財前時子「柚豚」 喜多見柚「おいしそう」

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1 : ◆qEJgO2U6bM :2019/11/03(日) 23:35:56.18 ID:Izfol/jWO
ガチャ

柚「おはようございまーす!」

P「お、柚おはよう。今日も元気だな」

柚「わー。Pサンおはよーっ。柚は今日も元気だよー。Pサンも元気っ」

P「ん…まあぼちぼちな」ハハ…

P「と、すまん、ちょうど取引先の打合せに出るところなんだ。入れ違いになっちゃうけど」

柚「あっ、そっか。気をつけてね。雨も降ってるし、フードがおすすめカモっ」

P「ありがとう。じゃあ、またあとで」

柚「はーい。…うーん、Pサン最近忙しそうだナー…」

柚「あっ」

柚「時子サン。おはよー」

時子「…」パラ

柚「無視だっ」

時子「…」

柚(台本読んでる…忙しそう)

柚(…Pサン、疲れてたみたいだけど大丈夫カナ?窓から出るとこ見てよう)ペタ

時子「…」パラ

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2 : ◆qEJgO2U6bM [sage]:2019/11/03(日) 23:37:31.81 ID:15gUaXi2O
ザー…

柚「……」

時子「……」

時子「……」パタン

時子「……。柚」

柚「?」

柚「あれっ。時子サンが柚のこと呼んでくれるなんて、めずら」

時子「鬱陶しいからそこを離れなさい」

柚「あれっ。柚なにかした」

時子「説明しないと分からない?」

柚「はいっ」

時子「…………」
3 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:38:46.27 ID:15gUaXi2O
柚「うー…ときこさ…様、厳しいカモ…柚しょんぼり」

柚「はーい。柚、移動しまーす」

時子「……」

柚「……」

時子「……」

時子「……。柚」

柚「はいっ」

時子「…」

柚「無言でムチっ」
4 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:39:55.46 ID:15gUaXi2O
時子「耳元で。煩い」

柚「あ、ごめんなさい。柚声が大きくて。てへ」

時子「ええそうね。それとどうして耳元で声が聞こえるような」

時子「背中合わせの場所にわざわざ座るのかしら?」

柚「こちらなら時子サマの視界を汚さないかと!」

時子「それはよくできた考えね柚豚。ところでどうして接触は鼻につかないと思ったのかしら?」

柚「柚豚!?」
5 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:41:06.04 ID:15gUaXi2O
柚「ちょっとおいしそうだね!」

時子「そうね」

柚「自然にムチっ」
6 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:42:27.40 ID:15gUaXi2O
柚「背中合わせだから鼻にはついてないと思うナ、なーんて」

時子「え?」

柚「わあ鞭を構えたまま止まっちゃったーゆ、ゆずそんな悲しげな時子サマ初めてだナー、怖いからその顔やめてください…」

時子「あらそう」

柚「ムチっ、打つのをやめるのをやめてじゃないカモっ」
7 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:43:18.04 ID:15gUaXi2O
時子「……はぁ」

時子「柚。いい豚だからよく聞きなさい」

柚「ねえ時子サマ」

時子「おい」

柚「最近、Pサン忙しそうだよね」

時子「……」

時子「……」

時子「そうね」
8 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:44:49.22 ID:15gUaXi2O
柚「アタシはPサンが心配なんだけど、時子サンはどう思う?」

時子「…………」

時子「…」

時子「…あの豚は」

時子「よく働く豚よ」

柚「うん。そうだね」
9 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:45:41.84 ID:15gUaXi2O
時子「ああして働くのが、あれの役目だから、当然でしょう」

柚「うん。そうなんだけどね」

時子「……」

柚「うーん…そうだよね」

時子「……」

時子「……」
10 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:47:32.22 ID:15gUaXi2O
時子「……」ハァ

時子「柚」

柚「ン?」

柚「わっ、ムチっ…あれ、痛くない」

時子「…」

時子「百年早いわ。貴方が。あの豚を心配するなんて。私をこうしたあの豚を」

柚「……こうしたって、アイドルにしたってこと?」
11 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:50:11.10 ID:15gUaXi2O
時子「そうよ」

柚「ン」

柚「そっか。そうかも」

時子「そうよ」

時子「だから、心配なさんな」

柚「…うん。アリガト」

時子「礼を言われることではないわ」

柚「ムチっなんでかなー」
12 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:51:06.21 ID:15gUaXi2O
時子「ふん」

時子「柚、貴方、分かっていて聞いたでしょう」

柚「へ?うーん、まあ、そうだね。そうカナ?」

時子「そうよ」

時子「で、分かっていて聞いて、」

時子「ついでに私のことを心配していたのでしょう?豚の分際で」

柚「……あ、いや…と、時子サマ?その、二刀流になったのは、いったい…」

時子「それも分かってて聞いてるんでしょう?」ニッコリ

柚「ワー…いい笑顔だなー…」
13 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:52:02.93 ID:15gUaXi2O
柚「…………」ギャフン

時子「これで懲りたでしょう。じゃあもう大人しくなさい」

柚「……」ハーイ

時子「……」

時子「……」

柚「……」シーン

時子「……」

時子「柚」

柚「はいっ」

時子「…………」
14 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:53:20.06 ID:15gUaXi2O
時子「努力なさい。それが、貴方ができる、私達の豚を善く生かす、何よりの近道よ」

柚「…。」

柚「うんっ。アリガトっ時子サマ」

時子「……。礼を言われることでは、ないわ」

柚「えへへ」

時子「……」

時子「…ふん」
15 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:54:14.95 ID:15gUaXi2O
時子「じゃあ。私は忙しいから」

柚「ねえ、時子サン」

時子「おい」

柚「アイドルって、楽しいね」ニヘラ

時子「…………」

時子「……」

時子「さあ」

時子「そうかしら」

柚「そうだよ」

時子「……」

時子「ええ。そうかもね」
16 : ◆qEJgO2U6bM [saga]:2019/11/03(日) 23:54:41.67 ID:15gUaXi2O
おわりん
ときゆずはいいぞ
17 : ◆qEJgO2U6bM [sage]:2019/11/04(月) 09:56:55.51 ID:yFBWB4L9O
いっこ抜けてた…
>>2のあと

時子「視界の端で蠢いているのが鬱陶しいの」

柚「う、うごめいてたカナ?」

時子「ええ窓の外を見てそわそわとね」

時子「だから、消えて」

柚「あれっ要求がカダイになったよ!」

時子「それから様」

柚「時子サマー」

時子「様」

柚「ときこさ…」ゴニョゴニョ

時子「誤魔化すな」

柚「あいたっ」
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