勇者「安価で魔王軍に悪戯する」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 17:27:39.07 ID:hmxwj9v00
勇者「魔王軍と平和条約が結ばれて、暇になったな」

勇者「戦士は道場を立てて、賢者はずっと魔法の研究をしてるし」

勇者「僧侶は教会でなんかお祈りをしている」

勇者「その点僕はずっとニート生活だしな……」

勇者「そういえば、魔王軍は何をしているんだろう」

勇者「ていうか、魔王軍って結構可愛い子多かったよな」

勇者「よし、決めた」

勇者「安価で魔王軍に悪戯しよう」

勇者「まずは魔王城にでも行くか」

————魔王城

勇者「よし、まずは>>3に悪戯しよう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1609316858
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 17:43:53.64 ID:hmxwj9v0o
魔王
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 17:52:46.39 ID:KHEtRZRv0
門番
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 17:59:01.10 ID:hmxwj9v00
勇者「よし、まずは門番の所に行こう」

勇者「門番はどんな奴だったっけか」

↓2まで採用(容姿や性格など)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 18:00:04.42 ID:ip1b1una0
三つ目女で槍使い
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 18:05:17.78 ID:dXhwyTtZ0
冷静で常識的なツッコミ役
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 18:20:14.34 ID:hmxwj9v00
勇者「確か……三つ目の槍使いの女だったな」

勇者「僕が最終決戦で魔王と即興劇をした時も冷静にツッコミしてたし……」

勇者「多分冷静で常識的なツッコミ役なんだろう」

勇者「ま、とりあえず行くか」

————魔王城 門前

勇者「よう、門番ちゃん」

門番「あ、どうも、勇者様。本日はどういったご用件で? あとちゃん付けはやめてください」

勇者「いや、ただ暇だったから来たんだけど……」

門番「暇だったからという理由で少し前まで敵対状態だった相手の本拠地に来ないでくださいよ。あとちゃん付けはやめてください」

勇者「まぁまぁいいじゃん、(よし、そろそろここで悪戯をするか……)」

門番「まぁ、良いですけど……とりあえず魔王様に連絡しますね」

勇者「(今だ! 門番ちゃんに>>9してやる!)」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 18:26:54.22 ID:dXhwyTtZ0
kskst
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 18:31:21.97 ID:VR+gWqe/O
玉ねぎガスを浴びせる
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 18:51:53.27 ID:hmxwj9v00
勇者「これでも喰らえ!」プシュー

門番「え……ぐあっ!」

勇者「国産玉ねぎを贅沢に15個も使った特性玉ねぎガスだ! これで門番ちゃんの涙腺を崩壊させてやる!」

門番「いや、ちょ、待ってください! 目が! 目がぁぁぁぁぁ!」

勇者「ふふふ……愉快愉快! このまま自分の涙に溺れるがよいわ!」

門番「くっ……何故こんなことを!!!」

勇者「よし、そろそろ他の人に悪戯しに行くか」

門番「待ってください! 私は門番ですよ! 貴方みたいな悪人を聖なる魔王城に入れるわけにはいきません!」

勇者「魔王城は聖属性ではないだろ」

門番「死なばもろともです! バギクロスッ!!!」

勇者「フッ……門番ちゃんの魔法なんかが僕に効くわけがないだろう! 玉ねぎガスがとうとう脳にまで浸食したか!?」

門番「甘いですね……私の真の目的は勇者様に攻撃を加える事ではないのですよ!」

勇者「なに……? まさか!」

門番「そう! そのまさかです! 貴方も玉ねぎガスの餌食になってください!」

勇者「ぐあああああ!!!」

門番「ふっ……策士策に溺れるとはまさにこの事ですね!」

勇者「まさかここまで玉ねぎガスが効くとは!!! 甘く見ていた……」

門番「ぐはっ……はぁ、はぁ、勇者様もここで終わりです」

勇者「うう……っ、絶対に、絶対に耐えきって見せる!」

門番「さぁ、どちらが先に気を失うか、耐久レースです!」

————半時間後

勇者「はぁ、はぁ……死ぬかと思った」ドサッ

門番「わ、私もです……気を失ったほうが良かったと思わせるほどの苦痛を感じました……ぐへぇ」ドサッ

勇者「ちょっと、休憩してから行くか……」

門番「はぁ……というか、本当に何をしに来たんですか!」

勇者「いや、実は……魔王軍のみんなに悪戯しようと思って……」

門番「それで私が最初の餌食になったと」

勇者「まぁ、そういう感じです、ハイ」

門番「……私も同行します」

勇者「え?」

門番「誰も来ないのにずっと門の前で見張っているのも面倒ですし……私も他の人に同じような目に合わせてやりたいです」

勇者「そうか……まぁ、人が多いに越したことはないしな」

門番「よし、それでは行きましょう。次は誰を悪戯するんですか?」

勇者「うーん、そうだな。次は>>12を悪戯しよう」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 18:54:47.33 ID:hmxwj9v0o
土の四天王
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 18:55:14.40 ID:ip1b1una0
竜人メイド
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 18:57:51.80 ID:hmxwj9v00
勇者「竜人メイドちゃんにしよう」

門番「お、いいですね。賛成です」

勇者「竜人メイドちゃんは確か、こういう感じだったよな」

↓2まで採用(容姿や性格など)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 19:04:47.70 ID:STsqGAqnO
三度の飯より戦闘が好き
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 19:05:42.76 ID:EaPPraQ60
淡々と喋りながら言う事はド辛辣、翼や尻尾は黒で金髪ジト目
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 19:56:18.73 ID:hmxwj9v00
勇者「確か、三度の飯より戦闘が好きな戦闘狂だったよな」

門番「ええ、そうですね。部位再生可能で無尽蔵の魔翌力を持つ竜族の娘ですから、戦うには相応の覚悟が必要になります」

勇者「……本当に悪戯して大丈夫だよな? 怒らせて覚醒とかしないよな?」

門番「まぁ、戦わなければあの娘は辛辣なメイドなので、大丈夫でしょう。戦闘になった場合は貴方を囮にすればよいですから」

勇者「おう、そうだな……ん?」

門番「さぁ、竜人メイドの所へ行きましょうか」

勇者「あぁ、そうだな(なんか凄いこと言われた気が……)」

————魔王城 廊下

竜人メイド(次からメイド)「ふんふーん」サッサッ

勇者「掃除してるな」

門番「鼻歌、歌ってますね」

勇者「どうする? 後ろからいきなり悪戯するか?」

門番「いや、絶対にバレるでしょう……普通に行けばよいのでは?」

勇者「ま、そうだな」

メイド「ふんふー……ん?」

勇者「よう、メイドちゃん」

門番「お掃除ご苦労様です」

メイド「そこにいるのは私に舐めプして煽りに煽った挙句ボロ負けして三日入院した勇者と行き遅れの門番さんじゃないですか」

勇者「嫌な事思い出させてくれるね……」

門番「……もう掃除は終わったのですか?」ピキピキ

メイド「はい、もうこのフロアは終わりました。ダラダラしていると行き遅れてしまいそうで怖いですから」

門番「[ピーーー]」

勇者「落ち着け、落ち着けって。」グイッ

門番「離して下さい、私はこの小娘をこの世界から抹消しなければいけません」

勇者「あくまで僕達の目的は悪戯だろ! 確かにキレたくなるのはわかるけど……」ボソッ

門番「……わかりました」ボソッ

メイド「……? それで、私に何か用ですか?」

勇者「ああ、実は君にプレゼントがあって」

メイド「ほう、プレゼントですか、大したものですね。万年童貞の勇者さんが」

勇者「一言多いね……ほら、こっち来て、絶対喜ぶから」

メイド「勇者ごときに私を喜ばせることなど不可能に近いですが……何をくれるんです?」

勇者「今だ! 行け、門番ちゃん!」

門番「はい! メイドさん、これでも喰らってください! >>18!」

メイド「!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 19:59:28.86 ID:ip1b1una0
ブラホック外し
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/30(水) 19:59:33.35 ID:rs1hAvIG0
呼吸困難に陥るほどの激辛パイ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 21:58:03.43 ID:hmxwj9v00
門番「これでも喰らってください!」バコッ

メイド「な……っ、か、辛ぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」ジタバタ

門番「これは世界一と呼ばれる調合師が作ったウルトラデスパウダーをふんだんに使ってあります!」

門番「これを食べてしまえば最後、呼吸困難に陥って場合によれば死にます!」

勇者「仲間にんなもん食わせてんじゃねーよ!」

メイド「くっ…かはっ…」

勇者「メイド、大丈夫か!?」

メイド「うっ……最後に……お腹いっぱいラーメン食べたかった……」

勇者「意外と庶民派だなコイツ」

メイド「今まで……ありがとうございました……」

勇者「ちょっ、これ、洒落にならないぞ!」

門番「まぁ、自業自得ですね」

勇者「んな事言ってる場合か! 水持ってこい水!」

───十分経過

メイド「なんとか……地獄から這い上がって来ました」

勇者「ふぅ……とりあえずは一命を取り留めたな……」

勇者「お前、悪戯にしてもやりすぎたろ! 最悪死ぬものを食べさせるなよ!」

門番「うぅ……流石にやりすぎました……ごめんなさい」

メイド「全く……そんな事をするから行き遅れるのですよ」

門番「……はい」ショボーン

勇者「あの門番ちゃんが本当に反省してる……これはこれでアリだな」

メイド「あなたも共犯ですからね」

勇者「うっ」

メイド「ですが……このままやり返さないのも面白くないですね」

メイド「そうだ! 二人には罰として>>21をしてもらいます」

勇者門番「なんだって!?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 21:59:45.56 ID:Hu/5DB1G0
ポッキーゲーム
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 22:00:08.16 ID:ip1b1una0
風呂掃除
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 22:16:14.62 ID:hmxwj9v00
メイド「二人には罰としてお風呂掃除をしてもらいます!」

勇者「ええ……普通に嫌だな」

メイド「つべこべ言わずにさっさとしてください、駄勇者」

駄勇者「駄勇者!?」

門番「まぁ、それで済むのなら良いでしょう」

勇者「まぁ、怒らせて凶暴化させるよりはマシか……」

メイド「それじゃ、頑張ってくださいねー」

勇者「あいよー」

門番「了解です」

メイド「少しでも汚れがあったら殺しますよ」

勇者「物騒すぎる」

————魔王城 大浴場

勇者「なんでわざわざ休日に魔王城で労働せにゃならんのだ……」

門番「黙ってさっさとやってください」

勇者「もともとは門番が悪いんだろー?」

門番「まぁ、それは謝りますけど……」

勇者「はぁ……頑張るか」

>>24「おっふろー」ガラガラ

勇者「……ん?」

門番「……え?」

>>24「……は?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:18:24.89 ID:ip1b1una0
アルラウネ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:18:41.02 ID:hmxwj9v0o
魔王
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 22:33:05.86 ID:hmxwj9v00
魔王「ゆっ、ゆゆゆゆゆゆ勇者!? それに門番も!」

勇者「wow」

門番「ま、魔王様!」

魔王「な、なんで女湯に!? ていうか見張りは!?」

門番「えっと、これには深いわけが……」

勇者「とりあえず服着ろよ」

魔王「え……きゃあああああああああ!」

————状況説明後

魔王「なるほど……そんな事があったんだね」

門番「申し訳ございません……」

魔王「ていうか勇者、来るなら言ってよ」

勇者「言ったら悪戯できないだろ! いい加減にしろ!」

魔王「なんでキレるの!?」

勇者「はぁ……ま、今日は楽しかったしそろそろ帰るか」

門番「滅茶苦茶にするだけして帰るんですね」

魔王「なんでこんな奴が勇者なんだろう」

勇者「それじゃあお前ら、また……な……」

勇者「(……ん? ちょっと待て、今なら魔王にも悪戯できるんじゃね?)」

魔王「どうしたの?」

勇者「クッ……フフッ、なぁ、魔王、ちょっとこっち来てくれ」

魔王「え? なになに?」

勇者「いや、王様が伝えてほしい事があるっていってたからさぁ……」

門番「(……? そんな通達来てましたっけ……、まさか!)」

魔王「なんて言ってたの?」スタスタ

門番「魔王様、逃げて!」

魔王「え?」

勇者「もう遅い! 喰らえッ! >>27!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:35:48.83 ID:G7fyyBqD0
下着スティール
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:35:53.30 ID:Pobzs1aoo
吸ったら結構むせる煙玉
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 22:47:53.88 ID:hmxwj9v00
勇者「喰らえ! 吸ったら結構むせる煙玉!」ボンッ

魔王「うぇぇ!? ごほっ、げほっ」

勇者「これはその名の通り吸ったら結構むせる煙玉だ!」

門番「魔王様! 大丈夫ですか!?」

魔王「いや……だいじょう……げほっ、ぶ、ごほっごほっだから」

門番「絶対大丈夫じゃないでしょう! 今助けますから!」

勇者「愉快愉快! ダイヤモンドユカイ!」

勇者「今日は楽しかったぞ! また来るからなー!!!」

門番「二度と来るんじゃねーーーーーッ!」

魔王「げほっげほっ」

門番「ほら、お水です魔王様! 勇者、次来たらボコボコにしてやる!!!」

————勇者宅 自室

勇者「はぁ……今日は楽しかったな……」

勇者「次はもっとどぎついのを持っていくとするか」

勇者「僕の悪戯計画は、まだ始まったばかりなのである」

勇者「よし、僕は明日も明後日も」

勇者「安価で魔王軍に悪戯する」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/30(水) 22:49:07.94 ID:hmxwj9v00
短いけどこれで終わりです!
みんなの暇つぶしになればいいなと思いますー。
勇者魔王ssに栄光あれ!
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:56:16.56 ID:G7fyyBqD0
おつ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:57:03.82 ID:w3IzxxZ00
乙!
魔王ちゃんが勇者に復讐(悪戯)は無いのか
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