【ウマ娘】トレセン学園にて その2【安価・コンマ】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 21:23:37.37 ID:cvRxNodZ0
キングヘイロー(ウララさんをどうにかできませんの?)コソッ



ナリタブライアン「私に喧嘩を売るつもりか」



キングヘイロー(う、うま…ぴょい…してだなんて言ってません!ウララさんを元気付けてあげて欲しいのよ!)



ブラトレ(確かにウララがレースに負けてから良いことはなかったな)



キングヘイロー(ウララさんが暗い顔をしているのは私も辛いのよ)



ブラトレ(俺はお前たちのトレーナーだ。担当が困っているならなんとかしないとな)



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 21:25:50.83 ID:Xsqi0Ey1o
kskst
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 21:31:43.54 ID:BLSdXKaB0
トレーニングで体を動かし、その後は肉を食べようテイオーのお陰で本格的な焼肉が食堂で食べられるし
肉を食べれば元気になるとウララに提案するブライアン
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 21:36:20.50 ID:cvRxNodZ0
ナリタブライアン「そういうことなら私に任せろトレーナーがやる必要はない」



ナリタブライアン「ウララ、トレーニングで体を動かしその後は肉を食べるぞ」



ハルウララ「へ?」



ナリタブライアン「テイオーのお陰で本格的な焼肉が食堂で食べられるしお代わりも無制限だ!」



ナリタブライアン「肉を食べればどんな奴でも幸せになれる」



ハルウララ「…ごめんねブライアンちゃん、そんな気分じゃないかな」



ナリタブライアン「なに?」



ハルウララ「トレーナーさんごめんなさい!今日はちょっと休ませて!」



ブラトレ「どこに行くんだ?」



ハルウララ「お部屋に戻るだけだから!キングちゃん先に戻ってごめんね!」



キングヘイロー「そんな…ウララさん……」



ナリタブライアン「肉が負けるのか」



ブラトレ「ブライアン……」
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 21:41:57.74 ID:cvRxNodZ0
寮にて



ハルウララ「夢だ。またいつもの夢が私に語りかけてくる」



ハルウララ「私はそんなことしたくないのに、夢の中で私に命令してくる」



ハルウララ「壊せ殺せ妬め憎悪しろ。なんでそんなことを言ってくるの?」



ハルウララ「私を苦しめたいから?これが私への罰だっていうの?」え、違うけど



ハルウララ「……こんなことしてても意味ない。塞ぎ込んでてもしょうがない!」



ハルウララ「幸せになれるようにいっぱい努力しないと!その為にはトレーニング!」



ハルウララ「よし!マヤノちゃんに勝つ為にも頑張ろう!トレーナーさん達に迷惑かけてばっかりじゃいけない!」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 21:44:31.80 ID:EFhkEiKMo
皐月賞の日がやってきた
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 21:50:05.84 ID:6s8+gqQcO
ブラトレチームからヘイローウララが桜花賞出走
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:01:19.34 ID:cvRxNodZ0
数日後、トレーナー室にて



ブラトレ「ウララが桜花賞に出たいと聞いた時は驚いた」



ナリタブライアン「弥生賞の疲労は抜けていないだろう」



ハルウララ「エントリーはもう間に合わないって思ってたけど、出走を取り止めた子が居たから出れるようになった。これは運命なんだよ!」



キングヘイロー「ウララさんがやる気を出すのは素晴らしいことよ」



ハルウララ「走って幸せになれるようにトレーニングは沢山した!どんな結果でも満足だもん!」



ナリタブライアン「勝とうとしない奴がレースに出ることは侮辱だ」



ハルウララ「私の目標はマヤノちゃんに勝つこと!桜花賞の結果は関係ないもん!」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:04:21.74 ID:cvRxNodZ0
ブラトレ「ウララは負ける気で走るんじゃないんだろう」



ハルウララ「うん!」



ブラトレ「ならそれでいい。ブライアンはレースが近くピリついているだけだから気にするな」



ナリタブライアン「トレーナー今日はまともに寝れると思うなよ」



キングヘイロー「トレーナーさんは明日休むと連絡しておきましょうか?」



ブラトレ「キングも乗らないでくれ…」



キングヘイロー「一流の返しをしてあげただけですわ!」



ハルウララ「よーし桜花賞を頑張るぞ!」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 22:09:33.40 ID:9pJVA1lN0
安価下
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 22:10:15.19 ID:BLSdXKaB0
たづな「スカーレットさん、そろそろトレーナーを決めませんか?入学してからスカウトを断り続けているんですよね?」

ダスカ「アイツ以外は認めないんで……アイツが私に気付くまでトレーナーは要らないです」

桜花賞前日たづなとダスカのやり取りを目撃するブラトレ、ウララ
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:16:14.00 ID:cvRxNodZ0
学園内にて



ハルウララ「ーーそれでねブライアンちゃんが…」



たづな「ーー」



ブラトレ「あれはたづなさんと…誰だ?」



ハルウララ「あの色とツインテールスカーレットちゃんだね」



たづな「スカーレットさん、そろそろトレーナーを…」



ダイワスカーレット「アイツ以外は嫌なんです」



たづな「ライバルのウオツカさんとの差は開くばかりですよ」



ダイワスカーレット「アイツが私に気付くまでトレーナーは必要ありません」



たづな「ウオッカさんとスカーレットさんのレースは盛り上がっていたんですよ……」
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:20:59.75 ID:cvRxNodZ0
ブラトレ「おもわず聞いてしまったがいい話しじゃなかったな。学園としてはウオッカとスカーレットのレースで盛り上げたいんだ」



ブラトレ「競バに人気で負けてはいけないと必死なんだ。だからって嫌がるウマ娘に強要することは良くないな」



ハルウララ「スカーレットちゃん…」



ハルウララ「アイツってまさかあの男のことなの?でもスカーレットちゃんは今まで普通だったのに」



ハルウララ「ウオッカちゃんと常に競ってて、スカーレットちゃんのトレーナーさんと喧嘩したと思ったら仲直りして」



ハルウララ「トレーナーさんと別れてからおかしくなったのかな…」



ブラトレ「前の世界の話しか?」



ハルウララ「でもそんなはず無いよ私だけがこの世界に来たからスカーレットちゃんは全く関係ない」
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:25:44.73 ID:cvRxNodZ0
ブラトレ「ウララから話しを聞いて考えたことがある。神だと言った奴は可哀想だから、慈悲をウララに与えると言った」



ブラトレ「だがそれは間違いだそいつはウララに役割を持たせたかったんだろう」



ハルウララ「私の役割ってなに……?」



ブラトレ「それが何かわからなかった。だからこの話しの仮説すら立てることが出来なかった」



ブラトレ「たがウララの態度や彼の周りで起こっていることから一つの仮説が立てられた」



ブラトレ「ウララはマヤノトレを恨んでいるな」



ハルウララ「うん」



ブラトレ「顔を見るのも嫌なくらいだな」



ハルウララ「うん」



ブラトレ「殺したいと思ったことはあるか」



ハルウララ「…うん」



ブラトレ「それがウララの役割だったんじゃないのか?その神と言う存在はマヤノトレを消して欲しかったんだ」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:32:19.46 ID:cvRxNodZ0
ブラトレ「その存在は自分がこの世界に来ることはできない。いや、来る為にはマヤノトレが邪魔だったんだ」



ハルウララ「あの子はここに来てなにがしたいの…?」



ブラトレ「わからない。ただダイワスカーレットが最近おかしくなった理由はわかる」



ブラトレ「ウララではマヤノトレを殺さない、殺せないとわかったから次の存在を送り込んだ」



ブラトレ「それが彼女…ダイワスカーレットの中にいる。ダイワスカーレットには変わらないが魂は別物だ」



ブラトレ「あのダイワスカーレットもマヤノトレに恨みがある。殺したくなるほど強い恨みがな」



ハルウララ「……トレーナーさん、キングちゃんに言って目覚まし時計を持ってきておいて」



ブラトレ「なにをするつもりだ」



ハルウララ「お話ししてみるけど最悪私が殺されちゃうかもしれない。だからその時は…時計を使って助けてね」



下2 会話の内容や起こったこと
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 22:36:21.34 ID:Xsqi0Ey1o
ダスカの部屋に行ってみると口論の声が聞こえる
しばらく耳をすませると勝手にしろとウオッカが憤慨しながら出てくる
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 22:39:53.05 ID:9pJVA1lN0
一人になったダスカに話し掛け
「やっぱり、スカーレットちゃんもマヤノトレに恨みがあるよね?なにがあったの?」

「別にアンタ見たいに恨んではないわよ。ウララ。私とあいつの出会いからあの世界は始まったのよそれを思い出して欲しいだけよ」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 22:52:35.25 ID:cvRxNodZ0
学園某所



ハルウララ「スカーレットちゃんもマヤノトレに恨みがあるよね?」



ダイワスカーレット「別にアンタ見たいに恨んではないわよ」



ハルウララ「そうなの……?」



ダイワスカーレット「アタシとアイツの出会いからあの世界は始まったのよ。アイツにはそれを思い出して欲しいだけ」



ハルウララ「スカーレットちゃんの言ってることはわからないけど、マヤノトレは前の世界のことは覚えてないんだって」



ダイワスカーレット「だからって諦めるわけないじゃない。アンタなんかよりアタシの方が価値があるのよ」



ハルウララ「なにを言ってるかわかんないよ……」



ダイワスカーレット「ならアンタでもわかるように説明してやるわよ」
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:00:23.43 ID:cvRxNodZ0
ダイワスカーレット「あの世界とこの世界は始まりの地点が同じ。それ以降に大きな差が出てるのはアンタと言う通り」



ダイワスカーレット「じゃあ始まりの地点ってなによ。いつ何時どこで何があったか知ってるの?」



ハルウララ「知らない……わからない…」



ダイワスカーレット「始まりの地点はアタシとアイツが出会った日。アイツの世界にアタシという存在が刻まれた日よ」



ダイワスカーレット「アタシはアイツと出会ってすぐに役目を終えた。そして一人でずっと過ごした」



ダイワスカーレット「使われることもなく時間も流れることも無い。永遠の無を与えられていたわ」



ダイワスカーレット「悲しむことも死ぬことも出来ずにずっと過ごしていたらー」



ハルウララ「女の子が助けてあげるって言ってきたんでしょ」



ダイワスカーレット「……そうよ」



ハルウララ「その子になんて言われてこの世界に飛ばされたか覚えてる?」



下2 ダスカのセリフ、行動
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 23:06:01.93 ID:Xsqi0Ey1o
良く覚えていない
皆の時間が奪われてるとか、夢を取り戻すとか綺麗事っぽい事を言われた気がする
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 23:08:35.39 ID:fEMKJylO0
可哀想だとか慈悲をとか言ってたわね。
この世界ではあの男は神(プレイヤー)の加護を受けてないとかよくわからないこと言ってた
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 23:08:50.28 ID:ngrbeKQto
やり直させてあげるって
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 23:09:13.03 ID:BuImEqkR0
↑+
けど、「もう一度チャンスをあげるよ。だから今度は失敗しないでね」って言われたのは覚えている
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:17:32.40 ID:cvRxNodZ0
ダイワスカーレット「可哀想だとか慈悲をとか言ってたわね。それとこの世界ではアイツはPの加護を受けてないとかよくわからないことも言ってたわ」



ハルウララ「私と同じ……」



ダイワスカーレット「加護は無いけど運命は同じ海路を進む。土地で嵐があろうとも港に辿り着く運命は変わらない。本当に意味がわからないわよ」



ダイワスカーレット「あれはアタシに言ってたんじゃないかもしれないわね。独り言かなにかだったのかも」



ダイワスカーレット「…普通なら助けてくれてありがとうって神様にお礼を言うところよね。けどそうじゃないんでしょ?」



ハルウララ「…ごめん。私とスカーレットちゃんじゃ状況が違う。私はね、前の世界でマヤノトレを…」
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:25:22.92 ID:cvRxNodZ0



キングヘイロー「ーーこっちで確かですのね」



ブラトレ「人気の無い場所で二人だけで話すと言っていたからここしかない」



「ーー!」



キングヘイロー「あそこから声が!」



ブラトレ「……ウララ!!」



ダイワスカーレット「よくもアイツを殺したわね!!」



ハルウララ「ぐ…ぅ……!」



ダイワスカーレット「アタシだけのトレーナーなのに!アタシが居なかったらアイツは存在すらできなかったのに!」



ブラトレ「ウララの首から手を離せダイワスカーレット!」



ハルウララ「……っ」



キングヘイロー「離しなさいこの!!」



ダイワスカーレット「邪魔するな!」



キングヘイロー「うっ!!」ドガッ
ブラトレ「ウララ……!」バキッ



ダイワスカーレット「アンタは許さない!絶対にー」



ハルウララ(そっか……邪魔だったのは私なんだ……私を消せば思惑通りになるんだね……)



ハルウララ(マヤノトレを殺すんじゃない……私を消す為にスカーレットちゃんを…)



ダイワスカーレット「ーー!!」



ハルウララ(トレーナーさんごめんね……私…ここまで……)



下2 どうなったか
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 23:37:32.40 ID:fEMKJylO0
キングのウララに対しての思いが目覚まし時計を起動させた。
1分前程に戻りウララの「マヤノトレを殺害」したという発言をしようとした瞬間に口を塞ぎ連れ帰った
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/05(日) 23:39:46.00 ID:9pJVA1lN0

一分前じゃなくて余裕持って5分前くらい
殺害したを隠して他にも色々聞こう
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:51:13.22 ID:cvRxNodZ0
ハルウララ「」



キングヘイロー「ウララさん!ウララさん!!」



ダイワスカーレット「そっか…アタシはこの為にここに来たんだ。これが正解なんだ」きひひ、そうだよ



ブラトレ「早く病院に…救急車を……」



ダイワスカーレット「そんなことさせると思う?悪いけどアンタ達もー」



キングヘイロー「ウララさんを救うのは私!!」



ダイワスカーレット「目覚まし時計なんか武器になると思ってるの?」



キングヘイロー「やぁぁぁぁぁぁぁ!!」



ガシャーン
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:51:55.18 ID:cvRxNodZ0



目覚まし



517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:57:04.71 ID:cvRxNodZ0
学園内にて



ハルウララ「私がスカーレットちゃんに殺される……」



キングヘイロー「スカーレットさんはマヤノトレさんに特別な思いを持っているのよ。だからウララさんの話しを聞いて…」



ハルウララ「キングちゃんのおかげで助かったよ、それにスカーレットちゃんがこの世界に来た理由もわかった」



キングヘイロー「お願いだから二人きりにならないで!」



ハルウララ「そうなったらスカーレットちゃんには聞きたいことが沢山ある。前の世界で私がなにをしたのかは絶対に言わないから」



キングヘイロー「絶対に行かせないわよ!」



ハルウララ「心配してくれる気持ちは嬉しいけどこれは私とスカーレットちゃんの問題だから」



キングヘイロー「嫌!絶対に行かないで!ウララさん!」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/05(日) 23:58:03.91 ID:cvRxNodZ0
安価の出し忘れ



下2 このあとどうなったか
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:03:15.04 ID:gnvk/HPbo
行こうとするウララにキングが抱きついて止める
抱きつきながら震えているキングにウララが折れる
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:08:18.66 ID:o6gouSXo0

ブライアン「私も同じ意見だダイワスカーレットとは二人にならないほうがいい……言わなくても気づかれるかも知れない」
ブラトレ「マヤノトレ…主人公兼ラスボスだったか……」
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 00:13:39.46 ID:VwKxxmCz0
キングヘイロー「行かないで……!」ギュッ



ハルウララ「……」



キングヘイロー「ウララさんが死ぬ所なんて二度と見たくないの…」



ハルウララ「……ごめん私が間違ってた。ここまで言ってくれてる友達のことを無視なんてできない」



キングヘイロー「う、う…ううう……」



ハルウララ「私の為に泣いてくれてありがとうキングちゃん。もう二度と悲しませたりなんかしないからね」
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 00:19:16.76 ID:VwKxxmCz0
トレーナー室にて



ナリタブライアン「私も同じ意見だ。ダイワスカーレットとは二人にならないほうがいい」



ハルウララ「私が言わなくてもスカーレットちゃんが気付くかもしれないもんね」



ブラトレ「ウララとキングの話しを聞く限りマヤノトレは主人公でありラスボスの立場だな」



キングヘイロー「ウララさん、ウララさん……」



ナリタブライアン「ダイワスカーレットよりこっちが優先だ」



ブラトレ「明日が桜花賞だというのにキングがこれじゃマズイな」



ハルウララ「私のせいだからなんとかする!」



ナリタブライアン「できるのか?」



ハルウララ「もし一人で無理ならトレーナーさんの力を借りる…かも」



ナリタブライアン「トレーナーは私のモノだ。私にも話しを通しておけ」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:22:22.12 ID:4xXNAu80o
代償悪夢の内容を聞いて、キングのお陰でそれはちゃんと回避されたから大丈夫だよと安心させる
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:29:53.22 ID:mBIEJuRqO
上+それでもキングヘイローが離れず抱き枕状態になるハルウララ
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 00:38:46.19 ID:VwKxxmCz0
部屋内



キングヘイロー「ウララさんが死んだだけじゃなく……死体がバラバラにされて…」



キングヘイロー「私は…うう……止めることも出来なくて…」



ハルウララ「キングちゃんのお陰でその未来はちゃんと回避されたから大丈夫だよ」



キングヘイロー「ウララさん……何処にも行かないで…」



ハルウララ「抱き着かれてるからどこにも行けないかな…」



キングヘイロー「うう…うっ……うううう…」



ハルウララ(私が殺されちゃったっていうのが凄くショックなんだよね。私が馬鹿にされたとき怒ってくれたのもキングちゃんだった)



ハルウララ(私のことを大切に思ってくれて嬉しいよ。けど明日はレースだからこのままじゃいけないよ)
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 00:42:27.08 ID:VwKxxmCz0
ハルウララ(ショックを与えるのがいいと思うけどこの状況だし、どうしよう)



キングヘイロー「ぐす……」



ハルウララ(あ……一つ思いついたけどどうだろう…うまくいくかな…?)



ハルウララ(うまくいかなかったら最悪目覚まし時計を…ううん私が嫌われるだけだからあれは使わない)



ハルウララ(明日のレースの為だからね。ごめんキングちゃん!)



キングヘイロー「……んむ…」



キングヘイロー「え…ウララさん…今……?」



ハルウララ「ごめんねキングちゃん…泣き止んで欲しかったからちょっと…キス……しちゃった…」



下2 キングヘイローのセリフや行動
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:48:12.29 ID:aCYZa9NW0
ウラキンはいいぞ
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:48:40.77 ID:o6gouSXo0
ウ、ウララさん!するのはいいけどもうちょっと雰囲気を考えてっ!////と顔を赤らめながら離れた。
するのはいいのかと思う三人
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:49:03.52 ID:gnvk/HPbo
蚊の鳴くような声で「……もっと」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:50:07.49 ID:qPYgZRGMO
部屋内ってあるからもうトレーナー達いなくね?
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 00:51:40.47 ID:VwKxxmCz0
キングヘイローとハルウララの部屋内での出来事です



再安価 下1 お願いします
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:52:30.86 ID:gnvk/HPbo
>>529
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 00:53:35.13 ID:aCYZa9NW0
キング「ウララさん……///いきなりはズルいわよ///でも貴女が望むなら///」
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 00:57:52.76 ID:VwKxxmCz0
キングヘイロー「……」



ハルウララ(やっぱり怒らせちゃったかな、でもこれで泣き止んでくれたし良かったー)



キングヘイロー「…………もっと」



ハルウララ「へぇ?!」



キングヘイロー「……」



ハルウララ(聞き間違いじゃなかった!もっとってなに?!どういうことなのキングちゃん?!)



キングヘイロー「…………」



ハルウララ(目をつぶって待ってる!!これはもう…そういうことなのかなぁ…)
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 01:02:35.12 ID:VwKxxmCz0
キングヘイロー「ん……んむぅ…」



ハルウララ(気付かなかった私が悪いんだ。キングちゃんは私への気持ちを隠し切れてなかった)



キングヘイロー「もっと…もっとぉ……」



ハルウララ(トレーナーさんに私の裸の写真を送ったとき、キングちゃんが撮影してくれたよね)



キングヘイロー「ウララさぁん……」



ハルウララ(あの時、キングちゃんの様子が少しおかしいと思ったんだ。あの時はわからなかったけど今ならわかるよ)



キングヘイロー「んんんんっ……」



ハルウララ(私の裸を見て興奮しちゃってたんだね。執拗に自分のスカートを気にしてたのはそういうことだったんだ)



ハルウララ(こんな私でキングちゃんはいいの?いいからこういうことになってるんだよね)



キングヘイロー「あ……っ…ん…」



ハルウララ(キングちゃんの気持ち、受け入れるよ)


下2 どうなったか
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 01:05:57.12 ID:m9+H7UYPO
kskst
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 01:08:38.19 ID:o6gouSXo0
最安価スマソ

ウラ×キンでウマぴょい!
晴れてカップル誕生でデジタルとそのトレーナー(ウマ娘オタク)が尊死を迎えた。
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 01:17:10.26 ID:VwKxxmCz0
アグネスタキオンとアグネスデジタルの部屋



アグネスデジタル「め"っ!!」



アグネスタキオン「おやおやいつもの発作かい?」



アグネスデジタル「尊さの波動が!う"っ!!」



アグネスタキオン「随分と難儀な体質なんだねぇ」



アグネスデジタル「何処からかはわかりませんけど猛烈な…はぅっ!!」



アグネスタキオン「一旦外に出て頭を冷やした方がいいだろうねぇ」



アグネスデジタル「そうさせてもらいましゅ……」ガチャッ



アグネスタキオン「やれやれ彼女のはエスパーの類いかもしれないねぇ。それを確かめる実験を今度試しても良いだろう」



「ギエーーーーーー!!」



アグネスタキオン「おやぁ?」
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 01:23:36.55 ID:VwKxxmCz0
アグネスタキオン「どうしたのかと思ったら倒れているじゃないか」



アグネスデジタル「は、はひ……」ピクピク



アグネスタキオン「仕方ないから部屋に戻してあげようねぇ」ズルズル



アグネスデジタル「ウマ娘ちゃん同士でうまぴょい…そんなの…しゅごすぎるぅ……」



アグネスデジタル「あ"っ!!声が!!ウマ娘ちゃんの喘ぎ声が!!う"っ!!」



アグネスデジタル「水音と舌が絡まる音が交互に?!あばっ!!」ブシュッ



アグネスタキオン「鼻血を噴き出してしまったねぇ。明日の桜花賞は走れないかもしれないねぇ」



アグネスデジタル「もう死んでもいいでしゅ……こんなの濃厚なのを…生で……生で?!」



アグネスデジタル「指がそんな深くまで!!あっ!!あっ!!あっ!!ごぶっ!!」ゴボッ



アグネスタキオン「君はもう手遅れかもしれないねぇ」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 01:24:14.75 ID:VwKxxmCz0
今日はここまでです



遅くまでありがとうございました
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 01:32:13.09 ID:4xXNAu80o
おつおつ
デジたんいい能力持ってんねぇ!
やれやれ感満載で世話やく方にまわる目の前のアグネスもレアだぞ
夢ダスカ怖
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 01:37:34.16 ID:5L8fH/LI0

中々ギリギリ攻めて草
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 06:27:57.54 ID:4m1d3uI6O
同部屋も前の世界と違う可能性があるのか
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 07:50:09.19 ID:xnxGAnBTO
このウララは誘いネコが得意そう
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 16:07:21.06 ID:7hmqVAPq0
桜花賞当日控え室にて



ブラトレ「キングの調子が戻ったことは良かったんだが……まさか…そうなるとはな」



ナリタブライアン「告白は済んでいないんだろう」



キングヘイロー「あんなことをしておいて言えることではありませんけど、ウララさんに対する感情が親愛なのか恋愛なのかまだハッキリしません」



ハルウララ「キスをしたのは私からだからキングちゃんを責めることはしないで」



ブラトレ「いずれはハッキリさせないといけないが今日はその事は忘れよう。桜花賞のことだけを考えてくれ」
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 16:12:39.91 ID:7hmqVAPq0
ブラトレ「作戦はウララは逃げ、キングは差しでいこう。キングは周りの動きに合わせる必要は無い。スローペースに巻き込まれるくらいなら早めにスパートをかけてもいい」



ナリタブライアン「問題はお前たちに体力が残っているかだ」



キングヘイロー「調子は絶好調ですけど体力は殆どありません」



ハルウララ「朝まで……だったもんね」



ブラトレ「二人とも途中で体力が無くなる可能性がある。だがこのレースはマイル、余力が残りやすいレースだ」



ブラトレ「ライブのことは考えなくてもいい、余力も残さず全力で走ってこい」



ハルウララ「二人で楽しく走ろうねキングちゃん!」



キングヘイロー「今日こそ速さの向こう側に到達してみせますわよ!」



下2 このあとどうなったか
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 16:19:51.50 ID:+DguQgQzo
昨日のお礼にとデジタルがウララとキングにタキオン特製の疲れが取れるドリンクを渡しにきた
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 16:22:22.86 ID:5cqbNfQj0
レースの安価でいいの?
サクラバクシンオーとウララの逃げ対決、先行のタイキシャトルがスパートのタイミングを伺い、スペシャルウィークとキングヘイローが差してくる
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 16:28:50.41 ID:7hmqVAPq0
レース中



サクラバクシンオー「私と同じく逃げのようですね!委員長として負けられません!」



ハルウララ「追いつけない…うう……体力が…」



タイキシャトル(いい位置に着けマシターー!)



スペシャルウィーク(勝ってトレーナーさんに勝利をプレゼントするんです!)



キングヘイロー(ペースが早い…!かなり早めにスパートをかけないと間に合わない!)



アグネスデジタル「……」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 16:32:51.15 ID:7hmqVAPq0
アグネスデジタル(昨日うまぴょいしてたのはキングさんウララさん!!ウラキン?!キンウラ?!むほぉぉおぉ!)



アグネスデジタル(朝までうまぴょいしてたからお風呂に入ってきたんですよね?けどまだ匂いが残ってましゅ!)



アグネスデジタル(指の間!爪の間に濃厚なのが残って……んぎゅうううう!もっと近くで堪能したい!)



アグネスデジタル(うまぴょい直後のウマ娘ちゃんとレース!こんなの生涯忘れましぇん!!)



タイキシャトル「ワッツ?!割り込んで来タ?!」



アグネスデジタル「もっと近くで!もっと、もっと、もっとぉ!」



下2 レースの展開を
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 16:42:33.40 ID:xnxGAnBTO
キングの尻尾にピンク色の毛が絡まっているのをみたデジたんが色々限界を迎えて

コンマ偶数 尊みラストスパート
コンマ奇数 諸々を巻き込んで大失速
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 16:43:55.22 ID:lTUUjvqW0
よくわからないが悪寒を感じたウララがスピードを上げバクシンオーを抜いた、デジたんの割り込みでタイキとスペがペースを挫かれその隙にキングが抜いてウラキンが並びデジたんテンションMAX
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 16:59:55.33 ID:7hmqVAPq0
ゾクッ



ハルウララ「な…なにこの感触……いつもの悪夢とは違う…変な悪寒が……」



尊み尊み尊み



ハルウララ「逃げなきゃ…逃げないといけない!」



サクラバクシンオー「おおっ!もうスパートをかけますか!負けませんよーー!」



スペシャルウィーク「邪魔です!!」



タイキシャトル「ストロングパワーですネ!」



アグネスデジタル「むふふふふぅ!!」
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 17:02:32.67 ID:7hmqVAPq0
キングヘイロー「よし……今よ!」



スペシャルウィーク「デジタルさんのせいで抜かれた!」



タイキシャトル「ノォォォーーー!」



アグネスデジタル「ウララさんとキングさんが並ぶ!ウラキン!ウラキン!!むひゃひゃひゃひゃ!」



サクラバクシンオー「悪寒!!」



ハルウララ「怖いくらいのプレッシャーが!」



キングヘイロー「やぁぁぁ!!」



下2 コンマ

奇数 キングかウララ
偶数 バクシンオー
ゾロ目 変態
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 17:18:04.55 ID:shJKyxi20
頼んだぜ
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 17:20:33.53 ID:o6gouSXo0
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 17:36:24.49 ID:ZYAtyIa5O
下1 着順を

一着はウララかキング固定
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 17:39:06.44 ID:nWpjWqTc0
一着、ウララ

二着、キング

三着、バクシンオー

四着、変態

五着、スペシャルウィーク

六着、タイキシャトル
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 17:42:36.22 ID:TpsiCFs5O
変態の火力よ
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 17:51:51.33 ID:ZYAtyIa5O
レース終



ハルウララ「勝った……けど………ぅ…」一着



キングヘイロー「ウララさんしっかりして!」二着



サクラバクシンオー「随分と飛ばしていましたし最後のスパートも早くに仕掛けていました。体力を使い切ってしまったんですね」三着



アグネスデジタル「尊い……ありがたやありがたや」四着



スペシャルウィーク「デジタルさんが強引に内に来るから……」五着



タイキシャトル「バッドな結果デス……」六着



ハルウララ「ライブ……いかないと…」



キングヘイロー「そんな状態じゃ無理に決まってるでしょ!」



サクラバクシンオー「ライブの開始時間を遅らせられないか掛け合ってきます!これこそ委員長の役目ですね!」
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 17:57:04.56 ID:ZYAtyIa5O
医務室にて



ブラトレ「体力を全て使い切っての勝ち。ウララがG1を勝てたというのは凄いことだ」



ナリタブライアン「終わってみればトレーナーの担当が一着と二着だ。トレーナーが優秀なことを示せたな」



キングヘイロー「ゴール前からウララさんの様子がおかしかったの!自分のことを考える暇なんかなかったわ…」



ブラトレ「速さの向こう側に触れることも無かったか。だが結果は二着で走るレースをマイル以下にしたことは正解なようだな」



キングヘイロー「私のことはいいからウララさんを!」



ナリタブライアン「疲労で倒れただけだ安静にさせておくしかできないぞ」



ブラトレ「この様子じゃライブは無理だな…俺も頭を下げてくる。少しの間ウララを頼んだぞ」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 18:00:28.93 ID:j0FkM2gDO
朦朧とした意識の中、初めて勝った時の夢を見るハルウララ
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 18:06:41.05 ID:o6gouSXo0

+夢の中でまだPの加護でおかしくなる前のマヤノトレ(この場合はウララトレ?)にレースの初勝利を褒められまだ楽しかった頃を思いだし寝ながら涙を流した
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 19:08:51.37 ID:VwKxxmCz0
〜〜ーー



『トレーナーさんウララ一番だったよ!』



『よくやったウララ!お前は自慢のウマ娘だ!」



『走るだけでも楽しいけどトレーナーさんが喜んでくれると嬉しい!』



『俺もウララが喜ぶ姿を見て嬉しいぞ!』



『トレーナーさんとずっと一緒に走っていたい!これからも宜しくね!』



『俺たちならどんなレースでも勝てる!ウララと有マだって勝てる!』



『うん!これからも頑張ろうねトレーナーさん!』
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 19:14:38.80 ID:VwKxxmCz0
『夢…トレーナーさんと初めてレースに勝った時の…』



「あーあ〜〜〜聞こえる〜?」



『え……?』



「うーんやっぱ聞こえないや。そっちからこっちへの干渉は無理なのは面倒だなあ」



『誰……なの……?』



「こっちの声が聞こえてる前提で話しとくよ。お前は死にかけてるんだからこっちの声が聞こえて当然だからね」



『私…死ぬの……?』



「どうせなんで死ぬとか言ってんでしょ?ウマ娘の走る速度からいって体力が無いのに全力疾走とか馬鹿じゃない?」



「内臓に蓄えられるエネルギーは限られてる。それも使い切ったら衰弱して死ぬだけじゃん」



「まあ死にかけてるだけでどうせ助かるんだろうけど。面白くないよね〜」



『なにを言ってるの……?』
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 19:20:08.84 ID:VwKxxmCz0
「あたしが見たかったのはお前が復讐する所。醜い感情ほど見てて面白いものは無いもんね」



「それなのにナニあれ?プレイヤーを殺すどころか楽しそうに過ごしちゃってさ」



『私をこの世界に飛ばした理由って…そんなことなの……?』



「こんなことならあの世界で地獄に堕としてやればよかった。そうしたらお前を永遠に殺せたのに」



『酷いよ……』



「言っておくけどお前が大罪を犯した事実は消えない。たかがゲームのキャラクターのくせにプレイヤーを殺した」



「だからあたしが干渉できた。神さまであるこのあたしが救ってあげたんだよ」



『違う…貴女は神さまなんかじゃない……』



「あたしは神だ」
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 19:25:26.70 ID:VwKxxmCz0
「まあ面白いものは見れなくなったけど変わりにいいものを見つけたからいいよ」



「目覚まし時計」



「あんなものがその世界にあったなんて!それはあたしが使わなきゃきけない!」



「目覚ましを回収する為に別の奴を飛ばしたけど、どんな感じかな〜」



『もしかして…スカーレットちゃんが……』



「以上……きひひ、もう名乗ってあるから名前は言わないよ。精々足掻いてみなよ大罪人…いやウマ娘」



「どう足掻いてもお前は地獄に堕ちる。罪は魂に刻まれている。世界が変わっても結末は変わらない」



『あ…………』



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 19:37:32.24 ID:/weCWIy3o
ライブは変態が頑張った
謝罪しにいくと逆にお礼を言われる始末

相変わらず100点のヘイト集めしてんな自称神お前な
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 19:41:15.70 ID:+0tgWtB8o
>>568+キングさんに尻尾までよく手入れしないとピンクは目立ちますよと伝えてくださいとデジタルさん
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 19:41:50.65 ID:3OBYmfVq0
ライブはデジタル、スペ、タイキが頑張ってくれた。
それから数時間後ウララが目を覚まし。
ウララ「仲直りしよう、自称神は私が貴方に憎悪をぶつけるのを楽しみにしてる思い通りにさせない」
マヤノトレ「……分かった」
と前世の二人は和解。



571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 19:52:37.98 ID:VwKxxmCz0
病院にて



ハルウララ「ーーん…」



キングヘイロー「ウララさん……?」



ハルウララ「ここ…どこ……?」



キングヘイロー「ウララさぁん!!」ギュゥゥ



ハルウララ「ぐえ……痛いよキングちゃん…」



キングヘイロー「良かった!目を覚ましてくれてよかった!」



ハルウララ「病院……?そっか、私レース場で倒れたんだ…」



キングヘイロー「うあぁぁぁぁん!!」



ハルウララ「心配かけてごめんねキングちゃん…もう大丈夫だから」
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 19:58:17.70 ID:VwKxxmCz0
ブラトレたちが来ました



ブラトレ「目が覚めたのは良かったが今日一日は入院しているんだ。一時は危なかったんだからな」



ハルウララ「トレーナーさんライブのこと…ごめんなさい」



ブラトレ「それなら問題ない、アグネスデジタルが完璧に穴を埋めてくれたからな」



アグネスデジタル「ウラキンてえてえ……」



ハルウララ「ありがとうデジタルちゃん!」



アグネスデジタル「ははぁん!推しにそんなこと言われるなんて幸せ過ぎましゅ!」



ハルウララ「喜んでくれてるのかな……?」



アグネスデジタル「これ以上推しの邪魔はできません!どうぞ心ゆくまでウラキンを満喫しててください!」



ハルウララ「う、うん……」
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 20:03:20.44 ID:VwKxxmCz0
アグネスデジタル「はぁっ!!最後に一ついいですか?!」



ハルウララ「いいけど…」



アグネスデジタル「うまぴょいしたあとのお風呂は気を付けて下さい!一緒にシャワーなんか浴びた時なんかもう大変!」



アグネスデジタル「尻尾の毛って絡まりやすいんですよ!キンウラなんか色が全然違うので目立ちまくりです!」



ハルウララ「……ぁ」



ブラトレ「すまんウララ……俺では気付けなかった…」



アグネスデジタル「最後の直線でスパートをかけるキングさん!激しく揺れる尻尾に混じるピンクの毛!」



アグネスデジタル「おほほほぁぁぁ!!ぴゃああああっ!!」



アグネスデジタル「大満足でしゅ!!それでは失礼しました!!」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 20:09:23.32 ID:4xXNAu80o
キング、顔真っ赤で黙り込む
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 20:11:40.17 ID:3OBYmfVq0

+その頃学園では学園を競バより盛り上げる為に理事長がエキシビションマッチ、全トレセン生でトーナメントを後日開催する事に決まった
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 20:12:22.12 ID:OkW8bHn7O
上+その……と言いかけたところでブラトレ乱入「大丈夫か!?」
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 20:19:29.64 ID:VwKxxmCz0
キングヘイロー「う……う…う………!!」



ハルウララ「シャワー…一緒に浴びちゃったよね…」



キングヘイロー「やめてウララさん…!」



ブラトレ「俺からはなんとも言えないが、身だしなみはかなり気をつけよう」



ハルウララ「尻尾のって映像に残っちゃってるよね…」



ブラトレ「間近で走っていた変態くらいしか気付かないはずだ」



キングヘイロー「ちゃんと確認したはずなのに……!」



ハルウララ「シャワー中もだけど鏡の前でもキスしてたからあんまり確認できてなかったと思うよ」



ブラトレ「……」



キングヘイロー「こんなの一流には程遠いじゃない!ウララさんが無事で良かったけどこれじゃあんまりよ!」
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 20:28:26.17 ID:VwKxxmCz0
ナリタブライアン「アグネスデジタルが緩みきった顔で歩いていたぞ」ガチャッ



ブラトレ「理事長のメッセージの内容は何だった?」



ナリタブライアン「競バ対策で学園を盛り上げる為にエキシビショントーナメントを開催するとのことだ」



ナリタブライアン「全生徒が対象で障害を走るウマ娘も参加すると言っていた」



ブラトレ「開催されなくなった重賞の代わりというわけだな」



ナリタブライアン「開催時期はG1と重ならないように配慮するらしい」



ナリタブライアン「それとトーナメント専用のライブも開催される。センターは無く全員で歌って踊るもので、一着ならソロパートが増えると聞いた」



ブラトレ「理事長はちゃんと考えてくれていたんだ…その事実が嬉しい」
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 20:34:00.91 ID:VwKxxmCz0
ナリタブライアン「…で、コイツはなぜ顔を赤らめている」



キングヘイロー「知りませんわよ!!」



ナリタブライアン「予想はつくが悪いのはお前だ。トレーナー、あれを持ってきたがどうする」



ブラトレ「アレか。そうだな…俺から渡そう」



ブラトレ「ウララ、今回のレースはよく頑張った。倒れるほど全力で走った結果に見合ったものを渡そう」



ハルウララ「トロフィー……」



ブラトレ「桜花賞、G1を制したウマ娘に贈られる勲章だ。おめでとうウララ」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 20:41:04.29 ID:3OBYmfVq0
自称神は誰なんだ……サ○ゲか?
ksk
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 20:41:36.22 ID:o6gouSXo0
笑って祝福してくれたブラトレの姿が夢で見た前世のトレーナーと重なって見えウララの目から自然と涙が溢れブラトレに抱き付いた。
ブラトレはウララを優しく撫でながら抱き返しキングとブライアンも重なるように二人を抱き締めた
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 20:50:43.12 ID:VwKxxmCz0
ブラトレ「おめでとう」
『よくやったなウララ!』



ハルウララ「……う…うぅぅ……ぐすっ…」



ハルウララ「トレーナーさん!」



ブラトレ「おっ…と」



キングヘイロー「…!」



ブラトレ「よくやった。今だけは辛いことも全て忘れて好きなだけ泣いていい」



ハルウララ「うぁぁぁ……うぅ…………」



キングヘイロー「……」ピクピク



ナリタブライアン「我慢しろ私もしてる」



キングヘイロー「わかっていますわよええ。一流ですからこんなことで妬いたりしませんわ」
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 20:55:46.71 ID:VwKxxmCz0
ブラトレ「…二人ともそんな顔しないでくれ。やましい気持ちは一切無いんだ」



キングヘイロー「わ私は別に!」



ナリタブライアン「顔には出していない」



ブラトレ「尻尾が……」



ナリタブライアン「……」ブンブンブンブン



ブラトレ「ブライアンはまた今度な?」



ナリタブライアン「今日の夜だ。レースが近いから体力を使うのは今のうちにしておく」



ブラトレ「……」



ナリタブライアン「次は皐月賞だ。強敵が多い分勝った時の価値は大きい」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 21:01:42.21 ID:+0tgWtB8o
皐月賞の出走バについて確認と対策を考える
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/06(月) 21:04:48.03 ID:PtcflWcU0
その日の夜平成三強が競馬に行ったタマモクロスを心配していた「やはり……タマが心配だ競馬場に行って様子を見に行こう」とオグリが提案した
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 21:15:31.58 ID:VwKxxmCz0




オグリキャップ「今日の桜花賞は本当ならタマが出ていたレースだった」



イナリワン「あの展開ならタマが差し切って一着だったぞ!」



スーパークリーク「タマモクロスさんはマイルから長距離に適正がありました。レースに出ていれば良い走りを見せてくれたでしょうね」



オグリキャップ「タマの様子が知りたい。競バ場に行って様子を見に行こう」



イナリワン「無断で寮を抜け出してだな!」



スーパークリーク「大切なチームメイトの為ですから見逃してくれるはずです」



オグリキャップ「行こう。まだレースに間に合うはずだ」
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/06(月) 21:18:21.17 ID:VwKxxmCz0
競バ場にて



オグリキャップ「バ券を買わなくても入場できるのは良かった」



イナリワン「これからやるメインレースでタマが走る!」



スーパークリーク「人気…ここではオッズというんですね。それはどうなっているんでしょうか」



オグリキャップ「バ券を買わない側じゃ確認できない」



イナリワン「もうゲートに入ってやがるな…様子は見えない」



スーパークリーク「元気に走ってくれていればいいんですけど」



下2 レースやタマモクロスの様子はどうだったか
459.99 KB Speed:1.2   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)