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【モバマス安価】森久保乃々「プロデューサーさんの背中に穴が....」

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378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:03:27.33 ID:zkKAiTe60
スターシャイン
379 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 22:12:57.08 ID:q3Few+7v0
凛「!」

凛「乃々、これ持っていこっか!」スッ

乃々「....」

乃々「これ、なんですか....?」

凛「わかんないけどなんか綺麗な石」

乃々「小学校低学年くらいの女の子が食いつきそうないしですね....」

凛「ちひろさんの机の中に入ってた」

乃々「だ、大丈夫なんですか....?」

乃々「ちひろさんの物なんてフリー素材とは対極に位置してますけど....」

凛「....」
380 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 22:13:36.57 ID:q3Few+7v0
凛「大丈夫でしょ」

凛「とりあえず300個くらい入れとこ」ザーッ

乃々「!?」

乃々「い、1個も使わないと思うんですけど....」

凛「備えあれば患いなしだよ」ニッコリ

乃々「まあ凛さんが満足するなら....」

乃々「あとそれは自分で持ってください....」

凛「....」

凛「(よし、楽しく話せたな)」
381 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 22:17:09.09 ID:q3Few+7v0
輝子「....」

輝子「....ボノノちゃん」

乃々「輝子ちゃん....?」

輝子「私は、ここで足を広げてるだけだから、ほとんど協力できないんだ....」

乃々「そんなことないですよ....」

乃々「(私、穴の中に入るより、輝子ちゃんの格好をする方が嫌ですから....)」

乃々「(とは言えないですね....)」

輝子「絶対に、無事に帰ってきてくれ....!」

乃々「....ありがとうございます」

輝子「これ、役に立つかはわからないけど」ガサゴソ

乃々「?」

何を渡す? >>382
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:17:42.07 ID:T7LXY/HOo
いい舞茸
383 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 22:25:46.66 ID:q3Few+7v0
乃々「こ、これは....」

輝子「私がプランターで育ててた、舞茸....」

輝子「....」

輝子「えい....」ブチブチィ

乃々「輝子ちゃん!?」

輝子「いいんだ....ちょうど食べごろだった....」

輝子「それに、私だけ安全なところで、なんて、我慢できない....」

乃々「輝子ちゃん....」

輝子「これを、私だと思って、持っていってくれ....!」スッ

乃々「....」

輝子「おすすめは天ぷら、炊き込みご飯、バター焼きだ....!」

乃々「....輝子ちゃんの気持ち受け取りました」グッ
384 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 22:27:44.93 ID:q3Few+7v0
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:29:17.41 ID:zkKAiTe60
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:30:53.52 ID:fexIilqA0


なぜPに相談しようと誰も言わない…
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/22(水) 22:58:11.86 ID:ESbErpM+O
ちょっと前に説明されてただろ…
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/23(木) 06:57:26.36 ID:9FYdTlL1o
おつおつ
シャニP=アイドル引退後の凛説
389 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:24:57.80 ID:W//ia9y+0
芳乃「....凛、乃々」

凛「....」

乃々「....」

芳乃「これを」スッ

何を渡した? >>390
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:26:19.41 ID:c4ZlVYkv0
たけのこ
391 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:33:36.86 ID:W//ia9y+0
凛「こ、これは....!」

凛「....これは?」

芳乃「たけのこでしてー」

凛「あ、やっぱり....」

乃々「凛さん、芳乃さんがわざわざ用意してくれたんです....」

乃々「きっと何らかの意味があるはず....!」

凛「まさか....」

芳乃「....」ゴゴゴ
392 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:34:54.98 ID:W//ia9y+0
芳乃「....たけのこは」

輝子「....」ゴクリ

芳乃「おいしいのですー」

輝子「えぇ....」

芳乃「今が旬でございますー」

芳乃「たけのこと言ったら、やはり炊き込みご飯ー」

芳乃「春になると、食べたくなるのですー」

凛「....」

凛「私もそう思う」ウンウン

乃々「私もです....」コクリ

輝子「....」

輝子「....なんだこれ」
393 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:36:25.48 ID:W//ia9y+0
凛「じゃ、行ってくる」ピシッ

芳乃「どうか、ご無事でー....」

乃々「がんばります....!」

輝子「....」

凛「開けゴマ」ギギギ

輝子「ちょっ、自分のペースで!開けさせてくれ!」

凛「....」

凛「開けゴマ!」グイグイ

輝子「」
394 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:39:32.55 ID:W//ia9y+0
凛「輝子は横になってるけど」

凛「穴の中に入ったら、入り口側が上で奥の方が下になってるから気を付けて」

乃々「重力の方向まで違うんですね....」

凛「うん」

凛「それと、言った通り中は危ないから」

凛「下にいる私の手を離さないで」

乃々「わかりました....」ビクビク

凛「....」フー

凛「よし、行こう」

乃々「はい....」

穴の中の様子
変化あり(内容まで) or 変化なし >>395
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:44:11.33 ID:22ffv6xjo
6人に増えてじーっと見てくる(全員ロリ)
396 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:56:28.11 ID:W//ia9y+0
シューッ

凛「....」スル

乃々「....」スル

凛「(穴の中は、特に変化なし)」

乃々「(凛さんの言っていたとおりです....)」

乃々「(何も見えないし、何も聞こえない....)」

乃々「(それでも私は、凛さんのぬくもりを感じられるので気分が楽です....)」

乃々「(この環境を、凛さんは1人で数十分も耐えたなんて....)」ゾクゾク

凛「(穴の中はさっきと変わりない....)」

凛「(そろそろあの子が見つかるかも....)」

乃々「....」
397 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:57:05.08 ID:W//ia9y+0
凛「(あ)」トントン

乃々「(....?)」チラ

ちとせ?「............」ジー

乃々「!」

乃々「(この暗闇の中でもはっきりと見えます....)」

乃々「(あれが、凛さんが中で見たちとせさん....)」

乃々「(実年齢と比べたら明らかに小さいですけど....)」

乃々「(面影はあるように見えます....)」

乃々「(....え?)」
398 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 22:58:19.70 ID:W//ia9y+0
凛「(あれ?)」

あかり?「............」ジー

あきら?「............」ジー

凪?「............」ジー

颯?「............」ジー

りあむ?「............」ジタバタ

凛「....」

凛「(なんか増えてるんだけど....)」

乃々「(凛さんの話では、ちとせさん1人だったはずなのに....)」

凛「(ま、とりあえずあそこに行く方法を考えないとなぁ....)」

乃々「(距離感が図りづらいですけど、少なくともここから数メートルではないですよね....)」

乃々「(凛さんはどうやってあそこに行くつもりなんでしょうか....)」

どうやって行く? >>399
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:00:32.85 ID:7Tb4VHwOo
加蓮に教わった幽体離脱で
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:01:45.08 ID:UOYklGVDO
やむだけジタバタしているのが気になるな
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:02:37.35 ID:Ix0/gVIB0
姿がないのにいきなりトンデモな能力持ちが出てきたな……
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:04:45.34 ID:o09ki3Fk0
けっこう果ててるし実体験的なやつでしょう
403 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:05:14.56 ID:W//ia9y+0
凛「(よし)」

凛「(加蓮直伝の幽体離脱で行こう)」

凛「....」フッ

凛「」ガクン

乃々「!?」

乃々「(凛さん?どうしたんですか!?)」

凛「」プラーン

乃々「(凛さんの手が、力なく....)」

乃々「(凛さん!!!凛さん!!!!)」
404 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:06:11.17 ID:W//ia9y+0
凛「(うん、幽体離脱成功)」フワー

凛「(これであそこまで行ける!)」フワー

凛「(こんにちはー)」

5人「............」

りあむ?「............」ジタバタ

凛「....」

凛「(しまった)」

凛「(これ霊感がある人としかコミュニケーション取れないじゃん!)」

凛「....」

凛「(戻ろ....)」フワー

どうやって行く? >>405
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:07:45.84 ID:Ix0/gVIB0
たけのこを突き出してみる
406 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:11:57.76 ID:W//ia9y+0
凛「(!)」

凛「(よかった、戻れた)」ガクガク

乃々「(凛さん!!!!!しっかりしてください!!!!!!!)」ガクンガクン

凛「(乃々が尋常じゃなく揺らしてくる、なんだろ)」

凛「....」ギュッ

乃々「(凛さん!!!!!!!)」

乃々「(無事だったんですね!!!!!!)」

乃々「(よかった....)」

凛「(止まった)」
407 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:18:08.64 ID:W//ia9y+0
凛「(さて、どうしようかな)」

凛「....」

凛「(私が持ってる長いものといえば....)」ガサゴソ

凛「(たーけーのーこー)」テッテレー

凛「....」

凛「(いや届かないでしょ)」

乃々「(凛さん、さっきから下で何をしてるんでしょう....)」

凛「(こんなの使えないしどうしたら)」

ニョキ

凛「?」
408 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:18:52.23 ID:W//ia9y+0
ニョキニョキ

凛「!?」

ニョキニョキニョキ

凛「(このタケノコ伸びてる!?)」

凛「(ど、どういうことなの....)」

凛「....」

凛「(理由はよくわからないけど、とりあえずこれを使えばどうにかなるかも)」

乃々「?」
409 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:21:29.83 ID:W//ia9y+0
凛「....」

凛「(あの子供たちがいるあたりに突き刺さってる)」

凛「(成長スピードが早すぎるけど....)」

凛「(まあいいや)」

凛「(乃々、これを辿っていくよ)」グイグイ

乃々「???」

乃々「(な、なんでしょう....)」

乃々「(とりあえず凛さんが引っ張ってくれている方についていきましょう....)」サワ

乃々「(....こ、これは、手すり?)」
410 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:31:40.28 ID:W//ia9y+0
凛「(ふう、着いた)」

凛「(意外と近かったな)」

凛「(しかし....)」

ちとせ?「............」ジー

あかり?「............」ジー

あきら?「............」ジー

凪?「............」ジー

颯?「............」ジー

凛「(この子たちは一体....)」

凛「....」チラ

凛「(ん!?)」
411 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:32:25.43 ID:W//ia9y+0
乃々「(これが何なのかはわかりませんが....)」

乃々「ようやくちとせさんたちのところに来られました....)」

ちとせ?「............」ジー

あかり?「............」ジー

あきら?「............」ジー

凪?「............」ジー

颯?「............」ジー

乃々「(やっぱりこの子たちは....)」

乃々「(消えてしまった皆さん....)」

ァ....ジャン....

乃々「....?」
412 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:33:09.73 ID:W//ia9y+0
乃々「(....音が聞こえる?)」

乃々「(この穴の中じゃ音は聞こえないはずじゃ....)」

乃々「(そういえば凛さんは....)」チラ

りあむ?「あ゛っ!」

りあむ?「乃゛々゛ち゛ゃ゛ん゛〜〜〜〜!!!!!」ガバッ

乃々「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜!!?!?!!?!?!?!?!」

乃々「助けてください〜〜〜!!!!」

りあむ?「助けてほしいのはこっちの方だよ〜〜〜!!!!」ギャーギャー

乃々「!?!?!?!?!?!?!?!??」

りあむ?「なんだよぅ〜、ぼくの顔に何かついてる?」

乃々「....」
413 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:33:45.28 ID:W//ia9y+0
乃々「り、りあむさん、ですよね....?」

りあむ「乃々ちゃんまでぼくの顔忘れちゃったのっ!?」

りあむ「あ゛ぁ゛....ザコメンタルが崩れていく音がする....」ションボリ

乃々「いや、忘れてませんけど....」

乃々「というかりあむさん」

乃々「なんで1人だけ普段通りの姿なんですか!?」

りあむ「や、むしろ色々聞きたいのはこっちの方なんだけどっ!?」
414 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/23(木) 23:34:15.51 ID:W//ia9y+0
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:35:07.14 ID:IHwXykQQo
おつおつ
夢見が鍵
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:37:02.05 ID:o09ki3Fk0

まさかのりあむが現状打破するカギとは読めなかったこのりあむの目を(ry
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/23(木) 23:54:56.19 ID:9FYdTlL1o
おつおつ
やむちゃソロおめでとう
418 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:13:31.09 ID:rKW9GMAR0
凛「....」

乃々「....」

りあむ「何!?なんでぼくをそんな目で見るの!?」

凛「いや、なんというか....」

乃々「私たち、まだ受け入れられなくて....」

りあむ「え....ぼくまだ事務所のみんなに受け入れられてないってこと....?」

りあむ「もう入って結構経つのに....」

凛「そういうことじゃなくて....」

りあむ「凛ちゃんに至ってはぼくのこと知らないみたいだし....」

乃々「凛さんは知らないんじゃなくて忘れてしまっているだけで」

りあむ「....」

りあむ「はーめっちゃやむ」
419 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:14:22.28 ID:rKW9GMAR0
乃々「というかりあむさん、何でここにいるんですか....?」

りあむ「ぼ、ぼくがここにいちゃダメ?」

乃々「ダメではないんですけど....なんというか....」

凛「なんでここにいるのか教えてくれる?」

りあむ「そもそもここがどこなのか教えてほしいくらいなんだけど....」

凛「はやく」

りあむ「」
420 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:15:07.74 ID:rKW9GMAR0
りあむ「ぼく、今日オフだったから家でゴロゴロしてたんだよ〜」

りあむ「そしたら、いつの間にかここにいてさ〜」

凛「....」

凛「....全然参考にならないんだけど」

りあむ「あっごめんって〜....」

りあむ「ぼくだってわけわかんないんだよぅ」

りあむ「さっきのだって説明省いてないんだよ?」

りあむ「本当にいきなりでさ〜....」

乃々「....」
421 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:15:35.84 ID:rKW9GMAR0
乃々「ここに来てからのことも教えてもらえますか?」

りあむ「えっと」

りあむ「気が付いたらこの真っ暗なとこにいて」

りあむ「で、周り見たら、このちとせちゃんみたいな子と」

ちとせ?「............」ジー

りあむ「なんかちっちゃい胎児みたいなのが4つ落ちててさ」

りあむ「気持ち悪いから目を逸らしてたんだけど」

りあむ「ちょっとうたた寝しちゃって」

乃々「その状況でよく眠れますね....」アキレ

りあむ「だってここ暗いし静かだし」
422 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:16:07.63 ID:rKW9GMAR0
りあむ「んで、気が付いたら」

あかり?「............」ジー

あきら?「............」ジー

凪?「............」ジー

颯?「............」ジー

りあむ「見たことある感じに....」

凛「....」
423 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:16:35.99 ID:rKW9GMAR0
凛「もうちょっと何かないの」

りあむ「あ、えっと、すみません」

凛「....」

乃々「り、凛さん、りあむさんだってここにいきなり連れてこられた被害者ですから....」

りあむ「の、乃々ちゃん〜!」

乃々「気持ちはわかりますがここは抑えてください....」

凛「....ん、そうだね」

りあむ「え゛っ?気持ちわかるの?ねぇ?」
424 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:17:17.26 ID:rKW9GMAR0
乃々「あの、凛さん」

凛「?」

乃々「疑問なんですけど....」

乃々「なぜ私たち、普通に話せているんでしょうか....?」

凛「うーん....」

乃々「穴に入って来た時は、話すどころか何の音も聞こえなかったはずなのに....」

凛「....うーん」

凛「私たちに音が聞こえるようになったのは....」チラ
425 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:18:33.60 ID:rKW9GMAR0
りあむ「あーここダメだなぁ、何も楽しくない」

りあむ「推しもいない救ってくれる子もいない」

りあむ「ん、でもここならぼくがおもちゃにされることもないのか....?」

りあむ「....ありか?」

りあむ「....ちょっとありか?」

凛「あれと接触してからだよね」

乃々「凛さん、あれじゃないです!りあむさんです!」

凛「....りあむ?だっけ」

凛「本当に元々事務所にいて」

凛「私たちが忘れちゃっただけなんだよね?」

乃々「はい、私の記憶通りだったらそれは確かです」

凛「....」
426 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:19:23.37 ID:rKW9GMAR0
凛「本物に模した穴の罠でもなさそう?」

乃々「....あの感じは」

乃々「絶対に本人です」

乃々「本人以外ではあんなの無理だと思います」

凛「それもそうか」
427 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:19:58.60 ID:rKW9GMAR0
凛「それで、音についてなんだけど」

乃々「はい」

凛「私が最初に穴に入った時も、音は一切聞こえなかった」

凛「2回目、さっきもそうだったよね」

乃々「そ、そうですね....」

凛「たぶん、穴の中は基本的に音が聞こえないんだと思う」

凛「ただ、この穴って現実とはまた別の謎空間でしょ」

乃々「散々好き放題やってくれてますからね....」

凛「だから、現実と同じ考え方じゃダメだのかもしれない」

乃々「?」
428 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:22:02.27 ID:rKW9GMAR0
凛「りあむは、部屋でだらけてる時に突然ここに来た」

凛「そしてりあむは」

凛「この穴の中では音が聞こえない」

凛「という前提を知らない」

乃々「....それはそうかもしれません」

乃々「直前までいた自分の部屋、というか穴の外の世界では」

乃々「音が聞こえないはずありませんし、それを疑うことすらないですから....」

凛「....そんなりあむの意識が」

凛「音が聞こえないという穴の前提に作用した」

凛「ってことはないのかな」

乃々「....」

乃々「???」
429 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:23:12.46 ID:rKW9GMAR0
凛「芳乃の推測では、この穴、人間の意識に作用されるって話だったし」

凛「既に、穴の中で音が聞こえないことを体験してしまった私たちでは」

凛「前提を上書きすることはできないけど」

凛「そもそもここがどこかもわかっていなければ」

凛「この穴がどういう存在かも知らないりあむなら」

凛「『穴の中では音が聞こえない』のを覆すことができたのかもしれない....」

乃々「....」
430 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:23:53.57 ID:rKW9GMAR0
乃々「....完全には理解できませんけど」

乃々「凛さんの説が本当なら、この穴の謎がより深まる、ということだけはわかりました....」

凛「そうだね....」

りあむ「ねぇねぇ何の話?何の話?」

凛「....」

りあむ「あっ」
431 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:24:24.69 ID:rKW9GMAR0
乃々「....」ジー

ちとせ?「............」ジー

凛「どうしたの?」

乃々「あの、見ていて気づいたんですけど....」

乃々「幼くなっている他の4人と比べて、ちとせさんだけ少し大きくないですか....?」

凛「私にもそう見えるけど、なんでなんだろ」

乃々「....」
432 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:25:01.71 ID:rKW9GMAR0
乃々「....」ジー

りあむ「今度はぼく!?何?言ってよ!言ってくれないとやむよ!?」

乃々「....りあむさん」

乃々「髪の毛、そんなに長かったんでしたっけ....?」

りあむ「え?ぼくの髪はずっとこのくらうわ伸びてる!?え!?なんで!?」

凛「....?」

乃々「....」
433 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:25:44.86 ID:rKW9GMAR0
乃々「りあむさん、ここに来たときに胎児みたいなものが4つ落ちてきたって言ってましたけど....」

りあむ「うん、そういうのは学校の授業でよく見てたし」

りあむ「でもいきなりこんなところに胎児なんて落ちてるわけないから」

りあむ@胎児っぽい何かかな〜って」

乃々「....それって確かに4つだったんですよね」

りあむ「うぇ?たぶん、そうだと思うけど」

乃々「....4つ」

りあむ「?」
434 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:26:59.57 ID:rKW9GMAR0
乃々「ちとせさんとりあむさん以外の4人と....」

乃々「りあむさんの目撃した、胎児らしきものの数が同じなんです....」

りあむ「???」

りあむ「でもさ、胎児って母胎にいないととても生きられないよ?」

りあむ「ましてやこんな何の設備もない所じゃ絶対無理だよ?」

乃々「....りあむさんは知らないと思いますけど」

乃々「ここ、何でもありなんですよ....」

りあむ「?????」
435 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:27:43.55 ID:rKW9GMAR0
りあむ「つ、つまり、どういうこと?」

凛「ま、まさか....」

乃々「....」

乃々「りあむさんが見た4つの胎児らしきものは」

あかり?「............」ジー

あきら?「............」ジー

凪?「............」ジー

颯?「............」ジー

乃々「この4人で」

乃々「うたた寝している間に」

乃々「この年齢まで成長したんじゃないでしょうか....」

りあむ「....」

りあむ「??????」
436 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:28:23.69 ID:rKW9GMAR0
りあむ「いやいやいやいや!」

りあむ「乃々ちゃん!人はそんなに早く成長しないよ!?」

りあむ「学校で習わなかった!?」

りあむ「ちとせちゃんだけは5〜6歳って感じだけど」

りあむ「見た感じ、それ以外の4人とも1〜2歳ってとこだよね?」

りあむ「ぼくここに来てから1〜2年も経ってないよ?」

乃々「....」
437 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:29:05.88 ID:rKW9GMAR0
乃々「....りあむさんの髪、元々はボブなのに」

乃々「今はセミロング、いえ、ロングくらいまで伸びてます....」

りあむ「う〜んなんでだろ?不思議だねぇ」アハハ

凛「....」

凛「....タケノコ」

乃々「凛さん....?」
438 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:30:31.83 ID:rKW9GMAR0
凛「さっき、ここまで来られたの」

凛「芳乃から貰ったタケノコが突然伸び始めたからなんだ....」

乃々「あれタケノコだったんですね....」

凛「ほら、貰った時は普通のタケノコだったのに」

凛「今は....」チラ

乃々「....」チラ

乃々「!?」

乃々「....青竹になってる」

りあむ「つまり???つまりどういうことなの!?」

りあむ「ぼくにもわかるように説明してよ!?」
439 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:30:58.31 ID:rKW9GMAR0
凛「っ....」ゴクリ

乃々「....凛さん」

乃々「ここから早く出ましょう」

凛「....うん」コクリ
440 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/24(金) 22:31:57.30 ID:rKW9GMAR0
本日はここまでとさせていただきます
安価スレなのにまた安価を取れませんでした、申し訳ありません
明日の夜に再開します
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 22:35:47.87 ID:iqNhQOToO

一体どうなってしまうのだろうか
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 22:37:31.39 ID:EGFRAz6P0
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 23:34:38.51 ID:Aexqj3cDO
つまり、りんののはアラサーと
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 23:36:24.45 ID:lTeN8JkEo
おつおつ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 05:55:27.70 ID:u9Qpgnl1o
おつおつ
最後にひとつ言っておく…『時は加速』する
446 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:35:46.05 ID:oLoD+eze0
凛「ということで」

凛「解決法がわからないけど、ここにいると危ないと思うので」

凛「みんなを一旦、穴の外に連れて帰ります」

ちとせ?「............」ジー

あかり?「............」ジー

あきら?「............」ジー

凪?「............」ジー

颯?「............」ジー

りあむ「ぼく帰れるの!?やったー!」

乃々「でもりあむさんの存在は世界から抹消されてますし、私以外全ての人に忘れ去られてますよ」

りあむ「!!?!?!?!?!?!??」
447 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:38:26.81 ID:oLoD+eze0
りあむ「え?ぼくそこまで嫌われてた!?」

りあむ「くそぅ....こんなことならもっと炎上しておくんだった....」

りあむ「それなら忘れ去られることはなかったのに....」クッ

乃々「やめてください....」

凛「私と乃々じゃ、1人ずつ抱えるのが限界だから....」

凛「とりあえず小さい子たちから順番にいこうか」

乃々「そうですね....」

りあむ「ぼくは?」

凛「最後」

りあむ「ですよね〜....」
448 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:40:34.70 ID:oLoD+eze0
凛「はーいおいでー」ダキ

あかり?「............」

乃々「怖くないですよ....」ダキ

あきら?「............」

凛「戻ろっか」

乃々「....」コクリ
449 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:41:03.08 ID:oLoD+eze0
芳乃「....」ジー

輝子「....」ボー

芳乃「こうして命綱をずっと見ていると」

芳乃「釣りをしている気分になりましてー」

輝子「....」ボー

芳乃「....」ジー

輝子「芳乃さん、釣りとか、行くのか....?」

芳乃「はい、稀にですがー....」

輝子「そうか....」

輝子「....」ボー

芳乃「....」ジー
450 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:48:40.01 ID:oLoD+eze0
チョンチョン

芳乃「む....」

輝子「どうした....?」

芳乃「引いていますー」

輝子「!」

芳乃「引き揚げましょうかー」

輝子「そ、そうだな」
451 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:50:35.67 ID:oLoD+eze0
凛「ただいまー」

芳乃「無事で何よりですー」

乃々「久しぶりの外、安心します....」

輝子「ボノノちゃんも、無事でよかった....」

あかり?「............」

あきら?「............」

輝子「!?」

輝子「なんか、人数多くないか....?」

凛「あと3人来るよ」

芳乃「ふむー....」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 22:53:31.88 ID:yot+n/8eo
あと三人……穴の中にいるのはなーはーちとせりあむの4人……
ナチュラルに放置されるりあむかわいそう
453 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:53:36.98 ID:oLoD+eze0
凛「じゃ、また行ってくる」

乃々「次は早いと思うので注意して見ていてください....」

芳乃「わかりましてー」

輝子「どういうことなんだ....」
454 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:54:39.19 ID:oLoD+eze0
凛「はーい行きましょうねー」

凪?「............」

颯?「............」

ちとせ「............」

りあむ「....」

りあむ「あの、ぼくは?」

凛「待ってて」

りあむ「....はい」

乃々「すみません、この2人を上に送り届けたらすぐに戻りますから....」

りあむ「あの

凛「じゃ」シュルシュル

乃々「....」シュルシュル

りあむ「あ゛〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」ジタバタ
455 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:58:29.21 ID:oLoD+eze0
凛「はい」スッ

芳乃「....双子でしてー?」

乃々「そうです、こっちがお姉さんの凪さん」

凪?「............」ジー

乃々「妹の颯さんです」

颯?「............」ジー

芳乃「可愛らしいですねー」

凛「まだあと1人いるから行ってくるね」

輝子「まだいるのか....」

芳乃「一気に大所帯でしてー」
456 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 22:59:16.19 ID:oLoD+eze0
りあむ「もう凛ちゃんっ!遅いよ〜!!」ジタバタ

ちとせ「............」ジー

凛「ごめんごめん、大丈夫だった?」

りあむ「大丈夫じゃないよも〜」

りあむ「こんな真っ暗闇の中でさ〜」

凛「(なんで来た時はすぐ眠れたんだろ)」
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:04:17.58 ID:+5Dse3YDO
このちとせと千夜を合わせたらどうなるんだろう
458 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:04:29.54 ID:oLoD+eze0
凛「じゃあ、はい」

りあむ「へ?」

凛「いや、私がこう、りあむを抱えて上がるしかないでしょ」

りあむ「えっ?もしかして凛ちゃんにお姫様抱っこしてもらえるの?」

凛「そうだけど」

りあむ「....」

りあむ「財布持ってきてないんだけどあとでもいい?」

凛「はぁ?」ガシッ

りあむ「あっ....」

凛「行くよ」

りあむ「顔近い、顔良い....いい....」

凛「?」
459 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:05:03.67 ID:oLoD+eze0
凛「そろそろ着くよ」

りあむ「あーい」

凛「はい到着ー」

りあむ「久々の娑婆だぁ〜!」

凛「え」

輝子「っ!?」

芳乃「ふむー....」

りあむ「へ?」ポカーン
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:05:54.57 ID:a8YzVh39o
あれガチでちとせ忘れ去られてる?
461 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:07:39.30 ID:oLoD+eze0
凛「....」

凛「....りあむ、りあむ」

りあむ「なに?」

凛「....うん、りあむだ」

芳乃「....りあむですねー」

輝子「し、信じられない....」

りあむ「ねーねー乃々ちゃん」

りあむ「ぼくってそんなレアキャラ?」

乃々「い、いえ、そんなことはないと思いますけど....」
462 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:08:28.83 ID:oLoD+eze0
凛「....今思い出した」

凛「りあむを」

乃々「!?」

乃々「どどどどういうことですかっ!?」

芳乃「りあむが穴から出てきた瞬間に、突然思い出しましたー....」

輝子「い、いや、思い出したとか、そういうのじゃないぞ、これは....」

凛「頭の中に、あって当然の記憶がある」

凛「りあむがいるのは当たり前なのに、さっきまではそれが一切なかった....」

凛「今りあむのことを知っているのに」

凛「記憶を失っていた記憶まで残ってるから気持ち悪い....」
463 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:09:47.58 ID:oLoD+eze0
りあむ「....」

りあむ「これってぼくが責められてるわけじゃないんだよね?」チラ

乃々「あ、はい、違います」

りあむ「ほっ....」

凛「なんだろこの感覚....」

乃々「凛さん、とりあえずちとせんさんも連れてきてもらっていいですか....?」

凛「あ、うん、了解」

乃々「すみません、こんな時に....」

凛「いや、ちとせ?も連れてきてから整理するよ」

乃々「お願いします....」
464 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:18:26.91 ID:oLoD+eze0
りあむ「ねえねえねえねえ」ツンツン

乃々「な、なんですか....」

りあむ「ぼく全然状況がわからないんだけど」

乃々「そういえばそうでした....」

乃々「今から説明しますけど、その前に」

りあむ「?」

乃々「私が今から話すことは全て本当のことなので」

乃々「話し終えるまでは黙って聞いていてもらえますか....?」

りあむ「へ?うん!」

乃々「(大丈夫ですかねこの人....)」
465 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:21:41.83 ID:oLoD+eze0
りあむ「....」

りあむ「ごめんね乃々ちゃぁん、ぼく全然わかんないよぉ〜」

乃々「い、いえ、これに関してはりあむさんは悪くないと思います」

りあむ「本当?本当?」

乃々「はい....たぶん....」

凛「どう、りあむ、少しはわかった?」

りあむ「う〜ん....」

りあむ「なんかわけわかんないことになってるってことはわかったよ!」ペカー

凛「ふーん」

輝子「突っ込みたいところだけど、私たちも大差ないからなんとも....」
466 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:26:27.10 ID:oLoD+eze0
凛「私たちの目下の課題は2つ」

あかり?「............」

あきら?「............」

凪?「............」

颯?「............」

ちとせ?「............」

凛「1つ目」

凛「この子たちをどうするのかを考える」

凛「2つ目」

凛「どうしてりあむのことだけ思いだせたのかを考える」

りあむ「えへへ」

芳乃「....」

凛「他に何かある?」

1つ目に取り組む or 2つ目に取り組む or 別のことに取り組む
>>467
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:28:01.22 ID:a8YzVh39o
なぜ千夜だけ無事か調べる
468 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:45:25.36 ID:oLoD+eze0
乃々「....1つ、いいですか?」

凛「うん」

乃々「穴の中にいたのって」

乃々「なぜか1〜2歳になっているあかりさん、あきらさん、凪さん、颯さん」

乃々「そして4人より少し年齢が上のちとせさん」

乃々「さらにそのままの姿のりあむさんの6人です」

輝子「それが、どうかしたのか....?」

乃々「皆さんはりあむさん以外忘れてしまっているので、気づけないと思いますけど....」

乃々「この6人に、千夜さんを加えた7人は」

乃々「同期なんです....」

輝子「同期....」

芳乃「それは、奇妙ですねー....」

凛「....」
469 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:46:20.24 ID:oLoD+eze0
凛「....乃々は、それが偶然の一致じゃないと思ってる」

凛「ってこと?」

乃々「確信があるわけではないんですけど....」

乃々「7人の中で」

乃々「ここまで唯一、穴の被害を受けていない千夜さん」

乃々「少しだけ、話を聞いてみてもいいのかな、って....」

凛「....」
470 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:47:41.37 ID:oLoD+eze0
凛「どう思う?」

芳乃「ふーむ....」

芳乃「手がかりの少ない今の状況を踏まえると」

芳乃「乃々の提案した方でもよいのではー?」

凛「....そうだね」

凛「じゃあ千夜に話を聞きに行こう」

乃々「あの、その前に」
471 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:48:18.12 ID:oLoD+eze0
あかり?「............」

あきら?「............」

凪?「............」

颯?「............」

ちとせ?「............」

乃々「この子たちを、事務所の託児所に預けてきてもいいですか....?」

凛「あー....」

凛「でも預けられるのかな....」

芳乃「しかし、彼女たちを連れ回るわけにもいきませぬー」

輝子「とりあえず、行くだけ行ってみよう....」
472 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/25(土) 23:51:27.72 ID:oLoD+eze0
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 00:10:29.26 ID:jfS/NjhFo
おつおつ
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/26(日) 04:59:25.93 ID:NaukDgC7o
おつおつ
この世界線にはりんごろうもいないんだろうか
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 07:57:08.62 ID:TUrV23/J0
同一人物か知らんがいちいちageんでくれ
476 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 20:46:59.61 ID:dcovwKI/0
乃々「意外とすんなり預けられましたね....」

輝子「どこの子なのか調べられたら、かなりマズそうだけどな....」

凛「親もいないし戸籍もないからね」

りあむ「でもさ、あの5人の記憶は消えてるけど」

りあむ「その親は普通にいるはずだよね?」

凛「....」

りあむ「あれ?ぼく変なこと言った?」

乃々「いえ、それが正しいと思います....」

輝子「DNA検査とかやったら、もっとややこしいことになりそうだな....」

芳乃「なんにせよ、あまり長く預けることはできませぬー」

凛「そうだね、早く問題を解決して元の世界を取り戻さないと
477 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 20:47:25.73 ID:dcovwKI/0
凛「それで、千夜は今どこにいるんだっけ」

乃々「えーっと確か....」

千夜の居場所 >>478
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