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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その9【安価】

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57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:21:18.10 ID:bkK5CuZDO
仮に提督に好意を持つ艦娘を全て受け入れて関係を持った場合その後どうなるかシミュレートしてみる一同
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:23:40.23 ID:gL+D5ewuo
断るならなら今後は龍驤と霞だけとの関係にせざるを得ないだろうってズバッと潜水新棲姫
>>57
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:29:00.21 ID:obt1V+Oo0
潜水新棲姫「断るのなら今後は龍驤と霞だけの関係にせざるを得ないが?」


提督「……」


霞「黙る時点で本当はアウトよ」


龍驤『でもウチは強く言われへん…』


漣「そもそもそれが悪いんすよこのビッチーー!」


皐月「あ、あの…」


潜水新棲姫「これくらいじゃ喧嘩にすらならないから大丈夫だ」


提督「……」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:33:57.02 ID:obt1V+Oo0
潜水新棲姫「仮に提督に好意を持つ艦娘を全て受け入れ、関係を持った場合その後はどうなると思う?」


漣「その後……」


霞「雲龍は問題ないわね」


龍驤『神通も多分いけるな…むしろ喜ぶやろ』


霞「お姉さまも一度は言うでしょうね。私と間接的に繋がれたって喜ぶわ」


皐月「龍田さんはもしかしたら立ち直ったキッカケになるかもね」


漣「……あれ?これご主人様が抱いた方が良くね?」


提督「そんな簡単に言わないでくれ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:46:15.42 ID:ofEHPaD+O
今は仲良くなった横須賀メンバーと拗れる可能性がある
もし許可するなら横須賀メンバーからの理解を得るのは必須

龍驤からまともな意見が出てきてそんな事が言えるようになったんですねえと漣がしみじみ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:50:05.52 ID:bkK5CuZDO
まあ鎮守府内は問題無くとも対外的にはそうもいきませんよねぇ…と漣
何の為に制限を付けたか思い出す
それにそうなった場合いつか誰かしら妊娠する可能性だってゼロじゃないと
さすがにそれには龍驤も沈黙してしまう
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:51:45.41 ID:E2ZIicdfO
中枢棲姫は提督の命令を聞くわけではないのでかすみの事もあるのでなかなか決めきれない
ただ仮に厳格なルールを決めてOKとなったとしてもこれ以上広がると>>61
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:58:26.16 ID:obt1V+Oo0
漣「まぁ鎮守府内は問題無くとも、対外的にはそうもいきませんよねぇ…」


提督「そうだ何の為に制限を付けたのかということになる」


漣「それに誰かしら妊娠する可能性だって、ゼロではなくないですか?」


龍驤『それは…』


皐月「待って待って!雲龍さんも神通さんも一回だけって話だよね!?」


潜水新棲姫「少なくとも雲龍はそうだな」


霞「そして避妊するのは前提よ、当たり前じゃない」


漣「ん〜〜ご主人様に助け舟を出したつもりだったんですけどねぇ」


潜水新棲姫「否定的な意見にはとことこん賛成してるな」


提督「……」


龍驤『モテる男が旦那やと辛い…とは違うかな』


霞「殆ど一緒のようなものでしょ」


ーー
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 00:59:46.42 ID:obt1V+Oo0
今日はここまでです
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 01:21:47.85 ID:bkK5CuZDO
お疲れ様でした
Y朝潮はともかく古参メンバーは提督が拒否したって恨んだりはしないはず…
そもそも提督の立場とか無視はしないよね
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 01:32:55.98 ID:E2ZIicdfO
まあダブルスタンダードは解消しないと誠実さに欠けるからね…
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 01:45:53.71 ID:6RjShkSNo
おつ
現実的ハーレムの問題
朝潮の猪的行動もついにやりすぎてしまったな…
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 09:07:09.84 ID:8+MDAcZlo
流石に本気じゃなくても家族に手を出すってのは一線超えちゃった
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 18:53:18.78 ID:obt1V+Oo0
ーー


黒潮「なにアホなこと言うてんねん」


雲龍「そう思っているのは貴女だけよ」


黒潮「はあ?」


雲龍「神通は私と同じ意見よね?」


神通「…………はい」


黒潮「なにを言うてんねん」


雲龍「私達は貴女のように、体で繋がる関係に汚いというイメージを持っていないの」


黒潮「喧嘩売ってるんか?」


雲龍「貴女が価値観の違いを押し付けようとしているのよ」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 18:59:51.16 ID:obt1V+Oo0
雲龍「愛して欲しいわけじゃないし、愛人になろうとも思わない。ただ提督と繋がりたい」


神通「雲龍さんの気持ちは……理解できます……」


黒潮「言うとくけどあんたらの方が異常やで?」


雲龍「地獄とも呼べるあの環境は異常だったわね」


神通「提督とは……もう言葉では表せない……関係なんです……」


雲龍「貴女が異常に拒否反応を示しているのは、その後を考えているから」


神通「一度だけ……その約束を守れそうにないから……」


黒潮「…もうええ」ガチャッ


雲龍「部屋を出て行ってしまったわね」


神通「黒潮さんは…男性との関係で…うまくいってないことが多かったですから…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 19:35:02.80 ID:xOAgaqgLO
食堂で潜水新棲姫とイチャイチャしてる漣にあんたはどう考えてるんやと突っかかる黒潮
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 20:11:40.32 ID:6RjShkSNo
>>72
同じ艦娘に聞いた方がいいんじゃないかと言いつつ答える新姫
黒潮(逆や、ここの艦娘の方が意見合わんのや…)
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 20:11:56.54 ID:2NBjYK1KO
>>72
常識的に考えればおかしいですね。
でも支え続けてくれた支え続けたある意味深い関係の相手に好意を持って、何か恩返しがしたい何かひとつ繋がりが欲しい。その気持ちは否定できません。

だからご主人様が単純に拒否すれば解決する話ではないのは確かですね。
感情を押し[ピーーー]と良い結果にならないのは黒潮も経験があるはずです。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 20:19:37.39 ID:obt1V+Oo0
ーー食堂


漣「はいあーん」


潜水新棲姫「んぁ…」


漣「ご飯を食べる嫁をゼロ距離で見るのは最高ですなぁ」


黒潮「ちょっとええか」


潜水新棲姫「なんだ」


黒潮「あんたはどう考えてるんよ」


潜水新棲姫「なんの話だ」


黒潮「雲龍が司令はんとやりたいって言うてる話や」


潜水新棲姫「艦娘に聞くべきじゃないのか」


黒潮「……」


潜水新棲姫「分かった、ワタシの意見でいいなら言ってやろう」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 20:25:36.20 ID:obt1V+Oo0
潜水新棲姫「雲龍はヤるだとかそんな下品なことは考えていない」


黒潮「やることは一緒やろ」


潜水新棲姫「それは行為が同じなだけで意味が違う」


黒潮「意味…」


潜水新棲姫「ワタシと提督がしていたのはお前の言うヤっている、だ」


黒潮「……」


潜水新棲姫「言わんとしていることが少しは分かったようだな」


黒潮「なんでや…それ以外にあるやろ」


潜水新棲姫「そうだ大抵は言葉や贈り物で解決する。だがお前たちはそんな簡単なもので済むような関係か?」


潜水新棲姫「特にお前は地獄に耐えきれず首を吊ったんだろう?それを乗り切った相手に贈り物で済ませるのか」


黒潮「……」スタスタ


潜水新棲姫「どうやらワタシに言って欲しいことがあったようだが、当てが外れたようだな」


漣「当たり前のように漣のことを無視してましたね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 20:36:31.33 ID:bkK5CuZDO
しかし提督は実際苦しんでいるのは確かだ
龍驤の事を考えればこれ以上受け入れる訳にはいかないだろうが
恩返しと言っても相手が受け取りたくないならそれは押し付けだなと新棲姫
なんで今それを言わないんですかと漣
ワタシの物言いはキツくなるからな…と気にしている
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 20:43:10.64 ID:2NBjYK1KO
>>77
最上級の感謝を伝える手段であって目的ではないと理解することはできる黒潮
それでも何とか他の方法がないかは探したい
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 20:52:49.91 ID:obt1V+Oo0
潜水新棲姫「しかし提督は苦しんでいるのは確かだ。龍驤の事を考えればこれ以上受け入れる訳にはいかないだろう」


潜水新棲姫「恩返しと言っても、相手が受け取りたくないならそれは押し付けだ」


漣「……なんでそれをさっき言わないんですか?」


潜水新棲姫「ワタシの言い方はキツくなるからな、改二の影響で頭に血が昇りやすい黒潮とは相性が悪い」


漣「うーーーん…これは嫁が正しい」


潜水新棲姫「ワタシが言いたいことは伝わったはずだ、後は本人がなんとかすることを祈ろう」


漣「ご主人様が覚悟を決めれば一番早いんですけどね〜」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 20:57:01.99 ID:obt1V+Oo0
ーー


黒潮「アイツが言うてんのはヤるのは最上級の感謝を伝える手段であって、目的やないってこと…」


黒潮「腹立つけど納得してもうた。雲龍の場合処女やから余計に感謝の意味が強いわ」


黒潮「…せやけど他に方法はあるやろ。それこそプレゼントでもいくらでも工夫はできる」


陽炎「……」


黒潮「あそこにおるのは陽炎と不知火と…傀儡組か。アイツらにも聞いてみよか」


黒潮「司令はんと一番付き合いが長いのは不知火やけど隼鷹とデきてる。陽炎は次で雪風は最近や」


黒潮「あの三人やったらええ答えが聞けそうやな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:07:32.79 ID:bkK5CuZDO
私から言わせれば本当に一回で済むのか甚だ疑問ねと陽炎
特に雲龍は処女なんでしょ?
提督のはすごいって話を聞く限りハマっちゃうんじゃないかしら
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:15:46.19 ID:gL+D5ewuo
不知火はヤケになってた自分に寄り添ってくれた隼鷹の側にいられることが何よりも嬉しい
だから提督への感謝は艦隊の一員として支えることで恩を返す所存
一番寄り添ってくれたのが隼鷹だったからこう考えられるのだと思う
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:15:55.90 ID:8+MDAcZlo
>>81
少女漫画とかだとそういうのはその内心も求め始めるって書いてありましたと雪風
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 21:22:21.39 ID:obt1V+Oo0
不知火「ヤケになってた自分に寄り添ってくれた、隼鷹さんの側にいられることが何よりも嬉しいんです」


不知火「司令への感謝は艦隊の一員として支えることで、恩を返そうと思っています」


黒潮「それが普通やしうちが求めてた言葉やね」


不知火「一番寄り添ってくれたのが隼鷹さんだったから、こう考えられるのだと思います」


黒潮「…陽炎は?」


陽炎「正直に言っていいなら雲龍さんと同じ意見ね」


黒潮「……」


陽炎「私のことを受け入れてくれたし窃盗癖のことも……感謝を示すのには一番いい方法だと思うわ」


陽炎「司令が嫌だって言うなら無理にとは言わない。けど受け入れてくれるなら……うん、喜んで捧げるわ」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 21:29:09.68 ID:obt1V+Oo0
雪風「雪風は……」


陽炎「無理しなくていいわよ」


雪風「……司令に感謝はしてます。けど…それとこれとは……」


不知火「それが雪風の意見ですね」


雪風「……」コクリ


陽炎「私達は傀儡で手術も受けさせてもらってる。雲龍さんより付き合いは短いけど同じくらいに感謝してる」


不知火「雲龍さんの意見は尊重すべきだと思います」


黒潮「……」


陽炎「あんたが反対の意見をいくら集めても雲龍さんは止まらないわよ。そういう艦娘なのは貴女の方が知ってると思うけど」


黒潮「……」


雪風「行っちゃいました……」


不知火「雪風はよく自分の意見を言えましたね」


陽炎「偉い偉い…っとたまには姉っぽいことをしておかないとね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:33:04.27 ID:8+MDAcZlo
自分のしてる事は単なる自分の意見の押し付けじゃないかと迷い始める黒潮
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:33:50.27 ID:bkK5CuZDO
考えてみたらこれ司令はんの問題やんか
なんでうちがこんな悩まなあかんねん
もうハーレムでもなんでも好きにしたらええ
うちはもう知らん
だんだん投げ槍になっていく黒潮
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 21:39:14.94 ID:obt1V+Oo0
ーー黒潮の部屋


黒潮(考えてみたらこれ司令はんの問題やんか、なんでうちがこんな悩まなあかんねん)


黒潮(ハーレムでもなんでも好きにしたらええんや、うちは知らん)


黒潮(……)


黒潮(投げやりになってしまうのは……)


黒潮(……)


黒潮(違うな…うちの番が回ってきた時…どないしたらええか分からへんから…)


黒潮(雲龍はんで神通はんで……うちにも絶対回ってくる)


黒潮(そうなったらうちは……)
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 21:43:27.04 ID:obt1V+Oo0
黒潮(無理や。絶対に司令はんのこと好きになってしまう)


黒潮(雲龍と神通は経験無いからあんなことが言える。龍田は嫌な思い出しかないから司令はんに上書きしてもらえる)


黒潮(……うちにはなんもない)


黒潮(不知火みたいに戦力になるわけでも無いし、雲龍みたいに綺麗な体を差し出されへん)


黒潮(結局うちはまた自分に怒って……)


黒潮「…ああぁぁっ!!」


黒潮(もうええ知らん寝る!!雲龍も神通も勝手にせぇ!)


黒潮(司令はんを困らせて朝潮の二の舞になっとけ!!ボケが!!)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:52:55.69 ID:bkK5CuZDO
結局の所提督は首を縦には振らなかった
それこそ土下座でもしそうな勢いで何度も謝る提督
私達は別に提督を苦しめたかった訳じゃない…あなたの気持ちは痛い程解ったと雲龍と神通
それにやっぱりフェアじゃなかったわね
龍驤さんが居ない時にこんな話をするなんて悪かったと
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 21:55:20.29 ID:8+MDAcZlo
>>90
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 22:01:01.23 ID:obt1V+Oo0
ーー


提督「……本当にすまない」


雲龍「残念だけど仕方ないわ」


提督「雲龍達の気持ちは分かる……だが…」


神通「私達は…提督を苦しめたかった訳じゃないんです…」


雲龍「提督の気持ちは痛い程解ったわ」


提督「ありがとう……」


雲龍「そもそもフェアじゃなかったわね。龍驤さんが居ない時に、こんな話をするもんじゃなかったわ」


神通「そうかもしれません…」


雲龍「続きは龍驤さんが帰ってからでいいかしら?」


提督「ああ、約束しよう」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 22:05:22.78 ID:obt1V+Oo0
ーー


提督「ふう…なんとか理解してもらえて良かった」


提督「首を縦に振れば済む話であることは知っているが…」


提督「龍驤抜きに考えることはできない。皐月の件も本来なら断るべきだったんだ」


提督「それが無理なら龍驤が帰ってくるまで、待つように交渉すべきだった。そうしなかったのは俺の甘さだ」


提督「雲龍とは…龍驤も交えてちゃんと話をしよう」


提督「……」


提督「寝る前に水でも飲んでおくか…」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 22:09:07.63 ID:obt1V+Oo0
ガチャッ


提督「今日は霞は榛名と一緒に寝ている。邪魔はできないな…」


提督「一人で寝るのは久しぶりだが…やはり寂しいな。龍驤に電話をしておけば良かった…」


黒潮「……」


提督「ん、あれは…黒潮か?」


黒潮「うえぇぇ…」


提督「足元がおぼつかないようだが…どうしたんだ?」


黒潮「んー…司令はん……」


提督「……この匂い、酔っているのか。黒潮がここまで飲むのは珍しいな」


黒潮「司令はん…………」


提督「黒潮の部屋は近くだな、待ってろすぐに…」


黒潮「……」チュッ


提督「は……え…?」


黒潮「雲龍はんとヤったんやろぉ……うちともぉ…」


提督「お、おい黒潮……!」


黒潮「逃がさへんでぇ……司令はぁん……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 22:13:45.45 ID:xOAgaqgLO
ヤッたヤッてないの押し問答に何の騒ぎと寝ぼけ眼の野次馬が
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 22:21:26.39 ID:gL+D5ewuo
>>95
やる前に潰れたけど黒潮はやってもうたぁぁぁぁあ!ってなって土下座してる
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 22:31:58.83 ID:obt1V+Oo0
ーー翌朝


黒潮「……」


黒潮「ここは司令はんの部屋や。大きいベッドで寝てたから寝起きもええわ」


黒潮「……」


黒潮「…………ぅわ」


提督「起きたか黒潮、昨日は…」ガチャッ


黒潮「……」土下座


提督「おぉ!?」


黒潮「ヤってもうたぁぁぁぁ…!!ごめん司令はん!!」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 22:36:16.01 ID:obt1V+Oo0
提督「…どこまで覚えているんだ?」


黒潮「酔うて…司令はんにキスしたところまで…」


提督「……」


黒潮「雲龍はんとやった…やってないって言い合いして……そのまま…」


提督「…昨日は何もなかったんだ」


黒潮「……」


提督「黒潮の騒ぎ声を聞きつけた何人かが部屋から出てきて、それでも黒潮は止まらずに…と言ったところで潰れて寝たんだ」


黒潮「……」


提督「だから…なにも気にすることはない」


黒潮「…やっぱり優しいんやね」


提督「いや、黒潮……」


黒潮「今日のことは墓まで持っていくから……ほんまにごめんな司令はん」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 22:42:19.59 ID:bkK5CuZDO
黒潮
何も覚えてない…
なんて勿体ない事を…違う!
なんてとんでもない事を…もう酒は飲まないようにせんと…
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 22:46:59.75 ID:xOAgaqgLO
>>99
でもアレが自分の本心だったと判明して、今なら朝潮や雲龍の気持ちも分からなくもないというレベルの寛容さを持ち始める黒潮
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 22:58:16.51 ID:obt1V+Oo0
ーー


黒潮「司令はんとの一夜、何も覚えてない…なんて勿体ない……って違う!」


黒潮「なんてとんでもない事をしてしもたんや…もう酒は飲まないようにせんと…」


黒潮「イラついてる時の酒はあかん…泥酔するまで飲んでしまうわ…」


黒潮「……」


黒潮「唯一覚えてるのはキスした所や……あの時の気持ちも覚えてる…」


黒潮「あれが…うちの本心やったんやな……」


黒潮「それに気付かんように男を作ってたんかな…せやから振られて当然やった……」


黒潮「今更になって気付くのは…遅すぎるわ……」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 23:02:18.91 ID:obt1V+Oo0
黒潮「今やったら…雲龍はんの気持ちも分からなくもないな……分かってしまう…」


黒潮「ぐうううう……」


黒潮「墓まで持っていくって言うたのに…もう司令はんのこと考えてる…」


黒潮「…あかん!うちはもう司令はんとは一回ヤったんや!」


黒潮「龍驤はんにも漣にも何言われるか分からんのに!しっかりせぇうち!」


黒潮「こんなこと考える暇があるんやったら演習や!今日こそ改二を克服したる!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 23:07:44.47 ID:7u0p5muwo
改二勢に師事しながら何かを忘れるようにがむしゃらに訓練する黒潮
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 23:10:04.80 ID:vsPyj2VgO
怪我の功名かあっさり改二を克服できちゃう黒潮
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 23:18:55.24 ID:obt1V+Oo0
ーー演習場


黒潮「……」


不知火「射撃も回避も問題無さそうでしたね」


陽炎「それどころか絶好調じゃない」ガション


不知火「改二の弊害は克服できたのかもしれませんね」


陽炎「昨日まで苦しんでたのに凄いじゃない!」


黒潮「……」


不知火「これで出撃もできそうですね」


陽炎「どうしたの?あんまり嬉しそうじゃないわね」


黒潮「先…あがるわな」


陽炎「どうしたのかしら?」


不知火「不知火には分かりません」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 23:22:16.88 ID:obt1V+Oo0
黒潮「昨日までうちはいつも通り苦しんでた。満足に主砲も扱えれへんし機関も調子悪かった」


黒潮「昨日と今日で変わったことは……」


黒潮「嘘やろ……そんなことあるんか…?」


黒潮「噂では聞いたことある…提督とヤると高揚状態になって…いつも以上に力が出るって…」


黒潮「そんなん作り話やと思ってたけど……」


黒潮「……」


黒潮「司令はんに相談しよ……もしかしたら……」


黒潮「司令はんと……もう一回……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 23:29:41.41 ID:aqJ/Kn6bO
一方提督、龍驤(TV電話)&漣に相談中
どうも黒潮があの様子だと勘違いしていると
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 23:31:41.66 ID:gL+D5ewuo
>>107
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 23:36:37.81 ID:obt1V+Oo0
ーー


提督「どうも黒潮が勘違いしているようなんだ」


龍驤『それは司令官も悪いで。なんで自分の部屋に寝かせたんよ』


提督「黒潮の部屋に勝手に入るのを躊躇ったんだ…」


漣「起きてきた勢もご主人様の部屋にってなったんですよ。いいベッド使ってるの知られてますからね」


龍驤『うーん…泥酔しとったんやったらしゃあないんか』


漣「あのケースだとそうでしょうね」


提督「墓まで持っていくと言っていたから、言いふらすことは無いと思うが…」


龍驤『ウチも黒潮やったら大丈夫やと思うよ』


漣「……」


提督「漣のその顔はなんなんだ」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/13(日) 23:40:26.99 ID:obt1V+Oo0
漣「嫌われてる奴の弱味を握ったんですよ?こんな嬉しいことはありませんぜ」


提督「おい…」


龍驤『ほどほどにしときや、追い込んだりなんかしたらあかんで』


漣「それは向こうの出方によります」


提督「…とにかく黒潮との誤解を解かないといけない」


龍驤『それやったら早い内がええよ』


提督「この後部屋まで呼び出すつもりだ。人払いもして誰にも聞かれないようにする」


漣「ほうほう」


提督「漣も絶対に近付くんじゃないぞ」


漣「いやぁ〜」


提督「近付くんじゃない」


漣「…へえへえ、分かりましたよぉ〜っと」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 23:58:58.03 ID:bkK5CuZDO
そうして部屋に黒潮が来たが様子がおかしい
目は潤んでるし何だかしおらしくなった珍しい黒潮の姿に驚く提督
大丈夫か?具合でも悪いのか?と心配する
あかんわ…なんか司令はんすごくかっこよく見える…
乙女フィルターが発動しているようだ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:01:54.63 ID:g/ukxBWdo
>>111+漣は近づくなと言われましたが嫁は別ですよねと潜水新棲姫がスパイさせられてる
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 00:08:43.76 ID:d852QpvH0
ーー提督の部屋


黒潮「……」


提督「黒潮、実はだな…」


黒潮「ん…」もじもじ


提督(なんだ…?目は潤んでるし、いつもよりしおらしくなっているが…)


黒潮「うちもな…話…」


提督「大丈夫か?具合でも悪いのか?」


黒潮(あかんわ…なんか司令はんが凄いかっこよく見える…)


提督(今日はいつもより長めに演習をしていたと聞いている。体調を悪くしてしまったのかもしれないな)


黒潮(司令はんも話があるって……うちのこと…)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 00:14:22.78 ID:d852QpvH0
潜水新棲姫「さて、二人はどうなっている」


潜水新棲姫「漣はダメだと言われたが、ワタシは言われていない。双眼鏡で覗いて確認しよう」


潜水新棲姫「読唇術はやはり覚えておいて損はなかったな」


潜水新棲姫「どれどれ……」


潜水新棲姫「黒潮はいつもに比べてかなり大人しそうだな。もしかすると気付いたのか?」


潜水新棲姫「勘違いに気付くのは恥ずかしいことだ。特に漣には知られたくないだろう」


潜水新棲姫「やはりワタシが見ているのが正解だったな」


潜水新棲姫「……やけに二人の距離が近いな」


潜水新棲姫「黒潮が近付いているのか、どうしてだ?」


潜水新棲姫「あっ」


潜水新棲姫「黒潮が…キスしたぞ……」


潜水新棲姫「お…おおお……?なんなんだ…?なにが起こってる…?」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 00:19:15.28 ID:d852QpvH0
潜水新棲姫「そ、そうだこんな時こそ読唇術で解読だ」


潜水新棲姫「司令はんうち気付いてしもたんよ」


潜水新棲姫「待て黒潮、話を聞いてくれ」


潜水新棲姫「今度は忘れれへんようにうちからヤらせてな」


潜水新棲姫「待ってくれ黒潮」


潜水新棲姫「司令はんとシたら改二の障害も出ぇへんかった。これは運命なんやで」


潜水新棲姫「お願いだから話を聞いてくれ」


潜水新棲姫「安心してなゴムはちゃんとするから」


潜水新棲姫「黒潮頼むから話を…」


潜水新棲姫「うるさい口はこうやで」


潜水新棲姫「黒潮が提督の口を口で塞いでしまった。しかも提督を押し倒している」


潜水新棲姫「提督……」


潜水新棲姫「…一応…止めに行くか……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:24:18.52 ID:RJ16Jw6Xo
決死の抵抗に黒潮も「一回も二回も変わらんやろ!」
新姫「ところがどっこい、お前は0回目だ(カットイン」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:24:26.40 ID:bxWw9dolO
正座反省中の提督と黒潮
漣「ウチの嫁が『偶然』気づいてなかったら危ないところでしたねぇ〜?」ニヤニヤ
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 00:36:06.14 ID:d852QpvH0
ーー


提督「……」正座
黒潮「……」正座


漣「ふぅ〜〜ん…ほぉ…へぇぇ…いやぁ〜以外ですなぁ、あの!黒潮さんが!ほぉぉぉ…!」


黒潮「……」


漣「もちろんご主人様もアウトですよ〜ぶん殴ってでも黒潮さんを止めるのが正解ですからね」


提督「……」


漣「ま、優しいご主人様にそんなことできるわけありませんけど!」


提督「…………」


漣「うちの嫁が『偶然』気が付いてなかったら大変なことになってましたねぇ〜〜〜〜?」


黒潮「……」


漣「司令はん、うち気付いてしもたんよ」


黒潮「ぎゃっ……!!」


提督「……」


漣「早速龍驤さんに報告ですね!それと雲龍さんにも知らせておきます!」


提督「……」


黒潮「最悪や最悪や最悪や…!!うちの勘違いやった上に…コイツに全部知られた…!」


黒潮「こんなん首吊った時より地獄や……もうあかん…殺してくれ……!!」


ーー
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 00:36:44.18 ID:d852QpvH0
今日はここまでです
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:41:00.12 ID:F/jNN5jDO
お疲れ様でした
割と影が薄かった黒潮が前に出てくる予感
メンバー減った分なのかな
でも更にしばらく出番の無いキャラはええと…
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:42:28.54 ID:MKrmZ6iRo
黒潮可愛すぎでしょ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:49:40.10 ID:RJ16Jw6Xo
おつおつ
あぁ^〜にやにや止まらん
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:54:47.64 ID:F/jNN5jDO
仮に実際に行為があったという展開だったら提督の立場がかなり苦しくなっていたかな
いずれはバレてじゃあ私もってなってまた龍驤が曇る
黒潮が…ぅわって言ってたのは何を見てなのかちょっと気になる所ではあるけど
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 00:58:32.59 ID:00WGfs5NO
何か見たわけじゃなくて起きたら提督の部屋でうゎ…やらかした
じゃない?
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 01:55:04.97 ID:MKrmZ6iRo
無理だとわかってても平和なハーレムエンドを夢見てしまう
どのキャラも好きだから
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 19:29:06.26 ID:d852QpvH0
ーー食堂


雲龍「神通」


神通「どうしましたか…?」


雲龍「これから買い物に行かない?」


神通「買い物…雲龍さんから誘われるのは…珍しいですね…」


雲龍「昔に貴女の刀収集に付き合って以来かしら」


神通「そうですね…」


雲龍「どう?」


神通「いいですね…行きましょうか…」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 19:33:17.69 ID:d852QpvH0
神通「ちなみに…なにを買いに行くんですか…?」


雲龍「下着よ」


神通「下着…」


雲龍「提督と一夜を過ごす用に新しいのを買うの」


神通「ごぶぁっ」


雲龍「お茶が勿体ないわよ」


神通「い、今なんて…?」


雲龍「黒潮がやらかしたのよ。それで龍驤さんに話がいって…」


神通「待って下さい……」


雲龍「提督は黒潮に襲われたの。提督は抵抗しなかった」


神通「……」


雲龍「黒潮とは未遂だったけど、龍驤さんがもう仕方ないって納得したのよ」


神通「提督も…ですか……?」


雲龍「そうよ」


神通「……私も…行きます……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:38:32.44 ID:cBp8OQFXO
以前訪れた下着屋さん(いつの回だったかな…)で相談
店員さんは一世一代の大勝負、必ず最高に彩ってみせますと気合を入れる
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:39:05.68 ID:g/ukxBWdo
昼間から盛るなという鎮守府のルールに違反したので自ら懲罰房に入っている提督
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:47:47.28 ID:MKrmZ6iRo
盛ってたわけではないと思うけどまあケジメということかな?
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 19:49:38.11 ID:d852QpvH0
黒潮との出来事は夜で、提督は襲われた方なので再安価


下2 お願いします
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:57:04.60 ID:RJ16Jw6Xo
二人共顔には表れないが内心ウキウキで出かける
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:00:00.70 ID:cBp8OQFXO
>>128
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 20:07:05.16 ID:d852QpvH0
ーー街


雲龍「この店ならいいと思うわ」


神通「ここですか…」


雲龍「足りないもの鎮守府に居た時もこの系列のお店で買ったの。信頼できるのよ」


神通「雲龍さんがそう言うなら…」


雲龍「私みたいな胸のサイズに合う下着もあるし、神通のサイズなら良いものも沢山あるわ」


神通「分かりました…行きましょう…」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 20:10:13.58 ID:d852QpvH0
ーー店内


「私にお任せ下さい、最高に彩ってみせます」


神通「はい…」


「あちらのお客様と同じ事情で宜しいんですよね?」


雲龍「……」


神通「…はい」


「一世一代の大舞台に私どもお店を選んでいただき感謝です。絶対に後悔させません!」


神通(たかが下着と思っていた私が恥ずかしいですね…雲龍さんを見習うべきでした…)


神通(そうですね…一生に残る思い出ですからね……)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:26:40.00 ID:F/jNN5jDO
でも…本当にいいんでしょうか…?と迷いを見せる神通
怖じ気づいたの?
提督は抵抗しないと実証されたし龍驤さんもきっと怒らないわと雲龍
でもそれは提督が優しいのと多分私達に…雲龍さんに負い目があるから…と
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:31:12.51 ID:MKrmZ6iRo
>>136
雲龍自身も負い目から受け入れるとかじゃなくて純粋に感謝を受け取って欲しいという気持ちはある
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 20:35:37.02 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「どう決まった?」


神通「本当に…いいんでしょうか…?」


雲龍「怖じ気づいたの?」


神通「提督が優しくて…そして…私達に…特に雲龍さんに…負い目があるから…」


雲龍「そうかもしれないわね」


神通「……」


雲龍「提督だけじゃなく龍驤さんも許可を出したのはそういうこと。でもそれだけじゃないの」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 20:38:59.00 ID:d852QpvH0
雲龍「純粋に感謝を受け取って欲しいという気持ちもあるし、あとは…」


神通「あとは?」


雲龍「貴女と同じはず」


神通「……」


雲龍「その後を考えているのは貴女だけじゃない。けどきっかけが無かった」


雲龍「これは私が前に進む為に必要なこと。貴女も理解できるわよね」


神通「私……」


雲龍「こっちは決まったから買ってくるわ。待っているからゆっくり選べばいいわよ」


神通「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:58:34.13 ID:RJ16Jw6Xo
どんなの物が好みなのでしょうか……
提督の好みばかり気になる神通
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 21:23:03.29 ID:cBp8OQFXO
>>140
提督をお慕いしている
この想いに嘘をついたままでは前に進めない
これからも共に歩みたいからこそ消化して昇華する必要がある
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:29:44.51 ID:d852QpvH0
神通「提督は…どんな物が好みなのでしょうか……」


神通「やっぱり…提督の好みが気になってしまいます…」


神通「提督を慕っている…この想いに嘘をついたままでは…前に進めません…」


神通「これは雲龍さんと同じ…でも違うのは…雲龍さんは鎮守府を……」


神通「私は違います…これからも共に歩みたいから…想いを昇華する必要があるんです…」


神通「提督に想いを…体で受け取ってもらうんです…」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:33:16.89 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「いいのが見つかって良かったわね」


神通「ええ…誘ってもらって…ありがとうございました…」


雲龍「目的は果たしたし帰りましょうか」


神通「雲龍さんは…」


雲龍「今日」


神通「……」


雲龍「私は今日提督の部屋に行くわ。神通は明日にする?」


神通「……はい」


雲龍「じゃあ提督に言っておくわね」


神通「……」


神通(雲龍さんも考えがあってのこと…周りがとやかく言うことではありませんね…)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 21:38:46.62 ID:MKrmZ6iRo
足りないもの鎮守府への異動を考えてる雲龍
多摩が提督になる、いつか菊月提督達がいなくなると聞いて艦隊をフォローをする存在が必要だと考えていた
だからここで気持ちに区切りをつけるつもり
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 21:45:18.47 ID:J07SmOjlO
>>144
大型艦隊が少なく、子持ちもいるから無理はさせられない
新しい艦娘の着任より理解が深い自分が適してる
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:53:42.58 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「多摩が提督になると聞いて、私は足りないもの鎮守府に戻ろうと決めた」


雲龍「あの場所は地獄を経験して忌み嫌ってもおかしくない。けど私にとってかけがえの無い鎮守府」


雲龍「私を救ってくれたあの場所を、今度は守りたい」


雲龍「いつか菊月提督達が居なくなる。そうなると艦隊をフォローをする存在が必要」


雲龍「新人にあの鎮守府は任せられない。大型艦隊も少ないし子持ちもいるから無理もできない」


雲龍「秘書艦や戦力として私が一番適してるわ」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:55:26.29 ID:d852QpvH0
雲龍「…提督との一夜を区切りにして私は戻る」


雲龍「この部屋の中に提督が居て……ノックすれば…」


雲龍「……」


コンコン


提督『…どうぞ』


雲龍「もう後には戻れない」


雲龍「感謝と覚悟を…提督にぶつけるのよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:24:11.96 ID:RJ16Jw6Xo
雲龍、挿入の瞬間泣いちゃう
慌てる提督にこれは嬉しい方だから続けてと
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:31:24.42 ID:MKrmZ6iRo
まずはベッドに腰掛けて今の自分の想いを伝える
この先どうするつもりなのかも
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:31:34.26 ID:F/jNN5jDO
>>148
そして一夜を過ごす
翌朝
散々困らせてごめんなさい…でも幸せな時間だった
これからはあなただけじゃない
皆の為に生きる事を誓うわと
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 22:42:40.13 ID:d852QpvH0
ーー提督の部屋


雲龍「まさか本当にこうなるとは思ってなかったわ」


提督「…すまなかった。今まで何度も断ってきておいて…」


雲龍「その分頑張ってもらうからいいわ」


提督「……」


雲龍「私は区切りが欲しかったの。貴方に感謝を伝えたいというのもあったけど、それも目的だった」


雲龍「私は足りないもの鎮守府に戻るつもり」


提督「……そうか」


雲龍「驚かないの?」


提督「勿論驚いているが…今は緊張が優っている」


雲龍「何人も侍らしてるのに今更?」


提督「……今回のは事情が違う」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 22:45:19.74 ID:d852QpvH0
雲龍「覚悟しておきなさい。明日は神通でその後に天龍達と弥生達も待ってるんだから」


提督「弥生もか……」


雲龍「陽炎もそうだし…暫く退屈しなさそうね」


提督「……」


雲龍「…足りないもの鎮守府に戻ってもいいの?」


提督「雲龍が決めたことに反対しない」


雲龍「…そう」


提督「これが雲龍によって良い区切りになるのなら、全力で後押しする」


雲龍「一生忘れられない思い出を頂戴」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:01:06.87 ID:RJ16Jw6Xo
>>150
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:03:08.46 ID:J07SmOjlO
雲龍が自分の為だけに準備した下着を見て全弾装填射角最大の提督
依存症は克服してるけど絶倫は体質だから溜まるもんは溜まってるのだ

>>148
全弾撃ち切った時はほぼ朝でとても濃く長い夜になり、雲龍は感謝を伝えて逆に感謝も受け取った

満たされて晴れやかな心で異動届を渡す
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:06:59.96 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「凄い……龍驤さんとしてる時の映像みたい…」


提督「……俺だけの為に準備したと聞けば…な」


雲龍「こんな状況で聞くのもなんだけど、依存症は大丈夫なの?」


提督「もう克服はした。だがこの体質だからな…」


雲龍「分かったわ…溜まったものは全部吐き出して」


提督「……いくぞ」


雲龍「……」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:09:06.55 ID:d852QpvH0
雲龍「……」ポロポロ


提督「すまん痛かったか…」


雲龍「ちが…違うの……これは…嬉しいから…」


雲龍「やっと貴方と……貴方の為に…」


提督「……続けるぞ」


雲龍「ひ……ぃ…ん…」


雲龍「提督……提督………」


雲龍「貴方に選ばれて……良かった……」
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