このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【モバマス】凛・藍子「1・2・3で飛び込め!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:28:41.91 ID:2RRuOz/a0
本スレは

凛「めざせポケモンマスター」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397994922/

凛「めざせ」 卯月・未央「ポケモンマスター!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402064241/

凛「ああ、あこがれのポケモンマスターに」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407859621/

【モバマス】凛「ああ、あこがれのポケモンマスターに」(続)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1572703190/

の4スレの続きです

・ポケットモンスター×アイドルマスターシンデレラガールズのクロスSSです
・アイドルたちがポケモン世界を冒険します
・本SSの舞台は架空のガラル地方です。地名は同じですが、ホップやダンデ等は出てきません
・各世代から色々なポケモンが登場します
・ゲームともアニメとも異なるオリジナル設定が存在する可能性があります
・基本デレマスの子が出てきますが、稀にシャニマスが混ざる場合があります
・メガシンカ、Zワザ、ダイマックス全てが登場する予定です
・安価あり
・本SSは4スレ目より作者が変更しています


凛 手持ちポケモン

・ゲッコウガ ♂ Lv.70 げきりゅう
みずしゅりけん/ハイドロカノン/つばめがえし/みがわり
やんちゃなせいかく まけずぎらい

・ムクホーク ♂ Lv.68 いかく
ブレイブバード/インファイト/とんぼがえり/おいかぜ
いじっぱりなせいかく うたれづよい

・ドリュウズ ♀ Lv.67 すなかき
ドリルライナー/アイアンヘッド/じわれ/じしん
せっかちなせいかく ものおとにびんかん

・サンダース ♀ Lv.67 はやあし
シャドーボール/かみなり/じゅうでん/でんじは
おくびょうなせいかく ひるねをよくする

・サザンドラ ♂ Lv.69 ふゆう
りゅうせいぐん/あくのはどう/かえんほうしゃ/きあいだま
なまいきなせいかく ちのけがおおい

・チャーレム ♂ Lv67 ヨガパワー
とびひざげり/しねんのずつき/ほのおのパンチ/ビルドアップ
おだやかなせいかく しんぼうづよい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585495721
2 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:32:46.52 ID:2RRuOz/a0
とりあえず最初の安価が決まらないと先に進めないのでそこまで投下します
ではどうぞ↓



スパイクタウン

…………………………………………

『あ、ああ……私のかわいい――が――!!』

…………………………………………

『全部……全部……お前のせいだ!!』


??(や、やめろ……)


『少しの間……――を――』
3 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:33:35.54 ID:2RRuOz/a0
『あんたが――したせい――たし――』


『あんたなんかいらないわ……出ていきなさい!!』


??「うああっ――」ガバッ

??(…………)

??(……くそ、またあの夢か……)

??(……かなりうなされていたようだ。全身の汗が冷えて寒い)

??「……シャワーでも浴びるか……」
4 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:34:14.32 ID:2RRuOz/a0


シュートシティ

プアーン

凛「……!」

凛「詩織さん、ここが……」

詩織「はい、目的地のガラル地方です」

詩織「ここはガラルでも最大級の都市、シュートシティになりますね」

凛「シュートシティ……」

凛(広い……アイマスのどの町よりも)

凛(ここがガラル地方……)
5 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:34:58.65 ID:2RRuOz/a0
ザパァ

詩織「到着しました」

凛「ありがとう、詩織さん」

詩織「長旅、お疲れさまでした」

詩織「ガラル地方なんですが、とても広大な地方であるため、移動には電車が用いられているそうです」

詩織「ここから東に行くと駅があるので、まずはそこに行ってみてはいかがでしょうか」

凛「わかった。ここまで本当にありがとう」ペコリ

詩織「いえいえ。どうか良い旅にして下さいね。お気をつけて」ペコリ
6 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:35:32.88 ID:2RRuOz/a0
シュートシティ 駅

凛「ここが駅か」

凛「ええっと、まず切符を買って……」

凛「って、どこの切符を買えばいいんだろ……」

凛「とにかく、モバPや晶葉の研究所みたいな場所があればいいんだけど」

ジーッ

凛(地図を見ても、それらしき場所がない……)

凛「うーん、どうしたものか……」
7 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:36:24.34 ID:2RRuOz/a0
タタターッ

凛「……ん?」

凛「うわっ!?」

「!!」

ドンガラガッシャーン

凛「いたた……」

ポケモン「」ムキューッ
8 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 00:37:52.49 ID:2RRuOz/a0
凛「ポ、ポケモン……? ガラル地方のポケモンなのかな」

??「ああもう、勝手にどこかへ行かないでーっ」

凛「!」

ポケモン「!」

??「もう、どこに行ってたの。探したのよ!」


>>9
ガラル御三家のいずれか
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 05:18:57.82 ID:9rVu+cj2O
サルノリ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 11:31:48.15 ID:yM5jXK+DO
せめて、タイトルにポケモンコラボとつけてくれ
11 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:03:47.64 ID:2RRuOz/a0
>>10
すみません、配慮不足でした



凛「サルノリ……? このポケモンの名前?」
??「ああ、す、すみません! うちのサルノリが勝手にぶつかっちゃって……」
??「この子、駅に来るのが初めてなんです。だからついはしゃいじゃったみたいで……」
サルノリ「サルー!」
凛「そうなんだ」
凛「実は私もここに来るのは初めてでさ。アンタ……この地方のトレーナー?」
??「はい、そうです! あ、自己紹介が遅れましたね」
藍子「私、藍子っていいます! 出身はシュートシティです」
12 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:04:43.36 ID:2RRuOz/a0
凛「私は凛だよ」

凛「ねえ藍子、この地方のどこかにポケモン研究所……みたいな施設ってある?」

藍子「ポケモン研究所……ですか。聞いたことないですね」

凛「え……? もしかしてそんな施設はないとか……?」

藍子「そのポケモン研究所って場所に、何かご用があるのでしょうか?」

凛「ああ、私ね、ポケモン図鑑みたいなのがあったらもらいたいなと思って」

藍子「ポケモン図鑑ですか? それなら……」
13 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:05:25.60 ID:2RRuOz/a0
ピッ

ウィィン

藍子「これのことでしょうか」

凛「え……!?」

凛「それがこの地方のポケモン図鑑なの……!?」

藍子「はい。といっても図鑑以外の機能もありますけれど」

藍子「これはスマホロトムといって、色々と便利な機能がついているアイテムなんです。ポケモン図鑑はその中のアプリケーションの一つですね」

凛「スマホロトム……? アプリケーション……?」
14 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:06:10.65 ID:2RRuOz/a0
藍子「うーんと……要するに、これがポケモン図鑑ってことです!」

凛「そ、そうなんだ……」

凛(科学の力ってすごいなぁ……)

藍子「もしかして、スマホロトムをお持ちではないのでしょうか……?」

凛「そうなんだ。私は別の地方……アイマスっていう所から来たんだけど」

藍子「そうでしたか! そういうことでしたら、この近くにスマホショップがあるので、よければご案内しましょうか?」

凛「い、いいの?」

藍子「はい、これも何かの縁ですし!」
15 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:07:09.54 ID:2RRuOz/a0
1時間後

凛「へえ……これがスマホロトム……」

凛「本当にロトムが中に入っているんだ」

藍子「これがポケモン図鑑のアプリケーションですよ」

凛「」ポチッ

パッ

ウィィン
16 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:07:42.77 ID:2RRuOz/a0
凛「起動した……!」

凛「……?」

凛(これは……ポケモンのシルエット?)

凛(見たこともないポケモンのシルエットがずらりと並んでいる)

凛(私の持っている図鑑とは違うな)

凛「ねえ、これはどういうことなの?」

藍子「あ、この図鑑はですね……」

藍子「最初からガラルに生息しているポケモンのデータが全て入っているんです!」
17 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:09:00.74 ID:2RRuOz/a0
凛「え、そうなの……!?」

凛「その、出会ったポケモンをどんどん記録していく機械なんじゃ……」

藍子「いえ、既に何年か前に凄腕のトレーナーさんが全てのポケモンのデータを収集しきってしまったらしいんですよ」

藍子「ただ、図鑑にはロックがかかっていて、ポケモンと出会うことで初めてロックが解除されて、データが解禁されるという仕組みになっているんです」

藍子「たとえばこんな風に……」スチャッ

サルノリ こざるポケモン くさタイプ
スティックでリズムを刻むと、草花を元気にするパワーが音波になって広がる
このスティックはサルノリの群れが暮らす森に生えている木の枝が独自の変化を遂げたもの

藍子「なので図鑑を手に入れたら、実際にガラルを巡っていってシルエットの答え合わせをしていくような感じですね!」
18 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:10:00.02 ID:2RRuOz/a0
凛「な、なるほど……」

凛「じゃあ、この状態ではデータは何もないんだね」

藍子「そうですね」

凛(なるほど、結局は直接ポケモンに接触しないとデータが集まらないわけだ)

藍子「もしかして、この地方のポケモン図鑑を完成させるために遠い場所から来られたんですか?」

凛「うん、そうなんだ」

凛「私の知り合いがポケモン博士なんだけど……その人のためにデータ収集をしようと思って」
19 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:10:47.35 ID:2RRuOz/a0
藍子「へえ……それは珍しいですね」

凛「?」

藍子「この地方に来るトレーナーさんは、だいたいがポケモンバトルを目当てにされているって聞いたことがあるので」

藍子「ガラルではポケモンバトルがとても盛んなんです」

凛「まあ、それもあるかな。実はここに来る前にガラルで修行していたトレーナーとバトルしてさ」

凛「コテンパンに負けちゃったんだ。やっぱり、ガラルのトレーナーはみんな強いのかな」

藍子「そうかもしれないですね。ところでそのトレーナーさんって――」
20 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:11:19.64 ID:2RRuOz/a0
ガシャン!

凛「!」

ドン! ドン!! ドン!!

ワー キャー

藍子「な、なんですか!?」

『な、なんだこのポケモン!?』

『急に出てきやがって……くそ、すばしっこい!』

凛「あっちの方か!」
21 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:12:16.89 ID:2RRuOz/a0
タタタ

ザングース「ザングゥ!」

藍子「な、なんですか、あのポケモン……」

凛(あれは……ザングース)

凛(かなり気が立っているみたいだ)

ザングース ネコイタチポケモン ノーマルタイプ
普段は4本足で行動するが、怒ると後ろ足で立ち前足のツメが飛び出す
ハブネークとは先祖から続くライバルだ

『ザングースなんてこの辺にはいないんじゃないのか!?』
22 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:12:53.05 ID:2RRuOz/a0
ザングース「ザング……」ギロッ

『ひ、ひいっ!』

ザングース「ザングー!」バッ

『うわあ、やめ――』

凛「ゲッコウガ!」ポン

ガンッ

ゲッコウガ「ゲコ」

バシィ
23 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:13:26.39 ID:2RRuOz/a0
ザングース「ザングゥ……」ザッ

ザングース「ザングー!」

藍子「凛さん!?」

凛(ここは公共の施設だからあんまり派手なことはできないな)

凛「ゲッコウガ、一撃で仕留めるよ!」

ゲッコウガ「ゲコ!」

藍子「あぶな――」
24 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:14:05.36 ID:2RRuOz/a0
ズバッ

藍子「……!?」

『……!?』

ザングース「ザング……」

バタッ

藍子(今のは……いったい……)

『……す、すげえ。攻撃が、見えなかった』
25 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:14:41.87 ID:2RRuOz/a0
ゲッコウガ「ゲコ」シュタッ

凛「ふう……」

凛「……!」

パチパチパチパチ

『すげえー!!』

『あんなに危険なポケモンを一瞬で……!』

『助かったよ、ありがとうー!!』

凛「あ、ああ、どうも……」

凛(だいぶ目立っちゃったな……)
26 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:15:18.63 ID:2RRuOz/a0
藍子「あ、あの」

藍子「今のは……攻撃、したんですか?」

凛「うん。『つばめがえし』だよ」

藍子「つばめがえしって、あんなに素早く放てるんですか……?」

凛「まあ……そうだね」

藍子「……す、すごい……!」

藍子「すごいです、凛さん!」
27 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:16:06.35 ID:2RRuOz/a0
凛「いや、それほどでも……」

藍子「あ、あの、私、凛さんを見込んでお願いがあるのですが……!」

凛「……?」

ザワザワザワザワ

凛「……けっこう騒がしくなってきたね」

凛「場所を変えようか」

藍子「あ、はい!」
28 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:16:48.60 ID:2RRuOz/a0
30分後

??「ええ!? その場にいたトレーナーが退けたぁ!?」

駅員「ああ、そうだよ」

??「で、そのザングースは……?」

駅員「こちらで預かっているよ。どう対応するかはまだ決めてないけど」

??「でしたら、どうか私たちにもそのザングースを見せていただけませんか……?」

駅員「うーん、そう言われてもなあ」
29 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:17:42.61 ID:2RRuOz/a0
駅員「さっきもらった『都探偵事務所』って名刺もなんか胡散臭いし……」

駅員「そもそもこのザングース、どこから出てきたのかもわからないんだよなあ……」

駅員「……ん? もしかしてあのポケモンって君達の……」

??「ち、違います!」

駅員「違うならいいや。ていうかしつこいよ、これ以上居座るなら警察呼ぶよ?」

??「うう……」

??「み、都さん、今日はいったん帰りましょうよ〜」

都「さくら殿……そ、そうですね……」

バタン
30 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:18:48.09 ID:2RRuOz/a0
都「はあ、また追い出されちゃった……」

さくら「まあ、この状況でしたら怪しまれるのも無理はなさそうですもんねぇ」

都「……だがさくら殿よ、おかしいとは思わないか?」

都「先日はキルクスタウンにクリムガンが出たと聞く。あの時は泉さんが対処してくれたが」

都「本来の生息地から遠く離れているはずのポケモンが突然、しかも暴徒化して各地の町に現れている」

都「これは何か事件の匂いがする……このガラルに恐ろしい危機が迫っている! 私はそう思わざるを得ない!」

さくら「そ、そうですね!」

都「よし! そうと決まればいったん帰って資料を整理するぞ!」
31 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:19:42.87 ID:2RRuOz/a0


藍子「あの、このガラル地方ではですね、ジムチャレンジというものがあるんです」

藍子「ガラル各地のジムを渡ってバッジを集め、全てのバッジを集められた人はトーナメントに出場できるんです」

藍子「さっきガラル地方ではポケモンバトルが盛んだと言いましたけど、そのジムチャレンジに参加するトレーナーがとても多いんですね」

藍子「そのトーナメントに出られるだけでもすごいんですけど、トーナメントを勝ち抜いたらチャンピオンと戦うことができるんです!」

凛「へえ……」

凛(基本的なシステムはアイマスと同じみたいだね)
32 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:20:54.71 ID:2RRuOz/a0
藍子「実は私もジムチャレンジに参加しようと思ってシュートシティに来たのですが」

藍子「実はサルノリをもらったのもつい一週間前で……なんというか、あまり自信がないんです」

サルノリ「サルー」ショボーン

藍子「そこでぜひ、凛さんにコーチをお願いしたいんです!」

凛「コ、コーチ……?」

藍子「さっきの凛さんのバトル、とてもかっこよかったです。私もああなりたいって思いました」

藍子「もしよければ……お願いできませんか!?」ペコッ
33 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:21:43.91 ID:2RRuOz/a0
凛「う、うーん……」

凛(コーチか……ポケモンを捕まえるのを手伝ったことはあるけど)

凛(バトルを教えるっていうのは経験がないな)

凛(まあ、でも……)

凛「そのジムチャレンジって、ガラルの色んな町に行くんだよね」

藍子「はい、そうです」

凛(なるほど……藍子についていったら、自然と図鑑も埋まっていくかもしれない)

凛(どのみちどこに行けばいいかわからなかったんだし)
34 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:22:33.95 ID:2RRuOz/a0
凛「……うん、いいよ。私でよければ」

藍子「ほ、本当ですか!? ありがとうございますっ!」

サルノリ「サルー!」

藍子「そうと決まれば……」

藍子「あの、実はこの町に最初のジムがあるんです!」

凛「え、この町に?」

藍子「はい。ジムチャレンジに挑む人が、必ず初めに訪れることになる――シュートジムです」

藍子「そのジムに挑戦するために、まずは私に稽古をつけてくれませんか!?」
35 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/03/30(月) 21:28:07.36 ID:2RRuOz/a0
今回はここまでです
まだこの先は何も考えてないので、ゆっくり更新していこうと思います
描写ではわかりにくいですが、凛はガラル図鑑とアイマスで持ってた図鑑の両方を使います。ここは何かしら次回から区別をつけようかと
その他、何かあればこちらまで→@idontlikeYANKEE

スレタイがややこしいのは本当申し訳ないです、以後気を付けます…

ここまで読んでいただき有難うございました
36 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/04(土) 22:43:21.70 ID:CntRc1EX0
投下します



凛「それじゃあ、藍子の今の力量を見ておきたいから、軽く模擬戦をしてみようか」

藍子「は、はい! よろしくお願いします!」

凛「よし。ゲッコウガ、よろしく」ポン

ゲッコウガ「ゲコ」

藍子「サルノリ、お願い!」ポン

サルノリ「サルー!」

凛「まずはこっちから攻撃してみるよ。うまく指示を出して避けてみて」

藍子「はい!」
37 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/04(土) 22:44:06.26 ID:CntRc1EX0
凛「ゲッコウガ、みずしゅりけん!」

ゲッコウガ「ゲコ」シュババ

藍子「わ、わ……サルノリ、躱して!」

サルノリ「サルッ」ヒョイョイ

凛「もう一回いくよ!」

ゲッコウガ「ゲコッ」シュババ

サルノリ「サルッ!」バシィ

凛「一発喰らったけど……うん、いい身のこなしだね」

凛「じゃあ次、攻撃してみて!」

藍子「は、はい!」
38 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/04(土) 22:44:37.29 ID:CntRc1EX0
藍子「サルノリ、えだづき!」

サルノリ「サルー!」バッ

凛(……なるほど、あのスティックで攻撃するんだね)

サルノリ「サルッ!」

バシィ!

藍子「……」

凛「……」

ゲッコウガ「……」
39 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/04(土) 22:45:07.01 ID:CntRc1EX0
ピシ ピシ

藍子「へっ?」

ポキッ

サルノリ「サル!?」

凛「……!?」

ゲッコウガ「ゲコ……!?」

藍子「ス……スティックが折れちゃったああ!?」
40 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/04(土) 22:46:00.85 ID:CntRc1EX0
凛「レベル差がありすぎて攻撃が通じなかったみたいだね」

凛「ま、まあ、そんなに気にしないで……」

藍子「うう……」ガックシ

サルノリ「サルー……」ガックシ

凛「ところで、サルノリのスティックは大丈夫なの?」

藍子「あ、それは大丈夫です……予備のスティックがたくさんあるので」

藍子「はあ……でもこんなことになるなんて……」

凛「……」
408.81 KB Speed:0.6   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)