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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part12

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114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 14:40:55.14 ID:3UtTuCkrO
死にに行こう1
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 14:49:28.22 ID:YnDt3rVCO
1
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 15:49:39.00 ID:ol4DxwOT0
逆張りマン抱えて全員生存とか何回やり直せばいいんだか
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 16:54:23.47 ID:5enTNwTwO
2周目らしいから参加して好きにしてみようと思ったが既に流れが決まってるのかこの新規を受け付けない感じ嫌だな
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 17:22:11.18 ID:vK7i8RRlo
声のでかい奴が勝手に仕切ってるだけやで
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 18:39:09.14 ID:cfT9A/oK0
わざわざ他の奴らを納得させる必要ないけどさ
せめて「朝比奈単独見たい」とか一言くれよ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 18:58:20.20 ID:Sv6Q4B1qO
別に流れなんて決まってないからお前が好きな選択肢を飛行機飛ばして奪いな
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 19:13:42.13 ID:rllf/uJfO
安価なんて取ったやつが正義だけど大多数の意見ぶったぎって
全然違うの取ったら反感食らうのは当たり前っちゃ当たり前
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 20:16:57.03 ID:uxOCFJND0
意見違う安価取るなら取る前に違うのやりたいって言ってほしいってことだね
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 22:52:29.70 ID:k0pt+rzg0
ルートめっちゃある上に難易度高いから、ある程度歩調合わせんと阿鼻叫喚なんよね
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 00:40:20.48 ID:kNFSvQKYO
取った後ですら理由言ってるの見たことないからな
本当に見たいルートがあるのだとしても、こうやってやり直し食らうんだから意味ないだろ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/11/30(月) 01:17:58.42 ID:+802b2bJO
体育館

俺「ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!」

モノクマ「残念だけど、学園長の命令は絶対だよ」

俺「だから、お前の命令をわざわざこっちが聞く必要が無いんだよ」ガシッ

舞園「あっ…」

モノクマ「わあっ!?学園長への暴力は校則違反だよーっ!!」ジタバタ

俺「はぁ?意味が分からん」

モノクマ「」

俺「とにかく、降ろして欲しかったら俺達をここから今すぐ解放しろ」

俺「あと携帯も返せ」

モノクマ「」

俺「あれ?何だこいつ…何も話さなくなった?」

モノクマ「」ピコン...ピコン...

俺「うん?何だこの音?」

モノクマ「」ピコンピコンピコン

俺「あれ?どんどん音が早くなってるような…?」

霧切「…!」ハッ

霧切「危ない!投げて!!」

俺「えっ…?」チラッ

モノクマ「」ピインピインピインピイン!!

霧切「いいから早く!!」



コンマ下二桁
41以上反射神経は良かった俺、霧切の言葉に咄嗟に反応してモノクマを放り投げた
40以下咄嗟に反応できなかった俺、見せしめに殺された…

安価下
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 01:27:21.45 ID:nTcpvwfS0
4ぞ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 01:27:33.21 ID:7woVlrGbo
エンジョイ!
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 01:45:16.66 ID:yqn6JYifO
違う安価とるにしても他者の協力がないと最後までルートは進めない
安価取る前に他者を説得する方を考えたほうがいいぞ
まぁ24時間このスレを監視して安価全部とってやると考えてるなら別だろうけど
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 02:55:30.70 ID:Df7HOUB70
飛行機びゅんびゅん前提で麻痺してるけど
多数決だから1人で勝手に進めるスレではないんだぞ
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 09:57:31.57 ID:7iGt+MmGO
振り直しで
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 10:16:35.45 ID:RoqfGBLQO
この先[ピーーー]る場所確か遠かった筈だから確かに振り直しも有りな気もする
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 10:18:39.54 ID:yLPUGCy70
k
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 10:53:01.78 ID:NHCu/P8IO
苗木いないから裁判で[ピーーー]るし振り直しはない
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 11:42:28.64 ID:UnczrrCgO
裁判までめちゃくちゃ遠い
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 11:54:32.10 ID:2U43znGYO
言うてコミュ二三回やし苗木おらんところは前の使い回せるしそんなに時間かからんやろ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/30(月) 13:14:15.11 ID:Df7HOUB70
有りな訳ねえだろ
40以下でやり直すために振り直して、その後どうする気なんだ
まさか選択肢全部正解してコンマ全部成功すると思ってるのか
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/01(火) 10:21:53.18 ID:9BES+XoYO
コンマ45
体育館

俺「う、うわああぁぁっ!?」ポイッ

モノクマ「」ヒュ-ン
モノクマ「」ドガ-ン

俺「はっ!?」

他の生徒達「」ビクッ! 」

大和田「爆発しやがった…」

俺「…。」ドクンツドクンッ...

俺(も、もし…間に合わなかったら俺の両腕は今頃…)ゴクリッ...

不二咲「あのぬいぐるみ死んだの?…」

『ぬいぐるみじゃなくて、モノクマ!』

モノクマ「じゃーん」ピョ-ン

俺「お前!?」ビクッ!

モノクマ「今のは警告だけで許すけど、今後拘束違反者を発見した場合。今みたいなグレートな体罰を発動しちゃうからね」

俺「…。」

俺(こいつはヤバイ……)

モノクマ「ではでは入学式はこれにて終了となります。豊かで陰惨な学園生活をどうぞ楽しんで下さいね」ウイ-ン...

周りの生徒達「…。」ビクビク

セレス「この中の誰かを殺せば、ここから出られると言う訳ですね」

石丸「そんな馬鹿げた話…!」

不二咲「ねぇ…嘘だよね?…」ウルウル...

十神「フン、嘘か本当かが問題ではない。オレ達の中に、その話を本気にする奴がいるかどうかだ」

俺「……。」

『あ、そうそう。そこの生徒手帳は一人一つずつ受け取っておいてね』

『校則の事とか色々書いてあるから、しっかり読んでおくように』

俺「うん?生徒手帳…?」スタスタ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/01(火) 10:36:20.46 ID:9BES+XoYO
体育館

葉隠の電子手帳「」ピコ-ン

葉隠「かっけーなこの電子手帳。アリかもしれん」

俺「…。」

俺の電子手帳「」ピコ-ン

俺(俺の名前、超高校級の幸運…身長や体重まで書いてある)

俺「…個人情報をいつの間に掴んだんだ?」

大神「はー…フン!」ブウンッ

鉄のシャッター「」バシッ

大神「我の力でも無理だ…」

大和田「こっちもだ」スタスタ

石丸「諸君!希望を捨てちゃダメだ!きっと何処かに脱出できる糸口がある筈だ!」

朝日奈「うん!ここでクヨクヨしていても、何も解決しないもんね!」

大神「…そうだな」

桑田「しゃーねえ、皆んな探索すっぞ」

俺「ああ、やはり手分けして捜索するしか無いな」

十神「オレは一人で行くぞ」

俺「と、十神…君?…」

江ノ島「どーしてよ!」

十神「この中には既に他人を殺そうと目論んでる奴が居るかもしれんからな」スタスタ

舞園「そんな事…」

十神「無いとは言い切れん筈だ」スタスタ

舞園「…。」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/01(火) 10:39:58.44 ID:+nP+DsL10
すげえ時間から始まった
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/01(火) 10:40:40.30 ID:9BES+XoYO
体育館

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

十神「どけよプランクトン」

大和田「あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

俺「待ってくれ!今は俺達で喧嘩なんかしてる所なんかじゃ…」

大和田「あぁん?今綺麗事言ったな?」ギロッ

俺「うん?…」

大和田「俺に教えを説くっつーのか!?」

俺「べ、別に…。そ、そんなつもりじゃ…」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

俺「!?」

俺(な、殴られる…!?)


コンマ下二桁
81以上そこそこ喧嘩慣れしていた俺、見事に受け止めた(大和田好感度+2、不二咲好感度+1)
80以下俺は殴られて気絶した

安価下
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/01(火) 10:51:50.15 ID:9j1Uj/Igo
エンジョイ!
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/01(火) 13:49:12.05 ID:OgvsDI0OO
コンマ15
体育館

ブウンッ!!

俺「ごはっ!?」ドガッ!

舞園「キャアッ!?」

俺(…喧嘩もマトモにした事無かった俺は、顔面を殴られて見事に芸術的に宙を舞った)

俺(そして……)

俺「」ドサッ



───視界が暗転した…
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/01(火) 14:01:24.58 ID:OgvsDI0OO
──数時間後
俺部屋

俺「うっ……」パチリッ

俺「……。」

俺「あれ?……」パチパチ...

天井「」

俺「…知らない天井だ」

俺(ここは何処だ?)ムクリッ

俺「……。」

机「」
椅子「」
ベッド「」

俺「う、うーん……」

俺(何だっけ……?何で俺、こんな所で寝てるんだったっけ?)


大和田『俺に教えを説くっつーのか!?』

俺『べ、別に…。そ、そんなつもりじゃ…』

大和田『うっせえ!!』ブウンッ!!




俺「ッ……」ゾクッ...

俺「あぁそっか…。俺ってば殴られて気絶したのか?」

俺「ならここはいったい…?」スタスタ



──数分後


俺(机の引き出しの中に入ってたこれって…)

工具セット「」
モノクマからの手紙「」

俺「男子には工具セット…女子には裁縫セットと人体急所の書かれた図を用意…」

俺「……。」チラッ

監視カメラ「」
鉄板て打ち付けられた窓「」

俺「希望ヶ峰学園…だよな?…」

俺「ならここは個室って所かな?」

俺「……。」

俺「俺以外の皆んなはどうしてるんだろ?見に行ってみよう」スタスタ

扉「」ガチャッ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 16:45:23.59 ID:UXNoURnI0
これ今は全員生存ルートと真ハーレムルートとダブルヒロインのどれを目指してるの?個人的には全員生存見てみたいんだけど(江ノ島戦刃の生死は問わず)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 16:52:02.42 ID:D7npdwWq0
最初からやり直した時点でダブルヒロインはないが
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 17:01:11.27 ID:d9jR3O02O
個人的には全員生存目指してるが初っぱなで躓いたっぽいので
死にに行ってる
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 17:19:24.43 ID:ZMfsiJV7O
俺はなるべく生存させた霧切単独が見たい
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 17:25:21.31 ID:IikkMBQu0
まぁ一回クリアしたし、グダグダ泥沼プレイをやるのも悪くない
皆で盛大に争うのだ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 23:05:36.40 ID:v+J+9o+f0
なんでも良いけど2ルート入りたい
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/02(水) 23:27:15.76 ID:L54lW1Rg0
2ルートは詳しい条件はわかってないけどちーちゃんの生存はたぶん必須だよな
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/03(木) 13:08:21.40 ID:Azkk3QBT0
廊下

俺「あ…」

朝日奈「あ、俺!大丈夫!?」

俺「うん、何か寝てたらしい…と言うか朝日奈さん?ここは?」

朝日奈「各自割り当てられてた個室みたい。大神さんが気絶した俺を運んでくれたんだよ」

俺「大神さん…?あぁ、あの超高校級の格闘家の…」

朝日奈「大和田もやり過ぎだよね。こんな時に俺を殴るなんてさ!」

俺「まぁ仕方ないよ…。急にこんな訳の分からない事態に陥ったんだし…」

俺「それより皆んなは?」

朝日奈「あぁ、あの後解散になって皆んななら今頃この学園を探索してるよ」

俺「探索?朝日奈さんは行かなくて良かったのか?」

朝日奈「うーん…そりゃあ行きたい気持ちはあったけど、今のところ一番仲が良いの俺だからここで起きるまで待っとこうかなって」

俺「そうなんだ。ありがとう」

朝日奈「えへへ。気にしなくて良いよ」

朝日奈「おっとそうだ。そろそろ食堂で報告会をするって石丸が言ってたよ」

俺「報告会?」

朝日奈「うん。皆んなが探索で見つけた事を共有しとくんだって」

俺「なるほど」

朝日奈「食堂は直ぐそこだから私達も行ってみようよ」スタスタ

俺「そうだな…」

俺(朝日奈さんはやはり明るくて優しい子だなぁ)スタスタ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/03(木) 13:19:54.86 ID:Azkk3QBT0
食堂

俺(俺達が食堂へ着くと既に皆んなは食堂へと集まって着席していた) スタスタ

大和田「おうさっきは悪かったな俺」

俺「あ、あぁ…まぁこんな時だしイライラするのは仕方ないしな…」

大和田「おう」

俺「……。」ガタッ

俺(…また殴られて気絶させられるのはごめんだ。ここはあまり彼の機嫌を損ねないようにしておかないと)

石丸「それではこれより第一回定例会議を開始する!」

大神「我は何処かに緩くて壊せそうな場所が無いか調べてみたが、何処もそんな場所は見当たらなかった…」

俺(大神さんの力でも駄目なら、力付くで脱出は無理なんだろう…)

山田「各部屋に設置されてたベッドは快適でしたな。監視カメラがある事を除けばですが…」

江ノ島「部屋にはシャワールームがあったわ。鍵もしっかり付いててセキュリティは万全って感じね」

桑田「男の部屋には無いけどな…」

舞園「個室の引き出しの中には男子には工具セット、女子には裁縫セットが用意されてるみたいです」

霧切「上の階へ続く階段があったけど、封鎖されていて上がれない見たいね」

セレス「他にも何箇所か封鎖されていて入れない部屋がありましたわ」

不二咲「調理室や冷蔵庫にはかなりの食糧が用意されてたよ」

山田「しかし15人分の食糧となるといつまで持つやら…」

不二咲「それなら大丈夫だと思う。食糧は毎日補充されるから心配要らないってモノクマさんが言ってたから」

江ノ島「会ったの!?」

不二咲「うん。それだけ説明すると直ぐにどこかに行っちゃったけど…」

石丸「他に何か発見した事は無いか?」

他の生徒「…。」

桑田「クソー!結局脱出方法は見つからずか」 ガリガリ

十神「だが、これで一つだけはっきりしたな」

葉隠「おん?」

十神「オレ達は完全に閉じ込められたと言う事が」

舞園「そんな…じゃあずっとここで暮らすしか無いんですか?」

セレス「適応すれば良いのです」

俺「適応?」

セレス「ええ。そうすればここでの生活も苦にはなりませんわ」

山田「監視カメラがある部屋で適応はなかなか…」

セレス「そこで、皆さんに提案があるのですが」

俺「…え?」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/03(木) 17:24:40.50 ID:Azkk3QBT0
俺個室

ベッド「」

俺「校則とは別に、外出禁止の夜10時以降は夜時間を設ける…か」

俺「確かに、居ないとは思うが夜中に誰かに襲われたりしたら怖いからな…」

俺「…。」チラッ

監視カメラ「」

俺(と言うか本当に皆んなこんな環境で適応なんてできるのか?かなり厳しいぞ…)

俺「はぁ…夜時間になったら確か水が止まるんだっけ…」スクッ

俺「とりあえず今日はもうシャワー浴びて寝よ」スタスタ

扉「」ガチャガチャッ

俺「…おん?」カチャガチャ

俺「開かない…。何故だ?鍵は女子の部屋にしか無かった筈なのに…」ガチャガチャ

モノクマ「ダメダメ」

俺「おわっ!?も、モノクマ!?」

モノクマ「この部屋のシャワールームの扉は建て付けが悪いから上に持ち上げたまま開くんだよ」グッ

扉「」ガチャッ

俺「あっ…開いた…」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それにしても笑っちゃうよね」

俺「何が…」

モノクマ「だって、俺君は超高校級の幸運としてこの学園に来たのに俺君の部屋の扉だけ建て付けが悪いとか」

モノクマ「笑えない。あっはっはっはっ」

俺「……。」

モノクマ「あー、それにしても僕。わざわざ教えに来てあげるなんて良い事したなぁ〜」スタスタ

入り口扉「」バタンッ

俺「……。」

俺「……あいつ、なんだったんだ」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/03(木) 18:25:31.03 ID:Azkk3QBT0
──翌日
食堂

俺「……。」パクパク

食事「」

俺(翌日、俺達は昨日決めた約束通り皆んなで食事を取っていた)

俺(現状だとここから出る手段は無いみたいだが、俺達と連絡が取れなくなった外の人達が直ぐ助けに来てくれる筈だよなぁ)

俺(…まさかわざわざ他人を殺して外に出ようって考える奴は現れないだろう)

葉隠「ふあぁ…。眠いべ…」

桑田「同じく…」

朝日奈「あー、ドーナツ食べたいなぁ〜…」

俺(周りの超高校級の人達も監禁されたと言ってもこんなだし、変な状況に陥ったけどそう悲観する事も無いかな)

俺(と言う事で食事会が終わったら、昼間は何しようか)


1折角だし誰かに話しかけてみるか
2学園の探索でもしてみるか
3何にもやる気が起きない。助けが来るまで部屋で寝ておくか…


多数決下3まで
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 18:46:17.81 ID:FH3uBB/e0
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 19:09:47.49 ID:Al8GnLW5O
とりま1でさくらちゃんをためしてみるか
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 19:11:57.23 ID:+op87rYfO
1
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/03(木) 22:41:26.88 ID:tEYtAb3aO
俺個室

俺(折角だし誰かに話しかけてみるか)

俺(超高校級の才能を持つ人達と話せる機会なんてそう無いしな)

俺(でも誰に話しかけてみよう)

俺(まず今の俺が簡単に話しかけられそうな人は…)



1舞園(好感度2)
2桑田(好感度1)
3朝日奈(好感度4)
4葉隠(好感度1)
5山田(好感度1)
6石丸(好感度2)
7不二咲(好感度2)
8敢えて話しかけにくそうな人に行こう


多数決下3まで
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 22:42:24.96 ID:/2j7Cxov0
不二咲
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 22:46:14.46 ID:9ES5HY0X0
8
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 23:03:28.36 ID:RDjr78ay0
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/04(金) 00:21:14.62 ID:2ou5Z/9uO
俺個室

俺(いや、折角だからもっと話しかけにくい人物と話してみよう!)

俺「…と言っても話しかけにくい人いっぱい居るが誰に話しかけてみるかな」


1大和田(好感度1)
2セレス(好感度1)
3腐川(好感度1)
4江ノ島(好感度1)
5大神(好感度1)
6十神(好感度1)
7霧切(好感度1)


多数決下3まで
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:34:02.19 ID:EqlwSfWT0
5
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:35:05.00 ID:QcrayeFDO
5
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:37:35.82 ID:Zeq7vLPn0
5
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/05(土) 00:31:31.37 ID:GCGgC9uUO
廊下

俺「お、大神さん」

大神「俺か…。我に何か用か?…」

俺「あ、ああ…。時間があったら少し話しでもしてみたいなって思って…」

大神「…。」

俺(彼女は超高校級の格闘家…大神さくら。霊長類最強の人間だとネット情報で見た…)

俺(多分、彼女が本気で誰かを殺す気になれば俺なんか抗う事すらできず一瞬で肉塊にされてしまうのだろう…)

俺「…き、厳しいかな?」ドキッドキッ...

大神「いや、良いだろう…。我もちょうどトレーニングの休憩をしようと思っていたところだ」

大神「偶にはゆるりと茶を飲みながら語り合うとしようか…」

俺「あ、ありがとう…」スタスタ

俺(…うん。怖い)



食堂

俺「大神さんってこんな時でもトレーニングするんだな…。さすが超高校級の格闘家だよ」

大神「どんな状況に陥ろうと我はトレーニングを怠った事は無い…」

俺「ええ……」

大神「……。」

俺「超高校級の格闘家の肩書きを維持するのって大変なんだ?」

大神「そうではない…」

俺「…え?」

大神「我は…肩書きに拘っている訳では無い…」フルフル

俺「…どう言う事?」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/05(土) 00:42:23.66 ID:GCGgC9uUO
食堂

大神「我が目指すは超高校級の格闘家ではなく、地上最強…」

俺「地上最強…?」

大神「うむ…」

俺「……。」ジッ

大神筋肉「」ムキムキッ

俺「ネットで見たけど、確か既にレスリングのメダリストやボクシングの世界チャンピオンにも勝ってるんだよな?」

大神「ああ…」

俺「…あの、既に地上最強なのでは?」

大神「いいや…未だだ…」

俺「え?未だ?…」

大神「我には未だ、超えなければならない者がいる…」

俺「超えなければならない者…?それって大神さんより強い人が未だ居るって事…?」

大神「……。」

俺(…あれ?地雷だった?)

大神「奴を超えない限り、我が地上最強になる夢は叶わぬ…」

俺「じゃあここから出たらその人と戦いに行くんだ…?」

大神「……。」

俺(あれ?また地雷踏んだ?…)

大神「…その話はまた何れしよう」ガタッ

俺「う、うん…」

大神「その機会が有ればだがな…」スタスタ

俺「……。」

俺(行っちゃった…)

俺「大神さんは機会が有ればと言ってたけど、またいつかさっきの話の続きを聞けたら良いな」



大神の好感度が2に上がった
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/05(土) 00:56:02.10 ID:GCGgC9uUO
俺部屋

モニター『モノクマ「オマエラお早う御座います。朝7時になりました。今日も一日元気よく───」』

俺(俺達がこの学園に監禁されてから2日が経った)

俺(俺達が監禁された事に気付いた外に居る人達がそろそろ行動を起こしてくれててもおかしくない筈だが…)

俺「なーんで何も音沙汰無いんだろ…」

俺「…。」ジッ

電子手帳「」

俺(この校則6…)

『仲間の誰かを殺した"クロ"は卒業となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません』

俺「これってどう言う意味なんだろう…」

俺「…。」ブルッ...

俺".…いやいや、と言うか俺達がたった二日監禁されただけで誰かを殺す思考になる奴なんか居る訳無いわな。うん)

俺「……。」

(今までの行動参照)
コンマ下二桁
91以上意外と、この状況でも冷静だった俺は何か異常性を感じ始めていた(鋼メンタル)
16〜90何か変だとは思ったが、やる事も特に無いので俺は今日も誰かと話に行った(メンタル普通)
15以下不安になった俺はこれは夢なんかじゃ無いかと朝食会が終わると部屋で眠るのだった(メンタル激弱)


安価下
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 01:03:15.44 ID:KFi7Zq9L0
麺たる
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/06(日) 01:47:00.44 ID:4eREpF39O
コンマ44(普通メンタルだが前向きなので何が起きても絶望侵食無し)
俺部屋

俺「警察とかの助けが来るのが何でこれだけ遅いのかよく分からんが…まぁ何れ助けは来るだろう」

俺「俺達は超高校級の才能を持つ人類の希望なんだし、その希望を放置する訳も無いだろうしな」

俺「よし、じゃあ後は助けを待つだけだ。と言う事で時間潰しに今日も誰かと話しに行くか」スタスタ

扉「」ガチャッ



廊下

俺「あ…」

舞園「あ、俺君」

俺「舞園さん?奇遇だな」

舞園「ええ…そうですね」

俺(あぁ、そっか。俺って舞園さんと隣の個室だったっけ)チラッ

舞園個室ネームプレート「」

舞園「あの…俺君。これから何処か出かける予定ですか?」

俺「いや?時間潰しに誰か話し合い手でも探しに行こうかなって考えてただけだけど?…」

舞園「そうだったんですか…」

俺「ああ」

舞園「あ、あの…」

俺「うん?」

舞園「俺君が暇でしたら、ちょっと一緒に探して欲しい物があるんですけど…」

俺「探して欲しい物?」

舞園「はい…。やっぱりダメですか?…」

俺「……。」


1別に良いよ
2俺はめんどいから他当たって。それじゃ


多数決下3まで
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 02:08:17.49 ID:XnWF67jb0
1
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 02:30:48.40 ID:SQNdMxad0
1
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 09:40:17.38 ID:KnqztBbH0
1
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:42:09.62 ID:XOSHaWa2O
undefined
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:42:48.75 ID:XOSHaWa2O
廊下

俺「別に良いよ」

舞園「本当ですか?ありがとうございます」ペコリ

俺「それで探してる物って?」

舞園「えっと…」



体育館前

俺「これとか良いんじゃない?」

舞園「これ…ですか?…」

金箔の付いた模造刀「」

俺(俺は舞園さんに頼まれ、彼女の身を守る為の護身用となるような物を一緒に探しに来ていた)

俺(そろそろ助けが来るだろうし、そんなに怯える必要無いと思ったが彼女は俺と違い女の子だし色々と不安なんだろう)

俺(その辺りの事は気を遣い、あまり深く詮索せずに護身用となりそうな物を探しに体育館前に来ていた)

俺「よっと…」ガシッ

金箔の模造刀「」ベチャッ

俺(ん?何か付いたような…?…)スッ

俺手の平「金箔「」」

俺「ゲッ…金箔が手にベッタリだ…」

舞園「大丈夫ですか?…」

俺「ああ…。でもこれじゃ舞園さんの護身用にはならないかな…」

俺「手にする度にこんななってたら使い勝手悪いし…」

舞園「あ、じゃあ俺君が持って帰ってみればどうですか?」

俺「えっ?俺が?」

舞園「はい。部屋のインテリアにでもして下さい」ニコッ

俺「……。」

金箔の模造刀「」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:43:38.75 ID:XOSHaWa2O
体育館前ホール

金箔の模造刀「」

俺(…インテリアにしてはどうかと思うが。…まぁいいか)

俺「分かったよ。何かに包んで持って帰ってみる」

舞園「はい」ニコニコ

舞園「でも他には護身用となりそうな物はありませんね…」

俺「まぁ大丈夫だよ」

舞園「え?…」

俺「どうしても今直ぐにここから解放して欲しいって人も居ないだろうし、仮にそんな理由で殺人を考えようだなんて馬鹿げた事考えるような奴は俺達の同期に居ないだろうし」

俺「きっと俺達も直ぐに助けが来て解放されるさ」

舞園「……。」

俺「あ、あれ?そうは思ってない?…」

舞園「あ、いえ…そうですよね。私の考え過ぎですよね…」

俺「うん。いきなりこんな状況になって心配なのは分かるが、考え過ぎても良くないと思う」

舞園「そうですね…。じゃあ戻りましょうか」

俺「うん。おっとこれを何とかして持って帰らないと…」

金箔の模造刀「」

俺(どうしても今直ぐに解放して欲しい人は居ないと俺が言った時、一瞬…)

俺(舞園さんの顔が曇ったのを、そこまで彼女と親しくなかった俺が気付く事は無かった)

舞園「……。」


舞園の好感度が4に上がった
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:54:28.71 ID:XOSHaWa2O

食堂

俺(俺達は毎日朝食と夕食を一緒に取る決まりを約束している)

俺(そう言う校則は無かったが、万が一誰かが欠けた場合を想定しているからだ)

周りの生徒「……。」シ-ン

俺(とは言え流石にそこまで親しく無い人達と毎日一緒に居るのは精神的に疲れてくるな…)

俺(皆んなもそうなのか3日目にして既に口数も少ない…)

不二咲「本当に…もう帰れないのかな?助けも来ないのかな?…」ポロポロ

俺「助けならそろそろ来るんじゃ無いかな?」

不二咲「え?…」グスッ

腐川「助け!?」

江ノ島「マジで!?」

朝日奈「あっ、そっか!俺の言う通りじゃん!」

朝日奈「あたし達がここに閉じ込められてからもう3日も経つんだよ?警察だって動いてるに決まってるよ〜」

葉隠「そりゃあそうか」

桑田「じゃあもう直ぐ助けが来るのか!?」

俺「うん。まぁちょっと遅い気もするけど…」

霧切「…。」

モノクマ「あっはっはっはっ!!」

江ノ島「わっ!?出た!?」

モノクマ「警察だって?警察なんてアテにしてるの?」

俺「…うん?どう言う事だ?」

霧切「…警察が動ける状況にあるのなら、初日から動いてる筈よ」

霧切「それでもこれだけ経っても助けが来ないと言う事は、警察も動けない状況にあるのだと考えるべきだわ」

俺「警察も動けないって…何それ?そんな事ある?」

霧切「…可能性はある筈」

朝日奈「えー…なら助けは来ないの?」

モノクマ「霧切さんの言う通りだね。と言うかさ、そんなに外へ出たいなら殺しちゃえば良いじゃん?」

周りの生徒達「…。」

モノクマ「はーオマエラって、ゆとり世代の割にはガッツあるんだねえ」

モノクマ「でも僕的にはちょっと退屈です」

俺「お前が何と言っても、俺達の中からは人殺しなんか現れる訳が───!」

モノクマ「分かった。場所も人も環境も、ミステリー要素は揃ってるのにどうして殺人が起きないと思ったら、足りない物が一つあったね」

桑田「足りない物って何だよ!?」

モノクマ「ズバリ、動機だよ」

俺「動機?…」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 01:21:36.55 ID:XOSHaWa2O
視聴覚室

モノクマ『ある物を視聴覚室に用意させて頂きました』

俺(ここに、どうしても今直ぐ外へ出たくなる動機が…?)スタスタ

ダンボール箱「DVD「」」

山田「…何やらご丁寧に1人ずつ名前の書かれたディスクが置かれてますなあ」

十神「これに人を殺したくなる何かが入っていると言う事か。フン、面白い…」スタスタ

俺「…。」スッ

DVD「俺君のDVD」

朝日奈「だ、大丈夫かな…?」チラッ

俺「まぁどうせ只の作り物の映像でしょ。大丈夫だよきっと…」ウイ-ン

朝日奈「う、うん…」ウイ-ン

俺(ちょっと怖くて不安だったが、まぁ流石にこんな映像で人を殺したくなんかならないだろうと思い…)

モニター「」ザザッ...

俺(俺はその動機とやらのDVDを再生してみた…)

俺「あ……」

映像「」パッ

父親『いくら吹き飛ばされても、僕等はまた花を植えるよ。きっと』
母親『頑張るのですよ。にぱ〜』
犬『あうあうあう〜…』

俺(そのDVDに映っていたのは俺の家族…。皆んなが希望ヶ峰学園に入学する事ができた俺に向けて励ましの言葉を送ってくれていた)

俺「みんな…」

俺(俺は数日振りに見た家族の姿に安堵していた。だが、次の瞬間……)

映像「」ザザッ...

俺「……えっ?」ドクンッ

父親『』
母親『』
犬『』
燃え盛る家『』

俺(映像にノイズが走り、次に映し出されたのは全員の倒れた姿…。燃え盛るリビングの映像だった…)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 01:29:06.48 ID:XOSHaWa2O
視聴覚室

俺「な、なんだ…!?これ…」ドクンッドクンッ...

俺「こんな事……。こんな事、ある筈が…」ブルブル...

周りの生徒達『』ビクビク...

俺「か、確認しに行かないと…!今直ぐに…」ゴクリッ...

舞園「いやあぁぁぁっ!?」ガタンッ!

俺「えっ?…」チラッ

俺(パニックになっていた俺の頭を我に返させたのは、同じく近くでDVDを見ていた舞園さんの叫び声だった)

俺「ま、舞園…さん?…」

舞園「殺すとか殺されるとか…いったい何なの…?もうこんなの耐えられない…」ビクビク...

俺「ぁ……」

霧切「…貴方の目的は何?こんな事をして、私達にいったい何をやらせたいの?」 ガタッ

モニター「」 パッ

モノクマ『目的?目的だって?それはね、絶望』

舞園「いやあぁぁっ!」ダッ 

扉「」ガラッ  

俺「舞園さん!?」

俺(怯えきった彼女は出て行ってしまった…)

俺(あのまま放置しておけば彼女が何をしでかすか分からないな…)チラッ

周りの生徒達「…。」

俺(だけど、未だ誰も彼女とそこまで親しい訳じゃ無いから動かない…)

俺(ならここは何回か話した事ある俺が彼女を追った方が良いのか?…)


1直ぐに追いかける
2…いや、俺が追ったところで何もできないだろう。まぁ放置で良いか


多数決下3まで
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 01:34:51.02 ID:jP4L7/L20
1
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 01:38:47.84 ID:8GwZByRHO
1
しかしなかなかすごい家族構成だな
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 02:09:26.42 ID:XOSHaWa2O
廊下

舞園「うっ…」タッタッタッ

俺「舞園さん!待って!」ガシッ

舞園「いやあっ!離して!」グッ

俺「落ち着くんだ舞園さん!皆んなで協力すれば、必ず出られるから!」

舞園「嘘っ!」

俺「あの映像は全てモノクマの作った偽物の映像だ!! 」

舞園「!?」

俺(俺の言った言葉は、舞園さんにじゃなく自分自身にそう言い聞かせたかった言葉だったかもしれない…)

俺(あんな映像、偽物に決まってる……)

俺「…仮にあの映像が本当だとしても、外の世界は大騒ぎになってる筈だ。ここにだって直ぐに助けが来る!」

舞園「助けなんか、来ないじゃないっ!!」

俺「ッ…!?」ビクッ

俺「助けが来なかったとしても…俺が君をここから出してみせるから!!」グッ

舞園「…!」

俺「どんな事をしても絶対に…絶対に外へ出してみせるから、今は俺を信じてくれ!!」

舞園「うっ……」ウルッ...

俺(あ…)ガシッ

舞園「うあぁぁぁっ…あぁぁぁぁぁぁ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺(舞園さんが見たDVDにも俺と似たようは物が映ってたんだろうか…)

舞園「ぅぁぁぁぁっ…」ポロポロ

俺(偽物に決まってる…。あんなの……)グッ

周りの生徒達「「「…。」」」


視聴覚室

霧切「……。」

セレス「…。」

十神「…。」

モノクマ『うふふふ。あっはっはっはっ、あーはっはっはっ』



舞園の好感度が5に上がった
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 02:37:56.71 ID:XOSHaWa2O
寄宿舎前

舞園「あの…。さっきはすみません…俺君」

俺「あ、いや…。さっきのDVDの事ならあんまり気にしない方が良いよ…。俺も忘れるつもりだしさ…」

舞園「はい…」

俺「うん。とりあえず今日はゆっくり休んで」

舞園「そうさせて貰います…それではおやすみなさい…」ペコリ

俺「おやすみ」

舞園個室扉「」ガチャッ

俺「…。」

俺「はぁ…。俺も今日はもう休むか…」ガチャッ



俺個室

ベッド「」 ボフッ

俺(それにしても、あの映像はいったい何だったんだろうか…)

俺(それに……)


モノクマ『目的?目的だって?それはね…絶望』


俺(希望の象徴でもある俺達を絶望に染め上げる?…)

俺(…いったい何を考えてるんだ黒幕は)

俺「……。」

俺「本当に助け…。来ないのかな…」

俺「はぁ……」モゾッ

俺(だとしたら、明日からはノンビリしてられない…)

俺(俺一人だけじゃどうにもならないだろいから…)

俺「皆んなと協力して…。自力で…この学園から……」ウツラウツラ...

俺「そうだ…。俺達は…殺し合いなんか、する訳…」

俺「ZZZ……」

─────
────
───
──

俺「ZZZ…」

ピンポ-ン

俺「…んぁ?チャイム?」パチリッ

俺(あれ?…)チラッ

俺「夜10時過ぎ…?あ、いつの間にか寝てたのか…。参ったな…シャワー浴び忘れた…」

ピンポ-ン

俺(と言うかこんな時間に誰だ…?今は夜時間で出歩き禁止の筈だけど…)


1眠いからもう出なくて良いか…
2誰だろう?出てみよう



多数決下3まで
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 04:30:29.71 ID:4ecSudRGO
1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 04:41:23.48 ID:Ra/MRhF90
1
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 04:47:28.66 ID:6mYVtHmA0
部屋変わらないでおいて、部屋の前を通る人にドアぶつけるんだっけか
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 11:14:12.23 ID:g3REfUSC0
俺個室

俺「眠いからもう出なくて良いか…」ボフッ

ピンポ-ン

俺(また鳴ってる…。無視無視、もう寝てますよー)

俺「ZZZ…」



翌日
食堂

朝日奈「俺、昨日の夜10時頃はもう寝てたの?」

俺「え?」

朝日奈「いや、インターホン押しても出てこなかったからさ…」

俺「あ、ああ…。昨日はもう爆睡してたような?…」

朝日奈「そっかぁ…じゃあ仕方ないね」

俺(……昨日のインターホン。朝日奈さんだったのか)

俺「いったい何の用だったんだ?」

朝日奈「いや…あんな映像見させられてちょっと怖かったからさ、眠くなるまで話し合い手になって貰いたかったなって」

俺「なるほど…ごめん」

朝日奈「ううん。代わりにさくらちゃんに話し合い手になって貰ったから大丈夫」

大神「うむ…」

俺「そ、そっか…。なら良かった…」

俺(……そりゃ大神さんが一緒なら、俺と一緒に居るよか安心できるわな)

石丸「それにしても今日は皆な遅いでは無いか」

不二咲「昨日の映像を見させられて怖かったから、皆んなも寝る時間遅かったのかなぁ…」

俺(朝食会の集合時間である8時より前には来ている朝日奈さん、大神さん、石丸君、不二咲君の4人は規則正しい高校生に分類される面々だ)

大和田「うぃーす」スタスタ

山田「何やら良い匂いがしますなぁ」スタスタ

江ノ島「ごめーん。メイクに時間かかっちゃった」スタスタ

俺(そして、多少ルーズな時間感覚の面々…大半の高校生がこの分類に入るだろう)

俺(後一人。舞園さんだけはいつも江ノ島さん達よりは早く来てる筈なんだが…)

俺「あっ…」

舞園「おはよう御座います…。すみません寝坊しました…」スタスタ

朝日奈「舞園ちゃんが寝坊なんて珍しいね」

舞園「昨日なかなか寝付けなかったので…」

俺(…舞園さんはいつものように現れたが、何かいつもよりはやつれているような気がした)

俺(まぁ昨日は一番あの動機とやらの映像に動揺してたし仕方ないか…)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 11:38:38.55 ID:clKdjEayO
舞園さんかと思ったが朝比奈だったか
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 11:43:18.59 ID:g3REfUSC0
食堂

大神「江ノ島盾子よ…」

江ノ島「何よ?」

大神「失礼だが、雑誌で見る時と少し印象が違うようだが…」

俺(…俺も失礼だが、大神さんも女性誌とか見るんだ)

江ノ島「あっははは。アレは雑誌用に盛ってるんだって」

江ノ島「画像編集ソフト知ってんでしょう?」

大神「何と…」

江ノ島「それくらいで驚かないでよ〜。軽く凹むんですけど〜」

俺(超高校級のギャルなのに画像編集ソフト使って細工してるとか有りなのか…)

俺(只の幸運でしかない俺も人の事言えないが…)



俺(そして俺達が揃ってから間を置いて現れるのが…)

霧切「おはよう…」スタスタ

セレス「おはよう御座います」スタスタ

腐川「な、何よ…。遅れたって誰もあたしの事なんて気にかけて無いんだし良いじゃない…」

葉隠「ふあぁ…寝坊じゃねーって。道に迷っただけだべ」

葉隠「実際、バミューダトライアングルの仕業だべ」スタスタ

俺(…時間は愚か、他人の事すら気にしないマイペースな連中だ)

石丸「うむ…未だ全員揃って無いな」

朝日奈「未だ桑田と十神が来て無いね」

十神「…。」スタスタ

大和田「おう十神、おめぇ桑田を知らねえか?」

十神「オレが知る訳無いだろう。今自分の部屋から歩いてきたところだ」ガタッ

朝日奈「まぁ桑田だし、部屋で未だ寝てるんじゃ無い?」

山田「桑田怜恩殿はよく寝坊をする人ですからねぇ」

石丸「ええい!流石にこの寝坊は見過ごせん!僕が直接部屋へ行って起こして来る!」スタスタ

十神「フン…」

霧切「……。」

俺(あの霧切って子、こんな状況でも椅子に座って目瞑ってるし…どんだけ眠いんだよ)

俺「ま、まぁとりあえず皆んな揃いそうだし朝食の準備を始めようか」

朝日奈「うん。そうだね」

大神「良かろう…」

俺(しかし、俺達がいつも通り朝食の用意の準備に取り掛かかろうとした時だった)

石丸「皆んな!待ってくれ!」

朝日奈「石丸?どうしたの?桑田は?」

石丸「それが…居ないんだ…。部屋の何処にも…」

俺「…え?」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 16:11:04.83 ID:1KSg6l770
ここらへんで前園さんに殺されるルートとかなかったっけ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 17:13:50.67 ID:g3REfUSC0
体育館

俺「桑田くーん」スタスタ

朝日奈「桑田〜?」

大神「桑田…何処だ?…」

俺(俺達は手分けして桑田君を探す事になった)

俺(体調の悪い舞園さんやどうでも良さそうな十神君やセレスさん、腐川さん等食堂に残った人を除いて…)

朝日奈「体育館には居ないのかな?」

俺「朝日奈さんと大神さんは引き続きここを頼む。俺は他の人の所見に行ってみるよ」

朝日奈「うん。分かった」

大神「もしやとは思うが…気を付けるのだぞ…」

俺「いや、そんなまさか…はは。とりあえず行ってくる」スタスタ

俺(彼は朝食会にも出ず、いったい何処へ行ったんだ?…)



学園側廊下

俺「あ…」

霧切「……。」

俺「え、えっと…桑田君、見つけた霧切さん?…」

霧切「ええ」

俺「えっ!?本当!?いったい何処に…」

霧切「その前にお願いがあるんだけど」

俺「…うん?」

霧切「直ぐに皆んなをここに呼んで来て」

俺「ここに?…」チラッ

教室扉「」

霧切「…私はここを離れられないから」

俺「あ、ああ…?よく分からんが分かった…皆んなを集めてくるよ」スタスタ

俺(霧切さん…何気に初めて話したな…)

俺(彼女の事は未だに全く分からないし、才能すら不明なまま…。いったいどんな才能でこの学園に来たんだろうか…)

俺「とりあえず皆んなを呼びに行かないと」タッタッタッ
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 18:00:57.41 ID:F2M5gMPcO
部屋の入れ換えトリック気づいたときに部屋に乱入したら間違って殺されるルートはあったけど今回はそもそも提案すらされてないからなー
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 20:44:54.70 ID:g3REfUSC0
──数分後
教室

俺「霧切さん。皆んなを集めてきたけど…」

霧切「ありがとう」

山田「我々に見て貰いたい物とは何ですかな?もしや、霧切響子殿についての…///」

朝日奈「あ、あわわ….///」

江ノ島「ストレートなセクハラマジでやめろっつの…」

十神「桑田を発見したにも関わらず、お前がこの部屋に誰も入る事無いように見張りながら、そいつを使いオレ達をわざわざ呼び出したんだ」

十神「既に凡その検討はついてるがな」

俺「えっ…」

セレス「とにかく、こうしてちゃんと皆んな集まったんですし中を確認させて貰っても宜しいでしょうか?」

霧切「ええ…。いいわよ」スッ

俺(桑田君が中に居るだけじゃ無いのか?いったい何があるんだ?…)スタスタ

舞園「……。」

扉「」ガラッ

俺「……ッ!?」

朝日奈「ひっ…」ゾクゾクッ!

葉隠「うっ…ぎゃあぁぁぁっ!?」

十神「フン…。やはりな…」




俺(教室の中にあったのは、血の海に倒れている…)


桑田「」ドクドク...


俺(桑田怜恩君の、変わり果てた姿があった……)


194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 21:43:01.84 ID:ZBrCKtVBO
これは普通に舞園さんクロかなあ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 22:07:06.73 ID:Hse4MkgY0
父親がキラで母親は梨花ちゃんか…w
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 22:45:43.79 ID:XOSHaWa2O
教室

大和田「く、桑田ッ!?テメェッ…!」スッ

霧切「…無駄よ」

大和田「あぁん!?」クルッ

霧切「私も発見当時、直ぐに彼の生死を確認したけど既に死後かなりの時間が経っているみたい」

江ノ島「それってつまり…」

霧切「…残念だけど、桑田君は何者かに殺された可能性が高いわ」

周りの生徒達「…!?」ザワッ...

俺「嘘だろ…?そんな、本当に殺人が起きるとか……」

俺(俺はこんな状況に置かれていても、殺人なんか起きる訳が無いと気楽に考えていた…)

桑田「」

俺(…だが、こうして本当に殺人が起きた事で俺の甘過ぎる認識は間違いだったのだと)

俺(皮肉にも、仲間が殺されてから再認識していたのだった…)グッ



石丸「な、何故このような事が…。と、とにかくここは先ず彼を…」

モニター『』ブツッ

全員「??」クルッ

モノクマ『ピンポンパンポーン。死体が発見されました。至急、体育館へ集まって下さい。至急!至急!!』

江ノ島「はぁ!?」

石丸「こ、こんな時にいったい何を…」

十神「…オレは行くぞ」スタスタ

葉隠「ええっ!?」

大和田「なっ…!?テメェ!」

霧切「…いいえ。今は十神君のように体育館に集まるのが賢明でしょうね」

不二咲「霧切さん?…」グスッ

大神「どう言う事だ…?」

霧切「私達は囚われの身なのよ。無闇に敵に逆らう訳にはいかないわ」

霧切「これ以上、犠牲を増やさない為にもね…」

周りの生徒達「…。」

桑田「」

俺(霧切さんの言葉により、皆んながゾロゾロと体育館へ向かって行った…)

俺「……。」

桑田「」

俺「……クソッ」

俺(桑田君を殺したのは、きっと俺達をこんな目に遭わせたモノクマだ…)グッ

俺(あいつ…。今度こそ…)クルッ

舞園「……。」

俺「あ、あれ?舞園さん?体育館に行かないのか?皆んなもう向かってるけど…」

舞園「い、いえ…行きます…」スッ

桑田「」

舞園「……。」グッ...
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 10:53:52.35 ID:YbQDqyRz0
体育館

俺「モノクマ!お前が桑田君を殺したんだろう!」

モノクマ「僕はそんな事しないよ。それだけは信じて」

俺「信じられるか!?」

モノクマ「あのねえ、僕はこの学園生活の趣旨に反するような事は決してしません!」

モノクマ「僕ってクマ一番ルールには煩いってサファリパークでも有名だったんだから」

不二咲「じゃあ他に…誰が…」

モノクマ「分かってる癖に。桑田怜恩を殺したのはオマエラの中の誰かじゃん!」

俺「なっ…!?」

周りの生徒達「「「えっ…」」」ザワッ...

モノクマ「オマエラの誰かが、卒業の為に桑田君を殺しただけだよ。それがルールじゃん?悪い事じゃないよ」

不二咲「そんな…」

朝日奈「嘘だよ…」

モノクマ「いいや、殺したのはオマエラの中の誰かだよ。それは当の本人が一番知ってる筈だけどね」

俺(この中の誰かが?そんなまさか…)キョロキョロ

石丸「正直に言うんだ。誰が桑田怜恩君を?」

腐川「は、犯人が居たとして…い、言う訳無いじゃ無い…」

セレス「まぁ、誰でも構いませんけど…」

山田「ぼぼぼ僕じゃありませんよ!?」

葉隠「お、オレでもねーべ!」

十神「静かにしろ。十神「俺達の中に犯人が居るのだとしたら、そいつは卒業できるんだな?」

モノクマ「うぷぷぷぷ…ぶヒャヒャヒャ。そんなの大甘だよ。デビル甘だよ!地獄甘だよ!」

モノクマ「寧ろ、本番はこれからじゃん?」

俺「本番だって?…」

舞園「いったい何をやらされるんですか?…」

モノクマ「ではここで、卒業に関する捕捉ルールの説明を開始します!」

セレス「自分が殺人をおかしたクロだと他の生徒に知られてはいけない。その辺を言っておられるのでしょう?」

俺「校則の6番目の…」

モノクマ「そう、他の生徒に知られないように殺さなければならないの」

セレス「完全犯罪を成立させろと言う事ですわね…」

モノクマ「それを査定する為に、殺人が起きた一定時間後に必ず"学級裁判"を開くこととします!」

俺「学級…裁判…?」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 10:58:20.29 ID:YbQDqyRz0
体育館

モノクマ「学級裁判では犯人、クロは誰かを議論して貰います」

モノクマ「そこでオマエラが導き出した答えが正解だった場合には、秩序を乱したクロだけがお仕置きとなります」

モノクマ「但し、もし間違った場合は逆に残ったシロ全員がお仕置きされてしまいます」

周りの生徒達「…。」ザワ...

モノクマ「それが学級裁判のルールなのです」

山田「あのー…ところでお仕置きとは…?」

モノクマ「あー、簡単に言えば処刑って所かな」

不二咲「え…処刑って何の事?…」ウルッ

モノクマ「処刑は処刑だよ。処刑。電気椅子でビリビリ、毒ガスでモクモク、竜巻なんちゃらで身体がバラバラになったりとかね」

周りの生徒達「…。」ザワ...

俺(こ、こいつ…本気で言ってるのか…?)

俺(もし間違えれば、ここに居る俺達全員も……)ゴクリッ

江ノ島「ちょっと!アンタの言ってる事無茶苦茶じゃない!?何が学級裁判よ!」

俺「江ノ島さん…?」チラッ

モノクマ「んあ?」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 11:19:07.23 ID:YbQDqyRz0
体育館

江ノ島「アタシそんなのに参加なんて嫌だからね。何でアタシらが犯人当てなんかしなきゃなんねーんだよ!」

モノクマ「そんな身勝手な」

江ノ島「身勝手なのはそっちだろ?殺し合いなんて勝手にやって。アタシは関係無い!」

モノクマ「め、目の前の悪の迫力に…しょ、正直ブルってるぜ」

モノクマ「だ、だけどなぁ僕は悪に屈するつもりは無い。最後まで戦うのがモノクマ流よ」シャキンッ

モノクマ「どうしても通りたければ、僕を倒してからにしろ!」テッテッテッテッ

江ノ島「ッ…!」スッ

江ノ島足「」クッ

俺「ぁ───」

俺(その瞬間、一番最初に同じ失敗をやらかした俺は分かった…)

俺(江ノ島さんも俺と同じ事をしようとしているのだと…)


江ノ島ブーツ「モノクマ「ギュムッ!」」

江ノ島「はい。これで満足?」

モノクマ「そっちこそ!」

江ノ島「あ?」


俺(そして近くに居た俺は、それを思い出した瞬間無意識に駆け出していた───)スッ


モノクマ「学園長ことモノクマへの暴力を禁ずると言った筈だよね!?」プウンプウンプウン

モノクマ「助けてグングニールの槍!」



俺「江ノ島さん!!!危ない!!」タッ

江ノ島「…え?」



コンマ下二桁
91以上間一発で江ノ島を抱えて横っ飛びをし、助け出した
81〜90江ノ島を突き飛ばした結果、俺の腕が貫かれた(捜査不可)
41〜80…が、間に合わなかった
40以下江ノ島を無理矢理庇った結果、俺が身体を貫かれて死んでしまった…


安価下
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 11:55:42.90 ID:ZAMbgSKuo
こい
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 13:03:19.72 ID:suOxHUuvo
おー、がんばったな
でも苗木いないと落とせないんだっけ?

お祭りモードじゃないから後々邪魔な存在になりそう…
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 13:27:43.12 ID:iz905IEBO
あと1多ければ
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 14:09:25.04 ID:+IvtJKPnO
妖怪1足りない
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 15:01:00.08 ID:yE9mgGKE0
うおおめっちゃ惜しい
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 19:04:04.05 ID:Exapn1XD0
どうせ最初からやり直すんだし
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 20:03:18.32 ID:YbQDqyRz0
コンマ90
体育館

俺(よし、届いた…!)ブンッ

ドンッ

江ノ島「わっ!?」ドサッ

グングニルの槍「」ビュビュビュッ

俺「!?」

モノクマ「あっ」

ドスッ!

俺「くっ…がはっ…!?」

朝日奈「俺!?」

江ノ島「なっ…!?」

俺(右腕が……。痛過ぎて焼けるように熱い……)

モノクマ「あらら。俺君、校則違反者に罰を与える所だったのに邪魔しちゃダメじゃんか」

俺「はぁ…。はぁ……」ドクドク...

モノクマ「そんな事するから、俺君が重症を負う羽目になるんだよ」

俺左腕「グングニルの槍「」」ドクドク...

腐川「ち、血がぁ……」バタッ

不二咲「お、俺君…」

霧切「…どう言う事?貴方は直接私達に手を下すの?」

モノクマ「いいや。江ノ島さんには校則違反者がどうなるのか、見せしめにさせて貰おうと思っただけだよ」スタスタ

江ノ島「え……」

モノクマ「俺君に感謝するんだね江ノ島さん。彼が庇ってくれなきゃ今頃君の全身は蜂の巣になってた筈だよ」

江ノ島「う、嘘……」サ-...

モノクマ「結局、君の代わりに俺君は出血多量で死にそうだけど…うぷぷぷぷ」

俺「くっ……」

俺左腕「」ボタボタ...

俺(血が…止まらない……。ダメだ…頭もクラクラしてきた…)

モノクマ「でもこれでオマエラも分かってくれただろ?僕は本気だよ」

モノクマ「と言う事で捜査を頑張って下さいね」

舞園「待って下さい!俺君はどうなるんですか?…」

モノクマ「そんなの僕は知らないよ。俺君が勝手に邪魔して来た事だもん」

俺「ッ…」ドクドク...

江ノ島「お、俺……」

モノクマ「あ、ちなみにどんな理由があろうと学級裁判への参加はして貰うよ」

大和田「ふざけんな!無理じゃねえか。こんな腕で参加なんて…」

モノクマ「参加できなかった時は、無条件でお仕置きだから」

朝日奈「そんな…」

俺「はぁ…。はぁ……」

モノクマ「それじゃ、学級裁判で会いましょう」ピョンッ

俺(江ノ島さんは助ける事ができたが…マズイな…)

俺左腕「」ドクドク...
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:09:19.43 ID:pycrUvbzO
この時点じゃ保健室も解放されてないのか
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:13:11.40 ID:7rRxD/w80
>俺(右腕が……。痛過ぎて焼けるように熱い……)

>俺左腕「」ドクドク...

これ両腕やられてるな。殺される可能性が上がるんだろうけど
逆に言えば両腕が使えないんだからクロ認定されることはないな
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:25:12.51 ID:Exapn1XD0
セレスに殺されそうだな
殺しやすいという理由で
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 20:27:56.38 ID:YbQDqyRz0
体育館

朝日奈「大丈夫俺?…」

俺「はぁ……。つっ…ちょっと大丈夫じゃ無いかも…」ボタボタ...

朝日奈「ええ…」

不二咲「どうしよう…止血する物なんてこの学園に無かったよね?…」

セレス「一応、保健室らしき部屋はありましたが…残念ですが封鎖されてましたね」

朝日奈「そんな…じゃあ俺はどうなるの?…」

十神「止血する道具すら無いんだ。なら、後はどうなるかは分かるだろう?」

不二咲「そ、そんな…」

俺「……。」

セレス「運がありませんでしたわね俺君。黙って江ノ島さんが殺される所を見ておけば、貴方は助かりましたのに」

江ノ島「……。」

俺「はぁ……はぁ…そんな事…。できる訳ないだろ…」

江ノ島(俺……)

セレス「フフッ、でもこうなってはどうしようもありませんわね。とにかくわたくし達は捜査を始めましょうか」

朝日奈「俺をこのままにして放って行くの!?」

セレス「わたくしは忠告した筈ですよ?どんな者でも、適応力の無い者から死んで行くのだと。俺君の自業自得ですわ」ニコッ

俺「ッ…」

朝日奈「俺は未だ生きてるんだよ!?なのにそんな扱い、幾らなんでもあんまりじゃん!」

霧切「……。」スッ

朝日奈「そんな、霧切ちゃんまで…」

霧切「…彼の事が心配でも、今は誰が犯人なのかを突き止めるのが先じゃない?」

朝日奈「それは…」

霧切「そうで無いと、ここに居る全員纏めて処刑されるだけだわ」

朝日奈「で、でもさ!?」

俺「…いや、良いんだ朝日奈さん」

朝日奈「俺…」

霧切「……。」

俺「ここで俺に構って皆んなが殺されるくらいなら…。俺はちゃんと皆んなが捜査へ行って…事件を解決して、生き延びて欲しい…」

舞園「……。」

俺「皆んなならきっと学級裁判って奴も乗り切れるって信じてるからさ…」ニコッ

朝日奈「グスッ…」ポロッ...

霧切「……。」

霧切「…学級裁判で会いましょう」スタスタ

俺「え?あ、あぁ…」

俺(あれ?…)
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:46:16.79 ID:suOxHUuvo
あれ?事件外の怪我の時って治療してくれなかったっけ
弐大の時とか。ロボになったけど
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 20:50:15.29 ID:YbQDqyRz0
体育館

俺(十神君、セレスさん、霧切さんが出て行ったのを皮切りに…)

俺(他の人達も俺に気まずそうに会釈をするとゾロゾロと捜査へ向かって行った…)

朝日奈「俺…」グスッ...

俺「皆んな捜査に向かったんだ。朝日奈さんも、もう行かないと…」

朝日奈「でも放っておけないよ…」

俺「だけど…」

大神「一先ずこの腕に刺さった槍を抜いて、トイレットペーパーか何かで直ぐに手当てすれば未だ助かる可能性もあるのではないか?…」

朝日奈「さくらちゃん…そうだ!未だ諦めるには早いよ!」

俺「た、助かるかな…?」

大神「ともかく、このままにしていては助かるまい。先ずはこれを抜くぞ?」スッ

グングニルの槍「」ガシッ

俺「うっ…うん…」

大神「…抜いた時に再度痛みが走る筈だ。なんとか耐えてみせよ」

俺「分かった…」ドクンッドクンッ...

大神「では、抜くぞ…」グッ

俺「……。」ゴクリッ

「…ちょっと待ちなって」

朝日奈「え?」

俺「江ノ島さん?…」

江ノ島「……。」

大神「江ノ島盾子よ…。何の用だ?…」

江ノ島「そんな方法で素人が止血したって、結局学級裁判までに出血多量で死ぬのは免れ無いよ」

俺「えっ…」

朝日奈「で、でもさ…。止血できる道具も無いし、これしか…」

江ノ島「…いや、一つだけ方法があるよ」

大神「その方法とは…?」

江ノ島「……。」

江ノ島「コイツをあたしに貸しな。そうしたら未だ助ける事ができるかもしれない」

俺「江ノ島さん…?」

江ノ島「あたしを信じて命を預けるか、預けないかはアンタ次第だけどね」

俺「……。」

江ノ島「まぁ、それでも傷が深過ぎるから現状で助かる見込みは5割だろうけど」

朝日奈「5割!?」

大神「むぅ…」

俺「……。」

江ノ島「どうする?」



1江ノ島さんを信じてみる
2いや、自分で何とかしてみる


多数決下3まで
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:51:30.38 ID:gyvQ3aygO
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