【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/11(土) 22:50:53.59 ID:2LcVyhfvO
葉留佳「なら、まず、イチャイチャしましょう!」

佳奈多「…イチャイチャ?」

葉留佳「イエス!」

佳奈多「具体的に何よ…」

葉留佳「そうですなぁ…まず、名前で呼び会うとか?」

佳奈多「無理。」

葉留佳「即答ですか…じゃあ、>>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 02:18:09.16 ID:qVxFPmvtO
腕を組んで歩くとか?
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/12(日) 12:02:27.45 ID:66pCg6cwO
葉留佳「これなら仲良しアピールできますしネ。」

理樹「あ、それくらいなら出来るんじゃない?」

佳奈多「…まあ、それくらいなら…」

葉留佳「なら、実際やって見ましょうヨ。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんと腕を組んでみる。)

佳奈多「…じゃあ…行くわよ。」ギュッ…

理樹「…!うん…!」

理樹(佳奈多さんは片腕を僕の腕に組んでくる。大丈夫だと思っていたけど、実際やって見ると思ったよりもドキッとする。)

佳奈多「…結構恥ずかしいけど…これでいいの?」

葉留佳「そうですネ…でも出来ればこう、腕に抱きつく感じがいいんじゃないですかネ。」

佳奈多「抱きつくって…そんなこと…」

葉留佳「みおちんに負けないためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」ギュッ

葉留佳「おお、良いっすネ!」

理樹(…!密着度がより上がって…)

佳奈多「…直枝、どうかしら?」

理樹「>>64
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 18:28:59.51 ID:1ZZG0o+b0
ムラムラしてきた
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/12(日) 18:41:20.60 ID:aQYp6L2aO
佳奈多「なっ…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、今日も…」

佳奈多「…ふしだらな事は禁止。」

理樹「だ、だよね…」

佳奈多「…まったく…大丈夫かしら…」

理樹「た、たぶん平気…」

葉留佳「理性崩壊しそうになったら言ってくださいヨ、避妊具買ってくるんで。」

理樹「いやいやいや…止めてよ…」

佳奈多「直枝が努力すれば大丈夫なのよ。我慢しなさいよ?」

理樹「もちろんさ。…で、このあとは?」

葉留佳「適当に学校歩けば良いと思いますヨ。」





理樹(というわけで、歩いていると…)

理樹(あれは…>>66)
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:41:46.21 ID:m9VkftxIO
ささささささみさん
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/13(月) 13:37:46.31 ID:azVVylOzO
理樹「ささささささみさん…」

佐々美「笹瀬川佐々美ですわ!なんであなたまで間違えますの!?」

理樹「ごめん、噛んじゃった…」

佐々美「噛んだ、のレベル越えてますわよ!?まったく失礼な御仁ですわ!」

佳奈多「…直枝、彼女は?リトルバスターズのメンバーじゃないわよね?」

理樹「あ、えーっとね、彼女は笹瀬川佐々美さん、ソフトボール部のエースで鈴の…友達?」

佐々美「友達じゃありませんわ!ライバルですわ!」

佳奈多「あらそう…私は…」

佐々美「あなたの事は存じてますわ。風紀委員長の二木佳奈多さんですわよね。あなたは学内でも有名な存在ですから。それに神北さんからもよく聞きますしね。」

佳奈多「そう…」

佐々美「…聞いてはおりましたが、本当にあなたたちお付き合いを始めたのですね。しかも大層仲の良い様子…意外ですわ。」

理樹「え、そう?」

佐々美「少々前から噂は流れておりましたが、実際そういうところを目にしたことはありませんでしたからね。」

佳奈多「…そうね、あんまり騒がれたくなかったから。それに、仕事に支障もありそうだから。」

佐々美「まあ確かに、風紀委員として恐れられるあなたが公でこんなふしだらな事をしてるとなると、騒がれるでしょうし、影響もありますでしょうね。実際今日も朝帰りをしたとかで噂になってましたわよ?」

佳奈多「>>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 14:47:34.94 ID:cQaANo49O
それはマズいわね
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/13(月) 18:47:47.87 ID:iY38MfzDO
佳奈多「ばれないように気を付けたつもりなんだけどね…これからの風紀委員の活動に支障がでないと良いけど。」

佐々美「あなた本人が規則を破っているわけですから、説得力が落ちてしまいますわね。」

佳奈多「くっ…」

佐々美「仲がよろしいのは結構でございますが、節度を持たないと色々大変なことになりますわよ?不埒な行為は慎んだ方がよろしいですわ。」

佳奈多「…わかってるわよ…」

佐々美「ならよろしいのですが。…では、わたくしはそろそろ用事がありますので失礼しますわ!」

理樹「あ、うん…」




理樹(次にあったのは…>>70)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 20:32:44.93 ID:ZMJF2KIyO
古式みゆき
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/13(月) 21:49:54.17 ID:8EsjdwGGO
理樹「あ、古式さん…」

古式「あ、あなたは宮沢さんのお友達の…それに、二木さんも。…お付き合いを始めたと言うのは本当だったんですね、おめでとうございます。」

理樹「うん、ありがとう。古式さん、あのあとはどうしてる?」

古式「はい、なんとか、やってます。」

理樹「そう、なら、良かった。謙吾とは最近どうなの?」

古式「宮沢さんにはいつもお世話になってます。助けてもらっただけでも感謝してもしきれないのに、そのあとも色々相談に乗ってもらったりしていて…今もすこし相談したいことがあって宮沢さんを探してたんです。」

理樹「そうだったんだ…謙吾なら僕たちの部室にいるんじゃないかな。」

古式「そうですか、ありがとうございます…二人の時間を邪魔してしまい、申し訳ありませんでした、では…」

理樹「いや、気にしないでよ。じゃあね。」



佳奈多「…あの子、立ち直れてるようね。」

理樹「あ、佳奈多さんも知ってる?」

佳奈多「あれだけ騒ぎになったからね…でも、あの様子なら大丈夫そうね。良かったわ。」

理樹「うん。良かったよ。」





理樹(それにしても、さっきから普段それほど話さない人とよく会うなぁ…あ、次は…>>72)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:54:34.43 ID:V3vIIBtDO
佐々美の取巻き三人娘
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 12:05:38.84 ID:ffRVx9T1O
取り巻き1「佐々美さま、どこにいらっしゃるのでしょう…」

取り巻き2「自主練をなさっているわけではありませんでしたし…」

取り巻き3「お部屋にいらっしゃる訳でもありませんでしたしね…」

取り巻き1「…おや、ちょっとおまちください、なにやらあそこからかすかに佐々美さまの香りが…」

取り巻き2「そうですわね…なにやらあちらから…」

取り巻き3「どうやらあの方からいたしますわね…そこのお方、すこしよろしいですか?」

理樹「…あ、僕?」

取り巻き1「はい、すこしお尋ねしたいことが…」

理樹「えーっと…君たちは?なにか見たことある気がするけど…あ、もしかして、笹瀬川さんの取り巻きの…えーっと…」

取り巻き1「私たちは、渡辺咲子!」

取り巻き2「川越令!」

取り巻き3「中村由香理!…ですわ。」

理樹「あ、そんな名前だったんだ…」

理樹(わからない人のために説明しておくと、左の金髪の子が渡辺さん、真ん中の子が川越さん、右の緑髪の子が中村さんだよ!)

理樹「…で、どうかしたの?」

渡辺「私たち、佐々美さまを探していたのですがどこにもいらっしゃらず…」

川越「困り果てていたところにあなたたちが来て…」

中村「そこから佐々美さまの残り香を感じたので、話を聞きたいのですわ!」

理樹「の、残り香って…」

佳奈多「…なんで文章を分割して話してるの?」

渡辺「そこは今は」

川越「どうでも」

中村「よろしいですわ!」

渡辺「佐々美さまの」

川越「居場所を」

中村「ご存じでは?」

理樹「確かにさっきあったけど…用事っていってどこかいっちゃったし…具体的なことはわからないんだ。」

渡辺「なんと言うことでしょう!」

川越「私たちの知らない」

中村「用事があるなんて!」

渡辺「直枝さん、佐々美さまは」 

川越「一体いつ、どこで、どちらの」

中村「方向へお行きになりましたの?」

理樹「えー…すこし前、廊下で…あっちかな。」

渡辺「ならば、今から」

川越「追いかければ」

中村「間に合いますわね!」

渡辺「ありがとうございました。」

川越「それでは、私たちは」

中村「急ぎますので」

渡辺「ごき」

川越「げん」

中村「よう!」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 12:06:14.71 ID:ffRVx9T1O
理樹「あ、うん…」

佳奈多「…なんだったの、彼女たち…」

理樹「さあ…?」 



理樹「さて、そろそろ戻ろうか…」

佳奈多「そうね、戻りましょう…」



葉留佳「あ、お帰りですヨ!どうでした?」

佳奈多「>>75
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 14:58:35.44 ID:+rXQ+nj2O
この学校は変な人が多すぎるわね
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 18:33:08.73 ID:XfqlRzmEO
佳奈多「変なのはあなたたちリトルバスターズだけかと思ってたけど、それ以外にも一杯いたわ。」

葉留佳「変人じゃないですヨ。個性的なだけですヨ!」

佳奈多「それを変人って言うの…」

理樹「まあ確かに濃い人が多いけど、みんないい人だから…佳奈多さんも最近よく触れるようになっただろうからわかるだろうけどね。」

佳奈多「どうかしら…私にはまだまだ理解できないことが多いわね。今朝の悪ふざけとか。」

理樹「あはは…あの件はごめん…」

佳奈多「まあ、もう良いけど…さて、で、葉留佳、校内歩いてきたけど、これでもうおしまいで良いかしら?」

葉留佳「まだアピールが足りない気がするんですヨ。みおちんが敵なら、みおちんの目に届くようなとこでアピールしないとダメじゃないですカ。…つーわけで、今からみおちんのとこへ行って、そこで>>77
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 19:13:00.45 ID:ERoP/j24o
フレンチキス
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 20:31:14.43 ID:n7ON2LBbo
佳奈多「…!そんな破廉恥な…」

葉留佳「でも、効果抜群だと思いますけどネ。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「勝つためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」



理樹(…というわけで、西園さんのいそうな、いつもの場所にいくと…)

美魚「…」

理樹「あ、いた…」

佳奈多「そうね…」

理樹「…じゃあ、佳奈多さん…大丈夫?」

佳奈多「ええ、覚悟は出来てるから、大丈夫…」

理樹「…うん。じゃあ…」




美魚「…!」

美魚(あれは直枝さんと…佳奈多さんですか…一体何しに来たのでしょうか…)

理樹「…」チュッ!

佳奈多「んっ…んむっ…んんっ…ん…」

美魚「…>>79
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:39:56.67 ID:yp++Ucit0
あーそういうことね 完全に理解した
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/15(水) 11:47:04.13 ID:VfxJJ4WlO
佳奈多「んっ…んむ…むむっ…はぁっ……」

美魚「そういうことですか、はい、ええ、わかりましたよ。ええ…」

佳奈多「んん…んっ…」

美魚「わかりました、そういうことですね、はい、ええ、はい、ええ、わかりましたよ、ええ…」

理樹(そういって西園さんはどこかへ歩いていった。僕は佳奈多さんから口を離す。)

佳奈多「んっ…はぁっ…はぁ…直枝、長いわよ……」

理樹「ごめん。もっとしたい気持ちが抑えられなくて…」

佳奈多「…私は恥ずかしさで死にそうだったのよ?」

理樹「ごめん…」

佳奈多「…まあ、いいわ…それで、彼女は?」

理樹「なにか、完全に理解した、とかいってどこかいっちゃったけど…」

佳奈多「…完全に理解した…どういうことかしらね、私たちの関係性を理解した、ということかしら。」

理樹「さあ…どうだろう…」





美魚「…さて…」

美魚(…先程は動揺してしまいました…なんとか動揺はまさか人目も憚らずあんなことをするほどまでに関係が進んでいるとは思いませんでした…これは、いかにしましょうか…)

美魚(…そうですね。ひとまずは、>>81)
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:14:00.72 ID:HdQgbLpIo
風紀を乱している生徒がいると教師に密告しましょう
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/15(水) 17:13:12.24 ID:VfxJJ4WlO
美魚(我々学生にとって告げ口は手段としてはなかなかの禁じ手……ですが…)

美魚「…こちらにも覚悟は、あります…」




葉留佳「どーでした、上手く行った?」

佳奈多「…まあ、上手く行ったんじゃないかしら。動揺はしてたようだし。」

葉留佳「ほうほう、なら良かったですヨ!」

理樹「協力ありがとう、葉留佳さん。」

葉留佳「いやいやー、気にしないでくださいヨ。…そいじゃ、はるちんはここで!練習に戻りますヨ。またいつでも頼ってくださいネ!」

理樹「あ、うん…僕らは、どうしようか?この後。」

佳奈多「>>83
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:54:13.35 ID:pU/r977i0
自分たちも練習に行く
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/16(木) 12:46:57.02 ID:b54rc7g4O
理樹「まあ、そうだよね。じゃ、いこうか。」

佳奈多「ええ…」




理樹「みんな、こんなに遅くなってごめん。」

佳奈多「すこし、色々ありまして…」

恭介「おっ、理樹、来たか。」

あーちゃん先輩「色々って一体ナニしてたのかしら〜にゅふふ。」

佳奈多「ちょっと今後のこととか話してただけです。」

あーちゃん先輩「あらあら今後って何?結婚?」

佳奈多「違います!からかわないでください。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、ごめんごめん。じゃ、早速練習しましょうか。」





恭介「…そういえば理樹と一緒に練習するのってあまり無かったよな。」

理樹「まあ僕は最初から個別だったからね…」

恭介「じゃあ今日は理樹の演奏を初めて聞けるわけか。」

理樹「演奏って…そんな大したものじゃないよ…」

恭介「いや、お前は個別指導でぐんぐん伸びてるはずだ…ちょっと、聞かせてくれ。理樹。」

理樹「…ちょっとだけだよ?」




理樹「…どうかな?」

恭介「>>85
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:49:26.36 ID:d3yE23hV0
素晴らしい演奏だ!俺の見込み通り理樹は音楽の神に愛されているな!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/17(金) 13:36:43.84 ID:q9Q2hcjKO
理樹「大袈裟だなぁ。」

恭介「いや本心さ、野球のときといい、理樹は天才的なセンスがある。」

理樹「いやいやいや…僕にはそんなのないって…」

恭介「いや、ある。すげぇぜ理樹!今からプロの門、叩こうぜ!」

理樹「いやいやいや…僕はプロにはならないよ…」

恭介「なんだ、もったいないな…いい才能をもっているのに…」

理樹「それをいうなら恭介だって、何でも良くできるし、今回もすごく上手く弾けてるじゃないか。」

恭介「ははは、ありがとな。理樹、…だが、お前の才能は俺を越えてると俺は思ってるぜ。自信持てよ、お前はリーダーなんだからな。」

理樹「恭介…うん、ありがとう。」





理樹「…うん、今日はこの辺にしておこう。」

あーちゃん先輩「そうだね、もう時間だし。」

恭介「よーし。じゃ、理樹、今日は俺たちと遊ぼうぜ!」

理樹「遊ぶって、何を?」

恭介「今日は鈴とかも交えて、>>87
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 14:13:36.76 ID:oM6+35VXO
ジェスチャーゲーム
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/17(金) 20:20:49.40 ID:iP6Drum/O
理樹「ジェスチャーゲームって…伝わる?」

恭介「ま、なんとかなるだろ…じゃ、早速部屋に行こうぜ!」



恭介「…はい、というわけで、ジェスチャーゲームをやる!」

謙吾「おっ、良いな!楽しみだ!」

真人「やってやるぜ!」

鈴「まて、伝わるのかそれ。」

恭介「それはお前たちの表現力次第だな。ルールは一人が問題を出して、一人がジェスチャーをして、残りが答える。良いな?」

理樹「うん、良いよ。」

恭介「じゃ、とりあえずやってみるか、出題者俺、ジェスチャーするのは理樹な。」

理樹「オッケー。」


理樹(えーっと、お題は…>>89)
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 22:10:27.68 ID:Jz5SAVLy0
筋トレ
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/18(土) 12:09:47.39 ID:DUAWyrtIO
理樹(良かった、そんなに難しくない…よし…腕立て伏せとか腹筋とかをしてればわかるよね…)

理樹「…」

理樹(腕立て伏せやら腹筋やらをする、みんな、わかって…)

鈴「よし、腕立て伏せだな。」

理樹(そんな単純じゃないよ! )

謙吾「そんなシンプルなはずないだろう…そうだな…真人じゃないか?」

理樹(惜しいけど違う!)

真人「へっ、わかったぜ…答えは、筋肉祭り!」

理樹(違う!)

真人「筋肉旋風!」

理樹(違うよ!)

真人「筋肉さんがこーむらがえった!」

理樹(違うって…もっとシンプルに!) 

謙吾「まさか…暴徒とかした筋肉か!?」

理樹(何なのそれ!?違うよ!さっきから答えが変な方向に…謙吾も何かギアが入っちゃったし…)

鈴「アホかお前ら、そんな変な言葉なわけないだろ。」

理樹(そうだよ。まだ鈴はまともなはず…頼むよ鈴!鈴だけが頼りだ!)

真人「じゃあ鈴は答えなんだと思うんだよ?」

鈴「…答えは……んー…ガッツいしまつとかじゃないか。」

理樹(えええ!?)





真人「…なんだよ、まさか答えが筋トレだったとはな…」

謙吾「くっ、盲点だった…」

理樹(…はぁ…はぁ…答え出るのに15分かかったよ…すごく疲れた…)

恭介「お疲れ、理樹。次はお前が出題者だ、ジェスチャーをするのは、鈴。」

鈴「あたしか、いいだろう、やってやる。」



理樹(お題は…そうだなぁ、>>91)
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 12:24:34.63 ID:VNbWrvLYO
恭介
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/18(土) 19:00:52.76 ID:WJpSCx8HO
鈴「…ほう、なるほどな。よし。やるぞ。」

鈴「…」

理樹(鈴は何やら間抜けな顔をしながら、左腕を少し曲げて立つ。)

鈴「……これで終わりだ。」

真人「…え、これで終わりかよ?」

謙吾「なんだこれは…まるでわからん…」

恭介「もはやジェスチャーなのかも不明だな。」

鈴「がんばれ、いつも近くにいるやつだぞ。」

理樹「鈴、ヒントいっちゃだめだって…」

鈴「なにぃ、そうなのか…すまん…」

謙吾「いつも近くにいるやつで、あの間抜けな顔…そうか、そういうことか…」

真人「おっ、なんかわかったのか?」

謙吾「答えは、真人だ!」

鈴「違う。」

謙吾「何、違うのか!?」

真人「おい!間抜けな顔から俺って何が言いてぇんだ!」

謙吾「間抜けな顔と言えばお前だろう?」

真人「なんだと!?おめぇのほうが間抜けな顔だぜ!鈴、答えは謙吾だろ!?」

鈴「違う。」

恭介「そうだな…神北か?」

鈴「そんなわけあるかっ!」ボコッ!

恭介「ぐはっ!」

鈴「こまりちゃんはこんな顔しない。」

真人「わかったぜ、バカっぽいってんなら、三枝だ!」

鈴「違う。」

謙吾「鈴からみるとそう見えてるとすれば…笹瀬川か?」

鈴「あり得なくはないが、違うな。」

恭介「能美!」

真人「西園!」

謙吾「まさか…来ヶ谷か?」

真人「二木か?」

鈴「違う。全部違う。」

真人「くそっ。おい、あと恭介と理樹だけだぜ。」

謙吾「なるほど、だとしたら…」

真人「まあ、理樹じゃねぇよな…」

恭介「まさか…俺か?」

鈴「そう、お前だ。」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/18(土) 19:01:25.10 ID:WJpSCx8HO

恭介「なん…だと…全然似てないと思うんだが…」

鈴「似てる、あの顔できょーすけのバカさをあらわしている、完璧なジェスチャーだな。あたしにはそう見えてるぞ。」

恭介「ぐはっ…そうか、俺、あんな風に見えてるのか…」

理樹「落ち込まないで恭介、ほら、あれはデフォルメだから、僕にはちゃんとかっこよくうつってるから!」

恭介「何…本当か?」

理樹「うん、かっこいいよ恭介!」

恭介「そうか…ありがとう理樹!元気が出たぜ!よし、次行こうぜ!」

理樹(よかった、なんとか元気になってくれた…)

恭介「次は出題鈴、ジェスチャー真人だ。」

真人「俺か…見せてやるぜ!俺の表現力!」


鈴(お題か……よし、>>94)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 21:20:30.55 ID:slBXiUJBO
「バカ」だな
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/19(日) 11:53:51.93 ID:Dcd/WYf6O
真人(何…「バカ」だと…中々難しい上に、なんか自分に言われてるみたいで気に食わんが…やるしかねぇな。)

真人「…」

謙吾「また間抜け顔だな。」

理樹「それでなんかくねくねしてるっていうか…変な動きをしてるね……」

恭介「まさか…また俺か!?」 

真人「さすがにちげぇよ…」

理樹「…真人がやってるし、これこそ謙吾とか?」

真人「違う。まあ近いがな。」

謙吾「俺が近い…?こんなことをした覚えはないが…」

恭介「謙吾が近い、か…ロマンティック大統領か?」

真人「違う!」

謙吾「ロマンティック要素はないからな…よくわからんが、まさか、剣道か?だとしたら剣道を侮辱されているが…」

真人「違う!」

理樹(間抜け顔で、変な動きで、かつ鈴が出しそうなお題…っていうと…)

理樹「もしかして…バカ、とか?」

真人「おっ、正解!さすが理樹!」

恭介「なるほど、確かにバカっぽかったな。」

謙吾「それならいっそなにもしない方が分かりやすかったな。」

真人「んだと!?どういう意味だ!」

謙吾「お前は普段からバカだから普通にたっているだけでバカのジェスチャーになる、ということだ。」

真人「はぁーー!?」

理樹「喧嘩はやめようよ、真人、謙吾…」

真人「ちっ、理樹がそういうなら…」

謙吾「仕方のない…」

理樹「さて、それじゃ、次行こうか…」

恭介「次は出題真人、ジェスチャー謙吾だな。」

謙吾「ふっ、良いだろう。」


真人(お題は…そうだな、>>96)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 13:11:25.07 ID:d7N4aUs2O
柔道
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/19(日) 15:35:09.69 ID:JjLB1IOZO
謙吾(なにっ…柔道…剣の道を進む俺に柔道をさせるというのかっ…くっ、だが…屈辱だが、やらざるを得ない…!)

謙吾「…!」

理樹「あ、良かった、間抜け顔じゃない…」

恭介「さすがに3連続はしつこいからな。…それで、これは…」

理樹(謙吾は気合いをいれるようなポーズをしたあと、何かを投げるような動きをする。)

鈴「なんだ、あの投げるやつか。」

理樹「投げるやつって…一本背負い?」

鈴「そう、それだ。」

謙吾「惜しいな。」

恭介「じゃああれか、柔道。」

謙吾「正解だ。…くっ、真人、やってくれたな…お前は人として倫理に外れた行為をした…剣道をしている俺に柔道をさせるとは…俺に剣道を裏切らせるということだ!俺は屈辱でたまらなかった…柔道をしてしまうなど…剣道にたいして会わせる顔がない…もう俺に…剣を握る資格があるのか…?」

真人「へっ、作戦通り、お前ならそう考えると思ってたぜ…一度柔道に裏切ったお前に剣を握る資格はねぇ!その竹刀を捨てろ!」

謙吾「くっ…そうせざるを得ないか…」

理樹「いやいやいや!大袈裟だって、別にそれくらいいいと思うよ?」

謙吾「何?…だが、俺は一度剣の道を裏切った…」

鈴「なんでじゅうどう一回だけでそうなるんだ。同じぶどうなんだから平気だろ。」

理樹「そうだよ、別にどっちもやってる人だって一杯いるし…」

謙吾「…た、確かに…」

鈴「バカだな、こいつ。」

真人「ちぇっ、竹刀さえなければ謙吾に負けることなんてねぇから持たせないようにしようと思ったのによぉ…」

恭介「普通にバトルってことにすれば謙吾は竹刀で戦えないぞ。」

真人「あ、確かに。」

鈴「こいつもバカか…」



恭介「よし、次は俺がジェスチャー、出題謙吾だな…謙吾、頼んだぜ!」

謙吾(お題は…よし、>>98)
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 22:05:54.61 ID:J8h+148c0
理樹
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/20(月) 12:21:49.44 ID:1sXyFt3aO
恭介(ふっ、理樹か…ずっと近くであいつを見ていた俺を見くびるなよ?)

恭介「……」

理樹「…あれ?恭介?ジェスチャーしてる?」

恭介(ん?待て…ふと思えば…理樹の特徴的な動きってなんだ…?真人なら筋肉、謙吾なら剣道、鈴は猫…だが…)

鈴「なんか考えてるな。」

真人「てことは難しいお題なんだな。」 
恭介(考えろ、俺の理樹への愛情が試されるときだ!…よし、とりあえず…)

恭介「…」

理樹(恭介はバットを構えるような仕草をする。)

理樹「え…野球?」
 
恭介「違う。」

真人「素振りか?」

恭介「違う。よく見ろ…」

理樹(そういってバットをふるような仕草をする。)

鈴「わかった、理樹だ。」

恭介「正解!」

真人「おいおい、マジかよ!?よく理樹に絞り込めるな。」

鈴「バットの振り方が理樹だったぞ。」

恭介「さすが鈴、お前も練習中理樹に釘付けだったか。」

鈴「>>100
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 12:32:51.37 ID:6tc9ZV4tO
当然だ
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/20(月) 14:30:59.08 ID:gPkFovNKO
理樹「えっ、なんか照れるなぁ…」

真人「くそっ、理樹なら俺も見てたのによぉ…」

恭介「愛が足りない。」

鈴「そーだ、愛がたりないぞ。」

真人「くそぅ…悔しいぜ…」

理樹「いやいやいや…普通わからないからね…」




理樹「さて、とりあえず一周したね…どうする?」

恭介「>>102
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 14:39:26.03 ID:K2XnTfH6o
出題者とジェスチャーする人の組み合わせを変えてもう一周するか
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/20(月) 15:20:37.79 ID:IFRygwDSO
理樹「じゃ、ジェスチャーは僕がやろうかな。」

真人「なら、次は俺が出題だ!」

恭介「オーケー、それでいくぞ。」



真人(お題は…>>104)
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 17:47:37.01 ID:xQHOYMqwO
目からごぼう
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/20(月) 20:29:30.19 ID:kYi3qOZEO
理樹(え、目からゴボウ?どうしよう、これ…実際に存在しないことわざだ…なんとか、やるしかないか…)

理樹「…」

理樹(手でなるほど!と納得した感じを表現し、その後、目から何か落ちた…というのを自分なりにあらわす。)

恭介「わかったぜ!目から鱗!」

理樹「違うよ。惜しいけど…」

恭介「なんだと!?」

鈴「なにぃ…じゃあなんなんだ。」

理樹「がんばって推測して…」

謙吾「もう一回見せてくれ。」

理樹(もう一回同じことをやったあと、手で幅を表して、それが長いものを表現する。)

恭介「…なんだ…あれは…」

謙吾「ふっ…そうか…なるほど、わかったぞ。」

鈴「なにぃ…」

謙吾「答えは…目からゴボウ、だ!」

理樹「正解!」

鈴「おい待て、なんだそのことば。知らないぞ。」

謙吾「真人は目から鱗を目からゴボウと間違って覚えている。」

鈴「なんだそういうことか、やっぱり真人はバカだな。どうしようもないな。生きてるかちがないな。」

真人「なんでちょっと間違っただけなのにそこまで言わなきゃなんねぇんだよ!」

理樹「ちょっとと言っていいのかな…ま、良いや、次行こうか。」

恭介「次は、ジェスチャー鈴、出題俺だ。」



恭介(…よし、お題は…>>106)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 03:44:55.56 ID:Ke8wVSQ50
便座カバー
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/21(火) 12:50:52.35 ID:wAua6bhGO
鈴「できるか!」

恭介「おっと鈴、しゃべってはいけないぞ…頑張れ、鈴なら出来る!」

鈴「…仕方ないな…うりゅ…どうするか…よし…お前ら、やるぞ。すぐわかれ。」

理樹「が、頑張るよ…」

理樹(そういって鈴は腕で何かの形を表している。あの形は…何か、わっかみたいなものかな。)

鈴「…」

真人「…え、またこれだけかよ…」

謙吾「また全然わからないな…」

鈴「お前ら、わかれ。」

理樹「って言われても…フラフープ?」

鈴「違う。」

真人「あれか、バスケットボールのゴールか?」

鈴「違う。」

謙吾「ポートボールかもしれんな。」

鈴「ちがう、お前ら、全然ダメだな。」

理樹「っていわれてと、わっかみたいな感じってことしか…」

鈴「うりゅ、仕方ないな…、こうで、こう…だ。」

理樹(同じことをしたあと、鈴は何かに座るような動作をする。)

真人「座ったな。」

謙吾「余計わからんな。」

理樹「座る、わっかっぽいもの…なんだろうね?」

謙吾「…痔の人が使うクッションか?」

鈴「違う!が、なんか近い気がするぞ。」

理樹「え、近いの?」

謙吾「クッションが…近い?なんなんだ…」

真人「…便座じゃね?わっかっぽくて、座る…」

鈴「おっ、近いぞ。」

理樹「あれ、正解じゃないの?」

鈴「ああ、くちゃくちゃ近いぞ。」

謙吾「ならば、便座ヒーター!」

鈴「違う。」

謙吾「なにぃ!」

真人「わかったぜ!便座カバーだ!」

鈴「正解だ。」

真人「よっし!」

鈴「正解が出たってことは、今回も完ぺきなジェスチャーだったな。」

理樹「いやいやいや…色々察する力が必要だったよ…」



鈴(次はあたしが出題、ジェスチャーは謙吾だぞ。…よし、お題は、>>108)
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 13:29:07.05 ID:I2S8ZIS6O
小毬ちゃん
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/21(火) 18:38:35.37 ID:zYiACCe6O
謙吾(神北か……あの朗らかな感じをいかに表現するかだな…よし…行くぞ!)

謙吾「…」

恭介「満面の笑顔だな。あとなんか手ふったりしてるな…とりあえず言ってみるか…いい笑顔の奴っていうと…理樹。」

謙吾「違う。」

真人「笑顔か…ボディビルダー!」

謙吾「違う。」

理樹「うーん、わからないなぁ…何か、明るい人っぽいけど」

謙吾(これだけではさすがに伝わらないか…よし、ならば…仕方ないが…やるしかないか…)

謙吾「…」

理樹(謙吾は胸の辺りで何かが盛り上がっているということを表現してるようだ、だとすると…)

真人「なんだ、大胸筋がでかいのか?」

恭介「いや違うな…あれはたぶん、胸が大きいことをあらわしている…」

真人「よっしゃ、なら、来ヶ谷!」

謙吾「違う!」

恭介「なら、神北だな。」

謙吾「正解!」

恭介「ふっ、笑顔で胸があるといったらあいつしかいなぐはっ!」

謙吾「なっ、鈴、何を…ぐふっ!」

理樹「恭介、謙吾!」

鈴「あれでわかるのは、こまりちゃんをせーてきな目で見てるからだ。こまりちゃんの大きさなんて凝視してないとわからないからな。きしょいぞ。あと、謙吾はジェスチャーがにてなかった、こまりちゃんはもっとかわいいぞ。こまりちゃんをばかにしてるのか。」

謙吾「くっ…俺なりに頑張ったんだが…」

恭介「きしょい…だと…ぐはっ!」

理樹「恭介ーー!」





恭介「…そうだよな、大丈夫だよな!よーし、次いくぜっ!」

理樹(ふぅ、時間はかかったけど、なんとか立ち直ってもらえた…次は出題が謙吾、ジェスチャー真人だね。)

謙吾(お題か…よし、>>110)
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 22:14:56.42 ID:Ke8wVSQ50
理樹子
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/22(水) 13:16:54.80 ID:PMbVAyHIO
真人(なにぃ!理樹子…女装した理樹…くっ、どうやって女装を表現するってんだ!…くそっ、やるしかねぇ!)

真人「…」

理樹「…あ、また野球だ…」

恭介「あれは…誰のフォームだ?」

鈴「さあな…わからん。」

真人(とりあえず理樹であることを伝えようとしたが…伝わらねぇか…くっ…なら…)

理樹「あっ、別の動きを…」

恭介「動き的に…なんだ、なにかを否定してるな。」

理樹(恭介の言う通り、真人はなにか断っているような動作をしている。手や首などを三回振るというのを繰り返している。)

鈴「…なんだあれ。」

恭介「…はっ!もしかして…」

理樹「え、恭介、何かわかった?」

恭介「あれは…いやいやいや、だ!」

理樹「え、なにそれ…」

恭介「なにって…お前の口癖だろ。気づいてないのか?…まあいい、とりあえず答えは…いやいやいや!」

真人「惜しいが、ちがう!」

恭介「なんだと!?」

鈴「理樹か。」

真人「惜しいが、ちがう!」

真人(よし、なんとか理樹は伝わった…あとは…)

理樹「…ん?なんだろう…」

理樹(なにか女の子っぽい仕草をしている…)

理樹「…もしかして、女装した僕?」

真人「よし、伝わった!」

理樹「ええ、ほんとに!?」

鈴「なにぃ…」

恭介「真人、女装した理樹のかわいさを全然表現できてなかったぞ。」

真人「さすがに俺であれを表現するのは無理だぜ…すまねぇな。」

恭介「まあ、そうだな…よし、最後は俺ジェスチャー、出題真人だな!」



真人(お題か…>>112)
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 16:06:06.40 ID:0Et8lwPAo
サンシャイン池崎
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/22(水) 18:25:53.82 ID:hkM+IxZPO
恭介(ふっ、楽勝だな…見ろ!)

理樹(恭介は体をすごく後ろにそらせたあと、すごい形相をしながら元に戻した。)

鈴「なんだ、きしょい顔だな。」

恭介「ぐふっ!」

理樹「恭介、ダメージうけないで!ジェスチャーにいってるだけだから!」

恭介「そ、そうか、そうだな…すまん、取り乱して…」

理樹「うん、いいよ…それで、答えは…」

謙吾「何か、ああ言うことをやる芸人がいた気がするな。」

鈴「げいにんか…あたしはよくわからん。」

理樹「あー…たしか…サンシャイン池崎、だっけ?」

恭介「正解!さすが理樹だぜ!」

謙吾「なんで突然サンシャイン池崎なんだ…?」

真人「一周回って変化球だと思ってな。」

鈴「わけわからんぞ。」

恭介「ま、伝わったし、良いだろ。…よし、満足したから、そろそろ終わりにするか。」

理樹「うん、そうだね。」



理樹(その後、恭介たちは各々の部屋に戻っていった。)

真人「うし…じゃ、俺たちもそろそろ寝る準備するか。」

理樹「うん、そうだね…」

理樹(今日は色々とあったなぁ…そんなことを考えながら、今日も夜は更けていく…)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/22(水) 18:30:25.92 ID:3jJOsLPyO



翌日
理樹(…朝起きて、学食でご飯を食べて、その後登校する。)

理樹「さあ、今日も一日頑張ろう…」

理樹(そんなことをいいながら、教室へ向かっていると…>>115さんとであった。)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 18:53:52.24 ID:0Et8lwPAo
佳奈多
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/22(水) 20:13:45.55 ID:MXGG06rnO
理樹「あ、佳奈多さん、おはよう。」

佳奈多「あら直枝、おはよう。」

理樹「佳奈多さんもこれから教室だよね、途中までだけど一緒にいこうか。」

佳奈多「ええ。行きましょう。」



理樹「…そういえば佳奈多さんは昨日の夜は何してたの?」

佳奈多「>>117
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 20:32:57.32 ID:/04JWz9i0
はるか来ヶ谷あーちゃんの面子で麻雀
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/23(木) 12:07:28.97 ID:s6f4rNucO
理樹「へぇ、佳奈多さん麻雀できるんだ。」

佳奈多「昨日始めてやったけどね。」

理樹「そうなんだ、楽しかった?」

佳奈多「まあ、お金とかを賭けないのであれば、なかなか悪くなかったわね。」

理樹「そう。実は僕も昔恭介に教えてもらったことがあるから、麻雀少しできるんだよね。」

佳奈多「そう、なら、また今度一緒にやってみたいわね。」

理樹「うん、そうだね……」

理樹(佳奈多さんもずいぶん丸くなったと言うか…遊びとか、色々付き合ってくれるようになったなぁ…)

佳奈多「…どうしたの、じっとこっち見て。」

理樹「あ、いや…佳奈多さん、ずいぶん丸くなったなって。」

佳奈多「…そうかしら?」

理樹「うん、少し前なら麻雀なんて絶対ダメっていう人だっただろうし…」

佳奈多「…確かに、そうね…どこかのお人好しさんの影響かしら。」

理樹「あはは、そうかもね。…あ、そろそろ教室だね。それじゃ、また後でね。」

佳奈多「ええ、また。」



理樹「…………」



理樹(…さて、昼休みだ。今日はどうしようかな?)
1佳奈多に会いに行ってみる
2さすらう
3真人と遊ぶ
>>119
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 12:19:50.51 ID:Tzu3GJqPO
B
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/23(木) 19:10:14.58 ID:OnoZ/zUmO



理樹「ねぇ真人、新しい筋肉の理論を思いついたんだ。聞いてよ。」

真人「おっ、またなにか思いついたのか、良いぜ!ぜひ聞かせてくれ!」

理樹「うん、名付けて、筋肉スパイラル理論さ。」

真人「スパイラル…なんかかっこいい名前だな!それで、どういう理論だ?」

理樹「それはね、まず誰か一人が筋肉を鍛えてるとするよね。」

真人「ああ。」

理樹「すると、それを見ていた人が筋肉に憧れて、ああ、俺も鍛えないとな、と思い始めるじゃない。」

真人「ああ。そうだな!」

理樹「そして、その人が鍛えている様子を誰かがみて、その誰かが筋肉に憧れて筋トレを始めると…?」

真人「…はっ、まさか…無限に筋肉が広がっていく!?」

理樹「そう、そしてそれが巡りめぐって元々鍛えてた人にまた回れば…」

真人「その鍛えてたやつは更なるビルドアップを始める…そしてそれを見たやつが…」

理樹「またビルドアップを始める…つまり、誰か一人が筋肉を鍛えることで、全員の筋肉が無限に鍛えられていくというわけさ!」

真人「おお!すげぇ!すげぇぜ理樹!…てことは、俺が筋肉を鍛えることで…」

理樹「そう、世界の全員の筋肉が鍛え上げられていくのさ。真人に影響されたこの僕のようにね。」

真人「うおおおお!だとしたら、俺ももっと鍛えなきゃなんねぇな!早速鍛えてくるぜ!」

理樹「その意気だよ真人!僕もトレーニングだ!」

真人「うおおお!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」





理樹(こんな感じで一通り遊んだのち…)

真人「…理樹…」

理樹「何?」

真人「これ、やるよ。」
>>121を手に入れた!
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 20:26:18.87 ID:7/vSqfASo
遊園地のペアチケット
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/23(木) 21:18:56.59 ID:PwDMfkPNO
理樹「えっ、良いの?」

真人「俺が持っててももて余すからな…行ってこいよ。二木と。」

理樹「真人…ありがとう!」



理樹「………」




理樹(…さて、放課後…)

理樹「…じゃ、佳奈多さん、練習いこうか。」

佳奈多「ごめんなさい直枝、先に行っててくれる?」

理樹「え、どうかしたの?」

佳奈多「先生に呼び出されたから。…この前の朝帰りがよくなかったかしら。」

理樹「その件だけなら昨日に言われそうなものだけど…まあ、とりあえず、わかったよ。みんなにも行っておくね。」

佳奈多「ええ、頼むわ。また後でね。」

理樹「うん…」




理樹「…というわけで、しばらく佳奈多さんは来ないって。」

あーちゃん先輩「あらあら珍しいわね。」

恭介「何したんだろうな。あいつが。」

美魚「…」

美魚(…想定通りですね…)

美魚「…まあ、練習していればいずれ来るでしょう。では、直枝さん、そろそろ個人練習に…」

葉留佳「あっ、みおちんみおちん、ちょっと待って!」

美魚「……何ですか。」

葉留佳「いやー、実はちょっと出来ないところがあるんでみおちんに教えて欲しいんですヨ。」

美魚「>>123
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:46:27.32 ID:G4xZwul5O
しょうがないですね
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/24(金) 15:48:09.44 ID:V0Ipj2KWO
葉留佳「ありがとうみおちん!」

美魚(二人の時間を長くとりたいですが…断るのも不自然ですからね。)

美魚「…直枝さん、しばらく自主練習しててください。」

理樹「あ、うん…」



理樹(僕、恭介、あーちゃん先輩で練習をする。)

恭介「おっ、今日も理樹がいるのか、いいな、やる気が出るぜ。」

あーちゃん先輩「よろしくねー。」

理樹「よろしく。そういえば、二人は最近どう?」

恭介「>>125
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 16:50:28.52 ID:DdmvXJUTO
企業の最終面接まで進んだぜ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/24(金) 18:08:29.85 ID:jFey4zUYO
恭介「週明けに面接にいってくる。」

理樹「あ、そうなんだ。おめでとう。今回は受かると良いね!」

あーちゃん先輩「そうなの、頑張ってね、恭介。」

恭介「ああ、次こそは決める!」

理樹「寮長さんの方は?何かありました?」

あーちゃん先輩「んー…>>127
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 08:21:46.35 ID:h9XSkfAaO
親がお見合いしろって言ってきた
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/25(土) 14:17:11.24 ID:UkVpwmwAO
理樹「えっ…」

恭介「何!?聞いてないぞ!?」

あーちゃん先輩「だって初めて言ったし。」

理樹「え、それ…大丈夫なんですか?」

あーちゃん先輩「私は嫌なんだけどねー…でも親の言うことだしね。」

恭介「そうか…そうなのか…」

理樹(恭介は何か考え込み始める。)

理樹「そんな、望まない結婚なんて…」

あーちゃん先輩「しょうがないことなの。これほ。」

理樹「そんな…そんなのダメですよ!ねぇ、恭介!」

恭介「>>129
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 22:08:39.22 ID:IX1TKn5H0
新たなミッションが始まったようだな、その見合いぶち壊してやるぜ
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/26(日) 14:26:51.15 ID:X8OZfDTeO
あーちゃん先輩「えっ…」

恭介「それはいつ行われる?」

あーちゃん先輩「えーっと…文化祭の一週間後…」

恭介「なら、あと2週間強か…十分時間はあるな。よし、計画を考えよう。」

あーちゃん先輩「え、ちょっと待って…本気でやる気?」

恭介「ああ、俺はお前を離すつもりはないからな。」

あーちゃん先輩「恭介…」

恭介「一応確認しておく。お前はその縁談を望んでいるか?」

あーちゃん先輩「…ううん。望んでない…」

恭介「よし、なら…お前を助ける。悪を成敗する正義の味方…リトルバスターズがな!」




恭介「…さて、それじゃ、まず、お前の家の事情を教えてもらおうか。」

あーちゃん先輩「えーっとね…私の実家は地方の名士で…といっても今は名ばかりだけど…で、その血を絶やさないために親戚の人間と結婚しろって言われてるのよ。」

理樹「あれ、なにか、すごく聞いたことある…」

恭介「>>131
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 16:46:58.07 ID:FKTIFTY/0
親戚同士か…かなり厄介だな
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/26(日) 18:53:19.91 ID:RkFb/1TOO
恭介「複雑な事情がありそうだな…」

あーちゃん先輩「まあね……色々複雑よ…本家と分家とか、いろいろ…」

恭介「わかった。…お見合いはどこで?あま…の実家とかか?」

あーちゃん先輩「えーっと…そうね、あま…の本家で」

理樹「え、あま、何って?後ろの方が良く…」

恭介「家の間取りとかわかるか?」

あーちゃん先輩「ごめんなさい、詳しくは…」

恭介「そうか。…よし、やるべきことはわかった…まず、いろいろと調べる必要がありそうだな…」

理樹「そうだね…じゃあ、今から調べに行こうか。」

恭介「ああそうだな、今日はもう練習とか言ってる場合じゃない!」

あーちゃん先輩「私は…」

恭介「お前はなにもしなくていい、俺たちに任せてくれ。普通に過ごしていてくれ。」

あーちゃん先輩「え、ええ…」

恭介「じゃあ、行ってくる!」



理樹「さて、まず、何から調べよう?」

恭介「>>133
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 23:05:28.36 ID:vXZ5a8x6O
お見合い相手の親戚とはどんな人物か
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/27(月) 12:19:25.87 ID:M+bTcIgeO
理樹「まあ、そうだね…でも、どうやって?」

恭介「決まってるだろう、直接会いに行く。」

理樹「ええっ、そんなことできる?」

恭介「何とかしてみせるさ。使用人として潜入するとかな。」

理樹「今時使用人なんているのかな…」

恭介「ま、なんにせよ、接触の方は俺でやる、理樹はいろいろ情報を集めてほしい。」

理樹「うん、わかったよ。とりあえず今日はどちらも情報集めになりそうだね。」

恭介「ああ、そうだな。」



理樹(…というわけで、各々で調べる。)

理樹(えーっと…どうしようかな…)
1ネットや新聞などで家のことを調べてみる
2寮長周辺の人物から聞き込みをしてみる
3その他
>>135
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 12:45:55.48 ID:fX8+pmASO
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/27(月) 19:35:58.56 ID:nNeOj8wrO


理樹(…とりあえず、図書館に行って、過去の新聞やインターネットなどで、なにか起こってないか調べることにする。)

理樹「えーっと…あ、ま…」

理樹(…当然だけど、中々見つからないなぁ…結構ありふれた名字だし…)

理樹「…ん?」

理樹(……18年ほど前の記事だ…未成年者略取…どうやら女性…その人の名字は寮長さんと同じだ…が何者かに誘拐されたという事件だ。なにか、関係がありそうだな…)

理樹「…もっと調べてみよう…」





その頃…
佳奈多「ごめんなさい、遅れたわ…先生に結構絞られてたから…あら、直枝は?」

葉留佳「理樹くんなら寮長さんと話してたあと、急いで出ていきましたけどネ。」

佳奈多「あーちゃん先輩と…?何かあったんですか。」

あーちゃん先輩「…>>137
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 04:12:34.87 ID:K/K7z5B5O
お家の事情がちょっとね
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/28(火) 10:43:36.28 ID:o8QdcFPsO
佳奈多「…事情?」

あーちゃん先輩「まあでも、大丈夫よ、かなちゃんが心配することじゃないから。」

あーちゃん先輩(このことを言ったら絶対かなちゃんも協力する…だけど、こんなリスキーなことにかなちゃんまで巻き込んじゃいけないわよね。かなちゃんにはそんな心配をかけたくもないし…)

佳奈多「…本当ですか?直枝…それとたぶん棗先輩も動いてるということは、大丈夫じゃないんじゃないですか?」

あーちゃん先輩「だいじょぶだいじょぶ!本当に!ささ、そんなことはいいから、練習練習!」

佳奈多「…ごまかさないでください、私はあーちゃん先輩にはいろいろとお世話になりました、だから、困っているのならあなたの力になりたいんです。」

あーちゃん先輩「あらあら、直枝君みたいなこと言うわね。でも、本当に、かなちゃんまで巻き込むことじゃないから。」

佳奈多「ですが…」

あーちゃん先輩「さぁ、この話はもうおしまい!もう時間はないんだから、ちゃんとやりましょ?」

佳奈多「………」




しばらく後…
理樹(…夜になったので、寮に帰ってきた、恭介に今日の成果を報告してこよう…)


恭介「…ふむ、誘拐事件か…」

理樹「うん。」

恭介「何か関係がありそうだな。でかしたぞ。理樹。」

理樹「ありがとう恭介…そっちはどうだった?」

恭介「>>139
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 20:30:39.77 ID:raPdCDeb0
使用人の募集はしてなかった
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/28(火) 20:54:49.29 ID:o8QdcFPsO
恭介「別の接触方をこれから考える。」

理樹「そっか…頑張ってね。恭介。」

恭介「ああ。絶対やってやる…理樹。お前は今日は帰ってていいぞ、しっかり休め。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(その後、部屋に戻り、しっかりと休んだ。今日も夜が更けていく…)



 

翌日
理樹(いつもの通り、ご飯を食べて、登校すると…)

佳奈多「…直枝。待ってたわよ。」

理樹「あ、佳奈多さん。おはよう。どうしたの?」

佳奈多「突然だけど、一ついいかしら?」

理樹「うん、何?」

佳奈多「…昨日、あーちゃん先輩と何を話したの?」

理樹「え?」

佳奈多「あーちゃん先輩に聞いてもごまかされたから、あなたに聞いてるわ。…何があったの?」

理樹(うーん…どうしよう?)
言う
言わない
>>141
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 07:38:02.55 ID:PeFlIpw+O
言わない
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/29(水) 12:19:38.26 ID:YJieIzrwO
理樹「…ごめん、僕からもまだ言えないよ…」

佳奈多「…どうして?」

理樹「寮長さんが言わなかったってことは、たぶん寮長さんは佳奈多さんを巻き込みたくはないと思ってるんだよ。それなりに危ないことも起こり得るし。」

佳奈多「…だとしても…あーちゃん先輩にはいろいろと世話になってるから、それに…実家の事って聞いてるから…もし、私みたいなことになってるとすれば、あの人も私のように苦しんでるとすれば…危険でも、私は力になりたいの。」

理樹「…気持ちはわかったよ。…でも、大丈夫、佳奈多さん。寮長さんのことは今のところ僕たちだけでなんとかするから。…寮長さんは佳奈多さんの助けが必要になる時になったら、きっと言ってくれる。助けを求めてくるよ。けどまだ言ってないってことは、まだ大丈夫ってことだから。佳奈多さんは心配する必要はないよ。」

佳奈多「でも…」

理樹「僕を、僕たちを信じて、今は全部僕たちに任せて。佳奈多さん。」

佳奈多「……絶対、大丈夫っていえる?」
 
理樹「うん、大丈夫。」

佳奈多「……なら、今は信じてあげる。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「ただ、もしあーちゃん先輩が大丈夫じゃなかったら…許さないから。」

理樹「うん、わかってるよ。絶対、僕たちで助けるから…」





理樹(…そして、昼休み…)

理樹(…さて、今日は何をしようかな…そんなことを考えていると、>>143が声をかけてくる。)
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 12:41:05.64 ID:BymIpD0vo
恭介
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/29(水) 13:26:37.77 ID:MLsyIfdjO
恭介「よう、理樹。」

理樹「あ、恭介。いい考えは浮かんだ?」

恭介「まあ何個か思いついたから、放課後にやってみる。」

理樹「そう。なら良かった。じゃあ今は何をしに?」

恭介「ちょっと昨日からこのことばかり考えて疲れてきたからな、休み時間くらい息抜きをしようかと思った。理樹もいろいろ考えて疲れてきた時なんじゃないか?」

理樹「まあ、そうだね…じゃ、何する?」

恭介「>>145なんてどうだ?」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 18:49:06.21 ID:+EtD6PZQO
トランプ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/29(水) 18:57:01.38 ID:uf5MoBFjO
理樹「あ、良いね。」

恭介「よし、じゃ、とりあえずいつもの5人を集めよう。」

理樹「うん!」




鈴「トランプか、ずいぶんふつうだな。」

謙吾「まあ、たまにはいいんじゃないか。」

真人「だな。…で、トランプっつっても、何すんだ?」

恭介「5人だし、とりあえずババ抜きでもするか…一番負けたやつは、>>147
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 20:28:46.66 ID:hK5L1iMIO
ペヤング激辛ENDを食べる
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/29(水) 21:00:10.09 ID:50sphKfHO
理樹「え、そんなの買ったの?」

恭介「ここに準備してある。」

鈴「これ辛いやつか、ぜったいやじゃ!」

恭介「なら、勝てばいい。…よし、じゃ、やるぞ。」



鈴「…」

恭介「…お前、持ってるな…」

鈴「ないぞ。ババなんて持ってないぞ。」

恭介「ふっ、ごまかしても無駄だ…」

鈴「…」

恭介「…お前はいつもこういうとき、ババを見る癖がある…」

恭介「…こいつだっ!」

恭介(俺が引いたカードは…)

恭介「…なにっ!?ババ…だと…」

鈴「…ふん、いつまでもしてやられるあたしじゃないぞ。」

恭介「…ふっ、なかなかやるようになっじゃないか…よし…次、お前だぞ。」

真人「ちっ、この中にババがあるのか……」

恭介「…」

真人「…俺の筋肉がこれがババだとうずいてるぜ…だとしたらこいつは避けて…これだ!…なにっ!?」

謙吾「ふっ、お前もジョーカーをひいたようだな。」

真人「くそう…だとしても、すぐお前に引かせてやる…」

謙吾「ふっ、俺が引くことはない…俺にはわかるからな。」

真人「何?」

謙吾「………見えたっ!こいつだっ!」

真人「へっ…何が見えたんだ?」

謙吾「な、何!?」

理樹(謙吾もひいたんだ…)



理樹(そんなこんなでやってるうちに、みんな手札は相当少なくなってくる。…さあ、誰が負けになるか…)
最下位
>>149
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 22:14:35.51 ID:jFV35VZ50
恭介
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/30(木) 12:28:12.76 ID:hREUaj1aO
理樹「…」

恭介「…」

理樹(最後まで残ったのは僕と恭介だった、今は僕がひく番だ。)

理樹「…こっち?」

恭介「…さあな。」

理樹「…じゃあ、こっち?」

恭介「…さあな。」

理樹「……」

理樹(どっちだろう…恭介の反応、目線、呼吸…すべてから判断して…)

理樹「…こっちだ!」

理樹(結果は…)

理樹「…やった!」

恭介「…くっ…理樹。さすがだぜ…大きくなったな。」



理樹(…というわけで、罰ゲームは恭介だ。)

理樹「わぁ、凄い色…」

真人「臭いだけでも辛さが伝わってくるぜ…」

恭介「ふっ、自分で買ってきたんだ、覚悟はできてる。…じゃあ、いただきます。」

理樹(恭介はそれを口に運ぶ。)

恭介「…ん、意外といけ…ぎゃああああああ!」

理樹「恭介!?」

恭介「ぐぁぁぁっ!辛い!ぐぁぁぁ!」

理樹「そんな辛いんだ…かわいそう…」

鈴「でも罰ゲームだからな。」

恭介「ぐっ…くっ…」ズルズル

恭介「ぐぎゃぁぁぁあぁっ!」

真人「そんな辛ぇのか、逆に食ってみてぇな、一口いいか?」

謙吾「なにっ、真人が行くのか…なら俺も食わねばならんな。俺も一口いこう!」

恭介「か、かまわんぞ…」

真人「じゃあ、いただきます…ぎゃああああああ!」

謙吾「大げさだな、そんな辛いわけ…ぐああああっ!」

理樹「真人ー!謙吾ー!」

鈴「こいつら、バカだ!」 


恭介「はぁ…はぁ…自分で設定した罰ゲームで死にかけたぜ…」

理樹「恭介、大丈夫?」

恭介「平気だ……おっと、休み時間が終わる頃合いだな…じゃ、またな。理樹。」

理樹「うん。今日の放課後はどうする?」

恭介「俺はまた接触を試みてみようと思う、お前は今日は好きにしてていいぞ。文化祭のこともあるしな。」



理樹(…放課後になった、恭介からは今日は好きにしていいと言われてるけど…どうしよう?)
1 昨日と同じく、ネットや新聞で情報集め
2 あーちゃん先輩周辺人物への聞き込み
3 文化祭の練習
4 その他自由安価
>>151
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 14:34:41.10 ID:B2MNZgI2O
2
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/30(木) 19:25:46.92 ID:ZYXxNUvwO


理樹(…今日は寮長さんの関係者…知り合いからいろいろ話を聞いてみることにした。)

理樹「ありがとね。急に呼び出したのに来てくれて。」

クド「いえ、全然構いませんよ、オールライト、なのです!」

理樹(まずは寮長さんの後輩で、僕も親しいクドから聞いてみることにした。)

クド「それで、今日はどうしたんですか?」

理樹「実は、寮長さんのことで少し聞きたいことがあって…」

クド「わふ?寮長さんのことですか?てっきりなにか佳奈多さんのことで相談かと思ってましたが…まあいいです、なんですか?リキ。」

理樹「うん。寮長さんの実家についてなにか知ってることがあったらなって。」

クド「寮長さんの実家ですか……どうでしたかねぇ……あ、料理とか裁縫とかがとっても上手なのは実家にいた頃すごく仕込まれたとか言ってましたよ。」

理樹「ほかには?」

クド「あとは…>>153
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 12:17:22.07 ID:biwqvi0n0
実家には罠がいっぱい設置されている
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/01(金) 14:44:01.45 ID:jPhFs7phO
理樹「え、そんなダンジョンみたいな家ある?」

クド「ほんとかどうかはわかりませんが…でも、言ってはいました。」

理樹「そっか…他にはまだある?」

クド「そうですねぇ…私はこのくらいですかね。すみません。」

理樹「いや、大丈夫、ありがとう。」

クド「いえ。…ですが、こんなこと聞いて、リキはいったい何をするつもりなんですか?」

理樹「ごめん、それはまだ言えないよ。」

クド「わふー、そうですか…」

理樹「もしクドたちの力が必要になったらまた言うから、よろしくね。」

クド「はい、いつでもいってください!」



理樹(次は…)

理樹「…ごめんね、佳奈多さん、いきなり…」

佳奈多「…いいわよ、別に。…それで、何?」

理樹「いや、佳奈多さんにもあーちゃん先輩のこといろいろ聞いておきたくて。」

佳奈多「いろいろ?…それって、実家のこと?」

理樹「うん、なにか知らない?」

佳奈多「>>155
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 14:58:27.54 ID:up+Xbw4Xo
婚約者候補が3人いる
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/01(金) 18:29:12.04 ID:l9ShHbG0O
理樹「えっ…それ、どこ情報?」

佳奈多「ちょっと前、噂として小耳に挟んだことがあるのよ。その頃はとるに足らない噂だと思ってたけど、あーちゃん先輩の実家でなにかがあるっていう話を聞いたから、これももしかしたらと思っただけ。」

理樹「そっか。まだある?」

佳奈多「私があまり実家のこととか話したくなかったから、そういう話題は避けてきたところもあるし、私からはこれ以上はあまりないわね。」

理樹「わかったよ。ありがとう。佳奈多さん、時間とっちゃって。」

佳奈多「…別にこれくらい良いわ。…それじゃ。…直枝、頑張りなさいよ。」

理樹「うん、頑張るよ。それじゃ。」




理樹(僕の知り合いで寮長さんと知り合いっていうと…あ、あと一人いた…)



鈴「…なんだ、理樹。急に呼び出して。」

理樹「ごめんね、鈴。聞きたいことがあったんだ。」

鈴「それは別にいい。が…二人でいて、大丈夫か。うたがわれないか。」

理樹「大丈夫。佳奈多さんも僕がいろいろ調べてるのは知ってるから、許してくれるよ。」

鈴「そーか…なら良いか。…で、話はなんだ。」

理樹「鈴が猫関連で寮長さんと仲良くしてるって聞いたから、鈴にもいろいろ寮長さんのことについて聞きたくて。」

鈴「りょーちょーについてか…飼ってる猫の名前は、クロフォード3世だぞ。」

理樹「いや、そういうんじゃなくて…家のこととかさ。」

鈴「家…なんか、でっかいらしいぞ。」

理樹「うん、大きい家にすんでたんだね。あとは?」

鈴「>>157
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 06:05:56.13 ID:YcrPC7PbO
お化けが出る
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/02(土) 12:10:16.13 ID:W9QnLghNO
理樹「え、幽霊でるの?」

鈴「ああ、きょーふの館らしい。」

理樹「誰から聞いた?」

鈴「りょーちょー、今年の夏に里帰りして無かったんだ、理由を聞いたら…」

あーちゃん先輩『んー………うちの実家、お化けが出て怖いからかなー、にゅふふ。』

鈴「とか言ってたぞ。」

理樹「…え、それで納得したの?…」

鈴「ああ、おばけ、こわがる人もいるだろ。」

理樹「そ、そうだね…」

理樹(たぶん寮長の引き継ぎとか、色々あったからで、寮長さんの冗談だと思うけど…罠とか幽霊とか…どんな家なんだろう…)

鈴「理樹、そんなこと聞いてどーするんだ。」

理樹「ちょっと、色々あって。調べてるんだよ、寮長さんのこと。」

鈴「…そーか。いろいろか。」

理樹「うん。…他にはまだある?」

鈴「他か………>>159
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:09:01.05 ID:/sqxkTvI0
猫がよく集まって来るらしいぞ
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/03(日) 12:34:54.02 ID:fAcumVGFo
理樹「あー…そう…」

鈴「ああ、うらやましいな。」

理樹「そうだね…」



理樹(…うーん、噂話程度が多かったけど、それなりに話は聞けたかな。)

理樹「よし、いったんこの辺にしとこう。」



理樹「…今日の収穫はこんなものだったよ。」

恭介「3人もいる可能性があるっていうのか…それに家に罠がある可能性も…本当なら、面倒だな。」

理樹「そうだね…」

恭介「くっ、ようやく一人とはなんとか接触できそうだっていうのに…」

理樹「え、そうなの?」

恭介「ああ、人脈は作っておくものだな。なんとかなりそうだ。」

理樹「そっか、それは良かった。」

恭介「…まああと二人いるとなると中々大変だが…障害がある方が燃える。…よし、もう少し頑張るぜ!理樹、情報、サンキューな。」

理樹「うん、恭介も、頑張ってね…」



理樹(…このあとはどうしよう…よし…>>161)
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