【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その4【安価】

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450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:46:29.96 ID:aQrKf2EYo
>>448
そもそも反省しなきゃいけない状況で春雨がスキをみて手を出そうとしてキレられた
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:47:23.85 ID:0Xxw38Kso
>>449
所作に全く無駄がなく無言でやってのけるので動きから思考まで読む…だと…?!と脅威が加速(実際白兵戦が強い)
452 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 20:53:32.91 ID:hH4tSGwz0
ーー食堂


春雨「速吸は対人特化の艦娘なんです…」


漣「対人ということは陸で戦うのが前提なんですね」


春雨「最初は注意だけって聞いてたのに…突然怒り出して私の関節を……!」


提督「……」


春雨「私はどんな痛みでも快感に変換できます。でも、あんなにバキバキにされたら痛みしかありませんよぉ!!」


漣「だから執務室で匿って欲しい…ですか」


春雨「本当にお願いします…!信じられないなら新しく貞操帯を付けてもいいですから!!」


漣「分かりました、それなら許可しましょう」


春雨「ありがとうございます!」


提督「本当に大丈夫なのか…?」


漣「ご主人様、これはチャンスですよ」ヒソヒソ
453 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 20:56:24.32 ID:hH4tSGwz0
漣「我々では手が付けられなかった春雨さんを、コントロールできるチャンスなんです」


漣「春雨さんが純粋な戦力として数えられれば、こちらには得しかありませんよね?」


提督「……」


春雨「う、うぅ、ぅぅぅ……!」


提督「…執務室に居ても速吸が来ることもあるぞ」


春雨「間に誰か居るだけでも違うんです!!」


提督「…分かった、俺からも許可を出そう」


春雨「ありがとうございます!!」ダキッ


漣「あ?」


春雨「こ、これはお礼の気持ちで抱きついただけですから…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:57:25.67 ID:GuueErnfO
早霜の演習に同行する速吸
人型ターゲットの急所のみ的確にぶち抜いて行き驚異的スコアを叩き出す早霜にも眉一つ動かさず無機質に観察

早霜(このくらいは出来て当然とでも言うのかしら…)
速吸(綾波様の綾波棒…また欲しいな…)
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:00:26.67 ID:o/VZTuJ9O
>>454 と >>451
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:00:48.24 ID:Qf3KUvl+O
>>451
実際体捌きで何を目的とした動きなのかはわかる
457 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 21:15:50.61 ID:hH4tSGwz0
ーー演習場


早霜「演習は自由にやっていいのね?」


速吸「演習場での演習なら問題ありません」


早霜「なら自由にやらせてもらうわよ」


速吸「ええどうぞ」


……


早霜(……これだけ正確に的を撃ち抜いても無反応だなんて)


速吸「……」


早霜(眉一つ動かさない所を見ると、これくらいなら当然くらいとしか思ってないのね)


速吸「……」


早霜(やっぱり……相当な実力者ね)


速吸(綾波様……綾波棒……)
458 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 21:20:09.40 ID:hH4tSGwz0
ーー


速吸「あ…もういいんですか?」


早霜(あのスコアを見ても無反応…確信したわ)


早霜「ねぇ、一つお願いがあるんだけど」


速吸「自由行動には制限があります」


早霜「違うわ…貴女と手合わせをお願いしたいの」


速吸「……」


早霜「艤装を付けずにお互いに素手…これならどう?」


速吸「…本気ですか?」ゾクッ


早霜(このプレッシャー…やっぱりそうなのね!)


早霜「ええ…是非お願いしたいの」


速吸「手加減…できませんからね」
459 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 21:24:52.68 ID:hH4tSGwz0
ーー


提督「本当に早霜達がいるのか?」


漣「あの無駄の無い発砲音は早霜で間違いないと思うんですが…」チラッ


早霜「あ"あ"あ"ぁぁっ!!」


速吸「……」ギチギチ


漣「ちょ…何やってんすか!!」


提督「早霜の腕が…!」


速吸「早霜さんがギブアップしなかったので」パッ


早霜「ひぃ…ひぃ……!」


提督「…早霜が違反行為をした訳では無いんだな?」


速吸「ええ、手合わせを頼まれただけです」


漣「あの早霜さんがここまでやられるなんて…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:29:26.52 ID:SqkARpyDO
うふふ…血がたぎるっていうのかしら?こんな気持ちは初めてよと純粋にまた勝負がしたいと早霜

速吸も貴女が私に合わせて戦ったからですよと
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:29:57.67 ID:T4pj1UTlo
この強さ…流石特務艦というところかと話してたら
大本営には白兵戦(に限った話ではないけど)最高戦力がいるので…訓練も一味違うんです(遠い目)
と初めて自分のバックボーンを話してくれる
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:30:48.82 ID:Qf3KUvl+O
>>460
>>461
463 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 21:39:26.90 ID:hH4tSGwz0
早霜「うふふ…血が沸るっていうのかしら?こんな気持ち…初めてよ」


速吸「貴女がこちらに合わせたからですよ。多分本当は忍びの技が得意なんですよね?」


早霜「ふふふふ…今度は純粋に…勝負がしたいわ…」


提督「この強さ、流石特務艦というところか…」


速吸「大本営には白兵戦の最高戦力がいるので、訓練も一味違います」


漣「速吸さんよりも強いと…?」


速吸「足元にも及ばないくらい強いです」


漣「ひえぇぇ……」
464 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 21:43:58.21 ID:hH4tSGwz0
提督「…それは信濃か?」


速吸「お答えすることはできません」


漣「やっぱり特務艦ってバケモノだらけなんですよ…」


早霜「……っ」


提督「早霜は念の為医務室に寄ってくれ。速吸、それはいいんだな?」


速吸「速吸が側に居れば問題ありません」


提督「なら早霜を頼んだぞ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:48:01.98 ID:0Xxw38Kso
拳を交えたことで朧げながら速吸が大切な人の為に強く在る事を感じる早霜
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:57:11.89 ID:T4pj1UTlo
速吸が上手いのもあって大事にはいたってない
>>465で自分もそうありたいと考える
大切な人もその周りも護れるようにと
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 22:16:48.10 ID:aQrKf2EYo
医務室に向かうとき速吸に力をつけた理由を聞く早霜
強さのあり方について純粋に気になった
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 22:17:10.27 ID:i/0BOWm/o
少しだけ打ち解けて話す速吸と早霜
469 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 22:25:12.20 ID:hH4tSGwz0
ーー


速吸「大事には至りませんでしたね。ギブアップしなかったから当然ですけど」


早霜「ええ…」


速吸「何か?」


早霜「一つ分かったことがあるの… 貴女はただ強く在りたいだけじゃない…」


早霜「貴女には…大切な人が居るのね」


速吸「お答えすることはできません」


早霜「誤魔化さなくていいわ…拳を交えたからこそ分かったのよ」


速吸「……」


早霜「うまくいってるのかまでは分からないけど…ある程度関係は進んでいるわね」
470 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/08/15(土) 22:29:12.65 ID:hH4tSGwz0
速吸「なぜそう言い切るんですか」


早霜「貴女から…メスの匂いがしたからよ」


速吸「…」


早霜「誤魔化しようの無い…濃い匂いがプンプンしたわ」


速吸「…」


早霜「安心して…私くらいしか嗅ぎ分けられないだろうから…」


速吸「…」


早霜「うふふ…うまくいくといいわね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 22:42:31.22 ID:Qf3KUvl+O
医務室に向かう途中で近くを通った朝霜が転けかけたのを早霜が助けてしまうと速吸が起こすのを手伝う
体捌きも見てとっさの人助けに違反などと言っては何もできないと判断してのこと

早霜は速吸が真面目でも冷血な人物ではないと確信して、だからこそ正しい行動を取るよう改めて心がける
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 22:44:02.80 ID:SqkARpyDO
ところで監視と言っても何をもって任務終了となるのか聞いても良いのかしら?これも答えられない?と早霜
473 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 22:46:21.73 ID:hH4tSGwz0
早霜「ところで…監視と言っても何をもって任務終了となるのか聞いても良いのかしら?」


速吸「…」


早霜「これも答えられないのね…」


速吸「その通りです」


早霜「そう…特務艦も辛いわね」


速吸「辛くなんかありません。特務艦は任務に忠実で無ければいけませんから」
474 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 22:51:16.88 ID:hH4tSGwz0
早霜「姉さんと会うのは…ダメなの?」


速吸「加害者が被害者に会いに行くんですか?」


早霜「……そうなってしまうわよね」


速吸「ついでに言っておきます。一緒に寝るということはありませんが、貴女の隣の部屋で監視を続けます。不審な気配を感じれば無断で部屋に入ります」


早霜「好きにして…」


速吸「夜中に部屋を飛び出したりすれば、違反行為とみなします」


早霜「理由があればいいのよね…?」


速吸「そんな緊急事態は滅多にありませんが、あれば認めます」


早霜「そう…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 22:59:27.29 ID:KGZro0vxo
春雨の大人しくなりようを始め鎮守府の風紀の健全化に感激している羽黒
なんとしてでも速吸の鎮守府残留をと提督に陳情する
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 23:10:44.83 ID:Qf3KUvl+O
医務室に向かう途中で朝霜が近くを通り、こんな時はどうすればいいのかしらと相談してたら朝霜が躓いて転けかける
とっさに早霜が助けてしまうと速吸が起こすのを手伝う
体捌きも見てとっさの人助けに違反とは言えないと判断してのこと

早霜は速吸が真面目でも冷血な人物ではないと確信して、だからこそ正しい行動を取るよう改めて心がける
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 23:10:47.57 ID:GuueErnfO
速吸の様子はどうかと連絡してくる幹部さん
大本営が送った特務艦が鎮守府に対して権力を濫用してないか綾波が査察する方針になったので協力してほしいと
478 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 23:21:27.93 ID:hH4tSGwz0
ギッ…ギッ…


朝霜「……」


早霜「…姉さんは医務室に向かったみたいね。こういう時はどうすればいいの?」


速吸「何もしないで下さい。下手に触ると違反行為です」


早霜「……」


朝霜「…ぁっ」グラッ


速吸「…!」


早霜「姉さん!!」ダキッ


朝霜「お…おぉ……早霜か…」


早霜「姉さん…義足が合わない時は、司令官か誰かに運んでもらってって言ってるじゃない…」


朝霜「一人でも大丈夫だと思ったんだよ…悪い」


速吸「…」


早霜「あ……」
479 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 23:25:12.02 ID:hH4tSGwz0
速吸「人助けは違反とは言えません」


早霜「…良かった」


朝霜「お前が例の速吸か…」


速吸「朝霜さんの事は噂では聞いてますよ」


朝霜「あたいも聞いてるよ、速吸は…」


早霜「姉さん、速吸は真面目だけど冷血な人物ではないわ。そう確信しできたの」


朝霜「……」


早霜「だからこそ私も正しい行動を取れるように、改めて心がけるわ。姉さんの隣に…私も居たいの」


速吸「…」


朝霜「あたいも信じてるからな、早霜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 23:32:24.49 ID:SqkARpyDO
速吸自室にて
記録にある早霜とはだいぶ違いますね
かなりの危険人物だとありましたが…と初日の報告書を纏めながらモニターを見ている速吸
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 23:34:56.59 ID:GuueErnfO
477
482 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 23:44:36.44 ID:hH4tSGwz0
ーー


幹部『速吸君の様子はどうかな?』


提督「ええ、幹部さんもかなり本気だということがよく分かりました」


幹部『んん…?まあ上手くいっているならいいんだ。今日連絡したのはある知らせがあるからなんだ』


幹部『横須賀以外にも大本営が特務艦を送っていてね。その特務艦が各鎮守府に対して権力を濫用してないか調査することになったんだ』


提督「それはどういう調査を…?」


幹部『いわゆる抜き打ちだね。調査に向かうのは次期特務艦隊長…綾波君と言えば分かるかな?』


提督「えぇ……」


幹部『別に彼女では無くても良かったんだが、各地に派遣した特務艦達から綾波君に会わせろと…』


提督「……」
483 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/15(土) 23:48:40.86 ID:hH4tSGwz0
提督「綾波はいつ来るんですか?」


幹部『提督君〜抜き打ちの日にちを聞くのはどうだい?』


提督「…失礼しました」


幹部『いやいや、提督君の鎮守府なら安心だから構わないよ。軽い冗談さ』


幹部『大本営から近い鎮守府から調査しているはずだから、もしかしたらもうそっちに着いているかもしれないね』


提督「もう!?」


幹部『綾波君と会ったら私から連絡があったと伝えておいて欲しい。頼んだよ提督君』


下2 この後の展開やその他起こったことなど
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 23:51:42.71 ID:SqkARpyDO
ダクト内
こちら綾波…横須賀鎮守府への潜入は成功した

(何一人芝居してるんですか)

レ級様には会いたくないし監査もこれで行こうと思うんだけどと
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 23:58:38.89 ID:T4pj1UTlo
速吸は早霜を押さえつけてるわけでもなしカップルを見かけても節度があればそれ自体を悪い事とは言わない
ただ、観察者としてラインを保って接し続けてる
486 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 00:10:48.50 ID:YmyYo3hd0
ーー


漣「うーーん…速吸さんは悪い人じゃないんですよね…」


漣「早霜さんを押さえつけてるわけでも無いし、カップルを見かけても節度があればそれ自体を悪い事とは言いません」


漣「監視者としてのラインを保って接し我々とも続けてると…ふむぅ」


漣「特務艦には嫌な思い出が多いですが、これが本来の特務艦の姿かもしれませんね」


速吸「…」


漣「おや、噂をすれば速吸さんを見かけました……ん?早霜さんの監視はいいんでしょうかね?」


速吸「…」ガチャッ


漣「あの部屋は何も無かったと思いますが……気になりますねぇ」
487 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 00:13:01.45 ID:YmyYo3hd0
漣「速吸さんお邪魔しまーす…」


……


漣「あ…あれぇ…?この部屋に入ったのを見たんですけどね…」


漣「うーーーーん……」


漣「……」


漣「ま、そういうこともあると思っておきましょう」


漣「漣は執務室に戻りますかね。楽しい〜お仕事を〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:15:50.79 ID:4CwulSQDO
なんのフラグなのか解らない…とりあえず>>484
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:22:27.16 ID:v0JSERqXo
484+速吸「綾波様…」綾波「ひいっ!?」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:23:19.83 ID:cbVtj4TeO
速吸の目的は監視がない状態での動きを見ることでダクトから監視をすることに

で綾波は>>484
491 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 00:28:57.72 ID:YmyYo3hd0
ーー横須賀鎮守府、空調ダクト


深海綾波「こちら綾波…横須賀鎮守府への潜入は成功した」


(何一人芝居してるんですか)

深海綾波「だってレ級様には会いたくないし!それに各地の特務艦達にも見つかりたくないから、監査もこれで行こうと思うんだけど」


(いいんじゃないですか)


深海綾波「ここなら早々バレないし、あいつらと顔を合わせなくて済む!流石は私!」


(調子に乗ると痛い目に遭いますよ)


深海綾波「はぁん!この状況でそんなことあるわけないし!」


……


(何か物音がしましたね)
492 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 00:32:47.81 ID:YmyYo3hd0
ズダダッ


速吸「綾波様…!!」


深海綾波「ひいいいいーーー!?なんで、なんでーー!!」


速吸「綾波様の気配に気付かないわけないじゃないですか!」


深海綾波「あぇぇぇぇーーー!!」


(だから言ったのに…)


速吸「綾波様の…体全体で吸い尽くさせて下さいね!」ガバッ


深海綾波「んぅぅぅ〜……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:42:04.86 ID:4CwulSQDO
それはもう吸われました
落ち着いた後には綾波も任務なのだと察して深くは聞かない
私は私の仕事をしっかりするので見ててくださいね綾波様!とキラが付いた
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:42:49.01 ID:m8rEuTQsO
うえ
495 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 00:54:28.09 ID:YmyYo3hd0
ーー


深海綾波「はへ…はへ…はへぇ……」


速吸「綾波様も任務だったんですね。なら深くは聞きません」


深海綾波「こんなに…絞られ…吸われたの…初めて…」


速吸「速吸は仕事をしっかりするので見ててくださいね綾波様!」キラキラ


深海綾波「はいぃぃ…」


速吸「では任務に戻ります。またお会いしましょうね綾波様!」シュバッ


(とことんヤられましたね)


深海綾波「う…動けないくらい……やられた…」


(調子に乗るから)


深海綾波「すぐ終わるぅ〜……」


ーー
496 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 00:54:55.92 ID:YmyYo3hd0
今日はここまでです


コメントなどあればお願いします
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 01:01:53.77 ID:4CwulSQDO
お疲れ様でした
速吸だったのは何かの運命か

今まで特務艦はちょっと強いモブくらいのイメージだったけどしっかり化け物揃いのようで…
初日からいきなり監査が入るのはどうなんだろうと思ったけど全体でやってるとしたのは上手い
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 01:12:36.09 ID:cbVtj4TeO
おつです

>>497
今日はって幹部さんのセリフがあったし漣の反応的に数日経ってるんじゃないかな?
そして最大戦力とは信濃なのか武蔵なのか…はたまたどっちもなのか
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 10:17:31.90 ID:f5vSIvnuo
おつおつ
幹部さん的には綾波が実質支配してる特務艦娘は都合が良いと思ってるんだろうな…
500 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 19:24:02.91 ID:YmyYo3hd0
ーー深夜


朝霜「んぅぅ…ごめんなパパ…満足させられなくて……」


提督「俺は何も気にしていない」


朝霜「本当はママも分も……頑張らないといけないのに…」


提督「…朝霜を満足させられれば十分なんだ。さぁもう寝よう」


朝霜「ごめん……ごめんな…」


提督「……」


提督「俺も…寝よう」
501 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 19:26:05.06 ID:YmyYo3hd0
提督「……」


キイッ


提督「……誰だ…?」


朝霜「ん……」


提督「朝霜は寝てるな……よし…」


提督「……」ガチャッ


提督「……雲龍か」


雲龍「私の部屋に来て」


提督「…分かった」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 19:28:14.15 ID:t7vEbyaL0
手取り足取り腰を取り……
雲龍とギシアンしましたとさ
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 19:33:41.66 ID:qgb9Gn/LO
最近の提督の調子について心配して話
朝霜も安定してきているし霞は今大事な時期、漣と潜水新棲姫はアレのおかげで二人の時間が大切になってるので
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 19:39:37.47 ID:6OHlEqPlo
変な改行の人帰ってきた…?
505 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 19:46:06.85 ID:YmyYo3hd0
ーー雲龍の部屋


提督「何の用なんだ?」


雲龍「最近の提督の調子が心配だったのよ。朝霜は安定してきているし霞は今が一番大事な時期」


雲龍「漣と潜水新棲姫はアレのおかげで二人の時間が大切になってる。そして龍驤さんは帰ってこれない」


提督「…そうだな」


雲龍「提督の行動を見て皆んなは変わり始めてる。でも肝心の提督が倒れたら意味無いのよ」


提督「俺は大丈夫だ」


雲龍「大丈夫じゃなさそうに見えたから私の部屋まで呼び出したのよ」


提督「……」
506 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/08/16(日) 19:52:55.22 ID:YmyYo3hd0
雲龍「提督、私を使って」


提督「…どういう意味だ」


雲龍「分かるでしょう」


提督「……」


雲龍「私を拾ってくれた時から、ずっと貴方の事を思ってた。私が体を磨き上げたのは貴方の為でもあるの」


雲龍「抱いて」


雲龍「愛はいらない。貴方の性処理ができればそれでいい」


雲龍「貴方の為なら一晩で何十回も抱かれてもいい」


雲龍「私で…心も体も癒されて」


雲龍「お願い……提督」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 19:54:45.56 ID:t7vEbyaL0
断わる理由は何もない。早速やろう
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:00:21.20 ID:4CwulSQDO
心配してくれるのは嬉しい
だが俺はそうしていつまでも甘えるだけの情けない男でいるわけにはいかないんだ…
でなければいずれは提督を下ろされると自身も薄々理解している
509 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 20:12:28.87 ID:YmyYo3hd0
提督「心配してくれるのは嬉しい、だが俺はいつまでも甘えるだけの情けない男でいるわけにはいかないんだ」


雲龍「提督…」


提督「そうでなければいずれ提督を下ろされる。まだ提督を辞めるわけにはいかないんだ」


雲龍「……」


提督「分かってくれたか、雲龍?」


雲龍「……」ポロポロ


提督「雲龍…」


雲龍「私では…貴方を助けられないのね……」


提督「違う、そうじゃないんだ」


雲龍「何も違わない…これが霞や龍驤さんなら…貴方は受け入れていた…」


提督「違う……」
510 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 20:15:39.18 ID:YmyYo3hd0
雲龍「私達を…信じてくれないの…?」


提督「信じているからこそなんだ。提督が艦娘に甘えるだなんて本当はおかしい」


雲龍「じゃあ教えて……私と霞…何が違ったの…」


提督「それは…」


雲龍「黒潮も神通も……貴方を助けたいと思ってる…提督だからここまでついてきたの…」


雲龍「貴方を助けられないなら…ここに居る必要は無い…」


雲龍「提督……私達を捨てて…」


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:22:50.14 ID:t7vEbyaL0
「艦娘たちの愛が眠る場所だから」
なんてんでリフォームを図る提督
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:25:30.95 ID:6OHlEqPlo
何も違わない、あの時雲龍のおかげですごく癒やされたのは事実だ。だからこそ頼れない。
まだ誰にも話していないが信頼しているからこそ雲龍に話す。
俺は愛が欲しかった、愛されたかった、だからみんなに依存して助けられた。でも変わる時が来たんだ。
ここを乗り越えられるかどうかでこの先が決まると思っている。
わがままだとはわかっているがもう少しだけ見守ってほしい。

頭を下げてお願いする
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:26:55.95 ID:m7AKjOrRo
侮ってくれるな雲龍
お前は俺を「お前は身体しか価値がない」と言う下衆な人間にするつもりか
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:33:58.14 ID:xH2n/plvo
改行の人最近見ないと思ってたけどやっぱ戻ってきたのか
案の定クソ安価だし
515 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 20:34:48.53 ID:YmyYo3hd0
提督「何も違わない、あの時雲龍のおかげですごく癒やされたのは事実なんだ」


雲龍「じゃあ…」


提督「だからこそ今は頼れない。まだ誰にも話していないが信頼しているからこそ雲龍に話す…」


提督「俺は愛が欲しかった。愛されたかった、だから皆んなに依存して助けられたんだ」


提督「だが…変わる時が来たんだ。ここを乗り越えられるかどうかでこの先が決まると思っている」


雲龍「俺の我儘だとはわかっているが、もう少しだけ見守って欲しい」


雲龍「……ん…」


雲龍「提督の言いたい事は…分かったわ……」
516 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 20:41:59.87 ID:YmyYo3hd0
雲龍「迷惑かけて…ごめんなさい……」


提督「謝らないでくれ、勝手を言っている俺が悪いんだ」


雲龍「……狡いわよ」


提督「雲龍や黒潮達にも感謝の気持ちしか無い。俺が提督の間はこの感謝を返す方法は限られているが、そうじゃ無くなった時、必ず返す」


雲龍「そこまで……考えているのね」


提督「あぁ、今では無いが近い将来提督という仕事は辞める。俺には…守りたいものがあるんだ」


雲龍「龍驤さん…」


提督「龍驤の為に俺の人生を使いたい。それが俺のやるべきことなんだ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:44:11.25 ID:t7vEbyaL0
マッサージをやめ、パイタッチで艦娘たちに迫る提督
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:45:52.81 ID:Q4DRXK05O
……ん?
ちょっと待って、提督、辞めるつもりなの?
貴方、すでにそこまで考えているの?
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 20:46:15.98 ID:4CwulSQDO
それなら私達がする事は貴方が居なくなってもちゃんと生きていけるようになる事ね
私達も貴方の優しさに甘えてばかりだった…提督の負担になっていると解っていて止められなかったと雲龍
520 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 20:53:23.94 ID:YmyYo3hd0
雲龍「なら私達がする事は…貴方が居なくなってもちゃんと生きていけるようになる事ね…」


雲龍「私達も貴方の優しさに甘えてばかりだった…提督の負担になっていると解っていても止められなかったの…」


提督「いや、その環境を作ったのは俺なんだ」


雲龍「提督だけ……?」


提督「俺と…龍驤だな……」


雲龍「そうよね…」


提督「これから厳しくするとは言わない、だがこれまで通りとはいかないだろう」


雲龍「皆んな…薄々だけど気付いてるわ……」


提督「…そうか」
521 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 20:58:14.45 ID:YmyYo3hd0
雲龍「いつ…提督を辞めるの…?」


提督「そうだな、横須賀鎮守府を捨てたと思われないことが最低条件だな」


雲龍「結果を出すということ…?」


提督「それに近いな。俺がやるべきことは全て終えて、次の提督をここに着任させたい…そうなった時が俺の辞める時だ」


雲龍「皆んなが変われば…すぐにそうなるかもしれないわね…」


提督「……皆んなを信頼してるからな」


雲龍「貴方の艦娘として…提督の幸せを願うのは当然よね」


提督「これからも宜しく頼む」


雲龍「提督の為なら……いくらでも頑張るわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:02:36.30 ID:f5vSIvnuo
提督を辞める事関係も出来れば大っぴらに広めないで欲しいと提督
わかってるわ…ふふっ、二人の秘密ねと雲龍
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:05:46.87 ID:PId5hr9VO
>>522
じゃあ…真夜中だけれど少しだけお茶に付き合ってもらえるかしら
ハーブティーはお肌にいいし寝付きも良くなるから

その後部屋に戻るとよく眠れた提督
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:07:02.19 ID:t7vEbyaL0
提督引退の噂を速吸が耳にしていた
525 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 21:14:55.76 ID:YmyYo3hd0
提督「…雲龍、俺が提督を辞める事は出来れば広めないで欲しい」


雲龍「わかってるわ…ふふっ、二人だけの秘密ね」


提督「そうなるな…」


雲龍「そうだ…真夜中だけれど少しだけお茶に付き合ってもらえるかしら」


提督「今からか?」


雲龍「ハーブティーはお肌にいいし寝付きも良くなるのよ。性欲を発散させなくてもぐっすり眠れると思うわ」


提督「……いただこうか」


雲龍「もう用意はしてあったの。すぐに飲めるから遠慮なくどうぞ」
526 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 21:17:22.70 ID:YmyYo3hd0
ーー提督の部屋


ガチャッ


朝霜「んん……?」


提督「すまない、起こしてしまったか」


朝霜「パパぁ…」


提督「よしよし、もう遅いし寝ような」


朝霜「パパは…ちゃんと…寝れんのか……」


提督「あぁ…今日はぐっすり眠れそうだよ」


朝霜「ん……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:17:51.32 ID:4CwulSQDO
提督にはああ言ったがそう簡単に変わらないのが人の心
一部の艦娘は提督が辞めると知ったら何をするか解らないと危惧する雲龍
私だって以前なら身体を使ってでも無理矢理提督を繋ぎ止めようとしたはず
バレてしまう前に何とかなればいいけれど
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:19:26.19 ID:t7vEbyaL0
朝霜の夢に雲龍が入り込む
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:28:22.97 ID:f5vSIvnuo
>>527
530 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 21:33:44.71 ID:YmyYo3hd0
ーー翌日


雲龍「提督にはああ言ったけど、そう簡単に変わらないのが人の心なのよね」


雲龍「一部の艦娘は提督が辞めると知ったら何をするか解らない…」


雲龍「私だって前なら身体を使ってでも無理矢理提督を繋ぎ止めようとしたはず。皆んなにバレてしまう前に何とかなればいいけれど…」


雲龍「古参の中で一番危なそうなのは神通よね。次点で黒潮…」


雲龍「神通は……少し探っておいた方がいいわね」


雲龍「あの子も提督の事は好きなはず。表に出していないだけで、強く思っている」


雲龍「暴れてしまったら対処できないけど…それくらいのリスクは承知でやるしかないわ」
531 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 21:38:52.98 ID:YmyYo3hd0
ーー


神通「ハーブティーですか…」


雲龍「提督とも飲んだけど、気に入ってたわよ」


神通「提督が…それでは頂きます…」


雲龍(提督の名前が出るだけで僅かに反応が変わる…付き合いが長いからこそ分かるのよ)


神通「〜〜……」


雲龍「そんな味なのよ。提督は漢方と思えばかなり美味しいと言ってたわ」


神通「そう言われれば…そうですね…」


雲龍「そのハーブティーはリラックス効果があるから提督に勧めたんだけど、もし提督を辞めたらストレスも溜まらなくて済むわよね」


雲龍(さぁ…どんな反応をするかしら?)


神通「安価」


下2 神通の台詞やその他起こったことなど
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 22:01:50.53 ID:6OHlEqPlo
提督も…いつかは辞める時が来るのでしょうか…
どんなことも永遠に続くとは限らない…それは分かっているんです…
雲龍さんのお悩み相談室開催!
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 22:03:00.48 ID:m7AKjOrRo
>>532
534 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 22:13:11.55 ID:YmyYo3hd0
神通「提督も…いつかは辞める時が来るのでしょうか…」


雲龍「そうでしょうね」


神通「どんなことも…永遠に続くとは限らない…それは分かっているんです…」


雲龍「提督から離れたくないのね」


神通「……」


雲龍「私もそう思ってたわ。けど最近の提督を見てそれじゃいけないと思うようになったの」


雲龍「提督は変わろうとしてる。なら私達も変わらないといけないのよ」


神通「変わる……」


雲龍「それが私達にできる唯一の方法よ」
535 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 22:21:00.16 ID:YmyYo3hd0
雲龍「提督が新しい道を行くなら後押ししてあげる。それが私達の使命よ」


雲龍「私達は提督に助けられてここまで来た。だけどずっと甘えてばかりだった」


雲龍「だから今度は提督を…助けてあげるの」


神通「……」


雲龍(今答えを出なさくてもいい。提督が居なくなった時の事を考えてくれればいいの)


雲龍(神通でこれなら黒潮達は危険は無さそうね。皆んなには少しずつ意識してもらえれば…)


雲龍(提督にこれ以上迷惑をかけたくない。だから…)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 22:30:14.74 ID:f5vSIvnuo
神通パート
提督を助ける…自分にできる事は…浮かんでくる思い出と共に思案する
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 22:35:50.04 ID:PId5hr9VO
>>532
戦うこと強くなること、それしかできないと思っていたけれど…
もっとみんなの水準を引き上げる縁の下の力持ちになれればと考える
自分の為ではなくみんなの為に
そうすると自ずと道は開けてくる
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 22:36:17.64 ID:PId5hr9VO
あ、安価ミスです
>>536でした
539 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 22:49:17.78 ID:YmyYo3hd0
ーー食堂


神通「提督を助ける…自分にできる事……」


神通「戦うこと、強くなること…それしかできないと思っていたけれど…」


神通「もっと皆んなの水準を…引き上げるような縁の下の力持ちになれれば…」


神通「自分の為ではなく…皆んなの為…そうすれば自ずと…道は開けてくる…」


神通「提督が…辞めてしまった後も……」


黒潮「なーにしかめっ面しとんのよ」


神通「少し…考え事を…」


黒潮「悩みどころやったら聞いたるで?」


神通「悩みというより…やるべきことが決まったんです…」
540 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 22:55:38.52 ID:YmyYo3hd0
神通「黒潮さんは…提督が辞めてしまったらどうしますか…?」


黒潮「司令はんが?それは無いで」


神通「いいえ…あります…」


黒潮「何で?」


神通「雲龍さんが突然…そんな事を言い出したんです…」


黒潮「……雲龍か」


神通「きっと提督から…そんな話を聞いたんです…」


黒潮「アイツも司令はんの事では分かりやすい奴やからな。そうか司令はんが…」


神通「私は…皆さんの力になれればと思ったんです…」


黒潮「…うちも色々と考えとかなあかんな。ありがとうやで神通」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 23:00:09.13 ID:4CwulSQDO
黒潮
司令はんが辞める…?
うちら捨てられるんやろか

伝言ゲームみたいになるのはやばい
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 23:00:38.43 ID:f4GOr8dfo
やるべき事の為、(演習に)付き合って欲しいと言う神通
快諾する黒潮
そして黒潮は魚に餌やりするほどしごかれることとなった…
543 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 23:12:51.78 ID:YmyYo3hd0
ーー演習場


黒潮「やるべき事の為に演習に付き合って欲しいやなんてなぁ。思い立ったら即行動の神通らしいわ」


神通「……」ぶつぶつ


黒潮「うちは結局改二に戻すことは無かったなぁ。やっぱり副作用が強過ぎるわ」


黒潮「司令はんの為って言うんやったら無理にでも改二になるけど…」


神通「……よし」


黒潮「そうやんな、やっぱりうち……」


神通「行きますよ黒潮さん…」


黒潮「…あ、いつでもええよ〜」


神通「では……本気で行きます」ギュンッ


黒潮「……ん?今本気って言うた…?」
544 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 23:20:22.93 ID:YmyYo3hd0
ーー


神通「あの…!手伝ってくれませんか…!」


加古「あたし?悪いけど神通の相手になれるほど強く無いよ」


神通「違います!演習がしたいんじゃなくて、黒潮さんを一緒に運んで欲しいんです!」


加古「ん……?あ、演習場に居るの黒潮か。でもなんかしゃがんでる…?」


神通「あの…少しやり過ぎてしまって…黒潮さんが……」


加古「あ〜〜…お魚さんに餌やってるんだ…」


神通「よりによって…食後でしたので…」


加古「黒潮って大食いだから出る量も凄いもんね。分かった、あたしが手伝うよ」


神通「ありがとうございます…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 23:23:17.71 ID:6OHlEqPlo
黒潮がぱくぱくエサ()を食べてる魚眺めながら

もうやること見つけたで…こういうときのための調整役や…
こんな手のかかるやんちゃがおるんやから当分暇せんで…
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 23:24:53.77 ID:m7AKjOrRo
>>545
547 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 23:36:03.04 ID:YmyYo3hd0
黒潮「お"ぇぇぇぇ…」


黒潮「もうやること…見つけたで…こういうときのための…調整役や…」


黒潮「……げろっ…」


黒潮「はぁ……ぉえ…」


黒潮「こんな手のかかる…やんちゃがおるんや…当分暇せんで…」


黒潮「……ぉぇ…」


黒潮「そうや……もう一つあったわ……」


黒潮「調整役が弱かったらあかん…改二を……自分のものにして…ほんで……」


黒潮「お"ぇぇえええっ……!!」


加古「おーい黒潮〜」ザザザッ


神通「助っ人を呼んできました…!」
548 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/16(日) 23:39:52.35 ID:YmyYo3hd0
ーー


加古「提督が…マジかぁ…」


神通「すぐという訳ではないでしょうけど…」


加古「いや、思い当たるのはあるよ。最近いつもと違うなって思ってたのはそれなんだ」


神通「やっぱり加古さんも…」


加古「違和感は感じてたよ。でも悪い意味じゃなかったから気付かないフリはしてた。でもその話を聞いて納得した」


黒潮「お前らな……うちが…苦しんでる…」


神通「ごめんなさい黒潮さん…!」


加古「別に病気じゃないんだし心配しなくても平気でしょ?」


黒潮「吐くほど演習させられとんねん…心配せぇ…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 23:43:49.32 ID:4CwulSQDO
再び改二になる為にはあの頭痛をどうにかしなければと明石に相談しに行く黒潮
漣のやつにも差を付けられっぱなしやしな…とライバル認定
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