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【モバマス】乃々「異世界とか……むーりぃー……」【安価あり】

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524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 02:30:57.78 ID:JFaQVqBf0
>>523
酒場か馬車で待機いいですね
他のアイドルは情報収集要員みたいにすると話の幅も広がりそうです

チャプター毎に解散というのもいいですね
実は乃々の他にもゲームに取り込まれてくるアイドルが2人いるので、乃々を含めた3人を基本にして
今まで仲間になったアイドルは後にまた合流、という感じにすれば動かしやすいかも

貴重な意見ありがとうございます、この2つを軸に考えてみます
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 03:16:13.14 ID:yLvs1mLDO
最悪召喚魔法とかであいかと

フローラルなPassion「いけ!有香ちゃん、100万パワーよ!」

空手なCute「チェストォォォォ!!」



みたいな
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 06:30:47.82 ID:2oi6cMfA0
おつおつ

バトルパーティが増え続ける訳にはいかないだろうから
仲間が加わっていけば選出式にならざるを得ないよなぁ
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 07:46:22.58 ID:JFaQVqBf0
>>525
召喚魔法とかも面白そうですね
各アイドルにお助けスキルみたいなの設定して、バトルに参加してない時に発動できるみたいな

>>526
そうなると偏りが出てきそうですね
なるべく出番を平等にしたいので、前のクエストに出たアイドルは今回お休みとか
コンマ一桁が1ならこのアイドル、と条件を作れば分け隔てなくできるかも?
528 :【ボス戦】戦闘後イベント [saga]:2019/11/13(水) 22:33:35.66 ID:JFaQVqBf0
乃々「やるくぼです……」


≪乃々のターン≫
乃々はひるむサキュバスに駆け寄り、頭にチョップを喰らわせる!


乃々「ちょっぷっ!」

サキュバス「あうっ」


≪サキュバスへのダメージ:8≫
サキュバス HP:0

≪サキュバスは倒れた≫


若葉「あっ、チャームが解けた!」

珠美「珠美たち、やったんですね! サキュバスを倒したんですね!」

サキュバス「……」

乃々「本当に倒せたんでしょうか……」

珠美「若葉殿のチャームが解けたのが何よりの証拠ですよ!」

乃々「……そうですね……」

珠美「いやぁ、チャームを使われた時は冷や冷やしました。若葉殿の精神力には感服です」

若葉「あはは……チャームにかかった時点ですごくはないと思うけど……」

乃々「!」

乃々「若葉さん、珠美さん……奥のほうを見てください……」

珠美「奥のほう?」

若葉「……白い光が見える」

乃々「地上と繋がってるんでしょうか」

珠美「行ってみましょう!」


≪乃々たちは経験値を獲得:700EXP≫


乃々(結構もらえた……割にはレベルアップしないんですね……)

若葉「乃々ちゃん、早く早く!」

乃々「はい……今行きます……」
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/13(水) 23:13:06.57 ID:JFaQVqBf0


◇◇◇◇◇◇


乃々「こ……これは……!」

若葉「白く光ってたのは、地上と繋がってるからじゃなくて」

珠美「この花たちが輝いていたからなんですね」

乃々「お2人とも、この花を見たことは……?」

若葉「ないよ」

珠美「図鑑にも載ってないですね」

乃々「載ってないんですか……」

珠美「はい、どこにも。ちなみにナンデモナオールという名前の花は載っていたのですが、写真や説明などの資料が全く無くて……『謎に包まれている』とだけ」

乃々(なぜ志希さんはそんなことを……知ってるはずなのに……)

若葉「ねえ、これ全部シシラヌなのかな?」

珠美「そうであって欲しいです」

乃々「……どうしますか……?」

珠美「どうするって、採取しましょうよ! それが珠美たちの目的ですし!」

乃々「もちろんそうするつもりですけど、普通にやっていいんでしょうか……特殊な摘み取り方とかあったりして……」

若葉「ありえる話だけど、もしそうなら志希さんが最初に説明してくれるはずだよ」

乃々「……」

珠美「考えるよりも行動に移しましょう! まず1本だけ、普通に採取してみるのは?」

乃々「ですね……情報が無い以上は、普通にやるしかないです……」

若葉「じゃ、目に留まったこの一本を摘むね」スッ

珠美「お願いします」

乃々(……よく見ると、百合の花に似てますね……現実にある花を参考にしてるんでしょうか……)

若葉「……」ドキドキ

プチッ

乃々・若葉・珠美「……」

若葉「取れた、よね?」

乃々「はい……取れたと思います……」

珠美「何が成功なのか分かりませんね。光ったままですし、これでいいかと」

乃々「良しとするしかありません……私も1本採取して、このシルバースティックに登録します……」

若葉「珠美ちゃん、私たちも2本くらい採取しよう」

珠美「分かりました!」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/13(水) 23:38:24.10 ID:JFaQVqBf0
乃々(でも、本当にこれでいいなら……シシラヌはなぜ伝説化されたんでしょう……採取するの、そう難しくはないはず。長老さんが洞窟への出入りを禁止したせい……?)プチッ

乃々(……あれ……これ、どうやって登録するんですか……)

シュンッ

乃々「!?」

乃々(シルバースティックの前に花を近づけたら、吸い込まれました……! ひょっとして……)シュイン クイクイ

乃々(……登録されてる……ナンデモナオールの項目に、今採取した花が……!)

乃々(つまり、これでいいということですよね。よかった)


◇◇◇◇◇◇


若葉「ただいまー!」

芳乃「お帰りなさいませー。皆さま、ご無事ですかー?」

珠美「無事ですよ! それより芳乃殿、シシラヌゲットしました! バッグの中に入ってます!」

芳乃「おおー、それはすごいことでしてー。鬼とは遭遇しなかったのですかー?」

乃々・若葉・珠美「……」

芳乃「?」

若葉「そ、それについては後で話すよ!」

乃々「今は一刻も早く、長老さんにシシラヌを渡したいんですけど……」

芳乃「そうですねー。じじさまのお家へ参りましょうー」


◇◇◇◇◇◇


芳乃「じじさまー、お客人でしてー」ガチャ

今西長老「ん? ああ、若葉と珠美、それに乃々君か……またお見舞いに来てくれたのかな。ありがとう」ニコッ

乃々「はい……ええっと……ち、長老さん、お話が……」

今西長老「話?」

若葉「じいさま、怒らないでくださいね」

珠美「こ、これをぜひ、じいさまに」スッ

今西長老「!!」

今西長老「これは、シシラヌ……!? お前たち、あの洞窟に入ったのか!?」

若葉「ごめんなさいっ! あれだけダメって言われたのに!」

珠美「じいさまを助けたい一心だったんです!」

乃々「……ごめんなさい……」

今西長老「……」

芳乃「じじさま、魔封じの札はわたくしが解除しましたー。わたくしもじじさまの身を案じておりますゆえー」

今西「……そうか……入ってしまったんだな……」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 00:38:23.56 ID:+HeV+P5Yo
寝落ちかな?
おつでした
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/14(木) 00:54:05.85 ID:A+mJJiN/0
珠美「本当にごめんなさいっ!」

今西長老「いや、入ってしまったものは仕方ない。芳乃、すまんが席を外してくれるか?」

芳乃「なぜですかー?」

今西長老「3人と話がしたいんだ。その間に、このシシラヌで茶を作って欲しい。湯を沸かした中に花を入れるだけでいい」

芳乃「もしや、シシラヌの薬ですかー」

今西長老「そうだ。それを飲めばワシの熱も下がるだろう。頼めるかな?」

芳乃「お任せくださいー。皆さま、ごゆっくりー」

パタン

今西長老「……」

乃々・若葉・珠美「……」

今西長老「鬼とは遭遇したか?」

乃々「はい」

今西長老「だろうな……」

若葉「じ、じいさま……その……どういうことなんですか? 私たちが見た鬼は……」

今西長老「サキュバスだろう」

珠美「そうです。じいさまの力なら勝てる魔物のはず。なのにどうして『恐ろしい鬼』などと」

今西長老「ワシにとっては恐ろしい鬼なんだよ」

若葉「それってどういう」

今西長老「話すしかないようだな……。昔話をしよう。あれは30年くらい前、ドワーフの街に魔物の大群が攻めてきた時だった」

今西部長「ワシはドワーフ一の猛者として頼られ、他のドワーフたちを率いて戦っていた。リーダーとして仲間に声をかけて鼓舞し、迫りくる魔物たちをものともせず蹴散らし、大群を押し返していた」

今西長老「勢いは完全にドワーフ族。このままいけば街の安全は約束されていると思った……その時だ、奴らが現れたのは」

今西長老「サキュバスだ。あろうことか、サキュバスが何十、何百と押し寄せてきた。ドワーフ族の男たちは目を奪われたが、すぐに切り替えて倒し始めた。街の安全がかかっているんだ、欲望になど負けていられない」

今西長老「だが……ワシは違った。ワシは……ワシは……」

乃々「……欲に負けた……?」

今西長老「いや、違う。ワシは……女がひどく苦手だったんだ。どう接していいか分からず、ろくに話もできず、ちょっとの露出でも目のやり場に困ってしまう。究極の奥手だよ」

今西長老「だから、あんなに露出の高い恰好で誘惑してこられたら、太刀打ちなどできるはずがなかった。思春期の男のようにサキュバスから目を逸らし、他の魔物を見つけては戦った」

今西長老「しかし、そのうち相手がサキュバスだけとなってしまった。ワシはどうしていいか分からず固まっていた。すると、そんなワシを標的にしたサキュバスが1人寄って来た」

今西長老「そのサキュバスはワシのような男が好みだったらしくてな。しつこく誘惑を仕掛けてきたよ。他のドワーフは手が離せなかったので自分で何とかするしかない」

今西長老「そこで克服して一撃喰らわせられればよかったのだが、ワシの選択は……逃げることだった」

今西長老「サキュバスは逃げてもついて来た。やがてあの洞窟の前まで来ると、ワシはあることを閃いた。『ここに閉じ込めよう』と」

若葉・珠美「……」

今西長老「女と話すのが何年ぶりで、ワシは緊張して何度も噛みながら、なんとかサキュバスを洞窟へと誘導し、魔封じの札で封印することに成功した」

今西長老「サキュバスは怒っていた。『ここから出たらお前を搾りつくしてやる』と、なんとも恐ろしいことを……」

今西長老「その言葉が忘れられず、それ以来ワシはそこに近づかなかった。ドワーフの皆にも『絶対に入るな』と釘を刺した。『恐ろしい鬼がいるから』と話も盛ってな」

今西長老「まあ先ほど言ったように、ワシにとっては恐ろしい鬼なんだが……」
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 00:56:39.53 ID:A+mJJiN/0
>>531
少し寝ていました
少ないですが今日の更新はここまでにします
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 21:05:51.19 ID:bziO0k0A0
一段落したら新展開か…

始まりの町に戻るのかな?
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 22:56:17.89 ID:A+mJJiN/0
すみません遅れました、始めていきます
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/14(木) 23:35:57.55 ID:A+mJJiN/0
若葉「じいさま、それならそうと言ってくれれば」

今西長老「言えんよ。あのドワーフ族一の猛者が、そんな程度の理由で洞窟の立ち入りを禁じたなどと知れたら笑い者になる」

珠美「少なくとも珠美たちは笑いません」

今西長老「!」

若葉「誰にだって苦手なものはありますし、苦手なものは苦手なんだから仕方ないですよ!」

乃々「はい……苦手から逃げたくなる気持ち、すごく分かります……」

今西長老「……お前たち……」

珠美「今は大丈夫なんですよね?」

今西長老「あ、ああ。少しずつ克服して、婆さんと出会って、今ではこうして普通に話せるよ」

若葉「何よりです!」

今西長老「……本当に笑わないのか?」

珠美「笑いません! 街のみんなに真実を伝えても、きっと……」

今西長老「いや、それはやめてくれ」

若葉「気にしすぎですよ。みんな『なんだ、そういうことだったのか』って笑って流してくれると思います。あっ、笑ってというのはバカにしてということじゃなくて!」

今西長老「そうじゃないんだ。真実を話したら、なら洞窟に行っても平気だという者が出てくるかもしれん。それが危険なんだ」

乃々「どういうことですか……?」

今西長老「あの洞窟の地中からは少しずつ魔素が漏れ出ている。長い間封印していたから、その魔素が溜まりに溜まって魔物を狂暴にしてしまっているだろう」

若葉「確かに、私たちが出会った魔物は全て気が立ってました」

珠美「逃げずに向かってきましたね」

今西長老「恐らくだが、お前たちが戦った魔物は、狂暴な魔物のほんの一握りにすぎん。シシラヌが生えていた場所のその先に、下へと降りていくような道がある」

今西長老「そこには、もっと強くて恐ろしい魔物がいるだろう」

珠美「な、なんと……!」

乃々「じゃあもしかしたら、私たちはその魔物と遭遇していた可能性が……」

今西長老「ある。危険なところであることに変わりない」

若葉「そうなんだ……」
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 23:44:25.61 ID:bziO0k0A0
再探訪フラグってやつか
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 00:03:18.68 ID:3IBWqJgG0
最初のダンジョンにやべえ裏ダンジョンがある設定いいよね
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/15(金) 00:58:47.27 ID:3KD/79L00
珠美「じいさまが引き止めてくださったのは、過去を隠したかったからではないんですね」

今西長老「い、いや……恥ずかしい話、隠したかったというのもある。ただお前たちを危険に晒したくなかったのが主な理由だ」

若葉「ふふっ、やっぱりじいさまは優しいです!」

今西長老「本当に無事でよかったよ。魔素がたっぷり充満している今だからこそ、シシラヌも入手できたし」

乃々「え……シシラヌって、魔素が充満してないと取れないんですか……?」

今西長老「そうだよ。ワシが子供の頃は今以上に魔素が漏れ出ていて、シシラヌがたくさん生えていたんだが」

乃々(なるほど……だから入手困難なんですね……)

ガチャ

芳乃「じじさま、シシラヌ茶ができましたよー」

今西長老「おお、ありがとう」

珠美「これでじいさまの熱は下がるんですね」

今西長老「3人のおかげだよ。感謝してもしきれない」

若葉「私たちがやりたくてやったことですから!」

珠美「シシラヌの効果はどれほどで現れるのですか?」

今西長老「半日はかかる。熱が下がっても、ぎっくり腰と骨折で動けないんだがね」ハハ…

珠美「ぎっくり腰と骨折は、シシラヌでは治らないんですか?」

今西長老「シシラヌで治るのは病気だけなんだ。骨折などの怪我は治らない」

若葉「治ればいいのに〜」

乃々「……あの……お聞きしたいことがあるんですけど……」

今西長老「ワシに?」

乃々「はい、入手が難しい草花の情報を知りたいんです……知識と経験が豊富な長老さんにお聞きしたいです……」

乃々(このシルバースティックには、登録されてない草花の情報は名前以外、何も書いてないですし……話を聞くしか……)

今西長老「ふむ、入手が難しい草花か。噂はいくつか耳にしたことがある。食べると不老不死になる草花とか、砂漠の中心に一輪だけ生えている草花とか」

乃々(そんな草花もあるんですか……)

今西長老「ただ、それらは所詮噂でしかない。入手は困難だが確実にこの世に存在する草花なら、3つほど知ってるよ」

乃々「ぜひ教えてください」

今西長老「1つ目は、ドラゴンが食べるという草花だ。絶壁が数多くそびえ立っているドラゴンの住み家に生えているらしい」

今西長老「2つ目は、海の底に生えている草花。にわかには信じがたいが存在するようだ」

乃々(志希さんが言っていた草花ですね……)

今西長老「そして3つ目は、美女の前でしか花が咲かない草花。これはある富豪が興味本位で入手したらしく、どうにかして花を咲かせるため日夜美女を集っているとか」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/15(金) 01:45:57.21 ID:3KD/79L00
乃々「そんな花があるんですか……」

若葉「美女の前でしか咲かないなんて面白いね〜」

珠美「珠美はドラゴンが食べる草花に興味があります!」

若葉「珠美ちゃん、ドラゴンと戦ってみたいだけでしょ」

珠美「バレましたか」

若葉「何にしても、3つとも手に入れるため旅することになるけど」

今西長老「ん? お前たち、ひょっとして乃々君について行くのか?」

珠美「はい! シシラヌの恩を返すため、乃々ちゃんと共に!」

若葉「ダメですか?」

今西長老「いやいや、とんでもない。力を貸してあげないさい」

珠美「やったー!」

若葉「ということだから、乃々ちゃん、改めてよろしくね!」

乃々「は、はい……よろしくお願いします……!」

芳乃「若葉さん、珠美さん、お知らせしたいことがありましてー」

若葉「お知らせ?」

芳乃「実は今度の奉納祭、踊り神子の役にお2人とも抜擢されたのですー」

若葉・珠美「ええ!?」

乃々「奉納祭……? 踊り神子……?」

芳乃「ドワーフの街では年に2回、土地神様に感謝の気持ちをお伝えするお祭りがあるのですー」

芳乃「そのお祭りでは舞を踊る、踊り神子という重要な役割がありましてー。今回は若葉さんと珠美さんが選ばれたのですよー」

珠美「……役を他のドワーフに、ということはできませんよね」

若葉「光栄な役だもん、やっちゃいけないよ」

乃々「……えっと……お祭りは、どのくらいの期間やるんですか……?」

芳乃「明日から1週間ほどの準備期間を経て、さらにお祭りが3日間ですねー」

乃々「つまり若葉さんと珠美さんは……お祭りのために1週間とちょっとの間、街から出られない……というわけですね……」

今西長老「出られないということはないが、踊りの稽古や祭りの準備をしなければならないからね」

芳乃「旅をするのは厳しいですねー」

乃々「そ、そうですか……」

若葉「乃々ちゃん……ごめんなさいっ!」ペコリ

珠美「申し訳ない!」ペコリ

乃々「い、いえそんな! 大切な行事ですから仕方ありません」

若葉「1週間くらい待ってもらう……っていうのは無理だよね」

乃々「無理ではないですけど……」

乃々(なるべく早く草花収集に行きたいです……でも、若葉さんと珠美さんみたいな頼れる仲間がいれば、道のりは楽になりますし……)
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 01:48:50.99 ID:3KD/79L00
少ないですが今日はここまでで
明日には安価を出せるところまでいきます
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:23:24.83 ID:3KD/79L00
すみません、更新は明日の土曜昼ごろになります
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:50:00.90 ID:7T8Nq6QA0
おつおつ

無理するこたーない
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 22:41:23.63 ID:DwZeZBEH0
爆睡してしまった
遅い時間ですが始めます
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 23:42:06.04 ID:DwZeZBEH0
乃々(……別に制限時間は無いですから、もう少しこの街に滞在するというのも……)

乃々「……待ってます……」

若葉「え?」

乃々「お祭りが終わるまで、待ってます……」

珠美「しかし」

乃々「草花収集は、急ぎの用事じゃないので……1週間くらいなら……」

若葉「そうなんだ。ごめんね」

乃々「い、いえ……奉納祭、どんなお祭りなのか気になりますし……。ビーストでも参加できますか?」

芳乃「できますよー。1日目はドワーフだけのお祭りで、2日目3日目は他種族の方も参加できますー」

今西長老「たくさんの色んな屋台が並ぶんだ。ぜひ楽しんでくれ」

乃々(屋台……たこ焼きとか、輪なげとか、そういうのでしょうか……)


◇◇◇◇◇◇


乃々(若葉さんと珠美さんが、お祭りについての説明を受けに行ってしまいました……久しぶりの1人ぼっち……)

乃々(……1週間と3日の間、何をしましょう……。お祭りの準備を手伝いたいですけど、準備は全てドワーフだけでやるらしいですし……)

乃々(やっぱり、草花収集に行きたい……こうなったら勇気を持って、1人で……。いえ、やめておきましょう……)

ちひろ『乃々ちゃん』

乃々(ちひろさん……暇をつぶす良い方法はないですか……)

ちひろ『暇ならレベル上げを頑張りましょうよ。強くなればなるほど今後の戦いが楽ですよ』

乃々(それは遠慮しておきます……なるべく戦いは避けたいので……)

ちひろ『強敵とのバトルになって、パーティーが全滅してしまったらゲームオーバーになっちゃうんですよ? いいんですか? 近くの拠点にワープして全裸リスタートですよ?』

乃々(そういえばそうでした……でも今までの戦いを振り返ると、多少の苦戦はしても負けることはなかったですし……たぶん大丈夫、だと思います……)

ちひろ『フラグってやつですよ、それ』

乃々(う……余計なことは言わないようにしないと……。ところで、私に何か用事ですか……?)

ちひろ『あ、そうそう。乃々ちゃんにお知らせしたいことがあったんです』

乃々(お知らせですか)

ちひろ『はい。昨日、私は乃々ちゃんに『嬉しいことが起こる』と言いましたよね。その種明かしです』

乃々(すっかり忘れてました……嬉しいこととは……)

ちひろ『ふふ、もうすぐ来ますよ』

乃々(来る……?)


???「乃々ちゃーん!」


乃々「!!」

乃々(こ、この声は……!)
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 00:30:37.11 ID:qaaQQg7L0
まゆ「乃々ちゃん!」

輝子「やっと見つけた……」

乃々「まゆさんに、輝子ちゃん……!?」

まゆ「はぁ……はぁ……! 会えてよかったぁ」

輝子「入れ違いにでもなったら、大変だったな……」

乃々「え、えっと……これって……ちひろさん……」

ちひろ『はい』

乃々「……2人は、ゲームの登場人物ですか……?」

ちひろ『違いますよ』

輝子「ちひろさんの言うとおりだ、ボノノちゃん……。私たちは本物だぞ……」

乃々「!」

まゆ「まゆたち、プロデューサーさんのデスクの下にあった本に吸い込まれてきたの。最初何が何だか分からなくて。ちひろさんから説明を受けて、ようやく事情が呑み込めて」

輝子「それでボノノちゃんも、この世界にいると聞いたから……急いで探しに来たんだ……」

乃々「……」

輝子「フヒヒ……会えてよかった……」

まゆ「ええ、本当に」

乃々「……」

まゆ「乃々ちゃん? 固まってどうしたの?」

乃々「……ぐすっ……ひっく……」

輝子・まゆ「!?」

輝子「だ、大丈夫? どこか痛いのか?」

乃々「違うんです……これは、嬉し涙です……!」

まゆ「よしよし」ナデナデ

乃々「うう……ま、まゆさん……私、心細かったんです……。ここにはそっくりの人たちはいますけど、本物の人はいないので……」ギュッ

輝子「みたいだな……さっき早苗さんを見かけたけど、ドワーフ族らしい……」ナデナデ

乃々「はい、他にもいます……仁奈ちゃんに薫ちゃん、比奈さんに美世さん……」

まゆ「そんなに」モフモフ

輝子「早苗さんであんな瓜二つだから、みんなもそうなんだろうな……」モフモフ

乃々「はい、そっくりです……というか2人とも、なぜ私の尻尾をもふもふと……」

輝子「ごめん……無性に触りたくなったんだ……」モフモフ

まゆ「見た目どおりもふもふしてる。ずっと触っていたいくらい」モフモフ
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 00:40:14.25 ID:qaaQQg7L0
輝子「尻尾、動かせるのか……?」

乃々「動かせますよ……」

まゆ「よく見たらお耳も可愛い♪ 触ってもいい?」

乃々「……ちょっとだけなら……」

まゆ「それじゃあお言葉に甘えて」サワサワ

輝子「おお、こっちも手触りいいな……フヒ……」サワサワ

乃々(ゲームの世界に住む人たちもですけど、やっぱりそんなに触りたいものなんですね……。というか、輝子ちゃんとまゆさんも種族の設定を決めたんですよね……?)


↓1 輝子の種族

↓2 まゆの種族 (ヒューマン、ビースト、エルフ、ドワーフ、のうち1つ)
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 00:42:52.87 ID:x77te1TOo
エルフ
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 00:50:02.84 ID:jK4oVwLOO
ヒューマン
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 01:15:20.82 ID:qaaQQg7L0
乃々「……輝子ちゃん、その耳は……」

輝子「ん? ああ……私はエルフだから、耳が尖ってるんだ……」サワサワ

乃々「エルフですか……まゆさんは、見たところ何の変化もないですね……」

まゆ「まゆはヒューマンを選んだから」サワサワ

乃々「なるほど……あの、一旦触るのやめてもらってもいいでしょうか……」

輝子「おっと、ごめん……」

まゆ「触ってると、ついつい時間を忘れちゃう」

乃々(そんなに……?)

乃々「……それで、その……2人の目的は何ですか……?」

輝子「目的……ゲームクリアのための条件だな……」

乃々「はい……」

まゆ「乃々ちゃんと一緒ですよ」

乃々「えっ」

輝子「ちひろさん曰く、協力プレイはありらしくて……私たちは今後、乃々ちゃんと一緒に草花の収集を目指すぞ……」

まゆ「目指しますよぉ」

乃々「そ、それは心強いです……! ありがとうございますっ」ペコリ

輝子「気にしないでくれ……むしろこっちがありがとうだぞ……」

まゆ「乃々ちゃんの目的に便乗しちゃって、ズルい気がするし」

乃々「そんなことはないです……まだ1種類しか集めてないので……」

輝子「そうなのか……」

乃々「はい……とある人に、この世界のほとんどの草花を登録してるアイテムをもらったので、残りはそんなに多くないと思いますけど……」

まゆ「ほとんどの草花を!? すごい!」

輝子「それを聞くと、ますます便乗してる感がするな……」

乃々「き、気にしないでください……むしろここからが本番というか……あとの草花は全て入手が難しいらしいので……」

乃々「……あの……お2人のステータスを見せてもらえないでしょうか……? 私も見せるので……」

輝子「そうだな……今後のために、お互いの能力は把握しておいたほうがいいかも……」

まゆ「ちょっと待ってね」


↓1 輝子の能力

↓2 まゆの能力  輝子とまゆの能力はどんなものか(種族変更、全魔法使いこなせる、ステータスを一項目だけ大幅アップ、などファンタジーっぽい能力)
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:27:14.15 ID:x77te1TOo
魔法のきのこで自身含む味方の攻撃に属性付与
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:30:10.87 ID:rKFoU9tF0
紅いリボンの導き
先制優先度+1
敵全体の防御状態を解除し、1ターン拘束状態にする
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:33:53.26 ID:rKFoU9tF0
あ、しまったこれ能力じゃなくてスキルだこれ
安価下でおなしゃす
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:37:44.97 ID:qaaQQg7L0
>>553
了解です
夜遅いので今日はここまでで、安価協力ありがとうございます
まゆの能力は安価↓1で
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:47:50.15 ID:bIPfkB6FO
ステータス異常に強いとかあり?
無しなら下で
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 03:06:04.78 ID:qaaQQg7L0
>>555
チート級になってしまうので無しになります
ステータスを使ったバトルを取り入れたので、1つだけ大幅アップにも上限を設定しないといけませんね
安価は下でお願いします
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 03:27:43.53 ID:gwhaM4PZ0
リボンを使いこなすことで盗賊技能(鍵開け、罠探知及び解除、索敵し不意打ちを回避)特大
無制限がまずいならリボンの個数で制限し町でのみ補給可能という感じで
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 06:03:32.71 ID:xT37GslDO
ネビュラチェーンみたいなのを想像したんだがなぁ
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 14:41:23.35 ID:qaaQQg7L0
乃々「……輝子ちゃんの特別能力、どういうものなんですか……?」

輝子「魔法のキノコクンの力を借りて、みんなの攻撃に属性をくっつけるんだ……」

乃々「よく分かりません……」

ちひろ『例えば水魔法が弱点の魔物がいたとしますよ。その時に輝子ちゃんの能力を使えば、パーティー全員の攻撃を、水属性の魔法攻撃にすることができちゃうんです』

乃々「……攻撃ステータスが知力ステータスの代わりになって、自由な属性を付け加えることができる、みたいな感じでしょうか……」

まゆ「かなり強いですねぇ」

乃々「はい……ステータスが上がっていけば、魔法を使うよりも強力になるのでは……」

輝子「だからこの能力は……クエスト1回につき3バトルまで、という条件付きなんだ……」

乃々「え……」

ちひろ『ずっと使用可能にしたら楽にクリアできちゃうじゃないですか。街などの拠点に到着すれば回復になりますから』

乃々「確かにそうですけど……」

乃々(多少オマケしてくれても……って、この特別能力自体がオマケですね……)

まゆ「乃々ちゃん、まゆの能力も見て♪」

乃々「はい……リボンを使った盗賊技能、ですか……? 鍵開け、罠探知&解除、索敵して不意打ちを回避……これもよく分からないです……」

ちひろ『まあそれについては追々説明して行きますので』

まゆ「楽しみにしてて♡」

乃々「は、はい……」

乃々(もしかしてクエスト中に、魔物だけでなく色々あるんでしょうか……)

乃々「ええっと……続いてお2人のスキルは……」


↓1 輝子のスキル

↓2 まゆのスキル (3ターン敏捷性20アップ、クエスト中経験値2倍など。よければスキル名も加えてください)
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 15:04:01.71 ID:Qliil14WO
『オーバーボルテージ』
攻撃、命中、敏捷+5点
またターンが来る毎に
攻撃、命中、敏捷+5点
防御、知力、精神-3点
防御、知力、精神は マイナスにもなる
知力マイナスでは魔法を使えない
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 17:09:38.26 ID:xT37GslDO
「Pさんらぶ」
1ターンを越えてからの攻撃回避防御に、各ターン1ポイントずつ追加される

ただし、攻撃を選んだら防御。防御を選んだら回避。回避を選んだら攻撃というように欲しいのが来ないのと、道具使用等ではポイントアップしない
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 20:36:17.56 ID:qaaQQg7L0
一時中断すみません、再開します
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 20:47:10.83 ID:8UDpUUDiO
おお…エルフと相性が悪そうなスキル…
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 20:52:02.81 ID:Qliil14WO
しまったエルフだって事すっかり忘れてた
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 20:59:02.42 ID:bmJARghrO
森久保のスキルも挑発効果があれば使い勝手いいんだろうけど今のままだと使いにくいな
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:14:02.59 ID:qaaQQg7L0
乃々「お2人ともパワーアップ系のスキルですね……強力な敵と戦う時に頼りになります……」

輝子「ただ、マイナスされるステータスもあるし……それなりのリスクも背負うぞ……」

乃々「……エルフなのに、知力ではなく攻撃がアップするんですか……」

輝子「フヒ……攻撃が強いエルフ、キャラが立ってるだろ……」

乃々(キャラの問題……?)

まゆ「まゆのも強いですけど、1つのステータスを重点的にアップする、ということはできないので一癖ありますよ。アイテムじゃポイントアップできませんし」

乃々「でも、ターンを重ねれば重ねるほど強くなるので……頼もしいことには変わりません……」

輝子「というか、ボノノちゃんのスキルもなかなかだな……」

まゆ「全魔法が使えるのはすごいですねぇ」

乃々「どんどん攻撃してるくる魔物に最適です……もりくぼのさんくちゅあり……。次はお2人のステータスですけど……」


↓1〜4 輝子のステータス コンマ一桁目と二桁目の両方を使います(↓1がHP、↓2のコンマが攻撃・防御、↓3のコンマが命中・敏捷性、↓4のコンマが知力・精神)
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:17:46.69 ID:gwhaM4PZ0
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:17:49.30 ID:bmJARghrO
舞茸
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:18:41.03 ID:Qliil14WO
せめて素のステが高ければ
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:20:39.53 ID:8UDpUUDiO
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:21:12.71 ID:Eyf3W1vA0
なかなか
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:32:40.37 ID:x77te1TOo
エルフは命中知力精神にボーナスだっけ
3の攻撃をレベルアップで伸ばすメリットはないかな…
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:44:57.82 ID:Eyf3W1vA0
魔法使用回数って、クエスト区切りだったっけ?
あとは例外的に回復場所だけ?
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:49:30.03 ID:qaaQQg7L0


名前:輝子
種族&性別:エルフ♀
称号:エルフ
HP:69/69(+10)=79/79
攻撃:3(+3)=6
防御:10(+3)=13
命中:10(+13)=23
敏捷:3(+3)=6
知力:5(+13)=18
精神:3(+13)=16
運勢:ふつー


乃々「輝子さんのステータスは……あれ? HPが+10されてて、その他のステータスも+3ずつ……エルフのボーナスで+10は分かるんですけど……」

輝子「ここに来るまで、魔物と何十戦もしたから……」

まゆ「レベルアップしたんですよ」

乃々「なるほど……」

乃々(次はまゆさんのステータスを確認しましょう)


↓1〜4 輝子のステータス コンマ一桁目と二桁目の両方を使います(↓1がHP、↓2のコンマが攻撃・防御、↓3のコンマが命中・敏捷性、↓4のコンマが知力・精神)
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:50:42.88 ID:bmJARghrO
みー
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:51:29.37 ID:8UDpUUDiO
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:51:39.22 ID:qaaQQg7L0
>>573
クエスト区切りで回復ですね
このレスは安価に入れません、↓1で
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:52:01.56 ID:x77te1TOo
はい
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:52:03.91 ID:Eyf3W1vA0
っょぃ
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:52:40.03 ID:V/RxZO6+O
>>574
>↓1〜4 輝子のステータス
再設定で草
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:54:57.18 ID:qaaQQg7L0
>>573
あとはボス戦の前と、使用回数の回復アイテムも出そうと思ったんですが
称号が上がるにつれて回数も増えるのでバランス的にやめました
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:56:03.53 ID:qaaQQg7L0
>>580
コピペしたまま変えてなかった
まゆのステータスでしたね
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:56:19.50 ID:x77te1TOo
ボス前回復はなくなるの?
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:56:48.64 ID:Eyf3W1vA0
このあとの成長設定が肝要
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:02:31.28 ID:Eyf3W1vA0
クエスト中魔法3回が今後4回以上に増えるとしても
成長設定は攻撃+3固定以外ありえん、そういう仕様としか思えない
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:04:56.47 ID:gwhaM4PZ0
そういえばもりくぼは結構レベル上がったのに使える魔法増えてないけど
単に知力か何かが足りないのかそれとも本を読むとかしないと覚えないのだろうか
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:05:15.71 ID:qaaQQg7L0
>>583
いえ無くなりません
回復アイテムをやめました
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:08:55.32 ID:qaaQQg7L0
>>586
魔法は称号がレベルアップするごとに覚えたりしますが、詳しくは今後書いていきます
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 22:22:09.38 ID:qaaQQg7L0


名前:まゆ
種族&性別:ヒューマン♀
称号:ヒューマン
HP:88/88(+10)=98/98
攻撃:3(+8)=11
防御:7(+8)=15
命中:5(+8)=13
敏捷:6(+8)=14
知力:9(+8)=17
精神:1(+8)=9
運勢:ふつー


乃々「まゆさんのステータスは、まさにバランスといった感じですね……」

まゆ「オールラウンドまゆですよぉ」

輝子「ステータスの割り振り次第で、どんなタイプにもなれるな……」

乃々「可能性を秘めてますね……。これで大体のステータスは確認できました……」

ちひろ『改めて、皆さんのステータスを表示してみますね』


名前:乃々
種族&性別:ビースト♀
称号:ビースト
HP:95/95
攻撃:18
防御:25
命中:11
敏捷:22
知力:11
精神:16
運勢:ふつー

名前:輝子
種族&性別:エルフ♀
称号:エルフ
HP:79/79
攻撃:6
防御:13
命中:23
敏捷:6
知力:18
精神:16
運勢:ふつー

名前:まゆ
種族&性別:ヒューマン♀
称号:ヒューマン
HP:98/98
攻撃:11
防御:15
命中:13
敏捷:14
知力:17
精神:9
運勢:ふつー


まゆ「こうやって比較してみると、乃々ちゃんが抜きん出てますね」

輝子「さすがボノノちゃん……」

乃々「そうでもないような……。そういえば、お2人の成長ポイントは……?」

輝子「待ってくれ……今見せる……」


↓1 輝子の成長ポイント割り振り

↓2 まゆの成長ポイント割り振り 12ポイントを好きに割り振ってください(最大で+3、今後も好きに変更することができます。念のため名前も添えてお願いします)
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:25:53.12 ID:x77te1TOo
輝子
1
3
2
0
3
3
0
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:28:00.71 ID:Eyf3W1vA0
てるこ

HP:(+1)
攻撃:(+3)
防御:(+1)
命中:(+3)
敏捷:(+1)
知力:(+3)
精神:(+)
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:31:19.42 ID:xT37GslDO
まゆ

HP:1
攻撃:1
防御:1
命中:1
敏捷:3
知力:3
精神:2
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:39:04.90 ID:qaaQQg7L0
輝子の割り振りは>>590のレスを使わせていただきます
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 23:47:21.44 ID:XDeBCDU7o
>>588
>称号がレベルアップするごとに
 
 称号:Lv1 ヒューマン
 
みたいにLv数値も加筆出来ませんかね?
ヒューマンだのビーストだのだけだとチョット判り辛い気がするのだけど
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:56:23.79 ID:qaaQQg7L0
乃々「輝子ちゃん、攻撃型ですね……まゆさんは魔法と素早さを……」

輝子「攻撃は最大の防御とも言うし……」

まゆ「得意なステータスは伸ばしたいから。魔法でみんなをサポートしますよぉ。まだ3回しか使えませんけど」

乃々「3回より増えることってあるんでしょうか」

ちひろ『増えますよ。称号がレベルアップごとに1回ずつ増えます』

乃々「そうなんですね……」

ちひろ『さて皆さん、それぞれのステータスの確認もしたことですし、これからどうするか考えては?』

輝子「確かに……」

まゆ「まゆたち、どこへ行けばいいのかとか、どうやれば草花を収集できるのかとか、全く分からなくて」

乃々「私も入手方法はざっくりとしか知らないんですけど……場所については、この街の今西長老さんに聞きました……」

まゆ「今西長老?」

乃々「この世界ではドワーフ族の長老になってます」

輝子「ちょっと見てみたいな……」

まゆ「身長低くなってたり?」

乃々「いえ……着てる服がファンタジーっぽいだけで、あとは普通の今西部長さんです……。もう夜ですし、今日はこの街に泊まって、明日挨拶に行きましょう……」

輝子「賛成だ……お腹も減ったし……」

まゆ「ぺこぺこですね。宿にはご飯がついてたりしますか?」

乃々「分かりません……宿で休憩したことはありますけど、泊まったこともご飯を食べたこともないので……」

まゆ「え? じゃあ、どこで寝泊まりしたんですか?」

乃々「ドワーフ族の若葉さんのお家です……今日もお世話になる予定だったんですけど……」

まゆ「あー……いきなりまゆたちが押しかけたら、迷惑になっちゃいますね」

乃々「優しいので、受け入れてくれると思います……でも宿に行きましょう……」

輝子「うん……お金は足りるのかな……? 4300G持ってるけど……」

乃々「結構持ってますね……」

まゆ「クエストの報酬で結構貰ったの。レベルアップもできたし、まさに一石二鳥♪」

乃々(クエスト……倒した魔物を直接収容所に持って行かなくても、そういう方法が……)

グー

輝子・まゆ「あ……」

乃々「ずっと話していては進まないですね……行動しましょうか……。まずは若葉さんのお家に……」

乃々(というか、お祭りの説明は終わったんでしょうか……不在だったらご飯を食べに行ってからでも……)


◇◇◇◇◇◇


乃々(在宅でした……)

若葉「そっか。でも私なら全然気にしないよ?」

乃々「いえ、だいぶお世話になったのにこれ以上は……」

若葉「お世話になったのはこっちも同じだよ〜。感謝してもしきれないのに」

乃々「こちらこそです……とにかく、宿屋に泊って明日の朝に出発するので……」

若葉「うん、分かった! 珠美ちゃんにも伝えてお見送りするね!」

乃々「ありがとうございます。それと、すみません……お祭りに参加できなくて」
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:04:55.20 ID:makX53cc0
>>594
表記してないだけでキャラごとにレベルはあるんですけど、称号のレベルはないんです
ステータスの平均値が一定を越えると称号がクラスアップしていく感じなので
一応平均10越え、20越え、30越えというふうに設定してありますが、道のり長いでしょうか?
とりあえずキャラのレベルは書き足します
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:46:20.06 ID:lJk+Tc+3o
>>596
なるほど
キャラレベルが明記される事はありがたいです
今後登場キャラ増えて来るでしょうしパッと見で「誰がどれ位成長してるんだっけ?」の判断がし易くなるかなと
現状「えーっと」と過去レスをスクロールして状態の確認とかしてる事が多いので
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:58:54.89 ID:makX53cc0
若葉「謝ることないって! 乃々ちゃんたちの目的を最優先するべきだよ! というか、仲間になるって言ったのについて行けない私たちの方こそ謝らなきゃだよね。ごめんなさい」

乃々「そ、そんな……大切な行事なんですから、仕方ないですし……!」

若葉「お祭りが終わったら急いで追いかけるね!」

乃々「えっ……ついて来てくれるんですか……?」

若葉「今すぐは無理だけど、必ず追いつくから!」

乃々「はい……!」

若葉「あっ、宿屋についてだけどオススメを教えようか? 私の紹介でって言えば安くしてくれると思う」

乃々「本当ですか……それは嬉しいです……」

若葉「せめてものお詫び、ってわけじゃないけど。店の名前はね……――――」


◇◇◇◇◇◇


まゆ「若葉さん、現実と全く変わらないですね」

輝子「うん……優しかった……」

乃々「若葉さんだけでなく、他の人も性格から何まで瓜二つですからね……すごいとしか言いようが……」

輝子「あ……若葉さんの言ってた宿屋、あれか……?」

まゆ「あれですね。宿屋『シホ』」

乃々「名前からして、誰が経営してるか分かりますね……」


◇◇◇◇◇◇


志保「ご注文の品は以上でよろしかったですか?」

まゆ「はい、ありがとうございます♪」

志保「それではごゆっくり!」

輝子「……やっぱり志保さんだったな……」

乃々「背丈やスタイルも、全く同じですね……。料理、食べましょうか……」

まゆ「食べましょう♪ すごくいい匂い」クンクン

乃々・輝子・まゆ「いただきますっ」

まゆ「はむっ……これなんのお肉だろう? 美味しい♪」

輝子「柔らかくてジューシー……こんなの食べたことないぞ。さすが異世界……」

乃々「……ご飯、ついててよかったですね……」

まゆ「本当に。街をぶらぶらして探してみたい気持ちもあったけど、一日中戦って疲れちゃったし」

輝子「観光はまた今度の機会に……おおっ……! こ、これは、なんだ……!? み、見た目から香りまで、知らないキノコだ……!」

まゆ「キノコだって分かるの?」

輝子「分かる、直感で……キノコであることには違いない……! キミのことを、もっと知りたいから……食べる……!」パクッ

まゆ「まゆも食べてみよっと」パクッ

乃々(お2人とも楽しそうですね……かく言う私も、知らないものに対してワクワクしてますけど……)

輝子「こ、こいつは……最高に美味しい……!」モグモグ

まゆ「噛めば噛むほど、美味しいエキスがじゅわっと口の中に広がる!」モグモグ

乃々「……あの……食事を楽しんでるところ、申し訳ないんですけど……明日の予定についてお話してもいいでしょうか……」
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 02:06:12.51 ID:I4qZ5n7A0
こんな夜更けに再開うれしい
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 02:07:04.17 ID:makX53cc0
>>597
お手間をとらせてしまいましたね
輝子まゆ若葉珠美の他に6人増える予定なのでややこしくなりそうですしね

今日はここまでにします、安価協力ありがとうございます
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 02:09:41.09 ID:makX53cc0
>>599
再開ではないです…すみません
もっと手が早ければ一気に安価出すところまで行きたいんですが
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 02:15:34.42 ID:I4qZ5n7A0
おつおつ

最終的に10人の中から2ないし3人と同行する形になるのか…
安価一発の重要度がいや増すな
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 02:21:34.90 ID:makX53cc0
>>602
いつもは固まって行動して、草花の情報を掴んだら、第一パーティー、第二パーティーみたいに別れて草花を取りにいく
みたいなことも考えてるんですけどね
そうすればそれぞれの出番も増やせますし
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 02:25:45.78 ID:I4qZ5n7A0
パーティー分割か
一昔前のFFみたいで面白そう
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/19(火) 04:32:19.93 ID:4rwdRgSI0
まゆ「もちろん。明日はどこの街に行くの?」

乃々「まずは、最初の街に戻りたいと思います……ある人に会いたいので……。それから草花を収集しに行きたいんですけど……」

まゆ「最初の街って、人がすごく多いあの街ですね」

輝子「私たちは何も分かってないから、乃々ちゃんに従うぞ……」

乃々「あ、そうですね……私の知ってること、共有しましょう……」


◇◇◇◇◇◇


まゆ「大変でしたねぇ」

乃々「はい……」

輝子「シシラヌか……そんな花が現実にもあれば、色んな病気が治るのにな……」

まゆ「まゆの恋の病は治せないと思うけど。うふふ♪」

乃々「そもそも病気にカウントされないかと……」

輝子「それで……ドラゴンの食べる花か、海の底にある花か、美人の前でしか咲かない花か……どれを狙うんだ……?」

乃々「最初の街に着いてから決めましょう……正直どれも難しそうです……」

まゆ「そう? 美人の花なら、戦わなくてもいいから比較的楽に入手できるかも」

乃々「戦いよりも、お金の問題になってくるかと……。富豪の人から譲ってもらわなければいけませんから……」

輝子「私たちの持ち合わせで足りるかな……?」

乃々「さあ……私の所持金が8100Gで、輝子ちゃんは4300G……まゆさんはどれだけ持ってますか……?」

まゆ「輝子ちゃんと同じ金額だけど、乃々ちゃんそんなに持ってるの!?」

乃々「ええ……志希さんから貰った日給の分と、洞窟で手に入った素材で得たお金などを合わせると……そのくらいです……」

輝子「3人合計で16700G、か……どうなんだろうな……」

乃々「お金の問題じゃないかもしれません……その富豪の人、花を咲かせるため、毎日美人を集ってるらしいですし……」

まゆ「つまりそのくらい花が見たいってこと。花を見るまで手放さない可能性が高い」

輝子「実際に交渉してみるまでは、分からないけど……もしそうだったら、入手の難易度は跳ね上がるな……」

乃々・輝子・まゆ「……」

まゆ「まあ、これ以上話しても憶測しか出ないし、区切りをつけましょうか」

乃々「ですね……」

輝子「じゃあ、他の花はどうだ……。ドラゴンの食べる花と、海の底にある花……」

まゆ「ドラゴンの食べる花は、きっとドラゴンと遭遇しやすいから、万一を考えて倒せる力をつけたほうがいいんじゃないかな」

乃々「どのくらいで倒せるんでしょうか……」

まゆ「これも実際に戦ってみないと分からないですねぇ」

輝子「志希さんに聞いてみよう……色々知ってるんだろ……?」
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/19(火) 05:10:20.13 ID:4rwdRgSI0
乃々「知ってる、と思います……10万種の草花を発見して、名前をつけた人なので……」

まゆ「海の底にある花の入手方法も知ってますよね。発見した本人なんですから」

輝子「……結局、最初の街に行ってから……ということだな……」

まゆ「今まゆたちにできることは、しっかりと食べて、明日に備えて寝ることですね」

乃々「あ……料理、食べるの忘れてた……」

輝子「話に集中しすぎたな……はむっ、もぐもぐ……あれ? 冷めても美味しいな……」

まゆ「はむっ……本当だ! また一味違った美味しさ!」

乃々「わ、私も食べます……ぱくっ……。本当ですね……お肉は柔らかいままですけど、味や風味が変わってる……落ちたわけじゃなくて、別の美味しさに変化してます……」

輝子「異世界の食べ物は、つくづく不思議だ……」


◇◇◇◇◇◇


ちひろ(時は流れて明朝8時)

乃々「若葉さん、珠美さん、お見送りありがとうございます」ペコリ

珠美「当然のことです! お祭りが終わったら、ひとっ飛びで駆けつけますからね!」

乃々「はい……嬉しいです……っ」

若葉「乃々ちゃんのお友達も……輝子ちゃんとまゆちゃんだっけ。気をつけてね!」

輝子「ありがとうございます……」

まゆ「行ってきます♪」

今西長老「また街に戻ってくることがあれば歓迎するよ」

乃々「……長老さん……熱は下がったんですか……?」

芳乃「おかげさまですっかりー。ぎっくり腰と骨折はまだまだですがー」

輝子(そんな状態で外に出て、お見送りとは……)

まゆ(すごいですね)

今西長老「ははは……寝たままですまないね。草花の収集、応援してるよ」

乃々「頑張ります……それでは……」


◇◇◇◇◇◇


ワイワイ ガヤガヤ


乃々「この街は、朝も活気に溢れてますね……」

まゆ「朝といっても、もうお昼が近いけど」

輝子「志希さんは、どこにいるんだろう……」

乃々「ラボに行ってみましょうか……」


◇◇◇◇◇◇


乃々「お邪魔します……」ガチャ

輝子・まゆ「お邪魔します」

…………。

乃々「あれ……いない……?」

まゆ「外出してるんじゃ」

乃々「おそらくは……。仕方ないので、ここで待たせてもらいましょう……」

輝子「……本や紙で、すごい散らかってるな……」

まゆ「見たことのない植物もいっぱいある」
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 05:16:34.70 ID:bnAsHZEZo
こんな時間に更新が
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/19(火) 06:07:42.30 ID:4rwdRgSI0
輝子「このホルマリン漬け……オレンジみたいな実が、いっぱい漬けてあるな……美味しそう……」

志希「触っちゃダメだよ!」

輝子「!?」ビクッ

乃々「し、志希さん……お邪魔してます……」

志希「乃々ちゃん久しぶりー♪ といっても昨日別れたばっかだけど。勝手に入られると困るなぁ」

まゆ「ごめんなさい! 何も触ってませんから!」

輝子「わ、私も……! 触る気は、なかった……!」

志希「ホントかなー? キミたちのためを思って言ってるんだよ? 乃々ちゃんの後ろにある赤い花を咲かせた植物は、触ると噛みつくし」

乃々「ひっ!?」ササッ

志希「ヒューマンの子の横にある植物は、髪の毛が好物だし」

まゆ「きゃっ!?」ササッ

志希「エルフのキミが触ろうとしてたホルマリン漬けは、ホルマリン漬けじゃなくてお酒だし」

輝子「!?」ササッ

輝子「……って、お酒……?」

志希「うん、お酒」

乃々「私たちとは違って、別に触ってもいいのでは……」

志希「まあね。ちょっぴり驚かせるためにウソついた。ビックリした?」

輝子「それはもう……」

志希「ふふふ、ドッキリ大成功♪ それで、なんであたしのラボに来たのかな。シシラヌゲットできたの?」

乃々「は、はい……」


◇◇◇◇◇◇


志希「ふーん、あの洞窟って今そんなふうになってたんだ」

乃々「志希さんが訪れた時って、どんな感じだったんですか……」

志希「封印なんかされてなかったし、魔素がたっぷり充満してて危ない魔物がいっぱいいたなぁ。シシラヌもそこら中に生えてた」

乃々「そうなんですね……」

志希「でも、そっか。スケルトンにオークなら運がよかったね」

乃々「え……」

志希「大したことないじゃん。乃々ちゃんくらいの力なら倒せるし。ヤバいやつはきっと、魔素を求めて奥に行ったんだねー」

乃々「……」

乃々(えっと……今西長老さんが、サキュバスを封印した頃の洞窟は、魔素が薄くて……。志希さんが戦った危険な魔物は、その時すでに洞窟の奥にいた……ということでしょうか……)

乃々(つまりあの洞窟の奥には……志希さんの言う危険な魔物と、今西長老さんが言う狂暴な魔物の2種類いる……? それとも同じ魔物……?)

まゆ「あの、志希さん……でいいでしょうか」

志希「好きに呼んでいいよ」

まゆ「それじゃあ志希さん。まゆたち、これから新たに草花を収集しに行こうと思ってるんです。手始めに、ドラゴンの食べる花、海の底にある花、美人の前でしか咲かない花を手に入れようと」

志希「ふむふむ」

輝子「今の私たちの力なら、どれが一番いいか聞きたい……」
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/19(火) 06:56:27.94 ID:4rwdRgSI0
志希「うーん、どれでもいいんじゃない?」

まゆ「へ?」

志希「ドラゴンの食べる花『ドラコニフス』、海の底に咲く花『海雪草』、美人に反応する花『美人花』。キミたちの力ならどれでもいけるよ」

乃々「いや、でも……ドラゴンとかはキツイですよね……」

志希「今のままじゃキツイね。ただ無理やり戦えばキミたちも慣れて、そのうち対等に戦えるようになるって」

輝子「む、無茶苦茶だ……」

まゆ「死んじゃうかもしれないですよ……」

志希「いい修行にもなると思うけどなー。嫌なら別のにしたら? 海雪草はたまにドラゴン並みのモンスター出てくるけど、基本は大したことないし」

乃々「志希さんの『大したことない』は信用できません……」

志希「なら美人花一択ってことになる。ここから東の方角にある街に住んでる富豪が持ってるから、なんとかして手に入れよう」

輝子「具体的な方法は……?」

志希「それは自分たちで考えてよ、志希ちゃんも分かんないもん」

乃々「そうですね……」

志希「あ、でも気をつけてね。その街に行く道を、強い魔物が塞いでるとか聞いたから」

輝子「……結局戦うことになりそうだな……」

まゆ「どうする? どの道も険しそうだけど」

輝子「比較的、美人花という草花が簡単かもしれない……」

乃々「ただ、道を塞ぐ強い魔物、というのが気になりますね……」

まゆ「まゆたちで倒せるんでしょうか」

志希「倒せる倒せないは別としてチャレンジしてみたらいいじゃん。相手が強いからって理由で迷ってちゃ、この先進めないよ」

乃々「ごもっともです……」

志希「ま、すぐに決めなくてもいいんじゃないかにゃ。お茶でも飲みながらゆっくり考えよう」

まゆ「淹れていただけるんですか?」

志希「コーヒーとか紅茶もあるけど、どうする?」

輝子「……あのお酒……」

志希「お、興味ある?」

まゆ「輝子ちゃん、未成年なんだからダメですよ」

輝子「この世界は12歳から飲めるから……少しだけ、飲んでみたい……」

まゆ「そういえばそうでした」

志希「アルコールもそんなに強くないし飲みやすいよ。注いであげるね♪」

乃々「輝子ちゃん……ちゃれんじゃーですね……」

輝子「や、やっぱりやめようかな……悪いことしてる感じがする……」

まゆ「現実だったら問題ですけどね。ここはゲームの中ですから、気楽にいきましょう」
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 06:57:39.84 ID:balCY7VDo
お!こんな時間に更新されとる!
 
あと、志希ちゃんの所に戻って来たのでついでに
初期の頃にタイミング的に指摘しそびれた話なんですけど
>>26の中の【乃々(水槽やゲージがたくさん…】の部分
「ゲ」ージじゃ無くて「ケ」ージの間違いだと思うの
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 06:58:46.30 ID:4rwdRgSI0
ここまでにします、また夜に更新します
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 07:00:38.39 ID:4rwdRgSI0
>>610
指摘感謝です、間違えてましたね
ゲージだと別の意味に…
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 07:02:54.67 ID:balCY7VDo
更新おつでした
夜の再開楽しみにしてます
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 07:04:06.89 ID:Nvq4EueDO


アミメン聞いて中村先生のご結婚の話に興奮して寝られねえ
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 07:13:04.64 ID:4rwdRgSI0
それと志希の「志希ちゃん」呼びも間違ってました、志希ちゃんでなく「シキちゃん」ですね
こういうミスは一番気をつけないと

>>614
今知りました、中村さんご結婚されたんですね
おめでたい日ですね
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/19(火) 22:10:47.07 ID:4rwdRgSI0


◇◇◇◇◇◇


輝子「……」ポー

乃々「輝子ちゃん、大丈夫ですか……」

輝子「うん……乃々ちゃんも飲まないか……?」

乃々「私は遠慮しておきます……」

輝子「そうか……志希さん、もっと飲ませてほしい……」

志希「一杯だけにしとこう。これからお出かけするんでしょ?」

まゆ「そうですよ輝子ちゃん。酔いつぶれて戦えなくなっちゃうかもしれないし」

輝子「そ、それはマズイな……でも、すごく美味しかった……。甘くて炭酸が入ってて……」

志希「シキちゃんのオリジナル酒、お気に召したようで何より♪ またこの街に戻って来たら飲ませてあげるね」

輝子「フヒ……楽しみが増えた……」

まゆ(よっぽど美味しいんですね。まゆもその時に飲んでみようかな)

乃々「皆さん、そろそろ本題のほうに……。どの草花を採取しに行きますか……?」

まゆ「ふと思ったんですけど、三択しかないんですか? 別の草花を集めにいくという方法もあるんじゃ……」

志希「その他の草花は、もっと強い魔物がいる場所にあるからねぇ。今より強くなってからじゃないと食べられるよ」

乃々「食べられる……!?」

輝子「そうなのか……」

まゆ「草花収集、思ってた以上に険しい道なんですね」

乃々「……私も昨日悟りました……」

乃々(目的はいつでも、自由に変更できるらしいですけど……草花収集でこれだと、どんな目的を設定しても辛そう……)

輝子「うーん……ドラゴン、海の底、強い魔物……どれにするか……」

まゆ「迷います」

乃々「……」

志希「いっそ運任せにしてみる?」

乃々「え……運任せ、ですか?」

志希「ちょっと待ってね。えーっと……あった! この六面サイコロを振って、1・2が出たらドラコニフス、3・4が出たら海雪草、5・6が出たら美人花ってことで」

まゆ「正真正銘の運任せですね」

輝子「このまま話していても、長引きそうだしな……サイコロで決めようか……」

乃々「そうですね……意を決して……。志希さん、お願いします……」

志希「オッケー! ぽいっと」ポイッ

コロコロコロ


↓1 南の方角(ドラコニフス・ビースト族関与)、西の方角(海雪草・エルフ族関与)、東の方角(美人花・ヒューマン族関与)のどこに行くか
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 22:17:06.53 ID:2NxWcoQAO
西
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 22:26:16.73 ID:1rdz3EXA0
>>1の想定じゃないかもだが
1週間あまりレベル上げして合流を待つのも手かと思う…
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 22:26:35.00 ID:ihiAA0a70
初日酒場のビーストルート、エルフルートが南と西かな?
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 03:54:33.82 ID:w7zNVV6z0
また寝てしまった、体内時計なかなか直らない
こんな時間にですが更新します

>>618
パーティーを二分割する時の話でしょうか? レベル上げもいいですね

>>619
初日のルートですね、ただ少し内容が変わります
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/20(水) 04:23:06.26 ID:w7zNVV6z0
志希「3が出たよ」

乃々「ということは、海雪草ですか……」

まゆ「いいんじゃないでしょうか。どんな魔物が出てくるかとか、海の底へはどうやって行くのかとか、分からないことがいくつかあるけど」

志希「習うより慣れろって言うじゃん? 直接現地に行って確かめよう!」

乃々「そのくらいは教えていただけてもいいのでは……」

志希「あたしそろそろ出かけなきゃ行けないから。海の近くにエルフ族の街があるから、詳しいことはそこで聞くといいよ」

輝子「エルフ族か……」

志希「そ! あたしの故郷であり、キミの仲間がいっぱいいるところ。じゃね!」タタタタッ

乃々「あ、志希さん……」

パタン

まゆ「行っちゃった。志希さんはゲームでもあちこちに飛びまわってますね」

乃々「……とりあえず、出発しましょう……」

輝子「うん……」

ガチャ

志希「そうそう忘れてた! キミたち、もしよければあたしの実験に付き合ってくれない?」

まゆ「実験?」

志希「そこに液体の入ったビンが3つあるでしょ。誰がどれを飲んでもいいから、その後に起こる反応をアンケート用紙に書いてほしいな。お礼にお金出すから」

乃々(実験で思い出しましたけど、前に私が飲んだ薬……一体どういうものだったんでしょう。その後、変わったこともないですし……)

まゆ「変な薬じゃないですよね。飲んだ後に体が爆発するとか」

志希「にゃははは、さすがにそれは無いよ♪ 失敗したら10分くらいクシャミ止まらなくなるけど」

輝子「失敗とかあるのか……」

志希「ほぼ成功すると思うし安心していいよ。お金はここに置いとくから。今度こそ、じゃね!」

パタン

乃々「……飲みますか……?」

まゆ「お金はできるだけ増やしておきたいですし」

輝子「クシャミ10分なら、我慢できるレベルだしな……」

まゆ「でも本当にそれで終わるのか不安。もっと酷い結果になるかも」

乃々「こういうのは、やけくぼになるといいですよ……」

ゴクゴク

乃々「ぷはっ」

まゆ・輝子「!?」

乃々「さあ、皆さんも飲みましょう……」

輝子「……ぼ、ボノノちゃん……たくましくなったな……」

乃々「いえ……今言ったように、やけくぼになっただけです……」
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/20(水) 05:41:18.04 ID:w7zNVV6z0
まゆ「うう、怖いけど……」

輝子「一気にいくか……」

ゴクゴク

まゆ・輝子「ぷはっ」

輝子「……何も起きないな……」

まゆ「というか、何が起きたら成功か聞いてなかったですね」

乃々「何も起きないのが成功かも……」

輝子「え?」

乃々「こういうの、初めてじゃないので……10分くらい待ってみましょうか……」


◇◇◇◇◇◇


輝子「やっぱり何も起きなかったから……アンケートに結果を書いて、お金を受け取ったけど……これでいいのかな……」

乃々「いいと思います……。この先何か起きたら、またこの街に来たときに報告しましょう……」

まゆ「あ、見て見て2人とも! 向こうに大きな山が見える!」

乃々(まゆさん、楽しそうですね……せっかくの馬車の旅ですし、変わりゆく景色に興奮する気持ちも分かりますけど……。もりくぼは、いつ魔物と遭遇するか、不安で胸がいっぱいです……)


【馬車から目的地への移動について】
馬車から目的地へ移動する時に出現する魔物は、乃々たちよりずっと弱いので、手間を省くためオートで戦闘を行います。
こちら側で10回サイコロを振り、魔物が出た数の分だけ経験値とゴールドを獲得します。
レアモンスターも出ますが、今のパーティーには運が『いい』のキャラがいないので今回は出ません。
運の上がり下がりなどの要素については、次のクエストから開始&説明します。


輝子「……海の底、か……水圧とか大丈夫なのか……」

乃々「それを言うなら、呼吸できるかも不安ですし……」

輝子「うん……どのくらいの深さなんだろうな……。底っていうくらいだから、結構深いと思うけど……」

まゆ「生身の体じゃ絶対に無理ですね。水中でも苦しくならない魔法とかあるんじゃないかと」

乃々「それか、アイテムかもしれませんね……酸素と水圧の問題を解決するような、すごいアイテム……」

輝子「エルフの街に行けば、何とかなるのかな……?」

まゆ「何とかならなきゃ、どうしようもないもの。志希さんの言ったことを信じましょう」
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/20(水) 07:03:57.35 ID:w7zNVV6z0


◇◇◇◇◇◇


輝子「あ……海が見えてきた……!」

まゆ「綺麗……!」キラキラ

乃々(……ここに来るまで何回か戦いましたけど、前に見たことのある魔物ばかりでしたね……。どうやら、これ以上の強さの魔物は出ないようです……)

まゆ「乃々ちゃん、ほら! 海ですよぉ!」

乃々「はい、とっても素敵です……水面がキラキラと輝いていて……」

輝子「街も見えたぞ……あれがエルフの住む……」

乃々「当然ですけど、ドワーフの街とはまた違った建物ですね……未来的というか……」

まゆ「もっと近くで見てみたいっ。早く着かないかなぁ」


◇◇◇◇◇◇


≪乃々たちは経験値を獲得:370EXP≫

≪乃々たちは2200Gを手に入れた≫


輝子「倒した魔物を、直接収容所へ持って行けば……お金がもらえるんだな……」

まゆ「こういう方法もあるんですねぇ」

乃々「若葉さんと珠美さんから教わりました……2200G、どうやって分けますか……?」

輝子「ボノノちゃんが800G持っててくれ……私たちは700Gで……」

まゆ「まゆもそれがいいと思う」

乃々「そうですか……まあこれは私だけのお財布、というわけではないですし……足りなくなったら言ってください……」

輝子「うん、お互い助け合おう……」


ヒソヒソ ヒソヒソ


まゆ「……エルフ族の方って物静かですね。本を読んでいたり、声を上げずに話したり。佇まいが落ち着いてる」

輝子「種族の違いが出てるな……ドワーフ族は活発で賑やかだった……」

乃々「こういう雰囲気も、いいですね……静かだと落ち着きます……」

輝子「……それで、これからどうすればいいんだ……?」

まゆ「海雪草に関する情報を集めましょう。手当たり次第に聞き込みです」

乃々「酒場へ行くのはどうでしょう……情報集めといったら、そのイメージが強いですし……」

輝子「どこにあるんだろう……」

まゆ「ちょっと聞いてみますね。あの、すみません」

乃々「……酒場に行かなくても、こうやって道行くエルフの方に聞けばいいのでは……」

輝子「確かに……」

まゆ「ありがとうございます♪ 乃々ちゃん、輝子ちゃん、酒場の場所が分かりましたよ。ついて来てください」
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