【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/04(木) 20:32:54.43 ID:uNdX+52VO
葉留佳「…え、許してくれるの…?」

佳奈多「ええ…私も頭に血が登ってついあんなことをいっちゃって…ごめんなさい、葉留佳。こんな私を、許してくれる?」

葉留佳「…お姉ちゃん…うんっ!これで仲直りですネ!お姉ちゃんっ!」

理樹(葉留佳さんは佳奈多さんに抱きつこうとし…)

佳奈多「…もう…」

理樹(今回は佳奈多さんも応じる…よし、これで一件落着…)




佳奈多「…さて、じゃあ、直枝。」

理樹「何?」

佳奈多「…このあと、少し良い?」

理樹「良いけど、どうしたの?」

佳奈多「諸悪の根元、西園美魚に会いに行くわよ。」

理樹「諸悪って…」

葉留佳「あ、みおちんなら>>317にいるって。」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 02:52:59.40 ID:PnA0LbxYO
背後
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/05(金) 12:38:53.94 ID:1BSZZwi4O
理樹「えっ!?」

美魚「…どうも、諸悪の根元です。」

理樹「わっ…いつからいたの?」

美魚「三枝さんたちが抱擁しはじめた辺りからですよ。ついに成就したのかと思っていたのですが…どうやら違うようですね。」

佳奈多「そうよ。…あなた、葉留佳まで利用して何か企んでいたようね…」

美魚「人聞きの悪いですね。ただ三枝さんを後押ししただけです。お友達として。別にあなたたちの関係の破壊をするために利用したわけではないですよ。」

佳奈多「…あくまでそういうのね…とにかく、葉留佳にこれ以上変なことを吹き込むのはやめてくれる?」

美魚「変なことを吹き込んだつもりはありませんが。…まあ、善処しましょう。」

佳奈多「いつもあなたそうやって言葉を濁して…変える気ないでしょ?」

美魚「…ええ、そうですね。…あなたに言われて変えるなら、もう諦めてますよ、直枝さんの事は。」

佳奈多「…いい加減にしなさいよ?そろそろ諦めなさい……」

美魚「嫌です。」

理樹「えーっとさ、二人とも…落ち着こう?ここは一旦抑えて…」

佳奈多「…そもそも直枝がフラフラしてるのがこれの原因じゃない。」

理樹「えっ?」

美魚「そうですね。はっきり迷惑とか嫌いとでも言われれば諦めのつくものを、直枝さんは今まで通り接してくださりますから、チャンスを感じるわけです。」

理樹「え、ええ!?」

佳奈多「そう、なら直枝、はっきり言ってあげて。西園美魚に。」

美魚「…直枝さんはそんなこと言いませんよ。そうですよね、直枝さん。私は迷惑ではありませんよね。」

理樹「え、ええー…」

理樹(ど、どうしようか…)
1迷惑だと言う
2黙る
3この場から逃げ出す
>>319
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 12:40:58.30 ID:LT41zA6E0
3
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/05(金) 19:13:02.07 ID:gCJS900fO
理樹「……ごめん!」ダッ!

佳奈多「…!ちょっと…」

美魚「…答えに窮して逃げ出したようですね。」

葉留佳「おっかける?お姉ちゃん。」

佳奈多「ええ。…答えは聞かせてもらわなきゃ…」





理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(……筋としては、西園さんに迷惑だと言うのが正しいだろう。…でも僕はそうは言えなかった。佳奈多さんはもちろん大切だけど、西園さんも大事な友達だ。友達に迷惑だなんて中々言えなかった。僕は決断できなかった。)

理樹(僕としては佳奈多さんと西園さんも出来れば仲良くしてほしい。本来は恋人の佳奈多さんの肩を持つべきなんだろうけど、でも、そうすると西園さんと佳奈多さんの関係、そして僕と西園さんの関係は崩れてしまう。恋と友情。どっちも取ろうとするのは贅沢なのかもしれない。…頑張りたいけど、そのためのいい考えが浮かばなかった。だから僕は逃げ出した。)

理樹(………きっと佳奈多さんは怒っているだろう……いい考えが浮かぶまではなんとか待避しないと…)

理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(…よし、>>321のところにかくまってもらおう。)
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 23:53:23.16 ID:3Q2CmKiVO
謙吾
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/06(土) 11:55:20.04 ID:9cvlERSAO


理樹「…はぁ…はぁ…」

理樹(なんとかここまでこれた…ここならしばらく安全だろう…)
トントン
理樹「謙吾、いる?」

謙吾「いるぞ、理樹。どうしたんだ?」

理樹「謙吾、しばらく匿って!」

謙吾「匿う?一体何があったんだ?」

理樹「話はあとでするから、とりあえず入れて!」

謙吾「別に構わないが…」

理樹「ありがとう!」




理樹「…ふぅ…」

謙吾「さて、それで、どうしたんだ?」

理樹「実は…かくかくしかじかで…」

謙吾「なるほど。そういうわけか…逃げるとは、今のお前らしくもないな。」

理樹「だって上手い方法が思い付かなくて…どうすれば二人仲良くなったまま解決できるのか…」

謙吾「…俺もそんな状況は経験したことはないから、良くわからないな。」

理樹「だよね…うーん…どうしようかなぁ…」
トントン
謙吾「むっ…誰か来たな…理樹、ちょっと隠れていろ…」

理樹「あ、うん…」



謙吾「…誰だ?」

謙吾(来たのは…>>323)
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 12:25:58.14 ID:1o0G2pHOO
神北
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/06(土) 13:50:32.44 ID:xWxr4cujO
小毬「私だよ〜。」

謙吾「…なんだ、神北か…驚かせるな…」

小毬「ほえ?」

謙吾「おっと、気にしないでくれ…で、どうかしたのか?」

小毬「えっとね〜、これを、さーちゃんが謙吾くんに渡してきてくれって言ってたから来たんだよ〜。」

謙吾「…笹瀬川か…」

小毬「うん、今回は何が書いてあるんだろうね〜?」

理樹(二人の会話が聞こえてくる。…謙吾がたまに持ってるラブレターってこうやって手に入れてたんだ…まあいいや、小毬さんなら特にかくれる必要も…)

謙吾「……さあな…で、用件はこれだけか?」

小毬「あ、えっとね、謙吾くんは理樹くんがどこにいるか知らない?」

理樹(!?)

謙吾「…理樹が?どうかしたのか?」

小毬「えっとね、さっきメールではるちゃんとかなちゃんが理樹くんを探してるって言ってたから、どうしたんだろうね〜?」

謙吾「…そうか…」

小毬「?どうしたの?」

謙吾「いや…俺は知らんな。理樹はここには来ていない。」

小毬「そっか〜。見かけたらかなちゃんたちに伝えてあげてね〜。」

謙吾「あ、ああ…」

小毬「それじゃ、またね〜。」



謙吾「…よし、理樹。出てきて良いぞ。」

理樹「うん…」

謙吾「…面倒なことになったな、向こうは回りの人間にも声をかけているようだ。リトルバスターズメンバーはここにいれてはいけないことになる。」

理樹「そうだね…」

謙吾「誰が来ようが油断せずに隠れていろよ、理樹。」

理樹「うん…」




理樹(…次にここに来たのは…>>325)
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 05:01:23.85 ID:sLfm7FtuO
ストレルカ&ヴェルカ
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/07(日) 12:20:56.61 ID:FpyPTWB9O
謙吾「…なにか物音がするな…少し見てくる。」

理樹「うん…。」

謙吾(扉を開けると…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

謙吾「これは…い、犬?」

理樹(犬…ってことは…)

理樹「ヴェルカとストレルカ…かな。ほら、クドが飼ってる…」

謙吾「…能美の…まさか、二木がたまに連れてるあの犬か…?」

理樹「うん、そうだね。」

謙吾「…だとしたら相当まずいんじゃないか…?」

理樹「…うん、そうだね…」

理樹(ここに二匹が来てるってことは…佳奈多さんが犬を使って捜索した可能性がすごく高い…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

理樹「…どうしよう謙吾…」

謙吾「お前は隠れていろ…俺で何とかしよう。」

理樹「え、大丈夫?」

謙吾「任せろ、理樹。」

理樹「…ありがとう、謙吾。頑張って。」




謙吾(…少しすると、予想通り、犬の鳴き声を聞いた二木がここにやって来る。)

佳奈多「…ここね…ここはたしか…宮沢の部屋だったかしら…宮沢、出なさい。いるんでしょ?」

謙吾「……なんだ。どうした、二木。」

佳奈多「単刀直入に聞くわ。直枝がここにいるでしょう?」

謙吾「知らんぞ、来ていない。何を根拠にそんなことをいってるんだ?」

佳奈多「この子達に臭いをたどらせたのよ。」

ヴェルカ「アン!」

ストレルカ「ワン!」

佳奈多「…この子達の鼻は誤魔化せないわよ。宮沢。おとなしく直枝を出しなさい。」

謙吾「だから理樹は来ていないぞ。二木。」

佳奈多「…じゃあ、どうしてここから直枝の臭いがすることを説明できるの?」

謙吾「それは…おそらく俺が所持している理樹の下着の臭いだな。」

佳奈多「………は?」

謙吾「…今まで誰にもいっていないが、実は俺はつい最近理樹の汗や体臭が染み込んだ下着のシャツを入手し、保管をしていたんだ…ちょうど今からそれを堪能しようとしていたところで…」

佳奈多「……」

謙吾「…まあそういうことで、理樹の臭いが俺の部屋からするわけだ。理樹はここにはいない。」

佳奈多「>>327
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 13:06:14.87 ID:exHHEZ3Q0
変態!変態!変態!
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/07(日) 18:15:35.86 ID:ur8MQh7UO
佳奈多「それこそ風紀を乱すことだから捜査する必要があるわ!」

謙吾「ま、まて、人の趣味嗜好を風紀を乱すなどと言うのは…」

佳奈多「良いから、通しなさい!即刻回収よ、そんなものは!」

謙吾「待て…それは俺の大切な物なんだ…」

佳奈多「知らないわそんなこと!」

謙吾「くっ…どうしても通ると言うのなら…俺を倒してからいくんだな!!」

佳奈多「なっ…」

謙吾「さあ二木、剣なら貸してやる…俺と勝負だ!!」

佳奈多「…嫌よ。剣道部って言ってももう
幽霊部員だし…」

謙吾「ならバトルでも良いぞ。…ともかく、俺が倒れるまで、ここは通さん!」

佳奈多「…」
どうする?
1仕方ないから戦う
2そんな時間はないからやめておく。
3自由安価
>>329
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 18:24:55.99 ID:HA291xeGo
本当は直枝がいるんじゃないの?
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/07(日) 21:10:27.88 ID:qeMDX5JWO
佳奈多「…やっぱり、ほんとは直枝がいるんじゃないの?」

謙吾「なっ……」

佳奈多「…さっきから必死なのが怪しいわ…頑なに部屋にいれようとしないし、すぐに力に訴えようとした。それに、下着所持なんて変態的なことを私にさらりと言ったのも不自然よね。…下着なんてのは嘘で、本当に隠したい何かがその部屋にある…そうじゃない?」

謙吾「…ちがう…」

佳奈多「…それに良く見たら、宮沢が履いてるもの以外にもう一個履き物があるじゃない。中に誰かいるんでしょう?」

謙吾「それは…真人だ。」

佳奈多「本当に?なら井ノ原も出てきなさい。別に隠れなくてもいいじゃない。」

謙吾「…ちょっと今真人は出てこれない…」

佳奈多「どうして?」

謙吾「…それは…とてつもなく腹を壊したからだ。」

佳奈多「なら声で良いから聞かせなさい、トイレにノックして。」

謙吾「…」

佳奈多「…出来ないの?」

謙吾「…くっ…」

佳奈多「…やっぱり、ここに直枝が隠れてるのね…さっさと通しなさい、宮沢、すぐ退くなら、あなたにはなにもしないから。」

謙吾「>>331
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:44:18.32 ID:ZZ9/xpuxO
お前には失望したぞ二木
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/08(月) 14:46:11.78 ID:bp1bYBtUO
佳奈多「…何ですって?」

謙吾(もはや理樹がここにいることが露見している以上は…説得あるのみだ!)

謙吾「…相変わらずなお前に失望した。理樹と接して変わったと思ってたんだがな…」

佳奈多「…それがなんなの?」

謙吾「…二木、理樹の事で必死になるのはわかるが…お前は理樹を信用できないか?」

佳奈多「…信用?してるわよ。直枝の事は。」

謙吾「ならばなぜそこまで理樹を追いかける?縛り付けようとする?それはお前が理樹を信用してないことのあらわれじゃないか?」

佳奈多「…」

謙吾「詳しくは知らんが、理樹、二木、西園の三人の間に何かあったそうじゃないか。理樹は逃げ出した。その場でよい解決が思い付かなかったからだ。だが今は必死に考えている。…だから二木、理樹を信じてるなら、理樹がちゃんと答えをだせるまで、待ってやってくれないか。」

佳奈多「>>333
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 20:30:09.05 ID:9pNSbdRAO
今回は引き下がる
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/08(月) 21:41:17.45 ID:hPekZclLO
謙吾「そうか…ありがとう。」

佳奈多「…早く答えを出すように言いなさいよ。」

謙吾「ああ…」



謙吾「…というわけで、待ってくれることになった。」

理樹「ありがとう!謙吾!」

謙吾「とはいえあんまり長いとまた怒る可能性があるからな、お前も出来るだけ早く考えをまとめろよ。理樹。」

理樹「うん…実は、隠れてる間に一個思い付いたんだ。」

謙吾「ほう?どうするんだ?」

理樹「>>335ってどうかな。」
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 01:07:41.79 ID:a9J/Qd4H0
僕を優勝賞品にしてバトルトーナメントを開く
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/09(火) 13:05:38.06 ID:Ei6ICkfzO
謙吾「…理樹、それで良いのか…?二木でも西園でもないやつが出てくる可能性があるぞ。」

理樹「あ、そっか…」

謙吾「まあそれだと俺にもチャンスがあるから、別に構わんがな。」

理樹「えっ…謙吾もそういう…」

謙吾「別にそっち系じゃないが、理樹ならありだ。」

理樹「えええ…」

謙吾「ふっ、冗談だとも、半分な。」

理樹「半分…」

謙吾「別に俺の趣味はどうでもいい。…ともかく、その案は余計に事態を混乱させるな。」

理樹「うーん、だめかなぁ…じゃあ…佳奈多さんと西園さんの二人で…それだと余計に仲悪くなっちゃうか…」

謙吾「だろうな。」

理樹「…どうしたらいいのかなぁ…佳奈多さんも西園さんも、どうやったら仲良くしてくれるのか…」

謙吾「…お前を西園が盗ろうとしているから二木は西園を警戒し、嫌う。西園も二木の事を恋敵として対立してるわけだからな。なかなか難しいだろう。」

理樹「だよね…西園さんが僕の事を諦めてくれれば、佳奈多さんと西園さんが対立する理由がなくなるわけだけど…」

謙吾「…ならば、いっそ西園の事ははっきりフッた方がいいんじゃないか?」

理樹「えっ?」

謙吾「西園が執着するのも、はっきり断られてないからなんじゃないか。」

理樹「>>337
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 13:53:54.19 ID:sw/XwLS2o
わかったよ
西園さんをふってくるよ
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/09(火) 15:45:39.99 ID:YkR4gqyWO



理樹(…というわけで…。)

理樹「…西園さん!」

美魚「…おや、直枝さん。ちゃんと考えはまとまったんですか。」

理樹「うん、色々考えて…これからのために、やっぱりちゃんと言わなきゃダメだなって思って……」

美魚「…なるほど。…それで、その言わなければいけないこととは?」

理樹「西園さん………ごめん。」

美魚「…」

理樹「僕は佳奈多さんが好きだから、西園さんの気持ちに答えることは出来ないよ。だから…ごめん…これからも友達のままで…いてくれないかな。」

美魚「……>>339
1仕方ありませんね。
2嫌です。
3自由安価
>>339
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 18:17:06.48 ID:Rozj68A8O

それは本当に直枝さんの考えですか?
誰かからそうしろと言われたのではありませんか?
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/09(火) 19:52:39.59 ID:SofvR59NO
理樹「えっ…それは…」

理樹(す、鋭い!)

美魚「…その反応と言うことは、誰かに言われたんですね。」

理樹「…なんでわかったの?」

美魚「わかりますよ。ずっと直枝さんの事を見てましたから。」

理樹「……西園さん…」

美魚「本心でフラれないかぎり私はおれません。諦めませんよ。」

理樹「…本心で…」

美魚「人の心を動かすには、心のこもった言葉でなくては。…本心を聞かせてください。」

理樹「…本心…僕の本心としては、三人全員仲良く入れたら言いなって思ってるよ…」

美魚「>>341
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 09:05:40.88 ID:9xPbTV3fO
強欲ですね
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/10(水) 13:41:42.34 ID:I+LRwiSkO
理樹「やっぱりそうなのかな…」

美魚「はい、仲良くするなんて、今さら困難でしょう。佳奈多さんは私を嫌っていますし。」

理樹「だとしても、僕はそれを実現させたいから…西園さんと同じで、僕も諦めないから。」

美魚「…そうですか…頑張ってください。…無駄でしょうが。では、また。」
 



理樹(西園さんと別れて…)

理樹「…よし、じゃあ今度は佳奈多さんと話してこよう…」




佳奈多「…ようやく答えが出たみたいね。直枝。」

理樹「うん、僕は…3人みんな、仲良くなってほしいって思ったよ。」

佳奈多「>>343
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 15:54:34.81 ID:fYdj13J9O
あの泥棒猫と仲良くするのは無理ね

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/974
で言ったこと忘れてないわよね?
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/10(水) 18:40:10.23 ID:SZ8tKBGFO
理樹「…うん、それはもう、わかってるよ…あんなこと言われたら忘れられないよて」

佳奈多「…なら、選択肢は一つじゃないかしら?…私と西園美魚が仲良くするのは無理、そして、直枝が私を捨てたらその時は、私も貴方も一緒に……それくらい私はあなたのことを想ってるんだから。…直枝は私の事を想ってくれてる?」

理樹「もちろんさ。」

佳奈多「…じゃあ、西園美魚とは手を切って、私たちが幸せになるためには、それしかないから。」

理樹「そんなことはないよ…僕は友達との関係も諦めたくない。」

佳奈多「……あなたは私だけじゃ不満なの?私じゃ、不満?」

理樹「…そういう訳じゃないよ。」

佳奈多「なら、どうして?どうしてそこまで西園美魚にこだわるの?」

理樹「…西園さんもリトルバスターズの仲間だからね。佳奈多さんはもちろん大切な恋人だけどね。」

佳奈多「……」

理樹「…そういうわけだから、僕は二人が仲直りするまで、諦めないから。」

佳奈多「……どうせ無駄になるだけ…といっても止めないでしょうね、あなたは。…勝手にしなさい。……じゃ、今日はもう帰るから……最後に、直枝。」

理樹「…何?」

佳奈多「…私は直枝だけいればいいと思ってるから。…他を失ってもいいくらい、それだけあなたを愛してるから。…それを忘れないでね。…それじゃ。」

理樹「…うん。」




理樹(…さて、というわけで…)

理樹「二人の仲を取り持つのは中々難しそうだけど…やるしかない…」

理樹(…考え込んでいると…>>345と遭遇した。)
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 18:42:00.61 ID:QPreFQH5o
あーちゃん先輩
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/10(水) 20:31:11.81 ID:eSedueqsO
あーちゃん先輩「あ、直枝くん、いたいた!」

理樹「あ、寮長さん…どうしたんですか?」

あーちゃん先輩「どうしたんですかーじゃないわよ。別室に移れって言われてから待っても待っても呼ばれないし、それで練習場を見に行ったら誰もいないしで…探したのよ?」

理樹「あー、そうでしたね。すみません…ちょっと、佳奈多さんと葉留佳さんの喧嘩から…色々ありまして忘れてました…」

あーちゃん先輩「色々?何よ、今度はあなたとかなちゃんで何かあったのかしら?」

理樹「いや、西園さんが着まして…佳奈多さんといざこざがあって…」

あーちゃん先輩「あー…あの二人ねぇ…」

理樹「板挟みと言うか…間にたたなきゃいけない僕は大変ですよ…仲良くしてほしいんですけど…」

あーちゃん先輩「あの二人は難しいわよねぇ。かなちゃんも西園さんもわかり会う気が無さそうだし。」

理樹「そうなんですよ…どうすればいいと思います?」

あーちゃん先輩「>>347とか?にゅふふ。」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 09:30:57.74 ID:CNBy4Jo2O
飲み会
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/11(木) 14:31:11.49 ID:uR4DPpjFO
理樹「いやいやいや!僕たち未成年ですよ!」

あーちゃん先輩「わかってるわよ、飲み会っていっても、ほら、お食事会みたいな感じよ。」

理樹「お食事会…」

あーちゃん先輩「他のみんなも呼んでおけば気まずさも少ないだろうし、良いんじゃない?…あ、でも直枝くんがいっちゃダメよ、絶対ギスギスするから。」

理樹「なるほど…じゃあ、葉留佳さんとかに頼んで、やってもらってみようかな…ありがとうございます、寮長さん。」

あーちゃん先輩「にゅふふ。どういたしまして。お役に立てたなら良かったわ。…それで、直枝くん。今日の練習はもう終わりって事でいい?」

理樹「あ、はい、すみません…」

あーちゃん先輩「良いわよ、そっちも大変みたいだからねー。…それじゃ、またね。」

理樹「あ、はい…」



理樹(…部屋に戻る前に、葉留佳さんにおねがいをしておく。)

理樹「…というわけだかさ、葉留佳さん、お願いできないかな。」

葉留佳「>>349
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:27:28.64 ID:33B2yKLgO
美魚ちんは私の彼女なんだけど
忘れてないデスよね?
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/12(金) 13:02:46.44 ID:GuTO1eicO
理樹「えっ、葉留佳さんは佳奈多さんのことが好きって事じゃなかった?」

葉留佳「いやいやー、何言ってんですカ。もちろんお姉ちゃんは好きですけど、それとこれは別枠ですヨ。」

理樹「あと西園さんも百合とかそんな風に思えなかったんだけど…」

葉留佳「気のせいですヨ。」

理樹「ええー…本当?」

葉留佳「ほんとほんと!」

理樹「…疑わしい気がするんだけど…西園さんはまだ僕の事諦めてないって言ってたし…」

葉留佳「いやいやそれはなんていうか…あれですヨ、元カレへの未練みたいなヤツですヨ。」

理樹「いやいやいや、元カレじゃないし…それにさ、もし本当にそうならさ、二股かけようとしてる西園さんを止めてやろうとか思わない?…それに、葉留佳さんも西園さんも言ってるだけで、実際そんな感じの事をしてるのは見ないしさ…」

葉留佳「それは……」

理樹「…ねぇ葉留佳さん、あのときいってたことって…嘘なんじゃない?」

葉留佳「…」

葉留佳(>>228でのドッキリがバレかけてる……どうしましょうか…)
1バラす
2ごまかす
>>351
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 13:19:41.12 ID:q8cQkt1xO
バラス
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/12(金) 18:29:28.15 ID:sC+28pboO
葉留佳「やははー、バレた?」

理樹「…やっぱり嘘だったんだ…なんで嘘を?」

葉留佳「ビックリするかなって。」

理樹「またそんな理由で、混乱させるだけのことをして…」

葉留佳「理樹くん、めんご!」

理樹「…まあいいけどさ…葉留佳さん、次からはそういうことはやらないでね?」

葉留佳「はいはーい!わかりましたヨ!」

理樹「…で、改めて聞くけど、やってくれる?」

葉留佳「>>353
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 21:10:00.47 ID:ZD6drpfV0
しょうがないやりますよー
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/13(土) 12:20:33.99 ID:Nz1GfpUDo
葉留佳「騙してたお詫びもしなきゃだめですしネ…女の子メンバーは全員呼ぶ感じ?」

理樹「まあ、できればそうだね。」

葉留佳「わかりましたヨ。じゃ、今日にでもさっそくやりますかネ。」

理樹「え、そんな急に大丈夫?」

葉留佳「だいじょぶだいじょぶ!前のパジャマパーティーでも突然誘ってもみんな来たんだから!」

理樹「あ、確かに…」

葉留佳「よーし、それじゃ、はるちんに任せて!」


葉留佳(というわけで…)

葉留佳「第二回、リトルバスターズ女子会〜!」

小毬「ぱちぱちぱち〜!」

クド「わふー!」

鈴「…」パチパチ

来ヶ谷「第二回なのか。」

葉留佳「前のパジャマパーティーが第一回ですヨ。」

来ヶ谷「あの時は理樹くんもいたが…まあ、実質女子だから別に構わんか…」

美魚「一名リトルバスターズではない人がいるのは大丈夫なんですか。」

佳奈多「…なら、帰るけど。」

葉留佳「まーまーまー!細かいことは気にしちゃダメですヨ!お姉ちゃんもすぐ帰るとか言わないでくださいヨ!」

佳奈多「…葉留佳、西園美魚もいるならいるって言いなさい。言われたら最初から来なかったのに…」

葉留佳「忘れてた!ごめんなさいですヨ!ま、でも来ちゃった以上は楽しんでくださいヨ!みおちんもね!」

佳奈多「…」

美魚「…」

葉留佳「…はい、というわけで、始めますヨ。まずは皆さん、ご注目!」

来ヶ谷「ほう、これは…調理器具だな。」

葉留佳「というわけで、みんな、食事会のために、これからごはんを作りますヨ!」

鈴「はるかが準備するんじゃないのか。」

葉留佳「うっ…だってだって〜今日突発的にやるのに〜はるちんが7人分も準備できるわけないじゃないですカー。」

佳奈多「…そんな突発的にやるからじゃない…」

葉留佳「まあまあ、クッキング、楽しいでしょうし、良いじゃないですカ!ネ?」

小毬「うんうん、良いね〜!」

来ヶ谷「まあ、良いだろう…」

葉留佳「よーし!それじゃ、手分けしてサクサクやっていきましょう!」



佳奈多「…」

美魚「…」

クド「わふー!レッツ、クッキング!佳奈多さん、西園さん、よろしくお願いします!」

佳奈多「…ええ。よろしくね、クドリャフカ。」

美魚「はい能美さん、よろしくお願いします。」

佳奈多(…まさか西園美魚と同じ分担になるなんて…)

クド「…わふ?二人とも目を会わせようとしないのは何でです?」

佳奈多「いえ、なんでもないわクドリャフカ、さっそくやりましょう?」

美魚「なんでもないですよ、能美さん。担当を確認しましょうか。」

クド「?はい…えーと、私たちの作るのは…>>355
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 12:50:01.75 ID:wuqoCIeoo
カレー
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/13(土) 19:09:14.60 ID:w/1PoPIKO
美魚「じゃあとりあえず野菜を切る感じですかね。」

クド「そうですね。では二人でお願いします。私はご飯の支度をして来ますね!」

佳奈多「え、ちょっと…ご飯なら私が…」

クド「いや、私がやります、お米とかを研ぐのって大変ですから、私がやりますよ!」

佳奈多「…いや、でも…」

クド「大丈夫ですから、それじゃ、お二人、お願いしますね!終わったら戻ってくるので!」

佳奈多「…」

美魚「…」


佳奈多「…」トントン

美魚「…」トントン



クド「…わふー、戻ってきました、お二人とも、どうです?」

佳奈多「…あら、戻ったのね、今から煮るくらいだけよ」

美魚「…おや、戻りましたか能美さん、今から煮るところですよ。」

クド「…あれ、なんで二つの鍋で別々にやってるんですか?」

佳奈多「…別に特に理由はないわ。」

美魚「やりやすいようにやったらこうなりました。」

クド「…お二人、やっぱり何か…ずっと静かでしたし…何か喧嘩したのなら、仲良くした方が…」

佳奈多「>>357
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 19:20:33.30 ID:HpakwXgdO
私の彼氏を奪おうとしている泥棒猫と仲良くしろと?
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/13(土) 20:51:17.09 ID:K7NQ3GADO
クド「えっ?リキをですか?」

佳奈多「そうよ、彼女は直枝を盗ろうとしてるのよ!」

美魚「人聞きの悪いですね。好きな人に恋することの何がいけないんですか。」

佳奈多「いけないわよ!この泥棒猫!」

クド「わふー!佳奈多さん、落ち着いてください!西園さんも、盗ろうとするなんてだめですよ!」

美魚「では聞きますが、能美さんは納得してるんですか?佳奈多さんと直枝さんが付き合ってることに。自分の方がふさわしいと思ったことはありませんか?」

クド「それは…そんなこと無いですよ。佳奈多さんは素敵な人ですから。私よりもふさわしいと思ってますよ。西園さんがそう思ってるんだとしたら、佳奈多さんのことを誤解してるだけだと思います。」

佳奈多「クドリャフカ…」

クド「だから、盗るなんて、やめましょう?」

美魚「>>359
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:32:35.54 ID:nC/dPMsz0
誤解なんてしていませんよ、私も佳奈多さんは素敵な人だと思います。でも自分よりもふさわしいなんて卑下することは出来ません。直枝さんにふさわしいのは私自身だと確信しています。
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/14(日) 15:04:06.97 ID:bJPoafqdO
美魚「だから諦めないのですよ。」

クド「西園さん…でも、だからって…」

美魚「…能美さん。私はなにを言われようがやめるつもりはありませんし、佳奈多さんとも馴れ合うつもりはありませんよ。」

クド「西園さん…」

佳奈多「クドリャフカ、わかったでしょう?もう無理なのよ、私たちは。」

クド「佳奈多さん…そんな無理だなんて…」

美魚「安心してください。能美さんまで嫌うことはしませんから。」

佳奈多「そうよ、あなたには何にもないんだから、気にしないで。」

クド「そんな…わふぅ…」

佳奈多「…さ、それじゃあ、続きやるわよ、料理の。」



佳奈多(…しばらく後…)

佳奈多「…はい、完成ね。」

美魚「出来ました。」

葉留佳「お、出来ました?…おやおや?どうして別々で作ってるんですカ?」

佳奈多「…別に良いじゃない。」

美魚「食材は同じですから、味もほぼ同じです。問題はないでしょう。」

葉留佳「ほうほう…」

葉留佳(…狙い通りにいってないようですナ…)

クド「わふぅ…ごめんなさい…私は止めたんですが…」

葉留佳「いやいや、クー公は悪くないですヨ…」

葉留佳(思った以上に根が深そうですなぁ…ま、気を取り直して、次いきましょう…)



葉留佳「…カレー、豚カツ、サラダ…よーし、完成ですね!」

鈴「カツカレーか。」

小毬「美味しそうだね〜!」

葉留佳「はいじゃあ、食べましょういただきます!」





佳奈多「…なんであなたと向い合わせなの…」

美魚「…なぜか席が決められていたので、仕方ないでしょう…」

佳奈多(…はぁ、他の人と話すしかないわね…隣は…>>361) 
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 15:35:33.71 ID:8gttp0jSO
姉御
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/14(日) 19:15:59.45 ID:N93UfqueO
来ヶ谷「やあ、君が隣か。」

佳奈多「……来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだね、その面倒くさいというような顔は。」

佳奈多「実際あなたは色々引っ掻き回しに来ますからね。」

来ヶ谷「ははは、私は楽しみたいだけだよ。今は君で楽しませてもらうことにするかな。」

佳奈多「…やめてください。」

来ヶ谷「まあそういうな、佳奈多君も話し相手を探していただろう。ちょうどいいじゃないか。」

佳奈多「…別にそんな…」

来ヶ谷「それに、何か悩みとかあるんじゃないか?理樹くんとの性活のマンネリとか、欲求不満とかな。」

佳奈多「ないです!」

来ヶ谷「無いのか。毎日してるとすればそろそろそういう時期かと思ってたがな。」

佳奈多「違います!セクハラはやめてください!」 

来ヶ谷「あいにく女の子へのセクハラは半ば趣味だからな。やめられそうもない。クドリャフカ君や小毬くんが一番良いが、君も十分対象だからな。」

佳奈多「…やめてください…私には恋人がいるんで。」

来ヶ谷「はは、そうだな。君に手を出したら理樹少年が黙っていないか。…では、対象をあちらに写すとするかな。」

佳奈多「…あちら?」

来ヶ谷「西園女史は何か悩みがあるかな?なんでも受け止めるぞ。」

美魚「>>363
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 17:25:27.19 ID:RxISKzZy0
ではセクハラのコツを伝授してください
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/15(月) 18:43:23.37 ID:WTECe34rO
来ヶ谷「ほう、君がそんなことを聞きたいとは意外だな。まあ、構わんがね。教えてやろう。」

佳奈多「…そんなこと教わって、なにするつもり?また何か変なことをするのかしら?」

美魚「別に私が何をどうしようが勝手でしょう?」

佳奈多「勝手だけどね、何かされると迷惑なのよ。」

美魚「ならば私の望むところですね。」

来ヶ谷「おや、私が見ない間に更にギスギスしてるな、理樹くんがらみで何かあったのかな?」

佳奈多「ありましたよ。泥棒猫さんと色々とね。」

来ヶ谷「ほう、泥棒猫…」

美魚「まだ盗ったわけではないのに泥棒猫はおかしいと思いませんか。」

佳奈多「盗ろうとした時点で罪なのよ。」

来ヶ谷「まぁ、落ち着きたまえ、二人とも。今この場で争ったとて理樹くんは手に入らんぞ。無駄な争いは体力を減らすだけだぞ。」

佳奈多「>>365
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 20:11:27.93 ID:G4SKKQjqO
それもそうね
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/15(月) 20:52:02.65 ID:L/oc3147o
佳奈多「…もう、あんまり関わらないことにするわ…」

美魚「それがお互いのためですね。」

来ヶ谷「…まあ、それがいいだろう。お互いの精神衛生的にな。…よし、じゃあ、あらためて、セクハラを教えてやろう。」

美魚「はい、よろしくお願いします…」

 
佳奈多「…」

美魚「…」

葉留佳「…姉御〜、二人、大丈夫そうですか?」

来ヶ谷「まあ大丈夫だ、仲良くなりはしないがこれ以上敵対はしないようにしておいたぞ。」

葉留佳「ええー、それじゃダメじゃないですカ…」

来ヶ谷「これが妥当な落とし所だと思うがね。」

葉留佳「ええー…」

葉留佳(やっぱ難しいですなぁ…でもまだ、諦めちゃいけないですヨ!)


佳奈多(しばらく後…)

葉留佳「…はい、みんな、ちゅうもーく!」

佳奈多「…どうしたの?」

葉留佳「そろそろご飯も終わる頃なので…次は、>>367
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:24:32.17 ID:ne2nl3+BO
ビンゴ大会
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/16(火) 15:09:49.73 ID:xxF8ndvfO
佳奈多「ビンゴ?」

葉留佳「そうですヨ!一番早く揃えた人には豪華景品が待ってますヨ!」

佳奈多「…本当に豪華なの?」

美魚「…本当に豪華なんですか。」

葉留佳「ほんとほんと!なんで二人とも疑うんですカ。」

佳奈多「だってゲストにご飯作らせるような主催じゃない。」

葉留佳「いやいや、ご飯は準備できませんでしたケド、景品準備するくらいならやりますヨ。一人で。」

美魚「その景品って何ですか。」

葉留佳「そりゃ当たってからのお楽しみってことで。」

美魚「…大丈夫ですか?」

葉留佳「大丈夫!そいじゃ、みんなビンゴカード配りますヨ!景品は一個、早いもん勝ち!それじゃ、レッツ、ビンゴ!」
勝者
>>369
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 16:17:43.14 ID:5TiTaNYHo
佳奈多
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/16(火) 19:30:00.26 ID:3FdZnOuCO
葉留佳「えーと、じゃあやりますよ…」

美魚「ビンゴマシンなんてよく準備しましたね。」

葉留佳「やはは、借りるの結構大変でしたヨ…そいじゃ最初の数字は……30!」

佳奈多「…あら、あるわね…」

葉留佳「次は…11!」

佳奈多「…それもあるわね…」

来ヶ谷「ほう、ずいぶん順調なようだな。」

佳奈多「何故かね…」




葉留佳「数字は…73!」

佳奈多「…また…」

美魚「…何かのイカサマですか。」

佳奈多「そんなわけないでしょう。何を根拠にそんなこと言うのかしら?」

美魚「葉留佳さんはあなたの妹ですから、そういうこともやろうと思えばできるだろうということだけです。」

佳奈多「やらないわよ。そもそもあそこのビンゴマシンでランダムじゃない。」

葉留佳「はいそこー、喧嘩は良くないですヨ!…それじゃ、気を取り直して…そろそろ誰かが揃う頃じゃないですかネ…次の数字は…42!」

佳奈多「……あ、揃ったわね。」

美魚「…」

小毬「わー!かなちゃん凄ーい!」

鈴「やるな。」



葉留佳「あ、お姉ちゃん揃った?ならもっと高らかに宣言してくださいヨ。そんなさらっと言わずに!当たったときの喜び爆発がビンゴの醍醐味ですからネ!」

佳奈多「…当たるものが何かもわからないのに喜べと言われても…何がもらえるの?」

葉留佳「むっふっふ、こりゃ喜びますヨー…景品は…こいつですヨ!」

佳奈多「これは…>>371
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 19:46:30.47 ID:T3qI32pt0
理樹子の写真多数と学食の食券5000円分
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/16(火) 21:29:20.28 ID:RmD4zVabO
佳奈多「…何この写真……」

葉留佳「女装理樹くん。」

佳奈多「いやそうじゃなくて…どうやって手にいれたのよ?」

葉留佳「秘密ですヨ!」

佳奈多「えええ…何よそれ…」

葉留佳「あれ、嬉しくない?いらないですかネ?」

佳奈多「……もらうけど…」

葉留佳「むふふ、お姉ちゃん、むっつりですな。」

佳奈多「…変な風に思わないでくれる?」

美魚「持っててどうするんですか。」

佳奈多「…別に勝手でしょう?」

美魚「…どう思いますかね、直枝さんは。」

佳奈多「…別に認めてくれるわよ、直枝は。そういう人じゃない。」

葉留佳「はいはーい、言い争いはだめですヨ。…はい、というわけで、ビンゴ大会でした〜!」  



来ヶ谷「…よし、じゃあ葉留佳くん、次のプログラムは?」

葉留佳「えーと…自由にやりましょうネ!」

佳奈多「もうないのね…」

美魚「…なら、>>373でもやりましょうか。」
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 04:13:06.76 ID:Fi+tr1K7o
百合本朗読会
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/17(水) 12:13:13.62 ID:Kw4zY0asO
葉留佳「え、なんすかそれ…」

美魚「前配っていたものとは別のものを朗読しますよ、私が。」

来ヶ谷「ほう、百合か。是非ともクドリャフカくんや小毬くんに聞いてもらいたいところだな。」

クド「わふ?」

小毬「ふぇ?」

鈴「おい、純真なこまりちゃんたちを変な方に引き込もうとするな。」  

来ヶ谷「ははは、冗談だとも。二人は純真だから実にかわいいのだからな、もちろん君もね。とても可愛らしい。」

鈴「やめろ口説くな。そういう趣味はないぞ。」

来ヶ谷「別に口説いてないさ、素直な感想だとも。」

美魚「…あの、良いですか。朗読の話は…」

来ヶ谷「まあ聞きたい人だけ聞けばいいんじゃないか。他の人はまあ自由にやればいい。」

葉留佳「あたしは聞こ!」

佳奈多「…じゃあ私は…>>375でもしてるわ。」
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 12:49:31.35 ID:E6MZHt1UO
ソシャゲ
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/17(水) 13:38:09.15 ID:BT3TRu4zO
葉留佳「えー、おもいっきり一人遊びじゃないですカ。」

佳奈多「…別に自由でしょう?」

葉留佳「いやいや、でもできればもっと複数でやるような…」

佳奈多「別にいいでしょ、あなたは朗読聞くんでしょう?聞いてこれば良いじゃない。」

葉留佳「…むむむ…」

葉留佳(…このままじゃ不味いですネ…なんとかせねば…)

葉留佳「んー…じゃあやっぱりお姉ちゃんと遊ぶ!遊ぼ!」

佳奈多「>>377
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 13:47:29.15 ID:Fi+tr1K7o
藤井聡太七段が有名な将棋
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/17(水) 18:13:33.91 ID:UCSkMnctO
佳奈多「打てる?」

葉留佳「打てないから教えて!」

佳奈多「…はぁ、仕方ないわね…」

葉留佳「ありがとー!」

クド「わふー、将棋ですか。私もしたくなってきましたね。」

小毬「くーちゃん将棋出来るの?すごーい!私あんまりやったことがないからよくわからないんだ〜。」

クド「昔祖父に教わったことがありまして。」

鈴「あたしは少し打てるが、昔きょーすけに勝てなかった記憶があるな。」

クド「打てるんですか、鈴さん、少しやってみませんか?」

鈴「…まあ、別にいいぞ。」

美魚「…おや、こっちは私たちだけですか。」

来ヶ谷「まあそれはそれでいいだろう、じっくりねっとり読んでいこうじゃないか。」




佳奈多「…駒の動かし方はわかった?」

葉留佳「オッケーオッケー!問題なし!」

佳奈多「…大丈夫かしら……まあいいわ、それじゃ、早速打ってみましょうか。」

葉留佳「お姉ちゃんお姉ちゃん!負けたほう罰ゲームにしません?」

佳奈多「…あなた好きね、罰ゲーム。私もそんなに強くはないけど、初心者のあなたの不利になるだけじゃない?」

葉留佳「罰ゲームがないと面白くないじゃないですカ。罰ゲームは…>>379
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 18:18:14.25 ID:/vILzL0SO
服を脱ぐ
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/18(木) 13:41:03.75 ID:RtexEOByO
佳奈多「…何でよ。」

葉留佳「なんとなく。いいでしょ?」

佳奈多「嫌よ。」

葉留佳「何でですカ。ここ女の子しかいないのに。」

佳奈多「夏じゃないから寒いし…恥ずかしいし…」

葉留佳「負けなきゃいいんですヨ。それに理樹くんには全部見せてるわけで…」

佳奈多「それとこれは話が別よ。嫌だからね私は。」

葉留佳「まあまあ、たぶんはるちんが負けますからネ、心配しないでくださいヨ、だから、やりましょう、ネ?」

佳奈多「…どうしても譲らないのね…はぁ…仕方ないわね…本気で価値にいくから…」
勝者
コンマ判定
下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>381
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 16:26:05.96 ID:Pd77/FQmO
はい
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/18(木) 18:55:12.66 ID:f8fszEZsO


葉留佳「えい!」パチッ!

佳奈多「…!」

佳奈多(葉留佳…手の予想が全くつかない…なかなか難しいわ…)

佳奈多「…」パチッ!

葉留佳「そりゃっ!」パチッ!

佳奈多「…」

佳奈多(早いから考える時間もくれないし…)

佳奈多「…パチッ!」

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多(!しまったわ…)

佳奈多「っ!…」パチッ!

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多「っ!?…」パチッ!

葉留佳「そいやっ!王手!」パチッ!

佳奈多「……っ……詰み、ね…」

葉留佳「いえーい!勝った!王将討ち取ったりー!」

佳奈多「……」

葉留佳「というわけで、罰ゲーム!お姉ちゃん、脱いじゃいましょう!」

佳奈多「…っ……一番上だけでいい?」

葉留佳「いや、下着以外の上は脱ぐ感じで。」

佳奈多「…いつまで?」

葉留佳「はるちんがいいって言うまで。」

佳奈多「…」

葉留佳「はい、ほらいいから、脱いじゃいましょうヨ!」

佳奈多「…仕方ないわね…」



佳奈多「…はぁ…恥ずかしいわ…」

葉留佳「おお、いいすなぁ、エロいっすなぁ。」

佳奈多「…あまり凝視しないで。」

葉留佳「やはは、ごめんごめん。」

佳奈多「…もういい?」

葉留佳「だめ。もうちょっと堪能したいですネ。お姉ちゃんはそのままで次は…>>383
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 19:31:52.89 ID:CmymJIPxO
鈴と打つ
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/18(木) 20:50:07.39 ID:SzyHOf9fO
葉留佳「鈴ちゃん、やろー!」

鈴「まて、まだクドと終わってない…」

クド「王手です。」

鈴「あ…終わったな。…あたしも脱ぐか。」

クド「わふー!脱がなくても大丈夫ですよ!」

鈴「そうか…じゃあはるか、やるぞ。」

クド「じゃあ佳奈多さんは私とやりましょうか。同じ部屋の私ならそんなに恥ずかしくないでしょうし…」

佳奈多「そうね…いいけど…寒いわ…」

クド「えーっと…じゃあ、このマントでも…」

佳奈多「…ありがとう…」



鈴「よし、はるか、あたしとは何をかける。」

葉留佳「鈴ちゃんとは…>>385
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 20:58:10.36 ID:+yOYUL2no
髪飾り
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/19(金) 13:22:19.76 ID:/TF8dhBeO
鈴「なにぃ…良いのか。大事なものって聞いてるぞ。」

葉留佳「まあ2個あるし、一個だけなら…それに、もうこれがなくてもお姉ちゃんのこと信じられるから、大丈夫!」

鈴「…そうか。」

葉留佳「はるちん負けないからね!そのチリンチリンなる髪飾りを奪ってやりますヨ!」

鈴「別に髪飾りはいらんが、負けられんな…」

 


佳奈多「…」パチッ!

クド「…わふぅ…どうしましょうかね…」

来ヶ谷「…ほう、将棋か…」

クド「あ、来ヶ谷さん、朗読は終わったんですか?」

来ヶ谷「いや、終わってないが、佳奈多くんがずいぶん攻めたファッションをしているのが見えてな。気になったから来た。下着姿にマントは中々だぞ。君まさかそういう趣味が…」

佳奈多「…ただの罰ゲームです…脱がされて、寒いからマントを借りてるだけで…」

来ヶ谷「ほう、そうか…理由はなんにせよ悪くないぞ、佳奈多くん。」ハァハァ

佳奈多「…ジロジロ見ないでください…変態ね…変態。」

来ヶ谷「格好的には君のほうが変態だがね。」

佳奈多「…言わないでください。」





葉留佳「えいやー!」パチッ!

鈴「うっさいはるか。集中できん…」

葉留佳「それも作戦ですからネ!ほいやー!ちょあー!」

鈴「…」
勝者
>>387
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/19(金) 15:12:57.63 ID:tNFF9ezlO
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/19(金) 18:35:39.00 ID:dqW0tn4iO


鈴「…王手だな。」

葉留佳「あっ…うむむ…むむむ…」

鈴「…」

葉留佳「……やはは、負けちった…」

鈴「よし、勝ったな。」

葉留佳「いやー、鈴ちゃん強い!さすがですナ…そいじゃ、お約束の髪飾り、一個!」

鈴「ん、一応もらっとく。」

葉留佳「…ぬぬぬ…負けたままは悔しいから、鈴ちゃん、もう一個もかけますヨ!!だからもう一回!」

鈴「別に構わんが、また負けたら髪飾りなくなるぞ、いいのか。」

葉留佳「大丈夫!今度こそ負けないから!鈴ちゃん、今度こそ…覚悟!」






鈴「…王手だな。」

葉留佳「…ありゃりゃ……詰みましたナ…」

鈴「よし、髪飾りくれ。」

葉留佳「むむむ…はい。」

鈴「ん。」

葉留佳「うむむむ……」 

葉留佳(…髪飾りがなくなってしまいましたヨ…)

葉留佳「…お姉ちゃん。」

佳奈多「…何。」

葉留佳「髪飾り、無くなっちゃった。」

佳奈多「…そうみたいね。それで?」

葉留佳「…いやー、お姉ちゃんの髪につけてるやつの半分、妹のはるちんにまた譲ってくれないかなって…やはは…」

佳奈多「>>389
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/19(金) 20:35:24.08 ID:h9ZO8unz0
可愛い妹の頼みなら仕方ないわね
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/20(土) 12:24:43.81 ID:eogiudW0O
佳奈多「…もう賭けたりするんじゃないわよ。」

葉留佳「やったー!お姉ちゃん、ありがとう!やっぱりこれがないとはるちんダメですからナ。」

佳奈多「調子がいいわね、さっきはなくても大丈夫とか言ってたのに。」

葉留佳「だって、とられてみても思ったけど、やっぱりあったほうが落ち着くなーって。やっぱりお姉ちゃんとの繋がりの証を持ってたいみたいですヨ。」

鈴「…はるか、そんな大事なら別にこれ返してやるぞ。」

葉留佳「いやいやー、遊びとはいえ、賭けに負けたものをそんな簡単に返してもらうわけにはいきませんからナ。」

鈴「そうか…よし、なら、かなた。」

佳奈多「何?」

鈴「かなた、はるかの髪飾り、やる。」

佳奈多「え?」

鈴「これなら問題ないだろ。」

佳奈多「>>391
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/20(土) 20:55:20.98 ID:26/9Cm750
ならそれを賭けて私と勝負しましょう
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/21(日) 12:28:57.90 ID:2093KpwdO
鈴「なるほどな。なら何をかけるんだ。」

佳奈多「私も髪飾りをかけるわ。それでいいかしら?」

鈴「ん、いいぞ。それじゃ、やるか。」



葉留佳「…はい、というわけで始まりました、髪飾りを賭けた最後の勝負!二木佳奈多7段対棗鈴8段!」

佳奈多「別に段位なんて持ってないけど…それに、実況なんていらないんじゃない?」

葉留佳「ほら、それは雰囲気?細かいことは気にしないでくださいヨ。…というわけで、実況は私三枝葉留佳、解説は神北小毬6段をお呼びしました。よろしくお願いします。」

小毬「よろしくお願いしまーす。」

鈴「こまりちゃん、将棋出来ないって言ってたが、できるのか。」

小毬「私なりにがんばるよ〜。」

佳奈多「クドリャフカじゃダメなの?」

葉留佳「クー公でも良いけど、こまりんの方が喋ってないから、そっちがいいかなーって。まま、それはいいから、始めてくださいヨ!」




葉留佳「さあ、始まりました…最初の動き、どう見ますか?神北6段。」

小毬「どっちもちゃんと考えててすごいよね〜。」

葉留佳「なるほど。どちらもすごいと言うわけですね。」

小毬「うんうん、二人とも、ファイトだよー!」





鈴「…」パチッ!

葉留佳「…おっと、攻めた一手が出ましたね。」

鈴「これ、攻めてるのか。そんなつもりはないぞ。」

葉留佳「えっ?えー…はるちんにはそう見える!ねぇ、神北7段もそう思うよね?」

小毬「うんうん、せめてるせめてる!鈴ちゃん頑張って!」

鈴「…ああ頑張るぞ、こまりちゃん。」

佳奈多「…どうでも良いけど、神北さんは6段じゃなかったかしら?」

葉留佳「あれ、そうでしたっけ?間違えちゃいました、やはは。」

佳奈多「あなた実況ごっこするならせめてもっとちゃんとやりなさいよ…」



佳奈多「…王手。」

鈴「なにぃ…」

葉留佳「さあ、そろそろ対局も佳境といったところでしょうかネ。」

小毬「ドキドキだね〜。鈴ちゃん、かなちゃん、頑張ってー!」

佳奈多「…!」

鈴「…!」
勝者
コンマ判定、下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>393
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/21(日) 20:50:49.18 ID:ZYRpBbnw0
がんばれがんばれ
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/22(月) 14:54:08.92 ID:/YMFmuwGO
(今さら佳奈多は髪留め一個しか持ってないことを思い出しました…佳奈多は>>390で葉留佳に一個しかない髪留めを渡したということになります。鈴が2個、葉留佳が一個持ってます。勘違いがありました。すみませんでした。)

鈴「…なら、こうだ。」

佳奈多「っ!」

葉留佳「おおーっと!ここでこの返し!素晴らしい返しです!」

小毬「そうなの?」

葉留佳「うん。たぶん素晴らしい返し!お姉ちゃん困ってるっぽいし!」

小毬「じゃあかなちゃんがピンチなんだね、かなちゃん、ファイトー!」

佳奈多「……」



鈴「…王手だな。」 

葉留佳「おっと、これは……」

佳奈多「…参りました。」

葉留佳「決まったー!二木佳奈多対棗鈴!勝ったのは棗鈴だー!」

小毬「すごーい!鈴ちゃんおめでとー!」パチパチ

鈴「…」

小毬「…あれ?鈴ちゃんどうしたの?」

鈴「…まずいな、勝ってしまった…」

小毬「勝っちゃだめなの?」

鈴「あたしが髪飾りを返してやろうと思って始まってるのについ勝っちゃったぞ、これじゃ返せない、どうしようこまりちゃん。」

小毬「ええ〜。それは困っちゃったねぇ…」

佳奈多「…良いわよ別に返さなくて。そういう勝負なんだから。」

鈴「…良いのか?」

佳奈多「良いわ。好きに使って。」

鈴「…かなたがそういうなら…貰っとく。」

葉留佳「じゃあお姉ちゃん、さっき貰ったのはやっぱりお姉ちゃんに…もともととられてるのは私のだし…」

佳奈多「良いわ。葉留佳がもってなさい。これ持ってなきゃ落ち着かないんでしょ?私は大丈夫だから。」

葉留佳「でも…」

佳奈多「持ってなさい。必要な人が持ってるべきだわ。」

葉留佳「…お姉ちゃん…」

佳奈多「…さて、そろそろ疲れたから将棋はやめましょうか。」

小毬「じゃあ>>395でもする〜?」
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 15:27:27.38 ID:9sCmEDkxo
かなちゃんは服を着て
罰ゲームなしの大富豪
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/22(月) 19:21:20.94 ID:PFhA6D7SO
鈴「いいと思う。平和だしな。」

佳奈多「…服着てもいいかしら?」

葉留佳「うーん、ま、もういいですヨ。」

佳奈多「…やっと着れるわ…マント、感謝するわ、クドリャフカ。」

クド「わふー、気にしないでください!」

小毬「えーっと…ゆいちゃんとみおちゃんはまだ読んでるみたいだから、とりあえずこの5人でやってよっか!」

鈴「ルールはどうする。縛りはつけるか。」

葉留佳「革命とかは必要でしょうナ。」

クド「8切りもあったほうが良いですかね。イレブンバックはいれますか?」

小毬「階段はどうする〜?」

佳奈多「…ちょっと待って、皆何を言ってるの?」

葉留佳「何って…大富豪のルール?」

佳奈多「…ちょっと、一個ずつ説明して…」

葉留佳「えー、お姉ちゃん大富豪知らないの〜?」

佳奈多「基本的なルールは知ってるけど、そういうのはわからないわ。やったことないもの。」

葉留佳「しょうがないですナ、このはるちんが教えてしんぜよう!」




葉留佳「…ってわけで、こういうローカルルールを入れたら大富豪がさらに楽しくなるって訳ですヨ!」

佳奈多「…なるほどね、大体わかったわ。」

葉留佳「よーし、それじゃ、先行はじゃんけんで決めますヨ!レッツ、スターティン!」



佳奈多(私が一番最初ね…普通の大富豪なら少ない数を出すのだろうけど、今回は色々ルールがあるから考えなきゃいけないわね…まあとりあえず、6くらいにしときましょう。)

葉留佳「ハートの6ですか…よーし、はるちんのこいつをくらえ!K!」

鈴「なにぃ…パス…」

クド「わふー!三枝さん、攻めますね…パスしておきます。」

小毬「うーん、ここはパスかなぁ。」

佳奈多「パス。」

葉留佳「ふふふー、ここからはるちんタイムの始まりですヨ!!」

佳奈多(やっぱり葉留佳は最初からどんどん切ってくるタイプ…そこに無理に付き合う必要はないわ…)

葉留佳「よっしゃー、ガンガンいきますヨ!」
勝者
>>397
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 20:14:41.46 ID:2F1/mA4e0
クドリャフカ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/23(火) 12:09:45.76 ID:lwQgk4MoO




葉留佳「ほいや!J!」

鈴「イレブンバックか…よし、なら、ここで3だな。」

佳奈多(鈴さんも中々思いきりがいいみたいね。)

鈴「みんなパスだな。…よし、じゃあ、7のペアだ。」

クド「…どうしましょうかね…わふぅ……出しても大丈夫でしょうか……はい、とりあえず、9のペアで。」

佳奈多(クドリャフカは慎重に考えていくタイプのようね。)

小毬「うーんとね…じゃあ〜、13のペアだよ〜!」

佳奈多「…パス。」

佳奈多(上げてきた……小毬さんが一番読めないのよ…何かふわふわしてると言う感じというか…)

小毬「みんなパスかな?……じゃあ次は…5だよ〜。」

佳奈多「なら…9。」

葉留佳「…うむむむむ…パスですヨ…」

佳奈多(そうこうしてる間に葉留佳は息切れしてきてるわね…さあ、どうなるか…)


鈴「よし、Kだ。」

クド「…そろそろですかね…2です!」

佳奈多(…攻めてきたわね…)

クド「…誰もだしませんね。…では、次は…6のスリーカードです!」

小毬「うーん、出せないねぇ、パスだよ〜。」

佳奈多「…止められないわね、パス。」

葉留佳「パス!」

鈴「無いな。」

クド「でしたら…これで上がりです!11のペアです!」

佳奈多(…一着はクドリャフカ…)

クド「わふー!一位です!アイアムウイナーオブリッチパーソンなのです!」

小毬「おめでとー!あとクーちゃん。カードゲームの大富豪は英語でCareer pokerとかPresidentっていうんだよ。」

クド「そうなのですか?」

小毬「前ゆいちゃんから聞いたんだ〜。」

クド「わふー、直訳じゃダメなんですね。英語は難しいです…」

小毬「まだまだ頑張らないとね〜…じゃ、ゲームの続きしよっか…あ、11だから、これで私も上がりだね〜。」

佳奈多「…!」

佳奈多(意外ね、小毬さんが二位…)




佳奈多(…その後の最終結果は、私が平民、鈴さんが貧民、葉留佳が大貧民だった。)

葉留佳「いやー、最初にだしすぎましたナ…」

佳奈多「次はもっと計画性を持ちなさい…さて、じゃあ、もう一回やりましょうか。」

小毬「次はあっちの二人も誘おうよ〜ねぇゆいちゃん、みおちゃん。一緒にやろ〜?」

美魚「>>399
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 15:26:49.76 ID:ZKHqKWpRO
受けてたちます
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/23(火) 20:01:02.39 ID:WHmv9TjBo
佳奈多「…」

来ヶ谷「よし、なら私もやってやろうじゃないか。」

小毬「参加してくれるんだね、ありがとー。二人は平民さんからだね〜。」

美魚「はい、わかりました。」 

葉留佳(おおー、さすがはこまりん!二人を誘い込むことが出来ましたナ。)

来ヶ谷「ルールはどうしている?5スキップ、7渡しなどはありかな?」

葉留佳「やってないですネ。お姉ちゃんが初心者なんで。」

来ヶ谷「なんだ、そうか…そういうのがあるほうが楽しめるんだがな。まあいいだろう。」

美魚「それでは、やりましょうか。」

佳奈多「…私抜けようかしら。」

葉留佳「まぁまぁまぁ、お姉ちゃん、大富豪は2回目からが楽しいやつですからネ。やりましょう?」

佳奈多「でも…」

葉留佳「いいから、もう一回やりましょうヨ!!」

佳奈多「…」
勝者
>>401
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 20:28:58.67 ID:9gbRD9Gt0
美魚ちん勝利
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/24(水) 14:13:29.76 ID:1OdO2wAUO
葉留佳「…じゃあ、えーっと…クドリャフカ様、年貢でございやす!」

クド「わふー、ありがとうございます!」

佳奈多「…その口調は何?」

葉留佳「ほら、はるちん大貧民でございやすから。」

佳奈多「…それ、いる?」

葉留佳「そこは雰囲気でごぜぇやすよ。お姉ちゃん。」

佳奈多「なんなのよ、それ…」

鈴「……こまりちゃん、年貢でごぜーやすー。」

小毬「鈴ちゃんも真似するんだ〜。うん、鈴ちゃん、ありがとう〜。」





来ヶ谷「…2だ。」

小毬「ほぁあ…パスだよ…」

佳奈多(…来ヶ谷さんは何を考えているの佳なんてわからないからまあいいとして…)

来ヶ谷「…では、素直に5だ。」

美魚「…8で流します。」

佳奈多「…」

佳奈多(西園美魚…何を考えてるのか…)

美魚「…では、5のフォーカード、革命で。」

佳奈多「!?」

佳奈多(革命…しまったわね、大きいカードしか手札にはない…)

葉留佳「おおー、やりますなぁ。」

美魚「…誰もいませんね。…では、4で上がりです。」

小毬「わー、すごーい!早い!」

鈴「やるな。」

美魚「…あとは皆さん、頑張ってくださいね。」



葉留佳「…はい。9!上がり!」

佳奈多「…」

葉留佳「やったー!貧民ですヨ!」

佳奈多(調子が崩れたわ……まさか大貧民になるなんて…)

葉留佳「じゃ、最後にもう一回やりましょうヨ!」

美魚「やりましょうか。」

佳奈多「…」


美魚「…さあ大貧民さん、私にカードを。」

佳奈多「……」

美魚「…そんな睨み付けないでください。」

佳奈多「…いいから早くカードを寄越しなさい…」

葉留佳(おお…バチバチしてますナ…)
次の勝者
>>403
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/24(水) 15:42:28.41 ID:QgaqxMJNO
葉留佳
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/24(水) 19:06:32.95 ID:PZnL+Pz7O
葉留佳(とはいえそこで勝ちを狙いにいくのがはるちんなのだ!)

佳奈多「…」

葉留佳(…最初は大貧民、お姉ちゃんからスタート…これはチャンス!)

佳奈多「…4。」

葉留佳「必殺、8!」 

鈴「む…」

葉留佳「からの…必殺、10のスリーカード!!」

鈴「むむ…パス。」

クド「ないです。」

葉留佳「みんな、無いですカ?…ふっふっふっ、なら…6のペア!」

鈴「なんだ、普通だな。…9のペア。」

クド「わふぅ、パスです…」

来ヶ谷「ここは…まだいいか、パス。」

小毬「パスだよ〜。」

美魚「…では、12のペアを。」

佳奈多「…パス。」

葉留佳「パス!」

美魚「……皆さん無いようですね。では私は…無難に、5くらいですかね。」

佳奈多「…なら、7。」

佳奈多(…葉留佳はいつも通りなら息切れのはず…)

葉留佳「もう一枚必殺の…8!」

佳奈多「…!」

葉留佳「そして…最後の、345階段!上がり!やりましたヨ!戦略の勝利!貧民から大富豪!アメリカンドリーム!」

佳奈多「…」  

美魚「…おめでとうございます。」

葉留佳「お姉ちゃん、あとは頑張ってくださいネ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳に上がられたとなると、厳しいわね…)





佳奈多(…結局、また上がれなかった…)

葉留佳「よーし、じゃあもう一回…」

鈴「大富豪飽きたな、別のトランプゲームやらないか。」

クド「良いんじゃないですか?」

葉留佳「ええー。せっかく大富豪なのにぃ…まあいいですヨ、なら…>>405
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/24(水) 19:53:13.16 ID:Zc1dteAv0
心理戦が面白いインディアンポーカーなんてどうでしょ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/25(木) 14:25:42.18 ID:iRrpt7XJO
佳奈多「インディアンポーカー?何それ?」

クド「わふぅ…私もわからないです。」

美魚「…インディアンポーカーとは、まず参加者全員にカードを一枚配り、それを自分以外に見えるように、頭の前に掲げて、他の人のカードや反応から自分のカードを推理して、勝負をするか下りるかを判断します。そして勝負をした人の中でもっともカードの数が大きい人が勝ちですね。」

小毬「勝った人はどうなるの?」

美魚「勝った人は勝負をした人の掛け金を全てとれます、そうなると掛け金をあげるかどうかというのも駆け引きになりますね。…ですが、本当にお金をかけるわけにはいきません、どうしましょうか。」

来ヶ谷「西園女史、チップならあるぞ。」

佳奈多「…なんでそんなものを…」

来ヶ谷「こんなこともあるかと思ってな。…さて、聞くよりもやってみたほうが早い、早速やってみようか。」


葉留佳「自分のは見ちゃダメですからネ……そいじゃ、せーので見せてくださいヨ…せーの!」
葉留佳 3
クド  1
小毬  6
鈴 10
来ヶ谷 5
美魚  9
佳奈多(…なるほどね、こうやって他人のカードが見えているわけね…)

葉留佳「そいじゃ、一分間の話し合いタイム!スタート!」

小毬「わー、鈴ちゃんいいカードだね〜。」

鈴「そうなのか。…小毬ちゃんは低めだな、気を付けた方がいいぞ。」

小毬「そうなんだ…低めなんだねー、じゃあ勝負はしない方がいいのかな〜。」

クド「来ヶ谷さん、あまり強くないですね。私のはどうですか?」

佳奈多(…見た感じ、こういう正直者…嘘の苦手そうな純粋な人と…)

来ヶ谷「能美女史、良いカードだぞ、どんどん勝負していくと良い。」

クド「わふー、そうですか。」

葉留佳「みおちーん、めちゃくちゃ強いのひいてますネー。やはは。」

美魚「そうなんですか?三枝さんも中々ですが。」

佳奈多(…ああいう人を騙そうとするペテン師に別れてるわね…)

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃんははるちんのカード、どうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないんじゃない?」

葉留佳「悪くない…ほうほう…悪くないなら、少なくともお姉ちゃんのには勝てますナ。お姉ちゃんはあんまり勝負しない方が良いですヨ?」

佳奈多「…なるほどね。」 

佳奈多(葉留佳によれば、これは弱いカード…だけど、信用に値するかどうか…そうね…ここは…)

佳奈多「…クドリャフカ。」

クド「わふ?」

佳奈多「…来ヶ谷さんはああいってたけど、あなたのために、勝負しない方が良いわ。」

クド「そうですか?来ヶ谷さんも三枝さんも強いっていってくれたんですけど…」

佳奈多「あの二人は息をするように嘘をはくから、気を付けなさい…で、私の方はどう?」  

クド「佳奈多さんは…中々強いです!勝負をしても良いと思います!」

佳奈多「…なるほど、ありがとう。」

佳奈多(…さて、次は…)

来ヶ谷「佳奈多くん。良いかな?」

佳奈多「…来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだ、詐欺師を見るような目で私を見ているな。このゲームでは感情が顔に出るようでは勝てないぞ?…それで佳奈多くん、君は私のカードをどうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないですけど、強くはない…私が見えてるなかでは、3番目ですね。」

来ヶ谷「ほう…私から見れば君が3番目だがね。信じるか信じないかは君の自由だが。」

佳奈多(油断ならないわね……)
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/25(木) 14:26:13.92 ID:iRrpt7XJO




葉留佳「…はい、1分たったので相談タイム終わり!」

佳奈多(…さて…葉留佳が言うには私は弱く、クドリャフカが言うには強い…来ヶ谷さんがいうには私は3位…つまり8、7、6のどれか…誰のいうことを信じるかね…正直一番信用ならないのは来ヶ谷さん、次いで葉留佳だけど…)

葉留佳「さー、それじゃ、勝負をする人はそのままカードをもって、降りる人は下ろしてくださいヨ!それでは…せーの!」
佳奈多(…どうする?)
降りる
勝負する
>>408
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 16:00:27.19 ID:cZ/d/cUvO
勝負する
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/25(木) 18:34:30.82 ID:iRrpt7XJO
佳奈多(ここはクドリャフカを信じて、強いカードのはず…)

佳奈多「…」

葉留佳「…えーと、勝負をしたのは…はるちん、お姉ちゃん、鈴ちゃん!クー公!…そいじゃ、自分のカードを確認!」
葉留佳 3
鈴   10
佳奈多 8
クド  1
クド「わふっ!?…騙されました…」

鈴「…よし、こまりちゃんを信じてよかった…」

葉留佳「あちゃー!3ですカ…みおちんと姉御に騙されましたヨー!」

佳奈多「…」

来ヶ谷「言っただろう、3番目だとな。」

佳奈多(くっ…来ヶ谷さんが本当の事を言ってたなんて…)

葉留佳「それじゃ、負けて人は鈴ちゃんにチップを渡して…よーし、なら、自分のカードを確認して良いですヨ!」

美魚「…なるほど、9でしたか、悪くなかったですね。」

来ヶ谷「5か、なんともいえんな。」

小毬「6だったよー。しょーぶしないでよかったー!」

葉留佳「さあ、それでは気を取り直して…第二ゲーム!スタート!」




佳奈多(…次は…)

葉留佳 9
クド  6
小毬  3
鈴   6
来ヶ谷 J
美魚  7

佳奈多(…なるほど、来ヶ谷さんがJを持っている…厄介ね…)

佳奈多「…」

美魚「…佳奈多さん。」

佳奈多「……何?」

美魚「あなたの数字、弱いですよ、勝負はやめた方がいいかと。…どうですか。私の数字は。」

佳奈多「…」

佳奈多(あえて私に聞いてきた…ということは何かの企みの可能性が高いわね…私はどう返すか…)
1.嘘をつく
2.あえて正直に言う
>>410
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 21:53:46.69 ID:lfiYrudfo
1
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/26(金) 12:29:56.66 ID:ci3QPgKLO
佳奈多「強いわよ。」

美魚「勝てそうですか?」

佳奈多「ええ、勝負をした方がいいわね。来ヶ谷さんにも負けないし。」

美魚「…なるほど、わかりました。」

佳奈多(……私が彼女を騙すように、向こうも私を騙そうとするでしょう…だとしたら、彼女の言うことは嘘ということになるわね…)

美魚「…」

美魚(…おそらく佳奈多さんは私を信用しないでしょうが…さて、私は佳奈多さんの言葉をどう解釈するべきでしょう。佳奈多さんが私と同じ思考だとしたら……)

美魚「…」

佳奈多「…」




葉留佳「はい、時間終了!勝負をするか決めてくださいネ…はい、どうぞ!」

佳奈多「…」
勝負する
勝負しない
>>412
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 14:45:12.50 ID:cBUeKIb6o
勝負しない
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/26(金) 18:14:36.30 ID:R+jOuHP+O
佳奈多(ここは…あえて彼女を信じてみましょう…)

葉留佳「えーと、勝負したのは…はるちん、姉御、みおちん、こまりん!それじゃ、一斉に…せーの!」

来ヶ谷「ふふ、私の勝ちだな。」

葉留佳「むむむ…9…思ったよりも低いですナ…」

小毬「ほわぁ…3だったよ…」

美魚「…なるほど…」

美魚(佳奈多さんも私と同じくあえて真実を言うという選択をして来ると思いましたが…誤算でしたね。思ったよりも単純な人だったのですね。)

佳奈多「…賭けてない人も見ましょうか…私のは、2…」
 
佳奈多(…彼女は真実を言っていたようね…私はあなたを信用しないと思ったんでしょうが…甘かったわね。)

葉留佳「むむ、はるちん二連敗ですヨ…次こそ逆転してやりますヨ!…てことで、次!」




葉留佳 6
クド  8
小毬 10
鈴   3
来ヶ谷 5
美魚  Q

佳奈多(…西園美魚はQ…勝つにはおそらく、西園美魚に勝負させない必要性があるわね…)

美魚「…今度はどうですか?佳奈多さん。」

佳奈多「…そうね…」
また嘘をつく
今度は本当の事を言う
>>414
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 01:16:02.92 ID:YloQeVEYO
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/27(土) 12:16:32.34 ID:GNYVX2g0O
佳奈多「…そんなにね。鈴さんや来ヶ谷さん辺りになら勝てる、ってところかしら。…信じるかどうかはあなた次第だけどね。」

美魚「なるほど。」

佳奈多「…私のは?」

美魚「…そうですね、葉留佳さんまでなら勝てる、それくらいの強さでしょうか。勝負はしなくていいかと。」

佳奈多「…そう…」

美魚「…先程私は嘘つきのあなたとは違い、本当の事を言いましたからね、佳奈多さん。」

佳奈多「…今回はどうだか…泥棒猫は、いつ騙して来るかわかったものじゃないわ…」

美魚「…」

佳奈多「…」

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃん!」

佳奈多「…何、今ちょっと考えてるのに…」

葉留佳「いやー、数、どうっすか。」

佳奈多「…普通よ、あまり勝負をしかけない方がいいくらいかしらね。」

葉留佳「なるほど〜。」

佳奈多「…わかったなら、もういいかしら?考えたいから。」

葉留佳「…お姉ちゃん、みおちんをライバル視してますナ…」

佳奈多「ライバルじゃないわ、彼女は…敵よ。」

葉留佳「おおう…」

葉留佳(なんか余計仲悪くなってませんかネ…)




葉留佳「はい、時間終了!」

佳奈多「…」

美魚「…」

佳奈多(…さあ、どうするか…)

美魚(さあ、どうしましょうか…)
勝負をかけるか書けないか
コンマ判定
下一桁目が奇数なら佳奈多は勝負をする。
下二桁目が偶数なら美魚は勝負する
>>416
539.17 KB Speed:0.5   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)