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【安価】オルランドゥ大武術会13【コンマ】
	- 320 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 23:47:43.11 ID:F15Ggky6O
 -  「じゃあ行こうか。デアドラさんとフローラさんも連れていこう」 
  
 # 
  
 「あなたがクランね、デアドラから話は聞いてる」 
  
 どこかぶっきらぼうな言い方で、金髪の女性は言った。この人が、フローラか。 
  
 「よ、よろしくお願いします」 
  
 「全く、ランダムの奴どこに消えたのよ?こういう時のために、私たちが残されたんじゃないの?」 
  
 「……逆にちゃんとやっているからこそ、彼らがいるんじゃなくて?『蛇』の依り代がここまで育っていたのは、決して悪いことじゃない。 
 それに、それ以外も駒は揃ってる。明日はシデも加わるわ。ドワーキンとて、そう簡単に手出しはできない」 
  
 「……まあそれもそうなんだけどね」 
  
 フローラさんが溜め息を吐いた。 
  
 「とにかく、私たちは本来の力を取り戻せてない。正直、襲われたら人間と同じでアッサリ死ぬわ。ランダムに会ってるなら、分かるでしょう?」 
  
 「……ええ。全力でお守りします」 
  
 「ならいいけど」 
  
 フローラさんはどこか納得できてないようだ。デアドラさんが苦笑する。 
  
 「ごめんなさい、あの子はそういう子なの。気にしないで」 
  
 「は、はあ」 
  
 ラーナが「帰還の護符」を置いた。 
  
 「じゃあ、早速行きましょ。……第13階層へ」 
  
 # 
  
 ※第13階層のコンマペナルティ 
  
 01〜20  -20 
 21〜50  -10 
 51〜70  -5 
 71〜84  0 
 85〜00  0、イベント優遇  
	- 321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:48:29.95 ID:wkOPKXWDO
 -  はい 
 
	- 322 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 00:26:17.30 ID:ViMNTBNEO
 -  今日はここまで。 
  
 なお、こんなのを最近書いています。某アレの二番煎じですが。 
 ttps://ncode.syosetu.com/n3979gc/  
	- 323 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 12:53:52.03 ID:d9lxHAF3O
 -  # 
  
 「……ここが第13階層……?」 
  
 目の前に聳えたっていたのは、灰色の無機質な建物だった。どんよりとした雲が、不気味さに拍車をかける。 
 そもそも、ここは洞穴の中のはず。一度入った時も感じたことだけど、まるで意味が分からない。 
  
 「『穴』はこの星がかつて経験したことを再現しているの。大封印で弱められていても、この最下層にあるオルディニウムの力は健在。 
 これも、かつてこの世界のどこかにあったもの。そして、ベネディクトが500年前に使っていた研究所の一つ」 
  
 「この世界にもベネディクトが?」 
  
 デアドラさんは静かに頷いた。 
  
 「勿論。シデが何とか討ち果たしたけど、犠牲も多かった。そして、シデとベネディクトが初めて遭遇したのが、ここ。 
 見たところ、ここには何もないわ。先を急ぎましょう」 
  
 1  ちょっと探索を 
 2  ええ、分かりました(高確率で探索可能時間が加算されます) 
  
 ※2票先取  
	- 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 13:10:19.85 ID:rPFA/8ilO
 -  2 
 
	- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 13:41:44.07 ID:+VCuUx2v0
 -  2だな  
  穴はガンガン潜らないと  
	- 326 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:01:25.21 ID:d9lxHAF3O
 -  「先を急ぎましょう。クリスたちを追わないと」 
  
 「そうだね。下への階段はこの奥。今のところ、変なのがいる感じはしないかな」 
  
 ラーナの言葉に頷くと、僕らは建物の中へと入る。カビ臭い、嫌な臭いがした。 
 長居するところじゃないのは明らかだ。先に進もう。 
  
 01〜20  ?????(再判定) 
 21〜84  14階層へ 
 85〜00  再判定  
	- 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:04:18.29 ID:L3Ux6ldDO
 -  はい 
 
	- 328 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:10:04.62 ID:d9lxHAF3O
 -  ※第14階層のコンマペナルティ 
  
 01〜10  -20 
 11〜30  -10 
 31〜50  -5 
 51〜84  0 
 85〜00  0、イベント優遇  
	- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:12:11.54 ID:anpepbx3o
 -  ほいさ 
 
	- 330 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:20:40.04 ID:d9lxHAF3O
 -  【第14階層】 
  
 階段を降りた先は、薄暗い洞窟だった。ただ、完全な暗闇というわけでもないらしい。 
  
 「どうなっているんでしょう、ここ」 
  
 「考えてもらちが明かないことは世の中に多いのよ、お嬢ちゃん。階段が近いといいのだけどねえ」 
  
 ラーナが精神を集中した。 
  
 01〜25  ……何か、いる 
 26〜50  ちょっと遠いわ、3、4キメドは歩く(行動回数減) 
 51〜75  まあそこそこかな 
 76〜00  すぐそこだね 
 (85以上なら再判定)  
	- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:21:33.83 ID:rPFA/8ilO
 -  あ 
 
	- 332 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:25:46.46 ID:d9lxHAF3O
 -  「すぐそこだね。そんなに時間はかからないと思う」 
  
 確かこの下が第15階層だったっけ。5階層ごとに何かいるって話だったけど、何が待ち構えているんだろう? 
  
 ※10以上なら第15階層へ  
	- 333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:27:44.18 ID:rtoE+mE5O
 -  とう 
 
	- 334 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:47:51.20 ID:d9lxHAF3O
 -  ※第15階層のコンマペナルティ 
  
 01〜20  -20 
 21〜50  -10 
 51〜70  -5 
 71〜84  0 
 85〜00  0、イベント優遇 
  
 ※クエストボスは上に合わせて別途  
	- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:48:31.47 ID:L3Ux6ldDO
 -  はい 
 
	- 336 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:49:43.36 ID:d9lxHAF3O
 -  ※全判定に-10修正(クリティカル範囲は-5) 
  
 ※振り直しますか?2票先取  
	- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:52:18.88 ID:rPFA/8ilO
 -  振り直す 
 
	- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:55:42.55 ID:L3Ux6ldDO
 -  振り直す 
 
	- 339 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:56:17.82 ID:d9lxHAF3O
 -  >>334を再判定します。 
   
	- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:56:43.86 ID:rPFA/8ilO
 -  はい 
 
	- 341 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 16:02:21.91 ID:d9lxHAF3O
 -  ※クリティカル範囲は以下90〜に 
  
 「……これ、街……だよね」 
  
 目の前にあったのは、目を疑う光景だった。立ち並ぶ家々に道路。人気がないのを除けば、ごく普通の宿場町だ。 
  
 「『穴』にはこういう階層がたまにあるの。本当に人が住んでいたことすらある。 
 さすがに、今はそんなことはないでしょうけど」 
  
 ラーナがまた精神を集中させた。 
  
 ※75以上で???がいる、90以上で?(コンマ下) 
  
 ※15階層ボス(コンマ下2) 
 01〜60  緑色の怪獣 
 61〜75  ピエロ 
 76〜89  熊 
 90〜00  緑色の怪獣(ただし……)  
	- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:03:05.10 ID:L3Ux6ldDO
 -  はい 
 
	- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:03:38.51 ID:1nmZEXGd0
 -  ん 
 
	- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:03:51.90 ID:rPFA/8ilO
 -  ん 
 
	- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 21:40:08.70 ID:Ut025HzlO
 -  まだいたんか 
 
	- 346 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 22:32:26.93 ID:Jfp6YCWRO
 -  ※ウィルの家族はいない 
  
 ※vs緑色のあいつ 
  
 「……いるね。ここから1キメド向こう、小屋があるみたい。そこに階段があるけど、そこに何かいる」 
  
 「何か?」 
  
 「どんなのか分からない。でも、多分魔物。それも、結構強い」 
  
 フローラさんが顔をしかめた。 
  
 「ここの風景、この階層。恐らくは、あいつね」 
  
 「あいつ?」 
  
 「『ガチャピン』。ヒドラ召喚が得意技。混沌のブレスにも気を付けるべきね」 
  
 「ヒドラ召喚……お姉ちゃんが言ってたヤツかな」 
  
 小さくフローラさんが頷く。 
  
 「多分そう。幸い鈍感だから、不意を突けば充分よ。 
 私に触れていれば、余程のことがない限りは気付かれない」 
  
 「気付かれたら?」 
  
 「ヒドラがヒドラを呼び、収拾が付かなくなる。あなたたちなら何とでもするだろうけど、時間は取られるわ」  
	- 347 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 22:43:57.99 ID:Jfp6YCWRO
 -  # 
  
 「あれかな……」 
  
 ラーナを先頭にしばらく歩くと、とんがり屋根の家が見えてきた。やたらと色彩鮮やかで、子供が喜びそうな意匠だ。 
  
 「何か看板があるな。……『ガチャピンのおうち』……何だありゃや「邪気を感じますね。あそこにいるのは、確かに邪なものだと思いますが」 
  
 デアドラさんが眉をひそめる。 
  
 「大昔、あなたたちが行った『過去の世界』にあった作り物。元々は子供を喜ばせるためにあったものだけど…… 
 どういうわけか、『穴』はそれを怪物として転生させたの。ベネディクトが作った怪物がベースになった、という推測もある」 
  
 「……何だか、よく分からない存在ですね」 
  
 「あなたたちにはあまり関係のないことね。で、フローラと一緒に誰が行くの?」 
  
 ※10以上で多数決へ  
	- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 22:44:48.36 ID:01RoB2/00
 -  あ 
 
	- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 22:45:24.77 ID:cxSDseDQ0
 -  気付かれないのなら、最大溜めアクセラレーション準備できます? 
 
	- 350 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 22:51:01.31 ID:Jfp6YCWRO
 -  ※多数決へ 
  
 フローラと一緒に行く人物を選んでください。3票先取 
  
 >>349 
 溜める時間の間判定に成功し続ければ、ですね。高確率の3回判定を突破すれば確殺できます。 
 失敗すればヒドラ召喚です。フローラを守りながら戦わねばなりません。  
	- 351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:00:24.79 ID:cxSDseDQ0
 -  何人くらいまで一緒に行けますかね? 
 
	- 352 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 23:03:57.34 ID:Jfp6YCWRO
 -  >>351 
 1人のみです。  
	- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:04:56.90 ID:cxSDseDQ0
 -  クラン一択じゃん 
 
	- 354 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 23:11:40.03 ID:Jfp6YCWRO
 -  一応ですが、クラン以外でも対応は可能です。 
 (というより、vs召喚ヒドラsの対応はクランより他のキャラの方が向いていたりします) 
 クランを選ぶメリットも十分大きいので、その見合いですね。  
	- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:20:50.79 ID:rPFA/8ilO
 -  クラン 
 ヒドラを呼ばれる前に倒してしまおう  
	- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:21:20.20 ID:01RoB2/00
 -  クラン 
 
	- 357 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 23:27:43.05 ID:Jfp6YCWRO
 -  今日はここまで。 
 
	- 358 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 12:21:44.93 ID:Fx+TA644O
 -  「僕が行きます」 
  
 名乗り出ると、デアドラさんが頷いた。 
  
 「確かに、貴方が一番向いてそうね。フローラ、お願い」 
  
 「分かった。坊や、手を握りなさい」 
  
 フローラさんの柔らかな掌を握り、ゆっくりと奇天烈な小屋に近付く。着いたら、「加速装置」を発動して……一気に決めよう。 
  
 それにしても、フローラさんは音一つ出さない。ケイさんもそうだけど、隠密魔法を極めるとこうなるのかな。 
  
 ※入口の状態 
 50以下で微かな音が出る(後の判定に影響します)  
	- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:22:08.80 ID:EGqIBs1VO
 -  あ 
 
	- 360 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 12:32:00.14 ID:Fx+TA644O
 -  ドアには鍵がかかっていないのか、フローラさんが手を触れると音もなく開いた。 
  
 彼女は無言で上を見る。2階にその怪獣はいるみたいだ。 
 極力慎重に階段を上ると、そこには…… 
  
  
 「ぐ〜……すぴ〜……」 
  
  
 暢気に寝ている、緑色の奇っ怪な生き物がいた。腹には縞模様があり、頭にはトサカが生えている。 
 そして目はやたらと大きく、口からはネズミのような出っ歯が覗いていた。 
  
 ……本当にこれが邪悪な魔物なのか? 
 ナディアも言っていたから間違いじゃないんだろうけど、それにしても間抜けな格好だ。 
  
 とはいえ、やることをやらないと意味がない。僕は首の「加速装置」に意識を向け、集中した。時間をかけるほど、一瞬で動ける時間は増える。 
 今の僕なら、5回も動ければまずこいつを殺せるだろう。 
  
 ………… 
  
 …… 
  
 ※コンマ下1〜3が全て10以上で撃破 
 (クリティカルの場合は10以下が出た場合に相殺、その2回分を再判定)  
	- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:32:31.28 ID:i/1Z+/lDO
 -  はい 
 
	- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:37:22.69 ID:RpSTNhCt0
 -  あ 
 
	- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:43:27.78 ID:pQIi1CTV0
 -  ん 
 
	- 364 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 13:03:28.86 ID:CAeiKxSpO
 -  ※経験点100p、奥義習得ポイント1p 
  
 精神を加速装置に集中させる。何か、電流のようなものが首筋に流れてきた。 
 「まだなの?」と言いたげにフローラさんが僕を見るけど気にしない。もうすぐだ。もう少しだけ目を覚まさないなら…… 
  
  
 キィィィン 
  
  
 今だっ!!! 
  
  
 「アクセラレーションっ!!!」 
  
  
 怪獣が驚いたように目を覚ましたけど遅いっ!!僕の初撃は奴の首筋を抉る。 
  
 「ぐえっ」 
  
 間抜けな叫び声は無視する。上から腹へ、左拳を叩き込む。 
 「うぷ」と声をあげたその口の出っ歯を目掛けて、今度は右拳。出っ歯が折れて、カランと床に落ちた。 
 そして止めの右鉤打ちを頭蓋に叩き付けた時、メキィと命が割れる音がした。 
  
 「……ガ、ア……」 
  
 そう言うと、怪物はその場で事切れた。呆気なかったな。 
  
 「……さすがは『蛇』の依り代と言っておくわ。まあ『ガチャピン』ぐらいは瞬殺してくれないと」 
  
 「は、はぁ」 
  
 どうにもフローラさんは偉そうだな。デアドラさんの方が、大分付き合いやすい性格な気はする。 
 ともあれ、これでこの階層も終わりだ。ここまでは極めて順調だけど、時間は残ってるかな…… 
  
 01〜60  普通に行けばあと2階層分 
 61〜89  普通に行けばあと3階層分 
 90〜00  上+α  
	- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 13:04:57.83 ID:EGqIBs1VO
 -  はい 
 
	- 366 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 17:55:00.88 ID:QRsAlXYOO
 -  時間は……まだ正午過ぎか。食事は携帯食で済ませるとして、体力も考えるとあと3階層ぐらいは潜れる計算かな。 
 大体1階層当たり最低3時間は見ておいたほうが本来はいいらしい。第13〜15階層でほとんど時間を使わなかったのは、多分かなり運がいいのだろう。 
  
 「じゃあ、皆の所に戻りましょう。先を急がないと」 
  
 ※05以下か90以上でイベント  
	- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 17:58:02.17 ID:MNySfhox0
 -  あ 
 
	- 368 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 18:00:26.99 ID:QRsAlXYOO
 -  【第16階層】 
  
 ※第16階層のコンマペナルティ 
  
 01〜10  -20 
 11〜30  -10 
 31〜50  -5 
 51〜89  0 
 90〜00  0、イベント優遇  
	- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:01:22.70 ID:i/1Z+/lDO
 -  はい 
 
	- 370 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 18:10:25.95 ID:QRsAlXYOO
 -  「今度は……んぐ、一転して森の中、ねえ」 
  
 チュンチュンと小鳥の囀りが聞こえる。ラーナが携帯食をもぐもぐと噛みながら言った。 
 携帯食は過去の世界からもらったものらしい。干したパンみたいなものだけど、ほのかに甘い。これに牛乳があれば、大体の栄養は取れるのだそうだ。 
  
 「魔物とかはいるの?」 
  
 「……どうだろう。ここ、無駄に広いから感知範囲外にいても不思議じゃないけど」 
  
 階段は少し遠いらしい。大体30分歩けばいいらしいのだけど。 
  
 ※第16階層の探索 
 01〜05  急に嫌な予感がした 
 06〜65  魔物がいる 
 66〜89  なんて退屈な所なんだ…… 
 90〜00  再判定  
	- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:19:38.73 ID:EGqIBs1VO
 -  あ 
 
	- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:19:40.90 ID:MNySfhox0
 -  あ 
 
	- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:20:37.66 ID:pQIi1CTV0
 -  ん 
 
	- 374 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 23:27:26.79 ID:bpAtmS1bO
 -  # 
  
 「何だか、拍子抜けだな」 
  
 つまらなさそうにミラが言う。確かに、なんて退屈な所なんだ。 
  
 僕らは階段があるらしい小屋のすぐ手前まで来ていた。魔物とか何とか、色々いると身構えた割には今のところ驚くほど何もない。 
  
 「ラーナたちが探索した時もこんな感じだったの?」 
  
 「さすがにこんなにサクサクは行かなかったわよ?まあ、魔物も量はそこそこいたし……」 
  
 デアドラさんが苦笑する。 
  
 「私が階段までの安全なルートを指示しているから、というのもあるわ。 
 最短距離を突っ切ってるわけだから、それは早い。まして貴方たちは相当強いし」 
  
 ウィルさんもそうだったのかな?それでも半年はかかっていたらしいけど。 
  
 ん……?そういえば…… 
  
 「これ、外に出た時に時間が一気に進んでるなんてことは」 
  
 「場合によっては。そうでないことの方が多いけど。とはいえ、貴方たちの速度で潜っていれば、さほどの影響はないわ」 
  
 そんなものなのかな。まあ、今はクリスたちに追い付き、先に大封印に到達することの方が大事だ。 
  
 # 
  
 ※第17階層のコンマペナルティ 
  
 01〜10  -20 
 11〜30  -10 
 31〜50  -5 
 51〜84  0 
 85〜00  0、イベント優遇  
	- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 23:29:54.62 ID:dvUUT2BX0
 -  ん 
 
	- 376 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 23:35:20.60 ID:bpAtmS1bO
 -  # 
  
 「今度は湖、ねえ……」 
  
 「穴」の中のはずなのに、静かに風が吹いている。ここでお茶したら、結構いい気分だろうな。 
 もちろん、そんなことをしている余裕はない。今度の階段は、ここから3キメドほど離れているらしい。 
  
 「また何もいないのか?何かこう、歩く以外で楽しいことはないのか」 
  
 ミラが口を尖らせて羽根を生やし、バサバサとやった。飛んで気晴らししたいらしい。 
  
 ※判定1回目 
  
 01〜10  ……強烈な悪寒 
 11〜65  魔物 
 66〜89  本当に退屈だぞ 
 90〜00  イベント  
	- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 23:36:52.42 ID:i/1Z+/lDO
 -  はい 
 
	- 378 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 23:42:19.63 ID:bpAtmS1bO
 -  「……退屈しのぎの相手、いそうですよ」 
  
 デアドラさんの言葉に、ラーナも頷く。 
  
 「いるね。……もう少し調べてみる」 
  
 01〜40  ユニークキャラ(強敵の可能性あり) 
 41〜70  オーガの群れ、かな(次回判定で?) 
 71〜89  コボルトの群れ、かな 
 90〜00  ユニークキャラ(?) 
  
 ※いずれもあとで再判定があります  
	- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 23:42:58.72 ID:EGqIBs1VO
 -  ん 
 
	- 380 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 23:47:41.98 ID:bpAtmS1bO
 -  はぁ、とラーナが溜め息をついた。 
  
 「……コボルトの群れだった。地上にもたまにいるやつじゃん……荘園荒らしの」 
  
 「……つまらんな。数は?」 
  
 「30匹ぐらい。ミラ、やっちゃっていいよ」 
  
 「まあ、暇潰しにはなるか……」 
  
 ビュン、とミラは口を尖らせながら飛んでいってしまった。 
  
 「行っちゃいましたけど、いいんですか?」 
  
 「ミラは放っておいていいよ。元々、暇潰しで僕らについてきてたくらいだし」 
  
 「え、そうだったんですか……」 
  
 ナディアがぽかーんとしている。 
  
 ※10以上ですぐ戻ってくる  
	- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 23:50:54.69 ID:hLDHn8s4O
 -  とう 
 
	- 382 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 23:57:51.13 ID:bpAtmS1bO
 -  # 
  
 「退屈しのぎにもならないぞ……」 
  
 両手を鮮血に染めて、ミラが帰ってきた。余程イライラしてたな、これ。 
  
 「無駄な殺生は良くないわよ?」 
  
 「所詮魔物だろう?……というか、私の存在に気付いてなかったな」 
  
 「……そうなの?」 
  
 僕の疑問にミラが頷く。 
  
 「会話の余地もないような感じだったな。少し威圧すれば逃げるものだが、逆に向かってきた」 
  
 「オルディニウムによる凶悪化よ。貴女の言葉が通じる奴、どれくらいいるかしらねぇ」 
  
 フローラさんが苦笑した。なるほど、そういうことか。 
  
 ※判定2回目 
  
 01〜05  ……強烈な悪寒 
 06〜50  魔物 
 51〜89  本当に退屈ねえ 
 90〜00  イベント  
	- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 23:58:39.16 ID:i/1Z+/lDO
 -  はい 
 
	- 384 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 00:02:13.25 ID:y7JrGP7vO
 -  「……また魔物ね」 
  
 「今度は少しは歯応えのあるのでお願いしたいがな」 
  
 ぐるっとミラが肩を回す。 
  
 01〜35  ユニークキャラ(強敵の可能性あり) 
 36〜75  オーガの群れ、かな(次回判定で?) 
 76〜89  イウォークの群れ、かな 
 90〜00  ユニークキャラ(?) 
  
 ※いずれもあとで再判定があります  
	- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 00:02:40.69 ID:9n1aEDgh0
 -  あ 
 
	- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 00:03:05.89 ID:il57zNxtO
 -  あ 
 
	- 387 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 00:06:43.86 ID:y7JrGP7vO
 -  中途半端ですが今日はここまで。 
 こちらもペースを落とさず続けたいところです。  
	- 388 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 08:39:55.51 ID:2PIPjqB0o
 -  「ここから300メドぐらい先に、オーガの群れがいるみたい。さっきよりは手強いけど、そんなに大したことはないと思うわよ?」 
  
 「何だオーガか」 
  
 ミラが露骨に落胆した。 
  
 「まあまあとりあえず先に行こうよ。あ、無闇に殺さないでね」 
  
 「……分かったよ」 
  
 ミラが頬をぷくっと膨らませた。こういう子供っぽいところあるよなあ。 
  
 ※40以下で?????登場(降りれる階層が残り1階層になるのが確定)  
	- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 08:47:41.63 ID:KfIWhvM/0
 -  ん 
 
	- 390 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 08:55:57.16 ID:2PIPjqB0o
 -  # 
  
 「よし……と」 
  
 現れたオーガは20体ほど。ただ、数は多くても僕らの敵ではない。 
 できるだけ殺さないように、腕や脚の骨を折るぐらいで済ませる。 
 それと、ナディアの魔法がとても良く効いてくれて助かった。邪気のある相手の動きを封じるとか、そんな効果があるらしい。 
 時間は少しかかったけど、特に問題なく処理できた。 
  
 「でも、何かちょっとかわいそうですね」 
  
 「これも『穴』の産物だからね。放っておけば、また『穴』に吸収される。それだけのことよ。 
 ここを出ると、完全に1つの生命を持つ1個体になるけど」 
  
 フローラさんが冷めた様子で言う。言ってることの半分ぐらいしか分からないけど、要はこいつらも「穴」の一部ってことか。 
  
 「早く下に降りましょう。体力は大丈夫?」 
  
 「ええ、まあ、何とか」 
  
 デアドラさんにそう言ったけど、そこまでの余裕はない。あと降りれて2階層までかな。 
  
 # 
  
 ※第18階層のコンマペナルティ 
  
 01〜10  -20 
 11〜30  -10 
 31〜60  -5 
 61〜89  0 
 90〜00  0  
	- 391 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 08:56:24.72 ID:2PIPjqB0o
 -  90以上はイベント発生です。 
 
	- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 08:57:19.71 ID:7X64MvFq0
 -  あ 
 
	- 393 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 09:08:33.35 ID:2PIPjqB0o
 -  【第18階層】 
  
 「……今度はどこかの建物の中、ねえ誰が灯りつけてるのかしら」 
  
 「これは……何かの宿、みたいね。『過去の世界』で泊まったホテルにも似ている」 
  
 ラーナと師匠の言葉に、デアドラさんが頷く。 
  
 「そう、ここはそういう階。ただ、果てしなく続く、迷路のようなホテルよ。 
 部屋にいるのは客ではなく、罠や魔物。感知魔法なしでは、何日もここで過ごすことになる」 
  
 「なるほど。でも……」 
  
 ラーナが乏しい胸を張った。 
  
 「まあ、私がいるから大丈夫。デアドラさんが最短距離を教えてくれるし」 
  
 「ええ。ただ、ここには何か有用なものがあるかもしれない。私が感知できるのは、マナと生命力だけだけど」 
  
 ※探索を…… 
  
 1  する(潜れるのはこの階層まで) 
 2  しない(中確率で19階層まで行けます) 
  
 ※2票先取  
	- 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 09:18:38.63 ID:KfIWhvM/0
 -  後日来るって出来ます? 
 
	- 395 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 09:22:11.58 ID:2PIPjqB0o
 -  >>394 
 ここで引き揚げる選択はありますが、進行を犠牲にします。それでもいいのなら、ですね。 
 (帰還時は18階層の最初からで、メリットがあまりありません)  
	- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 09:25:53.02 ID:KfIWhvM/0
 -  ああ、穴をさらに深く潜ってから余裕が出たときにプレーンウォークでってことですがどうでしょう 
 
	- 397 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 09:28:41.05 ID:2PIPjqB0o
 -  >>396 
 先に潜ってその後ここに来ることはできます。その余裕があるかは別ですが。  
	- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 09:36:05.86 ID:KfIWhvM/0
 -  なら2 
 良いものを見つけるなら判定は狭き門だろうし、もっと深い階層のほうが良いもの見つかりやすそう 
 中確率だから行けないかもだけど、今はできる限り潜りたい  
	- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 09:41:39.55 ID:JTDXk52DO
 -  2 
 
	- 400 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 10:07:53.42 ID:hQnnt9miO
 -  「先を急ぎましょう。この分だと、クリスがいるとしたらずっと下です」 
  
 「そうね、30階層かその手前でしょう。ランダムが道を封じているから、大封印に辿り着けてないだけで」 
  
 僕らは薄暗い廊下を歩き出す。階段は、結構先らしい。 
  
 ※道中判定1回目 
  
 01〜05  ……強烈な悪寒 
 06〜50  魔物の気配 
 51〜89  何もなし 
 90〜00  イベント  
	- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 10:12:14.93 ID:o4BIsunfo
 -  あ 
 
	- 402 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 12:05:44.82 ID:xbqRSJ+kO
 -  ※イベント判定 
  
 01〜50  下の階への転移結界が見付かる(19階層探索可能) 
 51〜75  動けなくなった機械兵が見付かる(19階層以降低確率でクリスらと遭遇、vsΩ対策可能?) 
 76〜89  ????と会う 
 90〜00  上+再判定(低確率で……?)  
	- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 12:07:29.94 ID:il57zNxtO
 -  はい 
 
	- 404 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 12:10:00.94 ID:xbqRSJ+kO
 -  ※再判定 
 75以上で????もいる 
 (いなくても????の無事は確定します)  
	- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 12:16:25.07 ID:0CxbSvvg0
 -  ん 
 
	- 406 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 21:41:55.10 ID:hQnnt9miO
 -  # 
  
 しばらくすると、フローラさんが足を止めた。 
  
 「……!!これは」 
  
 「え?」 
  
 「私には分かる。あの子がいる」 
  
 ラーナがビックリした様子で訊いた。 
  
 「え?誰かいるの?」 
  
 「貴女には分からないでしょうよ。私だからこそ気付ける。このマナは……」 
  
 そう言うと、フローラさんが走り出した。慌てて僕らもその後をついていく。 
  
 そして、バンとある部屋のドアを開けた。 
  
  
 「マリーン!!」 
  
  
 「……お母様。来ていたのね」 
  
  
 そこにいたのは、紛れもなくマリーンさんだった。傷を負ったのか、右腕を押さえている。 
  
  
 「それはこちらの台詞。何故ここに?地上の監視は?」 
  
 「もう粗方事は済んだわ。だから、ランダムの支援を。お母様は、洗脳が解けたのね」 
  
 「『ブレイズ』の奴にね。旦那と同じ顔だから、一瞬油断してしまった。情けない話よ。 
 デアドラもいる。大封印の所に、早く行かなくては…… 
 それよりその傷。どこで、誰にやられたの?」 
  
 01〜30  20階層……あれがいた 
 31〜75  25階層……あれがいた 
 76〜89  25階層……あれがいた。一応破壊したけど 
 90〜00  25階層。クリスとドワーキンと交戦した。クリスには手傷を負わせてる  
	- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 21:42:56.95 ID:SF3T5/6ZO
 -  あ 
 
	- 408 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 21:57:44.56 ID:hQnnt9miO
 -  「25階層。クリスとドワーキンに会って、交戦した」 
  
 「……え?」 
  
 傷口を押さえながらマリーンさんは平然と言う。 
  
 「見付けたので、クリスを背後から。ただ、さすがにとどめまでは刺せなかった。 
 返す刀で、これをやられた。さすがに正面から戦って勝てる気はしなかったから、とっとと逃げてきたわ」 
  
 「傷の深さは……深いけど、命に別状はなさそうね。クリスはどう?」 
  
 「分からない。ただ、それなりの傷は与えたと思う。この刀のお蔭」 
  
 マリーンさんの視線が、黒い刀に向かった。得心したようにフローラさんが頷く。 
  
 「神器『紅蓮姫』……一族が一族を斬れる、理外の魔刀ね。 
 もしもの時が来た場合に封じていたものだけど、それは自分で?」 
  
 「ランダムに託された。13階層で待っていたわ。大封印への道を封じる作業は、ほぼ終わったと。最後の仕上げに入ると言っていたわ」 
  
 「仕上げ……一人でできるわけもないでしょうに」 
  
 「ええ。だから、お母様たちを待っていると。これが『鍵』、らしいわ」 
  
 マリーンさんは、小指にはめた小さな指輪を見せた。 
  
 「……そういうこと。これは私が預かっても?」 
  
 「ええ」 
  
 マリーンさんは指輪をフローラさんに手渡した。 
  
 「クリスは、まず単独ではあそこに辿り着けない。ただドワーキンは分からない」 
  
 「……そうね。ただ、一族の一種であるあいつは、ウィルコニアには入れない。力ずくで入るのも難しいはず……」 
  
 フローラさんが何か考えている。 
  
 ※90以上で?  
	- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 21:58:18.85 ID:CVWnSrbI0
 -  あ 
 
	- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 21:58:33.43 ID:8CK0Mrf5O
 -  おりゃ 
 
	- 411 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 22:03:05.29 ID:hQnnt9miO
 -  ※通常ルート 
  
 「まあ、考えても埒が明かないわね。とにかく、クリスは30階層手前で足止めを食っている。そういうことね」 
  
 「……それは間違いない」 
  
 「で、あんたはこれからどうするの?その傷、致命傷ではないけど浅くもないでしょうに」 
  
 ※70以上でナディアが治癒  
	- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 22:03:33.66 ID:JTDXk52DO
 -  はい 
 
	- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 22:03:47.70 ID:SF3T5/6ZO
 -  はい 
 
	- 414 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 22:13:03.76 ID:hQnnt9miO
 -  ※クリティカル、成功扱い 
  
 「その程度なら、私が」 
  
 ナディアが手を挙げた。マリーンさんが彼女に気付く。 
  
 「あなたは……!!」 
  
 「あ、大丈夫です。もう『天使樹』の幼体ではなくなったみたいなので。動かないで下さいね……」 
  
 ナディアの掌が黄色く光る。黒く汚れた傷口が、みるみる間に塞がるのが分かった。 
  
 「これでいいと思います。ご気分は?」 
  
 「……驚いた。……謝らなければいけない。私がお前を、殺そうとしたことを」 
  
 「いえいえ!!あの時の私が危険な存在だったのは、今ならよく分かりますから。でも、無事でよかったです」 
  
 ニコリとナディアが笑った。こうして見ると、まるで天使のように見える。 
  
 「長年生きていても、見えないことはあるものね」 
  
 マリーンさんが苦笑した。 
  
 「で、どうするの?クランたちについていってもいいけど、『船頭多くして船山に登る』になっても仕方ないのだけど」 
  
 1  いえ、同行してくれると助かります 
 2  そうですね、ミーシャの警護をお願いできますか 
 3  そうですね、オリヴィア……ダーレン寺の警護をお願いできますか 
 4  そうですね、オリヴィアとララ……モリブスの警護をお願いできますか 
 5  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 22:24:29.83 ID:5m3xzUkwO
 -  5 
 3人目のランダムの動向についてもうちょっと話聞きたい、連絡が取れれば最上 
 フローラとデアドラの事を伝えれば3人目も戻ってくる見込みは大きいと思う  
	- 416 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 22:28:18.53 ID:hQnnt9miO
 -  >>415 
 連絡は基本取れません。この件については逆探知を3人目はとても恐れています。 
 3人目は万一のために大封印前にいるので、会うにはこちらから出向くしかありません。  
	- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 22:34:53.88 ID:5m3xzUkwO
 -  じゃあ1で 
 地上にはウィルとかも残ってて多少の事には対処できそうだし、穴ガイドとして同行してもらう方が有り難いかな  
	- 418 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/08(水) 23:03:05.82 ID:ok/6FRFXO
 -  上げます。 
 
	- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 23:04:25.73 ID:mmXRejUx0
 -  1 
 
	- 420 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 00:02:45.07 ID:44sVAoB6O
 -  0000までに決まらなかったためリセットとします。 
 改めて3票先取です。  
	- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:09:40.50 ID:rflR1oN/0
 -  4 
 デアドラとフローラが居れば穴の案内は十二分では 
 ラーナだけでも最短距離は分かるから十分なのに  
	- 422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:36:06.53 ID:9unpiqJio
 -  1 
 
	- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:41:02.86 ID:HoFLMH+oO
 -  1 
 
	- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 06:21:06.03 ID:USvDiHeDO
 -  1 
 
	- 425 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 08:48:16.67 ID:4R4gxQ+zO
 -  「いえ、同行してくれると助かります。この先、何がいるかは分かりませんし」 
  
 「……まあ、何がいるかは確かに分からないのだけど。ドワーキンの動きが気になる所ね……」 
  
 フローラさんが考え込んでいる。……打つ手を封じられたクリスやドワーキンに、残る手はあるのだろうか? 
  
 # 
  
 僕らはマリーンさんを加え、再び歩き出した。 
  
 ※05以上で階段へ、残り時間判定に  
	- 426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:06:24.92 ID:dnZrAN5RO
 -  あ 
 
	- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:06:42.84 ID:rflR1oN/0
 -  ん 
 
	- 428 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 09:12:15.89 ID:4R4gxQ+zO
 -  ※クリティカル、19階層探索可能 
  
 # 
  
 しばらくして、下り階段の前に着いた。時間は……7時か。まだ何とかなるかな。皆の様子にも余裕はありそうだ。 
  
 「もう少し潜りましょう」 
  
 階段を下った先は…… 
  
 ※第19階層のコンマペナルティ 
  
 01〜15  -20 
 16〜40  -10 
 41〜60  -5 
 61〜89  0 
 90〜00  0、イベント優遇  
	- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:14:23.20 ID:rflR1oN/0
 -  ん 
 
	- 430 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 09:21:23.63 ID:4R4gxQ+zO
 -  # 
  
 「暑っ!?何これっ!!?」 
  
 下るなり、ラーナが顔をしかめた。目の前には、赤い池みたいなのがポコポコ泡を吹いている。 
  
 「……クラン、ここは苦手だ。力が出ない」 
  
 「私も、です……何で、こんなことに」 
  
 ミラとナディアが急に汗だくになっている。これって……? 
  
 「……あれは溶岩よ。落ちたら即死。いかに貴方たちであっても」 
  
 「……溶岩?」 
  
 「岩が溶けたものよ。この階層は、お世辞にも安全とは言えない。早く駆け抜けないと」 
  
 「階段との距離は?」 
  
 01〜50  相当ある 
 51〜80  かなりある 
 81〜89  割と近い 
 90〜00  幸い、すぐそこ 
  
 ※判定回数が違います  
	- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:26:26.27 ID:QGOuzXZ20
 -  あ 
 
	- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:28:18.31 ID:dnZrAN5RO
 -  あ 
 
	- 433 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 09:33:35.69 ID:4R4gxQ+zO
 -  ※判定回数4回 
  
 「相当あるわ。ここで引き返す?どちらにしろ、明日もここは避けられそうもないけど」 
  
 1  引き返す 
 2  先に進む 
  
 ※引き返しても90日目はここからスタートです  
	- 434 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 09:34:03.45 ID:4R4gxQ+zO
 -  ※3票先取 
 
	- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:37:40.83 ID:rflR1oN/0
 -  2 
 対策装備用意するにも時間かかるし、ファンブル回避権5枚残ってるから今が踏ん張り時  
	- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:46:18.10 ID:USvDiHeDO
 -  1 
 
	- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:47:23.72 ID:QGOuzXZ20
 -  1 
 
	- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:48:09.46 ID:dnZrAN5RO
 -  2 
 
	- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 09:49:56.47 ID:CzIOeeQM0
 -  1 
 
	- 440 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 20:16:29.02 ID:Mbr1zmY1O
 -  「引き返します。無理をしてもいいことはないですし」 
  
 デアドラさんが頷いた。 
  
 「それがいいわ。あと、そのミラとナディアって子。その2人は、ここは向かないわ」 
  
 「……え?」 
  
 ミラが小さく首を縦に振った。 
  
 「その通りだ。私は熱に弱い。こればかりはどうしようもない」 
  
 「私もです。どうにも……」 
  
 マリーンさんが、ナディアの肩を支える。 
  
 「彼女は元々樹木だったから。別の生命体になったとしても、火に弱いのは変わらないのかも」 
  
 「……そうですか」 
  
 ここの探索は、人数を絞ってやるしかない、か。 
  
 ※90以上で90日目へ  
	- 441 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 20:16:56.49 ID:Mbr1zmY1O
 -  90未満の間違いでした。 
 
	- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 20:18:31.13 ID:k9hjAuyz0
 -  あ 
 
	- 443 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 20:29:38.24 ID:Mbr1zmY1O
 -  【90日目】 
  
 ※10以下で?(1回のみファンブル扱い) 
 ※クリス負傷のため93日目まで難易度上昇はおきません  
	- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 20:36:16.08 ID:JgSYGbfm0
 -  はい 
 
	- 445 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 20:38:05.65 ID:Mbr1zmY1O
 -  ※ファンブル回避権残り4回 
 ※再判定  
	- 446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 20:40:36.80 ID:HoFLMH+oO
 -  あ 
 
	- 447 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 20:50:40.02 ID:Mbr1zmY1O
 -  # 
  
 「今日も『穴』に行くの?」 
  
 葡萄パンをちぎりながらラーナが訊いてきた。何か5人で円卓を囲んで朝食を食べるのにも慣れてきたな。 
  
 「考え中。というか、第19階層はミラとナディアは難しいみたいだし」 
  
 「そうだな。行くなら、私は今日は留守番になるな。 
 んぐっ、それに確か、あのシデってのも加わるんだろう?戦力的には過剰かもしれないぞ」 
  
 「……確かにそうなんだよね」 
  
 いかにクリスとドワーキンが強大であろうと、こちらの戦力が上回っているような気はする。 
 特にクリスは、マリーンさんが傷を負わせられるぐらいなわけで…… 
  
 何か引っ掛かるな。 
  
 特にドワーキンについての情報は、本当に乏しい。 
 恐らく、「壊れた世界」のベネディクトと同等かそれ以上の強さであるというぐらいだ。 
 そんな奴が、何故直接こっちに来ないのだろう?しかもずっと姿を隠している。 
  
 デアドラさんは「ドワーキンとはそういう男なの」と言っていたけど。大封印に到達しにくいと悟ったなら、何か別の手を打つんじゃなかろうか? 
  
 ……ただ、それが何かは……今のところ分からない。 
  
 ※10以上でシデ登場、50以上でサイファーも、85以上で再判定  
	- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 20:55:26.73 ID:HoFLMH+oO
 -  はい 
 
	- 449 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 21:04:18.91 ID:Mbr1zmY1O
 -  ノックの音がした。入ってきたのは、シデさんと……サイファーさんだ。 
  
 「遅くなってすまない。状況は」 
  
 「昨日は順調でした。溶岩のある階で一度引き上げましたが。 
 それと、クリスが傷を負ったらしいです」 
  
 「……!!誰が負わせた?」 
  
 「マリーンさんです。『紅蓮姫』を使ったと」 
  
 2人が顔を見合わせた。 
  
 「そんなものを用意していたか」 
  
 「こちらの世界の『ランダム』たちもさすがに無策じゃなかったようですね。傷の深さは?」 
  
 「そこまでは。ただ、『3人目』は彼らより先に大封印に着いたらしいです。 
 そこに至るまでの道のりも隠蔽したと」 
  
 シデさんが腕を組んだ。 
  
 「……情勢はいい、が」 
  
 「上手く行き過ぎている気もしますね。やはり、ドワーキンがこのままでいるわけがない」 
  
 サイファーさんも、僕と同じことを考えているようだった。 
  
 「同感です。でも、何をしてくるかまでは……」 
  
 「この世界と『壊れた世界』を繋ぐ『門』はもう使えない。とすると……」 
  
 ※70以上で選択肢提示、85以上で?  
	- 450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 21:06:12.45 ID:k9hjAuyz0
 -  あ 
 
	- 451 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 21:09:37.63 ID:Mbr1zmY1O
 -  ※特になし 
  
 「……どうにも分からんな」 
  
 サイファーさんが首を捻る。 
  
 「とにかく、油断はしない方がいいのは間違いない。『穴』に向かうなら、協力は惜しまないが」 
  
 1  「穴」に行く(メンバー選定は後程) 
 2  第二世界に行く 
 3  過去の世界に行く 
 4  ミーシャに会う 
 5  ダーレン寺に行く 
 6  モリブスに行く 
 7  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 21:12:28.82 ID:HoFLMH+oO
 -  1 
 
	- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 21:56:21.06 ID:rflR1oN/0
 -  7 
 ドワーキンが気がかりだから居残りのミラとナディアには、念のためにララと両方のオリヴィア(必要ならフリークも)を第二世界に避難するように説得して送ってもらおう 
 もちろんオリヴィア2人は相性が悪いから別々に 
 ミーシャは公務あるから難しいだろうけど、アミールの腕輪もあるし大丈夫だろうけど一応注意するように伝えてもらおう 
 クランたちは穴に行く  
	- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 22:04:22.78 ID:JgSYGbfm0
 -  1 
 
	- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 22:11:28.38 ID:k9hjAuyz0
 -  1 
 
	- 456 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/09(木) 22:40:44.43 ID:meDL5yW+O
 -  今日はここまで。 
 
	- 457 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 08:32:39.11 ID:obW8BaGxo
 -  「ええ、お願いします。問題は、誰を連れていくかですが……」 
  
 1  ミラやナディアを含めたフルメンバー 
 2  ミラとナディアを除いた3人+シデ+デアドラとフローラ、マリーン 
 3  自由安価でメンバー指定 
  
 ※2票先取 
 ※3は2つ同じものがあればそれで決定します 
 ※2と3の場合、非同行メンバーの行動はある程度なら指定可能です(採用されるとは限りません)  
	- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 10:28:08.51 ID:wFa4UhB70
 -  1 
 ミラとナディアには>>453やってもらおう 
 第二世界のほうのオリヴィアはミラとナディアで説得してダメならサイファー居ても無理かな 
 OKでも過去の世界連れていけってなるかもしれないけどやむを得ないか  
	- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 10:54:44.93 ID:glNBJFU9O
 -  3 
 2のメンバー変更に加えてウィルにも来てもらう 
 同行を約束してもらってるのに蚊帳の外に置くのもあれなのと家族を保護してる区画を通るかもしれない 
  
 ナディアにはトンプソンかパーシャの所で回復魔法の強化してもらっておきたい所(>>319案)  
	- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 11:08:59.18 ID:wFa4UhB70
 -  >>458 
 あれ、なんで1になってんだダメじゃんこれ 
 2にしたつもりになってましたすみません 
 >>458は取り消しで 
  
 >>459に加えて、サイファーが余ってるからミラと一緒に>>453のをやってもらいたい、かな 
 あくまで念のためだからそこまでこだわることじゃないし、安価決まらないようなら無しでもokです  
	- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 11:18:51.99 ID:UfEscC/k0
 -  2 
 
	- 462 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 19:45:08.00 ID:YOkI6RN6O
 -  「ミラとナディアには留守番してもらって、僕ら残りが『穴』に行く形でどうでしょう」 
  
 「私たちはどうするんだ?1日待つのは暇だぞ」 
  
 1  ここで待機してて。第19階層を抜けたら合流しよう 
 2  ララと「こっちの世界の」オリヴィアを避難させて。できれば、「第2世界」の方も 
 3  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:05:45.75 ID:t+uKg3DRO
 -  1 
 
	- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:07:42.08 ID:vuk2+eII0
 -  2 
 
	- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:09:08.98 ID:FblbWMfYO
 -  2 
 
	- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:11:57.39 ID:SpY0y/JDO
 -  1 
 
	- 467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:12:11.25 ID:mXdrd03k0
 -  1 
 
	- 468 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 20:24:35.80 ID:yTcp1+/AO
 -  「ここで待機してて。第19階層を抜けたら合流しよう」 
  
 「了解だ」 
  
 僕は「ゲート」を開く。 
  
 「サイファーさん、留守を頼みます」 
  
 「分かった。気を付けて」 
  
 # 
  
 「で、またここに来たわけね。……酷い暑さだわ」 
  
 ラーナの声にシデさんが頷く。 
  
 「長居する場所じゃない。先を急ごう」 
  
 ※移動判定1回目 
  
 01〜10  ……こいつか…… 
 11〜50  魔物 
 51〜84  本当に退屈だぞ 
 85〜00  イベント  
	- 469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:25:43.99 ID:SpY0y/JDO
 -  はい 
 
	- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:26:37.81 ID:t+uKg3DRO
 -  あ 
 
	- 471 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 20:30:04.01 ID:yTcp1+/AO
 -  ※99クリティカル、再判定 
  
 01〜50  転移領域発見(移動判定残り1回に) 
 51〜84  転移領域発見(第20階層へ) 
 85〜00  再判定  
	- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:30:36.77 ID:mkfU0dkW0
 -  あ 
 
	- 473 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 20:34:23.65 ID:yTcp1+/AO
 -  ※クリティカル、再判定 
  
 01〜84  ?????へ移動(第20階層は特殊階層、ゲートキーパーはいるものの……) 
 85〜00  上+α(???が何故かいる) 
 88、99  上+α(???がやってくるが……) 
 00偶数  ???????  
	- 474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:35:00.74 ID:t+uKg3DRO
 -  はい 
 
	- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:05:26.88 ID:oygId0LCo
 -  コンマに笑った 
 
	- 476 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 21:20:18.02 ID:yEX3WeBbO
 -  # 
  
 歩き始めてしばらくした時だ。シデさんが足を止めた。 
  
 「……あれは」 
  
 「どうかしましたか」 
  
 「……いや、あの場所だけ空間に僅かな揺らぎがある」 
  
 指差した先は溶岩の中だ。あんな所に何があるというんだろう? 
  
 「先を急ぎましょ。長居すると、それだけで命が削られ……ちょ、ちょっと何やってんの!!?」 
  
 フローラさんが叫んだ。僕らも一瞬のことで呆気に取られてしまう。 
  
  
 ずぷり…… 
  
  
 シデさんが、溶岩の中に足を踏み入れた!!? 
  
  
 「え??」 
  
 「嘘っ!?」 
  
 「何をっ!!?」 
  
 僕らの叫びも無視し、シデさんは指差した先に腕を入れた。 
  
 「……やはり。非常に巧妙に作られた、作り物だ。ここだけが」 
  
 「……えっ」 
  
 「ここに固定型の『ゲート』がある。ここを通れば、下に行けるな」 
  
 「馬鹿なっ、何のためにですか?」 
  
 「恐らく、この階層自体がここに追跡者を辿り着けないようにさせる罠だ。 
 知っている人間でないと、ここは気付かない」 
  
 「誰がそんなことを……」 
  
 シデさんが「溶岩」の中で微笑んだ。 
  
 「この世界の『ランダム』だろうな」 
  
 そう言うと、シデさんは歪みの向こうに姿を消した。僕らも慌てて後を追う。 
 ……確かにここだけ熱くない。奇妙な感じだ。 
  
 そして、歪みの先には…… 
  
  
 「……あれ」 
  
  
 広い草原と小川、そして小さな小屋があったのだ。 
  
  
   
	- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:31:32.25 ID:wFa4UhB70
 -  側から見たら溶岩から顔を出して微笑むシデさんか 
 
	- 478 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 21:50:22.11 ID:yEX3WeBbO
 -  「……随分平和そうな所ね」 
  
 師匠が辺りを見渡した。ラーナも頷く。 
  
 「うん。……というか、家に人がいる。3人と、あと何か」 
  
 「え?」 
  
 その時、家から小さな女の子が2人飛び出してきた。 
  
 「パパ!!?」 
  
 「パパ帰ってき……てない」 
  
 僕らを見ると、戸惑ったように立ち止まる。 
 そして、家の中から女性が2人……いや、女性と「女性のような何か」が現れた。「何か」はメイド服を着ている。 
  
 「ベティ!カティ!止まりなさいっ!!」 
  
 栗色の髪の女性が叫ぶ。そして、メイド服の「何か」が何かを構える。 
  
 ※40以上で攻撃をやめる  
	- 479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:52:43.59 ID:mkfU0dkW0
 -  ん 
 
	- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:00:39.09 ID:wFa4UhB70
 -  しまったウィルさん付いてきてないか 
 
	- 481 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 22:27:24.79 ID:yEX3WeBbO
 -  「何か」は右腕を突き出したが、すぐにそれを下ろした。 
  
 「『レム』っ!?」 
  
 「あれは、てきではありません。こうげきをちゅうしします」 
  
 栗色の髪の女性が、驚いたように僕らを見る。 
  
 「……あなたたちは?」 
  
 「クラン・オーディナルといいます。こちらは……」 
  
 「……!!あなたが」 
  
 女性が前に出てきた。どうやら僕を知っているらしい。ということは…… 
  
 「ウィルさんの奥さんですか」 
  
 「ええ、イリーナ・アピースです。主人の身に何が」 
  
 「あ、ウィルさんは無事です。今はオルランドゥ魔術学院の処理に回っているはずです」 
  
 ほっとイリーナさんが胸を撫で下ろす。 
  
 「そう……なら、あなたは何故ここに?それもこんなに大人数で」 
  
 「実は……」 
  
 # 
  
 「……そういうことね」 
  
 お茶を一口飲んで、イリーナさんが息をついた。 
  
 「ここももう安全ではない、と?」 
  
 シデさんが首を振る。 
  
 「いえ、ここに張られた結界は相当強力なものだったはずです。事実、貴女たち一家を襲いかねない相手はもう下に行っています。 
 下手に地上に出る方が余程危ない。ドワーキンという男が、何を仕掛けるかは不明ですから」 
  
 「……そう。まだここでしばらく避難生活、ね」 
  
 子供たちは向こうでラーナにじゃれついている。見た目は少し大きいお姉さん程度だから、遊び相手になると思ったのだろうな。 
  
 「この『機械』は何?私も見たことがない」 
  
 「それは『ランダム』さんの置き土産です。ここに元々いたのを、改造したのだとか」 
  
 デアドラさんにイリーナさんが答えた。機械兵の一種なのだろうか。 
  
 「『れむ』といいます。おみしりおきを」 
  
 「過去の世界」のサイカワさんに少し顔立ちが似ている。何か関係があるのか、偶然なのか、それはよく分からない。 
  
 「ボディーガード、ってわけね。あいつも少しは気が利くじゃない」 
  
 「彼女には助けられてます。人が私たち家族しかいないので。 
 食料は無限に手に入りますが、子供たちの遊び相手は、私だけでは大変ですから」 
  
 なるほど。だからメイドなのかな。 
  
 ※この後の行動 
  
 1  21階層に行く(探索回数にボーナス) 
 2  イリーナに質問(要質問内容) 
 3  その他自由安価 
  
 ※2票先取 
 ※2は質問内容が被った場合にそれを採用 
 ※複数回質問可能ですが、探索回数が減る可能性があります 
 ※イリーナは基本的に一般人です  
	- 482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:31:51.81 ID:MSneGf73o
 -  1 
 
	- 483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:58:18.77 ID:t+uKg3DRO
 -  1 
 
	- 484 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 23:09:03.95 ID:yEX3WeBbO
 -  「とりあえず、下に行きたいのですが……どうすれば?」 
  
 イリーナさんがレムに目配せした。するとそれは、まるでプレーンウォークのように空間に歪みを作り出す。 
  
 「えっ」 
  
 「これはれむのちから。すこしならくうかんをそうさできる」 
  
 「……ありがとう。すみません、慌ただしくて」 
  
 「いいのよ。落ち着いたら、また地上で会いましょう」 
  
 # 
  
 ※第21階層のコンマペナルティ 
  
 01〜10  -20 
 11〜35  -10 
 36〜50  -5 
 51〜84  0 
 85〜00  0、イベント優遇  
	- 485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:10:08.98 ID:o0CWMM8+0
 -  えい 
 
	- 486 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 23:21:14.88 ID:yEX3WeBbO
 -  【21階層】 
  
 ※イベント判定 
  
 01〜50  即降り可能(探索はできる) 
 51〜84  意思ある魔物 
 85〜00  再判定(手負いのクリスと遭遇確率が15%)  
	- 487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:21:46.78 ID:t+uKg3DRO
 -  はいな 
 
	- 488 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/10(金) 23:26:11.61 ID:yEX3WeBbO
 -  今日はここまで。 
 
	- 489 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/11(土) 09:59:40.41 ID:0XasdrIZO
 -  # 
  
 「……また変な所に出てきた」 
  
 ザザァン……ザザァン……と波が打ち寄せる音が聞こえる。海なんてほとんど見たことがないけど、これが波であるのは分かった。 
  
 「階段はすぐ近くね。ここも駆け降りれそ……」 
  
 ラーナが急に顔をしかめた。 
  
 「……何かいる」 
  
 「え」 
  
 「ほら、向こうにも見える」 
  
 指差した先には、何かがしゃがんでいる。何だろう? 
  
 「人……じゃないよね」 
  
 「違うわね。魔物……?」 
  
 ナディアを見ると…… 
  
 奇数……よく分からない 
 偶数……邪気は感じません  
	- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 10:05:50.63 ID:iJ+9zg7DO
 -  はい 
 
	- 491 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/11(土) 10:21:01.19 ID:0XasdrIZO
 -  「……よく分からない。邪気があるのかないのか、それも含めて……」 
  
 ナディアも首を捻っている。 
  
 「デアドラさんとフローラさんもご存じないですか」 
  
 「ええ。『穴』が生み出した魔物のうち、私たちが知るのはその一部にすぎないわ」 
  
 「そういうこと。でも、あれに気付かれずに階段まで向かうのは無理ね」 
  
 仕方なく魔物の方に向かっていく。警戒感は緩めない。ただ、敵意を与えないよう、ごく自然に歩く。 
  
 魔物の姿が大きくなってきた。 
  
 ※魔物の姿は…… 
  
 4の倍数  ずんぐりむっくりとした赤い毛玉 
 4の倍数+1  ……ゴブリン? 
 4の倍数+2  頭に赤い帽子を被ったおじいさん? 
 4の倍数+3  迷彩服の男 
  
 ゾロ目、85以上  金色の骸骨  
	- 492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 10:25:04.77 ID:YCUXflPT0
 -  b 
 
	- 493 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/11(土) 11:02:57.22 ID:0XasdrIZO
 -  「……え?」 
  
 そこにいたのは、金色の骸骨だ。マントをはためかせ、海をじっと見ている。こちらに気付いている素振りはない。 
  
 「……何者なの?」 
  
 「分からない。でも、無視できそうねえ……」 
  
 フローラさんが呟く。金色の骸骨は、僕らを無視しているというよりは意に介してない感じだけど。 
  
 1  先に進む(第22階層へ) 
 2  声をかけてみる 
  
 ※2票先取  
	- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 11:08:05.32 ID:tyuh3hmbO
 -  2 
 
	- 495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 11:08:40.38 ID:nLrtTJzSO
 -  2 
 
	- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 11:09:51.79 ID:wrVEXKv10
 -  2 
 
	- 497 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/11(土) 11:18:27.50 ID:0XasdrIZO
 -  「すみません、ちょっといいですか」 
  
 魔物に言葉が通じるかは分からないけど、とりあえず声をかけてみる。返ってきた言葉は…… 
  
 01〜75  ハッハッハ!! 
 76〜00  君たちは誰だね 
 (85〜00だと?)  
	- 498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 11:19:32.88 ID:tyuh3hmbO
 -  あ 
 
	- 499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 11:21:44.62 ID:wrVEXKv10
 -  わぁすごい・・・ 
 
	- 500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 12:23:10.14 ID:MQA1wZ9u0
 -  最近高コンマとクリティカル続くなぁ 
 
	- 501 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/11(土) 12:34:14.73 ID:c32nWtlNO
 -  ※88クリティカル(85〜がクリティカル範囲の場合、88は99と同一の扱い) 
  
 金色の骸骨は、ゆっくりとこちらを振り向いた。 
  
 「君たちは誰だね」 
  
 「僕たちは……」 
  
 ふとシデさんを見ると、驚きで固まっている。 
  
 「……貴方は」 
  
 「私に名などない。『ワッハマン』と呼ぶ者も古にはいたが」 
  
 「いえ、貴方を私は知っている。私の世界では、とうに亡くなっていますが…… 
 その気、間違いない。貴方は『ダリオ・ナラー』。世界こそ違いますが、私の義父です」 
  
 ※85以上で記憶を取り戻す(未満でもシデの名の記憶程度はある)  
	- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 12:38:12.12 ID:x+DDJ7Qz0
 -  まさかの最終兵士 
 
	- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 12:38:45.71 ID:nCb0eMsUO
 -  あ 
 
	- 504 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/12(日) 09:22:51.76 ID:7G8dzDDqO
 -  「……義父?君の名は」 
  
 「シデです。シデ・スナイダ」 
  
 「……名は聞いたことがあったかもしれないが……すまない、誰かまでは思い出せない。 
 過去の記憶は、もはやないのだ。私が何者であったかさえ、とうに忘れてしまった」 
  
 デアドラさんが前に出る。 
  
 「……本当にないの?」 
  
 「ああ」 
  
 僕は混乱した。どういうことなんだ?それはシデさんすらそのようだった。困惑したように、フローラさんに尋ねる。 
  
 「……この世界のダリオは」 
  
 「サロメによって『終末兵士』とされ、それをシデ……この世界のあなたが救ったとまでしか知らない。 
 ただ、大封印に参加してなかったから、きっと無力化されていたんだろうとは……」 
  
 『そこから先は、私が答えよう』 
  
 頭に声が響く。コーウィンさんだ。 
  
 「え?」 
  
 『一度私に身体を貸せ。少しの間だ』 
  
 頭の中が大きく揺らぐ。気が付くと、僕は上から僕自身を見下ろしていた。 
  
 『久しいな、息子よ』 
  
 「……息子?」 
  
 『記憶にないか。やはり、あの際にブレイズが『リセット』をかけていたわけだな』 
  
 ブレイズさんが一枚噛んでいたのか。でも、どういうことだろう? 
  
 「どういうことなの?というか、その口調は……」 
  
 『デアドラ、私だ。コーウィンだ。 
 軽く事の顛末を話す。シデさんたちは苦闘の結果サロメとダリオを倒した。ただ、ほぼ終末兵士と化していたダリオをそのまま救うことは、いかにシデとはいえ不可能だった。 
 そこで第48階層のジュリアンの間を使い、ブランドと同じように洗脳と人格の書き換えを図った……が』 
  
 「上手く行かなかった。そういうことですね」 
  
 小さく「コーウィン」さんが頷く。 
  
 『結局、ブレイズはその力の多くを費やしてしまった。大封印が不充分なものだった一因でもある。 
 そして、当のダリオも人格と記憶を失った。そんな辺りだ』 
  
 「……そんなことが」 
  
 『シデもダナも、そのことは言わなかったのだろうな。形はどうあれ、愛する人を一応救えた。そのことを優先して、自らの命を投げ打った。 
 ただ、もし全てが万全なら……と思うと口惜しいが』 
  
 ダリオさんは無言で海をもう一度見た。しばらくの静寂の後、彼が口を開く。 
  
 「やはり私が何者かは分からない。ただ、君たちの手助けをせねばならないことは分かった」 
  
 ※50以下で条件あり  
	- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 09:28:02.77 ID:j86Hd9rq0
 -  えい 
 
	- 506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 09:29:16.43 ID:khKW49YCO
 -  あ 
 
	- 507 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/12(日) 09:36:50.84 ID:7G8dzDDqO
 -  ※クリティカル、移動制限なし 
  
 「ここで海を見ているだけの生活にも飽いたところだ。私のような者でも何かの力になれるなら幸いだが……何をすればいい?」 
  
 見たところ、この「人」の力は凄まじいものがある。抑えてはいるけど、シデさんにすら匹敵するかもしれない。 
 クリスとの戦いは近いうちに来るだろうけど、やはり気になるのは一切正体不明のドワーキンという男だ。ここは…… 
  
 1  イーリスに行ってミーシャを守らせる 
 2  ダーレン寺に行ってオリヴィアとフリークを守らせる 
 3  モリブスに行ってこの世界のオリヴィアとララを守らせる 
 4  「穴」の探索に同行してもらう 
 5  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 10:01:09.82 ID:JMGL6r6B0
 -  何か特殊能力とかって有るんでしょうか? 
 何処かを守らせるにしても、連れて行って説明する人が必要ですよね  
	- 509 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/12(日) 10:22:00.82 ID:7G8dzDDqO
 -  >>508 
 特殊能力は現在不明です(本人すら分かっていない可能性すらあります)。 
 とりあえず彼とドワーキンが遭遇した場合、ドワーキンは一時撤退を選択するでしょう。 
  
 説明する人間は必要ですね。探索回数が減る可能性はやむを得ないでしょう。  
	- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 10:25:49.51 ID:EiByh4o20
 -  3 
 
	- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 11:02:43.07 ID:JMGL6r6B0
 -  3 
 第二世界のオリヴィアがこっちの世界に来てることはバレてないんじゃないかな 
 唯一こっちで動いたのが天使樹の件だけど、あのランダムは独自に動いてたみたいだしその場で倒せたから 
 こっちのオリヴィアだけじゃなくララもクリスに知られてるし、守るとしたらこっちか 
 ミーシャは強い上にアミールの腕輪が有るし皇族だから警備も万全だろうし、そもそも黄金骸骨が一緒にいるのは風聞がマズすぎ  
	- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 11:12:35.84 ID:BkrVQlEEO
 -  3 
 今の状況だと可能性は低いかもしれないが社に手を出してくるのもあり得なくはないし置くとしたらここかな 
 トンプソンとパーシャがいるから精神感応術で記憶回復のチャンスもありそう  
	- 513 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/12(日) 23:47:46.89 ID:uXuIL4sSO
 -  「モリブスに行って、街を守ってもらいたいんです」 
  
 「……街を?そもそも、モリブスとは」 
  
 「細かい説明は後です。世界を壊そうとしている奴がいます。そいつが狙うとしたら、あそこなんです」 
  
 ラーナが訝しげに僕を見た。 
  
 「どういうこと?」 
  
 「理由は2つある。まず、あそこにはこの世界の『オリヴィア』とララがいる。 
 2人とも『j』だし、『エメリア』化させるために彼女たちを確保しに来ないとも限らない。 
 そして、もう一つは『社』の存在だ。パーシャさんが封鎖したと言っていたけど、ドワーキンなら破れるかもしれない。 
 あそこに眠る『新人類』の卵を取りに来ることはあるんじゃないかな」 
  
 「……そうか!あっちのオリヴィアとララは、ドワーキンみたいなのに対抗できない!それも考えたら……」 
  
 僕は頷いた。 
  
 「うん、ダリオさんに守ってもらわないと」 
  
 # 
  
 ※15以下で?  
	- 514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:48:25.15 ID:Xl6CCkQY0
 -  あ 
 
	- 515 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/12(日) 23:57:46.14 ID:uXuIL4sSO
 -  ※振り直し権利を使いますか? 
  
 0000より2票先取多数決  
	- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:00:44.73 ID:nMyXjIAf0
 -  使う 
 ファンブル回避権適用されない判定でも普通に後を引くレベルでキツかったりするし  
	- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:01:56.81 ID:UZJWdoiPO
 -  使う 
 数値的にかなりきつめの凶イベ来る感じだし回避したい  
	- 518 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 00:03:10.91 ID:kWW5loStO
 -  再判定します。 
 
	- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:03:27.93 ID:znqWyg8w0
 -  えい 
 
	- 520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:03:57.04 ID:nMyXjIAf0
 -  ん 
 
	- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:04:27.07 ID:nMyXjIAf0
 -  っtぶね 
 
	- 522 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 00:14:08.88 ID:kWW5loStO
 -  ※イマーラの振り直し権利は91日目までなし 
 ※クリティカル(状況が有利になります) 
  
 短めの更新で申し訳ありませんが、今日はここまで。  
	- 523 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 10:06:43.75 ID:WtE8wI6iO
 -  # 
  
 「……なるほど、それでここに」 
  
 オルランドゥから戻ってきたトンプソン司教がダリオさんをじっと見た。 
  
 「……本当に記憶がないのですね」 
  
 「そうだ。ただ、求めがあるなら従おう。私の心には幾何かの無念がある。彼女たちを護るのは、それを満たすことにもなりそうだ」 
  
 ダリオさんはオリヴィアとララの方を向いた。オリヴィアは怯えたように隠れ、ララはきょとんとダリオさんを見つめている。 
  
 「この人、不思議な人だねぇ。まるで生き物じゃないみたい」 
  
 「そうかもしれぬ。私の身体の幾何かは人工物でできているようだからな」 
  
 「ま、いっか。クランさん、おねいちゃんは元気?」 
  
 「うん。イーリスに皆といる。全部終わるまで、もうちょっ……」 
  
 『待て』 
  
 僕の中のコーウィンさんが突然割って入った。 
  
 「え」 
  
 『ダリオが地上に出たことで、『エメリア』化の可能性がある人物はほぼ庇護された。 
 ミーシャもダーレン寺にいるオリヴィアも、ドワーキンが襲ってもただでは転ぶまい。 
 アナスタシアを襲う可能性はあるが、ミーシャはそこを忘れるほど愚かでもない。 
 『大封印』を解放する以外に、ドワーキンとクリスに残された手はない……と思い込んでいた』 
  
 「ちょっと待って下さい!?まだ何か手があるとでも?」 
  
 『恐らく、それはドワーキンにとってあまり気が進まない選択だ。一種の賭けといっていい。 
 こちらが一方的に有利であるのには変わらない。だが、ここから一気に戦況をひっくり返すなら、選びかねない。 
 それは……第40階層に到達し、『新人類』の封印を解くこと』 
  
 「……え?『新人類』の卵って、モリブスの『社』にいるんじゃ」 
  
 『もっと危険なのが、あそこにはかつていた。Ωも複数置かれていた。 
 私はそこに決して到達できぬようある細工を施し、第40階層は別のものに『差し替えた』。 
 だが、それは今でも眠り続けている……ドワーキンがそれを破れる可能性は、否定しない。 
 勿論、ドワーキンがミーシャやオリヴィアの『エメリア化』を諦めていない可能性も相当あるが』 
  
 「……どうすれば?」 
  
 急に一人で喋り始めた僕を、皆が怪訝そうに見る。僕はそれを無視した。 
  
 ※85以上なら??は不要  
	- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 10:12:10.14 ID:wEdufnD20
 -  j 
 
	- 525 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 13:16:29.64 ID:kWW5loStO
 -  ※通常ルート  
    
  『一度『社』とやらに入る必要がある。『新人類』の弱点を知るために。  
  そもそも、それが500年前と同一なのかすら分からない。サイレスの事例を見ても、あれは俺が知るものとかなり違うかもしれない』  
    
  「でも、今は『穴』の探索が……」  
    
  『今はそれを優先すべきだろう。ドワーキンがクリスを見切っているかどうかでも大分違うが。  
  クリスは『ケイン』の記憶も持ち合わせているだろう。大封印の解除を早々に諦め、そっちに全てを賭けるかもしれない』  
    
  「それがなぜ『気の進まない選択』なんですか?」  
    
  コーウィンさんが黙った。  
    
  『制御できるかどうかすら怪しいからだ。いわば人工的に『j』に近い存在を生み出そうとすることだからな。  
  よしんば第40階層に到達したところで、すぐには動けまい。時間的余裕はある。今は『ランダム』の保護と大封印の強化に専念すべきだろう。  
  その上で、『社』に行くのが正しい』  
    
  「……分かりました」  
    
  なるほど、ドワーキンが狙っていたのはこれだったのか。  
  地上でミーシャたちを強奪するよりも、こっちを選ぶ可能性が高いなら……僕らのやるべきことも絞られてくるな。  
    
  ※一応のED条件が満たされました。第40階層に到達し、ドワーキンを撃破すればEDに到達できます。  
  ※ドワーキンは第40階層にいるとは限りませんが、基本的にはここにいます。地上襲撃はかなりの低確率です。  
  ※「社」探索を誰かに任せることは一応可能です。浅い層なら「エリック」単独でも何とかできていますし、封鎖もしています。  
  その下になると主力メンバーが必要です。(シデやダリオがいるため、戦力を分断する手もあります。これについては後程多数決します)  
  ※なお、ドワーキンを倒した段階でED到達するかの多数決をします。(ベネディクトを殺しに向かうかどうかになります)  
	- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 13:41:46.68 ID:nMyXjIAf0
 -  とうとうEDが見えてきてしまったか・・・ 
  
 この後も穴に潜ると思いますけど、シデが居るから戦力十分な今のうちに、ミラとラーナには別行動でもう一度過去の世界に行ってもらって封印術を覚えてもらおう 
 次で覚えられると言っていたし 
 ところでシデと一緒に来たサイファーは今同行してるんですかね?  
	- 527 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 14:09:11.79 ID:kWW5loStO
 -  >>526 
 ミラとラーナを別行動にすることはできます。vsクリス戦は(マリーンのおかげで)割と近いです。 
 サイファーは現在イーリスで待機中です。91日目までなら動かすことができます。  
	- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 14:31:43.81 ID:nMyXjIAf0
 -  じゃあサイファーにはフローラとデアドラの護衛をナディアの代わりにやってもらって、ナディアはパーシャに回復魔法と余裕があればトンプソンとかに精神感応の強化をしてもらうとかもアリかな 
 ラーナも余裕があればアンサートーカーか誰かに良さげな攻撃魔法教わるとか 
 クリスは前前作のスペックのままなら今のシデ一人で余裕そうとはいえ、決戦は近そうだし  
	- 529 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 14:49:49.91 ID:kWW5loStO
 -  # 
  
 「というわけなんだ」 
  
 僕はイーリスに戻り、皆に「コーウィン」さんの仮説を告げた。 
 最初に反応したのはサイファーさんだ。 
  
 「……なるほど、一理ある。そもそもこちらの戦力は相当過剰だ。 
 とすれば、劣勢に陥ったクリスたちがどう来るかとなれば、ギャンブルしかない」 
  
 「そういうことだな。私は『新人類』と対峙したことがあるが、あれでもまだ『未完成』だった。 
 完成された存在がどういうものかは分からないが、簡単ではない。しかも、あれは複数いる」 
  
 「……何ですって」 
  
 皆がシデさんの方を向いた。 
  
 「私が遭遇したのは3体。うち1体はモリブス近郊、もう2体は第40階層にいた。 
 私の世界では、そこでミドルやライラが死んでいる。この世界の場合は、そこは突破できたのかもしれないが」 
  
 「……犠牲は払ってるわ。あそこにいたケインらによって、ライラは死んでいる。 
 そして、ジュリアが『一角獣』に取り込まれる切欠にもなった」 
  
 デアドラさんの言葉に、重い沈黙が流れる。やはり、相当の難所であるのは疑いない。 
  
 「もっといる可能性は?」 
  
 「ないとは言えない。全てはドワーキン次第」 
  
 師匠はそれを聞いて顔をしかめた。 
  
 「厳しいですね」 
  
 「幸い、時間はまだある。戦力の分散もできる。『社』の攻略は、早めにやるべきだと思うのだが」 
  
 ラーナが手を挙げた。 
  
 「あの、私とミラで『過去の世界』に行ってもいいですか?クリスとの決戦、近いと思うのですけど」 
  
 「それもそうだな……」 
  
 ※90日目の方針 
 1 このまま総力を結集して「穴」を攻略 
 2 戦力を分散、「穴」攻略班と「社」攻略班を分ける 
 3 戦力を分散、上に加えてミラとラーナ(望むなら後1名)は「過去の世界」に 
 4 基本は「穴」攻略だが、ミラとラーナ(望むなら後1名)は「過去の世界」に 
 5 その他自由安価 
  
 ※3票先取 
 ※戦力の分散方針はここで決定します。この場合、しばらくは2視点での進行になります。  
	- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 15:04:42.78 ID:nMyXjIAf0
 -  3+>>528 
 浅い層ならエリック単独でも大丈夫なようだし、今日のところはもう少し人員を付けて本格探索はラーナとミラが戻ってからかな 
 穴はクランとシデ、護衛のサイファーで十分  
	- 531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 15:40:03.36 ID:tZmyDsEB0
 -  3 
 関係ないが武術会が影薄すぎる  
	- 532 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 15:42:02.43 ID:kWW5loStO
 -  >>531 
 タイトル詐欺になったのは否めませんね。展開上やむを得ないのですけど。  
	- 533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 15:48:20.66 ID:mruDYj7NO
 -  3 
 
	- 534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 16:04:05.79 ID:yNxtHMuQO
 -  武術会はハーデンを早すぎるタイミングでやっちゃったあたりでフラグがほぼ折れた気がする 
 
	- 535 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 22:33:15.08 ID:kWW5loStO
 -  「僕も賛成です。2手にしばらく分かれましょう。で、ラーナとミラは『過去の世界』に」 
  
 「了解。でも、どう分かれるかよね」 
  
 確かにその通りだ。さて、どうしよう。 
  
 ※「穴」探索メンバーと「社」探索メンバーとに分かれます。 
 まず、クランはどちらにしますか? 
  
 1 「穴」 
 2 「社」 
  
 ※3票先取 
 ※なお、「穴」はどこに強敵がいるか不明ですが探索が長いです。 
 「社」は探索区間は短いですが、強敵が恐らくはいます。 
  
   
	- 536 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 22:43:08.78 ID:kWW5loStO
 -  なお、「穴」については第25階層〜29階層で確実にクリスとの遭遇イベントがあります。 
 このままのペースだと91〜92日目で発生するでしょう。  
	- 537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:59:02.96 ID:nMyXjIAf0
 -  1 
 強敵戦あるならクランとシデは分けたほうがいいのかな 
 例の黒い邪神関係なら、社はシデが思い入れがあるかも  
	- 538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:11:40.99 ID:mruDYj7NO
 -  1 
 社はシデが土地勘ありそうだから戦力をある程度均等に分けるならクランはこっちかな 
 穴探索はラーナが封印術を1日で覚えてクリスとの遭遇前に戻ってくるのが理想か、良くも悪くもコンマが極端にぶれない限り  
	- 539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:45:54.07 ID:yNxtHMuQO
 -  1 
 
	- 540 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/13(月) 23:59:25.17 ID:kWW5loStO
 -  「僕は『穴』に行きます。クリスが待ち構えているでしょうし」 
  
 「そうか。ラーナ君とミラは別行動として、後をどうするか、だな」 
  
 ※残りのメンバーを振り分けて下さい。 
 なお、デアドラとフローラは強制的に「穴」担当です。ダリオは「社」に回ります。 
  
 ※残りメンバーですが、以下の通りです。 
  
 イマーラ 
 ナディア 
 シデ 
 サイファー(翌日まで、91日目中盤からはノワールかヘカテル、マルコのいずれかに入れ替え) 
 マリーン 
 ウィル(入れる場合はややタイムロス) 
 ミーシャ(入れる場合はややタイムロス) 
  
 ※ラーナとミラの復帰は91日目か92日目です。90日目には戻りません。 
  
 ※「穴」メンバーに入れる面子を決めてください。それ以外は「社」になります。 
 3票入ったキャラから決定します。MAX3人とします。(デアドラとフローラは戦闘能力がないことに注意してください)  
	- 541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:16:03.12 ID:AClXxF1a0
 -  イマーラ、サイファー、マリーン 
 ダリオが攻略班に入るのが大丈夫ならシデ入れる必要は戦力的には薄い気がするが…早期攻略で穴探索に加わることとイベント回収可能性に期待して  
	- 542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:39:34.72 ID:mlyPF9CSO
 -  イマーラ、サイファー、マリーン 
 これで決まった場合、社行き予定の他メンバーはスキルを考えたら万が一も起こりようがないな… 
 ナディアとミーシャが戦闘経験値ちょっと不足気味だけどナディアは身体能力と回復術が優秀、ミーシャは腕輪で保険が利くし最悪でも死にさえしなきゃシデの時間遡行がある  
	- 543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 08:25:12.48 ID:Dsx523ttO
 -  イマーラ、サイファー、マリーン 
 
	- 544 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 10:35:23.91 ID:R36FZjLOO
 -  「僕はサイファーさんとイマーラ、それとマリーンさんで行こうと思います。もちろん、デアドラさんとフローラさんも一緒で」 
  
 「この男で大丈夫なの?異世界から来たらしいけど」 
  
 フローラさんが訝しげにサイファーさんを見る。 
  
 「彼とはそう長い付き合いじゃないが、腕は一級品とは知っています。特に護ることに対しては。 
 今の貴女たちには、心強いのでは」 
  
 「貴方がそう言うのなら、間違いないのでしょうね」 
  
 シデさんの言葉に、デアドラさんが頷いた。 
  
 「じゃあ、残りの……シデさんとナディアはそっちってことね」 
  
 「えっと、正直それだけじゃ心細いので……ミーシャさんやウィルさんにも声掛けましょう? 
 人は多い方が安心ですし」 
  
 「そうね。じゃあ、皆。頑張りましょ!」 
  
 ラーナはそう言うと、ミーシャを呼びに部屋を出て行った。僕たちも、少しでも先に進んでおかないと。 
  
 ※どちらから先に進めますか? 
 1 「穴」サイド 
 2 「社」サイド 
  
 ※2票先取 
   
	- 545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 10:46:59.27 ID:AClXxF1a0
 -  1 
 ミーシャやウィルまで社に向かうとか殺意マシマシか 
 ミーシャとウィル加えるなら穴サイドの方が早く始まりそうだし時系列順で  
	- 546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 10:56:55.72 ID:nE9s/cWDO
 -  1 
 
	- 547 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 13:15:13.48 ID:R36FZjLOO
 -  # 
  
 「で、またここからね」 
  
 フローラさんが退屈そうにつぶやく。 
  
 ダリオさんがいた海は、相変わらずそこにあった。というか何もないこの砂浜で、彼は500年もの間何をしてきたのだろう? 
  
 「階段は近いんでしたっけ?」 
  
 「ええ。すぐそこよ」 
  
 時間は正午ごろ。順調なら、あと2階層ぐらいは行ける計算だ。 
  
 「こんなに早く潜れるとは思いませんでした」 
  
 「普通は無理よ。18階層や19階層は、本来ならどんなに早くても数日がかりで抜ける所だもの。 
 その間に外の世界の時間が一気に流れたら、それこそ数カ月、数年単位での探索になる」 
  
 デアドラさんが静かに答える。 
 リーナさんとエリザさんが、ある程度の深さまで行くのに20年の時間を要したのを思い出した。 
 実際にあそこにいたのは1、2年だったらしいけど、確かに案内なしであそこを迷わず行くのは不可能だろう。 
 道案内の有無は、相当に大きいみたいだ。 
  
 ※05以上で22階層へ  
	- 548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 13:17:58.60 ID:fy8Hd93nO
 -  はい 
 
	- 549 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 13:29:59.03 ID:R36FZjLOO
 -  【第22階層】 
  
 ※第22階層のコンマペナルティ  
  
 01〜10 -20  
 11〜35 -10  
 36〜50 -5  
 51〜89 0  
 90〜00 0、イベント優遇   
	- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 13:31:39.71 ID:QSuUsXmD0
 -  はい 
 
	- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 13:32:14.31 ID:Dsx523ttO
 -  あ 
 
	- 552 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 13:46:42.59 ID:R36FZjLOO
 -  # 
  
 「今度は砂漠……ね」 
  
 日差しが僕らに照り付ける。さほど厚くないのが救いだけど、岩山と乾いた砂が延々と続くのを見ると結構萎えるな。 
  
 「ここもそこそこ歩くわ。10キメドぐらいは覚悟して」 
  
 「……長いな。こんなに広かったか?」 
  
 「サイファーさんも、『穴』に?」 
  
 彼が小さく首を縦に振った。 
  
 「俺たちの世界のは、ここまでだだっ広くはなかったな。それに、浅い層は観光地にすらなっているな。 
 街もあるぞ。ズマからの難民キャンプ、それと竜人が統治する街がある」 
  
 「そ、そうなんですか?」 
  
 「ああ。ここと違い、『穴』が世界に認知されているというのと、『一族』による管理がある程度働いていたというのもあるな。 
 ……もちろん、貴女方も健在です」 
  
 「向こうの私はどうしているのかしら」 
  
 「アヴァロンで静かに暮らしていますよ。というか、俺の世界の貴女は家内の先祖なのでたまに会っています。 
 落ち着いたらちゃんと結婚式を挙げようと思っているのですけどね」 
  
 デアドラさんがふっと笑った。 
  
 「……そう、幸せなのね」 
  
 「紆余曲折はありましたし、まだ世界に平和が訪れたとは言えないですけど。この世界を抑えれば、メドは立ちます」 
  
 よっとサイファーさんが岩を越えた。 
  
 ※イベント判定1回目 
 01〜20 魔物? 
 21〜60 魔物(ただし戦闘省略、時間経過にペナルティ) 
 61〜89 特になし 
 90〜00 イベント(基本はショートカット) 
   
	- 553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 13:47:33.77 ID:mlyPF9CSO
 -  はい 
 
	- 554 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 13:49:11.93 ID:R36FZjLOO
 -  ※クリティカル 
 ※イベント内容再判定 
  
 01〜75 ショートカットのポータル発見 
 76〜89 アイテム発見(使い捨てアイテム) 
 90〜00 ?????(再判定)  
	- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 13:53:13.53 ID:fy8Hd93nO
 -  あ 
 
	- 556 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 14:03:54.17 ID:R36FZjLOO
 -  「……何だあれは」 
  
 岩山の一角が赤く光っている。……あれは? 
  
 「転移術式がかかってるわ。……第19階層にもあったけど、これは……」 
  
 「ランダムが私たちに向けて残したものかもね。早く来い、ということでしょうよ」 
  
 フローラさんがふん、と息を鳴らした。 
  
 近付いてみると、確かに空間の歪みがある。これを抜ければいいのかな。 
  
  
 フォン 
  
  
 ※70以上で第23階層へ、未満だともう一回イベント判定あり(条件は軽減されます)  
	- 557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 14:06:58.84 ID:mlyPF9CSO
 -  ん 
 
	- 558 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 14:37:27.34 ID:R36FZjLOO
 -  【第23階層】  
  
 ※第23階層のコンマペナルティ  
  
 01〜15 -20  
 16〜35 -10  
 36〜50 -5  
 51〜89 0  
 90〜00 0、イベント優遇   
	- 559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 14:45:18.21 ID:Dsx523ttO
 -  あ 
 
	- 560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 14:45:46.07 ID:AClXxF1a0
 -  ん 
 
	- 561 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 15:03:04.44 ID:R36FZjLOO
 -  # 
  
 階段を下りるなり、強い腐臭がした。……何だここは。 
  
 「……墓場、だな」 
  
 周りは一面の荒野だ。その遥か向こうに、教会のような大きな建物がある。 
 デアドラさんの顔が曇った。 
  
 「……」 
  
 「どうしたんですか?」 
  
 「基本的に、『穴』の各階層はかつてこの世界であった出来事を再現しているの。 
 ここは、その中でもかなりキツいものの一つ。あの緑色の髪の子を置いてきたのは正解よ。悪意に耐えられない」 
  
 そこまで酷いのか。……確かに、近くには腐り果てた死体があちらこちらに転がっている。僕は思わず吐き気を感じた。 
  
 「階段は?」 
  
 「あの奥。……」 
  
 ※60未満で何かがいることが確定(基本は上位魔物)  
	- 562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 15:04:12.44 ID:nE9s/cWDO
 -  はい 
 
	- 563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 15:04:29.70 ID:mlyPF9CSO
 -  はい 
 
	- 564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 15:07:07.74 ID:AClXxF1a0
 -  サクサク進んでクリスとぶち当たるのも困るし、戦闘で経験点欲しかったけどしゃーないか 
 
	- 565 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 15:08:30.16 ID:R36FZjLOO
 -  ※クリティカルのため60以上扱い 
  
 中断します。 
  
  
   
	- 566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 15:14:32.85 ID:nE9s/cWDO
 -  何でクリティカル取ったのに困るとか文句言われないと駄目なのか 
   
	- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 15:35:05.34 ID:AClXxF1a0
 -  いや文句じゃないんだが…すまんな? 
 
	- 568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 15:58:37.90 ID:nE9s/cWDO
 -  ごめん 
 
	- 569 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 23:24:08.66 ID:R36FZjLOO
 -  「ただ、強大な何かがいる感じはしないわ。『カシェイ』ぐらいいるかと思ったのだけど」 
  
 「『カシェイ』?」 
  
 「ここのベネディクトの置き土産よ。……行きましょう」 
  
 デアドラさんが歩き出した。 
  
 ※探索判定1回目 
  
 01〜20  ?????(1回のみファンブル扱い) 
 21〜60  魔物(時間ロス) 
 61〜89  何もなし 
 90〜00  ?????(基本ショートカット)  
	- 570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:24:31.78 ID:KkwVyWbN0
 -  あ 
 
	- 571 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 23:31:11.22 ID:R36FZjLOO
 -  # 
  
 「ここが入り口ね」 
  
 師匠が言うと、マリーンさんが指を口に当てた。 
  
 「……中は魔物の巣。それと……覚悟して」 
  
 「え?」 
  
 デアドラさんも頷いた。 
  
 「正視できないものが多分あるわ。太古の昔とはいえ……これはかつてあったこと。その一部分が、忠実に再現されている」 
  
 「……そこまでか」 
  
 「貴方は相当修羅場を潜っているけど、あとの2人……特にクラン君には刺激が強いわ。心を強く持ちなさい」 
  
 ギィ……と扉が開く。そこには。 
  
 ※70以下でクランの恐怖度チェック  
	- 572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:32:01.79 ID:mlyPF9CSO
 -  はい 
 
	- 573 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/14(火) 23:40:45.42 ID:R36FZjLOO
 -  ※特になし 
  
 「……酷い臭いですね」 
  
 腐臭と血の臭いが鼻を突いた。見た目は大聖堂だけど、ここは……巨大な棺だ。僕は直感した。 
 恐らく、あの奥の十字の近辺には、多くの死骸がある。幸いなのは、ここからは50メドぐらいあってハッキリとは見えないことだ。 
  
 「違いないな。俺ですら軽く吐き気を覚えるよ。デアドラさん、階段は」 
  
 「この奥。ただ、真っ直ぐ行くと魔物がいるわ。貴方たちなら倒せるでしょうけど……きっと心に傷を負う。 
 遠回りすれば、魔物との遭遇確率はずっと減る。ただ、今日はこれ以上潜れないと思う」 
  
 ……どうしよう。 
  
 1  直行ルート(戦闘判定あり、クランたちに翌日以降続くデバフがかかる可能性、24階層に中確率で行ける) 
 2  迂回ルート(2回判定あり、今日の探索はここまで、デバフがかかる可能性はさほどではない) 
  
 ※3票先取 
 (0000までに決まらなければリセット)  
	- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:46:21.86 ID:mlyPF9CSO
 -  2 
 デバフを食らって25Fボスやクリス戦まで続いたらまずいし避けよう  
	- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:47:40.83 ID:KkwVyWbN0
 -  2 
 
	- 576 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 00:00:04.32 ID:g7qNPK2kO
 -  0000につきリセットです。 
 
	- 577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:01:42.82 ID:DXLpdNVeO
 -  2 
 
	- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:04:08.29 ID:krHMa5Ie0
 -  2 
 
	- 579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:04:23.96 ID:upvCQX0DO
 -  2 
 
	- 580 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 10:52:50.38 ID:Klwiyq8MO
 -  「……迂回しましょう。まだ無理をするときではないですし」 
  
 「分かったわ。道はこっちよ」 
  
 デアドラさんは入口の側にあった細い階段に向かう。ここを上るのか。 
  
 「分かっていると思うけど、ここは時空が捻れてるの。だからかなり長い距離を歩くのは覚悟して」 
  
 階段を上ると、そこは真っ暗闇だった。フローラさんが魔法で指先に灯りを作ると、薄汚れた廊下だというのが分かった。 
  
 壁を見るなり、サイファーさんが顔をしかめる。 
  
 「……『助けて』『死にたくない』……子供の筆跡でいっぱいだな。 
 これは確かに精神がやられそうだ。……ここは元々どういう場所だったんですか」 
  
 「数万年前の世界崩壊の末期、『終末兵士』の素体の選別に使われた修道院兼孤児院よ。 
 私もフローラも、元々はオルドとヘルラさんの下にいたから、ここがどういう場所かは知ってる」 
  
 フローラさんが眉を潜めた。 
  
 「……嫌な想い出よ、人間だった頃のね。とっとと去りたいわ」 
  
 そんな場所だったのか。僕はできるだけ前だけを見て歩くことにした。確かに、これは心が削られる。 
  
 ※探索判定2回目 
 01〜10  ?????に遭遇 
 11〜20  ガシャン、ガシャン 
 21〜50  ……気配がする 
 51〜89  何もなし 
 90〜00  イベント  
	- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 11:08:00.82 ID:DXLpdNVeO
 -  はいっと 
 
	- 582 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 11:19:01.53 ID:Klwiyq8MO
 -  # 
  
 「結構、歩きますね……」 
  
 師匠が珍しく弱音を吐いた。僕も相当足に来ている。 
  
 というかこの廊下、一体どのくらい長いんだ??もう数時間は歩いているはずだ。 
 暗闇の中警戒しながらだから、相当精神も削られる。スケルトンやらゾンビやらの雑魚を倒しながらというのも、結構キツい。 
  
 「あと5キメドぐらいかしら。2時間もあれば着くと思うわ」 
  
 そういうデアドラさんの息も荒い。一番余裕がありそうなのはサイファーさんだ。 
  
 「これはトラップの一種ですね?無限回廊というべきものですか」 
  
 「近いけど不正解。条件を満たせば解除され、階段前に着くというものね。 
 これを作った『穴』が何を考えてるのかは分からないけど」 
  
 「『穴』とはまさにこの星の意思そのものでしたっけ。いわば、具体化していない『エメリア』のようなもの……」 
  
 サイファーさんが壁に手を当てた。 
  
 「……まあ、考えても仕方ないか。先を急ぎましょう」 
  
 ※探索判定3回目 
 01〜10  ?????に遭遇 
 11〜20  ガシャン、ガシャン 
 21〜40  ……気配がする(直後に低確率でイベントの判定) 
 41〜89  何もなし(探索終了) 
 90〜00  イベント  
	- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 11:19:52.05 ID:ZiqY7zs5o
 -  あ 
 
	- 584 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 11:26:18.12 ID:Klwiyq8MO
 -  ※巻き戻し権を使いますか?(残り2つ) 
  
 1  使う 
 2  使わない 
  
 ※クラン、イマーラ、サイファーの3人にSAN値判定が入ります。その後戦闘になります。  
	- 585 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 11:26:44.71 ID:Klwiyq8MO
 -  ※3票先取です。 
 
	- 586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 11:32:57.81 ID:DXLpdNVeO
 -  2 
 クリティカルで案外すんなりいく可能性もあるからまだ温存しておく  
	- 587 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 11:33:59.19 ID:Klwiyq8MO
 -  なおSAN値判定は大体半々×3です(多少の違いはあります)。 
 
	- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 11:44:14.54 ID:krHMa5Ie0
 -  2 
 諦めるにはまだ少し早い 
 昔のクランならまだしも、スマイルやコンダクターと対峙してるし 
  
 SANチェック失敗だけでデバフ入る感じでしょうか? 
 持続ターンや時間とかその他判定はありますかね?  
	- 589 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 11:47:09.56 ID:Klwiyq8MO
 -  >>588 
 SAN値判定失敗でデバフが入ります。程度は判定しますが、失敗時点でよくて無力化です(つまり真っ先に狙われます)。 
 持続期間はクリティカルで戦闘中いっぱい、数日単位で続くことも大いにあり得ます。  
	- 590 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 11:55:57.58 ID:Klwiyq8MO
 -  訂正します。コンマペナルティを加味すると無傷で済む確率は各50%前後ではなく各40%前後になります。 
 
	- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 11:56:14.73 ID:Veo3v/ab0
 -  ただこれ、>>1としては考えた以上書きたいという気持ちはあるかと思う 
 このフロア自体前作の展開次第で出てきそうな場所だし 
 でも巻き戻す、ごめん  
	- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:12:24.26 ID:krHMa5Ie0
 -  宝石の力のコンマ修正はどうでしょう? 
 精神の技能判定なら効くのでは  
	- 593 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 12:26:56.50 ID:Klwiyq8MO
 -  >>592 
 クランのみここでのコンマペナルティを相殺できます。それでも50%ですね。 
  
 基本100-精神×2+10での判定です。イマーラの精神は24、サイファーが27になります。  
	- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:38:05.00 ID:kvQ4OrpJO
 -  2 
 クランさえ無事なら問題ない 
 無事とは行かずともイマーラもサイファーも短距離瞬間転移使えるから逃走はできるだろうし、"癒し手"パーシャならカウンセリングは十八番だろう 
 最悪でも一族の力をオリジナル以上に使いこなしてるっぽいシデに精神感応で記憶をいじってもらうとか、色々手はある  
	- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:39:40.91 ID:DXLpdNVeO
 -  全員無傷で乗り切るにはクラン50以上、イマーラ62以上、サイファー56以上か…きついな 
 ふと思ったんだけどここのデバフってブレイズの精神感応術で回復できる?可能なら最悪クランかサイファーが耐えられれば倒すのは難しくなさそうだけども  
	- 596 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 12:51:00.05 ID:Klwiyq8MO
 -  その時だ。 
  
  
 ……けて…… 
  
  
 啜り泣く声がした。女の子の声? 
  
 デアドラさんとフローラさんの表情が固まった。 
  
 「まずい……すぐ近くに『来た』」 
  
 「え?」 
  
 「瞬間転移よ……ここに来るのも、すぐ」 
  
 ゴクリ、と喉を鳴らす。……次の瞬間。 
  
  
 ヴォン 
  
  
 「……助けて……お姉ちゃん、助けて……」 
  
  
 「死にたくない、死にたくないよぉ……」 
  
  
 「痛い、痛い痛い痛い……!!」 
  
  
 「お母さん、お母さんお母さんお母さん……!」 
  
  
 僕はそれを見た瞬間、「スマイル」を思い出した。しかし、これは……もっと遥かにおぞましく、吐き気のする何かだ。 
  
  
 それは、少年と少女の死体の塊。 
 そしてその全てが意思を持ち……中心に絶望の表情を浮かべる少女の巨大な顔があった。 
  
  
 「まずいっ、それを見るなっ!!」 
  
  
 サイファーさんの叫びが響く。しかし、もう遅かった。 
  
  
 キィィィィィィィ…………!!!! 
  
  
 「うわああああああっっっっ!!!!」 
  
  
 頭の中で、途轍もなく嫌な音が響き始めた!! 
  
  
 ※SAN値判定 
  
 50以上で成功(クラン、コンマ下1) 
 62以上で成功(イマーラ、コンマ下2) 
 56以上で成功(サイファー、コンマ下3)  
	- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:51:39.83 ID:RY9kpt730
 -  ん 
 
	- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:52:00.17 ID:upvCQX0DO
 -  はい 
 
	- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:53:45.80 ID:DXLpdNVeO
 -  はい 
 
	- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:54:05.04 ID:krHMa5Ie0
 -  ん 
 
	- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:55:17.98 ID:kvQ4OrpJO
 -  どの道セーフだけど、クランはコンマ修正20だから40以上では? 
 
	- 602 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 12:58:03.13 ID:Klwiyq8MO
 -  ※イマーラ戦闘不能 
 ※イマーラの状態 
  
 01〜20  混乱、PTアタック(回復は通常では数日単位、ブレイズによる強度の治療が必要) 
 21〜50  発狂(回復は通常では数日単位、ブレイズによる強度の治療が必要) 
 51〜75  恐慌(回復は2、3日、ブレイズなら即回復可能、トンプソンとパーシャでも可) 
 76〜89  恐怖(回復は翌日まで) 
 90〜00  恐怖(戦闘中はスタン) 
  
 ※サイファーはイマーラらの防御に回るため、いずれにしてもタイマンです  
	- 603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 12:58:50.00 ID:DXLpdNVeO
 -  あ 
 
	- 604 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 13:00:18.45 ID:Klwiyq8MO
 -  偶奇判定です。 
  
 奇数……ファンブル回避権全消費 
 偶数……????? 
  
 コンマ下3です。  
	- 605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:02:19.28 ID:krHMa5Ie0
 -  コンマ神様頼みます・・・ 
 ksk  
	- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:03:17.84 ID:DXLpdNVeO
 -  まずい所で00引いてしまったすまぬksk 
 
	- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:03:20.11 ID:6gVW5wIvO
 -  あ 
 
	- 608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:08:38.49 ID:krHMa5Ie0
 -  1スレ目の>>214によると、これでもセーフなはず・・・! 
 
	- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:12:12.97 ID:DXLpdNVeO
 -  >なおあるかどうかは不明ですが、偶奇判定時のゾロ目の場合の扱いは本作では偶数扱いとします。 
 よくこんな記述覚えてたな…すっかり忘れてた  
	- 610 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 13:50:06.98 ID:EsRQHK/GO
 -  >>609 
 この場合は通常偶数扱いですね。 
 少し休憩します。  
	- 611 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 16:22:34.59 ID:EsRQHK/GO
 -  僕は歯を食い縛ってそれに耐える。頭が狂いそうになるけど、「死門」を解放すると少しは楽になった。 
  
 「精神波!?しかも、人間にだけ作用するっ!!?」 
  
 デアドラさんが叫ぶ。サイファーさんを見ると、苦しそうにしながら剣を抜いていた。彼は何とか戦えそうだ。 
  
 師匠は…… 
  
 ※イマーラの状態 
 01〜70  恐怖状態(動ける、能力値-3、叫ぶ死骸「オラマックス」は1ターン目は無行動) 
 71〜89  恐怖状態だが覚醒レベル6に(能力値-3、ただし覚醒レベル上昇のため相殺) 
 90〜00  覚醒レベル6に  
	- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 16:23:26.65 ID:TcX8k+2o0
 -  ん 
 
	- 613 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 16:46:04.62 ID:EsRQHK/GO
 -  「ぐっ……!!」 
  
 師匠は震えながら構えていた。ただ、顔面は蒼白で明らかに普通じゃない。 
  
 「イマーラっ!!?」 
  
 「大、丈夫……やれるわ」 
  
 しかしこれでは万全とは言いがたい。僕が何とかしないと。 
  
  
 「助けて……」 
  
  
 「お願い、殺して……」 
  
  
 目の前の怪物からは懇願するような声が漏れている。……動かないのか? 
 ならば、速攻で終わらせるっ!! 
  
  
 【ターン1、距離5】 
  
 ※加速装置を使いますか? 
  
 1  使う 
 2  使わない 
  
 ※距離1→0ですが、移動後攻撃のためパターンは双竜脚→リバーブローになります。 
 (煉獄発動は後者のみ、前者で朦朧発動ならリバーブロー後に追加ターンがあるかを判定) 
 ※2票先取  
	- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 16:49:00.82 ID:DXLpdNVeO
 -  1 
 
	- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 16:51:05.40 ID:TcX8k+2o0
 -  1 
 
	- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 16:51:58.60 ID:krHMa5Ie0
 -  1 
 
	- 617 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:15:10.08 ID:47cHLiW3O
 -   
  
 「アクセラレーションっ!!」 
  
  
 僕は叫ぶと一気に距離を詰める。棒立ちでいる間に、一気に終わらせてみせる!! 
  
 まずは「双竜脚」。そしてゼロ距離で「煉獄」に繋げれば……できるはずだ。 
  
 ※双竜脚 
 ダメージ 
 (コンマ下1、2×10.5)-(コンマ下3、4×6.25)  
	- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:15:42.12 ID:sX0parHz0
 -  あ 
 
	- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:16:00.22 ID:DXLpdNVeO
 -  あ 
 
	- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:17:08.04 ID:krHMa5Ie0
 -  ん 
 
	- 621 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:18:53.58 ID:47cHLiW3O
 -  ※追加ダメージの+50を入れ忘れていました。正しくはこちらです。 
  
 ダメージ 
 (コンマ下1、2×10.5+50)-(コンマ下3、4×6.25) 
  
 現在のコンマは有効です。  
	- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:19:14.34 ID:kvQ4OrpJO
 -  あ 
 
	- 623 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:20:32.54 ID:47cHLiW3O
 -  >>619はクリティカルのため、朦朧が発生します。 
 この部分のみ最低保証50で再判定です(ダメージ2倍)。コンマ下  
	- 624 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:21:03.91 ID:47cHLiW3O
 -  >>623 
 間違えました。ファンブルのため振り直しですね。  
	- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:23:51.99 ID:krHMa5Ie0
 -  ん 
 
	- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:24:57.46 ID:krHMa5Ie0
 -  やったぜ 
 ところで死門と奇門含めて追加ダメージ+150では?  
	- 627 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:27:41.88 ID:47cHLiW3O
 -  >>626 
 ああ、すみません。死門のみのボーナスになるので+100のみですね。 
 >>625のクリティカル分は下のコンマを上乗せした上で2倍ダメージになります。コンマ下  
	- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:29:25.78 ID:DXLpdNVeO
 -  はいっと 
 
	- 629 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:43:17.55 ID:47cHLiW3O
 -  ダメージ 
 201+3705=3906 
  
 ※オラマックス残りHP???? 
  
 HP判定 
 01〜30  6000 
 31〜60  5000 
 61〜89  4000(戦闘ほぼ終了) 
 90〜00  3000(戦闘終了+ボーナス)  
	- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:44:53.94 ID:TcX8k+2o0
 -  ん 
 
	- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 17:45:30.78 ID:kvQ4OrpJO
 -  あ 
 
	- 632 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 17:51:17.68 ID:47cHLiW3O
 -  ※戦闘終了、経験点100p、奥義習得ポイント1p 
  
 中断します。  
	- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 18:00:35.77 ID:krHMa5Ie0
 -  妻を怖がらせたやつにクラン怒りの双竜脚 
 足から空勁でも放ったかのようなダメージしてんな 
 むしろ普通に空勁放つよりダメージ高い  
	- 634 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 18:20:42.61 ID:47cHLiW3O
 -  >>633 
 99クリティカルなので盛ったダメージになってますね。毘沙門で99や00偶数なら万単位のダメージが出るかと思われます。 
 (ベネディクトやドワーキンでも大ダメージは必至です)  
	- 635 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 22:09:21.83 ID:W1HzeEfZO
 -  一気に踏み込んだ僕は、怪物の頭蓋目掛け右脚を振り切った。……軽い手応え。 
  
 しかし、この技には……返しの回し蹴りがある!! 
  
  
 ブンッ!!! 
  
  
 メキョッ 
  
  
 何かが割れる感触と、踵が深くめり込む手応えがあった。 
 そして、怪物はゆっくりと後ろに倒れていく。 
  
  
 …………ズゥンッ!!! 
  
  
 「……アリ、ガトウ……」 
  
  
 悲鳴の代わりに出たのは、感謝の言葉。そして、怪物にくっついていた少年少女の死骸は……一斉に目を閉じた。 
  
  
 「……終わったのか?」 
  
 「ええ、多分」 
  
 「……『蛇』の力、凄まじいものと知ってはいたが……呆れるほど非常識だな」 
  
 パチリ、とサイファーさんが剣を鞘に納める。 
  
 「イマーラ、大丈夫?」 
  
 「な、何とか……この子たちの境遇が、脳裏に走って……ちょっと耐えきれそうもなかった。 
 ……あんなことが、太古の昔に?」 
  
 「ええ。非人道的な人体実験。その成れの果てがこれよ。 
 オルランドゥ魔術学院でも行われたことだけど、規模と凄惨度合いは比較にならない。 
 生きたままオルディニウム……それも高純度のものを埋め込まれたりね」 
  
 デアドラさんが、ポツリと言う。その時、カランと何かが落ちる音が聞こえた。 
  
 ※入手アイテム 
 01〜70  ボタン 
 71〜89  首飾り 
 90〜00  再判定  
	- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 22:09:38.64 ID:rNfg8ri50
 -  あ 
 
	- 637 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 22:18:25.25 ID:W1HzeEfZO
 -  「……ボタンねぇ。この中の誰かがお守りとして持っていたのかしら」 
  
 フローラさんがそれをつまみ上げ、僕に渡した。 
  
 「貴方にあげるわ。幸運を増強する効果があるものよ。 
 まあ、持っておいて損になるものじゃないわ」 
  
 「あ、ありがとうございます……」 
  
 緑色のボタンからは、確かに不思議な魔力を感じるけど……本当に役立つのかなこれ。 
  
 # 
  
 ※「社」パートに移ります。視点を選んでください。 
  
 1  ウィル 
 2  ナディア 
 3  ミーシャ 
  
 ※3票先取 
  
 ※クリティカルのコンマ範囲ですが、ウィルとナディアは95以上、ミーシャは90以上です。 
 ただ、個人能力ではややウィルが抜けています。ナディアは特殊能力が優れているなど、大体一長一短です。  
	- 638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 22:23:50.88 ID:DXLpdNVeO
 -  2 
 ラーナの代わりに敵の感知役として先制取れる可能性ありそうなのとダリオの力を見抜くまでできそう(後者は確率低そうでもあるけど)  
	- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 22:24:08.05 ID:rNfg8ri50
 -  2 
 
	- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 22:24:39.24 ID:upvCQX0DO
 -  2 
 
	- 641 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/15(水) 23:57:07.15 ID:W1HzeEfZO
 -  # 
  
 「ここが『社』、ですか」 
  
 そこはまるで巨大な箱のような建物だった。石のようなものでできていて、とても無機質だ。 
  
  
 でも、私には分かる。色々なもので押さえ付けられてるけど……ここにはとてつもない「悪意」があると。 
  
  
 「そうだ。余が一応封印しているから、ここにあるものが外に出ることはないし、容易に中に入り込むこともない。 
 ドワーキンなら可能かもしれないが、それでも余の力を破るのは容易くはあるまい」 
  
 赤い髪になったパーシャさんが自慢気に言う。この状態の時は「エリック」さんというらしい。何で男性の名前なんだろう。 
  
 「ただ、中に入らねば『新人類』の弱点は分からない。虎穴に入らずんば虎児を得ず、です」 
  
 難しい言葉をシデさん……だっけ。銀髪の翼人さんが言った。 
 ダリオさんという金色の骸骨さんと合わせ、その力はクランさんよりも上かもしれない。世の中は広いなあ…… 
  
 「それもその通りだ。油断はするな、『死病』のような病原菌がある可能性は高い」 
  
 「『死病』?」 
  
 「それによって死んだ死体に触れたら最後、やがて身体が溶けて死ぬという最悪の病です。 
 ケインが造り出した悪魔の所業ですよ。……私たちの世界の半分は、これで死んだ」 
  
 緊張感が一気に走る。……そんな病気、聞いたこともない。 
  
 「で、トンプソン司教とパーシャさん……というより『エリック』さんか。貴方たちも同行するんですか?」 
  
 ※トンプソン(コンマ下) 
 5の倍数で同行(95以上なら?) 
  
 ※エリック(コンマ下2) 
 50以上で同行  
	- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:57:51.12 ID:rNfg8ri50
 -  あ 
 
	- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:58:08.23 ID:upvCQX0DO
 -  はい 
 
	- 644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:58:34.31 ID:6keC3keMO
 -  とう 
 
	- 645 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 00:36:43.71 ID:qSD7eYMqO
 -  「いえ、私はモリブスに戻らねば。……それにここは、私の手に余る」 
  
 「……えっ」 
  
 「エリック」さんも頷いた。 
  
 「余がやったのは入口の封印までだ。それ以上は、いかに余であっても危険を伴う。貴様らが行く先は、そういう場所だ」 
  
 ……そんな場所なの??いよいよ本格的に、私が場違いな所にいるのが分かった。 
 シデさんとダリオさんは言うに及ばず、ウィルさんは私ですら知っている超有名人だし、ミーシャ様は一国の王女様だ。 
 元娼館のお飾りだった私ができることなんてあるのかな…… 
  
 ポン、とミーシャ様が私の肩に手を置いた。 
  
 「心配しないで。貴女のことは、クランから色々聞いてるよ。 
 彼、本当に信頼した子しか抱かないの。誰でも手当たり次第じゃないわ。 
 つまり、貴女には信頼するに足る何かがあるってこと。それは性格もそうだろうけど……もっと別のものがあるはずよ」 
  
 「別のもの?」 
  
 「ええ。邪気を察したり払ったり、貴女に超常の力があるのは聞いてる。 
 そういうのも込みで、貴女がきっと自分の、そして世界の力になってくれるって思ったんじゃないかしら。大丈夫、私も貴女を守るから、ね?」 
  
 ミーシャ様が微笑んだ。私みたいな人間には、勿体ない笑顔だ。 
  
 でも、期待に応えなきゃ。クランさんの、そして皆の。 
  
 「では、結界を破るぞ」 
  
 複雑な紋様が描かれた扉にダリオさんが手をやると、それはプシューッと音を立てて開いた。その先は……真っ暗闇だ。 
  
 一体、この奥に待ち受けているものは何なのだろう? 
  
 ※「社」第一階層、コンマペナルティ 
 01〜20  -20 
 21〜40  -10 
 41〜60  -5 
 61〜94  0 
 95〜00  0、イベント  
	- 646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:37:32.10 ID:VjG+Vs/TO
 -  あ 
 
	- 647 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 00:44:28.66 ID:qSD7eYMqO
 -   
  
 ……え。 
  
  
 入るなり強烈な悪寒に襲われた。……一体何なの?? 
  
  
 「皆さん、待ってください。……ここには、強い邪気を感じます」 
  
 「……のようだな」 
  
 シデさんの目が鋭くなった。それを見て、全員の警戒心が一気に上がる。 
  
 「感知魔法とか、効かないんですか」 
  
 ※70以上でシデが使える、未満なら何かに邪魔をされている  
	- 648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:46:50.57 ID:d5lsqVL5o
 -  あ 
 
	- 649 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 00:49:37.51 ID:qSD7eYMqO
 -  「いや……何かに邪魔をされているようだ。正攻法しかないな」 
  
 床がぬちゃぬちゃしているのに気付いた。……ここは想像以上に危険な場所なのかもしれない。 
  
 「……引き返そう。少なくとも、ミラやラーナ君抜きでここを歩くのは危険だ」 
  
 ウィルさんが呟いた。 
  
 1  今日は撤収 
 2  先に進む 
  
 ※3票先取  
	- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:52:17.18 ID:d5lsqVL5o
 -  1 
 
	- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:52:52.90 ID:VjG+Vs/TO
 -  1 
 
	- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 05:47:43.32 ID:HkeSqaaC0
 -  1 
 
	- 653 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 12:49:18.14 ID:EUNtxT3OO
 -  「ええ、私もそう思います。皆さんはどうですか」 
  
 誰も反対しなかった。ここに挑むなら、万全の体勢を整えてからでないとまずい予感がする。 
  
 ※視点がクランに戻ります  
	- 654 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 12:58:28.72 ID:EUNtxT3OO
 -  # 
  
 「……ということが」 
  
 イーリスに戻った僕らはナディアからの報告を聞いていた。 
  
 「……そこまで危険なの?」 
  
 「私とダリオならゴリ押しもできるかと思ったが、その保証はない。それに、あそこにいるのは恐らく……」 
  
 シデさんが言葉をつぐんだ。これは余程のことだ。 
  
 「だから、『社』の方はラーナさんとミラさんを待とうということになりました。 
 ラーナさんの感知魔法があれば、多少は何とかなるんじゃないかと」 
  
 「ええ。あるいはクランにあっちに回ってもらうというのもありかもね。 
 『穴』の方は何とかなるんでしょ?」 
  
 ミーシャの言葉に、僕は一瞬躊躇した。 
  
 「一応、クリスには近付いてると思う。ただ、イマーラが今休んでるようにこっちもこっちで簡単じゃないかな」 
  
 「俺も同意見だ。どっちも探索は厳しい。俺は明日帰るが、誰かしら呼んでくるつもりだ」 
  
 ※誰をお願いしますか? 
 1  ノワール(魔法使い、肉体能力は貧弱、範囲攻撃など可能) 
 2  マルコ(ガンナー、肉体能力はそこそこ、遠距離強攻撃可能だが接近戦は不得手) 
 3  ヘカテル(二刀流戦士、肉体能力はサイファーに準ずる、魔法はからきしだが対単体は強い) 
  
 ※3票先取  
	- 655 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 12:59:24.06 ID:EUNtxT3OO
 -  ※なおケイはまだイーリスにいます。彼女を使うこともありといえばありです。 
 
	- 656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 13:04:41.88 ID:VjG+Vs/TO
 -  3 
 
	- 657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 14:22:57.67 ID:HkeSqaaC0
 -  2 マルコの鉢金便利だし 
 
	- 658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 14:23:07.27 ID:Aa6MJ/CJ0
 -  2 
 透明化してたのかってくらいマリーンが空気だけど、護衛はマリーンに任せていいかな 
 マルコの奥義は護衛にも使えそうだし  
	- 659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 14:27:42.02 ID:VjG+Vs/TO
 -  鉢金があったの忘れてたわ、感知魔法効かなくてもこれなら索敵は問題ないな 
 3→2に変更で  
	- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/16(木) 14:28:44.13 ID:Aa6MJ/CJ0
 -  鉢金はたしか神器だけど使えるのかな 
 まあ魔素の濃い穴なら使える可能性は高いか 
 探知はデアドラが居るとしても回復は便利だね  
	- 661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 14:32:24.38 ID:Aa6MJ/CJ0
 -  ああ7スレ目見たら普通に使えてるね 
 
	- 662 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 14:48:19.02 ID:EUNtxT3OO
 -  「じゃあマルコさんでお願いできませんか?彼には色々助けてもらいましたし」 
  
 「了解だ。じゃあそのように手配しよう。 
 問題は、チームはこのままでいいかだな。聞いた話じゃ、『社』はかなり危なそうだが」 
  
 1  このままでいいです 
 2  見直しましょう 
  
 ※3票先取  
	- 663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:01:19.74 ID:Aa6MJ/CJ0
 -  感知要員でラーナが必要なら、マルコで代用って出来ますかね 
 ラーナより火力あるだろうしミラの代わりにもなるかも  
	- 664 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 15:05:54.95 ID:EUNtxT3OO
 -  >>663 
 感知能力はラーナ>マルコ=シデです(感知方法が同一のため)。 
 遠距離攻撃と1対多数での対応能力では 
 マルコが最も優れています。 
   
	- 665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:26:49.86 ID:Aa6MJ/CJ0
 -  1 
  
 ああそうだわそもそもシデ鉢金装備してたな 
 ラーナが次の穴探索に来れないなら、この後アリスのところに行って念のためにマナキャンセラーもらうかな  
	- 666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:32:30.77 ID:VjG+Vs/TO
 -  1 
 
	- 667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:33:26.72 ID:HkeSqaaC0
 -  1 
 
	- 668 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 15:45:52.45 ID:EUNtxT3OO
 -  「このままでいいと思います。ただ、クリスに会ったらどうします?」 
  
 「明日戻った時にマナキャンセラーの在庫がないか調べてみる。まあ、明日に会う可能性は少ないと思うが」 
  
 「分かりました。後は、ラーナとミラ待ちですね」 
  
 # 
  
 【91日目】 
  
 ※???判定(コンマ下) 
 05以下で?(1回のみファンブル扱い) 
  
 ※ラーナたちの帰還判定(コンマ下2) 
 40以上で帰還 
  
 ※マナキャンセラーの有無(コンマ下3) 
 40以上である  
	- 669 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 15:46:33.09 ID:EUNtxT3OO
 -  なお、マナキャンセラーがない場合アリスの所に行かねばならないため行動回数に-1されます。 
 
	- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:49:34.48 ID:D+Jld2fR0
 -  あ 
 
	- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:49:59.43 ID:syvSogTDO
 -  はい 
 
	- 672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 15:50:22.71 ID:VjG+Vs/TO
 -  はい 
 
	- 673 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 17:05:05.21 ID:EUNtxT3OO
 -  # 
  
 「そういうことねぇ」 
  
 朝方に戻ってきたラーナがパンを頬張りながら唸る。「封印術」は無事覚えられたらしい。 
  
 「『社』は思ったより危険みたい。ラーナはそっちに回ってもらえるかな」 
  
 「うん、了解。クリスと会ったらどうするの?」 
  
 ドアからマルコさんが入ってきた。サイファーさんとの交代が済んだらしい。 
  
 「クラン君、久し振り。……ってまた女の子増えてない?」 
  
 「ハハハ……で、例のものは?」 
  
 「一応あったよ。ほら」 
  
 マルコさんがマナキャンセラーを取り出した。これなら予定通りかな。 
  
 「……というわけだから心配は要らないかな」 
  
 「了解。じゃあ、私とミラはモリブスに行けばいいわけね」 
  
 「うん、気を付けて」 
  
 「そっちもね」 
  
 さて……クリスとの決戦は近い。気合いを入れなきゃ。 
  
 ※どちらから先にやりますか? 
 1  「穴」 
 2  「社」 
  
 ※2票先取  
	- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 17:22:21.13 ID:Aa6MJ/CJ0
 -  2 
 
	- 675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 17:23:52.94 ID:VjG+Vs/TO
 -  2 
 
	- 676 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 22:12:55.14 ID:EUNtxT3OO
 -  # 
  
 「ここが『社』か」 
  
 険しい顔でミラさんが呟く。人数は増えたけど、ここの不気味な雰囲気に緊張は解けない。 
  
 「ラーナ、感知お願いできる?」 
  
 「任せて」 
  
 ミーシャ様の言葉に、ラーナさんが目を閉じた。 
  
 ※40以上感知可能  
	- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:13:43.89 ID:VjG+Vs/TO
 -  あ 
 
	- 678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:13:44.92 ID:a8gy+Z+J0
 -  あ 
 
	- 679 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 22:26:54.74 ID:EUNtxT3OO
 -  ※感知可能 
  
 ※第一階層の状況 
 01〜25  とてつもないのがいる 
 26〜50  ……機械? 
 51〜75  機械と魔物と 
 76〜94  機械がうろうろ 
 95〜00  魔物がいるけど……  
	- 680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:32:17.92 ID:a8gy+Z+J0
 -  あ 
 
	- 681 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 22:43:50.01 ID:EUNtxT3OO
 -  「……機械がうろうろしてる。でも、これは見たことのあるヤツか、それに毛が生えたぐらいのね、多分」 
  
 「Λってヤツか」 
  
 「それもいる。もうちょい大きなのもいるけど」 
  
 シデさんが「ふむ」と声をあげた。 
  
 「Σぐらいか、いるとしたら」 
  
 「知ってるんですか?」 
  
 「私も機械兵には苦労させられたからな。Ωでないなら何とでもなる。 
 私の後についてきてくれ。露払いは私とダリオでやる」 
  
 「じゃあ、殿は僕がやります」 
  
 ウィルさんの言葉にミラさんも頷いた。 
  
 「私も後方を固めよう。ラーナとナディア、ミーシャは中段に。警戒を怠るなよ」 
  
 ※階段までの道程、判定1回目 
 01〜15  サイレン 
 16〜50  機械兵登場(3体、再判定) 
 51〜75  機械兵登場(1体、タイムロス1) 
 76〜94  何もなし 
 95〜00  ?????  
	- 682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:44:21.09 ID:syvSogTDO
 -  はい 
 
	- 683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:46:11.28 ID:O0qC4GEHo
 -  わお 
 
	- 684 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 22:50:22.71 ID:EUNtxT3OO
 -  その時だ。 
  
  
 ヴィーッ!!!ヴィーッ!!! 
  
  
 けたたましい音が響く。これは……!!? 
  
  
 「まずいっ!!!一気に来るぞっ!!!」 
  
  
 シデさんが叫ぶ。するとあちこちから機械の群れが……!!? 
  
  
 ※機械兵の群れの中身 
 01〜40  Ω3体+α 
 41〜65  Ω2体+α 
 66〜80  Ω+α 
 81〜94  機械兵10体ほど 
 95〜00  機械兵5体ほど+ミラとラーナが……  
	- 685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:51:34.72 ID:T2tDlD9V0
 -  ん 
 
	- 686 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 22:58:17.04 ID:EUNtxT3OO
 -  そこに現れたのは……機械兵が10体ほどと……四つ足の巨大な機械だった。 
 私はその禍々しさに足が震えた。 
  
  
 ……何これ……!? 
  
  
 「Ωだ」 
  
 「一体何処から湧いて来た!!?」 
  
 「罠を気付かず踏んだらしい。どこからか召喚されたな」 
  
 ウィルさんの叫びにも、シデさんは冷静に構える。 
  
 「1体だけなら私でもどうとでもなる。ダリオは彼らの支援を」 
  
 「請け負った」 
  
 シデさんが一人、Ωという巨大な機械の前に立つ。私たちに、その他の機械兵の銃口が一斉に向けられた。 
  
  
 「散れッ!!!」 
  
  
 ウィルさんが叫ぶ。……私も戦うしかないの!?この数相手に?? 
  
  
 ※ダリオ特殊能力、40以上で発動  
	- 687 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 23:00:55.40 ID:EUNtxT3OO
 -  40以上→30以上に変更します。 
 
	- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:03:00.90 ID:VjG+Vs/TO
 -  はい 
 
	- 689 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 23:18:29.40 ID:EUNtxT3OO
 -   
  
 その時だ。 
  
  
 「ウォール」 
  
  
 ダリオさんが低く呟く。と同時に、一斉に銃弾が私たちに浴びせられる!! 
  
  
 もうダメッ!! 
  
  
 ズドォォォン…… 
  
  
 あれ?当たってない?それどころか、ミラさんが機械兵の一体を吹っ飛ばしていた。 
  
  
 「おい骸骨、何かしたな?」 
  
 「君たちの周りに防護壁を張った。これでしばらくはもつ」 
  
 そう言うとダリオさんは虚空から巨大な剣を取り出した。 
  
 「じゃあ、一気に往くぞ」 
  
  
 ザンッ!!! 
  
  
 一刀の元に機械兵は斬り捨てられる。これならいけるかも!!? 
  
  
 ※vs機械兵(ナディア) 
 01〜10  重傷以上 
 11〜30  負傷以上 
 31〜50  無傷だが1体も倒せず 
 51〜75  1体は倒した 
 76〜94  2体倒した 
 95〜00  3体倒した+大技習得  
	- 690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:19:13.43 ID:syvSogTDO
 -  はい 
 
	- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:19:22.81 ID:T2tDlD9V0
 -  ん 
 
	- 692 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 23:25:05.04 ID:EUNtxT3OO
 -  ※周囲の状況(コンマ下) 
 01〜25  負傷者あり 
 26〜40  負傷者はいないが苦戦中 
 41〜94  殲滅した 
 95〜00  誰かにイベント 
  
 ※シデvsΩ(コンマ下2) 
 01〜10  大苦戦中 
 11〜25  やや手間取っている 
 26〜94  倒した 
 95〜00  倒した&イベント  
	- 693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:25:22.16 ID:T2tDlD9V0
 -  ん 
 
	- 694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:25:46.88 ID:VjG+Vs/TO
 -  ん 
 
	- 695 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 23:29:46.80 ID:EUNtxT3OO
 -  ※負傷者は…… 
 01〜60  ラーナ 
 61〜90  ミーシャ 
 91〜94  ミラ 
 95〜00  ウィル 
  
 ※怪我の程度は決定後に判定  
	- 696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:30:11.00 ID:syvSogTDO
 -  はい 
 
	- 697 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 23:32:23.96 ID:EUNtxT3OO
 -  ※偶奇判定です。 
  
 奇数……ファンブル回避権利全消費 
 偶数……ラーナかナディア覚醒 
  
 コンマ下3  
	- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:33:03.51 ID:syvSogTDO
 -  ksk 
 
	- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:33:31.12 ID:T2tDlD9V0
 -  偶数 
 
	- 700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:33:43.74 ID:VjG+Vs/TO
 -  覚醒こい 
 
	- 701 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/16(木) 23:43:50.07 ID:EUNtxT3OO
 -  ※覚醒イベントあり 
 ※シデイベントはその後 
  
  
 ブォンッ 
  
  
 機械兵が巨大な鉤爪を振り回す。私はそれを、すんでのところで避けた。 
  
  
 「はあっ、はあっ……!! 
  
  
 髪の毛が僅かに斬られたかもしれない。正直、避けるので精一杯だった。 
  
 こんなの、私だけでどうにかなるもんじゃなかったんだ。やっぱり、私は足手まといなのかな…… 
  
 ふと視線を皆の方に向ける。機械兵との戦いは、皆苦戦しているようだった。 
 サクサクと倒せているのはミラさんとダリオさんだけで、後は細かい傷だらけになりながら何とかやれているという感じだ。 
  
  
 このままじゃダメだ。何とかしないと。 
  
  
 そう思って、ロッドを握る手に力を込めた。 
  
  
 その時だった。 
  
  
 ブゥン 
  
  
 ラーナさんの背後から、機械兵の鉤爪が飛んできた。ラーナさんの戦っているのとは、別の……!? 
  
  
 これは、まずいっ!!!! 
  
  
 「ラーナさんっっっ!!!」 
  
  
 奇数  ナディア覚醒 
 偶数  ラーナ覚醒 
  
 ※共に覚醒レベルは6になります  
	- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:45:50.10 ID:T2tDlD9V0
 -  ん 
 
	- 703 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 00:00:20.23 ID:/3zKIKm8O
 -  ラーナさんの顔が驚きで見開かれた。鉤爪が彼女の頭を消し飛ばそうとしたその刹那…… 
  
  
 キィィィィッッッ!!!! 
  
  
 「え?」 
  
 「何ッ」 
  
 「これはっ……!?」 
  
  
 激しい光がラーナさんを包む。次の瞬間。 
  
  
 ドゴオオオオオオオッッッッ!!! 
  
  
 赤い光と共に轟音が鳴り響く。それが彼女が発した何らかの魔法が「社」の壁を壊した音と気付くまでに、数秒かかった。 
  
  
 「……お」 
  
  
 ミラさんが感心したように言う。ラーナさんの背中には、シデさんのような白い翼が生えていた。 
  
  
 「これって……!?」 
  
  
 ラーナさんは自分の手を見るとすぐに動き出し、残りの機械兵も同じように片付けてしまった。 
  
 「嘘……こんな力を私が?」 
  
 そう言うと、ラーナさんの翼は消える。ミラさんがニヤリと笑った。 
  
 「私やクランの世界に来たようだな」 
  
 「……へ?」 
  
 「命の危険に晒されて『目覚めた』んだよ。よく考えたら、ラーナは私ともクランとも、そしてミーシャともしてる。 
 そういう素地は元からあったわけだな」 
  
 うんうんとミラさんが自慢げに言う。 
  
 「意味分かんない……まあ、いいのかなこれで。……シデさんは?」 
  
  
 ゴォンッッッッ 
  
  
 「ピ、ピピ……エラーハッセイ、エラーハッセイ、エラーハッ……」 
  
  
 グシャアッッ!!! 
  
  
 シデさんの拳が、Ωの「頭」を吹き飛ばした所だった。一人で何とかできるんだ…… 
  
  
   
	- 704 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 00:00:47.69 ID:/3zKIKm8O
 -  中途半端ですが今日はここまで。 
 
	- 705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 00:15:28.53 ID:kurVK9mB0
 -  乙 
 シデは7割の力に落ちても相変わらずΩブッ殺マンか 
 そしてまたも00偶数でやや火力不足感があったラーナが覚醒するとは 
 昨日のイマーラも00偶数でイベント的にも良かったのに覚醒レベルすら上がらなかったから、時間差で覚醒したりしないかな  
	- 706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 00:42:16.78 ID:cxppg9q6O
 -  次はナディアにもパワーアップ来て欲しいな 
 力不足を嘆いてる今、守りや回復方向に強化入れば流れとしては最高においしい 
 ミラは勿論他全員ばりばりに前線で戦う覚醒してるから後方支援役としての覚醒をナディアには期待してる  
	- 707 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 08:51:59.88 ID:5VUwrx/uO
 -  「これでいい。皆、怪我は」 
  
 平然とシデさんが言う。息一つ乱れてない……凄すぎる。 
 ラーナさんが私たちを見渡した。 
  
 「細かいのはあるけど、どうとでも。にしてもこれほどなんですね……」 
  
 「凄いのは君だ。ラーナ君、だったか。まさかあそこまで強力な魔法を使えるとは」 
  
 「いや、あれは多分たまたまですよ。あんなの、さっきまでできなかったですし……」 
  
 「それにしてもだ。さて、先を急ごう。大分手間取った……ん」 
  
 シデさんが何かに気付いたようだ。何だろう? 
  
 01〜75  エレベーター 
 76〜94  鍵 
 95〜00  エレベーターと鍵 
  
 (88クリティカルですが、ボタンはクラン所有のため通常クリティカル扱いです)  
	- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 09:08:06.57 ID:/jyPsUaS0
 -  はい 
 
	- 709 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 09:14:19.90 ID:5VUwrx/uO
 -  「……あれは」 
  
 シデさんが壁の方に向かっていく。何があるというのだろう? 
  
 「……移動用の『箱』があるな」 
  
 「『箱』?……ああ、エレベーターというやつか」 
  
 ミラさんが納得した様子で言う。 
  
 「これを使えば、一気に下に行けるわけだな」 
  
 「そういうことになる。問題は動くかだ」 
  
 01〜15  動きようがない 
 16〜80  起動にはカードキーが必要 
 81〜94  動く 
 95〜00  動く&???  
	- 710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 09:18:55.22 ID:icUuv8YDO
 -  はい 
 
	- 711 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 09:23:10.35 ID:5VUwrx/uO
 -  ※ファンブル回避権残り4回、再判定 
 
	- 712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 09:40:06.21 ID:nwe9lMya0
 -  あ 
 
	- 713 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 09:52:02.77 ID:5VUwrx/uO
 -  シデさんが壁を押すけど、何の変化もない。 
  
 「……無理か」 
  
 「いや、ここにカードスキャナーがある。マエザキの所で見たのと同じ形式だ。 
 とすれば、カードさえあれば動くはずだ。どこにあるかは知らないが」 
  
 ミラさんが呟く。「すきゃなー」とか何を言ってるのかさっぱり分からないけど、何か動かすことはできるらしい。 
  
 「それがあるとどうなるんだ?」 
  
 「一気に下に行けるかもしれない。というか、ここの構造がよく分からないわけだが」 
  
 ウィルさんの言葉に、ミラさんがラーナさんをチラリと見た。 
  
 「すごくマナが揺らいでて、さっきは全体構造まで分からなかったけど……もう一度やってみる」 
  
 ※「社」の構成(ラーナ覚醒により把握可能) 
 01〜20  不明のまま 
 21〜60  地上6階、地下は2階以上あるのまでしか分からない(恐らく地下は相当深い) 
 61〜94  地上6階、地下2階 
 95〜00  地上6階  
	- 714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 09:54:41.34 ID:icUuv8YDO
 -  はい 
 
	- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 10:04:18.51 ID:6TK600GzO
 -  >710は1番下の判定じゃないから通常扱いじゃない? 
   
	- 716 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 10:10:22.88 ID:5VUwrx/uO
 -  >>715 
 失礼しました。その通りですね。 
 結果は変わらないのでこのまま進めます。  
	- 717 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 13:57:33.07 ID:5VUwrx/uO
 -  ラーナさんの顔が険しくなった。 
  
 「上は6階まであるけど……下はまるで分からない。地下2階以上あることまでしか」 
  
 「えっ」 
  
 「多分、下は相当深いわよ。さっきのエレベーター使わないと、話にならない」 
  
 ウィルさんの顔が渋くなった。 
  
 「やはり簡単ではないか」 
  
 「ここを1日でなんとかするのが無茶だってことは分かったわ。とにかく先に進みましょ」 
  
 再びシデさんを先頭に進み始めた。私、役立つ時があるのかな…… 
  
 ※タイムロス3 
 ※探索判定2回目 
  
 01〜40  機械兵登場(再判定) 
 41〜80  階段へ 
 81〜94  部屋が空いている 
 95〜00  部屋が空いている(何かしらはある)  
	- 718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 14:01:26.79 ID:cxppg9q6O
 -  はい 
 
	- 719 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 14:28:01.16 ID:5VUwrx/uO
 -  # 
  
 「……さて、どうする?」 
  
 私たちは階段に着いた。暗い金属の階段は、上と下に伸びている。 
  
 「どっちに何があるか……は分からないですよね」 
  
 ※70以上でラーナから回答あり  
	- 720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 14:29:47.61 ID:4W6jskHRO
 -  あ 
 
	- 721 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 14:49:29.85 ID:5VUwrx/uO
 -  「そうね、せめて同じ階にならないと」 
  
 そうなるとどっちに何があるかは運か。ここは…… 
  
 1  上 
 2  下 
  
 ※2票先取  
	- 722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 14:51:44.82 ID:cxppg9q6O
 -  1 
 
	- 723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 15:00:38.28 ID:icUuv8YDO
 -  1 
 
	- 724 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 21:32:24.85 ID:5VUwrx/uO
 -  「じゃあ、上に行きませんか?下は底が分かりませんけど、上は6階までしかないですし」 
  
 「それもそうだな。じゃあ、行きましょう」 
  
 シデさんを先頭に階段を上る。階段は上まで続いているようだけど…… 
  
 1  上る(3Fへ) 
 2  2Fへ 
  
 ※2票先取 
  
 ※上に一気に上がろうとするとバッドイベントが発生しやすくなります 
 ※基本上の階層ほど何かがありますが、2Fで重要な発見がないとも限りません 
 (無論、「死病」のコロニー発見などのバッドイベントもあり得ます)  
	- 725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 21:34:03.76 ID:cxppg9q6O
 -  2 
 
	- 726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 21:34:45.92 ID:XCwy2eYx0
 -  2 
 
	- 727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 22:19:37.23 ID:kurVK9mB0
 -  そういえばエリックが新人類の卵を見つけてきてたけど、どこから見つけてきたんだろ 
 入り口近くにあったのか? 
 上の階からからそれ以上のものが見つかるだろうか  
	- 728 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/17(金) 22:37:49.57 ID:5VUwrx/uO
 -  >>727 
 実は入口付近に「門番」として1体いました。彼女はそれの起動前に破壊、危険と察したため強力な結界を張ったというわけです。 
 まだ何かが存在していますが、そちらは出てこないと踏んだようです。  
	- 729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 10:01:01.43 ID:Mck46Hmj0
 -  この社をどの世界の誰が作ったのかまるっきり忘れた 
 
	- 730 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 10:05:00.21 ID:FvQjAl7+O
 -  >>729 
 前々作を踏襲しています。(つまり中にいるのはアレである可能性が高いです) 
 ただ、中身が同一とは限りません。そもそも本来ならクリスは自由に出入りできたはずですが……?  
	- 731 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 10:13:36.28 ID:FvQjAl7+O
 -  【「社」2階】 
  
 ※コンマペナルティ 
 01〜15  -20 
 16〜35  -10 
 36〜50  -5 
 51〜94  0 
 95〜00  0、イベント  
	- 732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 10:19:29.04 ID:qslOfxl6O
 -  え 
 
	- 733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 10:19:52.79 ID:Xu1pER8i0
 -  ん 
 
	- 734 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 10:24:57.26 ID:FvQjAl7+O
 -   
  
 ……ズンッ 
  
  
 入るなり凄まじい臭いが鼻を突いた。……何ここ?? 
  
  
 「……この階は……死の臭いしかしない……」 
  
 私は思わず呟いた。そして強烈な悪意を感じる。 
  
  
 ※ラーナ、40以上で感知可能(コンマ下) 
 ※シデ、3の倍数で……?(コンマ下2) 
  
 ※ラーナ、シデのクリティカル範囲は90以上です  
	- 735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 10:28:34.75 ID:Xu1pER8i0
 -  ん 
 
	- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 10:33:48.44 ID:mdPaPMiEO
 -  あ 
 
	- 737 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 10:42:56.16 ID:FvQjAl7+O
 -  ※ラーナ感知可能 
 ※シデはクリティカルのためこの階が???階であるのが確定(回避可能) 
  
 ※感知結果 
 01〜30  まずい予感しかしない 
 31〜75  ここはやめとこう 
 76〜89  探索はできそう 
 90〜00  何かいる  
	- 738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 10:44:47.93 ID:Xu1pER8i0
 -  ん 
 
	- 739 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 13:08:57.68 ID:FvQjAl7+O
 -  「……『死病』だな」 
  
 「『死病』?」 
  
 シデさんが頷く。さっきもそんなことを言っていたような…… 
  
 「この臭いには覚えがある。死骸に触れれば死ぬ。それも意識を保ちながら、ゆっくりと溶けていく」 
  
 「……そんなものが?」 
  
 ウィルさんが眉を潜めた。 
  
 「しかし、ここは500年前の施設でしょう?白骨化していて、死骸も何もないのでは」 
  
 「あれは腐敗しない。ドロドロのまま、その場に残されるだけだ。 
 ただ、極々例外的に生き残る者もいる。ここはそれを選別し、『新人類』の核とする場所だったのだろう」 
  
 とすると、この強烈な悪意の元は…… 
  
 「……確かに、この奥には何かいるわ。ただ、動く気配もない」 
  
 「……封印されてる?」 
  
 「かもね。何かの手掛かりにはなりそうよ」 
  
 私たちは慎重に歩き始める。「下手に扉に近づくな」とのシデさんの助言通り、邪気と死臭はあちこちの部屋から漏れていた。 
  
 ※探索判定1回目 
 01〜30  キィ…… 
 31〜50  扉から何か出てくる 
 51〜94  何もなし 
 95〜00  イベント  
	- 740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 13:09:59.88 ID:qIptuph30
 -  あ 
 
	- 741 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 13:50:06.68 ID:FvQjAl7+O
 -  ※クリティカル、イベント発生 
  
 しばらく歩くと…… 
  
  
 『……ダレ?』 
  
  
 頭の中に声が聞こえる。……これって? 
  
 「皆さん、止まってください!」 
  
 ※75以上で全員に声が聞こえる、未満ならナディアだけ  
	- 742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 13:50:50.92 ID:YbGwj7/qO
 -  あ 
 
	- 743 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 13:57:35.16 ID:FvQjAl7+O
 -  「……何だ、これは」 
  
 先頭を行くシデさんや、その他の皆にも聞こえたみたいだ。 
  
 『……ダレナノ?』 
  
 女の子の声?子供かな…… 
  
 「私たちは君の敵ではない。ここに何があったかを調べに来た。 
 君の『作り手』とは敵対している。どうか安心してほしい」 
  
 シデさんの穏やかな声が暗い廊下に響いた。 
  
 『……ホントウ?』 
  
 「ああ、確かだ。君は奥にいるのだな」 
  
 01〜30  コナイデ 
 31〜70  コロシテ…… 
 71〜94  キヲツケテ 
 95〜00  コチラカライク  
	- 744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 14:03:00.26 ID:GFv5r8RDO
 -  はい 
 
	- 745 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 15:53:26.47 ID:FvQjAl7+O
 -  『コナイデ……』 
  
 「どういうことだ?」 
  
 『キタラ、コロシチャウカラ……オネガイ』 
  
 ※シデの選択 
  
 1  それでも行く 
 2  言う通りにする(質問可能) 
  
 ※3票先取 
  
 ※1の場合戦闘の可能性が大ですが、相応のリスクがあります(「死病」関連)  
	- 746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 16:09:32.90 ID:YbGwj7/qO
 -  2 
 死病に対するワクチンなり抗体なりの所在を知らないか聞いてみたい、死病に対する有効策が見つかれば助けられる可能性が出るし 
 それか管理者が頻繁に出入りしてた区画が聞ければそこで重要な何かは見つかりそう  
	- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 16:33:00.81 ID:Xu1pER8i0
 -  >>746に同意 
 この施設の詳細や新人類に関することも可能なら聞きたいし 
  
 もし戦闘するとしたらダリオやミラなら死病は関係ないだろうし、他の人は遠距離攻撃に徹すれば大丈夫だろうけど、先に探索をしてしまった方がいいかな 
 安全を取ればマルコも出来れば欲しいし  
	- 748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 16:53:14.64 ID:GFv5r8RDO
 -  >>746 
 
	- 749 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 22:37:30.93 ID:FvQjAl7+O
 -  「……分かった。言う通りにしよう」 
  
 「シデさんっ!?」 
  
 彼は振り返ると落ち着くよう促す。そして再び前を向いた。 
  
 「……君は『死病』の生き残りだな。そして……多分ケインの実験の被験者だろう」 
  
 『…………』 
  
 「沈黙は肯定と受け取っていいな。恐らく、この世界の『私』はここに入らなかったようだが」 
  
 『……ナニモノ?』 
  
 「かつてこの世界を救った者……のなり損ないだ。ただ、500年前に何が起きたかの見当は付く。君に幾つか質問したい。どうかな」 
  
 01〜50  「アクマ」ヲオサエラレルノハ、スコシダケ(1問のみ) 
 51〜94  スコシナラ「アクマ」ヲオサエラレル(2問可能) 
 95〜00  ワカッタ(無制限)  
	- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 22:39:05.10 ID:Uzh8XTBE0
 -  あ 
 
	- 751 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 22:44:44.95 ID:FvQjAl7+O
 -  『『アクマ』ヲオサエラレルノハ、スコシダケ。ジカン、ソンナニトレナイ』 
  
 「そうか……」 
  
 ※シデの質問 
 1  ここにカードキーはあるか 
 2  「新人類」は、他にどこにいる?あるいは、怪しい場所は 
 3  君を救う手段、あるいは「死病」への対抗策は 
 4  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:07:48.76 ID:YbGwj7/qO
 -  3 
 
	- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:10:16.11 ID:mdPaPMiEO
 -  3 
 
	- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:10:36.10 ID:GFv5r8RDO
 -  3 
 
	- 755 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 23:21:48.92 ID:FvQjAl7+O
 -  「君を救う手段、あるいは「死病」への対抗策は」 
  
 『…………』 
  
 01〜20  ソンナノナイ 
 21〜50  ワカラナイ……ワタシハテオクレダケド、ナニカアルカモ 
 51〜80  ワタシハテオクレダケド……クスリハアル(再判定) 
 81〜94  ……クスリハアル(再判定) 
 95〜00  上+α(判定なし)  
	- 756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:22:08.89 ID:YbGwj7/qO
 -  あ 
 
	- 757 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 23:24:49.69 ID:FvQjAl7+O
 -  『……クスリハアル』 
  
 「本当か。どこにだ」 
  
 01〜35  ソコマデハシラナイ 
 36〜60  6カイ 
 61〜75  5カイ 
 75〜94  4カイ 
 95〜00  3カイ  
	- 758 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 23:25:23.65 ID:FvQjAl7+O
 -  >>757 
 76〜94が4階の範囲です。訂正します。  
	- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:32:34.40 ID:Uzh8XTBE0
 -  あ 
 
	- 760 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 23:43:50.33 ID:FvQjAl7+O
 -  『6カイ。ソコ二クスリハアル。ケド、ワタシハココカラデラレナイ』 
  
 「……分かった。代わりに取りに行こう。君は私が助ける。いいな」 
  
 『……『アクマ』ヲオサエラレルノ?』 
  
 「修羅場は潜っている。救える者はもう死なせたりしない。それが私の誓いだ」 
  
 シデさんが振り向いた。 
  
 「行こう。当座の目的地は6階だ」 
  
 ※階段へ 
 ※次の移動先は…… 
  
 1  3階 
 2  4階 
 3  5階 
 4  6階 
 5  地下へ 
  
 ※2票先取 
  
 ※上にある通り、一気に上に行こうとするとバッドイベントが起こりやすくなります(階段上からの急襲や一斉掃射など) 
 ※現在正午過ぎぐらいのイメージです。タイムロス5になると引き返すかの選択肢が出ます 
 (「社」での体力消耗は激しいため、早めの離脱を推薦します)  
	- 761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:48:19.78 ID:YbGwj7/qO
 -  1 
 
	- 762 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/18(土) 23:57:40.61 ID:FvQjAl7+O
 -  0000までに決まらない場合リセットです。 
 
	- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:59:50.53 ID:Xu1pER8i0
 -  1 
 ところでヒースコート伯爵の時は経験点が共有されましたが、今回もされますかね  
	- 764 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 00:24:34.71 ID:C0hNSa9wO
 -  >>763 
 されます。ただナディアの戦果がダメなので、現状は経験点がありません。  
	- 765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 00:26:03.11 ID:O1oc6E5q0
 -  うげっ 
 ナディア視点にしたの失敗だったかこれ  
	- 766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 00:40:43.63 ID:Tzw215RyO
 -  戦闘ではなく特殊能力重視でナディアになったから、それに応じた経験点が欲しいが…感知とかはラーナとシデで間に合ってるのがキツイか 
 
	- 767 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 00:53:17.66 ID:C0hNSa9wO
 -  >>766 
 今のところはただの語り部ですからね。 
 ただ、悪意マシマシな相手ならナディアの出番はあります。  
	- 768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 01:27:18.46 ID:fmsDPc0w0
 -  1 
 ここはあまりハイリスクな行動はしない方がいいな  
	- 769 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 10:09:19.38 ID:HcyFaVWbO
 -  【「社」3階】 
  
 ※コンマペナルティ 
 01〜15  -20 
 16〜35  -10 
 36〜50  -5 
 51〜94  0 
 95〜00  0、イベント  
	- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 10:13:09.90 ID:O1oc6E5q0
 -  ん 
 
	- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 10:13:23.74 ID:Tzw215RyO
 -  あ 
 
	- 772 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 11:05:35.72 ID:C0hNSa9wO
 -  「ここは……見た感じは普通ね。一応感知してみるけど」 
  
 ラーナさんが目を閉じる。 
  
 ※ラーナの感知結果 
  
 01〜20  何かいるね 
 21〜50  何体か機械兵っぽいのが 
 51〜94  何もないかな 
 95〜00  妙なのがあるね  
	- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 11:20:51.04 ID:Tzw215RyO
 -  あ 
 
	- 774 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 12:04:09.05 ID:C0hNSa9wO
 -  ラーナさんが険しい顔になった。 
  
 「何かいるね」 
  
 「さっきの子みたいなの?」 
  
 「いや、多分機械兵。あの『オメガ』ってみたいな、でかいのがいる。 
 さっきはシデさんが何とかしたけど、この狭い空間でやるのはちょっと怖いかな」 
  
 ※50以下でΩ1体以上が登場  
	- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 12:04:53.80 ID:YbYTXZaZO
 -  はい 
 
	- 776 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 13:09:36.21 ID:ZHpCs4fIO
 -  今のうちなら引き返すことはできる。どうしよう。 
  
 1  4階へ 
 2  探索する 
  
 ※3票先取  
	- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 13:11:14.08 ID:YbYTXZaZO
 -  1 
 
	- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 13:19:01.09 ID:jTKKIIDto
 -  1 
 
	- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 13:35:58.40 ID:JgW0IzOQ0
 -  1 
 
	- 780 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/19(日) 20:26:47.90 ID:voFKXeDjO
 -  「じゃあここは退きましょう。上の方が、何かある気がします」 
  
 「そうね。6階に早く行きたいし」 
  
 ミーシャさんが頷く。またここに戻ることがあるかもだけど、その時はその時かな。 
  
 【「社」4階】 
  
 ※コンマペナルティ 
 01〜20  -20 
 16〜40  -10 
 36〜55  -5 
 56〜94  0 
 95〜0  
	- 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 20:34:12.71 ID:YbYTXZaZO
 -  ん 
 
	- 782 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 00:15:32.59 ID:XcubV127O
 -  「またさっきの階みたいなところね。とすると、ここにも機械兵がいるってことかしら」 
  
 「その可能性は高いな。2階が実験場とすれば、さっきの3階はそこで何かあった場合に鎮圧するΩの待機室か。 
 それ以外にも機械兵がいたんじゃないのか?」 
  
 ミラさんの言葉に、ラーナさんが頷く。 
  
 「うん。気配は薄かったけど、いたんじゃないかな。 
 あそこにある何かを守っていたかもだけど、3階の探索は回避して良かったと思う」 
  
 そう言うと、ラーナさんがまた目を閉じた。 
  
  
 「ここは……見た感じは普通ね。一応感知してみるけど」 
  
 ※ラーナの感知結果 
  
 01〜20  Ωっぽいのがいるね 
 21〜65  何体か機械兵っぽいのが 
 66〜89  何もないかな 
 90〜00  妙なのがあるね  
	- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:18:00.71 ID:+wQG2VcDO
 -  はい 
 
	- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:18:00.81 ID:s9mT8BSDO
 -  あ 
 
	- 785 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 00:21:50.55 ID:XcubV127O
 -  「ここには何もいないみたい。探索してみる?」 
  
 1  する(タイムロス1以上、コンマ次第では有力な何かがあるかもしれません) 
 2  やめて上に行く 
  
 ※2票先取  
	- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:22:14.72 ID:wDuCje6E0
 -  2 
 
	- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:23:43.88 ID:s9mT8BSDO
 -  2 
 
	- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:23:44.23 ID:3NSxhZsa0
 -  2 
 探索は時間が空いたときにしよう  
	- 789 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 00:37:33.51 ID:XcubV127O
 -  「私はやめといた方がいいかと……ここは後回しにしましょう」 
  
 「僕も同感だ。6階に行くのを優先すべきだと思う」 
  
 ウィルさんの言葉に、ラーナさんが頷いた。 
  
 「そうですね。じゃあ、上に行きましょう」 
  
 ※70未満で???  
	- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:38:08.00 ID:s9mT8BSDO
 -  はい 
 
	- 791 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 00:42:50.29 ID:XcubV127O
 -  偶奇判定です。 
  
 奇数…ファンブル回避権利全消化 
 偶数…再判定(低確率で友好的な???がいる)  
	- 792 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 00:43:17.09 ID:XcubV127O
 -  コンマ下3です。 
 
	- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:43:52.95 ID:s9mT8BSDO
 -  偶数頼むksk 
 
	- 794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:46:48.70 ID:+wQG2VcDO
 -  ksk 
 
	- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:54:38.04 ID:tC83SGlAO
 -  頼む 
 
	- 796 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 01:10:14.02 ID:XcubV127O
 -  ※再判定 
  
 01〜80  稼働中エレベーターあり(1Fからでは操作できないがここからは操作可能) 
 81〜94  友好的な???がいる 
 95〜00  上+α(ここでの目的達成、追加探索は可能)  
	- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 01:11:20.83 ID:s9mT8BSDO
 -  あ 
 
	- 798 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 01:30:04.59 ID:XcubV127O
 -  今日はここまで。あの人物が登場します。 
 
	- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 08:13:28.23 ID:3NSxhZsa0
 -  やたら00偶数出てコンマ神荒ぶってんなと思ったけど、シデが来てからじゃんこれ 
 流石だわ…  
	- 800 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 09:41:35.25 ID:XcubV127O
 -  # 
  
 「……階段が、ない?」 
  
 5階に上がると、6階に上がるための階段が……ない。代わりに、この階だけ煌々と灯りが付いている。床には赤いカーペット。誰かいるのだろうか。 
  
 「…………!!!」 
  
 ラーナさんが目を見開く。顔も青ざめていた。 
  
 「ど、どうしたんですか?」 
  
 「……途轍もない何かが、いる」 
  
 「え?」 
  
 「……シデさんやダリオさんにも匹敵するような、何か……あなた、感じないの?」 
  
 ……ここからは邪気を感じない。そんなに危険な存在がいるとは思えなかった。むしろ、これは…… 
  
 「……私に近い存在……?」 
  
 「あなたに?つまりそれって」 
  
 「魔物、それもオルディニウムによって強化されたということか。『新人類』とやらがいるようだな」 
  
 ミラさんが舌なめずりをした。 
  
 「みたいね。ただ、邪気を感じないってのが引っ掛かるけど。それにここ、妙な結界が張ってある」 
  
 「え?」 
  
 ラーナさんの言葉に、シデさんが頷いた。 
  
 「オルディニウムの影響が強い生物は決して入ったり出たりできないような結界だな。我々はいいが、ダリオは無理だ」 
  
 ダリオさんが入ろうとすると、「バチバチィッ!!!」と火花が飛んだ。 
  
 「そのようだな」 
  
 その時、奥にあった扉が開いた。中から誰か出てくる。 
  
  
 キィ…… 
  
  
 そこにいたのは、黒ずくめの服の男だった。頭の部分だけ素肌を晒している。 
 頭は禿げ上がり、目は細い。どこかトカゲみたいな印象だ。 
  
  
 来るっ!! 
  
  
 そう思い、私たちは構えた。……シデさん以外は。 
  
  
 「……!!?き、君は……」 
  
  
 「シデさん???」 
  
  
 彼はこの男を知っているようだった。男は静かに微笑み、こちらに近付いてくる。 
  
  
 「珍客、ですね。大丈夫、こちらから危害は加えません」 
  
 「……君は、この世界では……生き延びていたのか」 
  
 「……!!貴方は……話には聞いていましたが、500年前に死んだはずでは?」 
  
 男が訝しげに首を捻る。男はシデさんのことは知ってるみたいだけど、会ったことはないようだった。 
  
 「私はここにかつて生きていた『シデ・スナイダ』ではない。別の世界の存在だ。君もまた、私が知っている君ではない。そうだな」 
  
 「……そういうことですか。データ上は可能性が示唆されていましたが、本当にいるとは驚きです」 
  
  
 そう言うと、男がシデさんに向け手を差し出した。 
  
  
 「初めまして。私の名は『ナイア』。 
 かつて『ニャルラトホテップ』という邪神の名で呼ばれていた者です」 
  
  
   
	- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 10:12:56.47 ID:KRkJC7Rc0
 -  ナイアなのかニャルラトホテプなのかどっちなんだ 
 
	- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 12:11:51.67 ID:3NSxhZsa0
 -  ナイアはニャルの姉の新人類だったか 
 そのナイアの魂もどうのこうのあったし、何かあったのかな  
	- 803 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 15:48:47.78 ID:XcubV127O
 -  「……それが今の君の名か。私が知るその名は、君の姉の名だ」 
  
 ハハハ、とナイアと名乗る人が笑った。 
  
 「なるほど、やはり色々歴史も何もかも違うようですね。 
 私は貴方と会うことはなかったし、貴方にとっても私は貴方が知る『ナイア』、あるいは『ニャルラトホテップ』とは違う存在です。 
 ただ、貴方の反応からしてみたら、私は貴方の敵ではなかったようだ」 
  
 「いや、敵だった。そして、君を殺したのは私だ。ただ、最期に君を理解したというだけに過ぎない」 
  
 自嘲気味に笑うシデさんに、ナイアはなおも微笑みかける。 
  
 「それで充分です。どうぞ、奥へ。繰り返しますが、私が貴方たちに危害を加えることはありません」 
  
 「『新人類』は『旧人類』を死滅させるように刷り込まれていたのでは」 
  
 「そのエラーが私です。私はほぼ完璧だった。しかし、その点が致命的に『使えなかった』。 
 だから、ケインはここに私を封じたのです。巨大な檻として」 
  
 奥の部屋は、色とりどりの絵画で埋め尽くされていた。その一角には小さな机がある。……工房みたいなものかな。 
  
 「これは全て君が」 
  
 「ええ。争うくらいなら絵でも書いていた方がマシです。……それにしても、何人も面白い人がいますね」 
  
 ナイアが私とミラさんを見る。 
  
 「特に『j』にお会いできるとは。あなたこそケインが目指したものです」 
  
 「あまりいい気はしないな。そもそも、私とお前は同類ではないだろう」 
  
 「ハハハ、これは失礼。似て非なるものであり、ただのなり損ないです。 
 こうやって形を不定に変える点しか似ていませんしね」 
  
 そう言うと、ナイアは一瞬のうちに長い黒髪の女性へと変わった。……こんなことができるのか。 
 ミラさんはというと、相変わらず渋い顔だ。 
  
 「私は変装はできないのだが」 
  
 「まあ、『j』を目指した生物ですからね。とにかく、失敗作である私はこの檻に閉じ込められた。 
 500年ぶりの人間が貴方たちというのも何かの因果でしょう。話せる範囲でお話しします」 
  
 ウィルさんがまず前に出た。 
  
 「その前に、僕たちがここに来た経緯と目的を説明させてくれ。いいか?」 
  
 「勿論」 
  
 # 
  
 ウィルさんが説明し出すと、ナイアの顔が曇っていった。 
  
 「……恐らく、ドワーキンの目的は君のような『新人類』の覚醒だ。それを何とか止めたい」 
  
 「『アザトート』や『ヨグソトース』ですか」 
  
 「何だそれは」 
  
 シデさんが一歩前に出た。 
  
 「私がかつて殺した連中だな」 
  
 小さくナイアが頷く。 
  
 ※85以下で?  
	- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 15:52:12.09 ID:tUckIJbIO
 -  はい 
 
	- 805 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 17:30:05.67 ID:XcubV127O
 -  「ただ、もっと強大な存在がいます。『クトゥルフ』と『シュブニグラス』。そのうち『クトゥルフ』は『穴』で、そして『シュブニグラス』はここの遥か地下で眠っています」 
  
 「……眠っている?」 
  
 「ええ。ここは私と『彼女』の檻なのです。『穴』には『アザトート』らのクローンの種がいます。 
 ここにも私や『彼女』のクローンの種がいる」 
  
 「弱点は?」 
  
 「『新人類』の細胞を壊死させる『死病』の改良型のアンプルが、ここの遥か地下にあります。 
 ただ、それは『シュブニグラス』が守っている。試作品のアンプルを強奪したまま封印されたのです」 
  
 シデさんが「ふむ」と一拍置いた。 
  
 「彼女を倒さねばならない、そういうことか」 
  
 「ええ。恐らくは。『彼女』は私と違い、心は『正常』でした。ただ、支配には従わなかった。貴方たちは、明確に敵です」 
  
 ※2000まで質問を受け付けます。基本質問内容に制限はありません。 
 カードの在処やここでのナイアの生活など何でもどうぞ。  
	- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 17:55:09.98 ID:tUckIJbIO
 -  エレベーターキーの在処、2Fにいた誰かについて、それぞれのフロアに何があるのか(敵配置の情報とかアイテムとかあれば)…知りたい事は山ほどあるな 
 ナイアを閉じ込めてる結界をどうにか解除できれば案内までしてもらえそうなんだけど  
	- 807 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 19:56:54.85 ID:XcubV127O
 -  上げます。 
 
	- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 20:02:57.37 ID:3NSxhZsa0
 -  2階に居た子が6階に薬があると言っていたけど、どうなんだろう 
 というか6階はどこだっていう 
  
 そういえば、ロワールのニャルラの地名の由来はニャルラトホテップ由来だった気がするけどどうだったっけ 
 もしそうなら、事象の収束というか、この世界線ではたまたまそうなったのかな  
	- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 20:11:10.89 ID:KRkJC7Rc0
 -  あの2階のやつ助ける方法とか 
 
	- 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 20:37:53.81 ID:3NSxhZsa0
 -  ちょっと気になったから探してきた 
 今作だとニャルラはロワールにあって、ニャルラの由来が出た前作1スレ目の>>926>>956だとテルモンになってるね 
 どちらも国境沿いの温泉街だし、国境線が微妙に違うのか、温泉見つけた場所が違うのかってところか  
	- 811 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 22:08:53.10 ID:XcubV127O
 -  質問事項は以下の通りとします。 
  
 ・カードキーの在処 
 ・6階にどうやって行くか(方法は知ってますが行けるかは五分) 
 ・それぞれのフロアに何があるか 
 ・2階の子は何者か(これは知っています) 
  
 >>808、810 
 この世界のロワールにあったニャルラがこの名になったのは偶然です。 
 ただ意味がないわけではなく、(「=壊れた世界」のような破綻がない限り)世界は違ってもある程度同じ流れになります。 
 ニャルラの所属国が違うのは、ご指摘の通り微妙な国境の違いですね。  
	- 812 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/20(月) 23:58:25.77 ID:XcubV127O
 -  「知りたいことは山ほどあるけど……シデさん、この人本当に信用していいんですか」 
  
 「世界は変わっても、同一人物や同位体なら性格は近いということは分かっている。 
 彼は私の知る男と同じか、かなり近いのは疑い無い。そしてそうなら、筋は通す男だ」 
  
 ミーシャ様にシデさんが答える。 
  
 「そうですか……ならまず最初に。カードキーがどこにあるかは知ってますか?」 
  
 01〜50  知らない 
 51〜60  3階奥 
 61〜94  6階 
 95〜00  これですね  
	- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 00:00:39.90 ID:6SzHG2Ze0
 -  あ 
 
	- 814 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 00:05:53.60 ID:ZGcaIBLpO
 -  「それなら上の階にあるはずです。あそこが管理室でしたから」 
  
 「なるほど。しかし登り階段はここで途切れていました。上に行く方法は?」 
  
 01〜40  それが私にもよく分からないのです 
 41〜94  私にはできない方法でしたが…… 
 95〜00  上+α(ナイア連れ出し可能性あり)  
	- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 00:06:43.42 ID:Y+k0X0NDO
 -  はい 
 
	- 816 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 00:13:10.93 ID:ZGcaIBLpO
 -  「私にはできない方法でしたが……」 
  
 そう言うとナイアが天井を見た。 
  
 「……まさか力ずくで天井を破れと?」 
  
 「ええ。ここに張られている結界は特殊で、壁にも天井にも張り巡らされています。 
 空間ごとパッケージされているので、物理的に壊してもあまり意味がない、と言われました。 
 ただ、貴方がたなら何の問題もないでしょう。プレーンウォークも使えるのでしょうから、階段で待っているあの彼も拾えるはずです」 
  
 「なるほど……後は、各階に何があるか、ですね。ご存知ですか?」 
  
 01〜75  そこまで詳しく知ってるわけではないです 
 76〜94  地上部分なら 
 95〜00  ???(何かしらアイテムあり)  
	- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 00:13:41.46 ID:6SzHG2Ze0
 -  あ 
 
	- 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 00:14:15.77 ID:CS8zEWy10
 -  あ 
 
	- 819 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 12:06:55.34 ID:ZGcaIBLpO
 -  「そこまで詳しく知ってるわけではないです。私は500年前からここですしね。 
 上の階が管理室、最下層に『シュブニグラス』が棲むとまでしか知りません」 
  
 「じゃあ2階に何がいるかも?」 
  
 「実験フロアは幾つかあったはずです。多くは地下ですが、2階にありましたね。 
 あそこは『死病』のフロア。生き残り……というより『なりそこない』がいたのでは?」 
  
 「はい。……とても苦しそうでした。そして、薬が上にあると」 
  
 ナイアは黙った。 
  
 01〜40  それは、安楽死の薬ですよ 
 41〜75  それは確かにその子を救うかもしれませんが…… 
 76〜94  薬……なるほど 
 95〜00  上+α  
	- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 12:08:24.69 ID:yJjl9pW8O
 -  はい 
 
	- 821 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 12:27:27.25 ID:ZGcaIBLpO
 -  「それは確かにその子を救うかもしれませんが……それがいいのかどうか」 
  
 「え?」 
  
 ナイアさんが厳しい表情になった。 
  
 「『死病』とは何か、ご存知ですか?」 
  
 「……オルディニウムによって変異したウィルスだったはずだ。それ自体がオルディニウムに近い性質を持つ。……つまり、『薬』とは」 
  
 「そこまでご存知でしたか。シデさん、やはり貴方は大した方だ」 
  
 シデさんが嫌そうに額に皺を寄せた。 
  
 「私は無駄に生きてきただけだ。その過程で色々知ったに過ぎない。 
 『薬』とは、噂に聞く『過去の世界』の『浄化装置』に近いものだろう。つまり、飲めば……」 
  
 「ええ。元の人間に戻ります。そして、飲んだ瞬間500年分の加齢が一気に来る」 
  
 「……根本的な救済にはならない、というわけだな」 
  
 「苦痛からの解放、という意味では救済でしょうが……どうするかはお任せします」 
  
 ※65以上でラーナが何かを思い付く 
 95以上だとナディアが……?  
	- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 12:33:54.65 ID:i73DlOjjO
 -  あ 
 
	- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 12:34:17.25 ID:CS8zEWy10
 -  ん 
 
	- 824 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 14:16:10.71 ID:ZGcaIBLpO
 -  「ちょっと待って」 
  
 ラーナさんが割って入った。 
  
 「ということはさ、その薬って『シュブニグラス』ってのにも効くんじゃ?」 
  
 「ええ、そうなりますね。私たちもまたオルディニウムの影響で生まれた生物ですから。 
 ただ、あくまで私たち『新人類』を殺す薬の代用品に過ぎません。 
 効果がどこまであるかまでは判然としません。あくまであれは『オルディニウム変異ウィルス』の薬なのです」 
  
 「……ってことは、下の子を救う手段は現状ない、というわけか」 
  
 ウィルさんが呟いた。できれば助けてあげたいけど……何か妙案がないものかな。 
  
 1  2階の子を助けるのはとりあえず諦め、vsシュブニグラスに専念 
 2  2階の子を人として死なせてやることを重視、vsシュブニグラスは正攻法で 
 3  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 14:24:31.88 ID:yJjl9pW8O
 -  3 
 浄化関連なら過去世界に薬を持っていって相談してみるのはどうかな、改良して2Fの子を完全な形で助ける事ができるかも 
 シュブニグラス戦は一行の戦力を考えたら正攻法でも何とかなると思う  
	- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 16:03:28.20 ID:CN7n1PSeo
 -  2 
 
	- 827 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 17:18:08.24 ID:ZGcaIBLpO
 -  上げます。 
 
	- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 17:41:52.05 ID:CS8zEWy10
 -  >>825に同意 
 薬の改良とかアリスや滝みたいにテロメア延長術でなんとかならないか、過去の世界を頼ってみるかな 
 下の階層に良いものがあるかもしれないし  
	- 829 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 19:07:31.71 ID:ZGcaIBLpO
 -  もう一度上げます。 
 
	- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 19:07:51.21 ID:yw3SQPTT0
 -  >>825 
 
	- 831 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 19:36:03.96 ID:ZGcaIBLpO
 -  「薬を取ったら、一度ここの探索は中断しませんか?」 
  
 「え?」 
  
 「薬は『過去の世界』、ですか?そこで一度調べてもらいましょうよ。 
 私は言ったことがないですけど、文明はここよりずっと進んでるみたいですし」 
  
 「それがあったわね」 
  
 ラーナさんが納得したようにニヤリと笑う。 
  
 「マエザキ先生なら、いかようにもしてくれるかも」 
  
 「確かに。本当の意味で下の娘を救う方法も見付かるだろうな」 
  
 「なら、まずは上ね」 
  
 ラーナさんが手を天井に向けると、さっきの光の槍を放った。あっという間に人ひとり通れるぐらいの空洞が空く。 
  
 「あっさり空けるものですね……」 
  
 「では、私たちは上に向かう。また会おう」 
  
 シデさんがまず穴へと向かった。それに続いてミラさんがミーシャ様とウィルさんの手を引いて上がる。 
 私はラーナさんの手を握った。……上には何があるんだろう? 
  
 【「社」6階】 
  
 ※コンマペナルティ 
 01〜25  -20 
 26〜55  -10 
 56〜75  -5 
 76〜94  0 
 95〜00  0+α(アイテム?)  
	- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 19:39:14.47 ID:yw3SQPTT0
 -  ん 
 
	- 833 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 20:47:04.08 ID:ZGcaIBLpO
 -  # 
  
  
 ズン 
  
  
 上がるなり、空気が重くなった。……文字通り。 
  
 「まあ、普通に考えて門番はいるよな」 
  
 ウィルさんが構えた。薄明るい廊下の先からは、確かに何かがいる気配がする。 
  
 ※ラーナの感知 
 10以上で成功 
 (1階のは他にも感知ジャマーでペナルティがかかっていました)  
	- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 20:51:35.10 ID:NsfeNeVA0
 -  てーい 
 
	- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 20:52:27.70 ID:NsfeNeVA0
 -  あっぶな! 
 
	- 836 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 20:55:19.18 ID:ZGcaIBLpO
 -  ※感知結果 
  
 01〜30  ????? 
 31〜60  Ω2体 
 61〜94  Ω 
 95〜00  壊れたΩのようなもの  
	- 837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 20:56:11.72 ID:yJjl9pW8O
 -  あ 
 
	- 838 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 21:00:29.13 ID:ZGcaIBLpO
 -  「さっきのΩ、だっけ。同じのが向こうにいるね」 
  
 「……ダリオさんを呼びましょう」 
  
 ミーシャ様の言葉に、ミラさんが頷く。彼女の前に、空間の歪みができた。 
  
 ※50未満でΩがこちらに気付く  
	- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:04:31.20 ID:i73DlOjjO
 -  あ 
 
	- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:05:03.92 ID:CS8zEWy10
 -  ん 
 
	- 841 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 21:09:13.98 ID:ZGcaIBLpO
 -   
  
 その時だ。 
  
  
 ピー、ピピー 
  
  
 向こうからΩの「首」がこちらを向いた。気付かれた!! 
  
  
 「……来るぞ」 
  
  
 【ターン1、距離20】 
  
 一斉にシデさんたちが駆け出した!動かないのは、ラーナさんだけだ。 
  
 「あなたはここに残って。後方支援に徹するの」 
  
 ※50未満でΩ1回目の攻撃  
	- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:10:19.60 ID:CS8zEWy10
 -  ん 
 
	- 843 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 21:18:28.27 ID:ZGcaIBLpO
 -  距離 
  
 シデとウィル20→15 
 ミラとミーシャ20→16 
  
 皆速いっ!!こんなに速いなんて…… 
  
 ラーナさんはロッドを構えている。 
  
  
 「光の槍(ライトニングランス)っ!!!」 
  
  
 太い光の槍が一直線にΩという機械へと向かう。 
  
  
 100+10-28×3+10(距離補正)=36以上で命中 
  
 ※ラーナ知力は覚醒などにより28まで上昇しています 
 (ステータスはHP450、筋力12、技術26、知力28、精神28)  
	- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:20:57.32 ID:+6Ztd3j50
 -  はい 
 
	- 845 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 21:24:19.30 ID:ZGcaIBLpO
 -   
  
 ギュイン 
  
  
 「外したっ!!?」 
  
  
 Ωはその巨体に似合わぬ素早さで、光の槍を避けた!……こんな怪物だったの?? 
  
  
 ※Ωの行動 
 01〜15  スターバスター 
 16〜40  熱線凪ぎ払い 
 41〜60  ガトリングガン 
 61〜94  移動 
 95〜00  その場で様子を見ている 
  
 ※この後にナディア行動です 
   
	- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:24:56.82 ID:yJjl9pW8O
 -  あ 
 
	- 847 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 21:35:17.96 ID:ZGcaIBLpO
 -  ※Ωの行動 
 移動  
  
 距離 
 シデ、ウィル  15→9 
 ミラ、ミーシャ  16→10 
 ラーナ、ナディア  20→14 
  
  
 ギャルギャルギャルッ 
  
  
 Ωは凄い迅さでこちらに突っ込んで来た!足の裏に、車輪みたいなのがあるのか気持ち悪い音を立てている。 
  
  
 私もこのままぼーっとはしていられない。ここは…… 
  
 1  接近  (距離14→11) 
 2  足搦め  (成功で攻撃と回避ペナルティ、移動に制限?) 
 3  加護(対象はラーナ、コンマ補正+20) 
 4  重力波(防御無視ダメージ、ただし回避されやすい) 
  
 ※2票先取  
	- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:37:09.12 ID:CS8zEWy10
 -  2 
 
	- 849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:37:31.01 ID:yJjl9pW8O
 -  2 
 
	- 850 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 22:02:49.96 ID:ZGcaIBLpO
 -  精神を集中する。私が「天使樹」だった時、どこからでも木の根を生やせる力があるのを知った。それは多分、今でも使えるはずだ。 
  
  
 メキメキメキッ 
  
  
 床が割れる音を感じる。狙いはΩの足元…… 
  
  
 今だっ!! 
  
  
 100-22×3+10=44以上で成功  
	- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:03:53.78 ID:Y+k0X0NDO
 -  はい 
 
	- 852 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 22:12:16.73 ID:ZGcaIBLpO
 -   
  
 メキィッ!! 
  
  
 シュルシュルと「足」に根っ子が絡み付く。私は思わず叫んだ。 
  
  
 「やった!!」 
  
  
 キィ、キキィとΩは動こうともがいているけど、これはそう簡単に外れない。これでシデさんたちが攻撃しやすくなった。 
  
 「ナディア、よくやった!!」 
  
 シデさんはちらりと私を振り返ると、再びΩに向かって駆ける。 
  
 【ターン2】 
 ※Ω2回攻撃なし、シデたちの移動からスタート 
  
 距離 
 シデ、ウィル  9→4 
 ミラ、ミーシャ  10→6 
  
 シデさんとウィルさんが一気に距離を詰める。まだ手足は届く距離じゃないけど、次には何とかなりそうだ。 
  
 ※65以上でシデ攻撃可能  
	- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:13:06.04 ID:yw3SQPTT0
 -  ん 
 
	- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:13:08.76 ID:yJjl9pW8O
 -  ほい 
 
	- 855 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 22:17:21.57 ID:ZGcaIBLpO
 -  ラーナさんを見ると、何かを詠唱している。額に汗が滲んでいるのを見ると、何か強力な魔法を撃とうとしているみたいだ。 
  
 ※80以上で奥義発動(未満で次ターン終わりに発動)  
	- 856 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 22:17:48.31 ID:ZGcaIBLpO
 -  ※90以上ならクリティカルになります。 
 
	- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:20:36.49 ID:Y+k0X0NDO
 -  はい 
 
	- 858 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 22:24:23.84 ID:ZGcaIBLpO
 -  私にもできることが何かあるはずだ。ここは…… 
  
 1  接近  (距離14→11) 
 2  足搦め  (成功で攻撃と回避ペナルティ継続) 
 3  加護(対象はラーナ、コンマ補正+20) 
 4  重力波(防御無視ダメージ、低確率で行動ペナルティ) 
 5  詠唱(次ターン開始時全体バフ(コンマ補正+20) 
  
 ※2票先取  
	- 859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:26:02.83 ID:yJjl9pW8O
 -  2 
 
	- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:32:07.96 ID:CN7n1PSeo
 -  2 
 
	- 861 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 22:34:05.53 ID:ZGcaIBLpO
 -  ここはもう一度足搦めをかける!これが上手くいけば、後はシデさんたちが何とでもしてくれるはずだ。 
  
 私は目を閉じ、もう一度集中する。 
  
 ………… 
  
 …… 
  
 44以上で成功  
	- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:41:31.66 ID:yw3SQPTT0
 -  ん 
 
	- 863 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 23:06:38.64 ID:ZGcaIBLpO
 -  ※クリティカル、完全行動不能に 
  
  
 メキメキメキッ!!! 
  
  
 床から伸びた根っ子がΩを覆い尽くす!! 
  
  
 「ギ、ギギギッ…………」 
  
  
 Ωは動こうとするけど、根っ子……いや、もはや幹かもしれない……に飲み込まれ、微動だにできなくなった。 
  
  
 「今ですっ!!」 
  
  
 「はあっっ!!!!」 
  
  
 シデさんが裂帛の気合いと共に、拳を繰り出した。 
  
  
 ※20以上で戦闘終了  
	- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 23:08:39.90 ID:+6Ztd3j50
 -  はい 
 
	- 865 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 23:18:45.33 ID:ZGcaIBLpO
 -  ※戦闘終了、経験点75p、奥義習得ポイント1p 
  
  
 ベキィッッッッ!!! 
  
  
 「ピ……ピピ……」 
  
  
 Ωの頭の光が消えていく。……終わったみたいだ。 
  
 「ふう……見事だった、ナディア君」 
  
 「え、私が、ですか?」 
  
 「むしろ君しかいないだろう。Ωを見事に封じ込めた。 
 Ωの攻撃力は厄介極まりないから『殺られる前に殺れ』が鉄則だ。 
 だが、ああ距離があると『スターバスター』で一掃される恐れもあった。それを封じたのは、君の手柄だ」 
  
 他の皆も私に微笑みかけてくる。「助かった」「ありがとう」と口々に言われ、私は思わず感極まってしまった。 
  
  
 「あ゛、ありがどうございま゛すっ……!!」 
  
  
 やっと役に立てた…… 
 これで皆と一緒にいてもいいんだ。そう思えた。 
  
 ※ナディアの「足搦め」が強化されました。クリティカルなら累積なしでも1ターンは強制スタンになります。 
 (今回のように、本来は累積させた上でクリティカルでないと強制スタンになりませんでした)  
	- 866 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/21(火) 23:19:12.74 ID:ZGcaIBLpO
 -  今日はここまで。基本的に明日はクランパートです。 
 
	- 867 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 11:17:22.69 ID:2irlAo9LO
 -  # 
  
 Ωが来た廊下の奥には、大きな扉があった。中には機械やら何かの本物そっくりの絵(モニターというらしい)がいっぱいある。 
  
 「無闇に手をつけない方がいい。何が起きるか分からないからな。 
 探すのは戸棚や机だけにしよう。薬は恐らく冷蔵庫だ」 
  
 皆で注意深く手分けして探す。鍵がかかっている所は、主にミラさんが無理矢理壊してくれた。 
  
 探し始めてしばらくすると、ラーナさんが「これかな」とカードを取り上げた。 
  
 「他にも鍵みたいなのがあるから、多分これっぽいね。薬は?」 
  
 「幾つか瓶が入ってるけど、どれがどれかはちょっと分からないかな」 
  
 ミーシャ様が「冷蔵庫」を見せた。何でもずっと中のものを冷やしておけるらしい。 
  
 「ラベルとかは貼ってある?」 
  
 「ううん。でも『過去の世界』に行くなら調べてもらえると思う」 
  
 「じゃあ片っ端からもらっていこうか」 
  
 ミーシャ様は瓶を腰に着けてある小さなバッグに入れた。 
  
 「探索はとりあえずここまでか。もう時間も結構経っている。引き揚げ時だろう」 
  
 ※05以下か95以上でイベント  
	- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 11:41:05.32 ID:B0tQ2ENcO
 -  あ 
 
	- 869 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 13:36:57.47 ID:2irlAo9LO
 -  ウィルさんの言葉に皆が頷いた。 
 明日ミラさんが「過去の世界」に行って、そこから探索は仕切り直しかな。 
  
 ※探索再開は92日目以降(恐らくは93日目)になります。 
  
 ※ナイアとの接触は今後も可能です。ただ彼(彼女?)を連れ出すのはすぐには無理です。  
	- 870 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 13:39:15.70 ID:2irlAo9LO
 -  ※視点をクランに変更します。 
  
 【第24階層】 
  
 ※第24階層のコンマペナルティ 
  
 01〜15 -20 
 16〜35 -10 
 36〜50 -5 
 51〜89 0 
 90〜00 0、イベント優遇  
	- 871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 13:41:29.83 ID:OIu1iWQNO
 -  はい 
 
	- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 13:45:59.58 ID:/I1bUUzW0
 -  要冷蔵な感じの薬品ならすぐ過去の世界に持って行かなくていいのかな 
 まぁこっちの世界にも冷蔵庫や氷室くらいあるか  
	- 873 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 22:45:29.93 ID:2irlAo9LO
 -  # 
  
 「また随分と平和な階層ねぇ」 
  
 フローラさんがぼやいた。辺りに広がるのは農村の風景だ。案山子が幾つか立っていて、麦の穂が揺れている。 
 ただ、人は誰一人いない。まあ、それが普通なのだけど。 
  
 「平和なことは良いことですよ、姉さん」 
  
 「それはそうだけど。このお嬢ちゃん……じゃなかったお坊ちゃんが退屈しそうねぇ」 
  
 「おふざけはそこまで。階段は2キメドほど先よ」 
  
 「……そのようですね」 
  
 マルコさんが呟いた。彼の頭にはシデさんと同じような鉢金がある。何でも同じものらしい。 
 世界が違っても、同じ物質は対消滅しないとのことだった。 
  
 「問題は、次の階層。クリスがいるかもしれない」 
  
 「ですね。行きましょう」 
  
 ※探索1回目 
  
 01〜20  ……気配 
 21〜50  魔物(タイムロス1) 
 51〜84  何もなし 
 85〜00  イベント(基本はショートカット)  
	- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:47:11.17 ID:TnRoYmLN0
 -  えい 
 
	- 875 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 22:50:16.05 ID:2irlAo9LO
 -  ※振り直し権を使いますか? 
  
 1  使う 
 2  使わない 
  
 2票先取 
  
 ※登場するのは基本Ωクラスです。Ωはシデがいれば(状況次第で)楽に倒せますが……  
	- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:10:04.79 ID:OIu1iWQNO
 -  使う 
 フローラたちを庇いながらの戦闘は厳しい  
	- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:10:53.36 ID:hbWiT0LB0
 -  1 
 
	- 878 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 23:12:13.56 ID:2irlAo9LO
 -  ※再判定します。 
 
	- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:12:45.67 ID:OIu1iWQNO
 -  踏み 
 
	- 880 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 23:18:59.75 ID:2irlAo9LO
 -  # 
  
 「本当に平和ね。ここが『穴』というのを忘れてしまうくらいには」 
  
 師匠が辺りを見て呟く。ここまでは魔物らしいのすら見ていない。デアドラさんが避けているからなんだけど。 
  
 「本当ですね。僕の世界だと、こういう所に人が住んじゃってますし」 
  
 「それ前にも聞いたんですが、本当なんですか」 
  
 「うん。落ち着いたら来てみるといいよ。500年続いている街もある。 
 こっちも当座は凌げそうだしね、また移民が増えるかもしれないなあ」 
  
 マルコさんがうーんと伸びをした。僕たちの世界もそういうようになるのかな。 
  
 ※探索判定2回目 
  
 01〜15  ……気配 
 16〜50  魔物(タイムロス1) 
 51〜84  何もなし 
 85〜00  イベント(基本は弱アイテム)  
	- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:21:25.49 ID:hbWiT0LB0
 -  あ 
 
	- 882 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 23:31:11.25 ID:2irlAo9LO
 -  # 
  
 ※タイムロス1(降りてタイムロス2になります) 
  
 「シュート」 
  
 マルコさんの「クリムゾン」が火を吹く。「GAAAA!!!」という断末魔の叫びが向こうから聞こえた。 
  
 「これでよし、と。しかし魔物、多かったね」 
  
 「ええ。雑魚でも数が多いと面倒ですね」 
  
 対峙したのはトロルの群れだ。その数実に20体。階段近くに陣取っていた連中を殲滅するのには、そこそこ手を焼いた。 
 マルコさんが半分以上を片付けてくれて助かったけど。あの「クリムゾン」という銃は、やっぱり尋常じゃない。 
  
 「さて……いよいよ25階層か。クリスがいるなら、かなりの重傷ってことになりそうだけど」 
  
 マリーンさんに負わされた傷の具合がいいのなら、30階層に向け動いているはずだ。 
 そこで待ち伏せしていないとも限らないけど、25階層にいるなら僥倖かもしれない。 
  
 僕を先頭に階段を降りる。……そして。 
  
 ※第25階層のコンマペナルティ 
  
 01〜05  -25(クリス待ち伏せ確定) 
 06〜25  -20 
 26〜40  -15 
 41〜55  -10 
 56〜70  -5 
 71〜84  0 
 85〜00  0、イベント(低確率でクリス手負い状態)  
	- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:32:19.72 ID:rrzrMuzQO
 -  あ 
 
	- 884 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 23:42:07.42 ID:2irlAo9LO
 -  【第25階層】 
  
 ※ゲートキーパーの判定は後程 
  
 # 
  
 「……また緊張感のない階ねぇ……花見でもしろってのかしら」 
  
 呆れたようにフローラさんが言う。 
  
 無理もない。そこは桜の木々で埋め尽くされた山の中だったからだ。 
 というかトリス以外で桜ってあるんだ。トリスの名物とばかり思っていたけど。 
  
 「きれいね。本当、ここでゆっくりしたいぐらいには美しいわ」 
  
 「イマーラ、今はそういう時じゃ」 
  
 「ふふ、冗談よ。……こんな所にも魔物が?」 
  
 「いるはず。かなり遠いけど」 
  
 デアドラさんの言葉に、マルコさんも頷いた。 
  
 「『ゲートキーパー』、この世界にもいるんですね。……これは」 
  
 ※ゲートキーパーは…… 
  
 01〜30  7つの首の竜、ですね…… 
 31〜60  「過去の世界」では有名な、サンタクロース? 
 61〜84  巨大な馬、ですね…… 
 85〜00  再判定(超低確率でクリス)  
	- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:42:46.63 ID:MkwwojxDO
 -  はい 
 
	- 886 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/22(水) 23:44:18.86 ID:2irlAo9LO
 -  ※ゲートキーパーは「スレイプニル」 
  
 今日はここまで。なお、一応念のためですが「サンタクロース」はネタではなく、元ネタに登場する魔物です。  
	- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 00:16:59.04 ID:6iMJSd+pO
 -  乙 
 元ネタはわからんがサンタは前々作に出たあいつかな、今作にも出るなら前回戦果しょっぱかった分今度はたんまり頂戴したい所だ  
	- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 00:36:45.00 ID:MVKniDd7O
 -  乙 
 詳しくは知らんけど、たしかこの話のシリーズの元ネタは変愚蛮怒というローグライクゲームだったかな  
	- 889 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 00:49:10.05 ID:eFMqWZ5pO
 -  >>887-888 
 元ネタはその通りです。ガチャピンも出ます。非常に人を選びますがハマれば10年は遊べます。 
 サンタクロースは階層詐称敵の一角ですね。 
  
 どちらかというとSSは元ネタの元ネタ、「真世界アンバーシリーズ」の影響が強いですが(特に前々作)。  
	- 890 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 15:46:14.12 ID:i7Eb7Wz9O
 -  今日はお休みの可能性が高いと思います。ご了承下さい。 
 
	- 891 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 22:03:57.97 ID:i7Eb7Wz9O
 -  「巨大な馬、ですね」 
  
 「『スレイプニル』。魔物の中では与しやすい部類ね」 
  
 デアドラさんが安堵した様子で言った。 
  
 「与しやすい?」 
  
 「貴方やイマーラさんのように接近して戦うなら大変だけど、マルコさんはさっきを見る限り銃で戦う遠距離型。 
 しかも『クリムゾン』となれば、はっきり言ってカモね。 
 突進にさえ気を付ければそれで終わる相手よ」 
  
 なるほど。ちょっと肩透かしだな。 
 ただ、とりあえずここにクリスはいなさそうだ。先を急ごう。 
  
 ※探索1回目 
 01〜10  カシャン、カシャン 
 11〜50  魔物(タイムロス3に) 
 51〜84  何もなし 
 85〜00  イベント(ほぼショートカット)  
	- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:05:19.32 ID:y7uF7SSjO
 -  あ 
 
	- 893 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 22:10:59.04 ID:i7Eb7Wz9O
 -  ※タイムロス3 
  
 # 
  
 「……ふう。雑魚ばかり多いね」 
  
 僕は泡を吹いているゴブリンたちを見てこぼした。 
 さすがに弱いとはいえゴブリン30体以上は骨だ。マルコさんがいなかったらもっと時間を食われていただろう。 
  
 「全くね。……階段は、もう少し先?」 
  
 「ええ。その周辺に、スレイプニルはいるわ」 
  
 ゆっくりと、気配を殺しながら近付く。……すると、100メドほど先に巨大な馬らしきものの姿が見えた。……あの大きさが馬? 
  
 「……カレンに読ませてもらった『マンガ』に出てくる『コクオウ』みたいだな」 
  
 「『コクオウ』?」 
  
 「ああ、何でもない。お話にそんな馬がいたな、ってこと」 
  
 向こうはまだ気付いてない……ようだけど。 
  
 01〜35  気付かれた 
 36〜84  まだ気付いてない 
 85〜00  後ろを向いた  
	- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:11:30.17 ID:6iMJSd+pO
 -  はい 
 
	- 895 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 22:15:52.52 ID:i7Eb7Wz9O
 -   
  
 グイッ 
  
  
 気付かれた!! 
  
  
 ドッドッドッ!!!! 
  
  
 物凄い速度でこちらに向かって走ってくる。マルコさんがクリムゾンを抜いた。しかし、これは…… 
  
  
 ※クリムゾン発射は…… 
  
 01〜40  間に合わない 
 41〜84  間に合った 
 85〜00  間に合って命中  
	- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:17:56.18 ID:XcTWkGZG0
 -  ん 
 
	- 897 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 22:22:03.15 ID:i7Eb7Wz9O
 -   
  
 迅いっ!!! 
  
  
 マルコさんが抜いた時は、既に僕らのすぐ近くに迫っていた。体当たり!!?避けないと……!! 
  
 しかし問題はデアドラさんとフローラさんだ。彼女たちが避けきれるかどうか……? 
  
 1  自分が全部受け止める 
 2  デアドラとフローラを引っ張りながら避ける 
 3  デアドラとフローラは任せて自分dsけ避ける 
  
 ※3票先取  
	- 898 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 22:23:21.23 ID:i7Eb7Wz9O
 -  なお1でも他に当たり判定が行く可能性はそれなりにあります。 
 
	- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:23:36.82 ID:6iMJSd+pO
 -  2 
 
	- 900 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 22:24:43.25 ID:i7Eb7Wz9O
 -  3は自分だけ避けるの間違いです。 
 
	- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:25:46.84 ID:QOybQf46o
 -  2 
 
	- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:27:41.50 ID:XcTWkGZG0
 -  2 
 
	- 903 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 23:40:09.84 ID:i7Eb7Wz9O
 -  彼女たちは戦力にはならない。とすれば、僕が護るしかない!! 
  
 僕は咄嗟に2人の手を引いた。目の前にはスレイプニルの姿があった。 
  
  
 ……間に合えっ!! 
  
  
 ※回避判定 
  
 100-29-20=51以上で回避(クラン、庇っているため行動にペナルティ、コンマ下) 
 ※21以下ならデアドラとフローラにもダメージ判定 
 100-25×3=25以上で回避(イマーラ、瞬間転移を使用、コンマ下2) 
 100-25×2-20=30以上で回避(マルコ、神器効果、コンマ下3) 
 100-27×3=19以上で回避(マリーン、超隠密中、コンマ下4)  
	- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:41:31.74 ID:6iMJSd+pO
 -  ん 
 
	- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:41:51.16 ID:XcTWkGZG0
 -  ん 
 
	- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:42:08.16 ID:Yjg9VzdDO
 -  はい 
 
	- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:46:12.07 ID:y7uF7SSjO
 -  あ 
 
	- 908 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 23:48:39.43 ID:i7Eb7Wz9O
 -  ※イマーラとマルコ、マリーンにダメージ 
  
 ※巻き戻し権を使いますか? 
 ※体当たりは確定2倍ダメージのため、恐らく誰かが致命傷を負います 
 ※ダメージ判定後の巻き戻し権利の多数決はありません 
  
 1  使う 
 2  使わない 
  
 0000までに決まらない場合リセットです。3票先取  
	- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:51:28.67 ID:dj7KhzNI0
 -  1 
 
	- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:54:50.78 ID:6iMJSd+pO
 -  使う 
 コンマの結果とはいえ瞬間転移も隠密も構わずに当ててくるとかなんか特殊スキルでも持ってるなこいつ  
	- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:56:01.00 ID:Yjg9VzdDO
 -  1 
 
	- 912 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/23(木) 23:58:10.93 ID:i7Eb7Wz9O
 -  ※巻き戻し権利残り1回 
  
 ※巻き戻し場所を決定します。0000より3票先取 
 (とはいえ、かなり限定されていますが)  
	- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 00:04:36.80 ID:XvKoDErwO
 -  >>891から 
 運がよければタイムロスをキャンセルできるかもしれないし  
	- 914 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 01:33:28.77 ID:i/+lSIQEO
 -  上げます。 
 
	- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 06:39:05.39 ID:La9wM3D+0
 -  >>891 
 
	- 916 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 08:29:12.16 ID:f83K6SgGO
 -  もう一度上げます。 
 
	- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 08:35:56.62 ID:E2zlC13e0
 -  >>891 
 
	- 918 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 09:12:47.55 ID:f83K6SgGO
 -  >>891の再判定から始めます。コンマ下です。 
 
	- 919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 09:13:38.94 ID:XvKoDErwO
 -  はい 
 
	- 920 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 09:25:40.53 ID:f83K6SgGO
 -  ※再判定 
  
 01〜70  ショートカット(不意討ち確率中〜大) 
 71〜84  アイテム(基本は弱効果) 
 85〜00  アイテム(低確率でクリスの落とし物)  
	- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 09:29:42.24 ID:k0SztgeV0
 -  う 
 
	- 922 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 09:36:26.84 ID:T7yAj9JWo
 -  しばらく歩くと…… 
  
 「また移転のルーンねぇ」 
  
 フローラさんが呆れたように呟いた。 
  
 「移転、ということは階段まで行けるってことですか?」 
  
 「多分ね。これで確信に変わった、ランダムは私たちを早く連れてこようとしている」 
  
 「これを張ったのは、『3人目』だと?」 
  
 「そういうこと。ご丁寧に、隠密魔法でカモフラージュまでしてるわ。 
 その道の専門家である私ぐらいしか看破はできないでしょうよ」 
  
 フローラさんが僕らを呼び寄せた。 
  
 「とっとと行くわよ。多分スレイプニルがいるでしょうけど、不意を突けたらすぐに終わるわ」 
  
 # 
  
 ※45以上で不意討ち  
	- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 09:37:20.80 ID:XvKoDErwO
 -  あ 
 
	- 924 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 09:40:06.10 ID:T7yAj9JWo
 -  # 
  
  
 ヴォン 
  
  
 転移するとすぐそこに3メドほどはあろうかという巨大な馬がいた。あれがスレイプニルか。 
 向こうには階段が見える。倒さないと先に進めないのは間違いないらしい。 
  
 ただ、馬は明後日の方向を向いている。これは不意討ちできそうだ。 
  
 ※誰が行きますか?2票先取  
	- 925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 09:48:08.79 ID:XvKoDErwO
 -  クラン 
 できるなら念のためイマーラの転移とマルコのクリムゾンの攻撃準備もしておく  
	- 926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 10:12:43.46 ID:E2zlC13e0
 -  クラン 
 
	- 927 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 11:12:17.92 ID:f83K6SgGO
 -  【ターン1、距離10→6】 
  
 できるだけ気配を殺しながら、しかし速足で近付く。まだ手が届く位置じゃない。 
 このまま接近しきれれば、一撃で仕留められるだろう。問題は、それができるかどうかだ。 
  
 ※30以下で察知される  
	- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 11:13:04.69 ID:PIs7szJDO
 -  はい 
 
	- 929 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 11:16:36.23 ID:f83K6SgGO
 -  【ターン2、距離6→2】 
  
 まだ馬はこちらに気付かない。師匠やマルコさんには気付かれた時のために待機してもらってるけど、まだ大丈夫だ。 
 双竜脚が放てる距離にはなったけど、ここからさらに距離を詰めるべきか…… 
  
 ※50以下で察知される  
	- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 11:19:08.81 ID:XvKoDErwO
 -  ん 
 
	- 931 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 11:22:23.28 ID:f83K6SgGO
 -  【ターン3、距離2】 
  
 まだ馬は向こうを向いたままだ。今なら不意を討てる。 
 ただ、この距離じゃ「毘沙門」は放てない。あれなら確実に倒せるけど…… 
  
 1  双竜脚を打つ 
 2  距離を詰めるだけ 
 3  距離を詰めてリバーブロー 
  
 ※3票先取  
	- 932 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 11:22:50.77 ID:f83K6SgGO
 -  2票先取の間違いでした。 
 
	- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 11:33:28.72 ID:XvKoDErwO
 -  3 
 
	- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 11:49:32.66 ID:PIs7szJDO
 -  3 
 
	- 935 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 12:28:20.33 ID:f83K6SgGO
 -  【距離2→0】 
  
 まず接近だ。そしてこれで気付かれてもいいから、まずは一撃食らわそう。 
 上手くすれば「煉獄」にも繋げられるかもしれない。 
  
  
 ザッ!!! 
  
  
 一気に踏み込む。そして腰を落とし、左拳からねじ込む!! 
  
  
 (ダメージ) 
 ((コンマ下1、2×10.5+100)-(コンマ下3、4×(32+23)÷2÷5))×1.5 
  
 ※「死門」は解放済 
 ※不意討ちは本作ではダメージ×1.5としています  
	- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 12:28:58.97 ID:ll/xZyVo0
 -  はい 
 
	- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 12:29:41.81 ID:XvKoDErwO
 -  あ 
 
	- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 12:32:43.09 ID:E2zlC13e0
 -  ん 
 
	- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 12:34:33.03 ID:uNHsmEZdO
 -  あ 
 
	- 940 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 12:47:11.48 ID:f83K6SgGO
 -  ※煉獄発動、強制終了 
 (クリティカルの仕様及びコンマ的にどうやっても即死です) 
  
  
 ボコォッ!! 
  
  
 鈍く、嫌な音が響いたのが分かった。突き上げた拳は、馬の腹に深く突き刺さっている。 
  
  
 「ヒヒーッ!!?」 
  
  
 ボコォ!!メキィ!!ボコォッ!!!! 
  
  
 悲鳴をあげさせる暇すら与えない、無限の連打が始まった。 
 腹からは臓物と血が溢れだし、馬の体勢も大きく崩れる。 
  
  
 ベキッ 
  
  
 骨が折れる感触。同時に「ヒヒーーーンッッ!!!」という断末魔の叫びが辺りに響く。 
  
  
 ……ドスン 
  
  
 10連打ぐらいして、それは横に地響きと共に倒れた。 
  
  
 「……ふう」 
  
 拳が血にまみれている。あとで水で流さないと。 
  
 「クラン!!」 
  
 「あ、イマーラ。終わったよ」 
  
 「……見事ね。私が行こうかと思ってたけど、要らなかったわ」 
  
 「気付かれないうちにやれて良かったよ。あの巨体だから、勢い付けてる突っ込んでこられたら危なかったかも」 
  
 僕は辺りを見る。 
  
 ※85以上でアイテムあり 
 ※経験点100p、奥義習得ポイント2p 
 (現在の経験点621p、奥義習得ポイント15p)  
	- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 12:48:36.74 ID:XvKoDErwO
 -  はい 
 
	- 942 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 23:21:16.27 ID:jkqTs4gqO
 -  まあ、とりあえず何もないか。 
  
 「とにかく先に進もう。この分だとクリスがいるのは……」 
  
 「恐らくは29階層。そこで足止めを食らってると思う」 
  
 師匠の言う通りだろう。とすると、傷は多分癒えている。 
 ここから先は、心した方が良さそうだ。 
  
 【第26階層】 
  
 ※第26階層のコンマペナルティ 
  
 01〜20 -20 
 21〜40 -10 
 41〜60 -5 
 61〜84 0 
 85〜00 0、イベント優遇  
	- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 23:23:19.82 ID:r3ZJcQlS0
 -  あ 
 
	- 944 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 23:29:16.86 ID:jkqTs4gqO
 -  # 
  
 「……また随分とのどかな……」 
  
 マルコさんが呆れたように呟いた。 
  
 今度の階層はひんやりとした風が吹く高原だ。外が夏のせいもあるけど、とても心地いい。 
 そこかしこに花が咲き、鳥のさえずりも聞こえる。ただ、緊張感がないのはどうなんだろう。 
  
 「これ、ランダムは行き先まで誘導してる?」 
  
 「かもねぇ。過保護じゃないかしら」 
  
 デアドラさんとフローラさんが話し合っている。確かに、こんなにサクサク潜れるのは何かあるのかもしれないな。 
  
 ※探索1回目 
 01〜10  カシャン、カシャン 
 11〜50  魔物(タイムロス3に) 
 51〜84  何もなし 
 85〜00  イベント(ほぼショートカット)  
	- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 23:31:08.70 ID:PIs7szJDO
 -  はい 
 
	- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 23:31:32.01 ID:E2zlC13e0
 -  ん 
 
	- 947 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 23:50:19.14 ID:jkqTs4gqO
 -  # 
  
 「……本当に何もないわね」 
  
 「そうだね」 
  
 まるでピクニックでもしているかのようだ。魔物の気配はそこかしこにするのだけど、皆避けている感じがする。 
 「獣の本能で近付いてはいけないと分かってるんでしょうね」とはデアドラさんの言葉だ。 
  
 「このまま行くとどこまで潜れそう?」 
  
 「多分、次かその次までかしら。このまま上手く行けばだけど」 
  
 師匠が懐中時計を見た。まずまずいいペースかな。 
 ラーナたちは上手くやってるかな。シデさんたちがいれば大丈夫だとは思うけど。 
  
 ※探索2回目 
 01〜10  カシャン、カシャン 
 11〜50  魔物(タイムロス3に) 
 51〜84  何もなし 
 85〜00  イベント(ほぼショートカット)  
	- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 23:50:57.16 ID:E2zlC13e0
 -  ん 
 
	- 949 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/24(金) 23:59:47.60 ID:jkqTs4gqO
 -  # 
  
 「……それでも命知らずはいるものだねえ」 
  
 マルコさんが呆れたように言う。 
  
 あれからしばらくして、僕たちはダークホビット(ニーベルングというらしい)に襲われた。 
 弱かったけどやっぱり数は多い。集団なら勝てると踏んだのだろうけど、あまり意味なくマルコさんの「クリムゾン」に焼き払われた。 
  
 何でも昔この世界にいて、今は地上では絶滅した一族らしい。ホビットは今でも新大陸からの移民にいるけど、その原始的存在であるという。 
  
 「マルコさんの所にもこういうのが?」 
  
 「いや、さすがにね。新大陸の状況は、多分僕らの世界の方が大分悪いんだ。 
 一応片付いたけど、人が住めるようになるにはかなりかかるかな。君らの所は普通に移民がいるらしいから、そこは恵まれてるよ」 
  
 全てが全て、第二世界の方がいいというわけではないみたいだ。 
  
 とにかく、今の僕らにできるのは潜ることだ。 
  
 ※50以下でタイムロス4に  
	- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 00:00:01.76 ID:wW4HSxfx0
 -  あ 
 
	- 951 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 00:01:43.71 ID:shFVGDkyO
 -  【第27階層】 
  
 ※第27階層のコンマペナルティ 
  
 01〜20 -20 
 21〜40 -10 
 41〜65 -5 
 66〜84 0 
 85〜00 0、イベント優遇 
  
 ※このコンマに応じて、クリスの有無の判定を行います。  
	- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 00:02:13.91 ID:77iZYgkDO
 -  はい 
 
	- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 00:02:41.19 ID:fZfvM5WEO
 -  あ 
 
	- 954 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 00:03:18.58 ID:shFVGDkyO
 -  ※クリス有無判定 
 ゾロ目か85以上で気配あり(すぐに降りるかもしれません) 
 なお、遭遇した場合まだ手負いのままです。  
	- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 00:04:02.81 ID:g5RksmK0O
 -  ほい 
 
	- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 00:04:04.71 ID:wW4HSxfx0
 -  あ 
 
	- 957 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 00:09:30.51 ID:shFVGDkyO
 -  ※クリスはいない 
 今日はここまで。なお、即降り可能かアイテムがあります。  
	- 958 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 10:22:03.54 ID:shFVGDkyO
 -  # 
  
 階段を降りた先は、意外な場所だった。 
  
 「……教会?」 
  
 この前のと違って、静かで厳かな雰囲気の場所だ。そんなに大きい感じもしないけど…… 
  
 ※探知結果 
  
 01〜70  階段はすぐそこね 
 71〜84  上+何かありそうな雰囲気 
 85〜00  上+α(上位アイテム確定)  
	- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 10:27:31.64 ID:2VR8RpZAO
 -  あ 
 
	- 960 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 10:35:02.23 ID:shFVGDkyO
 -  「階段はすぐそこね。多分ここには何もないわ」 
  
 「こんな階もあるんですか?」 
  
 フローラさんがふうと息をついた。 
  
 「さっき私たちが話していた内容を聞いていたかしら? 
 これは多分、ランダムが残した最短ルート。全て安全な階じゃないにしても、それに近いものなのよ」 
  
 「なるべく早く30階層に到達できるようにしているのよ。先を急ぎましょう」 
  
 【第28階層】 
  
 ※第28階層のコンマペナルティ 
  
 01〜05  -25 
 06〜25 -20 
 26〜40 -10 
 41〜65 -5 
 66〜84 0 
 85〜00 0、イベント優遇 
  
 ※この後クリス有無判定をコンマに従って行います  
	- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 10:36:46.39 ID:WuNnAqbz0
 -  はい 
 
	- 962 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 10:55:39.60 ID:shFVGDkyO
 -  ※クリス有無判定 
 13の倍数で? 
 クリティカルなら手負いの痕跡あり  
	- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 11:06:13.32 ID:fZfvM5WEO
 -  あ 
 
	- 964 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 23:09:05.55 ID:shFVGDkyO
 -  # 
  
 「……寒いっ」 
  
 降りるなり、肌を刺すような寒さを感じた。これは……夏服じゃとても耐えられない。 
 目の前に広がるのは一面の雪景色。さっきの高原よりも明らかに空気が薄い。これはまるで…… 
  
 「山、ね。それも高山」 
  
 「この格好じゃ探索は無理だね。一度戻って、それなりの装備にした方がいい」 
  
 マルコさんが提案する。ここは…… 
  
 1  一度準備する(タイムロス4に、余程のことがない限り探索は28階層まで、あるいは中途終了) 
 2  強硬突破する(コンマペナルティ-30) 
 3  今日は切り上げる 
  
 ※2票先取  
	- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:10:46.25 ID:bhwewydH0
 -  1 
 
	- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:13:07.94 ID:sm+xgviOO
 -  先に階段の位置を探るってあり?  
  遠いか近いかで取る対応も変わると思うし  
	- 967 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 23:17:44.51 ID:shFVGDkyO
 -  >>966 
 ありといえばありですが、そうしている間に何かあると厳しいですね。  
	- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:20:03.43 ID:77iZYgkDO
 -  1 
 
	- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:20:25.37 ID:7DGAZm+G0
 -  1 
 
	- 970 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 23:30:36.30 ID:shFVGDkyO
 -  ※タイムロス4 
  
 # 
  
 「真夏なのにこれ、ねぇ……」 
  
 フローラさんが不満そうに言う。僕らが着替えたのは、イーリス北部の真冬用の服だ。 
 サマートさんに頼み込み、軍が防寒訓練用に使うのを貸してもらったのだ。 
  
 「全然お洒落じゃないわぁ。まあ、仕方ないわね」 
  
 「そういう問題ではないです、姉さん。……これで一応は行けるかしら」 
  
 「階段の場所は?」 
  
 「遠いわ。あの尾根を越えないといけない」 
  
 デアドラさんが指差した場所は遥かに遠い。まして慣れない雪山だ。これはどうも、階段に今日中に辿り着くのは無理だな。 
  
 ※探索1回目 
 01〜10  天候悪化(?????) 
 11〜35  ドラゴン(タイムロス1以上確定) 
 36〜65  イエティ(タイムロス1) 
 66〜84  何もなし 
 85〜00  イベント(ほぼショートカット)  
	- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:32:16.97 ID:sm+xgviOO
 -  はい 
 
	- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:33:06.16 ID:7DGAZm+G0
 -  ん 
 
	- 973 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 23:34:26.90 ID:shFVGDkyO
 -  ※再判定 
  
 01〜70  ショートカット(残り探索1回に) 
 71〜84  ショートカット(残り探索0回、ただし敵登場判定のみあり) 
 85〜00  再判定(残り探索0回確定、低確率で知恵ある竜)  
	- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:34:40.32 ID:bhwewydH0
 -  あ 
 
	- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:35:33.01 ID:7DGAZm+G0
 -  ん 
 
	- 976 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 23:44:27.58 ID:shFVGDkyO
 -  # 
  
 「またルーンがあるわね」 
  
 しばらく歩くとフローラさんが木の側を指差した。何もないように見えるけど、あると言うならあるんだろう。 
  
 「階段近くに移動ですか?」 
  
 「どうかしらね。ここの環境だと思う通りにはできない可能性が高いけど。 
 まあ、ランダムの厚意に乗っておくことにしましょ」 
  
 案の定転移の歪みがそこにはあったらしく、風景は一瞬でガラリと変わった。 
 デアドラさんが指差した尾根はまだ少し距離があるけど、これなら何とかなるかな。 
  
 ※探索2回目 
 01〜15  天候悪化(?????) 
 16〜40  ドラゴン(タイムロス1以上確定) 
 41〜65  イエティ(タイムロス1) 
 66〜84  何もなし(敵登場判定へ) 
 85〜00  イベント(ほぼショートカット)  
	- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:46:02.72 ID:GADh2BNzO
 -  あ 
 
	- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:46:13.10 ID:7DGAZm+G0
 -  ん 
 
	- 979 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/25(土) 23:58:07.63 ID:shFVGDkyO
 -  # 
  
 意外とあっさり、僕らは目的地に近付いていく。フローラさんはバテバテだし、デアドラさんもキツそうだけど。 
 気配は相変わらずないけど、マリーンさんは特に問題はなさそうだ。マルコさんも、割と平然としている。 
  
 「あ、そこ雪庇……大穴あるから気を付けて」 
  
 「はい。ありがとうございます。山、慣れてるんですか?」 
  
 「雪山はそうでもないけどね。カレンと『過去の世界』の山を訓練がてら何回か登ったから、多少は。 
 冬の『ツルギダケ』とか、死ぬかと思ったよ……」 
  
 何か遠い目をしている。ツルギダケって、そんなに危ない場所なのかな。 
  
 階段があるらしい小屋が見えてきた。もうすぐだ。 
  
 ※30以下で敵登場  
	- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:59:51.01 ID:7DGAZm+G0
 -  ん 
 
	- 981 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/26(日) 00:03:30.23 ID:ZgD6c19NO
 -  ※敵判定 
  
 01〜10  ?????(1回のみファンブル扱い) 
 11〜40  Ω? 
 41〜65  赤い爺 
 66〜84  青い巨龍 
 85〜00  再判定  
	- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 00:04:04.77 ID:ZFhcy4LwO
 -  あ 
 
	- 983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 00:04:27.38 ID:8c8EOPRB0
 -  あ 
 
	- 984 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/26(日) 00:07:23.24 ID:ZgD6c19NO
 -  ※クリティカル、再判定 
  
 01〜70  知恵ある白い龍(戦闘回避可能、ただしタイムロス浪費) 
 71〜84  ピエロ(戦闘は省略、アイテム判定へ) 
 85〜00  上+α(上位アイテム確定)  
	- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 00:08:16.52 ID:+5BER77m0
 -  あ 
 
	- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 00:08:41.77 ID:8c8EOPRB0
 -  あ 
 
	- 987 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/26(日) 00:10:16.77 ID:ZgD6c19NO
 -  今日はここまで。白い龍との会話イベントは次スレになります。 
 (スレ立ては明日)  
	- 988 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/26(日) 08:32:07.87 ID:ZgD6c19NO
 -  ・ナディア 
 外見年齢14歳、実年齢4歳。身長156cm、Bカップで肩までかかる緑髪。 
 ロックモールにあった天使樹の元幼体であり、邪を撥ね付ける能力を持つ。 
 娼館に拾われて用心棒的な役割をしていたが、ロックモールの天使樹の肥大化に伴い子供たちを連れて逃走、保護される。 
 その後ロックモールの「ランダム」討伐に参加。そこで母親の力の結晶である宝石を譲り受けたことで、人間でありながら力を行使できる存在となった。 
 性格は素直でいい子。クランは初恋の人になるらしい。空気が読める(というより心がある程度読める)。 
 実は結構情熱的であり、押しまくった結果クランの第4夫人的立場になった。 
 最年少のためかなり可愛がられている。覚醒レベル5。 
  
 ・クリス・トンプソン 
 闇ギルドの創始者にして首魁。第一回大武術会の優勝者であり、100歳以上のはずだが壮年にしか見えない。 
 黒い燕尾服にシルクハットを被っている。身長175cmぐらいのスキンヘッド。 
 ケインの末裔らしいが、力は桁違い。オリジナルのケイン以上か? 
  
 大封印の完全な解放を狙い、ドワーキンと「穴」にいる。 
  
 ・ドワーキン 
 オルドの従兄弟であり、オルドに匹敵する実力者。 
 「新人類」クトゥルフ覚醒のため第40階層に向け移動中か。 
 (撃破で一応のEDに到達することが可能です) 
  
 ・ベネディクト 
 「一族」長兄。「壊れた世界」にいるがまだ動いていない。 
 実力は他の「一族」が束になっても敵わないほどであり、現状では恐らくドワーキンと双璧の敵。 
 ただ第二世界の封印強化、こちらの世界の門破壊により当面は動けない。 
 (倒さなくてもED到達は可能です)  
	- 989 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/26(日) 08:33:06.00 ID:ZgD6c19NO
 -  誤爆しました。少々お待ちください。 
 
	- 990 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/26(日) 08:43:12.35 ID:ZgD6c19NO
 -  次スレです。 
  
 【安価】オルランドゥ大武術会14【コンマ】 
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587856804/ 
  
 1000のコンマが70以上で振り直し権利、90以上で巻き戻し権です。 
  
 以下、雑談や質問コーナーになります。何でもどうぞ。  
	- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 09:36:29.48 ID:3nL0J4QB0
 -  こっちの埋めがてらですが、ステータスに>>34,312のミラとミーシャとイマーラの好感度と好感度ボーナスがステータスに反映されてませんね 
 イマーラ同席時の攻撃係数も7ではなくて、1回のみ-1になるというのも 
 死門解放も奥義一覧にあった方がいいかと  
	- 992 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/29(水) 10:12:18.42 ID:j66bCKh9O
 -  失礼しました。処理すべきものが多くなってまとめきれてないですね…… 
 
	- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:01:16.07 ID:HbCe5zHxO
 -  梅 
 
	- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:03:51.91 ID:q77q1wsYO
 -  埋め 
 
	- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:04:27.80 ID:q77q1wsYO
 -  埋め 
 
	- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:05:27.06 ID:q77q1wsYO
 -  埋め 
 
	- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:05:57.92 ID:q77q1wsYO
 -  埋め 
 
	- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:06:24.87 ID:q77q1wsYO
 -  埋め 
 
	- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:07:05.05 ID:g0b3GxWDO
 -  埋め 
 
	- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 00:07:06.93 ID:lv3tX4Eh0
 -  埋め 
 
	- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
 -   | l| l || || l|           | l| l || || l|         
  | l| | || || l!           | l| | || || l!         たらい回しの最果ての地へようこそ!
   l   l| .|    ☆        l   l| .|    ☆     
  ____ /    .     ____ /    
  ゝ___ノ がーん! .   ゝ___ノ がーん! 
   (    )  .   .  .     (    )
   と    i             と    i          SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
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 - 四季の八神マキノ @ 2020/05/04(月) 23:54:25.20 ID:kXDv78Av0
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天使「下僕って魅力的ですよね」 @ 2020/05/04(月) 01:15:56.45 ID:IAHVesmp0
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【モバマス】優しければいいのっ!? @ 2020/05/04(月) 00:49:55.25 ID:OfTn9SSDO
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