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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その8【安価】
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841 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/03/30(火) 23:41:11.56 ID:3XQyiaG10
駆逐棲姫「なぜ人間は生きる」
幹部「…分からない」
駆逐棲姫「奴らが平気で食べている肉は殺す必要の無いものだ」
幹部「野生生物のように自分で獲物を狩ることはしないね」
駆逐棲姫「その上で食べ残しを山のように捨てる」
幹部「…捨てている」
駆逐棲姫「人間は自然に反しているんじゃないのか?」
幹部「反して…いる」
駆逐棲姫「弱きは死に、強き者が生き残るのが自然じゃないのか?」
幹部「……」
駆逐棲姫「この世界は…なんなんだ……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
842 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/30(火) 23:56:01.00 ID:y5Y0/dPDO
駆逐棲姫は誤解している
悪人多数で提督達のような善人少数なのではない
全員がグレーなんだ
場合によってはどちらにも転ぶ
それでも私は人間が好きだ
だからこそいつ事故が起こって汚染を撒き散らすか暴走して人間を傷つける可能性のある傀儡をどうにかしたいと長門の一人言
843 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/31(水) 00:28:13.59 ID:jzNKTIwPo
>>842
844 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/03/31(水) 00:45:01.67 ID:DJcIfGKN0
幹部「クキ君は誤解しているよ。悪人多数で提督君のような善人少数なのではない」
駆逐棲姫「違うのか……?」
幹部「全員がグレーだ、場合によってはどちらにも転ぶのが人間なんだよ。私も提督君も一歩違えば悪だ」
幹部「だが勘違いしないで欲しい、それでも私は人間が好きなんだよ」
駆逐棲姫「悪にも善にもなる人間が好き…」
幹部「悪は悪、善は善だと割り切れる君達は素敵だと思う。しかしそれは人間社会では通用しないんだよ」
駆逐棲姫「私は…何も分かっていなかった」
幹部「説明しようとしなかった私が悪い。クキ君が気にすることではないよ」
駆逐棲姫「長門の言う澄んだ世界こそが……正しい…のか……」
ーー
845 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/03/31(水) 00:45:38.22 ID:DJcIfGKN0
今日はここまでです
846 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/31(水) 00:58:04.43 ID:jzNKTIwPo
おつおつ
くっ今日はながもんが上手だったか…
やっぱり第二の主人公感ある幹部さん
クキをはなすんじゃねぇぞ…!
847 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/31(水) 01:01:15.96 ID:M8Pv6lTDO
お疲れ様でした
なんか会話がおかしいような…
848 :
◆X87gBrHVzk
[saga]:2021/04/04(日) 19:31:12.77 ID:1U9a1L0+0
ーー大本営
幹部「久しぶりに姿を見たような気がするよ」
夕立「言葉に気をつけろっぽい。夕立の立場は分かってるはずぽい」
幹部「…失礼したようだね」
夕立「この資料を見ろ」バサッ
幹部「これは…」
夕立「各地の鎮守府に居る傀儡艦娘の情報ぽい」
幹部「こんな資料が…これがあれば全員無事に手術を受けられる。感謝するよ夕立君」
夕立「この資料にある艦娘は全員こちらが引き取る」
幹部「なんだって?」
夕立「所属もこちらの国になる。そっちには拒否権はないぽい」
幹部「随分と急な話だね…」
849 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 19:35:05.22 ID:1U9a1L0+0
幹部「こちらに拒否権は無いかもしれないが、抵抗することくらいはできる」
夕立「そんなことをすればどうなるかは分かってるぼい」
幹部「……彼女達をどうするんだ」
夕立「利用するぽい」
幹部「……」
夕立「そっちが乗り気じゃないならこっちが勝手にやるだけ。傀儡を傷付けられたくなかったら、大人しく引き渡した方がいいっぽい」
幹部「分かった……各地の鎮守府には通達しておこう…」
夕立「それでいいっぽい」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
850 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 19:40:57.08 ID:k/aKjo0DO
しかし傀儡艦娘も今や我々の貴重な戦力である事には変わりない
事は日本の防衛にも関わる
いくら大本営の代表とはいえ私の一存で決める訳にはいかないと幹部
851 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 20:22:02.08 ID:qkfCckCHo
>>850
852 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 20:36:41.36 ID:1U9a1L0+0
幹部「…しかし傀儡艦娘も今や我々の貴重な戦力である事には変わりない。そうなるとこの国の防衛にも関わってくる」
幹部「いくら大本営の代表とはいえ、私の一存で決める訳にはいかない」
夕立「減ったら補充すればいいだけぽい。さっさと新しい艦娘を建造しろっぽい」
幹部「我々は旧大本営とは違う、そんな簡単に建造をすることは無くなった」
夕立「それしか選択肢が無いっぽい。国はこっちの話を理解してくれたっぽい」
幹部「まさか…」
夕立「北の領土をチラつかせたら簡単に言うことを聞くぽい」
幹部「……」
夕立「伝えるべきことは伝えた、もう帰るっぽい」
853 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 20:42:32.75 ID:1U9a1L0+0
ーー
『交渉はどうだったんだ?』
夕立『問題無かった』
『それは良かった。やはり艦娘のことは艦娘が交渉するべきたったようだ』
夕立『傀儡のことが表に出れば艦娘の人権が危うい。大事になる前にこちらで使ってやるのがいい』
『大本営から回収した核地雷。その核の平和利用としてあるものを作ることになった』
夕立『それがあの原子力列車か』
『極寒の地でも止まることがなく非常時には移動式発電所にもなる。技術に問題は無かったが操縦者やクルーの問題があった』
夕立『それを傀儡艦娘にやらせれば問題は解決ぽい』
『これが成功すれば夕立は大統領からの勲章モノだ。いずれは私を追い抜いていくのは間違いないだろう』
夕立『…そんなものに興味はない』
下2 この後の展開やその他起こったことなど
854 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 20:59:09.47 ID:k/aKjo0DO
全ての傀儡艦娘を一度にというのは現実的じゃない
空いた穴を埋める為に建造するといっても時間が掛かる
まずは数人の傀儡艦娘をという話
855 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 21:13:34.83 ID:qkfCckCHo
>>854
急速な変化は誤解を受けやすいと説得
856 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 21:18:57.58 ID:1U9a1L0+0
ーー横須賀鎮守府
提督「……それでどうしたんですか?」
幹部「全ての傀儡艦娘を一度にというのは現実的じゃない。空いた穴を埋める為に建造するといっても時間が掛かる」
幹部「だからまずは数人の傀儡艦娘を送る…という話になった」
提督「送るというのは確定したんですね…」
幹部「国はロシアの肩を持つようだ。大人しく従う意外に選択肢はないだろう」
提督「…はい」
857 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 21:26:20.56 ID:1U9a1L0+0
幹部「送る艦娘を数人ずつにするのが限界だった。急速な変化は誤解を受けるとなんとか説得したんだ」
提督「夕立は…ロシアはなにを考えているのでしょうか」
幹部「傀儡艦娘を実験台にするようなことはしないと思うが…」
提督「…龍驤に調査をさせましょうか?」
幹部「龍驤君は確か勲章を貰っていたね。なら調べることは可能かもしれないが、危険が伴う可能性もある」
提督「それはそうですが、大勢の傀儡艦娘の命を守れるのなら…」
幹部「その気持ちは受け取っておこう。ありがとう提督君」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 21:31:46.25 ID:k/aKjo0DO
それに今現在傀儡艦娘は狙われています
送り続けた場合あちらで何が起こるか…と提督
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 21:56:35.95 ID:QKvhve57o
>>858
護衛の名目で第一団には誰か付けようとの話に
860 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 22:04:43.78 ID:1U9a1L0+0
提督「今現在、傀儡艦娘は狙われています。向こうに送り続けた場合、何が起こるか……」
幹部「護衛の名目で第一団には誰か付けようとは思っていたんだ。こちらとしては特務艦を考えていたが、龍驤君にやってもらうのは悪くない…」
提督「自分もそう思います」
幹部「下手をすると向こうは傀儡艦娘が狙われているということを知らない可能性もある」
提督「幹部さんはその話はしなかったんですか?」
幹部「知っているものと思い込んでしまったんだ。確認しなかったのは私のミスだね」
提督「その話は龍驤に聞いてきてもらいます。第一団の準備が終えるまでに、こちらも準備を終えます」
幹部「頼み事ばかりで申し訳ない、協力に感謝するよ」
861 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 22:08:20.70 ID:1U9a1L0+0
ーー
漣「龍驤ネキ〜シベリア送りってマ?」
龍驤「どうやらそうらしいわ」
漣「普通なら特務艦の仕事なんでしょうけど、下手に勲章貰ったんで行かないと仕方ないですよね」
龍驤「向こうにその気があるかは知らんけど、特務艦よりウチが話聞いてきた方がええやろうしね」
漣「流石は龍驤ネキ」
龍驤「なぁ漣、司令官のこと頼んだで」
漣「ういっす」
龍驤「ウチに何かあっても霞はおるけど…やっぱり漣も必要やから」
漣「は?」
龍驤「ほな行ってくるわな、ありがとうな漣」
漣「……フラグ建てて行くとか最悪なんですけどマジで」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
862 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 22:12:15.37 ID:9xEyt1ldo
第一次派遣隊の面々に挨拶くらいはしておく龍驤
863 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 22:14:24.35 ID:gv1Y1hgLO
>>862
あのときの軍人さんチームもいる
864 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 22:28:49.70 ID:1U9a1L0+0
ーー
龍驤(皆んなに挨拶は済ませたけど…あの様子やと自分が傀儡やって知らされた後みたいやね)
龍驤(その上でロシアに送られるんやから……よくない想像しかしてないやろうなぁ)
龍驤(酷い目には遭わされへんはずやけど確証が無いし下手なことは言われへん……)
龍驤(この空気のまま出発するのはちょっち気が重いわ…)
隊長「おいお前はあの時の」
龍驤「……隊長さん?どうしてここにおるんよ」
隊長「俺達は艦娘の護衛として呼ばれたんだ」
龍驤「あ…あの時ウチを病院に捕まえに来た皆んなもおるんやね」
隊長「我々はチームで動く。この前のように単独行動の方が珍しい」
龍驤「そうやったんやね…隊長さんらがおったら百人力やわ」
隊長「全員揃っているなら出発する。我々に着いてこい」
龍驤「皆んな、そういうわけやからこの人らに着いていこな」
865 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 22:33:30.85 ID:1U9a1L0+0
龍驤(……なぁ隊長さん)
隊長(無駄話をするな)
龍驤(ちょっとだけ聞きたいことがあるんよ)
隊長(なんだ)
龍驤(あんたらが来た理由って護衛と違うやろ。もしウチらが逃げたり暴れたりしたら仕留める為やね?)
隊長(……)
龍驤(情報がいってるかどうか知らんから説明しとくわな。傀儡艦娘には爆弾が埋め込まれてるから下手に撃ったらあかんで)
隊長(嘘を言え、出撃はどうなっている)
龍驤(艤装の展開中は問題無いんよ。それに深海棲艦の弾が貫通することなんて滅多にない)
龍驤(でもあんたらの持ってる銃やったらウチらの体は簡単に貫通する。もちろん陸で艤装してないっていうのも大きいけどな)
隊長(…いいから黙ってついてこい)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
866 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 22:46:03.78 ID:k/aKjo0DO
ナーバスになっている傀儡艦娘のケアに龍驤は話を聞いて回る
ウチがカウンセラーの真似事をするなんて人生って分からんなあ
話の聞き方など患者側だったとはいえ熟知している龍驤
867 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 22:57:59.09 ID:qkfCckCHo
>>866
隊長さんも感心
868 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 23:09:27.80 ID:1U9a1L0+0
ーー
「今までの記憶が全部偽物だったなんて…」
龍驤「記憶はそうかもしれんけど、あんたがここに居るのは本当なんやで」
「ううぅ……嫌だよぉ…」
龍驤「大丈夫やから安心しとき。ウチがおる以上変なことはさせへんから」
「本当…?」
龍驤「任せとき!せやから落ち着いて向こうに着くの待っとこな」
「はい……」
龍驤(まさかウチがカウンセラーの真似事をしてるやなんて…自分が散々受けたから聞き方もなんとなく分かるんよね。伊達に何回も病院送りになってないってことや)
869 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 23:14:35.99 ID:1U9a1L0+0
ーー
隊長「艦娘の様子はどうだ」
龍驤「何人かの子は不安になってるみたいやけど、話したら落ち着いてくれたよ」
隊長「お前が話か」
龍驤「うん?」
隊長「以前の時とはまるで違うな。自分を好きにしろとまで言ったお前の台詞とは思えない」
龍驤「ウチかって成長するんよ、いつまでも甘えてばっかりなんかおられへん」
龍驤「脚も腕も片方無いけどたったそれだけや。甘えていい免罪符にはなれへんのよ」
隊長「別人とはまでは言わないが、余程のことがあったんだろう」
龍驤「隊長さんは相変わらずみたいやね」
隊長「俺はこれが仕事だ。変わることは任務の妨げになる」
龍驤「…はいはい、ちゃんと頑張りよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
870 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 23:25:31.68 ID:k/aKjo0DO
しかし体内に爆弾…そして汚染の恐れがある傀儡艦娘を欲しがるとはな
それを知っていて要求したのか?
捨て駒にするにしてもリスクが高いだろうが…と隊長
871 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/04(日) 23:33:13.32 ID:QKvhve57o
隊長と話す龍驤
露の目的が分からんねん…とこぼす龍驤に今俺と話してもしょうがない、何が起こっても任務は遂行すると隊長
(色々荒事の想定もされている事は伏せる)
872 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/04(日) 23:56:47.08 ID:1U9a1L0+0
龍驤「傀儡艦娘を集めてどうしたいんや…向こうの目的が分からんねん」
隊長「俺と話してもしょうがない。何が起こっても任務は遂行する」
龍驤「それはそうかもしれんけど…」
隊長(荒事の想定もされて俺達が動いている訳だが、確かにロシアの目的が分からない)
龍驤「色々と想像はできるけど傀儡艦娘じゃないとあかんって理由が思い付けへんねん」
隊長「…お前も自分の任務に集中していろ」
龍驤「そんなん言われてもなぁ…」
「あの……」
龍驤「ん、ウチと話そうか。ほな隊長さんまた後でな」
隊長「……」
873 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/05(月) 00:02:22.92 ID:6g8qX4Mi0
ーー
『やぁ、任務中に君からの連絡だなんて珍しいじゃないか』
隊長「調べて欲しいことがある」
『君が向かっている国に関してかな?』
隊長「調べてあるなら教えてくれ。なにがあった?」
『うーん核の何かを作ったみたいだけど、悪いことを企んではないみたい』
隊長「新しい発電所か?」
『動いた鉄や鉛の量が異常だね……ふむ、これは噂で聞いてたアレが完成したのかも』
隊長「新兵器か」
『そうなる可能性はあるモノだよ。原子力列車…機関車ってところかな?』
隊長「炉を積んだ列車だと?」
『それが関係してるのか分からないけど、知っておいて損はなかったでしょ?』
隊長「そうだな、隙があれば現地で調べてみる」
『無茶はダメだよ、あくまで任務が優先なんだから』
下2 この後の展開やその他起こったことなど
874 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 00:16:23.33 ID:/0A4x5zlo
向こうの使者はやっぱり夕立
再会をつかの間喜ぶ龍驤
875 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 00:26:27.40 ID:z9E8guyDO
>>874
うちの娘達も会いたがっていた
どうもお前は子供に好かれる質っぽい
また子守りさせる気なん?と龍驤
そうだな…今回はあくまでゲストとしてもてなそうと夕立
876 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/05(月) 00:42:11.82 ID:6g8qX4Mi0
ーー
龍驤「三つ子ちゃんの世話して以来やね。あの子らは元気なん?」
夕立「……うちの娘達も会いたがってたぽい」
龍驤「ウチのこと覚えてくれてるん?」
夕立「現代艦娘の能力は恐ろしっぽい」
龍驤「成長も早いし大変なのには変わりないんやね。ところで…子守りさせる気であの子らを呼んだんや無いわな?」
夕立「そうっぽい。お前はあくまでゲストとしてもてなすっぽい」
龍驤「ウチはええねん、あの子らがどうなるか聞いてるんやで」
夕立「こっちの考えがあるからそれに従ってもらうっぽい」
龍驤「わかった、ほなその考えをウチに話してもらおか」
夕立「あの傀儡は別の場所に向かわせる。隊長はそれの護衛をすればいいっぽい」
龍驤「その間にウチと二人で話そうってことか…ええで、じっくり話そか」
ーー
877 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/05(月) 00:42:42.13 ID:6g8qX4Mi0
今日はここまでです
878 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 00:44:54.39 ID:z9E8guyDO
お疲れ様でした
さて…これを長門達が知ったらどう動くかな
879 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 00:56:18.72 ID:/0A4x5zlo
おつです
隊長さん大立ち回りは見たくないけど魅たい…
880 :
◆X87gBrHVzk
[saga]:2021/04/05(月) 19:23:16.71 ID:6g8qX4Mi0
ーー
龍驤「傀儡艦娘を原子力列車に使うっていうんやな」
夕立「これが一番いい方法っぽい」
龍驤「あのなぁ…あの子らのことも考えたってや」
夕立「傀儡のせいで艦娘が不幸になるっぽい」
龍驤「あの子らも間違いなく艦娘や」
夕立「爆弾を抱えてる奴らが社会に出られるわけがないっぽい」
龍驤「それは解決してんねん、手術で安全に対処できるんや」
夕立「時間がかかり過ぎて現実的じゃないぽい」
881 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/05(月) 19:29:13.74 ID:6g8qX4Mi0
龍驤「あんたの意見はともかく、ロシアはそう思ってるんやな」
夕立「夕立が進言したっぽい」
龍驤「……」
夕立「艦娘が人間と同じ扱いを受けるにはこれしかないぽい」
龍驤「夕立がそんなことを言うなんて考えられへん。娘の為やな」
夕立「だとしたらどうする」
龍驤「ちゃんとお母さんしてるなって言うたるわ」
夕立「……」
龍驤「原子力列車の危険性は大丈夫なんやろうけど、艦娘がやるべきことではないと思うよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
882 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 19:53:21.71 ID:/0A4x5zlo
傀儡艦へ夕立式説得
脅し成分過多だが迫害については納得させられる所もあり、傀儡艦という存在に蓋をするつもりではないようにみえる
883 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 20:21:56.55 ID:0+2NBHTl0
いいや私達がやるべき事だ
与えられた役割に艦娘も人間も無い
艦娘だからと分けて考えている内は差別も無くならない
私は私のやるべき事をやるだけたと夕立
そして
>>882
884 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/05(月) 20:30:24.76 ID:6g8qX4Mi0
夕立「いいや夕立達がやるべき事っぽい」
龍驤「その理由はなんなんよ?」
夕立「与えられた役割に艦娘も人間も無い。艦娘だからって分けて考えている内は差別も無くならないっぽい」
龍驤「差別を無くす為にあえてやるって言うんか」
夕立「夕立は自分のやるべき事をやるだけっぽい」
龍驤「あんたの言い分は分かった。とりあえずは様子見させえもらうで」
夕立「好きにしてろっぽい。お前は客人扱いぽい」
885 :
◆X87gBrHVzk
[sage saga]:2021/04/05(月) 20:35:07.53 ID:6g8qX4Mi0
ーー
夕立「お前たちに逃げ場は無い。殺されたくなければ大人しく従え」
「ひ……」
夕立「ここに居れば傀儡だと差別されることも無い。周りに迷惑をかける心配もない」
「それは確かに…」
夕立「危険を撒き散らす存在ではないということをその命を持って示せ…ぽい」
「核の管理なんて危険だけど…ちゃんとできるって所を見せられたら……」
「鎮守府の皆んなに迷惑をかけれないし…やるしか無いのかな」
夕立「精々頑張れっぽい」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
886 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/05(月) 21:04:14.23 ID:0+2NBHTl0
人間の技術者に学びながらどうにか頑張っている傀儡艦娘達
夕立もなんだかんだ面倒見がいいのでいつの間にか姉御扱いに
887 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/06(火) 06:16:36.80 ID:aplPMLguO
スマホ回線で一部のブラウザからしか見れないみたいね
安価下
888 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/13(火) 11:52:13.07 ID:JRS7TqkaO
復活したか
889 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/20(火) 22:47:17.76 ID:XMjDgn1b0
>>886
890 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/21(水) 20:20:41.98 ID:46ZRSMJ8o
よく考えたら安価先がないまま止まってたのね忘れてた
891 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/04/21(水) 22:25:13.25 ID:tvJnMrIDO
下2って加速待ちで時間開くけど1〜3高コンマとどちらがましだろう
892 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/05/04(火) 22:35:40.16 ID:ylRcOvQqO
まだか
893 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/04(金) 18:39:52.34 ID:fqzPKwwH0
もう二度と更新しないのかな
894 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/05(土) 00:17:48.78 ID:G3eQbfNDO
前例があるからなあ…
また出来ない状態なのかも
895 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/06(日) 22:54:44.16 ID:eThPTNbq0
おーぷんの創作発表で書いてる朝潮安価のは別人か?
896 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/06(日) 23:15:37.69 ID:D968WtIUo
別人でしょう
897 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/07(月) 14:08:50.65 ID:7fPzsV2yO
本人かもしれない
こっちが落ちてからおーぷんで始まったし安価の捌き方が似てる
898 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 17:17:20.43 ID:udSSVgWqO
お久しぶりです
まだ残ってくれている方はいらっしゃるでしょうか
899 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 18:01:07.89 ID:9+BrPANBo
いるよ
900 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 18:26:31.81 ID:TpKZ79OZo
おかえりー
901 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 19:12:33.88 ID:z96r1Czq0
以前とは違って不定期な更新になるかもしれません
ちゃんと終わらせるまでやりますが、所々設定が矛盾するかもしれません。その場合は指摘してもらえたら助かります
とりあえず現在の状況は、夕立が原子力列車の運営の為に傀儡艦娘をロシアに連行してそれに龍驤も同行
で合ってるはずです
902 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 19:33:15.48 ID:aa/5eRcwo
ok
無理しないでね
903 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/06/08(火) 19:39:25.64 ID:z96r1Czq0
ーー
「だいぶ作業にも慣れてきたわね」
「原子炉って言っても小型だからまだなんとかなる」
「緊急停止のボタンさえ押せば被害が出ることはない…」
夕立「お前らサボるなっぽい」
「夕立さん…」
「今は休憩中です」
夕立「そんなの関係ないぽい」
「そうですよね、私たちの代わりに原子炉の見回をしてたんですよね」
夕立「……」
904 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/06/08(火) 19:43:25.29 ID:z96r1Czq0
龍驤「アンタの魂胆は知られとるな」
夕立「黙れ」
龍驤「面倒見がええのは良いことやで」
夕立「お前は黙って子守をしてろっぽい」
龍驤「もちろんそのつもりやで。でもそろそろウチをここに呼んできた理由を教えてくれへん?」
夕立「…明日は列車の試運転がある。夕立と一緒に乗れっぽい」
龍驤「はいはい、了解やで」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
905 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 19:58:07.31 ID:TpKZ79OZo
三つ子それぞれ個性が出てきてて面白い
龍驤「よっしゃ!あんたらのママが昔やんちゃだった時の話したるで!」
906 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 20:05:29.73 ID:9+BrPANBo
>>905
907 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 20:15:53.79 ID:z96r1Czq0
ーー
「「「きゃっきゃっ」」」
龍驤「あんたらはほんま元気やなぁ。ほなママがやんちゃしてた頃の話したろか」
「ママの?」
「聞きたいー」
「教えて龍驤!」
龍驤「これはウチが日本でおった頃の話や。ウチらの鎮守府でな……」
908 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 20:19:26.90 ID:z96r1Czq0
夕立「つまらない話をするな」
「ママー」
「今日はお仕事は終わり?」
夕立「これからが本番っぽい」
「なんだぁ」
龍驤「ウチも列車に乗るんやったわな。準備するからちょっち待っててな」
夕立「やっぱりいい」
龍驤「ん?」
夕立「お前はそこで子守をしてろぽい」
「ママはどうしたんだろ」
龍驤「わからん…ええって言うんやったらみんなの面倒見とくで」
「じゃあ話の続き聞かせて!」
「聞きたい〜」
龍驤「ええけど…夕立はどないしたんやろな」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
909 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 20:33:03.70 ID:aa/5eRcwo
念には念を入れて整備点検
テロ予告のようなものがあったようで…
910 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 21:20:10.57 ID:TpKZ79OZo
>>909
怪しいものは見つからなかった
襲撃に気を張る夕立
911 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 21:24:22.74 ID:z96r1Czq0
ーー
「こっちには異常ありません」
「こちらもです」
夕立「設備に悪戯されたわけじゃないっぽい」
「この列車を爆破する…テロ予告ですか」
夕立「愉快犯かこの列車だと知ってなのか判断できないっぽい」
「原子力列車だと知っていれば大変なことになります」
夕立「でも列車には仕掛けはなかった。この列車のことを知ってる可能性は低いぽい」
「それなら良かったです」
夕立「あとはテスト中に何かないか見張るだけぽい」
912 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 21:27:16.29 ID:z96r1Czq0
ーー運行テスト中
「出力安定してます」
「速度制限下での運行は順調です」
夕立「…」
「テロが本当ならこの列車に乗り込んで来ますよね」
夕立「テスト走行だからスピードが出せないぽい。車より遅いから簡単に追いつかれるぽい」
「どう思うますか?」
夕立「可能性は低いぽい。列車を奪っても線路の上しか移動できないぽい」
「そうですよね…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
913 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 22:16:04.29 ID:9+BrPANBo
街や村の通過点にあるか確認する夕立
914 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 22:17:43.03 ID:TpKZ79OZo
夕立「……原子炉が狙いか……?」
テストをこの辺て切り上げて護衛してもらおう
915 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 22:29:55.71 ID:aa/5eRcwo
連取り?
一応
>>913
916 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 22:39:12.07 ID:z96r1Czq0
夕立「……狙いは原子炉か?」
「中間車両を重点的に見張りますか?」
夕立「いやテストは切り上げて護衛を要請する」
「無理ですここで止めてしまったらいい的なってしまいます」
夕立「それでいい」ガチャッ
「夕立さん!?」
夕立「お前たちは関係者に連絡しろっぽい。夕立が待ち構えてやってやるぽい」
「列車は止めますから飛び降りようとしないで下さい!」
夕立「…」バッ
「夕立さーーん!」
917 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 22:42:06.32 ID:z96r1Czq0
夕立(近くに街も村もない。仕掛けるとしたらここ)
夕立(あえて的になって相手の出方を見るっぽい)
夕立(テロ予告が悪戯ならそれでいい。もし違ったら大変なことになる)
夕立(さぁどっちぽい)
夕立「……」
夕立(こっちは覚悟できてるっぽい)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
918 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 23:07:47.93 ID:pvER3MIDO
遠くから銃声
夕立がそちらに向かうと隊長の部隊が既に交戦中
人間とはいえさすがに歴戦の猛者
艦娘である夕立から見ても無駄が無い
だが隊長は厳しい表情
奴らはどれだけ銃弾を受けても倒れない
今は弾幕で抑えているが突破されるのも時間の問題だと
919 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 23:17:14.96 ID:aa/5eRcwo
>>918
920 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 23:24:10.79 ID:z96r1Czq0
夕立(向こうから銃声…!)
夕立「あの銃はアイツらが使ってる……」ダダダッ
夕立「どうなっ…」
隊長「大声を出すな!」
夕立「…」
夕立(特殊部隊なのは伊達じゃないっぽい。動きに全く無駄がないぽい)
隊長「クソ、奴らどうなってやがる」
夕立「まともな相手じゃないっぽい」
921 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 23:28:31.28 ID:z96r1Czq0
隊長「こちらの銃撃は当たっているはずだ」
夕立「向こうは傀儡を使ってるぽい」
隊長「今は弾幕で抑えているが突破されるのも時間の問題だ」
夕立「もう少し待たせろぽい」
隊長「なにか考えがあるのか」
夕立「原子炉を爆破する」
隊長「なんだと!?」
夕立「傀儡艦娘は全員逃がす」
隊長「死ぬつもりか!?」
夕立「それは最終手段だ。傀儡とやり合って負ければそうする」
隊長「クソ…武器が通じないとは」
夕立「傀儡艦娘を逃がす時間を稼いだら逃げろ。あとはこっちの仕事だ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
922 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 23:33:29.23 ID:9+BrPANBo
簡単に原子炉をどうこう言ってくれるがね
放射性物質がばら撒かれるだろ
そうなりゃあんたの予想以上に被害が出る、だからここで踏ん張る
と気合を出す隊長
923 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 23:45:19.26 ID:pvER3MIDO
>>922
それに対し夕立
そうか
ならもう少し付き合ってもらおうか
と弾幕を抜けて来た傀儡の核を一撃でぶっこ抜く
お前は傀儡とは戦った事は無いだろう?
こうするのさとニヤリ
924 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/08(火) 23:46:05.94 ID:TpKZ79OZo
(軍人さん嫉妬の予感んんん)
925 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 23:51:51.60 ID:z96r1Czq0
隊長「簡単に原子炉を爆破させると言ってるが放射性物質がばら撒かれるだろ」
隊長「そうなれば被害が出る、だからここで踏ん張るしかない」
夕立「周りに街も村も無いのは確認済みだ」
隊長「甘い予想を立てるな、ここで踏ん張るぞ!」
夕立「いくら撃っても無駄なんだ」
「…」
隊長「一人抜けて来たか!」
夕立「銃ごときじゃ無駄だということを教えてやる」
926 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/08(火) 23:56:13.76 ID:z96r1Czq0
夕立「フンッ!!」グチャッ
隊長「なんだと!?」
夕立「コイツらは核を壊さない限り動き続ける」
隊長「素手で…だと…」
夕立「傀儡との戦い方を知らない奴は足手まといだ、お前らは傀儡艦娘を逃がせ」
隊長「これは俺の仕事だ」
夕立「役立たずは頭を使え。得体の知れない奴らに原子炉を奪われるのが最悪のパターンだ」
夕立「それを回避するのを優先しろ。銃が効かない相手をしている時間はない」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
927 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 00:25:59.67 ID:jjXwVoRDO
核の位置は共通か?と聞く隊長
ああ、だいたいはなと夕立
素早く部隊に伝達、情報を共有
貫通力のある弾丸に変えて再び射撃
傀儡の数体を見事に倒していく
部隊そのものがまるでひとつの生き物のようだと感じる夕立
928 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 00:33:22.13 ID:XslrmKK2o
>>927
929 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 00:38:53.70 ID:6ITw6IsG0
隊長「核の位置は共通なのか?」
夕立「一部例外はいるが大体はそうだ」
隊長「それが分かれば十分だ。おい」
「…」ジャキッ
夕立「なんだ、弾を替えたところでどうにか…」
「…」ズガンッ
夕立「……」
隊長「俺達も素人じゃない、解決策さえ分かれば対応できる」
930 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 00:47:33.66 ID:6ITw6IsG0
隊長「いっておくがお前が居なくともなんとかする方法はあった」
夕立「言ってみろ」
隊長「グレネードランチャーが直撃して生きている生物は居ないだろう?」ジャキッ
夕立「…」
隊長「相手が不死の生物でない限り俺達は戦える」
夕立「…そうか」
「隊長、ショットガンでも対処できそうです」
隊長「ダメだ、接近されると味方への誤射の可能性がある」
夕立(コイツらは個人で動いているというより、部隊で一つの生物…)
隊長「いいか核の部分だけを狙え、人質を取っている犯人の頭を狙うよりは的はデカいぞ」
「ラジャー!」
夕立「…ここはコイツらに任せておくっぽい」
ーー
931 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 00:48:10.29 ID:6ITw6IsG0
今日はここまでです
932 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 00:52:14.86 ID:jjXwVoRDO
お疲れ様でした
そしてお帰りなさい
とはいえご無理はせず充分な休息を
それにしてもバトルがあると楽しい
こっちもこっちで忘れてる部分多くてまともに安価思い付かないかとも思ったけど直近なら割といけそうかな
933 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 01:02:20.55 ID:fEzbyvAjo
おつおつ
帰還に感謝
ここのぽいぽい本当に好きなんだ……
934 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 18:19:08.62 ID:ZMVyP3h/O
ーー
『我々の作った傀儡はどうだったかな?』
夕立『どういうことだ』
『勘違いしないで欲しいが、我々は君たちに喧嘩を売るつもりはない。特に君は総司令官と繋がりがあるんだ』
夕立『奇襲をかけておいてか』
『それは申し訳ない。君が過ごしている家に連絡をしたんだが、まさか二時間も前に現場に向かっているとは思わなかった』
夕立『当日に連絡しようとするな』
『彼らに華を持たせたかったというのもあった。特殊部隊が戦闘無しとは退屈だからね』
夕立『最悪の場合…』
『それは起こり得ない。その理由は君も分かっただろう?』
夕立『…アイツらは武器を持っていなかった』
『そういうことだ』
935 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 18:23:15.35 ID:ZMVyP3h/O
『ソビエト派から押収した傀儡の技術はかなり再現できている』
夕立『そうだな』
『将来的にあの傀儡達が原子力列車の運用を行う。日本から来た艦娘はそれまでの間、繋ぎとして働いてもらうことに変わりはない』
夕立『そうか』
『彼女達が残りたいというのなら仕事も与えるがどうなんだ?』
夕立『…まだ未定だ』
『そうかなら早めに彼女達に知らせておいてくれたまえ』
夕立「…傀儡の完成度はかなり高いっぽい。想像してたより早く完成する…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
936 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 18:31:52.70 ID:jjXwVoRDO
それとだ…以前傀儡の機材が破壊されたゴタゴタで技術流出の疑いがある
この技術はどんな国も喉から手が出るほど欲しがっているからな
調べてみてくれないかと
937 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 20:06:17.30 ID:2lehRHIKo
>>936
938 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 21:35:18.26 ID:wCncBFRw0
『それとだ、以前傀儡の機材が破壊されたゴタゴタで技術流出の疑いがある』
『この技術はどんな国も喉から手が出るほど欲しがっている、調べてみてくれないか』
夕立『タダでやれというなら断る』
『そこをなんとかして欲しいんだがね』
夕立『連絡が遅れておいて図々しいぞ』
『…分かった、君が望むものを用意しておこう』
夕立『それでいい』
939 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2021/06/09(水) 21:38:19.62 ID:wCncBFRw0
ーー
龍驤「夕立、大丈夫やったんか!?」
夕立「問題ないっぽい」
龍驤「緊急の電話やって言うのは分かったけど言葉はサッパリ分からんし…」
夕立「それは解決したっぽい」
龍驤「そうみたいやね、こうやって無事に戻ってきてるし」
夕立「それよりやってもらうことができたっぽい」
龍驤「ええけどあの子らはどうすんの?」
夕立「ジジイに送りつけておくっぽい」
龍驤「総司令官にようそんなこと言えるわ…」
夕立「とにかく一緒に来いっぽい」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
940 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/09(水) 21:41:52.28 ID:XslrmKK2o
傀儡の子たちが日本食に飢えてる
龍驤は料理できるっぽい
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