【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/28(日) 18:37:05.04 ID:hWFpH15tO
葉留佳「えっ、もう?」

佳奈多「もうっていっても、かなり時間はたってるわよ?それに、文化祭が終わって一週間もすればテストなんだから、そろそろやらないと駄目よ。」

小毬「そうかもねぇ…」

鈴「確かにテストは近いな。」

葉留佳「…むむ……じゃあ、女子会はここで解散して、皆で勉強会とか?」

クド「わふー、いいですね!」

佳奈多「…この騒がしいメンバーで集まっても勉強にならないんじゃないかしら?」

葉留佳「でも楽しいですヨ。」

佳奈多「…なら、やればいいけど、私は帰るわ。」

葉留佳「えー…そんなお姉ちゃん一人だけのけ者みたいな事出来ないですヨ…」

来ヶ谷「ならば最初にいった通り、今日は別に解散でも良いんじゃないか?勉強会ならばまたあとにやればいい。」

葉留佳「姉御まで…」

来ヶ谷「葉留佳くん、急いては事を仕損じる、またの機会にやるのでも問題がないなら、急ぐこともない。」

葉留佳「むむむ……皆、解散でいい?」

鈴「まあ、仕方ないな、良いぞ。」

小毬「うん、良いよー。」

クド「別に構いませんよ。」

美魚「良いですよ。」

葉留佳「…じゃあ、今日は解散!みんな、また会う日まで!」




火曜日
葉留佳「…という感じでしたヨ!」

理樹「…そっか。」 

理樹(やっぱり、上手くはいかないなぁ…)

理樹「…どうしたら良いのかなぁ…」

葉留佳「やっぱり近くで見てても、かなり険悪に感じましたヨ。中々厳しいんじゃないですかネ…」

理樹「…」

葉留佳「…ま、とにかく昨日の事は伝えましたからネ…じゃ、理樹くん、また放課後練習で!」

理樹「あ、うん…」

理樹(…どうしたものかなぁ…)

佳奈多「…直枝?」

理樹「あ、佳奈多さん、どうしたの?」

佳奈多「…葉留佳と何か話してるみたいだったから。ちょっと声かけただけよ。」

理樹「そっか。昨日女子会をやったって聞いたから、葉留佳さんから聞いてたんだよ。佳奈多さんもいたんだよね?」

佳奈多「ええ、いたわね。」

理樹「どうだった?」

佳奈多「>>420
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 19:17:48.54 ID:UPoWnytg0
まあ…悪くなかったかな
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/28(日) 21:29:40.71 ID:sK8e3C18O
佳奈多「将棋を指したり、トランプをしたりね。」

理樹「そう、よかった。」

佳奈多「…ただ、西園美魚がつっかかってくるのが不快だったけど。」

理樹「…そっか…」

理樹(やっぱり上手くいってないね…)

佳奈多「…直枝、あなたは何してたの?」

理樹「僕は普通に勉強したり、真人とあそんだり………あれ?」

佳奈多「…?どうかした?」

理樹「いや…そういえば佳奈多さん、いつもと何か違う気が………あ、佳奈多さん、いつも髪留めつけてるのに、今日は…」

佳奈多「ああ、そのこと…昨日色々あって、あげたのよ。葉留佳に。」

理樹「え?佳奈多さんはあれ一個しか持ってなかったと思うけど…大事なものだよね?」

佳奈多「そうだけど、良いのよ、別に。」

理樹「え、良いの…?」

佳奈多「気にしないで、大丈夫だから。あれがなくても私は葉留佳を信じていられるから。」

理樹「…そっか、まあ佳奈多さんがそういうなら良いけど……でも何か、少しの変化だけど、慣れないよね。」

佳奈多「…変なら明日から何か別ので留めてくるけど。」

理樹「いや、変じゃないよ。それはそれで似合ってるから。」

佳奈多「…そう…」

理樹(少し嬉しそうな顔をする。)

佳奈多「……じゃあ、そろそろ授業始まるから、教室に戻るわ。」

理樹「あ、そんな時間か…うん、またね。佳奈多さん」

佳奈多「…ええ。また。」


理樹「………」


昼休み
理樹「……」
理樹(さて、今日は…)
1佳奈多と会う
2真人と遊ぶ
3自由安価
>>422
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 22:34:13.34 ID:xXXJ2c4uO
2
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/29(月) 15:39:26.60 ID:i1byfXnbO


理樹「…やあ真人。今日も遊ぼう!」

真人「ああ良いぜ、実はな理樹、俺は昨日発見したことがある。」

理樹「それは是非聞きたいね。何?」

真人「それはな…筋肉革命のその先さ。」

理樹「革命のその先……響きだけでもすごそうだね、それはどういうものなの?」

真人「まず、筋肉を鍛えると時々暴徒とかすよな。」

理樹「うん、疑いようがなくそうだね。」

真人「そして、その暴徒と化した筋肉を俺はいつも鎮めようとしてるわけだ。」

理樹「うん。」

真人「だが、そこで鎮めようとしないと革命になる。…だがこの前、俺はそれでもなお筋肉を鍛え、鎮めなかった…そしたら、どうなったと思う?」

理樹「…どうなったの?筋肉センセーション?」

真人「…違う。……革命の先に、筋肉連邦が完成する。」

理樹「筋肉…連邦…?なんて楽しそうな連邦だ…」

真人「それは体が筋肉、すべてが筋肉…あらゆるものが筋肉の連邦…そんな世界が見えたぜ…」

理樹「それは…すごいね…」

真人「理樹、お前も筋肉連邦…見たくねぇか?」

理樹「…見たい…どうすれば見れる?」

真人「それは…ガンガン鍛える!よし理樹、行こうぜ!鍛えに!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」






理樹「…ふぅ、良いトレーニングだった…」

真人「…理樹…これ、やるよ。」
>>424を手にいれた!
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 20:11:01.96 ID:hm6DQWgrO
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画観覧券
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/30(火) 12:27:44.94 ID:WHEZFEySO
理樹「アニメ映画のチケット…?」

真人「行ってこいよ…二人で…」

理樹「うん、ありがとう…でも何か、いつもいろいろ貰っちゃって…良いの?」

真人「気にすんな、普段世話になってるお礼だぜ!」

理樹「そんな、別に良いよ…僕だって真人には世話になってるし…」

真人「いいや、俺の方が理樹の世話になってる。昔からずっとな。だから今は俺がお前を助ける番だ。」

理樹「そんなこと…」

真人「なんか、理樹と二木と西園の間でなんか…変な感じになってるんだろ?俺ができるのはこうやって応援するくらいだからな。幼馴染みとして、それくらいやらせてくれ。理樹。」

理樹「真人…うん、ありがとう。」

真人「へっ、良いってことよ!」



理樹(その後…)

理樹「……」   



理樹(…授業が終わり、放課後だ。)

理樹(…さて、昼休みに筋トレして疲れたけど、今日も練習にいこう…)



練習場
恭介「お、理樹か。」

理樹「あ、恭介…早いね。」

恭介「俺は気合い入ってるからな。…それより理樹、昨日は平気だったのか?」

理樹「あ、うん、佳奈多さんと葉留佳さんはなんとかなったよ…でも…」

恭介「なんだ、他に何かあったのか?」

理樹「…いや、何でもないよ。僕がどうにかしなきゃいけない事だから。恭介も他に考えることがあるだろうし…」

恭介「…そうか、理樹がそういうなら、お前に任せよう。」

理樹「…うん、ありがとう。恭介。」

恭介「…で、他のやつらは?」

理樹「来ないとは聞いてないから、待ってれば来ると思うよ。」

恭介「そうか、なら、もう少し待つか…」

理樹「そうだね…」



理樹(…待っていると…>>426が来た。)
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 13:22:21.02 ID:gV+nQ6KpO
葉留佳
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/30(火) 19:47:33.72 ID:C9UQTCklO
葉留佳「みなさん、やはー。」

理樹「…葉留佳さんか…」

恭介「…三枝か…」

葉留佳「え、なんか二人して、「なんだ、お前か…」みたいな雰囲気を感じるんですケド…まあそりゃ理樹くんにとってはお姉ちゃんの方が良いのはわかりますがネ。」

理樹「いやいやいや、そんなつもりは…」

葉留佳「なんか雰囲気ににじみ出てましたヨ!!なんだあいつか…うるさいのがきたなぁ…みたいな感じがありましたヨ!特に恭介さんから!」

恭介「まあ、正直ちょっと思ったな。」

葉留佳「えっ!?」

恭介「あいつの方がよかったともおもった。」

葉留佳「あいつって…寮長さん?」

恭介「ああ。」

葉留佳「…理樹くんは?」

理樹「…正直、最初佳奈多さんに見えて、葉留佳さんとわかって、ちょっと、残念というか、なんというか…」

葉留佳「…あれ、もしかしてはるちん、ウザがられてますカ…?」

恭介「ほう、ようやく気がついたか。」

理樹「恭介!?ちょっと…」

葉留佳「…そうっすカ…ウザがられてましたカ…」

理樹「いやいやいや、そんなことないよ?葉留佳さん、僕はそこまで思ってないよ?」

葉留佳「理樹くんもちょっとは思ってるんだ…」

理樹「いや、そういう訳ことじゃなくて…」

葉留佳「もはやこのバンドではるちんは必要とされていないんですネ……うわーん!バンドやめてやるー!」

理樹「ちょっと、そんなこと言わないでよ、葉留佳さん!僕は葉留佳さんのことうざいとか思ってないから!」

葉留佳「うわーん!」

佳奈多「…何、ちょっと…どうしたの?」

理樹「あ、佳奈多さん、葉留佳さんがちょっと…」

佳奈多「葉留佳が何?」

葉留佳「…お姉ちゃんははるちんのことウザいと思う?」

佳奈多「>>428
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 21:26:42.13 ID:ygSTmf5Z0
そんなこと思う訳ないでしょ!
誰かにそう言われたの?そんな奴私がぶっ飛ばしてやるわ!
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/01(水) 12:51:52.57 ID:2p12LojBO
葉留佳「…恭介さんと理樹くん…」

佳奈多「…そう…じゃあ…直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…そんなこと言うんじゃないわよ。次から。」コツン。

理樹(軽く僕の頭を小突く。)

理樹(あ、良かった…こんなものですんだ…)

佳奈多「…棗先輩。」

恭介「…」

佳奈多「…妹を傷つけたあなたの罪は重いわ…償いなさい!」ドガバキッ!

恭介「ぐはぁぁぁぁっ!」

理樹「恭介!」

恭介「ぐっ…理樹…あとは…任せたぜ…ガクッ…」

理樹「恭介ー!」

葉留佳「おおぅ…良い右ストレートが入りましたネ…」

佳奈多「…妹を傷つけたんだから、当然よ。」

葉留佳「あと、理樹くんには甘いですネ。」

佳奈多「…それは…」

葉留佳「ひゅー、ラブラブですナ!」

佳奈多「…やめて…違うわ、直枝の方が罪が軽いと思っただけだから…」

葉留佳「いやいや、そうじゃないでしょー、やっぱラブだからでしょー。」

佳奈多「…違うから……直枝。」

理樹「…はい。」

佳奈多「…葉留佳とはこれからも仲良くいなさい。…いずれは…その…あなたの義妹になるかもしれないんだし…」

理樹「…うん…そうだね…」

葉留佳「じゃ、今からお義兄ちゃん呼びに慣れといた方が良いっすかネ、理樹お義兄ちゃん!」

理樹「やめてよ…」

佳奈多「まだ違うんだから、やめなさい。」

葉留佳「やはは、わかってますヨ。お姉ちゃん、理樹くん。」

理樹「もう…葉留佳さんは…」

理樹(その時…)

あーちゃん先輩「みんな、やっほー。遅れてごめんねー。」

理樹「あ、寮長さん…」

恭介「…」

あーちゃん先輩「…あらあら、恭介どうしたの?」

理樹「かくかくしかじかで…」

あーちゃん先輩「>>430
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 13:17:41.23 ID:9/FDyR0Io
自業自得ね
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/01(水) 18:40:56.71 ID:N8qoCmBxO
あーちゃん先輩「…ちょっと意識落ちるほどの威力で殴ったなのはどうかと思うけどね。」

佳奈多「妹を傷つけたんですから、当然です。」

あーちゃん先輩「あら、かなちゃんついにシスコンが前面に出てきたわね。」

佳奈多「シスコンじゃないです。普通です。」

あーちゃん先輩「どうかしらねぇ。にゅふふ。」

佳奈多「からかうのはやめてください…やりますよ、練習。」

あーちゃん先輩「恭介がのびてるけど?」

恭介「…」チーン…

あーちゃん先輩「…ちょっとくらい待ってあげない?…ていうか、これ大丈夫?」

佳奈多「…さぁ、どうでしょう…手加減はしてないので。」

あーちゃん先輩「…ちょっとー、恭介ー、大丈夫ー?」

恭介「ぐっ…ぐ…」

あーちゃん先輩「あ、良かった、意識復活したわ…」

恭介「ぐ…ぐうっ……」

あーちゃん先輩「大丈夫?立てる?」

恭介「…ちょっと、大丈夫じゃないな…まだ立てない。」

あーちゃん先輩「じゃあどうすれば良いかしら?」

恭介「…>>432をしてくれれば…立てるかもしれないな…」
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 22:48:35.21 ID:Mb1O6bIi0
理樹が女装
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 14:13:09.02 ID:HBtwO+AGO
理樹「えっ。」

あーちゃん先輩「…直枝くん…わかってるわね?」

理樹「いやいやいや、なんで…」

あーちゃん先輩「そうしないと恭介が立てないんだから。」

理樹「嫌ですよ、恭介、何か別の…」

恭介「いや、理樹の女装じゃなきゃ…だめだ…」

あーちゃん先輩「ほら、観念なさい。直枝くん。」

理樹「え、いや…」

理樹(逃げようとするが…)
ガシッ!
葉留佳「逃げちゃだめですヨ。理樹くん。」

理樹「葉留佳さん?」
ガシッ!
佳奈多「…我慢なさい。」

理樹「佳奈多さんまで!?」

あーちゃん先輩「にゅふふ、さぁ、覚悟ー!」



理樹子「…もう…何回目なのさ…」

あーちゃん先輩「あらー、わたし始めてみたけど、かわいいわね。写真撮らなきゃ。」カシャカシャ

理樹子「や、やめてくださいよ…」

恭介「おお…良い…これなら…立てる!」

理樹子「…うん、恭介立てたね、ならもうこれで…」

恭介「いや、今日はそのままで頼む。」

理樹子「えええ!?嫌だよ!」

恭介「頼む、俺のやる気のためだ。別に俺たち以外に見られる訳じゃないし、何より面白くないか、そっちのほうが。」

葉留佳「それにかわいいし。ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「……まあ…」

恭介「皆もそういっている。理樹…頼む。」

理樹子「…ええー……もう、仕方ないなぁ…」

恭介「やったぜ!いやっほう!」

あーちゃん先輩「…すごいテンション上がったわね。…なんか悔しいわ…ねぇ、恭介。」

恭介「なんだ?」

あーちゃん先輩「理樹くんと私、どっちがかわいいと思う?」

恭介「>>434
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 15:28:13.53 ID:PV+eaV05O
彼女の前で理樹と答えるわけないだろ
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 18:37:54.47 ID:sk0az0HcO
恭介「お前の方が可愛いさ。」

あーちゃん先輩「そうよねー安心したわ、にゅふふ。」

恭介「わざわざわかりきってることを…」

あーちゃん先輩「それでも確認したいのよ。」

恭介「そうか、そんなものなのか。」

あーちゃん先輩「そんなものよ。……よし、それじゃ恭介起きたし、練習始めちゃおっか。とりあえず。」

理樹「あ、はい…」

理樹(本当にこのままやるんだ…)




理樹「……うん、とりあえず一曲引いてみたけど…」

恭介「…確かに前より進歩はしてるがな……まだ足りないな。俺たちの目指すものはこんなものじゃない。」

理樹「うん、そうだね。」

葉留佳「まだだめっすカ…」

理樹「うん、葉留佳さんはやっぱりまだアドリブしちゃう癖があるし…あとパフォーマンスしようとして乱れたりとか…」

葉留佳「え、パフォーマンスダメ?」

恭介「別にダメではないが、そういうのはもっと確実な技術をつけてからにするべきだろう。」

葉留佳「へーい。」

恭介「キーボードは…逆に楽譜通り引きすぎていると感じがやはり強いな。」

佳奈多「はい、気を付けます。」

恭介「ギターは…何か、恥ずかしそうに弾いてたな。なんか演奏が縮こまっていたぞ。」

理樹「そりゃそうだよ…誰のせいだと思ってるのさ…」

恭介「ボーカルは…まあ、いい。」

あーちゃん先輩「あら、そう?やったー、にゅふふ。」

恭介「理樹、俺はどうだった。」

理樹「そうだなぁ…ちょっと乱れてたよね、リズムが。」

恭介「そうか、ベースがずれるとすべてが崩れかねんからな、それは反省しなきゃいけないな。」

理樹「うん…それじゃ、反省を踏まえて、もう一回やってみようか。」

恭介「おう!」




理樹(…しばらくそれをやった後…)

恭介「よし、それじゃ、休憩!」

理樹「…ふぅ…」

理樹(一旦休憩だ…誰に話しかけよう?)
誰にする?
>>436
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 19:32:31.18 ID:pnU2DkR2O
恭介
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 21:58:45.93 ID:qvhrEtsyO
理樹「おつかれさま、恭介。」

恭介「おう、おつかれ。理樹。…いや、理樹子?」

理樹「やめてよ…」

恭介「はは、すまん。」

理樹「もう…」

恭介「…さて、理樹、喉乾いただろう。飲み物を買いに行こう。俺がおごってやるから。」

理樹「ありがとう!いこうか。」


理樹(…二人で飲み物を買いにいくと…>>438に出会った。)
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 23:38:14.36 ID:qe/sxodP0
来ヶ谷さん
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/03(金) 12:21:14.36 ID:JdXEBbLgO
理樹(来ヶ谷さん…女装してる今一番会いたくない人に)

恭介「お、来ヶ谷か。」

来ヶ谷「おや、恭介氏と…ほう、理樹少年、いや理樹子くんか…」

理樹「やめてよ来ヶ谷さん…あんまり見ないで…」

来ヶ谷「ははは、君は実に可愛らしいからな、つい見てしまう。…しかし、理樹少年は何故また女装をしているんだ。」

恭介「俺が頼み込んだ。」

来ヶ谷「ほう、恭介氏が女子寮長と付き合い始めたと聞くが、その趣味はまだ持ち合わせていたのだな。」

恭介「それとこれは別枠だ。もちろん彼女はいるしまあ好きだが、それとは別枠に理樹は好きだし、鈴も好きだぞ。」

来ヶ谷「ホモ、ロリショタコン、シスコンぶりは健在と言うわけか。恭介氏もなかなかだな。私としては構わんがね。…しかし、理樹少年は頼めば女装してくれるのか。」

理樹「いやいやいや!半ば無理矢理やらされたんだよ。頼まれても普通はやらないから。」

来ヶ谷「なんだ、つまらんな。いっそこのまま男の娘路線でいけば良いのに。」

恭介「あ、良いなそれ。」

理樹「良くないよ!」

来ヶ谷「佳奈多くんがそっちの方が良いといってもかな?」

理樹「佳奈多さんはそんなこと言わないよ…」

来ヶ谷「どうだかな。ああいうタイプほど案外、というところもある。この前の女子会の時も……」

理樹「…何かあったの?」

来ヶ谷「…おっと、そろそろ時間だな、そろそろ行かねばならん。ではな、理樹少年、恭介氏。」

理樹「えっ、ちょっと、いったい何が…行っちゃったよ…何だったのかな…」

恭介「あとで二木本人に聞けば良いんじゃないか。」

理樹「…まあ、そうだね…」




理樹(その後、自販機で飲み物を買って貰って、練習場へ戻る時…今度は、>>440に会う。)
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 12:41:43.16 ID:gWQuU9QDo
クド
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/03(金) 18:45:45.02 ID:xCANSUxGO
クド「あ、リキ!…わふ?どうしてそんな格好を…」

理樹「ちょっと…恭介にいろいろ…」

クド「恭介さん、何を?」

恭介「頼み込んだらしてくれた。」

クド「頼み込んだら…わふぅ…なるほど…」

理樹「いや、普通はしないからね?」

クド「そうですか…残念です。…それで、私はお散歩ですが、お二人は何を?」

理樹「ちょっと自販機で飲み物を買ってたんだ。今から練習に戻るところだよ。」

クド「わふー、それはお疲れさまです!最近佳奈多さんも頑張ってるみたいですから、応援してます!」

理樹「ありがとうクド。…あ、そうだ、クド、このあと暇?」

クド「はい、大丈夫ですが?」

理樹「練習見に来ない?よかったら。」

クド「良いんですか?」

理樹「良いよね?」

恭介「ああ、構わん。」

クド「なら、行きます!」



クド「…というわけで、よろしくお願いします!」

佳奈多「あら、クドリャフカ…見に来たのね。」

葉留佳「よっしゃー、はるちんの華麗なドラムさばき見せてやりますヨ!」

理樹「うん、やる気は十分だね。…じゃ、練習再開しようか…とりあえず、一曲聞いてもらおう!」



理樹「…どう?」

クド「>>442
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 01:55:17.86 ID:/fKF8ELuO
ぱーふぇくと
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/04(土) 12:50:23.09 ID:P4dbKgDzO
クド「すばらしいのです!短い期間でこれだけ楽器ができるなんてすごいです!寮長さんも歌がとっても上手なのです!」

あーちゃん先輩「ありがと、にゅふふ。」

理樹「ありがとう、クド。でも僕たちはまだまだ満足してないけどね。」

クド「そうなのですか?」

理樹「うん、本番に向けてまだまだ上手くなるよ。」

クド「わふー…すごい向上心です!さすがです!」

理樹「ありがとう。」

恭介「ふっ、当然だな。…よし、この調子で、どんどんいくぞ!」

葉留佳「いえーい!」

佳奈多「…はい…」



理樹(練習中…)

理樹「…あ、そういえば、佳奈多さん。」

佳奈多「…何?どうかした?」

理樹「…いや、昨日の女子会で佳奈多さん、僕がらみでなにかあった?」

佳奈多「…バンド関係ないじゃない。突然なによ。」

理樹「いや、さっき来ヶ谷さんに女装見られたときに、何か佳奈多さんの事で意味深なこと言われたから…何かなって…」

佳奈多「……何のこと?」

葉留佳「あー、もしかして、ビンゴの景品が理樹くんの女装写真で、それお姉ちゃんがもらったって話?」

理樹「えっ。」

佳奈多「…ああ、あれ…別に景品だから貰っただけじゃない。嫌かしら?」

理樹「>>444
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:31:14.04 ID:emR0sepG0
佳奈多さんだけはと信じていたのに……
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 12:22:20.54 ID:UuP4wmyhO
理樹「佳奈多さんまで、僕の事をそんな目で…」

佳奈多「直枝、違うのよ。これは景品だから仕方なく貰っただけで、別に私は棗先輩みたいに女装のあなたがかわいいとか、見たいというわけじゃないから。」

理樹「本当に?」

佳奈多「本当よ。ありのままのあなたが一番。こんな写真に興味は無いから…」

クド「あれ、佳奈多さん昨日の夜あの写真を…」

佳奈多「…」キッ!

クド「!?わ、わふぅ…な、なんでもないです」

葉留佳(うはー、クー公をこれ以上ないくらいに殺気に満ちたすごい目付きでにらんでますナ…)

佳奈多「…とにかく、私は棗先輩や来ヶ谷さんみたいに変態じゃないし、女装が良いとかそんなこと思ってないから。」

理樹「…じゃあその写真はちゃんと処分しておいてくれる?なんか嫌だからさ…」

佳奈多「………ええもちろん、ちゃんと責任をもって処分するわ。」

理樹「…本当に頼むよ?」

佳奈多「……もちろんよ。」

理樹「…うん、じゃあ、良いよ。…練習止めちゃってごめんね、再開しようか。」 
佳奈多(…なんとか、切り抜けたわね…クドリャフカが余計なことを言ったせいで危なかったけど…)チラッ

クド「!」ビクッ!

クド「わ、わふぅ…」ガクガク

佳奈多(…まあ、あの様子なら漏らすことは無いでしょう…)

理樹「…?佳奈多さん、まだ何かある?」

佳奈多「いいえ。やりましょう。」

理樹「うん…」







理樹「…ふぅ…もう遅くなってきたねー。」

恭介「今日はこんなものだな。」

理樹「そうだね…じゃ、今日はもう終わりにしようか。」

クド「わふー、おしまいですか。今日はありがとうございました!」

理樹「うん、いつでも見に来て良いからね。」

クド「はい!」

理樹「それじゃあ、今日は解散!みんな、ありがとう!」

佳奈多「…直枝、このあとあなたはどうするの?」

理樹「このあとは…>>446
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 14:51:35.11 ID:EVG6RsenO
謙吾のとこへ行く
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 18:13:19.10 ID:Ii11IKuwO
佳奈多「宮沢のとこ?なんで?」

理樹「ちょっと、いろいろ話し合いたくて…」

佳奈多「…色々?なによ。」

理樹「うん、色々…男だけで話したいことが…」

佳奈多「……そう……わかったわ、なら、私はもう帰るわ。…行きましょう、クドリャフカ。」

クド「わふぅ…は、はい…」ビクビク

佳奈多(…まだ怖がってるわ…そんな怖かったかしら…あとで謝っときましょう…)



理樹(僕は謙吾のところにいく。)

謙吾「…理樹か、どうしたんだ、今日は。」

理樹「ちょっと、昨日の件で、また色々考えたくて。」

謙吾「昨日…ああ、二木と西園の話か。…よし、わかった、入れ。理樹。」

理樹「ありがとう!」




理樹「…さて謙吾、まずはきのうだけど、謙吾が言ってたはっきり振るっていうのも、女子寮長さんに言われた、葉留佳さんにやって貰った女子会で距離を詰めるっていうのも失敗したんだ…」

謙吾「ふむ、ダメだったか…それなりに自信はあったんだがな…それで、理樹は何か今は思い付いたのか?」

理樹「僕の案は…>>448
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 19:47:30.50 ID:RZokIYZoO
誰になんと言われようと西園さんとは普通のクラスメイトとして接する
恋人は佳奈多さんだけだから
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 20:35:47.76 ID:RNM0B0Swo
謙吾「とてつもなく原点に帰ってきたな。」

理樹「うん、意外と基本だけどやってなかったよね。」

謙吾「明日からやるのか?」

理樹「うん、頑張るよ。」

謙吾「そうか。良いと思うぞ。俺は。とりあえず西園とお前の問題を解決するという考えは良いと思う。二人を仲良くさせるなら、そこからだろうからな。」

理樹「そうだね。…ちなみに、謙吾は何か案がある?」

謙吾「俺か…そうだな…いっそ二人で殴りあいの喧嘩でもすれば仲は深まるんじゃないか。」

理樹「それで仲が深まるのは男だけだよ…」

謙吾「そうか…」

理樹「…謙吾はさ、女の子に何回も言い寄られたことあるよね?」

謙吾「現在進行形で言い寄られてるな。」

理樹「どうしてるの?」

謙吾「ラブレターは一応読んでいるが、最近はほとんど返事は書いていないな…自分が好いている相手でもなければ、適切な距離感を保っているぞ。」

理樹「そう。やっぱり、適切な距離感だね、参考になったよ…うん、ありがとう。…じゃ、相談はこのくらいかな…」

謙吾「…そうか……よし、じゃあ理樹、俺と遊ぼう!」

理樹「うん、いいよ。」

謙吾「何をする?」

理樹「じゃあ…>>450
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 08:46:44.11 ID:/v17uHT9O
野球拳
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/06(月) 15:18:53.58 ID:qQsY5teQO
謙吾「野球拳か…ふっ、いいだろう。どちらかが全裸になるまでやる…それでいいか?」

理樹「うん、それでいいよ?」

謙吾「…では…いくぞ…ランナーになったらエッサッサ!」

理樹「アウト?セーフ?」

二人「よよいのよい!」

理樹 パー
謙吾 グー

謙吾「くそっ!負けた!」

理樹「やった!」

謙吾「くっ…では、胴着を脱ごう…まだまだ余裕はある…逆転をする!」

理樹「…よーし、この調子で…」

二人「よよいのよい!」

理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よし!」

理樹「そんな!…しかたないね、じゃあ僕も制服を脱ぐよ…」

謙吾「よし、このまま連続でかつ!」

二人「よよいのよい!」

理樹グー
謙吾パー
謙吾「よし!二連勝!」

理樹「うう…これで上半身裸だよ…」

謙吾「…ほう…」

理樹「…なに、どうしたの?」

謙吾「…いや、良いからだだなと。」

理樹「ふふ、鍛えた成果かな?よーし、どんどん行こう!」
勝者
>>452
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 22:02:22.88 ID:LK3xx57o0
謙吾
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 12:03:06.33 ID:x4wiDxZVO




理樹「…これが…」

謙吾「…最後の勝負…」

理樹(あのあともどんどん進み、僕はパンツ、謙吾はふんどししか着けていない状態となっていた。)

理樹「それじゃあ…いくよ!」

謙吾「ああ…来い!」

二人「よよいのーー……よいぃぃぃ!」
理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よおおおおっし!」

理樹「うわああああっ!」

謙吾「俺の勝ちだ!…さあ理樹、約束通り、脱いでもらおうか。」

理樹「……くっ、負けたんだ…仕方ない……くっ…」

理樹(パンツを脱ぎ、僕が全裸になった。)

謙吾「…おお…ほう…これは…なかなか…」

理樹「なにその反応…ちょっと怖いんだけど…」

謙吾「思わず言っただけだ、そっち系のあれではない。」

理樹「本当に…?」

理樹(…などと話してると…)
ガチャッ
理樹「!?」

理樹(>>454が入ってくる。)
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 14:33:29.71 ID:tnL0WNBqO
佐々美
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 16:05:27.24 ID:x4wiDxZVO
佐々美「…宮沢さま、鍵が空いておりますので、入らさせていた…!?」

理樹「あっ…」

謙吾「さ、笹瀬川…」

佐々美「…な、なななな!?!?!?」

理樹(笹瀬川さんはとても驚いているようだ、そりゃそうだろう、部屋に半裸と全裸の男が居たら誰でも驚く。)

理樹「えっとね、笹瀬川さん、違うんだよ、これはね、野球拳で…」

佐々美「ど、どうしましょう…と、とりあえず、し、失礼いたしましたわっ!お二人がそのような趣味をお持ちで、部屋でそのようなことが行われているとはとはしらず…いえ、違いますのよ、別にそれが良いとか悪いとかどうこうを言っているわけではなく…」

理樹「笹瀬川さん、一旦落ち着いて…違うから、そういうのじゃないから…」

佐々美「と、とにかく、お二人のじゃまをしてしまいましたわっ、失礼いたします!」
バタン!

理樹「あっ、ちょっと、笹瀬川さん…まって、これは、誤解なんだ!」

理樹(思わず外に出て追いかける。)

理樹「待って、笹瀬川さん!?」

佐々美「ひっ!?なんで追いかけて来ますの!?」

理樹「違うんだ笹瀬川さん!これは…」

佐々美「裸で出歩くなんて変態ですの!?誰かー!助けてくださいましー!変態が追いかけて来ますわー!」

理樹「変態!?…あ…」

理樹(そういえば僕、全裸だった…その事に気がついた時にはもう遅く…)

取り巻き1「佐々美さまの、助けを求める声が聞こえましたわっ!」

取り巻き2「佐々美さまを傷つけることは許しませんわっ!」

取り巻き3「佐々美さまを襲う変態、覚悟するが良いですわっ!」 
理樹「あっ、ちょっと、これは…あっ!」

理樹(3人になす統べなく僕は捕まってしまい…)

取り巻き1「佐々美さま、捕まえましたわ!」

取り巻き2「この不届きものをいったいどのようにいたしますか?」

取り巻き3「風紀委員にでもつきだしますか?」

佐々美「ありがとう、助かりましたわ…そうですわね…>>456
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 16:09:21.72 ID:Ev1aKn6Yo
彼女に引き取りに来てもらいましょう
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 19:25:14.86 ID:2//sVLK6O
佐々美「あとはあちら側にお任せいたしましょう、元々の目的である宮沢さまが達成できていませんからね。あまり直枝理樹に時間をかけてはいられませんわ。」

取り巻き1「わかりましたわ!」

取り巻き2「そのように」

取り巻き3「いたします!」

佐々美「ええ、よろしく頼むわよ、渡辺、川越、中村。」



取り巻き1「かくかくしかじか」

取り巻き2「というわけで」

取り巻き3「あとは任せましたわ!」

佳奈多「…なるほど…それは、直枝が迷惑をかけたみたいで…申し訳ないわね。こちらで指導をしておくから。」

取り巻き1「二度とないように」

取り巻き2「しっかりとした指導を」

取り巻き3「お願いしますわよ。」

佳奈多「…ええ、本当、ごめんなさいね…」


佳奈多(…笹瀬川さんの取り巻きは帰っていく。)

佳奈多「…さて、直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「なんで全裸で走り回ったの?」

理樹「えっと…野球拳をしてたところを見られて、笹瀬川さんに誤解されたままどこかへいっちゃいそうだったから、自分が脱いでるのも忘れてつい…」

佳奈多「アホね…アホ。」

理樹「うん、なにも言い返せないね…」

理樹(本当、なんでこんなことをしてしまったのだろう…)

佳奈多「…まあとりあえずちゃんと服は来なさい、指導はそこからよ。」

理樹「うん…」



理樹(…というわけで、謙吾の部屋に戻り、服を着る。)

佳奈多「…さて、直枝、それじゃあ、風紀委員として、あなたには指導を加えなきゃいけないわけだけど…」

理樹「…うん…」

佳奈多「そうね…直枝、あなたには…>>458
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 02:26:00.51 ID:LTIQsSiHO
反省文とこの前みたいなおふざけ禁止の校内清掃
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 12:20:40.29 ID:9qJwZZgUO
佳奈多「原稿用紙は今から持ってくるから、明日までに提出しなさい。そして放課後は清掃活動だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…二度とこんな事はやるんじゃないわよ。次はこんなものじゃすまさないから。」

理樹「…はい…反省します…」




理樹(…というわけで、反省文を書くことになった。)

理樹「はぁ…大変だな…」

真人「…おう?理樹、なに書いてるんだ?」

理樹「反省文だよ…ちょっと、色々やっちゃって…」

真人「そうか。…手伝うか?」

理樹「いや、大丈夫、真人こういうの書くの苦手そうだし…自分で書かなきゃ意味もないだろうしね。」

真人「…偉いな、理樹。…まあ理樹がそういうんなら、やめとくか。大人しく静かに筋トレでもしてるぜ。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(そんな感じで、今日も夜が更けていく…)




翌日
理樹(…昨日は反省文も書いていたから、少し寝不足だ…でも、頑張ろう…)

理樹(…そんな感じで登校すると…>>460に出会う。)
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 15:02:07.30 ID:gIA4vIfmO
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 18:36:45.88 ID:7XuXlxyjO
鈴「理樹、おはよう。」

理樹「あ、鈴…」

鈴「なんかねむそうだな。どうかしたのか。」

理樹「ちょっと、昨日反省文を書いてて…」

鈴「なにぃ…反省文か。なにしたんだ。」

理樹「ちょっと…笹瀬川さんと…色々…」

鈴「さしみに何かされたのか。」

理樹「いや、笹瀬川さんは被害者だよ…ほんと、改めて謝っとかないと…」

鈴「あいつにあやまることなんてないと思うぞ。理樹。」

理樹「いや、そういうわけにはいかないでしょ…ねぇ鈴、笹瀬川さんどこにいるか知らない?」

鈴「しらん、あたしから会いに行ったことはないからな。」  

理樹「だよね…」

鈴「だが、ふらふらしてたらそのうち会えると思うぞ。あたしは良く会う。」

理樹「どれくらいの頻度で?」

鈴「二日にいっぺんよりやや多いくらいだな。」

理樹「それほぼ毎日だよね…」

鈴「そーかもな…」

理樹「…ねぇ鈴、しばらく一緒にいていい?」

鈴「…なにぃ……いいのか。かのじょがいるのに。」

理樹「笹瀬川さんに会うには鈴の近くにいるのが一番ぽいから…お願い。鈴。」

鈴「……仕方ないな。良いぞ。」

理樹(…というわけで、しばらく一緒にいてもらうことになった…)
コンマ判定
下二桁が3の倍数、あるいはゾロ目なら佐々美と遭遇
>>462
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 18:59:06.02 ID:YLgNMl9wO
そい
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 21:22:35.79 ID:B74u1uJjO
理樹「…」

鈴「…」

小毬「あー、理樹くん、鈴ちゃん、おはよー!」

理樹「うん、おはよう。」

鈴「おはよう。こまりちゃん。さささがどこにいるから知らないか。」

小毬「さーちゃん?ごめんね、わからないよ〜。」

鈴「そうか…」


謙吾「お、理樹と鈴。おはよう。」

理樹「おはよう謙語。」

鈴「おはよう。」

理樹「笹瀬川さんどこにいるかわからない?」

謙語「笹瀬川…?すまん、俺にはわからない。」

理樹「そっか…」





鈴「…だめだ…あわないな。」

理樹「うん、会わないね…関係ある人には会えるけど。」

鈴「さささ、肝心なときにこないとは、つかえないな。」

理樹「まあ、そういう時もあるよ。」

鈴「…すまんな、理樹。」

理樹「いやいやいや、鈴が悪い訳じゃないから…むしろこっちこそ、付き合わせてごめん。」

鈴「あたしは別にいい。…で、さしみはどうするんだ。」

理樹「…まあ、探していなかったから、またであったときに謝ることにしとくよ。」

鈴「そーか。あたしが会ったらできる限りで理樹に伝えるようにしてやる。」

理樹「うん、ありがとう、鈴。」 



理樹(…その後、教室で授業を受け…)

理樹(…さて、今日の休み時間は…>>464)
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 01:30:44.29 ID:Q2+lsJ7hO
佳奈多さんと過ごそう
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/09(木) 15:18:52.12 ID:uajJyzSBO
理樹(反省文出しついでに、今日は佳奈多さんとすごそう。)



理樹(…佳奈多さんに会いにいく。)

理樹「佳奈多さん!」 

佳奈多「…あら、直枝?反省文でも出しに来たのかしら。」 

理樹「それもそうなんだけど、それついでに、今日は一緒にいたいなって。」

佳奈多「…良いけど…珍しいわね。」

理樹「そうかな?」

佳奈多「いつもは井ノ原と珍妙な話をして、筋トレに行ってるじゃない。」

理樹「珍妙なって、真剣な筋肉議論さ。…ていうか、話、聞いてたの?」

佳奈多「…私もたまにあなたに会いにいってるけど、その時はいつも井ノ原がいるのよ…というか、気づかれてなかったのね。」

理樹「…ごめん。」

佳奈多「…まあ、別にいいわ…じゃ、直枝、まず反省文を見せなさい。」

理樹「うん、これ…」

佳奈多「…」

理樹(…じっくりと反省文を読んでいる。)

佳奈多「………まあ、いいでしょう。受け取ったわ。」

理樹「やった、ありがとう。…じゃ、佳奈多さん、ご飯でも食べようか、とりあえず。今日も佳奈多さんはお弁当?」

佳奈多「ええ。…直枝、せっかくだからどこか別のところで食べましょうか。」

理樹「え、じゃあ…>>466
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:14:38.03 ID:TIRN0ZIuo
中庭には厄介な西園さんがいるだろうから
屋上行こうか
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/09(木) 21:07:37.52 ID:EpwtnGbSo
佳奈多「屋上?あそこは立ち入り禁止よ。そもそも鍵がかかって…」

理樹「そこは大丈夫だから。」

佳奈多「大丈夫って…」

理樹「良いから、行こう?そこなら二人になれるしさ。」

佳奈多「…仕方ない、わね…」





理樹(…というわけで、屋上の入り口までいく、さっき小毬さんは鈴と教室でご飯を食べていたからいないはずだ。実際開けられた様子もない。)

佳奈多「…ここ、本当に大丈夫?」

理樹「大丈夫だよ、ここを…こうやって……ほら、開いた。」

佳奈多「……良く見つけたわね…」

理樹「僕が見つけた訳じゃないんだけどね。…それじゃ、いこうか…」



屋上
佳奈多「…初めてきたけど…なかなか、いい景色ね。」

理樹「でしょう?景色もいいし、風も気持ちいいし、人も来ないから、二人でいるには最適だよね。」

佳奈多「…そうね。」

理樹「じゃ、食べよっか。」

佳奈多「…ええ。」

理樹(僕の昼御飯は買って来たパン、佳奈多さんはお弁当だ。)

理樹「…わあ、美味しそうだね。」

佳奈多「…そう?」

理樹(佳奈多さんの弁当は聞いてた通り、ハンバーグやら卵焼きやら、好きなものを詰め込みましたという感じで、美味しそうであった。)

理樹「うん、とっても。」

佳奈多「……ありがとう。」

理樹(ちょっと照れながら言う。)

理樹「食べてみたいよね、僕も。」

佳奈多「…じゃあ、ちょっといる?」

理樹「え、良いの?」

佳奈多「どれか一個くらいならね。」

理樹「じゃあ、卵焼きかな。」

佳奈多「…じゃ、どうぞ。」

理樹「…」

理樹(僕は口を開けて、待つ。)

佳奈多「…食べないの?」

理樹「いや…食べさせてくれないかなって…」

佳奈多「>>468
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 01:13:31.85 ID:IX0Jp85kO
するわけない
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/10(金) 12:11:39.96 ID:N4d2uDa+O
理樹「…え、ダメ?誰もいないのに。」

佳奈多「…ダメ。」

理樹「…はーい…」

理樹(あきらめて自分で口に運ぶ。)

佳奈多「…どう?」

理樹「美味しいよ、さすがだね!」

佳奈多「…そう?」

理樹「うん、毎日でもたべたいよね。」

佳奈多「>>470
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 14:17:25.20 ID:JKGDdCk6O
プロポーズみたいね
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/11(土) 16:33:58.67 ID:8eKwOe08O
理樹「プロポーズ…そういう意味も無くはない、かな。」

佳奈多「…え?」

理樹「…嫌なの?」

佳奈多「いえ、嫌じゃないわ……でも、まだ早いじゃない。法律的にも無理だし。結婚だなんて、卒業してからよ。」

理樹「そっか。わかった、卒業するまで我慢するよ。」

佳奈多「…ええ…」

理樹「…じゃあさ、せめて昼ごはんのお弁当を作ってきてもらうことって出来ないかな?」

佳奈多「…お弁当…まあ、作ってあげても良いけど、毎日は無理よ?」

理樹「うん、佳奈多さんの負担にならない位でいいから。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。…とりあえず、明日作ってきてあげる。」

理樹「やった、ありがとう!佳奈多さん!」






理樹(…その後、しばらく雑談をする。)

理樹「…そしたら謙吾に「お前、良い身体だな」って言われて、その時の目付きがちょっと本気で…」

佳奈多「宮沢が…それは危ないわね。直枝に危害が及ぶ前に指導しておくべきかしら…」

理樹「あはは…まだなにもしてないからやめてあげて…ねぇ佳奈多さん、佳奈多さんは昨日の夜呼ばれる前は何してたの?」

佳奈多「>>472
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 17:26:30.26 ID:OehwLl2Ro
試験勉強
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/11(土) 20:35:43.69 ID:VmU3Awnoo
佳奈多「大変だったところにあなたがあんな事を…そのせいで昨日はだいぶ遅くまで起きてることになったわよ…今も少し眠いわ…」

理樹「…ごめん…」

佳奈多「…いいわよ、別に…慣れてるから。」

理樹「慣れてるって…大丈夫なの?」

佳奈多「…別に夜更かしくらいなら平気よ、前より心労は減ったから。」

理樹「でも、心配だなぁ。」

佳奈多「心配してくれるのは嬉しいけど、大丈夫だから。」

理樹(…大丈夫かな…)

理樹「…やっぱり、ちょっと寝た方がいいんじゃない?」

佳奈多「え?」

理樹「昨日頑張って寝てないんだったらすこしでも補った方がいいって。時間になったら起こしてあげるからさ。」

佳奈多「…良いの?せっかくの時間なのに。」

理樹「文化祭もあるんだし、健康第一だよ。ほら、日差しもあるから暖かいし。固いのが駄目なら僕の膝で…」

佳奈多「>>474
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 08:23:33.10 ID:qmL8s5EqO
遠慮なく
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 12:51:09.41 ID:TNUiIiBaO
佳奈多「…失礼するわ。」

理樹「うん。」

理樹(僕の膝の上に、佳奈多さんが頭を乗っける。)

佳奈多「…変なことしないでよ?」

理樹「しないよ…」



佳奈多「すぅ…すぅ…」

理樹(すぐに佳奈多さんは寝息をたて始める。やっぱり疲れてたんだろう。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(寝顔は穏やかだ。最近はずいぶん丸くなって、こんな顔を見せることも前より増えたけど、それでもここまでじっくりみれることは無い。)

理樹「…」

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…ああ、可愛いなぁ…)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…変なことはするなって言ってたけど…>>476くらいなら大丈夫かな…)
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 16:22:20.36 ID:H/4RZ7Tv0
おっぱいを揉む
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 18:51:34.67 ID:epNo3jVhO
理樹(…待って、これって変なことなんじゃ……いや、でも僕たちはもうそれ以上の事も経験してるわけで…うん、ちょっとだけ、ちょっとだけなら、大丈夫だよね。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…慎重にいって…出来るだけばれないように…そーっと…)

理樹「…」モミッ

理樹(あっ、服越しでも、柔らか…)

佳奈多「…んっ…」

理樹「!?」

佳奈多「……すぅ…」

理樹「…ほっ…」

理樹(なんとかなった……しかし、一回揉んでしまうと…何か………よし、もう一回やってみよう…)

佳奈多「…すぅ…すぅ…」

理樹「……」モミッ

佳奈多「んんっ…すぅ…」

理樹(…何か、止まらなくなってきた…よし、さらにもう一回だけ…)モミッ
コンマ判定
下一桁が奇数なら起きる
>>478
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 19:50:18.15 ID:MX1VZcz5O
ほい
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 20:46:57.37 ID:1JPvGvz2O
佳奈多「…ん…んん…なに…」パチッ!

理樹「!?あっ…」モミッ

佳奈多「……!?っっっ////!へ、変態!」ぺチッ!

理樹「痛い!」

佳奈多「変態ね…変態!変なことはなにもするなって言ったじゃない!」

理樹「ごめん…それ以上の事をしてるから、触るだけなら、いいかなって…ちょっとした出来心で、決してそこから先をしようなんて思ってないから、だから、許して!佳奈多さん!」

佳奈多「…>>480
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 07:21:33.82 ID:Rz9uDIGzO
死刑
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 12:29:53.14 ID:B/l8+StlO
理樹「…え?」

佳奈多「死して償いなさい…」

理樹「し、死!?」

佳奈多「…そうね、ちょうどここは屋上だから…」

理樹「いやいやいや!?そこまで!?」

佳奈多「寝てる無防備な人に淫らな事をしたんだから、当然よ。すぐにやられないだけましと思いなさい。」

理樹「いやいやいや…どうか佳奈多さん、それだけは…他なら何でもするから、許して!」

佳奈多「なら…>>482
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 12:42:11.82 ID:6fntBMU/O
西園さんを半径2m以内に近づけるのを禁止
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 14:06:55.49 ID:qzdnHfH3O
理樹「うん、それで許してくれるなら。がんばるよ。」

佳奈多「じゃあ、それでね。」

理樹(良かった…許してもらえた…)

佳奈多「…破ったら許さないからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…じゃ、戻るわよ。」



理樹(…その後、教室に戻ると…)

美魚「…おや、直枝さん…」

理樹「!」ササッ!

美魚「…?どうされたのですか。」

理樹「…ちょっと…西園さんに近づいちゃダメなんだ、ごめんね。そう言うことだから、それじゃ。」

美魚「>>484
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 16:02:17.34 ID:DRzTPTtR0
酷いです直枝さん…そんなイジメみたいな事を……
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 18:18:57.10 ID:bU/ZaYFYO
理樹「え、いじめなんて、そんな…」

美魚「そうじゃないですか、私だけ避けるなんて…ひどいです。直枝さん。直枝さんにはなにもしていませんのに…皆さんには普通なのに、どうして私だけ……ぐすっ…」

理樹「え、ちょ、ちょっと…」

美魚「…ぐすっ…」

理樹「ちょっと、泣かないで…あっ、近づいちゃダメなんだった…」

小毬「理樹くん、みおちゃん、どうしたの〜?」

美魚「直枝さんが突然…ぐす…私のことだけ避けるんです……」

小毬「理樹くん、みおちゃんとも仲良くしなきゃダメだよ〜。いじめはめっ、だよー?みんな仲良くしないと〜。」

理樹「小毬さん…いや、いじめとかじゃなくて、これは…」

小毬「ちゃんと謝って、早く仲直りしよー。ね?」

理樹「…」

理樹(…回りの注目が集まる前に穏便に済ませるべきなのかな…) 

理樹「…ごめん…」

小毬「うん、謝ってるから、みおちゃんも許してあげて。」

美魚「…直枝さん…」スッ

理樹「…西園さん?」

美魚「仲直りというのなら、証として、握手を。」

理樹「…え…」

理樹(…これは…受けたら仲直りだけど、佳奈多さんの約束が…)

美魚「…」

理樹(…どうしよう…これは…)
どうする?
>>486
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 18:49:51.19 ID:wpSGzbgBO
応じる
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 22:14:53.07 ID:V5GUwtn6O
理樹「…」

理樹(…小毬さんもいるし、ここで手をとらないと西園さんとの仲は切れてしまうかもしれない。僕のしたいことは二人の仲をとりもつことだ。…だから…)

理樹「…」ギュッ

美魚「…ありがとうございます。」

小毬「うん、これで仲直りだね!」

理樹「…」

理樹(…これでよかったのかな…)

美魚「…」ニヤリ

美魚(…うまく事が運びました…)




理樹(…その後、放課後…)

理樹「…今日は掃除だっけ…一旦佳奈多さんのところに行って、どこをやるのかとか聞いてこないと…」




理樹「…というわけで、来たよ。」

佳奈多「…あら、直枝…昼の約束はちゃんと守ってる?」

理樹「も、もちろんさ。」

佳奈多「…そう、なら、いいわ。…で、今日の掃除だけど、罰則だから、徹底的にやってもらうわよ。」

理樹「うん。まずはどこ?」

佳奈多「>>488
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 13:53:04.49 ID:RGa5qWQRO
トイレ
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/14(火) 18:04:55.93 ID:bH7GG/K/O
トイレ
理樹「…」ゴシゴシ

佳奈多「隅から隅まで徹底的にやるのよ。」

理樹「…佳奈多さん、わざわざついてこなくても…」

佳奈多「サボらないかの監督よ。」

理樹「男子トイレだけど、大丈夫?」

佳奈多「清掃中の標識はたてておいたから、だれも入ってこないから安心なさい。」

理樹「…じゃあ、二人きりなんだ。」

佳奈多「…ちょっと、変なことしたら許さないからね?」

理樹「わかってるよ…」ゴシゴシ

理樹(しかし、汚いな…全部やるとなると大変そうだ…)

理樹「…佳奈多さん…」ゴシゴシ

佳奈多「…何?」

理樹「手伝ってくれたりは…」

佳奈多「>>490
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 04:05:05.67 ID:noGKxVhOo
手伝ったら罰にならないでしょ
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/15(水) 12:18:43.73 ID:/F10L5vwO
佳奈多「そこまで甘くはできないわ。一人でやりなさい。」

理樹「だよね…」ゴシゴシ

佳奈多「休憩時間はあげるから、そこまではしっかりやること。」

理樹「…うん…」ゴシゴシ

理樹(ちゃんと厳格なところはやっぱり厳格だなぁ…)




理樹「…あれ?これは…」

佳奈多「…あら、どうかした?」

理樹「いや、忘れ物みたいなのがあるから…」

佳奈多「…これは>>492
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 17:13:22.52 ID:GV74zTgM0
葉留佳のハンカチ
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/15(水) 18:23:39.63 ID:kuWCB3x2O
理樹「あ、これ、葉留佳さんのなんだ…」

佳奈多「これは私から返しておくわ。」

理樹「うん、よろしく……でも、なんで男子トイレに葉留佳さんのが…?」

佳奈多「…美化委員じゃないの?」

理樹「あ、そっか、美化委員…でも、女の子が男子トイレの掃除やるかな?」

佳奈多「男の子が女子トイレ掃除するよりはあり得るんじゃないかしら。」 

理樹「そっか、確かに…」

佳奈多「…まあ気になるならそれも私から聞いといてあげるから、それよりも、手を動かしなさい。」

理樹「…はい…」





理樹「…ふぅ、ここも終わり…」

佳奈多「…この階のはおわったみたいね、それじゃ、休憩にしてあげる。」

理樹「…やった…休憩…」

佳奈多「一旦、お疲れさま。」

理樹「うん…」



理樹(二人で休んでいると、>>494に出会う。)
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 18:55:43.19 ID:wOQe+iKHO
葉留佳
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/15(水) 20:54:15.61 ID:ceORGfZ1O
葉留佳「あ、お姉ちゃん、理樹くん、やはー!」

佳奈多「あら、葉留佳。」

理樹「あ、葉留佳さん…今日は練習じゃないの?」

葉留佳「全員集まれないみたいだから今日は自由って恭介さんが言ってたんですヨ。」

佳奈多「それで、何してるのよ。」

葉留佳「んーとね……あえて言うなら、お散歩?」

佳奈多「暇だったのね。」

葉留佳「そうとも言いますナ…二人は?」

理樹「トイレ掃除だよ。今は休憩中。」

葉留佳「なんで?」

理樹「僕が昨日色々やっちゃって…」

葉留佳「ほうほう、なるほど〜。理樹くんがお姉ちゃんの指導を受けてるわけですナ。きついですよネ〜、よくわかりますヨ。お姉ちゃんこういうところは手を抜いてくれませんからネ。」

理樹「うん…きついね。」

葉留佳「どうせ暇だし、手伝いますカ?美化委員としてほっとけないし。」

佳奈多「ダメよ、直枝の罰則なんだから。」

葉留佳「ええ〜、良いじゃん、別に。」

佳奈多「駄目。」

理樹「大丈夫だよ、葉留佳さん。一人でやるから。」

葉留佳「むむぅ…わかりましたヨ。仕方ないですネ…」

佳奈多「わかってくれたのね、良かったわ…あ、そうだわ葉留佳、これ…」

葉留佳「ん?…おや、無くしてたハンカチじゃないですカ。ありがとー!どこにあった?」

佳奈多「男子トイレよ、何してたの?男子トイレで。」

葉留佳「んーとね、それはね……えーと…」

佳奈多「…考えることじゃないでしょ、何なの?」

葉留佳「ちょっと…男子トイレにいたずらをしたことがありまして…やはは…」

佳奈多「……まさか、前言われてた男子トイレにビー玉がばらまかれてたっていうのってあなたなの?」

葉留佳「やはは…ごめんなさーい…」

佳奈多「…罰則として、>>496
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 08:00:52.18 ID:aXO+h7VOO
文化祭が終わったら風紀委員の手伝い
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/16(木) 14:08:26.19 ID:U4PnlYFFO
葉留佳「おおー、これはちょっと楽しみですネ。」

佳奈多「楽しみって、なんでよ…」

葉留佳「お姉ちゃんと一緒に仕事するならそれはそれで悪くないかなって。」

佳奈多「…なら罰則にならないじゃないの。やっぱり反省文かしら。」

葉留佳「それはやめてくださいヨ!あー、嫌!風紀委員の仕事嫌ですヨ!!」

佳奈多「…どっちなの?」

葉留佳「風紀委員は嫌ですヨ!」

佳奈多「じゃあ風紀委員の手伝いね、葉留佳。」

葉留佳「はーい。」

 


佳奈多「…さて、それじゃ、そろそろ再開しましょうか。」

理樹「うん…」

葉留佳「あ、始まるの?じゃ、はるちんはそろそろ帰りますネ。理樹くん、頑張ってくださいヨ。」

理樹「うん、ありがとう…」




理樹(…掃除を再開する。)

理樹「…佳奈多さん。」ゴシゴシ

佳奈多「…何?」

理樹「…今度はこんなものが…」

佳奈多「これは…>>498
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 16:10:16.24 ID:gxPDJ0yQo
西園さんと女子生徒のキス写真(盗撮)
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/16(木) 20:04:28.91 ID:j0YOBwSUO
理樹「え!?何それ?」

佳奈多「…どういうことかしら、これは…相手は葉留佳でもないし…」

理樹「そうだね…それに、盗撮って…僕の女装写真といい、この学校、盗撮横行してない?」

佳奈多「……その話は一旦おいときましょう、今はこの写真の話よ。」

理樹「うん、そうだね…これ、本物かな?」

佳奈多「私には合成には見えないけどね。」

理樹「…本物だったら、やっぱり西園さんはそっち系ってことなのかな。」

佳奈多「…いや、あいつのことだからね、これも何か罠の可能性があるわ。私を油断させたいとかね。」

理樹「…その可能性もあるね…でも罠だとしたら不確実じゃない?僕らがトイレ掃除することは知ってても、その前に拾われたりとかする可能性もあるわけで…」

佳奈多「……まあ、とにかくこれは私が預かっておくわ。じっくり考えたいしね。あなたは掃除をしなさい。」

理樹「うん、わかったよ…」





理樹(…しばらくして…)

佳奈多「…そろそろ時間かしら。」

理樹「…終わり?」

佳奈多「ええ。」

理樹「ふぅ…疲れたよー佳奈多さん……」

佳奈多「おつかれさま、直枝。」

理樹「佳奈多さん、このあとは?空いてる?」

佳奈多「>>500
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 22:51:27.70 ID:ZEwUw6m40
悪いけど風紀委員の雑務があるの
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/17(金) 12:19:07.97 ID:dmVUUBmwO
理樹「じゃあ僕も手伝おうか?」

佳奈多「手伝わなくていいわよ。疲れてるでしょう?」

理樹「その雑務が終わってないのは僕の罰則に付き合ってくれたからだろうし、それに佳奈多さん、寝不足になるくらい大変みたいだから、ちょっとでも助けになりたいんだ。雑務なら僕にもできるし。」

佳奈多「…」

理樹「だから、手伝わせてよ。佳奈多さん。」

佳奈多「…わかったわ、一緒に来て。」

理樹「うん。」




佳奈多「…じゃあ直枝、これとこれ、間違いがないかチェックして。」

理樹「うん。」

佳奈多「よろしくね。」

理樹(佳奈多さんは頑張って働いている、風紀委員、寮会にバンド、試験勉強…佳奈多さんはいまとても大変な時期だろう。少しでも僕が肩代わりできるよう、佳奈多さんの負担を軽減できるように、頑張らないと…)



理樹「…んん…」

理樹(…寮会の手伝いもしていたことがあるとはいえ、中々大変だね…)

佳奈多「…直枝、無理はしなくていいからね。」

理樹(そう言いながら、佳奈多さんは黙々と作業する。)

理樹「いや、大丈夫。佳奈多さんの方こそ、平気?」

佳奈多「…私は大丈夫よ。心配しないで。」

理樹「本当?一旦やすんだ方が…マッサージでもする?」

佳奈多「…>>502
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 18:41:20.94 ID:dQMkxarYo
エッチなことしない?
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/17(金) 18:59:34.86 ID:685SOIZfO
理樹「えっ?」

佳奈多「…何回も言わせるつもり?」

理樹「いや、驚いちゃって…突然どうしたの?」

佳奈多「…作業に付き合わせちゃったし…昼間のこととか見るに、直枝はたまってそうだし…」

理樹「…」

佳奈多「二人きりだから、ここなら誰も来ないから…少しだけなら…」

理樹「>>504
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 13:25:23.77 ID:Nl+/hIn1O
これは夢に違いない
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/18(土) 18:36:20.95 ID:h3bTOvZFO
理樹「きっと僕の理想が反映されちゃってるんだろう…うん……夢だとわかる明晰夢っていうのもあるらしいし…」

佳奈多「…」

佳奈多(…何か前も似たような事が…ああ、お泊まり会で寝てたときだったかしら…私が積極的になるとそんなことを言い出すのね…まあでも、これも夢ってことにした方が都合がいいかも…)

佳奈多「…そう、これは直枝の夢。だからあなたのしたいことなら、なんでも…」

理樹「…そっか……なら佳奈多さん…良いんだよね?」

佳奈多「…ええ、あなたが望むなら。」

理樹「じゃあ…」チュッ

理樹(まずは佳奈多さんにキスをする。)

佳奈多「ん…んん…」

理樹(そのまま僕は佳奈多さんの体に手を這わせていき、そして…)

シャララララウーワー♪





佳奈多「…はぁ…はぁ……」

理樹「ごめん佳奈多さん、やり過ぎちゃった?痛くなかった?」

佳奈多「いえ、大丈夫…夢なんだから、これは。」

理樹「あ、そっか…あはは…すごくリアルなものだから…」

佳奈多「…しっかりしなさい…夢よ、これは。」

理樹(夢…でも、それにしては、本当、リアルな…そういえば前もこんな事が…あのときも確か佳奈多さんが出てきてそれで…なんとなく、状況が似ている。そしてあのときもリアルな夢だと、同じように感じた…同じような状況が、二度も起こるだろうか?)

理樹「…ねぇこれ、本当に夢?」

佳奈多「…夢よ。夢。」

理樹「…」

理樹(…佳奈多さんはこう言うけど…どうなんだろう?ここは…)
コンマ判定
下一桁が奇数で現実と気がつく。
>>506
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 22:10:56.82 ID:DM+gt+bZo
ほい
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/19(日) 12:57:37.92 ID:SdCteYdeO
理樹(…やっぱり夢だ。佳奈多さんの行動的にも、そう考えるべきだろう。)

佳奈多「…さて、じゃあ、直枝、そろそろ夢から醒める時間よ。」

理樹「醒める?どうやって?」

佳奈多「…直枝、目を閉じて。」

理樹「う、うん…」

理樹(言われるままに目を閉じる。すると…)

佳奈多「…ごめんなさいね。」ドゴッ!

理樹「ぐっ…」

理樹(殴られたような感覚が走る、そしてその強い衝撃に、僕の意識は遠のいていった…)




理樹「…はっ!」

理樹(目が醒める…あれ、一体何が…たしか佳奈多さんとここで…)

佳奈多「…」

理樹(…佳奈多さんは何もなかったように、変わらず働いている。)

佳奈多「…あら、直枝、起きたのね。」

理樹「あ、うん…寝落ちしてた?」

佳奈多「ええ、起こすのも悪いから起こさなかったけど。」

理樹「…じゃあここで佳奈多さんと…してたのは?」

佳奈多「…何のこと?」

理樹(佳奈多さんは普段通りだ。あんなことをしたあとには思えない。…やはりあれは夢で、僕は寝落ちしただけのようだ。)

理樹「…いや、何でもないよ。ごめんね、寝ちゃってて。」

佳奈多「…良いわよ、もともと一人でやるものだから。」

理樹(佳奈多さんはそういうが、申し訳ない。夢のことは一旦おいて、寝てしまっていた分も頑張ろう…)




理樹(…その後…)

佳奈多「…これで終わったわね。お疲れさま。」

理樹「ふぅ…お疲れさま。…このあとは?寮の部屋に戻るの?」

佳奈多「ひとまずはそうね、戻って試験勉強かしら。」

理樹「…試験勉強…大変だね…」

佳奈多「あなたは?」

理樹「僕は…>>508
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:38:03.52 ID:+jhkWpdQO
鈴と遊ぶ
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/20(月) 13:09:20.27 ID:nOAWTlXVO
佳奈多「…遊ぶって何、どういうこと?」

理樹「いや、違うよ、いつも恭介とか真人とかと遊ぶ感じで遊ぶだけで…それで最近鈴とそういうことしてないなって思ったから…」

佳奈多「…そう。…まあ、鈴さんならたぶん大丈夫ね…わかったわ。…でも、昨日は宮沢と遊んでたわよね、遊んでばっかりで大丈夫なの?テストは。」

理樹「普段の勉強はしてるから、まあなんとかなるよ。」

佳奈多「…その感じでいって、補習にならないといいけどね。」

理樹「あはは、気を付けるよ…」




理樹(…というわけで、今日は鈴と遊ぶ。)

理樹「鈴、いきなり呼んでごめんね。」

鈴「へーきだ、きょーすけもいつもこうだからな。…来てるのはあたしだけか。真人はどーした。」

理樹「真人は走り込んでくるって行って外に行っちゃったよ、しばらくすれば帰ってくるだろうけどね。謙吾と恭介は今日は呼んでないよ。」

鈴「…呼ばれたのもあたしだけだったか。今日はなんだ、どーした。」

理樹「今日は鈴と遊ぼうと思って。最近あんまりしてなかったじゃないか。」

鈴「…なるほど、確かに。…なら、何するんだ。」

理樹「せっかく鈴とだから…>>510
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:29:03.12 ID:9n9TJ552O
初心にかえって人気になる方法を考える
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/21(火) 12:10:21.31 ID:Lj5JfM8KO
鈴「そーいえば最初はそんなふうにはじまったな。」

理樹「うん、ここらでちょっとその初志も思い出しておくべきだよね。…で、どうすればいいかな。」

鈴「そーだな…猫を可愛がれ。」

理樹「猫?」

鈴「猫を可愛がってアピールだ、それで学校の人気はぼーん!だ。」

理樹「…それは…ちょっと、アピールできる層が限られてるんじゃない…?」

鈴「いや、みんな猫か好きだから、だいじょーぶだ。一回やってみるぞ。」


鈴「よーし、猫を呼んできたぞ。」

猫1「にゃー。」

猫2「うにゃー。」

鈴「うりうりー。」

理樹「…う、うりうりー…」

猫「にゃ〜」

理樹「…これでいいの?」

鈴「ああ、人気がくちゃくちゃ上がってる。問題ない。つれて歩くとなおいい。」

理樹「つれて歩く…出来るかな?」

鈴「出来る、これを、こうやって…こうだ。」

理樹「おお、なるほど…」

鈴「…よし、じゃあこうやって猫をつれて、次は…>>512だ。」
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 16:18:03.68 ID:1OWbS051O
ネコミミ
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/21(火) 17:10:36.06 ID:3ibzrFG1O
鈴「これをつけろ。」

理樹「ええ!?何で?」

鈴「人気が上がる。これできょーすけよりも上だ。」

理樹「そんなものかなぁ…まあ、もう猫耳くらいつけるのどうと言うこともない気がするからつけるけど…」




理樹「…どうかな?」

鈴「いいと思うぞ。理樹と猫と猫、最強のタッグだ。」

理樹「鈴が猫好きなだけじゃないかな…?


鈴「猫はみんなすきだ。かわいいからな。みんなわかってくれる。…ちょーどよくあそこに>>514がいるから反応を聞いてみるぞ。」
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 21:09:53.12 ID:SdnntERHO
杉並さん
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/22(水) 11:54:09.97 ID:hu6g7HhwO
鈴「おい、杉並。」

杉並「は、はい?あ、棗さん…なんですか?」

鈴「これ、どう思う?」

猫「にゃー。」

杉並「…あ、猫ちゃんですか?かわいいと思いますけど…」

鈴「いや、そっちじゃなくて、理樹だ。」

杉並「え…直枝くん?」

理樹「…」

杉並「…ネコミミ…ですか。」

鈴「理樹の人気をあげるために、この路線でいこうと思うんだが、どーだ。」

杉並「えと…かわいいとは思います…けど…別に直枝くんは…そのままでも全然…全然…」

鈴「全然…なんだ。」  

杉並「…ごめんなさい、何でもないです!ネコミミ、いいと思います!では!」スタタタタ!

鈴「む…いっちゃったな。だが、ネコミミはこうひょーだったな。」

理樹「そうかな…?」

理樹(何か微妙な感じだったけど…)

鈴「間違いない。…だが、ねんのためもう一人聞くか…今度は…あ、そこに>>516
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 14:30:29.38 ID:d1YiqEWPO
お兄ちゃん
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/22(水) 18:18:58.19 ID:96hYINgmO
恭介「なに!?」

鈴「なんだきょーすけ、そんなビックリすることか。」

恭介「いや、いまお兄ちゃんと言われた気がしてな…」

鈴「言ったぞ。もう一回いってやろうか、お兄ちゃん。」

恭介「ぐはぁっ!」

理樹「恭介!?どうしたの?」

恭介「ああ理樹、すまん、「お兄ちゃん」と呼ばれたことの嬉しさがつい…ぐはっ!」

理樹「えええ!?」

恭介「かはっ…ネコミミ理樹…それは…反則だろ………」

鈴「かわいいか。」

恭介「ああ、すげぇかわいいぞ。鈴の趣味か、中々やるじゃないか。」

鈴「猫は偉大だからな。」

恭介「ああ、猫のかわいさと理樹のかわいさがかけ合わさって無限のかわいさだな。」

理樹「いやいやいや……」

恭介「…しかし、なんで突然ネコミミを見せてきたんだ?何かの罰ゲームか。」

理樹「いや、初心にかえって、人気をあげるための方法をね…」

恭介「ほう、なるほどな…よし、なら…猫とネコミミ…>>518も加えてやろう。」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 00:42:27.60 ID:yyQm8C1sO
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