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【安価】オルランドゥ大武術会10【コンマ】

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1 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:01:48.23 ID:CkW89DUUO
・安価とコンマで進行します。「崩壊した世界を旅する」「崩壊する世界を旅する」のシリーズ作品ですが、未読でも問題なく読めます。
(前作、前々作のパラレルワールドです)

・中断していた前作のキャラも登場します。
前々作において主人公たちが「ある選択」をした場合に分岐した世界の話です。
このため、いくつかの土地の名称が前々作や前作と共通しています。

・基本は主人公視点のみの進行です。

・戦闘シーンで幾ばくかの残虐シーンがあるかもしれません。ご注意ください。

・不評だったデスペナルティはない方向としますが、死亡時に主人公チェンジなどはあるかもしれません。

・現状ハーレム状態のため、ストーリーに必要な濡れ場を書かねばならないことが発生します。
その場合は以下のスレに適宜移動しますので、よろしくお願いいたします。

オルランドゥ大武術会・R
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/

前スレ
【安価】オルランドゥ大武術会9【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1573468968/


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1576389708
2 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:07:52.07 ID:CkW89DUUO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 210+200
筋力 17+5
技術 17+5
知力 10+5
精神 16+5

所属 トリス森王国
名声値 66

好感度
※イマーラ 413
※ラーナ 465
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 136
ミラ 245

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※戦闘中のクリティカル範囲が1回だけ90以上に

経験点201p
奥義習得ポイント11p
覚醒レベル4
※10ターンの間、以下の補正がかかります。
HP+200、全ステータス+5、コンマ判定+20
超回復(致死ダメージ1回無効)
※半日に1回のみ、反動なし

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
パリィ…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数半減
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
3 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:09:12.57 ID:CkW89DUUO
※現状では奥義「奇門解放」は習得できません。
他のスキルや基礎ステータスの上昇を加味して習得してください。

奇門解放
経験点300p、奥義習得ポイント15pで習得可能
10ターンの間全ステータス+3、追加ダメージと攻撃係数と防御係数にボーナス(ともに8→4に)
使用後は反動で1時間全ての行動にペナルティ(要宝石の力解放)
4 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:12:59.42 ID:CkW89DUUO
キャラクター解説

・クラン・オーディナル(主人公)
15歳の少年。2年前にアングヴィルからイーリスに修行にやって来た。
イマーラの元で修行するようになったのは偶然と思っていたが、実は意図的なものである。
先祖代々から伝わる宝石を受け継いでいる。ある機会をきっかけに宝石の力が開放、その中にある不可思議な存在とそれを巡る策謀に巻き込まれる。
武芸は元々天賦の才があったが、最近急成長している。前々作の登場人物「ミドル・オーディナル」の子孫。

身長は164cmぐらい。少し長め(おかっぱに近い)の茶色の髪に茶色の瞳。普通にしていても女の子に見えるが、女装するとほぼ女の子にしか見えなくなる。
女装趣味はないので本当に困っていたが、周囲がそういう趣味の女性ばかりなので誰も助けてはくれなかった。
結局なんやかんやで女装姿に慣れてしまっている。

・ラーナ・リエーネ(ヒロイン枠1)
28歳のエルフの少女。エルフは人間の2倍の寿命を持つが、外見年齢はその半分のため見た目は14歳の少女にしか見えない。
道場があるセレズ村に独り暮らししている。大魔導師、ヤーヤ・バータラの弟子であり、それなりに目をかけられている。
活発で明るいが、羽目をよく外す(特に性的な方面)。クランのことは弟のように思っていたが、一線を越えてからはベタベタしたがるように。当のクランは少々困り気味。
「番」(非公式なエルフ独特の婚姻形態、男性による通い婚)についてはそれなりに鷹揚だが、相手によるもよう。
同性愛者ではないが、女装したクランはかなり好きらしくことあるごとに女装させたがる。攻めるのが好き。

身長は153cmぐらいで小柄。長い銀髪をポニテに束ねている。目も銀がかっている。貧乳で、そこは少し気にしている。
両親はトリス南部にいるもよう。ヤーヤへの弟子入りを機に独り暮らしになったと思われる。

姉、リーナが20年間失踪していたと判明。エルライザの母エリザと共に行動している。
2人はトリス南部の「穴」の隙間をトリス王室の密命を受けて20年かけ探索していたが、異常事態につき召還。
そのままハーデンの懐に潜り込んだと思われる。リーナ、及びエリザは現在イーリスに滞在中(?)。

・イマーラ・ランドルス(師匠枠、ヒロイン枠2)
63歳のエルフ女性。外見年齢は20代後半で若い。左腕はかつての大武術会の準決勝で斬り落とされたが、現在は義手。
斬ったのはテルモンのヒースコート伯爵だが、「事故」であったもよう。
おっとりとした女性であり、普段はとても温和。ただ、武術のことについてはひたすら厳しい。
トリスを代表する武芸者であり、「スナイダ流拳闘術」という独自の拳法を使う。隠遁の身であったが、クランがかつて先祖と繋がりがあった家の出身ではと思い弟子にとる。

実はトリス出身ではなく、アングヴィル出身。前々作のエルヴィン(シデがいた村の村長)が先祖であり、失われた歴史を先祖代々守っていた。
しかし50年前にアングヴィルの過激派が村を急襲。父親とトリスに亡命している。どことなく影があるのはそのため。
クランのことは男性としてではなく、普通に弟子として可愛がっていたが、クランの女装を機に大分怪しくなり、現在では完全に恋愛関係になっている。
実は女装子趣味。過去の番が男娼であった影響。なお、夫はモリブスの闇ギルドに殺害されており、故人である。
枢機院との攻防戦で致命傷を負う。サイファーの世界(「第二世界」)にて治療を受け復帰。左腕は精巧な義手になっており、「切り札」があるもよう。

身長172cm、Gカップぐらい。長い金髪で青い目。コンバーテッドサウスポー。
魔法も多少使えるが、ほぼ肉弾戦で戦う。相当強く、その気になれば現状でも国別予選で優勝争いはできる。
クランとの絆が強まったことで「感染」、短距離瞬間移動ができるなど相当強化された。作中最強候補である滝相手でも渡り合える程度。
5 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:14:02.20 ID:CkW89DUUO
・ヴィオラ・バータラ(ヒロイン枠3、ライバル枠1)
42歳。外見は20前半でボクっ娘。凛々しい顔立ちで、実は女性人気が高い。
ヤーヤ・バータラの孫でアーチャー。魔法の心得もあり、ハーデン襲撃の際にクランやラーナと共闘した。
元々クランに好意を抱いていたが、共闘の際に命を救われたことから本格的に惚れかける。が、とりあえず振られた。

161cm。緑髪のショートで、目の色は黒。胸はラーナより少し大きい程度。

・オクタシア・ヘイワード(ヒロイン枠4、ライバル枠2)
55歳。外見は20代半ば。長い黒髪に漆黒、切れ長の目の女性。武人じみた言葉遣いをしている。
トリスの近衛騎士団団長を歴代最年少で務める。小剣2刀流の使い手であり凄腕。前回国内予選では決勝まで行った程。
普段は要人警護と周辺情報収集を行っている。警察の警備課と公安を合わせた立場のイメージ。
基本的にはお堅いが、真面目一辺倒というほどではない。実はイマーラと同じ女装子趣味。
(トリスには番相手を女装させる趣味が一定層存在しているが、あまりおおっぴらに言わないのがマナーらしい)

168cm、胸はCぐらい。特定の番がいるかは不明。
(なお、一夫多妻制ではあるが女性は複数の夫を掛け持ちすることも珍しくはない)

・ミーシャ・ヴィルエール(ヒロイン枠5、ラスボス枠?)
16歳、人間。イーリス聖王国の第一王女にして第一王位継承権者。
凄腕の突剣使いであり、恐らくはイーリス1の使い手。

金髪碧眼で、少し垂れ目気味。見た目は穏やかで上品な王女に見えるが、内面はかなり色々複雑。
実は両性具有者であり孤独を感じていた上に、乱れる国を思いながら何もできない鬱憤と義憤もあり、興味がない人間にはとことん無関心かつ冷酷な人間になってしまった。
その捌け口が騎士団に対する苛烈なまでの稽古に表れた面は否定できない。
近侍であり愛人のアナスタシアからの愛情がなければ、もっと酷い形になっていただろう。
王政復古に伴い立場が大きく変化。狙われていることもあり、修行がてらクランたちと同行している。

実は「一角獣」の力を秘めた宝石を持っており、その力を狙ったハーデンから狙われている。
宝石の封印が解かれると人格も冒され、莫大な力を持つ怪物に成り果てる……とランダムは言っている。
まさにそれがハーデンの狙いなのだが、世界を破滅させた先に何をしようとしているかは不明。
なお、宝石の中身は自我を「一角獣」に乗っ取られたジュリア・ヴィルエール(前々作登場人物、クランの先祖の恋人)。
覚醒に伴い正気を取り戻したが、まだ安定しきってはいない。それはミーシャも同様で、危うさははらんでいる。

なお、覚醒レベル2相当。瀕死時に一角獣の力を使える。
それに伴い女性寄りだった外見はやや中性寄り(男装の麗人?)になっている。(ただ、基本の性自認は女性に戻った)
戦後はカミングアウトの上でアナスタシアを娶るつもりらしいが、同時にクランの「番」にもなる方向。

167cm、胸はDぐらい。同性愛者のように思われるが、実は両性愛者。というより、自分の孤独を埋めてくれるならそれでいいと考えている節はある。
アナスタシアとは共依存気味だが、多分アナスタシアの方がよりその傾向が強い。攻めるのが好き。
6 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:16:40.07 ID:CkW89DUUO
・エド・ハーデン(故人)
年齢不詳の大男。2mを超える巨体にモジャモジャ髭が特徴の怪人。
「ケインの落とし子」の一人だったが、モリブスのダブリエル邸にてクランにより捕獲。暴発を避けるために「第二世界」に連行され、クラン自らが止めを刺した。

・アナスタシア
27歳の翼人。イーリスの司教にしてミーシャの近侍。かなり幼い頃から仕えていたらしい。プリーストとしては凄腕で、国の代表になれるほど。
ただ戦い自体は好まないため、予選に出たことはない。
ミーシャと肉体関係に至るまでの経緯は不明だが、彼女が身体のことについて孤独感を抱えていたミーシャに同情したのは間違いない。
ミーシャがしたいことは何でもしてあげたいと考えている節がある。ミーシャの宝石の封印を破ろうとしていたが看破され、説得に応じる形で二重スパイになった。
現在はクランたちと同行中。M気質。

163cm、E〜F。ぽっちゃりとまではいかないが、少しふっくらした女性。青みがかった長い髪。

・ランダム
181cm、短い黒髪で髑髏のTシャツを着ている。どこからか忽然と現れ、酒瓶を取り出しては始終飲んでいる謎の男。
神のような存在であり、とうにこの世から消え失せた「一族」の一員。基本的にフレンドリー。
前々作、前作の同名人物と同一人物。前作の「崩壊後の世界」のランダムがハーデン側についており対立関係にある。

また、この世界オリジナルの「3人目」が「拳神」ウィル・アピースと行動を共にしている。世界再生後の監視役として動いているもよう。
ただし「3人目」の肉体能力は人間とそう大きく差がないため、意図的に前線には出てこない。
どうやら「3人目」には何か重大な秘密があるらしいが……?
7 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:17:42.18 ID:CkW89DUUO
・エルライザ(ヒロイン枠6、ライバル枠)
ズマの魔族で、特殊部隊「アサシン」見習い。魔洪石鉱脈を巡る一連の事件を捜査していた。
オルランドゥに潜伏捜査していたが、ズマでのクーデター未遂を機にアビー王女の世話役に収まっている。

身長160cm、Cカップ程度。年齢は25歳。母親がラーナの姉、リーナと一緒に20年前に失踪している。
同性愛者による駆け落ちかとも思われたが、単純な事情ではない。詳細はラーナの項参照。

なお、余談だがエルライザ自身は両刀(ネコ)。ラーナを「お姉様」と慕っている。

・パーシャ・ルルイエ
前作の同名人物と魂は同じ(出会うと対消滅する)。エルフと魔族のハーフでイマーラの旧友。
高級娼婦であり、心理カウンセラーのようなこともやっている「癒し手」。回復魔法と簡単な精神感応魔法が使える。
ミーシャの父ミカエル7世とヒースコートとは過去に恋愛関係にあった。

実は前作のパーシャ同様に「一族」エリックを身に宿していた。エリックは復活し、現在はモリブスにトンプソン司教といる。

・リリー・フェルガナ
イーリス聖王国テルモン大使館の一等書記官。ミーシャ強奪計画の首謀者の一人。名門貴族の出で相当な使い手。
クランとの戦いで生命力をマナに変換した一撃を放つが敗北。急速に老いてしまった。
一応生存中であり、近衛騎士団の監視下に置かれている。テルモン皇弟フリードニヒの愛人であり、彼に絶対の忠誠を誓っている。

・アヴェル・ヒースコート
イマーラが出場した大武術会の優勝者で、イマーラの左腕を斬り落とした本人。
クラン殺害とリリー護衛の任を受けてイーリスに来たが、本人は乗り気ではなく叛意すらある。
長年隠居していた所を引っ張り出された。長女アリシアが洗脳を受けている可能性大。
サマートと自身のかつての弟子アヴェルに重傷を負わされて拐われた。怪我は現在は完治しており、イーリスに実質亡命中。

・アドン・サマート
イーリス聖王国近衛騎士団団長。根っからの武人であり、枢機院にも民衆院にも属していない。
王家に強い忠誠を誓っており、王家と国を想う心情から枢機院打倒計画をミーシャに明かす。ミーシャとの稽古で負傷し、隻眼。
8 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:19:00.72 ID:CkW89DUUO
・カーティス・ロブソン(ヒーロー?枠?)
近衛騎士団団員。18歳、181cm程度の長身の青年。肌はやや黒く、魔族の血も混じっているらしい。
ロワールの武術集団、ダーレン寺の総師範、レイ・ロブソンの孫。相当に強い。
女装したクランに一目惚れした。多分童貞。

・サイファー・コット
前作主人公。34歳。向こうの世界では対「崩壊した世界」の責任者的立場であるらしい。
異常にタフであり、本人曰く人外になりかけているとのこと。所帯持ちで妻は2人。

・ノワール・コット
前作ヒロイン。29歳。向こうの世界では魔術師としてかなりの名声を得ているらしい。
プレーンウォークをはじめ多彩な魔術を操る。人外になりかけているらしい。
色々怪しげな薬を作れるもよう。なお、ヘカテル(サイファーのもう一人の妻)に対しては攻め。

・ライル・トンプソン
黒い翼の翼人。ユングヴィ教団世俗派司教。アナスタシアの師匠の一人でもある。
常に冷静沈着で穏やかな男。闇ギルド打倒に執着しているようだが……?

一族「ケイン」の末裔。ただ、ハーデンやアヴェルとは一線を画している。
闇ギルドの首魁「マスターC」の息子であり、色々恨みを持っているらしい。闇ギルド殲滅に向け行動中。

・アヴェル
痩せ気味の長身の男で剣呑な雰囲気を纏わせている。ハーデンと並ぶライプツィヒの片腕と見られる凄腕の剣士。
性格は冷酷にして残虐。ヒースコートの養子であり唯一の弟子だったが、ヒースコートの次女を殺害した上でレイプし逃走。ハーデンとの繋がりは不明だが、一族「ケイン」の末裔。

・ダグラス
リリーの腹違いの弟。25歳前後で短めの髪に鋭い目の男。
戦闘狂であり自分にも他人にも厳しい。付き合いにくいタイプだが、フリードニヒには絶対の忠誠を誓っている。恐らく若干シスコン。
実はテルモン皇帝、ゲオルグ3世の語落胤。

・ミラ
スライム娘。外見は11〜12歳→15歳。実際は33歳。偉そうな物言いだが分別はある。
人間形態に化けることができる。以前は片言な上肌が青いので不自然さは否めなかったが、成長と共にほぼ人間と見分けがつかなくなった。退屈しのぎにクランたちに同行中。
本人の行動原理は「楽しければそれでいい」というシンプルなものである。

実は「穴」最深部にいた究極液状生物「j」の末裔。ダーレン寺開祖、マイク・ダーレンの子孫でもある。
魔力と特定人物の生命力(体液)で成長するらしく、身体の各部位をかなり任意に変えることができる。
物理攻撃には強いが魔法攻撃には弱い。特に炎は天敵。妹のララがいる。
モンスターの最高位として、モンスターと意志疎通が可能。

身長154cm、体重任意。基本は長めの青い髪に青い目で、ワンピースを好んで着ている。クラン(とラーナ)とはセフレに近い関係。
竜人のフリークに懐かれている。
9 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:27:25.93 ID:CkW89DUUO
・フェイラ
ダーレン寺師範代の鬼人。24歳。身長182cmの長身で筋肉質。肌は赤く巨乳。
武人気質で生真面目な性格。ロワールでは特務捜査官を勤める。
ズマのアサシン、ソロコフとは恋愛関係にある。相当に強い。

・マキシム・ソロコフ
ズマのアサシン。内部ではエース格らしく、暗殺術に長ける。
その実力は15人の裏社会の人間をまとめて屠れるほど。冷静沈着で頭の切れる男。
身長185cmの偉丈夫。フェイラとは恋愛関係にある。

・レイ・ロブソン
ダーレン寺総師範。75を超える老齢ながらその実力は健在。身長180cmの筋肉爺。
好好爺のように見え実際飄々とした性格だが、武では妥協を許さない。見かけと違い、かなり厳しい人物。そこにはある信念がある。
イマーラの初恋の相手だったらしい。

・マルコ・ジャーヴィス
22歳。童顔で年下に見られることも多い。前作登場人物で、クランにかなり「近い存在」。
若いがアングヴィルの復興担当となあるなど優秀な官僚としても成長中。婚約者のカレン(山田火蓮)がいる。クランたちの世界に来た。
武器は神器「クリムゾン」。性能が大きく落ちるはずのクランの世界においても、その圧倒的な殲滅力は健在。

・滝蓮次郎
35歳。前作登場人物で、防衛省の高官。個人としては最強といって差し支えないほどの戦闘能力を持つ。
遺伝子操作によって生まれた「デザインドヒューマン」で、実は余命が幾ばくもない。妻子は東京にいる。
「奇門」という人体の生命力が集まる箇所を操作することで、爆発的な能力を発揮する。切り札もあるもよう。

・オリヴィア
「第二世界」における「j」。同一存在はクランたちの世界にも存在しており、「グリーチ」として闇ギルド側についている。
傲慢で3大欲求に忠実な存在であり、善でも悪でもない。ただ、それが故に極めて危険。
腹が減ったと地上に出ようとしていた所、クランの手によって確保された。腹ペコキャラだが馬鹿でも愚かでもない。

・ララ
ミラの妹。外見は12歳ぐらい、身長138cmぐらい。Aカップ。暢気で鷹揚な性格。好奇心旺盛なお年頃だが、実はミラと双子である(つまりクランより大分年上)。
10 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:28:13.08 ID:CkW89DUUO
では、再開します。
11 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:32:31.72 ID:CkW89DUUO
……まあいいか。好きなようにさせてやろう。

「いいよ。行っておいで」

「うんっ!」

防護服を脱ぎ捨てると、ララはスライム化することなく外に駆け出した。

……

01〜15 ドロリ(1回だけファンブル扱い)
16〜35 うわっ!!?
36〜75 うんっ、美味しい!!
76〜94 うんっ、美味しい!!あれ……服が……
95〜00 上+α
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 15:33:41.82 ID:XvR6VJbDO
はい
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 15:33:54.68 ID:tNjCbHSWO
はい
14 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 15:51:21.89 ID:CkW89DUUO
「うわあ、こんなに魔力がいっぱい!美味しいねぇ」

スライム化しているオリヴィアが満足そうに頷いた。

「そうだろう?久々にこれだけ食ったぞ。いい場所があるものだな」

「うんっ!!おねいちゃんにも教えるよ……あれ、服が小さいよ?」

……そんなはずはないけど……いや、これは。

「クラン、あれって??」

「あ、ひょっとすると……」

ララの身体が少し大きくなっている。平たい胸は少し膨らみ、ちょうどミラに近い感じの体系になった。
違うところは、ミラが長めの青い髪なのに対し、ララはそれよりは短い青緑色だということだ。
吸収した魔力によって身体や性質が左右される、というのはやっぱり本当みたいだ。

「むう、小さいよぉ。クラン、何とかならない?」

「あとでお願いしてみるよ。オリヴィアは大丈夫?」

「うむっ!気分がすこぶる良い。前にいた時に比べても良いぞ。
この分なら、1年とはいわずしばらく飯を食わずとも大丈夫だろうな」

オリヴィアの身体も少し緑がかっている。家の中には入れないし、しばらくサイファーさんを待つかな……。

95以上でクランにも異変
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 15:57:44.79 ID:lndhJ7Kz0
16 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 21:03:38.76 ID:bx5XOA5uO
#

「……暇だね」

「……そうね」

「j」の2人からすればここは天国なのだろうけど、普通の人間(とエルフ)である僕らにとっては防護服のせいで少々息苦しく、暑苦しいだけだ。
かといってこいつを脱ぐわけにもいかない。僕でさえ「多分ほぼ即死だろうな」と言われるぐらいには「魔素」ってのが濃いらしい。
はしゃぐララやオリヴィアをじっと見ながら他愛のない会話をどのぐらいしていたかだろうか。家からサイファーさんが出てきた。

「すまないな、待たせた」

「いえ。どんな話を?」

「主に『壊れた世界』の話だ。連中がこの世界にも粉をかけていたのは聞いてるかもしれないな。
カレンたちがこの世界の不穏因子を一掃したことで状況は良くなったが、まだリスクは残っているからな。
アミールにその辺りの対応を改めて頼んでおいた。まあ、多分大丈夫だろうということだ」

「私たちの世界に関する話は?」

師匠の問いに、サイファーさんは……

01〜50 君らの存在も今日初めて知ったくらいだからな。少し調べてみるそうだ
51〜80 やはり「j」の存在が気になるそうだ。彼からも一つ、提案があった
81〜94 クラン君、君に伝えなければいけないことがある
95〜00 クラン君、君に渡すものがある
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 21:06:03.77 ID:giGIlbkr0
18 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 21:18:34.72 ID:bx5XOA5uO
※クリティカル、再判定

01〜60 昇格
61〜94 2段階昇格
95〜00 ?????
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 21:19:21.79 ID:wxxSn1qFO
はい
20 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 21:59:06.75 ID:bx5XOA5uO
「クラン君、君に渡すものがある」

「……これは?」

手渡されたのは、緑色の石が付いた首飾りだ。

「君が『蛇』の依り代であることを、ひどく気にかけていてね。『僕のようになっては困るだろう』ということだ。
これを付けている限りは、完全に『蛇』の依り代になることはなくなる。
まだ力を伸ばす余地はあるそうだが、こいつは最後の一線を踏み越えないようにするためのストッパーだそうだ」

「えっ……なぜ『アミール』さんのようになってはいけないと……」

「人でなくなるからだよ。存在自体が固定され、ある場所から動けなくなる。
恐らくは、君の宝石の中にいる『コーウィン』もそうだ。アミールも、原初の『蛇』がいたこの場所から、もう離れられない。
君が『蛇』の力に完全に目覚めた時にどうなるかは分からない。まだ先のことだろうし、『コーウィン』も伝えていないのだろうな。
だが、行き過ぎた力は身を滅ぼす……というわけじゃないが、何事にも限度がある」

「……そんな」

「アミールは戻れなかった。というより、それ以外に選択肢がなかった。
だから、奴はそれを甘んじて受け入れた。それまでに犯した罪を償う、という意味でもな。
だが、君はそうではない。だから、この石を作り、身に付けて欲しいと」

僕は手渡された首飾りをじっと見た。これは、僕を「人」に繋ぎとめるためのもの、というわけか……。

「ありがとうございます。でも、これを着けるとどうなるんですか」

「君が完全に『蛇』と同化するような事態になったら、石は割れる。もちろん、身に付けていないと意味はないけどな。
それと、副次的な効果として……君の運気を高めるらしい。その意味でも、君の力になるはずだと」

「運気を……?」

「そうだ。俺も似たようなのを持ってるがな。まあ、助けになるはずだ」

※「アミールの首飾り」
クリティカルのコンマ範囲が1日1回だけ90以上になります。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 22:05:12.09 ID:KC8nAjkc0
おおっいいね
これって覚醒レベル5になるデメリットが消えるということでしょうか
それともデメリットはそのままで何かの拍子にレベル5になってしまうのを1度だけ防いでくれるということでしょうか
22 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 22:38:44.02 ID:bx5XOA5uO
#

「ここは?」

「アミール」さんのいた洞窟から一転、僕らは広い部屋に来た。何か見慣れない機械ばかりある。
ソファーは大きく、窓の外から見える景色は……まるで天空の上にいるかのようだ。
サイファーさんは何度も来ているようで、平然としているけど……こんな場所がこの世にあるなんて、ちょっと信じられない。

「タキのお兄さんの家だ。もう連絡は済んでいる」

「あ、もう来たの」

奥の方から若い女性が現れた。赤ちゃんを抱っこしているようだ。

「すみません、チャイムも鳴らさず来てしまって。
……ちょっと、彼女たちを普通に外に出すのは難しいので」

「……あら」

女性の目がオリヴィアとララに向いた。オリヴィアは薄着なのを除けばまあ何とかなるとして、ララはほぼ半裸だ。

「ちょっと衣服を見繕ってくるわ。ノワール用の着替えが、確かあったと思う。
そこの子も、その格好で外を出歩くのはまずいわね。そこの子――男の子かな?とエルフの子にも、用意するわね」

「彼女は?」

「タキのお兄さんの奥さんであり、さっき会ったアミールの妹だよ。リナさんという」

リナさんは僕たちに微笑むと、サイファーさんの方を向いた。

「あ、兄さん元気そうだった?1人で暇そうにしてなかった?」

「たまにシャルさんと息子さんが来るそうだよ。それだけで十分孤独には耐えられると言ってた」

「そう。ならいいんだけど。あ、蓮太郎さんは来るの夜だって。
蓮次郎さんは、とりあえず病院行ってからこっちに来るそうよ。そろそろなんじゃないかしら」

ピンポン、と音が響いた。ビクッとオリヴィアとララが震える。

「何なんだここは??一体どんな魔術を……」

「……魔術ではなく、科学であり文明だ。まあ、初めてだと面食らうか」

タキさんが入ってきた。サイファーさんが真剣な表情になる。

「検診の結果は?」

01〜20 いよいよ、だな
21〜40 あまり芳しくないらしい
41〜94 とりあえずは、異常なしだそうだ
95〜00 世の中には不思議なことがあるらしいな
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 22:38:58.16 ID:stTV1cZl0
はい
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 22:39:34.18 ID:KC8nAjkc0
25 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 22:52:46.88 ID:bx5XOA5uO
「……いよいよだな。お迎えが近いらしい」

リナさんが青ざめ、サイファーさんは目線を落とした。

「……そうか。じゃあ、もう……」

「すぐに入院し、現場からは退け、ということらしい。近いうちに急激に内蔵の劣化と老化が始まり、そこからは老衰に近い状態になるそうだ。
とはいえ、無理をしなきゃいけないならするがな。まだ退官届は出さないつもりだ」

「やめとけよ。……レイラさんと子供は」

「レイラは覚悟を決めている。……強い女だよ。
ただ、火蓮にはショックが大きいだろうな。近いうちに、直接話す」

淡々とタキさんは話している。……達観しているのだろうか。死すら冷静に受け止めているように思える。

「……俺やノワール、ヘカテルも立ち会った方がいいな。かなり動揺しそうだ。
クラン君、少しここからは俺たちの話になるが……それでも構わないか?大分重たい話になるだろうが」

タキさんも頷く。

「君らの世界にはあまり関係がないだろうし、話が一服するまで外にいた方がいいと思う。案内人は、これから呼ぼう」

1 いえ、僕も聞きたいです(あまりメリットはないです)
2 ……分かりました

※3票先取


26 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 22:54:00.56 ID:bx5XOA5uO
>>21
覚醒レベル5になるまではノーリスクです。
問題は「それ以上」で、それを防ぐ効果があります。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 22:56:27.73 ID:UvGzVKb1o
メリットないなら2
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 22:58:14.51 ID:giGIlbkr0
2
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 23:00:51.97 ID:KC8nAjkc0
一族相手や落とし子を倒すのが厳しくなるデメリット無くなるなら機会があればレベル5に上げるか
安価は1
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 23:01:30.30 ID:XvR6VJbDO
2
31 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 23:22:25.55 ID:bx5XOA5uO
「……分かりました」

この重苦しい空気は、確かに居心地が悪い。少し離れられるなら、そっちの方がいいかな。

「タキ、案内人は誰に?」

5の倍数 30半ばの婦人と10歳ぐらいの子供
5の倍数+1 若い夫婦
5の倍数+2〜4 若い女性

ゾロ目か90〜00 若い女性2人

※いずれも前作登場人物です
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 23:25:29.58 ID:stTV1cZl0
はい
33 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/15(日) 23:30:45.13 ID:bx5XOA5uO
今日はここまで。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 00:33:20.23 ID:tEyUc8Bpo
オリヴィエとかに頼んだら治せたりしないのかな……
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 00:33:45.75 ID:tEyUc8Bpo
オリヴィアだった
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 03:50:04.66 ID:DjqtE1Mf0
テロメアの問題だったらアリスが後天的に伸ばしてるしどうにでもなりそうだけど
37 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 09:31:43.96 ID:WmQ8H4C6O
>>34
オリヴィアでは無理でしょうね。

>>36
2つほどハードルがあります。そもそもサイファーがそのことを思い付くかという点(サイファーの世界のアリスは相応に歳を取っています)。
そしてアリスが限界が来たテロメア延長を実行できるかです。
アリスの場合、幼少期(過去世界におけるカタストロフィの直前)にテロメア延長遅延の処置を受けているため、滝とは事情が異なります。

要はコンマと選択肢次第であり、かなり難しいということですね。
38 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 09:52:37.11 ID:WmQ8H4C6O
「犀川に任せようかと思っている。歳も比較的近いだろう」

「……身体のことは伝えるのか」

「いや。ギリギリまでこの話は身内だけにしておくつもりだ。隠しようがなくなったらひっそりと消えるさ」

「……そうか。確か彼女は警察だったか」

「警察の内閣官房付だ。一応、異世界関連の案件は俺が統括しているから、俺の部下みたいなものになっているがな」

サイファーさんが苦笑した。

「部下使いが荒いと文句を言われそうだな。呼び出してやらされるのが観光ガイドというのは」

「初見の異世界出身者の案内はあいつに任せているからな。一条や火蓮がいない場合は特にだ」

「……なるほど。確かにカミュと一緒にいたことがある彼女なら、こっちの文化やら事情にも通じているわけか。
……とはいえ今回は事情が違うが。クラン君の世界の人間が、ここに来たのは初めてだからな」

「まあ、何とかなるだろう。服も適当に見繕ってもらうか」

#

30分ぐらいして、黒髪の女性が部屋を訪れた。手には紙袋をぶら下げている。

「滝審議官、御無沙汰してます。……しかし、人使いが相変わらず荒いですね」

「相変わらずは余計だ。客人はこっちになる。説明したが、今回はいつもと少し勝手が違うからそこだけ気を付けろ」

女性が僕たちを順番に見ていく。

「……なるほど。エルフは目立ちますね……キャップを用意したので、これで誤魔化せるでしょう。
そこの女性は特に問題なし、女の子は……まあノワールさん用のでいいでしょう。……??」

※4の倍数で?
ゾロ目、95〜00で???
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 09:53:23.07 ID:+ajZZyjm0
40 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 10:17:51.17 ID:WmQ8H4C6O
※通常ルート

「……男の子、だよね。ならやっぱりこれでいいのか……とりあえず、皆着替えて。準備ができたら、下に行くわ」

タキさんが頷いた。

「この世界の簡単な常識はさっき伝えた通りだ。色々見たことがないものが多いだろうが、決して慌てたりしないでくれ。犀川の言うことに従っていれば問題はない」

それぞれに袋が手渡される。僕のには、青いズボンと薄手のシャツだ。何か絵が描いてあるようだけど、何かはよく分からない。

「女の子は下着──特にブラジャーの着け方が分からないなら聞いてね。
あと服のサイズが合わないならすぐ取り寄せるから。リナさん、部屋お借りします」

「ええ、いいわよ」

僕は3人とは別の部屋に通された。誰かの書斎みたいだ。やはりよく分からない機械や、薄い板があちこちにある。
気にしても仕方がないので、手早く着替えた。外でしばらく待つと、まず師匠から出てきた。

「お待たせ。どうかしら」

「わあ……」

師匠は僕と同じような青いズボンに、似たような柄のシャツを着ていた。髪はまとめられ、帽子の中に入れられている。

「あなたと……その、私が恋人同士だって聞いて同じような服にしてくれたみたい。似合うかしら……」

「う、うん。とっても」

「そう、よかった……」

師匠が顔を赤らめた。薄手の服だから、出るところが強調されていてとても色っぽい。それでいて健康的な感じもする。

サイカワさんが部屋から顔を出した。

「写真見た限りモデル体型だから、こういうスポーティなのもいいかなと思ったの。気に入ってくれて嬉しいわ。……こらそこ暴れない!」

オリヴィアが「窮屈だ!」とか何か言って騒いでいる。……そもそも服を着たこと自体、昨日までなかっただろうしなあ……

※シナリオ進行には関係ありませんが、オリヴィアとララの服装案を募集します。
再開までになければ適当に決めますが、ご遠慮なくお願いします。
(なお、再開は1200か1500です。夜の更新があるかは微妙です)
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 13:42:08.71 ID:mK8cThQ30
>>37 そもそもオルド自身が歳とってからテロメア延長してるのでは
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 14:34:47.13 ID:v07Xnocq0
11まで出てる某国民的人気RPGのスライムプリントのパーカーで
ララは少しオクタヴィアは盛大に胸補正で横に伸びてる感じの
43 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 15:06:49.98 ID:e6ht9tt5O
>>41
その通りですが、そもそも彼はオルディニウム汚染を受けた上でなので少し事情が違います。
(他の一族や準一族、ヘルラも大体同様です)

>>42
少し調べます。
44 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 15:08:39.10 ID:e6ht9tt5O
あと季節は夏設定なので、パーカーは難しいかもです。すみません。
45 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 15:32:10.61 ID:e6ht9tt5O
#

しばらくして、ようやく2人が出てきた。表情は正反対だ。

「うわあ、かわいいねぇ」

「……何だこれは」

上機嫌なララに、しかめ面のオリヴィア。……その理由は、すぐに分かった。

「……これ、何で目と口が付いてるんですか」

胸の辺りに焦点が定まっていない丸い目が2つ。その下によく分からない笑みを浮かべる口。
それが水色と紺色のシャツに描かれている。何だろうこれ。

それを見たリナさんが渋い顔になる。

「レムさん、もっといいのなかったの?」

「あ……急なことだったので……あと、2人がスライムだと聞いたので、ついこれだと」

「だからスライムって……これは違わないかしら……」

「……面目ありません」

どうやらこっちの世界の人にとってもこのシャツは奇異に映るらしい。胸が大きいオリヴィアのは横にうにぃと伸びきってるし。

「でも、かわいいよ?わたしはこれで全然いいんだけどな」

「……他のはないのか」

オリヴィアが不満そうに言うと、サイカワさんがしょぼんと下を向いた。

「ごめんなさい。すぐに別のを探してくるわ」

※10の倍数以外なら変更なし
ゾロ目、90〜00なら?(変更なしの上でイベント)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 15:34:39.10 ID:mGDi/hA3O
おりゃ
47 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/16(月) 15:59:14.20 ID:e6ht9tt5O
2人は部屋に戻ると、またバタバタと何かやり始めた。再び出てきたオリヴィアの姿は……

「……これならいいな」

白い薄手の半袖服に、胸元の辺りが緑で縁取られている。上と下が一繋がりの服のようだ。

「……リナさん、すみません。あなたの服ならと」

「いいわよ。それにしても、あなたのセンスって……独特よね」

リナさんが苦笑すると、サイカワさんはさらに小さくなってしまった。

「着替え終わったか。じゃあ、犀川はよろしく頼む」

「……了解しました」

#

部屋を出ると、僕らは大きな箱のようなものに入った。すう、と下に降りる感覚がする。

「えっ、何これ?」

「……こんな高い場所に部屋が??」

ガラスの外から見える景色は山のように高い。それが瞬く間に下に降りていく。危険じゃないんだろうか。

そして扉がひとりでに開く。僕らは恐る恐る箱の外に出た。

「これって!?」

「エレベーターというの。この世界では一般的なものよ」

外にはひどく高い建物があちこちにある。あの全てに、人が住んでいるのだろうか。
魔動車のような何かが道路を絶え間なく走っている。一体、この世界は何なのだろう?師匠も疑問は同じようだ。

「あれは、まさか魔力で動いているのですか」

「いや、電力。サイファーさんの世界だとそういう概念があるらしいけど、あなたの所はないみたいね。
とりあえず、何もしないで普通に私に着いてくるだけでいいわ。もし要望があれば聞くけど」

1 ご飯が食べたい(時刻は昼頃です)
2 自然がある場所に行きたい
3 退屈しない場所に行きたい
4 落ち着いて過ごせる場所がいい
5 その他自由安価

※3票先取
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 16:02:39.55 ID:3b5ovXk20
2
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 16:03:15.92 ID:dIb4RIZBO
2
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 16:05:37.69 ID:Q4ONTAUDO
4
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 16:10:49.50 ID:6Bx5NSQ00
4
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 16:25:55.95 ID:YUqqVqtp0
4
53 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 10:05:47.79 ID:Al5M7ZR5O
「落ち着いて過ごせる場所がいいですね。僕も含め、皆慣れない場所で戸惑ってますし」

「落ち着いた場所ね……とりあえず車に乗りましょ」

黒い大きな箱のようなものが見える。魔動車みたいだけど、こんなに大きなのは見たことがない。

「皆後ろの方に乗って。暴れないように、そこのベルトを締めて……こんな感じに」

オリヴィアが「何だこの箱は!?」と脚をバタバタさせた。ララは「何これ楽しそう!」と目を輝かせている。

「じゃあ、行くわよ」

ブロロ……という音と共に、箱が動き出した。それは緩やかに加速し、あっという間に馬が走るのと近い速度になった。

「……凄いですね。これも、魔力じゃなく、その……『電気』で動いていると?」

「それもあるけど、基本はガソリンという『燃える油』で動いてるわ。多分、探せばあなたたちの世界にもどこかにあるんじゃないかしら。
サイファーさんのとこも、最近テルモン近郊でシェール層が見付かったらしいし」

箱……というか車は高い建物の間を抜けていく。オリヴィアとララは窓にへばりついている。全てが珍しいのは僕も同じだけど。
これらを人間が作り上げたなんて信じられない。彼らなら、闇ギルドはもちろん「壊れた世界」の連中も問題なく片付けられるんじゃないのだろうか?

※車の行き先

3の倍数 美術館
3の倍数+1 動物園
3の倍数+2、ゾロ目、90〜00 ちょっと遠出するわよ
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 10:10:42.48 ID:tqBXrWV+O
55 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 10:22:06.92 ID:Al5M7ZR5O
#

車はしばらく走ると、公園らしき所で止まった。

「ここで降りて。とりあえず静かで落ち着けるとは思う」

変わった形の建物の中には入ると、絵や彫刻が色々飾られていた。美術館、らしい。

「……芸術もすごいのですね」

「あなたたちの世界の事情はよく知らないけど、サイファーさんたちの世界は芸術関連の伝承が途絶えちゃってるらしいから。
多分『大断絶』でそういうのは失われちゃってるだろうし、あなたたちの所も同じだと思う」

サイカワさんが師匠に答える。

辺りは人は多いけど、皆静かに観賞している。落ち着かない様子ではあるけれど、オリヴィアやララもそれに合わせて黙っていた。

※40以下で2人が退屈だと言い出す
※41以上で犀川への質問タイム
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 10:32:20.87 ID:bKOi3/FDO
はい
57 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 10:38:17.58 ID:Al5M7ZR5O
※質問タイム

それにしても、この人はどんな人なんだろう?結構サイファーさんの世界の事情にも詳しいみたいだけど。

1 どうしてそこまで詳しいんですか?
2 タキさんのことは気になりませんか
3 こっちの世界は安全なんですか
4 その他自由安価(大歓迎です)

※3票先取
58 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 12:15:23.23 ID:Al5M7ZR5O
上げます。
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 12:18:29.72 ID:Boce3JazO
3
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 12:31:52.56 ID:bKOi3/FDO
1
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 12:47:31.83 ID:tTc/xL7S0
1
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 12:54:48.20 ID:r96v0ltH0
1
63 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 16:43:57.00 ID:S4LCpBeaO
「ところでサイカワさん、サイファーさんの世界のこと、随分詳しいんですね。どうしてですか?」

一瞬、彼女が言い淀んだ。タキさんの部下だからというのもあるかもだけど、それにしては詳細まで知っている気がする。

01〜40 それは、そういう立場だからとしか言えないわ
41〜65 結構、こっちに来た人も多いの
66〜94 結構、こっちに来た人も多いの。そして……
95〜00 ???登場
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 16:46:07.55 ID:p1y4yE9G0
65 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 16:52:10.83 ID:S4LCpBeaO
※再判定
01〜65 昇格
66〜94 2段階昇格
95〜00 ???
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 16:54:13.79 ID:YiykO5VwO
67 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 17:16:13.83 ID:S4LCpBeaO
「……結構、こっちに来た人も多いの。何かの理由で向こうにいられなくなったり、いづらくなったり……。
で、そのうちの1人と、私は住んでる」

「……そうなんですか」

照れ臭そうにサイカワさんが笑う。

「ええ。彼女、向こうの世界で色々あってね。歴史とか文化とかは彼女から教えてもらったの。
彼女は『元感染者』というのもあって、その辺りにも詳しくなったわ。私もそうなのだけど」

「……え?」

目の前にいるサイカワさんは、普通の女性と同じようにしか見えない。「蛇」か「一角獣」の影響を受けているとは、ちょっと思えなかった。

「サイファーさんから聞いたかもしれないけど、この世界も色々大変だったのよ?
『一族化』した奴が『血の呪い』を起こして暴走し、何万人もの人が死んだ。
私はオルディニウム入りの薬を飲んでそいつと戦ったのだけど、そのせいで少し人間とは違う身体になったの。サイファーさんやノワールさんのような、ね」

「そうだったのですか……」

俯く師匠に、サイカワさんが笑う。

「いや、悪いことばかりじゃなかったのよ?そのおかげで、私は彼女に会えたんだから。さっき連絡したから、そろそろ来るはずよ」

「え?」

「レム!!」

後ろから呼ぶ声がする。振り向くと、青みがかった髪を後ろにまとめた女性が手を振りながらやってきていた。
彼女の髪と同じような、青い服とスカートを着ている。

「カミュ!少し早いじゃない」

「えへへ、急いじゃった。この子たちが、『別の世界』の?」

「そう。クラン君、イマーラさん。紹介するわ、彼女がカミュ・ヴィルエール。向こうの世界の、イーリス第二王子……いや、第一王女かしら」

「どちらだっていいじゃない。はじめまして。よろしくね」

差し出された手を握って、「クラン・オーディナルです」と簡単に名乗った。

※80以上で?
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 17:24:58.57 ID:mIzDu4Cgo
69 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 17:53:16.14 ID:S4LCpBeaO
※特になし

「オーディナル?……ミドル・オーディナルの子孫??」

「らしいですね。僕の世界と、あなたの世界の彼とでは随分違う人生を送ったみたいですけど」

「そ、そうなんだ。レムの言う通り、似てるようで大分違うんだね」

彼女は師匠とも握手を交わす。視線をオリヴィアとララに向けると……

※50以上で退屈し始めている
70 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 18:00:00.61 ID:S4LCpBeaO
※50未満の間違いです。すみませんでした。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 18:01:13.82 ID:YiykO5VwO
はい
72 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 18:19:33.18 ID:S4LCpBeaO
オリヴィアとララは2人して絵をぼーっと眺めていた。意外だけど、「j」にもそういう感性があるらしかった。

「あそこにいるのがオリヴィアとララ。説明すると長くなるけど、2人とも『j』と呼ばれる特殊不定形生命体、らしいわ。
大きいのがオリヴィアで、あなたの世界から来たのが彼女。小さい方がララで、クラン君たちと同じ世界から来たみたい」

「不定形生命体?人にしか見えないけど」

「詳しくはサイファーさんに聞いて。『エメリア』に一番近い存在らしいわ」

「……僕みたいな両性具有者しかならないものだと思ってた」

「私も詳しくは知らない。とりあえず、あの2人は無害みたい。人間社会に出て間もないから、色々知らないことは多いようだけど」

へぇ、とカミュさんが声を漏らした。……というか、この人も両性具有者だったのか。
ひょっとすると、サイカワさんとの関係は友人というより恋人に近いのかもしれない。

※質問タイムその2

1 カミュさんとはどういう関係なんですか?
2 タキさんのことは気になりませんか
3 こっちの世界は安全なんですか
4 一族化して、大丈夫なんですか
5 その他自由安価(大歓迎です)

※3票先取
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 18:24:15.83 ID:YiykO5VwO
2
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 18:42:19.62 ID:ysOfmDyJ0
1
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 18:55:39.40 ID:bKOi3/FDO
2
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 19:03:49.77 ID:VSMk0FPF0
2
77 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 23:36:44.77 ID:3Ci7xlCnO
「ところで、タキさんの体調、気になりませんか」

「え?どういう……」

僕はなぜサイカワさんが呼ばれたのか、本当の理由を話した。

01〜60 そんなっ!!?
61〜75 ……薄々気付いてたわ
76〜94 ……薄々気付いてたわ。「ちょっと待って」
95〜00 上+α
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:38:59.75 ID:lsKUwB1U0
79 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/17(火) 23:48:17.45 ID:3Ci7xlCnO
#

説明し終えると、サイカワさんが大きな溜め息をついた。

「……薄々気付いてたわ。あの人は無駄な行動はしない。あなたたちを単に観光させろ、という指示はおかしいと思ってた。
多分、あなたたちがいたらまずい──あるいは辛い思いをさせるような話をするからなんじゃないかって」

「じゃあ、身体のことも」

「最近、調子が悪いんじゃないかとは思ってたの。訓練での反応も微妙にだけど遅れていたし。
私以外はきっと気付かなかったと思うけど……でも、余命幾何もないなんて」

サイカワさんは下を向いて、ぎゅっと拳を握った。カミュさんが心配そうに肩を抱く。

「……大丈夫?」

「……ええ。でも、彼は恩人なの。あなたやサイファーさんと同じぐらい助けられた。……救える方法は……ないのかしら……」

※65以上でカミュが発言、95以上だと?
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:49:57.56 ID:bKOi3/FDO
はい
81 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 00:02:53.66 ID:4+2c2wIRO
重い沈黙が流れた。……救えるなら救いたいけど、そんな方法は思い付かない。

「治癒魔法は意味がないんですか?」

師匠の問いに、サイカワさんが首を振った。

「魔法については詳しくないけど、生命力を活性化させても無駄なの。
ヘイフリック限界って、要は人間の寿命なの。『ここから先は絶対に生きられない』という、プログラムみたいなものが人間にはある。
それが到達するまで凄くゆっくりにすることはできる。カミュの世界の『一族』って人たちは、そうやってほぼ不老不死を実現しているらしいわ。
でも、一回終わりが来ちゃったら意味がないの。……手の施しようがない」

「私を治した、『時間溯行』は」

今度はカミュさんが否定した。

「あれもダメです。……話を聞く限り、タキさんの身体を治そうというのなら……それこそ生まれた時に戻らないと」

……打つ手は、本当にないのだろうか。「一族」の誰かに聞けば分かるのかもしれないけど……もしそうなら、サイファーさんが既に動いているはずだ。
全く、救う術を僕は思い付くことができなかった。

※60以下でオリヴィアとララが飽きている(あと1回クリアで特殊イベント)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:03:50.76 ID:n07HDv+3O
えい
83 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 00:06:25.22 ID:4+2c2wIRO
※質問タイムその3

1 カミュさんとはどういう関係なんですか?
2 こっちの世界は安全なんですか
3 一族化して、大丈夫なんですか
4 その他自由安価(大歓迎です)

※3票先取
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:08:26.85 ID:wUK1PVo80
1
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:10:38.27 ID:NC6QB7VW0
1
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:14:08.49 ID:wroRkScDO
1
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:14:10.72 ID:ah1CUl7Po
1
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:15:44.93 ID:n07HDv+3O
4
滝の遺伝子改造をやった部署?とか検診に行った先から資料や検診結果もらえないかね、誰かしらが突破口を見つけられないものか
89 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 00:45:59.28 ID:4+2c2wIRO
今日はここまで。
90 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 09:56:06.09 ID:X4qGdYfpO
暗い空気を変えようと、僕は話題を変えることにした。

「ところで……カミュさんとはどういう関係なんですか?」

2人の顔が一気に赤くなった。

「ど、どうって……同居人、よね?」

「え、ええ。大事な友人だよ……」

分かりやすいなぁ。僕は別に気にしないんだけど。

「あ、大丈夫です。僕もそういう人、知ってますから」

「そういう人?」

僕はミーシャのことを話した。彼女がイーリスの王女で、カミュさんと同じ両性具有者であること。
そして彼女にも女性の恋人がいるということも。

カミュさんが目を丸くしている。

「そうなんだ……。『同一人物』や『同位体』の存在は聞いてたけど、僕にもいたんだ……」

「ええ。だから普段通りでいいですよ。僕らは気にしませんから」

師匠がフフフと笑っている。何か気になるなあ……

※5の倍数で?
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 10:05:19.70 ID:gTRjJwKlo
しぇ
92 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 13:34:52.01 ID:N6+xfu9AO
「クランも『女の子』になるの、好きよね」

「え、ちょっ、何でそんなこと」

悪戯っぽく師匠は笑っている。2人は呆気に取られた感じだ。

「えっ、あなたもそうなの?」

「いやっ、僕はちゃんと男で……ああでも、この前はそうじゃなかったけど……」

「……ああ、ノワールさんの薬のせい?」

「あっ、まあ、そんなところです……」

サイカワさんは溜め息をついたけど、カミュさんは何か考えている様子だ。

「……君、普通の人間じゃないよね」

「えっ、いやそれは『蛇』の依り代になったから……」

「それは分かってる。でも、僕みたいになったことがある、ってことでしょ?
女性に『生やす』ことはできても、男性に『作る』ことは難しいって聞いてる。性転換させない限りは」

「何が言いたいんですか」

「……気になるんだ。たまたまそういう体質ならいいのだけど、誰かがそう仕組んだのか、あるいは逆に君がそうであることを隠そうとしたのか」

「……言ってることがさっぱり」

カミュさんがふう、と息をついた。

「僕は以前、狙われたことがある。この身体のせいで」

「『エメリア』の器として、ですか」

「話が早くて助かるよ。君が言ってた僕の『同位体』も、多分狙われてたんだと思う。
問題は君。君も本当は、僕と同じ身体だったんじゃない?」

「え?そんな馬鹿な」

そんなはずはない。僕は生まれた時から男だったはずだ。

「うん、荒唐無稽な話だと思う。でも、君が狙われないように後天的に男性にさせたのかなって。君には僕と同じものを感じるんだ」

「でも、誰がさせたんですか??」

シーッ、とサイカワさんが指を手にやった。辺りの人たちが、迷惑そうに僕らを見ている。ついうっかり大声をあげてしまったみたいだ。

「……そんなのは分からないよ。でも、君の宝石の中の『コーウィン』さんは何も言わなかったの?」

そうだ。彼なら知っていても不思議じゃない。僕は宝石を握った。

01〜50 反応はない
51〜85 知らんぞ
86〜94 実は……
95〜00 実は……(覚醒レベル上昇可能性あり)
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 13:42:07.16 ID:iQxG/Br30
94 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 13:51:01.52 ID:N6+xfu9AO
※矛盾があったので訂正します。

「クランも『女の子』になるの、好きよね」

「え、ちょっ、何でそんなこと」

悪戯っぽく師匠は笑っている。2人は呆気に取られた感じだ。

「えっ、あなたもそうなの?」

「いやっ、僕はちゃんと男で……ああでも、この前はそうじゃなかったけど……」

「……ああ、ノワールさんの薬のせい?」

「あっ、まあ、そんなところです……」

サイカワさんは溜め息をついたけど、カミュさんは何か考えている様子だ。

「……君、普通の人間じゃないよね」

「えっ、いやそれは『蛇』の依り代になったから……」

「それは分かってる。でも、僕みたいになったことがある、ってことでしょ?
女性に『生やす』ことはできても、男性に『作る』ことは難しいって聞いてる。性転換させない限りは」

「何が言いたいんですか」

「……気になるんだ。たまたまそういう体質ならいいのだけど、誰かがそう仕組んだのか、あるいは逆に君がそうであることを隠そうとしたのか」

「……言ってることがさっぱり」

カミュさんがふう、と息をついた。

「僕は以前、狙われたことがある。この身体のせいで」

「『エメリア』の器として、ですか」

「話が早くて助かるよ。君が言ってた僕の『同位体』も、多分狙われてたんだと思う。
問題は君。君も本当は、僕と同じ身体だったんじゃない?」

「え?そんな馬鹿な」

そんなはずはない。僕は生まれた時から男だったはずだ。

「うん、荒唐無稽な話だと思う。でも、君が狙われないように後天的に男性にさせたのかなって。君には僕と同じものを感じるんだ」

「でも、誰がさせたんですか??」

シーッ、とサイカワさんが指を手にやった。辺りの人たちが、迷惑そうに僕らを見ている。ついうっかり大声をあげてしまったみたいだ。

「……そんなのは分からないよ。でも、誰かが知ってるんじゃない?」

そうだ。彼なら知っていても不思議じゃない。僕は宝石を握った。

……反応はない。違う世界だからなのだろうか。
今度話せる時に聞いてみたいけど……

「……聞いたことはないです。何か隠しているのかな……」

別に男であることに違和感はない。両性具有者になってするのはとても気持ちいいけど、僕は男だ。それは間違いない。
でも、一体どういうことなんだろう?そして、そうであるとすれば……僕もまた、狙われるんだろうか。

※70未満でオリヴィアとララが飽きている(70以上でイベント)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 13:53:44.77 ID:wroRkScDO
はい
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 14:13:02.43 ID:ah1CUl7Po
オリヴィアとララは美術館大好きなんやな笑
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 15:53:36.38 ID:NCyS1ZJIO
さて何が起こるやら
98 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 20:47:48.22 ID:N6+xfu9AO
※クリティカル、特殊イベントへ

ふとオリヴィアとララに目を向けるとまだ絵を見ている。そんなに気に入ったのかな。


……いや、あれは何か違う。視線は絵を向いているけど、焦点はそこに合ってない。「絵を見ていない」んだ。

じゃあ、一体彼女たちは何を見ているんだろう??


僕は気になって、彼女たちの所に駆け寄った。

「オリヴィア、ララ。どうしたのさ」

……返事はない。これはおかしい。僕はオリヴィアの肩を揺すった。

「ねえ、どうかしたの??」

少し声を大きくして呼び掛ける。それから数瞬して、ようやく彼女の目に光が戻ってきた。

「ん……ああ、クランか。実に、実に面白いなこの世界は。こんなに大気中に『声』が──それも無数の『声』が飛び交っているなんてな」

「『声』?」

「ああ。文字通りの声もあれば、そうでないものもある。映像、数字、その他有象無象の情報──そんなものでこの世界は満たされている」

「え?そうなの?」

サイカワさんが驚いた顔でやってきた。

「え?まさかあなた、電波や電磁波を捕捉できるの??」

「ああ、そうともいうらしいな。ほんのわずかな時間だが、この国の言葉や常識、その他の知識を私は『吸収』した。隣のララもそうだろう」

ララも我に返ったようだ。目をぱちくりさせ、「……すごいねえ」と呟いている。

「このちょっと近くに大学あるでしょ?あそこからの情報が特に凄かったねぇ。お医者さんの知識とか、色々学べて面白かったよ」

「ちょっと待ってよ、『j』って……噂にしか聞いたことないけど、単に生物学上の究極生物ってだけじゃないの??」

「私を研究したがってるなら構わんが、多分その理解は半分だな。
『神』に最も近い生物として、全てを吸収するのが私だ。それは情報とて例外ではない」

皆呆気に取られている。ララはえへんと胸を張った。

「多分今のわたしならおねいちゃんよりも頭いいよ?何もかも分かるというほどじゃないけど」

サイカワさんがはっとなって2人に訊いた。

「じゃあ、ヘイフリック限界の解消法も?」

01〜50 そこまでは分からないなあ
51〜75 うーん、手掛かりはあるよ
76〜94 うん、分かるよ
95〜00 うん、分かるよ。そして……
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:48:49.53 ID:zbwqWGGE0
q
100 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 20:57:19.62 ID:N6+xfu9AO
「うーん、手掛かりはあるよ」

「本当かっ!?」

「うん。ちょうどあそこの大学で研究中みたいだね。滝さんに施された処置を一般化するみたいな。
まさに『一族化』に直結するような話だけど、上手くいってはいないみたいだねぇ」

オリヴィアも頷く。

「サイファーたちが来て以降、危なすぎると上から差し止めがかかっているらしいな。
ひっそりと研究を進めようとしている奴もいるようだが」

「じゃあ、その人に接触すれば……!?」

「どうだろうな。まあ、私は止めん。滝とかいう奴に思い入れはないしな」

1 すぐに大学に行く
2 先に滝に連絡を入れる
101 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 20:57:58.86 ID:N6+xfu9AO
※3票先取
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:13:46.68 ID:D9cb025f0
2
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:14:25.94 ID:vxjvyIkI0
犀川とカミュの二手に分かれたり、並列して行うのはダメなのかな
104 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/18(水) 21:16:27.81 ID:N6+xfu9AO
>>103
できなくはないです。ただ、隠れて研究しているという点から逃亡リスクはあります。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:20:46.77 ID:iQIeLbOv0
2
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:32:19.95 ID:wroRkScDO
2
107 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/19(木) 13:27:17.21 ID:2IdeM//nO
直接乗り込もうかと思ったけど、いきなり過ぎるのでやめた。何より、隠れて研究しているというのが気になる。

「一度、タキさんに話しましょうか」

「そうね、それがいいと思う。さすがにすぐに容態が悪化ってことはないと思うし」

サイカワさんが電話を始めた。すぐに戻ってきてほしい、という。これが彼を救う突破口になればいいのだけど。

#

「……そうか」

説明を聞き終えると、正装姿のタキさんがそれだけ言った。どうも、無理して仕事をするつもりだったらしい。

「あなた……知らなかったの?」

01〜35 いや、知っていた
36〜70 薄々は
71〜94 知らなかった
95〜00 上+α
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 13:28:08.06 ID:6Nb0/ZGD0
ほい
109 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/19(木) 13:43:21.48 ID:2IdeM//nO
「……いや、知っていた」

「じゃあ何で……!?」

静かにタキさんは目を閉じた。

「理由は2つある。まず、奴がやろうとしているのは、テロメア延長の遅延だ。
言い換えれば、ヘイフリック限界の到達を遅らせるということだが、これをやったとしても寿命はそう長くは伸ばせない。
俺自身がオルディニウムの感染者になれば長く生きる可能性はあるだろう。『一族』の連中はそうやって生まれたのだからな。
だが、感染者になること自体極めて大きなリスクだ。そうすることで、他の世界のオルドがそうだったように、俺が俺でなくなるかもしれん。それと……」

彼が軽く目を閉じた。

「奴がやっているのは、『終末兵士』の研究だ。サイファーなら分かるだろう」

サイファーさんの顔が青くなった。

「まさか……」

「そうだ。その処置はオルディニウム抜きであっても人間性を喪失させる可能性が高い。だから、俺は手を付けなかった。
政府にも掛け合い、奴の研究を全て止めさせた。除籍されていると思っていたが」

※70以上でララが発言
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 13:46:51.07 ID:di3DYljDO
はい
111 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/19(木) 16:56:13.90 ID:mqWoqS24O
※特になし

「そいつの名は」

「青山だ。確か、原初の『終末兵士』3体のうちの1体にもなっていたな」

「ナガトと同じ……」

「そうだ。ジェラードから聞いた話だと、お前の世界だと越後と共に『大崩壊』の際に死亡したらしいが」

「つまり、研究成果を自分に?」

タキさんが頷いた。

「ベロンが接触していたという話もある。政府の処置は手緩かったかもな」

「今すぐ行かないと」

立ち上がろうとするサイファーさんの手首をタキさんが掴む。

「明白な証拠抜きにか?警察を呼ばれるだろうし、青山はのらりくらりと逃げ切るぞ。
実際、奴を拘束するには証拠が不足していた。だからあの程度の処置に留まってしまったという事情もある」

サイファーさんは忌々しげに息をついた。……どうすべきだろう?

1 正面から突破する
2 研究室に忍び込む(ララかオリヴィアを使います)
3 一度第二世界に戻る(ただしみらいのチャージ上戻るのは71日目)
4 第二世界と通信(出るのは基本ランダム、進展は保証しません)
5 その他自由安価

※3票先取。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 17:05:28.82 ID:Buu52VNuO
4
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 17:28:28.47 ID:+dJ+O52a0
協力しちゃいけないの?こっちの事情話したら快く技術供与してくれそうじゃんか
崩壊した世界の青山くんはオルディニウム汚染されてました、みたいな線もありそうだし
114 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/19(木) 17:35:11.92 ID:mqWoqS24O
>>113
そういう手もあります。5として採用します。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:44:46.69 ID:fi1ZFJb90
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:48:44.21 ID:+dJ+O52a0
じゃあ俺5で
117 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/19(木) 18:49:10.36 ID:mqWoqS24O
上げます。更新はないかもしれません。
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:49:24.54 ID:Xbhk4p2G0
4
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:51:11.88 ID:Buu52VNuO
4から>>113案に変える
思想次第じゃ手を組んでもよさげだし自我を保ったまま強くなるように持っていけるかもしれない
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:57:13.15 ID:di3DYljDO
4
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:57:38.31 ID:OQV/sK/p0
4
122 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/19(木) 23:46:15.37 ID:XjY43K1WO
「一度、向こうの世界と連絡を取りませんか?『一族』の人たちなら、何か知ってるんじゃ」

「……それもそうだな。試してみよう」

サイファーさんが電話を取った。この世界から向こうへの連絡は自由にできるようだ。

01〜05 ?????(1回のみファンブル扱い)
06〜75 おう、どうしたよ
76〜94 やあ、どうしたんだい
95〜00 どうした
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 23:47:56.18 ID:OJyQ3KEQ0
x
124 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 00:01:51.82 ID:KxbsZhU0O
『おう、どうしたよ』


出てきたランダムに、サイファーさんが事情を話し始める。一通り説明し終えると、ランダムの深い溜め息が聞こえた。

『そこまで悪くなってたのか』

「ええ。ただ、鍵となる技術はアオヤマという男が握っていると」

01〜30 俺じゃあよく分かんねえな
31〜60 アオヤマ……
61〜94 なるほど、確かにありそうな話だ
95〜00 上+α
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 00:03:19.22 ID:HHFCMmov0
126 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 00:04:01.03 ID:KxbsZhU0O
※ファンブル回避権残り4回、再判定
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 00:04:37.52 ID:Nci+hjSDO
はい
128 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 09:17:59.00 ID:NV+56p3nO
『アオヤマ……直接は知らねえが、話には聞いたことがある。確か、『終末兵士』の一人だったな』

「ええ。ただ、タキを救うには彼の協力が必要です。あるいは、それに類するような技術は」

『ヘイフリック限界を克服するにゃ、オルディニウムの力が要る。そこでテロメアの長さ自体を変えねえといけねえが、今から処置して間に合うかだな。
何より、知っての通りオルディニウムは危険な代物だ。
『感染』させた上で浄化処置をかける手もあるが、それは心身に異常な負担をかける。お前も知ってるとは思うが』

「……ええ。耐えられないかもしれないと?」

『そういうこった。とはいえ、遺伝子操作のプロだったベネディクトはこの世界にはいない。『壊れた世界』のベネディクトは論外だ。
となると、アオヤマを取っ捕まえて言うことを聞かせるしかないが」

「協力してもらう手は」

うーん、と電話の向こうのランダムが唸る。

『どうだろうな。……そっちに、リナ……というよりヘルラ母さんはいるんだろう?』

※60以上で回答可能
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 09:50:31.75 ID:zpjBBcbu0
はい
130 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 21:25:34.65 ID:wi/pZ6e7O
「ああ……ただ例の結界を張った後、力を相当使ってて表に出なくなったんじゃ?
あれはシデさんやジュリアさんのクローンも含め、犠牲が余りに大き過ぎました」

『……そうだな。まあダメ元だ。ちと聞いて……』

その時、リナさんの胸の辺りから声がした。

「いるわよ」

「……!!!」

『おおっ……!!!ひ、久し振り』

リナさん自身も相当驚いている。胸から白い宝石を取り出すと、そこから「フフフ」と笑い声が聞こえた。

「そうね、久し振りね。大分寝てたけど、何故か力が戻ったわ。
そこの坊やのお蔭か、そこのお嬢さんたちの影響か……どちらでもいいわ。少し話せるくらいにはなった」

『そ、そうか……心配したぜ。特にジェラード兄とエリック兄は喜ぶだろうな』

「あの子たちは、まだ人間だった時の記憶があるものね。落ち着いたら会いに行くわ。といっても、まだ先のようだけど。
……話は聞いたわ。アオヤマのことよね。あと、タキ君のヘイフリック限界」

『そうだ。何とかならねえか』

01〜50 遺伝子工学だと、彼の方が上だった
51〜80 遺伝子工学だと、彼の方が上だったけど……時間なら稼げる、かもしれない
81〜94 遺伝子工学だと、彼の方が上だったけど……上手く行かせる方法はある
95〜00 しかるべき設備さえあれば、私だけでも何とかできる
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 21:28:10.36 ID:shwdK1lj0
z
132 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 21:40:00.70 ID:wi/pZ6e7O
「遺伝子工学だと、彼の方が上だった。だから、彼の協力が絶対に必要だと思う。
あなたたちを『造る』時にも、彼の技術をほぼ全面的に流用したの。オルディニウムを使わず、ヘイフリック限界を克服するには……彼の力が要る」

『説得が必要、てか。でも危険人物なんだろう?自分で自分を『終末兵士』にしちまったんだから』

「……彼はもう一人のオルドだとも言えるわ。オルドの狂気に賛同し、自らも不老不死を願った。
ナガトのように踏み止まることもなく、あっさりと一線を超えた。
本来の世界の──私がかつて知っていたマエザキさんは、オルディニウムのせいで狂ったわ。でもアオヤマは……生粋のマッドサイエンティスト」

『そいつを説得しろってか。しかもベロンの関与まであったとなりゃ、何を持っているか分かったもんじゃねえな』

会話を聞いていたサイファーさんが「参ったな」と呟いた。

「そうなるとかなり厳しいな。正面から説得するのか、警察沙汰覚悟で無理矢理拐うか。もっと上手い考えが出るまで待つか……」

「そのどれかしかないわ。判断はサイファー、あなたに任せる」

1 説得に向かう
2 拐う
3 一旦留保(イベントを先に進めます、基本71日目に帰還)
4 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎です
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 21:57:19.61 ID:LXjGpL6fO
4
青山から不老不死になって何がしたかったのかとか聞いてないだろうか
真意次第で取るべき対処も変わってくるんじゃないかと思う
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 22:26:47.70 ID:zpjBBcbu0
3
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 22:51:20.21 ID:39T6PXeO0
1
136 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 23:02:51.21 ID:dDXESn0QO
上げます。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 23:04:08.45 ID:Nci+hjSDO
>>133
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 23:15:07.24 ID:yqwlRoyg0
1
139 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/20(金) 23:50:02.76 ID:pqnFPeDnO
もう一度上げます。0000までに決まらない場合は決戦投票です。
140 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 00:10:01.30 ID:6Hov1AhKO
では1と>>133で決戦投票です。3票先取とします。
141 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 02:37:35.52 ID:6Hov1AhKO
寝る前に上げます。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 04:05:52.95 ID:jHzI8aOw0
ここは1を選ぶけどアリスがやってたみたいにコールドスリープっていう手もあったんだな
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 07:46:41.71 ID:WelOJdK60
1
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 08:34:40.85 ID:qJSWsMm+0
1
145 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 10:58:42.60 ID:DpcL33ZPO
1で決定します。

>>142
それも1つの手でした。あともう1つ手段があります。
146 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 11:18:15.87 ID:DpcL33ZPO
「……ダメ元で説得に向かいますか」

『正論が通じる相手じゃねえぞ、多分』

「説得、というより取引になるかもしれないですね。ただ、タキがこのまま死ぬのは忍びない。それは、ここにいる全員の総意です」

『まあ、それは俺も同じだがな。……何か仕掛けられているかもしれねえ。無理はするなよ』

電話を切ると、サイファーさんは大きく溜め息をついた。

「……じゃあ、行くか。俺だけじゃ厳しい、かな」

「一応、こちらの世界の肩書きはあるだろう?『内閣官房付特別顧問』という」

「とはいえ口実が要るな。どうしたものか」

1 クランを紹介する
2 オリヴィアとララを紹介する
3 正直に頼む
4 その他自由安価

※3票先取
※2と3の場合視点がサイファーになります
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 13:12:43.30 ID:Lmk0yHcY0
1
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 13:14:28.93 ID:OrC1r5McO
1
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 13:43:00.55 ID:jHzI8aOw0
1と2って一緒にできる?
そもそも青山がどこまでこっちの事情を知ってるかとかもわからないと戦略の立てようもなさそう
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 15:06:17.48 ID:arlISwM30
1
151 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 17:36:04.33 ID:AeqKKdiTO
1で決定します。

>>149
可能でした。ただ、リスクは上がっていたでしょう。
152 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 18:07:28.92 ID:AeqKKdiTO
少し考えた後、サイファーさんが僕を見た。

「クラン君、ついて来てくれるか」

「えっ、いいですけど。でも、何で僕が」

「彼は多元世界のことは知っているはずだ。ベロン──俺たちの世界でも騒動を引き起こした男だ──と接触があったなら、知らない方がおかしい。
もちろん、俺についてもある程度知っているはずだ。少なくとも、友好的ではあり得ない。
だから、君を使って取り入る。さらなる多元世界の存在、そして『蛇』の依り代たる君。どちらも、奴の研究意欲を惹くには十分だ」

「でも、それって……」

「もちろん、君に危害が加えられそうになったら強行手段も考える。
基本は、何らかの取引になるはずだ。アオヤマが暴走しないよう、細心の注意は払う」

最後の方の言葉は、タキさんに向けられたものだ。彼は小さく頷いた。

「……無理するなよ」

「分かってるさ」

#

サイカワさんの車で、僕らは大きな赤い門がある場所に来た。
お城かと思ったけど、どうやら「大学」というところらしい。魔術学院とかに近いものみたいだ。

外は茜色に染まっている。あまり食べていないのでお腹がすいてるけど、しばらくは我慢だ。

「この奥だな」

高い建物の中にサイファーさんが入る。受付で何やら揉めてたけど、何とか通してもらえた。

「警戒されてるんですか」

「それもある。タキのお兄さんの名前を出したが、一筋縄で行くかな」

階段を上り、廊下の奥の部屋で立ち止まった。ツンと鼻を突く臭いがする。

01〜10 いない
11〜15 ?????(ここまで1回だけファンブル扱い)
16〜85 政府の狗が何の用だ
86〜94 ……気が変わったのか
95〜00 上+α
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 18:15:11.50 ID:ZU03n+LD0
154 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 18:32:23.56 ID:AeqKKdiTO
バン、と乱暴にドアが開かれた。痩せて眼鏡をかけた、無精髭の男が現れる。
目付きは鋭く、どこか狂気も感じさせる。この人が、アオヤマ……

「政府の狗が何の用だ」

「初対面の相手に狗とはえらい言われようだな」

「貴様らが圧力をかけたのだろう?知っているぞ、サイファー・コット」

「ベロンから俺のことを」

「そうでなくても知ってる奴は知ってる。世界を救った真の英雄だとか何とか聞いてるが、俺からすりゃ研究を止めた張本人だ」

サイファーさんが眉を潜めた。

「なら何で俺に会う」

「逆らったら逮捕だろう?研究ができなくなるのは嫌でね。
それに、手ぶらで来るとも思えなかったからな。……そのガキか、手土産は」

「……彼はモノじゃない」

ジロジロとアオヤマが僕を見た。

9の倍数 ニタァ、とアオヤマが笑った
3の倍数 ほう、とアオヤマが笑った
それ以外 何だこいつは

ゾロ目、95〜00 ……素晴らしい
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 18:33:18.31 ID:wkZFJDVDO
はい
156 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 21:29:43.88 ID:DpcL33ZPO
「何だこいつは」

「お前も多元世界の存在はベロンから聞いていたはずだ。そのうちの1つから来た」

サイファーさんは情報を小出しにするつもりみたいだ。僕に強い関心を向けられても困ると思っているのだろう。

アオヤマは「ふうん」と呟いた。

「で、要求は」

「2つある。まず、お前が隠密裏に進めているヘイフリック限界の遅延、及びそれに付随した肉体能力の爆発的向上の研究。
これをタキレンタロウ氏の管理下に置かせてもらう。ただ、研究の続行自体は認める」

01〜20 ククッ、ククク……
21〜50 俺にメリットがまるでないな
51〜85 どこでそれを
86〜94 ……研究自体は妨げないのか
95〜00 上+α
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:33:38.00 ID:gpJXvIMiO
ほいさ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:35:48.26 ID:jHzI8aOw0
やば
159 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 21:36:14.96 ID:DpcL33ZPO
偶奇判定です。

奇数……ファンブル回避権利全消費
偶数……?????

コンマ下3
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:52:29.54 ID:OrC1r5McO
ksk
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:54:07.51 ID:ZU03n+LD0
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:54:18.91 ID:wkZFJDVDO
はい
163 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 21:55:19.25 ID:DpcL33ZPO
再判定です。
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:55:39.87 ID:OrC1r5McO
はい
165 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 21:59:12.26 ID:DpcL33ZPO
「……研究自体は妨げないのか」

拍子抜けした様子でアオヤマが言う。

「ああ。それはもう一つの要求と密接な関連があるからだ。
あるヘイフリック限界を迎えつつある人物の治療に当たってもらいたい。そのためなら、研究の続行は黙認する。無論、限度はあるが」

「誰だそいつは」

一瞬、サイファーさんが躊躇った。

1 滝であると明かす
2 滝であると明かさない

※2票先取
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:06:39.63 ID:OrC1r5McO
1
下手な事はするなよと釘をさす意味でも明かしておく方がいいかな
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:06:42.53 ID:FoCp9CQT0
今ってアミールの首飾りがあるから、>>162はクリティカルなのでは・・・?!
168 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 22:12:47.56 ID:DpcL33ZPO
>>167
そうでした……。ファンブル回避権を復活の上、この後の展開を相当程度優遇します。申し訳ありませんでした。
169 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 22:13:27.27 ID:DpcL33ZPO
なお、多数決は続行です。
(とはいっても大差なくなりましたが)
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:16:04.21 ID:XQS9qhFa0
1
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:16:05.41 ID:FoCp9CQT0
00からのクリティカルktkr
ここは1かな
172 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 22:55:21.32 ID:DpcL33ZPO
※00クリティカルのため特殊展開へ

「……タキレンジロウだ。もちろん、知っているだろう」

アオヤマは一瞬唖然となった。……そして。


「クックック……ククク……ハハハハハハッッッ!!!」


狂ったように笑い出した。サイファーさんの顔が険しくなる。

「だろうな。ベロンを消した俺たちだ、さぞいい気味……」

「ハハハハハッ!!!お前は大きな勘違いをしているっ!!
俺にとって関心があるのは研究だけだ!ベロンはただのパトロンに過ぎんっ!!
金さえ出すなら俺は何も言わんっ。そして、『軍神』滝蓮次郎こそ最高の研究対象だっ!!」

「……は?」

「お前も知っているだろうっ!?滝蓮次郎は『デザインドヒューマン』だ。
だからこそ常軌を逸した戦闘能力を持ちえた。そして奴に施された処置は、滝蓮次郎固有の遺伝子なくして機能しないものと俺は推測する。
であるなら、人類を次のステージに高めるには奴の研究が不可欠だったのだ!!
到底そんな機会は訪れないと諦めていたが、これを僥倖と言わずして何を僥倖というかっ!!
奴にヘイフリック限界が訪れているなら、全力でその治療に当たろう。ククク、感謝するぞこの幸運にっ……!!」

アオヤマの目は血走り、狂喜に満ちている。さすがのサイファーさんも彼の喜びぶりには、呆気に取られていた。

「……なら、タキの治療を引き受けると」

「無論だ。俺から金を出してでもやりたいくらいだ。
で、その小僧を連れて来た意味は何だ?社会科見学のつもりか」

※サイファーの選択

1 ……まあ、そんなとこだ
2 彼のDNAサンプルも必要になるんじゃないのか
3 ボディーガードのようなものだ
4 その他自由安価

※3票先取
※どれを選んでも滝の治療は成功します(00クリティカルのため、ただ完治期間は未定)。
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 23:01:02.47 ID:jHzI8aOw0
2
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 23:19:05.96 ID:FoCp9CQT0
2
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 23:25:18.43 ID:Mq5gcB1c0
2
176 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/21(土) 23:47:20.17 ID:DpcL33ZPO
今日はここまで。
177 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 10:25:01.93 ID:tqqZjOiXO
「彼のDNAサンプルも必要になるんじゃないのか」

「……まあ念には念をか」

アオヤマに招かれ、僕らは研究室の中に入る。薬品の臭いなのか、鼻が曲がりそうだ。

「そこに座れ、採血する」

「さいけつ?」

「血を採るということだ。さっさと済ませるぞ」

「え、ええ?」

アオヤマは容器付きの針を取り出した。一体これで何を?
サイファーさんを見ると平然としている。「この世界では良くあることだ」という。

何かスーッとする物を塗られ、チクッと針が僕の左腕を差した。血が容器に吸われていく?

青ざめる僕にアオヤマがいう。

「こういうのは初めてか」

「は、はいっ。大丈夫なんですか」

「……文明レベルは低い世界のようだな。俺は異世界にさほど興味はないが」

あっという間に容器は満たされ、針が抜かれる。小さな綿を渡された。

「これで刺した所を押さえておけ。……早く滝蓮次郎を連れてこい。とっとと研究に取り掛かりたいのでな」

※90以上でアオヤマが何かに気付く
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 10:27:22.96 ID:87NzkzWJ0
179 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 17:54:51.85 ID:AAVqNbphO
※クリティカル

そう言ったアオヤマの顔が訝しげに歪んだ。

「……何だそれは」

視線は針を刺した場所に向いている。……傷口が消えていた。「蛇」の力のせいか。

「あっ、これは」

サイファーさんが「しまった」という表情になった。この回復力に、心当たりがあるんだ。

アオヤマがニヤリと笑う。

「……この小僧、ただの小僧じゃないな?話に聞く『感染者』か」

「だからどうした」

「クックック……ここにもいいサンプルがいるとはな。人生最良の日だ、背筋が歓喜で震えるっ……!」

「彼は渡さん。全力で拒否させてもらうぞ」

「血液だけで十分だ。これと滝蓮次郎のデータがあれば……人類の夢が叶うかもしれんっ」

「悪いが、それは夢じゃなくて禁忌だ。不老不死などろくなもんじゃない」

険しい表情で睨むサイファーさんに、アオヤマはニヤニヤと笑い続けている。

「無論そうだ。これは俺の自己満足だ。研究者として未踏の領域に達したというだけでいい。
その成果をどう使うか、それは別の話だ。好きにしろ」

間違いなくこの男は狂っている。しかし、ある意味どこまでも純粋だ。野心も私心もない。
……信用してもいいのかな。

※滝の治療に応じて何かしらの増強イベントがあるかもしれません
180 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 18:06:05.65 ID:AAVqNbphO
#

タキさんはすぐにアオヤマがいる学校そばの病院に入院することになった。
アオヤマは、ああ見えて医者であるらしい。彼が主治医と聞いてタキさんは一瞬顔を曇らせたけど、「やむを得んか」と呟くと後は静かにしていた。

病院にはタキさんのお兄さん──リナさんの旦那さんでもある──も駆け付けてきた。
軽い挨拶だけで終わったけど、また詳しく話を聞くかもしれないとのことだ。何でも、とても偉い人らしい。

僕らはというと、タキさんのお兄さんが用意した宿──というにはあまりに大きい建物に通された。
オリヴィアとララはこの国の知識を吸収したらしく、「ああ、あそこか」と落ち着いた様子だったけど。

それにしても、お腹が空いたな……。

※50以上で飯イベントなど
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:07:32.47 ID:u4nPmjjDO
はい
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:14:40.44 ID:XYNinQjM0
怒涛のクリティカル効果か、どこまでも研究者ってだけで悪人じゃなさそうで良かった
183 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 18:17:57.63 ID:AAVqNbphO
【71日目】

昨日の夜は結局「ルームサービス」というのを適当に取った。やり方は分からなかったけど、なぜかオリヴィアが知っていて助けてくれた。
というか、いつの間にかこの国のよく分からない言葉も喋れるようになっていたらしい。「j」が何で究極生物と言われるのか、分かった気がする。


朝御飯を食べると、部屋にサイファーさんが訪れた。

「よく眠れたか?」

「え、ええ。部屋が広すぎて落ち着かなかったですけど、まあなんとか」

「そうか。とりあえず俺は今日戻るが、君たちはどうする?まだいたいならそうしてもいいが」

1 サイファーと一緒に第二世界に戻る
2 過去世界に残る
3 元の世界(クランたちの世界)が気になるのでそっちに行く

※3票先取
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:21:35.87 ID:oOPFz/FNO
3
第二世界の誰かの手が空いてるようなら来てもらって傀儡人形の件も消化しときたい
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:32:00.96 ID:XYNinQjM0
3
傀儡の件も何とかしたいし、オリヴィアという存在の情報共有もしてミラの反応も見てみるのもアリかな
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:33:40.13 ID:YHVjfzWPo
主目的のララを調べるのって終わったんだっけ?
187 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 18:39:45.80 ID:AAVqNbphO
>>186
サンプルくらいは保管されたはずです(青山の所ではない)。
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:40:48.61 ID:YHVjfzWPo
サンプル保管だけでいいなら3かなぁ
189 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 23:08:39.27 ID:tqqZjOiXO
「……いえ、一度元の世界に戻ります。もう2日も空けてますし」

「分かった。そうと決まったなら急いだ方がいいな。確かに気になる」

そうか、サイファーさんも奥さんのノワールさんがいるから心配なんだ。
前みたいなことがないとも限らない。……急がないと。

#

※20以上で同行者あり
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 23:15:43.35 ID:C5o3NBFI0
191 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 23:22:37.71 ID:tqqZjOiXO
※同行者あり

※ゲートを開けるのは……(コンマ下)
01〜75 ランダム
76〜85 ジュリアン
86〜94 ブレイズ
95〜00 再判定

※コンマ下2が75以上ならもう一人選べます
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 23:23:22.27 ID:E6vryrSh0
b
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 23:23:22.70 ID:oOPFz/FNO
はい
194 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 23:42:52.97 ID:tqqZjOiXO
#

「おう、向こうに戻るんだって?俺もついてくぜ」

戻るとランダムがいつもの調子で言う。

オリヴィアは一度こちらで預かるのだそうだ。話せない存在ではないということともあり、一度改めて調べてもらうという。

僕と師匠、そしてララは空間の歪みに足を踏み入れる。皆、無事かなあ……

※35以下でイベント
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 23:45:37.17 ID:u4nPmjjDO
はい
196 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 23:49:12.61 ID:tqqZjOiXO
※イベント内容

01〜15 イーリス崩壊(1回だけファンブル扱い)
16〜40 モリブス内乱
41〜85 トリス襲撃
86〜94 テルモン内乱
95〜00 ダーレン寺襲撃(高確率で鎮圧済)
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 23:49:28.61 ID:C5o3NBFI0
198 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/22(日) 23:52:12.95 ID:tqqZjOiXO
今日はここまで。

なお、上の判定ですがトリス襲撃とモリブス内乱を入れ替えます(深刻度がトリス襲撃の方が重いためです)。
199 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/23(月) 12:48:38.30 ID:Bm2UKANZO
#

イーリスに戻ると、ミーシャが酷く焦った様子で駆け寄ってきた。

「クランっ!!大変なの、モリブスが……」

「……えっ!?」

※モリブスの状況

01〜05 ?????(ネームドキャラに戦死者あり、1回だけファンブル扱い)
06〜35 モリブス壊滅(1回だけファンブル扱い)
36〜60 戦況不利
61〜80 戦況拮抗
81〜94 戦況有利
95〜00 戦況有利&相手方の誰かを捕縛
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 12:50:42.99 ID:rUvER8VG0
おりゃ
201 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/23(月) 13:09:40.74 ID:Bm2UKANZO
※誰かを捕縛済み(99のためネームド確定)

「昨日、議会が襲撃されて……今も戦闘は続いてるって」

「……マジいなそりゃ。でも、この世界の『エリック兄』がいるならそんなにやられりゃしねえんじゃないのか」

ミーシャの後ろからラーナとミラ、そしてノワールさんがやってきた。3人とも服が汚れている。

「ゴメン!!今戻った。……ってクランとイマーラさん!?遅いよぉ……」

ブワッとラーナの目に涙が溢れる。僕は彼女を抱き寄せた。
ノワールさんが「ふう」と溜め息をついた。

「それなんだけどね、一応ほぼ鎮圧は終わったわよ。まだ街の郊外にいるかもだけど。
一時は大変だったけど、トンプソン司教の精神感応が効いて同士討ち始めた所に、あたしたちと『エリック』で一網打尽、ってわけ」

「全く、他愛のない……拍子抜けだったぞ。……って」

「おねいちゃん、帰ったよ!」

ララがミラに飛び付く。ミラは少し戸惑った感じだ。

「お、おお。……何かあったか?」

「面白かったよ!別の世界にも行けたし。おねいちゃんも行くといいよ」

「別の世界?何だそれは」

「ああ、その話はまた後で。じゃあ、モリブスは大丈夫なの?」

「数人人死にが出たけど、後はまあ。それに、大きな収穫もあった」

「収穫?」

※捕縛したのは……

01〜75 アリシア
76〜85 アヴェル
86〜94 金甲冑の人物
95〜00 再判定
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 13:12:31.68 ID:LmQ1HdTr0
203 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/23(月) 22:43:21.43 ID:fBm/ogmyO
ラーナが僕を見上げるとニッと笑った。

「そうそう!ヒースコート伯爵の娘さん──アリシアさんだっけ、それっぽい人を捕まえたの。今はモリブスで保護されてる」

「えっ!?ロックモールにいたはずじゃ」

「私もそうだと思ってたんだけど、昨日の襲撃で斬り込み役になってた。
後方で指揮してたのはアヴェルぽかったけど、こっちの戦力を読み違えてたのかそこまで苦戦はしなかったかな」

ノワールさんが頷く。

「アングヴィルの時もそうだけど、こっちの戦力を過小評価してるのかな」

「どうでしょう……ロックモールにいるはずのアリシアさんが駆り出された、とも言えます。
つまり、ハーデンを失い意外と駒がないのでは?」

「となると幾つか解せないことがあるわね。向こうは『壊れた世界』の戦力を上手く使えてないのか、あるいは自由に行き来できないのか。
それと、向こう側の『j』が未だに出てきてない。これだけ劣勢なら使ってもよさそうなものなのに」

師匠が何かを考えている。

「……反転攻勢を打つための時間稼ぎ?だとしたらモリブスを何故わざわざ襲ったのか……」

「前に言ってた『古代の社』をこじ開けようとしてるんじゃないかな」

「それはあり得るわ。ただ、闇ギルドの動きがいちいちチグハグなのよね」

確かにそうだ。上手く行っていると思うべきなんだろうか。

※50以上で次元間通話が可能(未満でも72日の判定は緩和されます)
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 22:47:16.68 ID:geH7D5F60
205 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/23(月) 23:53:15.32 ID:B7n+Quf9O
「ところで例の次元間通話、できるようになったぜ。サイファーと話したいならそうするが、どうかい?」

ランダムが電話を握る手を挙げた。この件について相談したくはあるけれど。

※自由行動(午前)
1 サイファーに電話(ノワール帰還、サイファーが入れ替わりでこちらに来て会議)
2 モリブスに飛ぶ(アリシアの様子を見ることに、ノワールが来れるかは微妙)
3 ダーレン寺に行く(傀儡人形の調査、ノワールが来れるかは微妙)
4 その他自由安価(色々できます)

※0000より3票先取
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 00:10:50.28 ID:EUm2Wd3Vo
2
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 00:11:36.27 ID:EIpP5eo50
2
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 00:13:05.62 ID:3zQZuT8DO
2
209 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 00:16:18.11 ID:5iFYQglBO
今日はここまで。今週は更新ペース落ちます。
210 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 08:45:37.11 ID:8wP+g6JQO
「とりあえずモリブスに行きます。アリシアさんとも話したいですし」

「ん、了解だ。……」

※50以上でノワール同行可能
(同行時は72日目に誰かと入れ替え)
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 08:57:06.84 ID:4hoKox7t0
212 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 12:38:33.02 ID:wL/sE4qWO
「んじゃ、ノワール。行けるか?維持装置はまだもつか」

「大丈夫。明日には戻らないといけないだろうけど。
そのアリシアって子、洗脳掛かってるのよね。トンプソン司教だけでも行ける気はするけど、あたしも解除に協力する」

僕は頷くと「ゲート」を開く。万が一に備えて、ミーシャを除いてここにいる全員での移動になった。
アリシアさんを、ヒースコート伯爵の元に連れて帰れるといいのだけど。

#

「来ましたか」

トンプソン司教が微笑んだ。顔には若干疲労の色が見える。

「すみません……有事に来られなくて」

「いえいえ、問題なく鎮圧できましたから。アリシア・ヒースコートですね」

「ええ。彼女はどこに」

01〜30 向こうの部屋です。無理矢理「寝かせて」います
31〜60 モリブス治安部の地下牢です。パーシャさんもそこに
61〜80 向こうの部屋です。記憶が混乱しているようです
81〜89 向こうの部屋です。恐怖からか酷く怯えています
90〜00 向こうの部屋です。酷く落ち込んでいます
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 12:42:27.79 ID:3zQZuT8DO
はい
214 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 21:07:34.61 ID:d9Fz+p7VO
「向こうの部屋です。記憶が混乱しているようですね」

僕は司教とノワールさんとで彼女の部屋に向かう。何かあったら、精神感応ができる彼らが押さえ込むことになるんだろう。

ドアを開けると、長い栗色の髪の女性が身体を起こしていた。パーシャさんが何か話しかけている。……その目は、どこか虚ろだ。

「司教、来たわね。……クランも戻ったのね、変わりは?」

「色々お伝えすることはありますけど、差し当たり問題は。師匠も戻ってます」

「そう……この子の様子をもう一度診て」

アリシアさんと思われる女性は、司教に「あ、こんにちは」と軽く挨拶をした。どこか違和感がある。
ノワールさんも訝しげな顔になった。

「……記憶が飛んでるわね?」

「ああ、さすがにあなたも分かったわね。そう、記憶が定かでなくなってる。
捕まえた時は半狂乱だったのは覚えてるわね?それを3人がかりで『眠らせた』。
それで起きてみたら、記憶が混濁してた。今はあたしが落ち着かせてたところ」

「混濁?」

「そう。ハーデンの名を呼んだかと思うと、アヴェル──ヒースコート伯爵の名を叫んでごめんなさいと連呼したり。
今は子供のような状態。でも、安定はしてないわ。精神感応ならあなたたち2人の方が長じてるから、もう少し深く探ってみて」

司教とノワールさんが目を閉じた。

01〜20 発狂
21〜40 眠る
41〜60 な、何てこと……?
61〜80 ……なるほど、そういう……
81〜89 少し意識を戻せたわ
90〜00 これで一応大丈夫
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 21:09:30.85 ID:aL9fADcFO
はい
216 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 21:24:56.53 ID:d9Fz+p7VO
しばらくしてノワールさんが目を開け、汗を拭った。

「少し意識を戻せたわ。なかなかエグいことしてたわね、連中」

「というと?」

「麻薬──『天使樹の果汁』っていうのを与えられてたわ。強制的に発情させるだけじゃなく、性行為を禁じられたら発狂するって代物みたいね」

パーシャさんの顔が歪んだ。

「……外道ね……それに精神感応による洗脳も上乗せしてたってわけ?」

「ということですね。私たちを倒せば性行為をしてやると。
まあ、あの男ならそんなことはせずに多分殺してたでしょうけど」

当のアリシアさんは、少しぽかんとした様子だ。

「……今は大丈夫なんですか」

「性的欲求はじきぶり返すわ。ただ、精神は今は押さえ込んでる。時間が経てば、また『押さえ込まなきゃ』いけないけど」

アリシアさんがこちらを向いた。

「どちら様ですか?」

「……あなたのお父さんに、あなたを救い出すようにと言われた者です。無事でよかった」

「……お父様?」

※20以上でイベント続行
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 21:29:47.14 ID:sdSccl230
218 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 21:40:30.48 ID:d9Fz+p7VO


「え、う……うわあああああっっっ!!」


アリシアさんは急に頭を抱え出して苦しみ出した。すぐさまトンプソン司教が彼女の頭に手をやる。
……しばらくすると、アリシアさんは静かに眠り始めた。

「思い出したくないことを思い出したみたいですね。……これは困りました」

「……そうね。正気を保つには、どちらかしかない。記憶を消すか、強力な暗示で上書きするか」

「しかし、できるかどうか?それに、『天使樹』による発情の問題もあります」

パーシャさんが、小さな入れ物を取り出した。

「こんなのを彼女が持ってたわ。察するに、これ原液よ。飲んだら最後、怪物になって死ぬまで暴れ続ける」

「……成分分析は、ここじゃできないか。あたしの世界か、『過去の世界』か。
何にせよ、肉体の傷は癒せても、心の傷はあたしじゃ限界がある。このまま彼女を外に出すわけにはいかない」

1 ここでアリシアの記憶を消す
2 しばらく眠らせたままにしておく
3 第二世界に連れていく(同行の有無は選択可能)
4 その他自由安価

※3票先取
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 21:56:42.36 ID:EUm2Wd3Vo
ヒースコートには会わせたのでしょうか?
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 21:59:47.94 ID:aL9fADcFO
4
次元間通話で第二世界からブレイズを呼んでもう少し深く探りを入れてみたい
221 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 22:18:33.42 ID:d9Fz+p7VO
>>219
当然まだ会ってません。ヒースコートはイーリスにいます。
アリシアの状況が分からないので、ヒースコートには情報を伏せている状態です。
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 22:23:41.48 ID:mm6W75UE0
世界樹の薬の原液がどうとかの研究ってラーナのお姉ちゃん達がやってなかったっけ
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 22:42:13.53 ID:EUm2Wd3Vo
それでは4で、ヒースコートに事情を説明して、アリシアを落ち着かせてもらう
224 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 23:14:42.34 ID:kYTKApyDO
>>222
手は出してると思います。ただ、真相まで辿り着けているかは難しいでしょう。
まだ○○○などの方が可能性があります。

なお220と223は別選択肢扱いです。
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 23:28:25.75 ID:4hoKox7t0
>>220に1票
226 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 23:40:05.43 ID:kYTKApyDO
上げます。0000までに決まらなければ決戦投票です。
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 23:42:33.36 ID:qBLoXM8v0
>>220
228 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/24(火) 23:45:01.51 ID:kYTKApyDO
220案で決定します。
229 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/26(木) 09:20:51.85 ID:ZlScouDPO
「ブレイズさんに見せてはどうですか。ここに来れなくても、多少はよくなるはず」

ノワールさんがパンと手を叩く。

「それがあった……!確かにあの人なら洗脳を解くなんて余裕だろうし……。
ちょっとこっちに来てもらえないか相談してみる。次元間通話はできるようになったのよね」

頷くと、ノワールさんはランダムの所に向かった。

#

01〜15 ???
16〜60 通話のみ可能(来れるのは72日目以降)
61〜89 今すぐ来れる
90〜00 上+α
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 09:30:18.35 ID:sdV7dLTc0
231 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/26(木) 12:46:02.95 ID:9C43psbLO
#

「こちらには来れない?」

失望を隠さないでノワールさんが言った。ランダムが肩をすくめる。

「公務ってか?そんなもん放り投げればいいだろ」

『生憎そうもいかないのですよ。教団の大司教も、そろそろ人間に譲りたいものなのですが』

「公務?」

ランダムが苦笑した。

「ブレイズ兄はずっと人間に偽装しててな。ユングヴィ教団の大司教をやってる。教祖兼神ってわけだな」

『元はコーウィン兄様の役割だったんですが、500年もやっていると投げ出すわけにもいかないのです。
本当に、そろそろ後進に任せたいものです。私がいないそちらの世界でも、ユングヴィ教団は存続しているようですし』

「……少なからず腐敗はしていますが。あなたが話に聞くブレイズ様ですか。ユングヴィ教団のライル・トンプソンです」

「ほう」と感心したような声が聞こえた。

『貴方が話に聞くトンプソン司教ですか。カインの落とし子──厳密にはその息子ですが──の割に、なかなかの人物だとランダムが』

「買い被りです。私もまた、利己的な人物に過ぎない。
……洗脳を解除できる力があると聞きましたが」

『電話越しでは効力が落ちますがね。アリシアという女性ですか、起こして頂くことは?』

僕らは顔を見合わせた。

「さっきは一瞬正気に戻った後に暴れたわ。精神的外傷があるのかも」

『……PTSDですか。無理をさせない方がいいかもしれませんが』

1 起こす(治療へ)
2 起こさない(治療はブレイズが来る72日目以降)

※3票先取
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 12:58:57.76 ID:6Q9pQ5+tO
2
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 13:39:44.30 ID:gfhDSdam0
2
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 13:41:02.14 ID:rk6oCBg80
2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 16:50:16.33 ID:1y5w29cE0
ケインがカインに
236 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/26(木) 17:08:05.35 ID:ZlScouDPO
>>235
失礼しました。誤字です……
237 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/26(木) 21:24:40.29 ID:eBQklr6sO
……ブレイズさんの言う通り、無理はさせない方がいいかもしれないな。

「今日はやめときましょう。明日以降、ブレイズさんが来れるようになったらまた」

「そうね。それまではあたしたちで何とかするしかないか。といっても、明日戻らないといけないけど」

ランダムが頷いた。

「ノワールが来れるとしたら明後日だな。1日間を置かないといけねえんだ。
特にこいつの場合はな。昔ほどじゃねえが、魔素が薄い場所に長くいるのはあまり良くねえ」

確かに、ノワールさんには疲労の色が濃い。トンプソン司教とパーシャさんで面倒を見ることになるわけか。

「じゃあ、このまま寝かせておくわね。ブレイズさん、ごめんなさい」

『いえいえ。もう一人の私の動向も気になりますしね。近々そっちに行きます』

電話は切れたようだった。

「アヴェルに会わせた方がいいかしら。私は、まだ時期尚早だと思うけど」

「同感ですね。彼女の状態が安定するまでは、呼ばない方がいい」

パーシャさんに司教が首を振った。……アリシアさんを救うには、まだ時間が必要なようだった。

#

※この後の行動(正午近辺)

1 モリブス近郊を調査(「社」などのイベント)
2 イーリスに戻りヒースコートに会う(アリシアイベント継続、若干のリスクあり)
3 ダーレン寺で傀儡人形の調査
4 「3人目」に会い500年前の出来事を問いただす
5 第二世界に移動し天使樹の果汁の調査
6 その他自由安価

※3票先取
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 21:43:52.20 ID:pZajPzAz0
1
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 21:51:26.66 ID:7FJUYrBI0
3
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 21:53:37.12 ID:VddfHUMz0
3
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 21:56:57.72 ID:6mTxFmEDO
3
242 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/27(金) 09:20:00.81 ID:643YGlM5O
#

「さて……と」

モリブスの守りをラーナやミラたちに任せ、僕と師匠、そしてランダムはダーレン寺を訪れた。
例の傀儡人形のことが、どうしても気になったからだ。

「マジでそいつがシデだってのか?この世界では、他の一族やダナ共々『穴』を塞いで消えたっていうが」

「しかし、この宝石の中にいる『コーウィン』さんはそう言ってます。無関係ってことはないんじゃないかと」

※15以下で?(1回だけファンブル扱い)
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 09:42:53.28 ID:ea/TyytDO
はい
244 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/27(金) 22:33:03.37 ID:TBrDjXgWO
※襲撃はなし

門からロブソン総師範が出てきた。

「おお、また来おったな。また修行かね」

「それもあるんですが……調べたいことがあります。例の傀儡人形です」

「傀儡人形?ああ、あれか。確かに不可思議な人形じゃが、何かあるのかの」

「……行けば何か分かるかもしれません」

首をひねる総師範と共に、僕らは例のお堂に向かう。扉を開けると、傀儡人形は無表情でそこに立っていた。

「……これがシデとは思えねえがな」

1 呼び掛けてみる
2 触ろうとしてみる
3 構えてみる
4 その他自由安価

※2票先取
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:37:37.88 ID:Y7nbTdTS0
1
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:43:30.54 ID:ea/TyytDO
1
247 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/27(金) 23:55:13.19 ID:X7Ay8Z5tO
「シデさん……ですよね」

僕は傀儡人形に呼び掛けてみた。返事は……

※90以上で何らかの反応あり(再判定)、99か00偶数で?
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 23:57:16.57 ID:lNdQLX9s0
z
249 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 00:02:24.77 ID:xQT/EJPpO
……返事はやはりない。傀儡人形はただそこに立っているだけだ。

「そりゃ呼び掛けて返事するようなら苦労しねえよ。こいつが何者か、持ち帰って調べりゃ分かるかもしれねえが」

ランダムが傀儡人形に手を伸ばす。

※90以上で?
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 00:04:48.62 ID:Z8e/rhUD0
251 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 00:09:36.96 ID:xQT/EJPpO


……スッ


傀儡人形はランダムの手を交わした。まるで意思があるかのように。

「……連れていかれるつもりはねえってか。面白え」

ニィとランダムが笑う。やはり、これはただの人形ではあり得ない。

僕は……

1 ランダムに任せる
2 自分がやる
3 イマーラも含め3人で協力する
4 その他自由安価

※3票先取
※基本正しい選択肢以外は低確率です。傀儡人形がここにある意味を考えると……
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 00:54:59.99 ID:Rm9mptpto
2
出来ればコーウィンの力借りたい
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 01:05:14.48 ID:obvhP7/10
2
宝石の力を扱えることを示すってくらいしか思い浮かばないなぁ
まだ修行として宝石の力を使わずに経験点を得るものの可能性もあるけど
そもそもこの傀儡はマイク・ダーレンが何処かからか持ってきたもので、この世界のランダムとマイクが関わりがあったことからそっち方面のアプローチも視野に入れるべきか
ランダムが何を考えてるのかが不安要素だが
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 01:15:00.10 ID:AIPjf4zZ0
2
255 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 17:04:52.42 ID:ssSZlOhmO
「僕がやります」

ランダムを制すと、ランダムは「了解だ」と頷いた。傀儡人形の前に来ると、それは静かに構える。

……捕まえるなら戦って勝ち取れということか。なるほど。

僕は宝石に手を当てた。これまでの2回はまるで歯が立たなかった。なら、出し惜しみしても仕方ない。


……ブオッ


力が全身に漲る。捕まえるのではなく、勝負のつもりでやろう。


【ターン1、距離5】

※洞察判定
100-15-20-30+20=55以上で成功
(傀儡人形のスキルで洞察・フェイント・先読み系は非常に効きが悪いです)
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 17:06:10.43 ID:0BGrUwuw0
x
257 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 19:37:46.42 ID:nCFw8ElsO
……全く行動が読めない。無駄な動きはなく、表情も何一つ変わらない。
前もそうだった。仕掛けてもまるで手応えがなく、空気を相手にしているように当たらないのだ。

しかし、何もしなければ時間だけが過ぎる。宝石の力が発動しているうちに何とかしないと……。

僕は距離を詰めた。くっつかないと話にもならない。

※3の倍数以外で傀儡人形がバックステップ
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 19:42:59.77 ID:tyUg4WbY0
259 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 22:05:16.25 ID:Bvxmkt5gO
※クリティカル、次ターンの行動が有利に

距離を詰めると、傀儡人形は全く動かない。前はそれに応じて後ろに下がっていた。……どういうことなんだろう?

でも、前に比べたら楽な展開には違いない。ここからでも右の「鞭打」で十分当てることはできる。

【ターン2、距離2】

傀儡人形はまだ動かない。ここで仕掛けても大丈夫だろうか?

※先読み判定
100-15×3-20-30+20=25以上で成功
(クリティカル効果)

※255の判定は65以上でしたが、結果が変わらないためこのまま続けます
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:06:41.45 ID:yOfEROjw0
261 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 22:12:05.50 ID:Bvxmkt5gO
※成功、再判定

70未満で???、71以上だと回避行動(高確率でヒット)
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:19:59.18 ID:MRgY0kNDO
はい
263 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 22:25:22.18 ID:Bvxmkt5gO
傀儡人形が纏う空気が……違う。これは、明らかに来るのを待っている。迎撃?
それでも構わず行くべきなんだろうか。僕は躊躇した。

1 行く
2 待つ

※安価下(多数決ではありません)
※2を選ぶと3ターン目に移行します(???態勢維持かは判定)
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:32:57.90 ID:Z8e/rhUD0
1
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:37:13.73 ID:obvhP7/10
1ならターン2中の行動だからクリティカル効果補正継続なのかな
266 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 22:40:45.26 ID:Bvxmkt5gO
……待っていても始まらない。ここは思い切って攻めよう。

大きく右足を踏み込み、右手首を返す。そして下から鞭を払うように右腕をしならせ、頭部を狙った。
人形だから頭が急所とは限らない。でも、日頃の習性がそうさせていた。


傀儡人形がゆらりと揺れた。……これはっ!!?


「あれはっ!!?」


ランダムが叫ぶのが聞こえた。


※命中判定
100-22--20-10+20=68以上で命中(コンマ下1、2)
(傀儡人形が????を発動させているため、先読みクリティカル成功でもこの厳しさです)
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:42:33.23 ID:4XGqr1lY0
はい
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:54:39.31 ID:Z8e/rhUD0
269 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 22:59:10.68 ID:Bvxmkt5gO
※回避

右拳は真っ直ぐに人形の頭部に向かっていく。これは当たると思った刹那。


……スゥッ


拳の先に感触はない。まるで霞に向かって打っているような……


次の瞬間。


「え」


視界は人形の拳で塞がれていた。


※90以上かクリティカルでない限り命中、命中後イベントへ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:59:25.47 ID:Z8e/rhUD0
271 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 23:10:53.83 ID:Bvxmkt5gO
※イベントへ、3ターン強制消化


ゴスッ


鼻先に強い衝撃を感じ、僕は思わず膝をついた。血が出たのか、鉄の臭いがする。


「クランっ!?」


師匠が叫んだ。人形は変わらず、拳を突き出したまま無表情で固まっている。

「くっ……このっ……」

「『夢想転生』」

ランダムがポツリと言った。

「えっ」

「シデが得意としていた技の一つだ。どんな攻撃も受け流し、即座に必殺のカウンターを叩き込む。
今のは軽く『当てただけ』だ。それでこれだ……。もう間違いねえな、こいつがシデと無関係であることはあり得ねえ」

傀儡人形はいつの間にか再び距離を取っている。僕に今の技を見せようとしていたのだろうか……?

「でも、これは人形ですよ??」

「そうだ、分かってる。……ここに来るべきはジュリアン兄──いやフィオナ姉だったな。俺にはこの原理が掴めねえ」

師匠にランダムが首を振る。宝石の中の「コーウィン」さんなら、何か知ってるのだろうか……?

※80以上で会話可能、90以上なら憑依
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 23:11:44.33 ID:4XGqr1lY0
はい
273 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 23:15:11.91 ID:Bvxmkt5gO
※クリティカル、再判定

70以上なら憑依
70未満で会話へ
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 23:17:20.46 ID:yOfEROjw0
275 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 23:34:00.19 ID:Bvxmkt5gO
『……小僧』

突然、頭の中に声が響いた。「コーウィン」さんだ。

『あれは本当にシデさんなんですか?』

『シデであってシデではない。俺も宝石に封じられてから何があったかは全て認識しているわけではないが、
あれはシデの脱け殻……いやシデの武の部分だけを抽出したものだろう』

「えっ???」

思わず実際に大声を出してしまった。言っていることが理解できない。

『それってどういう』

『不可解とは思わなかったか?なぜ『一族』でランダムだけ残されたのか。
しかも、『準一族』たるフローラとデアドラも生き残り、アリスはコールドスリープだ。
イレギュラーなエリックとケインはともかく、これだけ多量の『保険』を何故残していたのか。
理由はただ一つ。『大封印』が不完全だったからだ』

『そ、そんなことが?』

『薄々気付いているはずだ。『穴』に隙間があるおかしさ。トリスの南方の孤島にある隙間は、ダーレン寺のそれに比べてもかなり大きい。
だから、保険を厚めにかけておく必要があった。この傀儡人形も、その一つだ』

『じゃあ、これをマイク・ダーレン開祖が手に入れたのも』

『仕組まれたことだ。恐らくはこの世界のランダムによるものだろう』

1 「ランダム」が隠したいものって?
2 じゃあこの人形自体に意味はない?
3 「3人目」が今どこにいるか分かりますか
4 「大封印」が不十分なことで生じる問題は
5 その他自由安価(歓迎です)

※3票先取(0000までに決まらないなら基本リセット)
276 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/28(土) 23:56:32.02 ID:Bvxmkt5gO
投票は0000からとします。
277 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 00:20:04.27 ID:z0EORNTGO
上げます。
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 00:21:29.65 ID:9qjYKei70
2
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 02:15:49.53 ID:T32fSTT5o
1
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 08:16:33.31 ID:kFx4Q55DO
4
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 08:18:42.59 ID:p4rbrUHe0
4
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 08:34:19.63 ID:iRLZl2u60
4
283 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 10:57:57.70 ID:B0A7HKrkO
※前スレの1000判定は成功、巻き戻し権ストック
※現状巻き戻しの声はないかと思いますので、随時多数決を取ります

『『大封印』が不十分なことで生じる問題は?』

『多々ある。『j』を初めとした最深層の魔獣が地上に現れたのもその一つだ。
この程度で済んでいるのは奇跡的とも言える。『j』については、マイク・ダーレンと奴を導いたランダムの功績もあるが。
だが、隙間がこれ以上拡がればこの程度では済むまい。それこそが闇ギルドの狙いでもある』

『この人形は保険、って言ってましたよね。どういう意味で』

『技を後世に伝えるためだろうな。マイク・ダーレンがこの寺を作ったことも含めて、狙いはある程度当たった』

※30以上で追加質問(ターン追加で1消費)
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 11:01:38.78 ID:PHg56LIs0
たあっ
285 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 11:07:47.03 ID:B0A7HKrkO
※質問2問目、戦闘再開なら6ターン目から

1 「ランダム」が隠したいものって?
2 じゃあこの人形自体に意味はない?
3 「3人目」が今どこにいるか分かりますか
4 狙い通りでなかったことがあった?
5 その他自由安価(歓迎です)

※3票先取
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 11:33:19.02 ID:GkXzJz7x0
1
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 12:12:29.74 ID:9qjYKei70
1
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 12:33:28.07 ID:kFx4Q55DO
1
289 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 22:02:02.90 ID:Imu8bJhyO
『『3人目』が隠したかったものって、何なんですか』

少しの間の後、「コーウィン」さんが答えた。

01〜60 断言はできん。だが薄々は分かる
61〜89 一つ、気になっていることがある
90〜00 それは……
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 22:07:43.72 ID:FORNHkAn0
291 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 22:21:43.82 ID:Imu8bJhyO
『一つ、気になっていることがある。あのアミールという青年だ』

『第二世界では、シデさんの子孫だということでしたよね。そして、オルランドゥのアミールさんとは同一人物だと』

『そうだ。この世界のアミールがシデの子孫という可能性は、なくはない』

『えっ、どういうことなんです??』

『俺が知る限り、『大封印』直前のダナは妊娠していたからだ。本人が気付いていたかは知らんが』

『……ちょっと待ってください?ダナさんも、『大封印』で命を落としているんですよね?子供なんて、産めるわけが』

『だが、そう考えると辻褄は合う。そして、『大封印』でその子供がシデとダナの子供だと皆が忘れるようになったとしたら??
アミールがプレーンウォークを使えるのも道理だ。シデもダナも、『一族』の血を引くものなのだから』

……頭が混乱してきた。僕だって子供じゃない。妊娠して子供が生まれるまでの期間ぐらいは分かる。
少なくとも、本人が気付かない段階からいきなり子供が生まれるなんてことは、絶対にあり得ない。

『『3人目』が隠したかったのは、その事実だと?』

『それもあるのだろうが……恐らく、自然の摂理を捻じ曲げることをあいつはやったはずだ。あるいは、『一族』の他の誰かが。
俺にすら気付かれない方法で、となるとランダム単独では無理だ。大方、ジェラードかその辺りが噛んでいるはずだ』

『自然の摂理?』

『そうだ。そして、それを捻じ曲げたことで何かが歪んだ。それをあいつは隠している』

……ひどく不穏な話になってきた。これは次に彼に会ったら、いよいよ問い質さないといけない。

※70以上で次の質問、未満で戦闘打ち切りか否かの判断へ
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 22:23:16.57 ID:GkXzJz7x0
はい
293 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 22:27:07.66 ID:Imu8bJhyO
『これ以上はあいつを捕まえるのに差し障りがあるだろう。俺は引っ込むとしよう』

頭の中に響いた声は消えていった。

しかし、今の「会話」で色々疑問に思うことは出てきた。目の前の人形が本当は何者なのか。
そしてこの世界におけるシデさんとは。何より、「3人目」が隠そうとしている事実とは。
捕まえるのを諦めて、ここにいるランダムや師匠と相談したい気持ちもあるのだけど……

1 諦めて相談する
2 捕まえるのを続ける

※3票先取
※2から1というのもできますが、こちらだとややデメリットがあります
294 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/29(日) 23:01:30.09 ID:Imu8bJhyO
上げます。
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 23:17:52.17 ID:GkXzJz7x0
2
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 23:27:47.51 ID:9qjYKei70
2
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 23:30:33.85 ID:kFx4Q55DO
1
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 23:31:20.97 ID:cxbEe2GX0
1
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 23:32:14.60 ID:MIC8PUDhO
2
300 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 10:02:13.49 ID:QkXNDHXWO
僕はブンと首を振った。いや、今の機会を生かさないと次はもう来ない気がする。

目の前には傀儡人形が相変わらずの様子で構えている。「いつでも来い」と言っているかのようだ。
さっきの迎撃はまるで反応できなかった。打開策はどこかにないのか。

【ターン6、距離3】

距離はまた少し離れている。ここからできることは、踏み込んで距離を詰めることしかない。
問題は向こうの出方だ。

※先読み判定
100-15-20-30+20=55以上で成功
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 10:08:14.37 ID:67+Sg/BJ0
はい
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 10:08:28.99 ID:xVL/B/3h0
303 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 10:20:15.14 ID:QkXNDHXWO
……やっぱりまるで気配が読み取れない。それでも前に出るしかないのだけど。

※傀儡人形の行動
01〜50 バックステップ
51〜89 そのまま立っている(次ターン高確率で夢想転生)
90〜00 向こうからも踏み込む
(99か00偶数だと?)
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 10:20:55.15 ID:SqjwO5G+0
やあっ
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 10:21:17.05 ID:xVL/B/3h0
306 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 10:24:37.75 ID:QkXNDHXWO


スッ……


傀儡人形は静かに同じだけ距離を取った。そう簡単に捕まりはしない、ということか。
しかし速さで僕が勝っているわけでもない。このままだとじり貧だ。……まずいな。

【ターン7、距離3】

傀儡人形の後ろにはまだ余裕がある。宝石の効き目ももうそんなにあるわけじゃない。何とかしたい所なのだけど……

※先読み判定
55以上で成功
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 10:25:17.69 ID:xVL/B/3h0
308 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 10:29:00.23 ID:QkXNDHXWO
傀儡人形が微かに動いた。これは……

01〜50 ここで迎え撃つつもりだ
51〜75 また逃げるつもりか
76〜89 踏み込んでくるつもりだな
90〜00 上+α(使ってくる技が夢想転生でない)
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 10:30:36.77 ID:SqjwO5G+0
おりゃ
310 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 12:08:35.54 ID:r5PO/vkDO
※クリティカル、昇格

人形が後ろに重心をかけたのが分かった。ここで突っ込んでくる?

それなら僕の拳も当たるはずだ。左の拳に力を込める。
何をしてくるかは分からないけど、打ってくる勢いを利用すれば……!!

※40以上でクラン先手
311 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 12:20:17.52 ID:r5PO/vkDO
なお、距離は0になっています。手数重視ということで使うのはリバーブローです。
(朦朧は発動しませんが、クリティカルなら煉獄に繋がります)
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 12:21:46.13 ID:fMAwq+9DO
はい
313 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 12:25:13.28 ID:r5PO/vkDO
※傀儡人形先制

※傀儡人形の使う技
01〜50 両拳を組み合わせて突き出す
51〜75 右掌底
76〜89 普通の右ストレート
90〜00 上+回避確定
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 12:28:44.48 ID:L25nE3Bp0
315 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 20:29:34.29 ID:TvmG7scRO
僕が動く前に、傀儡人形が両拳を組み合わせ、手刀のように突き出してきた!この技は一体……!?

※100-22×3(先読み成功につきペナルティなし)-20+20(傀儡人形のスキル)-10+10(技特性)=34以上で回避
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 20:32:04.60 ID:SqjwO5G+0
うりゃ
317 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 20:34:57.93 ID:TvmG7scRO


ブオッ


身体を捻ると、風切り音と風圧がこちらまで届いた。これは、今までの当てるだけの打撃とは違う。明らかに、僕を害しようとする打撃だ。
背筋に初めて冷たいものが流れる。やはり、ここで仕留めないと……!

※100-22×3-20+20-10=24以上で命中(コンマ下1、2)
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 20:43:05.48 ID:5jSrWsE40
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 20:43:24.61 ID:fMAwq+9DO
はい
320 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:01:29.88 ID:TvmG7scRO
※2発命中

ダメージ
22×(コンマ下1、2÷8)-((20+25)÷2)×(コンマ下3、4÷6)

※傀儡人形の材質によるペナルティ防御係数は低めです
321 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:01:56.75 ID:TvmG7scRO
ペナルティ→ペナルティで

失礼しました。
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:04:15.64 ID:UumAj0K10
はい
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:06:26.28 ID:SqjwO5G+0
はあっ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:08:36.10 ID:5jSrWsE40
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:08:56.84 ID:fMAwq+9DO
はい
326 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:14:51.87 ID:TvmG7scRO
※ダメージ 132
(上の数値を訂正します。20+25→23+22です。失礼しました)

※傀儡人形のHP
500-132=368


ミシィッ


鈍い手応え。しかし人形は怯む様子はない。当たり前だけど。
それでも懐に潜り込むことはできた。これなら、スイスイと避けることはそうそうできないはずだ。

【ターン8、距離0】

間合いは限りなくないに近い。後はこちらが先に動ければ何とかなる……はずだ。
問題は、それができるかどうかだけど……

※50以上で先制
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:16:25.58 ID:5jSrWsE40
328 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:22:49.70 ID:TvmG7scRO
※クラン先制

僅かにぼくの方が早く動いた。しかし、あの手応えからすると……奥義以外では決定打は与えられない。

僕の行動は……

1 リバーブロー(煉獄狙い)
2 空勁
3 その他

※2票先取
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:24:17.66 ID:UumAj0K10
2
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:24:29.68 ID:SqjwO5G+0
331 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:30:01.66 ID:TvmG7scRO
やはり頼れるのは……これしかない。

腰を深く落とし、呼吸を整える。そして左拳に全体重を乗せ……突くっ!!


「破っ!!!!」


※100-22×3-20+20=34以上で成功
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:44:16.48 ID:5jSrWsE40
333 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:46:40.05 ID:TvmG7scRO
※ダメージ
(22×コンマ下÷8)×3
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:47:25.33 ID:67+Sg/BJ0
はい
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 21:55:35.48 ID:xVL/B/3h0
まさか壊れた?
クリティカルだし大丈夫だといいけど
336 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 21:57:05.99 ID:TvmG7scRO
※クリティカル
※ダメージ時は攻撃係数を半減かつコンマを強制的に2倍で計算します

※今回は残りHPの関係上即戦闘終了


……グシャアッ!!!


ドガアッ


何かが砕ける感覚。そして、傀儡人形は後方の壁に叩き付けられた。

「おおっ!!」

「やりおった!?」

傀儡人形は腹部が砕かれ、腰を折ったような態勢で転がっている。これなら、持ち運ぶのは容易いだろう。

「見事だな。……しかしさっきこいつが見せたのは、『刹活孔』……いよいよシデみてえだな」

「それについてですが……」

#

僕はさっきの「コーウィン」さんとの会話を話した。ランダムの表情が曇る。

「……なるほど。こいつも保険ってか……しかし、この世界の俺は何を隠してやがる??」

01〜35 そのまま会話継続
36〜80 ……ワタシハ、ワザヲツタエルタメニノコサレタ……
81〜89 私は、技を伝えるために残された
90〜00 そこから先は、私が答えよう
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 22:00:01.67 ID:UumAj0K10
はい
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 22:00:45.49 ID:xVL/B/3h0
339 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/30(月) 22:01:41.87 ID:TvmG7scRO
今日はここまで。
340 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/31(火) 23:25:32.43 ID:qWt3a2pVO
その時、傀儡人形がギギッと音を立てて立ち上がった。

「え」


「……ワタシハ、ワザヲツタエルタメニノコサレタ……」


どこからは分からない。しかし、それは……はっきりと、喋った。

「んな馬鹿な……シデの意思はあるのか??」

「シデ……」

※80以上で記憶あり、90以上なら真相発覚
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 23:33:34.02 ID:zGH+hV4r0
b
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 23:34:00.54 ID:NW4Kvy100
343 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/12/31(火) 23:56:32.38 ID:qWt3a2pVO
「……ダレダソレハ。ワタシニアルノハ、ワザヲツタエルイシノミ」

「……だろうな。しかし、どういう仕組みなんだこりゃ。ジュリアン兄に見せた方が早いか」

ランダムが手を伸ばすと、傀儡人形はそれを払った。

「ワタシハココヲウゴカナイヨウイワレテイル」

「力尽くで連れ出したいところだがなあ。壊してしまうのも気が引けるものがあるか」

総師範もランダムに頷く。

「これがあるからこそ、師範以上の伝承ができる面がありますじゃ。儂からもお願いできますかの」

1 無理矢理運び出す(ジュリアンに見せる、基本壊れる)
2 そのまま放置する(後日技の習得なども可、ただ真相判明からは遠ざかる)
3 その他自由安価

※0000から3票先取
※今年1年どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 00:34:47.92 ID:ZoIsheC10
誰から言われているか聞けばいいんじゃないですか
ランダムって言うようなら結局連れてくればいいわけだし
345 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 01:30:08.38 ID:yiR3mPtgO
>>344
聞ければ有効です。もちろん聞けない可能性もあります。
3として採用します。
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 07:12:00.44 ID:lKmnqAxQ0
2
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 10:17:04.51 ID:zQX9nifT0
>>344は聞くだけ聞いた後は2の流れになりますか
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 11:36:31.21 ID:ZoIsheC10
>>344だけどとりあえず聞いてからは2にするつもりで書いた
三人目ランダムと傀儡がうまくいけばシデ復活も見えてくるかもだけど壊して連れてくのは後でもできるし
349 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 12:13:52.00 ID:p8P1dcXIO
>>347
その通りです。
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 12:18:01.76 ID:zQX9nifT0
なら>>344
あとあけおめです
351 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 14:13:18.54 ID:p8P1dcXIO
まだ募集中です。再開はあるとしたら夜です。
352 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 18:00:45.49 ID:Nb+uvVaAO
上げます。
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 18:56:28.34 ID:JIIw925q0
344で
354 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 22:49:59.88 ID:GeyzlTEiO
「……あなたにここにいるように言ったのは、誰か分かりますか」

傀儡人形はしばし黙った。

※50以上で話す
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 22:53:16.09 ID:sHorhJ8g0
t
356 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 23:49:19.69 ID:GeyzlTEiO
「……オボエテイナイ。ワタシハ、タダワザヲツタエルタメダケノソンザイ」

ふう、とランダムが溜め息をついた。

「仕方ねえな。こりゃ『3人目』の俺をふんじばって問い質してえが……
俺がやったら対消滅すっから、そいつはお前らに任せるとすっかね」

「これは、どうしましょう」

「とりあえず、そこにそのままにしておくしかねえな。また何か教えてくれるだろ、多分。
修繕の仕方とかは伝わってんのかね」

ロブソン総師範が頷く。

「適当に木で塞ぐと、なぜか元通りになるのですじゃ。不可思議なものとは思っとりましたがのぉ……」

傀儡人形の正体は分かったけど、それにしてもまだ謎は多い。また、これと会うことはありそうな気がした。

※経験点276p、奥義習得ポイント14p

※繰り返し通えば、前々作の奥義級も習得できるかもしれません(効果は変えますが)

#

※午後の行動

1 イーリスに行ってヒースコートと会う
2 イーリスに行ってウィルと会う(いるかは微妙です)
3 「3人目」を探す(簡単ではないです)
4 アリスの家に行く
5 モリブスで周辺調査
6 第二世界に行き天使樹果汁などを調査
7 グリーチについて調べる(イーリスに戻りミラ&ララと話す)
8 その他自由安価

※3票先取
※現状行動の選択幅は大きいです
357 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/01(水) 23:49:47.05 ID:GeyzlTEiO
※投票は0000からです。
358 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 00:56:20.37 ID:aHHApPOhO
上げます。
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 07:09:21.44 ID:2UEp/7nlo
7
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 08:49:23.18 ID:UExd9vO50
2で
361 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 09:18:36.64 ID:QnZyk5CbO
もう一度上げます。

とりあえず整理しますと

・闇ギルド側は恐らく狙い通りに事を進めていない
・闇ギルド側の潜在戦力はまだ強力なのがいてもおかしくはない
・「3人目」の所在は明確には分かっていない
・「3人目」は過去に何かをやらかしている(シデ絡み?)
・第二世界はまだ安泰
・「グリーチ」ことこの世界のオリヴィアはまだ行方不明、闇ギルドで何かされている?

この辺りでしょうか。
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 09:20:54.03 ID:js3gsPHV0
3
363 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 11:33:14.64 ID:QnZyk5CbO
更新は恐らく夜です。決まらない場合はその時までの投票状況に応じて決戦投票を行います。
364 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 18:51:24.98 ID:cg/oBUZnO
もう一度上げます。
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 19:01:21.33 ID:PRY5rp/Q0
7
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 19:08:08.06 ID:VCc20TAR0
2
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 19:09:27.42 ID:6h3OYFQDO
7
368 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 21:43:33.38 ID:cg/oBUZnO
#

「で、イーリスに行くのか」

ランダムがグビリと酒を飲んで言った。

モリブスに戻った僕らは、イーリスに行くことにした。「グリーチ」――この世界のオリヴィアのことが気になったからだ。

「ええ。こっちに戻ってバタバタしてましたし。ちゃんとオリヴィアのことも説明できてませんでしたから」

「ま、そりゃそうか。そういうことなら、俺も一緒の方がいいな」

モリブスは小康状態だ。戦力は残さなくてもまずは大丈夫だろう。
ミラもララもイーリスに残している。彼女たちの存在は、あまり表に出さない方がいいというランダムの判断からだった。

「何かあったらすぐに呼びます。ご心配なく。アリシアさんについては、私が責任をもって診ます」

トンプソン司教に礼を言い、僕らはひとまずイーリスに帰ることにした。

#

※75以上でミラに異変
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 21:46:01.10 ID:y84EVb+n0
どあっ
370 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 22:30:42.15 ID:cg/oBUZnO
※通常ルート

「ん、そっちはもう落ち着いたのか」

モグモグと口を動かしながらミラが言う。どうやら遅めの昼ご飯を食べていたらしい。

「とりあえずね。今頃お昼?」

「おお、ララから色々話を聞いていたらつい、な。何か凄い世界があるものだなぁ」

「うんっ!おねいちゃんも行くべきだよ。とっても楽しいよ?」

ララの口の周りにはクリームが付いている。彼女の目の前にはケーキ――それも大きなホールケーキがあった。もう半分ぐらいなくなっている。

「うむ、行きたいな。それに、私たちの同族にも一度会ってみたい。彼女が『グリーチ』の別の可能性なのか」

「うん、そんな感じみたい。さっきも言ったけど、いい人だったよ?」

ラーナが腕を組んでうーんと唸った。

「それ本当なの?」

「オリヴィアがいい人、かどうかはさておき……少し偉そうだったけど、話は全然通じたよ」

「ええ。『食事』をした後は特に。『本能を満たされれば元の知能はすこぶる高度だし理性的だな』と、サイファーさんも驚いていたわ」

師匠も僕に同意する。魔力を与えた人の人格に左右されるとも聞いていたけど、オリヴィアの本質は案外邪悪でも何でもないのだろう。
とすると、「グリーチ」――いや、この世界のオリヴィアが邪悪なのには何か理由があるのだろうけど。

ミラも何か考えているようだ。

01〜30 うーん、見当もつかんな
31〜75 ひょっとすると……
76〜89 おねいちゃん、ちょっと思いついたことがあるんだけど
90〜00 ?????



371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 22:31:41.95 ID:zq91plCoO
はい
372 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/02(木) 23:23:42.76 ID:cg/oBUZnO
※クリティカル(95以上のため90以上は引き続きクリティカル扱い)

「魔力が影響している可能性があるとすれば、そのオリヴィアが誰かに捕まり、悪の魔力を注がれた可能性はあるな。恐らくは闇ギルドの誰かか」

「それは僕も考えた。だからと言って、何かが変わるわけでもないけど。そもそも、どこにいるのかすら分からないし」

ララが真剣な表情で手を挙げた。

「おねいちゃん、ちょっと思いついたことがあるんだけど」

「思いついたこと?」

「うん。クランさん、モリブスに一度連れて行ってくれない?」

「え?また戻るの?」

「そんなに時間は取らせないよ。ここじゃ当然何もないけど、モリブスならその『電波』が飛んでるかも。
もちろん、闇ギルドがいるのはモリブス郊外だから電波は微弱だろうけど、何かしらこっちの世界のオリヴィアさんについて分かることもあるんじゃないかな」

師匠が合点したように頷く。

「そうですね……。彼女が闇ギルドにいたとして、何かしら操作されているかもしれない。とすれば、その情報が得られるかも」

そうか。仮にオリヴィアが闇ギルドの所にいなくても、別の情報があるかもしれない。ここは、ララの思い付きに乗ってみよう。

#

モリブスに戻ると司教には少し驚いた顔をされたけど、事情を説明すると納得してくれた。
支部の外に出て、ララが目をつぶる。集中しているようだ。

「……」

01〜50 オリヴィアさんが、この郊外にいるのは分かった。けど……
51〜80 オリヴィアさんが、この郊外にいるのは分かった。……多分、次に来るよ
81〜89 オリヴィアさんが、この郊外にいるのは分かった。……何か、苦しんでるみたい
90〜00 上+α



373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 23:30:18.29 ID:pbg/rHd50
374 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/03(金) 23:45:37.72 ID:7W5CoA8mO
しばらくして、ララが視線を落とした。

「オリヴィアさんがこの郊外にいるのは分かった。けど……何かされてる」

「何か?」

顔をあげたララの目には、うっすらと涙が浮かんでいた。

「……私には、詳しいことは分からない。けど、とても恐ろしい何か。
オリヴィアさんを、無理矢理『エメリア』にさせるための……」

「……馬鹿な。そもそもそんなことが可能なのか?私はそれを経験したが、『蛇』と『一角獣』の血が両方揃わないと……」

「……よく分からないの。でも、『エメリア』そのものじゃないけど、それに近い何かに……あの人はされようとしてる」

「そういうことですか」と司教が呟く。

「幾つか合点が行きますね。『グリーチ』が姿を見せなかった理由。モリブスの『社』に拘った理由。
そして、今回の襲撃に主力と思われる連中がいなかったのも」

「どういうことですか」

「闇ギルドは、状況が劣勢でミーシャ王女の確保も厳しくなったのを受け、計画を変えたのだと思います。
それは、元々手駒にしていた『グリーチ』をさらに強力に変えることで、擬似的にこの世界を殲滅するというものでしょう。
その過程でクラン君やミーシャ王女の血肉を取り込めれば、闇ギルドの背後にいる連中は目的の『エメリア』を手に入れられる」

「でも、それと『社』や今回の襲撃にどういう関係が」

「多分、それなりに強化は難航しているのだと思います。
『穴』の事情に詳しいリーナさんやエリザさんを利用しようとしていたのも、技術面で問題があったからと推測します。
だから、世界各地を襲撃し、時間稼ぎをしようとしていた。ウィルさんを手駒にしようと試みたのも、その一環とみます。
ただ、主力──アヴェルはもちろん、貴殿方の言う『壊れた世界』の人物は出せなかった。『グリーチ』の調整が難航している表れです」

そういうことか。とすれば、急がないとまずい可能性がある。
しかし、今の僕らで何とかできる相手なのか?そもそも……

「ララ、あとどれだけ余裕がありそうなの?」

01〜30 分からない、でも……
31〜60 ……そんなにないかもしれない。かなり急いでいる感じがする
61〜75 まだ少し余裕はあるけど、急いだ方がいいかも
76〜89 まだ余裕はあると思う
90〜00 上+α
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 23:51:24.23 ID:dRFj8mWr0
376 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/03(金) 23:56:47.69 ID:7W5CoA8mO
※巻き戻し権を使いますか?
(このままだと一直線に決戦ルートです)

なお、上の判定ではこちら側がややミスしているため、巻き戻し時の判定は優遇します。
(本来一番上は1回だけファンブル扱いとすべきでした)

巻き戻しする場合、場所は候補を挙げて多数決します。

※巻き戻し権を

1 使う
2 使わない

※0000より3票先取
377 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/03(金) 23:59:03.96 ID:7W5CoA8mO
なお、決戦ルートに入るとしばらくこれ以上の強化はできません。
相手は相当に強化されたオリヴィア、クリス、アヴェル、そして「壊れた世界」のブレイズ、ランダム、そして????です。
378 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 00:04:02.16 ID:fo7AD+qfO
では、多数決を開始します。

戻る候補は
>>368
>>372
>>374

のいずれかです。もっと前に戻ることも不可能ではありません。
379 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 00:13:01.73 ID:fo7AD+qfO
1に投票の場合巻き戻し箇所を明記してもらえると助かります。
380 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 01:05:06.09 ID:fo7AD+qfO
上げます。
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 05:34:36.24 ID:Z+f3Z7VGo
1
368
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 05:37:33.33 ID:BKzEPU4Xo
1
372

クリティカル引いた後、50%、30%、で絶望的になるの厳しいな……
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 08:38:17.56 ID:QjZtPdSY0
1 372
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 08:46:12.36 ID:zD6H5k4Y0
1>>372
385 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 09:17:30.18 ID:f+2Jn3+iO
>>372に戻ります。再判定です。
なお、判定優遇はこの次まで続きます。

01〜30 オリヴィアさんが、この郊外にいるのは分かった。けど……
31〜70 オリヴィアさんが、この郊外にいるのは分かった。……多分、次に来るよ
71〜89 オリヴィアさんが、この郊外にいるのは分かった。……何か、苦しんでるみたい
90〜00 上+α
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 09:26:57.89 ID:zD6H5k4Y0
387 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 13:00:48.18 ID:lJfN9bW5O
しばらくして、ララが視線を落とした。

「オリヴィアさんがこの郊外にいるのは分かった。けど……何か、苦しんでいるみたい」

「苦しんでいる?」

顔をあげたララの目には、うっすらと涙が浮かんでいた。

「……私には、細かく何をされてるかまでは分からない。ただ、オリヴィアさんを、無理矢理『エメリア』にさせるための何かがされてると思う……」

「……馬鹿な。そもそもそんなことが可能なのか?『蛇』と『一角獣』の血が両方揃わないと……」

ミラの言葉に、ララが首を振る。

「……よく分からないの。でも、『エメリア』そのものじゃないけど、それに近い何かに……あの人はされようとしてる」

「そういうことですか」と司教が呟く。

「幾つか合点が行きますね。『グリーチ』が姿を見せなかった理由。モリブスの『社』に拘った理由。
そして、今回の襲撃に主力と思われる連中がいなかったのも」

「どういうことですか」

「闇ギルドは、状況が劣勢でミーシャ王女の確保も厳しくなったのを受け、計画を変えたのだと思います。
それは、元々手駒にしていた『グリーチ』をさらに強力に変えることで、擬似的にこの世界を殲滅するというものでしょう。
その過程でクラン君やミーシャ王女の血肉を取り込めれば、闇ギルドの背後にいる連中は目的の『エメリア』を手に入れられる」

「でも、それと『社』や今回の襲撃にどういう関係が」

「多分、それなりに強化は難航しているのだと思います。
『穴』の事情に詳しいリーナさんやエリザさんを利用しようとしていたのも、技術面で問題があったからと推測します。
だから、世界各地を襲撃し、時間稼ぎをしようとしていた。ウィルさんを手駒にしようと試みたのも、その一環とみます。
ただ、主力──アヴェルはもちろん、貴殿方の言う『壊れた世界』の人物は出せなかった。『グリーチ』の調整が難航していた表れです」

そういうことか。とすれば、急がないとまずい可能性がある。
しかし、今の僕らで何とかできるのか?そもそも……

「ララ、あとどれだけ余裕がありそうなの?」

01〜75 まだ余裕はあると思う
76〜89 何度か脱走を試みてるみたい
90〜00 ?????
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 13:03:17.02 ID:0Ou5IrNU0
z
389 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 13:29:34.89 ID:lJfN9bW5O
「……まだ余裕はあると思う。だから司教さんの言う通り、時間稼ぎをしているんだと思うし」

ラーナが溜め息をついた。

「なるほどね。逆に言えば、放っておくと大変なことになる、ってことね」

「そういう理解でいいと思う」

トンプソン司教が考える素振りを見せる。

「色々繋がってきましたね。貴方がたがモリブス近郊で出会ったヘカーテという少女の存在。あれは『グリーチ』強化のための試験体だったのでしょう。
ただ、連中は彼女すらマトモに制御できていなかった。ハーデンはそれで命を落としたようなものです。
準備が整わない今のうちに闇ギルドを攻め落としたい所ですが」

「ただ、相手の戦力は未知の部分も多いです。行くなら入念な準備が必要、ですね。
ララ、誰がモリブスの魔洸石鉱山にいるかは分かる?」

01〜20 分からない
21〜35 377で出た一通り
36〜60 クリス、アヴェル、「ランダム」、「ブレイズ」
61〜75 クリス、アヴェル、???
76〜89 アヴェル、「ランダム」
90〜00 アヴェルのみ(?)
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 13:30:12.92 ID:BKzEPU4Xo
391 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 13:35:33.89 ID:lJfN9bW5O
ララがもう一度目を閉じた。

「……アヴェルって人しかいないみたいだよ?」

「えっ、そんな馬鹿な!?」

「ううん、何か別のところに誰かいて、たった今やり取りしてるみたい。話してるのは……『マスター』って人」

「会話内容とか分かる?」

01〜80 一切不明
81〜94 クリスのいる場所は判明
95〜00 詳細判明
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 13:37:20.88 ID:3Tx3+t1k0
はい
393 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 13:37:52.92 ID:lJfN9bW5O
※クリティカル、詳細判明

再開は夜です。
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 16:56:22.74 ID:wvre1iyjO
ララ有能2連クリティカル
相当ゴタゴタしてて攻める絶好の機会なら、これはこれで決戦ルート・・・?
395 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 19:38:32.80 ID:cBI4aBM6O
「……うん、分かる。空を飛んでるでんぱ?みたいなのの量が、あそこに比べたらずっと少ないから、微かでもハッキリ聞こえる」

「どんなこと話してるの?」

「……モリブスを捨てるかどうかの話をしてるみたい。『責任を取れ』とか『死んで詫びろ』とか、酷いこと言われてる」

……現場の指揮を執ってるのはアヴェルだろうから、立場が悪くなっているのは当然かもしれない。
ウィルさんの捕縛も、アリシアさんを使った急襲も、どちらも上手く行かなかったのだから。

トンプソン司教はニヤリと笑っていた。この人は根っからの善人ではないから、何か思うところもあるのかもしれない。

「じゃあ、本隊はどこに?」

※4の倍数で???、クリティカルかゾロ目ならテルモンで、立場があまり良くない
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 19:39:08.41 ID:0Ou5IrNU0
v
397 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 19:48:32.58 ID:cBI4aBM6O
「話を聞く限り、テルモンにいるみたい。ゲオルグ帝のもとに身を寄せているんだと思う」

師匠が険しい表情になった。

「やはり……そういうことですか」

「でも、ということは今モリブスの鉱山を攻めれば何とかなるんじゃ」

ラーナの言葉に、僕は首を振った。

「プレーンウォークですぐにこっちに来れるだろうから、そう簡単じゃないと思う。やるなら奇襲しかない」

「助けを呼ばれる前にやれ、ってことね。でも、アヴェルも何か仕掛けるんじゃない?追い詰められてるみたいだし」

ララを見ると……

01〜25 オリヴィアさんと最後の勝負に出るって
26〜50 せめてミーシャさんだけでも何とかするって
51〜80 せめて一太刀浴びせるって
81〜94 ここで一刻も早くオリヴィアさんを「完成」させるって
95〜00 上+α
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 19:49:18.25 ID:WSQ2CWCM0
はあっ
399 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 19:59:49.30 ID:cBI4aBM6O
「……オリヴィアさんと最後の勝負に出るって」

顔色は青ざめている。

「ちょっと待ってよ、彼女はまだ……」

「うん、でも……不充分でも、もうそれしかないって。自棄になってる」

視線を司教にやると、「良くないですね」と呟いた。

「良くない?」

「ええ。『グリーチ』は向こうにとっては欠くことができない存在のはずです。当然、アヴェルの暴走は許容できるはずもない。
とすれば、テルモンから然るべき増援が来るはずです。それについては何か分かりますか」

01〜60 分からない
61〜80 増援は検討するって(再判定)
81〜94 1人で死ねって
95〜00 上+α
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:01:03.17 ID:zD6H5k4Y0
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:01:05.38 ID:0Ou5IrNU0
b
402 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 20:05:58.12 ID:cBI4aBM6O
「……分からない。何か、黙ってる」

「まずいな。出方が読めない」

ミラの言葉に、師匠が頷く。

「オリヴィアは多分確保したいはずです。ただ、そのために誰が来るのか……」

「せめていつ来るか、分かればいいんだが」

01〜40 すぐにやるって(1回だけファンブル扱い)
41〜80 決行は明後日だって
81〜94 分からないけど、すぐ動けないみたい
95〜00 分からないけど、結構かかりそうみたいなこと言ってる
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:06:50.51 ID:WSQ2CWCM0
いよっ
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:06:54.62 ID:Snhnk/ADO
はい
405 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 20:11:36.63 ID:cBI4aBM6O
「……決行は明後日だって」

「さすがに2人で来ることは、ないよね。じゃあ、その時が勝負の時ってことか」

「いえ、準備が整う前に叩くべきだと思う。今なら多分、不意を突ける」

師匠が割って入った。迎え撃つのか、自分から行くべきか……

※3票先取

1 今日これからすぐに鉱山に行く
2 明日鉱山に行く
3 明後日に来るのを迎え撃つ

※大人数で行くと察知される恐れがあります
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:26:20.80 ID:3Tx3+t1k0
2
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:31:48.53 ID:d1JbXVJq0
1
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:35:03.40 ID:QjZtPdSY0
1
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:35:29.27 ID:zD6H5k4Y0
1
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:36:12.53 ID:+cjo6QEs0
1
411 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 20:49:52.29 ID:cBI4aBM6O
「……これからすぐに行こう。できるだけ気付かれないよう、少人数で」

「そうね。場所は確か……」

「ここから徒歩で3時間ほど。ただ、危険な場所と聞いています」

司教の言う「危険」とは、多分魔素のことも含めてだろう。
相手が銃を持っていることを考えると、一度イーリスに戻って防護服をもらう必要がある。対精神感応のための「ジャマー」も要る。

あとは、誰を連れていくかだ。防護服は5着あるから、最大5人で行ける。
でも、奇襲であることを考えると、できるだけ人数は少ない方がいい。……どうしようか。

※奇襲をかける人物は以下から選択可能です。

クラン
ラーナ
イマーラ
ミラ
ララ
ミーシャ
ノワール
トンプソン
ウィル(中確率で見付からない)
パーシャ

※まず人数から決めます。

1 単独
2 2人
3 3人
4 4人
5 5人

3票先取
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 20:53:15.53 ID:WSQ2CWCM0
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 21:22:12.04 ID:3Tx3+t1k0
4
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 21:36:02.65 ID:Snhnk/ADO
4
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 21:51:34.14 ID:zD6H5k4Y0
4
416 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 21:56:27.82 ID:cBI4aBM6O
※4人に決定します。

メンバーを選びます。3票入ったキャラから順番に決めます。
(クランを外すこともできます)
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 21:58:29.09 ID:WSQ2CWCM0
イマーラ・ウィル・ミラ・ララ
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 22:24:14.33 ID:d1JbXVJq0
イーリスに帰るならヒースコートは連れて行けない?
アヴェル[ピーーー]なら立ち会わせてやりたい
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 22:35:35.25 ID:3Tx3+t1k0
戦力的にはクラン君欲しいけど捕まるリスク考えるとなあ…
420 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 22:42:03.48 ID:cBI4aBM6O
>>418
連れていけます。
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 22:50:23.68 ID:+cjo6QEs0
捕まるどころかグリーチにかすり傷を負わされるだけで不味い可能性があるからリスクが高すぎる気がする
ウィル(居なければノワール)、ヒースコート、イマーラ、ララ
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 23:00:47.44 ID:BKzEPU4Xo
ミラ、ララ、ウィル、ヒースコート
423 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 23:18:39.28 ID:qFxpNE53O
ウィルとララは確定しました。
(ウィルについては不在の場合別の誰かを選ぶことになります)

残り2人を選んで下さい。
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 23:22:00.42 ID:zD6H5k4Y0
イマーラ ヒースコート
425 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/04(土) 23:34:12.06 ID:qFxpNE53O
イマーラ、ヒースコート、ウィル、ララで確定します。
奇襲時の視点はウィルの参加有無が判明次第決めます。

今日はここまで。
426 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/05(日) 22:13:43.26 ID:Zb9+bOeSO
「人数は4人ぐらいでいいかな。僕と……」

「ちょっと待って」

師匠が僕を制する。

「え」

「貴方は行かない方がいい」

「えっ!!?何で」

「貴方の血は、ある意味連中が欲しいものよ。しかもオリヴィアに吸収されたら?」

「あっ!!!」

そうか!ミラに起こったことが、オリヴィアに起こらないとは限らない。むしろその可能性は相当高い。
そして、そうなった場合……ミーシャの血も手に入ったら、終わりだ。

師匠が重々しく頷く。

「分かってくれたみたいね。そういうことよ。だから、これは……私が決着をつけます」

「でもっ!?」

「……大丈夫。私も強くなったから。……貴方のお蔭で。あとの人選は、頭の中にあるの」

「え、誰を」

師匠がララを見た。

「まずはララ。戦力、というよりアヴェルが本隊に連絡を取った時それを察知できるために連れていくわ。貴女は戦わなくていいから、心配しないで」

「……うん」

不安そうに頷くララに、師匠が微笑んだ。

「あとの2人は」

「ウィルさんとヒースコート伯爵。問題は、ウィルさんがちゃんとイーリスに残っているかだけど……」

※50以上ならいる
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 22:14:23.92 ID:ssTm2MO70
z
428 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/05(日) 23:38:19.42 ID:Zb9+bOeSO
#

「そういうことか」

ウィルさんは王宮に残っていた。ミーシャの護衛ということらしい。
こっちに戻ってきた時姿が見えなかったのは、亡命中のフリードリヒ殿下と会っていたからだったそうだ。

「受けていただけますか」

「イマーラ様の申し出なら喜んで。確かに、叩くには絶好機です」

「ありがとうございます」

僕は師匠とウィルさんとの会話に、割って入った。

「僕の方からも御礼申し上げます。……ところで、『ランダム』さんは。今こっちにいる方じゃなく、あなたの師の方です」

※80以上で居場所を知っている
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/05(日) 23:40:29.45 ID:ssTm2MO70
v
430 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 00:09:28.53 ID:34Wp/q5LO
ウィルさんの顔が曇った。

「それが、杳として知れないんだ。僕をここまで逃がした後、僕の家族の元に行ったらしいんだが……
結界を強化した後は行方知れずだ。連絡も通じない」

……どういうことだろう?あの時ウィルさんが相手にしたのは「ブレイズ」だ。それとも関係があるのだろうか。

「……彼に訊きたいことがあったのですが。待つしかない、ですね」

「訊きたいこと?」

「それはまた後でお話しします。……後は、ヒースコート伯爵ですね」

#

「……アヴェルと決着をつけると」

「ええ。ご協力頂けますか」

イーリスのホテルに滞在していた伯爵は、迷ったように視線を宙にやった。

「……私では足手まといにならないだろうか。ウィル君は現役だし、貴女はエルフでまだ動ける。
アヴェルには思うところが多々ある。自分の手で、ケリをつけたい思いはあるが……」

「極力、ご協力します。それと、娘さん。モリブスで保護されました」

伯爵の細い目が見開かれた。

「……それは本当ですか!!?」

「ええ。ただ、まだお会いにならない方がよいかと。天使樹の果汁を射たれている上に、洗脳までさせられています。
治療は難航しています。それが終わるまでは、どうか我慢なさって下さい」

伯爵が強く唇を噛む。

「……どこまで私の一家を愚弄するつもりなのだっ……!!」

「ええ。非道である、と私も思います。同じ女として、耐え難い辱しめを受けたことも容易に想像できます。
それを与えた片割れ、エド・ハーデンはクランが討ちました。後は、もう一人です」

「……許されざる魂は、確かに存在します。ただ、この老体で奴を討てるのか……」

僕は、ザックの中にある「改良版スターダスト」の存在を思い出した。あれなら、短時間だけだけど能力が跳ね上がるけれども。

85以上で?
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 00:12:41.50 ID:W4wjfHMDO
はい
432 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 00:14:18.49 ID:34Wp/q5LO
※特になし

※改良版スターダストを

1 渡す
2 渡さない

※3票先取
433 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 01:58:48.35 ID:34Wp/q5LO
上げます。

なお改良版はこんな内容です。

※「改良版スターダスト」
服用後の戦闘中はHP+50、全ステータス+3
戦闘中は効果継続

ヒースコートの基礎ステータスですが、このようになっています。

HP250
筋力 18
技術 20
知力 19
精神 18

かなり強いのですが、これでも今回の奇襲班では最弱です。
(義手イマーラとウィルが強いだけです。クランは覚醒でなんとか上回っているだけで、そろそろ素のステータスを上げねばならない時です)
434 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 01:59:50.74 ID:34Wp/q5LO
>>433
なお、ララはさすがに現状戦闘では戦力になりません。もう少し進化すると別ですが……
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 05:27:51.01 ID:vNVhTQTZO
1
作戦時はララはどのように行動するのでしょうか
場合によっては護衛兼プレーンウォーク送迎係兼バックアップ要員をもう1人付けた方が良い気がします
436 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 09:09:24.17 ID:QQds5xu0O
>>435
基本後方待機ですね。物理攻撃には強いのでそうそう沈みませんが、ミラのように戦力になるわけではないです。
(ただ、上にあるように連れていく意味はあります)

プレーンウォーク要員がいないのはその通りで、その点でのリスクはあります。
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 10:23:27.70 ID:32LWFpHQ0
1
438 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 12:19:01.91 ID:WIe9LfkVO
上げます。
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 12:36:40.72 ID:5RVmNk/L0
1
440 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 12:47:46.24 ID:WIe9LfkVO
「伯爵、これを」

僕はザックから薬を取り出し、伯爵に渡した。

「これは」

「ある人から貰った薬です。副作用なく、肉体能力を一時的に上げる効果があるのだとか」

「……そうか。武人が薬に頼るのは本意ではないが、気持ちは嬉しい。
それに、今の私では恐らくあいつには勝てまい。……ありがたく使わせてもらうとしよう」

伯爵が薬を強く握った。……自分の手で、自分の名と同じアヴェルを処するつもりなんだろう。

「決まりだね。じゃあ、モリブスまで送ってくれないか。連中の居場所は……」

ウィルさんの言葉に、ララが手を挙げた。

「私が分かるよ。あの『でんぱ』を遡ればいいだけだから。もう夕方だけど、道に迷うことはないと思う」

「助かるよ。問題は帰りか……」

※70以上なら転移装置あり
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 12:49:26.20 ID:MSaz78+00
n
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 12:51:46.41 ID:iCOHIKy40
443 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 12:56:16.39 ID:WIe9LfkVO
「仕方ないけど、徒歩で帰るしかないですね。何かあった時の離脱手段がないのは気になりますが」

「少しでも危なそうだったら、僕に連絡して。すぐに向かえるよう、モリブスで準備だけはしておくから」

「……ありがとう」

師匠が僕に微笑んだ。

#

※以下、視点を切り替えます。下から選択してください。2票先取です。

1 イマーラ
2 ウィル
3 ヒースコート
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 12:58:09.25 ID:MSaz78+00
3
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 13:02:13.01 ID:iCOHIKy40
そういえばウィルはファンブル回避権を2枚持っていた気がしますが、視点の違いでその辺変わりますか
それとも今回はクランのものが使われるのでしょうか
446 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 13:10:59.17 ID:WIe9LfkVO
>>445
クランのものですね。混乱を防ぐ目的があります。ただ、クリティカル範囲は誰であろうと狭まります。
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 13:14:23.90 ID:iCOHIKy40
なるほど
なら2で
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 13:15:16.68 ID:0bSZV9sd0
1
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 13:15:29.79 ID:iCOHIKy40
あっすみません間違えました>>447を訂正して3で
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 13:42:33.66 ID:32LWFpHQ0
3
451 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 21:28:24.53 ID:xKGuhF2HO
※しばらくヒースコート視点です

#

モリブスに着くと、私は大きく息を吸い込んだ。
甘さと辛さと酸っぱさ……様々な要素が入り雑じった匂いがした。近くのバザールから流れたものだろうか。

ここに来るのは、もう何十年ぶりだろうか。若い時分、自らの武を試さんと各国を行脚して回った中に、この国があった。
曲刀を使った、不可思議な術を使う剣士。幻影魔法を巧みに操る魔道士。様々な武芸者と戦い、私は武を磨いた。


そして……そのうちの一人にあの男がいた。私が武術会の決勝で殺めた、あの男だ。
あの男と出会ったことが、私の運命を曲げた。いや、既にねじ曲がっていたのだろう。


テルモンの皇室は、昔から闇ギルドに深く冒されていた。自らの栄誉のために、そして国と皇室の栄誉のために武術会に出てしまったことが、私の過ちだった。
あの男は、闇ギルドの幹部だった。それと知らずに親交を結んでしまった私は、逃れがたい蟻地獄の中にいたのだった。


ふと、横を見るとイマーラが目を閉じていた。彼女もこの国には良い想いはないだろう。
夫を奪った張本人がいる国。そして、その首魁はまだ生きている。
これから向かう先に、その男はいないという。しかし、これが彼女にとって一つの区切りになることは疑い無い。


そして……私にとっても。


私は拳を気付かれないように強く握った。娘の仇が、向かう先ににいる。
そして、生き残ったもう一人の娘も、奴に苦しめられたことは想像に難くない。

そう、奴を──アヴェルを殺すこと。それはこの長い地獄から脱け出すことでもある。

私はユングヴィ教団の教会塔を見上げた。あそこにアリシアがいる。


待っていてくれ。君の人生は、私が必ず救う。


たとえ命を落とそうとも。


452 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 21:44:31.38 ID:xKGuhF2HO
「……随分入れ込んでいるようですね」

トンプソン司教が私を見て苦笑した。この男は、心が読めるという。
触れられたくない部分まで知られたようで、私は苛立ちを感じた。

「貴方には関係のないことだ」

「失敬。ただ、奇襲には冷静さが必要なものですから」

「伯爵、お気持ちは分かりますが……僕らもいます。ご心配なく」

ウィル君が私を宥めた。彼と話すのは初めてだが、随分と落ち着いた青年だ。
ただ、瞳の奥には微かな濁りがある。光ある場所だけを歩んできたというわけではないのは、すぐに分かった。
それでも、それを問うことはしない。そこにいるジェリークイーンの少女──これが伝説のジェリークイーンとは全く思えないが──以外は、皆人を殺したことがある咎人なのだろう。

その事実に、私は苦笑した。

「道案内は私がするよ。途中までは街道を歩けばいいみたいだけど」

ララというジェリークイーンの少女が、明るく言った。曇りのない声だ。

「ええ。ただ、皆さんは少々目立ちます。フードを被るのをお忘れなく。行商人のふりをしてください」

「心得ています」

イマーラが言う。彼女を、弟子のクラン君が心配そうに見ていた。
彼女は一度命を落としかけたという。また同じようにならないかという思いがあるのだろう。
イマーラもそれを察したのか「大丈夫」と彼の頭を撫でた。

「では行きましょうか」

ウィル君を先頭に、私たちは歩き始めた。

※道中1
15以下でイベント(1回のみファンブル扱い)
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 21:47:57.29 ID:N4c0p8BW0
v
454 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 22:32:51.28 ID:xKGuhF2HO
#

日は沈み、街道は闇に包まれた。行商人に偽装するための馬車の先にあるランタンだけが、唯一の灯りだ。

「鉱山までは3時間、だったね」

「うん。方向は間違ってないと思う。オリヴィアさんに対して何かやってるみたいで、『でんぱ』が常に流されてるから」

私の問いにララが答える。空気中にある何かを捉える力があるらしい。それが何かは、私には分からない。
別の世界に行った経験があるイマーラだけは、彼女の言葉を理解できているようだったが。

「新しく分かったこと、何かある?」

※4の倍数である、ゾロ目なら有利な情報
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 22:34:52.20 ID:5RVmNk/L0
456 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/06(月) 22:49:27.59 ID:xKGuhF2HO
※再判定

01〜20 ……気付かれてる?(1回のみファンブル扱い)
21〜40 人を増やしてるみたい
41〜75 オリヴィアさんが暴れそうになってるみたい
76〜99 オリヴィアさんが暴れて、被害が出たみたい
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 22:50:38.63 ID:g0gC0McQ0
458 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 12:09:10.52 ID:0KqK2yNbO
「……オリヴィアさんが暴れそうになってるみたい」

「それはまずいのでは」

ララがうーんと唸った。

「よくあることみたい。ただ、鎮静化のために人が割かれてるから、少し向こうが手薄になってるかも」

そういうことか。私にとっては、アヴェルと1対1でやれる可能性が上がった、ということになる。

「急いだ方が良さそうですね」

御者をやっているイマーラが、馬の歩みを速めた。……まだ到着までは時間がある、が。

※道中判定2
3の倍数で異変あり、ゾロ目なら有利な展開が確定
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 12:22:15.34 ID:6zl8SV18O
人数的にプレーンウォーク持ちを入れられなかったのが悔やまれる
460 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 12:33:28.65 ID:0KqK2yNbO
#

辺りはすっかり暗くなった。近くに民家もない。

「ここからはどう行けばいいんだい」

「そろそろ降りた方がいいかも。少し山道を歩くと、『でんぱ』が流れてる場所に着くよ」

適当な木の下に馬車を停め、私たちは歩き始めた。

「状況に変化は」

「うーん、特にないみたい」

「警戒のための人員はいないのか」

「そこまではわかんないかな」

私は辺りを見渡した。鉱山というから、入口辺りに見張りか誰かいると思うべきだが。

イマーラは電話で誰かと話している。……クラン君か。

「うん、分かった。早めに来てくれると助かるわ」

「彼は何と」

「念のため、今からこちらに向かうって言ってたわ。全て決着がついてから合流して、可能ならオリヴィアごとモリブスに戻るって」

「賢明だな」

身体が急に重たく感じられた。鉱山の魔素の影響か。
防護服を起動して魔素遮断すると、私たちは再び歩き始める。

※鉱山入口
01〜20 ???(1回のみファンブル扱い)
21〜35 ?????(再判定)
36〜80 見張りあり
81〜99 見張りなし
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 13:03:30.71 ID:a20oHjRJO
462 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 20:19:18.04 ID:1wB/+d6OO
しばらくすると、坑道らしきものの入口が見えた。見張りはやはりいる。……2人か。

「連絡されると面倒ですね」

「そうだな。一気に潰してしまおうか」

「飛び道具持ちが一人もいないのが辛いところですが」

ウィル君が苦笑した。そう言えば、3人とも接近戦を旨とする。となると、逃げられる前に潰せるか、ということか。

※75以上でララから提案
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 20:22:15.66 ID:XgMh3g9F0
せいや
464 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 20:32:14.21 ID:1wB/+d6OO
※クリティカルのため75以上扱い

「えっと……それなら私が行くよ?」

「……君がか?」

ララが頷いた。

「私、スライムだから。スライム状になって地面を這って進めば、この闇だから気付かれないよ。
で、後ろに回り込んだら口塞いで気絶させちゃう。どうかな?」

「……な、なるほど。筋は通っているか」

「せっかくだから、提案に乗りましょう。……服は脱がないといけないのよね」

「うん。ちょっと待ってね」

ララは木陰に向かった。モンスターとはいえ、見た目はうら若い少女だ。枯れた私であっても、裸を見るのは失礼に当たるだろう。

しばらくすると、地面をズル、ズルと這う音が微かに聞こえた。見下ろすと、何かがいる。これがスライムと化したララなのだろう。

「ジャア、イクネ」

少し高くなった声が聞こえた。

「あとは彼女に任せましょうか」

遠間から入口の仄かな灯りを見る。

01〜05 ???(1回のみファンブル扱い)
06〜15 ギャアッ、何だこいつはっ!!?
16〜00 人形に戻ったララが手を振っている
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 20:35:01.21 ID:VN55p26a0
466 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 20:58:26.71 ID:1wB/+d6OO
しばらくすると、男たちは倒れ人形に戻ったララが手を振っていた。

「申し訳ないですが、先に服を持っていきますね」

イマーラが入口に向かう。そこから1、2分して手招きされて私たちも向かうことにした。

「見事だな。武術の心得があるようにも思えないが」

「えへへ、沼にいた時の狩りを思い出したの」

「狩り、か。相手はさすがに……」

「うん。ヒトは襲うなって。悪いヒトなら殺してもいいっておねいちゃんは言ってたけど。
大婆様がたまに動物を狩りなさい。って。必要になるかもしれないからって言ってたけど、本当だねぇ」

足元に倒れる男たちは窒息させられたようだが、息はある。
スライムの補食行動の基本は「頭部を身体で覆う」だったか。ララはそれに忠実にやってのけたらしい。

「ともあれ、これなら気付かれてはいないかな。『グリーチ』……じゃなかった、オリヴィアはどこに」

「この奥にいるよ」

※3の倍数で状況変化
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:00:36.54 ID:fnnpn2vDO
はい
468 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:04:20.14 ID:1wB/+d6OO
※再判定

01〜25 ララの顔色が変わった
26〜50 ……オリヴィアさんが落ち着いたみたい
51〜80 ドドドドド…………!!!
81〜00 ……何か聞こえる!?
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:04:54.77 ID:a20oHjRJO
470 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:05:42.75 ID:1wB/+d6OO
※クリティカル、再判定

01〜80 昇格
81〜00 ……えっ!!?
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:11:53.39 ID:VN55p26a0
472 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:19:09.44 ID:1wB/+d6OO
「……何か聞こえる!!?」


……がっ…………死…………おおおっ…………!


誰かが戦っているような声が、奥から確かに聞こえた。

「先客か?」

「いえ、そんなはずは……恐らく、これは」

イマーラが頷いた。

「オリヴィアですね。問題は行くべきかどうか。……戦いに巻き込まれるかもしれませんが」

※2票先取

1 行く
2 様子見する
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:20:26.61 ID:aGE7x3oKo
1
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:23:21.42 ID:a20oHjRJO
1
475 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:32:50.65 ID:1wB/+d6OO
「……行こう。彼女が勝つ保証はない」


そのまま奥へと向かう。進むにつれ、血の臭いが濃くなってきた。

「……これは」

「オリヴィアによる被害、でしょうね。正気じゃないなら、私たちも危ない」

イマーラの目が鋭くなった。私も、腰の愛剣の柄を握る。いつでも抜刀できるようにするためだ。
この3人のうち、一番射程が長く、初速が速いのは私だろう。戦闘になれば、真っ先に斬り込む覚悟はできている。

懐から、クラン君から貰った薬を取り出し飲んだ。身体が炎のように熱くなる。……いつでも準備はできている。


「こいつっ!!!何故今日に限って!!?」


アヴェルの声が、ハッキリと聞こえた。鉄の扉の向こうに、奴はいる。


01〜25 向こうから扉が破られる
26〜85 通常ルート
86〜00 ちょっと待って!?
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:34:33.40 ID:VN55p26a0
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:34:55.26 ID:2UjuYHrS0
478 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:41:13.22 ID:1wB/+d6OO
私は意を決して扉を蹴破った。アヴェルの目が驚愕で見開かれる。


「ヒースコートぉぉぉっ!!?」


視線を奴から一瞬外す。地面には、ボロクズのように千切られた人の手と脚、そして胴体。
それはさらに奥へと続いていた。……そして。


※オリヴィアの状況

01〜40 深紅の人形スライム、理性なし
41〜75 深紅の人形スライム、理性は曖昧
76〜90 返り血で深紅に染まった女性、理性はややある
91〜00 同族よっ、そこから去ねっ!!!
479 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:42:04.20 ID:1wB/+d6OO
01〜40は1回のみファンブル扱いとします。(前段のクリティカルによる)
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:42:26.73 ID:a20oHjRJO
はい
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:42:31.47 ID:MobGk3OSO
おりゃ
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:42:51.13 ID:2UjuYHrS0
483 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/07(火) 21:44:07.18 ID:1wB/+d6OO
今日はここまで。
484 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 09:24:45.86 ID:95DV3nKvO


「……オマ……エハ……ダレダ……」


そこにいたのは、2メドほどもある深紅のスライムだった。女性の形をしているが、人間らしさは感じない。本能的に、一歩後ずさった。

「……これが、オリヴィア」

「私の知る、別世界の個体とはまるで違います。恐らく、これは……」

そうだ。怒りに任せ、辺りの人間を悉く吸収した成れの果てなのだろう。

「j」の存在については、簡単には説明を受けていた。これが「究極生命体」と言われる理由は、何となく分かった。
これは、勝てる相手ではない。少なくとも、1人では。

視線を再びアヴェルにやる。

※アヴェルの状態

01〜20 無傷(何かやっています)
21〜60 軽傷(HP600)
61〜85 重傷(HP400、技術にペナルティ)
86〜98 重症(HP200、片腕)
99、00偶数 致命傷(戦闘省略、多数決へ)
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 09:34:07.82 ID:HXDVyvuT0
はい
486 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 09:43:31.06 ID:95DV3nKvO
腕と腿の辺りからかなりの出血が見られる。当然、無傷でいるわけがない。

右手は居合刀を握っているが、鞘はどこかにいってしまったようだった。
剣士にとって鞘は命に等しい。それは単に刀を納めるだけの物ではない。
鞘走りにより初速を著しく高める、それこそが鞘の役割だ。

それがない、ということは……あの男は、翼を折られた鳥に等しい。……哀れな。

私は深く身体を沈める。一刀の下に斬り捨てよう。
それは怒りからではない。苦痛を短く済ませるための、介錯だ。

【ターン1、距離5】

※先制判定、20以上でヒースコート先制(コンマ下)

※オリヴィアの行動(コンマ下2)
01〜20 ヒースコートを攻撃
21〜60 傍観
61〜00 アヴェルを攻撃
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 10:13:00.10 ID:Pn56OH1K0
はい
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 10:35:17.50 ID:zOTd8n2W0
おら
489 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 12:25:52.41 ID:bgfNqKTkO
※アヴェル先制

抜刀しようとしたその時。


「老い耄れがぁああっっ!!!」


アヴェルが刀を薙いだ。迅いっ!

1 避ける(判定がやや厳しい、回避できれば強力攻撃)
2 抜刀して受ける(判定はかなり楽、その後の攻撃は弱くなる)

※2票先取
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 12:38:14.78 ID:Surar58kO
1
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 12:43:05.72 ID:KVInUFjDO
2
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 12:43:15.90 ID:xdFnkTn60
2
493 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 12:51:35.70 ID:bgfNqKTkO
避ければ抜刀術が使える。しかしこの迅さ……避け切れるか?

私は刀を抜く。一度受けて、そこからやり合うしかない。

※100-23×3-20(技術差、アヴェルにはペナルティで-3補正)=11以上で受ける(距離0へ)
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 12:55:16.05 ID:Surar58kO
495 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 13:07:30.15 ID:bgfNqKTkO
※ダメージ
(コンマ下×(23+20)÷5(武器によるボーナス)-コンマ下2×(21+23)÷6)×3
496 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 13:11:40.16 ID:bgfNqKTkO
×3はアヴェルの技(「清流」)によるものです。
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 13:13:44.37 ID:KVInUFjDO
はい
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 13:15:56.24 ID:xdFnkTn60
499 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 13:22:29.43 ID:bgfNqKTkO
※ダメージ計算式の調整をミスしました。×3を除きます。(これだと即死します)

※ダメージ 168
残りHP 132

※気絶判定 100-21×4=16以上で成功
(失敗は1回のみファンブル扱い)
500 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 13:26:40.76 ID:bgfNqKTkO
さらに間違えました。筋力と技術の平均値なのでこれほどダメージは高くなりません……猛省です。

ダメージは84です。申し訳ありません。
(気絶判定もなしです)
501 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 21:28:40.93 ID:6RfkwunyO
※ダメージ84
残りHP 216

受けた……と思ったその刹那。

刀は僅かにその軌道を変えた。同時に、胸に鋭い熱を感じる。


「っっ…………!!」


思わず一歩飛び退いた。そんな馬鹿な。傷は浅いが、衝撃は小さくない。

「老い耄れに受けられるような剣ではない。何より、俺の太刀筋はお前が教えたものだ。
受けの筋など、簡単に分かる」

カチャ……と帷子が鳴った。アヴェルの強さは認識していたが、これほどとは……

「次は本気でやる。お前が教えた奥義で葬る」

八相の構え。……あの構えから、抜刀状態で放てるのは……「清流」か。

私はチラリと深紅のスライムを見た。あれに動きはない。

アヴェルを確実に倒すには、一度納刀したい所だ。その余裕を、奴が与えてくれるかは別だが……

1 納刀する(1ターン攻撃不可、受け不能、3ターン目に強力攻撃発動)
2 このまま戦う

※次ターンアヴェルは3倍攻撃です
※2票先取
502 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 21:31:21.55 ID:6RfkwunyO
なお、高確率で支援攻撃が入ります。
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 21:50:51.33 ID:TNRJ+rMIo
2
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 21:58:39.52 ID:T4Peq1z20
2
505 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 22:12:18.51 ID:6RfkwunyO
……いや、やはりその余裕はない。このまま戦い続けよう。

問題は次の一太刀だ。「清流」は食らってはいけない。……私に凌げるか。

【ターン2、距離3】

※オリヴィアの行動

01〜20 ヒースコートを攻撃
21〜60 傍観
61〜00 アヴェルを攻撃
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:18:01.92 ID:Ekl9friz0
507 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 22:21:31.03 ID:6RfkwunyO
アヴェルが腰を落とした。この刹那が勝負っ!!


ギャウッ


目の前を、赤い何かが通り抜けた。刃?いや、まさか……


※50以上で命中
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:24:28.78 ID:KVInUFjDO
はい
509 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 22:28:36.90 ID:6RfkwunyO
※命中、アヴェルの攻撃キャンセル

ダメージ
コンマ下×(27+23)÷2÷4-コンマ下2×21.5÷5(鎖帷子分)
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:33:41.70 ID:Pn56OH1K0
はい
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:36:10.36 ID:Ekl9friz0
512 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/08(水) 23:01:09.96 ID:6RfkwunyO
※ダメージ 266
※アヴェル残りHP 134


グサッ


「ぐおおおおっっ!!?」


赤い「刃」がアヴェルの脇腹を抉ったのが分かった。即座に後退したが、これは深手だ。

……そして、私にとっては好機でもある。

「そこだっ!!」

右手に握った刀を、奴の胸目掛けて突き刺す。

※アヴェル負傷につき強制ヒット

ダメージ
コンマ下×22÷6-コンマ下2×21.5÷5
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 23:01:52.53 ID:Ekl9friz0
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 23:02:02.60 ID:HXDVyvuT0
はい
515 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 09:34:17.50 ID:6O/Aue3PO
ダメージ 1
アヴェル残りHP 133

アヴェルはそれを身体を捻って避けた。斬れたのは腕の皮一枚。……やはり納刀しないと、確実に致命傷は負わせられない、か。

「はあっ、はあっ……太刀筋は、読めていると言った!!」

再び距離を取られる。あの赤いスライムが、また奴を攻撃してくれればいいが……

※30以上でイマーラとウィルから提案、90以上で?
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 09:47:21.43 ID:VF+Gr0zDO
はい
517 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 09:55:55.36 ID:6O/Aue3PO
「伯爵!!オリヴィアはこちらで押さえます!貴方は、アヴェルに専念を!!」

ウィル君が叫んだ。私は……

1 頼む(攻撃がウィルたちに向かう可能性中、ヒースコートとアヴェルへの攻撃確率低下)
2 いや、手出し無用だ(これまで通り)

※2票先取
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 10:33:51.93 ID:5bH873OxO
1
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 10:46:56.88 ID:CXgvnopT0
1
520 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 12:43:09.12 ID:xwjz/CLrO
「……頼む」

「オリヴィア」とやらの攻撃は凄まじい。僅か一撃で、アヴェルが瀕死に近い状況にまでなっている。
私があれを食らったら、恐らくは……死ぬだろう。

何より、アヴェルは私が処すべきだ。この男を世に放ってしまった私が、責任を持って殺さねばならない。

※アヴェルの行動
40以下で……?
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 12:47:55.14 ID:FZiW6k+G0
522 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 12:54:06.47 ID:xwjz/CLrO
視線をアヴェルへと向ける。奴は脇腹から血を流しながら、ニタリと嗤った。

「はあっ、はあっ……それでいいのか?アヴェル・ヒースコート」

「……何を」

「俺を殺そうとするなら、あのスライムの力が要るんじゃないのか、ということだ……。
分かっているだろう、老い耄れたお前では、俺は殺せん」

「……どうかな」

「……いや、殺せないさ」


ガリッ


その瞬間、アヴェルが何かを噛み砕いた。嫌な予感が全身を駆け抜ける。


※オリヴィアの行動
01〜10 ヒースコートを攻撃
11〜40 ウィルたちのいずれかを攻撃
41〜80 傍観
81〜00 アヴェルを攻撃
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 13:02:00.93 ID:VF+Gr0zDO
はい
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 15:52:22.32 ID:5bH873OxO
オリヴィア意識あるんじゃねえかってくらいアヴェル狙うなあ
525 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 15:56:05.27 ID:vOKbEjJhO
※オリヴィア、アヴェルを攻撃
※40以上で命中(まだ薬の効力は出てない&脇腹へのダメージのため)
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 16:01:08.03 ID:VF+Gr0zDO
はい
527 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 16:23:40.51 ID:vOKbEjJhO
【ターン3、距離4】


「ジャマヲ……スルナッ!!!」


スライムが声を発した。ウィル君とイマーラの間の狭い隙間を抜け、深紅の刃がアヴェルに襲いかかる。
今度は、奴は一歩後退してそれを避けた。その光景を見て、私は驚愕する。


脇腹の傷が……いや、腕や脚の傷まで……塞がりはじめている?


チッ、とアヴェルが舌打ちをした。

「目ざといな。理性をほぼ失っていても、危険は察知するか」

何か薬を……それも相当に強力なものを飲んだに違いなかった。このままでは、傷は完全に治ってしまう。

ただ、避けた反動で奴から攻撃は恐らくはできまい。納刀するなら、今しかないが。

1 納刀する(このターンスキップ、次ターンに奥義発動、アヴェルのHP+200、技術21まで回復)
2 一気に攻める(命中に有利判定)
3 一気に「清流」で攻める(命中に有利判定、1回のみ使用可能)

※アヴェルのHPと技術はターンごとに回復します。
※3票先取
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 16:30:53.74 ID:tY6mbAMGO
2
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 16:40:03.71 ID:Vhy+AEpb0
2
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 16:41:41.29 ID:6tM3esDyO
3
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 16:46:47.07 ID:VF+Gr0zDO
3
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 17:01:56.92 ID:lDmrT0c80
3
533 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 19:37:39.51 ID:o6utwH3zO
いや、この好機を逃すわけにはいかない。技を出し惜しみしても無意味だ。仕留めるべき時に……仕留めるっ!!


チャキ……


私は八相の構えを取る。ここから渾身の一太刀を振り下ろす。それが「清流」。
単純だが、全ての力を乗せた一撃は鉄をも斬る。しかし、それ故に連発はできない。……まさしく「一の太刀」だ。


アヴェルの反応速度は速い。だが、態勢を崩した今ならばっ!


ドッッッッ!!!


左足に溜めた力を、一気に解放する。間合いが急激に詰まった。


※100-23×3-30(技術差)+10(アヴェルスキル「常時の見切り」)=11以上で命中
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 19:39:47.96 ID:lDmrT0c80
535 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 19:42:21.15 ID:o6utwH3zO
※命中

ダメージ
(コンマ下×22÷6-コンマ下2×21.5÷5)×3
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 19:43:25.87 ID:tY6mbAMGO
はい
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 19:49:21.71 ID:PnCpGJZN0
はい
538 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:00:21.34 ID:o6utwH3zO
ダメージ 3
アヴェル残りHP 130→330


一の太刀を振り下ろす。獲った!


そう思った次の瞬間、アヴェルは後方へと跳んだ。……あの深手で。


「『清流』の太刀筋は見えていると言った。……傷も癒えてきたな、今度は『本物』の『清流』を見せてやる」

ニィ……と奴が嗤う。私に手立ては、本当にないのか?

【ターン4、距離3】

※これ以降ターンごとにアヴェルのHPが200回復します。技術も25まで1ずつ上昇するため、倒すのが困難になります。
早めの対策が必要です。

※50以上でオリヴィアの行動に変化(アヴェルへの攻撃累積2回による、3回でイベント判定になります)
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:02:11.79 ID:lDmrT0c80
540 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:05:47.79 ID:o6utwH3zO
※オリヴィアの行動(アヴェルへの攻撃が広くなります)

01〜10 ヒースコートを攻撃
11〜30 ウィルたちのいずれかを攻撃
31〜60 傍観
61〜00 アヴェルを攻撃
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:06:37.79 ID:PnCpGJZN0
はい
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:06:43.89 ID:tY6mbAMGO
543 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:12:27.22 ID:o6utwH3zO
再びスライムが声を発する。

「……ニンゲンヨ、ソノオトコハワレノエモノダ!!」

声色から感じたのは強い憎悪。アヴェルは「彼女」を一瞥すると、舌打ちした。

「……サウルからの新薬を飲んだはいいが……理性が残っていたか」

「キサマダケハワレガコロス……!!コイツラハソノアトダ」

※イベント判定

01〜40 変化なし
41〜70 ソノムスメ……!?
71〜95 待ってオリヴィアさんっ!!
96〜00 上+α
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:14:30.74 ID:tY6mbAMGO
545 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:20:44.04 ID:o6utwH3zO
「待ってオリヴィアさんっ!!」

ララが叫んだ。オリヴィアの動きが止まる。

「……ナゼ……ソノナヲ」

「私たち、あなたを助けに来たの!!だから、私たちを攻撃しないで!!」

「ソンナヨマイゴト……イヤ、マサカ???」

「私は同族よ!!だから助けなきゃいけないっ!!」

視界の端でアヴェルがオリヴィアに向けて走った。

「隙ありぃっっ!!!」

※30以上でオリヴィアが先制(高確率で命中)
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:23:54.52 ID:VF+Gr0zDO
はい
547 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:30:49.37 ID:o6utwH3zO
※オリヴィアのカウンター
20以上で命中
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:31:47.27 ID:PnCpGJZN0
はい
549 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:34:31.31 ID:o6utwH3zO
※命中

ダメージ
コンマ下×25÷4-コンマ下2×21.5÷5
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:35:43.05 ID:tjhv2H0P0
c
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:36:35.13 ID:rZI89whT0
おりゃ
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:37:46.22 ID:6SwxvK0p0
553 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 20:45:20.69 ID:o6utwH3zO
ダメージ 1
アヴェル残りHP 329

刀がオリヴィアに刺さるかと思われた一瞬前。
オリヴィアの赤い刃……あれは腕を変形させたものだったのか……がアヴェルに向かった。


「クソッ!!」


奴は身をよじると、転がりながらそれを避ける。……信じがたい反応速度だ。

「……ツギハカナラズシトメル」

オリヴィアとアヴェルが向き合う。奴は私への警戒を解いてはいないが……

1 納刀する(アヴェルHP529、技術22へ、次ターン奥義発動)
2 アヴェルを攻撃(通常攻撃)

※2票先取

※奥義は成功すれば防御係数無効3倍ダメージです
※このターンのアヴェルの行動は未定です
※なお、オリヴィアはこれからアヴェルのみを攻撃します
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:02:33.71 ID:tY6mbAMGO
2
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:05:45.21 ID:6SwxvK0p0
1
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:09:12.27 ID:HIMmdfIWO
1
557 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 21:24:24.99 ID:o6utwH3zO


……パチリ


私は刀を納めた。そして、腰を深く沈める。……次の一太刀で、本当に終わらせよう。


「……『雷』」

アヴェルが呟いた。そうだ、これが我が奥義。
神速の踏み込みから放たれる、神速の刃。……そう、イマーラの左腕を斬ったのも、この技だ。
触れれば全てが終わる。……そのはずだ。

イマーラの顔が強張ったのが分かった。22年前の、あの武術会のことを思い出したのだろう。
だが、アヴェルを屠るなら、これしかない。鞘を握る右手に、汗が滲んだ。

※アヴェルの行動

01〜45 ヒースコートを攻撃
46〜90 待機
91〜00 オリヴィアを再度攻撃
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:26:19.74 ID:6SwxvK0p0
559 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 21:30:52.70 ID:o6utwH3zO
アヴェルはオリヴィアを一瞥した。2対1は、明確に不利だ。下手に動くより、迎撃を狙うという算段か。

……恐らく、勝負はあと僅かで決まる。

【ターン5、距離5】

※最初に行動するのは?

3の倍数 ヒースコート
3の倍数+1 アヴェル
3の倍数+2 オリヴィア

ゾロ目 オリヴィアとヒースコートの連携攻撃
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:31:45.11 ID:nERWcel80
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:34:24.83 ID:6SwxvK0p0
ゾロ目?
562 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 21:36:59.29 ID:o6utwH3zO
空気が張り詰めていく。アヴェルの呼吸は、もう先程までのように荒くはない。
だが……息を吐いたその刹那が、僅かな隙となることを私は知っている。


スゥ……ハァ……スゥ……ハァ……


今だっ!!!


ダンッ


ヒュッ


横から現れたのは、オリヴィアの刃。……同時かっ!!!


※命中判定
10以上で命中(コンマ下1、下2)
(連携攻撃のため回避困難)
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:38:10.09 ID:tjhv2H0P0
x
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:38:10.32 ID:lDmrT0c80
565 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 21:39:19.15 ID:o6utwH3zO
※ヒースコートの攻撃のみ命中

ダメージ
(23×コンマ下÷5)×3+100
※最低保証ダメージ200
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:41:36.55 ID:VF+Gr0zDO
はい
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 21:41:58.57 ID:6SwxvK0p0
568 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 21:52:01.71 ID:o6utwH3zO
※クリティカル、戦闘終了確定


「ぐっ……!!」


赤い刃を紙一重で交わすアヴェル。しかし、それは……無防備な姿を私に晒すだけだ。

深い踏み込みから、刀を鞘に走らせる。一瞬のはずが、酷く長い時間に思えた。


……ヨナ、アリシア。そして……ミレイユ。これで、終わりだ。



ザンッッッッ!!!!



下から上へと薙いだその切っ先は、アヴェルの胴を両断した。



569 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 22:06:06.03 ID:o6utwH3zO


「な…………あっ……………」


ぼとり


アヴェルの上半身は、前のめりに倒れた。残された下半身からは鮮血が噴水のように噴き上がり、私の身体を濡らしていく。


「伯爵っ!!」


ウィル君たちが駆け寄ってきた。私は、斬った態勢のまま動かない。……いや、動けなかった。
緊張の糸が切れたかのようだった。あるいは、薬の効き目が切れたからかもしれない。

「やりましたね!」

イマーラに向けて、小さく頷いた。大きく息をつき、重たい身体をアヴェルの亡骸へと向ける。

思えば、この男は何者だったのだろう。一人で私の家を訪れ、ミレイユを殺し、出奔した。
この男が何を考え、何のために生きてきたのかは、最期まで分からないままだった。

※25以上でまだ息がある
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 22:06:51.05 ID:DpJkrJXx0
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 22:06:55.89 ID:PnCpGJZN0
はい
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 22:07:14.15 ID:6SwxvK0p0
573 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/09(木) 22:10:09.27 ID:o6utwH3zO
今日はここまで。
574 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 09:52:33.66 ID:qVdtrT+8O
アヴェルは既に事切れている。斬った傷口だけが急速に治っているが、その瞳は生命の輝きを失っていた。

「クランから聞いていた、『魔人薬』ですね。ハーデンも、追い詰められた時に使ったという」

「一種の増強剤みたいなものか」

「ええ。サウルによる改良型かもしれませんが……」

イマーラが視線をオリヴィアにやった。

「大丈夫、私たちは貴女を攻撃しません」

「……ソノオトコハ、ワレノエモノダッタガ」

「すまない。だが、この怪物を育ててしまったのは、他ならぬ私だ。私自身が決着を付けねばならなかった。
君がいなければ、私は斬られていただろう。本当に感謝している」

深く頭を下げた。最後の一撃で、アヴェルは「雷」を迎え撃とうとしていた。彼女の攻撃がなければ、あれは当たっていたかどうか。

「……ワレガウケタチジョク、ユルシガタシ。ドウゾクガイナケレバ、キサマラモミナゴロシダ」

ララが唇を噛んだ。

「ヒトを憎んでるの?」

「トウゼンダ!!ワレヲモテアソビ、エタイノシレナイモノヲソソギコマレ、カラダモココロモシバラレタ。
アゲクノハテガコレダ!!ナニガ『カミノウツワ』ダ!!ヒトハミナ、ホロボサレネバナラヌッ!!」

「……そういう人もいるかもしれない。でも、いい人だってたくさんいるんだよ?
辛いめに遭ったのは分かるけど……お願い、考え直して!」

「ナゼソウトイイキレル!?ソモソモ、ナゼドウゾクガイル?ワレハヒトリダ、コレマデモ、コレカラモ」

「……オリヴィアさん、記憶が……」

01〜50 何もなし
51〜75 グ、アタマガ……!!
76〜00 ……イヤ、マサカ……ソウカ……
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 09:59:13.53 ID:dQBX+OWGO
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 09:59:38.65 ID:ziYSA3xCO
はい
577 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 10:04:41.68 ID:qVdtrT+8O
「キオク……バカナコトヲ……!?ア、アタマガッ」

オリヴィアが苦しみ始めた。どういうことだ、これは?

「闇ギルドによる操作は、完全ではなかったということか?」

「分からない。でもひょっとしたら……」

※オリヴィアの行動

01〜25 ???(1回だけファンブル扱い)
26〜40 ……ナンダ、イマノハ……
41〜75 ワタシニハ、アネガ……
76〜90 オモイダシタゾ……
91〜00 上+α
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 10:05:51.97 ID:dQBX+OWGO
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 10:06:27.73 ID:ziYSA3xCO
はい
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 10:10:39.27 ID:dQBX+OWGO
連取りすまん
581 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 10:23:40.79 ID:byEkpXUAO
頭を抱えて苦しんでいたオリヴィアの動きが止まった。

「……オモイダシタゾ。ワタシニハ、アネガイタ。リラネエサマ……オマエハ、ムスメカ」

「うん!おねいちゃんもいるよ!」

涙を溢れさせるララの頭を、オリヴィアが撫でた。

「ソウカ……ネエサマハ」

「……私たちを生んで、死んじゃった。ご飯、食べてなかったから……」

「……ケッペキナヒトダッタカラナ。ムイミナセッショウヲキラウヒトダッタ。
ワレバカリワガママヲイッテ、ヌマヲヌケダシテシマッタ。モドルベキダッタ」

「……オリヴィアさんは、どうして沼を」

「セカイヲミタカッタ。ダガ、アマクハナカッタ。ヒトニギタイシナガラホソボソトクラシテイタトコロニアラワレタノガ、コイツダ」

憎悪の視線を、アヴェルの亡骸に向ける。

「……そこで捕らわれたんだね」

「……ソコカラサキハ、アマリオボエテイナイ。マホウカナニカデ、ココロヲネジマゲラレタノダケハオボエテイル。
ソシテ、サイキンココニタタキコマレタ。ケッカガゴランノアリサマダ」

ララがオリヴィアの手に触れた。

「……そうなんだ。……ちょっと待ってて、私が魔力を送ってあげる」

「ナンダト」

ララの身体が黄色く光る。

「魔法を使えたのか」

「いえ……初めてです。でも、クランに魔力を送り込まれたから……『蛇』の影響が出ているのかも。
あるいは、少しお話しした『第2世界』のオリヴィアの影響もあるかもしれなせん」

イマーラも驚きを隠さない。しばらくして、ララの発光が止まった。

01〜25 ……!!何てこと……
26〜70 オリヴィアの身体が小さくなった
71〜00 オリヴィアの身体は小さくなり、人間の女性へと姿を変えた
582 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 10:24:49.27 ID:byEkpXUAO
※連取りは極端に頻繁でなければ許容しています。
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 10:29:42.37 ID:vzZ0zzAGO
584 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 16:43:22.14 ID:tezZzjkyO
「……え」

「こんなことが……」

オリヴィアの身体が徐々に小さくなっていく。深紅に染まった色も、透明感のある青に変わっていった。

ふぅ、とララが息をつく。

「これで大丈夫」

「……ワタシニナニヲシタ」

「魔力を流したの。何か変わるかなと思って。上手くいったみたい」

戸惑った様子で、オリヴィアが自分の身体を見る。

「キブンハワルクナイ。シカシ……」

「多分、私の魔力であなたが取り込んだものが浄化されたんだと思う。理屈は分からないけど」

「『蛇』の──クランも持っている魔力の力が、それだけ大きかった、ということね」

イマーラにララが頷く。

「そうかも。……お腹すいちゃった。クランさん、まだ来ないの?」

「あと1時間ぐらいかしら。もう少し待ってて」

オリヴィアは落ち着かない様子だ。クラン君が来るまで、この施設を少し調べてみよう。

01〜20 誰かが来る
21〜70 何もなし
71〜00 何かあり
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 16:44:19.16 ID:2zJAlzlv0
b
586 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 16:51:33.65 ID:tezZzjkyO
その時。……向こうから誰かが来る気配がした。
足音……何人かは分からない。しかし、間違いなく誰かがこちらに向かって来る。

クラン君のはずはない。彼が来るまでは、もう少し時間があるはずだ。


部屋の空気が、一気に冷えた。


※来訪者
01〜20 ??????、サウル、ブレイズ、???(1回のみファンブル扱い)
21〜40 ???、サウル、ブレイズ
41〜70 サウル、ブレイズ
71〜85 ???、サウル
86〜95 サウルのみ
96〜00 クラン一行
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 16:52:16.40 ID:122TzN3w0
588 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 17:01:22.63 ID:tezZzjkyO


「……驚きましたねぇ」


先頭に現れたのは、小柄で眼鏡を掛けた男だ。その後ろに、白衣を着た陰気そうな男と、金髪の眼鏡の男がいる。
私にはどれにも見覚えがない。しかし、イマーラとウィル君の表情は凍り付いていた。そして、オリヴィアも。

「お前はっ、僕を襲ったっ……!!?」

「その節はどうも。おや、『エメリア』の器が元に戻っていますね」

ニコリ、と金髪が笑う。オリヴィアは私の後ろに隠れた。ララも警戒心をあらわにしている。

「……ブレイズさ……いえ、『ブレイズ』」

「ああ、やはり知ってましたか。ならば貴女がたは、ここまでです」

金髪が目を見開いた。

01〜15 ???(1回だけファンブル扱い)
16〜25 バキィッッ「うわあああああっっっ」
26〜95 ……おかしいですね
96〜00 ……させないっ
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 17:02:15.63 ID:2tDYcZWt0
はい
590 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 17:16:06.55 ID:tezZzjkyO
…………

……


「おかしいですね」

金髪が眉を潜めた。白衣の男が一歩前に出る。

「ブレイズさん、『ジャマー』だ。奴らなら、そのぐらいの対策はしている」

「……でしょうね。クリスさん、どうします?」

黒い服にネクタイの男に、金髪が呼び掛けた。……この男がっ!!?

「『マスターC』……!!!」

「私の存在、やはりバレていましたか。これは困りましたねぇ」

闇ギルドの首魁、「マスターC」。初代武術会優勝者というから、100歳はゆうに超えているはずだが……全くそうは見えない。
見た目はせいぜいが40ぐらい。顔には余裕の表情が浮かんでいる。シルクハットを被っているが、何とも異様だ。

クリスと呼ばれた男が、アヴェルの死骸を見た。

「やはり『出来損ない』はこの程度ですか。ハーデンの方が余程使えましたねぇ。殺したのはオリヴィアですか」

「……私だ」

「……ほう!!」

クリスが面白そうに笑みを深める。

「アヴェル・ヒースコート。娘さんの仇討ち、おめでとう!!その場にいれなかったのが残念ですよぉ。実に残念だ」

「……何しに来たの」

「これはこれは、イマーラ・ランドルス。直接お会いするのは初めてですねぇ。いやあ、光栄ですよぉ」

「何しに来た、と言っている」

怒りを圧し殺して、イマーラが言う。

01〜40 当然、加勢ですよ
41〜90 その「j」を連れ帰るためですよ
91〜00 上+α
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 17:16:58.53 ID:ziYSA3xCO
592 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 18:48:35.66 ID:tezZzjkyO
「その『j』を連れ帰るためですよ」

後ろのオリヴィアが怯えているのが、見なくても分かった。

「はい、と素直に言うとでも?」

「そうでしょうねぇ。まあ、ここで貴女がたと一戦構えてもいいのですが」

じり……と圧力が強くなった。この男は……強い。少なくとも、ここにいる誰よりも。

クリスがウィル君を見た。

「『拳神』ウィル・アピースもいるとなると、こちらもただではすみませんねぇ。どうでしょう、交渉しませんか」

「断る。貴様らは信用できん」

「即答ですねぇ。嫌われたものだ」

※30以上で??95以上で別のイベント
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 18:49:26.32 ID:wCF0Ij+Po
594 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 18:59:09.75 ID:tezZzjkyO
クリスがサウルを見た。

「仕方ありませんねぇ。これでどうです?」

サウルと呼ばれた白衣の男が、どこからか大きな刀──斬首刀に見える──を取り出した。そして。


ザンッ


ぼとっ……


「なっ!!?」

「えっっっ!!?」


男は、クリスの右腕を……斬り落とした。そして、クリスは顔色一つ変えずに地面に落ちたそれを私たちへ放り投げる。

「これでも信用できませんか?」

手に取ると、それは確かに人の腕だ。ただ、血は一滴も流れていない。これは何かの魔術か?いや、手品か?

私たちの疑念を先回りするかのように、クリスが笑う。

「ご心配なく。傷口は瞬時に塞ぎました。これで私の戦力は半減です。
人数も3対5。戦えばお互い、ただでは済まない」

なおも表情は余裕だ。何かを隠している。しかしそれが読めない。

「オリヴィアを引き渡す代わりに、自分たちは退く。そういうことか」

「ええ。どうです?悪くないでしょう?」

※70未満で多数決へ
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:00:14.14 ID:ziYSA3xCO
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:00:30.99 ID:nRcaQGG40
597 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 19:08:13.28 ID:tezZzjkyO
※多数決、3票先取

1 提案に乗る
2 戦う
3 その他自由安価(歓迎です)

3票先取

※戦力的にクリスが言ったことはそう嘘ではありません。つまり、「ただではすみません」。
※切り抜ける手段はなくはないです。
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:10:33.36 ID:icYcnV+20
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:18:55.80 ID:2tDYcZWt0
2
出来れば徹底的に時間を稼ぎたいが
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:20:25.30 ID:ziYSA3xCO
3
ハーデンやアヴェルが何をしたかったのかとか聞いて時間を稼ぐ
その間にこっそり電話をクランに繋げるなりすれば救援に来てくれる可能性ありそう、連絡手段があればウィルから3人目に助けを求めるのもありかも
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:28:31.06 ID:nRcaQGG40
イマーラの短距離瞬間転移って仲間も一緒に転移させられますかね
再使用までの時間もどのくらいか
サウルの加速が不安要素だけど、逃走するならそれかな
相手の気を引くことを言ってその隙にって流れだろうか
602 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 19:39:49.36 ID:tezZzjkyO
>>601
触れた相手ならできます。距離は視界内です。
再使用までの時間は3ターンですので、上手くすればそのまま逃げられる「かも」しれません。

もちろん、これを使って奇襲という手もあります。ただ、クリスはそこまで甘い相手でもありません(運が要ります)。
603 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 19:43:46.79 ID:tezZzjkyO
>>600
クラン到着まで時間を稼ぐのは難しいです。相当上手くやる必要があります。
3人目が来る可能性はなくはないです。ただ、彼は戦力的には期待できません。
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 19:47:24.01 ID:nRcaQGG40
うーん・・・
鉱山だから通る通路をイマーラのマナブラスターやオリヴィアに何かやってもらって崩壊させれば逃走成功の可能性は上がるかって思ったけど、やっぱ運が絡むかな
ジャマーで精神感応術の思考読みを防げないなら危ないし
一応3案としてあげとく
605 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 19:50:54.35 ID:tezZzjkyO
>>604
通路を塞ぐのは可能です。問題はどうやってそれをするかですね。

ジャマーについては「ブレイズが本気を出さないなら」何とかできます。
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 20:17:01.86 ID:Wmhza2s20
第二世界のオリヴィアの情報くらいしか今切れるカードなくないか
607 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 20:27:18.74 ID:tezZzjkyO
※ヒントです。

・余程コンマ運が悪くなければ逃げられる方法があります。鍵はイマーラです。

・アヴェルの死とオリヴィアが正気に戻ったことは向こうにとっても計算違いです。
特に後者は完全に予想していません。

・最悪誰かを犠牲にすればストーリーは進みます。
608 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 20:29:28.00 ID:tezZzjkyO
この場を切り抜けられる手段は一つではありません。(3つぐらいあります)

なお、2でも「コンマさえ良ければ」無傷での生還は可能です。
1は無傷での生還が非常に濃厚です。(もちろん相応のデメリットがあります)
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 20:39:53.52 ID:Ji+3ETnRo
イマーラの血をオリヴィアに飲ましたれ
610 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 21:25:51.04 ID:tezZzjkyO
上げます。現在

1に1票
2に1票
会話による時間稼ぎに1票(>>600
マナブラスターの使用(>>604、ただこのままでは厳しいです)
イマーラの血をオリヴィアに与える(>>609、何も起こらない確率やや高)

が挙がっています。
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 22:01:22.46 ID:TLl6DYpa0
2
612 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 22:16:26.38 ID:tezZzjkyO
もう一度上げますが、自由安価だとかなり困難のため80以上で強制進行します。

なお、描写から分かるように「ヒースコートの薬の効き目は切れています」。
613 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 22:17:40.82 ID:tezZzjkyO
なお>>594で70以上であった場合とは別の展開になります。
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 22:49:41.62 ID:nRcaQGG40
コンマ?なら踏み
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 22:52:41.97 ID:nRcaQGG40
駄目かすまん
現状2を超える自由安価は無いってことか
>>609を試してから戦闘はアリ?
616 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 22:52:54.70 ID:tezZzjkyO
※多数決継続

0000までに決まらない場合はリセットとします。
質問あればどうぞ。
617 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 22:54:41.42 ID:tezZzjkyO
>>615
ありです。ただ、上手くいかない可能性の方が高いです。

2は相当運が絡むとだけ言っておきます。
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 23:29:52.15 ID:wCF0Ij+Po
皆で遠くに瞬間移動してマナブラスターとかどうなんだろ……
619 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 23:33:19.76 ID:Oc0c1CkGO
上げます。
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 23:35:32.53 ID:Wmhza2s20
知らねえよこんなクソ安価
巻き戻しとか再判定とかあったっけか 増援判定やり直して帰ろうぜ
621 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/10(金) 23:39:51.19 ID:Oc0c1CkGO
>>618
可能です。

>>620
どちらも現状はありません。
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 23:55:33.03 ID:nRcaQGG40
暴言よくない
相手の望みであるオリヴィアを差し出すのはエメリアを完成されたら終わりだから不味すぎる
となると今のところ戦うか逃げるかの2択か
623 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 00:07:18.71 ID:qqKT5t4OO
リセットします。

なお、今までに出たアイデアの組み合わせに有力なものがあります。

戦う場合は工夫が必要です。ヒースコートはここではあまり役に立ちません。
何かしらで奇襲に近い条件を作るか、相手に舐めプさせる必要があります。(少なくともブレイズが本気になったらまず終わりです)
上手くいった場合のリターンは絶大ですが、難易度は低くありません。

逃げる場合、今は逃げ道を塞がれている状態です。この状況をどう打破するかです。
クランが持っているはずのアイテムも共有しているという設定ですので活用するといいかもしれません。
逃げ切った場合、クランたちと合流してからどうするかが問題になります。
624 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 02:19:58.75 ID:qqKT5t4OO
寝る前に上げます。
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 08:27:23.78 ID:kuri0Q69o
そういえばスタングレネードって持ってるんだっけ?
626 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 08:43:13.55 ID:3umIaxUVO
>>625
確か未使用のはずです。
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 08:44:13.56 ID:8FouLiLjO
そういえばアリスから1個もらったの使わず残ってたか
防護用グラスと耳当てはつけてる暇無いなら使って自分たちは転移で離れて逃げるべきか
もう一度近づいて戦闘よりは現実的?
628 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 08:53:59.14 ID:3umIaxUVO
>>627
基本着けている暇はないですね。また、転移後はこちらの目も潰れているので、そこからどうするかも課題になります。
629 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 08:55:16.50 ID:3umIaxUVO
追記すると、着ける余裕を作るという手もあります。どうするかは別ですが。
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 09:17:50.15 ID:8FouLiLjO
目や耳を作らないスライム形態のjにもスタングレネードって効くのかな
ララやオリヴィアに誘導してもらうか、そのままオリヴィアが攻撃するか
631 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 09:40:29.55 ID:3umIaxUVO
>>630
オリヴィアについては大丈夫のはずです。ただ、短距離転移は「イマーラの視界範囲内」です。
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 10:52:36.78 ID:vzQ9/+JfO
盗作者◆Jzh9fG75HA(ちゃおラジの作者)を語るスレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530452673/

千夏「ツェストビィエン…?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1558564865/

P「神埼のあ……?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1568375562/

礼「背筋がピンと……?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1568392053/

りあむ「ディムウィットに富んでて面白い……っと」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1568608840/

【デレマス/デレステ】神崎蘭子「快活クラブ……?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570765471/
633 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 11:42:09.72 ID:1OrwbeJ6O
選択肢を以下に変更します。

1 取引に応じる
2 そのまま戦闘へ
3 スタングレネードを使用し短距離転移で逃走(ただ、2回目の転移には難あり)
4 全員で短距離転移後、イマーラのマナブラスターで坑道を封鎖し逃走
5 スタングレネードを使用しオリヴィアが奇襲攻撃
6 イマーラがオリヴィアに血を与えた上で戦闘へ
7 自由安価

3票先取です。他にも有効な手段があるかもしれません。
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 12:00:58.58 ID:LT+4RuLE0
4
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 12:44:53.58 ID:kuri0Q69o
3
636 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 13:26:45.51 ID:PDrSU1ZkO
上げます。1600ぐらいでまた様子を見ます。
637 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 15:49:28.37 ID:fg5V79WYO
1630までに投票がない場合、3か4の決戦投票とします。
異論があればお早めに。
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 16:21:55.60 ID:8FouLiLjO
そういえばミラはスライムを召喚することが出来るけど、ララとオリヴィアはどうなんだろう
逃げる時に通路をスライムで埋め尽くすのは時間稼ぎになる?
物理に耐性が有れば肉壁になれるかもしれないし、死骸が邪魔になったりヌルヌルして滑り易くなるだけでも効果あるだろうか
639 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 16:28:14.58 ID:fg5V79WYO
>>638
ララはできますね。スライムを障害物として置くことは可能です。
ただ、クリスが一掃してしまう可能性は高めです。クリスがいなければ有力な手段だったかもしれません。
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 16:34:35.39 ID:8FouLiLjO
3でも4でもララの手は空いてるから、移動しながら出来るのならクリスの行動1回を阻害できるなら同時にやった方が良いかも
641 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 17:04:49.10 ID:fg5V79WYO
>>640
逃走の場合の手段として採用します。(3、4との複合可能)

まだないようでしたら10分後から決をとります。
642 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 17:15:04.96 ID:fg5V79WYO
では、3と4で決戦投票とします。3票先取です。

なお、異論が多ければ考慮します。
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 17:37:58.08 ID:8FouLiLjO
3
スタングレネードで前後不覚の状態でスライムを死骸残さず殲滅するのも掻き分けるのもクリスと言えども簡単では無い…と思いたい
下手するとその攻撃で通路崩落するし
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 17:39:41.18 ID:kuri0Q69o
一応もう一度3
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 17:49:34.89 ID:TmEoGyvxO
3
646 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 21:54:22.31 ID:0tGkgq0kO
「……乗れるわけなどないな」

呆れたようにクリスが苦笑した。

「残念ですねぇ。交渉の機会をフイにするとは。私たちと戦うとでも?」

イマーラが私を見た。何かを訴えている。ここは彼女に任せてみるか。

「……いえ、取引よ。これでもまだ足りない。……皆は私の後ろに隠れて」

「……ほう?何をするつもりですか」

「オリヴィアを渡すのに、あなたたちが退くだけで釣り合うとでも?」

「思いの外強欲ですねぇ。要求を聞きましょうか」

「……皆、私に触れて」と、イマーラが小声で言った。私は彼女の背中に手をやった。

※30以下でブレイズ行動
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 21:56:52.90 ID:dUJEr08C0
648 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 22:09:35.41 ID:0tGkgq0kO
※ブレイズ気付かず


「私からの要求は……」


その刹那。視界がぐわんと入れ替わった!?何が起きた??

振り向くと、3人の背中が見えた。クリスの背中には、漆黒の翼が折り畳まれている。

そして、イマーラが懐から丸い何かを取り出す。それを右手に取ると、おもむろに奴らに投げつけた!!


「走ってっっっ!!!!」



バァアアアアアアンッッッッ!!!!



走ってすぐに感じたのは、激しすぎる閃光と、異常な爆音。視界が一瞬、焼き切れた。


※逃走フェイズ1

01〜10 ???(1回のみファンブル扱い)
11〜50 互いに視界回復せず、動けない状況(距離10)
51〜80 ふらつきながら全員少し走る(距離15)
81〜00 イマーラ、連続転移に成功(距離30)
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:10:17.85 ID:TmEoGyvxO
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:15:36.71 ID:mgTFwWKs0
いいね
651 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 22:18:04.27 ID:0tGkgq0kO
視界はすぐにほの暗いものに変わった。イマーラが、何か眼鏡のようなものをかけている。いつの間に!?

「皆、よく聞いて。伯爵とウィルさんは、私の両腕を握って。ララとオリヴィアは、伯爵とウィルさんのを。
まだ視界が戻ってないと思うけど、とにかく坑道から出ます。私の視界は大丈夫だから」

「一体君は、何を!?」

「説明は後です。すぐに来ますよ!!」

イマーラが走り出した。それに引っ張られて、私たちも走る。

※逃走フェイズ2
01〜10 ???(1回のみファンブル扱い)
11〜40 怒号が聞こえる(距離30のまま)
41〜80 何かが聞こえるが、それはすぐに遠くなった(距離50)
81〜00 何も聞こえない(距離80)

※距離100で逃走成功です
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:18:56.91 ID:mgTFwWKs0
653 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 22:26:15.12 ID:0tGkgq0kO
後方からは何も聞こえない。こちらの視界も、徐々に戻ってきた。

「あの光は」

「アリスさん──太古の生き残りから貰った光の『爆弾』です。目潰しには、絶大な効果があります」

走るたび、視界が切り替わる。それが地上に向けて瞬間的に移っているのだと、しばらくして分かった。
イマーラは、一体どんな魔術を使っているのだ?


やがて、出口が見えてきた。夜とはいえ、入口はランタンで照らされていて明るい。
さっき縛り上げた見張りの姿もあった。もう意識は戻っているだろうか。


※逃走フェイズ3
01〜10 ???(1回のみファンブル扱い)
11〜30 何か、圧力が迫っている!?(距離70)
31〜60 見張りが意識を取り戻している(距離現在100、多数決へ)
61〜00 見張りはまだ気を失っている(距離100、逃走成功)
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:26:36.49 ID:dUJEr08C0
655 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 22:32:30.59 ID:0tGkgq0kO
「きっ、貴様らっ!!?」

縛り上げた見張りの1人が叫んだ。このまま放っておけば、私たちが逃げたことは知られるだろう。
ただ、殺す間に追い付かれる懸念もある。……どうすべきか。

1 逃走優先(残り判定1回)
2 殺害する(残り判定1回?)

※2票先取
※1の方が若干判定が厳しいです。2は判定次第でまだ逃走フェイズが増えます
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:34:58.57 ID:Zv3P6a4RO
2
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:41:19.10 ID:LT+4RuLE0
2
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:43:27.32 ID:mgTFwWKs0
2
ここで見逃しても無能な見張りって事で八つ当たり気味に殺されそう(偏見)
659 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 22:54:23.98 ID:0tGkgq0kO
……殺すか。どちらに逃げたか察知されるだけでも危ない。余裕がある今のうちに処すべきだ。


シュッ


居合刀を抜き、2人の首筋を立て続けに斬る。鮮血が、噴水のように首から迸った。


「……伯爵」

「やむを得ん。逃走経路を読まれんためだ」

※逃走フェイズ4
01〜10 ???(1回のみファンブル扱い)
11〜40 強烈な圧力が迫っている?(距離70)
41〜00 特になし(逃走成功)
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:55:18.48 ID:JMIscxiDO
はい
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 22:55:30.83 ID:TmEoGyvxO
はい
662 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 23:08:20.77 ID:0tGkgq0kO
……誰かが来る気配はない。

「馬車のところまで逃げましょう」


何回か視界が切り替わり、私たちは目的の馬車に着いた。馬車の脚は遅いが、それでも人間よりは速い。……さすがにもう、大丈夫のはずだ。

#

「これからどうする」

「さっきクランには連絡しました。じき、合流できます」

そういえば、馬車に乗るなり電話をしていた。あれがそうだったか。

「そうか。だが、問題は合流してからだ」

ウィル君が頷いた。

「モリブスから僕らが来たことは、察知されている可能性が高い。クリスたちが勝負をかけてこない保証は、確かにありません。
ならば、モリブスに残るべきです」

「だが、イーリスに逃げた方が安全だとは知っている。今モリブスにいるアリシアのことを考えると……」

「ええ、お気持ちは分かります。それに、モリブスの陣容を見る限り、来ても簡単にはやられないでしょう。
ただ、念には念を入れた方がよろしいかと」

私はララとオリヴィアを見た。ララは当然かもしれないが、オリヴィアもどこか震えているように思える。
彼女に与えられた仕打ちを覚えているからなのだろう。

……さて、どうすべきか。

1 モリブスに残る
2 イーリスに逃げる
3 合流次第鉱山に戻る

※3票先取、0000までに決まらない場合はリセット
663 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 23:15:16.98 ID:0tGkgq0kO
なお、判定からも分かるように4の方が実は楽でした。マナブラスターで岩盤崩壊できれば、無条件で距離60までは稼げたためです。
(しかもスタングレネードという二の矢も残っていました)
岩盤崩壊に失敗した場合は悲惨でしたが……(戦闘が不可避、多分ヒースコート死亡ルート)

ともあれ、今の展開は結果として最善に近いものにはなっています。

>>658
その通りです。どっちにしても彼らは命運尽きています。
664 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 23:17:18.84 ID:0tGkgq0kO
なお、クランが参加していないイベントですが、経験点100p、奥義習得ポイント1pを加算予定です。
(後日ヒースコートからアヴェル戦について語ってもらったという体です)
665 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 23:32:54.28 ID:0tGkgq0kO
上げます。0000でリセットです。
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 23:38:30.65 ID:TmEoGyvxO
オリヴィアを取り逃した事は敵にとって痛手のはずだから敵ランダム辺りにすぐ情報共有しそうだけどそこをララに電波傍受してもらうとかできないものかな
何かしらの指示が出ればそれに応じて移動先を変えるとか対応はできそうだけども
667 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 23:41:03.84 ID:0tGkgq0kO
>>666
それはできますね。ただ、プレーンウォークでテルモンに一回戻る可能性の方が高いです。
コンマ下75以上で傍受可能とします。
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 23:43:56.46 ID:JMIscxiDO
はい
669 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/11(土) 23:47:42.99 ID:0tGkgq0kO
※多数決を続行

多数決は0000開始にします。
670 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 00:00:36.65 ID:xgdTt7lDO
では、多数決を開始します。質問は適宜受けます。
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 00:40:42.82 ID:qfjIdon00
モリブスの戦力ってどうなってましたっけ
672 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 07:58:26.30 ID:tpVYcr42O
モリブスにいるのは、トンプソン、パーシャ(エリック)、ノワール、ランダムです。
ただ、ノワールとランダムは翌日にはいなくなります。代わりに(運が悪くなければ)ブレイズと誰かが来るはずです。
ブレイズが来た場合、向こうの「ブレイズ」には強力な抑止力になります。まずモリブスには来ないはずです。
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 08:25:56.69 ID:qfjIdon00
次元間通話でオリヴィアを確保したって事情を話して増援を要請したり対応策を練りたいな
万が一オリヴィアに発信器でも付いてたら不味いし
一度モリブスに集まってその後のながれを決めるか
1
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 08:26:55.22 ID:orBgzIuUo
このスレあるあるの発信器はなくしておきたいな……

1
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 08:47:53.25 ID:D89Ih/aa0
1
676 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 22:11:44.85 ID:Ke3NM8ybO
「君の言うことも道理だ。モリブスに残って、警戒態勢を敷こう。問題は、彼女だな」

私は幌の奥にいるオリヴィアを見た。もしモリブスに奴らが来るのであれば、彼女を奪い返しに来るはずだ。

「……発信機が付けられているかもしれない」

馬を操るイマーラが、深刻そうな表情で振り向いた。

「発信機?」

「ええ。ハーデンにも付けられていたそうです。居場所を把握するための、極々小さいもの」

「そんなものを付ける暇が?」

「あったとは思いません。ただ、元々付けられていたかもしれません」

「そんなもの、どうやって見付けると」

「ランダムさん――この世界のではなく、『第二世界』のです。彼なら、見付けられるでしょう」

「……そうか。周到だな」

向こうから誰かが近づいてくる。クラン君たちだろう。

※15以上でクラン一行、未満で???(1回だけファンブル扱い)
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 22:25:49.20 ID:qfjIdon00
678 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 22:33:26.39 ID:Ke3NM8ybO
「イマーラ!!」

イマーラの姿を見ると、クラン君が笑顔で走ってきた。彼女の顔にも笑みが浮かぶ。

「クラン……わざわざありがとう」

「皆は」

「全員無事。アヴェルも討てたし、オリヴィアも保護できたわ。ただ……クリスたちに襲われた。ブレイズもいた」

「マジか」

クラン君の後ろから、髑髏のシャツの男が現れた。イマーラが重々しく頷く。

「確かです。ジャマ―を持ってきていて正解でした」

「……厄介だな。一度モリブスに戻るか」

「ええ。詳しくは、司教も交えて。間違いなく、オリヴィアを狙ってくるはずです」

#

※視点選択

1 クラン
2 ヒースコートのまま

2票先取
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 22:36:01.97 ID:qfjIdon00
1
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 22:38:15.10 ID:RVtjI6cDO
2
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 22:38:20.89 ID:fVYSlRNU0
2
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 22:49:07.02 ID:7W1lOsZ9o
ヒースコート視点のメリットってあるの……?
683 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 22:53:11.40 ID:Ke3NM8ybO
>>682
アリシア関連のイベントが優先されます。この点を明記しておくべきでしたね。
また、95以上クリティカルのメリットはないままです。
戦闘面では覚醒クラン>>ヒースコート>通常クランです。

この点を踏まえた上で2票先取→3票先取へと変更します。
今まで入った票は有効のままです。
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 23:06:20.40 ID:zUB5k+rQ0
2
685 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 23:12:12.29 ID:Ke3NM8ybO
※ヒースコート視点のまま
(視点変更のタイミングで変更します)

#

モリブスに戻った私は、用意されていたホテルへと向かった。
教団に保護されているアリシアに会いたい思いはあったが、司教に止められた。「そういう状況ではない」ということだった。
心だけでなく身体にも、ある意味で深い傷を負っているらしい。詳しい話は聞かされなかった。

ベッドに戻ると、酷く体が重かった。歳には勝てないということか。自嘲しつつ、私は目を閉じた。

※15以上で72日目へ(1回のみファンブル扱い)
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 23:15:06.19 ID:RVtjI6cDO
はい
687 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 23:21:52.37 ID:Ke3NM8ybO
【72日目】

目覚めた私は、まず教団に向かった。アリシアを治療できる人物が「第二世界」とやらから来ているらしい。

アリシアが正気に戻ったのなら、まずミレイユの仇を討ったことを報告したかった。
だが、それは叶うのだろうか。

※20以上でブレイズが来ている
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 23:22:47.73 ID:SaQyklkiO
689 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/12(日) 23:39:31.06 ID:Ke3NM8ybO
#

司教の部屋に通されると、そこには……昨日会った、あの金髪の眼鏡がいた。
一気に体温が上がる。私はとっさに、腰の居合刀に手をかけた。


キィィィィン!!!


「ぐっ……!!?」


激しい頭痛。私は思わずその場に座り込んだ。

「ぐっ……なぜお前がそこにっ……??」

「失礼、手荒な真似をしました。大きな勘違いをされているようなので」

頭痛はすぐに収まる。見上げると、部屋には司教だけでなくイマーラやクラン君もいた。

※後一人の助っ人は……

01〜20 いない
21〜70 ユリリエ
71〜90 マルコ
91〜00 サイファー
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 23:39:49.58 ID:zUB5k+rQ0
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 23:40:22.82 ID:qfjIdon00
692 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 11:27:35.96 ID:CR/N81MDO
見たことがない、赤毛の女性もいる。……これは一体。

「伯爵、彼は昨日の『ブレイズ』とは別人です。『第二世界』から来た方で、僕らの味方です」

「……そうか」

言われてみれば、そういう人物がいると聞いていた。見た目は同じでも、中身がまるで違うというのはややこしいものだな。

「失礼しました。早合点を」

「構いません。そうなるのは理解できますから。ご紹介します、こちらユリリエ・スナイダ嬢。貴方の娘さんの治療のために遣わされた者です」

立ち上がった私に、彼女が手を差し出す。

「話は聞いてます。よろしく」

「こちらこそ。貴女が治療を?」

「ええ。精神をブレイズさんが、身体を私が担当します。ただ、時間がかかるかもしれません」

「というと?」

彼女が「ブレイズ」を見た。

「話に聞くアリシアさんの容態は深刻です。まず、精神操作を受けている。
クリスによるものか、あるいはもう一人の私によるものか。
ノワールの精神感応では解除が無理だったことからして、相当強いものです。精神を一部『削らないと』正気は保てないかもしれない」

「……削る??」

「ええ。記憶の消去と人格の改編。過去にもそれで救えた人物はいます。
ただ、元の人間関係を構築するには時間が必要です。年単位でかかる可能性すらある」

ゴクリ、と私は唾を飲み込む。……そこまで酷いのか。

「精神、と言いましたが肉体的に損傷も?」

司教が首を振った。しかし、表情は暗い。

「見た目は五体満足です。しかし、その状況は片腕を斬られたよりも重いかもしれません。
彼女は、天使樹の果汁を投与されていました。希薄化したものでしょうが、それでも深刻な影響がある」

「……というと」

「性欲依存です。一種の性交中毒に近い状況になっています。
恐らく、彼女は従順な駒として動けるように、精神操作だけでなく薬物投与も受けていた。
ロックモールに彼女がいたのは、そういうこともあったのでしょうね。そして、いざという時に原液を飲むよう指示されていた。
原液を飲まずに済んだのは幸いですが。あれを飲んだら、誰も助けることはできない」

私は絶望と怒りから、その場に崩れ落ちそうになった。……そんな仕打ちをアリシアは受けていたのかっ……!!

ユリリエと呼ばれた女性が、私を見た。

「だから私が呼ばれたわけです。私は肉体の時間を遡ることができる。
彼女の身体がまだ深刻でない状態にまで戻せば、あるいは助かるかもしれない。
問題は果汁の投与時期です。早い時期からの投与だと、あたしがいる1週間で間に合うか……」

「ノワールに引き継ぐこともできますが、限界はあります。ともあれ、一度試しに治療してみましょう」

#

アリシアの部屋に行くと、彼女は静かに眠っていた。傍らにはパーシャがいる。

「……アヴェル」

「パーシャ、君が看病を」

「ええ。というより、眠らせてた」

アリシアの顔は、私が知るそれより随分と痩せこけている。私はそっと、その頬に触れた。

「眠らせてた?」

「起きていると暴れるから。ただ、眠らせていると食事も採れない。……このままじゃ死んじゃうわ」

私は強く目を閉じた。涙を堪えるために。そして、「ブレイズ」を見る。

「……お願いします」

「ええ。始めましょう」

※ブレイズの「治療」
01〜25 これは…………
26〜50 厳しいですね、やったのはもう一人の私に間違いない
51〜75 何とかなりそうです。ただ、人格と記憶の欠損は避けられない
76〜00 上手く行きました
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 11:36:07.67 ID:puG6E77Q0
いよっ
694 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 11:51:04.54 ID:CR/N81MDO
#

「ブレイズ」が手をアリシアにかざして数分が経った。汗を流しながら、大きく息をつく。

「何とかなりそうです。ただ、人格と記憶の一部欠損は避けられないでしょうか」

「……そんな」

「人格のリセットと再構成までやらねばならなかったかもしれないことを鑑みると、まだいい方です。回復まで年単位ということは多分ないでしょう。
凌辱を受けたここ数週間の記憶、そして恐らくはクリスによって植え付けられた偽りの恋愛感情の消去。ここから入ります。
貴方に対する複雑な感情──アヴェルを迎え入れたことに対する憎しみも消しておきましょう。
彼と、彼によって殺されたもう一人の娘さんの記憶は消した方が良いかと」

「ミレイユの記憶を、アリシアから消すと??」

「精神の安定のためです。あるいは、ミレイユさんを病死ということにしてもいい。
ただ、アヴェルの存在を思い出したら、精神がもたないかもしれない」

……そこまで深刻なのか。つまり、記憶が改編されればアヴェルの死を伝えることは意味がないことになる。

私は……

1 お願いします
2 いえ、アヴェルの記憶は残してください

※2はハイリスクハイリターンです。
※3票先取
695 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 11:58:22.91 ID:CR/N81MDO
なお、2については

・成功時……闇ギルド内部情報の取得、アリシア参戦可能
・失敗時……人格退行、ヒースコートは実質退場(キャラとしては残りますが、アリシアの介護のため表舞台には出れません)

となります。1を選ぶと、アリシアから何の情報も得られない代わりにヒースコートは引き続き戦力のままです。

アリシア関連イベントが終了次第、視点変更します。
(上の治療判定で50以下であればヒースコート主体のイベントがありましたが、一先ず消えています)
696 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 11:59:12.86 ID:CR/N81MDO
なお、1にせよ2にせよユリリエの治療判定があります。
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 13:03:27.60 ID:ml+VjICB0
成功のメリットと失敗のデメリットだけ並べられても確率がわからんとなんともいえんな
698 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 13:57:06.41 ID:aqC7zPWpO
>>697
確率は40%で成功です。
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 14:13:02.61 ID:wUGTSXPH0
1
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 14:44:48.10 ID:eyymWAGh0
2
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 14:48:01.70 ID:puG6E77Q0
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 15:12:55.90 ID:vo4bux2mO
2
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 15:24:16.23 ID:pPy1u6ZL0
1
704 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 22:35:19.78 ID:zSADT2bMO
「……よろしくお願いします」

私は悩みに悩んだ末、声を振り絞った。意識が戻ったアリシアは、「偽りの」アリシアであるのかもしれない。
しかし、それで彼女が人として普通に生きられるのならば。……事実は、この部屋にいる人間だけが抱えていけばいい。

「ブレイズ」は、静かに頷いた。

「了解しました。後は身体の方ですが……」

01〜20 相当長くかかるでしょうね
21〜50 3週間はかかるでしょうね
51〜70 1週間はかかるでしょうね
71〜90 3日あればいいでしょう
91〜00 明日までには治るでしょう
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 22:37:05.67 ID:a7u6gBx50
706 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/13(月) 23:00:11.93 ID:zSADT2bMO
「1週間はかかるでしょうね。記憶をたどった所、一度洗脳が解けかかったところから投与が始まってます。
時間遡行の速度は3倍ですから、そこから逆算するとそのぐらいです。ユリリエが付きっ切りで治療を行えば、ギリギリでしょうか」

「……ありがとう、ございます」

頭を深く下げた。目から熱いものが流れる。

「とりあえず、『過去の世界』から栄養を取るための注射――『点滴』っていうんだっけ?
それを持って来たから栄養は補給できます。向こうで少し勉強してきたから、やり方は大丈夫」

「貴女も成長しましたね。アングヴィルの次期首相夫人にしておくには勿体ない」

「戦闘じゃあたしは役に立ちませんから。せめて、医者の真似事ぐらいはできるようになっておかないと」

ユリリエと呼ばれた女性が笑った。


……アリシアが目覚めるまで1週間。それまで、傍にいてやろう。不出来な父親として。

※ヒースコートは基本1週間は動けません。
※アリシアは治療終了後「余程のことがない限り」戦闘には参加しません。

※次回更新以降、クラン視点に戻ります。
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 00:16:59.58 ID:WV8vvjyG0
ってことはユリリエはカミュよりも一度振ったジョセフをとったのか…?
708 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 00:29:49.58 ID:BwfG6WXSO
>>707
空白の1年ちょっとで色々あったということですね。
カミュは過去世界で犀川とくっついてますし。

あと前作登場人物の顛末で明かされてないのはフレールぐらいでしょうか。
ごくわずか、現状どこで何しているか出ていますが。
709 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 11:00:48.26 ID:0v38ELrzo
#

「……良かったね、伯爵とアリシアさん」

廊下を歩きながら師匠に言うと、複雑そうな顔をされた。

「……どうなのかしら」

「えっ」

「アリシアさんは自分が救われた事実すら教えてはもらえない。彼女に妹さんがいたことすら、覚えてない。
そうしなきゃ彼女は普通の暮らしをできなかったのだろうけど……伯爵にとっては残酷なはずよ」

そうか。自分の手で仇を討った喜びも、アリシアさんには伝えられないのか。……喜んでいた自分が恥ずかしくなった。

「それに、喜んでばかりもいられないわ。これから司教と話し合うこと、覚えてるわね」

「……オリヴィアのこと、か」

「ええ。彼女を奪ったのは大きいけど、何もしてこないなんてあり得ない。絶対に、奪還しに来る」

「……あるいは、ミラやララを狙うかも」

「そういうこと。『エミリア』になり得るのは4人。……いえ、あなたも含めれば5人。
彼らを守りつつ、どうやってテルモンを攻めるか。優先順位を決めないといけないわ」

ミーシャやミラはともかく、ララはそれほど強くはない。オリヴィアについても未知数だ。
幸い、オリヴィアに発信器はついてなかったようだけど、安心は全然できない。

「見た感じ、この世界のオリヴィアってどこまで戦えそうなの?」

※オリヴィアの戦闘能力(浄化によって戦闘能力はガタ落ちしています)
01〜40 最初に出会った頃のミラやララみたいなもの
41〜75 さすがに初期ミラよりは強い
76〜94 腕を刃にしたり、それなりには戦えそう
95〜00 多分、「第二世界」の彼女とそうは変わらない
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 11:03:09.85 ID:tiCj500DO
はい
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 14:58:09.21 ID:VKhlo6Mqo
クランの魔翌力をオリヴィアにあげたいところだ
712 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 20:33:40.70 ID:o5wI+t+TO
「彼女とも少し話したのだけど、腕を刃にしたりある程度は戦えそう。戦力にならないということはないけど」

「『第二世界』の彼女と比べると、ってことか」

「ええ。どうしたものかしら」

そう言っている間に、司教の部屋に着いた。重要なのは、オリヴィアの処遇だ。

※20未満で??(1回のみファンブル扱い)
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 20:35:32.71 ID:NfqLmY5f0
714 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 20:56:39.19 ID:o5wI+t+TO
※襲撃なし

#

「なるほど、そういうことですか」

コーヒーカップを置いて、司教が目を閉じた。僕は小さく頷く。

「問題はオリヴィアをどうするかです。彼女をここに置くことは、モリブスの危険にも繋がりませんか」

「モリブスはどのみち狙われやすい状況です。郊外の『社』には警備を付けていますが、あそこを狙ってくる可能性がなしとはしない。
何より、ここはあの男の本拠ですから取り返そうとはするでしょうね。ならば、戦力は少しでも欲しいというのが本音です」

「一理ありますが……」

アナスタシアのように、ダーレン寺など安全な所に移した方がいいのではという考えが、頭をよぎった。
あるいは、僕らと行動を共にするか。そうした方が安全ではある。

「難しいのは、狙われているのは彼女だけではないという事実です。
ララという少女も、そしてその姉のミラも、奴らからしたら喉から手が出るほど欲しいでしょう。
さらに言えば貴方、そしてミーシャ王女。そのどれか1つでも確保すれば、戦況はひっくり返り得る」

「全員を守るのは、現実的ではないと」

「そういうことです。見たところ、貴方とミラは恐らく問題ないでしょう。捕まるなら余程のことです。
ただ、後の3人──特にララという少女はかなり不安です。安全な所に逃がした方がいい」

「安全な場所、ですか……」

パッと思い付いたのは、「第二世界」と「過去の世界」だ。あそこならまず手が及ばない。
オリヴィアもそうしたいが、彼女については同じ存在が「第二世界」にいる。連れていくなら、最終手段だ。

司教がもう一度コーヒーを口にした。

「重要なのは彼女たちの意思です。まずはそれを確かめては?」

#

※訪問先は……

1 ララ
2 オリヴィア

※コンマ下、多数決ではありません
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 20:59:44.96 ID:MickGrmU0
2
716 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 21:18:44.04 ID:o5wI+t+TO
#

オリヴィアはラーナと一緒の部屋にいる。ミラやララは人間のように睡眠を取るけど、彼女はそうではないらしい。
変わりに魔力が強い場所でじっとしているのだそうだ。ラーナの部屋にいるのも、そのためだった。

「入るよ」

「いいよ」

部屋に入ると、オリヴィアは部屋の隅にいた。ラーナが肩をすくめる

「ずっとあんな感じ。怖かったのかな」

「心に傷を負っていても不思議ではないわ。話を聞きましょうか」

※20以上で反応
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 21:23:08.77 ID:c73r5Tab0
はい
718 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 21:38:55.88 ID:o5wI+t+TO
※クリティカル、オリヴィアから提案

近寄ると、オリヴィアが頭を上げた。

「オマエハ」

「昨日少し挨拶したけど、改めて。クラン・オーディナルというんだ。君を助けた、隣の女性の……」

「夫です」

師匠に先を越された。ラーナがプッと吹き出す。

「オット……ズイブンワカイナ」

「人を愛するのに年齢なんて些細なものです。元気そうで安心しました」

「ウム、ソノムスメ、ヨイマリョクダ。オカゲデダイブンヨクナッタ」

そう言うと、オリヴィアが僕を見た。

「デ……ソノショウネン。エルフノムスメヨリ、サラニウマソウダ」

「あ……魔力のことか」

「ウム、スコシクワセロ」

「第二世界」のオリヴィアにもやったことだ。多分同じような結果になるのだろう。
僕は彼女に手を差し出した。

01〜80 オリヴィアの身体が人間のそれに変わった
81〜94 上+α(強さが現状のミラ並みに)
95〜00 ?????
719 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 21:39:21.99 ID:o5wI+t+TO
※クリティカルのため判定が甘くなっています
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 21:40:19.15 ID:VKhlo6Mqo
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 21:59:19.33 ID:MickGrmU0
77のあと88と99
作者なのが惜しい
722 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 22:37:32.58 ID:o5wI+t+TO
すう、と何かが吸い取られていく感覚がする。それとともに、酷い虚脱感が襲ってきた。
僕はとっさに宝石に触れ、「奇門」を開く要領で力を開放した。まだ不完全だけど、これなら倒れずに済むというのは学習済みだ。

魔力を吸うごとに、オリヴィアの肌は青色から人間のそれへと変わっていく。
そして、すっかり同じになった時、彼女が手を離した。

「……実に美味だった。こういう魔力は初めてだな」

口調も自然なものへと変わっている。それにしても、こうしてみると「第二世界」のオリヴィアと全く見分けが付かないな。

「ハハ、ありがとう。裸だと目のやり場に困るから、服を着てくれると助かるかな」

師匠が服を手渡すと、「人間は服を着ねばならないのだったな、不便なものだ」と渋い顔をされた。

「これで見た目は人間と同じになったけど、どう?気分は」

「悪くない。身体も軽いな。あの同族にも、お前が?」

「うん、そう。ララのお姉さんもそうかな」

彼女にはもっと違うこともしてしまってるけど、それはとりあえず黙っておくことにした。

「そうか。……随分違うものだな」

「違う?」

01〜80 いや、曖昧に覚えているだけだ
81〜94 忘れたくても忘れんさ
95〜00 上+α
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 22:41:20.43 ID:MickGrmU0
はい
724 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 22:53:28.63 ID:o5wI+t+TO
「いや、曖昧に覚えているだけだ。気持ちの悪い何かを注がれ、思考を乗っ取られた。
私を別の『何か』へと変えようとする怒りでそれは全て吹き飛んだが、ここ半年ぐらいの記憶はまるでない」

「その成れの果てが、あの赤い……」

「本物の怪物になる手前だったようだ。あの娘には感謝せねばな。お蔭で元の私に戻れた」

オリヴィアが息をついた。この分なら、色々話しても大丈夫だろう。

#

「……ということなんだ」

僕は現状の説明をした。どこまで理解してくれるかと思ったけど、僕の魔力を通して知識も少し移っているらしく、「そうか」とあっさり返された。

「要は私を取り返そうと連中が動くと見ているわけだな」

「うん。……」

1 どこかに逃げないか(行き先も指定のこと)
2 モリブスに残って戦わないか(モリブス攻防戦発生時に対応、基本的にパーティには入らない)
3 僕と一緒に戦わないか(パーティに入って行動、好感度判定あり、襲撃時にはリスク)
4その他自由安価

※3票先取
※オリヴィアはミラには及ばずとも足手まといにならない程度の強さがあります。
725 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 22:56:54.08 ID:o5wI+t+TO
なお、提案にオリヴィアは拒否しません。
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 23:14:19.75 ID:prbIqZsHO
4
方針決める前にブレイズの精神感応で洗脳されてる間の事を読んでもらえば敵の動向とかある程度見えるんじゃないだろうか
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 23:27:43.68 ID:c73r5Tab0
2
728 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 23:42:02.52 ID:gLxP0AFtO
>>726
それごと吹っ飛んでいるので可能性は低めです。ノーリスクではあります。
729 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/14(火) 23:42:29.14 ID:gLxP0AFtO
0000までに決まらない場合はリセットです。
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 23:45:26.57 ID:NfqLmY5f0
2
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 23:58:51.88 ID:tiCj500DO
2
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 23:59:24.66 ID:UbJku9XtO
2
733 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 19:29:46.68 ID:brZwoFZFO
「……モリブスに残って戦わないか。多分、奴らはここをまた襲うだろうから」

ニィ、とオリヴィアが笑った。

「望むところだ。私を虚仮にした報いは、必ず受けさせてやる」

「ありがとう。じゃあ、君はしばらくここにいることになるのかな」

「私は誰の命令にも強いられない。が、それが正しいと思えば従いはする。
指導者は、あのヒースコートとかいう老人か?」

「いや、多分トンプソン司教だと思う。あるいは、僕の隣にいるイマーラ。ここに僕らがいれば、の話だけど」

イマーラが怪訝そうな顔になった。

「私、いつの間に指導者に?」

「あ、いや、一番人望があって強いのはイマーラかなって……」

「私はあなたでいいと思うのだけど。こういうのも、年齢じゃないわ」

「うーん、僕には荷が重い気がするけど……まあいいや。とにかく何かあったら極力駆けつけるから、その時に」

※4の倍数かゾロ目、クリティカルで?
(ゾロ目、クリティカルの場合は追加イベント濃厚)
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 19:32:07.38 ID:uO31xX7S0
はい
735 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 19:57:56.15 ID:brZwoFZFO
※特になし

#

部屋を出た僕らは、次にララの部屋に向かった。こちらは個室を宛がわれている。

※15以上で通常進行
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 19:59:12.18 ID:Zj6a3/fDO
はい
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:00:01.81 ID:ywH7PqK50
はあっ
738 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 20:09:10.62 ID:brZwoFZFO
#

「そっかぁ、オリヴィアさんはこっちに」

一通り事の経緯を話すと、ララはベッドに腰掛け脚をブラブラさせながら答えた。

「うん。ララはどうするの?僕としては、あまり危険な場所にいない方がいいと思うけど」

「オリヴィアさんだけでなく、私やおねいちゃんも狙われているって本当?」

「ミラはどうか分からないけど、ララはクリスって奴だけじゃなく『向こうの世界のブレイズ』とも会ってるから。
只者じゃないということぐらいは少なくとも察知されてると思う」

「そっかぁ……」

ララは考え込んでいる。……そして。

※50以上で多数決へ、未満ならコンマ判定
※ララの今後の進路についてです
739 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 20:09:49.50 ID:brZwoFZFO
なお、上の判定は「ララが浄化の際に侵食されていたか否か」の判定でした。
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:11:49.84 ID:sMMGlN+YO
741 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 21:24:51.72 ID:brZwoFZFO
「私はクランさんたちに任せるよ。きっと悪いようにはしないと思うし」

ララはニッコリと笑う。さて、どうしよう。

1 イーリスに帰らせる
2 モリブスに残す
3 自分たちと同行させる
4 ダーレン寺に行かせる
5 第二世界に行かせる
6 その他自由安価

※3票先取

※ララのさらなる強化は不可能ではないですが、恐らくはミラと似たプロセスが要ります(つまり、ラーナやイマーラが機嫌を悪くします)。
現状サポーター寄りの特性を生かすのは手でしょう。
※5についてはデメリットもあります。
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 21:55:58.10 ID:uO31xX7S0
2
743 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 21:59:11.13 ID:brZwoFZFO
上げます。参考まで選択肢の特徴を挙げます。

1…扱いはミラに準じます。ミラのように好感度付きのパーティメンバーでは今はありません。

2…扱いはオリヴィアに準じます。ただ、個としては弱いので狙われると厳しいです。

3…好感度付きのパーティメンバーになります。致さない限りは問題ないでしょうが、彼女は好奇心旺盛です。
しばらく同行することになります。

4…扱いはフリークやアナスタシアに準じます。基本的には隔離されています。
ただ、ダーレン寺に保護対象を集中させているといざという時に危険かもしれません。そして、ダーレン寺も襲撃対象になり得ます。
(『ノーサ』がいるため簡単ではないですが……)

5…扱いは「第二世界のオリヴィア」に準じます。当面出番がなくなりますが、最も安全です。
半面、通信傍受ができなくなるというデメリットはちゃんと存在します。

6…他に候補は2つくらいありそうですが、一長一短あります。
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 22:13:43.75 ID:Vk0MfS9U0
3
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 22:39:51.51 ID:7ziQMAYc0
2
746 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/15(水) 22:57:00.75 ID:brZwoFZFO
上げます。
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 23:35:39.17 ID:Zj6a3/fDO
2
748 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 01:29:03.85 ID:JcqEQ0YCO
「じゃあ、モリブスに残ってオリヴィアと一緒にここを守ってくれないかな。
何かあったらすぐに駆け付けるから」

「うんっ!おねいちゃんも来るかなぁ」

「その時はそうかもね。それじゃ、また後でね」

「うんっ、またねぇ」

ララはひらひらと手を振った。僕より年上の人に言うことじゃないかもだけど、純粋な人だなあ。

#

「で、これからどうするの?モリブスの守りも気になるけど」

……向こうの態勢が整う前に、一気に叩いてしまいたい気はする。さて……

1 モリブスに残り「社」の調査や迎撃対応など(「社」イベント?)
2 イーリスに一度戻り、テルモン襲撃の相談(基本的に短期の電撃戦)
3 イーリスに一度戻り、リーナ及びエリザと会話(穴とヘカーテ関連)
4 アリスの所に行く(第二世界関連など)
5 第二世界に行き修行など(「オリヴィア」関連)
6 その他自由安価(歓迎です)

※3票先取
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 01:46:01.80 ID:ynIMDR3WO
2
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 02:16:36.78 ID:9QUnfREC0
1
751 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 08:06:00.39 ID:8MUD3WEoO
上げます。
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 08:11:37.79 ID:Bzc1julto
ミラとミーシャっていまどこにいるんだっけ……?
エメリア候補は一ヶ所にまとめて守った方がいいと思うんだけど……
753 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 08:32:24.26 ID:8MUD3WEoO
>>752
ミラもミーシャもイーリスですね。
754 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 12:50:33.51 ID:FSQTpfc6O
もう一度上げます。
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 13:18:12.17 ID:Bzc1julto
2
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 13:28:01.84 ID:QPz2gQCDO
2
757 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 20:23:08.57 ID:12a+L3vZO
「一度イーリスに戻ろうと思う。向こうが来る前に、先手を打つ」

「相手の全戦力は分からないけど……奇襲するの?」

「それも含めて考えるつもり。でも、モリブスにはある程度人を残さないと怖いかな。元々、何百人も揃えて突っ込むとかは無理だと思ってるし」

師匠が頷いた。

「そうね。そうなると鍵を握るのは……」

「情報収集、かな」

#

「……というわけなんです」

フリードニヒ殿下は、説明を聞くと無言でお茶を一口飲んだ。

「テルモンを攻めると?」

「できれば。ただ、どこにクリスがいるかは分かりません。心当たりは」

※80以上で?
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 20:23:46.47 ID:pPlSGYPn0
759 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 20:37:46.66 ID:12a+L3vZO
※特定不能

「分からんな。心当たりが多すぎる。順当なら愚兄のいる宮中だ。だが、あそこはあまりに警備が厳しい。現状、正攻法ではまず無理だろう」

以前使った「光学迷彩」の服を使おうかと考えたけど、向こうに対策されていたら意味がない。そもそも、その先にクリスがいる保証はないのだ。

「そうですか、奇襲は難しいですね」

「ならば、隙を作るか何かしないとダメ。あるいは、向こうが自分から出てくるように罠を張るとか」

「罠?」

「そう、罠。それが何かは分からないけど」

師匠が首を振った。ラーナも溜め息を付く。

「どっちにしても、一度偵察に行かないとダメね。行くなら早い方がいいと思うけど、どうする?」

1 偵察に行く
2 まだ動かない

※2票先取
※早いほどトラブルの確率は減ります
※2の場合は追加情報収集などです
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 20:55:08.90 ID:QPz2gQCDO
1
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 20:58:58.79 ID:HXElwPiKO
1
762 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 21:08:42.00 ID:eDK8epVTO
「そうだね。ただ、偵察なら少人数で行かないと」

行くとして僕1人か、せいぜい2人か。……どうしよう。

1 クラン単独
2 イマーラと行く
3 ラーナと行く
4 ミラと行く
5 ウィルと行く
6 ミーシャと行く
7 その他の人物(リーナ、エリザ、カーティスなど)

※3票先取
※その他の人物はイーリスにいる人物限定です
※有名人であるほどバレやすくなります。クラン単独が一番バレにくいですが……
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 21:14:53.21 ID:IAhjjTdT0
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 21:18:00.18 ID:gEohAReT0
3
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 21:18:38.42 ID:s9MX+FEaO
7 カーティス
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 21:27:09.57 ID:pPlSGYPn0
3
767 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 21:40:30.47 ID:eDK8epVTO
上げます。
768 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/16(木) 22:30:14.82 ID:eDK8epVTO
もう一度上げます。
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 23:00:13.19 ID:9QUnfREC0
3
770 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 09:30:39.34 ID:6sxtGry9O
「じゃあ、ラーナお願いできないかな」

「私?やったぁ!最近一緒にいれなくて、寂しかったんだよ?」

ラーナが嬉しそうに飛び跳ねた。

「ごめんごめん。イマーラ、いいよね?」

「ええ。私ばかりクランと一緒にいても、不平等だし」

「ありがとうイマーラさん!!」

「いえいえ。でも羽目を外してはいけませんよ?」

「分かってるって。それに、これ絶対失敗できないし」

そうだ。戦闘力だけならイマーラやウィルさんの方がいいけど、2人は変装していても少し目立つ。
特にウィルさんは、一般人にも顔が割れている。バレたら一溜りもない。

行こうかと「ゲート」を開こうとしていると、2人が僕を見ている。……どういうことなんだろう?

※10の倍数以外で?
ゾロ目、クリティカルの場合はボーナスあり
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 09:51:01.52 ID:26KFYZ6xo
772 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 10:23:14.42 ID:6sxtGry9O
※女装させられる

2人がニコッと笑った。……これは何か企んでる顔だ。

「クラン、偵察ならクランも変装しなきゃね?」

「そうね、した方がいいわね」

じり、じりと近付いて来る。……あ、これはいつものだ。

「い、いや僕はフード被るだけで……ラーナも幻影魔法使えるし?」

「それは私自身に掛ければいいでしょ?それに、向こうはクランのことは知ってても『クララ』は知らないし」

「そうそう。だから、ね?」

あ、ダメだこれ。抵抗しても無駄と悟った僕は、とりあえずなすがままにされることにした。

#

「うーん、やっぱりかわいいなぁ。思わず嫉妬しちゃうくらい」

僕は「いつも」のように女の子の格好にさせられた。スカートを履いたから、下がスースーする。
「やるなら徹底的に」ということで下着も女の子のを着けられた。胸はほとんどないんだけどなあ……

「そうそう、『クララ』に今度挿れてみます?お尻の方じゃなくて、女の子の方」

「あ、薬飲むと両方になるんだっけ!じゃあ今晩にでも……というか、イマーラさんも敬語使わなくなってるし、真面目に羨ましかったんだよね」

2人が何か不穏な会話をしている。……僕はできれば「普通」でいいんだけど。

コホンと咳払いをして、僕は「ゲート」を開いた。

#

テルモンはどんよりと曇っていた。ここのどこかに、クリスがいる。

「陰気な国だよねぇ。気分まで暗くなりそう」

フードを被ったラーナが眉を潜める。一応幻影魔法を掛けてるから、認識はされにくいらしい。

「まあそう言わずに。問題は、どこから当たるかだよね」

クリスは闇の世界の住人だ。異世界の人間であるサウル、そして「ブレイズ」も白昼堂々と通りを歩いているとは思えない。
とすれば、行くべきなのは……

1 裏通りの盗賊ギルド(高確率でナンパされます)
2 皇居(周辺で観察、怪しまれる可能性あり)
3 表通りの酒場(身を隠せそうな場所を訊く程度、収穫は基本的に少なめ)
4 その他自由安価

※3票先取
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 10:31:41.06 ID:qFXRz/WU0
2
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 12:00:42.80 ID:q6QJXNYDO
2
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 12:26:19.59 ID:26KFYZ6xo
2
776 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 12:40:59.49 ID:b1eszCK6O
#

「ここがゲオルグ3世のいる皇居か」

テルモン皇帝の居城は、イーリス王宮と比べても2回りほど大きいものだった。
もちろん、トリスやズマのそれよりもはるかに巨大だ。これを造るのに、どれほどの富が注ぎ込まれたのだろう?

「ここを探すのは厳しいね。中に入るわけにもいかないし」

門は護衛4人がかりで堅く守られている。多分、どこも似たようなものだろう。
正面突破は、どんなに力量差があってもまず無理だ。

01〜10 おい、そこのお前
11〜40 多数決へ
41〜65 そこの君、チュロスはいかが?
66〜94 寵姫の志願者か
95〜00 おい、そこのお前
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 12:56:34.66 ID:iFdXaa7X0
z
778 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 13:46:03.42 ID:b1eszCK6O
※クリティカル、昇格

とりあえず、辺りを少し回ろうとしたその時。

「……おい、そこのお前」

後ろから呼び止めたのは低い声だ。逃げ出そうと考えたけど、距離があまりに近い。
そもそも、気配は感じなかった。背後の人物は、只者ではない。

戦う覚悟を決めて、ゆっくりと振り向く。そこにいたのは身長150センメドほどの小柄な男だ。耳が尖っている。……ドワーフ?

「……あなたは」

「……皇室の近衛兵ではなかったか。私服で見回る奴もいると聞いていたが。
小娘にしては『圧』があると思ったが、ただの見物人なら悪かった」

そう言うと、そのドワーフは懐から金貨を1枚取り出した。

「これをやる。その代わり、俺の存在は黙っていろ。裏切るようなら、即殺す。情報の出本ぐらいはすぐ判る」

「……要らないです。あなたは」

「しつこいガキだな。この場で殺してもいいが?」

ドワーフは腰から手斧を取り出した。良く磨き込まれている。

「僕はあなたに敵対するつもりはありません。もちろん、テルモン皇室の人間でもない」

「……何?」

「故あって、皇居にいるかもしれないある人物を探してます。ただ、手掛かりがなくて」

「……誰だそいつは。言ってみろ」

「闇ギルドの首魁、『マスターC』」

ドワーフの顔色が一瞬にして変わった。

「何だと!!?お前、一体何者だ!!?」

「説明すると長くなりますが……場所を少し変えましょう。ここでは目立つ」

僕らは兵士たちに気付かれないよう、ゆっくりとその場を離れた。ラーナが幻影術を解く。

「ドワーフなんて珍しいわね。新大陸から来たの?」

「……エルフの女連れか。いよいよお前、只者ではないな」

「質問してるのはこっち。あなたは何者?」

「俺の名はヘイニーだ。親は新大陸出身だが、俺はテルモンの生まれだ。
地下闘技場の闘奴をやっていた。今でもそうだ」

闘奴か!噂には聞いたことがある。闇ギルドなど、裏の社会が飼っている戦うための奴隷。
自由を求めて賭けの対象にされながらも戦うが、その多くは永く生きられないという。
しかし、その闘奴がどうして?

その疑問をぶつけると、ヘイニーに刻まれた皺が深くなった。

「……耐えられなくなったのさ。で、何人か同士と共に逃げ出した。闇ギルドの監視も最近何故か緩くなったしな。
今度は俺の質問だ。お前は何者だ」

「僕はクラン・オーディナル。この子がラーナ。僕の……」

「奥さんよ。トリスから来たの」

ヘイニーの目が見開かれる。

「……奥さん?お前、女じゃ……」

「あ、いや。色々あって身元がバレるとまずいんです。僕らも、闇ギルドとは敵対してるから」

「敵対?」

「ええ。さっき言ったように、話すととても長くなりますが。……どちらに向かってるんですか?」

「俺たちのアジトだ。一騎当千のレジスタンスを紹介してやる」

どうやらスラム街の中に入ったようだ。薄暗い通りの一角に、ヘイニーが入る。

※ヘイニーのレジスタンスのトップは……

01〜30 ヘイニー自身
31〜70 30半ばの??(性別はコンマ判定)
71〜94 ハーデンっ!!?
95〜00 上+α(もう一人誰かいます)
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 13:54:09.38 ID:qFXRz/WU0
はい
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 13:54:50.62 ID:v4C32bVvO
781 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 14:18:16.84 ID:b1eszCK6O
※性別

3の倍数 女性
3の倍数以外 男性
ゾロ目、95〜00 再判定
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 14:19:57.88 ID:iFdXaa7X0
783 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 15:30:52.87 ID:b1eszCK6O
※再判定

4の倍数 男性、既に登場している人物
4の倍数+1 女性、初期好感度高
4の倍数+2 男性、????に似ている
4の倍数+3 男性か女性か判然としない、初期好感度高

ゾロ目、95〜00 自由選択とボーナス
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 15:42:40.33 ID:JRG0q9Yz0
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 15:43:03.92 ID:yY1AJFUcO
786 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 15:52:57.24 ID:b1eszCK6O
※自由選択です。上のいずれかから多数決とします。(上から1〜4です)

※1の登場人物はアミールです。
※2の場合はいきなり好感度が200超となります(ラーナはムッとしますが)。
※3の場合はある敵キャラの過去が判明します。
※4の場合はクランについての秘密が判明します。

※いずれも偵察において進展があります。
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 15:53:09.51 ID:26KFYZ6xo
どれがいいのかわからんなぁ……
788 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 15:53:24.26 ID:b1eszCK6O
※3票先取です。
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 16:03:55.21 ID:q6QJXNYDO
4
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 16:04:11.70 ID:yY1AJFUcO
3か4以外にした場合、今後それについて知ることができるイベントはありますか?
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 16:07:16.57 ID:qFXRz/WU0
3
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 16:10:21.42 ID:S8cXwSR40
4
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 16:13:33.65 ID:+y0paq8p0
4
794 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 16:46:01.09 ID:b1eszCK6O
4で決定します。

>>790
3については運が良ければでしょうか。
4はある行動を取ればうっすら以上に判る機会がありました。(基本的には断片的)
795 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 22:09:21.84 ID:D2MT3M1FO
階段を降りる。地下室があるようだ。その鉄の扉を開けると、むわっと濃い空気が流れ込んできた。

「今戻った」

「ヘイニー、首尾は」

「一度切り上げた。不思議な子供と出会ってな」

男たちの視線が僕らに向く。好奇と好色が入り雑じったそれに、僕は思わず顔を背けた。

「クラン、出よう?ちょっと嫌だよ」

「とはいっても……」

男たちは5人。獣人が1人に、後は人間だ。皆鍛え上げられた肉体をしている。……1人を除いて。

その人は不思議な雰囲気を纏っていた。髪は短く、男とも女とも言えそうな顔立ちだ。薄く化粧をしているのは薄明かりの中でも分かった。
細身で、胸は少しあるようだけど筋肉質で、かなり使うという第一印象だ。

そして、テーブルの上に座っていたその人がすっと降りた。

「へえ、僕と同種?」

「同種って、見ただけで判るのか、クロス」

「何となくね。その女装している子、相当……いや、物凄く強いよ。ヘイニー、流石だね」

「クロスがそこまで言うのか?」

ヘイニーが僕を驚いた目で見る。クロスと呼ばれた男性……いや、声からして女性かもしれない……が僕に近付く。

「まだ若いけど、いい功夫を積んでる。ダーレン寺で修行を?」

「見ただけで分かるんですか」

「これでも修羅場は潜ってる。伊達に地下闘技場の主は気取ってないさ」

「ダーレン寺でも修行しましたが、僕の師匠は違います。イマーラ・ランドルス。御存知ですか」

ザワッ、と地下室の空気が一変した。クロスだけが平然と僕に微笑んでいる。

「彼女か、まだ現役とは……私が幼い頃、軽くお目にかかった程度だけど。お元気かな」

「ええ、とても。……地下闘技場の主、なのですか」

フッとクロスが笑う。

「一応、ね。生き残るためには何でもやってきただけだけど。お蔭で18年、何とか生きてこれた。君の名は」

「クラン・オーディナルです。こちらは家内のラーナ」

「既婚者か。それは大変残念、君と肌を重ねたらさぞ悦かっただろうに。……オーディナル?」

途中でクロスの表情が変わった。

「僕の名を知ってるんですか」

「ああ、一応ね。……ちょっと人払いをしてほしい。この子と話をしたい」
796 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 22:29:10.37 ID:D2MT3M1FO
#

部屋には僕とラーナ、そしてクロスだけが残された。彼(彼女?)は椅子に座り、僕らにも腰掛けるよう促した。

「まさか君がとはね。オーディナル家は、僕の遠い親戚と聞いている」

「親戚、なんですか」

「らしいね。僕も君の存在は知っていた」

「??」

頭が混乱する。クロスは「どこから話すべきかな」と視線を宙にさまよわせていた。

「実は、僕らの一族には、極々稀に両性具有者が生まれる。聞いてはいないか」

「いえ……ただ、僕が生まれた時は、両性具有者だったかもとは聞いてはいました」

「ああ、やはりね。両性具有者は禁忌だとは?」

「……初耳です」

「だろうね」とふうとクロスが息を吐いた。

「君の両親も教えなかったんだろうな。知る必要もなかったし。
僕の一族は、本来はテルモンの貴族だった。ゲオルグが台頭して没落するまでは、商業を仕切ってた。
その関係で、君の一家とは付き合いがあったんだ」

クロスはパイプを手に取ると、紫煙を燻らせた。

「理由は良く分かってない。僕らの遠い遠い先祖が、両性具有者と情を交わした結果だとも言われてる。
とにかく、僕と君の一族には100年に1度ぐらい両性具有者が生まれていたらしい。
ただ、それはやがて災厄を呼ぶともされてきた」

「エメリア」のことだ。ミーシャがそうであるように、両性具有者は「エメリア」の素体になり得る。その危険性に、ご先祖たちは気付いていたんだ。

「……君が生まれるや否や、君の両親は僕の両親に助けを求めたらしい。
僕らの一族には、両性具有者の性別を固定する薬がある。それを求めたんだ。
その結果、君は男としてこれまで生きてきた……と推測する。まあ、その女装からして君の性自認もあやふやなようだけど」

「……これは彼女のしゅ……いえ、そうかもしれません。僕は自分を男性だと思ってますが、ここにいるラーナに『抱かれる』ことも少なくない」

「だろうね」とクロスが苦笑した。

「僕も同じだから良く分かる。僕も両性具有者として生を受け、薬を飲んでここまで来た者だ」

「じゃあ、あなたは」

3の倍数 女性
3の倍数以外 男性
ゾロ目、95〜00、9の倍数 両性具有者
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 22:30:55.92 ID:q6QJXNYDO
はい
798 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 22:34:27.58 ID:D2MT3M1FO
失礼しました。90以上は1度だけクリティカル扱いなのを失念していました。
>>797はクリティカルとして扱います。
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 22:36:00.49 ID:qrCWMBYoo
そういえばアミールの首飾りってもう効果ないんだっけ?
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 22:36:27.87 ID:qrCWMBYoo
すまない読んでなかった
801 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 22:48:57.31 ID:D2MT3M1FO
「僕は元は男性『だった』。今は両方かな」

「……え?」

「薬の効力が切れたんだ。何故そうなったかは分からない。
ただ、両性具有に『戻って』から、僕は一度も負けたことがない。あのエド・ハーデンに引き分けたくらいか」

「……!!ハーデンに!!?」

「彼を知ってるのか」

「ええ。……僕が殺しました」

クロスさんの顔が驚愕で固まる。

「君が??彼を??」

「はい。幸運もありましたが」

「……驚いた。そこまでの使い手とは……。君は両性具有に戻ってはいないんだよね?」

「はい」

「……いよいよ驚いた。僕の仮説では、あの薬は潜在能力を押さえ付けるものと思ってたけど……」

呆れたように、クロスさんはまたパイプを吸った。

それにしても、クロスさんも両性具有者とは。……とすると、この人も狙われ得るのではないか?

クロスさんが僕を見た。

「君にも薬の効き目が切れる日が来るのかな」

「分かりません。ある薬を飲んだら、両方になることはありましたが。ただ、僕にそのつもりはないです」

「そうか、それは残念。あのウィル・アピースを凌駕する最強の戦士にだってなれるかもしれないんだけど。……何か言いたそうな顔をしてるね」

ラーナに「全部言うけど、いい?」と言うと、彼女は「もちろん」と頷いた。

「長い話になりますが。僕らがここに来た理由をお話しします」

#

802 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/17(金) 22:50:40.15 ID:D2MT3M1FO
ここで中断します。クロスたちとの共闘作戦については次回になります。
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 23:26:04.36 ID:T2hK1tFX0
おつ
ここに来てエメリア候補が更に増えるとは
あの女の子になる薬飲んだ時ってクランの潜在能力が解放されてた可能性あるかも?
804 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/18(土) 16:40:41.35 ID:2qJy5SLgO
#

「事情は分かった。まさか、ロワールの反乱を鎮圧したのも君とはね。ウィル・アピースによるものと聞いていたが」

クロスさんがパイプを吸った。詰められているのは煙草ではなく、ある種の薬草らしい。

「僕が指揮したわけではないですが」

「話を聞く限り、中心にいるのは君だ。恐るべき子だね……。
そして、闇ギルドがそんなことをやっているとは。『異世界』からの侵略とか、全く想像の埒外だよ。ねえ、ヘイニー」

ヘイニーたちは途中から部屋に戻され、クロスさんと一緒に話を聞いていた。あまりの情報量から、皆呆然としている。

「全くだな。地下闘技場と、そのパトロンたる皇室に一泡吹かせようと襲撃計画を立ててたが……これは一から仕切り直すべきか?」

「彼らの戦力は強大だ。使わない手はない」

「襲撃計画、ですか」

クロスさんは、トントンとパイプの灰を落とし、自嘲気味に笑った。

「ゲオルグ、とまでは行かずとも皇室の誰かを人質に取って地下闘技場を廃する要求をするつもりだった。
まあ、僕はきっと処刑だろうけど、そこまで大切にしたい命でもない。僕みたいな奴が増えないことだけが望みだからね」

「クロス……」

「心配するなよ、君が言った通り仕切り直すつもりさ。
実は、内部への道は既にある。使われなくなった下水道を使うつもりだった。
皇居にもゲオルグを良く思わない奴は多くてね。大体は消えた皇弟フリードニヒの隠れ支持者だ。
彼が今イーリス王家に身を寄せているのは初耳だったけど」

「それを使えば内部には……」

クロスさんが頷いた。

「侵入はできる。奇襲にもなるだろうね」

※クリスの居場所について
01〜35 不明
36〜55 郊外のライプツィヒ別荘
56〜94 皇居
95〜00 皇居+α
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/18(土) 16:42:03.02 ID:GwWHWEN0O
806 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/18(土) 17:07:20.65 ID:2qJy5SLgO
「ただ、『マスターC』がそこにいるかは分からないな。
闇ギルドの首魁がまさか大武術会の第一回優勝者、クリス・トンプソンだなんて今日初めて知ったくらいだ。
奴の存在は謎だらけさ。だから僕らは初めから、ゲオルグだけを狙うつもりだった」

「下水道を通れば後宮に繋がる。そこでゲオルグを捕縛できれば最高、と考えてた。
ただ、お前たちはゲオルグへの興味はさほどなさそうだな」

僕は首を縦に振った。

「ゲオルグはあくまでお飾りです。彼の腹心であるライプツィヒも。
クリスを討たないと、根本的な解決にはならない。それに、モリブスはまだいつ襲われるか分からない。早く何とかしたいんですが」

クロスさんとヘイニーが顔を見合わせる。

「君たちと僕らの利害はある程度一致している。ゲオルグを討つなら、共闘はやぶさかじゃない。
でも、そうでないならここまでだね。『マスターC』を討つなんて危ない橋までは渡れない」

彼らの力は借りたいけど、彼らの提案はあまり旨味のない話かもしれない。……どうしたものだろう。

※75以上で追加イベント、未満で多数決
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/18(土) 17:14:17.94 ID:3PtplMbY0
はい
808 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/18(土) 21:58:38.20 ID:PkuQO8xEO
※追加イベントへ

……そもそも、下水道の存在にも気付かないほどゲオルグという男は愚かだろうか?
彼自身は愚かでも、クリスはそうではない。そして、クロスさんは両性具有……


恐ろしい想像が頭をよぎった。


「……罠かもしれない」

「罠?」

「ええ。あなたたちはゲオルグを襲うよう仕組まれてるかもしれない」

「馬鹿なっ!!」

狼の獣人が机を叩いた。

「あいつが嘘をつくはずがないっ!!嫁さんを殺されてるんだぞ??」

「相手には、心を乗っ取って自在に動かせる奴がいます。クリスもそれはできるはずです。嘘をつかせることなんて簡単です」

「だが、俺たちを呼び込んでどうする!?簡単にはいいようにされんぞ!?必ず一太刀を浴びせ……」

「……話を聞こう。続けてくれ」

獣人をクロスさんが制した。僕は頷く。

「クリス、そしてその協力者の目的は、『エメリア』という怪物を誕生させることです。
この世界だけじゃなく、他の世界も破壊し尽くす存在……そう聞いています。
そして、その受け皿となり得るのが両性具有者です。つまり、あなたは狙われているかもしれない」

「にわかには信じがたいな。そもそも、僕が両性具有というのはある程度知られていることだ。
生き延びるため、運営の連中に身体を売ったことも一度や二度じゃない。なぜ今更僕を?」

「……正確には分かりません。ただ、闇ギルドの連中は失敗し続けています。
『エメリア』の素体としてうってつけだったのが、イーリスのミーシャ王女です。
彼女も両性具有で、しかも『エメリア』になるために必要だった『一角獣』の力を宿していた。でも、彼女を強奪することはできませんでした」

「イーリスの王女も両性具有者とは驚いたね。で?」

「次に闇ギルドが狙ったのが、『j』と呼ばれる生命体です。スライムのようなものですが、注がれた魔力で姿形を変える特徴があります。
奴らはこの性質を利用しようとしてましたが、『j』の女性は昨日イマーラが保護しました。これも頓挫してます」

「……で、僕なのか?」

「あなたは『蛇』の力もないし『一角獣』の力もない。ですが、とりあえず『エメリア』の新たな素体にはなれる。
一度手に入れたら、何かしらあなたにしてくるはずです。少なくとも、自我を奪った上で。魔力はあとで調達するつもりなんでしょう。
……ヘイニーさん、あなたが皇居を見てたのは自称『協力者』に呼ばれたからでは?」

「……そうだ。強襲は急いでくれと言われた」

「やはり」

これは罠の可能性が高い。とすると……

「ここは見送りましょう。向こうの守りは堅い」

「しかし、罠である保証は……」

「ないですが、あなたが捕まったら大変なことになります。ここはひとまず引きましょう。
そして、もう一度計画を練り直します。ラーナ、いいよね」

「うん、異存なし。というか、クリスかブレイズのどっちかはいるの濃厚だね、これ」

その通りだ。クロスさんを捕まえて洗脳しようとしているわけだから。
ただ、向こうは彼女たちが来ると思ってる。これを逆に利用できないかな……

※70以上で追加情報
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/18(土) 22:00:41.95 ID:ssoSqs3DO
はい
810 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/18(土) 22:20:47.03 ID:PkuQO8xEO
※クリティカル、諸々優遇

……クロスさんの性別をまたどっちかに固定するという手は?
そうすることで、彼女の「エメリア化」は防げる。その上で、僕らが相乗りして強襲すれば?

悪い考えじゃない。この手の薬に詳しいと言えば、パーシャさんか。
そして、「ジャマー」をクロスさんに持たせた上で突入させる。
罠にかかったと思わせておいて、油断した所を光学迷彩服で姿を消した僕らがさらに襲う。

二段構えの奇襲……面白いかもしれない。

「ラーナ、ちょっと待って。こんな考えが……」

今の思い付きを伝えると、クロスさんたちの顔が驚きで固まった。

「姿を消す??そんなことが」

「それができるんです。5着しか服はないですけど。あなたたちが先に行って、危なくなったら僕らが支援します。
相手は銃を持っているかもしれないですから、対策は必須ですが」

「防護服はクロスさんたちに着せるってわけね。私たちは光学迷彩だから、当然かな」

「後は『ジャマー』をどうするかだね。クロスさんには必要だろうけど」

「こちらは4人にして、全員が『ジャマー』を着けるべきかな。
ヘイニ―さんたちには悪いけど、ブレイズさんがいる今なら治すことはできるし」

方針は固まった。とりあえず、一度パーシャさんのいるモリブスに飛ぼう。

「じゃあ、クロスさん。一度僕とモリブスまで来ていただけますか?」

「……え?ここからどれだけかかると……」

「すぐに行けるんです。こちらへ」

僕は「ゲート」を開いた。

#

※クロスの性別をどちらに固定しますか?

1 男性
2 女性

安価下(多数決ではありません)
(クリティカルのため固定化が確定しています)
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/18(土) 22:21:50.99 ID:HaNvJnfz0
1
812 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 00:57:07.94 ID:CIMO2DXHO
#

「何か、久々に男に戻ると不思議な感じだね」

複雑そうな表情でクロスさんが言う。

パーシャさんに相談すると、2つ返事で受けてくれた。というより、僕が飲まされたらしい薬は、元々パーシャさんの先祖の魔族が作ったものらしい。
パーシャさんは、それを応用して「生やす薬」を調合していたのだという。

「初めて作った薬だったけど、原理は知ってたから上手く行ったわ。……ご不満?」

「い、いや。ただ、力は減ったかもしれない。……元に戻ることは?」

「やろうと思えば。でも、クランの言う通り明日はその身体で我慢して。クランたちの強さは、あたしが保証する」

「そうか。閨事は嫌いじゃなかったからね。しばらくは『後ろ』で我慢するさ。
……で、クラン君はどうするんだい?」

急に話を振られ、僕は「うぇっ?」と思わず声に出した。

「い、いや、僕は……このままで」

「はは、だろうね。かわいい奥さんも泣くだろうし」

いや、あの2人ならむしろ喜ぶだろうけど。まあそれはいいや。

「と、とにかく。明日強襲を決行するってことでいいんですか?」

「やるなら早いうちにした方がいい。戻って作戦を練りたいところだね」

※70以上でパーシャがアイテムを提供
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 00:58:38.64 ID:UKDNqHXDO
はい
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 00:59:28.77 ID:geRgcHACO
はい
815 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 16:15:01.26 ID:81p4NktqO
「パーシャさん、こっちの様子は?」

「昨日の今日だからね。まだ目立った動きなし。一応、ベーレン公を中心に街の周辺を警備してるけど」

「来るならいきなり中心部にも来るかもです。クリスはプレーンウォーク使えますから」

「……そうね。『エリック』もそこは分かってると思う」

あるいは、いきなりここに現れても不思議じゃない。それは最悪の展開だ。
明日、どれだけ打撃を与えられるか。それ次第で、モリブスの命運も決まるかもしれない。

#

※75以上でイベント
※75未満で簡単な多数決へ
※多数決終了後に成長機会があります
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 16:17:14.47 ID:5PPEi/O30
はい
817 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 16:21:38.10 ID:81p4NktqO
※73日目へ

※2段階奇襲のメンバーを決めます。
クラン、イマーラ、ラーナまでは確定としますが、残り1人をどうしますか?

1 ミラ
2 ウィル
3 ミーシャ
4 その他

※3票先取
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 17:07:06.29 ID:YT7Rz9WDo
1
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 17:07:26.84 ID:geRgcHACO
2
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 17:08:22.21 ID:0PSCdh1K0
2
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 17:12:07.32 ID:LTXCYDjO0
1
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 17:13:04.21 ID:UKDNqHXDO
2
823 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 19:09:43.08 ID:81p4NktqO
ウィルで決定します。

続いて能力成長・スキル習得を行います。
現在経験点376p、奥義習得ポイント15pです。

まず、基礎能力の成長から入ります。
基礎能力の成長ですが、現状必要なのはこれだけの経験点です。

筋力、技術→19まで50p、20以上で100p
精神→17まで30p、19まで50p
知力→14まで20p、17まで30p

スキルや奥義の習得も考慮しつつ成長させてください。(ある程度上げないと今後は厳しくなります)

2130まで振り分けの候補を募ります。その後多数決です。
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 19:16:24.50 ID:5PPEi/O30
筋力、技術19まで上昇、知力12まで上昇
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 19:30:23.25 ID:LTXCYDjO0
筋力技術19まで
残りは奇門解放のために保留

攻撃係数良くする方法って有りますか?
上位職に就くことでしょうか
826 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 20:04:07.68 ID:81p4NktqO
>>825
その通りですね。ここを越えれば余裕ができるはずです。
827 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 20:05:21.89 ID:81p4NktqO
あと、19まで上げるのに50pではなく、「19までは1上げるのに50p」ですのでお間違えなく。
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 20:17:15.00 ID:qoBIgxDdO
筋力技術19まで上げて残り176pt
シデ人形と戦ってれば上位職就けるのかな
829 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 21:28:00.89 ID:81p4NktqO
筋力と技術を19まで上げるのは確定とします。(残り176p)
他のステータスはどうしますか?2200
まで何もなければこれで決めます。
(「知力12まで上げる」が1票ある状況です)
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 21:38:29.93 ID:bMeW0+T80
>>824
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 21:45:24.43 ID:HINSdwuU0
残り保留
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 21:58:11.70 ID:LTXCYDjO0
おっと洞察2のままだったか
3に出来るかな
833 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 22:01:27.94 ID:81p4NktqO
残り保留に3票入りましたのでこのままとします。

スキル習得に入ります。現在の所

踏み込み2 移動距離4(100p)
隠密2 隠密判定に+20(30p)
フェイント3 フェイント判定に+30(50p)
洞察3 洞察判定に+30(50P)

が習得可能です。(先の先習得には洞察3が必要です)
奥義は176pだとどれも習得は不可能です。

取得したいスキルがあれば書いてください。ない場合は見送りです。
3票先取とします。
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 22:16:14.94 ID:5PPEi/O30
洞察3
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 22:17:34.51 ID:LTXCYDjO0
洞察3って40pじゃなかったっけ
一応、洞察3で残りは保留に1票
836 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 22:45:36.64 ID:81p4NktqO
>>835
その通りでしたね。訂正します。

まだ決定はしていません。
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 23:00:57.92 ID:geRgcHACO
洞察3だけ取って残りを保留
838 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/19(日) 23:43:32.42 ID:81p4NktqO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 210+200
筋力 19+5
技術 19+5
知力 10+5
精神 16+5

所属 トリス森王国
名声値 66

好感度
※イマーラ 413
※ラーナ 465
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 136
ミラ 245

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※戦闘中のクリティカル範囲が1回だけ90以上に

経験点176p
奥義習得ポイント15p
覚醒レベル4
※10ターンの間、以下の補正がかかります。
HP+200、全ステータス+5、コンマ判定+20
超回復(致死ダメージ1回無効)
※半日に1回のみ、反動なし

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察3…洞察判定に+30
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
パリィ…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数半減
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
839 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 09:56:59.85 ID:tElgvPd9O
【73日目】

「君がクロスか。お会いするのは初めてだね」

「あなたの名前はよく聞いているよ。一度手合わせをしたいところだけど、それはまたあとでか」

ウィルさんとクロスさんが握手した。既に皆、準備は済んでいる。

「地下闘技場の存在は知ってたが、さすがに皆猛者ばかりだな。表の世界に出れば、名声も得られただろうに」

「生憎色々訳ありでね。何より、ここを出るには優秀なパトロンが要るのさ」

「そうか……失言だったな」

「いや、あなたが来てくれただけでもありがたい。それにしても、あなたが出張るほど相手は強大、ということなのか」

静かにウィルさんが頷いた。

「闇ギルドは追い詰めた、けどまだ余力を残している印象だ。あなたを捕まえるために、色々準備していると思う。特に銃は脅威だ」

「ですね。そして、クリスかブレイズのどちら、あるいは両方がいる可能性が高い。
あなたたちは危険を感じたら、すぐ退いてください。荒事は私たちの仕事です」

「闘士としての誇りはあるけど、あなたたちが言うなら従おうかな。……ヘイニー、ライアン」

ヘイニーと、ライアンと呼ばれた獣人が前に出た。

「道案内、だな」

「そう。『内通者』には極力手を出さないように。彼の本意ではないのだからね。
着いたら、状況を見て退いてイマーラさんとクランたちに任せる。それで行こう」

「承知」

2人が頷いた。下水道の先に待つのは、鬼か蛇か。

#

※モリブス襲撃判定
20以下で発生(1回のみファンブル扱い)
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 11:48:27.37 ID:r72nbcQDO
はい
841 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 12:32:27.05 ID:FII9brgWO
#

「やっぱり少し臭うね」

テルモンで下水道が使われていたのは20年ぐらい前らしい。今では水浄化魔法の研究が進み、浄化した水を直接川に流しているとのことだ。
比較的昔ながらの暮らしをしているトリスにいると、時々思わぬ進歩を見て驚くことがある。

とはいっても、「過去の世界」ほど色々進んだところは見たことがないけど。
あそこにいたら、何か息が詰まりそうだ。言葉もあまり通じないし。

「あまり声は出さない方がいいよ。結構響くから」

先頭を行くヘイニーのランタンが行く先をうっすらと照らす。これが消えたら、辺りは真っ暗だ。

※道中イベント
25以下で発生(1回のみファンブル扱い)
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 12:36:41.55 ID:iKSUlP/+0
えい
843 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 12:50:11.80 ID:FII9brgWO
※クリティカル(後の判定が優遇)

そのまましばらく歩くと、少し明るくなってきた。

「この上が出口だな。というわけで、ちと眠っててもらうぜ」

案内人の男の腹に、ヘイニーが当て身をかました。「うぐっ」と踞る男に、巨漢の男が何やら魔法を掛ける。

「全て終わったら、洗脳を解除してくれるそうだ。それまでここに寝てろ」

どうやら彼はあれで魔法使いらしい。「増強魔法を重ねがけして戦うんだよ」とは、クロスさんの言葉だ。

上の扉を下からヘイニーが押し上げる。そこにいたのは……

01〜15 クリス、ブレイズ、サウル、??????(1回のみファンブル扱い)
16〜40 ブレイズ、サウル、??????
41〜70 ブレイズ、??????
71〜94 サウル、??????(洗脳は別の所で)
95〜00 ??????のみ

※クリティカルのためベネディクトと終末兵士はいません。クリスの登場確率も下がっています。
(恐らくは別のどこかに移動しています)
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 12:52:24.21 ID:MzNM9x+Bo
ほいさ
845 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 13:25:53.02 ID:FII9brgWO
「ご苦労様です」

見えたのは金髪の眼鏡……「ブレイズ」だ。銃を構えた兵士が5人に、その後ろには白衣のサウルもいる。
貴族服に身を包んだ、恰幅のいい男は……誰だろうか。

「……やはり罠だったね」

「ほう、罠と分かっていてここに来たのですか。それは感心です。
とりあえず、皆さんここを出てください。鼻が曲がります」

地下闘技場の面々は、引き上げられるなり銃口を向けられた。
僕らもこっそりとそれについていく。動くのはまだ後だ。

※35以下で気付かれる
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 13:36:30.03 ID:r72nbcQDO
はい
847 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 13:46:11.28 ID:FII9brgWO
「……足音が多いですね」

「ブレイズ」が怪訝な顔をした。しまった!

もう迷っている暇はない。まずは危険な銃持ちを倒すしかない!

01〜20 パーティー側に被害あり(再判定)
21〜70 「ブレイズ」がヘイニーらの精神を乗っ取る(再判定)
71〜94 先に取り巻きを倒すことに成功
95〜00 上+サウルを人質に
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 13:49:06.83 ID:3RTo+LlS0
849 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 21:27:31.92 ID:3h8vt2z6O
僕は迷彩を解いた。この密集の中、同士討ちを防ぐには必要だ。
師匠もウィルさんも、同じように姿を見せた。そして手近にいる兵士に拳を叩き付ける!

「シュッ」

僕も左鈎打ちを兵士の脇腹にめり込ませた。鎧の隙間を狙えば、革の手甲でも充分な打撃になる。

「ぐぇっ」

倒れようとする男の顎にダメ押しの膝蹴りを噛ますと、男は泡を吹いて倒れた。

「ぐほっ」

横では男が何故か吹っ飛んでいた。姿を消したままのラーナが、魔法を使ったのだろう。
あっという間に相手は3人だけになった。……問題は、このうちの2人が一筋縄ではいかないことだけど。

「……忌々しい……『ジャマー』付きでしたか」

「ブレイズ」がクロスさんを睨む。どうやら、彼の精神支配をしようとしていたらしい。

「クロスさんたちは下がって。ここからは、僕らが……」

「いや、僕も戦おう。洗脳は効かないんだろう?ヘイニーたちは下がってくれ」

「……無茶すんなよ」

ヘイニーたちは下水道へと消えた。これで5対3だ。

「さて、数的にはこっちが有利だ。降参……はするわけないな」

「有利、ですか……私が本気にならないのを良いことに、好き勝手言う」

「ブレイズ」がウィルさんに向け、邪悪に笑う。

「血の呪い」というのがあるこいつを殺すのは、あまりに危険だ。その事を、こいつは利用するだろう。
とすると、狙うべきはサウルか?しかしこいつも、底は知れない。

※80以上でラーナが発言
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 21:32:07.51 ID:tHdPl5fo0
851 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 21:35:13.38 ID:3h8vt2z6O
※特になし

※クロスの行動
50以上で発言、80以上で?
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 21:35:35.90 ID:Z9CcT1RJ0
はい
853 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 21:35:40.00 ID:3h8vt2z6O
なお、上でラーナが発言するはずだった内容ではありません。
854 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 21:39:07.09 ID:3h8vt2z6O
※クロスが??????を攻撃

逡巡していると、クロスさんが刀を抜いた。

「ライプツィヒィィィ!!!」

凄まじい勢いで奥にいる貴族へと駆けていく。予想していなかったのか、「ブレイズ」もサウルも一瞬虚を突かれた。

貴族の男は……

01〜60 ????登場
61〜94 慌てて何かを飲む
95〜00 慌てて何かを飲もうとしたが斬られる
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 21:43:04.85 ID:xF0egdA1O
856 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 21:49:02.22 ID:3h8vt2z6O


「ひぃっ!!?」


貴族の男は、慌てて懐から何かを取り出して飲んだ。
クロスさんの刃が届こうとした、その瞬間。


ずくん


男の身体が、一瞬膨らんだ。……凄く嫌な予感がする。


「馬鹿がっ!!こんなところで飲むなんて、俺らごと潰すつもりかっ!!?」

「……まずいですね。これは、逃げた方がいいかもしれませんよ」


「ブレイズ」とサウルの表情も固まっている。一体何を飲んだんだ!?


「くっ……!!仲間たちの、そして僕の恨み……思い知れぇっっ!!」


クロスさんが刃を振り下ろした。


※80以上でライプツィヒに大ダメージ
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 21:51:30.42 ID:HOpu0lFmo
858 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 22:10:22.53 ID:3h8vt2z6O


ぶよん


「何っ!!?」


刃は膨れ上がった肉に弾き返された。そしてそのまま、男は人から巨大な肉塊へと姿を変える!


「クランっ!!ここは撤退よ!!こいつは手に負えないかもっ!!」

「ブレイズ」たちは逃げの態勢に入っている。ここは……

1 このままライプツィヒと戦う(クロス負傷確率は低、「ブレイズ」とサウルは逃走濃厚、テルモン王宮崩壊阻止可能性あり)
2 「ブレイズ」たちを追い討ちする(クロス負傷確率は中、こちらがダメージを食う確率も中、「ブレイズ」あちに大ダメージ可能性)
3 逃走する(クロス負傷確率は中、「ブレイズ」とサウルは逃走濃厚、テルモン王宮は崩壊)
4 その他自由安価

※なお、ライプツィヒが飲んだのは天使樹果汁の原液です。放っておけば勝手に死にます。
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 22:15:35.85 ID:HOpu0lFmo
テルモン王宮の崩壊を阻止するメリットってなんなんだろ……
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 22:35:12.63 ID:xF0egdA1O
2
クロスに防戦に徹するよう一言忠告ぐらいはしたい
魔人薬といい敵側の増強薬は効力切れるまで凌げば勝手に自滅してくものばかりだしライプツィヒが飲んだのもそういう物かもしれないって教えれば適切に対処できて負傷確率下がりそう
861 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 22:35:31.83 ID:3h8vt2z6O
>>859
名声値が上がるため、クリスたちの封じこめが容易になります。
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 22:44:47.96 ID:Z9CcT1RJ0
1
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 22:51:04.41 ID:HOpu0lFmo
1
864 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/20(月) 23:31:50.38 ID:jfO3AwZ5O
上げます。0000までに決まらない場合はリセットです。
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 23:34:47.25 ID:XPAUAnQb0
1
866 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 09:05:24.64 ID:X5v2iWPFO
「いや、このまま退いたら犠牲がかなり出る。ここでこいつを食い止めよう」

「って『ブレイズ』たちは逃げるわよ!?」

「このまま行ったら、この皇居にいる人たちは全滅すると思う。そっちの方が先決だよ」

師匠の言うことは正しい。でも、こいつを放置することはここに暮らしているであろう数十人の命を見捨てることだ。
たとえゲオルグが悪逆非道の皇帝であれ、罪のない家族や家臣の命は救われなきゃダメだ。

ライプツィヒは徐々に、確実に膨らんでいる。これは、前にフェイラさんから聞いた「天使樹」の話とよく似ていた。
つまり、このまま行けば……こいつは爆発する。その前に、息の根を止めないと!!

※ライプツィヒへの攻撃は必中です。ただ、防御係数が3と非常に低く、通常の攻撃はまず通りません。
※5ターン目以降に爆発判定が入ります。
※2ターン終了後に「ブレイズ」とサウルが逃げます。攻撃は不可ですが、向こうがこちらを攻撃することはなくはないです。
※クロスは1度だけ奥義を使いますが、基本は足手まといです。
※ライプツィヒの攻撃は全体攻撃です。
867 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 09:09:11.89 ID:X5v2iWPFO
【ターン1、距離3】

見たところ、皮膚は柔らかく普通の打撃では跳ね返される。どこか有効な所はないだろうか……
僕は宝石の力を解放し、目を凝らした。

※洞察判定
100-15×3-30+20(ライプツィヒのスキル「瘴気」)=45以上で成功
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 09:19:02.33 ID:HpUQ7Xbx0
はい
869 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 09:35:33.26 ID:X5v2iWPFO
※クリティカル
※無条件で防御係数が3→6に上昇、攻撃時クリティカルで9に

中断します。
870 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 13:44:01.11 ID:PP1Bt8XXO
……呼吸をしながら大きくなる一瞬、動きが止まる。……これだ!

「呼吸を吐ききった時に、一瞬だけ身体が固まります!!その時を狙ってくださいっ!!」

「分かった!」

こちらは3人が素手だ。どこまでやれるかは分からないけど、やるしかない!

※最初の攻撃

5の倍数 ライプツィヒ
5の倍数+1 サウル
それ以外 クランたち
871 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 13:44:56.55 ID:PP1Bt8XXO
ゾロ目か95〜00だと、ライプツィヒ→サウルと「ブレイズ」が最優先になります。
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 13:56:34.44 ID:/qEDvsiDO
はい
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 14:34:22.36 ID:AcL4TmNMO
ナイス
874 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 20:02:31.33 ID:qiLxyG/MO


ゾゾゾォォォ……


ライプツィヒ「だったもの」が大きく息を吸う。これを吐ききった瞬間が好機だ。
僕は左足に体重を乗せる。いつでも踏み込む準備はできている。


と次の瞬間。


「ゴォォォォォッッッ!!!!」


口から光のようなものが凪ぎ払うように放たれる。それは僕ら……にではなく、逃げを打とうとする「ブレイズ」とサウルに向かった!?


※命中判定
(サウル、コンマ下)
01〜30 回避
31〜50 命中、軽傷
51〜75 命中、肩を負傷
76〜94 命中、脚を負傷(逃走不可)
95〜00 命中、腹を貫かれる(逃走不可)

(「ブレイズ」、コンマ下2)
01〜20 回避
21〜60 命中、負傷(逆上可能性小〜中)
61〜75 命中、肩を負傷
76〜94 命中、脚を負傷(逃走にペナルティ)
95〜00 命中、腹を貫かれる(逃走不可、場合によっては大ピンチに)
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:03:09.14 ID:/qEDvsiDO
はい
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:03:47.62 ID:feStcdOV0
c
877 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 20:31:23.76 ID:qiLxyG/MO


「アクセラレーションッ!!」


サウルが叫ぶと、奴は瞬時に10メドほど離れた場所に移動していた。しかし……


「グッ……!!」


「ブレイズ」が右肩を手で押さえた。白い法衣が、ゆっくりと血で滲んでいく。

「『ブレイズ』さんっ??」

「薄情ですねぇ……自分だけ逃げるとは」

にかぁと、「ブレイズ」がサウルに向けて笑う。僕に向けられたものではないのに、凄まじい寒気が背中を走り抜けた。

「ひいっっ!!?」

「まあ……『お仕置き』は後です。ライプツィヒ、意識があるんですかね」

「ブレイズ」が目を見開く。

01〜20 精神感応発動、次ターン以降攻撃がクランたちに向きやすくなる
21〜80 たまたま(次ターン以降全体攻撃に)
81〜94 これは……(攻撃が「ブレイズ」たちにかなり向きやすい状況)
95〜00 ゴォォォォォッッッ!!(追加攻撃、攻撃は固定化)
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:32:39.91 ID:eYK8eJtSO
879 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 20:38:37.98 ID:qiLxyG/MO
「これは……」

初めて、「ブレイズ」の表情から余裕が消えた。

「どうしたんですかっ!?ライプツィヒは、私たちの忠実な犬ではっ」

「いえ、これは……誰かが介入している」

「そんな馬鹿なっ!?まさか、この『蛇』の依り代の小僧がっ!!?」

「いえ、違います……しかし、こんなことがあるわけが」

※85以上で????登場(味方です)
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:38:47.51 ID:1mHmQSya0
デジャヴ・・・ヘカみを感じる
881 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/21(火) 20:44:30.50 ID:qiLxyG/MO
※????は登場せず

少し中断します。

>>880
彼女とは事情が異なります。ある人物(未登場ですが存在はかなり前から示唆されています)が関係しています。
なお、ヘカーテについてはイーリスで保護されています。?????に会わせると素性が分かります。
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 21:23:46.66 ID:1mHmQSya0
うーん誰だろ
へカーテってネロの娘以上に何かあったっけ…ああ同位体だかイレギュラーだかの関係か

そういえば宝石の力のコンマ修正って>>867とか付いてるのかな
その他の判定のコンマ修正の扱いってどうだったっけか
883 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 09:29:26.95 ID:pCtgalUsO
※逃走までの残りターンが2ターンに延長

「……とにかく、逃げるなら急ぎましょう。あれはもはやこちら側じゃない」

「念のためにと『天使樹』の果汁を持たせたのが間違いだったかっ!」

サウルが叫んだ。何が起きたかはよく分からないけど、これは好機だ。

ライプツィヒは息を吐ききっている。まずは踏み込んで一撃!

(距離3→0、こちらのみ移動のためリバーブローで攻撃)

ダメージ
(コンマ下1、2×24÷8-コンマ下3、4×(32+15)÷2÷6)

※ライプツィヒのHPは非常に高いです
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 09:33:50.54 ID:wAlH5NP30
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 09:36:25.71 ID:V5934kODO
はい
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 09:52:35.08 ID:X70QMXbw0
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 10:41:14.40 ID:q07xJJ3Wo
888 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 12:57:09.51 ID:wn8pNgM8O
ダメージ
123+59=182

ライプツィヒ残りHP????
(累積ダメージ1500以上から判定)


ぐにゅん


柔らかい手応え。しかしその奥には「芯」がある。これならまだ対応はできそうだ。

横から師匠とウィルさんも踏み込んでくる。ラーナのロッドも光り始めた。

(イマーラ)
(コンマ下×22÷8)×2
(奥義スキル「短勁」、移動後使用可能、使用制限2回、防御無視)

(ウィル)
(コンマ下2×24÷6-コンマ下3×22.5÷6)×3
(上級職スキル「コークスクリュー」、移動後使用可能、射程4、3場合ダメージ)

(ラーナ)
コンマ下4×18÷5
(スーパーレイ、知力は18に上昇済み)
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 12:59:26.38 ID:lRu6OvFQ0
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 13:08:42.33 ID:V5934kODO
はい
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 13:16:55.29 ID:t/reuneH0
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 13:51:40.62 ID:b2ZwiAxp0
下4みたいなんで一応
893 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 15:41:02.05 ID:7MzBHkFKO
確定ダメージ
220+234=454

ウィルのみクリティカルのため再判定

ダメージ
(ウィル)
(コンマ下×24÷3-コンマ下3×22.5÷6)×3

コンマは最低保証50です。
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 15:41:50.94 ID:1gdUstNWO
はい
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 15:42:13.95 ID:lRu6OvFQ0
896 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 15:42:18.53 ID:7MzBHkFKO
>>893
間違えました。

(コンマ下×24÷3-112.5)×3
897 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 15:42:50.27 ID:7MzBHkFKO
>>894はそのまま使います。
898 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 17:12:06.85 ID:9tmS684gO
総ダメージ 2597
累積ダメージ 2779

※ライプツィヒの初期HPは……
01〜35 5000
36〜80 4000
81〜94 3000
95〜00 2000

※2000の場合は判定が入ります
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 17:16:53.55 ID:V5934kODO
はい
900 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 17:22:51.66 ID:9tmS684gO
※クリティカル、再判定

01〜85 昇格
86〜00 2段階昇格
(95〜00でイベントあり)
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 17:23:24.14 ID:P5hBTChU0
y
902 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 20:24:06.83 ID:y9PwLZ3/O
ライプツィヒ残りHP 221


「破ッッッ!!!」


裂帛の気合いと共に、ウィルさんが右拳を突く。一瞬、その回りが渦を巻いたように見えた。そして。


ボズッッッッ


「キュオオオオオオッッッッ!!?」


拳は肉塊の皮膚を突き破り、深く、肩の手前までめり込んだ。
素早くウィルさんがそれを抜くと、ドロリとした赤黒い液体が一気に溢れ出す!?


「これはっ」


キュオッ、キュオオオッッと鳴き声を上げながら、肉塊が激しく揺らめいた。効いてる!!


「流石です、ウィルさんっ」

「たまたまいいところに当たっただけだ。これで終わってくれればいいが」

肉塊は見るからに苦悶している様子だ。視界の端で、「ブレイズ」がニヤリと笑った。

【ターン2、距離0】

※イベント判定
01〜35 サウルが銃でライプツィヒを撃つ(ライプツィヒ絶命、そのまま2人との戦いへ)
36〜60 何もなし(こちらのターンが来ればイベント判定へ)
61〜94 ????登場
95〜00 上+α
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 20:25:15.14 ID:Lk06yEH30
はい
904 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 20:43:30.99 ID:y9PwLZ3/O


パァンッ


乾いた音が響いた。見上げると、肉塊の頭からあの赤黒い粘液が噴き出している。
そして、ゆっくりとそれは後ろへと倒れた。


ズシィィィィンッッッ


後ろを見ると、サウルが銃を構えていた。奴が撃ったのだ。

「いい仕事をしましたね、サウルさん。さっきのは帳消しにしてもいいですよ」

「……ありがたいですね。じゃあ、後はこいつらってことですか」

……やはり、こいつらを何とかしないといけないようだ。「ブレイズ」は手負いとはいえ、威圧感は物凄い。

クロスさんが、額に汗を流しながら剣を構える。

「ライプツィヒは僕が殺りたかったけど……まだ終わってない、ということでいいね」

「ええ」

※クランはどちらを攻撃しますか?3票先取

1 「ブレイズ」
2 サウル
3 その他の行動(休戦提案など)

※「ブレイズ」は距離8、サウルは距離15の位置にいます。即攻撃は不可能です。しばらくラーナのスーパーレイだけが頼りになります。

※サウルは「加速装置」を使って銃を乱れ撃ちしてきます。技術は低いですが、攻撃回数が多くなお避けにくい状況です。

※「ブレイズ」は基本動かず全体精神攻撃だけを狙ってきます。1回は何とか無効にできますが……
彼が一定ダメージを受けるとイベントです。(致死ダメージの際は別途)

※3ターン目からゲオルグ兵が高確率で介入してきます。どちらに対しても妨害行為を仕掛けます。

※低確率でライプツィヒの元に????が登場します。
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 20:47:42.96 ID:1gu/CsV+O
1
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 20:55:59.85 ID:+RA1VXEZ0
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 20:57:28.04 ID:Lk06yEH30
1
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 20:59:04.43 ID:JTQFCG+K0
1
909 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:16:11.46 ID:y9PwLZ3/O
僕は「ブレイズ」を見た。一時は消えていた余裕が戻っている。

逆に言えば、本気では多分まだないということだ。肩も負傷している。やるなら……今のうちだ。

※洞察判定
100-15×3-30-20+60(技量差)=65以上で成功

※「ブレイズ」の技術は30と極めて高いですが、しばらくは動かず舐めプしてくるため攻撃が全く当たらないということはありません。
910 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:17:00.57 ID:y9PwLZ3/O
>>909
失礼しました。肩負傷のため技術は28に落ちています。
45以上で成功です。
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:17:29.28 ID:JTQFCG+K0
912 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:21:27.70 ID:y9PwLZ3/O
※失敗

……何をしてくるかはまるで読めない。ただ、この距離では話にもならないのも間違いない。

僕は「ブレイズ」に向けて駆け出した。まず間合いに入らなければ。

※攻撃するのは……

01〜40 サウル
41〜75 「ブレイズ」
76〜94 ラーナ
95〜00 ラーナ行動後イベント
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:22:07.14 ID:+RA1VXEZ0
うりゃ
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:22:18.99 ID:1gu/CsV+O
ほれ
915 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:24:16.80 ID:y9PwLZ3/O
※サウルの攻撃回数

01〜35 5回
36〜70 4回(ラーナ以外)
71〜94 3回(ラーナとクロス以外)
95〜00 2回(クランとウィル)、攻撃後イベント
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:25:04.90 ID:1gu/CsV+O
917 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:31:08.77 ID:y9PwLZ3/O
※命中判定
(クラン、コンマ下)
100-24×2(銃によるペナルティ)-20-
40(技量差)+20(サウルの「加速」効果)-20(弾滑りによる効果)=05以上で回避(最低保証)

(イマーラ、コンマ下2)
100-24×2-40+20=32以上で回避

(ウィル、コンマ下3)
100-25×2-50+20=20以上で回避
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:32:23.32 ID:JTQFCG+K0
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:32:39.37 ID:V5934kODO
はい
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:34:56.20 ID:Lk06yEH30
はい
921 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:38:40.92 ID:y9PwLZ3/O
※全員回避


パンパンパンッ


乾いた銃声が鳴り響く。サウルが異常な速度で銃口を動かした。その向きを読み、僕は左に一歩だけ跳ぶ。


チュイン


大理石の床が響いた。師匠やウィルさんも、同じように避けたようだ。

「こいつらっ……揃いも揃って銃弾を避けるかっ?」

「彼らは達人です。もう少しで、かの英雄にも手が届くほどの。ですが、いつまで避けられますかね?」

※次の攻撃
01〜55 「ブレイズ」
56〜94 ラーナ
95〜00 ラーナ行動後イベント
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:41:49.83 ID:1gu/CsV+O
はい
923 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:46:17.29 ID:y9PwLZ3/O
※スーパーレイ発動
※ラーナの技術は16まで上がっています。また、幻影術により認識しにくくなっているため、命中ボーナスがあります。

(サウル、コンマ下)
100-18×3+40(技量差)-20(幻影術による効果)=66以上で命中

(ブレイズ、コンマ下2)
90以上で命中(好感度効果、最低保証)
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:47:33.09 ID:JTQFCG+K0
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:47:54.54 ID:V5934kODO
はい
926 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:51:12.68 ID:y9PwLZ3/O
※命中せず

2筋の光が僕の横を通り抜けた。しかし、それは「ブレイズ」とサウルに当たることはない。

「魔法使いの子がいましたね。忘れていましたよ」

ニコリ、と「ブレイズ」が笑う。そして……

※次の攻撃
01〜40 「ブレイズ」
41〜94 イマーラが瞬間転移(再判定)
95〜00 上+α
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:56:18.41 ID:q07xJJ3Wo
928 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 21:59:35.51 ID:y9PwLZ3/O
※再判定

イマーラの攻撃手段は……

3の倍数 マナブラスター
3の倍数以外 「短勁」
ゾロ目、90〜00 「短勁」からの「煉獄」
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 22:00:09.27 ID:JTQFCG+K0
930 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 22:03:42.33 ID:y9PwLZ3/O
※ダメージ

(24×コンマ下÷3)×3
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 22:05:07.06 ID:b2ZwiAxp0
はい
932 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 22:16:17.11 ID:y9PwLZ3/O
ダメージ 144
ブレイズ残りHP ????


「ブレイズ」の後ろに、師匠の姿が!?


「なっ!!?」


パウッ


太い光が、彼を貫いた。

……いや、これはっ……


「甘かったわ」


師匠の左腕は、銃へと変わっている。義手の「鞘」を落としたのだ。
そして、「ブレイズ」は……僕に背を向けて師匠と向き合っている。あれを避けた、だと?

「……心底驚きましたよ。あなたも『覚醒』しつつあるとは」

奴から、笑みが完全に消えた。

※「ブレイズ」の攻撃はスキップ

※現状の距離
クラン…「ブレイズ」まで5、サウルまで12
イマーラ…「ブレイズ」まで0、サウルまで7、瞬間転移再使用可まで残り3ターン
ウィル…「ブレイズ」まで3、サウルまで10
クロス…「ブレイズ」まで5、サウルまで12
(ラーナは移動しない&距離不問のため省略)

※イベント判定 85以上で発生、未満でターン3へ
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 22:16:33.91 ID:q07xJJ3Wo
934 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 22:17:55.66 ID:y9PwLZ3/O
※????登場

一旦中断します。
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 22:22:11.02 ID:Ta1Npdego
そういえばアミールの首飾りでクリティカルになるんですか……?
936 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/22(水) 22:28:33.86 ID:y9PwLZ3/O
>>935
首飾りの効果は使ったと思い込んでいましたが、まだだったかもしれません。
>>916が該当してしまってますが、とりあえずこのまま進めます。

なお、????登場によりあまり意味をなさなくなっていますが、イマーラの「ブレイズ」との距離を2に修正します。
(回避行動によるもの、かすり傷ぐらいはついています)
937 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 09:57:40.69 ID:Q1n8YxauO
※上はクリティカル扱いとします。

【ターン3、距離5】


その時だ。


「……哀れね」


肉塊の側に、誰かいる。ローブを着た、短い金髪の女性のようだ。いつの間に現れたのだろう?


女性が肉塊に手をかざすと、激しい光が一瞬迸る。もう一度見た時には、肉塊は裸の太めの男性に戻っていた。


「……あ、貴女は」


「ブレイズ」が、口をあんぐりと開けている。動揺を全く隠そうともしていない。

女性がちらりと奴を見た。


「……お父様……ではないわね。姿形は似ているけれど」

「あ、貴女だったのですかっ!?ライプツィヒに従う、『不可視の従者』とはっ!?」

すっとライプツィヒの亡骸を女性は横たえた。……お父様??

「記憶が戻ったのはごく最近。それまでは、ただの『守護者マリーン』でしかなかった。
代々ライプツィヒ家を隠密裏に守護するよう、私に誰かが『刻んで』いたようだけれど」

マリーンと名乗る女性は、視線を亡骸へと落とした。

「愚者であろうと、私はこの男を守り続けてきた。確かに邪で下劣ではあったけど、フリードニヒに対する友情は本物だった。
それをねじ曲げていたのは、あなた。お父様の姿をした何か」

「それで彼は私たちを攻撃してきたわけですか。確かに、貴女もわずかに精神感応は使えましたね……」

「今何が起きているのかは知らない。ただ、あなたがお父様を騙っているのは許せない。……ここで終わらせる」

ククク、と「ブレイズ」が嗤う。

「騙っているのではない、本人ですよ。『ブレイズ・マニュピュレーター』とは、他ならぬ私です。
それに、貴女は私を殺せない。『血の呪い』と『一族のルール』は知っているでしょうに」

「ええ。あなたを殺せば大変なことになる。そして、『一族』は『一族』を殺せない。
その『血族』である私も、殺せる保証はない」

「その通りです。だから戦況は、何一つ変わりはしない」

01〜30 「ブレイズ」がフルートを取り出す
31〜94 マリーンの姿が消える
95〜00 上+α
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 10:04:10.59 ID:M+sjiU0l0
はい
939 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 11:23:49.16 ID:Q1n8YxauO
「そうかしら」

マリーンの姿が消えた。「ブレイズ」が眉間に皺を寄せる。

「……サウルさん、気を付けてください」

「え?」

「彼女が狙うのは、貴方です」

※ゲオルグ兵の状況
01〜30 到着、クランたちを妨害
31〜70 到着、傍観
71〜94 到着、「ブレイズ」たちを妨害
95〜00 到着せず、マリーン先制
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 11:55:30.75 ID:LdYbWH+DO
はい
941 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 12:17:10.62 ID:Q1n8YxauO
「何事だ!!!」

「奥に誰かいるぞ!これは……私闘か?」

手前からゲオルグの近衛兵と思われる男たちが5人こちらに駆けて来た。
ライプツィヒが倒れた衝撃で気付いたのかもしれない。

「……ウィル・アピースがいるっ!!?」

「何ぃ?とりあえず、この眼鏡たちを捕まえろっ!!」

※「ブレイズ」の行動
01〜25 大人しく捕まる
26〜75 精神感応で洗脳を狙う(このターン「ブレイズ」の行動にペナルティ)?
76〜94 懐から短刀を取り出す
95〜00 上+α
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 12:18:16.41 ID:jC5378d20
943 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 12:37:59.36 ID:Q1n8YxauO
「……邪魔ですね」

「ブレイズ」が目を見開いた!兵士たちが頭を抱えて苦しみ始める。

「隙ありっ!!」

※攻撃したのは……

3の倍数 ウィル(コークスクリュー)
3の倍数+1 クロス(奥義「線斬り」)
3の倍数+2 イマーラ(踏み込みからの「勁打」)
ゾロ目か95〜00 3人連携攻撃
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 12:40:22.26 ID:LdYbWH+DO
はい
945 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 12:47:45.37 ID:Q1n8YxauO
※命中判定
100-24×3-40(「ブレイズ」行動直後)+40(技術差)=28以上で命中
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 12:56:08.34 ID:jC5378d20
947 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 16:07:32.72 ID:NqSxOgmnO
※命中

ダメージ
(コンマ下×22.5÷8-コンマ下2×(28+20)÷2÷9)
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 16:19:51.00 ID:qzNoRTEfO
はい
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 16:28:24.08 ID:SAlZMNfi0
一応
950 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 16:46:28.01 ID:NqSxOgmnO
>>948の偶奇判定です。

奇数…ファンブル回避権消失
偶数…イベント発生、「ブレイズ」捕獲チャンス(最低でも深手)

コンマ下3です。
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 16:54:28.56 ID:SAlZMNfi0
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 16:54:36.86 ID:r88LBQwt0
踏み台

そういえばアミールとは別にイマーラとの好感度400ボーナスで戦闘中1度だけ90以上クリティカルだったよなって気になって調べてみたら、
そもそも8スレ目の>>83で宝石の力使用時は90以上がクリティカルに範囲広がるってなってたわ…
…イマーラの好感度ボーナスあまり意味なくね?
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 16:54:54.98 ID:qzNoRTEfO
踏み台
954 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 17:01:14.83 ID:NqSxOgmnO
中断します。なお95以上のため諸々ボーナスがあります。

>>952
これは要修正ですね。後程整理します。
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 18:44:21.55 ID:yVZq7iLio
昔のベネディクトと同様に00偶数でやられるブレイズか……
956 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 20:29:47.76 ID:nDnp5zaqO
師匠が稲妻のような速さで「ブレイズ」の懐に飛び込む。奴は完全に虚を突かれた様子だった。


次の瞬間。


ゴキィィィッッッ


「ぐぼっっっっ!!?」


骨を砕く鈍い音が、ここまで聞こえてきた。右の僅か一撃で、「ブレイズ」が膝から崩れ落ちる。……凄い!!


「『ブレイズ』さんっっっ!!?」


「がっ……はあっっ…………」


バキィィッッ!!!


苦しむ「ブレイズ」の顎に、師匠は追撃の膝を叩き込む。奴はそのまま、仰向けになって倒れた。
懐から、笛のようなものがカランと音を立てて落ちる。

「『ブレイズ』さんっっっ!!?」

サウルが青ざめた。

※サウルは……
01〜70 アクセラレーションッッ!!!
71〜94 アクセラレー……「させないわ」
95〜00 アクセラレー……「うおおおおおっっっ!!!」
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 20:32:44.99 ID:LdYbWH+DO
はい
958 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 20:44:41.91 ID:nDnp5zaqO
※クリティカル(99のため捕縛チャンス)


「アクセラレー……」


「うおおおおおっっっ!!!」


クロスさんが、剣を振りかぶりながらサウルへ駆けている。いつの間に!?
サウルはその動きに全く気付いていない様子だった。呆気に取られていると……


ザンッッッ


銃を握っていたサウルの右腕が、落ちた。


※サウルは……
01〜35 ア、アグゼラレ゛ージョンッッ!!
36〜70 う、うがああああっっっ!!(再判定)
71〜94 あ……あ゛あ゛っっ……!!(捕縛成功)
95〜00 上+α(クリスの居場所判明)
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 20:45:33.56 ID:d+rCfIn80
いよっ
960 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 20:53:12.37 ID:nDnp5zaqO


「う、うがああああっっっ!!!」


サウルが叫ぶ。残すはこいつだけだっ!!


※サウルの行動
01〜40 舌を噛み切る(????発動?)
41〜94 そこまでね
95〜00 上+α
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 20:53:31.85 ID:qzNoRTEfO
それ
962 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 21:16:48.13 ID:nDnp5zaqO
サウルが脂汗を流しながら口を開けた。舌を伸ばしている……これは?


「自殺する気かっっ!!?」


ウィルさんが叫ぶ。嫌な予感が走った。
確か、「一族」は死ぬ時に……「血の呪い」を発動する。サウルは「一族」じゃないけど……まずいっ!!


「そこまでね」


サウルの背後から、首筋に手刀が落とされる。奴はそのまま、前のめりに気絶した。
そこにいたのは、マリーンさんだ。


「あなたはっ!?」

「……それはこちらの台詞。敵ではない、それだけは分かった」

彼女がちらりとライプツィヒの亡骸を見る。我に戻った兵士たちが、彼の存在に気付いたようだった。

「おいっっ、これは宰相の……」

「触らないで。彼は私が弔う」

マリーンさんが亡骸を抱き上げ、何かを探した。

「……やはり……ないか」

「ない、とは」

「ライプツィヒ・ウォルフガングの家宝。『ザ・リング』とも言われてる。
厳重な結界を施し、決してその能力が発揮されないようになっているはずのもの。それが目覚めないよう、私はずっと見張っていた」

「それって……」

まるで僕の持つ「蛇の指輪」みたいじゃないか?あるいは、ミーシャのそれに近いかもしれない。

しかし、思考を読んだのかマリーンさんは首を振った。

「あそこにいるのは、神の依り代じゃない。私たちを謀った邪悪。ケインは多分、それに気付いた。
私はライプツィヒを見張っていたけど、恐らくは私の目を盗んで奪われた。……不覚だった」

「でも、ライプツィヒは」

「洗脳が甘かったのだと思う。だから最期に我に返った。
とにかく、『指輪』を探さないと。2人のうちのどちらかが持っていればいいけど」

※95以上で発見
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 21:17:36.32 ID:VStBHvOj0
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 21:17:49.16 ID:d+rCfIn80
たあっ
965 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 21:27:13.31 ID:nDnp5zaqO
#

「ない、か」

2人の身体を探ったけど、それらしきものは出てこなかった。とすると。

「クリスが持っている可能性が高い、か」

「クリス……ケインの依り代のこと?十分あり得る」

マリーンさんが頷いた。向こうでは、ウィルさんが経緯を兵士に説明している。全く納得してもらえない様子だ。

「とりあえず、場所を変えましょう。逃げられないようにしなきゃ」

僕はモリブスにいるブレイズさんに一報を入れた。

※80以上で???あり、未満なら時間経過の上多数決へ
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 21:28:12.61 ID:XTCri59L0
t
967 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 22:02:42.88 ID:nDnp5zaqO
#

『また無茶なことを』

ブレイズさんが溜め息をついた。

『まさか、もう一人の私が近くにいないでしょうね』

「大丈夫です、今は離れてます。気も失ってますし」

『全く、『一族』を気絶させるとは……貴方も大概ですね』

まあ小さな溜め息が聞こえた。余程呆れ返っているようだ。

「あ、いや……やったのは僕じゃなく師匠です」

『どちらでも大差ないですよ。彼女も覚醒しつつあるわけですし。
それにしても『マリーン』、ですか……この世界では生きていたのですねえ』

しばらくの沈黙の後、ブレイズさんが切り出した。

『とにかく、意識を取り戻したら2人は確実に逃げます。脚の腱ぐらいは切り落としておくべきでしょうね。
その上で、殺すかどうかです。理想はどこかに封印したいですが』

「できるんですか?」

『実績はあります。ただ、非常に面倒ですがね。
まあ、魔力を封じる首輪を着けさせ、ハーデンのように殺す手もあります。
その場合は、彼らを私たちの世界に連れていかねばなりませんが』

後ろではいよいよ揉め始めている。ゲオルグ帝が敵である事実は変わらないのだ。

僕は……

1 2人を鎖で拘束、ゲオルグ帝との会談に臨む(上手くすれば闇ギルド包囲網へ)
2 2人を鎖で拘束、イーリスに逃亡(安全策、ゲオルグ3世との対立は残る)
3 2人を鎖で拘束、第二世界に行き殺害する(リスクあり)
4 その他自由安価(歓迎します)

※3票先取
※2人が逃亡する確率は低いですが完全には消えていません。
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 22:03:58.16 ID:d+rCfIn80
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 22:08:15.16 ID:w2g1p8io0
2
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 22:13:08.96 ID:qzNoRTEfO
4
穴にあるランダム(3人目)の間に放り込んで始末するというのはどうかな
連絡がつけば本人の協力も得られるだろうし血の呪いの被害も少なく済みそう
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 22:35:32.88 ID:r88LBQwt0
神器を使っても血の呪いって発動しましたっけ
もしくは再生抑止剤を打つか
第2世界に連れて行くのはちょっと怖い
972 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 22:50:11.53 ID:Q1n8YxauO
>>970
殺害方法にも依ります。かなり上手くやらないと大変です。
確かに「3人目」なら何かを知っているかもしれません。

>>971
します。そもそもこの世界には「神器」自体がありませんが。
失敗に終わりましたが、クエルボ殺害時に使った再生抑止剤を使う方法は有効です。
ただ、一度過去世界に行かねばならないため、調達に数日かかる可能性大です。
973 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 23:04:06.33 ID:Q1n8YxauO
上げます。0000までに決まらない場合はリセットです。
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 23:04:20.94 ID:qzNoRTEfO
再生抑止剤にしてもマナキャンセラーにしても用意できるまで足と武器の類(ロビントンのフルートと思しき笛とか持ってるであろう電話も含めて)没収の上でランダムの間に隔離かなあ
奪還、脱走のリスクは地上よりは軽いだろうし3人目に連絡が通れば尚よしということで
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 23:05:32.09 ID:4O3IE6iJ0
1
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 23:17:50.83 ID:zi+2Krnu0
1
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 23:20:47.59 ID:r88LBQwt0
神器はウィルがフィンゴルの手甲を持ってたはずだけど血の呪いは防げないか、仕方ない

ランダムの部屋ってプレーンウォークで自由に行き来出来ましたっけ
それならプレーンウォークでの逃亡の可能性もあるし、>>974に加えて身動きも出来ないように封じてできれば見張りも欲しいところだが
あとガリッとする系の薬も無いか歯の検診も
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 23:22:31.49 ID:yVZq7iLio
3
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 23:24:07.06 ID:LdYbWH+DO
1
980 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/23(木) 23:35:39.03 ID:CdLJZGZrO
ひとまず1で決定します。2人への監視を誰にするかは重要ですね。

>>977
できます。ただ、「3人目」がいるかは不明です。
981 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 09:10:35.05 ID:LZq722ZKO
「ちょっとこっちの収拾を優先します。ゲオルグ帝を何とかしないと」

『確かにクリスに内通していたら厄介ですからね。まあ、マリーンがいるならどうとでもなるでしょうが……
あまり人間を信じすぎないように。貴方は善良に過ぎます』

「……ありがとうございます」

僕はラーナとクロスさんに2人を縄で縛るよう言うと、師匠とウィルさんの所に向かった。本当は鎖で拘束したいけど仕方ない。

「どうしました」

「ライプツィヒ公の死などについて聴取を願いたいそうだ。そもそも僕がここにいること自体を訝しがっている。
そもそも旧下水道から現れたんだから、全うじゃないと思われるのはやむを得ないけど」

「……でしょうね」

「これから話ができる人物が来るらしい。即逮捕、ということは多分ないだろうけど」

奥から誰かがやって来た。

01〜10 ゲオルグとクリス、??(1回のみファンブル扱い)
11〜20 ゲオルグとクリス
21〜75 再判定(基本はモブ、低確率でネームドキャラ)
76〜94 ゲオルグ
95〜00 ゲオルグと????
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 09:44:27.34 ID:pedt8CoDO
はい
983 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 09:47:19.57 ID:LZq722ZKO
※再判定

8の倍数 ネームド(16の倍数で女性)
それ以外 普通のモブ
ゾロ目、95〜00 ハーデンっ!!?
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 09:50:56.94 ID:U7L25Ceb0
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 09:57:17.54 ID:U7L25Ceb0
宝石の力って戦闘後は切れるのかな?
戦闘中のみ90以上クリティカルなら、ここでアミールの首飾りか
986 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 10:02:40.51 ID:LZq722ZKO
「一体何の騒ぎだ」

やって来たのは、眠そうな目をした貴族の男だ。

「エルリック様、ライプツィヒ様が……!!」

「……死んでいる?殺ったのは、まさか……」

ウィルさんが首を振った。

「僕ではないよ。そこで片腕になっている男が、銃で撃った。そこに転がっている兵士たちも、そいつの仲間だ」

「ウィル・アピース……そもそもあなたほどの人間が、何故ここにいるのですかな」

「話せば長くなる。そのためには、ゲオルグ帝に会わせていただきたい。ここにいる少年も併せて、だ」

「……少年??」

※名声値判定
100-66÷4(名声は現状ロワールが中心のため)=84以上でクランを知っている
987 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 10:03:59.09 ID:LZq722ZKO
>>985
935で使用済みという理解です。
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 10:06:59.99 ID:pedt8CoDO
はい
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 10:12:47.45 ID:U7L25Ceb0
コンマ暴れるなぁ
戦闘中90以上クリティカルになっても、アミールの首飾りの方が優先して使われるのか…
990 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 10:52:44.11 ID:LZq722ZKO
※クリティカル(99のため情報あり、エルリックはネームド扱いに)

「……お前、まさかっ……シュラークの暴動を鎮圧したという……ウィル・アピースと一緒にいたという少年かっ!!?」

エルリックというちょび髭の貴族が叫んだ。

「知ってるなら話は早い。ということは、ライプツィヒと闇ギルドの関係も知ってるね?」

「……んぐっ……お前たち、ここを離れろ。そしてここに誰も入れるな、分かったか?」

「はっ!!」

兵士たちが去り、ここには僕らだけになった。エルリックが険しい目で、気絶している「ブレイズ」たちを見る。

「……闇ギルドとウィル・アピースの一派が対立しているという話は聞いていた。ここにいるのは、その関係か」

「まあ、そんな所だね。貴方は、闇ギルド側ではない?」

「……私は違う。大きな声では言えないが、隠れ『皇弟派』でね。
闇ギルドとテルモン皇室は、一種の協力関係だ。そこから徐々に距離を置こうとしたのがフリードリヒ殿下。
そしてより関係を強めようとしたのが、ゲオルグ閣下だ。
そこに転がっているライプツィヒは、闇ギルドとのパイプ役だった。そこにいる2人も、闇ギルドの人間だろう?内輪揉め、というわけか」

「いや、違う。あの2人は闇ギルドの……まあ最重要人物ってとこかな。ライプツィヒが裏切ったというのは正しいけど、背景にはフリードリヒ殿下との絡みもあるらしい」

ウィルさんがチラリとマリーンさんを見やった。

「フリードリヒ殿下の……そうか、得心した。
ライプツィヒは閣下と殿下との間で上手く立ち回っていたが、末路がこれか。哀れなものだ。
貴公がここに来たのは、闇ギルドと繋がるゲオルグ閣下を誅するためか?」

「いや、そこまではしない。退位勧告をするだけさ。
世界各地で起きた乱の背後に闇ギルドがいるのは周知の事実だ。各国首脳も把握している。
このままでは、ゲオルグ帝が主導したと見られかねない……と言えばどうなるかな?」

「……脅す気か」

ウィルさんが肩を竦めた。

「事実を言ってるだけだよ?」

「……貴公は武術家としてだけでなく、政治家としても有望なようだな。まあ、ゲオルグ閣下よりフリードリヒ殿下の方が、遥かに優秀ではあるが。
それにしても、その少年も同席させたいとはどういうお考えか?」

「彼がこの話の中心にいるからだよ。表向きは僕がやったことになっているシュラークの件。そしてズマ内部で処理されたことになっているクーデターの鎮圧。
実はどちらも彼が主導している。人は見掛けや年齢で判断してはいけない」

エルリックが師匠に気付いたようだ。

「……なるほどな。よく見れば、『トリスの閃光』イマーラ・ランドルスもいる。長年消えていた彼女までいるとは、只事ではあるまい。
ゲオルグ閣下の所まで案内しよう。その2人はどうする」

「鎖でぐるぐるに巻いて、脚の腱を切った上で牢屋に。話が終わるまで、監視は僕の仲間がやります」

「承知した」

エルリックが指を鳴らすと、兵士たちが再びやってきた。

「ゲオルグ閣下は後宮だ。まだお休みになられているだろう」

※10以下で???(1回のみファンブル扱い)
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 10:58:37.09 ID:X1jOP7D8O
はい
992 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 11:20:03.35 ID:LZq722ZKO
※再判定です。(ファンブル回避権利残り4回)
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 11:27:56.71 ID:dCi8Uk5UO
ほいさ
994 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/24(金) 12:52:31.52 ID:XPVkI76CO
以下次スレです。

【安価】オルランドゥ大武術会11【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579837888/

1000のコンマが70以上で振り直し権、90以上で巻き戻し権が得られます。
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 15:31:56.67 ID:IxhR4884O
埋め

昔から一族絡みのコンマやばいな
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 15:59:18.46 ID:X1jOP7D8O
一族受難だよな
997 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/26(日) 10:23:07.87 ID:8el8wrxSO
上げておきます。

なお、1000のクリティカルは90以上扱いとします。
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 10:28:55.74 ID:XUpK+9M1O
埋め
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 10:29:51.09 ID:XUpK+9M1O
埋め
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 12:58:53.86 ID:4ikM6UBDO
埋め
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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コッコロ「何故か主さまに靴を履かないでと言われました・・・」 @ 2020/01/25(土) 05:01:42.74 ID:tODYVnxV0
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超次元恋愛シュミレーションネプテューヌ @ 2020/01/24(金) 22:03:52.85 ID:Wuw7ZToSO
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速水奏「人形の夢」 @ 2020/01/24(金) 21:08:57.59 ID:W4W9+UtG0
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氏家むつみ「初夢冒険記」 @ 2020/01/24(金) 21:04:16.78 ID:DFxqowIC0
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幼じょりーん「じょじょのきみょうなぼうけん」 @ 2020/01/24(金) 17:57:05.44 ID:N9ueLkkN0
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