このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【安価】この闇に覆われた魔法の国で【コンマ】

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730 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/12(月) 00:42:49.12 ID:0YYh6PCxO
>↓1書き忘れました…
>>729ゾロ目了解しました
731 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/12(月) 00:44:36.01 ID:0YYh6PCxO
>文章も少し訂正します…

就寝前

ベッドに横になっているとトントンとノックの音が聞こえた。
寝息が聴こえるので既にロイアンは寝ている。

眠いので放置しているとカチャカチャという音が聞こえてきた。
ドアの解錠をしているのだろうか
…誰だ?
732 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/12(月) 00:53:00.60 ID:0YYh6PCxO
グリン「はいはい!…どちらさま?」

一体こんな時間になんだと言うのか
苛立ち紛れにドアを開く

しかし廊下には誰も居なかった。

グリン「…」

グリン「…確かに誰か居たのに」


〈見つけた〉

〈見つけた〉



グリン「!?」

反射でドアを閉める。
一体…今の声は何だ!?

ドアを睨み続け、暫くしてようやく落ち着いてきた。
いつの間にか息が上がっていたようだ。

ドアに背をもたれ、床に座り込む。

グリン「……なんだよ…今の…」
733 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/12(月) 00:55:45.94 ID:0YYh6PCxO
コンマ1桁判定

0 温厚そうな人だった
1 世話好きだった
2 なんか変な人だった
3 陽気な人だった
4 気品のある人だった
5 悪人だった
6 嫌味な人だった
7 天才少女だった
8 飄々とした人だった
9 魔物好きな人だった

ゾロ目で特殊判定
↓1
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 02:42:42.01 ID:ZFfn64wuO
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 08:52:04.94 ID:2GQb+dLDO
乙です
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 23:29:10.48 ID:6t4XPr57O
すみません、明日更新します
737 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/16(金) 23:02:01.27 ID:a7k73e7UO
幽霊かと一瞬思ったが、よくよく考えると馬鹿馬鹿しい。
ひんやりした石の床をさすっていたら落ち着いたようだ。


グリン「うん、幻聴だな」

そう結論付けて腰を上げようとすると
不意に背後のドアをバンバンと叩かれた。

グリン「うわぁあ!」

俺はコケた。

顔を抑えて呻いていると、ノックに続いて後ろから声を掛けられる。

「あのーそこの人。話聞きたいんだけど?開けてくれない?」

女声だ。
なんで男子寮に女子が入ってるんだ…?
738 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/16(金) 23:15:57.83 ID:a7k73e7UO
ミネアちゃん判定
↓1 大きい程高身長
↓2 大きい程美少女

↓3 属性
01〜15 風
16〜30 水
31〜45 土
46〜60 熱
61〜75 雷
76〜98 光
ゾロ目 ??


因みに何年生?
コンマ下1桁
01 3年
23 4年
45 5年
67 6年
89 生徒会役員(4年)
ゾロ目 生徒会役員(5年)
00 その名前はおかしい


↓4
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/16(金) 23:16:14.08 ID:NhTC+ORE0
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/16(金) 23:16:29.64 ID:Q66f660DO
はい
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/16(金) 23:19:00.64 ID:l5oIlEcxO
ぺたん娘
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/16(金) 23:32:49.38 ID:iZGXSu+No
その名前はおかし
743 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/16(金) 23:57:34.27 ID:a7k73e7UO
少しドアを開け外を見る。
すると廊下に俺と同じくらいの背の子供が立っていた。

グリン「…どちら様?」

?「生徒会役員の人間よ」

グリン「生徒会…?」

?「見て分からない?」

分からない。
黙っていると女の子は自分の服の胸元を指差す。

?「ほら!ここに!役員のリボン付いてるでしょ!!」

そこには紫色のリボンが付いていた。
744 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/17(土) 00:45:02.31 ID:3v6GgWDyO
?「…………まあいいわ」

グリン「はぁ」

ミネア「私はミネア。雷属性筆頭代理よ」

よく分からないが
どうやら偉い先輩らしい。

ミネア「この部屋に幽霊みたいなの来たでしょ、何か言ってなかった?」

グリン「え?…えっと、言ってましたよ。『見つけた』って」



ミネア「…うわ」

彼女は表情を変えず嫌な声を上げた。
745 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/17(土) 01:01:30.68 ID:3v6GgWDyO
グリン「え?その反応なに?」

ミネア「いや…」

なんだその反応。

グリン「…ちょっと、あれ何なんですか!?」

ミネア「あーあー、おお落ち着いて!私にも分からないわ。で、今その調査をしてるのよ」

何らかの魔法で動いてるのは間違い無いんだけどね、と彼女は目を擦る。

ミネア「アレ、最近深夜に学生寮群で動き回ってたのよ。徘徊というより、目的をもって動いている感じ」


ミネア「…どうも誰か探してるみたいだったわ」

目眩がした。
746 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/17(土) 01:31:21.33 ID:3v6GgWDyO
短いですがここまで
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/17(土) 01:31:45.78 ID:5UuLy3AA0
おつ
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/17(土) 04:25:34.53 ID:YVMP237Ko
乙乙
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/17(土) 07:46:43.10 ID:2JuKGB+i0
750 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/24(土) 12:12:12.93 ID:BjeuZTuDO
25日21時に更新します。
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 12:17:01.18 ID:7oYEIfobO
おっけ
752 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 21:22:03.31 ID:fFFhdgDNO
沈黙が流れる。
幻聴だと決め付けた幽霊が普通に居て、しかもそれが自分を探していたなんて頭の整理が追いつかない。

固まっているとミネアがため息をついた。

ミネア「とりあえず…寒いから入れてくれない?」

-
部屋に入るなりミネアは持っていた大きな鞄から何かを取り出し、こちらに差し出してきた。
水筒だ。

ミネア「はい、あったかいお茶。落ち着くわよ」

グリン「え?…ああ、ありがとうございます」
753 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 21:47:08.54 ID:fFFhdgDNO
水筒を受け取るとミネアは俺の机の椅子に座り、壁の方を向いた。

何か考え事だろうか
それに構わず貰った水筒を開くと、煎茶のいい匂いがした。
口に含むと少しヌルい。

飲み終わり
一息つくとミネアが口を開く。

ミネア「…この件、先生方に報告しない訳にも行かなくなったわね」


グリン「この件って…幽霊の事、先生達は知らないんですか?」

何か妙な話になってきた。
普通、あんな得体の知れない物が寮群を彷徨っていた場合、それは学校側の管轄だ。

ミネア「しょうがないか……ここまでの経緯、教えてあげる」


ミネア「一昨日の夜、死んだ一年が居たでしょ」
754 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 21:49:58.37 ID:fFFhdgDNO
コンマ判定
10〜98 モブ
01〜09 レイア
ゾロ目 レイアだが…
↓1
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/25(日) 21:51:52.38 ID:y7GB875I0
756 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 21:58:08.35 ID:fFFhdgDNO
グリン「確か紫のクラスの…」

ミネア「そう、その子は先輩と──」

言いかけてミネアは咳払いをする。

ミネア「“私の“先輩と仲が良かったの…ここまでいい?」

グリン「?はい」
757 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 22:00:02.66 ID:fFFhdgDNO
コンマ1桁判定

0 温厚そうな人だった
1 背伸びしたがりな人だった
2 なんか変な人だった
3 陽気な人だった
4 気品のある人だった
5 悪人だった
6 嫌味な人だった
7 天才少女だった
8 飄々とした人だった
9 魔物好きな人だった

ゾロ目で特殊判定
↓1
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 22:00:27.91 ID:o8ukS92D0
759 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 22:16:00.29 ID:fFFhdgDNO
ミネア「全く…入学して間もない1年生と雷属性の筆頭とがあんなに仲良く…先輩…私というものがありながら…」

グリン「…」

ミネア「…あー、ごめん。」

ミネア「それで!ある時その1年生は先輩にある相談をしたのよ、それがあの幽霊ね」


グリン「幽霊は最初その1年生の所に来ていた…って」

あんまり聞きたく無かったな…
760 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 22:37:09.46 ID:fFFhdgDNO
ミネア「先輩は1年生の子に受けた相談を私にも話してくれたわ」

ミネア「『毎夜部屋の外に気配がある』だとか、『見つけた見つけたってひたすら喋っている』…まあ、最初私はその1年の妄言か何かだと思ったわ」

グリン「ちょっと待て!?」

ミネア「…何?」

大きな声を出したからか奥の方でロイアンの唸り声が聞こえる。
何も知らずに寝ているのが何だか腹立たしい。

グリン「───アレ、明日から毎夜来るんですか、まさか…」

冗談じゃない!

ミネア「多分。…今は置いておきなさいよ、気持ちは分かるけど」
761 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 23:27:38.71 ID:fFFhdgDNO
ミネアは咳払いをする。

ミネア「で、その1年生が死ぬ前日までそんな状況が続いていたのよ、問題はここから」

ミネア「その日、先輩の様子がおかしくなったの。私の淹れたお茶も飲んでくれないし、返事も1言、2言だけ。」

ミネア「私、1年の子にフられたんだと思ったんだけど、どうも違ったのよね、だって───」


ミネア「…待って、今のナシ」

グリン「…ここ、重要なとこじゃないんですか?」


ミネア「うるさいわね!」

段々と話が見えてきた。
その1年生の自殺にミネアの先輩が絡んでいるようだ。

つまり、それは件の幽霊とも繋がってくる。
762 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 23:40:57.46 ID:fFFhdgDNO
コンマ判定
01〜50 ライモンドの鞄の中に死因の毒が入っていた
51〜98 ライモンドはミネアの事を忘れてしまったかのような振る舞いをしていた
ゾロ目 ライモンドは変に穏やかな雰囲気だった

↓1
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 23:44:32.93 ID:b1r4uTWDO
はい
764 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/25(日) 23:50:42.31 ID:fFFhdgDNO
今日はここまで
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 00:05:14.54 ID:IqfTLl2DO
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 06:18:19.44 ID:/GRfgVkO0
767 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 11:07:45.06 ID:vKplfc0cO
18時半頃から更新します!
768 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 19:12:34.98 ID:ePKLhjY1O
ミネア「…落ち着いたでしょう、ここからは廊下で話すわよ」

ミネアはベッドの方に目向けている。
ロイアンの寝息はまだ聞こえてくるが、それ程聞かれたくない話なのだろう

俺がドアを締めたのを確認してからミネアは口を開く。

ミネア「はぁ…相部屋だってこと、すっかり忘れてたわ…」


…結構ドジなんだな、この人

グリン「…さっきの言い方だと、じゃあ1年生を殺した犯人──」

言い切らない内に、「違う」とミネアが台詞を被せる。
さっきまでとは、少し雰囲気の違う声色だった。

ミネア「まだ…私は信じてる」

ミネアはそう言うと急にバツの悪そうな顔をして、頭を下げた。

ミネア「謝るわ、本当にごめんなさい。幽霊が何かを探して動いているのは分かってた。」

ミネア「人が死んでるのに、先輩がおかしくなった原因を探るために、他の人に危害が及ぶのを考えずに…」


グリン「…もう良いですよ」
769 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 19:41:34.01 ID:ePKLhjY1O
正直、何とも感じていなかった…
確かにそう考えると苛々してきたような気もするが、今はもういい。

グリン「その先輩は、まだおかしいんですか」

その先輩から話を聞き出さないと、幽霊に打つ手がない。

ミネア「それが、行方不明なのよ」

…打つ手無いじゃんか

グリン「…これから、どうするんですか?」


ミネア「ん、ごめん。何て言った?」

聞こえていなかったらしい。
疲労?毎夜幽霊を追ってるなら仕方ないけど…

ミネアは表情が無くなっている。

グリン「どうするんですか、これから」

ミネア「……明日の夜、もう一度ここに来るわ、試したい事があるの。」

ミネア「先生には…私から話すわ」

グリン「……」


コンマ判定

↓1
ゾロ目 明日一応自分の方でも先生に報告する(本日イベント終了)
01〜70 先生にはまだ言わず、明日幽霊を無効化してみよう(本日イベント終了)
71〜90 ミネアに無効化を当ててみる

99 00 なんか色々襲いに来たよ
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 19:42:54.85 ID:xxuSSEJa0
771 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 20:39:33.43 ID:ePKLhjY1O
ミネア「それじゃ」

グリン「最後にいいですか」

ミネアの話に違和感があった。
そしてまだ重要な事を聞いていない。

ミネア「何?」

グリン「先輩の様子がおかしくなったって言ってましたよね」

グリン「それだけで犯人だと?」

ミネア「…あぁ、これ言っておかないと意味わかんないか」

ミネア「先輩、変な薬を持ち歩いてたのよ」

ミネア「聞いたら『夜に試したい事がある』って言ってたけど」

グリン「…『試したい事』ですか」

ミネア「もういい?じゃあまた明日の夜ね」

ミネアはそう言うと去っていく。
勘違いかもしれない

しかし、これはどう考えても
やっておくべきだと思った。


俺はその背中に近づき、
自分と同じくらいの小さな肩を掴んだ。

グリン「【一切の無よ】」


コンマ判定
【魔法理解度Lv1(39/100)】

00 無効化した。しかも雷属性じゃなくなった。

01〜78 無効化した。
79〜99 中途半端に無効化した。

↓1
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 20:40:48.90 ID:SsubW84DO
はい
773 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 21:13:43.37 ID:ePKLhjY1O
魔力を流すと、ミネアは急に身体を捩らせた。
…しまった

ミネア「っあ?」

ミネアは前のめりに倒れてしまった。

驚き、駆け寄ると彼女の全身が小刻みに痙攣をしている。
自分の血の気が引いていくのが分かった。

触ろうとすると手がブルブルと震え、直ぐに手を離す。
ミネアの身体から電気が漏れ出ている。

失敗だった。
人間にこれを使った事が無いのに
俺は何故か安全だと思っていた。

中途半端にやったせいで、ミネアはこんなに苦しんでいる。


呆然としていると、幽霊の一部が彼女の身体からハミ出てきた。
電気を嫌がり表面に出てきたのだろうか。

不幸中の幸い
それを見て我に返った。

グリン「クソ…【一切の無よ】!」


コンマ判定
↓1

99 幽霊は消滅した。
01〜98 幽霊は無事消滅した。

ゾロ目 幽霊は無事消滅した。(人体に対するコツを覚えた)
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 21:17:56.33 ID:9Kz+Ptcp0
775 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/10/29(木) 21:32:13.46 ID:afBoP3h30
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
776 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 22:01:04.28 ID:ePKLhjY1O
>>774 無事に無効化した。(今後は人体へのミスが無くなります)


二度目は成功した。
ハミ出ていた幽霊はボロボロと崩れ、消え去った。

ミネア「……何これ?」

ミネアはうつ伏せのまま言った。
無事のようだ、良かった。

グリン「その…こうなると思わなくて…すみませんでした。」

ミネア「じゃあ、ちょっと肩貸して?」

グリン「は、はい…」

ミネアの腕を肩に掛け、持ち上げる

ミネア「私に幽霊が憑いてたって事?」

グリン「ええ」

ミネア「…迷惑掛けたわね、でも」


ミネア「【────】よ!」

グリン「────痛ァ!!」

物凄い激痛が全身を襲った。
俺は崩れ落ちる。

ミネア「やる前に言ええ!!」


グリン「し、死ぬかと思っ…」

ミネア「こっちの台詞よ!!」
777 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/29(木) 22:02:49.66 ID:ePKLhjY1O
すみません、ここまで
明日夜早いうちにまた更新します
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 22:06:12.13 ID:6CrmMIQaO
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 22:10:41.75 ID:xxuSSEJa0
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 22:22:57.42 ID:SsubW84DO
乙です
781 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/30(金) 20:56:12.31 ID:bBBGHAlHO
怒鳴った後
ミネアはぺたんと床に座った。


ミネア「…はあ、けど最善だったわ」

ミネア「不用意だった、アレの居た近くに行けば私自身がおかしくなるって考えが無かった…」


ミネア「…やっぱり、あの子を殺したのは先輩なのね」

グリン「?それも操られて…」

ミネア「もし操られていたとしても、殺した事実は変わらない」

何も言えなかった。
少し沈黙が流れたが、気まずくなるばかりだ。

会話を続けよう。

グリン「…しかし、ターゲットに付き纏って、近づいた人間に憑依し襲い掛かって来る幽霊」

グリン「…これ、魔物ですか?」


ミネア「違うわ、間違いなく」
782 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/30(金) 21:15:15.60 ID:bBBGHAlHO
グリン「…ですよね」

ミネア「やり方が回りくどいのよ」

昨日、俺が聞いた話死因は服毒による自殺だ。

自殺を装いターゲットを殺す。
騒ぎになりたくないから?
そんな知能が魔物にあるわけない。

ミネア「それに幽霊の魔物なんて今まで確認されてないじゃない」

ミネア「学校内に術者が必ず居るわ、思考の介入…基礎の6属性では不可能ね」

ミネア「上位属性持ちの術者…きっとそこに先輩も──」

その時、不意に近くのドアが開いた。


ロイアン「うるせ………ぇ?」

グリン「………」
783 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/30(金) 21:55:52.33 ID:bBBGHAlHO
ロイアン「おまっ…まさか寮に女子を連れ込んで…」

グリン「ち、違う!」

ロイアン「けど俺が居るからやむなく廊下で……」

グリン「……なんだよそれ」

そんな奴が居てたまるか!
どう納得させるか思案していると、ミネアが笑いだした。


ミネア「あー、私、もう帰るわ」

…疑惑を晴らしてくれそうには無い
ミネアは自分の大きな鞄をゴソゴソとやりだした。

ミネア「名前聞いてなかったわね」

グリン「…グリンです。」

ミネア「グリン、これ渡しとくわ」

ミネアは杖を手に持っている。
50cm程の長さだった。
784 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/30(金) 22:08:48.48 ID:bBBGHAlHO
グリン「これは?」

ミネア「私のスペア。1年生はまだ杖無しでしょ?狙われてるとしたら持っていた方が良いわ。」

幽霊がまた来るなんて考えたくないが…
俺は礼を言って、受け取った。

ミネア「先生には今回の事、確かに報告しておくわ。近いうちに対応もあるはずよ」


ミネア「あーそれと…もし先輩が見つかったら、また協力してくれないかしら、その魔法で」

その言葉は少し嬉しかった。

無属性はあまり役に立たないと思っていた。
しかし、そんな事は無かった。

グリン「協力しますよ、いつでも呼んでください」

ミネア「…ありがとう、今日は悪かったわね!」

ミネアはそう言うと去っていった。
姿が見えなくなってからロイアンがポツリと言った

 
ロイアン「え…今の4年生?」
785 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/30(金) 22:14:54.79 ID:bBBGHAlHO
その後、当然ロイアン説明を求められた。
唐突に幽霊の話なんてしても笑われるだけなので、それは伏せた簡単な説明をする。

幸い、納得してくれた。


それから俺はベッドに寝転び、壁を見つめる。
もう深夜もいいところだ。

幽霊の正体は?
術者の目的は?
分からない事だらけでモヤモヤする、

しかし目を閉じると、急激に睡魔に襲われた。
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 23:55:22.15 ID:izQBU0KQ0
乙?
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 00:41:43.52 ID:6r7J4SnDO
乙です
788 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/31(土) 06:12:31.59 ID:Vkli5gQkO
>寝落ちしてました…
また日曜午後くらいから更新します。
789 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/10/31(土) 06:17:58.21 ID:Vkli5gQkO
好感度+1
ミネア 1 【知り合い】
790 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 17:31:52.93 ID:+jh0THtbO
1年目 14日
放課後

数学の問題を解いていると鐘が鳴った。

オスカロ「問1から問10は次の数学までの宿題にする、今日はここまで」

その言葉で教室内は騒がしくなる。


グリン「…ねむい」


1 誰かに会う(知り合い以上のキャラを記入)
2 どこかに行く
3 トレーニングする
4 ダラダラする

↓1
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 17:35:53.27 ID:ScKLmIib0
1アシュリー
792 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 18:12:49.49 ID:+jh0THtbO
トレーニングでもしようかと廊下を歩き、訓練所前に差し当たった時、視界の隅に知り合いがチラリと見えた。

グリン「アシュリー?」



コンマ判定
01〜40 アシュリー「植物園行かない?」
41〜80 アシュリー「図書館行かない?」
81〜98 アシュリー「商店街行かない?」

ゾロ目 アシュリーは頭を抑えている

↓1
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 18:13:31.22 ID:IjmM/SmF0
794 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 18:42:56.35 ID:+jh0THtbO
返事は無かった。

アシュリーは頭を抱えていた。
どうにも様子がおかしい、俺はアシュリーに駆け寄る。

痛みに耐えているようだ。

グリン「アシュリー!大丈夫か?」

アシュリー「あ…グ…グリン君?…うん、平気…」

どう見ても平気には見えない。
頭を強く抑え過ぎて包帯が破れそうになっている。

もしかしてあの時包帯が破れていたのは…

アシュリー「先生…先生を呼んできて…」

グリン「ああ、分かっ───」


コンマ判定↓1
01〜49 先生を呼びに行った。
50〜98 額に変なものが見えた。

ゾロ目 アシュリーに攻撃を受けた
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 18:45:59.35 ID:iCPmRTZDO
はい
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 18:47:12.38 ID:ScKLmIib0
797 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 19:27:15.86 ID:+jh0THtbO
廊下を駆ける
目指すは魔法研究棟。

一度来た所だ、迷わずに目当ての部屋に辿り着く。
一応ノックをし、直ぐにドアを開けた。

オスカロ「…グリン?」

グリン「先生、アシュリーが…」

オスカロ「?分かった、行こう」
798 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 19:52:45.13 ID:+jh0THtbO
先生と共に元いた場所に戻る。
まもなく訓練所の近くに到着した。

アシュリーは…

コンマ判定
↓1

01〜69 そのままうずくまっていた
70〜98 悪化していた

ゾロ目 こちらを見ていた
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 19:59:28.57 ID:ScKLmIib0
800 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 20:24:16.32 ID:+jh0THtbO
アシュリーはそのまま物陰でうずくまっていた。
まだ、頭を抑えている。

近くに行こうとすると、先生に制された
俺は仕方なくその場で様子を見る。

オスカロ「頭痛か?その包帯、痣だと聞いていたが…直ぐに保健室に…」

アシュリー「…っはっ…痛…ぃ…」

先生がアシュリーに触れようとする
その時

彼女の額から何か黒いものが漏れだした。


オスカロ「……!」

グリン「あれは…」
801 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 20:45:20.97 ID:+jh0THtbO
オスカロ「【───】よ」

突然先生が呪文を読んだ。
辺りに白いもやが現れ、俺達を包み込む。

これは…霧?

オスカロ「グリン!こっちに来なさい!」

グリン「は、はい!」

急いで駆け寄る。
アシュリーの額からは、まだ黒いものが滲み出ている。

オスカロ「無属性を使うんだ!」

その言葉で理解した。
この黒いのは魔法…属性は…?

グリン(まさか…)

オスカロ「"それ"には触るなよ…手が溶ける」

グリン「──分かりました!【一切の無よ】!」


コンマ判定↓1

ゾロ目 完治した。

01〜89 鎮静化した。
90〜98 鎮静化出来なかった。
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 20:49:06.03 ID:HsyVFAsR0
803 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 21:11:06.08 ID:+jh0THtbO
無属性を人体に当てるのはこれで二回目だ
何だかコツが分かってきた気がする。

呪文を唱えると、黒いものは段々と少なくなり、やがて完全に収まった。

オスカロ「…保健室に行く、立てるか?」

アシュリー「は、はい…」

ふと周りを見ると、もう霧は無くなっていた。
先生がわざわざ目隠しをしたのは、誰かに見られると不味かったから。

やっぱり、あの黒いものは…


グリン(…『闇属性』ってやつなのか?)
804 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 21:35:23.24 ID:+jh0THtbO
数年前
こっそり砦に遊びに来た時の事を思い出す。

砦の窓から見た『世界の果て』
空まで覆う闇の大壁。

魔法の灯りで照らされ続けているはずのそれは、尚も真っ黒で、まるで何も無い空間がその先へ続いているかのようだった。

ふと下の方を見ると、野生の猪が大壁の方へ駆けていくのが見えた。

どうやって砦を抜けたのだろうか
光に強く照らされ、遠くからでも鮮明に見える。

猪は大壁に触れる直前、躊躇したのか突然減速を始めた。

しかし、遅かった。
躰の一部が闇の中に入り込んでしまった。

猪は悲鳴を上げ、砦の引き返す。
その頭は溶け、目玉が飛び出していた。

闇の大壁は生き物を溶かす性質があった。
805 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 21:56:41.13 ID:+jh0THtbO
保健室


あれから、アシュリーの頭痛は完全に収まったようだ。
今は、落ち着いた様子でベッドに座っている。

グリン「…」

額の包帯はもう溶け落ちていた。

アシュリー「…」

オスカロ「…その額、教えて貰おうか」


アシュリーの額には刺青があった。
おぞましい蛇のような生き物がグネグネと額中を這っている。
806 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 22:07:54.28 ID:+jh0THtbO
アシュリー「…この刺青は、ちょうど三年前くらいに付けられました」

オスカロ「誰に?」

アシュリー「分かりません…一人で街を歩いていたら、後ろから殴られて、気付いたら…」

オスカロ「君の出身は確か…アーライルだったな、そこで?」

アシュリー「はい…」

オスカロ「ふむ…さっきの様な事が起きたのは?」

アシュリー「頭痛は何度かありましたけど…こんなのは初めてです…」

先生は淡々と質問をしていく
少し尋問みたいだ。


オスカロ「グリン、この事は他言無用だ」

グリン「分かってます」
807 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 22:19:10.61 ID:+jh0THtbO
オスカロ「その刺青の模様については調べておく、…グリン」

グリン「?はい」

オスカロ「さっきのような症状がまた出たら、私では治せない」

オスカロ「私は光属性の職員を呼んで来る、それまで彼女に付いていてあげなさい」

俺が頷くと先生は足早に去っていった。
808 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/01(日) 22:30:28.17 ID:+jh0THtbO
今日はここまで
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 22:36:26.30 ID:iCPmRTZDO
乙です
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 22:41:25.96 ID:ScKLmIib0
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 15:43:07.59 ID:CCohryGgO
今日更新します
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 19:16:10.95 ID:CUWTJcTT0
了解 待ってる
813 : ◆JK0uF1b7Y. [sage]:2020/11/12(木) 21:41:18.38 ID:1W30nQizO
グリン「…」

アシュリー「…」

沈黙が続く。

話し掛けようと顔を上げると
アシュリーは窓の方を向いていた。

グリン(なんか気まずいな…)
814 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 21:51:17.70 ID:1W30nQizO
コンマ判定
好感度
アシュリー 3【友人】

01〜69 アシュリー「今日はごめんね」
70〜98 アシュリー「…さっき嘘付いちゃった」

ゾロ目 アシュリー「話すよ全部」

↓1
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 22:00:07.85 ID:CUWTJcTT0
816 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 22:26:23.32 ID:1W30nQizO
アシュリー「…さっき嘘付いちゃった」

グリン「嘘?」

アシュリー「…うん、さっき先生にコレ、誰に付けられたか分からないって言ったでしょ」 

アシュリーは額を撫でる

グリン「じゃあ、実は誰か分かってるのか」


アシュリー「うん、これはね…」

彼女が続きを喋ろうかという時
廊下の方で足音が響いた。

…タイミング悪すぎだろ!

間もなく先生が誰かを連れて部屋に入ってきた。
817 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 22:29:30.27 ID:1W30nQizO
コンマ1桁判定

0 セシル
1 温厚そうな人だった
2 なんか変な人だった
3 陽気な人だった
4 気品のある人だった
5 悪人だった
6 嫌味な人だった
7 天才少女だった
8 飄々とした人だった
9 魔物好きな人だった

ゾロ目で特殊判定
↓1
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 22:39:29.33 ID:xyhv3VtDO
はい
819 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 22:55:04.15 ID:1W30nQizO
>>817
33 ギデン

ゾロ目につき特殊判定
ギデンさんは…

01〜09 実は悪者だよ
10〜54 刺青の事について知っていたよ
56〜98 刺青の事について知っていたし治せるよ

↓1
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:00:38.60 ID:CUWTJcTT0
821 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 23:05:30.31 ID:1W30nQizO
ギデン「君がアシュリーか!私が来たからにはもう安心だ!!!」

アシュリー「!?」

先生に続いて入ってきたのは大柄の男だった
男は部屋に入るなりアシュリーに歩み寄る。

ギデン「その刺青を何とかすれば良いのだな!アシュリー」

返事はない
アシュリーは固まっていた。

オスカロ「先生…もっとトーン下げられませんか」

ギデン「おっと!すまないすまない…!」
822 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 23:12:13.05 ID:1W30nQizO
ギデン「アシュリー、私はギデンだ!3年のクラスを持っている。会う事はあまり無いがその内校内で会うこともあるだろう!」

アシュリー「よ、よろよよろしくお願いします…」

ギデン「ハッハッハ!!」

アシュリーの返事を聞くと
ギデンさんは一際大きな声で笑った。

アシュリーは先生を見ている。


グリン「…先生」

オスカロ「…あれも慣れだ」
823 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 23:28:51.63 ID:1W30nQizO
ギデンはアシュリーの頭を抑え、顔を近づけた。
アシュリーが小さな悲鳴を上げる。

…なんか可哀想だな

ギデン「ふむ…これは見た事があるぞ」

オスカロ「では…やはり」


ギデン「蛇の形を取っているが…闇属性用の魔法陣だな!」

アシュリー「!」
824 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/12(木) 23:58:09.66 ID:1W30nQizO
アシュリー「どんな作用の魔法陣なんですか…?」

ギデン「アシュリー、君の魔力を少しずつ吸って溜め込んでいた様だ!…属性は?」

オスカロ「彼女は熱属性です」


ギデン「このままいたら頭が焼かれる所でしたな!」

アシュリー「」
825 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/13(金) 00:16:41.17 ID:cgplvnUjO
オスカロ「しかし…本当に溜め込むだけの作用しか無かったのですか?」

ギデン「…そうですな、これを描いた意図が読めん!」


ギデン「ふむ」

ギデンはアシュリーの額に手を当て、呪文を唱えた。
光属性のエネルギーを魔法陣に循環させているらしい。

ギデン「これで魔法陣はもう機能しないだろう」

アシュリー「ありがとうございます
…」

アシュリーは深々とギデンにお辞儀をして
懐から包帯を取り出した。


ギデン「まぁそう逸らず少し待ちたまえ」

アシュリー「え?」
826 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/13(金) 00:42:57.70 ID:cgplvnUjO
ギデン「そこの少年」

グリン「?はい」

返事の代わりにギデンさんは俺にジェスチャーを送った。
指がアシュリーの額を差している。

グリン「魔法ですか?けど、何の為に…」

ギデン「やってみてのお楽しみだ!」

アシュリー「…?」

ならばやってみるしかない。
額に手を当てると、アシュリーと目が合ったので、思わず逸らした。

俺は急いで呪文を唱える。

グリン「…!」



アシュリー「…嘘」
827 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/13(金) 01:15:33.95 ID:cgplvnUjO
オスカロ「なんと…!」

ニコニコしたギデンが手鏡をアシュリーに渡す。
アシュリーは恐る恐る鏡を自分に向け、それから動かなくなった。

アシュリー「………」


刺青は完全に消え去っていた。

グリン「アシュリー…!良かったなぁ」


ギデン「女の子にこれは酷だったからな、うむ、消せて良かった!」

オスカロ「しかし興味深い…どういう原理で?」

ギデン「それは…魔法陣を描くのに使う材料の話になるので長くなりますが」

オスカロ「ふむ…後で時間よろしいですか?」

ギデン「勿論!説明しますぞ!!」
828 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/13(金) 01:29:52.87 ID:cgplvnUjO
オスカロ「では私達はもう行くが…アシュリー君はまだ時間が掛かりそうか」

グリン「みたいですね…」

アシュリーはまだ固まっている。

ギデン「それでは、また会おう!私も放課後は魔法研究棟に居るので何時でも遊びに来ても良いぞ!」

ギデンさんがそう言うと、教師二人は部屋を出ていった。

グリン「…」
829 : ◆JK0uF1b7Y. [saga]:2020/11/13(金) 01:38:44.95 ID:cgplvnUjO
それから暫くしても
アシュリーはまだ動かない。

グリン「アシュリー…驚いたのは分かったから、そろそろ行こうぜ」

アシュリー「…うん」

何だかそれはとても小さな声だった。


コンマ判定
↓2
01〜19 寂しさ10割
20〜60 嬉しさ5割寂しさ5割 好感度+2
61〜98 嬉しさ10割 好感度+3

ゾロ目 嬉しさ10割 好感度変化【恋心】
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