【安価・コンマ】皆で作る物語

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400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/11/21(月) 23:36:52.12 ID:WZQfLHNEo
ちょっとだけですが今日はここまで。
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 23:45:20.21 ID:uxvcFX73o
おつ
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 23:48:07.80 ID:olprkfnCo
乙乙
続き待ってる
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 19:47:00.56 ID:RHGLFZLGo
「二人の処遇はどうするつもり?」

クールキャットの言葉を聞いたリエルは軽く首を傾げた。

「そんなこと聞いてどうなさるおつもりですか?」

「理由が必要?」

「──いえ」

リエルがクールキャットを凝視する。彼女の微かに見える瞳はどこか虚ろで、自分ではない誰かを見ているかのようだった。

「では教えて差し上げましょう。まずは両名から“じっくり”とお話を聞かせていただきます。その後は彼ら次第。我々に協力するか、残る一生を日の届かない暗闇で過ごすか…。納得頂けました?」

リエルは顔の正面辺りで両手を合わせると、クールキャットに向かって微笑んだ。

「わかった」

クールキャットの返事を確認すると、リエルは咳払いをして注目を集める。

「それでは──」

その後は国連側から二人の引き渡しの予定についての説明など、実務的な話が続いた。

やがて話も纏まり──といっても世界戦隊連盟は殆ど話を聞いていただけだが──リエルが会合の終了を宣言した。

ホログラムが消えると、通信室の照明が点いた。暗闇に目が慣れていたせいで少し目眩がする。

「そんで、どうすんだ、シルバーナイトのダンナ。殴り込みに行ってもいいぜ?」

会合の中身がつまらなかったのか、ぶっきらぼうに炎帝が呟いた。彼女の横ではブラックが退屈そうにアクビをしている。彼の興味をひいたのは会合の前半部分のみだったようだ。

「…やめておいたほうがいい」

シルバーナイトの様子を見て炎帝があからさまに溜息をつく。

「ビビってんのか?随分腑抜けになったんだな」

「どうとでも言え。だが、まだ終わりではない」

「あぁ?それってどういう……。ま、イイや。ダンナがそう言うならなんかあんだろ。それを楽しみに待つとするよ」

すると炎帝の視線がシルバーナイトからクールキャットに移った。

「そういやちんまいのは絶対皇女と同じウクライナに居るんだったな。なら伝えといてくれ」

「いいけど、何を?」

「バーカってな!」

そう言いながらはにかんだ彼女は、まるでイタズラを楽しむ子供のようだった。大人っぽいドレス姿にはとても不釣り合いな笑顔なのに、それがどこか独特の魅力を生んでいる。

炎帝が通信室を後にしたのを見て、ブラックもそれに続こうとする。

「それじゃあ、僕もここらへんで失礼しますね〜」

ブラックは大きなアクビをしながら通信室を出ていった。

「…?」

「どうした?」

「……何も」

シルバーナイトに目を向けることなく呟く。

(部屋を出る瞬間、ブラックが笑っていた?)

それも今までに見た笑顔とは少し違ったような気がした。
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 19:50:02.36 ID:RHGLFZLGo
─────

通信室を出たクールキャットは割り当てられた艦内の自室で考え事に耽っていた。

リエルの話によれば──すべてを信じるならば、だが──博士とアイスエイジは国連に関する何らかの情報を握っている事になる。

状況を整理しよう。そもそもアイスエイジを捕らえることになったのはシルバーナイトに協力してもらうためだった。アイスエイジは世界各地を転々としていたようだが、数ヶ月前にウクライナにやってきて何かをしていた。そして丁度レッドマーゾがウクライナを訪れたのと同時期に日本へ訪れ、銃器を密輸した。
素直に考えるなら日本同様、各地で銃器を密売していたのだろう。しかし問題は2つある。1つは、アルティメット・ワンは何の為にそれを指示したのか、だ。活動資金の為、というのがもっともらしいが……。2つ目は銃器の密輸、その過程で果たして国連の機密情報を知る機会があるのか、ということだ。仮にあるとすれば銃器、あるいは何らかの密輸に国連が何らかの関わりを持っている、だろうか?

博士の方はというと、ダイヤモンドダストを捕まえる為にZATO52に行った際に偶然捕らえた。彼は研究の自由と引き換えに、アルティメット・ワンの為にヒーロー遺伝子を人為的に活性化させるための薬を製作している。
研究優先の性格からして出歩くことはそうないはずだ。だとすると国連の情報を得る機会は限られる。推測に過ぎないが、アメリカの学会に所属していた頃に何らかの接触があったのかもしれない。

色々考えてはみたが、やはりどうも二人と国連をつなぐ線どころか、点すらも怪しい。シルバーナイトの警戒もここにあるのだろうか?

少し頭を落ち着かせようとロシアンティーを淹れようとしたその時、強い揺れでティーポットが倒れた。

「っ!!」

すぐさま身をかがめると同時に、入り口の方に視線を移す。

揺れは一度で収まった。

「乱気流…?」

だが部屋の外から聞こえてくる騒ぎを聞くに、そうではなさそうだ。

警戒しながら外に出ると、黒ずくめの武装した二人組に出くわした。

「くそっ、予定より早いが仕方ない!」

そう吐き捨てると二人は自らの首筋に青い液体が入った注射を射した。

(あれは博士の薬……)

手に持ったサブマシンガンを使うことなくクールキャット目掛けて蹴りを放つ。しかし側転をして避けた彼女に当たることはなく、蹴りはドアに当たった。

(速い…)

素早くドアの方に視線を移すと大きなへこみができている。

(薬でパワーとスピードが増してる…)

↓1反転コンマ
81~ 戦局有利(次の判定緩和)
41~80 戦局有利
31~40 膠着
11~30 戦局不利
01~10 戦局不利(次の判定悪化)
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 19:51:34.72 ID:xkG470uto
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 20:04:57.48 ID:RHGLFZLGo
蹴りを放った巨躯の男はその大きさとは不釣り合いな速さでパンチを2発繰り出してくる。顔面を狙った拳を軽く躱したクールキャットは男の次の動きを確認しようと視線を移す。

再び拳を振るう素振りを見せた男だったが、突然しゃがみこむとその背後からもう一人の男がナイフを投げてきた。

「っ……」

回避はあと少しのところで間に合わず、神経は逸れたようだが肩から血が流れている。

↓1反転コンマ
81~ 戦局有利(次の判定緩和)
41~80 戦局有利
31~40 膠着
11~30 戦局不利
01~10 戦局不利(次の判定悪化)
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 20:05:45.15 ID:taBlsnpj0
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 20:18:15.38 ID:RHGLFZLGo
肩に刺さったナイフの柄を握るクールキャットに、巨漢がじりじりと近づいてくる。

(フェイント…それとも……ならこっちから!)

刺さったナイフを引き抜くと目前の男に投げる。クールキャットの血をまき散らしながら飛んでいくナイフは前の男にも後ろの男にも当たることはなかった。回避の動作で反応が遅れた巨漢の側面に蹴りを入れる。

「ぐっ…」

うめき声を上げながらも蹴りを受け止めた男がニヤつく。

(本命はあなたじゃない…)

クールキャットの蹴りで態勢が崩れた男の肩越しに銀色に光るナイフが見えた。

それを投げ飛ばそうと腕を振り上げた男は小さなうめき声をあげたかと思うと、うつ伏せに倒れた。彼の背中には氷の弾丸による傷跡が見えた。

「クソッ!」

前にいた男は振り返ることなく悪態をついた。

↓1反転コンマ
81~ 戦局有利(次の判定緩和)
41~80 戦局有利
31~40 膠着
11~30 戦局不利
01~10 戦局不利(次の判定悪化)
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 20:18:23.85 ID:k5lJP+CUo
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 20:29:31.54 ID:RHGLFZLGo
相手が一人なら後は楽だ。右足に氷の弾丸を撃ち込むと、男はそのまま片膝をついて崩れ落ちる。

そのまま回し蹴りを頭に当てると、男は黒目をぐるりと1回転させたかと思うと、白目をむいてしゃがみこんだ姿勢のまま気絶した。

クールキャットはハンカチを取り出して肩の止血を行うと男たちの服を探る。

(身分証はなし…。博士の薬を使っていたことから考えると、おそらくはアルティメット・ワン…)

しかしどのようにして世界戦隊連盟の戦艦に入り込んだのだろうか?

(なんであれ状況を把握しないと。シルバーナイトはおそらくは船首にいる。スカイウィングとレッドマーゾは…分からない。それとも監房の様子を見に行くべき?)

↓1
1:シルバーナイトのもとへ行く
2:監房へ行く
3:その他(自由安価)
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 20:30:44.47 ID:4C+7UInFo
2
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 20:51:14.49 ID:RHGLFZLGo
(シルバーナイトは星5ヒーロー。それに艦首には他にも警備部隊がいる。それよりも監房に行くべき。もし他にもさっきの連中が居るとしたら、普通の人間では分が悪い。シャドウソードが持ちこたえてるといいけど…)

即座に呼吸を整えるとクールキャットは船尾の監房エリアを目指して駆け出した。

艦内には警報を知らせるサイレンが鳴り響いているが、今の所誰にも遭遇していない。が、時折叫び声や争うような音が聞こえてくるので侵入者は他にもいるようだ。

地上の国連本部も襲撃を受けているのだろうか?そんな事を考えながら走っていると監房エリアまであともう少しだ。通路の角を曲がると廊下は襲撃の影響か、照明が点滅していた。

光と闇の世界に交互に移り変わる廊下を駆けながら、クールキャットはある異変に気づいた。廊下の壁に爪痕のような傷が多数残っている。

「っ…」

思わず足を止めたのは、暗闇の先に異様な気配を感じたからだ。吸い込まれそうな闇の中、2つの光がゆらりと動く。ゆっくりと姿を現したのは獅子の頭と胴体、竜の翼、尻尾の代わりに蛇がついた異形だった。

クールキャットを認めると、その異形は口に加えていた警備員の上半身を投げ捨て、咆哮する。

↓1反転コンマ
86~ 戦局有利(次の判定緩和)
56~85 戦局有利
36~55 膠着
11~35 戦局不利
01~10 戦局不利(次の判定悪化)
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 20:54:43.68 ID:VuT01yWoo
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 20:54:44.48 ID:lJ/q6lHDO
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 21:10:40.20 ID:RHGLFZLGo
その異様な姿に僅かに怯んだクールキャットだったが、人ではない化け物相手に容赦する必要はないことに気づいた。素早く氷の弾丸を化け物に浴びせる。

異形は身を守るように翼を広げる。爬虫類の体表のような見た目に反して、鋭い金属音のような音と共に弾は弾かれた。

(なるほど…)

翼で身を守ったと言う事は、おそらく獅子の胴体はそこまで打たれ強くはないのだろう。翼が防げるのは正面のみ、ならば側面から弾を浴びせればいいだけのこと。

予期せぬ方向からの攻撃に、獅子の頭は耳をつんざくような雄叫びを上げた。

↓1反転コンマ
46~ 戦局有利
31~45 膠着
01~30 戦局不利
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 21:14:08.08 ID:4C+7UInFo
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 21:18:48.85 ID:RHGLFZLGo
異形もこのままでは命が危ういと感じたのか素早い動きで爪を振るう。

しかしもとから離れていた位置にクールキャットが居たことに加え、痛みで動きが若干鈍っているようで、それを回避するのは余裕だった。

その間も変わらず氷の弾は獅子の胴体を傷つけ続ける。

↓1反転コンマ
86~ 戦局有利(次の判定緩和)
56~85 戦局有利
36~55 膠着
11~35 戦局不利
01~10 戦局不利(次の判定悪化)
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 21:19:37.00 ID:taBlsnpj0
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 21:54:35.73 ID:RHGLFZLGo
ストレート勝ちされたキメラさんかわいそう……



結局、キメラは手も足も出ずクールキャットに敗れた。はっきり言って相性が悪かったとしか言いようがないだろう。

物言わなくなった異形のそばを通り抜けると、クールキャットは監房エリアを目指して先を急いだ。

監房エリアの入り口に到達したクールキャットだったが、彼女の予感は見事に的中していた。辺りには戦闘の痕跡が残っており、警備員の死体が転がっている。

ヴィラン2人が収容されている独房の近くまでくると、争い合う音が聞こえた。角を曲がるとその先ではブラックがアイスエイジ、博士、そして見慣れないヴィランと戦っていた。そのヴィランは青いスーツに、炎にも似た青いオーラを身に纏っていた。その姿はまるでレッドマーゾをそのまま青色に変えたかのようだ。ただ1つ違うのは、彼が肌を刺すような鋭い殺気を放っていることだ。

数的不利にも関わらず、ブラックは3人と対等に渡り合っている。近くには座り込んで壁にもたれかかったシャドウソードがいた。負傷しているが致命傷ではない。

すると博士とアイスエイジがこちらに気づいた。

「僕のキメラがもう倒されたのか!?…帰ったら研究のやり直しだよ…!」

「おっと…猫チャンの登場かぁ?」

アイスエイジはシルクハットのつばを人差し指で持ち上げながらそう呟くと、青いヴィランに呼びかける。

「ブルースクリーム、そっちはいけるか?」

「ああ」

ブルースクリームと呼ばれたヴィランは低い声で短く答えると、オーラの輝きが更に増した。それを見たブラックの口角が思わず釣り上がる。

「だ、そうだ。じゃあ猫の遊び相手になってやるとするか」

「僕も手伝おう。彼女には恨みがあるからね」

声色だけでも仮面の下の素顔がニヤついているのがわかる。

(2対1……)

↓1反転コンマ
96~ 戦局有利(次の判定緩和)
86~95 戦局有利
61~85 膠着
26~60 戦局不利
01~25 戦局不利(次の判定悪化)
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 21:58:01.09 ID:k5lJP+CUo
あい
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 22:09:54.56 ID:RHGLFZLGo
まず動いたのはアイスエイジだった。氷のナイフを作り出すとそれを投げながらこちらに近づいてくる。体を左右にひねってナイフを躱すクールキャットに、アイスエイジは更に創り出したナイフを振り上げる。

「うおっ!?」

すると突然アイスエイジの目の前に酸が降り注いだ。

「お前、何考えてんだ!?」

「君が勝手に突っ込むからいけないんだろ?」

(あのクソ野郎、絶対にわざとだろ…)

舌打ちをしながらクールキャットに視線に戻すと、彼女の蹴りが鳩尾に命中した。

「──クソッ…!」

↓1反転コンマ
96~ 戦局有利(次の判定緩和)
86~95 戦局有利
61~85 膠着
26~60 戦局不利
01~25 戦局不利(次の判定悪化)
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 22:13:46.74 ID:qUYFa7SV0
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 22:24:09.08 ID:RHGLFZLGo
よろめいたアイスエイジに追撃を加えようとクールキャットが更に回し蹴りを入れようとする。だがアイスエイジはそれを左腕で受け止めると、靴先にはやした氷のナイフで蹴り上げるように首元を狙う。

「仕方ない、キチンとサポートしてあげるよ…」

そう呟いた博士は酸が詰まった容器をクールキャットの背後に投げ捨てた。容器が破裂したかと思うと、酸の障壁が形成された。

「っ!」

アイスエイジの攻撃を後ろにさがってやり過ごしたかったが、酸の障壁に阻まれてしまった。致命傷を避けるため右腕を犠牲にしてナイフの勢いを殺したが、アイスエイジの靴を伝って彼女の血が滴り落ちる。

「ワーオ、痛そうだぁ!」

アイスエイジはわざとらしく驚いてみせる。

↓1反転コンマ
96~ 戦局有利(次の判定緩和)
86~95 戦局有利
61~85 膠着
26~60 戦局不利
01~25 戦局不利(次の判定悪化)
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 22:24:39.50 ID:k5lJP+CUo
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/02(金) 22:37:12.40 ID:RHGLFZLGo
痛みをこらえながら、クールキャットは自分の右腕で止めたアイスエイジの脚に肘打ちを入れようとする。

しかしアイスエイジは足首をスナップさせて靴先のナイフを折った。

「──っ!!」

その反動で傷口がえぐられるように痛む。

「ハッハァ!!」

楽しげに笑いながらアイスエイジは回し蹴りをクールキャットの頭に容赦なくぶち込む。

視界が大きく揺れたかと思うと、そのまま壁に頭を打ち付ける。目の前が一瞬白く明滅したかと思うと、途端に鈍い痛みが頭に響く。

「大丈夫かァ?視線が揺れてるぞ?」

↓1反転コンマ
91~ 戦局有利
76~90 膠着
01~75 戦局不利
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/02(金) 22:38:50.34 ID:4C+7UInFo
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/03(土) 00:27:15.55 ID:fBcYC2kmo
「それじゃあ終わらせようか?」

博士はその場で頭を押さえるクールキャットに近づくと、彼女の両脚に躊躇なく酸をふりかけた。

「──ッッ!!」

緑色の液体がかかった途端、足に力が入らなくなる。まるで足の表面を針のついた棒で掻き回されているような痛みが襲う。

大量の冷や汗が目の中に入り込み視界がボヤケていく。

「猫には9つの命があるって言うが、それが本当か確かめるとしようか?」

アイスエイジが氷のナイフを手に持つ。その刃の表面には真っ青な顔をした自分の姿が写っている。ナイフが徐々に首もとに持っていかれる。そして氷の冷たさを首筋に感じたその時──。

「彼女から離れろ!」

久しぶりに聞いた暑苦しい声と共に、赤い羽根がアイスエイジを襲う。

「チッ!」

ナイフを捨てて後ろに下がったアイスエイジはクールキャットの背後を睨みつける。その視線の先にはレッドマーゾとスカイウィングが居た。

「大丈夫ですか!?」

慌てて駆け寄ってきたスカイウィングはクールキャットの両脚に目をやると、小さく驚きの声を上げた。

「お前たち…よくも──」

そう言って拳を握りしめるレッドマーゾだったが、更に奥にいるブルースクリームの姿を見ると思わず力が抜けた。

「そんな…バカな…。令、司…?」

「赤崎くん!?」

呆然とするレッドマーゾをよそに、いつの間にかブラックを降していたブルースクリームが博士に耳打ちする。

「分かったよ」

そう呟くと博士はひときわ厳重に保管された容器を取り出すと、それを壁面に取り付ける。

「ま、待てっ!」

我に返ったレッドマーゾだったが、動きを止めざるを得なかった。

「動けばコイツを殺す」

ブルースクリームは片手に持っていた拳銃の銃口をブラックに向ける。

どうすることもできずに動けないでいると、容器が破裂し、壁面に大きな穴が空いた。

「それじゃあヒーロー諸君、また会おう!」

ウインクをしながらアイスエイジが穴から飛び降りると、残りの2人も彼に続いた。

「に、逃げられちゃった…」

「大丈夫か?」

レッドマーゾはクールキャットに近づこうとするが、轟音と共に艦内が大きく揺れた。

「ば、爆発だよ!」

クールキャットはその爆発が音の方向から考えておそらく機関部であると気づいたが、声を出すことができない。

すると突然、床が大きく傾いた。どうやら戦艦そのものが傾いているようだ。突然の揺れに対応することが出来ず、クールキャットが体勢を崩す。その行く手には博士が空けた穴がある。

(まずいっ──!)

壁に手を掛けようとするが、足の痛みで力がうまく入らない。
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/03(土) 00:29:35.09 ID:fBcYC2kmo
「クールキャットッ!!」

レッドマーゾの叫びも虚しく、クールキャットは船外へと放り出される。

空に放り出されたクールキャットは目を瞑る。さっきまでの喧騒とは打って変わって空はとても静かだ。

(死ぬ…)

そう思ったが、その割には彼女の思考は冷静だった。

(サーシャ……。でも、きっと大丈夫。あの子なら──)

すると突然、誰かに体を掴まれた。思わず目を開けるとそこには赤いマスクがあった。

「レッドマーゾ…。どうして?」

いつの間にか足の痛みは感じなくなっており、声も出るようになっていた。

「…迷惑かもしれないけれど、俺はヒーローで、バディだからな」

その言葉を聞いた瞬間、クールキャットの頭の中の霧が晴れたような感覚がした。

「けど、このまま2人とも死ぬ」

「…体が勝手に動いたんだ」

マスクで顔は見えないが、きっとその下には穏やかな微笑みがあるのだろう。

「──そう」

クールキャットが再び目を瞑ると、今度は何かにぶつかったように大きく揺れた。またしても目を開けると、今度は涙と鼻水を流しながら泣きじゃくるスカイウィングが居た。

「ふ、2人とも死なせない、からっ!!」

「し、詩音!ありがとう!」

「──ありがとう」

2人の言葉を聞いてスカイウィングがぐちゃぐちゃの顔のままはにかむ。

「ど、どういたしまして!」

彼女は下に視線を移してからこちらを見る。

「──え、えと、が、頑張ってみるけど、たぶんかなりの勢いで地面に衝突すると思う!」

「どれくらいだ?」

「死にはしないけど、すごく痛いと思う!!」

「よしっ!なら、気合で乗り切るぞ!」

「えっ、う、うん!?」

そんなやり取りをした少し後、3人は地面に頭から突っ込んだ。

「──ケホッ、ケホッ!2人とも生きてる!?」

土煙で何も見えないがスカイウィングの声は聞こえる。

「い、生きてる!」

「私も」

やがて煙が晴れるとスカイウィングとレッドマーゾの2人がよろめきながら立っているのが見えた。安堵のため息をついたクールキャットは、レッドマーゾに呼びかける。

「な、何だ?」

「私、前にあなたが命を懸けて助けるのは迷惑だって言ったでしょ」

「ああ」

「それは今も変わってない」

「え…」

「だから私はそれを絶対に止める、バディとして」

クールキャットは微かに笑い掛けた。言葉の意味を察したレッドマーゾは、仮面の下で笑顔になる。

「分かった!」

そう言ってレッドマーゾはクールキャットに手を差し伸べる。一瞬だけ動きを止めたが、クールキャットはすぐにその手を握った。
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/03(土) 00:32:56.27 ID:fBcYC2kmo
「仲直り中ゴメンだけど、2人とも、アレ見て!」

スカイウィングが指差したのは国連本部の正面に設置された巨大モニターだ。そこには雪よりも白い髪と、ルビーのような目の色をした女性にも男性にも見える人物が映っていた。まるで人形のような見た目をした彼女が口を開くと、3人は話に意識を向けざるを得なかった。

『みなさん、こんにちは。私はロギア・ジアース。アルティメット・ワンという団体のトップを務めています』

彼女の透き通った目が見ている者を射抜く。

『私たちは世界の平和を望む者です。みなさんは今の世界が平和だと思っていますか?ヒーローたちに守られ、安心して過ごせていると?』

ロギアはまるで他愛ない世間話かのように話を続ける。

『ですがそれはあくまで仮初めです。世の中にはまだ多くの問題が残っています。何故ヒーローが存在するのに犯罪は無くならないのでしょう?それはこの世の中にまだ数多くの不正義や不公平が存在するからです』

「い、一体なにを…?」

レッドマーゾがボソリと呟く。

『それはミスフィットに対する差別、ヒーローと能力を持たない一般市民との間の超えようのない差、ヒーローが独占する権力、そういった物に起因しています』

「ミスフィット…」

詩音ら赤崎との出会いを思い出した。

『ではそれらをなくすには?答えは簡単です、みながヒーローになればいい。でしょう?ですので我々は本日から、世界各地にこの薬品を配布いたします』

そう言ってロギアが取り出したのは例の青い薬だ。

『こちらの薬品はミスフィットの方々も、能力が顕現していないみなさんでも、ヒーローに劣らない力を手に入れることができます。そうすれば不公平は解消されるでしょう』

するとスカイウィングが2人に携帯を見せた。

「こ、これ、ネットでも配信されてるよ!」

『ですが、ヒーローが権力を独占する不正義は解消されません。ですので我々アルティメット・ワンは国連、そして世界戦隊連盟を崩壊させ、誰も力を独占しない真の正義を実現します。もし、もしも私達に賛同していただける方は、彼らへの攻撃に参加してください。あなた方ひとりひとりの献身が世界をより良い方向へ導くのです』

そう言い終えると、ロギアはうやうやしく礼をする。

『それではみなさん、さようなら』

放送は突然終了し、画面は砂嵐になった。

「…こ、こんなの誰も賛成しないよね?」

「そう願うよ…」

「だけど──」

2人がクールキャットを見る。

「もし多くの人が彼女の言ったことを信じたら……今の危ういバランスのもと均衡している世界秩序は──破滅する」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/03(土) 00:38:10.41 ID:fBcYC2kmo
────

「さて、みなさんのおかげで遂に私たちの計画が1段階進みました」

穏やかな物腰で話すのはロギアだ。

「ハッハッハッ!それにしてもボスも人が悪いね!あの大層な演説、どれも本心じゃないだろう?」

アイスエイジがシルクハットを指でくるくる回しながら笑い掛ける。

「確かに大義の部分は昔ある人から聞いたものうまく利用できるように少し変えた物ですね。ですが、世界平和を実現したいのは本当ですよ?ただ、手段がお話ししたものとは異なるだけです。ところで研究の進捗は問題ないのですね?」

ロギアは博士に説明するよう目線で促す。

「まあ、僕のような天才科学者がいる時点で当然だね。必要な材料は10人分。そのうち殆どは集まってるし、問題はないよ。ただ、厄介なのはシルバーナイトだね。アイツは警戒心が強い」

「ふふ、その点に関しても抜かりはありませんよ。彼は1番最後です」

するとずっと黙っていたダイヤモンドダストが口を開いた。

「ロギア様、私はあのブルースクリームとかいう奴は信用できないと思います!」

「確かに、この会議にも出てないな?」

アイスエイジがキョロキョロとあたりを見渡す。

「心配ありませんよ。確かに私たちの目的とは少し違う方向を向いているかもしれませんが、少なくとも私たちの協力者ではあります」

「で、ですが、私たちを、こう──」

「出し抜く?」

言葉に詰まったダイヤモンドダストにアイスエイジが助け舟を出す。

「そう、それ!」

「プッ、バカなガキ…」

地獄耳なダイヤモンドダストは博士のつぶやきを聞き逃さず、彼を睨みつける。一方博士はそんな彼女をおちょくるように手の平をひらひらさせる。

「落ち着いて、ダイヤモンドダスト。ブルースクリームはそんなことしませんよ」

ロギアは微笑んだかと思うと、恐ろしいほど冷たい声色で続ける。

「もし私たちを出し抜くつもりでも、モノがこちらにある限り全知全能は私たちのものです。博士、状態はどうですか?」

「常時モニターしてるけど問題なし。使えるのは1回限りだけど、いいんだよね?」

「はい、もちろん」

ロギアはそう言うとヴィランたちを見回す。

「それでは、本日はここまで。今後も計画通りにお願いします」

第6話、終。


今日はここまで。
なんかリエルさんとロギアさんの書き分けがうまくできてない気がする…。


ある程度設定を消化できたので新たに↓5まで募集しておきます。
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 00:45:06.96 ID:u1CRoOxSo
どんどん話が大きくなっていく…
「特別チーム」
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 00:53:48.73 ID:egnkGlFP0
活路
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 00:58:59.93 ID:nECUofTl0
束ねて繋ぐ手のひらを
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 01:08:33.84 ID:cyOQ859So
ご飯
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 01:09:52.63 ID:fBcYC2kmo
あー、ごめんなさい。設定って7話のキーワードのつもりじゃありませんでした。でもせっかくなんでキーワードは>>431から>>433までを採用します。

設定ていうのはキャラ案とか世界観設定とか組織の動向とかです。では↓5まで募集します。
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 01:29:00.10 ID:szq4az5ho
能力者と非能力者の格差問題を笠に政府は全ての能力者から能力を剥奪出来るようにしろとか能力者の排除といった反能力者主義の思想や団体がいる
※そういった主張をする者のほとんどは社会的問題は建前で生理的嫌悪など個人的感情が殆どな傾向にある
※そのため全ての人間が能力者になることに反対の傾向が強い
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 02:51:16.76 ID:wl3eF0Eq0
名前:日山 玄志(ひやま げんし)
ヒーローネーム:赫灼将軍(かくしゃくしょうぐん)
ヒーローライセンス:国連
性別:男
年齢:80
出身:日本
主な活動地域:日本
能力:体をマグマに変えることができ、噴火やマグマを流すことなどできる。マグマの火力で空を飛ぶことが可能。
見た目や性格等の特徴:藍色の着物で杖をついている。着物で隠れているが実際かなり筋肉質。白く長い髭があり、右頬には傷がある。性格は正義感があり、優しい(ヴィランに対しては容赦ない)。国連、世界戦隊連盟関係なく色んなヒーローに対して相談やヒーローについての心構え等を教えている。レッドマーゾやスカイウィングからは「先生」と呼ばれている。年齢によるボケかわざとなのかよくヒーローの名前を間違える。
来歴:元日本ランキング1位のヒーローで世界の誰もが知っているレジェンド。しかし年齢の関係で引退を考えていたが国連の方から反対され話し合いの結界、今は10位で落ち着いている。80歳になっても強さと活躍はかわりなく、たった一人でヴィランの撲滅する事もある。今はアルティメット・ワン撲滅を目的に捜査をしている。リエル・ロスチャイルドとは古くからの知り合いでもある。
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 08:34:04.42 ID:/nlnQ7S1o
広報支援特化ヒーロー
戦闘や諜報活動などは専門とせず広報や宣伝を専門とするヒーロー達のこと
方法は国によって様々であるがアイドル文化が強く根付きアイドル的な活動を主とする日本が一番成果を挙げている
これには能力者でなくてもなれる
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 11:01:06.03 ID://8NksZqo
本名:ユスティーツァ・ユーグラウム
ヒーローネーム:ビックウェーブ
性別:女
年齢:29
出身:セントクリストファーネイビス
主な活動地域:カリブ海
能力:何もないところでも膨大な水を生み出し操り何もかも洗い流す。海においては更に無敵。
見た目や性格等の特徴:豊満スタイルの蒼髪碧眼の美人さん。我儘自己中好き勝手な性格。私のことが好きな人が好き。
来歴:中米カリブ海地域最強の世界戦隊連盟ヒーロー。自由人でヒーロー活動も興がノッた時だけしか行わないヒーロー界の問題児。昔国連と世界戦隊連盟とアルティメットワンに同時に勧誘されたが一番報酬が良かった連盟に靡いただけで特に正義心はない。いつでもふらりとヴィランにもヒーローにも振れる危ない人材。連盟の星5ヒーロー会合には大体参加しないが、もし参加することがあるなら何か大事件の前触れではないかと訝しめられる。何もかも欲しいものは実力でもぎ取ってきた彼女だが、時間による老化だけはどうにもならず、このまま美しさを保てないことに絶望気味。家族や地元の村の人間にだけは滅法優しく、カリブ海を荒らすなら相手が誰であろうと海の底に沈めてやる。


星5ヒーロー会合
世界戦隊連盟が特別な任務を星5ヒーローたちに下すときに招集する。大体は世界的案件の時に招集される極秘の会合だったが、最近連盟が拝金主義に走り始めてからは、例えばテレビの星5ヒーロー大集合企画やお偉いさんとの懇親会に呼ばれたりとかなり俗っぽい招集理由が一部散見される。
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/03(土) 11:45:49.93 ID:qETVzbxd0
本名:不明
ヴィランネーム:ゴースト
性別:不明
年齢:不明
出身:不明
能力:自分や触れている物体を電子化して電子世界に侵入出来る
見た目や性格等の特徴:電子世界では変幻自在
来歴:能力に目覚めた時からずっと電子世界にこもりっきりでほとんど現実世界に戻ってこない
電子世界であらゆる犯罪を犯して世界を混乱させている
動機は死ぬまでの暇潰し
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/06(火) 14:54:58.55 ID:49sHbnk+0
すみません>>437書いた者です。文の一部訂正します。
・「ヒーローの名前を間違える」→「他のヒーローの名前をよく間違える」
・「80歳になっても強さと活躍はかわりなく」→「80歳になっても強さと活躍は衰えることはなく、1位だった頃のまま維持している(もしくはそれ以上の強さと活躍を見せている)」
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/07(水) 23:24:04.96 ID:tPbhGnMno
設定多い世界だ
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/12/20(火) 10:52:47.65 ID:LidNL1hDo
あげ
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2023/02/09(木) 23:51:22.74 ID:NlZZS/Jk0
    
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/16(木) 03:04:56.02 ID:Umo0DmJ80
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/21(火) 20:41:52.42 ID:uKJI0W9SO
楽しみ
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/04/12(水) 22:40:08.17 ID:ojuvlcQ90
ピヨピヨ
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/04/12(水) 22:51:36.44 ID:b1gKCLk20
【空気中のスパイクタンパク汚染に気をつけましょう】

スギ花粉や様々な化学物質に対して過敏な方がおられるように
スパイクタンパクに対し過敏な方がおられます

特に二価ワクチンを接種された方に遺残した
オミクロン対応の
mRNAから生成されるスパイクタンパクは
従来の武漢対応のものと比べ
60〜70倍人体に結合しやすくなっており
シェディング被害は甚大なものになっています

また一部の方に感じる臭いに関しても
酸化したPUFAの代謝産物であるアルデヒドの可能性も否定できません

科学的証明は難しい案件ですが
徹底したシェディングング対策や
イベルメクチンやグルC点滴などで
改善することから
臨床的に起こっている事案は
化学物質過敏症やスパイクタンパクそのものでしか説明できないものばかりです

スパイクタンパクが体内に侵入すると
自覚症状が無くても
徐々に毛細血管レベルでは
血栓を形成する恐れがあり
酸素や栄養素が
細胞全体に十分行き渡らなくなる可能性があります
これは老化の促進を意味し
新たな病気が発生する素因にもなります

既接種者で
コロナ後遺症やワクチン後遺症になった方は
非接種者に比べ
シェディング被害を被りやすくなっています
そのため治療が難渋している可能性もあることに留意してください
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/05/29(月) 23:55:15.36 ID:N2l8zYux0
なんで書き溜めないのかな?
書き溜めないでスレ立てする時の心情ってどーなってるの?

普通に友達関係や上下関係作ってる人で人間関係の最低常識が解ってる
人ならこんな非常識な事を出来無い筈なんだがな?

一応は読物で素人の発表場所で読み手をイライラさせるって
なに考えてるの?
確かに俺はお前に金銭を渡してる訳じゃない

お前もプロ意識なんてある訳じゃないと思う
でも、書き手と読み手が居たらそれは一つの作品なんだよ

これはお前の作品であり可愛い子供なんだよ
それをネットで流して俺みたいな奴からダメ出し受けて
悔しくないのか?

なんでその場凌ぎの子供を世間に晒すんだ?

ちゃんと考えて書き溜めしてからスレ立てして
恥ずかしくないお前の子供を世の中に送れよ

お前の意識の問題だぞ
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