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ルーデウス・グレイラット「あれ? 先生、穿いてないんですか?」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/01/24(日) 00:02:58.44 ID:ZHxRC7TRO
「ルディ、何度言えば分かるのですか?」
ロキシー・ミグルディア。
青髪でどこからどう見ても中学生くらいにしか見えない体格の美少女だが、実は既に成人している。彼女は魔族で長寿なのだ。
まあ、寿命の長さを差し引いてもミグルディア族はある程度成長すると身体的成長が止まるようで、ミニチュア・ダックスフンドのようにこの先ずっと小さいままらしい。
「黙秘は無意味ですよ。私にはもう既に誰が犯人なのかわかっていますから」
さて、そんな愛らしい容姿をしたロキシーと俺は先程から睨めっこをしていた。
とはいえ、俺はずっと目を逸らしているが。
「私の目を見なさい。そんな風に目を逸らすのは疾しいことがある証拠になりますよ」
いかにロキシーが小柄とはいえ、まだ幼児の俺が背丈で追いつくことは不可能であり、彼女が俺と目を合わせるには目の前にしゃがみ込むことが必要不可欠だ。すると、どうだ。
「あれ? 先生、穿いてないんですか?」
「っ!? だ、誰のせいだと思っているんですか! ルディが私の下着を盗んだせいです!」
明らかに穿いていないロキシーの下半身事情について追求すると、俺の魔術の先生は慌てて立ち上がり、顔を真っ赤にして激怒した。
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