

 下2レス
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 22:05:06.06 ID:VphT56EI0
2
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 22:09:41.32 ID:x0Lntrzv0
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 22:50:53.48 ID:VphT56EI0
758 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/01(土) 23:01:39.82 ID:cunYROPN0


貴方「いつもここで待ち合わせ?」

まどか「うん、さやかちゃんとは小学生の時からだね」

さやか「そういうこと言うとほむらが嫉妬するぞー?」

ほむら「う、たしかに鹿目さんと美樹さんの絆を見てると私じゃそこまでは並べないのかなって思うことはあるけど……」

ほむら「……それよりうらやましい、って思うかな。私にはそういう人はいなかったから」

ほむら「鹿目さんとか、【貴方】くんみたいな人が幼馴染だったら、って思ったりしちゃうんだけど――……なんて」

貴方「今からでも遅くないと思うけどな」

貴方「あたりまえだけど、これからもずっと一緒にいたら今からでもいつか長い付き合いになるよ」

ほむら「これからも、ずっと………… うん!そうだよね」


 俺たちは親友なんだから。

 それにきっと鹿目さんともそうだ。


 俺自身の幼い頃はどうだろう?――ほんの少し考えようともしたのだが、それより先に教室についてしまった。

 今日はいつものようにHRまでに余裕がない。

 とりあえず、ギリギリ間に合ったことにみんなで安堵した。

759 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/01(土) 23:35:13.85 ID:cunYROPN0


 ……それからHRが終わると、美樹と志筑さんが話してるのが目に入った。


さやか「……仁美」

仁美「さやかさん?どうされましたの?」

さやか「いや、最近は登校も一緒じゃないし、あんまり話してないなって思ってさ。朝は恭介と一緒にいるから邪魔はしないけど」

さやか「放課後は仁美はお稽古事があるし、アイツもバイオリンばっかでしょ? 落ち着いて一緒に居られる時間は大事だもんね」

仁美「……」

さやか「あたし、あいつのことやっと吹っ切ったんだ。だからもう気を遣うことはないよ。元通りに戻ろう。仁美も大事な友達なんだから」

仁美「ありがとうございます。さやかさんからそう言われないと、私は多分ずっと気にしてましたから」

仁美「さやかさんのことはもう前とは違うって見ていてわかります。元気になりましたよね」

仁美「でも……私、上条君とはもう一緒に登校していませんわよ?」

さやか「えっ?」

仁美「あと、今度は自分から動いてみたらいいと思います」

さやか「!!」


 あの二人の仲も戻った、のかな。


――――
――――



――二時間目の授業、技術
・様子を見にいく(クラスメイト)

 下2レス
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:36:27.36 ID:x0Lntrzv0
加速
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:39:42.57 ID:vh1h9pIZ0
ほむら
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:53:08.26 ID:oQpg/enR0
仁美は恭介と別れたのか?
763 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/02(日) 00:24:34.26 ID:rRKn/c9q0


 朝も軽い工作をしたが、今日の授業でも工作をやっていた。

 技術の時間で作っている棚だ。自分の分が割と順調に出来てしまって、他の人の様子が気になった。


 暁美さんのところを見に行くと、暁美さんもそろそろ完成しそうなところだった。


貴方「暁美さん、そろそろ出来そうだね」

ほむら「うん。なんとか……」


 『なんとか』なんて言いつつも、造りを見てもかなり精確に作られているのがわかる。

 家庭科も技術も順調だって言ってたっけ。


貴方「こっちももう終わったんだけど、暁美さんのほうが完成度は上かもしれないな。手先が器用なんだね」

ほむら「慣れてるから、かな……?」

貴方「慣れてるの!? こういうのが趣味だったり?」

ほむら「あっ、ううん、日曜大工はやってないけど……!」


 暁美さんは大人しい女の子らしい女の子ってイメージだったから少し意外だった。

 日曜大工じゃないならなんだろう。


ほむら「それより【貴方】くんのも見てもいい?」

貴方「ああ、もちろん」

ほむら「これだけ終わらせたら完成だからそっちに行くね。少し待っていて」


 作業をする暁美さんを眺めて、それから自分のも見てもらった。



――――
――――


*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちと雑談
2(クラスメイト指定)を誘ってみる
3購買に飯買いに行かなきゃ
4教室の外へ
5自由安価

 下2レス
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:26:15.34 ID:0dWKQf+H0
2仁美
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:26:29.07 ID:2KhwPxsc0
加速
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:28:07.37 ID:TRqOWvza0
2さやか
767 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/03(月) 00:22:59.57 ID:PTy6+zbM0
昼休み



 今日は美樹を誘って教室だ。いつも一緒に食べてる鹿目さんたちは上に行っている。


さやか「今朝は驚いたよ。まどか遅いなって思ったら【貴方】まで一緒なんて」

貴方「待たせて悪かったよ。ちょっと熱中してたんだ」

さやか「まあ間に合ったからいいんだけどさ」

貴方「けっこうギリギリだったけどな」


 いつもの調子で笑い合っていたが、美樹が少し重く何かを言いかけていることに気づく。

 さっきのとは別の話題だろうか。


さやか「あの、さ…………」

貴方「……? どうした?」

さやか「あー……、ううん!大したことじゃない。食後にこれどうかなって」

貴方「グミ?」

さやか「微妙だったから杏子にでもあげちゃおうかと思ったんだけど、【貴方】にもこの微妙さを体験してもらおうかと思って」

貴方「えー、微妙なもの押し付けるなよなぁ」

さやか「もし気に入ったらそれでも全然問題ないんだよ? あたしの口に合わなかっただけかもしんないし」

貴方「……これ、微妙だな」

さやか「でっしょ!」


 なんでもないような話で盛り上がった。

 けど、こんなことで言いよどんだりするかな?


 いつのまにかまた次の話題へ、それからまた次の話題へと切り替わるうちに、そんな小さな疑問もどこかへ流されていった。


――――
――――


*午後の授業が終わると待ちに待った放課後です。
1野良猫の居たところに行ってみようかな
2繁華街に寄り道
3一人カフェ
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。

 下2レス
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 00:25:18.40 ID:V9iCzvt+0
1
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 00:53:48.03 ID:gWk8rjIk0
2
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 01:04:33.80 ID:gWk8rjIk0
選択肢の横に誰とコミュできるのか書いてほしいです
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 11:42:20.52 ID:bWai/gWP0
それをしたらわざわざ場所とかかかずにキャラの名前だけでよくなるし面白さも半減するんじゃないかな。あくまで個人的意見だけど
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 20:52:27.54 ID:syZxj0YY0
まだか
773 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/06(木) 22:47:08.01 ID:B1o6XoWZ0
放課後



 学校が終わると、今日は繁華街に寄り道してみた。

 色んな店が雑多に並ぶ大通りをぶらつく。カフェもいいけれど、今はもう少し賑やかな空気を味わいたい気分だ。


貴方「ん……?」


 ふと景色を眺めながら歩いていると、見知った姿を見つけた気がした。

 足を止めて中に入ってみる。

 ゲームセンターの中、ここは繁華街の中でも少々うるさいくらいの賑やかさだ。

 軽やかに舞うステップは前にも見覚えのあるもので――。


貴方「さすがだなぁ」


 音楽が終わると彼女は振り向いた。画面にはパーフェクトの文字。


杏子「……何か用かい?」

貴方「もしかして、気づいてた?見てたこと……」

杏子「ああ。あえて無視してたけど?気にするほどの用はなさそうだし」


 思わず苦笑を浮かべる。……手厳しいな。確かに用事があるわけじゃないけど。



1コツを教えてほしい
2一緒に遊ぼう
3自由安価

 下2レス
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 22:49:39.78 ID:q1/7IVZh0
1
面倒見がいいからこっちの選択肢の方がよさそうだな
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 22:52:36.77 ID:LdcDCN4W0
776 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 00:31:55.66 ID:Yoo24PI20


貴方「それ、コツとかあるの?」

杏子「俊敏さ。あとは慣れ」

貴方「慣れ、か……」

杏子「飽きるほどやってんだよ。まあ初見でもほとんどはいけるけどな。他は自分で探せば?」


 飽きるほど。もしかして、学校にも行かないでずっと入り浸ってるのかな。

 彼女ほどの運動神経ならスポーツとかやったらどっかの大会にも出られそうなのに。


貴方「あっ、そうだ。お菓子ばっかじゃなくて、食事はバランスよく食べたほうがいいよ」


 ……美樹との会話を思い出す。佐倉さんは今もお菓子を食べてた。

 そういや食べながらやってたのもすごいな。


杏子「なんだよそれ、アンタが飯おごってくれんの?」

貴方「えっ、ええと……」

杏子「……本気にするなよ。別にそこまでしてもらう必要ねぇし」

貴方「そ、そう? じゃあおごるのはどっちでもいいけど、一緒にご飯食べにいくとかなら……」

杏子「なんでアンタなんかと二人で行かなきゃならないのさ。……あれだろ?他にも女と見ればすぐ誘ってんのか?」


 疑惑の視線が突き刺さる。

 うっ、そこまで軽薄に見られてたのか。初対面の時のことをまだ引きずってるらしい。


杏子「……さやかのことは誑かすんじゃねえぞ。アイツ、最近やたらとアンタの話しやがる」

杏子「ハンパなことやってアイツのこと不幸にしたらマジ潰すからな!」



1そんなんじゃないよ
2友達思いなんだね
3幸せにします!
4自由安価

 下2レス
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 00:33:51.01 ID:o1eAF4+L0
2
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 00:35:51.28 ID:xr/PF7ju0
2
779 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 01:05:41.05 ID:Yoo24PI20

貴方「友達思いなんだね」

杏子「は!?あんなやつ友達じゃねえよ!」


 友達じゃなかったら心配なんかするわけない。

 佐倉さんはやりたいようにやってるように見えて、ものすごく素直じゃない人なのかもしれない。

 未だに謎の多い人だけど、少しだけ人となりはわかった気がした。


 ……でも、誤解されたままなのはいつかどうにかしないとなあ、と、思った。




七週 32日目終了


[知り合い]
・鹿目まどか・・・随分献身的だな
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親友
・佐倉杏子・・・素直じゃない人

[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・優雅!

[攻略済]
暁美ほむら
美樹さやか
780 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 18:13:33.72 ID:Yoo24PI20
――――
33日目 教室



貴方(今日は少し早く来ちゃったな……)


 昨日早起きした名残か、今日もいつもよりやや早めに起きてしまった。

 自分の席をセットして鞄を置いて、時計を見てみる。

 早いといっても、何かが出来るほど時間があるわけじゃない。せいぜい10分程度か。


 教室内はまだ少しだけ人が少なく、普段なら来た時には居るクラスメイトの姿がいくつか足りていない。

 しばらくスマホでもいじっていると、いつもの三人の挨拶が聞こえた。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「おはよう」


 それと、もう一人。


仁美「おはようございます、【貴方】くん」


 今日は志筑さんも三人と一緒に教室に入ってきていた。


貴方「おはよう。志筑さんも一緒だったんだ」

仁美「はい。上条君が退院してからは、杖がないと歩けない状態でしたので私が付き添いをしていたのですけど……」

仁美「足の方ももうリハビリが終わったから大丈夫だと言われて」


 ……そういう話題に疎い俺にもさすがにもうわかる。志筑さんが上条と登校するようになったのはそれだけが理由じゃないだろう。

 でも、それならやめたのもそれだけを理由にしていいのか? 美樹たちとの友情を優先したってことなのかな。

 たしかにもうとっくに杖はなくなっているけど。


まどか「【貴方】くん、今日は早いね」

貴方「ああ、ちょっと早く起きたからさ。別に大した理由はないよ」



1今朝の猫の様子を聞く(まどか)
2最近の上条について聞く(仁美)
3自由安価

 下2レス
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 18:26:56.41 ID:xr/PF7ju0
2
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 18:31:53.39 ID:V+x43FhX0
2
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 18:32:03.88 ID:o1eAF4+L0
2
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 19:01:42.39 ID:V+x43FhX0
選択肢に名前が表示されてる、これで目当てのキャラの好感度上げやすくなったな
785 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 19:43:04.69 ID:Yoo24PI20
誰に話してるのかを明確にするためです。基準は主人公から見てわかることかどうかかな。場所選択他は今まで通りです。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------


貴方「大丈夫なの?」

仁美「ええ。完全に元通りとはいいませんが、少しでしたら走ることもできるそうですわ」

貴方「それはよかった。最近上条はどう?」

仁美「体調は順調に回復しているみたいで。放課後も習い事に復帰されましたし、暇さえあればバイオリンを弾いています」

貴方「へー、バイオリンか」

さやか「アイツらしいわねぇ。やっと絶好調ってわけね」


 この前も美樹の家に行った帰りにちょっとだけ聴いたっけな。道端で聴こえてきただけだけど。

 それでもあれだけ心奪われたのだから、目の前で見たらすごい迫力だろう。

 そういや前にクラスで見たことがあるようなないような――……。


 美樹は半ば呆れたように言ってるけど、予想通りって感じみたいだ。

 好きなものに熱中出来るようになって微笑ましくも思えるが。


仁美「……いいことなのですが、少し寂しいですわよね」


 ……志筑さんは一度視線を向こうに向けて、遠くを見るような表情を浮かべた。


さやか「あー、今度アイツに言ってこようか?バイオリンばっか熱中してないで仁美に構えって!」

仁美「い、いいんです。せっかく本調子になられたのに邪魔したら悪いですわ」

さやか「理解のある良く出来たお嫁さんだなぁ、仁美は」

仁美「お、お嫁さんなんて……と、というかその、暁美さんや【貴方】くんもその、き――気づいてましたの?」

ほむら「あ、はい……」

貴方「まあ、少し前に聞いちゃって」

仁美「〜〜!」



 知られてないと思ってたんだ、志筑さん。

 美樹が志筑さんのことをからかって、志筑さんは恥ずかしそうにしてて。

 美樹も立ち直ったってことでいいんだよな。



――――
――――


*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちと雑談
2(クラスメイト指定)を誘ってみる
3購買に飯買いに行かなきゃ
4教室の外へ
5自由安価

 下2レス
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 19:44:10.26 ID:V+x43FhX0
ksk
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 19:48:56.74 ID:XaPJndLD0
さやかに告白
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 19:53:30.68 ID:o1eAF4+L0
安価なら1
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:15:17.38 ID:Jnkwc2Y90
>>787
馬鹿なの?
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:16:34.00 ID:KeeBmq/Ho
見たいのは分かるがもうちょっと流れを汲んでからだな…
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:17:22.35 ID:o1eAF4+L0
安価↓になると思う
792 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 20:58:42.90 ID:Yoo24PI20
すみませんがここだとあまり納得させられるほどの展開にできないから安価下で。でもフラグは立ったと思うよ?
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
昼休み


 今日の授業はしょっぱなから実技テストをやった体育と、休み前でやっぱり内容の緩くなってる座学の授業と……。

 午前の授業の終わりをチャイムが知らせる。昼飯の時間だ。生徒たちもざわざわと席を立ちはじめていた。


貴方(あいつらはまた上の教室か。志筑さんもこの時間はまだ上条のとこに行ってるんだな)


 ……美樹。そういや昨日は佐倉さんには妙なこと言われたっけな。向こうで俺の話してるらしいけど、どんな話してんだろ。

 美樹とは友達だ。親友だ。――としか思ってなかった。美樹だってきっと。


貴方(佐倉さんからの誤解は少しずつ解いていくしかないか。態度で示せばいつかわかってくれるだろ)


貴方「おーい、体育の実技どうだった?」

まどか「わたしはああいうの得意じゃないかな。あ、でも去年よりは大分マシだと思う。さやかちゃんはすごかったよ」

ほむら「私もさんざん……【貴方】くんはちゃんと出来てそうだね」

貴方「え、あー……どうかな。美樹のはちょっとだけ見たぞ。難易度高い技やってるんだな?運動神経いいんじゃん」

さやか「えー?見られてたの?照れるなあ」


 と言いながらもみんなから褒められて機嫌良さそうな美樹。

 少しの間雑談をして、彼女たちを見送った。



*午後の授業が終わると待ちに待った放課後です。
1野良猫の居たところに行ってみようかな
2繁華街に寄り道
3一人カフェ
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。

 下2レス
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:59:14.17 ID:o1eAF4+L0
2
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:59:54.77 ID:DZb2u/M20
795 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 21:41:31.88 ID:Yoo24PI20
放課後


 学校が終わると、今日はあの猫の様子が気になってあの通りへ行ってみた。


貴方「鹿目さんは今朝も見てるんでしょ?エイミーはあれ使ってくれてる?」

まどか「うん。寝てるとこ見たよ!」

貴方「それは良かった。作った甲斐があるってもんだな」


 茂みの奥を覗いてみると、昨日の朝と変わらぬ姿のダンボールの家がそこにあった。

 まあ、まだ一日しか経ってないし。雨とかも降ったわけじゃないもんな。

 そして、その中には猫が。


まどか「おいで、エイミー。今日はおなかすいてる?」

貴方「そういやあれから食欲も平気?」

まどか「ちゃんと食べてるよ。わたしが今まであげてたのと、【貴方】くんが買ってくれたやつ、交互にあげてるんだけどね」

貴方「そうか。それはよかった」



1おもちゃで遊んだりはしないの?
2トイレはどこでしてるんだろ?
3芸とか覚えさせられる?
4自由安価

 下2レス
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 21:45:44.55 ID:o1eAF4+L0
2
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 21:46:57.54 ID:Jnkwc2Y90
3
798 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 22:19:57.77 ID:Yoo24PI20


 鹿目さんの用意したご飯をボウルに顔を突っ込んで食べる姿を眺める。


貴方「芸とかは覚えさせられる?」

まどか「犬じゃないよ……。そういえば【貴方】くん、犬飼ってるんだっけ?」

貴方「ああ。鹿目さんは犬苦手って聞いたけど」

まどか「実はそうなんだ。小さい頃、追いかけられてから苦手になっちゃって」

まどか「小さくて、吠えたり噛んだりしなければまだ大丈夫かなあ?【貴方】くんちのはどんなの?」

貴方「あいつはそうだな……」



・どっちめ?
1ちいさくてかわいいやつ
2大きくてかわいいやつ
3つよそうだよ!

 下2レス
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 22:20:34.01 ID:Kw8xxXGg0
1
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 22:22:48.48 ID:o1eAF4+L0
1
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 22:32:27.41 ID:m09VTGAg0
できれば豆柴がいいなぁ
802 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 23:11:41.22 ID:Yoo24PI20

貴方「小さくてかわいいほうに入るんじゃないかな」

まどか「それならなんとか大丈夫……かなあ……」

貴方「む、ムリしなくていいんだよ!?」

まどか「そうだね!もし見せてもらう機会ができたら考えてみよう」


 見せる機会、か。今のところ互いの家は知らないけど。

 エイミーがボウルから顔を上げて鹿目さんのほうを見る。


まどか「……エイミー、お手っ!」


 猫は差し出された鹿目さんの手に鼻先を近づけてくんくんと匂いを嗅いで、何もないことがわかると顔を離した。

 もう手には興味なさそうだ。


貴方「…………」

まどか「やっぱり猫に芸は無理かぁ」

貴方「猫は自由気ままだろうしね」


 芸を覚えさせるのは断念する。

 帰ったら犬に特訓してみようかな。もし鹿目さんを家に呼んだら、芸を見せてあげよう。 



七週 33日目終了


[知り合い]
・鹿目まどか・・・随分献身的だな
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親友
・佐倉杏子・・・素直じゃない人

[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・優雅!

[攻略済]
暁美ほむら
美樹さやか
803 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/07(金) 23:37:51.12 ID:Yoo24PI20
――――
34日目 教室



 自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。

 すると挨拶が返ってきた。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「おはよう」

仁美「おはようございます。【貴方】くん」


 昨日から加わったのが志筑さんの上品な挨拶。

 いや、もっと前には美樹たちと一緒にいたんだろうけど。



1志筑さんは放課後なにしてるの?
2犬に昨日覚えさせた芸の話
3自由安価

 下2レス
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 23:40:27.09 ID:m09VTGAg0
この場でみんなに犬派か猫派か聞いてみる
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 23:40:48.31 ID:Wzk54HL8o
2
806 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 00:01:10.24 ID:PWzUCZFz0


貴方「ちょっとこれ見てみてよ」


 みんなに見えるようにスマホの画面を見せる。

 昨日の特訓の成果を動画に収めていた。


さやか「おお、わんちゃんじゃん!」

仁美「わんちゃんを飼ってらっしゃいますのね。しかもお利巧さん」

貴方「……鹿目さん、動画で見てみてどう?苦手な感じする?」

まどか「う、ううん。動画なら怖くないっていうのもあるし、それに……可愛いと思うよ」

まどか「実際に会ったらどうなるかわからないけど……」

貴方「そっか。画面越しなら大丈夫なんだね」


 まずはこうして見せておいたほうが慣れてくれるかなと思った。

 あとは他の人へも自慢を込めて。


さやか「まあ画面越しだったらかなり怖い動物でも大丈夫だよね。襲われないってわかってるんだし」

さやか「それと同じなんじゃないの」

貴方「ライオンとか虎とかと同じような本能的な恐怖ってこと?」

まどか「うーん……まあ、そうかもしれない……」

さやか「動画でもダメなのは虫くらいかなー」

まどか「見た目が気持ち悪いのは嫌だなあ。わんちゃんは違うよ。可愛いとは思うから!」

ほむら「可愛いけど怖いんだね。複雑だね……」


 鹿目さんの犬への恐怖は、割と根深い問題なのかもしれない。

 一度慣れれば解消しそうなもんだけど。


 それからHRを終えて、授業の準備をしにいった……。

 一時間目、家庭科ラストか。


・授業中
1様子を見にいく(クラスメイト)
2教えを乞う(クラスメイト)

 下2レス
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:06:21.64 ID:fN56qY1M0
2仁美
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:09:25.45 ID:AkA7uC7So
1
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:10:15.81 ID:idmW2Ogo0
1ほむら
810 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 00:44:23.75 ID:PWzUCZFz0


 最後の裁縫の時間、暁美さんのところに見に行っていた。

 するとやはり噂に違わぬ様子で。


貴方「……技術も家庭科も順調って聞いてたけど、やっぱこっちも出来がいいね」


 ほとんど手本を見に行くような気分だったし、期待通りだ。

 暁美さんのは落ち着いた藤色のエプロン。……自分のはどうせ適当にしか選んでないとはいえ地味にしすぎたかな。


ほむら「でも、やっぱり使うとは思えないよ。これ」

貴方「そうなんだよな。暁美さんって他にエプロンって持ってるの?」

ほむら「持ってないけど……今までろくに料理なんてしなかったから。これでも、服を汚さないためくらいには使えるのかしら」

貴方「ああ……油ものとかは跳ねたりするのかな」

ほむら「あ……、私はいろいろとドジをしてしまうから……」

貴方「裁縫こそドジじゃできないと思うけどな」

ほむら「最初は、割と……ミシンで手とか縫いそうになったし……」

貴方「えっ」

ほむら「でも今は鹿目さんにも教えてもらって、少し慣れたから」


 暁美さんは、手先は器用だけど慣れない動作はドジをしやすいのかもしれない。

 雑談はそこそこに、自分の作業を終わらせることに集中していった……。



*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちと雑談
2(クラスメイト指定)を誘ってみる
3購買に飯買いに行かなきゃ
4教室の外へ
5自由安価

 下2レス
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:46:25.87 ID:W5eNRwFd0
2さやか
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:47:41.99 ID:cZ+8fhmQ0
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:47:58.25 ID:9HHHd52u0
1
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/08(土) 15:41:17.43 ID:cZ+8fhmQ0
支援
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 20:43:31.64 ID:wZYNX7dG0
これは告白チャンス
816 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 21:37:59.47 ID:PWzUCZFz0
――――
昼休み


 チャイムが鳴ると、教室全体がざわめきだす。

 ……今日は美樹誘ってみるか。


さやか「今日も教室で食べる?」

貴方「他のとこでもいいけど。どっちのがいい?」

さやか「うーん、あたしは……他に空いてるとこのほうがいいかな?別にどっちでもいいけど!」


 そう言われたので美樹の意見を尊重して他の空き教室を探すことにする。

 手頃な場所を見つけて腰を落ち着けた。


さやか「最近よく誘ってくるじゃん。前はほむらと食べてることが多かったと思うけど……」

さやか「ほむら今料理張り切ってるんでしょ?あたしもなんか作ってきたほうがいい? ――なんて」

貴方「それはありがたいけどなんか悪いって。でも、前に美樹が作った野菜炒めは本当にうまかったよ。美樹は料理はできるんだよな」

さやか「ふふ、そりゃ当たり前でしょー?」


 得意そうな顔だ。


貴方「そういやさ、初対面の時に言った冗談のせいか佐倉さんにずっと変な印象持たれたままみたいなんだけど……」

さやか「アンタが変な冗談言うからでしょ。自業自得よ」

貴方「うっ、まあそうだけどどうにかできないかな?」

さやか「すぐには無理じゃない?」

貴方「美樹からなんか言えない?」

さやか「無理」

貴方「きっぱり言うなあ」

さやか「これでも悪い事は言ってないんだから。あとは自力でどうにかしなさいよ」

さやか「……でも、あんまり【貴方】が杏子に好かれるのも腹が立つな」



 美樹と昼食を共にした。



*午後の授業が終わると待ちに待った放課後です。
1野良猫の居たところに行ってみようかな
2繁華街に寄り道
3一人カフェ
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合うを誘うことはできます。

 下2レス
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 21:39:26.72 ID:DXZQBs4n0
カフェにさやかを誘う
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 21:40:40.62 ID:IJyfteHP0
819 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 22:06:50.85 ID:PWzUCZFz0
――――
――――
放課後



 ――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴る。

 一人カフェもいいけど、久しぶりに美樹を誘ってみるか。


貴方「美樹、この後予定ある?これからこの前のカフェ行こうかなって思ってるんだけど」

さやか「予定は別にないかな。一緒に行くか!【貴方】はあれから行ってるの?」

貴方「ああ。一人カフェなんて気取ってるみたいだって思ってたけど、実は何度か。あの店はアップルパイが美味しいってことが一番の発見だ」

さやか「へー?じゃああたしもそれにしてみようかなあ」


 最近読み始めた本のことも思い出したけど、そのことは美樹には話さないことにした。

 あの先輩の言い方だと、周りには知ってる人がいないって言ってたから、美樹も多分読んだことないんだろうし。

 あれも冬休み前に延長の手続きをしてこなくては。



 カフェに入ると前みたいに向かい合って腰掛けた。



さやか「【貴方】もアップルパイにすんの?」

貴方「いや、せっかく美樹と居るんだからパフェにしようかな。一人パフェはちょっと勇気要るんだよ」


 頼んでみたのが運ばれてくると、やっぱり逆だと思われてた。

 一人とか男女とか関係なくうまいんだけどな。



1アップルパイの感想を聞く
2美樹は一人では来たことない?
3自由安価

 下2レス
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 22:10:30.43 ID:IJyfteHP0
2
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 22:10:56.00 ID:AkA7uC7So
1+コーヒーの感想も聞く
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 22:11:42.16 ID:NTfSSyeY0
さやかに告白する、無理なら2
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 22:14:52.67 ID:NTfSSyeY0
いつになったらさやかの個別エンドが見られるんだ
824 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 22:25:31.51 ID:PWzUCZFz0
記憶違いで林檎のタルト→アップルパイにすり替わってることに気づく
まあ些細な違いさね(白目)
-----------------------------------------------------------------
――――
――――
放課後



 ――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴る。

 一人カフェもいいけど、久しぶりに美樹を誘ってみるか。


貴方「美樹、この後予定ある?これからこの前のカフェ行こうかなって思ってるんだけど」

さやか「予定は別にないかな。一緒に行くか!【貴方】はあれから行ってるの?」

貴方「ああ。一人カフェなんて気取ってるみたいだって思ってたけど、実は何度か。あの店は林檎のタルトが美味しいってことが一番の発見だ」

さやか「へー?じゃああたしもそれにしてみようかなあ」


 最近読み始めた本のことも思い出したけど、そのことは美樹には話さないことにした。

 あの先輩の言い方だと、周りには知ってる人がいないって言ってたから、美樹も多分読んだことないんだろうし。

 あれも冬休み前に延長の手続きをしてこなくては。



 カフェに入ると前みたいに向かい合って腰掛けた。



さやか「【貴方】も林檎のタルトにすんの?」

貴方「いや、せっかく美樹と居るんだからパフェにしようかな。一人パフェはちょっと勇気要るんだよ」


 頼んでみたのが運ばれてくると、やっぱり逆だと思われてた。

 一人とか男女とか関係なくうまいんだけどな。

825 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 22:57:09.23 ID:PWzUCZFz0

貴方「どう?うまいだろそれ」

さやか「そうだね。カフェのタルトっていうのもいいもんだね〜」

貴方「俺はコーヒーと合わせるのが好みだけど。レモンティか」


 レモンティもその場でレモンを絞る本格的なやつだ。

 俺は紅茶は頼んだことなかったな。


さやか「うむ!紅茶でも抜群に合う」

貴方「一層フルーティになりそう」

さやか「そう、それが合うんだよね。コーヒーも今度試してみようかな。最近紅茶ばっかりだったから」


 そういえば前に見かけた時、あの先輩は二度とも紅茶を飲んでたっけ。

 もしかして美樹もその影響だったりして。


さやか「一人カフェってのは言ってたけど、他の人と行ったりはしないの?」

貴方「今のところないかな」


 この前から本のことであの先輩とも少しだけ話すようになったけど、偶然居合わせただけだしな。


さやか「じゃ、気が向いたらあたしをもっと誘え!……なんてね」

さやか「これから少しの間、毎日は会わなくなるでしょ?」

貴方「ああ……そうだな」


 休み中でも会うことはできるけど、連絡先知らないと街中で会うかもしれないって程度だし。

 それに暁美さんは少ししかこっちにいないんだっけ。

 美樹とは連絡も取れるし会いやすいほうだとは思うけど、それでも学校のある時ほどは一緒にいなくなる。


 美樹は……自分で言っておいてちょっと照れたようにそっぽ向いてた。



▼個別ENDやるなら冬休み挟まないほうがいいと思います。個人的にはですが。
1行くか!?・・・個別END
2冬休みイベ中に延期するか!?(冬休みの遊びにさやかを誘う)
3気が向いたらそうするよ

 下3レス中多数決!
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 22:57:50.61 ID:LCB+7SXN0
1
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 22:59:52.31 ID:g6OpvUdC0
1
828 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/08(土) 23:34:34.00 ID:PWzUCZFz0


 ――……このままでいいのか。

 美樹もどうせ友達としか思ってないかもしれないとか。そんなこと関係あるのか?

 言葉で表してないからというなら、自分だってそうだ。結局は全部俺の推測に過ぎない。


貴方「……あのさ、そうなる前に言っておこうと思うんだ」

貴方「美樹と仲良くなれたのは本当に嬉しかったよ。でも、それだけじゃなくて」

さやか「……へ?」

貴方「俺、美樹のことそれ以上に好きだ。美樹がどう思うかはわからないけど、それを伝えておきたかったんだ」


 美樹は目を丸くする。沈黙が流れる。ものすごく長く、音のない時間が経っている気がした。


さやか「ホントにわからないの……? やっぱりアンタって鈍感だよ」

貴方「え…――て……、ていうと!?」

さやか「あ、あたしもそうなの!」

貴方「!! 本当に! あ、でも……」

さやか「何?」

貴方「ちゃんと好きって聞きたい」


 前から女子の中では親しみやすい存在に感じていた。それはあまり女子として意識してなかったせいもあった。

 美樹は一緒にバカもできて、張り合える相手で。そして今は、弱いところも可愛いところも、色んなところが見えて――――。



さやか「……好きだよ。【貴方】」



 素敵な女性として映っていた。


829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 23:59:21.56 ID:g6OpvUdC0
さやかちゃん可愛いからな
830 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/09(日) 00:09:14.03 ID:/MDbMJh50


貴方「じゃあ佐倉さんにもしっかり言ってこないとな」

さやか「ええっ。なんて!?」

貴方「『ハンパなことして不幸にしたら潰す』って言われてるからさ。本気だって伝えなきゃ」

さやか「アイツそんなこと言ってたの? 十中八九変な印象ついてるせいというか、勘違いだと思うけど」

貴方「ははは、まあね。でも心配してるのはマジみたいだから」

さやか「……前の失恋で結構落ち込んじゃってたからかなー」

さやか「でも、本当に予想外だったよ?ほむらのほうが噂もあったし、一緒にいる気がしてたからさ」

さやか「あたしは勝ち目がないのかなって思ってた」

貴方「暁美さん? ……なんで?暁美さんは確かに親友だけど、そういうのじゃないよ」

貴方「美樹のことも途中まではただの仲の良い友達だって思ってたけど……」

さやか「……うん。今は同じ気持ちならいいや。あたしも途中からだし」


 それからの時間は幸せいっぱいだった。甘くて美味しいパフェがさらに美味しく思えて。

 こんなことなら悩んだりしないでよかったな。

 まあ、ちゃんと言えたからいいか。美樹のことを今度は不幸にしなくて済んだのだから。



―さやかEND―



七週 34日目終了


[知り合い]
・鹿目まどか・・・随分献身的だな
・美樹さやか・・・☆恋人☆
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親友
・佐倉杏子・・・素直じゃない人

[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・優雅!

[攻略済]
暁美ほむら
美樹さやか



1END後で続行
2直前の好感度★★★のまま続行(ハーレム主人公が鈍感なのはお決まりのこと)
3一日目からリセット…攻略済記録は引き継がれます。設定変更が可能。

 下4レス多数決
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 00:11:07.92 ID:hHQ+xNFEo
3
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 00:12:03.32 ID:085JeE7s0
3
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 00:13:25.46 ID:Nk6eqR9R0
3
834 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/09(日) 00:47:13.61 ID:/MDbMJh50
リセット

杏子マミまどかは冬休みに遭遇できる行動回数増やそう思ってたけど、やや攻略しづらそうなのが残ってたからアリかもねぇ。
特典として、前回と同じくまどかたちとクラスメイトなら攻略済みは初期から好感度を高くして引き継ぎます。


・何年生か。あとまどかたちとの関係(同じ部活にいるとか)

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