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モブウマ娘とトレセン学園R2【安価】

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9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 20:42:02.62 ID:oIxmAgmmO
少しおっとりした話し方だけどズバズバ物怖じせず意見を言う
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 20:45:56.63 ID:UMJ35GGM0
「〜〜じゃないわよ!」「ないんだからね!」と言った王道ツンデレ口調
だが弱気モード「じゃないですぅ……」と言った敬語口調になる
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 20:49:32.98 ID:jXYTQqgi0
嫉妬しやすい、自身のトレーナーなど親しい人が自分以外と仲良くしてると不機嫌になる
ヤンデレの素質もあり
12 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/19(土) 21:07:54.52 ID:RRwcsjMk0
強気の時には誰に対しても強い口調で話しそれが元でトラブルになったことは一度や二度ではない




先輩に対して敬う気持ちはあるがそれが口調に出ない。そのことを叱られると弱気になり一気に萎れてしまう




□□が敬語を使うのはこの時だけでたとえ相手が理事長であっても普段の状態なら敬語は使わない




そんな彼女をコントロールしているのはあるトレーナー。数々のウマ娘がいる中で「わざわざ」彼女を選んだもの好きとも言える




□□はその性格が仇となり中々トレーナーが決まらなかったところを拾われた形になる




彼女をうまくコントロールしG1の栄光を狙い、もの好きのトレーナーという評判を覆そうとしている




下1〜3
トレーナーの特徴やら何やら
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 21:08:18.69 ID:KPCNTbzI0
自身のスタイルに絶対の自信を持ってるのでスタイルマウント取りがち
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 21:09:20.31 ID:KPCNTbzI0
>>13
すまん主人公の性格と間違えた無効にしといて
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 21:23:10.14 ID:VOcx6YJA0
奇麗な透き通った白い柔肌に男性とも女性とも捉えられる整った顔(男性)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 21:27:07.53 ID:V3yicrNDO
大人しくぼんやりしていて何を考えているか分からない捉え所の無い性格
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 21:29:54.59 ID:fLndw7km0
些細な事や会話などからトレーニングが『閃く』謎能力を持っている
担当の為ならたまに人間とは思えない身体能力を見せる
18 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/19(土) 21:57:51.42 ID:u+MaqxyC0
トレーナーの容姿は奇麗な透き通った白い柔肌に男性とも女性とも捉えられる整った顔をしている




性別は男なのだが学生時代に催し事で女装した際に男から声をかけられたことがあるくらいには中性的である




そんな彼は大人しくぼんやりしていて何を考えているか分からない捉え所の無いと思われているが些細な事や会話などから良く『閃く』




その閃きは担当のトレーニングに活かされるので彼にとって日常全てのことがヒントになっている




それから噂ではあるが彼は担当の為なら人間とは思えない身体能力を見せるらしい。トレーナーは担当の為なら人間の限界くらい超えるのであながち間違った噂では無いかもしれない




ただのトレーナーでない事は確かだがその実態はあまり知られていない
19 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/19(土) 22:02:08.73 ID:u+MaqxyC0
「どこに行ったのよもう!」



今日もトレーニングが始まると□□は勢いよくトレーナー室に入ってくるがそこには誰も居ない




室温と匂いから察するに先程までここに居たことは確かだが今は居ない。まさかサボりかと彼女は怒り始める




「絶対許さないから!」



見つけ次第文句を言ってやろうと□□は手当たり次第にトレーナーを探し始めるが中々見つからない



トレーニングルームやレース場といったいつもの場所には居ない、一体どこにいるのかと□□は苛立ちながら探している




下1〜3
トレーナーとのイベント
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 22:44:44.68 ID:x8xyM/bA0
トレーナーは教師に頼まれて山のように積んであるプリントを運ぶナイスネイチャ、ツインターボの手伝いをしていた。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 22:49:28.23 ID:jXYTQqgi0
>>20
トレーナーを見つけた□□は「トレーニングの時間に何してるのよ!」「担当放ったらかしにして信じられない!」と攻める。
トレーナーは「ごめんね、彼女達困ってたから」と話すも「アンタ達も人のトレーナーにちょかい掛けるな!」と怒りをネイチャ達に向けるも「そんな言い方は良くない」とトレーナーに叱られる弱気モードに
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 22:58:13.60 ID:4NpQR+5E0
>>21
気弱になった主人公と一緒にネイチャに謝るトレーナー、「ごめんね、でも□□悪い子じゃないから」と微笑む。ネイチャはトレーナーの顔の良さに「え、あ、うん…」と照れながら頷く
23 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/19(土) 23:29:22.32 ID:zc4YQHKI0
トレーナーは何をしていたかというと山のように積まれていたプリントを運ぶ手伝いをしていた



ナイスネイチャ「いや〜わざわざありがとうね」




ツインターボ「お前いい奴だな!」



ウマ娘の体力なら大量のプリントくらいどうということはないが不便そうにしているのをトレーナーは放っておけなかった




彼女らを手伝っているその最中のトレーナーをついに□□が発見する




「トレーニングの時間に何してるのよ!担当放ったらかしにして信じられない!」




なにをしているのかは一目瞭然の状況だがそれでもトレーナーを責める。彼女達が困っていたからというトレーナーの意見も通らない




「アンタ達も人のトレーナーにちょかい掛けるな!」




矛先は彼女らにも向けられ更に怒りを増すがネイチャは冷静に対応する



ナイスネイチャ「自分のトレーナーにそんな言い方良くないよ」



罵倒された自分のことよりもまずは自分のトレーナー。ウマ娘と対等な関係を築けなければ良い結果が出ないことを知っている



その後で先輩に対する言葉の使い方云々を口にしようかと思っていたネイチャだったが彼女の様子がおかしいことに気付く
24 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/19(土) 23:41:09.86 ID:zc4YQHKI0
「ご、ごめんなさい……」



先程までの威勢は完全に消え去り謝罪の言葉を口にする□□。トレーナーもそれに続くように頭を下げてる



トレーナー「ごめんね、でも□□は悪い子じゃないから」



ナイスネイチャ「え、あ、うん……」



□□の二重人格を疑うほどの変わりぶりに動揺しつつ謝罪を受け入れその場は収まる




トレーナーは小動物のようにおどおどし出した□□にも手伝ってもらいプリントを運び終える




ツインターボ「おまえ変な奴だけど面白い!」




彼女の様子を気に入ったツインターボと未だ不思議そうな顔をしているネイチャと別れ二人はトレーナー室へと向かう




トレーナー「今日もトレーニング頑張ろう」



「お願いします……」



萎れ切った□□とプリント運びで何かを閃きそうなトレーナー。二人独特の雰囲気を出しながら歩いていく



下1〜3
トレーニングでのイベント
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 00:05:24.86 ID:Ek1W20gy0
水の入ったバケツを運ぶというトレーニングが閃いたトレーナー
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 00:16:30.06 ID:I416U1aZ0
トレーニング中弱気からいつもの調子に戻る主人公。
憎まれ口を叩きながらトレーニングをする主人公と「はいはい」と笑顔で受け流すトレーナー
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 00:22:48.19 ID:o4C8dRRC0
>>25
本当にこんなのがトレーニングになるのか疑心暗鬼だったが
パワー、スタミナ、根性が上がる
28 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 00:36:58.91 ID:c0/A0Kha0
大量のプリントを運ぶという行動から水の入ったバケツを運ぶというトレーニングをトレーナーは閃いた



ただ運ぶのではなく水を零さないよう慎重かつ素早く運ぶことを指示するトレーナー。□□はビクビクしながら従っていたが突然いつもの調子に戻る



「こんなトレーニングに意味なんてあるの!?」



もっとマシなトレーニングをさせろと暴言に近いことを言い続けるがトレーナーはハイハイと軽く流す



ギャーギャーと騒ぎながらもトレーニングをやり遂げる□□。効果があるのか半信半疑だったが筋肉への負荷を感じていた



パワーだけでなくスタミナと意味もなくバケツを運ばされたという事で根性も上昇し良いトレーニングだったといえる
29 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 00:50:17.29 ID:c0/A0Kha0
「上出来よ、ふん!!」



トレーナーの閃きによるトレーニングは通常のものより効率良く鍛えられる。そのことを素直に誉められない□□だがトレーナーは気にしない




トレーニングが終わるとミーティングが始まる。次に出るレースをどうするのか、どういう路線で進むのかも話し合う




□□はまだ適正が決まりきっておらずその時の調子で出るレースを選んでいる。走りの作戦は固まっているのだが距離が決め切れていない




□□はどの距離でも走れるよう入学までトレーニングを重ねていたがそれが逆効果になってしまった




彼女の強みを発揮できる距離とどの重賞を狙うのかはトレーナーの手に委ねられる



下1〜3
ミーティングでのイベント
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 01:05:07.22 ID:8CQRv44b0
□□は
芝A ダートA
短距離A マイルA 中距離A 長距離A
とハッピーミークのように何処でも走れるウマ娘であり。

そのせいでどの距離で走るのが正解か頭を悩ますトレーナー
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 01:15:20.78 ID:5icBQqrv0
どの距離で走ってみたいか聞いてみると「三冠ウマ娘は狙ってみたいわ…」と言う主人公
あまり注目されてない彼女が三冠ウマ娘になったら大番狂わせ間違いなしだろう
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 01:35:56.06 ID:77BQD+PQ0
強気の時は先行や差しが得意だけど弱気の時は逃げのが得意だし癖の強い娘で悩むトレーナー
「しっかりしなさいよね」と怒る□□、「ごめんね不甲斐なくて」と謝ると「そんなつもりじゃ…」と臆病になっちゃう
33 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 02:00:18.14 ID:c0/A0Kha0
□□は芝だけでなくダートも走れ、短距離から長距離までどこでも走れるが器用貧乏な状態であった




どの距離で走るのが正解かトレーナーは頭を悩ませ、肝心の本人は三冠ウマ娘に興味があるという




メジロ家よりは注目されてない彼女が三冠ウマ娘になれれば注目度は凄まじいものになるがそれが可能なのか




三冠ウマ娘やダービーを制するウマ娘には特殊な能力『スキル』と呼ばれるものがあるとされている




ある条件下でのみ発動しその内容は個人によって違うため『固有スキル』とも呼ばれている



物理的に『スキル』があるのではなく極限状態や超集中(ゾーン)に現れるものをそう呼んでいるに過ぎないが、それをものにできれば大きな武器になる




『固有スキル』の内容によって適正を決めることは少なくない。□□もそれを参考にすれば良いのだが彼女には『スキル』が存在しない




超集中の状態にはなれるのだがそれにより得られるアドバンテージが存在しないのだ




集中すれば全能力が上がり損は無いのだが『スキル』の決め手を欠く。彼女だからこの走りができるという利点が全く存在しないのだ
34 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 02:10:03.35 ID:c0/A0Kha0
彼女にスキルがないことを知ったトレーナーは担当を降りることさえ考えた。スキルを発現できないウマ娘は居ても無いウマ娘は殆ど聞いたことがなかった




しかし彼女の夢を叶えることを決めたトレーナーは全力で彼女をサポートする。日ごろの閃きも全ては彼女の為




スキルでダメなら作戦はどうか。強気の時は先行や差しが得意で弱気の時は逃げが得意



コロコロと作戦を変えられる利点があるのはどの距離なのか?そもそも作戦を変える利点など存在するのか?



悩めば悩むほど答えは出ない。そんな彼に向かって□□はしっかりしなさいと強い口調で怒る




トレーナー「ごめんね不甲斐なくて」




「そそそそんなつもりじゃ……」



睨んだりせずともほんの少し否定するだけで□□はこうなってしまう。一度彼女を本気で怒ったことがあったがその時にはその場にへたり込み暫く動けなくなった




彼女の適正を見極めつつ雑魚メンタルをコントロールしなければいけないという普通のトレーナーより考えることは多い




それでも彼は投げ出したりせず彼女と真剣に向かい合う




下1〜3
次のイベント




寝る

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 04:17:53.22 ID:Oem4bugz0
座禅や瞑想を取り入れメンタル面へのテコ入れを図るトレーナー
ついでにトレーナー自身もやってみる事に
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 09:29:22.07 ID:7lyF+1pz0
メンタルケアの為に□□の頭を撫でて落ち着かせるトレーナー、普段はぼんやりして気が優しい彼だが叱る時は叱るしかしへたり込まれた以降は強く注意出来ずにいた
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 10:03:50.50 ID:Ek1W20gy0
ミーティング後はいつもの調子に戻った彼女を寮に送り届ける、同僚のトレーナー達からは「わざわざあれを選ぶとは物好きな奴」「貴方ならもっといい娘を担当出来たでしょ」と言われるが「彼女なら誰よりも輝ける星になれます」と言う
38 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 21:21:37.02 ID:rAPLY5xmO
トレーナー「怒ってなんか無いからね」



メンタルケアの為に□□の頭を撫でて落ち着かせるトレーナー。普段はぼんやりして気が優しいが叱る時はちゃんと叱っている




しかし過去に一度へたり込まれた以降は強く注意出来ずにいた。彼女のことを思うならきちんと指導はすべきだがあの時の顔がトラウマになってしまっている




人間よりも強いはずのウマ娘が心から怯え目の前の人間を全力で否定されるのはトレーナーでなくとも二度とされたくはない




メンタルトレーニングを重点的にやらなければいけない日が来るとは知りつつもトレーナーは現状を維持する




きっと彼女もわかってくれる日が来るはずと希望的観測での行動を続けていく
39 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 21:27:30.30 ID:ww+gxhzBO
ケアが終わりいつもの調子に戻った彼女を寮に送り届ける。すると同僚のトレーナー達も担当と別れたばかりのようでトレーナーに近付いてくる




モブトレーナー「わざわざあれを選ぶとは物好きな奴だよな」



モブトレーナー「貴方ならもっといい娘を担当出来たでしょ?」




同僚は彼の能力を認めているがゆえこのまま□□の担当を続けるのは得にならないと説得する




トレーナー「彼女なら誰よりも輝ける星になれます」




現時点で彼女を担当したことによるメリットは存在しないがトレーナーは□□の担当を降りるつもりはない



自分なら彼女を輝かせられる、星となってウマ娘の憧れになれると確信めいたものを感じていた




トレーナー「彼女は絶対に強くなります」



同僚らの忠告は聞き流しトレーナーは彼女の為に時間を割く。トレーニングやレースの研究、やることは無限に存在する



下1〜3
学園内でのイベント
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 22:21:28.13 ID:i4aHy/vF0
寮に戻った□□はまたトレーナーに強く当たったり気弱な所を見せたり迷惑を掛けてしまった
と落ち込むこのままじゃいつか見捨てられると考える、そこに寮長のヒシアマゾンに「元気なさそうだけどどうした」と声を掛けられる
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 22:40:29.44 ID:ps56iSJ50
両親から電話が来て「上手くやれてるか」「風邪引いてないか」「迷惑掛けてないか」と心配される主人公。最後に「G1には出場出来そうか?」「□□家の未来は貴女にかかってる」と無意識にプレッシャーを与えられてしまう
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 22:44:49.64 ID:xw4Ackkxo
>>40>>41
43 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 23:19:57.72 ID:c0/A0Kha0
□□が寮に戻るとすぐに両親から電話がかかってくる。出ない理由は無いと彼女はすぐに電話をとる




電話の内容は我が子を心配する親のもので上手くやれているか等の質問ばかりだった




ホームシックにはなっていないが親の声を聞き心が休まりメンタルが回復した矢先、彼女の心は沈み込む




「G1には出れそうなのか」



「うちの将来は貴女にかかっているのよ」



激励のつもりだった両親の言葉がプレッシャーとなり彼女に重くのし掛かる。彼女の心は想いの重さに耐えることができない
44 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/20(日) 23:33:34.20 ID:c0/A0Kha0
電話が終わると力なくその場に座り込む。一度弱気になってしまうと次々とマイナスな事を思い出す



今日もまたトレーナーに強く当たってしまった、先輩に対して失礼な言動を取ってしまった、気弱な所を見せて迷惑を掛けてしまった




「このままじゃ見捨てられる……」




とうとう頭まで抱え込み震えることしかできなくなる。トレーナーがいれば彼女を元気付けられるがこの場には居ない




時間はかかるがこのまま放置していても元には戻るが心の傷は開いたまま。彼女のことを考えるのなら誰かによる助けが必要になる



そんな時寮長のヒシアマゾンが彼女の様子がおかしいことに気付き声をかける



ヒシアマゾン「元気なさそうだけどどうしたんだい?」




廊下に座り込む彼女を見てただ事では無いのはわかるが原因がわからない。より傷付けてしまわぬよう細心の注意を払いながら彼女を宥める




ヒシアマゾン「トレーナーが悪いんだね?」




ウマ娘が抱える悩みの一位はトレーナーとの衝突。次いでウマ娘同士の虐めや小競り合いでヒシアマゾンはそのどちらかが原因だと推測する




「違うんですぅ……」



だがその当ては外れてしまい彼女との会話は弾まない。寮長として彼女をどうにかしなければと引き続き彼女の相手をする



下1〜3
寮内かヒシアマとのイベント
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/20(日) 23:40:12.83 ID:TG0GElymo
ひとまず医務室で少し休んだ方がいいとヒシアマゾン
スクールカウンセラー呼んでこようかと提案する
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 00:04:28.07 ID:sDMxyIaF0
ヒシアマゾン、「ウジウジしてても仕方ないタイマンだよ!」と□□に食事を振る舞ったり、一緒に入浴したりと自分なりに□□との距離を縮める
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 00:15:39.67 ID:osM7gdmR0
>>46
浴場でアマゾンに悩みを明かす□□。
性格のせいでトレーナーや周りに迷惑掛けてる事、両親の悪意のない期待がプレッシャーになってる事、適正距離が決まらない事など
48 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 00:28:45.72 ID:VyEF43Cl0
ヒシアマゾン「ええいウジウジしてても仕方ないタイマンだよ!」



□□がこうなっている原因は分からないが自分にできることはこれだけだと強引に彼女を連れていく



二人が向かった先は浴場で裸の付き合いなら距離を縮められるという考えがヒシアマゾンにあった




□□は乗り気ではなかったがアマゾンが強引に服を脱がし湯船に放り投げる形になった



トレーナーに関しての悩みなら自分ではなくスクールカウンセラーの出番だがそうでないならタイマン



寮長としては強引な手段ではあるがこれまでに何度もこうやってウマ娘の手助けをしてきた



無謀な行為ではなく解決できる自信があるからこそアマゾンは悩むウマ娘にタイマンを仕掛けている
49 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 00:36:56.84 ID:VyEF43Cl0
湯船に浸かり落ち着きを取り戻した□□は何があったのかを語る




性格のせいでトレーナーや周りに迷惑掛けてる事、両親の期待がプレッシャーになってる事、適正距離が決まらない事




弱気になってしまうとこれら全部のマイナスが一度に降ってくる。トレーナーが居れば自分を元気付けてくれるが一人でだとああなってしまう




彼女の悩みは甘えのようなものであり一人で乗り越えなければいけないもの。他人に迷惑をかけるなと叱られてもおかしくない




アマゾンは彼女の実家が太いことを知っているので甘やかされて育っているのだと推測できた。しかし対応をどうするか悩んでいる




しっかりしろと叱り飛ばすのが普通だが先程の□□の落ち込み方は普通ではなく精神を病んでしまいリタイア寸前のウマ娘のそれと同じだった




トレーナーに強気でいる普段の彼女からそんな気配は感じられないが自分の知らない闇を抱えているのか。それとも親から虐待されていたのか




そんなことはないと思うが否定できる証拠もない、どうしたものかとアマゾンは返事に悩む




下1〜3
アマゾンの台詞か行動



寝る
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 01:09:39.17 ID:+aMowU8oo
アマ姐さん「一人で抱えるな!全部トレーナーに言っちまいな!あんたが選んだトレーナーなら一緒に背負ってくれるよ」
おつ
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 01:33:31.95 ID:91vOzOT70
ドラゴンボールの孫悟飯(孫悟空の息子の方)を引き合いに出し
「適度な怒りを感じる事、それを制御する事」
が必要だと説く
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/21(月) 08:25:19.01 ID:UlMVrt92O
>>50に加えて「磨けば光るか、磨かれず腐るか、それはアンタたち次第だ。嘘をつかず腹を割って話し合え」と激励
53 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 12:49:03.03 ID:fd7j9bIl0
ヒシアマゾン「一人で抱えるもんじゃない全部トレーナーに言っちまいな!」




アマゾンは□□とトレーナーの話し合いが足りないのだと判断し二人で答えを出すよう助言する




選んだトレーナーが間違っていなければ一緒に背負ってくれるはずと自分の経験談も交えて話す




ヒシアマゾン「磨けば光るか磨かれず腐るか、それはアンタたち次第だかはね」




嘘をつかず腹を割って話し合えば先に進める。トレーナーと別れるとしても自分の本音を曝け出さなければいけない




彼女がこれ以上傷付く前に寮長として助けるのは当たり前のことだとアマゾンは湯船から出て行動を始める
54 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 12:54:41.94 ID:fd7j9bIl0
学園内に残っていたトレーナーを強引に連行し空き部屋に連行するアマゾン。トレーナーは理由を聞かされていないので何のことかわかっていない




トレーナー「せめて理由を教えてくれませんか?」



ヒシアマゾン「いいから黙ってついてきな!」




トレーナーが部屋に押し込まれるとそこには□□の姿があった。様子を見ると弱気になったまま戻っていない




ヒシアマゾン「思う存分タイマンしな!」




必要があれば自分を呼べばいいとアマゾンは部屋の外に。こうして中には□□とトレーナーの二人だけになる



トレーナー「ええっと……」



どんなことをしたいのかタイマンとはなんなのか。トレーナーはこの状況についていけておらず動揺が隠せない



□□は自分から話す必要があることはわかっているが口が重く開けない




下1〜3
部屋でのイベント
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 13:46:54.95 ID:dITZ04q+0
とりあえずお茶でも入れてどういう事なのか話し合おうとするトレーナー。
□□は重い口を開き「自分の事迷惑だと思ってないか」と聞いてみる。
トレーナーは笑顔を浮かべ頭を撫でながら「他の人は分からないけど…少なくとも自分は迷惑だと思った事ないよ」と言う
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 14:01:46.71 ID:91vOzOT70
ヒシアマゾンの強行を外から見聞きした第三者が「結果を出せない連中にパワハラしてる奴がいる」と勘違いされて騒動に
誤解は晴れたものの「頼まれてないなら善意も悪意も変わらない」と厳重注意
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 16:04:44.19 ID:lREFjHGUO
>>55+空元気で強気を演じるもニコニコとしているトレーナーを見ていると段々と弱気に
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 18:45:29.44 ID:uxvcFX73o
最終的に実家からのプレッシャーのこともゲロっちゃう
トレーナーは相変わらずニコニコしているが一言「ご挨拶に行こうか」
59 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 19:13:38.15 ID:zQ24lysg0
このままだと沈黙が流れるだけだと判断したトレーナーはとりあえずお茶でも飲もうとアマゾンが用意していたものに手を付ける




飲みながら□□の方を見るが彼女は俯いたまま動く気配が無い。会話をするにもきっかけが必要になる



ここに連行された目的がわからないので下手なことを言うと地雷を踏み兼ねない。どの方面の話をすればいいのか最善がわからない



このまま無言が続くより地雷を踏む覚悟で飛び込むしかないと覚悟を決めた瞬間、彼女は重い口をようやく開いた




「私のこと……迷惑だと思ってない……?」




なんだそんなことかとトレーナーは笑顔を浮かべ彼女の頭を撫でながら迷惑だと思った事ないと言う




その言葉に□□は明るい表情を見せどうしてこんな状況になったのかをゆっくりと説明する




自分の性格、レースでの適正。言いたくても言えないことが沢山あったとぽつりぽつりと真実を吐き出す



トレーナーは急かすことはせずじっと彼女の話を聞き続ける
60 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 19:22:32.96 ID:4ML5tgCr0
□□の性格は甘やかされて育った結果のものなので明日明後日で直るものではない。心の持ちようは変えられるが性格はすぐには治らない




適正を決めかねているのは自分の責任で反省するしかない。こうやって本音で話す機会を作れなかったのも悪い




□□が語ったことについて自分なりに答えを伝えるトレーナー。彼女も反抗することなく彼の意見を聞き入っている




「私……そんなに甘やかされてるのかな……」



他の生徒と比べて間違いなくそうだと彼は答える。それを聞き彼女の耳はへたり込んでしまう




この反応から親についても何かあるのかとトレーナーは彼女に質問する。いつもなら誤魔化すのだが今回は本音を伝えた




実家からのプレッシャーに押し潰されそうになっている。親には悪気は無いのでどうすればいいのかわからない




トレーナー「よし、改めてご挨拶に行こうか」



え?と□□は間抜けな声を出す。彼女を担当になった時に両親と挨拶はしていたが込み入った話はしたことが無い




悩みの種は徹底的に排除すべきだとトレーナーは彼女と共に両親と会う決断をする



下1〜3
実家でのイベント
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 19:41:14.50 ID:DGWkMkkCo
□□の家は昔は栄えていたが、近年は家業がうまく行かず、最近までウマ娘も生まれなかったという
何代も前の先祖が呪われたせいだと地元ではまことしやかに囁かれている
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 19:53:49.17 ID:BpO7eR/jO

>>61に加えて、実際彼女の前のウマ娘は双子で、それぞれ今で言うクラシック三冠とトリプルティアラを目前にして故障し引退している
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 20:05:10.78 ID:sDMxyIaF0
>>61
□□の両親に「何故うちの子のトレーナーになったのか?」「裕福だから近づいたんじゃないのか?」と聞かれ、信用されていないのが分かる。トレーナーは「裕福だからだとか関係ありません、僕は彼女自身に惹かれた僕には彼女はどのウマ娘より輝いて見えました。輝く彼女を皆に見てほしく彼女のトレーナーになった」と答える、トレーナーが真剣に答えるもんだから□□は顔真っ赤にしている
64 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 20:36:56.71 ID:DR+NzFfF0
□□の家は昔は栄えていたが近年は家業がうまく行かずウマ娘も生まれなかったという




□□の前のウマ娘は随分と前になるが優秀で栄光を掴むあと一歩まで昇り詰めるが故障で脚を壊してしまう




そこから□□の家は呪われていると地元で噂になり威厳と栄光も堕ちていく一方




だからこそ□□の両親は彼女に期待し誰よりも結果を望んでいる。実家に向かうまでの最中で彼女から話を聞いたトレーナーは大凡の事態を知る




期待をするのは構わないが強制することではなく両親と彼女との関わり方も考えなければいけない。そうなったらどうするかと状況を考えながら実家に向かう
65 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 21:00:09.90 ID:7I2bOJwB0
「何故うちの子のトレーナーになったのか聞かせてもらえる?」



「裕福だから近づいたんじゃないのか?」




両親からの質問で信用されていないのがわかる。以前に挨拶した時はこうでは無かった、彼女が活躍していないと判断しトレーナーに敵意を向けている




まずは信頼してもらわなければと家が裕福だからなのは関係無いとトレーナーは言い切る



続けて□□に惹かれどのウマ娘より輝いて見えたと彼女の素質を誉め続ける。素晴らしいものを持っているのは間違いないので次々と言葉は生まれてくる




「ちょっと……!」



あまりに誉め過ぎた為□□は赤面しトレーナーを小突くが彼は気にせず続ける。その様子に金目的でないことは理解したがなぜ活躍できないのかとトレーナーを責める




「それだけの素質があるのならG1で勝てるはずだ」



素質を活かしきれないのなら担当を降りろとまで言う両親に□□は立ち上がって抗議する




「これはお前一人の問題じゃないんだ」




彼女が活躍すれば風向きも変わり威厳と栄光を盛り返せる。やれることは全てやってきた両親にはもう□□しか残っていない




だからこそ彼女に過剰なまでの期待をせざる得ない




下1〜3
実家でのイベント
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 21:18:53.33 ID:YGeJPbhC0
もしも一年以内に娘を活躍させれなければ娘とのトレーナー契約を解約して貰うと言う□□の両親
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 21:31:03.06 ID:3dxvlnYc0
>>66
それを承諾するトレーナー、「は、はぁ!?」「意味分からない!」と反発する□□。
トレーナーはそれだけの期間を貰って担当を活躍させれなかったらトレーナー失格だから的を得てる発言だよと言う。ただしトレーナーも両親に「ご実家が大変なのは分かるがこれからは□□にプレッシャーを与える事を言うのは止めてもらいたい」と言う
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 21:58:04.36 ID:sDMxyIaF0
>>67
両親との会話後□□の部屋に招待されるトレーナー、すると□□に後ろから抱き付かれる。
背中から伝わる柔らかい感触に照れるトレーナー「どうしたの?」と聞くと「トレーナー破棄なんて嫌ぁ……」と涙声で言う□□。そんな事にはならないよと慰めるトレーナー
69 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 22:10:52.45 ID:fKruDJ2f0
両親はトレーナーに対し一年以内に娘を活躍させれなければ彼女とのトレーナー契約を解約して貰うと一方的に条件を出す



□□は意味がわからないと反発するがトレーナーは文句も言わず承諾する



「はぁぁあ!?」




それだけの期間を貰って担当を活躍させれなかったらトレーナー失格。両親の発言は的を得ているという




呆然とする□□をよそにトレーナーは両親に対しあることを約束して欲しいと伝える




トレーナー「大変なのはわかりますけどこれからは□□にプレッシャーを与えないで下さい」




彼女のメンタルはとても弱い。そうしてしまったのは自分たちだと自覚があるのか両親は俯きながら返事をする




自分に対する態度からも伝わってくるが両親は□□を追い詰めている自覚はない。心の底から期待している




そのことが彼女の重しとなっていることを知ってもらえたはずとトレーナーは少し安心する
70 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/21(月) 22:17:26.38 ID:4BkEi9i60
両親との会話後、トレーナーは□□の部屋に招待される。立派な部屋だったがどこか違和感がある



家具や寝具も一般品で無かったが超高級というわけでもない。中途半端なものが多くなっている




できるだけ良いものをと考えた結果こうなったのだと想像することは容易い。できる範囲でなんとかしようとするとこういった違和感が出てしまうのだ



部屋を見回していると突然□□に後ろから抱き付かれる



トレーナー「ど……うしたの?」



背中から伝わる柔らかい感触に心が揺さぶられつつ、冷静に彼女に問いかける



「トレーナー破棄なんて嫌ぁ……」



トレーナーと離れたくないと涙声で訴えかける。トレーナーは心配しなくていいと優しく応える




トレーナー「必ずキミを活躍させてみせるから」




だから自分を信じてついてきて欲しい。その言葉に□□はゆっくりと頷いた




下1〜3
次のイベント
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 22:38:08.32 ID:uxvcFX73o
よく考えると実家で親に会わせる高難度ミッションを達成した□□
親紹介RTA組から一目置かれることに
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 22:50:31.54 ID:DGWkMkkCo
>>71の繋がりでエイシンフラッシュに校舎裏に連れ込まれる□□
秘訣を教えて欲しいとアドバイスを求められる
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/21(月) 23:05:43.02 ID:a30ziklP0
学園に戻ると和解出来たトレーナーと□□を見たヒシアマゾンがとりあえず一安心
「いいトレ公で良かったじゃないか、お似合いだよ」と言う「馬鹿言ってんじゃないわよ!」と赤面しながら言う
74 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 00:25:25.58 ID:E9CYg8SE0
学園から戻ってきた□□の様子を見てヒシアマゾンは一安心する。彼女の暗い陰が無くなりスッキリとした表情になっていた




ヒシアマゾン「いいトレ公で良かったじゃないか、お似合いだよ」



「馬鹿言ってんじゃないわ!……です」




トレーナーとはそんな関係ではないので全力で否定するがなぜか悪い気はしない□□




言葉遣いを改善するため気を付けているが思わず強気の言葉が出てしまう。せめて先輩にはちゃんとしようと決めたがまだ癖付いていない




口調に気を付けながらアマゾンに実家での出来事を話す。全てが解決したわけではないが大きな問題は無くなったと知り改めて安心する




□□はあったことを話しただけなのだがその内容を聞き戦慄が走るウマ娘がいた
75 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 00:40:16.40 ID:E9CYg8SE0
授業が終わりトレーニングに向かおうとした□□だったが数人のウマ娘に囲まれてしまう




「なん……なんですか」




彼女らは目的は言わずこのまま校舎裏に連れていくとだけ伝える。恨みを買った覚えはないが心当たりはある




普段の言葉遣いのままだといつか先輩にシめられるとトレーナーに忠告されていた。学園に厳しい上下関係がなかったとしても□□の口調は敵を作りやすい




そのこともあって口調を直そうとしていた矢先だったのに。喧嘩はしたことがないが脚だけは守らなければいけないの身構える




彼女らを従える形になっているのはエイシンフラッシュ。彼女が番長のような存在なのだろうか




自分のスタイルには自信があったがそれを上回ろうかというフラッシュの身体は殴り合いにも強いだろう




喧嘩は一番強い奴を倒せばなんとかなる。先手必勝で先に一撃を決めるしかない



校舎裏につき次第やってやると覚悟を決める□□。万が一を考えて携帯を手に握りながら歩いていく
76 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 00:48:46.24 ID:E9CYg8SE0
エイシンフラッシュ「どういうことか説明してもらえますか?」




「ひ……」



やられる前にと拳を握ったのだがフラッシュの顔を見て一気に弱気になってしまう




顔は真剣そのもので普段の優しそうな雰囲気は全く感じられない。他のウマ娘も同じ顔をしている




「ごめんなさい……」




エイシンフラッシュ「謝って欲しいわけじゃないんです」



こちらの質問に答えて欲しいだけだとフラッシュは言うが□□にそんな余裕はない。頭を抱え込みその場に座り込む




「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」




フラッシュはこれでやっと彼女の様子がおかしいことに気付く。どうしたのかと別のウマ娘に聞くとこの状況が良くないと話す




そのウマ娘から説明を受けフラッシュは彼女に勘違いさせてしまったと理解する。敵意は全くないと必死に□□に説明する
77 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 00:57:26.59 ID:E9CYg8SE0
エイシンフラッシュ「私たちは貴女のことを参考にしたいんです」



偶然にもトレーナーを実家で親に会わせるという高難度ミッションを達成していた□□。トレーナーとの関係を『拗らせて』いる彼女らにとってそれがどんなに難しいことだろうか




□□は一部のウマ娘が拗らせているのは知っていたが他人事と思い深く考え機会がなかった



トレーナーと親密になりたいウマ娘は以外と存在しており外堀を埋める為に実家に連れて行くのは最重要課題




そんな重要課題を新人の彼女がやってのけたのなら是非話しを聞きたいと拗らせているウマ娘が群がったのだ




エイシンフラッシュ「貴女をリンチになんかしません」



多人数で校舎裏に呼び出しは喧嘩かリンチしかない。そう誤解させてしまったのはフラッシュの落ち度だが□□は話を聞ける余裕がない




「許して許して……ごめんなさい……」



どうしたものかとフラッシュ達は右往左往している



下1〜3
校舎裏でのイベント




寝る
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 08:34:28.82 ID:RRklQ+P50
トレーニングにいつまで来ない□□を心配し探しに来たトレーナーが状況を見て驚く
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 09:08:02.19 ID:f+hMBe9qo
>>78+周囲の狼狽具合とエイシンフラッシュの表情からイジメの類ではないのは察した
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 09:28:31.38 ID:bgTFAYFu0
>>79
トレーナーを見つけた□□は「トレーナぁ……助けてぇ…」と抱きつかれる、そんな□□を落ち着かせる為頭を撫でるトレーナー。
どういう事なのかフラッシュにわけを聞く、トレーナーは「彼女の実家に行ったのは今後の事を話し合っただけ」と説明するも勘違いされる。
そういえばフラッシュのトレーナーが「ドイツに連れてかれそう」って言ってたのを思い出す
81 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 13:21:29.60 ID:oa/rCz3wO
トレーナー「どこに行っちゃったんだろう」



トレーニングに来ない□□を心配しトレーナーは学園を探し歩いていた。居残りにしても連絡は来るはずだと心配な要素が増える




まさかこんな所には居ないだろうと思いつつ校舎裏を確認しに向かうとそこには□□とエイシンフラッシュ達が




トレーナー「なにを……」



エイシンフラッシュ「違うんです!」




最悪の事態を想定したが周囲の反応とエイシンフラッシュの表情からイジメの類ではなさそうだと判断する




「トレーナぁ……助けてぇ……」




しかし半泣きになりながら□□と抱きつかれその判断が間違っていたのではないかと考え直す



大丈夫だからと抱き締め彼女たちを睨みつつその場から逃げる為、退路を確保しようと動く




エイシンフラッシュ「せめてお話しを聞いてくれませんか?」




トレーナーの動きを察知し慌てて止める。このままでは誤解されたまま話が広がり自分のトレーナーに迷惑もかかる




トレーナーは話をしても良いが距離を取るよう命じる。彼女たちはやましいことは何もないので大人しく従いやっと会話ができるようになる
82 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 13:30:11.91 ID:oa/rCz3wO
フラッシュから彼女と実家に行ったのかという問いに彼はそうだと答える。彼女らはざわざわと騒ぐがトレーナーは補足する




トレーナー「彼女の実家に行ったのは今後の事を話し合っただけです」



そう説明するとフラッシュたちは『今後のこと』を別の意味と捉え勘違いしてしまう




彼はそういえばフラッシュのトレーナーがドイツに連れて行かれそうと言っていたことを思い出す




思い人を親に会わせるのは重要な意味を持つことは彼も知っている。フラッシュはトレーナーに好意を抱いているのだろう




エイシンフラッシュ「どう思いますか」



「あの二人を見て下さい」



「あれくらい人前でできなきゃいけないんですね」



トレーナーは気付いていないが□□とがっちりと抱き合っている。トレーナーとウマ娘という関係を超え恋人同士かのような抱擁



これを人前でできるのなら親に会わせるくらい余裕。□□とトレーナーはもうハグを超えて……



「エッッッッッ!!」



想像力豊かなウマ娘の一人が鼻血を噴き出す彼女の頭の中では□□とトレーナーが濃厚に絡み合っている




これはダメだ自分たちは真似できないとフラッシュたちは謝りつつその場を去っていった




下1〜3
トレーナーとのイベント
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 15:14:25.99 ID:XOrvH8wl0
あらぬ誤解を産んでしまった気がするもトレーニングに向かう事にするもフラッシュ達のせいで腰が抜け自力で立ち上がれずにいる□□。
仕方ないのでお姫様抱っこでトレーナー室まで運んであげる事に。道中他のウマ娘やトレーナーに見られてしまうが気にしない。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 15:38:06.30 ID:ACh3/Q0/O
鼻血で運ばれる娘を見たシリウスシンボリの取り巻きが、「□□はヤキを入れられそうになったが一発でノシて返り討ちにした」と勘違いし、ヤンキー組から一目置かれることに
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 16:08:14.42 ID:LO+Hidq3o
>>83
早く強気モードに戻ってもらいたいので相当無理しているトレーナー
気持ち的にも、筋力的にも
86 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 18:17:28.19 ID:zBdX2XvA0
あらぬ誤解を産んでしまった気がするが急いでここを立ち去らなければいけない。□□に移動するからと言っても立ち上がる気配がない




「上手く立てない……」



フラッシュ達のせいで腰が抜けてしまい自力で立ち上がれない。 仕方ないのでお姫様抱っこで校舎裏から脱出する




トレーナー室までの道中、他のウマ娘やトレーナーに見られてしまうが気にしている場合ではない



そんなことを気にするくらいなら自分の体力の心配をしなくてはいけないのだ。学生とはいえウマ娘の身体は筋肉質で重さが増し増し



成人男性とはいえウマ娘を抱えたまま移動するのは楽な行為ではない。体力の限界がくる前に彼女を運ばなければ再び面倒なことになる
87 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 18:26:18.44 ID:zBdX2XvA0
□□とフラッシュたちのやり取りは一部のウマ娘に目撃されていた。そのウマ娘とはシリウスシンボリの取り巻き達だ




最初から見ていたのではなく彼女らは鼻血を吹き出し運ばれるウマ娘とお姫様抱っこで運ばれていく□□を見ていた



この光景を見た彼女らは□□はヤキを入れられそうになったのを一発で返り討ち、その後トレーナーと堂々と逢引……と解釈してしまう



新入の癖にやるなと彼女らの間で一目置かれる存在となってしまうが□□とトレーナーはそんなことは知らない



トレーナー「やっと着いた……」



そしてようやくトレーナー室に辿り着き□□と共に部屋の中に入る。これで安心できるし体力も持ってよかったと安心する




「そこに座りなさい」



未だに抱えられたままの□□が顔を真っ赤にしながらそう言う。運ばれている最中に戻ったらしい



弱気になった時の記憶が無くなるわけではなく□□は全て覚えている。ハグとはいえないくらい強く抱きついたこともお姫様抱っこでここまで運ばれたことも



トレーナーは息を整えつつ覚悟を決めたように椅子に座る



下1〜3
トレーナー室でのイベント
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 19:46:35.23 ID:539YbVXk0
「ばかばか……っ変な勘違いされたじゃない」と赤面でトレーナーをポカポカ殴る□□
でも内心悪い気はしていない□□
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 20:04:22.42 ID:RRklQ+P50
トレーナー、□□に短距離かマイルのレースをメインにしないかと話す。
スキルがない(覚えない?)□□は長い距離は不利だと判断力
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 20:26:51.53 ID:mP9kFCQV0
>>88>>89
□□、「分かったわ」と了承する、「三冠ウマ娘に興味あるって言ってたのにごめんね…」と謝るトレーナー。
「気にしなくていいわよアンタの判断はいつも正しい」「でもいいトレーニング作らなきゃ承知しないわよ」と言う
91 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 20:46:33.79 ID:WbFasAKB0
「このバカっっ!変な勘違いされたじゃない!」



赤面でトレーナーをポカポカ殴る□□。赤面なのに変わりないが内心悪い気はしていない




それよりも気を付けなければいけないのが力加減だ。本人は軽くポカポカ殴っているつもりでも興奮している状態では力が強くなる




トレーナー「うぐっ!」



自分が悪いので耐えるつもりでいたが限界がきてしまい呻き声をあげる。そこで彼女はやっと気付き攻撃を止める




トレーナーは大丈夫だからと言い適正の話をしたいと申し出る。実家での会話で唯一答えが出なかった部分の答えを聞くことになる




トレーナー「短距離かマイルのレースを走ろう」



スキルがないであろう□□に長い距離は不利だと判断した。理由もちゃんとしているので□□は文句は言わず了承する
92 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 20:56:14.21 ID:WbFasAKB0
トレーナー「三冠ウマ娘に興味あるって言ってたのにごめん」




夢を諦めるようなことを言って申し訳ないと謝るトレーナー。気にしなくていいと本音を言うつもりだったが寸前で思い留まる




「夢を諦めろって言うのならアンタも辱めを受けなさい」




三冠ウマ娘には興味があっただけで夢ではなかった。しかし先程受けた仕打ちへの仕返しの為に使ってやろうと思いつく




どうせ自分にできることならと条件を呑むのは知っているのでこの作戦はうまくいくはずだと□□は確信する




トレーナー「僕にできることならなんでもする」




やはりそうだったと□□は思わず笑みが溢れる。あとはトレーナーをどうしてやるか決めるだけ



下1〜3
トレーナーへのイベント
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 21:50:38.82 ID:Qro+0u6W0
トレーナーにウマ娘女装をさせる□□、トレーナーの透け通った奇麗な白肌、中性的な顔、成人男性の平均身長より少し低めの身長のせいで滅茶苦茶似合ってる
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 22:06:38.15 ID:J/uZZOae0
>>93
興奮気味に写真撮ったりする□□、トレーナーは流石に恥ずかしいので「もういいよね?」と脱ごうとするも「まだ!」と阻止する□□
トレーナーに密着して脱ぐのを止める、□□の柔らかい二つの感触にたじろぐトレーナー
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 22:10:07.82 ID:RRklQ+P50
>>94
トレーナー室をたまたま通りかかったデジたん、窓から二人のウマ娘がじゃれあってるのを見て鼻血を吹き出し無事尊死を迎えた
96 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 22:52:59.67 ID:E9CYg8SE0
「あははははっ!」



トレーナー室に笑い声が響く。□□が見ていたものは彼女の手により女装させられたトレーナーであった




彼の透け通った奇麗な白肌に中性的な顔、成人男性の平均より少し低めの身長のせいでかなり似合ってしまっている




「こっち向きなさいよ!」



トレーナー「写真はマズイから!!」



女装姿を写真に撮とろうとする□□とそれを阻止しようとするトレーナーで軽く揉み合いなる




珍しくトレーナーが本気で抵抗するので彼女の身体に幾度か触れる。そのことに途中で気付き動きが鈍ったところを□□は逃さない




「逃がさないわよ!」



トレーナーを捕まえながら自撮りをしようとする□□。スマホの画角に収めるために二人はかなり密着する




トレーナー「ヴっ」



柔らかい二つの感触が頭に伝わり彼の男の部分が反応しかける。トレーナーの頭が谷間にある状況だ



これはダメかもしれない。抱きかかえたときよりも遥かに興奮する



もう限界かと思った瞬間、部屋の外で爆発音が響いた
97 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/22(火) 23:00:51.11 ID:E9CYg8SE0
□□が慌てて部屋の外に出るとそこにはアグネスデジタルの骨が転がっていた。何が起こったかわからずパニックになりかけるがトレーナーは心配いらないと肩をたたく



トレーナー「彼女はアグネスデジタル。ウマ娘が大好きな子だよ」




彼女はよく『尊み』を感じては鼻血を出す『尊死』状態になり興奮しているウマ娘だが問題児というわけでもない




芝とダートを選ばないその走りは誰もが憧れ羨ましがりレース結果も素晴らしいものだ



しかし彼女は尊みより上のものを見てしまったり体験したりすると尊死より上の爆死をする




何が爆発するのかと言えば彼女の身体なのだ



爆発しても死ぬことはなく2〜3分で戻るので心配いらないとトレーナーは□□に説明する




「これが心配いらないの……?」



転がっている骨はどうみても白骨死体にしか見えない。心配いらないという話はとても信用できないがトレーナーの反応を見る限り大丈夫なのだろう




下1〜3
学園内でのイベント
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/22(火) 23:51:23.29 ID:lNMOQGGG0
□□、トレーニング後寮に戻る途中にアグネスデジタルに声を掛けられる
本当に生き返ってる事にビビりながらも何のようなのか聞く
「一緒にいたウマ娘ちゃんは誰でしゅか!」「どんな関係ですか!」と問い詰められる

ただトレーナーを女装させて遊んでただけとは言えず口籠る
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/23(水) 00:16:29.66 ID:OkZliRsS0
>>98
後ろからこっそり話を聞いていたアグネスタキオン、おかしい話だ彼女は二重人格のような性格のせいで周りから距離を置かれていた筈仲の良いウマ娘なんて存在しただろうか?と首を傾げる
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/23(水) 00:22:55.26 ID:mcgThZTn0
>>99
「なんだか面白そうだねぇ…」と不敵な笑みを浮かべるタキオン
101 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/23(水) 00:40:27.96 ID:1X8bTiZl0
アグネスデジタル「□□しゃあん!!」




「ひぃ」



トレーニング後寮に戻る途中にアグネスデジタルに声を掛けられる。本当に骨から戻っている事に怯えながら何かあるのかと聞く




アグネスデジタル「あの時一緒にいたウマ娘ちゃんは誰でしゅか!?」




「あの時……?」




アグネスデジタル「部屋の中で抱き合ってたウマ娘でしゅよ!!」




その言葉を聞いてなぜアグネスデジタルが爆発したのか理解する。彼女にトレーナーに女装させていた場面を見られていたのだ




あったことをそのまま話せばいいのだがそういうワケにもいかない。あの時トレーナーが着ていた制服は自分のものだったのだ




うっかり真実を話せばまた誤解されてしまう。それだけは避けたいと適当に友達だと答える



デジタルはその答えに満足したのかヨダレを垂らしながら喜んでいる
102 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/23(水) 00:45:44.85 ID:1X8bTiZl0
アグネスタキオン「ふぅン」



その話を後ろでこっそり聞いていたアグネスタキオンは興味深そうにしていた



□□は二重人格のような性格のせいで周りから距離を置かれていた筈で仲の良いウマ娘は存在しない



クラスメイトや同じ寮のウマ娘と交流はあるが抱き合ってふざける仲でないのは確実



アグネスタキオン「面白いじゃないか」



タキオンは一つの可能性を導く。彼女の言う友達とはイマジナリーフレンドの類いではないかというものだ




アグネスデジタルのように爆発するウマ娘もいるのだからイマジナリーフレンドが実体化してもおかしくない




興味深い彼女を実験台にしてみたい。タキオンは□□をモノにしようと考える



下1〜3
タキオンとのイベント
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/23(水) 01:14:44.28 ID:6NaLZpnj0
□□、タキオンに話し掛けられて反射的に身構えてしまうタキオンは怒鳴ったりするタイプではないが□□が苦手なウマ娘の一人である
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/23(水) 01:26:55.78 ID:mcgThZTn0
タキオンに「君の友人に付いて聞きたい、ズバリイマジナリーフレンドの類いじゃないのかい?」「君は仲の良い友達もいないだろう」と失礼な事を遠慮なく言われる、仲良い娘はいないから事実ではあるが
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/23(水) 01:41:49.33 ID:X7vQQIHI0
>>104
タキオンの気迫に圧され「あれはトレーナーを女装させて遊んでただけですぅ…」と真実を話す。「ふぅン、随分トレーナーと仲良いんだねぇ私には何故かモルモットが付かないから羨ましいよ」と話す、□□はタキオンにトレーナーが付かないのはトレーナー達がタキオンのモルモットになりたくないからと聞いた事があった。
「君のトレーナーの世話になろうかねぇ」と冗談交じりに言うとムッとする□□
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/23(水) 10:30:32.46 ID:gDDlDn4QO
デジたんの爆発は漫画的表現じゃなくて設定なの草
107 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/23(水) 13:53:13.88 ID:qJtXVPO/O
少しいいかなとアグネスタキオンに声をかけられる□□は彼女の姿を見て反射的に身構えてしまう




タキオンは怒鳴ったりするタイプではないが□□が苦手なウマ娘の一人でありそれが態度に出てしまった




タキオンはそんなことは気にせず聞きたいことがあると彼女に質問する




アグネスタキオン「君の友人に付いて聞きたいんだ。ズバリイマジナリーフレンドの類いじゃないのかい?」




この人は何を言っているのかと□□は困惑する。友人と呼ばれてピンとくる人物も居ないし覚えもない




アグネスタキオン「君は仲の良い友達もいないだろう。それなのに抱き合っていたということはそれしかない」



そこまで言われタキオンが何を聞きたいのかを理解する。タキオンにもあの場面を見られていたのかデジタルから伝わったのどちらかだ




相手がタキオンでなければ誤魔化して立ち去るところだが苦手な彼女に執着されても困る。言いたくはなかったが友人ではなくトレーナーを女装させていただけだと正直に説明する
108 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/11/23(水) 14:01:14.89 ID:gnrqGyS3O
アグネスタキオン「ふぅン、随分トレーナーと仲良いんだねぇ。私にはモルモットが付かないから羨ましいよ」




トレーナーと仲が良いという部分は否定したかったが一刻も早くこの場から立ち去りたかったので適当に返事をしておく




これでもう話は終わり、さようならとタキオンと別れようとしてが彼女の一言に□□は掛かってしまう




アグネスタキオン「キミのトレーナーくんの世話になろうかねぇ」




「はぁ?」




苦手な相手でもそれだけは許せないと□□はいつもの調子でタキオンを睨みつける



タキオンは余裕そうに笑みを浮かべ動揺もしていない




アグネスタキオン「彼は優良物件に違いないからねぇ。キミだけを担当するだなんて勿体ない」




「アイツは私のトレーナーなのよ!」




アグネスタキオン「そうだ彼はキミの『トレーナー』だ。キミのものじゃないんだよ」




アグネスタキオン「誰のもので無いのなら私にだって権利はある。トレーナーが無理なら私生活の面倒を見てもらうさ」




ふふふふふと怪しい笑みを浮かべながら□□の元からタキオンは去っていった




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