【艦これ】鹿島「母性が溢れる薬?」

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1 : ◆1nspp/W0HA [sage]:2020/11/03(火) 05:37:41.69 ID:xIcelz5U0
鹿島「あのー……提督さん。今、お時間よろしいでしょうか」

提督「ちょっと待って。グルメレースやってるから」

鹿島「いや、仕事して下さいよ」

鹿島「じゃなくて!……私って何か特徴ありますか?」

提督「急にどうしたのさ」

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2 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:11:19.89 ID:xIcelz5U0
鹿島「ほら、他の鎮守府には後輩系鹿島やらサキュバス系鹿島とか居るじゃないですか」

鹿島「他の鎮守府の私と比べると個性が無い気がして……私だけ影が薄いといいますか」

提督「確かに鹿島からは有明の女王とやらの威厳は感じられないし、後輩属性は皆無だからなぁ」

提督(小動物感はあるけど)

鹿島「他の私が淫魔像とかドスケベとか言われてるくらい淫乱ピンクオーラが出てるのに、私からは微塵も感じられないとか不公平ですぅ!!」ジタバタジタバタ

提督「執務室で暴れんな」
3 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:11:57.22 ID:xIcelz5U0
鹿島「はっ……!提督を夜戦で轟沈させれば私もサキュバスになれる……?」

提督「もっと自分の身体を大切にしなさい」

提督「そういうのはもっと段階を踏んでからだな……」

鹿島「鹿島の処女をもらっ?? 提督「やめい」
4 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:13:19.11 ID:xIcelz5U0
提督「自分には自分だけの個性があるもんだ。そこまで悩む必要は無いと思うぞ」

鹿島「じゃあ鹿島の個性を挙げてみてくださいよ!」

提督「……(目を逸らす)」

鹿島「やっぱり無いじゃないですかああああぁぁぁぁ!!」

提督「あっ!愛嬌がある所がワドルディに似てる!」

鹿島「それスカじゃないですか!!」
5 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:14:32.49 ID:xIcelz5U0
鹿島「私にはコピー能力も特徴も無いって言いたいんですか!?」

提督「そこまでは言ってないよ」

提督「ただパッとしないなぁってだけ」

鹿島「ちくしょう!こんな提督さんと居られるもんですか!私は部屋に帰らせてもらいます!」ガチャ!!
6 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:15:35.88 ID:xIcelz5U0
提督「おい、職務をほったらかして帰ろうとするな」

鹿島「提督さんのアホーーーー!!!!この短小ハゲーーーー!!!!」ダダダダダ

提督「誰が短小ハゲだ!!」
7 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:18:22.36 ID:xIcelz5U0
鹿島(提督さんったら酷いです!いつも秘書艦にしてくれてるんですから個性の一つだって見つけてくれても良いじゃないですか!)プンプン

鹿島「こうなったら私だけの個性を身に付けてやります!」


鹿島「……という訳で明石さんに解決策を聞きに来ました」

明石「そんな理由で私が巻き込まれるのは不服なんですけど」

鹿島「よろしくお願いします」ペコッ

明石「よろしくお願いしますじゃないですよ」
8 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:19:42.11 ID:xIcelz5U0
明石「いきなり私の私室に乗り込んで来たと思ったらべらべら語り出して何なんですか」

明石「作業がてら全部聞いちゃった私も悪いけどさぁ……」

明石「正直、今の開発が終わるまでトラブルを持ち込まれると困るんですよねぇ」
9 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:20:18.51 ID:xIcelz5U0
明石「前回ちょっと実験……もといトラブルを起こしたので提督の目が厳しくて」

明石「なのでそういった開発はちょっとご遠慮したいと言いますか……」

鹿島「そこを何とか!」

明石「そう言われてもー……」

鹿島「この通り!」

明石「この通りって、それ土下座じゃなくて前屈ですよね」
10 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:21:08.81 ID:xIcelz5U0
鹿島「駄目ですか……」

明石「惚気はまた今度改めて聞きますんで、今日の所はー」

明石(……いや待てよ)

明石「確かサンプルが足りなくて腐らせていたアイテムがあった気が……」ゴソゴソ

明石「あった!これだ!」

鹿島「なんですか?その怪しい瓶は」

明石「母性が溢れる薬ー」
11 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:21:43.31 ID:xIcelz5U0
明石「これを飲めば、たちまち身体中からママみフェロモンが溢れる薬なんですよ!」

鹿島(とても胡散臭いです……)

明石「属性が無くて困っているのであれば、安直ですがママになってみては如何でしょう」

鹿島「ま、ママにっ!?」

鹿島「そんなっ……結婚もまだしてないのにママだなんて……///」

鹿島「も、勿論好きな男性はいますけどぉ」モジモジ
12 : ◆1nspp/W0HA [sage saga]:2020/11/03(火) 20:22:51.34 ID:xIcelz5U0
明石「……まぁ、飲むか飲まないかはあなたに任せますけど」

明石「これを飲めば貴女の悩みは解決するかと」

鹿島「」ゴクリ

明石「それに……」

明石「ママ属性は男性受けが良いらしいですよ」ヒソヒソ

鹿島「え……!」ピクッ
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