阿良々木暦「僕がひたぎさんを嫌う未来なんてない」

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16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/16(土) 23:42:46.46 ID:Gzf81c1XO
後日談というか、今回もオチはうんちであり、このままでは終われないので、その後の僕とひたぎさんの睦言について語ろう。

「ほら、キレイになったわ」
「ひたぎさんも」
「私はもともとキレイよ」
「はいはい。もともと汚くて悪かったな」

汚れた身体を清めた僕らは清潔感を取り戻し、スッキリ爽快な気分ですっかりやり遂げた気持ちになっていた僕の尻穴に、突然。

「えいっ」

ズボッ!

「へあっ!?」

いきなりひたぎさんの細い指先が侵入してきたことに驚いて、変な声が出てしまった。

「ひ、ひたぎさん、何を……?」
「言ったでしょ? お尻の穴を開発するって」

ああ、なるほどと納得する。
これが終わりの始まりであると。
終わりに見えて、始まりの前座。

「お、お手柔らかに……」
「ふふっ。任せて。この時のために神原でたくさん練習したのよ。だから、痛くないわ」

時として、人間は痛いほうがマシなこともあるのだと、僕は尻で思い知ることとなった。


【尻物語】


FIN
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