【安価】真実の瞳

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264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/27(木) 21:12:11.78 ID:0MEdDXOq0
二階は眩しかった
またホーリーエルフがいるのかと思ったが、
それはきらびやかな装飾によるものだった
石像も立ち並び、権力を感じさせる


男「誰もいないようですね」

古代神「私に恐れをなしたようですね……」

男「そうかもしれませんね、進みましょう」

エルフ「待て」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/28(金) 23:16:08.78 ID:JTbBcgOA0
男「どうかしましたか?」

エルフ「嫌な予感がする。特にあの石像だ」

男「そ、そうなんですか?」

古代神「まさか、こんな石像_____うわっ!」


立ち並ぶ石像の内、三体が動き出した
それぞれが筋骨隆々の人間の姿をしている


男「石像はちょっと相手しづらいね……」

エルフ「この仕掛けは私も知っている。
    石像全てを三体ずつ起動することで、
    確実にこちらを追い詰めるトラップだ」

男「……ということは、他の石像も?」

エルフ「ああ」

古代神「この石像嫌いです!
    生命エネルギーがありません!」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/28(金) 23:25:39.87 ID:JTbBcgOA0
男「湿気ってなければよいのですが……!」


彼は服の内ポケットから手榴弾を取り出し、
整然と並ぶ石像に投げつけた


エルフ「なんだそれは?」


轟音と共に動かぬ石像は粉々に砕け散った


古代神「……なんですそれ」

男「今日のラッキーアイテムです」

エルフ「それならば奴らは私に任せろ」
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/28(金) 23:29:06.28 ID:JTbBcgOA0
残りの三体相手に彼女が勝てるのか?
と思ったが、経験から判断するに問題ないだろう。

事実、問題なかった


古代神「エルフよ」

エルフ「む」

古代神「あなたは以前ここを訪れたことが
    あるようですが……何故です?」

エルフ「……話しておこうか」


>>268……エルフの過去
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 23:53:32.86 ID:GmwqKodwo
かつて異世界から召喚された人間だった
元の世界に戻るため王に戦いを挑んだが惨敗し、許しと命の保証を引き換えに名前と自由を奪われ種族をエルフへ降格された
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/29(土) 23:26:47.49 ID:tr/kfM3T0
エルフ「かつて私は、異世界から召喚された
    人間だったのだ。しかし……」

男「待って下さい。召喚なんてできるんですか」

エルフ「可能だ。嘗て優秀な魔術師らがいた。
    しかし……王が現れたのだ」

古代神「女神の寵愛を受けし者ですね」

エルフ「女神の閉じた世界を繋ぐ門を開く為に
    私は王に勝負を挑んだ……
    が、負けた。惨敗だった。
    お陰様で私は名前も失くし、
    種族もエルフにされてしまった」

男「そんなことが……」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/29(土) 23:44:25.17 ID:tr/kfM3T0
エルフ「それと引き換えに命は助けてもらった。
    幸運なことにエルフの中でも、
    戦闘を生業とするものに降格された」

男「だけど、王を倒せば帰れるんですね」

エルフ「そう……だな。奴の恐ろしさを
    知っている身としては
    提案したくはなかったが」

古代神「ここまで来たら関係ありませんよ」

エルフ「ああ、それにみんなとなら
    やれる気がするんだ」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/31(月) 00:29:32.08 ID:1w5OyVNQ0
一行は三階へと上った

三階は真っ暗だが、何かが動く様子はない
火を灯す手段がないので、慎重に進む


エルフ「まとまって歩こう」

古代神「ええ、そうですね」


そのとき、目の前に火が灯った
紫色に光る篝火が三階を照らす
そして、人影がその奥に浮かぶ


エルフ「お前は……王!」

王「……」


>>272……王の姿
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 02:31:58.81 ID:Zr/9kxX9O
筋肉モリモリのまさに覇王が相応しい姿
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 09:05:50.24 ID:mh5DtkC/o
でっかい黒馬に乗ってそう
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/31(月) 23:35:32.15 ID:1w5OyVNQ0
王は筋肉モリモリのまさに覇王が相応しい姿だ
鋭い眼光と覇気が威圧感を生み出す


王「よくぞここまで辿り着いたものだ……」

古代神「ずいぶん偉そうですね」

王「我は王だ。故に偉いのだよ」

男「なぜこの世界をこんなことにした」

王「醜いものは整然と整えなければならない」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/31(月) 23:45:35.18 ID:1w5OyVNQ0
男「民衆が醜いのか」

王「嘗て何度も種族間戦争があったのだ。
  多くの者が死に、悲しみが生まれた。
  戦いのない世界のため、我はいる」

エルフ「だったら、素直に帰してもらいたい」

王「それはできない。女神と契約したからな」

男「貴方は間違っている。醜く、
  悲しみに満ちていても自由に生きるべきだ」

王「やはり、分かり合えんか……ならば……」

古代神「何か来ます!気を付けて!」

王「禍ッッッッッッ!!!」


>>276……何をした?
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:48:42.06 ID:PcZxHJJK0
聖水で強化された聖職者の集団が現れた
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/01(火) 20:00:59.57 ID:Y8WjQy2l0
突如、人の群れが現れた
姿を見るに、聖職者のようだ


王「そやつらは聖水の力で強化した強化人間。
  邪な力は効かぬ。力も上がっていよう」

男(こいつら……明らかに様子がおかしい。
  恐らくは麻薬の類を使っているな)

エルフ「どうする?」

古代神「近接戦闘は得意ではありませんが……」


彼女は自らの腕を鎌状の触手に変化させる
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/01(火) 20:25:22.87 ID:Y8WjQy2l0
こうして、聖職者達との戦いが始まった
序盤は数を生かして雪崩れ込む
聖職者に押されぎみだったが、
冷静さを欠く相手に有効な足払いなどで対抗した


男「戦況は悪くないぞ!」

エルフ「あぁ!」

王「ならば追加するまでよ……」

男「そうはさせない!」


彼は迷わず銃口を向け、引金を引いた
転送魔法を打たんとしている
王に命中させることができた


王「………………」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/01(火) 23:17:25.14 ID:Y8WjQy2l0
射撃した王は健在だった。
その身体に銃弾がめり込んではいるものの、
筋肉の壁が肉体へのダメージを吸収している。


男「馬鹿な……」

王「効かぬわ……だが、その兵器は危険だな。
  我に物理は効かぬが、配下には致命的だ」


王が玉座から立ち上がったと思えば、
一瞬にして目の前にやってきた。
そして、僕の足を掴み______


王「覇ァ!!」


窓に彼は叩きつけられ、
そのまま城の外へと吹き飛ばされた
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/02(水) 20:19:48.56 ID:JTwJSOTY0
男「うぐぁ!」


勢いよく地面に叩きつけられた
当たりどころが良く、まだ生きている


男「……まずいな……体が動かない」


意識にもやがかかり、死が見え隠れする
感覚が鈍り、激痛も次第に和らいでいく


男「……まぁ、こんなものか……」


倒れた男に、忍びよる影が一つ
それは>>282だった
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 20:23:17.94 ID:esw7uDXkO
へひ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 20:23:26.84 ID:xfg2IeYCO
仮面をつけた女
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/02(水) 21:22:04.07 ID:JTwJSOTY0
仮面「……彼が、男……」


彼女は周りの無人を確認し、回復魔法を使った
みるみる内に傷は癒え、彼は目覚める


男「!」

仮面「早いお目覚めですね」


彼を助けたのは仮面をつけた女だった
背丈は比較的高いが、暗殺者のような雰囲気だ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/02(水) 21:25:45.10 ID:JTwJSOTY0
男「なぜ、僕を?」

仮面「それが契約ですので」

男「契約?一体誰と______」


すると、どたどたと足音がする。
こちらに走ってくる者の姿があった


少女「ははは!でかしたぞ仮面!」

仮面「契約ですので」

男「あなたはまさか……あの時の!」

少女「無様なもんじゃないですか?ん?」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/02(水) 21:32:02.61 ID:JTwJSOTY0
彼女は、あの囚われていた少女であった


男「どうやってここまで?」

少女「私の誠意で」

少女(カネを出せば人なんてどかせるんだよ!)

男「うわ……カネですか」

少女「な、何だと!?……まぁいい」


彼女は見覚えのある杖を取り出した


男「これは……」

少女「後払いで譲ってやりますよ」

男「どうしてそんなことを?」

少女「その様子では、奴に物理が通用しないと
   分かっている筈ですよね?」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/02(水) 21:38:28.26 ID:JTwJSOTY0
男「どうして僕が?」

少女「魔法の適性があるからですよ!」

仮面「本当に、彼にやれるんでしょうか?」

男「やるしかないか……!」


彼が杖を一振りすると彼の肉体は浮翌遊し、
割られた窓から城内へ入っていった


エルフ「男!生きていたか!」

古代神「なんですかその杖は?」

男「王!貴様を僕の魔法で葬ってやる!」

王「……我は王なり。受けきってくれる」

男「食らえ!なんとなく究極魔法>>288
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 21:41:29.84 ID:NIqMcyFWO
暑い雪!
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 21:41:52.83 ID:6HSkKHsTO
爆発魔法!ボンバー!
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 21:42:02.16 ID:y6faWv+QO
ブラックホール!
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/03(木) 22:30:23.33 ID:8J7OkHGB0
男「爆発魔法!ボンバー!」

王「何!?」


王の肉体は内側から吹き飛んだ
全身はバラバラになったが、まだ生きている


エルフ「……なぜ、生きている?」

王「神の加護だろう……」

男「残酷なものですね」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/05(土) 23:38:49.84 ID:GzN3OFLJ0
王「諸君、見事だったぞ」

男「これで、僕は帰れるのか?」

王「いや、まだ帰れないだろう」

男「やはり、女神にかけあわないと駄目か」

古代神「女神にはどうすれば会えるのですか?」

王「>>292
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 23:44:31.11 ID:xD2cB1EqO
女神の場所を完璧に把握しているわけでは無いからな
……国境の街で情報を集めるといい、他国にいることも考えるとな
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/06(日) 20:49:54.58 ID:OrBMJ76v0
王「女神の場所を完璧に把握しているわけでは
  無いからな」

男「そうなのか」

王「……国境の街で情報を集めるといい、
  他国にいることも考えるとな」

エルフ「なるほど……」

王「我がこのザマだ。
  女神といえど何らかの手は打つだろう」

古代神「探るなら今がチャンスという訳ですね」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/06(日) 23:05:31.00 ID:OrBMJ76v0
少女「こらーっ!!」


急に少女が殴り込んできた
しかも、大層ご立腹な様子だ


男「……どうしたんですか、そんなに怒って」

少女「王をバラバラにしといて、
   次の王も立てずにどっか行くつもり!?」

エルフ「確かに、この国は混乱してしまうな」

王「……はっはっは……」

少女「何がおかしいんだ!?」

王「ならば、お主が務めればよい」

少女「はぁ!?」

王「皆を縛る象徴としての我はもう死んだ。
  お主なら、きっと自由にやってくれる」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/06(日) 23:10:40.02 ID:OrBMJ76v0
男「それはいい考えかもしれないね」

少女「良くない!」

王「さぁ、四階の載冠の間に行くぞ」


王の肉体は再び集まる。まるで粘土のようだが、
やはり剛性は桁違いだ。


少女「ちょ!杖代払いなさいよ!」

男「僕知ってるよ。国債ってやつですね」

少女「絶対分かってないだろ!あぁぁぁぁ……」


少女は王の手で四階に引きずられていった
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/07(月) 23:31:00.92 ID:iV9m0V1G0
一行は城から出て、次の行動を考える


男「国境の街ですか……」

エルフ「距離はそれなりにあるが、
    列車があれば問題ないだろう」

古代神「善は急げと言いますし、
    早速行きましょう」

男(……この方に限っては悪では?)


つまらないことを考えていると、
二人はさっさと行ってしまった。
急いで追いかけなくては……
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/07(月) 23:38:55.49 ID:iV9m0V1G0
男「ふぅ、やっと追い付いた」

エルフ「む、早足になっていたか」


駅前まで走ってきた。
明らかに早足というより走っている速度だ。


古代神「はぁ……はぁ……あと少しです」


その時、強く風を切る音がした
彼らのそばに向かって、
勢いよく>>298が飛んできた
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 23:51:14.53 ID:Z67ID42to
矢文
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/08(火) 23:50:46.20 ID:Cv8nl3RP0
それは矢文だった。
独特の竹がしなる音を響かせ、着弾する。


男「おおっと!?」

エルフ「……矢文か。読んでみよう」

古代神「こんなもの撃ってくる奴が
    いるかもしれないのに悠長に
    読んでられませんよ」

エルフ「いや、いい一発だった。信頼できる」

男「そう……ですか」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/08(火) 23:55:03.45 ID:Cv8nl3RP0
エルフ「しかし、矢文とはな……」

古代神「何か思い当たる節でも?」

エルフ「いや……」

エルフ(和弓に長けた種族は、そういない。
    もし敵だったら……)

男「とりあえず読みましょう」

エルフ「ああ」


>>301……矢文の内容
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 05:03:11.04 ID:LfG5xQBGO
女神を狙っているのは貴様らだけではないぞ
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/09(水) 23:59:35.93 ID:pU+Qcam90
女神を狙っているのは貴様らだけではないぞ
______矢文にはそう書いてあった


エルフ「……やはり、仲間のようだ」

男「女神を狙っているんですか?」

エルフ「ああ」

古代神「えっ!それは大変ですよ。
    急がなくては!」

男「どうしてです?」

古代神「女神は私のものですから!」

男「……そうですね」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/10(木) 19:24:17.22 ID:xEQ9oT1u0
いつも通りの、駅のホーム


古代神「列車が来ましたよ」

男「……この列車で、間違いなさそうだ」


彼が列車へ向かうと、車掌に声をかけられる


車掌「お足元が悪いようでしたら、
   手を引かせていただきますが」


何を言っているのかよく分からなかったが、
自分が杖を持っていることを思い出した


男「いえ、別にそういう訳ではございません」

車掌「失礼しました」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/10(木) 19:33:30.69 ID:xEQ9oT1u0
不思議そうな顔の車掌を尻目に、列車に乗った


男「魔法使いがまた増えれば、
  こういうこともなくなるだろうか」

エルフ「さぁ、どうだろうか。
    魔法使いは引きこもりが多いからな」

古代神「……そういえば、感覚で魔法を使うのは
    おすすめしませんよ」

男「どうしてですか?」

古代神「悪影響があります。例えば、>>306
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:46:23.10 ID:AePmG4rHO
髪が伸びる
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:46:50.39 ID:CTPQXUhWO
呪いが跳ね返ってきたりしますからね…
例えば数日間は動物でいるとか…
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/11(金) 21:36:10.56 ID:/RvOe2pZ0
古代神「呪いが跳ね返ってきたりしますからね…
    例えば数日間は動物でいるとか…」


男「……それは嫌ですね」

エルフ「エサはきちんとくれてやるぞ?」

男「そういう問題じゃないですから」

古代神「そういう訳なので、
    魔法の勉強もしなきゃですね」

男「勉強は得意じゃないんですがね……」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/13(日) 01:25:25.89 ID:wIKlLcmd0
エルフ「おっ、着いたようだ」

男「え?」

古代神「どうしてそんな顔をしているのです?」

男「いや、列車が事故起こさなかったのが
  初めてでしたから……」

古代神「……そういえば、
    この街はどんな街なんです?」

エルフ「ここか?ここは国境の街だ。
あとは>>309
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 01:58:01.17 ID:JrPnUXB6O
ゴーストの住む街ゴーストタウン
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/14(月) 00:11:14.63 ID:7kTEdUv/0
エルフ「ゴーストの住む街ゴーストタウンだ」

男「ゴースト?霊魂がいるんですか?」

エルフ「ああ。私はあまり得意ではないが……」

古代神「お化けが怖いんですか?」

エルフ「……断じてそんなことはないぞ?うん。
    攻撃が当たらないんだ」

男「戦う前提なんですか……」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/14(月) 00:17:10.76 ID:7kTEdUv/0
駅を出て、街に入る


男「ゴホッ!うぅ……」

古代神「どうしました?」

男「空気が悪いですね……」


さすがゴーストタウンというだけあって、
年季や郷愁の念を思い起こさせる物に満ちている
しかし、そのせいで大分埃っぽい。


エルフ「じきに慣れるさ。
    じゃあ、情報収集をしよう」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/15(火) 23:48:38.20 ID:H//Rt9uF0
男「観光客はいるようだけど、
  ゴーストはいないですね」

エルフ「ゴーストは基本的に見えないし、
    干渉することもできない」

男「では、どうしたら?」

古代神「儀式とか魔術ですね。
    折角杖がありますし、やってみては?」

男「そうですね」


古代神の指示に従い、杖で地面に刻印を印す
すると、妖しい光が立ちのぼり、
ゴーストがその姿を現す


ゴースト「>>313
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 02:44:00.29 ID:EXYcLni4o
なにゆえ もがき いきるのか?
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/16(水) 19:28:18.42 ID:j4o81uG90
ゴースト「なにゆえ もがき いきるのか?」

男「だらっしゃあああっ!!」


持っていた水を魔法陣に叩きつけた
魔法陣は消滅し、ゴーストも消えた


エルフ「なにをしているんだ!?」

男「……いや、なんかまずい気がしたので」

古代神「確かに、禍々しいやつでしたね」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/16(水) 19:31:39.71 ID:j4o81uG90
男「別の所でやりませんか?」

エルフ「うむ……構わないだろう」

古代神「どこ行きましょうか……」


その時、地面に妖しい光が充満する
それは姿を変え、再び魔法陣になった。
またもあのゴーストが現れたのだ。


男「……こ、今度は何ですか?」

ゴースト「>>317
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 19:45:40.74 ID:7O6eDxwVO
早く帰れ
こう言わないとわからんのか
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 20:01:59.55 ID:Db8XGNhe0
これからイイコトしない?
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/17(木) 19:41:49.61 ID:Bdl+gnbj0
ゴースト「これからイイコトしない?」

男「………………」

ゴースト「………………」

男「帰れ」


男はやおら水をかけた
水の飛び散る下品な音も、
今だけは上品に感じられる


エルフ「…………」

男「行きますか」

古代神「そうですね……」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/17(木) 19:48:38.52 ID:Bdl+gnbj0
エルフ「往来の中心でやったのが駄目だったな」

男「そうなんですか?」

エルフ「うむ。思い入れのある場所に
    ゴーストは宿るからな」

男「と、いうことは……」

古代神「ええ、ここがこの街の図書館です」


古い木造の建築物だ。
千年以上前の木造倉庫のような雰囲気がある。
有り体に言えばボロい。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/17(木) 21:11:07.45 ID:Bdl+gnbj0
中に入ってみると、意外に片付いていた
ゴーストタウンの雰囲気に、
外観を合わせているのだろうか


男「ひとまず、ここの机でいいかな?」

古代神「いいと思います。それでは魔法陣を」


男は机に魔法陣を描く
おそらく、本を好み博識で、
聞き分けのある奴が来るはずだ。
そう願っていた。


ゴースト「>>322
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 21:12:04.85 ID:KXf9R/aqO
kskst
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 21:19:13.84 ID:7g4RYhYiO
ほうここに来るとはさぞ学があるのだろうか?
さて何から聞きたい?
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/18(金) 21:21:53.27 ID:56h7Lx1I0
ゴースト「ほうここに来るとはさぞ学が
     あるのだろうか?
     さて何から聞きたい?」

男「!!」

古代神「きましたね」

エルフ「女神がどこかに降臨したり
    お告げをしたりという情報はないか?」

ゴースト「む……そうだな……」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/18(金) 21:27:11.33 ID:56h7Lx1I0
エルフ「特に、困ったときであるとか」

ゴースト「困ったときか、そうじゃの……
    やはり、信徒のもとへ行くじゃろう」

男「信徒の多いのはどこなんですか?」

ゴースト「……暫くここから出てないからの……
     信徒の変遷は分からん。
     国境を越えた隣の国は人口が多い」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/18(金) 21:31:21.35 ID:56h7Lx1I0
古代神「つまり、隣国にいる可能性が高いと?」

ゴースト「あくまで予想じゃがの……」


老齢の霊は無念そうな顔だ
しかし、これでも十分な情報だ


エルフ「なるほど、協力感謝する」

ゴースト「待て」

エルフ「どうかされたか?」

ゴースト「わしも知識が欲しいのでな、
     どうかこの老いぼれの質問に
     耳を貸してくれ」

エルフ「いいだろう。何が聞きたい?」

ゴースト「>>326
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:32:49.87 ID:6xaFwB5e0
そろそろ成仏させて欲しいと女神に頼んでくれないか
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/20(日) 00:43:37.82 ID:fPVVHtDn0
ゴースト「そろそろ成仏させて欲しいと
     女神に頼んでくれないか」

エルフ「ほう、お安いご用だ」

男「そろそろ行きますか」

古代神「ええ、今度こそ追い詰めてやりますよ」


こうして、一行は図書館を出た


男「ゴーストって、女神のせいで
  成仏できないんですか?」

古代神「うーん……もしかしたら、
    何か理由があって
    縛り付けられているのかもしれません」

男「そう、ですか……」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/20(日) 21:32:31.54 ID:fPVVHtDn0
国境を目指し、街の外れへと歩いていく
ゴーストタウンだけあって、閑散としている
しかし、どこからか見られているような気がする
空き家の窓に、何かがいるような気がする
排水溝にも、気配がある


エルフ「……なんか、嫌だな……」

男「そうですかね?雰囲気ありますよ」

古代神「確かにそうですね」


そのとき、足元に巨大な魔法陣が展開する
半径20mほどの五芒星から、
巨大なゴーストが現れる


ゴースト「>>329
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 21:33:21.89 ID:K759Q8lzO
俺を倒さなければ通さんぞ
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/22(火) 01:12:29.89 ID:JFAHZMnI0
ゴースト「俺を倒さなければ通さんぞ」

エルフ「何だと!」

男「そうか……確か攻撃が効かないんでしたね」

古代神「こうなったら私のありがたい力で
    成仏させてあげましょう」


古代神は自らの肉体から光を放つ
しかし、眩しさはなく、どこか不吉だ


ゴースト「力がみなぎってくるぞ!!」

男「やっぱり邪神なんじゃないですか」

古代神「くっ……」
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/22(火) 22:41:12.21 ID:JFAHZMnI0
ゴースト「ぜぁあ!!」

エルフ「ぐっ!」


ゴーストが一薙ぎすると、エルフは吹き飛んだ
このままではまずい。だが、どうすれば……


男「この大きな魔法陣を破壊するのは……
  現実的じゃないか」

古代神「魔法で倒すしかありませんね」

男「しかし……呪いが……」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/23(水) 23:32:35.95 ID:1pE09S6b0
ゴースト「なんだか知らんが[ピーーー]い!」


ゴーストが腕を振り下ろす
大気がよろめくような振動が伝わってくる


古代神「く……押さえていられるのもあと少しです」

男「……や、やるしかないのか……」

古代神「退魔系のやつですよ!」

男「食らえ!>>333
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2020/09/24(木) 00:25:23.27 ID:YywfPcRQ0
エクスカリバー「約束された勝利の剣」
 光のビーム
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/24(木) 21:15:20.14 ID:Io7K3uch0
男「エクスカリバー【約束された勝利の剣】!!」


彼の所持する杖が大剣に変化し、
光のビームが放たれる


ゴースト「何ぃ!!」

古代神「えっ」


ビームは圧倒的な破壊力でゴーストを吹き飛ばす
粒子になって消滅したゴースト。そして、
ビームに巻き込まれてボロボロになった古代神。

戦闘は、終わった。
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/24(木) 21:19:28.05 ID:Io7K3uch0
男「はぁ……はぁ……やった……」

古代神「おいてめぇ」

男「化けの皮剥がれてますよ」

古代神「おっと……ン"ン"ン!なぜ私を
    巻き込んだのですか!」

男「いや、ほら……なんか……
  かっこいいじゃないですか」


遠くからエルフが走って戻ってくる


エルフ「先程の光線はなんだ!?」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/25(金) 21:13:59.06 ID:+OWA4iKp0
男「ふぎぃ!」

エルフ「!?」


エルフが近寄った瞬間、男が慌てて逃げた
あまりのことに、目を丸くしている。
……お互いが。


エルフ「どうした!?」

男「い、いや……その……」

古代神「……『呪い』が帰ってきてますね」

男「呪いっていうと……
  あの体が動物になるやつですか?」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/25(金) 21:20:15.08 ID:+OWA4iKp0
エルフ「あ!お、男!鼻だ!」

男「鼻?」


見れば、彼の鼻は動物のものになっている
おそらくは、猫のものであろう


古代神「彼の嗅覚にとって、
    エルフは刺激が強すぎます」

エルフ「そんな!どういうことなのだ!」

古代神「率直に言うと臭いです」

エルフ「なッ……_______」

男「別にそこまで嫌な匂いじゃないですから……
  そんな顔しないで下さい」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/25(金) 21:24:45.05 ID:+OWA4iKp0
エルフ「どうやったら治るんだ!?」

古代神「どっちですか」

エルフ「どっちもだ!」


古代神は困ったように思案する
流石の剣幕に、身分がどうのとは思えなかった


古代神「彼の呪いは……例外こそあれ、
    時間経過を待つ他ありません」

エルフ「体臭か……やはり……」

古代神「体臭……というよりフェロモンですよ」

エルフ「そ、そうか……だが、
    どうにかできないのか!?」

古代神「>>340
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:34:24.49 ID:dzW5lLVjO
神に願いましょう
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:34:49.63 ID:JtvaNF3AO
マタタビの香りを嗅いだら楽しいことになりますよ
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/26(土) 22:08:48.96 ID:KwkZYlWE0
古代神「マタタビの香りを嗅いだら
    楽しいことになりますよ」

エルフ「そうなのか!?だが……
    そんなもの持ってないぞ」

古代神「それくらいなら、
    私の不思議な力で出せますよ」

エルフ「ほう。男、こっちに来い」

男「……な、なんですか……わっぷ!?」


匂いに耐えながらゆっくり近づく男。
その顔面に古代神は液状のまたたびを投げつける
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/26(土) 22:28:52.52 ID:KwkZYlWE0
エルフ「どうだ!?」

男「……あぁー……う……う……」

古代神「これは……ばっちり効いてますね」


彼は酔っ払ったように
恍惚とした表情でふらふらとしている


男「僕は疲れた……エルフ、助けてくれ」

エルフ「助ける?どうしろと」

男「>>343
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 22:35:02.20 ID:ptZ68/mIO
こう少し横にさせてくれないか…
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/27(日) 21:57:16.79 ID:BVudVB1G0
男「こう少し横にさせてくれないか…」

エルフ「いいだろう」


彼を優しく抱き抱え、寝かせる
男は死者のように安らかな表情だ


古代神「ここ、天下の往来なんですけれども」

男「と、言われても僕はもう動きたくない。
  願わくばスイーツを食べたい」

エルフ「欲が解放されているな……」

古代神「はぁ〜……私だって食べたいです!」
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/29(火) 23:43:57.66 ID:Aldu7VJ10
男「……辛い」

エルフ「何が辛いんだ」

男「ゴーストの意思が……重い……」

古代神「なるほど、精神が薄弱になっているので
    ゴーストの干渉を受けているのですね」

エルフ「除霊とかできないのか」

古代神「できたらさっきやってましたよ」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/30(水) 22:25:11.08 ID:UVraMKXe0
男「………………」

古代神「こいつ、どうしましょうか」

エルフ「あなたがやったんだろう」

古代神「……まぁ、そうですが」

エルフ「そうだ!またたびが効くなら、
    水も効くかもしれない!」

古代神「なるほど……水かけてみますか」


古代神はおもむろに水をかけた
水は見事彼の額を捕らえ、飛び散った


>>347……男の反応
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 22:32:57.47 ID:wzPNEDSBO
我に返って少しだけ元気になる
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/01(木) 19:57:58.08 ID:3IeAraLm0
男「ぶはぁ!」

エルフ「どうだ?」

男「……ごめん、多分もう大丈夫」


男は狂気の残滓を払うように素早く立ち上がる
まだ若干ふらついているが、活動に支障はない


古代神「いやぁ、面白いもの見れましたね」

男「できれば忘れてほしい」

古代神「嫌です。断じて拒否します」
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/02(金) 22:46:48.49 ID:E4keOzH70
男「……はぁ……あれが国境ですか?」


進行方向には国境。
わかりやすく関所のようなものがある


エルフ「その通りだ。あそこを越えるんだ」

番兵「待てい!」

古代神「……番兵さんですか。
    いかがなさいました?」


番兵が関所から現れ、
手で止まるようサインを出す

結構な大声なので、
サインは出さずとも伝わるのだが……


番兵「>>350
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 23:02:18.85 ID:JcPZdXzf0
ここからは大変危険な魔物が多くでる
悪いことは言わないから帰りなさい
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/03(土) 21:57:13.20 ID:r4Y6enfB0
番兵「ここからは大変危険な魔物が多くでる
   悪いことは言わないから帰りなさい」

男「ふむ……しかし、退けない訳があります」

エルフ「その通りだ」

番兵「……俺には君たちを止める権力はない。
   せめて、これを受け取ってくれ」


番兵は懐から小瓶を取り出し、渡す
付箋が付いており、傷薬と書いてある


古代神「ありがとうございます!」

番兵「いいんだ。無理はしないことだな」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/04(日) 23:00:20.51 ID:x+ZppksU0
国境を抜けると、そこは森だった
鬱蒼と茂る木々が日の光を遮断している
しかし、踏み馴らされた道が進むべき道だ


男「時間の感覚が狂いそうですね」

古代神「じめじめしてて気分悪いです」

エルフ「……む」

古代神「どうかしましたか?」

エルフ「そこの茂み、何かいるな。
    出てこい!さもなくば切る!」


すると、茂みから>>353が飛び出してきた
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/04(日) 23:02:45.50 ID:MEKgnt+Jo
怯えきった青年
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/05(月) 23:01:56.72 ID:IJe6bmnH0
青年「ひいぃっ!すみません!」

エルフ「なんだ……人か」


青年は怯えきった様子で近寄ってくる
服も汚れていて、何かあったのは明白だ


男「どうかしたんですか?」

青年「あ……あぁ……化物に襲われたんだ」
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/05(月) 23:05:37.73 ID:IJe6bmnH0
古代神「化物ですか……
    それはひょっとして、こんな?」


自らの能力で牙を生やしたり翼を広げたり、
目を光らせてみたり鱗を生やしたりしている


青年「ひぃ!」

男「ちょ、古代神、やめましょうそういうの」

古代神「あーっ!今呼び捨てにしましたね!」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/06(火) 23:26:50.70 ID:tUavy0HZ0
エルフ「まぁまぁ……」

古代神「うるさいですよ!不遜です!」

男「魔法覚えたら美味しいもの出すんで……」

青年「……ぁ……騒ぎすぎた……!!」


虫の声は静まり返る
鳥は何処かへ飛んでいく
そして『何か』が森の奥からやってくる


男「……いや、すみません」

古代神「……謝るなら私に謝りなさい。
    化物如きに怯える私達ではないです」

エルフ「来る_____」


>>357……化物の正体
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 02:57:45.89 ID:n6P1d4czo
顔に目が無く、翼に無数の目がある巨大な黒い鳥
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/07(水) 22:28:45.97 ID:r2YhwpQP0
それはまさしく異形だった。
その顔……顔とおぼしき場所に目はない。
しかし、嘴や鼻があるので顔であろう。
そしてこいつは、恐らく鳥だ。


古代神「でかい……!」

怪鳥「キェェェーーッ!!!」

男「……っ!?」


大きく翼を広げ、威嚇を試みている。
それはまるで、孔雀の羽の模様だった。
しかし、それが模様でないことが
『それ』一つ一つの動きから伝わる。
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/07(水) 22:37:19.51 ID:r2YhwpQP0
およそ270度に展開された翼。
それぞれの角度からの容赦ない視線。
翼に付いているのは紛れもなく目だった


エルフ「まさしく、如何にも……化物だ」

怪鳥「ア"ーーーーーーッ!!!」


怪鳥は羽ばたき、こちらを見据える。
対するこちらは、見返したくもない。
こんな不条理の塊が、
冒涜的な生物がいていいのか。


男「否______君を[ピーーー]」


彼は杖を掲げ、強く念じた。
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/07(水) 22:38:02.86 ID:r2YhwpQP0
およそ270度に展開された翼。
それぞれの角度からの容赦ない視線。
翼に付いているのは紛れもなく目だった


エルフ「まさしく、如何にも……化物だ」

怪鳥「ア"ーーーーーーッ!!!」


怪鳥は羽ばたき、こちらを見据える。
対するこちらは、見返したくもない。
こんな不条理の塊が、
冒涜的な生物がいていいのか。


男「否______君を殺す」


彼は杖を掲げ、強く念じた。
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/10/07(水) 22:53:44.77 ID:r2YhwpQP0
眩い燐光が場を支配する


怪鳥「コカアアアアアアッ!!!」

男「翼を広げたのが間違いでしたね」

エルフ「せやあぁぁぁぁっ!!」


隙を突き、素早く懐に潜り込んだエルフが
迷いなく首を切り落とす


古代神「あっ、殺しちゃったんですか」

男「そりゃあもう」

古代神「結構美しいと思ったんですが……」

エルフ「……そ、それは……ない……だろう?」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/09(金) 21:27:08.93 ID:8jjlP9rn0
青年「す……すごい!あの化物を!」

男「たまたまですよ……うぐっ!?」

エルフ「ど、どうした!?大丈夫か!?」

古代神「魔法の反動がきてますね」


彼の肉体はみるみる内に変貌していく
人のものから、獣のそれに。


>>364……どの動物に変化した?
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:33:59.74 ID:CxdCSVWFO
しばいぬ
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