【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/17(水) 13:38:09.15 ID:BT3TRu4zO
葉留佳「えー、おもいっきり一人遊びじゃないですカ。」

佳奈多「…別に自由でしょう?」

葉留佳「いやいや、でもできればもっと複数でやるような…」

佳奈多「別にいいでしょ、あなたは朗読聞くんでしょう?聞いてこれば良いじゃない。」

葉留佳「…むむむ…」

葉留佳(…このままじゃ不味いですネ…なんとかせねば…)

葉留佳「んー…じゃあやっぱりお姉ちゃんと遊ぶ!遊ぼ!」

佳奈多「>>377
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 13:47:29.15 ID:Fi+tr1K7o
藤井聡太七段が有名な将棋
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/17(水) 18:13:33.91 ID:UCSkMnctO
佳奈多「打てる?」

葉留佳「打てないから教えて!」

佳奈多「…はぁ、仕方ないわね…」

葉留佳「ありがとー!」

クド「わふー、将棋ですか。私もしたくなってきましたね。」

小毬「くーちゃん将棋出来るの?すごーい!私あんまりやったことがないからよくわからないんだ〜。」

クド「昔祖父に教わったことがありまして。」

鈴「あたしは少し打てるが、昔きょーすけに勝てなかった記憶があるな。」

クド「打てるんですか、鈴さん、少しやってみませんか?」

鈴「…まあ、別にいいぞ。」

美魚「…おや、こっちは私たちだけですか。」

来ヶ谷「まあそれはそれでいいだろう、じっくりねっとり読んでいこうじゃないか。」




佳奈多「…駒の動かし方はわかった?」

葉留佳「オッケーオッケー!問題なし!」

佳奈多「…大丈夫かしら……まあいいわ、それじゃ、早速打ってみましょうか。」

葉留佳「お姉ちゃんお姉ちゃん!負けたほう罰ゲームにしません?」

佳奈多「…あなた好きね、罰ゲーム。私もそんなに強くはないけど、初心者のあなたの不利になるだけじゃない?」

葉留佳「罰ゲームがないと面白くないじゃないですカ。罰ゲームは…>>379
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 18:18:14.25 ID:/vILzL0SO
服を脱ぐ
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/18(木) 13:41:03.75 ID:RtexEOByO
佳奈多「…何でよ。」

葉留佳「なんとなく。いいでしょ?」

佳奈多「嫌よ。」

葉留佳「何でですカ。ここ女の子しかいないのに。」

佳奈多「夏じゃないから寒いし…恥ずかしいし…」

葉留佳「負けなきゃいいんですヨ。それに理樹くんには全部見せてるわけで…」

佳奈多「それとこれは話が別よ。嫌だからね私は。」

葉留佳「まあまあ、たぶんはるちんが負けますからネ、心配しないでくださいヨ、だから、やりましょう、ネ?」

佳奈多「…どうしても譲らないのね…はぁ…仕方ないわね…本気で価値にいくから…」
勝者
コンマ判定
下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>381
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 16:26:05.96 ID:Pd77/FQmO
はい
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/18(木) 18:55:12.66 ID:f8fszEZsO


葉留佳「えい!」パチッ!

佳奈多「…!」

佳奈多(葉留佳…手の予想が全くつかない…なかなか難しいわ…)

佳奈多「…」パチッ!

葉留佳「そりゃっ!」パチッ!

佳奈多「…」

佳奈多(早いから考える時間もくれないし…)

佳奈多「…パチッ!」

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多(!しまったわ…)

佳奈多「っ!…」パチッ!

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多「っ!?…」パチッ!

葉留佳「そいやっ!王手!」パチッ!

佳奈多「……っ……詰み、ね…」

葉留佳「いえーい!勝った!王将討ち取ったりー!」

佳奈多「……」

葉留佳「というわけで、罰ゲーム!お姉ちゃん、脱いじゃいましょう!」

佳奈多「…っ……一番上だけでいい?」

葉留佳「いや、下着以外の上は脱ぐ感じで。」

佳奈多「…いつまで?」

葉留佳「はるちんがいいって言うまで。」

佳奈多「…」

葉留佳「はい、ほらいいから、脱いじゃいましょうヨ!」

佳奈多「…仕方ないわね…」



佳奈多「…はぁ…恥ずかしいわ…」

葉留佳「おお、いいすなぁ、エロいっすなぁ。」

佳奈多「…あまり凝視しないで。」

葉留佳「やはは、ごめんごめん。」

佳奈多「…もういい?」

葉留佳「だめ。もうちょっと堪能したいですネ。お姉ちゃんはそのままで次は…>>383
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 19:31:52.89 ID:CmymJIPxO
鈴と打つ
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/18(木) 20:50:07.39 ID:SzyHOf9fO
葉留佳「鈴ちゃん、やろー!」

鈴「まて、まだクドと終わってない…」

クド「王手です。」

鈴「あ…終わったな。…あたしも脱ぐか。」

クド「わふー!脱がなくても大丈夫ですよ!」

鈴「そうか…じゃあはるか、やるぞ。」

クド「じゃあ佳奈多さんは私とやりましょうか。同じ部屋の私ならそんなに恥ずかしくないでしょうし…」

佳奈多「そうね…いいけど…寒いわ…」

クド「えーっと…じゃあ、このマントでも…」

佳奈多「…ありがとう…」



鈴「よし、はるか、あたしとは何をかける。」

葉留佳「鈴ちゃんとは…>>385
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 20:58:10.36 ID:+yOYUL2no
髪飾り
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/19(金) 13:22:19.76 ID:/TF8dhBeO
鈴「なにぃ…良いのか。大事なものって聞いてるぞ。」

葉留佳「まあ2個あるし、一個だけなら…それに、もうこれがなくてもお姉ちゃんのこと信じられるから、大丈夫!」

鈴「…そうか。」

葉留佳「はるちん負けないからね!そのチリンチリンなる髪飾りを奪ってやりますヨ!」

鈴「別に髪飾りはいらんが、負けられんな…」

 


佳奈多「…」パチッ!

クド「…わふぅ…どうしましょうかね…」

来ヶ谷「…ほう、将棋か…」

クド「あ、来ヶ谷さん、朗読は終わったんですか?」

来ヶ谷「いや、終わってないが、佳奈多くんがずいぶん攻めたファッションをしているのが見えてな。気になったから来た。下着姿にマントは中々だぞ。君まさかそういう趣味が…」

佳奈多「…ただの罰ゲームです…脱がされて、寒いからマントを借りてるだけで…」

来ヶ谷「ほう、そうか…理由はなんにせよ悪くないぞ、佳奈多くん。」ハァハァ

佳奈多「…ジロジロ見ないでください…変態ね…変態。」

来ヶ谷「格好的には君のほうが変態だがね。」

佳奈多「…言わないでください。」





葉留佳「えいやー!」パチッ!

鈴「うっさいはるか。集中できん…」

葉留佳「それも作戦ですからネ!ほいやー!ちょあー!」

鈴「…」
勝者
>>387
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/19(金) 15:12:57.63 ID:tNFF9ezlO
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/19(金) 18:35:39.00 ID:dqW0tn4iO


鈴「…王手だな。」

葉留佳「あっ…うむむ…むむむ…」

鈴「…」

葉留佳「……やはは、負けちった…」

鈴「よし、勝ったな。」

葉留佳「いやー、鈴ちゃん強い!さすがですナ…そいじゃ、お約束の髪飾り、一個!」

鈴「ん、一応もらっとく。」

葉留佳「…ぬぬぬ…負けたままは悔しいから、鈴ちゃん、もう一個もかけますヨ!!だからもう一回!」

鈴「別に構わんが、また負けたら髪飾りなくなるぞ、いいのか。」

葉留佳「大丈夫!今度こそ負けないから!鈴ちゃん、今度こそ…覚悟!」






鈴「…王手だな。」

葉留佳「…ありゃりゃ……詰みましたナ…」

鈴「よし、髪飾りくれ。」

葉留佳「むむむ…はい。」

鈴「ん。」

葉留佳「うむむむ……」 

葉留佳(…髪飾りがなくなってしまいましたヨ…)

葉留佳「…お姉ちゃん。」

佳奈多「…何。」

葉留佳「髪飾り、無くなっちゃった。」

佳奈多「…そうみたいね。それで?」

葉留佳「…いやー、お姉ちゃんの髪につけてるやつの半分、妹のはるちんにまた譲ってくれないかなって…やはは…」

佳奈多「>>389
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/19(金) 20:35:24.08 ID:h9ZO8unz0
可愛い妹の頼みなら仕方ないわね
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/20(土) 12:24:43.81 ID:eogiudW0O
佳奈多「…もう賭けたりするんじゃないわよ。」

葉留佳「やったー!お姉ちゃん、ありがとう!やっぱりこれがないとはるちんダメですからナ。」

佳奈多「調子がいいわね、さっきはなくても大丈夫とか言ってたのに。」

葉留佳「だって、とられてみても思ったけど、やっぱりあったほうが落ち着くなーって。やっぱりお姉ちゃんとの繋がりの証を持ってたいみたいですヨ。」

鈴「…はるか、そんな大事なら別にこれ返してやるぞ。」

葉留佳「いやいやー、遊びとはいえ、賭けに負けたものをそんな簡単に返してもらうわけにはいきませんからナ。」

鈴「そうか…よし、なら、かなた。」

佳奈多「何?」

鈴「かなた、はるかの髪飾り、やる。」

佳奈多「え?」

鈴「これなら問題ないだろ。」

佳奈多「>>391
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/20(土) 20:55:20.98 ID:26/9Cm750
ならそれを賭けて私と勝負しましょう
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/21(日) 12:28:57.90 ID:2093KpwdO
鈴「なるほどな。なら何をかけるんだ。」

佳奈多「私も髪飾りをかけるわ。それでいいかしら?」

鈴「ん、いいぞ。それじゃ、やるか。」



葉留佳「…はい、というわけで始まりました、髪飾りを賭けた最後の勝負!二木佳奈多7段対棗鈴8段!」

佳奈多「別に段位なんて持ってないけど…それに、実況なんていらないんじゃない?」

葉留佳「ほら、それは雰囲気?細かいことは気にしないでくださいヨ。…というわけで、実況は私三枝葉留佳、解説は神北小毬6段をお呼びしました。よろしくお願いします。」

小毬「よろしくお願いしまーす。」

鈴「こまりちゃん、将棋出来ないって言ってたが、できるのか。」

小毬「私なりにがんばるよ〜。」

佳奈多「クドリャフカじゃダメなの?」

葉留佳「クー公でも良いけど、こまりんの方が喋ってないから、そっちがいいかなーって。まま、それはいいから、始めてくださいヨ!」




葉留佳「さあ、始まりました…最初の動き、どう見ますか?神北6段。」

小毬「どっちもちゃんと考えててすごいよね〜。」

葉留佳「なるほど。どちらもすごいと言うわけですね。」

小毬「うんうん、二人とも、ファイトだよー!」





鈴「…」パチッ!

葉留佳「…おっと、攻めた一手が出ましたね。」

鈴「これ、攻めてるのか。そんなつもりはないぞ。」

葉留佳「えっ?えー…はるちんにはそう見える!ねぇ、神北7段もそう思うよね?」

小毬「うんうん、せめてるせめてる!鈴ちゃん頑張って!」

鈴「…ああ頑張るぞ、こまりちゃん。」

佳奈多「…どうでも良いけど、神北さんは6段じゃなかったかしら?」

葉留佳「あれ、そうでしたっけ?間違えちゃいました、やはは。」

佳奈多「あなた実況ごっこするならせめてもっとちゃんとやりなさいよ…」



佳奈多「…王手。」

鈴「なにぃ…」

葉留佳「さあ、そろそろ対局も佳境といったところでしょうかネ。」

小毬「ドキドキだね〜。鈴ちゃん、かなちゃん、頑張ってー!」

佳奈多「…!」

鈴「…!」
勝者
コンマ判定、下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>393
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/21(日) 20:50:49.18 ID:ZYRpBbnw0
がんばれがんばれ
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/22(月) 14:54:08.92 ID:/YMFmuwGO
(今さら佳奈多は髪留め一個しか持ってないことを思い出しました…佳奈多は>>390で葉留佳に一個しかない髪留めを渡したということになります。鈴が2個、葉留佳が一個持ってます。勘違いがありました。すみませんでした。)

鈴「…なら、こうだ。」

佳奈多「っ!」

葉留佳「おおーっと!ここでこの返し!素晴らしい返しです!」

小毬「そうなの?」

葉留佳「うん。たぶん素晴らしい返し!お姉ちゃん困ってるっぽいし!」

小毬「じゃあかなちゃんがピンチなんだね、かなちゃん、ファイトー!」

佳奈多「……」



鈴「…王手だな。」 

葉留佳「おっと、これは……」

佳奈多「…参りました。」

葉留佳「決まったー!二木佳奈多対棗鈴!勝ったのは棗鈴だー!」

小毬「すごーい!鈴ちゃんおめでとー!」パチパチ

鈴「…」

小毬「…あれ?鈴ちゃんどうしたの?」

鈴「…まずいな、勝ってしまった…」

小毬「勝っちゃだめなの?」

鈴「あたしが髪飾りを返してやろうと思って始まってるのについ勝っちゃったぞ、これじゃ返せない、どうしようこまりちゃん。」

小毬「ええ〜。それは困っちゃったねぇ…」

佳奈多「…良いわよ別に返さなくて。そういう勝負なんだから。」

鈴「…良いのか?」

佳奈多「良いわ。好きに使って。」

鈴「…かなたがそういうなら…貰っとく。」

葉留佳「じゃあお姉ちゃん、さっき貰ったのはやっぱりお姉ちゃんに…もともととられてるのは私のだし…」

佳奈多「良いわ。葉留佳がもってなさい。これ持ってなきゃ落ち着かないんでしょ?私は大丈夫だから。」

葉留佳「でも…」

佳奈多「持ってなさい。必要な人が持ってるべきだわ。」

葉留佳「…お姉ちゃん…」

佳奈多「…さて、そろそろ疲れたから将棋はやめましょうか。」

小毬「じゃあ>>395でもする〜?」
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 15:27:27.38 ID:9sCmEDkxo
かなちゃんは服を着て
罰ゲームなしの大富豪
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/22(月) 19:21:20.94 ID:PFhA6D7SO
鈴「いいと思う。平和だしな。」

佳奈多「…服着てもいいかしら?」

葉留佳「うーん、ま、もういいですヨ。」

佳奈多「…やっと着れるわ…マント、感謝するわ、クドリャフカ。」

クド「わふー、気にしないでください!」

小毬「えーっと…ゆいちゃんとみおちゃんはまだ読んでるみたいだから、とりあえずこの5人でやってよっか!」

鈴「ルールはどうする。縛りはつけるか。」

葉留佳「革命とかは必要でしょうナ。」

クド「8切りもあったほうが良いですかね。イレブンバックはいれますか?」

小毬「階段はどうする〜?」

佳奈多「…ちょっと待って、皆何を言ってるの?」

葉留佳「何って…大富豪のルール?」

佳奈多「…ちょっと、一個ずつ説明して…」

葉留佳「えー、お姉ちゃん大富豪知らないの〜?」

佳奈多「基本的なルールは知ってるけど、そういうのはわからないわ。やったことないもの。」

葉留佳「しょうがないですナ、このはるちんが教えてしんぜよう!」




葉留佳「…ってわけで、こういうローカルルールを入れたら大富豪がさらに楽しくなるって訳ですヨ!」

佳奈多「…なるほどね、大体わかったわ。」

葉留佳「よーし、それじゃ、先行はじゃんけんで決めますヨ!レッツ、スターティン!」



佳奈多(私が一番最初ね…普通の大富豪なら少ない数を出すのだろうけど、今回は色々ルールがあるから考えなきゃいけないわね…まあとりあえず、6くらいにしときましょう。)

葉留佳「ハートの6ですか…よーし、はるちんのこいつをくらえ!K!」

鈴「なにぃ…パス…」

クド「わふー!三枝さん、攻めますね…パスしておきます。」

小毬「うーん、ここはパスかなぁ。」

佳奈多「パス。」

葉留佳「ふふふー、ここからはるちんタイムの始まりですヨ!!」

佳奈多(やっぱり葉留佳は最初からどんどん切ってくるタイプ…そこに無理に付き合う必要はないわ…)

葉留佳「よっしゃー、ガンガンいきますヨ!」
勝者
>>397
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 20:14:41.46 ID:2F1/mA4e0
クドリャフカ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/23(火) 12:09:45.76 ID:lwQgk4MoO




葉留佳「ほいや!J!」

鈴「イレブンバックか…よし、なら、ここで3だな。」

佳奈多(鈴さんも中々思いきりがいいみたいね。)

鈴「みんなパスだな。…よし、じゃあ、7のペアだ。」

クド「…どうしましょうかね…わふぅ……出しても大丈夫でしょうか……はい、とりあえず、9のペアで。」

佳奈多(クドリャフカは慎重に考えていくタイプのようね。)

小毬「うーんとね…じゃあ〜、13のペアだよ〜!」

佳奈多「…パス。」

佳奈多(上げてきた……小毬さんが一番読めないのよ…何かふわふわしてると言う感じというか…)

小毬「みんなパスかな?……じゃあ次は…5だよ〜。」

佳奈多「なら…9。」

葉留佳「…うむむむむ…パスですヨ…」

佳奈多(そうこうしてる間に葉留佳は息切れしてきてるわね…さあ、どうなるか…)


鈴「よし、Kだ。」

クド「…そろそろですかね…2です!」

佳奈多(…攻めてきたわね…)

クド「…誰もだしませんね。…では、次は…6のスリーカードです!」

小毬「うーん、出せないねぇ、パスだよ〜。」

佳奈多「…止められないわね、パス。」

葉留佳「パス!」

鈴「無いな。」

クド「でしたら…これで上がりです!11のペアです!」

佳奈多(…一着はクドリャフカ…)

クド「わふー!一位です!アイアムウイナーオブリッチパーソンなのです!」

小毬「おめでとー!あとクーちゃん。カードゲームの大富豪は英語でCareer pokerとかPresidentっていうんだよ。」

クド「そうなのですか?」

小毬「前ゆいちゃんから聞いたんだ〜。」

クド「わふー、直訳じゃダメなんですね。英語は難しいです…」

小毬「まだまだ頑張らないとね〜…じゃ、ゲームの続きしよっか…あ、11だから、これで私も上がりだね〜。」

佳奈多「…!」

佳奈多(意外ね、小毬さんが二位…)




佳奈多(…その後の最終結果は、私が平民、鈴さんが貧民、葉留佳が大貧民だった。)

葉留佳「いやー、最初にだしすぎましたナ…」

佳奈多「次はもっと計画性を持ちなさい…さて、じゃあ、もう一回やりましょうか。」

小毬「次はあっちの二人も誘おうよ〜ねぇゆいちゃん、みおちゃん。一緒にやろ〜?」

美魚「>>399
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 15:26:49.76 ID:ZKHqKWpRO
受けてたちます
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/23(火) 20:01:02.39 ID:WHmv9TjBo
佳奈多「…」

来ヶ谷「よし、なら私もやってやろうじゃないか。」

小毬「参加してくれるんだね、ありがとー。二人は平民さんからだね〜。」

美魚「はい、わかりました。」 

葉留佳(おおー、さすがはこまりん!二人を誘い込むことが出来ましたナ。)

来ヶ谷「ルールはどうしている?5スキップ、7渡しなどはありかな?」

葉留佳「やってないですネ。お姉ちゃんが初心者なんで。」

来ヶ谷「なんだ、そうか…そういうのがあるほうが楽しめるんだがな。まあいいだろう。」

美魚「それでは、やりましょうか。」

佳奈多「…私抜けようかしら。」

葉留佳「まぁまぁまぁ、お姉ちゃん、大富豪は2回目からが楽しいやつですからネ。やりましょう?」

佳奈多「でも…」

葉留佳「いいから、もう一回やりましょうヨ!!」

佳奈多「…」
勝者
>>401
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 20:28:58.67 ID:9gbRD9Gt0
美魚ちん勝利
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/24(水) 14:13:29.76 ID:1OdO2wAUO
葉留佳「…じゃあ、えーっと…クドリャフカ様、年貢でございやす!」

クド「わふー、ありがとうございます!」

佳奈多「…その口調は何?」

葉留佳「ほら、はるちん大貧民でございやすから。」

佳奈多「…それ、いる?」

葉留佳「そこは雰囲気でごぜぇやすよ。お姉ちゃん。」

佳奈多「なんなのよ、それ…」

鈴「……こまりちゃん、年貢でごぜーやすー。」

小毬「鈴ちゃんも真似するんだ〜。うん、鈴ちゃん、ありがとう〜。」





来ヶ谷「…2だ。」

小毬「ほぁあ…パスだよ…」

佳奈多(…来ヶ谷さんは何を考えているの佳なんてわからないからまあいいとして…)

来ヶ谷「…では、素直に5だ。」

美魚「…8で流します。」

佳奈多「…」

佳奈多(西園美魚…何を考えてるのか…)

美魚「…では、5のフォーカード、革命で。」

佳奈多「!?」

佳奈多(革命…しまったわね、大きいカードしか手札にはない…)

葉留佳「おおー、やりますなぁ。」

美魚「…誰もいませんね。…では、4で上がりです。」

小毬「わー、すごーい!早い!」

鈴「やるな。」

美魚「…あとは皆さん、頑張ってくださいね。」



葉留佳「…はい。9!上がり!」

佳奈多「…」

葉留佳「やったー!貧民ですヨ!」

佳奈多(調子が崩れたわ……まさか大貧民になるなんて…)

葉留佳「じゃ、最後にもう一回やりましょうヨ!」

美魚「やりましょうか。」

佳奈多「…」


美魚「…さあ大貧民さん、私にカードを。」

佳奈多「……」

美魚「…そんな睨み付けないでください。」

佳奈多「…いいから早くカードを寄越しなさい…」

葉留佳(おお…バチバチしてますナ…)
次の勝者
>>403
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/24(水) 15:42:28.41 ID:QgaqxMJNO
葉留佳
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/24(水) 19:06:32.95 ID:PZnL+Pz7O
葉留佳(とはいえそこで勝ちを狙いにいくのがはるちんなのだ!)

佳奈多「…」

葉留佳(…最初は大貧民、お姉ちゃんからスタート…これはチャンス!)

佳奈多「…4。」

葉留佳「必殺、8!」 

鈴「む…」

葉留佳「からの…必殺、10のスリーカード!!」

鈴「むむ…パス。」

クド「ないです。」

葉留佳「みんな、無いですカ?…ふっふっふっ、なら…6のペア!」

鈴「なんだ、普通だな。…9のペア。」

クド「わふぅ、パスです…」

来ヶ谷「ここは…まだいいか、パス。」

小毬「パスだよ〜。」

美魚「…では、12のペアを。」

佳奈多「…パス。」

葉留佳「パス!」

美魚「……皆さん無いようですね。では私は…無難に、5くらいですかね。」

佳奈多「…なら、7。」

佳奈多(…葉留佳はいつも通りなら息切れのはず…)

葉留佳「もう一枚必殺の…8!」

佳奈多「…!」

葉留佳「そして…最後の、345階段!上がり!やりましたヨ!戦略の勝利!貧民から大富豪!アメリカンドリーム!」

佳奈多「…」  

美魚「…おめでとうございます。」

葉留佳「お姉ちゃん、あとは頑張ってくださいネ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳に上がられたとなると、厳しいわね…)





佳奈多(…結局、また上がれなかった…)

葉留佳「よーし、じゃあもう一回…」

鈴「大富豪飽きたな、別のトランプゲームやらないか。」

クド「良いんじゃないですか?」

葉留佳「ええー。せっかく大富豪なのにぃ…まあいいですヨ、なら…>>405
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/24(水) 19:53:13.16 ID:Zc1dteAv0
心理戦が面白いインディアンポーカーなんてどうでしょ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/25(木) 14:25:42.18 ID:iRrpt7XJO
佳奈多「インディアンポーカー?何それ?」

クド「わふぅ…私もわからないです。」

美魚「…インディアンポーカーとは、まず参加者全員にカードを一枚配り、それを自分以外に見えるように、頭の前に掲げて、他の人のカードや反応から自分のカードを推理して、勝負をするか下りるかを判断します。そして勝負をした人の中でもっともカードの数が大きい人が勝ちですね。」

小毬「勝った人はどうなるの?」

美魚「勝った人は勝負をした人の掛け金を全てとれます、そうなると掛け金をあげるかどうかというのも駆け引きになりますね。…ですが、本当にお金をかけるわけにはいきません、どうしましょうか。」

来ヶ谷「西園女史、チップならあるぞ。」

佳奈多「…なんでそんなものを…」

来ヶ谷「こんなこともあるかと思ってな。…さて、聞くよりもやってみたほうが早い、早速やってみようか。」


葉留佳「自分のは見ちゃダメですからネ……そいじゃ、せーので見せてくださいヨ…せーの!」
葉留佳 3
クド  1
小毬  6
鈴 10
来ヶ谷 5
美魚  9
佳奈多(…なるほどね、こうやって他人のカードが見えているわけね…)

葉留佳「そいじゃ、一分間の話し合いタイム!スタート!」

小毬「わー、鈴ちゃんいいカードだね〜。」

鈴「そうなのか。…小毬ちゃんは低めだな、気を付けた方がいいぞ。」

小毬「そうなんだ…低めなんだねー、じゃあ勝負はしない方がいいのかな〜。」

クド「来ヶ谷さん、あまり強くないですね。私のはどうですか?」

佳奈多(…見た感じ、こういう正直者…嘘の苦手そうな純粋な人と…)

来ヶ谷「能美女史、良いカードだぞ、どんどん勝負していくと良い。」

クド「わふー、そうですか。」

葉留佳「みおちーん、めちゃくちゃ強いのひいてますネー。やはは。」

美魚「そうなんですか?三枝さんも中々ですが。」

佳奈多(…ああいう人を騙そうとするペテン師に別れてるわね…)

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃんははるちんのカード、どうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないんじゃない?」

葉留佳「悪くない…ほうほう…悪くないなら、少なくともお姉ちゃんのには勝てますナ。お姉ちゃんはあんまり勝負しない方が良いですヨ?」

佳奈多「…なるほどね。」 

佳奈多(葉留佳によれば、これは弱いカード…だけど、信用に値するかどうか…そうね…ここは…)

佳奈多「…クドリャフカ。」

クド「わふ?」

佳奈多「…来ヶ谷さんはああいってたけど、あなたのために、勝負しない方が良いわ。」

クド「そうですか?来ヶ谷さんも三枝さんも強いっていってくれたんですけど…」

佳奈多「あの二人は息をするように嘘をはくから、気を付けなさい…で、私の方はどう?」  

クド「佳奈多さんは…中々強いです!勝負をしても良いと思います!」

佳奈多「…なるほど、ありがとう。」

佳奈多(…さて、次は…)

来ヶ谷「佳奈多くん。良いかな?」

佳奈多「…来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだ、詐欺師を見るような目で私を見ているな。このゲームでは感情が顔に出るようでは勝てないぞ?…それで佳奈多くん、君は私のカードをどうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないですけど、強くはない…私が見えてるなかでは、3番目ですね。」

来ヶ谷「ほう…私から見れば君が3番目だがね。信じるか信じないかは君の自由だが。」

佳奈多(油断ならないわね……)
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/25(木) 14:26:13.92 ID:iRrpt7XJO




葉留佳「…はい、1分たったので相談タイム終わり!」

佳奈多(…さて…葉留佳が言うには私は弱く、クドリャフカが言うには強い…来ヶ谷さんがいうには私は3位…つまり8、7、6のどれか…誰のいうことを信じるかね…正直一番信用ならないのは来ヶ谷さん、次いで葉留佳だけど…)

葉留佳「さー、それじゃ、勝負をする人はそのままカードをもって、降りる人は下ろしてくださいヨ!それでは…せーの!」
佳奈多(…どうする?)
降りる
勝負する
>>408
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 16:00:27.19 ID:cZ/d/cUvO
勝負する
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/25(木) 18:34:30.82 ID:iRrpt7XJO
佳奈多(ここはクドリャフカを信じて、強いカードのはず…)

佳奈多「…」

葉留佳「…えーと、勝負をしたのは…はるちん、お姉ちゃん、鈴ちゃん!クー公!…そいじゃ、自分のカードを確認!」
葉留佳 3
鈴   10
佳奈多 8
クド  1
クド「わふっ!?…騙されました…」

鈴「…よし、こまりちゃんを信じてよかった…」

葉留佳「あちゃー!3ですカ…みおちんと姉御に騙されましたヨー!」

佳奈多「…」

来ヶ谷「言っただろう、3番目だとな。」

佳奈多(くっ…来ヶ谷さんが本当の事を言ってたなんて…)

葉留佳「それじゃ、負けて人は鈴ちゃんにチップを渡して…よーし、なら、自分のカードを確認して良いですヨ!」

美魚「…なるほど、9でしたか、悪くなかったですね。」

来ヶ谷「5か、なんともいえんな。」

小毬「6だったよー。しょーぶしないでよかったー!」

葉留佳「さあ、それでは気を取り直して…第二ゲーム!スタート!」




佳奈多(…次は…)

葉留佳 9
クド  6
小毬  3
鈴   6
来ヶ谷 J
美魚  7

佳奈多(…なるほど、来ヶ谷さんがJを持っている…厄介ね…)

佳奈多「…」

美魚「…佳奈多さん。」

佳奈多「……何?」

美魚「あなたの数字、弱いですよ、勝負はやめた方がいいかと。…どうですか。私の数字は。」

佳奈多「…」

佳奈多(あえて私に聞いてきた…ということは何かの企みの可能性が高いわね…私はどう返すか…)
1.嘘をつく
2.あえて正直に言う
>>410
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 21:53:46.69 ID:lfiYrudfo
1
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/26(金) 12:29:56.66 ID:ci3QPgKLO
佳奈多「強いわよ。」

美魚「勝てそうですか?」

佳奈多「ええ、勝負をした方がいいわね。来ヶ谷さんにも負けないし。」

美魚「…なるほど、わかりました。」

佳奈多(……私が彼女を騙すように、向こうも私を騙そうとするでしょう…だとしたら、彼女の言うことは嘘ということになるわね…)

美魚「…」

美魚(…おそらく佳奈多さんは私を信用しないでしょうが…さて、私は佳奈多さんの言葉をどう解釈するべきでしょう。佳奈多さんが私と同じ思考だとしたら……)

美魚「…」

佳奈多「…」




葉留佳「はい、時間終了!勝負をするか決めてくださいネ…はい、どうぞ!」

佳奈多「…」
勝負する
勝負しない
>>412
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 14:45:12.50 ID:cBUeKIb6o
勝負しない
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/26(金) 18:14:36.30 ID:R+jOuHP+O
佳奈多(ここは…あえて彼女を信じてみましょう…)

葉留佳「えーと、勝負したのは…はるちん、姉御、みおちん、こまりん!それじゃ、一斉に…せーの!」

来ヶ谷「ふふ、私の勝ちだな。」

葉留佳「むむむ…9…思ったよりも低いですナ…」

小毬「ほわぁ…3だったよ…」

美魚「…なるほど…」

美魚(佳奈多さんも私と同じくあえて真実を言うという選択をして来ると思いましたが…誤算でしたね。思ったよりも単純な人だったのですね。)

佳奈多「…賭けてない人も見ましょうか…私のは、2…」
 
佳奈多(…彼女は真実を言っていたようね…私はあなたを信用しないと思ったんでしょうが…甘かったわね。)

葉留佳「むむ、はるちん二連敗ですヨ…次こそ逆転してやりますヨ!…てことで、次!」




葉留佳 6
クド  8
小毬 10
鈴   3
来ヶ谷 5
美魚  Q

佳奈多(…西園美魚はQ…勝つにはおそらく、西園美魚に勝負させない必要性があるわね…)

美魚「…今度はどうですか?佳奈多さん。」

佳奈多「…そうね…」
また嘘をつく
今度は本当の事を言う
>>414
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 01:16:02.92 ID:YloQeVEYO
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/27(土) 12:16:32.34 ID:GNYVX2g0O
佳奈多「…そんなにね。鈴さんや来ヶ谷さん辺りになら勝てる、ってところかしら。…信じるかどうかはあなた次第だけどね。」

美魚「なるほど。」

佳奈多「…私のは?」

美魚「…そうですね、葉留佳さんまでなら勝てる、それくらいの強さでしょうか。勝負はしなくていいかと。」

佳奈多「…そう…」

美魚「…先程私は嘘つきのあなたとは違い、本当の事を言いましたからね、佳奈多さん。」

佳奈多「…今回はどうだか…泥棒猫は、いつ騙して来るかわかったものじゃないわ…」

美魚「…」

佳奈多「…」

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃん!」

佳奈多「…何、今ちょっと考えてるのに…」

葉留佳「いやー、数、どうっすか。」

佳奈多「…普通よ、あまり勝負をしかけない方がいいくらいかしらね。」

葉留佳「なるほど〜。」

佳奈多「…わかったなら、もういいかしら?考えたいから。」

葉留佳「…お姉ちゃん、みおちんをライバル視してますナ…」

佳奈多「ライバルじゃないわ、彼女は…敵よ。」

葉留佳「おおう…」

葉留佳(なんか余計仲悪くなってませんかネ…)




葉留佳「はい、時間終了!」

佳奈多「…」

美魚「…」

佳奈多(…さあ、どうするか…)

美魚(さあ、どうしましょうか…)
勝負をかけるか書けないか
コンマ判定
下一桁目が奇数なら佳奈多は勝負をする。
下二桁目が偶数なら美魚は勝負する
>>416
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 21:32:56.84 ID:jjVZ9DuR0
そいやそいや
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/28(日) 13:18:15.66 ID:9cZZ1Tw8O
佳奈多(……彼女は私に疑われているのをわかっているわ、だから前回はあえて本当の事をいった…そして今回も同じ手を使うとは考えにくいわけだけど、でも、その心理を利用してまた…というのもあり得る…そうね、ここはまた…)

美魚(…さて、前回佳奈多さんは嘘をついてきました…今回はどうなるでしょうか。可能性としては今度は逆に本当の事をいう…、しかし、佳奈多さんはそうシンプルでしょうか。…今回は本当の事をいってくると踏んで、逆に今回もあえて嘘をついた…その可能性もありますね…ここは…)

美魚「…」

葉留佳「勝負をしたのは…みおちん、こまりん、はるちん!それじゃあ…どうぞ!」

美魚「…やりましたね。」

小毬「ほわぁ…負けちゃったよ…」

葉留佳「むぅ…また微妙なカードでしたなぁ…ちぇー、これで3連敗ですヨ…」

佳奈多「…あなたはもっと考えなさい…」

葉留佳「でも心理戦とか得意じゃないんですヨ…ていうかお姉ちゃん、どうして勝負しなかったんですカ。」

佳奈多「え?」

葉留佳「見てくださいヨ、自分のカード。」

佳奈多「…これは…Q…」

葉留佳「うん、勝負すればみおちんと分けれたんですヨ。」

佳奈多「…なるほど………やられたわね…」

美魚「……今回は私の勝ちですね、佳奈多さん。」

佳奈多「……ええ、泥棒猫さんは騙すのが得意みたいね。私には真似できないわ。」

美魚「誉め言葉ですね。どうも。」

葉留佳「…」

葉留佳(…うーん、上手くいかないですナ…なんとかならないっすかね…ここは、別の事を…)

葉留佳「…さーて、そろそろなんか別の事しましょうヨ!」

佳奈多「なら…>>418
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 15:57:13.71 ID:yZxILwdXO
試験が近いから解散で
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/28(日) 18:37:05.04 ID:hWFpH15tO
葉留佳「えっ、もう?」

佳奈多「もうっていっても、かなり時間はたってるわよ?それに、文化祭が終わって一週間もすればテストなんだから、そろそろやらないと駄目よ。」

小毬「そうかもねぇ…」

鈴「確かにテストは近いな。」

葉留佳「…むむ……じゃあ、女子会はここで解散して、皆で勉強会とか?」

クド「わふー、いいですね!」

佳奈多「…この騒がしいメンバーで集まっても勉強にならないんじゃないかしら?」

葉留佳「でも楽しいですヨ。」

佳奈多「…なら、やればいいけど、私は帰るわ。」

葉留佳「えー…そんなお姉ちゃん一人だけのけ者みたいな事出来ないですヨ…」

来ヶ谷「ならば最初にいった通り、今日は別に解散でも良いんじゃないか?勉強会ならばまたあとにやればいい。」

葉留佳「姉御まで…」

来ヶ谷「葉留佳くん、急いては事を仕損じる、またの機会にやるのでも問題がないなら、急ぐこともない。」

葉留佳「むむむ……皆、解散でいい?」

鈴「まあ、仕方ないな、良いぞ。」

小毬「うん、良いよー。」

クド「別に構いませんよ。」

美魚「良いですよ。」

葉留佳「…じゃあ、今日は解散!みんな、また会う日まで!」




火曜日
葉留佳「…という感じでしたヨ!」

理樹「…そっか。」 

理樹(やっぱり、上手くはいかないなぁ…)

理樹「…どうしたら良いのかなぁ…」

葉留佳「やっぱり近くで見てても、かなり険悪に感じましたヨ。中々厳しいんじゃないですかネ…」

理樹「…」

葉留佳「…ま、とにかく昨日の事は伝えましたからネ…じゃ、理樹くん、また放課後練習で!」

理樹「あ、うん…」

理樹(…どうしたものかなぁ…)

佳奈多「…直枝?」

理樹「あ、佳奈多さん、どうしたの?」

佳奈多「…葉留佳と何か話してるみたいだったから。ちょっと声かけただけよ。」

理樹「そっか。昨日女子会をやったって聞いたから、葉留佳さんから聞いてたんだよ。佳奈多さんもいたんだよね?」

佳奈多「ええ、いたわね。」

理樹「どうだった?」

佳奈多「>>420
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 19:17:48.54 ID:UPoWnytg0
まあ…悪くなかったかな
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/28(日) 21:29:40.71 ID:sK8e3C18O
佳奈多「将棋を指したり、トランプをしたりね。」

理樹「そう、よかった。」

佳奈多「…ただ、西園美魚がつっかかってくるのが不快だったけど。」

理樹「…そっか…」

理樹(やっぱり上手くいってないね…)

佳奈多「…直枝、あなたは何してたの?」

理樹「僕は普通に勉強したり、真人とあそんだり………あれ?」

佳奈多「…?どうかした?」

理樹「いや…そういえば佳奈多さん、いつもと何か違う気が………あ、佳奈多さん、いつも髪留めつけてるのに、今日は…」

佳奈多「ああ、そのこと…昨日色々あって、あげたのよ。葉留佳に。」

理樹「え?佳奈多さんはあれ一個しか持ってなかったと思うけど…大事なものだよね?」

佳奈多「そうだけど、良いのよ、別に。」

理樹「え、良いの…?」

佳奈多「気にしないで、大丈夫だから。あれがなくても私は葉留佳を信じていられるから。」

理樹「…そっか、まあ佳奈多さんがそういうなら良いけど……でも何か、少しの変化だけど、慣れないよね。」

佳奈多「…変なら明日から何か別ので留めてくるけど。」

理樹「いや、変じゃないよ。それはそれで似合ってるから。」

佳奈多「…そう…」

理樹(少し嬉しそうな顔をする。)

佳奈多「……じゃあ、そろそろ授業始まるから、教室に戻るわ。」

理樹「あ、そんな時間か…うん、またね。佳奈多さん」

佳奈多「…ええ。また。」


理樹「………」


昼休み
理樹「……」
理樹(さて、今日は…)
1佳奈多と会う
2真人と遊ぶ
3自由安価
>>422
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 22:34:13.34 ID:xXXJ2c4uO
2
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/29(月) 15:39:26.60 ID:i1byfXnbO


理樹「…やあ真人。今日も遊ぼう!」

真人「ああ良いぜ、実はな理樹、俺は昨日発見したことがある。」

理樹「それは是非聞きたいね。何?」

真人「それはな…筋肉革命のその先さ。」

理樹「革命のその先……響きだけでもすごそうだね、それはどういうものなの?」

真人「まず、筋肉を鍛えると時々暴徒とかすよな。」

理樹「うん、疑いようがなくそうだね。」

真人「そして、その暴徒と化した筋肉を俺はいつも鎮めようとしてるわけだ。」

理樹「うん。」

真人「だが、そこで鎮めようとしないと革命になる。…だがこの前、俺はそれでもなお筋肉を鍛え、鎮めなかった…そしたら、どうなったと思う?」

理樹「…どうなったの?筋肉センセーション?」

真人「…違う。……革命の先に、筋肉連邦が完成する。」

理樹「筋肉…連邦…?なんて楽しそうな連邦だ…」

真人「それは体が筋肉、すべてが筋肉…あらゆるものが筋肉の連邦…そんな世界が見えたぜ…」

理樹「それは…すごいね…」

真人「理樹、お前も筋肉連邦…見たくねぇか?」

理樹「…見たい…どうすれば見れる?」

真人「それは…ガンガン鍛える!よし理樹、行こうぜ!鍛えに!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」






理樹「…ふぅ、良いトレーニングだった…」

真人「…理樹…これ、やるよ。」
>>424を手にいれた!
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 20:11:01.96 ID:hm6DQWgrO
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画観覧券
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/30(火) 12:27:44.94 ID:WHEZFEySO
理樹「アニメ映画のチケット…?」

真人「行ってこいよ…二人で…」

理樹「うん、ありがとう…でも何か、いつもいろいろ貰っちゃって…良いの?」

真人「気にすんな、普段世話になってるお礼だぜ!」

理樹「そんな、別に良いよ…僕だって真人には世話になってるし…」

真人「いいや、俺の方が理樹の世話になってる。昔からずっとな。だから今は俺がお前を助ける番だ。」

理樹「そんなこと…」

真人「なんか、理樹と二木と西園の間でなんか…変な感じになってるんだろ?俺ができるのはこうやって応援するくらいだからな。幼馴染みとして、それくらいやらせてくれ。理樹。」

理樹「真人…うん、ありがとう。」

真人「へっ、良いってことよ!」



理樹(その後…)

理樹「……」   



理樹(…授業が終わり、放課後だ。)

理樹(…さて、昼休みに筋トレして疲れたけど、今日も練習にいこう…)



練習場
恭介「お、理樹か。」

理樹「あ、恭介…早いね。」

恭介「俺は気合い入ってるからな。…それより理樹、昨日は平気だったのか?」

理樹「あ、うん、佳奈多さんと葉留佳さんはなんとかなったよ…でも…」

恭介「なんだ、他に何かあったのか?」

理樹「…いや、何でもないよ。僕がどうにかしなきゃいけない事だから。恭介も他に考えることがあるだろうし…」

恭介「…そうか、理樹がそういうなら、お前に任せよう。」

理樹「…うん、ありがとう。恭介。」

恭介「…で、他のやつらは?」

理樹「来ないとは聞いてないから、待ってれば来ると思うよ。」

恭介「そうか、なら、もう少し待つか…」

理樹「そうだね…」



理樹(…待っていると…>>426が来た。)
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 13:22:21.02 ID:gV+nQ6KpO
葉留佳
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/30(火) 19:47:33.72 ID:C9UQTCklO
葉留佳「みなさん、やはー。」

理樹「…葉留佳さんか…」

恭介「…三枝か…」

葉留佳「え、なんか二人して、「なんだ、お前か…」みたいな雰囲気を感じるんですケド…まあそりゃ理樹くんにとってはお姉ちゃんの方が良いのはわかりますがネ。」

理樹「いやいやいや、そんなつもりは…」

葉留佳「なんか雰囲気ににじみ出てましたヨ!!なんだあいつか…うるさいのがきたなぁ…みたいな感じがありましたヨ!特に恭介さんから!」

恭介「まあ、正直ちょっと思ったな。」

葉留佳「えっ!?」

恭介「あいつの方がよかったともおもった。」

葉留佳「あいつって…寮長さん?」

恭介「ああ。」

葉留佳「…理樹くんは?」

理樹「…正直、最初佳奈多さんに見えて、葉留佳さんとわかって、ちょっと、残念というか、なんというか…」

葉留佳「…あれ、もしかしてはるちん、ウザがられてますカ…?」

恭介「ほう、ようやく気がついたか。」

理樹「恭介!?ちょっと…」

葉留佳「…そうっすカ…ウザがられてましたカ…」

理樹「いやいやいや、そんなことないよ?葉留佳さん、僕はそこまで思ってないよ?」

葉留佳「理樹くんもちょっとは思ってるんだ…」

理樹「いや、そういう訳ことじゃなくて…」

葉留佳「もはやこのバンドではるちんは必要とされていないんですネ……うわーん!バンドやめてやるー!」

理樹「ちょっと、そんなこと言わないでよ、葉留佳さん!僕は葉留佳さんのことうざいとか思ってないから!」

葉留佳「うわーん!」

佳奈多「…何、ちょっと…どうしたの?」

理樹「あ、佳奈多さん、葉留佳さんがちょっと…」

佳奈多「葉留佳が何?」

葉留佳「…お姉ちゃんははるちんのことウザいと思う?」

佳奈多「>>428
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 21:26:42.13 ID:ygSTmf5Z0
そんなこと思う訳ないでしょ!
誰かにそう言われたの?そんな奴私がぶっ飛ばしてやるわ!
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/01(水) 12:51:52.57 ID:2p12LojBO
葉留佳「…恭介さんと理樹くん…」

佳奈多「…そう…じゃあ…直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…そんなこと言うんじゃないわよ。次から。」コツン。

理樹(軽く僕の頭を小突く。)

理樹(あ、良かった…こんなものですんだ…)

佳奈多「…棗先輩。」

恭介「…」

佳奈多「…妹を傷つけたあなたの罪は重いわ…償いなさい!」ドガバキッ!

恭介「ぐはぁぁぁぁっ!」

理樹「恭介!」

恭介「ぐっ…理樹…あとは…任せたぜ…ガクッ…」

理樹「恭介ー!」

葉留佳「おおぅ…良い右ストレートが入りましたネ…」

佳奈多「…妹を傷つけたんだから、当然よ。」

葉留佳「あと、理樹くんには甘いですネ。」

佳奈多「…それは…」

葉留佳「ひゅー、ラブラブですナ!」

佳奈多「…やめて…違うわ、直枝の方が罪が軽いと思っただけだから…」

葉留佳「いやいや、そうじゃないでしょー、やっぱラブだからでしょー。」

佳奈多「…違うから……直枝。」

理樹「…はい。」

佳奈多「…葉留佳とはこれからも仲良くいなさい。…いずれは…その…あなたの義妹になるかもしれないんだし…」

理樹「…うん…そうだね…」

葉留佳「じゃ、今からお義兄ちゃん呼びに慣れといた方が良いっすかネ、理樹お義兄ちゃん!」

理樹「やめてよ…」

佳奈多「まだ違うんだから、やめなさい。」

葉留佳「やはは、わかってますヨ。お姉ちゃん、理樹くん。」

理樹「もう…葉留佳さんは…」

理樹(その時…)

あーちゃん先輩「みんな、やっほー。遅れてごめんねー。」

理樹「あ、寮長さん…」

恭介「…」

あーちゃん先輩「…あらあら、恭介どうしたの?」

理樹「かくかくしかじかで…」

あーちゃん先輩「>>430
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 13:17:41.23 ID:9/FDyR0Io
自業自得ね
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/01(水) 18:40:56.71 ID:N8qoCmBxO
あーちゃん先輩「…ちょっと意識落ちるほどの威力で殴ったなのはどうかと思うけどね。」

佳奈多「妹を傷つけたんですから、当然です。」

あーちゃん先輩「あら、かなちゃんついにシスコンが前面に出てきたわね。」

佳奈多「シスコンじゃないです。普通です。」

あーちゃん先輩「どうかしらねぇ。にゅふふ。」

佳奈多「からかうのはやめてください…やりますよ、練習。」

あーちゃん先輩「恭介がのびてるけど?」

恭介「…」チーン…

あーちゃん先輩「…ちょっとくらい待ってあげない?…ていうか、これ大丈夫?」

佳奈多「…さぁ、どうでしょう…手加減はしてないので。」

あーちゃん先輩「…ちょっとー、恭介ー、大丈夫ー?」

恭介「ぐっ…ぐ…」

あーちゃん先輩「あ、良かった、意識復活したわ…」

恭介「ぐ…ぐうっ……」

あーちゃん先輩「大丈夫?立てる?」

恭介「…ちょっと、大丈夫じゃないな…まだ立てない。」

あーちゃん先輩「じゃあどうすれば良いかしら?」

恭介「…>>432をしてくれれば…立てるかもしれないな…」
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 22:48:35.21 ID:Mb1O6bIi0
理樹が女装
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 14:13:09.02 ID:HBtwO+AGO
理樹「えっ。」

あーちゃん先輩「…直枝くん…わかってるわね?」

理樹「いやいやいや、なんで…」

あーちゃん先輩「そうしないと恭介が立てないんだから。」

理樹「嫌ですよ、恭介、何か別の…」

恭介「いや、理樹の女装じゃなきゃ…だめだ…」

あーちゃん先輩「ほら、観念なさい。直枝くん。」

理樹「え、いや…」

理樹(逃げようとするが…)
ガシッ!
葉留佳「逃げちゃだめですヨ。理樹くん。」

理樹「葉留佳さん?」
ガシッ!
佳奈多「…我慢なさい。」

理樹「佳奈多さんまで!?」

あーちゃん先輩「にゅふふ、さぁ、覚悟ー!」



理樹子「…もう…何回目なのさ…」

あーちゃん先輩「あらー、わたし始めてみたけど、かわいいわね。写真撮らなきゃ。」カシャカシャ

理樹子「や、やめてくださいよ…」

恭介「おお…良い…これなら…立てる!」

理樹子「…うん、恭介立てたね、ならもうこれで…」

恭介「いや、今日はそのままで頼む。」

理樹子「えええ!?嫌だよ!」

恭介「頼む、俺のやる気のためだ。別に俺たち以外に見られる訳じゃないし、何より面白くないか、そっちのほうが。」

葉留佳「それにかわいいし。ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「……まあ…」

恭介「皆もそういっている。理樹…頼む。」

理樹子「…ええー……もう、仕方ないなぁ…」

恭介「やったぜ!いやっほう!」

あーちゃん先輩「…すごいテンション上がったわね。…なんか悔しいわ…ねぇ、恭介。」

恭介「なんだ?」

あーちゃん先輩「理樹くんと私、どっちがかわいいと思う?」

恭介「>>434
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 15:28:13.53 ID:PV+eaV05O
彼女の前で理樹と答えるわけないだろ
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 18:37:54.47 ID:sk0az0HcO
恭介「お前の方が可愛いさ。」

あーちゃん先輩「そうよねー安心したわ、にゅふふ。」

恭介「わざわざわかりきってることを…」

あーちゃん先輩「それでも確認したいのよ。」

恭介「そうか、そんなものなのか。」

あーちゃん先輩「そんなものよ。……よし、それじゃ恭介起きたし、練習始めちゃおっか。とりあえず。」

理樹「あ、はい…」

理樹(本当にこのままやるんだ…)




理樹「……うん、とりあえず一曲引いてみたけど…」

恭介「…確かに前より進歩はしてるがな……まだ足りないな。俺たちの目指すものはこんなものじゃない。」

理樹「うん、そうだね。」

葉留佳「まだだめっすカ…」

理樹「うん、葉留佳さんはやっぱりまだアドリブしちゃう癖があるし…あとパフォーマンスしようとして乱れたりとか…」

葉留佳「え、パフォーマンスダメ?」

恭介「別にダメではないが、そういうのはもっと確実な技術をつけてからにするべきだろう。」

葉留佳「へーい。」

恭介「キーボードは…逆に楽譜通り引きすぎていると感じがやはり強いな。」

佳奈多「はい、気を付けます。」

恭介「ギターは…何か、恥ずかしそうに弾いてたな。なんか演奏が縮こまっていたぞ。」

理樹「そりゃそうだよ…誰のせいだと思ってるのさ…」

恭介「ボーカルは…まあ、いい。」

あーちゃん先輩「あら、そう?やったー、にゅふふ。」

恭介「理樹、俺はどうだった。」

理樹「そうだなぁ…ちょっと乱れてたよね、リズムが。」

恭介「そうか、ベースがずれるとすべてが崩れかねんからな、それは反省しなきゃいけないな。」

理樹「うん…それじゃ、反省を踏まえて、もう一回やってみようか。」

恭介「おう!」




理樹(…しばらくそれをやった後…)

恭介「よし、それじゃ、休憩!」

理樹「…ふぅ…」

理樹(一旦休憩だ…誰に話しかけよう?)
誰にする?
>>436
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 19:32:31.18 ID:pnU2DkR2O
恭介
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 21:58:45.93 ID:qvhrEtsyO
理樹「おつかれさま、恭介。」

恭介「おう、おつかれ。理樹。…いや、理樹子?」

理樹「やめてよ…」

恭介「はは、すまん。」

理樹「もう…」

恭介「…さて、理樹、喉乾いただろう。飲み物を買いに行こう。俺がおごってやるから。」

理樹「ありがとう!いこうか。」


理樹(…二人で飲み物を買いにいくと…>>438に出会った。)
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 23:38:14.36 ID:qe/sxodP0
来ヶ谷さん
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/03(金) 12:21:14.36 ID:JdXEBbLgO
理樹(来ヶ谷さん…女装してる今一番会いたくない人に)

恭介「お、来ヶ谷か。」

来ヶ谷「おや、恭介氏と…ほう、理樹少年、いや理樹子くんか…」

理樹「やめてよ来ヶ谷さん…あんまり見ないで…」

来ヶ谷「ははは、君は実に可愛らしいからな、つい見てしまう。…しかし、理樹少年は何故また女装をしているんだ。」

恭介「俺が頼み込んだ。」

来ヶ谷「ほう、恭介氏が女子寮長と付き合い始めたと聞くが、その趣味はまだ持ち合わせていたのだな。」

恭介「それとこれは別枠だ。もちろん彼女はいるしまあ好きだが、それとは別枠に理樹は好きだし、鈴も好きだぞ。」

来ヶ谷「ホモ、ロリショタコン、シスコンぶりは健在と言うわけか。恭介氏もなかなかだな。私としては構わんがね。…しかし、理樹少年は頼めば女装してくれるのか。」

理樹「いやいやいや!半ば無理矢理やらされたんだよ。頼まれても普通はやらないから。」

来ヶ谷「なんだ、つまらんな。いっそこのまま男の娘路線でいけば良いのに。」

恭介「あ、良いなそれ。」

理樹「良くないよ!」

来ヶ谷「佳奈多くんがそっちの方が良いといってもかな?」

理樹「佳奈多さんはそんなこと言わないよ…」

来ヶ谷「どうだかな。ああいうタイプほど案外、というところもある。この前の女子会の時も……」

理樹「…何かあったの?」

来ヶ谷「…おっと、そろそろ時間だな、そろそろ行かねばならん。ではな、理樹少年、恭介氏。」

理樹「えっ、ちょっと、いったい何が…行っちゃったよ…何だったのかな…」

恭介「あとで二木本人に聞けば良いんじゃないか。」

理樹「…まあ、そうだね…」




理樹(その後、自販機で飲み物を買って貰って、練習場へ戻る時…今度は、>>440に会う。)
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 12:41:43.16 ID:gWQuU9QDo
クド
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/03(金) 18:45:45.02 ID:xCANSUxGO
クド「あ、リキ!…わふ?どうしてそんな格好を…」

理樹「ちょっと…恭介にいろいろ…」

クド「恭介さん、何を?」

恭介「頼み込んだらしてくれた。」

クド「頼み込んだら…わふぅ…なるほど…」

理樹「いや、普通はしないからね?」

クド「そうですか…残念です。…それで、私はお散歩ですが、お二人は何を?」

理樹「ちょっと自販機で飲み物を買ってたんだ。今から練習に戻るところだよ。」

クド「わふー、それはお疲れさまです!最近佳奈多さんも頑張ってるみたいですから、応援してます!」

理樹「ありがとうクド。…あ、そうだ、クド、このあと暇?」

クド「はい、大丈夫ですが?」

理樹「練習見に来ない?よかったら。」

クド「良いんですか?」

理樹「良いよね?」

恭介「ああ、構わん。」

クド「なら、行きます!」



クド「…というわけで、よろしくお願いします!」

佳奈多「あら、クドリャフカ…見に来たのね。」

葉留佳「よっしゃー、はるちんの華麗なドラムさばき見せてやりますヨ!」

理樹「うん、やる気は十分だね。…じゃ、練習再開しようか…とりあえず、一曲聞いてもらおう!」



理樹「…どう?」

クド「>>442
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 01:55:17.86 ID:/fKF8ELuO
ぱーふぇくと
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/04(土) 12:50:23.09 ID:P4dbKgDzO
クド「すばらしいのです!短い期間でこれだけ楽器ができるなんてすごいです!寮長さんも歌がとっても上手なのです!」

あーちゃん先輩「ありがと、にゅふふ。」

理樹「ありがとう、クド。でも僕たちはまだまだ満足してないけどね。」

クド「そうなのですか?」

理樹「うん、本番に向けてまだまだ上手くなるよ。」

クド「わふー…すごい向上心です!さすがです!」

理樹「ありがとう。」

恭介「ふっ、当然だな。…よし、この調子で、どんどんいくぞ!」

葉留佳「いえーい!」

佳奈多「…はい…」



理樹(練習中…)

理樹「…あ、そういえば、佳奈多さん。」

佳奈多「…何?どうかした?」

理樹「…いや、昨日の女子会で佳奈多さん、僕がらみでなにかあった?」

佳奈多「…バンド関係ないじゃない。突然なによ。」

理樹「いや、さっき来ヶ谷さんに女装見られたときに、何か佳奈多さんの事で意味深なこと言われたから…何かなって…」

佳奈多「……何のこと?」

葉留佳「あー、もしかして、ビンゴの景品が理樹くんの女装写真で、それお姉ちゃんがもらったって話?」

理樹「えっ。」

佳奈多「…ああ、あれ…別に景品だから貰っただけじゃない。嫌かしら?」

理樹「>>444
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:31:14.04 ID:emR0sepG0
佳奈多さんだけはと信じていたのに……
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 12:22:20.54 ID:UuP4wmyhO
理樹「佳奈多さんまで、僕の事をそんな目で…」

佳奈多「直枝、違うのよ。これは景品だから仕方なく貰っただけで、別に私は棗先輩みたいに女装のあなたがかわいいとか、見たいというわけじゃないから。」

理樹「本当に?」

佳奈多「本当よ。ありのままのあなたが一番。こんな写真に興味は無いから…」

クド「あれ、佳奈多さん昨日の夜あの写真を…」

佳奈多「…」キッ!

クド「!?わ、わふぅ…な、なんでもないです」

葉留佳(うはー、クー公をこれ以上ないくらいに殺気に満ちたすごい目付きでにらんでますナ…)

佳奈多「…とにかく、私は棗先輩や来ヶ谷さんみたいに変態じゃないし、女装が良いとかそんなこと思ってないから。」

理樹「…じゃあその写真はちゃんと処分しておいてくれる?なんか嫌だからさ…」

佳奈多「………ええもちろん、ちゃんと責任をもって処分するわ。」

理樹「…本当に頼むよ?」

佳奈多「……もちろんよ。」

理樹「…うん、じゃあ、良いよ。…練習止めちゃってごめんね、再開しようか。」 
佳奈多(…なんとか、切り抜けたわね…クドリャフカが余計なことを言ったせいで危なかったけど…)チラッ

クド「!」ビクッ!

クド「わ、わふぅ…」ガクガク

佳奈多(…まあ、あの様子なら漏らすことは無いでしょう…)

理樹「…?佳奈多さん、まだ何かある?」

佳奈多「いいえ。やりましょう。」

理樹「うん…」







理樹「…ふぅ…もう遅くなってきたねー。」

恭介「今日はこんなものだな。」

理樹「そうだね…じゃ、今日はもう終わりにしようか。」

クド「わふー、おしまいですか。今日はありがとうございました!」

理樹「うん、いつでも見に来て良いからね。」

クド「はい!」

理樹「それじゃあ、今日は解散!みんな、ありがとう!」

佳奈多「…直枝、このあとあなたはどうするの?」

理樹「このあとは…>>446
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 14:51:35.11 ID:EVG6RsenO
謙吾のとこへ行く
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 18:13:19.10 ID:Ii11IKuwO
佳奈多「宮沢のとこ?なんで?」

理樹「ちょっと、いろいろ話し合いたくて…」

佳奈多「…色々?なによ。」

理樹「うん、色々…男だけで話したいことが…」

佳奈多「……そう……わかったわ、なら、私はもう帰るわ。…行きましょう、クドリャフカ。」

クド「わふぅ…は、はい…」ビクビク

佳奈多(…まだ怖がってるわ…そんな怖かったかしら…あとで謝っときましょう…)



理樹(僕は謙吾のところにいく。)

謙吾「…理樹か、どうしたんだ、今日は。」

理樹「ちょっと、昨日の件で、また色々考えたくて。」

謙吾「昨日…ああ、二木と西園の話か。…よし、わかった、入れ。理樹。」

理樹「ありがとう!」




理樹「…さて謙吾、まずはきのうだけど、謙吾が言ってたはっきり振るっていうのも、女子寮長さんに言われた、葉留佳さんにやって貰った女子会で距離を詰めるっていうのも失敗したんだ…」

謙吾「ふむ、ダメだったか…それなりに自信はあったんだがな…それで、理樹は何か今は思い付いたのか?」

理樹「僕の案は…>>448
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 19:47:30.50 ID:RZokIYZoO
誰になんと言われようと西園さんとは普通のクラスメイトとして接する
恋人は佳奈多さんだけだから
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 20:35:47.76 ID:RNM0B0Swo
謙吾「とてつもなく原点に帰ってきたな。」

理樹「うん、意外と基本だけどやってなかったよね。」

謙吾「明日からやるのか?」

理樹「うん、頑張るよ。」

謙吾「そうか。良いと思うぞ。俺は。とりあえず西園とお前の問題を解決するという考えは良いと思う。二人を仲良くさせるなら、そこからだろうからな。」

理樹「そうだね。…ちなみに、謙吾は何か案がある?」

謙吾「俺か…そうだな…いっそ二人で殴りあいの喧嘩でもすれば仲は深まるんじゃないか。」

理樹「それで仲が深まるのは男だけだよ…」

謙吾「そうか…」

理樹「…謙吾はさ、女の子に何回も言い寄られたことあるよね?」

謙吾「現在進行形で言い寄られてるな。」

理樹「どうしてるの?」

謙吾「ラブレターは一応読んでいるが、最近はほとんど返事は書いていないな…自分が好いている相手でもなければ、適切な距離感を保っているぞ。」

理樹「そう。やっぱり、適切な距離感だね、参考になったよ…うん、ありがとう。…じゃ、相談はこのくらいかな…」

謙吾「…そうか……よし、じゃあ理樹、俺と遊ぼう!」

理樹「うん、いいよ。」

謙吾「何をする?」

理樹「じゃあ…>>450
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 08:46:44.11 ID:/v17uHT9O
野球拳
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/06(月) 15:18:53.58 ID:qQsY5teQO
謙吾「野球拳か…ふっ、いいだろう。どちらかが全裸になるまでやる…それでいいか?」

理樹「うん、それでいいよ?」

謙吾「…では…いくぞ…ランナーになったらエッサッサ!」

理樹「アウト?セーフ?」

二人「よよいのよい!」

理樹 パー
謙吾 グー

謙吾「くそっ!負けた!」

理樹「やった!」

謙吾「くっ…では、胴着を脱ごう…まだまだ余裕はある…逆転をする!」

理樹「…よーし、この調子で…」

二人「よよいのよい!」

理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よし!」

理樹「そんな!…しかたないね、じゃあ僕も制服を脱ぐよ…」

謙吾「よし、このまま連続でかつ!」

二人「よよいのよい!」

理樹グー
謙吾パー
謙吾「よし!二連勝!」

理樹「うう…これで上半身裸だよ…」

謙吾「…ほう…」

理樹「…なに、どうしたの?」

謙吾「…いや、良いからだだなと。」

理樹「ふふ、鍛えた成果かな?よーし、どんどん行こう!」
勝者
>>452
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 22:02:22.88 ID:LK3xx57o0
謙吾
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 12:03:06.33 ID:x4wiDxZVO




理樹「…これが…」

謙吾「…最後の勝負…」

理樹(あのあともどんどん進み、僕はパンツ、謙吾はふんどししか着けていない状態となっていた。)

理樹「それじゃあ…いくよ!」

謙吾「ああ…来い!」

二人「よよいのーー……よいぃぃぃ!」
理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よおおおおっし!」

理樹「うわああああっ!」

謙吾「俺の勝ちだ!…さあ理樹、約束通り、脱いでもらおうか。」

理樹「……くっ、負けたんだ…仕方ない……くっ…」

理樹(パンツを脱ぎ、僕が全裸になった。)

謙吾「…おお…ほう…これは…なかなか…」

理樹「なにその反応…ちょっと怖いんだけど…」

謙吾「思わず言っただけだ、そっち系のあれではない。」

理樹「本当に…?」

理樹(…などと話してると…)
ガチャッ
理樹「!?」

理樹(>>454が入ってくる。)
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 14:33:29.71 ID:tnL0WNBqO
佐々美
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 16:05:27.24 ID:x4wiDxZVO
佐々美「…宮沢さま、鍵が空いておりますので、入らさせていた…!?」

理樹「あっ…」

謙吾「さ、笹瀬川…」

佐々美「…な、なななな!?!?!?」

理樹(笹瀬川さんはとても驚いているようだ、そりゃそうだろう、部屋に半裸と全裸の男が居たら誰でも驚く。)

理樹「えっとね、笹瀬川さん、違うんだよ、これはね、野球拳で…」

佐々美「ど、どうしましょう…と、とりあえず、し、失礼いたしましたわっ!お二人がそのような趣味をお持ちで、部屋でそのようなことが行われているとはとはしらず…いえ、違いますのよ、別にそれが良いとか悪いとかどうこうを言っているわけではなく…」

理樹「笹瀬川さん、一旦落ち着いて…違うから、そういうのじゃないから…」

佐々美「と、とにかく、お二人のじゃまをしてしまいましたわっ、失礼いたします!」
バタン!

理樹「あっ、ちょっと、笹瀬川さん…まって、これは、誤解なんだ!」

理樹(思わず外に出て追いかける。)

理樹「待って、笹瀬川さん!?」

佐々美「ひっ!?なんで追いかけて来ますの!?」

理樹「違うんだ笹瀬川さん!これは…」

佐々美「裸で出歩くなんて変態ですの!?誰かー!助けてくださいましー!変態が追いかけて来ますわー!」

理樹「変態!?…あ…」

理樹(そういえば僕、全裸だった…その事に気がついた時にはもう遅く…)

取り巻き1「佐々美さまの、助けを求める声が聞こえましたわっ!」

取り巻き2「佐々美さまを傷つけることは許しませんわっ!」

取り巻き3「佐々美さまを襲う変態、覚悟するが良いですわっ!」 
理樹「あっ、ちょっと、これは…あっ!」

理樹(3人になす統べなく僕は捕まってしまい…)

取り巻き1「佐々美さま、捕まえましたわ!」

取り巻き2「この不届きものをいったいどのようにいたしますか?」

取り巻き3「風紀委員にでもつきだしますか?」

佐々美「ありがとう、助かりましたわ…そうですわね…>>456
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 16:09:21.72 ID:Ev1aKn6Yo
彼女に引き取りに来てもらいましょう
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 19:25:14.86 ID:2//sVLK6O
佐々美「あとはあちら側にお任せいたしましょう、元々の目的である宮沢さまが達成できていませんからね。あまり直枝理樹に時間をかけてはいられませんわ。」

取り巻き1「わかりましたわ!」

取り巻き2「そのように」

取り巻き3「いたします!」

佐々美「ええ、よろしく頼むわよ、渡辺、川越、中村。」



取り巻き1「かくかくしかじか」

取り巻き2「というわけで」

取り巻き3「あとは任せましたわ!」

佳奈多「…なるほど…それは、直枝が迷惑をかけたみたいで…申し訳ないわね。こちらで指導をしておくから。」

取り巻き1「二度とないように」

取り巻き2「しっかりとした指導を」

取り巻き3「お願いしますわよ。」

佳奈多「…ええ、本当、ごめんなさいね…」


佳奈多(…笹瀬川さんの取り巻きは帰っていく。)

佳奈多「…さて、直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「なんで全裸で走り回ったの?」

理樹「えっと…野球拳をしてたところを見られて、笹瀬川さんに誤解されたままどこかへいっちゃいそうだったから、自分が脱いでるのも忘れてつい…」

佳奈多「アホね…アホ。」

理樹「うん、なにも言い返せないね…」

理樹(本当、なんでこんなことをしてしまったのだろう…)

佳奈多「…まあとりあえずちゃんと服は来なさい、指導はそこからよ。」

理樹「うん…」



理樹(…というわけで、謙吾の部屋に戻り、服を着る。)

佳奈多「…さて、直枝、それじゃあ、風紀委員として、あなたには指導を加えなきゃいけないわけだけど…」

理樹「…うん…」

佳奈多「そうね…直枝、あなたには…>>458
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 02:26:00.51 ID:LTIQsSiHO
反省文とこの前みたいなおふざけ禁止の校内清掃
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 12:20:40.29 ID:9qJwZZgUO
佳奈多「原稿用紙は今から持ってくるから、明日までに提出しなさい。そして放課後は清掃活動だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…二度とこんな事はやるんじゃないわよ。次はこんなものじゃすまさないから。」

理樹「…はい…反省します…」




理樹(…というわけで、反省文を書くことになった。)

理樹「はぁ…大変だな…」

真人「…おう?理樹、なに書いてるんだ?」

理樹「反省文だよ…ちょっと、色々やっちゃって…」

真人「そうか。…手伝うか?」

理樹「いや、大丈夫、真人こういうの書くの苦手そうだし…自分で書かなきゃ意味もないだろうしね。」

真人「…偉いな、理樹。…まあ理樹がそういうんなら、やめとくか。大人しく静かに筋トレでもしてるぜ。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(そんな感じで、今日も夜が更けていく…)




翌日
理樹(…昨日は反省文も書いていたから、少し寝不足だ…でも、頑張ろう…)

理樹(…そんな感じで登校すると…>>460に出会う。)
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 15:02:07.30 ID:gIA4vIfmO
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 18:36:45.88 ID:7XuXlxyjO
鈴「理樹、おはよう。」

理樹「あ、鈴…」

鈴「なんかねむそうだな。どうかしたのか。」

理樹「ちょっと、昨日反省文を書いてて…」

鈴「なにぃ…反省文か。なにしたんだ。」

理樹「ちょっと…笹瀬川さんと…色々…」

鈴「さしみに何かされたのか。」

理樹「いや、笹瀬川さんは被害者だよ…ほんと、改めて謝っとかないと…」

鈴「あいつにあやまることなんてないと思うぞ。理樹。」

理樹「いや、そういうわけにはいかないでしょ…ねぇ鈴、笹瀬川さんどこにいるか知らない?」

鈴「しらん、あたしから会いに行ったことはないからな。」  

理樹「だよね…」

鈴「だが、ふらふらしてたらそのうち会えると思うぞ。あたしは良く会う。」

理樹「どれくらいの頻度で?」

鈴「二日にいっぺんよりやや多いくらいだな。」

理樹「それほぼ毎日だよね…」

鈴「そーかもな…」

理樹「…ねぇ鈴、しばらく一緒にいていい?」

鈴「…なにぃ……いいのか。かのじょがいるのに。」

理樹「笹瀬川さんに会うには鈴の近くにいるのが一番ぽいから…お願い。鈴。」

鈴「……仕方ないな。良いぞ。」

理樹(…というわけで、しばらく一緒にいてもらうことになった…)
コンマ判定
下二桁が3の倍数、あるいはゾロ目なら佐々美と遭遇
>>462
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 18:59:06.02 ID:YLgNMl9wO
そい
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 21:22:35.79 ID:B74u1uJjO
理樹「…」

鈴「…」

小毬「あー、理樹くん、鈴ちゃん、おはよー!」

理樹「うん、おはよう。」

鈴「おはよう。こまりちゃん。さささがどこにいるから知らないか。」

小毬「さーちゃん?ごめんね、わからないよ〜。」

鈴「そうか…」


謙吾「お、理樹と鈴。おはよう。」

理樹「おはよう謙語。」

鈴「おはよう。」

理樹「笹瀬川さんどこにいるかわからない?」

謙語「笹瀬川…?すまん、俺にはわからない。」

理樹「そっか…」





鈴「…だめだ…あわないな。」

理樹「うん、会わないね…関係ある人には会えるけど。」

鈴「さささ、肝心なときにこないとは、つかえないな。」

理樹「まあ、そういう時もあるよ。」

鈴「…すまんな、理樹。」

理樹「いやいやいや、鈴が悪い訳じゃないから…むしろこっちこそ、付き合わせてごめん。」

鈴「あたしは別にいい。…で、さしみはどうするんだ。」

理樹「…まあ、探していなかったから、またであったときに謝ることにしとくよ。」

鈴「そーか。あたしが会ったらできる限りで理樹に伝えるようにしてやる。」

理樹「うん、ありがとう、鈴。」 



理樹(…その後、教室で授業を受け…)

理樹(…さて、今日の休み時間は…>>464)
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 01:30:44.29 ID:Q2+lsJ7hO
佳奈多さんと過ごそう
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/09(木) 15:18:52.12 ID:uajJyzSBO
理樹(反省文出しついでに、今日は佳奈多さんとすごそう。)



理樹(…佳奈多さんに会いにいく。)

理樹「佳奈多さん!」 

佳奈多「…あら、直枝?反省文でも出しに来たのかしら。」 

理樹「それもそうなんだけど、それついでに、今日は一緒にいたいなって。」

佳奈多「…良いけど…珍しいわね。」

理樹「そうかな?」

佳奈多「いつもは井ノ原と珍妙な話をして、筋トレに行ってるじゃない。」

理樹「珍妙なって、真剣な筋肉議論さ。…ていうか、話、聞いてたの?」

佳奈多「…私もたまにあなたに会いにいってるけど、その時はいつも井ノ原がいるのよ…というか、気づかれてなかったのね。」

理樹「…ごめん。」

佳奈多「…まあ、別にいいわ…じゃ、直枝、まず反省文を見せなさい。」

理樹「うん、これ…」

佳奈多「…」

理樹(…じっくりと反省文を読んでいる。)

佳奈多「………まあ、いいでしょう。受け取ったわ。」

理樹「やった、ありがとう。…じゃ、佳奈多さん、ご飯でも食べようか、とりあえず。今日も佳奈多さんはお弁当?」

佳奈多「ええ。…直枝、せっかくだからどこか別のところで食べましょうか。」

理樹「え、じゃあ…>>466
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:14:38.03 ID:TIRN0ZIuo
中庭には厄介な西園さんがいるだろうから
屋上行こうか
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/09(木) 21:07:37.52 ID:EpwtnGbSo
佳奈多「屋上?あそこは立ち入り禁止よ。そもそも鍵がかかって…」

理樹「そこは大丈夫だから。」

佳奈多「大丈夫って…」

理樹「良いから、行こう?そこなら二人になれるしさ。」

佳奈多「…仕方ない、わね…」





理樹(…というわけで、屋上の入り口までいく、さっき小毬さんは鈴と教室でご飯を食べていたからいないはずだ。実際開けられた様子もない。)

佳奈多「…ここ、本当に大丈夫?」

理樹「大丈夫だよ、ここを…こうやって……ほら、開いた。」

佳奈多「……良く見つけたわね…」

理樹「僕が見つけた訳じゃないんだけどね。…それじゃ、いこうか…」



屋上
佳奈多「…初めてきたけど…なかなか、いい景色ね。」

理樹「でしょう?景色もいいし、風も気持ちいいし、人も来ないから、二人でいるには最適だよね。」

佳奈多「…そうね。」

理樹「じゃ、食べよっか。」

佳奈多「…ええ。」

理樹(僕の昼御飯は買って来たパン、佳奈多さんはお弁当だ。)

理樹「…わあ、美味しそうだね。」

佳奈多「…そう?」

理樹(佳奈多さんの弁当は聞いてた通り、ハンバーグやら卵焼きやら、好きなものを詰め込みましたという感じで、美味しそうであった。)

理樹「うん、とっても。」

佳奈多「……ありがとう。」

理樹(ちょっと照れながら言う。)

理樹「食べてみたいよね、僕も。」

佳奈多「…じゃあ、ちょっといる?」

理樹「え、良いの?」

佳奈多「どれか一個くらいならね。」

理樹「じゃあ、卵焼きかな。」

佳奈多「…じゃ、どうぞ。」

理樹「…」

理樹(僕は口を開けて、待つ。)

佳奈多「…食べないの?」

理樹「いや…食べさせてくれないかなって…」

佳奈多「>>468
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 01:13:31.85 ID:IX0Jp85kO
するわけない
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/10(金) 12:11:39.96 ID:N4d2uDa+O
理樹「…え、ダメ?誰もいないのに。」

佳奈多「…ダメ。」

理樹「…はーい…」

理樹(あきらめて自分で口に運ぶ。)

佳奈多「…どう?」

理樹「美味しいよ、さすがだね!」

佳奈多「…そう?」

理樹「うん、毎日でもたべたいよね。」

佳奈多「>>470
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 14:17:25.20 ID:JKGDdCk6O
プロポーズみたいね
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/11(土) 16:33:58.67 ID:8eKwOe08O
理樹「プロポーズ…そういう意味も無くはない、かな。」

佳奈多「…え?」

理樹「…嫌なの?」

佳奈多「いえ、嫌じゃないわ……でも、まだ早いじゃない。法律的にも無理だし。結婚だなんて、卒業してからよ。」

理樹「そっか。わかった、卒業するまで我慢するよ。」

佳奈多「…ええ…」

理樹「…じゃあさ、せめて昼ごはんのお弁当を作ってきてもらうことって出来ないかな?」

佳奈多「…お弁当…まあ、作ってあげても良いけど、毎日は無理よ?」

理樹「うん、佳奈多さんの負担にならない位でいいから。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。…とりあえず、明日作ってきてあげる。」

理樹「やった、ありがとう!佳奈多さん!」






理樹(…その後、しばらく雑談をする。)

理樹「…そしたら謙吾に「お前、良い身体だな」って言われて、その時の目付きがちょっと本気で…」

佳奈多「宮沢が…それは危ないわね。直枝に危害が及ぶ前に指導しておくべきかしら…」

理樹「あはは…まだなにもしてないからやめてあげて…ねぇ佳奈多さん、佳奈多さんは昨日の夜呼ばれる前は何してたの?」

佳奈多「>>472
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 17:26:30.26 ID:OehwLl2Ro
試験勉強
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/11(土) 20:35:43.69 ID:VmU3Awnoo
佳奈多「大変だったところにあなたがあんな事を…そのせいで昨日はだいぶ遅くまで起きてることになったわよ…今も少し眠いわ…」

理樹「…ごめん…」

佳奈多「…いいわよ、別に…慣れてるから。」

理樹「慣れてるって…大丈夫なの?」

佳奈多「…別に夜更かしくらいなら平気よ、前より心労は減ったから。」

理樹「でも、心配だなぁ。」

佳奈多「心配してくれるのは嬉しいけど、大丈夫だから。」

理樹(…大丈夫かな…)

理樹「…やっぱり、ちょっと寝た方がいいんじゃない?」

佳奈多「え?」

理樹「昨日頑張って寝てないんだったらすこしでも補った方がいいって。時間になったら起こしてあげるからさ。」

佳奈多「…良いの?せっかくの時間なのに。」

理樹「文化祭もあるんだし、健康第一だよ。ほら、日差しもあるから暖かいし。固いのが駄目なら僕の膝で…」

佳奈多「>>474
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 08:23:33.10 ID:qmL8s5EqO
遠慮なく
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 12:51:09.41 ID:TNUiIiBaO
佳奈多「…失礼するわ。」

理樹「うん。」

理樹(僕の膝の上に、佳奈多さんが頭を乗っける。)

佳奈多「…変なことしないでよ?」

理樹「しないよ…」



佳奈多「すぅ…すぅ…」

理樹(すぐに佳奈多さんは寝息をたて始める。やっぱり疲れてたんだろう。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(寝顔は穏やかだ。最近はずいぶん丸くなって、こんな顔を見せることも前より増えたけど、それでもここまでじっくりみれることは無い。)

理樹「…」

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…ああ、可愛いなぁ…)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…変なことはするなって言ってたけど…>>476くらいなら大丈夫かな…)
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