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【モバマス安価】森久保乃々「プロデューサーさんの背中に穴が....」

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905 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 21:38:43.03 ID:cXmDXIGH0
乃々「真っ暗で周りは見えませんでしたけど、もう限界だってことはわかりました」

乃々「....とにかく怖かったんです」

乃々「何かに縋りたかった私は、夢中でリュックを抱きしめました」

乃々「大きな音と共に、周囲が崩れた感覚があったんですが、次第に静かになって」

乃々「目を開けると、私の上にこの天井のような何かが現れていて」

乃々「私を守ってくれていたんです....」

凛「....」

乃々「まだ私は、天に見放されていないんだと」

乃々「諦めちゃダメだと、思いました」

凛「....」
906 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 21:39:24.85 ID:cXmDXIGH0
凛「....リュックを抱きしめたって言ったよね」

乃々「はい....?」

凛「もしかしたら、あれが反応したのかも」

乃々「あれ?」

凛「2回目の穴突入の時に、ちひろさんの机の中に入ってた石持って行くって言ってたでしょ」

乃々「あぁ、凛さんが300個くら詰め込んでいたあれですか....」

凛「....」

凛「....実は乃々のリュックにも入れてたんだよね」

乃々「!?」
907 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 21:40:09.14 ID:cXmDXIGH0
乃々「自分で持つって約束したじゃないですか!!!」

凛「いや私も持ってたよ」

凛「ただ乃々のリュックにも300個入れてただけ」

乃々「不自然に重いと思ったらそういうことだったんですか....」

凛「でもさ、きっとあの300個の石が何らかの形で」

凛「この天井になってくれたんだよ」ニコ

乃々「....」

乃々「....そう、ですね」

乃々「....」

乃々「....物凄く結果論じゃないですか!」

凛「てへ」
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:50:46.63 ID:zSEc6Cxd0
天井(物理)は流石に草
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:55:47.59 ID:8hDZA15Zo
あ〜
あー!
そういうことかぁ!
910 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 21:58:02.46 ID:cXmDXIGH0
凛「というかさ」

凛「私、乃々はもっと弱ってると思ってたけど」

凛「思ったより元気そうだね」

乃々「あ、はい、食べ物も飲み物もあったのでなんとか....」

凛「そんなの持ってたの?」

乃々「いえ、手に入ったのは偶然なんですけど....」

乃々「穴の崩壊から身を守った後」

乃々「天井が光っているおかげで、この辺りは視界が通ることに気付いたので」

乃々「うろうろしていたら、これが落ちてまして....」スッ
911 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 21:59:44.18 ID:cXmDXIGH0
凛「....キノコ?」

乃々「おそらく....」

凛「結構大きいね」

凛「でも、そんなの食べて大丈夫なの?」

乃々「鉢植えに入っていたので、誰かが育てていた物なのかなと....」

凛「だからって安全とは限らないでしょ....」

凛「それに、ここって火ないよね?生食は心配だよ....」

乃々「お腹が空いてしまったので....」

凛「たまにアクティブだよね、乃々」
912 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:00:43.94 ID:cXmDXIGH0
乃々「水、というか水分なんですけど....」

乃々「そこの端の方に、液体が溜まっていまして....」

凛「....」

凛「の、飲んだの....?」

乃々「水分の不足は命にかかわりますから、やむを得なく....」

凛「....大丈夫なのそれ」

乃々「色は若干黄色でした、臭いは少し独特のものがありましたね....」

乃々「味はほとんどありませんでした....」

乃々「今のところ体調に問題はないので、きっと無害な液体だったんだと思います....」

凛「一体何飲んだの....」

乃々「さぁ....」
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:00:58.26 ID:8fduUT/Io
ほとんどのキノコ(普通に販売されているものを含む)は生食ヤバイです。良い子は真似しないでね
914 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:06:29.59 ID:cXmDXIGH0
乃々「でも、一番私の支えになったのは」

乃々「....凛さんです」ニコ

凛「....そんな」

凛「私なんて、乃々のこと忘れてたんだよ?」

凛「きっかけがなかったら、忘れたままだったかもしれない」

乃々「それは、仕方ないですよ」

凛「....仕方なくなんかないよ!」

乃々「....凛さん」

凛「....」

凛「結局、こんなところに乃々を何時間も待たせて」

乃々「それでも凛さんは、約束を守ってくれました」

凛「....約束?」
915 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:07:43.26 ID:cXmDXIGH0
乃々「『何があっても私は、乃々を守るよ 』って」

乃々「あの言葉があったから、私は」

乃々「この暗闇の中で、足掻こうと思いました」ニコ

凛「....」

凛「....言ったっけそんなこと?」

乃々「ひ、酷い!」

凛「だって、私が乃々を守るなんて当たり前のことだし」

乃々「....そうやって誤魔化して、ズルいですよ」プイ

凛「ごめんごめん」アハハ
916 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:11:15.00 ID:cXmDXIGH0
凛「....そろそろ帰ろっか」

凛「上で輝子と芳乃が待ってる」

乃々「....そうですね」

乃々「ここも、いつまで持つかわかりませんし....」

乃々「....」

凛「どうかした?」

乃々「....いえ」
917 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:11:52.92 ID:cXmDXIGH0
乃々「あんなに心細かった穴の中も」

乃々「凛さんが来たら、むしろ楽しいくらいで....」ポロッ

乃々「っ....」ポロポロ

乃々「....凛さん」ギュッ

凛「....」

乃々「来てくれて」ポロポロ

乃々「私を思いだしてくれてっ....ありがとうございますっ....」クシャクシャ

凛「....」

凛「....」ギュッ
918 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:18:39.72 ID:cXmDXIGH0
乃々「....」ズル

凛「....」ズル

乃々「....」ズル

乃々「まさか、穴の重力の方向まで変わっているなんて....」

凛「本当、この穴のことは結局最後までわからなかったね」

乃々「あまりわかりたくもないですけど....」

凛「確かに」フフッ

乃々「....」
919 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:19:13.58 ID:cXmDXIGH0
乃々「....凛さん」

凛「何?」

乃々「もう1つの約束、覚えてますか....?」

凛「....」

凛「....?」キョトン

乃々「こっちも忘れているんですか!?」プンスカ

乃々「私ばっかり期待させられてます....」ボソ

凛「....」

凛「....その話は、無事帰り着いてからでも」

凛「遅くはないでしょ」

乃々「!」
920 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:20:19.54 ID:cXmDXIGH0
乃々「やっぱり覚えて

凛「見えてきた」

乃々「....光!」

凛「....よいしょ」

凛「はい」スッ

凛「つかまって」ニコ

乃々「....」

乃々「....」グイ

乃々「....」

凛「おかえり、乃々」
921 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/05(火) 22:22:04.57 ID:cXmDXIGH0
本日はここまでとさせていただきます
明日、少しだけエピローグを書いて終了になります
よろしくお願いします
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:22:48.69 ID:iuK4Z8pro
ちとせの残り香があったのは未回収?
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:25:22.27 ID:UXfuirVE0
おつ。回収されるかなぁ
(みんながちとせを忘れるENDだったりして)
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 23:16:48.39 ID:8hDZA15Zo
おつおつ
925 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 21:59:51.45 ID:RD9Cj+ll0
乃々「....」

乃々「....あの」

凛「?」

乃々「....なぜ私は、昨日の今日でドレスを着ているのでしょうか」

凛「ドレスじゃないよ、ウエディングドレス」

乃々「別にどちらでもいいんですけど....」

凛「よくないよ!ただのドレスとウエディングドレスは全く違うから!!!」バーン

乃々「は、はぁ....」
926 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:00:30.55 ID:RD9Cj+ll0
乃々「というか、急だったのにこんな立派なドレスどうやって....」

凛「何のためにアイドルやって来たと思ってるの?」

凛「こういう時のためだよ」ニコ

乃々「それに、こんなに大きな教会を貸し切って....」

凛「何のためにアイドルやって来たと思ってるの?」

凛「こういう時のためだよ」ニコ

乃々「それはもういいですから....」
927 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:01:03.70 ID:RD9Cj+ll0
乃々「そもそも、今これを着てもただのコスプレでは....」

凛「乃々が言ったんでしょ!」

凛「『凛さん....結婚したくてしたくて仕方ないので結婚してください....』」

乃々「全くもってこれっぽっちも言ってません....」

乃々「....私は、凛さんが言っていたことを思いだしたので」

乃々「ちょっとした冗談のつもりで....」

凛「乃々は私と結婚したくないの?」

乃々「....したくないというか、その」

乃々「日本でそれは無理じゃないですか....」

凛「知ってる」
928 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:01:42.31 ID:RD9Cj+ll0
凛「だから今は、これで我慢して欲しい」

乃々「....今は?」

凛「私が戸籍法を変える」

乃々「えぇ....」

凛「ついでに憲法も変える」

乃々「そんなことどうやって....」

凛「私たちは世界を救ったんだから、このくらい簡単だよ」グッ

乃々「....」

乃々「....そうかもしれません」フフッ

凛「さ、行こうか」スッ

乃々「....」ギュッ

乃々「....はい」ニコ
929 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:02:09.93 ID:RD9Cj+ll0
輝子「....」

芳乃「....」

輝子「どうして、私たちだけここにいるんだろう....」

輝子「結婚式をするなら、みんなも呼べばいいのに....」

芳乃「本番は後々行うので、今はわたくしたちだけでいいそうですよー」

輝子「そ、そうか....」

輝子「....」
930 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:02:45.88 ID:RD9Cj+ll0
輝子「いやそれなら今やる必要はあるのか...?」

輝子「ボノノちゃんと凛さんが帰ってきてから、まだ1日も経ってないんだぞ....」

芳乃「それだけ、2人の心を突き動かす何かがあったのでしょうかー」

輝子「主に凛さんだと思うけどな....」

輝子「そもそも凛さん、まともに寝てるのか....?」

芳乃「帰ってきた後から今までずっと、この式の準備に走り回っていましたねー」

輝子「昨日だって、そんなに寝てなかったはずなのにどうなってるんだ....」

芳乃「これが本気、というものなのでしょうー」

輝子「さすが一流アイドルだな....」
931 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:03:16.02 ID:RD9Cj+ll0
芳乃「....そういえば、輝子が神父役なのですねー?」

輝子「芳乃さんが拒否したからこうなったんだ....」

芳乃「わたくし、異国の文化には疎いのでしてー」

輝子「私だって、別に詳しくないんだが....」

芳乃「今回は形だけですから、問題ないのではー」

輝子「そういうものなのかな....」
932 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:03:44.06 ID:RD9Cj+ll0
ガチャリ

輝子「あ、来た来た....」

芳乃「新婦が新婦の手を引いて、共に出てくるのはなんとも不思議な姿ですねー」

輝子「普通は別々に出てくるんだけどな....」

凛「....」

乃々「....」

芳乃「お2人とも、とても綺麗ですー」

輝子「凛さん、一流のメイクさんとかスタイリストさんを連れてきてたからな....」

輝子「どうやったらあんなことが出来るんだ....」

芳乃「それが愛というものですー」ニコニコ
933 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:04:13.15 ID:RD9Cj+ll0
輝子「....」

輝子「....結局、あの穴はどうなったのかな」

芳乃「....」

芳乃「どうなったも何も、あの後すぐに消えてしまったではないですかー」

輝子「....うん」

芳乃「....」
934 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:06:56.78 ID:RD9Cj+ll0
芳乃「....一度消えた後に再度現れ、匂いによって凛にその存在を示し」

芳乃「穴への突入へと導いたのは」

芳乃「乃々だけではなく凛も、道連れにしようとしたのかもしれませんー....」

輝子「2人が戻ってきたのも間一髪だったしな....」

輝子「....」

輝子「穴は、残された最後の力を振り絞ってまで」

輝子「1人でも多くの人間を、食らおうとしたのかな....」

芳乃「....」
935 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:07:35.45 ID:RD9Cj+ll0
輝子「一体何がそこまで、あの穴にそこまでさせるんだろう....」

芳乃「....」

芳乃「....わたくしたちには、その謎を解くのはまだ早すぎるのかもしれませんー」

輝子「....いくら時間が経っても、解ける気はしないけどな」

芳乃「....」

凛「輝子ー!」

輝子「あ、呼ばれてる」

芳乃「神父役、頑張るのでしてー」フリフリ

輝子「不安だ....」
936 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:08:03.44 ID:RD9Cj+ll0
乃々「輝子ちゃんがやるんですね....」

輝子「ごめんな、私なんかで....」

乃々「いえ、むしろ本物の外国の方より緊張しないので安心です....」

輝子「そ、そうか....」

凛「じゃ、打ち合わせ通りに」

輝子「ああ....」

輝子「えーっと」
937 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:08:38.89 ID:RD9Cj+ll0
輝子「それでは、指輪の交換を」

乃々「いきなりですか!?」

乃々「もっとこう、色々あるじゃないですか!」

凛「いいのいいの、どうせ本番は後からやるんだし」

凛「今日は気分だけ、ね?」

乃々「その割には色々と本格的な部分も多くないですか....」

凛「はいこれ」スッ

乃々「....」

乃々「////」

凛「かわいい」

乃々「や、やめてください....////」
938 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:09:09.33 ID:RD9Cj+ll0
凛「次、乃々の番だよ」

乃々「はい....」

乃々「....」スッ

凛「....ありがと」ニコッ

乃々「いえ....////」

輝子「....」

輝子「あの、2人とも....」

乃々・凛「?」
939 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:09:53.71 ID:RD9Cj+ll0
輝子「凛さんの指輪に通した指、どこにいったんだ?」

凛「どこって、私指詰めてないんだからここに」スカッ

凛「....」

凛「....ない」

乃々「!?!!?!!??!?!?!?」

乃々「えっ!?凛さんの指がいつの間にか切断されてしまったんですか!?」

凛「いや別に痛くはないしなあ」スポッ

凛「ほら、指輪外したらちゃんとあるよ」

乃々「えぇ...?」

輝子「....」
940 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:10:30.23 ID:RD9Cj+ll0
輝子「....それもしかして、指輪の中にあの穴がまた現れ

凛「輝子、続けて?」

輝子「え」

乃々「続けるんですか!?」

輝子「いやでも、またあの穴が現れたなら早く

凛「続けて?」ニッコリ

芳乃「続けるのでしてー」

輝子「(野次を飛ばすな)」

輝子「....」
941 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:11:16.46 ID:RD9Cj+ll0
輝子「....誓いのキスを」

乃々「輝子ちゃん!?」

凛「穴のことはほんっっっのちょっぴりだけ気になるけど」

凛「神父さんもこう言ってることだし」

乃々「神父さんも何もこの人ただの輝子ちゃんじゃないですか!?」

凛「誓いのキスが嫌なら誓いの耳舐めにする?」

乃々「それは絶対に嫌です!」

凛「またまたー、乃々もちょっと癖になってきたんじゃないの?」

乃々「そんなことは....ない....と思いますけど....」
942 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:12:24.90 ID:RD9Cj+ll0
凛「はいはい」スッ

乃々「っ....////」

凛「やっとベール越しじゃない顔が見られた」クスッ

凛「うん、やっぱりかわいい」

乃々「////」

乃々「....」

乃々「....どうぞ」

凛「....」

凛「いただきます」

輝子「キスの前に言う言葉じゃないだろ....」
943 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:13:10.85 ID:RD9Cj+ll0
凛「さてと」ツヤツヤ

凛「満足した?」

乃々「凛さんには負けますけど....」

乃々「満足は、はい、とても....////」

凛「よしよし」

輝子「....」

輝子「私たちは一体何を見せられているんだ....?」

芳乃「それはー....」

芳乃「....」

芳乃「愛、でしてー」

輝子「どうせ見るなら、もっとちゃんとした愛を見たいような....」
944 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:13:40.99 ID:RD9Cj+ll0
凛「で、これなんだけど」スッ

芳乃「おー」

輝子「これは間違いなく....」

乃々「穴ですね....」

凛「指輪の中に開くなんて、器用だなー」

芳乃「どうするんでしてー?」

輝子「せっかく終わったと思ったのに....」

乃々「仕方ないですよ、穴ですから....」

凛「まあまあ」

凛「また消しちゃえばいいだけの話だし」

乃々「簡単に言いますね....」
945 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:14:27.28 ID:RD9Cj+ll0
凛「とりあえずこの指輪潰すか」

乃々「凛さん!?」

輝子「あ、これ結婚式に水差されて内心キレてるやつだな....」

芳乃「穏やかではありませんねー」ニコニコ

凛「穴....覚悟しておいて....」

凛「私と乃々の式を邪魔しておいて、タダでは帰さないよ....」

凛「ここからが本当の始まりだから....」

乃々「....」

乃々「もうこりごりなんですけど....」

【完】
946 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/06(水) 22:15:43.68 ID:RD9Cj+ll0
最後までお付き合いいただきありがとうございました

ただの一発ネタのはずがあわや1000レス、こんなに長くなってしまうとは驚きです
モバマスの安価スレは最近ほぼないと聞いていたので、心配していましたが
皆様のおかげで、非常に楽しい作品に仕上がったと思います
楽しかったので、近いうちにまた安価スレをやりたいです

20日間以上に渡ってほぼ毎日、このような酷い作品に参加してくださった皆様に心よりの感謝を申し上げます
本当にありがとうございました

このSSが読者の方の人生の糧に少しでもなれば幸いです
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 22:19:03.25 ID:HK7lodtA0
乙乙

てっきりシュタゲみたいな展開をするのかと
結構あとのほうまで思ってた
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 22:20:49.94 ID:SWThS0zF0
おつ、わかる
ちとせあたりが過去改変しそうに思ってた
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 22:36:04.68 ID:yDbYPz9f0
あのとっちらかった安価をよくもまぁまとめたもんだよホントに
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 22:59:40.96 ID:o2OnGmiiO

収拾つくか心配だったけど良く頑張ってまとめきった
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 23:17:13.17 ID:o08rZSMVo
おつおつ
いやよくおまとめになられました…
楽しかったです!
ありがとう!
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/07(木) 00:05:15.38 ID:lnyFGpjU0

穴とはなんだったのか
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/07(木) 00:49:43.82 ID:35InFV8D0


あんなにとっ散らかってたのに1スレで纏め上げるとは・・・
最後に輝子の落としモノを乃々が腹に収めたのは笑った
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 06:52:24.28 ID:qRtGSEPCo
無事完結してたのかおつおつ
実はちとせお嬢にも穴での体験の記憶残ってたりするのかな…
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