【安価・コンマ】傭兵として生きる part2

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340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 19:29:39.21 ID:KVuiPDZl0
1取引する

飯田「いいだろう」

オウルレギオン兵「おいおい、本当に大丈夫か?」

飯田「ああ。こいつは根っからのビジネスマンだ。取引は必ず守る男だ。何かあったときの責任は俺が取る」

オウルレギオン兵「分かったよ...」

アリス「それで、貴方が提供してくれる情報は?」

ブラウン「このまま進むと貴方達はみんな仲良く爆死するでしょうね。奥ではエルリックと下品な部下達が罠を張って待ち構えてます。ですが私達が通ってきた通路を使えば罠にかかることなく奴らの背後に出ます」

シモーヌ「そんなできた話がある?何でそんな重要な通路に罠を張ってないのよ」

ブラウン「メンテナンス用の通路ですから、普段使うことのない彼はその存在を知らないでしょう。仮に知っていたとしても、彼はそこに罠は仕掛けませんよ」

アリス「どうして?」

ブラウン「彼が言うことには、相手が罠に引っかかって爆死するところを直接見れなければ意味が無いんだとか。それに我々は既に通りましたが、罠がないことは確認済みです」

飯田「そうか...。ほら、早く行け」

ブラウン「貴方達が話の分かる人物で助かりました。ではこれで失礼します、行くぞ」

カリギュラセキュリティ兵「ハッ!」

ブラウンは部下達を連れてその場から立ち去った。

ブラウン 好感度上昇 7→8 腕を認められている
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 19:30:51.96 ID:KVuiPDZl0
イーグル隊はブラウンに教えられた通路を進んだ。

オウルレギオン兵「うっ、かなり狭いな...」

シモーヌ「もしこんなとこにトラップなんかあったら一網打尽よ」

アリス「でも、今のとこは無事でしょ?」

シモーヌ「まあね...」

飯田「静かに、奴らの後ろに出たみたいだ」

そこからは背を向けているカリギュラセキュリティの兵士達が見えた。

部屋は机や棚が乱雑に倒されておりどこに何があるかよく分からず、その暗さと相まって正面から進んでいたら苦戦していたことが伺える。

カリギュラセキュリティ兵「増援が来ると思ったんだが、なかなか来ねえなぁ」

カリギュラセキュリティ兵「他の部隊が片付けちまったんじゃねえか?」

カリギュラセキュリティ兵「マジかよ...。俺の分も残しておいて欲しいんだが」

エルリック「お前ら黙ってろ。敵は必ずやって来る。早く敵をぶっ殺したいのは分かるが、我慢すればその分派手な花火が見られるぜ?」

カリギュラセキュリティ兵「ハハハハ、それもそうだな」

エルリック「ああ...全く、楽しみだぜ。部屋に入ってきて、その表情が絶望に変わり...そして、爆発...!」

エルリックは下卑た笑みを顔に浮かべた。

オウルレギオン兵「完全に油断してるな」

オウルレギオン兵「ああ。奴らの数は...6人か」

飯田「後ろからの奇襲で一気にかたをつけるぞ」


残り6人
エルリック 5/5
↓1
00〜20 1人倒した
21〜60 2人倒した
61〜90 3人倒した
91〜99 4人倒した
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 19:32:15.60 ID:W+2XHDye0
h
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 19:52:39.10 ID:KVuiPDZl0
コンマ60 2人倒した

飯田のハンドサインで部隊が銃を構える。

サッ

ズガガガガン!

カリギュラセキュリティ兵「ウゴッ...!」ドサッ

カリギュラセキュリティ兵「ガハッ!」バタリ

エルリック「クソッ、後ろだ!」

カリギュラセキュリティの兵士達が後ろを振り返った時には、イーグル隊は既に分散しており包囲されていた。

エルリック「チクショウ、一体どこからやってきやがった!?」

カリギュラセキュリティ兵「エルリック、アダムズとロバートが殺された!」

エルリック「ハッ、運が悪かったか!奴らを片付けるぞ!」

「「了解!」」

救急キット4個
残り4人
エルリック 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 19:55:32.85 ID:daVJ84Pdo
j
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 20:14:46.20 ID:Frwk4Ek0O
とう
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 20:25:51.35 ID:lAf1e1160
a
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 21:14:45.41 ID:KVuiPDZl0
飯田 コンマ85倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ20外した
シモーヌ コンマ35 倒した

ダダダン!

カリギュラセキュリティ兵「グワアッ!」ドサッ

飯田「良し...!このまま畳み掛けろ!」

イーグル隊はジリジリと包囲を狭めてゆく。

エルリック「ああ、クソが!こんな使い方はしたくねえが、背に腹は変えられねえな」

カチッ

ドカ-ン!

オウルレギオン兵「爆発したぞー!」

アリス「爆風で何も見えないわ!」タタタタタン!

シモーヌ「ふぅー...」カチャ

シモーヌは煙を注意深く見つめ、その切間に敵の姿を捉えた。

シモーヌ「そこっ!」ダァン!

ドサッ

エルリック「チッ...!おい、煙が晴れる前に位置を変えろ!」

カリギュラセキュリティ兵「了解」

救急キット4個
残り2人
エルリック 5/5
↓1飯田 マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン5.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 13発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:24:20.24 ID:lAf1e1160
a
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:25:58.25 ID:daVJ84Pdo
K
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:56:07.21 ID:Frwk4Ek0O
えい
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 22:15:26.90 ID:KVuiPDZl0
飯田 コンマ24外した
アリス コンマ25外した
シモーヌ コンマ21外した

アリス「煙で奴らの動きが捉えられないわ、どうする?

飯田「とにかく撃ち続けろ、奴らに何もさせるな!」

ズガガガン!

エルリック「鬱陶しい奴等め...!だが...」

カリギュラセキュリティ兵「準備できたぞ」

エルリック「分かった。さあ、そろそろ煙が晴れるぞ」

救急キット4個
残り2人
エルリック 5/5
↓1飯田 マガジン3.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 22:28:24.44 ID:Frwk4Ek0O
そい
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 22:29:21.78 ID:daVJ84Pdo
B
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 22:35:42.65 ID:VCR4vAyMO
ほい
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 19:27:02.76 ID:3ISwNCn10
飯田 コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
アリス コンマ78 倒した(マガジン半分消費)
シモーヌ コンマ65 倒した

煙が晴れるとそこにエルリック達の姿はなかった。

飯田「まだどこかにいる筈だ...散開して捜索する」

「「了解」」

飯田の指示で部隊は2人1組に分かれて、周囲の捜索を開始した。そしてその様子をエルリック達は陰から見ていた。

エルリック(よしよし...予想通りに動いたな)

エルリックはオウルレギオンの兵士を視認すると、部下にハンドサインを送った。

カリギュラセキュリティ兵「了解っと...」カチッ

ドッ-カン!

アリス「まだ爆弾が?!」

しかしその爆発は少し離れたところで起こり、負傷者は誰もいなかった。

オウルレギオン兵「一体何だったんだ...?」

ゴゴゴゴ...!

オウルレギオン兵「な、なんだこの音?」

飯田「まずいっ!お前達、逃げろ!」

オウルレギオン兵「は?」

爆発が起きた箇所のヒビが壁から天井へと広がると天井が落下し、2人の兵士の姿が見えなくなった。

カリギュラセキュリティ兵「今だっ!」ダダダダン!

オウルレギオン兵「身動きできない!」

飯田「ちっ!アリス、シモーヌ!」

「「了解」」ダダダダダ!

ダァン!

カリギュラセキュリティ兵「グワアッ!」ドサッ

部下を倒し銃撃は止んだものの、肝心のエルリックの姿が見当たらない。

飯田「どこに行った...」

オウルレギオン兵「何処にもいないな...。ん、何だこの音?」

ブゥ-ン

シモーヌ「2人とも、下よ!」

足元を見てみるとC4を括り付けた小型のドローンが数台ほど居た。

オウルレギオン兵「クソッ!」ドンッ

ドカ-ン!

飯田「っ...!」

咄嗟に味方の兵士が押し飛ばしたおかげで飯田は助かったが、当の彼は既に跡形もなく消えていた。

エルリック「はぁ?!後3人も残ってるじゃねえか!」

飯田「そこか...!」

タタタン!

エルリック「ウグッ...」

アリスがふとシモーヌを見ると、彼女のいつもの冷静な雰囲気と違うことに気づいた。

アリス「どうしたの?」

シモーヌ「いえ...少しアイツには思い当たることがあってね...!」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 19:27:56.89 ID:3ISwNCn10
救急キット4個
残り1人
エルリック 3/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 19:35:14.83 ID:zLcrCwLz0
a
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 21:28:10.71 ID:zLcrCwLz0
a
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 21:32:55.60 ID:s2bXyhyj0
おし
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 23:27:51.65 ID:3ISwNCn10
飯田 コンマ83 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ71 倒した(マガジン半分消費)
シモーヌ コンマ60 倒した

エルリック「ああ、クソッタレどもが!こいつならどうだ!」

エルリックは先程と同様、爆弾を括り付けたドローンを十数台展開した。ドローンは素早く回避機動を取りながらイーグル隊目掛けて飛んで行く。

飯田「間合いに注意しろ!近くに来る前に撃ち落とすんだ!」

アリス「了解!」

タタタタタン!

ドカ-ン!

エルリック「まだまだ行くぞ、ハハッ!」

エルリックは更にドローンを追加した。今度は小型の機銃を付けたものまで用意されている。

アリス「このままじゃジリ貧だよ!」

飯田「ああ...!」

シモーヌ「私が行くわ...。私が側面から進んで直接奴を叩く」

飯田「だがこの数だと援護はできないぞ!」

シモーヌ「それでもいいわ」

飯田「...分かった。出来る限りドローンを引き付ける」

シモーヌ「ありがとう、それじゃ行ってくるわ!」

彼女はハンドガンに持ち替え、エルリックの側面へと向かった。

アリス「大丈夫かしら...」

飯田「とにかく奴に悟られないよう、注意を引きつけよう」

タタタタタン!

ズド-ン!

エルリック「中々、しぶとい奴等じゃねえかよ。...そう言えば昔こんな場面があったな。確かあの時は...」

エルリックは突然何かを思い出したかのように、横方向に視線を移した。

シモーヌ「目があった!?どうしてバレたの...!」

エルリック「そうそう、あの時もこうやって1人だけ回り込んできてたっけなぁ!あの時と同じ様に葬ってやるよ、バカが!」

先程爆弾で煙を起こした際に、側面からの攻撃を警戒して設置していた爆弾のスイッチに手をかける。

シモーヌ「させない!」

ダン!ダン!ダン!

エルリック「グッ...!」

1発はエルリックの手に、残り2発は両足にヒットしエルリックは仰向けに倒れた。
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 23:29:53.90 ID:3ISwNCn10
シモーヌ「...!」

シモーヌは鬼気迫る表情で倒れたエルリックに歩みを進める。そして彼の頭にハンドガンの狙いを定めた。

シモーヌ「ロシアとフィンランドの紛争の際、1人の女性軍人を殺したわよね?」

シモーヌの顔を近くで見てエルリックは何かに気づいたような表情になった。

エルリック「ハハハハ...。お前、あの時のクソ女の娘か。一眼見て分かったぜ、そっくりだからなぁ」

シモーヌ「っ!」

エルリック「ゲホッ...!まさかその復讐のためにやってきたのか?ハハハハ、そりゃあ傑作だぜぇ!良い事を教えてやるよ!」

シモーヌ「...」

エルリック「俺が爆弾で吹き飛ばした後アイツは体の半身が焼け焦げて酷い状態だった。そんな状態の中、譫言のようにこう呟いてたぜ。シモーヌ...シモーヌ...ってなぁ!俺は優しいからヨォ、とどめを刺す前に遺言を聞いてやったのさ」

シモーヌ「な、何ていってたのよ!」

エルリック「私の死体を吹き飛ばしてくれ、だとさ!」

シモーヌ「な...!?」

エルリック「こんな私の姿を見たら娘はきっと復讐を誓う、そんなことだけはして欲しくないってなぁ!クククク、アーハッハッハッハッ!お前は見事母親の願いを無視したんだよ!お前のやってる事は、お前の、ただの自己満足なんだよ!」

シモーヌ「っ、ウワアァァァァァ!」チャキ

エルリック「ハハハハ!そうだ、俺を殺せ!そうして一生己を呪えぇ!さもないと俺はお前を必ず殺す!必ずだぁ!」

エルリックは上着を脱ぎ捨て、爆弾を括り付けたベストを露わにした。

↓3まで多数決
1シモーヌを止める
2シモーヌを止めない
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:38:44.48 ID:zLcrCwLz0
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:41:12.58 ID:cc5CMwSvo
1
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:43:01.41 ID:s2bXyhyj0
1
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 23:50:21.19 ID:3ISwNCn10
1シモーヌを止める

↓1
00〜30 死亡
31〜70 負傷
71〜99 無事
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:16:07.35 ID:9rKck16kO
とりゃ
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/03(火) 00:52:32.19 ID:v7YCiTPR0
コンマ35 負傷

飯田「待てっ、シモーヌ!」

エルリック「させるかよっ!」カチャ

ダン!ダン!

銃撃をものともせず飯田は、シモーヌに駆け寄りそのまま押し倒した。

ドッカ-ン!

アリス「きゃあっ!...2人とも、無事?!」

飯田「あ、ああ」

シモーヌ「な、何とかね...」

シモーヌの声を聞いて飯田は胸を撫で下ろしたが、彼女をよく見てみると腹部に爆発の際に飛んできた破片が刺さっていた。

シモーヌ「隊長...ありがとね」ガクッ

飯田「おい、シモーヌ!?」

アリス「とにかく手当てしないと、後方に運びましょう!」

2人はシモーヌを抱えながら建物の外に出た。外は既に完全に制圧されていた。後方に負傷者を集めたテントがあるとの事で、2人はそこまで運んだ。

飯田「それでドク、容態は?」

ドクター「一命は取り留めたよ。けど...意識が戻るまでは少し時間がかかると思う」

飯田「そうか...」

ドクター「彼女の事は我々がちゃんと見ておく。さあ、君たちは任務に戻るんだ」

アリス「分かったわ、どうもね。さあ、行きましょう」
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/03(火) 00:53:39.70 ID:v7YCiTPR0
2人がテントを出ると、何やら外が騒がしかった。

飯田「一体何の騒ぎだ?」

オウルレギオン兵「おお、イーグル隊か。どうやら陸上部隊が何者かに襲われたみたいでな。そちらを指揮していたサウジアラビア軍の将軍が死亡したらしい。こちらには向かってくる様子はないそうだが、念のため守備を固めているんだ」

アリス「ふーん。どんな部隊だったの?」

オウルレギオン兵「俺も詳しくは知らないがかなり練度の高い部隊だったそうだ。後は速い上に頑丈なバイクに乗ってたらしい」

飯田「そうか、ありがとう」

2人は制圧された海岸へと向かった。

海岸には多くの死体や戦車の残骸が残っており、兵士たちがその後片付けに追われていた。

アリス「さっき言ってたのって奴らかな?」

飯田「かもな...恐らくバイクはイーグルダガーというバイクの事だろう」

アリス「そっか。...後悔してるの?」

飯田「後悔はしてない。だがもっとうまくやれたのかも、と思ってな」

アリス「どうかな。...ま、その...私は何があっても晃司の前から居なくなったりしないからさ。...勿論シモーヌもね!」

飯田は少し、気持ちが晴れたような気がした。

飯田「...そうだな。さ、仕事をしよう」

アリス「そうだね。片付けの手伝いしないと」

今日はここまで。
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 17:39:16.68 ID:Gzzgx7Ed0
乙でした
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:53:43.76 ID:qsurLk250
シャングリラ基地 医務室

飯田「それじゃあ、大丈夫なんだな?」

シモーヌ「ええ。けれどしばらく安静にしてろってさ」

アリス「それじゃあ次の任務には出られないの?」

シモーヌ「そういう事。本当にごめんなさい」

飯田「いや、いいんだ。生きてるだけで。それじゃあ大事にな」

シモーヌ「ちょっと待って」

飯田「?」

シモーヌ「あの時、私を止めてくれてありがとう」

飯田「...気にするな」

シモーヌ「いえ、気にするわ。...アイツの言ったことが嘘じゃないとは限らない。けど...思い出したの。昔よく母は言っていたわ、人を憎む事はないように、とね」

飯田「...」

シモーヌ「あの時撃っていたら、私はきっと一生後悔していたわ。だから...ありがとう」

飯田「家族がらみの出来事ってのは...いつまでも付き纏うものだからな...」

シモーヌ「それって...」

飯田「それじゃあな。行こう、アリス」

アリス「うん、じゃあねシモーヌ」

ガチャ

飯田「それじゃあブリーフィングに行こう」

アリス「そうね。...あっ、忘れてた。晃司は先に行ってて」

飯田「あ、ああ」

そう言い残すとアリスはシモーヌの元へと戻って行った。

シモーヌ「あれっ、アリス?」

アリス「コレあげる」

シモーヌはアリスが鞄から取り出し投げたものを受け取った。

シモーヌ「こ、これ...!」

それは可愛らしいリボンを耳につけたテディベアだった。

アリス「シモーヌは隠してるつもりかもしれないけど、私にはバレバレだよ。可愛い物が好きなんでしょ。前部屋に遊びに行った時ベッドの下に隠してたみたいだけど見えてたよ、沢山のぬいぐるみ」

シモーヌ「っ〜!」///

アリス「じゃあね」ヒラヒラ
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:56:28.39 ID:qsurLk250
作戦司令室

ミラー「ではブリーフィングを行います。今回の戦地はエルネキア民国、依頼主は王室派です」

飯田「エルネキア...懐かしいな」

アリス「そうなの?」

飯田「ああ、イーグル隊初任務の場だった」

ミラー「では詳細を説明します。本日未明にブルーリベリニオスと金子製作所がエルネキア民国を対象に部隊を動かしたとの報告が入りました。我々はエルネキア国軍と共に彼らを追い返します」

オウルレギオン兵「確かエルネキアは3つの勢力に分かれて内乱状態でしたよね?」

ミラー「ええ。以前の内戦で王室派の影響力は強まりましたが依然内乱は続いてます。その為王室派と政府軍は国連に、正統王国軍は評議会についています。つまり同じエルネキアでも正統王国軍に関しては我々の敵です」

アリス「なんだか複雑ね...」

ミラー「大まかな作戦ですが、我々はエアボーンを実行します。王室派と政府軍が徐々に後退し、標的の戦線が伸びきったところを我々が背後から強襲する予定です」

オウルレギオン兵「ですが、我々第7大隊には空挺用の輸送機がありません」

ミラー「ええ。ですから我々は中東方面に展開している第9空挺師団に組み込まれます。いつもと勝手は違うでしょうが我慢して下さい。質問は?...では、以上」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:57:27.77 ID:qsurLk250
ブリーフィングから数時間後、飯田達は輸送機でエルネキア上空を飛行していた。

ジャンプマスター「よし、お前ら!間も無く降下だ!」

オウルレギオン兵「って事はいつものヤツですか!」

ジャンマスターは待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべながら答えた。

ジャンプマスター「そうだ!では行くぞ!この世で1番強いのは!」

「「「エアボーン!!」」」

ジャンプマスター「女に1番モテるのは!」

「「「エアボーン!!」」」

ジャンプマスター「敵が最も恐れるのは!」

「「「エアボーン!!」」」

「イエー!!」

「いいぞー!!」

士気を高める兵士たちをよそに、アリスは見慣れない光景に困惑していた。

アリス「何よこれ...」

飯田「これが彼らなりのやり方なんだろ」

ガダンッ!

突然機体が大きく揺れた。

アリス「な、何?!」

ジャンプマスター「対空砲火だー!!」

ボスン!

オウルレギオン兵「エンジンがやられたぞ!」

ジャンプマスター「ちっ!待て、まだだ!もう少し...もう少し...!」

機体が大きく揺れる中ジャンプマスターは降下合図を知らせるランプに視線を向けた。

そしてランプの色が赤から緑へと変わった。

ジャンプマスター「行け行け行け!早く降下するんだ!」

ジャンプマスターの号令に従い次々と兵士達が降下していく。

アリス「それじゃあ下でね!」

飯田「ああ!」

↓1
00〜10 装備一式を落とした
11〜60 部隊とはぐれた
61〜99 何事もなく降下できた
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:14:41.02 ID:cjRzCWzjO
とりゃ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:24:43.13 ID:g0gvGkvg0
本当に懐かしいな、あのときはヘクターもいた…
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 20:50:43.68 ID:qsurLk250
コンマ02 装備一式を落とした

飛行機から飛び降りるとそこに広がっていたのは、夥しい数の対空砲火と落下傘。

飯田「降下地点はあそこだな...!」

だが運の悪い事に対空砲火がパラシュートに被弾し、穴が空いてしまった。

飯田「チッ、この速度はまずい!」

少しでも落下の速度を緩める為、飯田はやむなく装備品を捨てた。

飯田「ぐっ...!」

ドスンッ!

飯田「ハァ、ハァ...。なんとか...行けそうだ。だが武器はナイフとグロック19だけか...。早いとこ味方と合流しないとな」

辺りには小川と茂みが広がっており、今のところ敵の姿は見えない。

飯田「合流地点までそう遠くないはずだ、進もう」

ガサガサ

ブルーリベリオニス兵「多分この辺りだ」

ブルーリベリオニス兵「本当にパラシュートを見たんだろうな?」

ブルーリベリオニス兵「ああ、間違いない」

↓1
00〜30見つかった
31〜99見つからなかった

376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:59:09.33 ID:g0gvGkvg0
a
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 21:31:29.83 ID:qsurLk250
コンマ33 ゾロ目ボーナスで救急キット1つ増加

飯田はじっと草陰で息を潜める。

ブルーリベリオニス兵「パラシュートは近くにあったんだが...見つからないな」

ブルーリベリオニス兵「ああ」

タタタタン!

ブルーリベリオニス兵「銃声だ、行くぞ!」

ブルーリベリオニス兵「了解!」

タッタッタッ

飯田「ふう。銃声か...もしかしたら味方かもしれないな。俺も行こう」

銃声のした方向へと歩みを進めていると、小さな村に辿り着いた。入り口には死体が1つ。

飯田「ブルーリベリオニスの兵士だな。武器は無い、か。だが救急キットはあるな、もらっていこう」

ズガガガン!

ちょうど入り口と反対の方向から再び銃声が聞こえた。

ブルーリベリオニス兵「こっちだ、行くぞ!」

↓1
00〜30見つかった
31〜99見つからなかった
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 21:36:20.64 ID:e49phvhxo
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 22:04:57.70 ID:qsurLk250
コンマ64 見つからなかった

タッタッタ

飯田「行ったか。これなら背後から奇襲できそうだな」

そのまま銃声の方へと向かうとはずれにある家屋に味方が立てこもっているようで、敵はそれを包囲しようとしていた。

ブルーリベリオニス兵「進め!逃すな!」

飯田「後ろから片付けるチャンスだ...」

残り5人
↓1飯田
00〜10 負傷した
11〜20 バレた
21〜90 倒した
91〜99 2人倒した

↓2味方の攻撃
00〜40外した
41〜80 1人倒した
81〜99 2人倒した
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:28:24.75 ID:g0gvGkvg0
a
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:36:00.04 ID:biaLMGAQO
すまぬ
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 22:54:30.82 ID:qsurLk250
飯田 コンマ75 倒した
味方の攻撃 コンマ04 外した

ブルーリベリオニス兵「ボイジャー、左に展開!」

ブルーリベリオニス兵「了解!」

タタタタタン!

分隊長の指揮のもと着実に包囲が狭められていく。

ヒュン!

ブルーリベリオニス兵「カハッ...!」バタッ

飯田「まずは1人...」

残り4人
↓1飯田
00〜10 負傷した
11〜20 バレた
21〜90 倒した
91〜99 2人倒した

↓2味方の攻撃
00〜40外した
41〜80 1人倒した
81〜99 2人倒した
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:20:54.73 ID:j3KFg/xr0
確実に決めるぞ!俺は異能生存体だっ!
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:57:30.03 ID:biaLMGAQO
とりゃ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/07(土) 00:04:48.65 ID:uMvcpCYm0
飯田 コンマ73 倒した
味方 コンマ03 外した

ズガガガン!

ブルーリベリオニス兵「攻撃が激しくて進めない!」

ブルーリベリオニス兵「クソっ!何を手間取ってるんだ!」

ブルーリベリオニス兵「パウエル、援護を!...パウエル?」

返事がない事を不審に思い後ろを振り向くと、1人の男が立っていた。

ブルーリベリオニス「敵っ...」

ザシュ!

兵士は溢れ出る血を止めようと首元を押さえながら地面に倒れた。

飯田「あと3人...」

残り3人
↓1飯田
00〜10 負傷した
11〜20 バレた
21〜90 倒した
91〜99 2人倒した

↓2味方の攻撃
00〜40外した
41〜80 1人倒した
81〜99 2人倒した

今日はここまで。
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:15:57.75 ID:1m2FMXK70
乙でした
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:06:39.95 ID:k1/aZAe3o
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/08(日) 16:04:52.05 ID:uDFqXO9T0
飯田 コンマ75 倒した
味方 コンマ95 2人倒した

ズガガガン!

ブルーリベリオニス兵「ウグッ!」ドサッ

ブルーリベリオニス兵「ガハッ!」バタリ

ブルーリベリオニス兵「クソっ、パウエル、ボイジャー...おい?」

兵士は周りを見渡したが味方の姿はどこにも見えなかった。

ブルーリベリオニス兵「一体どうなってんだよ!仕方ない、撤退するか!」

その場から立ち去ろうと兵士は走り出そうとしたが、ふと胸に痛みを感じた。

ブルーリベリオニス兵「な、何だ...?」

視線を落とすとナイフが深く突き刺さっていた。

ドサッ

飯田「増援を呼ばれるわけにはいかないからな」

死体から装備を剥ぎ取ると、包囲されていた家屋へと足を進めた。

↓1
00〜30 オウルレギオン兵
31〜75 アリス
76〜99 アリス+?
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 17:44:40.37 ID:o8IuEVNv0
はい
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/08(日) 19:01:56.64 ID:uDFqXO9T0
コンマ37 アリス

ガチャ

警戒しながら中に入ると、リビングの窓際に人影が見えた。

飯田「チャーリー!」

アリス「エコー!」

飯田「良かった、アリスか」

アリス「晃司...!どうやら2人とも合流地点には降りられなかったみたいね。...装備は?」

飯田「落とした。合流地点はそう遠くない、行こう」

アリス「了解」

2人は装備を整え、村から出た。村からしばらく歩くと大きな峡谷に差し掛かった。

飯田「この谷を抜ければもう合流地点だ」

アリス「それじゃあ行きましょうか」

飯田「ああ」

警戒しながら進んでいると頭上から声が聞こえてきた。

飯田「隠れろ...!」

2人は慌てて岩陰に隠れた。

ブルーリベリオニス兵「敵は?」

ブルーリベリオニス兵「確認できない」

アリス「あそこ、崖の上...」

飯田「ああ...」

ブルーリベリオニス兵「そろそろ移動するぞ」

ブルーリベリオニス兵「了解。...おい、待て!」

飯田「...!」

ブルーリベリオニス兵「お前達何者だ!」

?「おい、落ち着け」

頭上の崖でブルーリベリオニスの兵士が誰かと揉めているようだ。

ブルーリベリオニス兵「その装備は八咫烏か...?こんなところで何をしている!今回の作戦にお前らが参加するとは聞いてないぞ!」

八咫烏兵「...どうしますか、ツー隊長?」

飯田「ツー...?!」

ツー「殺れ」

ブルーリベリオニス兵「おい、お前ら何をっ...」

ダダダダダン!

ブルーリベリオニス兵「グギャアッ!」ドサッ

突如銃声が鳴り響くと同時にブルーリベリオニス兵の死体が上から降ってきた。

八咫烏兵「どうだ?死んだか?」

八咫烏兵「...暗くてよく見えないな」

↓1
00〜30見つかった
31〜99見つからなかった
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:03:20.28 ID:BUAHveq30
a
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/08(日) 19:15:52.09 ID:uDFqXO9T0
コンマ28 見つかった

八咫烏兵「いや、待てよ...」

八咫烏兵「どうした?」

アリス「バレた...?」

飯田「静かに...」

八咫烏兵「...。っ、標的発見!繰り返す、標的発見!」

八咫烏兵「何っ?!」

八咫烏兵「下だ、谷の間にいるぞ!」

ツー「仕留めるぞ!」

アリス「ど、どうする?!合流地点まではすぐそこだけど!」

飯田「くっ...」

↓3まで多数決
1戦う
2逃げる
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:26:07.68 ID:BUAHveq30
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 06:59:38.74 ID:ZMECP7Z50
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 11:35:54.69 ID:bOkcCtj3O
1押し倒す
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 20:16:56.84 ID:thwdXyMI0
2 逃げる

飯田「この崖ならすぐには追って来れないはずだ!味方と合流するぞ、走れ!」

アリス「了解!」

八咫烏兵「逃すな!」ズガガガン!

タタタタタン!

2人は銃弾の雨が降る中、谷を駆け抜け出口まで近づいた。

ダァン!

飯田「グハッ!」ドサッ

銃弾が太ももに当たり飯田はバランスを崩してしまった。

アリス「晃司!ほら、掴まって!」

アリスが飯田の体を支えようとしているのを、上から八咫烏の兵士達が眺めている。

八咫烏兵「今なら仕留められます!」

ツー「駄目だ、殺さずに捕まえろ、とのことだ。今は行かせてやればいい」

八咫烏兵「ですが...」

ツー「少なくともここに奴がいる事は分かった。頭領に報告して増援を送ってもらう。奴は...手強い相手だからな」

谷に視線を移すと2人は既にいなくなっていた。

飯田「何とか...逃げ切れたか」

アリス「ええ」

2人は谷から離れた岩陰に身を潜めていた。

アリス「ほら、これで治療したら?」

飯田はアリスから差し出された救急キットを受け取った。

飯田「ああ...。さっきのは八咫烏だったな」

アリス「ええ。でもブリーフィングの時には聞いてなかったわ」

飯田「恐らく...目当ては俺だろう。理由は分からないが」

アリス「そうね...」

すると突然声が聞こえてきた。

?「チャーリー!」

飯田「味方か...。エコー!」

オウルレギオン兵「おお、イーグル隊か、良かった。銃声が聞こえてきたから偵察に来たんだが、何があったんだ?」

飯田「八咫烏に襲われた」

オウルレギオン兵「八咫烏がここに?ま、今はいい。この先で味方が集まってる、ついて来い」

アリス「分かったわ。行ける、晃司?」

飯田「ああ、行こう」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 20:18:19.71 ID:thwdXyMI0
2人は味方の先導に従って合流地点まで移動した。

オウルレギオン兵「小隊長、ただいま戻りました」

小隊長「うむ、報告を」

飯田「私が話します。実は...」

ブルーリベリオニスが八咫烏に撃ち殺された事、そして襲撃されたことを伝えた。

小隊長「成る程...。その件も含めて今から司令部に報告する。追って命令があるまでここで待機だ」

飯田「了解」

オウルレギオン兵「さ、こっちで休めよ」

味方達は小川の近くで休憩を取っているようだ。中には見知った顔もある。

ウォルター「おっ、イーグル隊じゃん。久しぶり〜、飯田」

飯田「ウォルター、久しぶりだな」

オウルレギオン兵「久しぶりだな、2人とも!」

アリス「えーと、確かアンタはクロウ隊の隊長...」

オウルレギオン兵「いや、俺にだってちゃんと名前が...」

ウォルター「面倒くさいからクロウでいいんじゃね〜?」

クロウ「ちょ、まっ」

アリス「そうね、今回もよろしくねクロウ」

クロウ「...ああ」

飯田は腰を下ろし、ポケットから両親が作った本を取り出した。

ウォルター「呑気に読書か、余裕だね〜」

飯田「別にそうゆう訳じゃない。お守りみたいなもんだよ。いつも持ち歩いてる」

ウォルター「ふーん」

2人の会話を少し離れたところからアリスが眺めていた。

クロウ「それで、どうなんだ?」

アリス「どうって、何が?」

クロウ「皆まで言わせるなよ」ニヤニヤ

アリス「話す事は何も無いわ」

クロウ「本当か?アドバイスしてやっても良いぜ?」

アリス「結構です」

小隊長「よし、お前ら休憩は終わりだ。司令部から次の任務の命令が来た。ここから少し進んだところでエルネキアの部隊が孤立しているらしい。俺たちはその援護に行く」

オウルレギオン兵「八咫烏について何かありませんでしたか?」

小隊長「司令部も把握していなかったそうだ。だが任務に変わりはない、続行だ。さあ、装備を確認しろ。3分後に出発だ」

「「「了解」」」
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 20:19:14.74 ID:thwdXyMI0
小隊が出発してから数十分後、道中敵の部隊と遭遇しながらも目標地点の山岳地帯まで辿り着いた。

クロウ「見ろ、あそこだ!」

クロウが指を指した方向を見ると、エルネキアの部隊が岩棚に隠れながら敵と戦闘していた。

小隊長「よし、行け行け!合流するぞ!」

ゴツゴツした地面に足を取られながらも小隊は岩棚まで辿り着いた。

飯田「現在の状況は!?」

状況を把握しようと1人の兵士に声をかけたが、彼はイーグル隊の初任務を思い出させる懐かしい人物だった。

アミール「飯田!?...いや、懐かしむのは後だ!我々は撤退するエルネキア軍の殿を務めていたんだが、敵の数が予想より多く孤立してしまった!後数分で航空支援がくるんだがそれまで耐えないといけない!」

飯田「了解!準備はいいな、アリス!」

アリス「ええ!」

救急キット3個
残り10人
残り5ターン
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 21:19:53.96 ID:JlvgqUxpo
K
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:12:38.44 ID:8Xpwxje90
はい
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 22:49:07.73 ID:thwdXyMI0
飯田 コンマ96 2人倒した
アリス コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費

タタタタタン!

金子製作所兵「グハッ!」ドサッ

ブルーリベリオニス兵「怯むな、進め!」

ズガガガン!

アリス「終わりが見えないわね!」ダダダン!

ウォルター「いつもなら突撃してさっさと終わらせるんだけど、流石にこの数じゃきついかな〜」ダン!ダン!

飯田「見ろ、敵の増援だ!左の稜線!」

凪原「うひゃー、こりゃ凄い。正直おじさん、こんな危険な任務は嫌なんだけど...仕方ないか。じゃ今回もよろしく、ウォードッグの諸君」

ウォードッグ「...」

凪原「ああ、ちゃんと命令しないと駄目なんだった。ホラ、左右に展開して包囲」

ウォードッグ「了解」

救急キット3個
残り12人
凪原 5/5
残り4ターン
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン9.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:24:28.35 ID:8Xpwxje90
はい
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 00:49:19.99 ID:n8AqFfKQo
いは
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 19:29:08.63 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ35 倒した
アリス コンマ99 ゾロ目ボーナスで3人倒した

エルネキア兵「グハァッ!」ドサッ

オウルレギオン兵「回り込まれてる!」

クロウ「クソッ、あいつら怯まないぞ!」

金子製作所の兵士達はウォードッグを盾にして着実に前進している。

アリス「アレはアンドロイドよ!正確にCPUを撃ち抜かないと停止しないわ、見てて!」

タタタタン!

ウォードッグ「...!」ガクッ

クロウ「おお、すげえ!」

アリスがウォードッグを正確に撃ち抜いていく様子を、凪原もまた見ていた。

凪原「アレが例の不良品ってやつか...。不良品ねぇ...機械には詳しくないけど、うーん...。ま、いいや。任務の障害は排除しないとな」

アリスに照準を合わせたその瞬間彼女がこちらを見たように思えた。気のせいかと思ったが長年傭兵をやってきた中で培った勘が彼に囁いた、避けろ、と。

タタタタン!

凪原「ウグッ...!っと、危なかった...。後もう少しで頭を撃ち抜かれるところだった...」

金子製作所兵「大丈夫ですか?」

凪原「おう。さてさてこのままじゃまずいかなぁ」

金子製作所兵「どうしますか?」

凪原「そろそろ来るはずだよ、援軍がね」

先程凪原達が現れた稜線から再び金子製作所の部隊がやって来た。

曹「凪原のじいさん...なにを苦戦してる?...ケツを拭いてやるとするか」

曹のハンドサインで部隊が準備を始める。

救急キット3個
残り14人
凪原 4/5
曹 5/5
残り3ターン
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:04:07.58 ID:eF47ZyDBO
とりゃ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:07:44.43 ID:wW7TeWXg0
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 20:29:31.98 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ58 倒した
アリス コンマ43 倒した

金子製作所兵「準備できました」

曹「よし、行くぞ」

曹と彼の部隊員はサーフボードのような板に乗りだした。

小隊長「な、何だアレは?!」

飯田「どうしました!?」

小隊長の見ている方向に視線を移すと、そこにはフライングボードに乗りながらこちらへ急襲を仕掛けようとする曹たちが居た。

小隊長「フライングボードの実用化はまだだと聞いているぞ!だってのにどうして!」

ウォルター「スッゲー、人が浮いてる!乗ってみたい!」

クロウ「そんな事言ってる場合か!さっさと撃ち落とせ!」

ズガガガン!

オウルレギオン兵「ちょこまかと!」

曹たち目掛けて射撃するが、彼らは見えない風の波に乗っているかのように自由自在に空中を動き回っており、命中させるのが難しい。

曹「...容易いな」ズガガガン!

オウルレギオン兵「ガハッ!」ドサッ

アミール「奴らを何とかしないと一方的にやられるぞ!」

飯田「...手榴弾だ。爆風で吹き飛ばすんだ!」

クロウ「了解!」ポイッ

ドカ-ン!

金子製作所兵「う、うわぁー!」グラッ

ドスン!

クロウ「おお、いけるぞ!」

救急キット3個
残り12人
凪原 4/5
曹 5/5
残り2ターン
↓1飯田 マガジン7個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン7.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:43:21.38 ID:wW7TeWXg0
手榴弾
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:28:12.19 ID:PhG83AlOo
S
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 22:02:12.34 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ38 2人倒した
アリス コンマ19 外した

ポイッ

ドカ-ン!

アリス「この調子なら何とかなりそう!」タタタン!

エルネキア兵「ああ。すぐに航空支援が来るはずだ。それまでもう少しの━━━」

タァ-ン!

エルネキア兵「うっ...!」ドサッ

アミール「スナイパーがいるぞ!」

飯田「どこからだ?!」

クロウ「こんな状況で確認してられるかよ!」

スナイパーの攻撃に混乱しているのは彼らだけではなく、金子製作所とブルーリベリオニスもだった。

凪原「...スナイパーなんか配置したっけか?曹も狙撃手は連れてきてないはずだし」

金子製作所兵「いえ...。ですがブルーリベリオニスが用意したのかも」

凪原「ふむ...」

だがブルーリベリオニスも狙撃手は用意しておらず、金子製作所が配置したのだと思い込んでいた。

ツー「どうだ?」

八咫烏兵「我々だとは気づかれてないようです」

ツー「よし。事がうまく運べば目的も達成できるだろう。続けろ」

八咫烏兵「はっ」

そして狙撃手に苦しんでいる飯田達に更なる厄介事が舞い込んで来た。

ウォルター「ちょちょちょ、あれっ!戦車じゃない?!しかも三五式電磁...なんとかってやつ!」

クロウ「投射砲搭載型戦車、な。やべっ、砲塔がこっち向いてるぞ!」

ドカ-ン!

アミール「ゲホッ...。みんな耐えてくれ、後少しだ!」

救急キット3個
残り11人
凪原 4/5
曹 4/5
戦車 5/5
残り1ターン
↓1飯田 マガジン6個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:07:37.23 ID:bnOhwD520
はい
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:08:03.11 ID:wW7TeWXg0
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 22:55:31.07 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ23 外した
アリス コンマ11 ゾロ目ボーナスで倒した

エルネキア兵「これが最後のマガジンだ!」

アミール「俺のを使え、まだ予備がある!」

エルネキア兵「助かる!」

タァ-ン!

オウルレギオン兵「グガッ!」ドサッ

ドカ-ン!

エルネキア兵「ウギャアァ!」バタリ

飯田「まずい...!アミール、まだか!」

アミール「もうすぐだ!」

アミールが言葉を言い終えると同時に、大地を震わせるような轟音が空から聞こえてきた。

アリス「あれ見て!F22よ!」

クロウ「騎兵隊の登場だ!」

F22が飯田達の上空を一瞬で通り過ぎたかと思うと、敵がいた場所で爆発が起きた。

↓1凪原
00〜50 死亡
51〜99 生存

↓2曹
00〜50 死亡
51〜99 生存
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:57:46.08 ID:wW7TeWXg0
乱戦乱戦
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:58:31.45 ID:PhG83AlOo
勝ち取りたい
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:59:03.29 ID:wW7TeWXg0
無常だ、終盤だなぁ…
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 23:23:14.33 ID:kNfUJRdA0
凪原 コンマ08 死亡
曹 コンマ45 死亡

F22が過ぎ去った後の地表は地獄さながらだった。

クロウ「こりゃ酷いな」

ウォルター「悲しいねぇ〜」

アリス「あなた、そんな事微塵も思ってないでしょ...」

アリス達が周囲の偵察を行う一方、飯田はアミールと旧交を温めていた。

アミール「壮健そうで何よりだ」

飯田「そっちもな」

アミール「あの時の2人はどうした?」

飯田「それが...」

アミールにヘクターとシモーヌの事を説明した。

アミール「なるほど...。ま、死んでないだけマシだな」

飯田「ああ。その通りだ」

そんな2人の様子をツーは遠くから双眼鏡で眺めていた。

八咫烏兵「どうしますか?」

ツー「撤退だ。スナイパーだけでどうこうできる状況じゃない」

八咫烏兵「了解です」

ツー「...」

ツーはあれほどの大軍に耐えて見せた飯田の能力に改めて感心しながらその場を去った。

小隊長「飯田、こい!」

飯田「はっ。じゃあな」

アミール「ああ」

飯田は岩棚の陰で司令部に報告を行なっていた小隊長のもとへ移動した。

小隊長「UAVがこの先の山小屋に八咫烏の部隊がいるのを発見した。八咫烏の参戦は想定外の事態であり、任務に支障をきたすと司令部は判断した。そこで我々に彼らの掃討の命が下った」

飯田「成る程」

小隊長「確か道中でツーとかいう奴に襲われたんだったな?」

飯田「はい」

小隊長「おそらくそのツーもそこにいるだろう。だから奴のことを知っている君に行ってもらいたい」

飯田「はっ。とはいえそこまでよく知っているわけではありませんが」

小隊長「構わん。ただでさえイレギュラーな状況なんだ。少しでも奴を知っている者に行ってほしい。大丈夫か?」

飯田「はい。それでは失礼します」

今日はここまで。明日20時ごろ続きやります。
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 23:30:16.16 ID:wW7TeWXg0
乙でした
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/14(土) 20:03:25.25 ID:Gs71johM0
イーグル隊は小隊とは別行動を取り目的の山荘に居た。

飯田「ここに八咫烏がいるらしい」

アリス「少なくとも外には居ないわね。中にいるのかしら」

ウォルター「どっちでもいいけど、さっさと終わらせて小隊と合流しようよ〜」

オウルレギオン兵「だな。どこに敵がいるか分からないし、早いとの終わらせよう」

飯田「ああ、突入するぞ」

救急キット3個
残り6人
ツー 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン5.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:16:36.82 ID:Z6Yp7+zi0
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:36:08.51 ID:yy25fdivo
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/14(土) 21:00:54.86 ID:Gs71johM0
飯田 コンマ82 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ51 倒した

飯田「ブリーチングチャージセット!」

ド-ン!

扉が爆発で吹き飛ぶとともに山荘の中から八咫烏の兵士達が射撃してきた。

アリス「スタングレネード行くわよ!」

ピカッ!

激しい閃光によって銃撃が止んだ僅かな間に部隊は中へと突入する。

オウルレギオン兵「行け行け!」ズガガン!

アリス「どう、ツーは居る?!」タタタン!

飯田「いや、いないな」ダダダダン!

制圧射撃をしながら部屋の中を見回す飯田の頭上で黒い何かが動いた。

ウォルター「上っ!」

飯田「なっ!?」

天井から突然ツーが陽炎を手に、飯田目掛け切り掛かってきた。

ツー「ハァッ!」ブオン!

飯田「っ!」

すんでのところで刃をかわし、蹴りを入れてから胴体に数発撃ち込んだ。

ツー「ぐっ...!」サッ

だが防弾チョッキに阻まれ致命傷とはならなかった。彼はそのまま後退し仲間の八咫烏と合流した。

救急キット3個
残り5人
ツー 4/5
↓1飯田 マガジン4.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:31:08.25 ID:yy25fdivo
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:21:30.70 ID:P+PWShLjo
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 14:57:37.42 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ25 外した
アリス コンマ70 倒した

ズガガン!

八咫烏兵「グハッ!」ドサッ

アリス「よし!」

八咫烏兵「クソッタレが!」ダダダン!

飯田「二階にも居るぞ!」

ウォルター「...あいつらは任せて!」

そう言い残しウォルターはフラッシュバンを投擲し、閃光が走った瞬間に飛び出していった。

オウルレギオン兵「あのバカ野郎、またやりやがったな!」

いつもウォルターに振り回され慣れているのか、1人のオウルレギオン兵が彼の後に続いた。

飯田「二階は任せよう、俺たちは一階だ!」

救急キット3個
残り4人
ツー 4/5
↓1飯田 マガジン3.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン3.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:03:34.76 ID:9ouqr2iE0
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:04:08.89 ID:xoBcBMmto
よし
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 15:34:57.24 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ76 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ89 倒した(マガジン半分消費)

飯田「そこかっ!」タタタタン!

ドサッ

飯田「よし!」

アリス「晃司、左!」

素早く視線を移すと、何か棒切れのようなものが飛んできた。

よく見てみるとそれは陽炎の柄で、顔の数センチ手前程の距離の所で突然レーザーの頭身が現れた。

飯田「時間差で刃をっ...!」サッ

ツー「ちっ!」

ツーは再び陽炎を投げようとしたが、アリスが素早く手元に銃撃を加えた。

ズガガガン!

ツー「うっ...!」

救急キット3個
残り3人
ツー 3/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン3個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:37:53.09 ID:9ouqr2iE0
a
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:47:08.64 ID:WynqF1Zd0
はい
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 16:07:06.22 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ09 負傷した
アリス コンマ64 倒した

ツー「ハァッ!」

再び飯田に陽炎が襲い掛かる。

飯田「ちっ!」サッ

飯田は先程と同様冷静に陽炎を躱した。しかし陽炎の刀身が避けた方向に曲がり、飯田の肩に突き刺さった。

飯田「ぐっ...」

アリス「大丈夫!?...このっ!」ダダダダン!

ツー「っ...!」

救急キット3個
残り3人
ツー 2/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:08:42.57 ID:9ouqr2iE0
救急キット
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:41:32.27 ID:W6QA13040
c
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 16:59:09.16 ID:GxvW8Nmh0
飯田 治療
アリス コンマ27 外した

飯田「援護を頼む!」

アリス「了解!」

ズガガン!

八咫烏兵「横から回り込む!」

ツー「行け、援護する」

救急キット2個
残り3人
ツー 2/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 17:03:02.74 ID:xoBcBMmto
b
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 18:58:26.76 ID:WynqF1Zd0
はい
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 19:20:28.27 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ74 マガジン半分消費
アリス コンマ76 マガジン半分消費

八咫烏兵「よし、ここからなら!」

飯田が治療をしている間に八咫烏の兵士が2人回り込んでいた。

飯田「アリス!」

ハンドサインで合図を示すと、アリスは向かい合うようにしゃがむと同時に飯田の背後にいた八咫烏兵を撃ち抜いた。

それと同時に飯田はアリスの肩を支えにしながらもう1人の八咫烏兵に銃弾を正確に叩き込んだ。

ツー「任務は失敗か...!」

救急キット2個
残り1人
ツー 2/5
↓1飯田 マガジン2.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 19:26:19.16 ID:9ouqr2iE0
a
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:09:18.62 ID:OvZ84yEXO
とりゃ
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