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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その9【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/11(金) 22:06:39.62 ID:6Zh9THEbo
【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その8【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1613990111/


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1623416799
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/11(金) 22:07:20.52 ID:6Zh9THEbo
代理です
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/11(金) 22:36:27.69 ID:6Qd9QjCCO
ありがとうございます
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/11(金) 23:56:52.48 ID:m/6x9R0co
たておつおつ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:37:46.35 ID:H9vUj3oo0
ーー
白鶴〜〜まるっ!
セカンドシーズン!!


白鶴「皆さんこんにちは白鶴です」


ライ「私はライよ!」


白鶴「艦娘ラジオ局のスポンサーであり、運営していたツクオリが残念ながら業績悪化で事業縮小となってしまいました」


ライ「惜しまれつつ最終回をやったのはいい思い出ね」


白鶴「あの番組が終わるのは、私がやらかした時だと思っていたの。そういう意味では満足よ」


ライ「白鶴さんは攻め過ぎなのよ!」


白鶴「ラジオなんだから、あれくらいやった方がいいと思ってたの」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:40:42.91 ID:H9vUj3oo0
白鶴「有難いことにラジオが終わってもテレビの仕事がいくつか来て、広報として役に立てて良かったと思ってるの」


ライ「忘れがちだけど一応私達は広報っていう体でやってるのよ!」


白鶴「横須賀鎮守府や艦娘のことも知ってもらえて、これ以上嬉しいことはないわ」


ライ「でも…こうじゃないのよね」


白鶴「ええ。テレビには台本があって役割を求められる。それは悪いことではないけど違和感を感じてしまうの」


ライ「ラジオのときは私達が台本を書いてたし、そもそも台本が無いときもあったわ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:44:10.14 ID:H9vUj3oo0
白鶴「テレビはテレビとして割り切って、私のやりたいことをしたい」


ライ「そこで動画配信よ!」


白鶴「生放送は難しいけれどこうやって収録すればいいの」


ライ「白鶴まる、のタイトルを使ってもいいって言ってくれたツクオリには、感謝しかないわ!」


白鶴「バトルドームを買いましょう」


ライ「バトルドームは買うべきね!」


白鶴「…前置きはこれくらいにしましょうか」


ライ「そうね、早速始めましょう!」


ライ『チャンネル登録してね』
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:49:11.69 ID:bZ/w21dyo
ツクオリがまだ生きてるのは本当に優しい世界バトルドーム買わなきゃ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:50:33.55 ID:H9vUj3oo0
白鶴「とは言ってもまだ初回だからお便りもなにも無いの」


ライ「これまで通り募集するのよね?」


白鶴「そのつもりよ」


ライ「皆んなからのお便り楽しみに待ってるわ!」


白鶴「テーマを決めるかどうかは未定だけど、楽しいお便りはいつでも募集中よ」


ライ「動画だからできることもしたいわよね」


白鶴「それはそうよね、折角の動画なんだなら」


ライ「じゃあラジオの時に来てたお便りで気になるのをやってみる?」


白鶴「いいわね、やってみましょうか」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:53:13.10 ID:H9vUj3oo0
ブーン…


白鶴「これはなにをしてるのかしら?」


ライ「電子レンジでサツマイモをチンしてるの」


白鶴「それがどうしたの?」


ライ「お便りにはサツマイモをチンしたから大変なことに〜白鶴さん慰めて…って書いてあったの」


白鶴「分かったわ」


ライ「多分私と同じ考えよね」


白鶴「パサパサで美味しくなかったのよ」


ライ「それしかないわよね」


白鶴「何度か食レポの経験がある私なら、なんとか美味しそうなコメントをしてみるわ」


ライ「白鶴さん美味しくないのは変な顔するから、ヒヤヒヤするのよ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 16:57:08.63 ID:H9vUj3oo0
ブーーーーン


白鶴「そろそろいいかしら」


ライ「そうね…ちょっと気になったんだけど、テレビの裏話をするのはどうかしら?」


白鶴「それはいいかもしれないわね」


ライ「局とか番組名を伏せれば、きっと怒られることもないわよ」


白鶴「どこの局のギャラが安いのか、とかいいわね」


ライ「局を伏せるって言ったばかりじゃない!」


白鶴「そうだったわね…」


ライ「白鶴さんは私が居ないとダメなんだから!」


白鶴「本当にそうだわ、私とあの番組はライちゃんが居たから成り立っていたの」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 17:05:28.26 ID:H9vUj3oo0
ブーーーーーーーン


ライ「これからも頑張っていきましょう…っていうのが第一回の終わりとして、相応しいんじゃないかしら」


白鶴「そうね、凄くいいスタートだと思うわ」


ライ「白鶴まるっ、セカンドシーズン」


白鶴「これからもどうぞ宜しく…」


ボンッ


白鶴「あっ!?」


ライ「れ、レンジが爆発したわ!!」


パリーン


白鶴「カメラと照明に破片が当たってしまったわ!」


ビビビビビビビビ…


ライ「燃えてる!火が!火事よ!」


白鶴「警報が止まないわ!」


「お前ら何しとんやーーーー!」


ライ「違うのよ○○さんこれは…!」


白鶴「水!水!」


ライ「ポカリなんてかけても意味ないわよ!」


白鶴「熱い!熱い!!」


サツマイモを電子レンジにかけると爆発する恐れがあります。真似しないで下さい


白鶴『チャンネル登録宜しくお願いします』


収録部屋で火災が発生した為次回配信日は未定です
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/06/12(土) 17:05:55.10 ID:H9vUj3oo0
少し白鶴さんを書きたくなったので
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 17:49:31.82 ID:bZ/w21dyo
おつおつ
時代に乗る白鶴&ライちゃん
スパチャは……収益化通らなさそう
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 18:49:12.54 ID:wR8b6GCP0
ーー


Y朝潮「説明を求めます司令官」


提督「なんの話だ」


Y朝潮「貴方の返答によっては、取り返しのつかない事態が起こります」


提督「……」


Y朝潮「誰も来ないか入念に見張り、用心に用心を重ねていましたけど無意味です」


Y朝潮「中枢棲姫さんと一緒に皐月さんの部屋に入って、なにをしていたんですか?」


提督「……」


Y朝潮「沈黙は肯定と捉えますよ?」


提督「好きにしてくれ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 18:54:12.66 ID:wR8b6GCP0
Y朝潮「私があれだけ!!アプローチしたにも関わらず!!」


Y朝潮「家族がなんだ龍驤さんがなんだ!!結局司令官の好みだったんじゃないですか!!」


提督「……」


Y朝潮「あの朝潮がチラつくからですか!?顔が好みじゃないからですか!?」


提督「……」


Y朝潮「黙ってばかりじゃなくてなんとか言ったらどうなんですか!!」


提督「……」


Y朝潮「…分かりました、今夜私の部屋まで来て下さい。もし来なければ司令官にとって最悪なことが起こります」


提督「……」


Y朝潮「約束…しましたからね」ガチャッ


提督「…………」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 19:09:06.75 ID:rFed8XZDO
Y朝潮の部屋に行く提督
俺にどうしてほしいんだ
私のものになってください
それは出来ない
なら龍驤さんに話します
龍驤にはもう話してある
中枢棲姫を抑える為には仕方ない事だと一応は納得してくれたと提督
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 20:07:27.41 ID:bZ/w21dyo
>>17
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 20:21:49.39 ID:wR8b6GCP0
ーーY朝潮の部屋


提督「俺にどうして欲しいんだ」


Y朝潮「私のものになってください」


提督「…それは出来ない」


Y朝潮「なら皐月さんのことを龍驤さんに話します」


提督「残念だが龍驤にはもう話してあるんだ。中枢棲姫を抑える為には仕方ないと許可も取った」


Y朝潮「そうですか」


提督「…最悪なことはこれじゃないのか」


Y朝潮「当たり前ですよ」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 20:27:43.17 ID:wR8b6GCP0
Y朝潮「私が言っているのは司令官の娘さんですよ」


提督「家族に手を出すつもりか」


Y朝潮「はい」


提督「……」


Y朝潮「これまで私がどんなことをしてきたか、知ってますよね?」


提督「犯罪だぞ」


Y朝潮「子どもって突然死が多いんですよ、知ってますか?」


提督「……」


Y朝潮「殺すまでいきませんが、障害を負わせることはしますよ。それが嫌ならどうすればいいか分かりますよね?」


Y朝潮「妥協して朝霜さんの代わりでもいいですよ。自分の立場が分かったなら服を脱いで下さいね」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 20:34:33.12 ID:rFed8XZDO
それをする事の意味を解っているのか朝潮…?と提督は悲しそうな顔になる
俺を手に入れたのも束の間、朝潮は終わるぞ…
現代艦を手に掛けるという事はこの俺やこの鎮守府だけに留まらない
現代艦は大本営の保護対象でもあると知っているはずだ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 20:36:22.83 ID:OKZFxxX1O
朝潮、今の言葉は鎮守府の放送機材の前の電話機に録音された
あと十数分たって俺が設定を解除しなければ、今の朝潮の言葉が鎮守府の全員に伝わる
+>>21
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 20:42:50.58 ID:wR8b6GCP0
提督「……」


Y朝潮「黙ってないで早く…」


提督「朝潮、今の言葉は録音させてもらった」


Y朝潮「な……」


提督「放送機材に直接転送できるようになっている。俺が設定を解除しなければ、今の言葉が鎮守府の全員に伝わるだろうな」


Y朝潮「ど、どうして…」


提督「お前は言ってはいけないことを言った」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 20:50:08.35 ID:wR8b6GCP0
Y朝潮「あ、う…」


提督「俺を手に入れたとしてもその瞬間にお前は終わる」


提督「そもそも現代艦娘を手にかけるという事は、この俺やこの鎮守府だけの問題じゃない」


提督「現代艦娘は大本営や国にまで関係してくるんだ」


Y朝潮「いつもの司令官じゃない…」


提督「家族に危害を加えるだけでなく、馬鹿にされて黙っていられるはずがない」


Y朝潮「ご…ごめんなさい…」


提督「悪いが許すことはできない」カチッ


Y朝潮『子どもって突然死が……』


Y朝潮「ひっ!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 20:59:24.79 ID:rFed8XZDO
正直提督の事を舐めていた自分を自覚するY朝潮
優しいだけの甘い男だと
だからちょっと脅せば思い通りになると
間違いだった
むしろそういう人間こそ本気で怒らせてはならないのだと
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 21:02:30.00 ID:/AyH+R5yO
>>25+独房に入れられた朝潮の前で解体刑ですなと吐き捨てる漣と異動申請書を牢にいれる提督
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 21:03:13.89 ID:bZ/w21dyo
気圧され>>25、自主土下座

しかし初めてぶつけられる激情にゾクリとする
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 21:30:17.36 ID:wR8b6GCP0
ーー独房


漣「これは解体が妥当でしょうな」


提督「……」


Y朝潮「ごめんなさいごめんなさい…」


漣「今更謝っても遅いんですよ。ご主人様があの放送をしたということは許さないということなんです」


Y朝潮「ごめんなさい…」


漣「ハッ、どうせご主人様の事を舐めていたんでしょうよ。優しいだけの甘い男だとかなんとかね」


漣「だからちょっと脅せば思い通りになる?大間違いなんですよ!!」


Y朝潮「……」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 21:36:05.43 ID:wR8b6GCP0
漣「ご主人様が龍驤さんのことで怒るのは、愛してるからだけじゃありません。家族だからです」


漣「ご主人様にとって家族とは命をかけて守るものであり、命そのものなんです」


漣「漣でも本気で怒らせたことは殆ど無いというのに…本当にアホなことしましたよ」


Y朝潮「解体だけは…」


漣「どうしますかご主人様。強制解体でもいいと思うんですけど」


提督「そうだな」


Y朝潮「ひいぃっ!!」


提督「…俺は甘いそうだな、だからこれをお前にやる」ピラッ


Y朝潮「これは…」


提督「異動申請書だ。ここには二度と帰ってこれない片道切符のな」


漣「強制解体かその書類にサインの二択です。よーく考えておいて下さいね〜」


Y朝潮「こんなはずじゃなかったのに……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 21:40:35.99 ID:rFed8XZDO
それから一人になった独房で異動申請書を前に悩むY朝潮
だけど本気で怒った提督の顔が忘れられない
怖かった
もの凄く怖かったしもう二度と御免だと思う反面
また見たい
あれだけの感情をぶつけられた事はこれまで一度も無かった
どうすればまた司令官の感情を揺さぶれるか頭の隅で考えたりする
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 21:54:12.87 ID:5iCS5arIo
行き先に書いてあるのは某オネエ提督のところ
根性鍛えてあげるわよォ〜
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 21:55:26.85 ID:ZW3OpMGKo
霞が怪しい瓶をもって向かっているから止めてくれと通信が入る
戻ってくる時には結論を出せと言って対処に向かう提督
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 22:01:39.49 ID:73OaupWYO
ーー


Y朝潮「異動先はH幹部の…確かに二度も戻ってこれそうにありません」


Y朝潮「私への罰として相応しいとも言えます、けど……」


Y朝潮「本気で怒った司令官のあの顔…本当に怖かったです。もう二度見たくありません」


Y朝潮「そのはずなのに…また見たいと思ってしまっているんです」


Y朝潮「いつもは軽くあしらわれたり、他の人に邪魔されたりしてまともに取り合ってくれません」


Y朝潮「今までそうだったのに…あんな……あれだけの感情を私にぶつけてくれるなんて…」


Y朝潮「これが……司令官の愛…?」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 22:02:22.35 ID:bZ/w21dyo
朝潮ぉ…?
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 22:04:31.36 ID:73OaupWYO
Y朝潮「どうすればもう一度愛してくれるでしょうか…司令官の心を揺さぶるような…」


Y朝潮「……ありました」


Y朝潮「こんな異動申請書なんか必要ありません」ビリビリ


Y朝潮「解体と言われても拒否します。そうなれば残る道は一つ」


Y朝潮「艦娘にとって死刑である強制解体」


Y朝潮「最後のスイッチを司令官に押してもらうんです…それこそ究極の……愛…」


Y朝潮「待っていて下さいね司令官…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 22:15:14.19 ID:rFed8XZDO
翌朝
決心は付いたかと提督がやってくる
Y朝潮の返答は予想外のもので狼狽えてしまう
なぁんだ、やっぱり甘いじゃないですかと哄う
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 22:26:05.12 ID:PMOpseLeO
顔色一つ変えない提督にえっ…てなるY朝潮
そこで酔ってたのが冷めて移動を懇願
ちゃんと言えたじゃねえですかと漣

一段落ついてから提督に本当に相手の為になる事できるようになりましたねって漣
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 22:37:06.11 ID:73OaupWYO
ーー翌日


Y朝潮「異動はしません、強制解体を希望します」


提督「そうか」


Y朝潮「……え?」


漣「では日にちを調整して近々に行いましょう」


Y朝潮「ま、待って下さい強制解体ですよ?」


提督「二択のうちその選択肢を選んだのはお前だ」


Y朝潮「あ…………」サー


漣「ではそのように」


Y朝潮「待って下さい!!」


漣「待ちません」


Y朝潮「異動で!異動でお願いします!!」


提督「なにか言っているのが聞こえるか?」


漣「いいえ聞こえませんね」


Y朝潮「あ…ああ……!!」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 22:40:32.17 ID:73OaupWYO
Y朝潮「ごめんなさい…ちゃんと謝りますから……」


提督「……」


Y朝潮「司令官のことだけでなく、その家族を脅すような真似をしてすいませんでした!!」


漣「異動申請書は破いたみたいですけど?」


Y朝潮「う…ぐ……!!」


Y朝潮「…すいませんでした。どうか…私を異動させて下さい……」土下座


漣「全く、これだけやらないと素直に謝れないとか。本当呆れますよ」


提督「漣」


漣「ええ分かってます、明日にでもH幹部の所に送りつけてやります」


Y朝潮「ありがとう……ございます…」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 22:42:37.44 ID:73OaupWYO
ーー


漣「やれやれ、なんとかなりましたね」


提督「ああ」


漣「ご主人様も相手の為になる事ができるようになりましたね」


提督「…まだまだだ。家族が絡まなければ甘いままなんだろう」


漣「昼間から盛るなっていう当然のルールを定めた時から、ご主人様は変わってます」


漣「理想的の提督に近付いていると漣は思いますね」


提督「…ありがとう」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 22:54:51.46 ID:ZW3OpMGKo
朝潮をああならせてしまったのは、中途半端な態度を取り続けたからと責任を感じている提督
ならば最後は自分の事を完全に忘れられるようにするのが、今の自分にできることだと
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 22:55:41.31 ID:rFed8XZDO
そしてY朝潮
これからよろしくお願いします!とH提督に挨拶する
聞いてるわよ問題児ちゃん
こってり絞られるがH提督に提督とはまた違う頼りがいを感じる
朧と一悶着起きるのはまた別の話
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 23:03:42.54 ID:73OaupWYO
ーー


Y朝潮「これからよろしくお願いします」


H幹部「聞いてるわよ問題児ちゃん」


Y朝潮「…そうですよね」


H幹部「提督を脅す時点でアウトなのに、よくもまあ罪を重ねたものね」


Y朝潮「……」


H幹部「これからタップリ教育してあげるから覚悟しなさい」


Y朝潮(流石は幹部…目つきや所作が違います。司令官とは違いますが、頼れる上司とはこのことなんでしょう)


朧(艦娘が増えるのは嫌だけど仕方ないよね)
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 23:07:38.52 ID:73OaupWYO
ーー


提督「今回の騒動は俺の態度が中途半端だったことが原因だ。もっとハッキリと拒否するべきだった」


提督「かすみはまだ幼い、朝潮と同じことを考えられると次は止められないかとしれない」


提督「そんなことは無いと信じたいが…」


雲龍「なに?」


提督「雲龍は俺に何度も好意を寄せていると言っていたな」


雲龍「そうよ」


提督「龍驤が世話になったこともある」


雲龍「そうよね」


提督「俺のことを諦められないのか」


雲龍「私は体だけの関係でもいいの。朝潮とは違うわ」


提督「だからだな…」


雲龍「皐月がよくて私がダメな理由が分からないというのは朝潮と同じ。愛は無くてもいい、ただ提督に抱いて欲しいだけ」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 23:14:05.09 ID:rFed8XZDO
Y朝潮には悪いと思うがY朝潮と雲龍は違う
簡単に拒否していい相手じゃないし簡単に抱いていい相手でもない
悩む提督
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 23:22:20.12 ID:/AyH+R5yO
抱いたら何が得られるんだ?欲が満たされるだけか?
だったら他にも手段があるだろう
俺の場合は他に手段がなかった、抱けるチャンスだからこれ幸いとなんて浅ましい事はなかったぞ!これまで!一度も!
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 23:24:08.06 ID:5iCS5arIo
>>45
家族+漣夫婦と会議だ会議!
潜水新棲姫は元カノの漣はギリギリのギリギリで分からなくもないがそもそもワタシが良くて雲龍がダメもおかしな話だなとズバッと
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 23:35:50.76 ID:MOZZNJaN0
提督「抱いたら何が得られるんだ?雲龍の欲がが満たされるだけなんじゃないのか?」


提督「それなら他にも手段がある。だが俺の場合は他に手段がなかったんだ」


提督「中枢棲姫はここから追い出すべきじゃない、悪にだってなり得る存在なんだ」


雲龍「そう」


提督「皐月を抱けるチャンスだからこれ幸い、なんて浅ましい事はなかった!これまで一度もだ!」


雲龍「提督」


提督「なんだ!?」


雲龍「本当に分かりやすいわね」


提督「……」


雲龍「自分に不利な時は饒舌になる。普段からは考えられないくらい早口で喋ってたわよ」


提督「……」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 23:38:45.07 ID:MOZZNJaN0
雲龍「朝霜はともかく早霜と潜水新棲姫がよくて私がダメな理由はない」


雲龍「皐月がよくて私がダメな理由はもっと無い」


提督「……」


雲龍「必死で言い訳を考えているけど思いつかない。いつもみたいになあなあで誤魔化すしか方法はない」


提督「……」


雲龍「提督はなにを恐れているの?」


提督「……分かるだろう」


雲龍「もちろんよ。でも言わせたいの」


提督「……」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/12(土) 23:44:10.66 ID:MOZZNJaN0
提督「…子どもが産まれたのに、他の艦娘と関係を持つのは父親失格だ」


雲龍「それに?」


提督「龍驤とも離れている今、夫としての立場がない」


雲龍「それで?」


提督「……このままなし崩しに何人とも関係を持つ未来が見える」


雲龍「よく言えました」


提督「…からかっているのか」


雲龍「本気よ。だからこそこうやって話をしているの」


提督「……」


雲龍「私の後は神通が手を挙げるのは間違いないわ。その後に天龍龍田でしょうね」


提督「……」


雲龍「提督はなにを恐れているの?私たちは子どもが欲しいわけでも愛されたいわけでもないの」


雲龍「皐月だって口には出してないけど喜んでいるはず。提督は気持ちを受け入れて」


提督「安価」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 23:51:08.96 ID:rFed8XZDO
雲龍…俺達はここまで頑張ってきた
全ての鎮守府の規範となるよう制限を設けそれなりに上手くいっている
外部からの批判もようやく減りつつある
それと同時にここに居る艦娘への理解もな
ここで俺自らそれを壊す訳にはいかない
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 23:59:04.09 ID:5iCS5arIo
今の自分から出る言葉は今の体の関係棚に上げた発言になりそうだから正直に謝って時間をもらう
雲龍も自分を尊重してくれてるからこその言葉なので焦らず考えてって

で今の関係持ってる娘達と会議だ会議!(龍驤はビデオ通話)
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:03:00.63 ID:bkK5CuZDO
ほんとなんでいつの間にか関係持ってる相手増えてるんだろ…
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:09:06.53 ID:obt1V+Oo0
提督「今の自分から出る言葉は、体の関係を棚に上げた発言になるだろう」


提督「だから…すまん。時間をくれないか」


雲龍「もちろんいいわよ。下手な言い訳でもしたら許さない所だったけど、正直に話してくれて嬉しいわ」


雲龍「私のことを尊重してくれてるからこそなのは分かってる、焦らずに考えて欲しい」


提督「…ありがとう」


雲龍「答えが出たら真っ先に私に知らせて。約束よ?」


提督「分かった約束しよう」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:13:02.30 ID:obt1V+Oo0
ーー


漣「まあとうとう来たなって感じですよね」


潜水新棲姫「そうだな」


提督「……」


皐月「僕も参加するんだね…」


龍驤『当たり前やで〜』


漣「本来ならここに朝霜さんが〜っと言いたい所ですが割愛します」


霞「改めて見ると凄い人数よね」


漣「ご主人様は絶倫ですもん。一晩に二人が余裕なんですから」


潜水新棲姫「身を持って体験しているから良くわかる」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:18:07.41 ID:obt1V+Oo0
漣「ご主人様はどう思ってんですか?」


提督「……」


潜水新棲姫「喋られる訳がないな」


龍驤『ほな皐月に聞こか。司令官と関係を持ててどう思った?』


皐月「…嬉しかったよ」


霞「そうでしょうね」


皐月「気持ちいいのもあったけど…お礼ができたって言うのかな」


提督「感謝なら言葉でもいい」


漣「言葉より重いものがあるって言ってんでしょうが」


潜水新棲姫「こんな性格なのに何人とも関係があるのは珍しいケースだ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
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