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【咲安価】京太郎「清澄の探索者」その2【ADV】

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45 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/27(日) 19:39:01.41 ID:TEm/A0tR0
21/91→成功!


和「この花は...」

和「......ごめんなさい、わかりません」

京太郎「いや、いいんだ。そりゃあ和も知らないことくらいあるよな」

そうは言いつつも、内心俺は落胆していた。和に聞いて分からなければどうすれば――

咲「あ、私この花知ってるよ」

――いつの間にか咲は俺の肩に寄りかかり、携帯の画面を覗き込んでいた。

咲「ほら、中学生の頃登山に行ったでしょ?あの時一緒に見た花に似てないかな」

京太郎「...?」

2年前に学校で登った時の話か...そう言われ必死に記憶を辿る。
......ダメだ、全く思い出せない。

咲「...」ムスッ

咲「...まあいいけど。名前は確か『キタダケソウ』だったよ」

咲「でも色は紫が入ってなくて、もっと白かったような...」

京太郎「そうなのか。でもなんであんなに山積みになってたんだ?」

咲「山積みって?」

優希「大学生の車のトランクにカゴがあって、その中に沢山入ってたんだじぇ」

咲「へぇ...なんでだろう」

和「...!」コホン

和「その人たちは、きっと転売目的なのではないでしょうか」

京太郎「転売?」

和「見たことはありませんでしたが、名前だけは聞いたことがあります」

和「確か『キタダケソウ』は盗掘のせいで個体数が減り、絶滅危惧種に指定されていたはずです」

和「きっとその花も『キタダケソウ』の近縁種で貴重なものなのでしょう」

優希「すごいじぇ!やっぱりのどちゃんは頼りになるな!」

京太郎「ああ、流石和としか言いようがないぜ...」

和「...//」テレッ

あ、照れてる和かわいい。
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