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【モバマス】凛・藍子「1・2・3で飛び込め!」

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67 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/04(土) 23:11:17.37 ID:CntRc1EX0
今回はここまでです
*が付いてるやつが凛が図鑑で読み取った情報、ということで

次回はまた来週ぐらいですかね
読んでいただき有難うございました
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:18:42.20 ID:gN9U7UrF0
乙 Lv.差もあるけど初ジムが相性最悪って運無いね...
一匹だと厳しいしでんきとかいわの相性いいポケモン捕まえたいね
69 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:44:11.23 ID:QoJR3cDH0
投下します
70 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:44:51.98 ID:QoJR3cDH0
シュートシティ

凛「私は西側を探すよ。藍子は東側をお願い」

藍子「は、はい!」

タタタ

凛「西側……」

凛「……とはいえ」

ブティック店員『いらっしゃいませー、店内タイムセール中でーす!』

ヘアサロン店員『あら、あの子、とてもキレイな髪をしているわね……』

電話ボックス『もしもしー、こちらアルセウス製薬の者ですが――』

カップル『ねえねえ、あっちのカフェでお茶でもしない?』

サラリーマン『ええっと、スボミーインってどっちだっけ……』
71 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:45:45.59 ID:QoJR3cDH0
凛(……ただでさえ広い町なのに、二人がかりで探すのは無理があるな……)

凛「よし、ムクホーク」ポン

ムクホーク「ムクホー」

凛「ムクホーク、町のどこかで緑色の小柄なポケモンを見かけたら、私に教えてほしいんだ」

ムクホーク「ムクホー!」バサッバサッ

凛「よし……あっちの路地も探してみるか」

1時間後

ムクホーク「ムクホー」ショボン

凛「見つからない……」

凛(ていうかこの町、広すぎる……)

凛(こんな広い町であの小柄なポケモンを見つけろっていう方が無理なんじゃ……)
72 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:46:38.46 ID:QoJR3cDH0
テーテレテー テーレテレテー

凛「ん? ……もしもし」

藍子『あ、凛さん! サルノリ、見つかりました!』

凛「本当に? どこにいたの?」

藍子『それが……』



藍子「……あ! 凛さん! こっちです!」

夏美「あら、あなたは昨日の」
73 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:47:44.94 ID:QoJR3cDH0
凛「藍子。それに夏美さん」

凛「聞いたよ。夏美さんが連れてきたんだって」

夏美「そうなの。朝、ジムの前に立っていてね。一匹でジムに挑戦しようとしてきたのかしら、と思って」

夏美「そんなに昨日負けたのが悔しかったのかしら。根性のあるポケモンね」

サルノリ「サルー! サルー!」

藍子「サルノリ……」

夏美「……」

夏美「ねえ、藍子ちゃん」
74 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:49:07.33 ID:QoJR3cDH0
夏美「サルノリ、すごく悔しそうな目をしていたわ。今すぐにでも再挑戦させてくれ、って顔に書いてあった」

夏美「なのにあなたは真っ先にジム周辺を探そうとせず、違う場所を探していた」

夏美「もしあなたとサルノリが同じ気持ちだったなら、こうはならなかったはずじゃないかしら?」

藍子「……!」

夏美「ポケモントレーナーなら、ちゃんとポケモンと対話しなさい。ポケモンはトレーナーが思い通りに使役するだけの存在でもなければ、いつもあなたの行動に100%同意してくれる従順な存在でもない。まずはあなたがポケモンに耳を傾けることで、ポケモンもあなたに心を開いてくれるものよ」

夏美「しっかり対話して……それでまた私に挑戦したいって思ったなら、ジムで待っているわ」
75 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:50:55.70 ID:QoJR3cDH0
夏美「それじゃあね。それと、凛ちゃんの挑戦もいつでも受け付けているからね」ペコリ

スタスタ

藍子「サルノリ……」

サルノリ「サルー!」

サルノリ「サル! サル! サルーッ!」

藍子「……」

藍子「……うん、そうだよね。このままじゃ終われないよね」

藍子「……凛さん!」
76 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:52:02.55 ID:QoJR3cDH0
凛「!」

藍子「ごめんなさい。私、昨日は一度負けただけでジムチャレンジを諦めようとしていました。でもサルノリを見ていたら……やっぱり諦めきれなくなりました」

藍子「こんな私ですけど……また、特訓をお願いできますか!?」

凛「……うん。わかった」

凛「その意気だよ。今度は私も手抜きしない。絶対に夏美さんを倒そう!」

藍子「……はい!」
77 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:52:37.59 ID:QoJR3cDH0
翌日 ジムチャレンジ受付最終時間

夏美「……」

夏美「来たわね」

ザッ ザッ

藍子「夏美さん……」

夏美「待っていた甲斐があったわ」

夏美「ここへ来たということは……トレーナーとしての覚悟ができたということね」
78 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:53:16.92 ID:QoJR3cDH0
藍子「はい」

藍子「夏美さん。もう一度……勝負を挑ませてください!」

夏美「ふふ、望むところよ」

夏美「ところで、前はサルノリ一匹で挑んできたけれど……どう? あれから手持ちは増えたのかしら」

藍子「いいえ、増えていません」

夏美「!」

藍子「私はサルノリと一緒に、あなたを倒します!」
79 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:53:53.56 ID:QoJR3cDH0
夏美「……そう。ならいいわ」

夏美「ドローンロトム、よろしく」

凛(藍子……)

凛(大丈夫。きっと勝てるよ。サルノリを信じて……!)

サッ

ドローンロトム『3……』

ドローンロトム『2……』

ドローンロトム『1……』

ドローンロトム『バトル・スタート!!』
80 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:54:24.94 ID:QoJR3cDH0
藍子「サルノリ、お願い!」ポン

サルノリ「サルー!」

夏美「アオガラス!」ポン

アオガラス「カァーッ!」

藍子(前回と同じくアオガラス……)

藍子(大丈夫。特訓してきたことを忘れないように……!)

藍子「サルノリ、えだづき!」
81 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:55:28.54 ID:QoJR3cDH0
サルノリ「サルッ!」

バシィ

アオガラス「カアッ!」

夏美(……へえ。以前よりも威力もスピードも上がっている)

夏美(単にレベルが上がったから、だけが理由じゃないようね)


………………………………………………

凛『まずはサルノリのメインの技、えだづきを特訓しようか』

藍子『はい!』
82 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:56:29.83 ID:QoJR3cDH0
凛『そうだな……サルノリ、とりあえず何回か素振りしてみて』

サルノリ『サルッ』ブゥン

藍子『ど、どうですか?』

凛『……』

凛『サルノリ。スティックを力任せに振ったらダメだよ。精度も落ちるし、スティックにも負担が大きい』

凛『こう、何というか……重力に任せるというか……うーん、うまく説明できないな』

凛『とにかく、余計な力を入れずに振る。そこから始めようか』

サルノリ『サルッ』

………………………………………………
83 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:57:11.14 ID:QoJR3cDH0
夏美「今度はこっちからいくわよ! ついばむ!」

アオガラス「カアー!」

藍子「スティックでガードして!」

サルノリ「サルッ!」

ガキン

夏美「まだまだッ!」

ゴツン ゴツン ゴツン

アオガラス「カアーッ!」

バシィ

サルノリ「サルッ……!」ズザァ

藍子(押し返された……!)

藍子(でもこれでいいんだ!)
84 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:57:52.93 ID:QoJR3cDH0
………………………………………………

凛『藍子、ポケモンに道具を持たせられることは知ってる?』

藍子『はい!』

凛『じゃあ、ジム戦でもサルノリに何か持たせてみようか』

凛『相手はひこうタイプ……サルノリには不利なタイプだね。前のバトルも、一発の攻撃で体力をギリギリまで削られていた』

凛『だからこれを持たせてみようか』ヒョイ

藍子『これは……?』

………………………………………………
85 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:58:39.15 ID:QoJR3cDH0
サルノリ「サルッ!」パクッ

シュィィィン

藍子「よし!」

夏美「なるほど……オボンの実ね」

夏美「でも持ち直したところで、私が有利なのは変わらないわよ!」

アオガラス「カアッ!」

凛(……いや)

凛(それは違うよ、夏美さん。持ち直したことが起点になるんだ……!)
86 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 21:59:18.66 ID:QoJR3cDH0

藍子「上に躱して!」

サルノリ「サルッ」ヒョイ

藍子「そのまま……アクロバット!!」

サルノリ「サルーッ!」

バシィ

アオガラス「カアッ……!」

夏美「!!」

夏美「アクロバット……いつの間にそんな技を……!」
87 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:00:30.35 ID:QoJR3cDH0
………………………………………………

凛『……とはいえ、えだづきだけでアオガラスと渡り合うには厳しいね』

凛『そうだ。藍子、これを使ってみてよ』

藍子『これは……?』

凛『これは技マシン。中にデータが記録されていて、すぐに新しい技を覚えられるんだ』

凛『そしてこの技マシンに記録されていているのは『アクロバット』。この技には特殊な効果があって……』

凛『バトル中に持たせていた道具がなくなった時、威力が倍になる技なんだ』
88 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:01:13.63 ID:QoJR3cDH0

藍子『持たせていた道具がなくなった時……』

凛『そう。つまり?』

藍子『つまり? ……ああ!』

………………………………………………


夏美(なるほど……オボンの実はサルノリの耐久力を上げるためだけじゃない)

夏美(この技を発動するためのイグニッションだったのね……!)

藍子「もう一回!」
89 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:01:49.53 ID:QoJR3cDH0

サルノリ「サルーッ!」

バシィ

アオガラス「カアッ!」

凛「よし……段々とペースを掴んできた」

凛「その調子だよ、藍子!」

夏美「ついばむ!」

アオガラス「カアッ!」
90 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:02:20.76 ID:QoJR3cDH0

藍子「スティックでガードして!」

サルノリ「サルッ!」ガキン

藍子「アクロバット!」

サルノリ「サルーッ!」

バシィ

夏美「うっ……いい切り返しね……!」

夏美「お返しよ、アオガラス!」

アオガラス「カアーッ!」
91 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:03:29.73 ID:QoJR3cDH0

ゴツン

サルノリ「サルッ……!」ズザァ

藍子「サルノリ……!」

凛(サルノリの体力は次で尽きる……)

凛(でもアオガラスもあと一撃が決まれば……!)

夏美「藍子ちゃん……やるじゃない」

夏美「えだづきの強化にオボンの実、アクロバット。戦術も素晴らしいわ。2日前とは見違えるくらい強くなっている」
92 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:04:33.89 ID:QoJR3cDH0

夏美「だけど一つだけ欠点があるとすれば……」

サルノリ「サルッ……!」ヨロッ

藍子「……!」

夏美「アクロバットは体全体を大きく使う技。その分リターンも大きいわ」

夏美「そんな技を連発していたから……もう攻撃を躱す体力もないんじゃないかしら?」

藍子「うっ……」

凛「藍子……!」
93 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:05:17.60 ID:QoJR3cDH0

夏美「苦手なタイプのポケモンで挑もうとしてくるガッツは素敵だったけど……これで終わりね」

夏美「アオガラス、ついばむ!」

アオガラス「カアッー!!」

藍子「……サ、サルノリッ!」

サルノリ「サルッ……」

ガキン

ピシッ
94 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:06:03.72 ID:QoJR3cDH0

藍子「!!」

ペキッッ

凛「……!」

藍子「あっ……」

夏美「……攻撃の要であるスティックも失ったようね」

夏美「とどめよ!」

アオガラス「カアー!」

凛「……!」
95 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:06:45.89 ID:QoJR3cDH0

グワッ

藍子(……!)

藍子「サルノリ、スティックでアオガラスの口を塞いで!!」

サルノリ「……!」

サルノリ「サルー!」

ガツン

アオガラス「カアッ……!?」

夏美「なっ……!?」
96 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:07:20.39 ID:QoJR3cDH0
藍子「そしてえだづき!!」

サルノリ「サルーッ!!」

バシィ

アオガラス「カアッ……!」

夏美「……!」

ドサッ

アオガラス「カアッ……」バタンキュー
97 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:07:51.35 ID:QoJR3cDH0

ドローンロトム『アオガラス戦闘不能! アオガラス戦闘不能!』

藍子「……!」

ドローンロトム『勝者、チャレンジャー・藍子!』

藍子「……や」

藍子「やった……」

藍子「勝った……!」
98 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:08:41.20 ID:QoJR3cDH0
藍子「やったああーー!!」

サルノリ「サルッ……!」グッ

凛「藍子……!」

凛「……はあ、心臓が止まるかと……」

藍子「サルノリ、よく頑張ったね……! ありがとう……!」

夏美「……」

夏美「折れたスティックの片方を使ってアオガラスの攻撃を防いで 、片方のスティックで攻撃……」

夏美「普通ならうろたえてしまう場面で、そんな瞬時の判断ができるなんて……」
99 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:09:35.70 ID:QoJR3cDH0
夏美「……いえ、これは油断した私の負けね」

夏美「……見事だったわ。知識も実力も、咄嗟の閃きも」

夏美「あなたならきっと、この先のジムチャレンジも勝ち抜いていける。そんな気がするわ」

夏美「でも……スティックが折れてサルノリは大丈夫なの?」

藍子「はい、予備はたくさんあるので!」

夏美「ふふ、そう。じゃあこれ、ジムチャレンジをクリアした証。フライトバッジよ、受け取って」

藍子はフライトバッジを手に入れた!

夏美「それからこの技マシンも……サルノリは覚えられないけど、いつか役に立つ機会が来るかもしれないから」

藍子は技マシン『ついばむ』を手に入れた!
100 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:10:19.61 ID:QoJR3cDH0
夏美「今日はしっかり休んで、サルノリを労ってあげてね。さて……」

バッ

夏美「次はあなたの番ね、凛ちゃん!」

凛「え、でももう今日はチャレンジの時間は終わったんじゃ……」

夏美「そんなことはもういいわ。私は今、あなたと戦いたいの!」

夏美「……待ってるわよ」

凛「……」コクリ
101 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:11:43.36 ID:QoJR3cDH0

藍子「凛さん!」

凛「藍子、おめでとう」

藍子「ありがとうございます! これも凛さんに鍛えていただいたおかげです!」ペコリ

凛「ううん。たしかに道具を持たせたり技マシンを使うように考えたのは私だけど……」

凛「スティックが折れたときはもうダメかと思った。でもあんな応用ができるなんてね」

藍子「えへへ……始めて特訓した時もスティックが折れたじゃないですか。そのことを思い出して、そしたら閃いちゃいました」

藍子「でもこれで自信が持てました。凛さん、これからもコーチ、よろしくお願いします!」ペコリ

凛「ううん。こちらこそ」

凛「じゃあ、次は私の番だね」ザッ
102 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/11(土) 22:14:39.16 ID:QoJR3cDH0
今回はここまでです

ちなみにジムチャレンジは藍子がメインなので凛が挑んでいる時は手短or省略して書きます
その分活躍の場は設ける予定なのでご心配なく

次回はまた1週間後ぐらいですね
読んでいただき有難うございました
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 22:24:21.20 ID:d9R/Ky+K0
乙 凛相手なら容赦なくダイマックスとか来るかな?とか思ったが凛戦はじっくりやらんのか...
まあ藍子がメインならしょがないね
104 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:06:27.98 ID:OQLWsWhk0
投下します



シュートジム スタジアム

藍子(駅でザングースと戦っているのは見ていたけど)

藍子(凛さんが誰かとバトルするのを見るのは初めてだな)

夏美「今日はもう遅いし、1対1、お互いに自慢のポケモンで短期決戦といきましょ!」

凛「1対1だね……わかったよ」

夏美「じゃあいくわよ!」
105 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:07:00.40 ID:OQLWsWhk0
ドローンロトム『3……』

ドローンロトム『2……』

ドローンロトム『1……』

ドローンロトム『バトル・スタート!』

凛「ゲッコウガ!」ポン

夏美「ドデカバシ、いくわよ!」ポン

ゲッコウガ「ゲコ」

ドデカバシ「ドデー!」

*ドデカバシ おおづつポケモン ノーマル・ひこうタイプ
体内のガスをクチバシの中で爆発させ、大岩も粉々にする木のタネを発射
番いが仲睦まじく、結婚式に連れてこられることも
106 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:07:38.00 ID:OQLWsWhk0
凛(ドデカバシ……?)

凛(さっきと違うポケモンだ。どうやら私の実力に合わせてきたみたいだね)

凛(……気をつけていこう)

凛「みずしゅりけん!」

ゲッコウガ「ゲコ!」シュババ

夏美「ドデカバシ、タネマシンガン!」

ドデカバシ「ドデー!」バババ
107 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:08:12.30 ID:OQLWsWhk0
バチィ!

夏美「一発ごとの威力は同じくらいだけど……」

夏美「撃ち合いならドデカバシの勝ちね!」

バババ

ゲッコウガ「ゲコッ!」バチィ

藍子「ああ、ゲッコウガ!」

凛(っ……いきなり5回連続で攻撃してきた)
108 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:08:52.59 ID:OQLWsWhk0
凛「ゲッコウガ、狙いを絞らせないで接近するよ!」

ゲッコウガ「ゲコ!」ダダダ

夏美「もう一度タネマシンガン!」

ドデカバシ「ドデー!」バババ

ゲッコウガ「ゲコ!」

ゲッコウガ「ゲコッ」バッ

凛(また5回攻撃……)

凛(まさか……スキルリンク!)

スキルリンク
連続攻撃技を必ず最高回数で出すことができる
109 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:09:24.95 ID:OQLWsWhk0
ゲッコウガ「ゲコッ!」バチィ

夏美「怯んだわね! ドデカバシ、突っ込んで!」

凛「ゲッコウガ!」

ゲッコウガ「ゲコ」ズバッ

ドデカバシ「ドデ……」

夏美「……! つばめがえし……!」

夏美「あの一瞬で立て直してくるなんて、よく鍛えられているわね!」
110 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:09:54.42 ID:OQLWsWhk0
夏美「でも……ドデカバシ、ドリルくちばし!」

ドデカバシ「ドデ!!」

ゲッコウガ「ゲコ……!」ドゴォ

凛「くっ……」

夏美「追撃よ! ロックブラスト!」

ドデカバシ「ドデ!」バババ

凛「いったん距離をとって!」

ゲッコウガ「ゲコ!」タッタッタッ

ヒョイ ヒョイ ヒョイ
111 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:10:26.27 ID:OQLWsWhk0
藍子(すごい……ドリルくちばしが直撃したのに、あんなに速いロックブラストを難なく躱している)

藍子(さっきも攻撃を受けてすぐに立ち直っていたし……凛さんって何者なの……?)

凛「回り込んでみずしゅりけん!」

ゲッコウガ「ゲコ!」シュババ

ドデカバシ「ドデ……!」

凛(やっぱり……)

凛(あのドデカバシってポケモン、クチバシが大きすぎて小回りが効かないんだ。だからスピードで翻弄すれば……)
112 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:11:00.54 ID:OQLWsWhk0
凛「接近してつばめがえし!」

ゲッコウガ「ゲコ!」

夏美「……」

夏美「ドデカバシ!」

ドデカバシ「ドデ!」グググ

藍子「……?」

藍子「ドデカバシのクチバシが赤くなってる………?」

凛「……! しまった……ゲッコウガ、気をつけて! 何か来る!」

夏美「もう遅いわ……喰らいなさい! くちばしキャノン!!」

ドデカバシ「ドデェー!!」

ズギュン
113 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:11:31.12 ID:OQLWsWhk0
凛「なっ……」

凛「速い……ゲッコウガ!」

ゲッコウガ「ゲコ――」

ズドォォォォン

藍子「わわ……!」

藍子(す、すごい……あんな威力の技を受けたら、さすがのゲッコウガも……)

シュゥゥ

夏美「どうかしら……?」
114 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:12:07.19 ID:OQLWsWhk0
ゥゥ……

身代わり人形「」コテッ

夏美「……!?」

凛「ゲッコウガ!」

夏美「……! 後ろッ――」

凛「ハイドロカノン!!」

ゲッコウガ「ゲコ」ゴポォ

ゲッコウガ「ゲコォォォ!!」

ズドォォォン
115 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:12:57.97 ID:OQLWsWhk0
ドデカバシ「ドデッ……」

ドデカバシ「ドデェ」バタンキュー

ドローンロトム『ドデカバシ戦闘不能! ドデカバシ戦闘不能! 勝者、チャレンジャー・凛選手!』

凛「よし……!」

ゲッコウガ「ゲコ」シュタッ

藍子(……!)

夏美「あらら……また負けちゃったわ」

夏美「みがわりか……あの一撃で決めるつもりだったこと、バレバレだったみたいね」

夏美「ちなみにさっきの技はくちばしキャノン。あのままゲッコウガが攻撃を決めていたら、やけどのダメージと相まって倒れていたわね」
116 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:13:32.46 ID:OQLWsWhk0
凛「……そうだね。少し判断が遅れてたら危なかった」

夏美「ふふ。その奢らない姿勢も素晴らしいわ」

夏美「これ、フライトバッジよ。受け取って」

凛はフライトバッジを手に入れた!

凛は技マシン『ついばむ』を手に入れた!

藍子「……!」

藍子「すごい……凛さん、カッコいい……!」

藍子(私も、あんな風になりたい……!)
117 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:14:10.63 ID:OQLWsWhk0
夏美「それにしても凛ちゃんがこんなに強いなんてね。驚いたわ」

夏美「二人はどういう関係? もしかして師弟関係みたいな感じなの?」

凛「ああ……まあ、そうだよ」

夏美「なるほどね。納得」

夏美「……さて、これからの行き先だけど」

夏美「この町から電車に乗ってずーっと南下していったら、エンジンシティという町に着くわ」

夏美「その町にもジムはあるのだけど……凛ちゃんはともかく、藍子ちゃんにはまだ厳しいかもね」
118 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:15:05.72 ID:OQLWsWhk0
夏美「だから次はエンジンシティの西側にある町、ターフタウンに向かってみなさい」

藍子「はい!」

夏美「たしかあのジムは最近新しいジムリーダーが赴任して……あかり、って名前だったかな……?」

夏美「ま、とにかく。二人とも素晴らしいトレーナーね。今後が楽しみだわ」

夏美「まだまだ先は長いけど、一つの目標に向かって努力し続ける姿はとても美しいと思うし、私も応援したくなるわ。ジムチャレンジ、頑張ってね」

凛「はい。短い間でしたがありがとうございました」

藍子「ありがとうございましたっ!」
119 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:15:38.55 ID:OQLWsWhk0

翌日

シュートシティ発→エンジンシティ着車両

凛(エンジンシティまで4時間……)

凛(ガラルって本当に広いんだなあ)

凛(そういえば電車に乗るのも初めてだけど……)

凛(いいな、こういうの。過ぎていく景色を眺めているだけで楽しいし)

凛「そういえば藍子はどうしてポケモントレーナーになろうと思ったの?」

藍子「どうして……ですか。そうですね……」

藍子「何かきっかけがあったわけではなくて。気づいたら目指していた、って感じですね」
120 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:16:07.93 ID:OQLWsWhk0

藍子「子供の頃から、近所のあちこちでポケモンバトルをしている人がたくさんいたんです。それに影響されたのかもしれないですね」

藍子「サルノリは、私が旅立つって決めたときに親戚から譲ってもらったポケモンなんです。藍子ちゃんはいつも穏やかだから、草タイプのポケモンが似合うんじゃないかって」

凛「へえ……」

藍子「凛さんには何かきっかけがあったんですか?」

凛「そうだね、私も他の人のバトルを見たのがきっかけだったな」

凛「ポケモンリーグのチャンピオン決定戦で、当時のチャンピオンを倒したチャレンジャーがすごくかっこよかったんだ。そのバトルの映像は何回も見ていたな」
121 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:16:44.39 ID:OQLWsWhk0

藍子「うんうん、やっぱりバトルが強い人って憧れちゃいますよね!

ガタンゴトン

車内アナウンス『車両はただいまナックルシティを通過いたしました――』

藍子「……あ! 凛さん、見てください!」

凛「?」

藍子「今通っているトンネルを抜けたら――」

ゴゴゴゴ……

バッ
122 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:17:18.17 ID:OQLWsWhk0
凛(……!)

凛(これは……)

凛「藍子、ここって……」

藍子「わあ……! ここがワイルドエリア……!」

凛「ワイルドエリア……?」

藍子「うーん、なんて言ったらいいでしょうか」

藍子「とにかく、この辺りに住んでいる人はとても少なくて。ずっと自然が広がっているエリアなんです」

藍子「それで、一口にワイルドエリアといってもいくつかの地域に区分けされているんですけど、その一帯ごとにたくさんのポケモンが住んでいるんです!」

藍子「って私も、テレビやネットで見たことがあるぐらいなんですけどね」
123 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:17:50.85 ID:OQLWsWhk0
藍子「この辺りはナックル丘陵という地域ですね。――あっ、ほら!」

ダイオウドウ「ダイオー」ズシンズシン

ギアル「ギギー」フヨフヨ

パッチール「パッチ〜」フラフラ

オドシシ「オドー!」ドドドド

クヌギダマ「クヌ」プラーン

ルチャブル「ルチャッ!」
124 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:18:23.05 ID:OQLWsWhk0

凛(……!)

凛(すごい……あちこちにポケモンの姿が見える)

凛(草むらもあるけど、その外側にもポケモンがいる。こんな光景は見たことがない……)

藍子「どうですか?」

凛「……すごい。こんな場所があるなんて。本当にポケモンばかりなんだね」

凛「まるでサファリゾーンみたいだ。……いや、サファリゾーンでもこんなにたくさんのポケモンが歩き回っているのは見たことがないよ」

藍子「サファリゾーン……アイマス地方にはそんな場所があるんですか?」

凛「うん。と言っても町の中にある施設なんだけどね。規模は段違いだよ」

藍子「そうなんですね。……あっ。あれ――」
125 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:18:50.55 ID:OQLWsWhk0

凛(……ん?)

アゲハント♂「アゲー」

アゲハント♀「アゲ〜♪」バサバサ

凛(アゲハントの番いだ。とても仲が良さそうに飛んでいる)

パシャッ

凛「?」

藍子「よし……いいのが撮れた」

凛「藍子、それは……カメラ?」

藍子「はい。写真を撮るのが私の趣味なんです」
126 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:19:23.54 ID:OQLWsWhk0
藍子「トイカメラといって、すぐに現像できるものではないんですけど……そこが気に入っているんです」

藍子「日常の中で感じた幸せを、思い出として少しでも残しておきたいなって思って。それに、トイカメラで撮った写真ってすごく面白いんです。例えば……」

パラパラ

凛(これは……シキジカ達が遊んでいる写真だ)

藍子「この写真、所々が白飛びしちゃっているんですけど、それによってシキジカの元気で眩しい感じがより伝わってくるというか。私のお気に入りの一枚なんです」

藍子「あと、これはコダックがあくびをしている所を偶然見つけて撮ったんです。あまりにも口が大きく開いていたので。面白くてつい――」

藍子「……はっ! す、すみません。ちょっと、ね、熱が入りすぎちゃいました……!」

凛「……!」
127 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:20:10.16 ID:OQLWsWhk0

凛「……ふふっ」

藍子「?」

凛「……いや、ごめんね。そのアルバム、ポケモンばっかりが写ってるから、藍子って本当にポケモンが大好きなんだなって思って」

凛「私もポケモンが大好きだからさ、通じ合ったと思ったんだ」

凛「藍子はすごいね。知れば知るほど惹き込まれるというか、そんな魅力がある気がする」

藍子「へ……そ、そうですか? そう言われると照れちゃいますね……」

藍子「そうだ。凛さんのことも撮っていいですか?」
128 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:20:46.79 ID:OQLWsWhk0

凛「私? うん、いいけど」

藍子「じゃあ折角なんで、ワイルドエリアを背に向けて撮ってみましょう! あ、ちょうど向こう側にケンタロスの群れが――」

ケンタロス「ケンター!」

ドドドドドド

藍子「じゃあ撮りますよ。はい、チーズ!」

パシャリ

凛「な、なんか恥ずかしいな、これ――」
129 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:21:24.76 ID:OQLWsWhk0

凛「……!?」ゾクッ

凛(何だ……この感覚!?)

凛(私の後ろに、何かが……いる)

凛(でも背中は窓のはず――)クルッ


バッ

ヨクバリス「ヨクバー!」ドドン

凛「うわっ!?」
130 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:22:06.39 ID:OQLWsWhk0

パシャリ

ヨクバリス「……」

ヨクバリス「ヨクバー」スタスタ

凛「い、今のは……?」

ヨクバリス よくばりポケモン ノーマルタイプ
どんなに硬い木の実の殻も自慢の歯でボリボリ齧る
ガラルではよく見るポケモン

藍子「ヨクバリスというポケモンですね……お弁当につられて近づいてきたんでしょうか」

凛「そ、そうなんだ……」

凛「それにしてもすごいインパクトだった。夢に出てきそうだ……」
131 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:22:40.77 ID:OQLWsWhk0

凛「……って藍子。どさくさに紛れて写真撮ってたでしょ」

藍子「あれ、バレちゃいました? 凛さんがビックリしている顔が新鮮で……」

凛「消して」

藍子「……さて、どうしましょうかね♪」

凛「消して。今すぐ」

藍子「ふふっ……私の気が向いたらでいいですか?」

凛「ダメ」

パシャリ

藍子「やったあ、膨れっ面の凛さんも撮れちゃいました♪」

凛「〜〜〜っ」
132 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/19(日) 00:29:42.09 ID:OQLWsWhk0
今回はここまでです

ちなみに設定としてジムリーダー達にルールが設けられています
・ジムリーダーはチャレンジャーの力量に合わせたポケモンを選出する。故意に実力差のあるポケモンを選択してはいけない
・バトルのルールはジムリーダーの判断で、臨機応変に決めることができる。ただし提示したルールへのチャレンジャーの承認は必要。
・ジムリーダーは任意で、メガシンカ、Zワザ、ダイマックスなどを使用することができる。ただし併用は不可
・このうちダイマックスのみ、チャレンジャーがダイマックスバンドを所持していなければ使用することができない。ただしエンジンジムは除く

このルールに乗っ取ったため、夏美はダイマックスを使えませんでした
いつか再戦する機会があれば使うことになるかもですが

次回はゲットの安価があるので何卒宜しくお願い致します
ここまで読んでいただき有難うございました
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 00:31:16.36 ID:Pp2Qa1UK0
乙 りんごろうくるか
134 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 11:30:08.10 ID:EvRb76ut0
ちょっと今日は入用があるので安価のあるポイントまで早めに投下しておきます
135 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 11:30:47.54 ID:EvRb76ut0
エンジンシティ

凛「たしか夏美さんの話では、ここから西に向かった所に次のジムがあるんだよね」

藍子「はい! さっそく向かいましょう!」


3番道路

タンドン「タンドー」バタンキュー

ホープトレーナー「ああ、僕のタンドンが……!」

凛「いい調子だよ、藍子」

藍子「はいっ!」
136 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 11:31:22.63 ID:EvRb76ut0

ガラル鉱山

藍子(コロモリには草タイプの技はあまり効かないから……)

藍子「サルノリ、アクロバット!」

サルノリ「サルー!」バシィ

コロモリ「コロー」バタンキュー

藍子「よしっ!」

サルノリ「サルッ――」
137 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 11:31:56.88 ID:EvRb76ut0

カッ

藍子「!? サ、サルノリ!?」

凛「これは……進化だ!」

ゴゴゴゴゴゴ

バチンキー「バチー!」ドン

バチンキー ビートポケモン くさタイプ
2本のスティックで激しいビートを刻む
ビートを刻むことに夢中になるあまり、戦いでは相手が気絶しても気づかない

藍子「……!」

藍子「バチンキー……これからもよろしくね!」

バチンキー「バチ」
138 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 11:32:54.02 ID:EvRb76ut0

4番道路

凛「そうだ、藍子」

藍子「はい?」

凛「さすがに手持ちのポケモンが一匹じゃ心もとないから、そろそろ新しいポケモンを捕まえてみたらどうかな?」

凛「ちょうどこの辺りもたくさんポケモンがいるし……」チラッ

凛「ほら、あの辺りとか」
139 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 11:35:10.72 ID:EvRb76ut0

マホミル「……」フヨフヨ

マホミル クリームポケモン フェアリータイプ
空気中の甘い香りの成分が集まって生まれたポケモン
ガラル地方のカフェには欠かせない存在

アブリー「……」ブーン

アブリー ツリアブポケモン むし・フェアリータイプ
大好物の花粉や蜜を求めて花畑を飛び回る
生き物が発するオーラから動きを先読みして敵を翻弄する

藍子「そうですね……じゃあ私、>>140を捕まえてみます!」

>>140
マホミルorアブリ―
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 15:22:22.21 ID:BDF4TCMi0
マホミル
141 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:34:04.85 ID:EvRb76ut0

凛「マホミル……あっちのクリームっぽいポケモンだね」

凛「よし、じゃあやってみよう」

凛「まず、ポケモンをゲットする時は倒しちゃうとダメなんだ。ギリギリまで弱らせることでゲットできる確率が高まるからね」

凛「そこに気をつけて、うまく攻撃してみようか」

藍子「はい! バチンキー、お願い!」ポン

バチンキー「バチ」

藍子「えだづき!」

バチンキー「バチ!」ズッ
142 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:34:32.48 ID:EvRb76ut0

マホミル「マホ」ヒョイ

藍子「横に躱された……でも!」

バチンキー「バチッ」

マホミル「!?」

ズドン

藍子「スティックが2本になった分、攻撃範囲も増えてるんだよ!」

マホミル「〜っ」フラフラ
143 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:35:03.53 ID:EvRb76ut0

凛「よし、いい感じだね! ボールを投げてみて!」

藍子「はい! ええっと……いけー、モンスターボールっ!」ヒョイ

マホミル「!」

ボム

コロンコロン

藍子「……」ドキドキ

凛「……」

コロ……

カチッ
144 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:35:34.00 ID:EvRb76ut0

藍子「!」

凛「うん。この音が鳴ったらゲットできた証だね」

藍子「やった……初めてのゲット……!」

藍子「うまくいきました! 凛さん、ありがとうございます!」

凛「どういたしまして」

凛「でもゲットするのが終わりじゃないよ。しっかりバトルにも出して鍛えてあげないとね」

凛「それからさっきのバチンキーの技も……えだづきがダブルアタックにパワーアップしたみたいだね」

凛「特訓も兼ねて、もう少しこの道路に居座ろうか」

藍子「はい!」

藍子(マホミル……よろしくね!)
145 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:36:01.96 ID:EvRb76ut0

ターフタウン

藍子「ここがターフタウンですか……」

藍子「……!?」

男「zzz」スヤァ

女「うう……」グッタリ

凛「これは……!? 町の皆が倒れてる……!」

凛「どうしたの、大丈夫!?」
146 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:36:33.99 ID:EvRb76ut0

女「……ううっ……あ、あなたは……?」

女「……いや、それよりも……町にいきなり、キノコのポケモン、が……」

女「そのポケモンの胞子で、みんな大変な、ことに……」

凛「キノコのポケモン……?」

ガサッ

藍子「……っ!」

タマゲタケ「タマッ!」

タマゲタケ きのこポケモン くさ・どくタイプ
モンスターボールに似た模様で誘い毒胞子を吹きかける
なぜ似ているかはナゾである
147 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:36:59.71 ID:EvRb76ut0
凛「タマゲタケ……?」

女「……き、気をつけて……!」

ガサッ ガサッ ガサッ

凛「! 一匹じゃ……ない!」

タマゲタケ「タマー!」バッ

タマゲタケ「タマッッ!」バッ

藍子「わわっ……!」
148 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:37:25.33 ID:EvRb76ut0

凛「タマゲタケの大群……!」

凛(どうやら町の人達が倒れているのはこのポケモンが原因みたいだ)

凛(どのタマゲタケも気が立っている……なんとか抑えないと)

凛「サザンドラ!」ポン

サザンドラ「サザーッ!」

凛「あくのはどうでタマゲタケ達を牽制して!」

サザンドラ「サザー!」バババ

タマゲタケ「タマゲ……!」ドガッ
149 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:37:54.46 ID:EvRb76ut0

タマゲタケ「タマ……!?」

アタフタ

藍子「他のタマゲタケ達が慌ててます!」

凛「よし……何とか戦意を削がせたみたいだ」

フヨフヨ……

凛(……ん?)

サザンドラ「サザ……?」ピトッ
150 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:38:20.50 ID:EvRb76ut0

サザンドラ「zzz」スヤァ

凛「!? サザンドラ……!」

凛「眠らされた……これはキノコのほうし!」

タマゲタケ「タマー!!」バッ

タマゲタケ「タマー!!」ババッ

藍子「えっ!?」

凛(しまった……後ろにも!)
151 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:39:23.31 ID:EvRb76ut0

タマゲタケ「タマー!」ブワッ

凛(……!?)

ビリッ

凛(しまっ……!)

藍子「うっ……体、がっ……」ビリビリ

藍子「り、凛さ……!」

凛「ごめ、ん……私も、動かな、い……」ビリビリ

タマゲタケ「タマー!!」

藍子「……!」

凛「……!」
152 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:40:08.93 ID:EvRb76ut0


『トロピウス、はっぱカッター!!』

バッ

タマゲタケ「タマッ!?」

ズバズバズバ

『アマカジ、アロマセラピー!』

ホワワー

藍子「……!」パァァ

凛「……!」パァァ

凛(身体中の痺れが取れた……!)
153 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:40:35.47 ID:EvRb76ut0

??「もう、少し町を離れてる隙に……!」

??「皆さん、大丈夫ですか!?」

凛「うん……助かったよ。ありがとう」

藍子「ありがとうございます……そうだ、タマゲタケは!?」

タマゲタケ「タマ……」

??「今の攻撃で一部は正気に戻ったみたいですね」
154 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:41:30.82 ID:EvRb76ut0

??「見たところあなた達は……かなり腕が立つみたいですね」

??「すみませんが、私はアマカジを連れて町を見てきます。なので残りのタマゲタケを落ち着かせるのを手伝ってもらえないでしょうか?」

凛「わかった。藍子」

藍子「はい。バチンキー!」ポン

バチンキー「バチ!」



数分後

??「ありがとうございます。おかげで助かりました」ペコリ
155 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:42:05.31 ID:EvRb76ut0

凛「いや、それはこっちの言葉だよ」

藍子「こちらこそ、助けていただいてありがとうございました!」

藍子「私は藍子です。ジムチャレンジで各地を旅している途中なんです」

凛「凛です。よろしく」

藍子「ところであなたは……?」

??「ああ、申し遅れましたね!」

あかり「私はターフタウンの果樹園のオーナー、あかりです!」
156 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:43:07.22 ID:EvRb76ut0

凛「あかり……?」

凛「ということは、アンタがジムリーダー?」

藍子「えっ!?」

あかり「んご! ジムリーダーも兼任させてもらっています!」

藍子(んご……?)

凛(なるほど……はっぱカッターでタマゲタケを追い払っていたぐらいだから、どうりで強いわけだ)

藍子「あの、ジムリーダーでしたら……!」

藍子「落ち着いたらで大丈夫なので、ジムに挑戦してもいいでしょうか!?」
157 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:43:34.79 ID:EvRb76ut0

あかり「はい! いつでも大歓迎ですよ!」

藍子「ありがとうございます! よろしくお願いしますっ」

??「……あのーっ」

凛「?」

藍子「?」

あかり「?」

??「さっき、町の外からタマゲタケの群れを見かけてこの町に来てみたんですが――」
158 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:44:56.67 ID:EvRb76ut0

あかり「タマゲタケならもうこの町にはいないかもしれませんよ?」

??「ええっ!? ……ということは、もう誰かが対処してしまったとか……!?」

あかり「ま、まあ、そうですね。誰かというか、私たちが対処しましたが」

??「なんと……せっかく現場に来たのに、また一歩遅かった……がっくし……」

藍子「あの、あなたは……?」

??「……ああ! 申し遅れました!」

都「私はブラッシータウンで探偵事務所を経営しています、都という者です! 以後、お見知り置きを」ササッ

凛(名刺まで……細かいなあ)

藍子(都探偵事務所……初めて聞く名前だなあ)
159 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:45:30.03 ID:EvRb76ut0

凛「あ、私は凛だよ。こっちは藍子」

藍子「よ、よろしくお願いします」

あかり「私はターフタウンジムリーダーのあかりです!」

都「よろしくお願いします! 私、実は今、ある事件の調査をしていまして……」

凛「事件?」

都「いかにもっ! 最近ガラル地方各地で、その辺りに生息していないはずのポケモンが突然暴れだすという事件が頻発しているんです!」

都「ニュースにもなっているはずですが、何か心当たりはありますか?」
160 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:46:05.62 ID:EvRb76ut0

凛「心当たり……」

凛(……! もしかして……シュートシティの駅でザングースが暴れていたのって……)

都「その顔……何か思い当たる節がありそうですね」

都「もしよければ、重要参考人として話を聞かせてくれませんか?」

凛「うん。実は――」

カクカクシカジカ

都「な、なんと! あの時のザングースを撃退したのはあなただったのですね……!」

都「……」
161 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:47:26.58 ID:EvRb76ut0

都「よし、決めました! 凛さん、今からあなたを今回の事件の調査員に任命させて下さい!」

凛「ちょ、調査員……?」

都「はい。と言っても怪しい人を尾行したり張り込みしたりはしなくて大丈夫です。ただ何か事件に関わる情報を得た時には、すぐ私に連絡してほしいのです!」

都「こちら、私の連絡先になります!」バッ

凛「うーん……」

凛(話が急だけど、たしかに気にはなるな……何者かの力で暴れさせられていたのだろうか。それとも……)

凛「まあ、そういうことなら」ピピッ
162 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:48:09.56 ID:EvRb76ut0

都「ありがとうございますっ!」

都「今ガラル地方には大きな野望が渦巻いている……そんな風に感じます。大変なことが置き売前に、共にこの事件を解決しましょう!」

都「では私はこれにて。……あ、やっぱりジムリーダーさんの連絡先も聞いておこうかな」

あかり「あっはい……いいですけど」

都「ありがとうございます。では私は現場で聞き込みに向かいますので、これにて!」

タッタッタッ

藍子「何というか……忙しない人でしたね」

凛「まあ……悪い人ではなさそうだし、別にいいんじゃないかな」

あかり「でも突然暴れ出す、というのは気になりますね。私も他のジムリーダー達に相談してみます」

あかり「では私はこれで。次はジムでお会いしましょうね」

藍子「はい!」
163 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2020/04/25(土) 22:52:33.76 ID:EvRb76ut0
今回はここまでです

マホミルは進化条件がかなり複雑なのでこの先どうしようかまた考えます
もしかしたら安価祭りになるかも…

次回からVSたべるんごです
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:01:53.19 ID:BDF4TCMi0
乙 このマホミルって最終的にキョダイマックス可能なんかね?
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 17:42:30.65 ID:GnKs08jj0

進化はアメざいく(7種)の安価取ってそのコンマで色(9種)決まるとかどうだろう
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 19:05:20.24 ID:MVOrUdybo


マホミル進化の為にと一緒にくるくる回るかわいい藍子が見れるということか
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