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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part12

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162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/04(金) 00:21:14.62 ID:2ou5Z/9uO
俺個室

俺(いや、折角だからもっと話しかけにくい人物と話してみよう!)

俺「…と言っても話しかけにくい人いっぱい居るが誰に話しかけてみるかな」


1大和田(好感度1)
2セレス(好感度1)
3腐川(好感度1)
4江ノ島(好感度1)
5大神(好感度1)
6十神(好感度1)
7霧切(好感度1)


多数決下3まで
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:34:02.19 ID:EqlwSfWT0
5
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:35:05.00 ID:QcrayeFDO
5
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:37:35.82 ID:Zeq7vLPn0
5
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/05(土) 00:31:31.37 ID:GCGgC9uUO
廊下

俺「お、大神さん」

大神「俺か…。我に何か用か?…」

俺「あ、ああ…。時間があったら少し話しでもしてみたいなって思って…」

大神「…。」

俺(彼女は超高校級の格闘家…大神さくら。霊長類最強の人間だとネット情報で見た…)

俺(多分、彼女が本気で誰かを殺す気になれば俺なんか抗う事すらできず一瞬で肉塊にされてしまうのだろう…)

俺「…き、厳しいかな?」ドキッドキッ...

大神「いや、良いだろう…。我もちょうどトレーニングの休憩をしようと思っていたところだ」

大神「偶にはゆるりと茶を飲みながら語り合うとしようか…」

俺「あ、ありがとう…」スタスタ

俺(…うん。怖い)



食堂

俺「大神さんってこんな時でもトレーニングするんだな…。さすが超高校級の格闘家だよ」

大神「どんな状況に陥ろうと我はトレーニングを怠った事は無い…」

俺「ええ……」

大神「……。」

俺「超高校級の格闘家の肩書きを維持するのって大変なんだ?」

大神「そうではない…」

俺「…え?」

大神「我は…肩書きに拘っている訳では無い…」フルフル

俺「…どう言う事?」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/05(土) 00:42:23.66 ID:GCGgC9uUO
食堂

大神「我が目指すは超高校級の格闘家ではなく、地上最強…」

俺「地上最強…?」

大神「うむ…」

俺「……。」ジッ

大神筋肉「」ムキムキッ

俺「ネットで見たけど、確か既にレスリングのメダリストやボクシングの世界チャンピオンにも勝ってるんだよな?」

大神「ああ…」

俺「…あの、既に地上最強なのでは?」

大神「いいや…未だだ…」

俺「え?未だ?…」

大神「我には未だ、超えなければならない者がいる…」

俺「超えなければならない者…?それって大神さんより強い人が未だ居るって事…?」

大神「……。」

俺(…あれ?地雷だった?)

大神「奴を超えない限り、我が地上最強になる夢は叶わぬ…」

俺「じゃあここから出たらその人と戦いに行くんだ…?」

大神「……。」

俺(あれ?また地雷踏んだ?…)

大神「…その話はまた何れしよう」ガタッ

俺「う、うん…」

大神「その機会が有ればだがな…」スタスタ

俺「……。」

俺(行っちゃった…)

俺「大神さんは機会が有ればと言ってたけど、またいつかさっきの話の続きを聞けたら良いな」



大神の好感度が2に上がった
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/05(土) 00:56:02.10 ID:GCGgC9uUO
俺部屋

モニター『モノクマ「オマエラお早う御座います。朝7時になりました。今日も一日元気よく───」』

俺(俺達がこの学園に監禁されてから2日が経った)

俺(俺達が監禁された事に気付いた外に居る人達がそろそろ行動を起こしてくれててもおかしくない筈だが…)

俺「なーんで何も音沙汰無いんだろ…」

俺「…。」ジッ

電子手帳「」

俺(この校則6…)

『仲間の誰かを殺した"クロ"は卒業となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません』

俺「これってどう言う意味なんだろう…」

俺「…。」ブルッ...

俺".…いやいや、と言うか俺達がたった二日監禁されただけで誰かを殺す思考になる奴なんか居る訳無いわな。うん)

俺「……。」

(今までの行動参照)
コンマ下二桁
91以上意外と、この状況でも冷静だった俺は何か異常性を感じ始めていた(鋼メンタル)
16〜90何か変だとは思ったが、やる事も特に無いので俺は今日も誰かと話に行った(メンタル普通)
15以下不安になった俺はこれは夢なんかじゃ無いかと朝食会が終わると部屋で眠るのだった(メンタル激弱)


安価下
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 01:03:15.44 ID:KFi7Zq9L0
麺たる
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/06(日) 01:47:00.44 ID:4eREpF39O
コンマ44(普通メンタルだが前向きなので何が起きても絶望侵食無し)
俺部屋

俺「警察とかの助けが来るのが何でこれだけ遅いのかよく分からんが…まぁ何れ助けは来るだろう」

俺「俺達は超高校級の才能を持つ人類の希望なんだし、その希望を放置する訳も無いだろうしな」

俺「よし、じゃあ後は助けを待つだけだ。と言う事で時間潰しに今日も誰かと話しに行くか」スタスタ

扉「」ガチャッ



廊下

俺「あ…」

舞園「あ、俺君」

俺「舞園さん?奇遇だな」

舞園「ええ…そうですね」

俺(あぁ、そっか。俺って舞園さんと隣の個室だったっけ)チラッ

舞園個室ネームプレート「」

舞園「あの…俺君。これから何処か出かける予定ですか?」

俺「いや?時間潰しに誰か話し合い手でも探しに行こうかなって考えてただけだけど?…」

舞園「そうだったんですか…」

俺「ああ」

舞園「あ、あの…」

俺「うん?」

舞園「俺君が暇でしたら、ちょっと一緒に探して欲しい物があるんですけど…」

俺「探して欲しい物?」

舞園「はい…。やっぱりダメですか?…」

俺「……。」


1別に良いよ
2俺はめんどいから他当たって。それじゃ


多数決下3まで
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 02:08:17.49 ID:XnWF67jb0
1
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 02:30:48.40 ID:SQNdMxad0
1
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 09:40:17.38 ID:KnqztBbH0
1
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:42:09.62 ID:XOSHaWa2O
undefined
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:42:48.75 ID:XOSHaWa2O
廊下

俺「別に良いよ」

舞園「本当ですか?ありがとうございます」ペコリ

俺「それで探してる物って?」

舞園「えっと…」



体育館前

俺「これとか良いんじゃない?」

舞園「これ…ですか?…」

金箔の付いた模造刀「」

俺(俺は舞園さんに頼まれ、彼女の身を守る為の護身用となるような物を一緒に探しに来ていた)

俺(そろそろ助けが来るだろうし、そんなに怯える必要無いと思ったが彼女は俺と違い女の子だし色々と不安なんだろう)

俺(その辺りの事は気を遣い、あまり深く詮索せずに護身用となりそうな物を探しに体育館前に来ていた)

俺「よっと…」ガシッ

金箔の模造刀「」ベチャッ

俺(ん?何か付いたような…?…)スッ

俺手の平「金箔「」」

俺「ゲッ…金箔が手にベッタリだ…」

舞園「大丈夫ですか?…」

俺「ああ…。でもこれじゃ舞園さんの護身用にはならないかな…」

俺「手にする度にこんななってたら使い勝手悪いし…」

舞園「あ、じゃあ俺君が持って帰ってみればどうですか?」

俺「えっ?俺が?」

舞園「はい。部屋のインテリアにでもして下さい」ニコッ

俺「……。」

金箔の模造刀「」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:43:38.75 ID:XOSHaWa2O
体育館前ホール

金箔の模造刀「」

俺(…インテリアにしてはどうかと思うが。…まぁいいか)

俺「分かったよ。何かに包んで持って帰ってみる」

舞園「はい」ニコニコ

舞園「でも他には護身用となりそうな物はありませんね…」

俺「まぁ大丈夫だよ」

舞園「え?…」

俺「どうしても今直ぐにここから解放して欲しいって人も居ないだろうし、仮にそんな理由で殺人を考えようだなんて馬鹿げた事考えるような奴は俺達の同期に居ないだろうし」

俺「きっと俺達も直ぐに助けが来て解放されるさ」

舞園「……。」

俺「あ、あれ?そうは思ってない?…」

舞園「あ、いえ…そうですよね。私の考え過ぎですよね…」

俺「うん。いきなりこんな状況になって心配なのは分かるが、考え過ぎても良くないと思う」

舞園「そうですね…。じゃあ戻りましょうか」

俺「うん。おっとこれを何とかして持って帰らないと…」

金箔の模造刀「」

俺(どうしても今直ぐに解放して欲しい人は居ないと俺が言った時、一瞬…)

俺(舞園さんの顔が曇ったのを、そこまで彼女と親しくなかった俺が気付く事は無かった)

舞園「……。」


舞園の好感度が4に上がった
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 00:54:28.71 ID:XOSHaWa2O

食堂

俺(俺達は毎日朝食と夕食を一緒に取る決まりを約束している)

俺(そう言う校則は無かったが、万が一誰かが欠けた場合を想定しているからだ)

周りの生徒「……。」シ-ン

俺(とは言え流石にそこまで親しく無い人達と毎日一緒に居るのは精神的に疲れてくるな…)

俺(皆んなもそうなのか3日目にして既に口数も少ない…)

不二咲「本当に…もう帰れないのかな?助けも来ないのかな?…」ポロポロ

俺「助けならそろそろ来るんじゃ無いかな?」

不二咲「え?…」グスッ

腐川「助け!?」

江ノ島「マジで!?」

朝日奈「あっ、そっか!俺の言う通りじゃん!」

朝日奈「あたし達がここに閉じ込められてからもう3日も経つんだよ?警察だって動いてるに決まってるよ〜」

葉隠「そりゃあそうか」

桑田「じゃあもう直ぐ助けが来るのか!?」

俺「うん。まぁちょっと遅い気もするけど…」

霧切「…。」

モノクマ「あっはっはっはっ!!」

江ノ島「わっ!?出た!?」

モノクマ「警察だって?警察なんてアテにしてるの?」

俺「…うん?どう言う事だ?」

霧切「…警察が動ける状況にあるのなら、初日から動いてる筈よ」

霧切「それでもこれだけ経っても助けが来ないと言う事は、警察も動けない状況にあるのだと考えるべきだわ」

俺「警察も動けないって…何それ?そんな事ある?」

霧切「…可能性はある筈」

朝日奈「えー…なら助けは来ないの?」

モノクマ「霧切さんの言う通りだね。と言うかさ、そんなに外へ出たいなら殺しちゃえば良いじゃん?」

周りの生徒達「…。」

モノクマ「はーオマエラって、ゆとり世代の割にはガッツあるんだねえ」

モノクマ「でも僕的にはちょっと退屈です」

俺「お前が何と言っても、俺達の中からは人殺しなんか現れる訳が───!」

モノクマ「分かった。場所も人も環境も、ミステリー要素は揃ってるのにどうして殺人が起きないと思ったら、足りない物が一つあったね」

桑田「足りない物って何だよ!?」

モノクマ「ズバリ、動機だよ」

俺「動機?…」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 01:21:36.55 ID:XOSHaWa2O
視聴覚室

モノクマ『ある物を視聴覚室に用意させて頂きました』

俺(ここに、どうしても今直ぐ外へ出たくなる動機が…?)スタスタ

ダンボール箱「DVD「」」

山田「…何やらご丁寧に1人ずつ名前の書かれたディスクが置かれてますなあ」

十神「これに人を殺したくなる何かが入っていると言う事か。フン、面白い…」スタスタ

俺「…。」スッ

DVD「俺君のDVD」

朝日奈「だ、大丈夫かな…?」チラッ

俺「まぁどうせ只の作り物の映像でしょ。大丈夫だよきっと…」ウイ-ン

朝日奈「う、うん…」ウイ-ン

俺(ちょっと怖くて不安だったが、まぁ流石にこんな映像で人を殺したくなんかならないだろうと思い…)

モニター「」ザザッ...

俺(俺はその動機とやらのDVDを再生してみた…)

俺「あ……」

映像「」パッ

父親『いくら吹き飛ばされても、僕等はまた花を植えるよ。きっと』
母親『頑張るのですよ。にぱ〜』
犬『あうあうあう〜…』

俺(そのDVDに映っていたのは俺の家族…。皆んなが希望ヶ峰学園に入学する事ができた俺に向けて励ましの言葉を送ってくれていた)

俺「みんな…」

俺(俺は数日振りに見た家族の姿に安堵していた。だが、次の瞬間……)

映像「」ザザッ...

俺「……えっ?」ドクンッ

父親『』
母親『』
犬『』
燃え盛る家『』

俺(映像にノイズが走り、次に映し出されたのは全員の倒れた姿…。燃え盛るリビングの映像だった…)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 01:29:06.48 ID:XOSHaWa2O
視聴覚室

俺「な、なんだ…!?これ…」ドクンッドクンッ...

俺「こんな事……。こんな事、ある筈が…」ブルブル...

周りの生徒達『』ビクビク...

俺「か、確認しに行かないと…!今直ぐに…」ゴクリッ...

舞園「いやあぁぁぁっ!?」ガタンッ!

俺「えっ?…」チラッ

俺(パニックになっていた俺の頭を我に返させたのは、同じく近くでDVDを見ていた舞園さんの叫び声だった)

俺「ま、舞園…さん?…」

舞園「殺すとか殺されるとか…いったい何なの…?もうこんなの耐えられない…」ビクビク...

俺「ぁ……」

霧切「…貴方の目的は何?こんな事をして、私達にいったい何をやらせたいの?」 ガタッ

モニター「」 パッ

モノクマ『目的?目的だって?それはね、絶望』

舞園「いやあぁぁっ!」ダッ 

扉「」ガラッ  

俺「舞園さん!?」

俺(怯えきった彼女は出て行ってしまった…)

俺(あのまま放置しておけば彼女が何をしでかすか分からないな…)チラッ

周りの生徒達「…。」

俺(だけど、未だ誰も彼女とそこまで親しい訳じゃ無いから動かない…)

俺(ならここは何回か話した事ある俺が彼女を追った方が良いのか?…)


1直ぐに追いかける
2…いや、俺が追ったところで何もできないだろう。まぁ放置で良いか


多数決下3まで
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 01:34:51.02 ID:jP4L7/L20
1
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 01:38:47.84 ID:8GwZByRHO
1
しかしなかなかすごい家族構成だな
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 02:09:26.42 ID:XOSHaWa2O
廊下

舞園「うっ…」タッタッタッ

俺「舞園さん!待って!」ガシッ

舞園「いやあっ!離して!」グッ

俺「落ち着くんだ舞園さん!皆んなで協力すれば、必ず出られるから!」

舞園「嘘っ!」

俺「あの映像は全てモノクマの作った偽物の映像だ!! 」

舞園「!?」

俺(俺の言った言葉は、舞園さんにじゃなく自分自身にそう言い聞かせたかった言葉だったかもしれない…)

俺(あんな映像、偽物に決まってる……)

俺「…仮にあの映像が本当だとしても、外の世界は大騒ぎになってる筈だ。ここにだって直ぐに助けが来る!」

舞園「助けなんか、来ないじゃないっ!!」

俺「ッ…!?」ビクッ

俺「助けが来なかったとしても…俺が君をここから出してみせるから!!」グッ

舞園「…!」

俺「どんな事をしても絶対に…絶対に外へ出してみせるから、今は俺を信じてくれ!!」

舞園「うっ……」ウルッ...

俺(あ…)ガシッ

舞園「うあぁぁぁっ…あぁぁぁぁぁぁ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺(舞園さんが見たDVDにも俺と似たようは物が映ってたんだろうか…)

舞園「ぅぁぁぁぁっ…」ポロポロ

俺(偽物に決まってる…。あんなの……)グッ

周りの生徒達「「「…。」」」


視聴覚室

霧切「……。」

セレス「…。」

十神「…。」

モノクマ『うふふふ。あっはっはっはっ、あーはっはっはっ』



舞園の好感度が5に上がった
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 02:37:56.71 ID:XOSHaWa2O
寄宿舎前

舞園「あの…。さっきはすみません…俺君」

俺「あ、いや…。さっきのDVDの事ならあんまり気にしない方が良いよ…。俺も忘れるつもりだしさ…」

舞園「はい…」

俺「うん。とりあえず今日はゆっくり休んで」

舞園「そうさせて貰います…それではおやすみなさい…」ペコリ

俺「おやすみ」

舞園個室扉「」ガチャッ

俺「…。」

俺「はぁ…。俺も今日はもう休むか…」ガチャッ



俺個室

ベッド「」 ボフッ

俺(それにしても、あの映像はいったい何だったんだろうか…)

俺(それに……)


モノクマ『目的?目的だって?それはね…絶望』


俺(希望の象徴でもある俺達を絶望に染め上げる?…)

俺(…いったい何を考えてるんだ黒幕は)

俺「……。」

俺「本当に助け…。来ないのかな…」

俺「はぁ……」モゾッ

俺(だとしたら、明日からはノンビリしてられない…)

俺(俺一人だけじゃどうにもならないだろいから…)

俺「皆んなと協力して…。自力で…この学園から……」ウツラウツラ...

俺「そうだ…。俺達は…殺し合いなんか、する訳…」

俺「ZZZ……」

─────
────
───
──

俺「ZZZ…」

ピンポ-ン

俺「…んぁ?チャイム?」パチリッ

俺(あれ?…)チラッ

俺「夜10時過ぎ…?あ、いつの間にか寝てたのか…。参ったな…シャワー浴び忘れた…」

ピンポ-ン

俺(と言うかこんな時間に誰だ…?今は夜時間で出歩き禁止の筈だけど…)


1眠いからもう出なくて良いか…
2誰だろう?出てみよう



多数決下3まで
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 04:30:29.71 ID:4ecSudRGO
1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 04:41:23.48 ID:Ra/MRhF90
1
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 04:47:28.66 ID:6mYVtHmA0
部屋変わらないでおいて、部屋の前を通る人にドアぶつけるんだっけか
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 11:14:12.23 ID:g3REfUSC0
俺個室

俺「眠いからもう出なくて良いか…」ボフッ

ピンポ-ン

俺(また鳴ってる…。無視無視、もう寝てますよー)

俺「ZZZ…」



翌日
食堂

朝日奈「俺、昨日の夜10時頃はもう寝てたの?」

俺「え?」

朝日奈「いや、インターホン押しても出てこなかったからさ…」

俺「あ、ああ…。昨日はもう爆睡してたような?…」

朝日奈「そっかぁ…じゃあ仕方ないね」

俺(……昨日のインターホン。朝日奈さんだったのか)

俺「いったい何の用だったんだ?」

朝日奈「いや…あんな映像見させられてちょっと怖かったからさ、眠くなるまで話し合い手になって貰いたかったなって」

俺「なるほど…ごめん」

朝日奈「ううん。代わりにさくらちゃんに話し合い手になって貰ったから大丈夫」

大神「うむ…」

俺「そ、そっか…。なら良かった…」

俺(……そりゃ大神さんが一緒なら、俺と一緒に居るよか安心できるわな)

石丸「それにしても今日は皆な遅いでは無いか」

不二咲「昨日の映像を見させられて怖かったから、皆んなも寝る時間遅かったのかなぁ…」

俺(朝食会の集合時間である8時より前には来ている朝日奈さん、大神さん、石丸君、不二咲君の4人は規則正しい高校生に分類される面々だ)

大和田「うぃーす」スタスタ

山田「何やら良い匂いがしますなぁ」スタスタ

江ノ島「ごめーん。メイクに時間かかっちゃった」スタスタ

俺(そして、多少ルーズな時間感覚の面々…大半の高校生がこの分類に入るだろう)

俺(後一人。舞園さんだけはいつも江ノ島さん達よりは早く来てる筈なんだが…)

俺「あっ…」

舞園「おはよう御座います…。すみません寝坊しました…」スタスタ

朝日奈「舞園ちゃんが寝坊なんて珍しいね」

舞園「昨日なかなか寝付けなかったので…」

俺(…舞園さんはいつものように現れたが、何かいつもよりはやつれているような気がした)

俺(まぁ昨日は一番あの動機とやらの映像に動揺してたし仕方ないか…)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 11:38:38.55 ID:clKdjEayO
舞園さんかと思ったが朝比奈だったか
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 11:43:18.59 ID:g3REfUSC0
食堂

大神「江ノ島盾子よ…」

江ノ島「何よ?」

大神「失礼だが、雑誌で見る時と少し印象が違うようだが…」

俺(…俺も失礼だが、大神さんも女性誌とか見るんだ)

江ノ島「あっははは。アレは雑誌用に盛ってるんだって」

江ノ島「画像編集ソフト知ってんでしょう?」

大神「何と…」

江ノ島「それくらいで驚かないでよ〜。軽く凹むんですけど〜」

俺(超高校級のギャルなのに画像編集ソフト使って細工してるとか有りなのか…)

俺(只の幸運でしかない俺も人の事言えないが…)



俺(そして俺達が揃ってから間を置いて現れるのが…)

霧切「おはよう…」スタスタ

セレス「おはよう御座います」スタスタ

腐川「な、何よ…。遅れたって誰もあたしの事なんて気にかけて無いんだし良いじゃない…」

葉隠「ふあぁ…寝坊じゃねーって。道に迷っただけだべ」

葉隠「実際、バミューダトライアングルの仕業だべ」スタスタ

俺(…時間は愚か、他人の事すら気にしないマイペースな連中だ)

石丸「うむ…未だ全員揃って無いな」

朝日奈「未だ桑田と十神が来て無いね」

十神「…。」スタスタ

大和田「おう十神、おめぇ桑田を知らねえか?」

十神「オレが知る訳無いだろう。今自分の部屋から歩いてきたところだ」ガタッ

朝日奈「まぁ桑田だし、部屋で未だ寝てるんじゃ無い?」

山田「桑田怜恩殿はよく寝坊をする人ですからねぇ」

石丸「ええい!流石にこの寝坊は見過ごせん!僕が直接部屋へ行って起こして来る!」スタスタ

十神「フン…」

霧切「……。」

俺(あの霧切って子、こんな状況でも椅子に座って目瞑ってるし…どんだけ眠いんだよ)

俺「ま、まぁとりあえず皆んな揃いそうだし朝食の準備を始めようか」

朝日奈「うん。そうだね」

大神「良かろう…」

俺(しかし、俺達がいつも通り朝食の用意の準備に取り掛かかろうとした時だった)

石丸「皆んな!待ってくれ!」

朝日奈「石丸?どうしたの?桑田は?」

石丸「それが…居ないんだ…。部屋の何処にも…」

俺「…え?」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 16:11:04.83 ID:1KSg6l770
ここらへんで前園さんに殺されるルートとかなかったっけ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 17:13:50.67 ID:g3REfUSC0
体育館

俺「桑田くーん」スタスタ

朝日奈「桑田〜?」

大神「桑田…何処だ?…」

俺(俺達は手分けして桑田君を探す事になった)

俺(体調の悪い舞園さんやどうでも良さそうな十神君やセレスさん、腐川さん等食堂に残った人を除いて…)

朝日奈「体育館には居ないのかな?」

俺「朝日奈さんと大神さんは引き続きここを頼む。俺は他の人の所見に行ってみるよ」

朝日奈「うん。分かった」

大神「もしやとは思うが…気を付けるのだぞ…」

俺「いや、そんなまさか…はは。とりあえず行ってくる」スタスタ

俺(彼は朝食会にも出ず、いったい何処へ行ったんだ?…)



学園側廊下

俺「あ…」

霧切「……。」

俺「え、えっと…桑田君、見つけた霧切さん?…」

霧切「ええ」

俺「えっ!?本当!?いったい何処に…」

霧切「その前にお願いがあるんだけど」

俺「…うん?」

霧切「直ぐに皆んなをここに呼んで来て」

俺「ここに?…」チラッ

教室扉「」

霧切「…私はここを離れられないから」

俺「あ、ああ…?よく分からんが分かった…皆んなを集めてくるよ」スタスタ

俺(霧切さん…何気に初めて話したな…)

俺(彼女の事は未だに全く分からないし、才能すら不明なまま…。いったいどんな才能でこの学園に来たんだろうか…)

俺「とりあえず皆んなを呼びに行かないと」タッタッタッ
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 18:00:57.41 ID:F2M5gMPcO
部屋の入れ換えトリック気づいたときに部屋に乱入したら間違って殺されるルートはあったけど今回はそもそも提案すらされてないからなー
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 20:44:54.70 ID:g3REfUSC0
──数分後
教室

俺「霧切さん。皆んなを集めてきたけど…」

霧切「ありがとう」

山田「我々に見て貰いたい物とは何ですかな?もしや、霧切響子殿についての…///」

朝日奈「あ、あわわ….///」

江ノ島「ストレートなセクハラマジでやめろっつの…」

十神「桑田を発見したにも関わらず、お前がこの部屋に誰も入る事無いように見張りながら、そいつを使いオレ達をわざわざ呼び出したんだ」

十神「既に凡その検討はついてるがな」

俺「えっ…」

セレス「とにかく、こうしてちゃんと皆んな集まったんですし中を確認させて貰っても宜しいでしょうか?」

霧切「ええ…。いいわよ」スッ

俺(桑田君が中に居るだけじゃ無いのか?いったい何があるんだ?…)スタスタ

舞園「……。」

扉「」ガラッ

俺「……ッ!?」

朝日奈「ひっ…」ゾクゾクッ!

葉隠「うっ…ぎゃあぁぁぁっ!?」

十神「フン…。やはりな…」




俺(教室の中にあったのは、血の海に倒れている…)


桑田「」ドクドク...


俺(桑田怜恩君の、変わり果てた姿があった……)


194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 21:43:01.84 ID:ZBrCKtVBO
これは普通に舞園さんクロかなあ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 22:07:06.73 ID:Hse4MkgY0
父親がキラで母親は梨花ちゃんか…w
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/07(月) 22:45:43.79 ID:XOSHaWa2O
教室

大和田「く、桑田ッ!?テメェッ…!」スッ

霧切「…無駄よ」

大和田「あぁん!?」クルッ

霧切「私も発見当時、直ぐに彼の生死を確認したけど既に死後かなりの時間が経っているみたい」

江ノ島「それってつまり…」

霧切「…残念だけど、桑田君は何者かに殺された可能性が高いわ」

周りの生徒達「…!?」ザワッ...

俺「嘘だろ…?そんな、本当に殺人が起きるとか……」

俺(俺はこんな状況に置かれていても、殺人なんか起きる訳が無いと気楽に考えていた…)

桑田「」

俺(…だが、こうして本当に殺人が起きた事で俺の甘過ぎる認識は間違いだったのだと)

俺(皮肉にも、仲間が殺されてから再認識していたのだった…)グッ



石丸「な、何故このような事が…。と、とにかくここは先ず彼を…」

モニター『』ブツッ

全員「??」クルッ

モノクマ『ピンポンパンポーン。死体が発見されました。至急、体育館へ集まって下さい。至急!至急!!』

江ノ島「はぁ!?」

石丸「こ、こんな時にいったい何を…」

十神「…オレは行くぞ」スタスタ

葉隠「ええっ!?」

大和田「なっ…!?テメェ!」

霧切「…いいえ。今は十神君のように体育館に集まるのが賢明でしょうね」

不二咲「霧切さん?…」グスッ

大神「どう言う事だ…?」

霧切「私達は囚われの身なのよ。無闇に敵に逆らう訳にはいかないわ」

霧切「これ以上、犠牲を増やさない為にもね…」

周りの生徒達「…。」

桑田「」

俺(霧切さんの言葉により、皆んながゾロゾロと体育館へ向かって行った…)

俺「……。」

桑田「」

俺「……クソッ」

俺(桑田君を殺したのは、きっと俺達をこんな目に遭わせたモノクマだ…)グッ

俺(あいつ…。今度こそ…)クルッ

舞園「……。」

俺「あ、あれ?舞園さん?体育館に行かないのか?皆んなもう向かってるけど…」

舞園「い、いえ…行きます…」スッ

桑田「」

舞園「……。」グッ...
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 10:53:52.35 ID:YbQDqyRz0
体育館

俺「モノクマ!お前が桑田君を殺したんだろう!」

モノクマ「僕はそんな事しないよ。それだけは信じて」

俺「信じられるか!?」

モノクマ「あのねえ、僕はこの学園生活の趣旨に反するような事は決してしません!」

モノクマ「僕ってクマ一番ルールには煩いってサファリパークでも有名だったんだから」

不二咲「じゃあ他に…誰が…」

モノクマ「分かってる癖に。桑田怜恩を殺したのはオマエラの中の誰かじゃん!」

俺「なっ…!?」

周りの生徒達「「「えっ…」」」ザワッ...

モノクマ「オマエラの誰かが、卒業の為に桑田君を殺しただけだよ。それがルールじゃん?悪い事じゃないよ」

不二咲「そんな…」

朝日奈「嘘だよ…」

モノクマ「いいや、殺したのはオマエラの中の誰かだよ。それは当の本人が一番知ってる筈だけどね」

俺(この中の誰かが?そんなまさか…)キョロキョロ

石丸「正直に言うんだ。誰が桑田怜恩君を?」

腐川「は、犯人が居たとして…い、言う訳無いじゃ無い…」

セレス「まぁ、誰でも構いませんけど…」

山田「ぼぼぼ僕じゃありませんよ!?」

葉隠「お、オレでもねーべ!」

十神「静かにしろ。十神「俺達の中に犯人が居るのだとしたら、そいつは卒業できるんだな?」

モノクマ「うぷぷぷぷ…ぶヒャヒャヒャ。そんなの大甘だよ。デビル甘だよ!地獄甘だよ!」

モノクマ「寧ろ、本番はこれからじゃん?」

俺「本番だって?…」

舞園「いったい何をやらされるんですか?…」

モノクマ「ではここで、卒業に関する捕捉ルールの説明を開始します!」

セレス「自分が殺人をおかしたクロだと他の生徒に知られてはいけない。その辺を言っておられるのでしょう?」

俺「校則の6番目の…」

モノクマ「そう、他の生徒に知られないように殺さなければならないの」

セレス「完全犯罪を成立させろと言う事ですわね…」

モノクマ「それを査定する為に、殺人が起きた一定時間後に必ず"学級裁判"を開くこととします!」

俺「学級…裁判…?」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 10:58:20.29 ID:YbQDqyRz0
体育館

モノクマ「学級裁判では犯人、クロは誰かを議論して貰います」

モノクマ「そこでオマエラが導き出した答えが正解だった場合には、秩序を乱したクロだけがお仕置きとなります」

モノクマ「但し、もし間違った場合は逆に残ったシロ全員がお仕置きされてしまいます」

周りの生徒達「…。」ザワ...

モノクマ「それが学級裁判のルールなのです」

山田「あのー…ところでお仕置きとは…?」

モノクマ「あー、簡単に言えば処刑って所かな」

不二咲「え…処刑って何の事?…」ウルッ

モノクマ「処刑は処刑だよ。処刑。電気椅子でビリビリ、毒ガスでモクモク、竜巻なんちゃらで身体がバラバラになったりとかね」

周りの生徒達「…。」ザワ...

俺(こ、こいつ…本気で言ってるのか…?)

俺(もし間違えれば、ここに居る俺達全員も……)ゴクリッ

江ノ島「ちょっと!アンタの言ってる事無茶苦茶じゃない!?何が学級裁判よ!」

俺「江ノ島さん…?」チラッ

モノクマ「んあ?」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 11:19:07.23 ID:YbQDqyRz0
体育館

江ノ島「アタシそんなのに参加なんて嫌だからね。何でアタシらが犯人当てなんかしなきゃなんねーんだよ!」

モノクマ「そんな身勝手な」

江ノ島「身勝手なのはそっちだろ?殺し合いなんて勝手にやって。アタシは関係無い!」

モノクマ「め、目の前の悪の迫力に…しょ、正直ブルってるぜ」

モノクマ「だ、だけどなぁ僕は悪に屈するつもりは無い。最後まで戦うのがモノクマ流よ」シャキンッ

モノクマ「どうしても通りたければ、僕を倒してからにしろ!」テッテッテッテッ

江ノ島「ッ…!」スッ

江ノ島足「」クッ

俺「ぁ───」

俺(その瞬間、一番最初に同じ失敗をやらかした俺は分かった…)

俺(江ノ島さんも俺と同じ事をしようとしているのだと…)


江ノ島ブーツ「モノクマ「ギュムッ!」」

江ノ島「はい。これで満足?」

モノクマ「そっちこそ!」

江ノ島「あ?」


俺(そして近くに居た俺は、それを思い出した瞬間無意識に駆け出していた───)スッ


モノクマ「学園長ことモノクマへの暴力を禁ずると言った筈だよね!?」プウンプウンプウン

モノクマ「助けてグングニールの槍!」



俺「江ノ島さん!!!危ない!!」タッ

江ノ島「…え?」



コンマ下二桁
91以上間一発で江ノ島を抱えて横っ飛びをし、助け出した
81〜90江ノ島を突き飛ばした結果、俺の腕が貫かれた(捜査不可)
41〜80…が、間に合わなかった
40以下江ノ島を無理矢理庇った結果、俺が身体を貫かれて死んでしまった…


安価下
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 11:55:42.90 ID:ZAMbgSKuo
こい
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 13:03:19.72 ID:suOxHUuvo
おー、がんばったな
でも苗木いないと落とせないんだっけ?

お祭りモードじゃないから後々邪魔な存在になりそう…
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 13:27:43.12 ID:iz905IEBO
あと1多ければ
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 14:09:25.04 ID:+IvtJKPnO
妖怪1足りない
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 15:01:00.08 ID:yE9mgGKE0
うおおめっちゃ惜しい
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 19:04:04.05 ID:Exapn1XD0
どうせ最初からやり直すんだし
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 20:03:18.32 ID:YbQDqyRz0
コンマ90
体育館

俺(よし、届いた…!)ブンッ

ドンッ

江ノ島「わっ!?」ドサッ

グングニルの槍「」ビュビュビュッ

俺「!?」

モノクマ「あっ」

ドスッ!

俺「くっ…がはっ…!?」

朝日奈「俺!?」

江ノ島「なっ…!?」

俺(右腕が……。痛過ぎて焼けるように熱い……)

モノクマ「あらら。俺君、校則違反者に罰を与える所だったのに邪魔しちゃダメじゃんか」

俺「はぁ…。はぁ……」ドクドク...

モノクマ「そんな事するから、俺君が重症を負う羽目になるんだよ」

俺左腕「グングニルの槍「」」ドクドク...

腐川「ち、血がぁ……」バタッ

不二咲「お、俺君…」

霧切「…どう言う事?貴方は直接私達に手を下すの?」

モノクマ「いいや。江ノ島さんには校則違反者がどうなるのか、見せしめにさせて貰おうと思っただけだよ」スタスタ

江ノ島「え……」

モノクマ「俺君に感謝するんだね江ノ島さん。彼が庇ってくれなきゃ今頃君の全身は蜂の巣になってた筈だよ」

江ノ島「う、嘘……」サ-...

モノクマ「結局、君の代わりに俺君は出血多量で死にそうだけど…うぷぷぷぷ」

俺「くっ……」

俺左腕「」ボタボタ...

俺(血が…止まらない……。ダメだ…頭もクラクラしてきた…)

モノクマ「でもこれでオマエラも分かってくれただろ?僕は本気だよ」

モノクマ「と言う事で捜査を頑張って下さいね」

舞園「待って下さい!俺君はどうなるんですか?…」

モノクマ「そんなの僕は知らないよ。俺君が勝手に邪魔して来た事だもん」

俺「ッ…」ドクドク...

江ノ島「お、俺……」

モノクマ「あ、ちなみにどんな理由があろうと学級裁判への参加はして貰うよ」

大和田「ふざけんな!無理じゃねえか。こんな腕で参加なんて…」

モノクマ「参加できなかった時は、無条件でお仕置きだから」

朝日奈「そんな…」

俺「はぁ…。はぁ……」

モノクマ「それじゃ、学級裁判で会いましょう」ピョンッ

俺(江ノ島さんは助ける事ができたが…マズイな…)

俺左腕「」ドクドク...
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:09:19.43 ID:pycrUvbzO
この時点じゃ保健室も解放されてないのか
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:13:11.40 ID:7rRxD/w80
>俺(右腕が……。痛過ぎて焼けるように熱い……)

>俺左腕「」ドクドク...

これ両腕やられてるな。殺される可能性が上がるんだろうけど
逆に言えば両腕が使えないんだからクロ認定されることはないな
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:25:12.51 ID:Exapn1XD0
セレスに殺されそうだな
殺しやすいという理由で
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 20:27:56.38 ID:YbQDqyRz0
体育館

朝日奈「大丈夫俺?…」

俺「はぁ……。つっ…ちょっと大丈夫じゃ無いかも…」ボタボタ...

朝日奈「ええ…」

不二咲「どうしよう…止血する物なんてこの学園に無かったよね?…」

セレス「一応、保健室らしき部屋はありましたが…残念ですが封鎖されてましたね」

朝日奈「そんな…じゃあ俺はどうなるの?…」

十神「止血する道具すら無いんだ。なら、後はどうなるかは分かるだろう?」

不二咲「そ、そんな…」

俺「……。」

セレス「運がありませんでしたわね俺君。黙って江ノ島さんが殺される所を見ておけば、貴方は助かりましたのに」

江ノ島「……。」

俺「はぁ……はぁ…そんな事…。できる訳ないだろ…」

江ノ島(俺……)

セレス「フフッ、でもこうなってはどうしようもありませんわね。とにかくわたくし達は捜査を始めましょうか」

朝日奈「俺をこのままにして放って行くの!?」

セレス「わたくしは忠告した筈ですよ?どんな者でも、適応力の無い者から死んで行くのだと。俺君の自業自得ですわ」ニコッ

俺「ッ…」

朝日奈「俺は未だ生きてるんだよ!?なのにそんな扱い、幾らなんでもあんまりじゃん!」

霧切「……。」スッ

朝日奈「そんな、霧切ちゃんまで…」

霧切「…彼の事が心配でも、今は誰が犯人なのかを突き止めるのが先じゃない?」

朝日奈「それは…」

霧切「そうで無いと、ここに居る全員纏めて処刑されるだけだわ」

朝日奈「で、でもさ!?」

俺「…いや、良いんだ朝日奈さん」

朝日奈「俺…」

霧切「……。」

俺「ここで俺に構って皆んなが殺されるくらいなら…。俺はちゃんと皆んなが捜査へ行って…事件を解決して、生き延びて欲しい…」

舞園「……。」

俺「皆んなならきっと学級裁判って奴も乗り切れるって信じてるからさ…」ニコッ

朝日奈「グスッ…」ポロッ...

霧切「……。」

霧切「…学級裁判で会いましょう」スタスタ

俺「え?あ、あぁ…」

俺(あれ?…)
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:46:16.79 ID:suOxHUuvo
あれ?事件外の怪我の時って治療してくれなかったっけ
弐大の時とか。ロボになったけど
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 20:50:15.29 ID:YbQDqyRz0
体育館

俺(十神君、セレスさん、霧切さんが出て行ったのを皮切りに…)

俺(他の人達も俺に気まずそうに会釈をするとゾロゾロと捜査へ向かって行った…)

朝日奈「俺…」グスッ...

俺「皆んな捜査に向かったんだ。朝日奈さんも、もう行かないと…」

朝日奈「でも放っておけないよ…」

俺「だけど…」

大神「一先ずこの腕に刺さった槍を抜いて、トイレットペーパーか何かで直ぐに手当てすれば未だ助かる可能性もあるのではないか?…」

朝日奈「さくらちゃん…そうだ!未だ諦めるには早いよ!」

俺「た、助かるかな…?」

大神「ともかく、このままにしていては助かるまい。先ずはこれを抜くぞ?」スッ

グングニルの槍「」ガシッ

俺「うっ…うん…」

大神「…抜いた時に再度痛みが走る筈だ。なんとか耐えてみせよ」

俺「分かった…」ドクンッドクンッ...

大神「では、抜くぞ…」グッ

俺「……。」ゴクリッ

「…ちょっと待ちなって」

朝日奈「え?」

俺「江ノ島さん?…」

江ノ島「……。」

大神「江ノ島盾子よ…。何の用だ?…」

江ノ島「そんな方法で素人が止血したって、結局学級裁判までに出血多量で死ぬのは免れ無いよ」

俺「えっ…」

朝日奈「で、でもさ…。止血できる道具も無いし、これしか…」

江ノ島「…いや、一つだけ方法があるよ」

大神「その方法とは…?」

江ノ島「……。」

江ノ島「コイツをあたしに貸しな。そうしたら未だ助ける事ができるかもしれない」

俺「江ノ島さん…?」

江ノ島「あたしを信じて命を預けるか、預けないかはアンタ次第だけどね」

俺「……。」

江ノ島「まぁ、それでも傷が深過ぎるから現状で助かる見込みは5割だろうけど」

朝日奈「5割!?」

大神「むぅ…」

俺「……。」

江ノ島「どうする?」



1江ノ島さんを信じてみる
2いや、自分で何とかしてみる


多数決下3まで
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:51:30.38 ID:gyvQ3aygO
1
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:52:51.19 ID:zKi76/Fy0
1
ダイジョーブよりかは高いな
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 20:56:48.04 ID:oaobEaYE0
5割で生き残りにいくのか……
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 21:00:44.19 ID:zKi76/Fy0
やり直すのは前提でこの展開も見たいのは見たいし
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 21:01:48.53 ID:suOxHUuvo
裁縫道具が部屋にあるし、軍人の残姉なら止血くらいはできるね
無傷で助けるより罪悪感をあおって良い展開かも。今後も絡みやすくなるし
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 22:22:48.64 ID:b8tPaTl0O
体育館

俺「どの道このままだと死ぬしか無いんだろ?なら信じてみるよ江ノ島さんを」

朝日奈「俺…」

大神「そうか…」

江ノ島「じゃあ俺だけついて来て」

俺「俺だけ?」

朝日奈「あたしらは?」

江ノ島「…必要無い。あんただけよ」スタスタ

俺「分かった…」

大神「ならば江ノ島の部屋まで手を貸そう…」

俺「ありがとう…」



江ノ島個室

医療セット「」

俺「あ、あれ?江ノ島さん…医療セットなんか持ってたんだ?…」

江ノ島「…購買にあったのよ」

俺(あったっけ…?)

江ノ島「とにかく、麻酔とかは無いからこれ咥えて痛みは我慢して」

棒状のようなな物「」

俺「分かった…」パクッ

俺(戦争映画とかでよく見る奴か…)

江ノ島「そんじゃ直ぐ始めるよ」

俺「ん…」コクッ

江ノ島「助かる見込みは5割…アンタの運が良かったらこれを抜いても大丈夫な筈」

グングニルの槍「」

俺「……。」

江ノ島「…行くよ?」ガシッ

俺「うん…」

江ノ島「……。」グイッ

俺「@#&!?☆」ブシャァッ!!

俺(い、痛過ぎてヤバイ…死───)


コンマ下二桁
51以上俺、運良く生還した(江ノ島好感度5に上昇)
50以下俺、運悪く死亡


安価下
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 22:24:10.59 ID:xiV9ws4Lo
エンジョイ!
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 22:52:19.55 ID:z5h+hWnq0
生き残ったか
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 23:04:16.96 ID:b8tPaTl0O
コンマ59
江ノ島の個室

俺「うっ……」パチリッ

江ノ島「あ、ようやく目が覚めた」

俺「痛さで気を失ってたのか……」チラッ

俺腕「包帯「」」

俺「あ…。これ…」

江ノ島「さすが超高校級の幸運ね。まさか本当に生き残るなんて」

俺「いや、江ノ島さんの腕が良かったんだよ…」

江ノ島「…アタシは助けられた恩を返しただけよ」

俺「まぁ、何にせよありがとう」

江ノ島「いいってば」

俺「でもまさか超高校級のギャルの江ノ島さんにまさかこんな応急処置ができる才能があったなんて驚いたよ」

江ノ島「……。」

江ノ島「…ここでアンタが見た事は他の人に話さないでよ?」

俺「…え?」

江ノ島「さもないと…」ギロッ

俺「……。」ゾクッ!

俺(な、何だ…?この江ノ島さんから出る冷たい感じは…)

俺「わ、分かった!話さない!皆んなにも秘密にしとく!」

江ノ島「なら良いわ。じゃっ、そろそろ学級裁判って奴始まるだろあから準備した方が良いよ」

俺「えっ…?あ、そうだ…学級裁判…。でも俺、全然捜査とかして無い…」

江ノ島「それはアタシも一緒だって。まぁ、他の奴が何とかするでしょ」

江ノ島「とりあえず部屋戻って服だけでも着てきたら?」

俺「あ……///」

俺(…そっか。俺の服血に染まったから捨てたんだった)

俺「う、うん!とりあえず準備してくるよ!ありがとう江ノ島さん!」スタスタ

江ノ島「はいはい」

扉「」バタンッ

江ノ島「……。」

江ノ島「はぁ…」

江ノ島(勝手な事して、盾子ちゃん怒って無いかな…。でもあの時、本気で私の事……)



俺個室

俺「やっべ…。数時間は気絶してたのか?…」

新しい服「」スルスル

俺(桑田君を殺した犯人とかそんなの何も分からないんだけど……)


舞園好感度5
コンマ下二桁
51以上舞園が部屋を訪ねて来た
50以下学級裁判開廷(コトダマ1)

安価下
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 23:08:55.67 ID:vNcOgkbuO
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 16:17:52.47 ID:dW+CYJSsO
コンマ67
俺個室

扉「」コンコンッ

俺「ん?誰だ?」スタスタ

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…」

俺「舞園さん…?」

舞園「俺君。腕の方は…?」

俺「なんとか止血して、死ぬまでには至らなかったよ」

舞園「そうなんですか。良かった…」

俺「まぁ暫くは、重い物持ったりとか力入れたら傷がまた開いてしまう可能性があるみたいだから控えた方が良いらしいけど…」

舞園「…らしい?誰かに手当てして貰ったんですか?」

俺「あ、いや!なんでも…と、ところで舞園さんは捜査の方は大丈夫なの!?」

俺「そろそろ学級裁判って奴が開かれそうだけど…もう捜査の方は目処がついた?」

舞園「……。」グッ...

俺「舞園さん?…」

舞園「あの…私…」

俺「うん?どうしたんだ?」

舞園「ごめんなさい……」ウルッ

俺「え?な、何で急に謝るんだ?…俺別に舞園さんには何も…」

舞園「違う…違うの……」ポロッ

俺「何が?…」

舞園「私…こんな事になるなんて…考えてなくて…」ポロポロ

俺「……え?」

舞園「グスッ...。私が…桑田君を殺したんです……」ポロポロ...

俺「なっ……!?い、いや…冗談…」

舞園「うっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺(……な雰囲気でも無さそうだな)ゴクリッ

舞園「ごめんなさい…。ごめんなさい……」ポロポロ...

俺「……。」

俺「確か…学級裁判のルールだと正しいクロを指摘した場合はクロだけが処刑……」

俺「だが学級裁判を間違えれば、俺達全員が処刑される…」

俺「…つまり舞園さんか、俺達全員のどちらかが確実に…」

俺(クソッ…。どうにもならないじゃないか…)フルフル

俺「どうしてそんな馬鹿な事をしたんだ…」グッ

舞園「私…どうしても外に出たかったんです…。でも、こんな事になるなんて考えてもなくて…」ポロポロ...

俺「舞園さん…」


1……大丈夫だ舞園さん。俺は約束を守る…。絶対に俺が君を外に出してやる!
2ごめん…俺も死にたくは無いんだ…。舞園さんがクロだったって皆んなに伝えてくるよ…


多数決下3まで
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 16:35:51.25 ID:ax+gRPUEO
1
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 16:37:04.12 ID:na5HdOu6O
1
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 17:48:36.09 ID:/fVLPLRfo
1

これはツラいなぁ…
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 22:21:04.15 ID:gOXTUYIHO
俺個室

俺「……大丈夫だ舞園さん」

舞園「えっ……」グスッ...

俺「俺は約束を守る…。絶対に俺が君を外に出してやる!」

舞園「俺…君…。うっ…あぁぁぁっ…」ポロポロ...

俺「……。」

俺「一先ず桑田君を殺した時の状況を詳しく説明してくれ」

舞園「桑田君を殺した時の…?」

俺「ああ…。君の事は死なせない…。俺を信じて…全て任せてくれ」コクッ

舞園「……。」

舞園「うん…」ポロポロ...

俺(彼女を守り、ここから助け出す方法は…もうアレしかない…)




──数十分後
エレベーター内

山田「ややっ俺殿!無事だったんですな!?」

俺「ああ…運が良かったみたい」

葉隠「ゆ、幽霊じゃ無いよな?…」

俺「はは…。そんな訳…」

十神「フン…だが、捜査はロクにやれて無いんだろう?」

俺「……。」

セレス「運良く生き延びたみたいですが、どちらにせよこの後全員仲良く処刑されてしまうかもしれませんわね」クスッ

舞園「……。」

俺「…最後までやってみなければ分からないよ」

不二咲「そ、そうだよ。皆んな…弱気になっちゃダメだよ…」

十神「誰が弱気になっていると言った。ようやくゲームが始まったんだ」

十神「逆にオレは楽しみだぞ。どの道最後に勝つのはこのオレだがな」

俺「……。」

俺(いよいよ学級裁判とやらが始まる…。もう後戻りはできない…)チラッ

舞園「……。」

俺(俺が最後まで彼女を守り、外に出してやるんだ…)グッ

エレベーター「」ガシャンッ
扉「」ウイ-ン

俺「よし…。行こう…」スタスタ

舞園「はい…」スタスタ

霧切「……。」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 22:28:25.24 ID:gOXTUYIHO
学級裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場…」

霧切「…ちょっと良い?アレってどう言う意味かしら?」

桑田遺影「」

江ノ島「うわ…趣味わるっ!」

モノクマ「死んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

俺(この裁判は俺が勝つ…!)

舞園「……。」

俺(彼女の事は絶対に俺が守ってみせる…)

俺(この俺の…命に代えても…!)グッ

霧切「……。」




学級裁判…開廷!!
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 22:33:39.56 ID:xquzW4un0
DEADEND直行かと思ったら
まさか霧切さんに怪しまれないように犯人にならないといけないのか
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/09(水) 22:53:20.67 ID:gOXTUYIHO
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「何から話した物か…」

霧切「先ずは犯行に使われた凶器から検証みましょう」

俺「……。」

俺(…犯行で使われた凶器の厨房の包丁は舞園さんが部屋に持ち帰りゴミ箱に捨てた)

俺(つまり、死体現場に凶器は落ちて無かったんだ。見つかる訳が無い)

朝日奈「凶器って何なんだろう…?」

セレス「モノクマファイルには、桑田君は腹部を1箇所、背中に2箇所刺されたような傷があったと書いていますわ」

十神「桑田の死に方はうつ伏せだった。恐らく最初に腹を刺されて逃げようとした所を背中から刺されたんだろう」

山田「容赦ありませんなぁ…。犯人はいったい桑田怜恩殿に対して凄まじい怨みを持っていたのでしょうか…」ブルッ

舞園「……。」

俺「……。」ドクンッドクンッ...

俺(…事件当時の事を見た訳じゃ無いのにそんな事まで詳しく分かってるのか)ドクンッドクンッ

俺(やはり十神君やセレスさんは口だけじゃない…。このままだと…)ゴクリッ...

俺(いや、未だ大丈夫だ…。それでも凶器が特定された訳じゃない…)



大和田「刺されたっつー事は、犯人はナイフで桑田を刺したんだな?」

霧切「…いいえ。桑田君が殺された凶器はナイフでは無かった筈よ」

大和田「おん?」

セレス「わたくし達はここに閉じ込められた時に、所持品は愚か携帯電話すら取り上げられているのです」

セレス「ナイフなんて誰も所持していませんわ」

江ノ島「じゃあ桑田は何で殺された訳?ナイフ以外で刃物なんてこの学園にあったっけ…?」

葉隠「見た事ねーぞ!?」

俺「……。」

俺(裁判中にずっとダンマリなのも逆に怪しまれるかもしれない…)

俺(この辺りで先手を取って俺から仕掛けるか?…)


1ここで俺も発言する
2…いいや、下手な発言はしない方が良い。未だ様子を見よう


多数決下3まで
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:00:32.76 ID:iuEocZyH0
2
難しいなぁ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:08:19.58 ID:J3RA8ZPzO
1
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:08:49.33 ID:PBHna9jwO
1
攻めの呼吸
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:10:00.23 ID:xquzW4un0
包丁ってことにされると不味いから模造刀の情報を出す2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:12:09.41 ID:HiCm+nq80
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 23:16:37.46 ID:xquzW4un0
間違えたけどもう決まってたからいいか
つーかモノクマファイルすら見れないのかよ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 00:19:22.19 ID:58TgIEgUO
学級裁判場

俺(こう言うのは流れが大事だ…)

俺(…だったら、この序盤で俺が怪しいって流れにして一気に持って行く!)グッ

俺「ナイフ以外の刃物って…。厨房の包丁なら可能だと思う…」

舞園「…。」

江ノ島「厨房の包丁?」

セレス「確かに…包丁なら刺し殺す事も可能でしょうね」

大和田「でもそんな包丁なんか持ち出したら誰か気付くだろ。他にもあるんじゃねーか?」

霧切「いいえ。俺君の言う通り、事件後に厨房の包丁が一本だけ無くなっていたわ」

不二咲「じゃあその包丁を持ち出した人が桑田君を殺したって事だよね…?」

石丸「正直に言いたまえ!誰が厨房の包丁を持ち出したのだ!?」

腐川「だ、だから出てくる訳無いでしょ…」

俺(…よし、ここだ!)

俺「あ、あのさ…」

石丸「うん?俺君?どうしたんだね?」

俺「昨晩包丁を持ち出したのは俺なんだけど…」

周りの生徒達「「「ええっ!?」」」

霧切「……。」

舞園(俺君…)

俺「あ、いや…。先に言っとかないと、誰かに後から言われたら怪しまれると思ったから先に証言しておきたくて…」

十神「…一応聞いておいてやる。何故厨房から包丁を持ち出した?」

俺「それは…。あんな映像を見させられて誰かが俺を狙って来た時の護身用にしようと思って…」

山田「…なるほど。だけど、その包丁を持った時に俺殿はこう考えた訳ですな?」

俺「えっ?…」

山田「殺されるのを待つくらいなら、誰かを殺してしまった方が早いんじゃ無いかと…」

朝日奈「嘘…」

大神「お主が…?」

俺「ち、違っ…違うよ!」

山田「俺殿…見かけによらず恐ろしい男ですな…」

俺「待ってくれ!俺は犯人なんかじゃない!」

セレス「ですが、厨房から無くなっていた包丁はその1本だけなのでしょう?」

セレス「俺君以外に犯行は不可能では?」

俺「いや…そんな…」

朝日奈「本当に俺が桑田を殺したの?…」

俺「ち、違うよ!俺は…」

俺(よし…。皆んな俺を怪しんでる…。このまま行けば…)

朝日奈(俺……)

霧切「……。」


朝日奈好感度4
コンマ下二桁
41以上俺がクロと言う事になる
40以下朝日奈「そ、そうだ!ちょっと待って!包丁を持ち出したのって俺じゃ無いよね!?」

安価下
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 00:20:46.23 ID:AFaGq8L+0
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 00:20:49.30 ID:UDsR2kAH0
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 00:32:56.98 ID:CHEajx/k0
ここに来て最初に話しかけたのが足引っ張りにきた
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 00:45:23.29 ID:58TgIEgUO
コンマ23
学級裁判場

朝日奈「そ、そうだ!ちょっと待って!包丁を持ち出したのって俺じゃ無いよね!?」

俺「えっ…」ドキッ!!

朝日奈「あたし事件が起きる前の晩、さくらちゃんと一緒に食堂に居たんだよ。怖くてさ…」

石丸「うん?さくらちゃんとは?」

大神「我だが?…」

石丸「…そ、そうですか」

朝日奈「その時に食堂に来たのって俺じゃなくて…舞園ちゃんじゃなかった?…」チラッ

舞園「…!」ビクッ

舞園「え、ええ…。行きました…」

朝日奈「舞園ちゃんが厨房から飲み物を取って返った後くらいに包丁が一本消えてたと思うんだけど…」

十神「…思う?」

朝日奈「い、いや!消えてたよ!厨房から包丁を持ち出したのは俺じゃなくて舞園ちゃんだよね!?」

俺(チィッ…!朝日奈さん…邪魔を…)ギリッ...

霧切「……どう言う事かしら舞園さん?」

舞園「それは…」

俺「俺が舞園さんに持って来て欲しいって頼んだんだ…」

霧切「頼んだ?…」

舞園(俺君…)

俺「ああ…。滅多に食堂に行かない俺が厨房に行くのは誰かに見られた場合絶対に怪しまれると思ったから…」

俺「だからその日の昼間に一緒に護身用の武器を探して貰ってた舞園さんに厨房から包丁を持って来て欲しいって頼んだんだよ」

セレス「その日の昼間に一緒に護身用の武器を探していたと言うのは本当ですか?舞園さん?」

舞園「え?は、はい…本当です…」

霧切「…何か証拠はあるのかしら?」

舞園「証拠って…そんな…」

俺「一応俺の部屋に体育館前のホールから持ってきた金箔の模擬刀がある」

俺「…でもアレは持つだけで手に金箔が付いて使用感が悪いからシンプルに包丁に変えて貰ったんだ」

霧切「そう…」

俺(ホッ…咄嗟に出た嘘だが何とかかわせたか…)

霧切「でも一つだけ言っておくわよ俺君」

俺「…え?」

霧切「正しいクロを指摘できなかった場合は、私達全員が処刑される…」

俺「ッ…!」

舞園「……。」

霧切「…犯人を庇うとか、そんな事は何にもならないわよ?」

俺「分かってるよ…。だから俺も全力で解決に向けて頭を回してるんだ」

俺(マズイ。これ以上怪しまれると終わってしまう…)

俺(次こそ確実に仕掛けないと…)
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 01:17:25.11 ID:58TgIEgUO
学級裁判場

セレス「凶器が包丁で、その紛失していた唯一の包丁は俺君が持ち出した」

セレス「これは犯人は俺君しか居ないのでは?」ニコッ

俺「いや…俺じゃ無いよ!」

腐川「だ、だったらその包丁は何処にやったのよ…」

俺「それが…。部屋の引き出しに閉まってた筈なんだけど、いつの間にか無くなってたんだ…」

葉隠「それじゃあ誰か部屋に入って盗んだって事か?」

俺「ああ…そうとしか考えられない…」

十神「だが部屋には鍵がかかって居るだろう?あの鍵はピッキング防止の加工がされてた筈だが?」

俺「そ、それが実は…俺ってばその日は鍵を閉め忘れて寝てたみたいで…」

十神「何?…」

セレス「変な偶然ですわね…」

俺「……。」

霧切「それよりも先に皆んなに聞きたいのだけど」

俺「…うん?」

霧切「この中で、部屋に設置されてるメモ帳を既に使用してる人は居る?」

舞園「…!」ビクッ

俺(その質問は…まさか霧切さんは発見してるのか?もう一つの回収しきれなかった証拠を…)ゴクリッ

俺(クソッ…こうなったら…)グッ

舞園「あ─「俺は使ってるけど…」

俺「…それが、どうしたんだ?」

舞園(俺君…)

霧切「使ってるのは俺君だけ?なら変ね」

十神「どう言う事だ?」

霧切「桑田君の死体のポケットから出て来たのよ」スッ

朝日奈「あっ!?」

山田「そ、それは…!?」

俺(くっ…。やはり…)

メモ用紙「二人きりで話したい事があります。誰にも見つからずに夜1時頃に学園の教室まで来て下さい。 」

舞園「…!」ドキッ

霧切「下の部分は千切られてしまってるけど、これは恐らく犯人が回収したんでしょうね。自分が殺した事を探られないようにする為に…」

霧切「私の予想だとこの部分には名前が書いてあった筈よ」

俺(マズイ…霧切さん。鋭すぎる…)

俺(何とかしないと…)
243 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/12/10(木) 03:03:49.46 ID:cl/WEtKj0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 14:26:15.63 ID:0XppROnaO
学級裁判場

山田「霧切響子殿の持つそのメモの文体から犯人の推測ができたりしませんかな?」

セレス「超高校級の鑑定士でも居ればクロが浮かび上がった可能性もありましたが、わたくし達では無理でしょう」

朝日奈「うーん…。じゃあ分からないままかな…」

葉隠「諦めるのは早ええって!オレには見えて来たべ!」

俺(ん?葉隠君?…)

江ノ島「うわ…意外な所から声が上がった…」

葉隠「いや、意外って酷くない江ノ島っち…」

俺(まぁ彼なら大丈夫か…。馬鹿だし…)

十神「いいからお前の分かった事を言ってみろ」

葉隠「ズバリ!桑田っちを殺した犯人は女子だべ!」ビシッ

俺「…!?」

舞園「……。」

俺(なっ…!?嘘だろ?いや、単なる偶然だ…)

腐川「ふ、ふざけんじゃないわよ…。何で女子が桑田を殺したのか理由があるって言うの…?」

葉隠「桑田っちは女好きだったからな。そんな深夜に男子が桑田っちを呼び出しても、絶対めんどくさがって行かない筈だべ!」

葉隠「だから犯人はこの中の女子の中にしかいない!」

セレス「なるほど…。桑田君の性格を考慮すれば、一応筋は通っていますわね…」

俺(葉隠君…意外にやる…)

腐川「あ、あたしは呼び出してないわよ…」

葉隠「そりゃ大丈夫だ。桑田っちだって女子は女子でも、腐川っちに呼び出された所で絶対行かねー筈だしな」

腐川「なんであたしの呼び出しだと来ないのよ。この場で殺してやろうかこいつ…」

大和田「じゃあとりあえず、クロはこの中に居る女子の誰かって事で良いのか?…」

舞園「……。」

俺(マズイな…。ここまで追い詰められるなんて予想すらしてなかった…)

俺(リスクはあるが、俺も再び動きださないと…)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 15:19:17.07 ID:CHEajx/k0
こいつら味方の時は役に立たねえ癖に
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 15:54:09.41 ID:0XppROnaO
学級裁判場

霧切「それだけで未だ犯人が女子だと断定するのは早いわ」

葉隠「え?何で?」

霧切「犯人が女子の名を勝手に使い、桑田君を教室へ呼び出した可能性もあるもの」

霧切「…そうしたら男子にだって犯行は可能でしょう」

葉隠「あれま!?」

霧切「だから私は改めて皆んなに聞くわ。この中で部屋にセットされてあるメモ用紙を既に使ってる人は居るかしら?」

周りの人達「……。」シ-ン...

霧切「……。」

山田「誰も使って無い…と言う事ですかな?」

セレス(…当たり前ですわ。わたくしも使いましたが、この状況で名乗り上げるなんて、それこそ自分が犯人だと自白してるようなもの)

霧切「誰も居ないと言う事かしら?」

俺「……。」

俺(…よし、ここしかない)

俺「じ、実は俺…ちょっとだけ使ったんだけど…」スッ

朝日奈「ええ…俺?…」

十神「またお前か」

霧切「……。」

セレス「…ここまで来ると怪しさを通り越して、むしろ俺君はシロだと感じてきますわね」

俺「……。」

霧切「…どのような用途で使用したのか、聞いても良いかしら?」

俺「そ、それは…ちょっと…字の練習と言うか…」

腐川「こ、こんな監禁された状況下で字の練習ですって!?幾ら何でも怪し過ぎるわよアンタ…」

俺「いやぁ…なんか…ここのメモなら字、上手く書けるかなぁって…はは…」

葉隠「いや、笑えねーって…」

俺「うっ…」

周りの生徒達「「…。」」ジトッ...

俺「ま、待ってくれ皆んな!だけど俺は犯人じゃない!信じてくれ!」

俺(…いいぞ。皆んなそのまま俺を疑い続けろ)



江ノ島(本当に俺君が桑田君を殺したの?…)

モノクマ『助けてグングニールの槍!』

俺『江ノ島さん!!!危ない!!』タッ

江ノ島『…え?』


ドンッ

江ノ島「……。」

江ノ島(既に昨晩の間に殺人を起こしてた彼が、命懸けで私を助けたりするかな…?)


江ノ島好感度5
コンマ下二桁
51以上俺がクロと言う事になる
50以下江ノ島「待って!俺が犯人はおかしくない?」

安価下
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 16:06:56.18 ID:BNh2dnRl0
逝け
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 16:24:49.19 ID:iZWvzoQJ0
イナズマイレブンの安価SSもあるので読者はどんどん参加してくださいね
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 17:18:14.23 ID:gURKW00B0
この流れなんか草
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 17:56:30.22 ID:38XhlNswO
死にたくても全然死なないな
神は俺君に生きろと言っている
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 18:14:25.95 ID:ZxXCPPDsO
幸運だから生きる方向に進むのかな
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 18:23:03.52 ID:02DbVShP0
これ生き残ったとしても全員から嫌われそうだな
犯人に手を貸して皆を殺そうとしたやつだし
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 19:31:29.22 ID:BOUeh61LO
まあ終盤の朝日奈も許されたしなんとかなんじゃねえの
このまま先には進まんけど
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:36:36.32 ID:pQuXHIua0
コンマ18
学級裁判場

江ノ島(…やっぱり俺君では無いと思う)

江ノ島「待って!俺が犯人はおかしくない?」

俺「え、江ノ島さん…?」

十神「ほぅ…何か根拠があるのか?」

俺(今度は江ノ島さんが…?いいや、俺と同じく捜査をしなかった江ノ島さんが証拠を掴んでる訳が無い…)ドクンッドクンッ...

江ノ島「俺の手を見てみてよ」

俺「…うん?手?」

俺両手「」スッ

俺(何だ?こんな場所から証拠なんて出てくる筈が無いだろ?)

セレス「俺君の手がどうなされたのです?」

江ノ島「素人が包丁で人を刺したらさぁ、大体が刺した本人も
指を切って怪我するんだよね」

俺(えっ…?あ…)ドキッ!

葉隠「うん?でもテレビとかじゃ犯人は自分の手なんか怪我してねーぞ?」

江ノ島「そりゃあ撮影だからフリをしてるだけだって。でも俺の手を見てみてよ」

俺「ッ…」

俺両手「」綺麗なまま

江ノ島「人を刺した筈なのに、全く怪我なんかしてないじゃん」

山田「た、確かに…江ノ島盾子殿の言う通りですな…」

江ノ島「だから多分俺の言ってる事は本当だよ。俺は犯人なんかじゃ無い」

俺「は、はは…。だから言ってるじゃないか…」

俺(ま、マズイ!?まさか俺の嘘証言が悉く論破されるなんて…)

セレス「…それにしても、素人が包丁で他人を刺した場合は自分も傷を負うだなんてよく知っていましたわね江ノ島さん」

江ノ島「え?あぁ…。いや…」

十神「まるで誰かを刺した経験があるかのような言い回しだな」

江ノ島「だ、誰かを刺した事なんてある訳無いでしょ!」

朝日奈「そうだよ!江ノ島ちゃんは超高校級のギャルだけど、色々物知りなだけだよ」

江ノ島「そ、そうそう!ギャルって色んな情報が入ってくるからさぁ〜」

十神「怪しいな…」

セレス「ギャルにそんな情報、入ってきても直ぐに忘れそうな物ですのにね」

江ノ島「な、何となく覚えてたんだよねぇ〜…あははは…」

モノクマ「……。」

モノクマ(残姉過ぎ…。やっぱコイツ絶望的に殺しといた方が良かったか?…)
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:57:52.39 ID:pQuXHIua0
undefined
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:59:01.82 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

江ノ島(ど、どうしよ…。もしかしてボロ出した…?)チリッ

モノクマ「うおっほん。まぁ雑談はそれくらいにして、そろそろ桑田君を殺したクロを見つけてよ」

モノクマ「僕もそろそろ飽きてきちゃったしさ」

江ノ島(ありがとう盾子ちゃん…)

モノクマ(…誰かコイツ殺ってくんねーかな)

大神「だが、確かに今は犯人を見つける事が最優先だ…」

セレス「では一先ず話を戻しましょう。俺君だけは間違い無く犯人じゃ無いとするなら、この中の他の誰かが犯人となる訳ですが」

俺「ッ…」ゴクリッ

俺(マズイ…。俺がクロになるつもりだったのに、逆に確シロ扱いになってしまった…)
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/10(木) 19:59:35.46 ID:pQuXHIua0
学級裁判場

朝日奈「厨房から包丁を持ち出したのは俺じゃなく舞園ちゃんだったんだよね?…」

不二咲「でもそれを頼んだのは俺君らしくて…」

十神「あの緊迫した状況で、何故か鍵をかけずに眠っていたお前は部屋に入られ包丁を盗まれた」

十神「フン…。しかしピンポイントで包丁のあるお前の部屋に入られるなんて、まるでお前の部屋に包丁があるのを知ってた可能性のある奴が犯行を行ったみたいだな」

舞園「……。」

俺(くっ…ど、どうする…。俺の嘘証言の所為で、逆にこれじゃ舞園さんが…)

江ノ島「でもさぁ、普通だったらそのまま部屋で眠りこけてる俺を殺すよね?」

江ノ島「何でわざわざリスクがあるのに、桑田を呼び出して殺したのかな?…」

セレス「可能性として考えられるのは二つでしょう」

セレス「一つは犯人の俺君が嘘をついている事…」

大神「だが、俺は犯人じゃない…」

大和田「じゃあ余程桑田が憎かったとかか?或いはそいつと親しい奴の犯行で俺を殺すのは躊躇ったとか…」

山田「そしてメモの名前に書かれていた人物は桑田怜恩君がホイホイっと釣られる美人の可能性が高いんでしたな」

霧切「……。」

俺(マズイマズイマズイ…!!何とかしないと…早く、何とか…考えろ!もっと考えるんだ!!)ドッドッドッ...

俺(このままじゃ舞園さんが……)

舞園「…。」

俺(くっ…だめだ。俺の頭ではもう…何も思い浮かばない…)ギリッ...

俺「ッ…」グッ

俺(頼むよ神様…。俺が本当に超高校級の幸運なら、どんな方法でも良いから彼女を助けてやってくれ…)


コンマ下二桁
91以上俺、幸運発動で逆転勝利
90以下霧切「桑田君を殺した犯人は舞園さん…貴女ね?…」

安価下
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:00:28.74 ID:UJAP66OJ0
たあっ
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:02:17.33 ID:BOUeh61LO
残念です
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:03:35.81 ID:BOUeh61LO
ここまで来て実は舞園さんがクロじゃなかったですって展開あるかな
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 21:00:38.02 ID:Cq+zGTYw0
あるのかな?
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