このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【モバマス安価】森久保乃々「プロデューサーさんの背中に穴が....」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

497 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 21:51:03.62 ID:dcovwKI/0
凛「え?じゃあ誰なの?」

千夜「すみません、かなり昔の話ですが」

千夜「見たことのあるドラマでそう呼ばれていたもので、つい間違えてしまいました....」

りあむ「ドラマ....あんちゃん....」

りあむ「ま、まさか!?」

千夜「江口洋介さんです」

凛「江口洋介さん!?」

輝子「め、めちゃくちゃ大物じゃないか....」

乃々「一体どんなイベントなんですか....」

千夜「私もよく分からないんです、なぜこのような組み合わせのイベントが開催されたのか....」

芳乃「どらま....どらまはあまり見ないのでよくわかりませぬー....」

乃々「芳乃さん、私もピンと来ていないので大丈夫だと思います....」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 21:52:15.13 ID:XW0Rb56z0
そっちだったのか。りあむの推しアイドルかと
499 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 21:56:50.10 ID:dcovwKI/0
千夜「あれは私がまだ北海道にいたころです」

千夜「まだ幼かったので、あまり覚えていないのですが」

千夜「親が見ているのを横で眺めていた記憶があります」

凛「ふーん」

りあむ「でもさ、千夜ちゃん、というかぼくたち全員そのドラマの世代じゃないよね?」

千夜「そうですね、まだ明るいうちに見ていたので、再放送だったのではないでしょうか」

りあむ「そっかー、あれだけの名作なら再放送も多いだろうしねー」

千夜「ただ、なぜか途中で終わってしまったような覚えがあります....」

乃々「再放送のドラマがですか?」

凛「普通のドラマでも打ち切りなんてあんまりないのに、そんなことあるの?」

千夜「私も詳しい事情はわかりません....」

4th Question or 質問を切り上げて帰る >>501
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 21:57:53.22 ID:JGneQ+fAo
帰ろう
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 21:59:20.23 ID:HIIqj75Io
同期の子たちとの仲はどう?
502 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:04:18.47 ID:dcovwKI/0
凛「....千夜ってさ」

凛「同期の子たちとはどう?仲良くしてる?」

りあむ「!??!?!?!」

りあむ「(凛ちゃん、ぼくの目の前でそれ聞かないでよ〜....)」

りあむ「(ぽんぽんがペインしちゃうよ〜....)」

乃々「(一見おかしな質問ではありませんが....)」

芳乃「(ふむー....)」

千夜「....」

答え >>503
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 22:05:19.23 ID:qjp0ixQAo
瞳子さん(JKの姿)ともしーちゃんさん(ネネさんの妹)とも仲は良好ですよ
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 22:07:11.18 ID:LLQC0mJD0
なんかおそろしくとっ散らかってきたけど収拾つくのかこれ
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 22:08:12.79 ID:TUrV23/J0
ここまで華麗に安価を拾ってくれた1の手腕を信じろ
506 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:14:10.33 ID:dcovwKI/0
千夜「瞳子さんともしーちゃんさんとも仲は良好ですよ」

凛「それはなにより」

りあむ「ぼくは!?」

りあむ「ぼくもここにいるよ千夜ちゃん!!!」

千夜「....」

千夜「....」

千夜「....」

りあむ「なんか言ってよ〜!マジで仲悪いみたいじゃん!」ジタバタ
507 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:14:38.81 ID:dcovwKI/0
千夜「え....?」キョトン

りあむ「『そうじゃないんですか』って顔やめてよっ!演技でもやむよ!」

千夜「....」

千夜「相変わらずですね....」

凛「うん、安心したよ」

輝子「ど、どこを見て安心したんだ....?」

乃々「りあむさんの扱い、でしょうか....」

芳乃「猛獣を扱うには、心を通わせることが何よりも大切なのですー....」

りあむ「今ぼくのこと猛獣って言った!?」

凛「りあむ、シッ!」

りあむ「はいぃ」シュン

5th Question or 質問を切り上げて帰る >>508
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 22:15:50.12 ID:eGriCMaho
切り上げて情報をまとめよう
509 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:24:43.88 ID:dcovwKI/0
凛「....よし」

凛「ごめんね、時間はかからないって言ったのに」

千夜「いえ、私も休憩になりました」

千夜「....あの」

凛「?」

千夜「先ほどから、いくつか質問をされましたが」

千夜「これにはどのような意味があるのですか?」

凛「....意味」

凛「....」
510 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:25:33.61 ID:dcovwKI/0
凛「特にないんだ、ごめんね」

凛「千夜のこと、もっと知りたいと思ったんだけど、ダメだった?」

千夜「....そういうことなら」

凛「ん、ありがと」

凛「はーいみんな撤収」

芳乃「失礼しますー」

乃々「ご協力感謝します....」ペコ

輝子「レッスン、頑張ってくれ....」
511 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:26:12.10 ID:dcovwKI/0
りあむ「」グデー

凛「りあむ!」

りあむ「凛ちゃぁん、だっこ、お姫様抱っこして〜」

りあむ「ぼくメンタル削られてもう動けないよ〜」

凛「はぁ?」

乃々「凛さん、千夜さんの迷惑になりますし....」コソコソ

凛「....」

凛「....」グイッ

りあむ「あ゛っ」

凛「じゃ、お邪魔しました」

ガチャリ

千夜「............」
512 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:30:28.43 ID:dcovwKI/0
りあむ「結果発表〜!!!」

凛「突然うるさいよ....」

輝子「ゴミ捨て場のカラス一掃できそう....」

芳乃「千夜へのいくつかの質問で」

芳乃「わたくしたちの知らないいくつかの情報が出てまいりましたー」

凛「と言っても」

凛「私たちにとっては当たり前のことだったり」

凛「そもそも元から知らないことだったり」

凛「特におかしなところはなかったけど」
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 22:31:53.10 ID:acqwIDl+o
ほたるの元先輩はアイドル辞めてる筈だったり
514 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:33:12.72 ID:dcovwKI/0
乃々「....そうですね」

乃々「違和感に気付くことが出来るのは私と」チラ

りあむ「....」

りあむ「....えぼく?」

凛「....」

凛「乃々、気づいたことを私たちに教えて」

乃々「わかりました....」

凛「りあむはおかしいところがあったら喋っていいよ」

りあむ「はーい!」

りあむ「(あれ、それ以外の時は喋っちゃダメってこと?)」
515 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:39:34.51 ID:dcovwKI/0
乃々「まず1つ目の質問」

乃々「『ちとせさんを知っているか』」

乃々「これについては、特におかしなところはなかったと思います....」

輝子「2人を除いて、全員が忘れてるわけだからな....」

輝子「知ってたら、怖い....」

凛「芳乃の考えの通りだとしたら」

凛「千夜が忘れていないはずはない」

芳乃「もしも、覚えているのならばー....」

乃々「....」

乃々「....千夜さんは知らないと言っていましたし、嘘をついているようにも見えませんでしたよ....?」

凛「....そうだね、私たちの考えすぎかも」
516 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:48:56.10 ID:dcovwKI/0
乃々「次の質問」

乃々「『ご両親は元気か』」

りあむ「も〜」

りあむ「これ聞いた瞬間、ぼくやみかけたよ!」

凛「?」

凛「なんで?」

乃々「....実は」
517 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:49:37.76 ID:dcovwKI/0
乃々「私たちが聞いていた話では」

乃々「千夜さんのご両親は既に他界されていて」

乃々「千夜さん自身も天涯孤独」

乃々「それが元で、ちとせさんと一緒に暮らしている」

乃々「ということだったんです....」

凛「....」

凛「つまり、ちとせという存在が消えたことで」

凛「千夜の生い立ちにも影響が出てる....」

乃々「そうなります....」

芳乃「ふむー....」
518 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 22:50:18.09 ID:dcovwKI/0
芳乃「....これで1つ明らかになりましてー」

輝子「な、なんだ....?」

芳乃「我々は、『ちとせ』が事務所に入ってから生まれた関係ですが」

芳乃「古くからの知人である『ちとせ』について」

芳乃「千夜は一切知らず」

芳乃「それどころか、千夜自身の人生まで変わっているのですー」

凛「....」

芳乃「この世界では『ちとせ』が事務所にいないだけではなく」

芳乃「その存在自体が失われているのでしょうー....」

凛「....そういうことになるね」

乃々「....」

乃々「つまり、あかりさんたちも....」

りあむ「そんなぁ....」
519 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:07:28.13 ID:dcovwKI/0
乃々「りあむさん」

乃々「私たちが救うんです」

乃々「あかりさんもあきらさんも、凪さんも颯さんも」

乃々「ちとせさんも」

りあむ「乃々ちゃぁん....立派になって....」グス
520 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:08:04.93 ID:dcovwKI/0
乃々「3つめの質問です」

乃々「『今日の仕事は誰と一緒だったのか』」

凛「乃々の話だと、今日は『ちとせ』と一緒の仕事のはずだったんだよね」

乃々「そうですね....」

凛「『ちとせ』が消えて1人の仕事になったってことか....」

乃々「はい、私も千夜さんの仕事の詳しい内容までは知らなかったので」

乃々「ほたるさんの元先輩さんと、江口洋介さんとの共演」

乃々「というのが元からそうだったのか、世界が変わったことによる影響なのか」

乃々「わかりません....」

凛「そっか....」
521 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:08:30.63 ID:dcovwKI/0
乃々「ただ、1つおかしなところは」

乃々「ほたるさんの元いた事務所の先輩さんは」

乃々「既にアイドルを辞めている、はずなんです....」

乃々「ほたるさんから、その元先輩さんと色々あった、と聞いたことがあるので....」

輝子「じゃ、じゃあどうして、千夜さんとイベントで一緒になるんだ....?」

凛「....」
522 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:09:08.27 ID:dcovwKI/0
凛「『ちとせ』以外にも4人も消えてるんだよ」

凛「その影響が、一見全く関係のない所に表れてもおかしくはないのかも....」

乃々「....私たちが気づいていないところでも」

乃々「こんな変化がたくさん起きているのかもしれません....」

輝子「....」ゴクリ
523 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:09:58.52 ID:dcovwKI/0
凛「3つ目の質問についてはこんなところ?」

りあむ「あの」

凛「何?」

りあむ「どう考えても変じゃない?」

凛「?」

りあむ「千夜ちゃんとその元先輩さんはわかるよ?」

りあむ「でも江口洋介さんって」

りあむ「イベンターは頭おかしいんじゃないの?」

輝子「や、でも、世の中には、よくわからない催しもたくさんあるから....」

りあむ「そうかな〜」
524 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:11:41.18 ID:dcovwKI/0
りあむ「新人アイドルと大物俳優を使ったイベントなんて誰も興味ないでしょ〜」

凛「?」

乃々「い、一応少しだけ調べてみます....」ポチポチ

乃々「え、ぐ、ち、よ、う、す、け」ポチ

乃々「えーっと....」ジー

乃々「え゛っ!?」

凛「どうしたの?」

乃々「江口洋介さん....」

乃々「....」
525 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:12:10.11 ID:dcovwKI/0
乃々「アイドル....って書いてるんですけど!?」

凛「大物アイドルでしょ」

輝子「大物アイドルだな」

りあむ「へぇっ!?」

りあむ「52歳で!?」

凛「歳を重ねてもなお、アイドルとしての輝きを失ってないから大物アイドルなんだよ」

凛「....え、もしかして違うの?」

乃々「....私たちが知っているのは、大物俳優の江口洋介さんです」

凛「こんなところにも世界が変わった影響が....」

芳乃「....」

芳乃「至る所にそのような影響が出ていると考えてよいのかもしれませんー....」

りあむ「あ、でも出てるドラマは変わってないんだ」

りあむ「変なの」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 23:18:22.24 ID:jfS/NjhFo
農業してそう
527 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:29:46.29 ID:dcovwKI/0
乃々「4つ目」

乃々「『同期の子たちとの仲はどうか』」

凛「りあむとの不仲説は置いといて」

りあむ「置かないでよっ!」

凛「....5人は消えちゃってるから、話が出てこないのは当たり前か」

乃々「....ただ」

輝子「ただ?」
528 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:31:12.01 ID:dcovwKI/0
乃々「瞳子さんが、千夜さんの同期になっていたのと」

乃々「ネネさんの妹さんがこの事務所でアイドルになっていること」

乃々「この2つは変です....」

凛「どういうところが変わってるの?」

乃々「瞳子さんは、もっと前から事務所にいましたし....」

乃々「ネネさんの妹さんが、アイドルをやっているという話も聞いたことがありません....」

りあむ「そもそも!本当に千夜ちゃんの同期だったらぼくの同期でもあるんだよ!」

りあむ「ぼく、その瞳子さんのことあんまり知らないよ?」

りあむ「ネネちゃんの妹?なんて存在も知らなかったよ!」

凛「そうなんだ....」
529 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:31:48.77 ID:dcovwKI/0
輝子「瞳子さん自体は、ボノノちゃんたちも知ってるんだよな....?」

乃々「それは、そうですね」

芳乃「この方でしてー」スッ

りあむ「え、キツ....」

りあむ「瞳子さん、なんでセーラー服着てるの....」

凛「なんでって」

凛「瞳子さんは現役の女子高生なんだから、別におかしな話でもないでしょ」

乃々・りあむ「!!?!?!?!?!?!?!?!!????」
530 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:32:23.73 ID:dcovwKI/0
りあむ「いやいや!だってほら、これ見てよ!」

りあむ「明らかに女子高生じゃないでしょ!!!」

乃々「そうですよ!さすがに無理がありますよ!」

凛「そう?」

輝子「大人びている、女子高生のアイドルだって、普通にいるし....」

芳乃「奏さんなどと同じでございますー」

りあむ「奏ちゃんと比べるのは失礼じゃない!?」

乃々「....」

乃々「りあむさん」コソコソ

りあむ「?」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 23:32:43.80 ID:acqwIDl+o
若返ってファーストデビューの姿なのかうわキツなのか
532 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:33:07.98 ID:dcovwKI/0
乃々「おそらく皆さんは、世界が変わった影響でこの違和感に気付くことが出来ないんです」コソコソ

りあむ「気付く気付かないじゃないよ!?見ればわかるじゃん!」コソコソ

乃々「私たちにとってはそうでも」コソコソ

乃々「最初から現役女子高生の瞳子さんと接してきた皆さんには、それが普通なんです」コソコソ

りあむ「....見た目全く変わってないのに?」コソコソ

乃々「....はい」

りあむ「そんな....気の毒だよ....」

りあむ「みんなも....瞳子さんも....」

乃々「....」

乃々「....私たちが取り戻すんです」

乃々「皆さんの正しい女子高生観と」

乃々「瞳子さんの尊厳を....!」

りあむ「....」

りあむ「頑張ろう!」グッ

凛「何やってんの2人とも....」
533 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/26(日) 23:34:08.15 ID:dcovwKI/0
本日はここまでとさせていただきます
珍しく安価がたくさん取れてよかったです
明日の夜に再開します
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 23:43:19.61 ID:jfS/NjhFo
おつおつ
りあむのクソ可燃性の発言か旨し
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 01:04:10.76 ID:D1+JHJEDO
つまり


瞳子「キャハッ☆ラブリー17歳!」

536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 01:10:22.51 ID:pCtK9LGF0
やめろ
537 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:24:42.79 ID:RLqfgWQm0
乃々「私たちの感じた相違点はこのくらいです....」

凛「わかった、もしこれから新しく気付いたことがあったら言ってね」

乃々「はい....」

凛「じゃあこれらの情報を踏まえつつ」

凛「これからどうするのかを考えていこう」

輝子「千夜さんのところに行く前に、凛さんが言ってたのは」

輝子「穴の中から連れてきた子たちをどうするのか、と」

輝子「どうしてりあむさんに関する記憶だけ戻ったのか」

輝子「だったけど....」
538 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:25:16.78 ID:RLqfgWQm0
凛「うん、まずあの子たちについてだけど」

凛「とりあえず今は、託児所に預けてはいる」

凛「でも、もっと根本的なところを解決しなきゃいけない」

乃々「....5人の存在をこの世界に戻す、ですよね」

凛「そう」

りあむ「あの5人って、この世界から消えちゃってる上に」

りあむ「本人たちもちっちゃくなっちゃってるわけだよね?」

りあむ「問題だらけじゃない?」

輝子「そうだな....」

輝子「無理難題なうえに、いくつかある問題を1つずつ解決していかないと....」

乃々「....」
539 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:25:53.04 ID:RLqfgWQm0
芳乃「....凛」

凛「?」

芳乃「凛は、ちとせを除いた他の4人は」

芳乃「りあむの見た胎児らしきものが成長した姿であると考えているのですねー?」

凛「....りあむの話を聞く限りそうなのかなって」

凛「手がかりも他にないし」

りあむ「ぼくは最初はそう思わなかったけど」

りあむ「来たときに胎児らしきものが4つあって」

りあむ「寝て起きたらそれは消えてて、代わりに4人がいたってことは」

りあむ「やっぱりそうなのかなぁ〜」

芳乃「ふむー....」
540 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:26:40.16 ID:RLqfgWQm0
凛「芳乃から貰ったタケノコの件もあるし」

凛「あの穴の中は時間の流れがおかしいのかもしれない」

凛「....」

凛「....それか」

凛「もしかしたら、生物の命そのものに関わる力があるのかも....」

乃々「い、命ですか....?」

輝子「そこまでの力が....!?」

凛「....」
541 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:27:44.28 ID:RLqfgWQm0
凛「....証拠があるわけじゃない」

凛「ただ、引き抜かれて既に死んでいたはずの、タケノコ」

凛「本来なら母胎の外で生きられるレベルではなかった、胎児たち」

凛「この両方が生きて、成長したっていう事実だけはある」

芳乃「....」

芳乃「生まれるも死ぬも、魂の内」

芳乃「生命にとって、そこだけは絶対に触れてはいけない領域....」

芳乃「....失われるはずだった魂に触れ」

芳乃「さらにそれを操り、不自然な速度で成長させるなど」

芳乃「あってはならないことですー....」

乃々「....」
542 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:28:20.53 ID:RLqfgWQm0
りあむ「でもさぁ、それが本当だとしたら」

りあむ「ちとせちゃんはわからないけど」

りあむ「少なくとも4人は死んでたってことなの?」

芳乃「....」

芳乃「....おそらくは」

りあむ「だったら穴の謎パワー?もたまには役に立つってことだよね〜」

凛「そこだけ切り取ったらそうなるけど」

凛「そもそも穴自体が呼び寄せてるんだから、そうはならないと思う」

りあむ「あっ、そっかぁ....」
543 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:29:02.91 ID:RLqfgWQm0
芳乃「....わたくしも」

芳乃「凛の考えが正しいと思いますー」

輝子「他に気付いたこと、あるのか....?」

芳乃「....」

芳乃「....凛、乃々、りあむ」

芳乃「3人に問いますー」

3人「?」
544 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:29:38.51 ID:RLqfgWQm0
芳乃「りあむを除いたあの5人」

芳乃「一度でも言葉を発しましたかー?」

凛「....私は聞いてない」

乃々「私もです....」

りあむ「ぼくも聞いてないなぁ」

芳乃「....やはり、そうなのですねー」

輝子「....」
545 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:31:59.08 ID:RLqfgWQm0
輝子「....あの子たち、無口なんじゃなくて」

輝子「喋れない、ってことなのか....?」

芳乃「....わたくしたちは皆」

芳乃「物心の付く前から、常に親、兄弟、祖父母など」

芳乃「周りに生きる全ての人々の言葉を聞きながら育つのです」

芳乃「いえ、育つのではなく」

芳乃「彼ら、彼女らの言葉が育ててくれる、と言った方が適当かもしれませぬー....」

凛「....」
546 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:32:47.54 ID:RLqfgWQm0
芳乃「凛の言うことが正しいのであれば」

芳乃「あの子たちは、ほとんど言葉を聞かずにあの年齢まで育っている」

りあむ「聞いたのはせいぜいぼくの寝息と寝言くらいだね〜」アハハ

芳乃「....そのような状態で」

芳乃「言葉を話せるはずはないのですー....」

乃々「ひどい....」
547 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:34:21.01 ID:RLqfgWQm0
凛「あの子たちのことはこのくらいにして」

凛「次は

りあむ「ぼくについてだ!」ビシッ

凛「....」

凛「....りあむだけ、謎が多すぎる」
548 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:35:30.89 ID:RLqfgWQm0
凛「第一に、他の5人はみんな実年齢よりもかなり幼い頃」

凛「下手したら生まれる以前の状態で穴に連れてこられたのに」

凛「なぜかりあむだけは、変わらない姿で穴に来てること」

りあむ「日付を確認したけど、ぼくが部屋でグダグダしてた日のまんまだったよ!」

凛「....1日のズレもないんだ」

乃々「一体どういうことなんでしょうか....」
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 22:35:46.25 ID:Fw36VX1/0
他の4人はいろんな言葉を受けながら愛されて育ったからそれがなくなると喋れなくなったけど
りあむには元々そんなものなかったから普通に喋れる状態で育った、と
550 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:36:00.13 ID:RLqfgWQm0
凛「第二に、りあむだけは、穴から出てきた瞬間に全員の記憶が戻ったこと」

りあむ「やっぱり、ぼくが炎上しまくってたから忘れたくても忘れられなかったってことなのかな〜」

乃々「皆さん普通に忘れてましたけど....」

りあむ「それとも、ぼくって思ったよりスター性?カリスマ性?そういうのがあったってこと?」エヘヘ

凛「真面目に考えてる?」

乃々「何言ってるんですか」

輝子「口を慎んでくれ....」

芳乃「お正月のような頭でしてー」

りあむ「ごめんて」
551 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:36:46.25 ID:RLqfgWQm0
凛「でも、変だよね」

凛「他の5人については、穴から出ても何の変化もなかったのに」

凛「りあむだけなんて....」

乃々「....」

乃々「....5人とりあむさんの違いといえば」

乃々「年齢ですよね....」
552 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:37:35.85 ID:RLqfgWQm0
凛「....穴に連れてこられて」

凛「世界から消えたときの年齢、になるのかな」

輝子「そうだな、りあむさんはついさっき消えたからそのままだけど」

輝子「凛さんの推理に従うと」

輝子「他の5人は、10年以上前にこの世界から消えて、穴に連れてこられたことになる....」

りあむ「....」

りあむ「....あれ?」
553 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:38:11.38 ID:RLqfgWQm0
りあむ「よく考えたらさ、当たり前じゃない?」

凛「りあむが、よく考える....?」

乃々「髪だけじゃなく脳も成長したんですか....?」

輝子「やっぱり穴の作り出した偽物なんじゃ....」

芳乃「お正月は言い過ぎましてー」

りあむ「真面目に聞いてよ〜!」

輝子「ブーメラン突き刺さってるぞ....」
554 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:39:11.62 ID:RLqfgWQm0
りあむ「いやさ、ぼくたちに関する記憶が消えたのって」

りあむ「この世界から存在が失われたからなんだよね?」

乃々「おそらく、そうですね....」

凛「穴の中に無理やり連れてこられたせいで」

凛「これまであった人生、歴史が全部書き換えられた、ってことなのかな」

りあむ「だったらさ」

りあむ「元いた通りにぼくが戻ってきたんだから」

りあむ「みんなの記憶も戻るのは当然なんじゃない?」

凛「....」
555 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:40:03.72 ID:RLqfgWQm0
凛「....いや、だからさ」

凛「それなら、他の5人の存在は消えたままの理由がわからないじゃん」

りあむ「....」

りあむ「ぼくは元いた通りに戻ってきたけど」

りあむ「5人は元いた通り戻ってきてないよ?」

芳乃「むむー....」

乃々「....そ、そうなるんですか?」
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 22:40:14.18 ID:/moXHS96O
? 理解が追いつかなくなってきたぞ?
557 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:40:46.74 ID:RLqfgWQm0
凛「....言われてみれば」

凛「他の5人と違って、りあむだけは」

凛「穴に連れていかれる前と、今」

凛「ほとんど変わってないのかも....」

りあむ「だよね!」

輝子「な、なるほど....!」

凛「えーっと、ちょっと待って....」

凛「....それってもしかして」
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 22:41:14.08 ID:Fw36VX1/0
>>556
カードが違うという事です
559 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:42:45.43 ID:RLqfgWQm0
凛「りあむの時と同じ方法で、全員の記憶を戻す」

凛「....世界を元に戻すには」

凛「穴の中に連れてこられた時の状態の5人を」

凛「穴の中に連れてこられた時代に」

凛「戻さなきゃいけないってこと....?」

りあむ「違うかな?」

凛「いや、それはそうかもしれない....のかな....」

凛「でもそれって....」

芳乃「....」
560 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:45:19.83 ID:RLqfgWQm0
芳乃「....りあむの言っていることは、珍しく的を射ているのかもしれませぬー」

りあむ「でしょでしょ!」

りあむ「やっぱり穴から唯一の復活を遂げたぼくだからこそなせる思考なのかなぁ〜」フフン

輝子「穴に来たときの状態って、胎児ってことなのか....?」

輝子「5人とも今は普通に成長しちゃってるぞ....」

乃々「元の時代に戻すって、どうするんですか....?」

乃々「タイムスリップのやり方なんて私知りませんけど....」

一同「....」

りあむ「よ、よし!次行こう次!」

乃々「軽く流せる話ではなくなってます....」
561 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:47:27.97 ID:RLqfgWQm0
りあむ「行き詰ってきたし、ちょっと他のことでも考えよう!」

りあむ「休憩大事だよ!」

輝子「....」

輝子「....そういえば」

輝子「なんで、りあむさんだけ今の時代、今の年齢のままだったんだろうな....」

輝子「他の5人は、ずっと昔に連れてこられたのに....」

凛「穴がどんな基準でそれを判断してるかわからないから、こっちもわかりようがないよ」

凛「適当って言われたらそれまでだし」

乃々「まず、なぜこの6人が穴に連れていかれたのかもわかりませんから....」

乃々「理由なんてないのかもしれませんけど....」

芳乃「....」
562 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:48:23.83 ID:RLqfgWQm0
芳乃「....もしかすると」

芳乃「心、ではないでしょうかー....」

凛「心?」

芳乃「はい、わたくしはこの穴が、人々の心を見ていると言いましたー」

芳乃「それに従うと」

芳乃「6人が選ばれた理由はわかりませんが」

芳乃「りあむだけ、過去に遡られなかった理由はわかるような気がするのですー....」

凛「!」

凛「それ本当?」

りあむ「芳乃ちゃんすっご!」

芳乃「....あくまで推測ですが」

芳乃「5人の胎児の時の心、つまり精神の年齢と」

芳乃「りあむの今の心が」

芳乃「同等だったから」

芳乃「というのはいかがでしょうかー?」

りあむ「....」

りあむ「つまり?」

輝子「りあむさんの精神年齢が、19歳になった今でも赤ちゃん以下ってこと」

りあむ「」

りあむ「ちょ、ちょっと待ってよ!?」

りあむ「ぼくさっきから日本語ペラペラだよ!?」

りあむ「おしっこもうんちも1人で出来るよ!?」

りあむ「胸だってほら!こんなに!こんなにでっかいよ!?」

乃々「....りあむさん」

りあむ「乃々ちゃん見てよ!ほら!ぜんっぜん赤ちゃんじゃないでしょ!?」

乃々「いくら言葉が喋れても、いくら身体が大きくなっても」

乃々「心で人々を判断する穴には」

乃々「精神年齢が赤ちゃん以下、胎児と同レベルということがバレてしまったんです....」

りあむ「」

凛「りあむ、諦めよう」ポン

りあむ「」
563 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/27(月) 22:50:47.15 ID:RLqfgWQm0
本日はここまでとさせていただきます
長い説明回になってしまいました、申し訳ありません
明日の夜に再開します
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 23:16:53.92 ID:8geUiyZEo
おつおつ
やむ……つよくもえろ
565 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 21:58:02.17 ID:AI9/1v1E0
凛「情報の整理はできたけど....」

乃々「....なんというか」

乃々「課題が見えるようになったせいで、難しい状況であることを実感してしまったような気がします....」

輝子「そうだな....どうすればいいのか、見当もつかないぞ....」

芳乃「むー....」

りあむ「」

どうする? >>566
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 22:00:55.25 ID:5+Hzor2DO
穴にしきにゃんの危ないクスリを投下する
567 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:15:00.84 ID:AI9/1v1E0
芳乃「....こうも滞ってしまうならば」

芳乃「仕方がありませぬー....」

凛「....何かあるの?」

芳乃「....毒を持って毒を制する」

凛「!?」

凛「な、何をするつもりなの....」

芳乃「りあむ」

りあむ「なに?」

芳乃「餃子を作るのですー」
568 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:15:47.15 ID:AI9/1v1E0
りあむ「え、いつ?」

芳乃「今ですー」

りあむ「なんで!?」

芳乃「アイドルが食べられないような」

芳乃「とびきり臭いの強いものをお願いしますー」

りあむ「えぇ....」

輝子「???」

乃々「芳乃さん....?」

凛「....芳乃を信じてみよう」

りあむ「じゃあにんにくとニラをマシマシマシにするね!」

芳乃「マシマシマシでは足りませぬー」

芳乃「マシマシマシマシマシマシマシにしてくださいー」

りあむ「は−い」
569 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:16:35.83 ID:AI9/1v1E0
りあむ「へいお待ち!」スッ

凛「うわ〜....」

輝子「美味しそうだけど....」

乃々「これは流石に臭いが....」

りあむ「芳乃ちゃんのオーダー通りのニラニンニクマシマシマシマシマシマシマシ餃子だよ!」

りあむ「2、3日は覚悟してよね!」

芳乃「....さて」
570 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:17:06.53 ID:AI9/1v1E0
芳乃「これを誰かが食べなければなりませぬー....」

凛「本気!?私たち明日も仕事があるんだよ!?」

芳乃「....穴を解決しなければ、明日があるかもわからないのですー」

凛「っ....」

芳乃「安心してください」

芳乃「全員平等に、くじ引きを行いましょうー」

輝子「安心要素はどこにあるんだ....?」

>>571 コンマ2桁
00〜19:乃々 20〜39:凛 40〜59:輝子 60〜79:芳乃 80〜99:りあむ
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 22:17:33.84 ID:fzRhMbwao
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 22:18:04.00 ID:3G2A1bLeO
やみのま
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 22:18:55.41 ID:yMTLJEzc0
ところでクッソ今更だけどよしのんって「さん」付け呼びしてなかったっけ?名前呼び捨てにしてるイメージ薄いんだけど
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 22:24:02.98 ID:vFWfagcv0
基本は「さん」付けだけど乃々とかは呼び捨て、あるいは「殿」をつけるらしい(デレマス呼称表参照)
575 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:29:31.71 ID:AI9/1v1E0
そこは迷ったのですが、乃々だけ呼び捨てで他はさんづけだとなんとなく距離が遠いように感じてしまうので、
今回は呼び捨ての方に統一させていただきました。
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 22:37:39.20 ID:yMTLJEzc0
なるほどそれは失礼をば。

りあむだけ距離取ってたらそれはそれで良かったかもしれない(?)
577 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:54:26.36 ID:AI9/1v1E0
乃々「....!」グッ

凛「(あれは絶対いや)」スッ

輝子「(頼む....)」スッ

りあむ「....」ギニュ

芳乃「....わたくしは残ったこれを」ヒョイ

りあむ「えーっと....」アケアケ

りあむ「あ、ぼくだ!」

りあむ「も〜せっかく作ったのにみんな食べたがらないから丁度良かったよ〜」
578 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:54:52.36 ID:AI9/1v1E0
りあむ「いっただきま〜す」パク

りあむ「....」モグモグ

りあむ「さすがぼく!」ピース

凛「収まるところに収まってよかった」

乃々「りあむさんなら大丈夫ですね....」

輝子「りあむさんは、明日、仕事とかないのか....?」

りあむ「明日は握手会があるけど大丈夫でしょ〜」パクパク

凛「....まありあむなら」

乃々「りあむさんなら....」

輝子「ギリギリセーフだな....」
579 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 22:56:19.72 ID:AI9/1v1E0
りあむ「ごちそうさま!」

芳乃「それではりあむ、本題に入りましょうー」

りあむ「餃子が本題じゃなかったの?」

芳乃「いえ、本題は」

芳乃「今、りあむの口から漏れ出ている臭いでございますー」

芳乃「りあむは、ごじらを知っていますかー?」

りあむ「え、うん、知ってるけど」

芳乃「ごじらは口から放射熱線というものを出すのですが」

芳乃「それをイメージし、窓の外に向かって一気に息を吐き出して欲しいのですー」

りあむ「よくわかんないけどおっけー!」

凛「!」

凛「みんな、伏せて!」

乃々「!」ズサッ

輝子「あわわ」バタバタ
580 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:00:37.08 ID:AI9/1v1E0
りあむ「いっくよ〜」

りあむ「すぅ〜」

りあむ「ハァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!!!!」ドカーン

りあむ「ドリャアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッ!!!!!!!!」バコーン

りあむ「ウリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャッッッッッッッ!!!!!!!!!!」ズバーン

凛「(おぉ....凄い....臭い....)」

凛「(心なしか周りの景色に黄色い靄がかかってるような....)」ゲホゲホ

乃々「りあむさん自身は大丈夫なんでしょうか....」コソコソ

輝子「フグは自分の毒じゃ、死なないからな....」コソコソ
581 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:01:33.72 ID:AI9/1v1E0
芳乃「....」

芳乃「さすがですー」パチパチ

りあむ「えへ」

輝子「というか、それを言ったら芳乃さんも....」コソコソ

輝子「あっ!芳乃さんだけ、ガスマスクしてるぞ....!」コソコソ

乃々「ず、ずるい....」コソコソ
582 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:02:08.29 ID:AI9/1v1E0
りあむ「で、この後は?」

芳乃「もうすぐですー」

りあむ「もうすぐ?」

ガチャリ

志希「危険な匂い〜」フラフラ

りあむ「志希ちゃん!?」

志希「りあむちゃん〜、アイドルなのにそーゆーことしちゃダメだよー」
583 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:02:46.44 ID:AI9/1v1E0
凛「これが目的だったってこと?」

芳乃「ええー」

輝子「志希さんを探すより、こっちの方が早いってことか....」

乃々「その代償に1人が犠牲になりましたけど....」

凛「でもなんで志希を?」

芳乃「....志希」

志希「ちょっと待って〜、今りあむちゃんの香りをくんくん〜」

志希「♪」

志希「脳髄が痺れる....」
584 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:03:12.40 ID:AI9/1v1E0
志希「トリップしてからでいい〜?」

芳乃「その前に1つだけー」

志希「え〜?」

芳乃「終わったらりあむは好きにしてくれて構いません」

りあむ「!!?!??!?」

志希「にゃはははっ、芳乃ちゃんもなかなか悪い子だよね〜♪」

芳乃「....」

志希「それで?」

芳乃「....今」

芳乃「危ないクスリはありますか?」

志希「危ないクスリ〜?」
585 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:03:51.96 ID:AI9/1v1E0
芳乃「いくつかあるのなら、最も危ないものをー」

志希「....」

志希「何に使うの」

芳乃「....」

芳乃「....穴に入れるのですー」

志希「ふんふん、なるほどー」

志希「おっけ〜」ヒョイ

芳乃「助かりますー」
586 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:04:34.39 ID:AI9/1v1E0
志希「後で詳しく聞かせてね〜」

志希「りあむちゃ〜ん、行くよ♪」

りあむ「や、やめて!ぼくはまだやりたいことがたくさん

志希「....」スッ

りあむ「むぐ」

りあむ「」ガクン

志希「じゃ、がんばってにゃ〜♪」ズルズル

りあむ「」ズルズル

凛「....」

乃々「なむなむ....」

輝子「ありがとうりあむさん、あなたのことは、絶対に忘れない....」

乃々「穴から出てくるまで忘れてたじゃないですか....」
587 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:05:05.39 ID:AI9/1v1E0
芳乃「早速これを使いましょうー」

凛「そのクスリ、効果も何も聞いてないけどいいの?」

芳乃「危険なクスリであればそれでよいのですー」

凛「....それで『毒を以て毒を制す』か」

芳乃「はいー」

芳乃「では行きますー」

芳乃「それー」ポイッ

乃々「....」ドキドキ

輝子「っ....」ゴクリ

どうなる? >>588
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 23:05:21.44 ID:fzRhMbwao
142'sが消えて穴の中に産まれる。穴はどこかに移動する(輝子は凛よしのんから忘れ去られる)
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 23:05:33.57 ID:tR6IgVaT0
長野岡山福井エリア組が消滅する
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 23:06:23.49 ID:fzRhMbwao
あ、連取りになっちゃった。駄目なら安価下してくだせー
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 23:11:03.06 ID:vFWfagcv0
何しても状況悪化してるばかりじゃねぇか!
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 23:20:18.68 ID:3G2A1bLeO
収拾つくのこのスレ?
593 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:20:50.86 ID:AI9/1v1E0
ガバッ

輝子「え」ヒューン

乃々「!!!?!?!??!??!?」

凛「....特に何も起こらないね」

芳乃「....あれほどのクスリでもダメなのですかー」

乃々「ちょ、ちょっと2人とも!」

乃々「今輝子ちゃんが、突然下に現れた穴に落ちちゃいましたよ!?」

凛・芳乃「輝子?」

乃々「あーそうでした!!」
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 23:21:20.99 ID:tR6IgVaT0
ちゃんとまとめるなら3スレくらいは必要そう
595 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:21:49.46 ID:AI9/1v1E0
乃々「ということで、第3次突入作戦を決行します!」

凛「ダメだ、まったく思いだせない....」

芳乃「信じられませぬー....」

乃々「目的は輝子ちゃんの救出です!」ヒューン

凛「穴はずっとこの位置にあった、としか思えない....」

乃々「命綱よし!ヘッドライト!」カチカチ

乃々「よし!リュックよし!」

芳乃「乃々、時間があるなら」

芳乃「あの5人の問題解決の手がかりも探してきてくださいー」

乃々「了解です!行ってきます!」ヒューン

凛「....」

凛「乃々も成長したなぁ」

芳乃「あれはただ焦っているだけではー....」
596 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/28(火) 23:24:41.06 ID:AI9/1v1E0
乃々「うぅ....」ズル

乃々「焦りと勢いで突入してしまいましたけど....」

乃々「何度来てもここは怖いです....」ズル

乃々「....いえ、私の恐怖なんて」

乃々「いきなり穴に落とされた輝子ちゃんの比じゃありません....!」

乃々「早く助けないと....!」ズルズル

穴の景色は変化している or 変化なし >>597
327.35 KB Speed:0.6   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)