穂乃果「ここどこ!?」 カイマン「ここは"ホール"だぜ」

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25 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:37:55.78 ID:Rsq0UsNQ0

カスカベ「いやぁ、随分と大所帯で来たねぇ」

穂乃果・凛「「こんにちは!」」

ニカイドウ「この子達、迷い子なんだ。しかも1人は魔法使い」

カスカベ「ほうほう!つまりホールでもなく魔法使いの世界から来た訳でもない、別次元の人間って事なんだね!?」

カイマン「まだそこまで言ってねぇよ」

ニカイドウ「それで頼みなんだが、博士のドアを使わせてくれないか?」

カイマン「こいつらが元の世界に戻る手がかりが見つかるかもしれねぇからな」

穂乃果「どあ?」

カスカベ「魔法使いというのはここ、ホールと繋がるドアを魔法で出せるんだ」

凛「どこでも行けるどこでもドアってこと?」

カスカベ「まだまだ研究が進んでなくてね。魔法界のどこからホールのどこまで自由に行けるのかは分からない」

カスカベ「私の研究だと、上級の魔法使いになる程ホールの望む位置にドアを出せるんじゃないかって思ってるよ」

凛「流石魔法だ。なんでもありだにゃあ」

カイマン「ま、そんな訳でドアを貸してくれ」

カスカベ「ニカイドウくんはもう出せないもんね。私を頼る訳だ」

穂乃果「ニカイドウちゃんも魔法使いなんだ!」

カイマン「正確にはだった。なのかね」

ニカイドウ「出し切ってるしな。もう1ミリも出ないよ」

カスカベ「それじゃあ避暑って事で、行ってくるといいよ」

凛「わあ、カッコイイドアにゃ」

穂乃果「え゛」

カスカベ「おお、このドアの芸術的価値が分かるのかい?」

カイマン「・・・趣味は人それぞれだろ?な?」

ニカイドウ「私に聞くな・・・」
26 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:39:45.29 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー音ノ木坂 希家ー


にこ「えー・・・帰ってきて早々申し訳ないんだけど、問題がありましてね・・・」

ことり「・・・」

希「ごほっ、えどうしたん?ことりちゃんまで・・・ちょっ、アクエリ飲まして」ゴクゴク

にこ「・・・あんたが出した煙のせいで、穂乃果、凛がホールに行ったわ」

希「」ダラー・・・

ことり「生徒会の子に聞いたら見当たらないらしいから、多分絵里ちゃんも?」

希「・・・ほんま?」

にこ「言ったわよね・・・魔法が漏れ出るかもしれないから!!細心の!!注意を払いなさいって!!」

希「・・・ごめんなさぃぃぃ!!!!」ウエーン

にこ「たまたま見つけれたから良かったものの、絵里に至ってはどこにいるかも分からない」

にこ「しかも人間なんだから、下手したらホールのアホ共に捕まって魔法界に売られてるかも・・・」

希「ひいいぃ!!ほ、ほんまごめん!!いいい今ドア出すからァ!!」ボシュッ!

にこ「・・・ことり、開けてみて」

ことり「は〜い?」ガチャ




毒蛾「ブフッ、な、何者だ!?魔法使いか?!」

鉄条「毒蛾ァーッ!!そこを動くなよ!!」シャキンッ



にこ「ハイ閉めて!!」

ことり「あいよっ!」

<バタァン
27 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:41:20.30 ID:Rsq0UsNQ0

シュウー・・・


希「あ、あれ?確かに魔法使いの世界に出そうと思ったんやけど・・・あれホールやな多分」

にこ「か・ぜ・の・せ・い!!望む位置にドアも出せなくなってんのよ!!」

希「あ、そっか」

にこ「という事でことり!かましてやって!」

ことり「はぁ〜い♪えいっ、治っちゃえ〜?」ブワッ!

希「うえっ、ちょっ急に」


<シュウゥゥ・・・


希「・・・うん、綺麗さっぱり。咳も喉の痛みも無いわ」

にこ「ったく、ことりの煙をこんな事で使わせないでよ・・・消耗するんだし」

ことり「ことりは大丈夫だよぉ〜あれひよこさんが飛んでるぅ〜・・・」

にこ「お疲れ様。はいチーズケーキ」

ことり「わーい・・・」

希「扱いよな」

にこ「元はと言えばァ!!」バァン!

希「うちのせいですぅ!!ホントにすいませんんんん!!」
28 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:42:24.49 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

にこ「つまり?あんたが部室に来た時、部室のドアはホール行きのドアになって、穂乃果が向こうへ」

希「その後練習室に入ったからその時に凛ちゃんも・・・かも」

にこ「しかも風邪の時だったから、ホールだけに繋がってるとは限らないんだからね」

ことり「一応にこちゃんに言われた後近くを調べたけど、部室以外にドアは出来てなかったかなぁ」

にこ「・・・じゃあ、絵里はいつどこから向こうに行ったのかしら・・・?」

希「・・・あ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
29 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:43:42.25 ID:Rsq0UsNQ0

ー魔法界ー


ブーン・・・

能井「先輩、そこ右です」

心「あの馬鹿共が・・・」

能井「恵比寿も藤田も、まさか十字目に捕まるとは・・・弱っちいとは思ってましたけど」

心「めんどくせぇなぁ・・・助け出したらどうしてやろうか・・・」

能井「ま、あとは助けてから考えましょ!死んでるかもしんねぇけど」

心「あいよ・・・そういやアヤセ、お前どうやってこの世界に来たんだ?」

絵里「え?うーん・・・ドアを通った・・・から?」

心「じゃあやっぱりお前らの世界にも魔法使いはいるって事だ。とってもファンタジーな世界だな」

絵里「ええ!?普通にトイレに行って個室のドアを開けたらここに入っちゃったのよ!?」

能井「そういう力があるやつが近くにいるんだよ。大方ドアを作る事に特化した奴とか」

心「ある種ワープに近ぇな、そんなやつがウチにも居ればいいんだが」

絵里「私達の世界にも、魔法使いが・・・?」

能井「なんか心当たりとかねぇのか?」

絵里「いやいや全くもって無いわよ!まあそれっぽさを売りにした衣装を着たり、小悪魔みたいな衣装着た事もあるけど・・・」

心「・・・なんでそんな事するんだ?」

絵里「そ、それは・・・」
30 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:46:38.47 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー音ノ木坂 希家ー


希「うち、トイレ行ったから・・・3年生フロアの・・・そこかも」

にこ「・・・っ!!はい、そこの近辺!ドア出して!!」

希「は、はいぃっ!!音ノ木坂学院の3階の女子トイレぇっ!!」ブワッ!


ガチャ・・・


ー音ノ木坂学院 3F洗面所ー

<キョロキョロ・・・

希「誰もおらん!今や!」タタタッ

にこ「ことりは外で見張ってて!」

ことり「はーい♪」

希「ここ!この個室!・・・だった気がする」


シュウゥゥ・・・!!


にこ「・・・」ガチャ

希「・・・普通にトイレやな」

にこ「たった今能力が切れたのね。あとはせめて、絵里以外に誰も入ってない事を祈るだけよ・・・!」

希「最大の問題は絵里ちの所在やな・・・穂乃果ちゃんと凛ちゃんはホールのお店?におるんやろ?」

にこ「手分けするわよ。"私"とことり。"私"と希で」ブワッ!


<シュウゥゥ・・・


にこにー「・・・」

にこ「良い?にこにー、命令するわね」

にこにー「・・・」

にこ「あんたはことりとホール中央病院でバウクス先生に穂乃果たちの話を聞いて捜索して。見つけ次第ことりと私たちの所に来てね」

にこにー「・・・にこ」

にこ「ことり、あなたには悪いけど……お願いね」

ことり「勿論!穂乃果ちゃん達のためだもん!そっちも絵里ちゃんを見つけてね!怪我してたら、すぐに連れてきて!」

希「勿論や。うちの不始末なんやし」

にこ「にこにー、頼んだわよ」

にこにー「にこっ」

にこ「よし希、ホール中央病院の近く」

希「あいよ!」ブワッ!

ことり「じゃあ、行ってくるね!行くよっにこにーちゃん!」


<バタァン!


にこ「よし、次はあそこね。希、煙屋敷!」

希「合点承知之助!!」ブワッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
31 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:51:51.44 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー魔法界ー


カイマン「久しぶりだな、こっちも」

穂乃果「来た事あるんだ?」

ニカイドウ「私達はちょっと前にここで人探しをしててね」

凛「ねぇーねぇー!!何でこんなマスクさせるにゃー!?」

カイマン「人間は魔法使いの餌みたいなもんなんだよ。ホノカやニカイドウはさておきお前は人間だろ?」

ニカイドウ「危険がいっぱいって事だよ。はぐれたりするなよ?」

凛「むー!」

穂乃果「似合ってるよ?猫のマスク」

凛「何か○ーフィールドみたいな顔にゃ」

ニカイドウ「さて、早速行動・・・と行きたいところだが」

カイマン「なんだ?」

ニカイドウ「ちょっとアテを思いついた。とりあえずカイマン!2人を頼む!」タタタッ

カイマン「は、はぁっ!?おいニカイドウ!!」


<すまんが待っていてくれー・・・!


カイマン「おいおい嘘だろ・・・2人の面倒見なきゃいけねぇのかよ」

凛「カイマンくーん」ツンツン

カイマン「なんだぁ!?」

穂乃果「お腹空いた」

凛「凛も!」

カイマン「クソめんどくせぇなオイ!!」

穂乃果「ニカイドウちゃんも何か考えあっての事なんでしょ?いいじゃん、探検がてらどこかでご飯でも食べに行こうよ!」

凛「そうにゃそうにゃ、わかるにゃ」

カイマン「嘘つけお前絶対分かってないだろうが!!」

凛「こんなマスク被らされてる気持ちにもなるにゃあ!!」

穂乃果「お腹空いた!!」

カイマン「うるせぇッ!!ったく、金も無いんだぞ俺達は!!」

穂乃果「えー・・・」

凛「うるうる・・・」

カイマン「マスクのせいでなんも見えねぇよッ!!・・・はぁ、あそこならもしかしたらイケるかも知れねぇな。とりあえず付いてこい小娘ども!!」

ほのりん「「はーい!!」」
32 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 18:57:22.08 ID:Rsq0UsNQ0

ーレストラン 丹波ー


丹波「福山!表に看板出してこい!」

福山「はい!よっと・・・」ガチャ


<グスッ・・・シクシク・・・


福山「・・・え゛っ!?」

パイマン「わ、私はこの子2人を養っているパイマンと申しますぅ!!」

パイマン「旦那に逃げられ、収入も無くこの子達を食べさせる余裕が無いんですの!!」

穂乃果「ウ、ウエーンオナカガスイタヨー」

凛「おねぇ、ちゃん・・・凛もうお腹が減って・・・動けないにゃ・・・」バタッ

穂乃果「(すごい演技力だね凛ちゃん)た、大変だ妹よー!このままではひもじくて死んでしまうー!!」

パイマン「どうか、私達の為にパイを恵んではくれませんでしょうかぁ!!?お願い致しますぅ!!!」

福山「・・・え、えと」

パイマン「この子達の為にも、100個くらいで良いんですぅ!!」


<ドタドタドタ


丹波「福山ァ!!お前何油売っtどわぁっ!?」

パイマン「あ、逃げた旦那!!逃げた旦那じゃないの!?私よパイマンよぉ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
33 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:00:39.07 ID:Rsq0UsNQ0

ガツン!!


カイマン「ぃいってぇ〜〜っ!!でもうめぇ〜っ!!」

丹波「うめぇのは当たり前だ!!ったく急に来やがったと思ったら・・・」

飛鳥「ああびっくりした、丹波さんって嫁から逃げて来たと思ってたわ」

丹波「誰がそんな事すると思ってんだ!!」

穂乃果「すっごい美味しいでふ!」サクサク

凛「サクサクサクサク・・・」

福山「ははは、落ち着いて食べなよ」

穂乃果「お兄さんも魔法使いなの?普通に音ノ木坂にもいそうな感じだね」

福山「音ノ木坂?は分からないけど、僕は魔法使いだよ、ほら」ブワッ!


メキメキメキ・・・!!


凛「ぶふぁっ、花瓶がパイになっちゃったにゃ!!」

穂乃果「口に物を含んだまま喋らないの!!」

キリオン「・・・」スッ

穂乃果「あっお茶だ。ありがとうございます!」

カイマン「あれっ俺には!?」

キリオン「・・・」ニラミ

カイマン「ひいっ!」

丹波「おいパイ・・・じゃねぇカイマン、急に何しに来やがったんだ」

カイマン「おう、それがよ・・・」


かくかくしかじか・・・
34 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:02:13.56 ID:Rsq0UsNQ0

丹波「へぇ、お前は魔法使いで、お前は人間?」

飛鳥「しかもホールでもこの世界でも無い所から来たですって?信じられないわね・・・」

穂乃果「まあ、普通はそうなるよね・・・でもホントにホントなんだよ」

福山「君達は学生さんとか?」

凛「そうだよ!凛たちはアイドルやってるにゃ」

丹波「あい・・・どる?」

福山「ほら、女の子とか男の子が歌って踊る奴ですよ」

飛鳥「へぇ・・・」

丹波「お前にゃ無理だ」

飛鳥「キィ〜〜ッ!何よまだ何も言ってないわよっ!!」

カイマン「お前らみたいな小娘どもが歌って踊ってるのか?何かおもしれぇな」

凛「小娘じゃないにゃ!!」

福山「何か、歌とか踊りは出来るの?」

穂乃果「むぐっ、え、今!?」

福山「い、いやいや今じゃないよ!」

丹波「・・・いや、それでパイ代はタダにしてやるよ。やってみろ」

福山「社長!?」

カイマン「俺も見てみてぇな、ホシゾラの踊りは大声で笑ってやるよ」

凛「はーっ!?何でカイマンくんみたいなワニが凛達の事分かるのぉ!?」

カイマン「だからワニじゃねえっつの!!」

穂乃果「まーまー、折角だしやらせてもらおっか」

凛「もう!・・・凛のスマホに曲が入ってるにゃ。これでいいよね?」

飛鳥「・・・え、何あの機械」

ピッ

\パーッショネー/
35 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:04:29.19 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「悪魔に会いたいなら・・・ってニカイドウか」

ニカイドウ「久しぶり。誰かいるか?」

「アスはもういないし、今だと……ハルなら」

ニカイドウ「ハル・・・あいつか。まあいいやとりあえず会わせてくれ」

「はいよ・・・この先進んで」

ニカイドウ「うん」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー

ニカイドウ「・・・」


ズアッ!


ハル「…おい、人間が一体何の用だ!」

ニカイドウ「よっ、久しぶり」

ハル「折角新曲を作ってる時に呼び出しおって!一体何用だ!」

ニカイドウ「川尻兄ちゃ・・・じゃなくて、アスの所にドアを出して貰えないか?」

ハル「貴様・・・それが悪魔に頼む態度か」

ニカイドウ「タダでとは言わないよ、はい」スッ

ハル「これは・・・」

ニカイドウ「カスカベ博士の所からくすねてきた。あの時の録音データだよ」

ニカイドウ「博士は粉々に踏み潰してたけど、結局あの後直したっぽいから」カチッ


タイオンノテイカヲカンジル・・・シンパク、テイシ・・・


ハル「・・・これをサンプリングして新曲を・・・」

ニカイドウ「さ、頼むよ」

ハル「・・・ドアを出すなんてダサい事はしない、行くぞ」

ニカイドウ「うん。あ、カイマン達も一緒に連れて行ってくれよ?」

ハル「分かった分かった。悪魔パワー!!!」


ズギャーン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
36 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:05:19.75 ID:Rsq0UsNQ0

ーレストラン丹波ー


飛鳥「き、消えたっ!?あの子達はっ!?」

キリオン「・・・」キョロキョロ

飛鳥「何で急に・・・まあ、あの子達のダンスも終わった後だったから良かったけど」

飛鳥「ま、まあ?この私程の美貌やセンスでは無いけど?ねえキリオン?」

キリオン「・・・」ニラミ

飛鳥「ひいっ!・・・丹波さん?福山も、無言でどうしたの?」

丹波「・・・福山よぉ」

福山「社長、多分考えてる事は同じですよ」

丹波「あんな・・・あんな良いもん、もっとやらなきゃ勿体ねぇッ!!」

飛鳥「え゛えぇぇぇぇ!?!?」

福山「今すぐ煙さんの所に行って、広場を使わせて貰えないか頼み込みましょう!!」

キリオン「!?」

丹波「善は急げだ、行くぞテメェらッ!!」

飛鳥「はっ!?ちょっ、嘘でしょ!?」

キリオン「・・・(こいつの能力みたいになってる)」
37 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:06:51.89 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー栗鼠、川尻の家ー


パッ

ガッシャーン!!


ニカイドウ「いったた・・・ハルめ、変な所に落としやがって・・・」

カイマン「な、何だってんだ急に!?ここどこだよ!!」

穂乃果「いったぁ〜・・・お尻打った・・・」

凛「」

穂乃果「り、凛ちゃんが食器棚に突っ込んでるぅ!!?」


<ドタドタドタ!!


川尻「栗鼠かぁっ!?また食器を割ったのかァッ!?地獄に落とすぞ!!!」


<バタァン!


栗鼠「うるせぇなァっ!!テメェ川尻、また寝相で棚ひっくり返したのかァっ!?」

川尻「・・・って」

ニカイドウ「あはは・・・やあ」

カイマン「あれ!?栗鼠っ!?」

栗鼠川尻「「ハアアァァッ!?!?」」
38 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:08:51.22 ID:Rsq0UsNQ0

凛「カッコイイ髪型だにゃ」

栗鼠「あ、ありがとよ」

川尻「お茶だよ、饅頭もある」

穂乃果「わーい!久しぶりのちゃんとしたお饅頭だ!!」

凛「穂乃果ちゃんがお饅頭で喜んでるっ!?」

カイマン「お前饅頭出せるだろ」

穂乃果「穂乃果が作ったお饅頭は味ないし、お腹にたまらないの!」

ニカイドウ「・・・という訳なんだが・・・」

川尻「そうか・・・別世界の子達なのか。しかも魔法使いときた」

凛「穂乃果ちゃんだけね。凛は違うにゃ」モグモグ

ニカイドウ「アスの能力なら、もしかしてと思ったんだが・・・」

カイマン「お前の能力って何なんだ?」

川尻「お前とはなんだ、地獄に落とすぞ・・・千里眼というか、望む場所にワープする能力だよ」

川尻「ただ申し訳ないが、別世界ともなるとちょっとな・・・この世界からこの世界へ、ホールからホールへは出来るが、ホールからこの世界への移動は出来ない。逆も然りだ」

ニカイドウ「そうか・・・」

栗鼠「ていうかわざわざここまで来なくても、そのままハルって悪魔に頼めば良かったんじゃねぇのか?」

ニカイドウ「・・・あっ」

カイマン「お前、まさか忘れてたな?」

ニカイドウ「まあ、久しぶりに川尻兄ちゃんに会いたかったってのもあるんだ・・・な?」

凛「いや凛に聞かれても分からないにゃ・・・」

カイマン「悪魔なんて気まぐれ共の集まりだし、そんな願い叶えちゃくれなさそうだがな」

栗鼠「じゃあ無駄足だな、食器棚まで壊しやがって」

カイマン「それはホントにすまん」

ニカイドウ「弁償したいが、金がな・・・」

川尻「・・・そうだ、最近この近くに十字目の残党がねぐらを作ってな、この先の町で略奪なんかしてるらしい」

カイマン「・・・そいつらから奪っちまうか?」

ニカイドウ「・・・よし、そうしよう」
39 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:12:15.01 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー十字目のアジト、裏口ー


キキーッ


心「ぶぐぅッ・・・!!アヤセ、ぐすっ、お前達は、頑張って来たんだな・・・」

能井「先輩がハチャメチャに感動してる・・・!?」

絵里「頑張ってこれたのは皆がいたお陰よ心さん。あなたもそうでしょう?」

心「そうだっ、ぐひっ、お前は必ず元いた世界に無事に帰らせる!!」

能井「先輩のこんな所初めて見たぜ・・・」

心「ぐすっ・・・よしアヤセ、前とやる事は同じだ。ただ今回は仲間が中にいるんでな、そいつらは凍らすなよ?」

絵里「お仲間さんね?どんな人達なの?」

能井「ずーっと笑ってるガイコツマスクの女の子と」

心「あー・・・なんか弱っちい男だ」

絵里「待って、女の子はさておき男の人の方情報無さすぎじゃない?」

能井「大丈夫大丈夫、凍らしちまっても多分治せるからよ!」

絵里「命の重み!!私達と大違いね!!」

ーーーーー
ーーーー
ーー
ー

ーアジト正面玄関ー


川尻「ここだ、裏口もあるが・・・」

カイマン「そんな姑息な事しねぇよ。なあニカイドウ」

ニカイドウ「ああ、わざわざ隠密に行く必要も無いだろう」

川尻「よし栗鼠、お前は留守番だ」

栗鼠「はぁっ!?何でだよっ!!」

川尻「人間が1人いるんだから守ってやれ、あと残党が逃げてくるかもしれないからそれを狩るんだ」

栗鼠「・・・っ、分かった」

カイマン「ホシゾラの事は頼んだぜ、栗鼠」

凛「頼んだにゃ!」

栗鼠「あのな・・・って、おい見ろ」

カイマン「あ?」
40 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:13:35.13 ID:Rsq0UsNQ0

十字目「オイオイ、お前らこんな所で何してんだぁ!?」

十字目2「おい、アイツら魔法使いかもしれねぇぜ。黒い粉製造機にしちまおう」

十字目3「へへへ、俺達のナイフで煙1つ出せねぇ体にしてやる」


<ポンッ


十字目3「・・・は?」


<ポポンッ!


十字目「お、俺のナイフが饅頭になっちまった!?」

十字目2「お、俺のもだ!テメェ何しやがった!?」

穂乃果「包丁振り回したらダメだよっ!!危ないじゃんか!!」

十字目「は、はぁ!?」

ニカイドウ「ナイスだ、ホノカ!!」ビュッ

ベキィッ!!

十字目2「ゲボァッ!!」

カイマン「テメェらみてぇな雑魚は、ナイフも無かったら雑魚以下だぜぃッ!!」ブンッ

ドガァッ!!

十字目「ギャアァッ!!」

川尻「栗鼠!後は頼んだからな!」シュッ

ゴキッ

十字目3「ウグッ・・・!!」

タタタ・・・!!
41 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:14:35.11 ID:Rsq0UsNQ0

<ギャアアアアッ…!!


心「…何か騒がしいな」

能井「仲間内で揉めてんじゃないですか?」

絵里「えぇ・・・そんな、統率もとれてないの?」

心「こいつらのボスは少し前にぶっ殺してな、そっからバラバラになった雑魚しかいないんだ」

能井「ま、これから物理的にバラバラにするんだけどな」

絵里「あー、はい、その通りだったわ・・・」

心「よし行くぞ、離れるなよ」


ーーーーーーーーーーーーーーー
42 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:15:24.48 ID:Rsq0UsNQ0

ーホール中央病院(魔法被害者病棟)近辺ー


ことり「さてと、向かうとしよっか」

にこにー「にこ」

ことり「んもう、目的の事以外は話さないんだからー」

サーティーン「・・・ん?」

ことり「・・・あ、ホールの人だ。あのっ!」

サーティーン「(可愛いな・・・)うん、どうしたの?」

ことり「この辺りに、ホール中央病院ってありますか?」

サーティーン「中央病院・・・?あ、魔法被害者病棟の事かな?」

ことり「あ、そういう名前に変わったんですか?多分、そこかな?」

サーティーン「魔法使いの練習台になった人達を治す場所だよ。ホールの人だったら知ってると思うけど・・・」

ことり「あ、ことりも魔法使いなので・・・」ポワン

サーティーン「ひいっ!魔法使いなのっ!?いや、なんですか!?」

ことり「あそっか、ホールの人は魔法使いが怖いんだった・・・何もしませんよ!ホントに!」

サーティーン「い、命だけは・・・」プルプル

ことり「寧ろ命を治す方だけど・・・とにかく連れてって下さい!」

サーティーン「は、はいいっ!!」

にこにー「にこ」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
43 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:18:29.23 ID:Rsq0UsNQ0
ー魔法被害者病棟ー


ハル「お前の音声で作った新曲だ、聞くといい」

カスカベ「私はその時の記憶が殆ど無いんだけども・・・」

バウクス「俺なんかホールでビビり散らかしてただけだし」


<ドタドタドタ


サーティーン「せ、先生!博士も!」

バウクス「どうしたサーティーン、何か用か?魔法使いの練習台にでもなったのか?」

サーティーン「お、お客様・・・です」

ことり「こんにちは!」

にこにー「私たちの仲間を引取りに来ました」

カスカベ「おやおや、これまた珍しいお客さんだねぇ」

バウクス「服装もあいつらと同じだな、リボンの色は違うが」

にこにー「その口ぶりだと、高坂穂乃果と星空凛を知ってるようですね」

バウクス「コウサカ・・・あぁホノカ達だな、別次元から来たって言う娘共の事だろ?」

ことり「やっぱりご存知なんですね!その2人を引取りに来ました!」

サーティーン「魔法使いが多過ぎる・・・」

カスカベ「だとしたら少し遅かったね、彼らはカイマン君達と魔法使いの世界に行ってしまったよ。私の研究で作ったドアから」

ことり「がーん!」

にこにー「2人は無事なんですね?」

バウクス「カイマンにニカイドウもついてるから、死ぬ事は無いと思うぜ」

カスカベ「なあハル、彼女達は結局なんなんだい?」

ハル「知らないな。仮に知っていても人間には教えん」

カスカベ「君も意地悪だねぇ」

ハル「何も魔法使いは、奴らの世界にしかいない訳では無い」

カスカベ「何とか君たちの世界にも行ってみたい物だ」

にこにー「あなたの研究次第では来れる様になるかもしれませんね」

カスカベ「ははは、まだまだ研究を辞める訳にはいかなくなったね」

バウクス「たまには休んでもいいんじゃないすか・・・?」

ことり「じゃあ、ひとまずは安心か・・・なら私達もにこちゃんの所に行かないと」ポワン


<バシュンッ!


サーティーン「ひいいっ!」

バウクス「お前いい加減慣れろよ」

サーティーン「こちとらキノコ経験者ですよ!!」

バウクス「俺もだよ」

ことり「お邪魔しましたぁ♪にこにーちゃん、行くよっ」
44 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:20:51.74 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー煙屋敷ー


<ガチャッ


にこ「・・・」

希「わー、豪華な所」

煙「ん?!誰だ貴様ら!?」

鳥太「魔法使いだ、敵かな?」

キクラゲ「ンニャ」

希「可愛い・・・いぬ?ねこ?」

にこ「お久しぶり・・・煙さん」

鳥太「えっ、知り合いなの!?」

煙「その服・・・アヤセの仲間か?」

希「やった!やっぱりえりちは魔法使いの世界にいたんやな!」

にこ「私の勘も捨てたもんじゃないでしょ?ねぇ、煙さん」

煙「アヤセの仲間なのは分かったが、何故俺を知っている?俺はお前達の事は知らんぞ」

にこ「いーえ私も殆どあなたを知らないけど、あなたは知ってるハズよ、矢澤を」

鳥太「やざわ・・・あーっ!!」

煙「・・・貴様、矢澤の娘か!?」

にこ「その通り、父がお世話になってました」ペコッ

希「え、にこっちも元々そっちの人なの?」

にこ「まあ少しの間だけホールで過ごして、その後は私たちの世界に」

煙「矢澤は昔ファミリーで少しの間だが共に仕事をした魔法使いだ。ある時病気になってしまいファミリーをやめ、その後音沙汰が無かったが・・・」

鳥太「矢澤さん、君たちの世界に行ってたんだ・・・」

消「私が送りました、彼女達の世界に」

希「じゃあホール出身のうちも、お父さんは魔法使いだったりするんかな?」

にこ「・・・あーっ!!あんな所に野生の魔法使いちんすこうがあるー!!」ユビサシ

希「えどこどこどこ!!」ピューン

にこ「はあ・・・彼女の事は?」

煙「お前が矢澤の娘なのは分かったが、彼女は・・・分からないな」


<ガチャッ


ことり「やっほー!」

にこにー「任務完了」

にこ「ん、お疲れさま」パチン

シュウゥゥ・・・
45 : ◆TR2vneJwo2 [saga]:2022/12/15(木) 19:29:42.04 ID:Rsq0UsNQ0

煙「分身を作る魔法か・・・」

にこ「父は私が小さい頃に死んで、長く1人だったから・・・助けられた能力ね」

煙「そうか・・・」

鳥太「そっちの子は何だかほわほわしてるね?」

ことり「南ことりって言います!」

鳥太「わあ、可愛らしい名前!見て見て!僕も鳥が出せるんだよ!」シュワッ

ことり「すごーい!私もやってみる〜♪」ポンッ

にこ「騒がしくてごめんなさいね」

煙「お互い様だ。で、あの娘は?」

にこ「パ・・・父と同時期くらいに家族が出来てた人がいたらしくて。その奥さんが希をホールで生んで、外に出さないようにして育ててたんですって」

にこ「昔の事だしあまり覚えてないらしいけど、何か危険があるとかなんとかってお母さんから希は聞いてて、私と同じ年頃になるまでずっと家の中にいたみたい」

煙「成程・・・」

にこ「絵里は普通に向こうの世界で、たまたま同年代になったってだけね」

煙「・・・お前の説明を聞くと、どうやら天神の事だろう。あいつはマステマでの戦い前に嫁だけホールに逃がした。身ごもっていたかは知らなかったが。矢澤は十字目との戦いが激化する前に、病気で辞めてしまっていたな」

にこ「そうなのね。確かに希は1度もお父さんの顔を見た事が無いって」

煙「そうか・・・天神は、殺されてしまってる。その事実を天神の嫁に伝えられていないからな。顔を知らないのも無理は無い」

消「私が天神さんの奥様にはお伝えしました」

にこ「・・・そう。お母さんが分かっているなら良かったわ」

煙「…?だが安心してくれ。天神の無念は俺のファミリーの心と能井というクリーナーがしっかりと晴らした。今思えばノゾミは心の家族と少し境遇が似ているな」

にこ「・・・心?」

煙「ああ、心も母親が魔法使いだったらしく、父親は人間だったそうだ。半魔法使いという事だな。ノゾミの両親とは逆だが」

にこ「あの、心くん?金髪の…」

煙「そうだ、心も知っているのか?」
46 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:31:43.04 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー十字目のアジトー


恵比寿「フフ・・・フフフ・・・とっ捕まった・・・」

藤田「心配するなって、きっと心さんや能井さんが助けに来てくれるよ」

恵比寿「私はさておき藤田は弱いから助ける価値無し」

藤田「てめぇ!!」

恵比寿「ぎゃははははっ!!」

十字目のボス「おいうるせぇぞ!!黙ってろクソ魔法使い共が」

十字目「ボス、何だか下が騒がしくないですか?」

十字目のボス「あぁ!?・・・あぁ、とりあえず確認してこい」

藤田「ふん、お前らも年貢の納め時だ、きっと心さん達が来てくれたんだ」

十字目「大方黒い粉目当てのお前みたいな雑魚だろ」

藤田「お前が言うな!!」

恵比寿「藤田は十字目と同類・・・フフフ」

藤田「あのなぁっ!!」


<ドカァン!!


十字目「な、何だ!?」

川尻「ここだここだ、お前達」

カイマン「おいーっす!お邪魔してまーす!!」

ニカイドウ「ん?あいつら、見た事あるな」

藤田「と、トカゲ男!?それにニカイドウまで!?何でだよ!!?」

恵比寿「ボインの代わりにボインが来た・・・」

穂乃果「え?誰あの人たち?」

川尻「さあな、大方売られる人間じゃないか?」

藤田「何だお前魔法使いか?!って事はファミリーから来てくれたのか!?」

穂乃果「え穂乃果?穂乃果はふぁみりーなんて知らないよ?」

川尻「あいつ、煙ファミリーの奴なのか」

十字目のボス「ええいやかましいっ!魔法使いもトカゲ野郎も煙も知らねぇ、みんなまとめてぶっ殺してやる!!」

カイマン「さーて、お前にぶっ殺せるかな・・・?」ポキポキ


<ガシャーン!!
47 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:35:22.08 ID:Rsq0UsNQ0

能井「先輩、全然人がいないアジトでした・・・ね・・・」

心「ああ全く張り合いがねぇ、殺し合いも出来やしね・・・は?」

カイマン「…っはぁぁ!?何で心臓野郎がここに!?」

能井「ニカイドウ!ニカイドウじゃねぇか!!久しぶりだなぁ〜!!」ギュッ

ニカイドウ「の、能井っ!?」

川尻「おいおい、煙のクリーナーじゃないか」

能井「ん?なんだお前パンダか?」

川尻「パンダとはなんだ、地獄に落とすぞ」

藤田「一体何が起こってんだよ!?心先輩達にトカゲ野郎まで…っ!!」

恵比寿「グフフフ、カオスだ。オールスター感謝祭だ。」

心「おいトカゲ野郎、なんでこっちの世界にいやがる」

カイマン「あぁっ!?」

心「次会ったら[ピーーー]と言ったハズだが?」ペキペキ

カイマン「知らねぇよ!こいつらの付き添いでしかねぇんだ俺達は!」

穂乃果「ど、どうもお兄さん、怖・・・じゃなくて、カッコイイマスクですね・・・」

心「ああ?何だこのガキ・・・ん?」


<タタタッ


絵里「ちょ、ちょっと心さん!先に進むの早過ぎないかしら!?」ハァハァ

能井「あ、おいアヤセ、あいつ・・・」

絵里「え?」

穂乃果「・・・ぅ絵里ちゃん!?」

絵里「ほ、穂乃果・・・穂乃果なのっ!?穂乃果ァっ!!」ダキッ

穂乃果「ぅえりちゃあん!!良かった、絵里ちゃんもここにいたんだね!?」

絵里「ごわ゛がっ゛だわ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ごごで゛(私の人生)お゛わ゛り゛だぐな゛か゛っ゛だ゛の゛よ゛ぉ゛ぉ゛っ゛」

穂乃果「あはは、あの時の逆だ・・・よしよし」ポンポン

絵里「ぐすっ、今まで全部悪い夢かと思ってたけど、穂乃果がいる事によって夢じゃないかもしれなくなってきたわ・・・」

穂乃果「ゆめ?かどうかは分からないけど、外に凛ちゃんもいるよ」

絵里「もう何なのよ・・・この世界は・・・」
48 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:38:05.76 ID:Rsq0UsNQ0

カイマン「お前ら、やっぱり友達か?」

能井「同じ服装だもんな、良かったなぁ」

ニカイドウ「仲間が見つかって良かったなホノカ。まあたまたまっぽいが」

穂乃果「うん!まさか絵里ちゃんまでこの世界にいるとは思わなかったけど・・・」

心「・・・っち、アヤセの仲間のツレだったのかよトカゲ野郎」

カイマン「そうだよ、まだ文句あんのか?」

心「・・・いや、アヤセの仲間の仲間なら見逃してやるよ。次はねぇぞ」

カイマン「へっ、安心しろよ。もうこっちに来るつもりはねぇからよ」

川尻「何はともあれ、仲間が見つかったのは喜ばしいな」

ニカイドウ「ああ全くだ」

十字目のボス「……おいゴルァ!!何を人の家で大団円かましてんだァ!?なぁお前らぁッ!!」

十字目達「そうだそうだ!」

十字目のボス「煙のクリーナーだろうが関係ねぇ!!お前ら全員まとめてぶっ殺ボヘェアッ!!」バキッ

ビュンッ

藤田「ガッ!!?」

<ガッシャーン

恵比寿「ブハハハハッ!!藤田が外に吹っ飛んだ!!アッハハハハ!!」

心「邪魔すんじゃねぇよ、雑魚が」スッ

カイマン「その通り」ペキペキ

十字目達「ボスゥウゥゥゥッ!!」

能井「ニカイドウ、合体技だ!俺がお前をぶん投げるから・・・」

ニカイドウ「はぁ?何言ってんだお前・・・」

心「積もる話はこいつらを片付けてからだ、トカゲ野郎」ブシュウゥ・・・

カイマン「ああ、とっとと終わらせてやるよ」ゴキゴキ

川尻「君達、魔法は使えるね?死なない様に頑張りなさい」

穂乃果「あいよっ任せて!」シュウゥゥ・・・

絵里「えっ、穂乃果も魔法使いなのっ!?」ブワッ

十字目達「ウオオォォォッ・・・!!」
49 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:40:03.23 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チュンチュン・・・


凛「ねえ栗鼠くん、栗鼠くんも魔法使いなのかにゃ?」

栗鼠「いや、今は違う。昔は…まあそうだったが」

凛「へえ、じゃあ凛も魔法使いになれるかな」

栗鼠「なれるよ。お前たちの世界にも魔法使いはいるんだろ?パートナーを作って教えて貰え」

凛「そっかー、かよちんも魔法使いだったりするのかにゃー」

栗鼠「かよちん・・・?」


<ガッシャーン


栗鼠「アァ!?人が落ちてきやがった!!」

凛「危なっ!!栗鼠くん受け止めるにゃ!!」

栗鼠「何で助けなきゃいけねぇんだよ!!」

凛「それが優しさってもんにゃー!!」

栗鼠「クソッ、なんで俺が・・・っ!!」


ガシッ

ドシャッ!!


十字目のボス「」

栗鼠「こいつ、ここのボスか・・・?カイマンに吹っ飛ばされたのかな」

凛「こっちの受け止められなかった人は死にそうだにゃ、生きてるー?」

藤田「あ、あが・・・クソトカゲ・・・野郎が・・・がくっ」

栗鼠「あれ、なんだっけコイツ」

凛「知り合いかにゃ?」

栗鼠「う〜〜〜ん・・・知らねぇ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
50 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:42:08.52 ID:Rsq0UsNQ0

ー煙屋敷ー


にこ「……と、いう訳。分かった?」

煙「そうか、お前と心は・・・」

鳥太「ねぇねぇ煙っ!!彼女凄いよっ!煙の扱いがすごく上手いんだ!!」

煙「ずっとやかましいなお前は!!」

ことり「や〜ん?かんわいい〜?」

キクラゲ「ンニャーン」

希「ほんまにな、何の生物か分からんけど・・・あ、にこっち話し終わった?野生の魔法使いちんすこうなんてなかったよ」

にこ「あらそう、見間違いかしら」


<ガチャッ


穂乃果「いやぁ〜疲れたっ!!あれっ!?ここどこ!?」

能井「俺たちのファミリーだよ、足元気をつけろよ」

藤田「酷い目にあった・・・」

絵里「何だか久しぶりの帰宅ね・・・あ、絢瀬絵里と申します」

藤田「あ、藤田です」

恵比寿「フフフ、また藤田より強い魔法使いが来た・・・」

ニカイドウ「アス、ここまでありがとな!また来るから!」

川尻「今度は君たちの店にお邪魔するよ、気をつけて」

凛「栗鼠くんも、悪魔になれたら凛たちの世界に来るにゃ!」

栗鼠「ああ、行けるか分かんねぇがやってみるよ」

煙「な、何だ何だ騒がしい!!」
51 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:44:15.92 ID:Rsq0UsNQ0

カイマン「すまねぇ、邪魔するぜ」

煙「トカゲ野郎っ!?それに、ニカイドウまでっ!?」

消「・・・」シュウゥゥ・・・

煙「・・・いや、知らない奴だな」

ニカイドウ「やっば、隠れとこ」

にこ「・・・久しぶり、心君」

心「ったく、こんな大騒ぎは初めてだぜ・・・あ?誰だ?」

にこ「あたしよあたし。覚えてないか。まあこっちと向こうじゃ時間の進みが違うから、見た目に差異は出るけど」

心「・・・にこ?にこかお前!?なんか小さくねぇか!?」

にこ「ぅうるっさいわねぇ!!時間の流れが違うって言ってんでしょーが!!」

希「み、みんな・・・良かったぁ!!」

穂乃果「希ちゃん!?ことりちゃんも、にこちゃんまで!なんでぇ!?」

凛「ま、ままままさかみんな魔法使いなのかにゃ・・・!?」

ことり「えーと・・・うん、何かごめんなさい・・・」

凛「」

絵里「にこ、心さんと知り合いなの?」

にこ「まあね、腐れ縁というか」

心「お前、そんな歳だったか?俺と同じくらいじゃなかったか?」

にこ「ほんとはね。私達の世界はここより時間の進みが遅いのよ」

心「……何なんだ、お前達の世界は」

にこ「さあ?」
52 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:45:53.11 ID:Rsq0UsNQ0

にこ「はいはいあんた達!とっとと音ノ木坂に帰るわよ!希!」パンパン!

希「はいっ!謝罪は向こうでしますやん!音ノ木坂学院スクールアイドル部!」ボシュッ


ガチャッ


穂乃果「じゃあね!カイマンくん、ニカイドウちゃん!」

ニカイドウ「ああ、また来れるなら来い、餃子作って待ってる」

凛「カイマンくん、またあのパイが食べたいにゃ」

カイマン「もう魔法使いの世界には行かねぇからな!!ま、ホールなら案内してやるよ」

絵里「心さん能井さん、本当にありがとう・・・ございました?」

能井「おい何で疑問系なんだよ!」

絵里「置いてくれたのは嬉しかったけど、やらされてた事がそれと見合ってなかったような・・・」

心「まあまあ良いじゃねえか、良かったなアヤセ。元の世界に帰れてよ」

絵里「・・・ええ、ほんとにね」

煙「そうか。もう帰るのか?」

にこ「長居は出来ないわよ、騒がしいじゃない?」

鳥太「こんな優秀な魔法使いたちならいつでも歓迎だよ!」

煙「お前は何様なんだ」

ことり「私も入りたいでーす?」

絵里「やめときなさい、ブラックどころか大ダークよ」

能井「おいっ、どういう事だよ!楽しかったろ!?」

絵里「恐ろしかったわよ!!・・・まあ多少は楽しかったけど」

希「楽しんどるやん」

絵里「の〜ぞ〜み〜?元はと言えばあんたのせいなんじゃないの?わざわざ、にことことりと来るなんてねぇ!?」

希「本当に申し訳ありません」

煙「アヤセ、お前の能力は貴重だ、いつでも来るといい」

絵里「ええ、お世話になりました」
53 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:46:35.22 ID:Rsq0UsNQ0

心「藤田もアヤセに鍛えてもらえばよかったな」

藤田「心さんまでそんな事を〜っ・・・」

恵比寿「フフフ・・・」

穂乃果「バイバイ!皆!」

カイマン「ああ、またな!」

ニカイドウ「また来いよ!」

にこ「消さん、これお借りしますね」ボソッ

消「ええ、あなた達親子だけですよ。私を最初から認識してくれるのは」ボソッ


ガチャンッ・・・!!

シュウゥゥ・・・
54 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:47:41.74 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

煙「・・・全く、おかしな世界もあるものだ」

鳥太「魔法使いと人間が共存してる世界なんだね」

心「そんな世界があればいいが・・・」

藤田「そんな世界だったら、俺もそんなに差別されなかったかも・・・」

恵比寿「ないない、グフフフ・・・」


<ドタドタドタ・・・


使用人「お、おいお前達!まだ許可が・・・!!」

丹波「煙さんっ!!」

煙「んんっ!?丹波か!?」

能井「パイ屋じゃねぇか!」

心「どうしたんだよ丹波さん、何の用だ?」

丹波「おう心さん、実はあるアイドル達がいてだな・・・!」

福山「煙さんにお願いがあって来ました!!とある女の子達について・・・!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
55 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:50:07.23 ID:Rsq0UsNQ0
ー音ノ木坂学院ー


にこ「第1回、チキチキ!希の使いやあらへんのよ。東條希大失態記者会見〜〜〜〜〜〜〜」

パチパチ・・・?

希「」

にこ「えー今回ですね、お集まり頂いたのは他でもなく、希さんの大失敗によりこちら3名が行方不明になった事件の顛末をですね、お話させて頂くつもりであります〜〜」

海未「何が何だか分かりませんが、行方不明と言ってもこちらでは半日程度ですが・・・」

ことり「大丈夫?その辺も全部説明するから♪」

真姫「イミワカンナイ」

海未「100%先行き不安です・・・」

花陽「凛ちゃん、怪我は無い?」

凛「ちょー元気だにゃ、かよちんにこのマスクあげるね」

花陽「ぴゃあ・・・可愛くないよぉ・・・」

穂乃果「そーお?結構可愛い気がするけど」

絵里「にこ、穂乃果や私はさておき、真姫や海未にこの話していいの?隠してた事なんじゃないの?」ボソッ

にこ「あーいいのよ、あとで辻褄合わせるから」

絵里「そ、そう・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
56 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:52:18.85 ID:Rsq0UsNQ0

海未「つまり、穂乃果と凛、絵里が消えたのは風邪をひいて暴走した希の魔法のせいだと」

真姫「希の魔法はドア?を作ってどこにでも行ける能力、それで私たちの部室のドアとかトイレのドアがその、魔法使いの世界に繋がったと」

海未「それでことりの魔法を使い希の風邪を治し、向こうの世界へ行ってこの3人を救出・・・」

花陽「そして、凛ちゃんは魔法使いじゃないと」

ほのえりりん「はい!」

真姫「訳がわかりません」

海未「魔法ってなんすか」

花陽「さあ・・・」

にこ「もうそれは見せた方が早いわね、はい」シュワッ

にこにー「にこっ」

海未「にににににこが、2人にっ!?」

真姫「しかもは、裸って」ハナヂ

にこ「やっば」パチンッ

シュウゥ…

希「はい、よっと」シュッ

ボワンッ!

真姫「ド、ドアが急に・・・!?」

穂乃果「この紙を・・・ほいっ!」ポンッ

\マンジュウ/

花陽「ぴゃあっ!?紙が、お饅頭にぃぃ!?」

絵里「私はちょっとここでは出来ないけど・・・ことりもね」

ことり「ことりの煙はどんな病気でも治しちゃうんだぁ。でも煙の量が少なくてあんまり連発は出来ないし、外傷は無理なの」

凛「あ、凛はとくにないです」

花陽「りんちゃあん!!」
57 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:54:31.73 ID:Rsq0UsNQ0

絵里「結局、にこはこっちの人なの?それとも魔法使いの世界から?」

にこ「出身は向こうね。お父さんが病気になってこっちで言う小学生くらいまでホールに居たわ。その後こっちに来てって感じ」

希「ウチら、もしかしたら同時期くらいにココに来てたんやな。多少ズレてるかもやけど」

にこ「あの時はまだ町内会が過激化してない時だったから、そこで小学生くらいの心くんと知り合ってね。よく遊んでたわよ」

ことり「時間の流れが、何とかって言うのは?」

にこ「ぶっちゃけよく分かんないわ。向こうにいた時は心くんと同い年だったけど、久しぶりに会ったら向こうの方が年上になってたの。なんか知らないけど向こうの方が時間が早いんでしょ?」

希「じゃあ、もしかしたらにこっちはあのままいたらウチらより年上だったって事なん?」

にこ「もしかしたらね」

絵里「誰よりもお姉さんじゃないの・・・」

海未「ととととりあえず!!」

穂乃果「海未ちゃんっ!」

海未「諸々全て希のせいでこうなってしまい、全て解決したと、そういう事ですね!?風邪とはいえ、ですが」

希「お詫びのしようもありません・・・」

絵里「ま、まあでも、こうやって3人帰ってきたし、終わりよければ全てよしじゃない!」

希「えりち〜・・・ほんまごめんやで〜・・・」

にこ「はぁ・・・まあ良いわ、もう絶対にこんな事故起こすんじゃないわよ!?」

希「はいぃ!!ごめんなさいぃ!!」

にこ「よし、話は終わり!じゃあ皆!」

8人「「?」」
58 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:56:51.58 ID:Rsq0UsNQ0

にこ「はい、魔法使いはこっち来て」

ほのえりのぞこと「?」

にこ「そこにいるのはnot魔法使いね?」

うみまきりんぱな「「ええ(うん)」」

にこ「よっと」ジャキッ

絵里「えぇ!?銃!?」

希「はぁい!?」

海未「にこ!?血迷ったのですか!?」

凛「にゃあああああぶっ殺されるにゃあああ!!!」

花陽「」

真姫「は、花陽っ!起きて!!」

穂乃果「ええええにこちゃん何してんのぉっ!?」

ことり「にこちゃん!?」

にこ「本物じゃないわよ、この中には記憶を消す煙が込められた弾が入ってるの。これであなた達の記憶は綺麗さっぱり消える」

海未「ああ本物じゃないのですね・・・」

真姫「いや何安心してるの!?」

花陽「」

凛「かよちんの為に大事な命ここで張ったるにゃあああ!!!」

にこ「騒がない、すぐ終わるわ」チャキッ

うみまきりん「ひいっ!!」



「待った!!」



にこ「え?」


<シュウゥゥ・・・

<ガチャッ


消「こんにちはにこさん、ちょっと待って下さい」

にこ「消さん、なんで?」

心「アヤセ、久しぶりだな」

絵里「まだ3時間も経ってないけど・・・」

丹波「ホノカ!リン!」

凛「丹波さんだにゃー!!」

海未「これは夢ですか?」

真姫「急に出てきたトビラから大男とミイラが・・・」

花陽「はっ!!何とか生きて・・・る・・・」

消「おや、寝ていましたか?起こしてしまい申し訳ありません」

花陽「がくっ」

ことり「かよちゃぁん!!」
59 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:57:35.08 ID:Rsq0UsNQ0

希「魔法使いの皆さんが、急にどうしたん?」

絵里「え、ていうか来れるの?こっちの世界に」

消「私の能力を使えば、別世界には行けます」

にこ「消さんってそんな能力だったっけ・・・?」

消「まあまあ、この2人が皆さんに頼みがあるそうですよ」

穂乃果「頼み、ですか?」





心「ああ、アヤセ、それにお前ら」

丹波&心「「俺たちの世界で、ライブをしてくれねぇか!?」」
60 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 19:59:53.45 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー煙屋敷、大広間ー


煙「来てくれたのか、アヤセ」

絵里「まあ、ライブって言うなら行くしかないじゃない」

心「丹波さん達が広場にステージを作ってる。それまで待っててくれ」

希「帰る時間が心配やったけど、ターキーさんがウチらの人形作ってくれてるから、大騒ぎにはならんと思うしな」

ターキー「今日は腕によりをかけて作りました、どうぞお召し上がりください」

真姫「こ、ここが魔法使いの世界・・・本当に夢かしら」

海未「でも、皆さん見た目も変わりはないですね・・・」

鳥太「変なマスク被ってるくらい?」ヒョコッ

海未「べ、別に変じゃないですよ!」

鳥太「あはは、そう?」

ことり「あっ、鳥太さーん♪」

鳥太「ことりちゃーん!」

真姫「何であいつらあんなに仲良いのよ・・・」

藤田「星空さん、あんたも魔法使いなのか?」

凛「いや?凛はただの人間だにゃ。ねっ、かよちん!」

花陽「この人達も、魔法使いさんなんですか・・・?」

藤田「そっちの世界はいいよなぁ、魔法使いも人間も共存出来てて」

にこ「まあ隠れてはいるけどね」モグモグ

恵比寿「フフ、迫害される・・・フフ」

能井「どういう事だ?」ムシャムシャ

にこ「私たちの世界では人間の方が断然多いのよ、恵比寿だっけ?あんたが言ってた通り歴史上魔法使いは異端で、めちゃくちゃ迫害されてたらしいわ」

藤田「に、人間も恐ろしいんだな・・・」

恵比寿「藤田は弱過ぎて恐ろしい、クックックッ」

煙「心から話は聞いたぞアヤセ、心は随分とお前達にお熱らしい」

絵里「悪い気はしないわね、私達の音楽に惹かれてくれるのは」

煙「そういう俺も音楽を作ってるんだ、聞いてみてくれ」


https://youtu.be/RRoMbk7dOGI


絵里「・・・凄く・・・あの、良いわね!」

煙「そうだろう!?」

能井「アヤセ、無理しなくていいんだぞ」ボソッ

絵里「お世話にはなってるから・・・」ボソッ
61 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:00:37.70 ID:Rsq0UsNQ0

希「所で穂乃果ちゃん、ウチらがやる曲は決まってるの?」

穂乃果「もひろんらよ!あろきょくしかないよ!」

希「うん、口の中空っぽにしてから言おか」

穂乃果「ごくんっ、あの曲しかないよ!魔法使いの世界での、ユメみたいな冒険にピッタリのあの曲!」

穂乃果「そもそも、希ちゃんのトビラのせいだもんね〜?」

希「ほんまにごめんて・・・あっ」

穂乃果「気づいた?曲は・・・」

福山「みなさーん!ステージの準備が出来ましたぁ!!」

丹波「お前ら!全力でやれよ!!」

真姫「あらもう?全く、やるしかないのね」

海未「まあ、部員がお世話になってますから、これくらいはさせて頂きましょう」

穂乃果「あっ、心さん!お願いがあるんだけど・・・」

心「ん?なんだ」

ゴニョゴニョ・・・

心「・・・気は進まねぇが、世話にはなってんだもんな、仕方ねぇ」スッ


ボワンッ

ガチャッ
62 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:01:30.17 ID:Rsq0UsNQ0
ー空腹虫ー


サーティーン「ブフゥ!!心臓マスク!!?」

バウクス「心!?何事だってんだ!?」

カイマン「はぁ!?なんでお前らの方から来るんだよっ!?」

ニカイドウ「おいおい何の騒ぎ・・・心臓!?」

カスカベ「おやおや、どうしたんだい心くん?」

心「ホノカからの直々の頼みだ、お前ら全員来い」

空腹虫一行「「ハァーーッ!?」」

カスカベ「面白そうだね、皆でマスクをつけて行くよ!」


ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
63 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:03:04.55 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー煙の城下町、広場特設ステージー


ザワザワ・・・


凛「あれっ!?カイマンくんとニカイドウちゃん!」

カイマン「よお、ホノカから頼まれて来ちまった、ライブするんだろ?」

凛「そうだよー!今度こそ感動させてやるにゃ!」

ニカイドウ「何だ、見た事あるのか?」

カイマン「丹波社長のレストランで、ホノカとリンだけの曲をな」

海未「ええ、私達は人間ですよ。穂乃果達とは違うんです」

カスカベ「しっかり共存出来てるようだ・・・ますます君たちの世界が気になってきたよ」

真姫「あなた、医者なの?」

カスカベ「何だか君からは同じ匂いがするね、なあバウクス君」

バウクス「まあ、言われてみれば・・・」

サーティーン「ここが落ち着きます、周りが魔法使いだらけで恐ろしくて・・・」

花陽「分かります・・・何だか怖いですよね・・・」

希「のいち、似合っとる?」

能井「ヒラヒラした服は好きじゃねぇんだが・・・似合ってるぜ!」

恵比寿「ボインが2人も・・・クックックッ・・・」

丹波「福山、向こうからマイク持ってこい」

福山「はいっ、このペンライトは配って良いんですよね?」

丹波「ああ、全員に行き渡らせろ」

飛鳥「ちょっと、あんたはステージの照明担当よ」

藤田「ええぇっ!?何でそんなことを・・・!?」

恵比寿「フフフ藤田雑用」

丹波「お前今そんな事って言ったか・・・?ギタギタにしてやるぞ!?」ブンッ

藤田「うひゃあああっ、すいませんんんん!!!」

タタタッ
64 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:04:47.62 ID:Rsq0UsNQ0

記者の魔法使い「こんばんは!魔法界新聞です!」

記者「今回、煙ファミリー主催のライブイベントとの事ですが、これについて幹部の心さんからひと言頂けませんか?」

心「時は来た!・・・それだけだ」

記者「え、えぇ・・・」

穂乃果「ふう、久しぶりにやるなぁこの曲」


「楽しそうな事をしてるじゃないか」


穂乃果「うぇっ!?・・・あっ、川尻さん!栗鼠くんも!」

川尻「近くの街で食料を買っていたら、たまたま出くわしたというわけだ」

栗鼠「偶然とは言え、お前らには縁があるな」

穂乃果「えへへ、良かったら見てってね!あ、向こうにニカイドウちゃんもいるよ!煙さんから隠れるようにしてるけど何でだろ?」

川尻「あー・・・よし、栗鼠行くぞ、ニカイドウを守らなければ」

栗鼠「こんな時に暴れる事にはならねぇといいが・・・」

穂乃果「?」

絵里「穂乃果、準備はいい?」

穂乃果「絵里ちゃん!」

凛「準備万端にゃ!」

希「にこっち、大丈夫?」

にこ「ま、最悪能力出して私は帰るわ」

希「冗談やろ?」

にこ「当たり前でしょ。私がステージから逃げた事ある?」

ことり「あるわけないねっ」

海未「事情は未だ把握しきれてませんが、ステージとなれば話は別です」

真姫「同じく、でも私も乗り気よ!」

花陽「怖くても魔法使いに人間の皆さんも、楽しんでもらうんです!」

穂乃果「うん!その通り!」

穂乃果「さあ、みんな行こう!」

飛鳥「藤田っ!照明照明!」ボソッ

藤田「分かったよ!」

ガシャンッ!

ザワザワ・・・
65 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:05:39.00 ID:Rsq0UsNQ0

穂乃果「こんばんは!私達、音ノ木坂学院スクールアイドル!」

9人「μ'sです!!」


<オオォォォォ・・・!!!!


穂乃果「私達は、魔法使いのグループ・・・なのかな?」

絵里「ま、まあみんな大体魔法使いです!」

煙「魔法使いだけじゃないんだな」

能井「人間もいるんだなぁ、変なの」

穂乃果「この世界じゃないところから来て、沢山冒険してきました!」

穂乃果「煙さん!空腹虫の皆さん!お世話になりました!!」

煙「何っ!?ニカイドウが来ているのかっ!?」

消「・・・」シュウゥゥ・・・

煙「・・・いや、何を考えてたんだ俺は?」
66 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:06:11.62 ID:Rsq0UsNQ0



穂乃果「ここで出会えた皆に感謝の気持ちを込めて、歌います!」



9人「聞いて下さい!」



穂乃果「・・・ユメノトビラ」



https://youtu.be/8fAjUvOfnRo


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
67 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:07:55.88 ID:Rsq0UsNQ0

9人「ありがとうございました!!」


<パチパチパチパチ・・・!!


心「ぐひぃっ!!素晴らしい、素晴らしいライブだった・・・ぐすっ」パチパチ

能井「確かに良かったけど心先輩がおかしくなっちまった」

藤田「くそ、悪くなかったな・・・」

飛鳥「ほら照明忘れない!」

恵比寿「これでいいのか?フフフ」

福山「レストラン丹波特製『μ'sミートパイ』発売中でーす!」

丹波「μ'sオリジナルグッズもあるぜ!」

煙「うぅ・・・素晴らしいステージだった・・・」

鳥太「煙っ?!あの煙まで感動してる・・・!?」

絵里「皆、どうもありがとう」

心「いつでも来てくれ、また聞かせてくれよ」

鳥太「皆で遊びに来てね!」

ことり「もちろんです!」

穂乃果「また大葉餃子、食べさせてね!」

ニカイドウ「ああ、何なら持ってけ。お土産にな」

凛「感動した?カイマンくん」

カイマン「ホノカとお前だけだとあんまだったが、全員そろうと最高だったぜ」

凛「なら良かった!」

カスカベ「今度は君たちの世界に遊びに行くよ」

バウクス「同じ人間とは思えねぇ・・・ホールにこんな文化があればなぁ」

サーティーン「最高でした・・・ホールには「ヒキムスビ」ってバンド位しか良いの無いですもんね」

真姫「ぜひ来てみて、楽しいと思うわ」

花陽「真姫ちゃんが知り合いを作ってる・・・」

希「これも魔法かな?」

海未「かもしれません」

真姫「うるさい!」
68 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:08:45.03 ID:Rsq0UsNQ0

にこ「穂乃果達がお世話になったみたいね、ありがとう」

川尻「いやいや、栗鼠の修行にいい影響になったと思うよ」

栗鼠「ああ、全く魔法ってのは奥が深いな」

にこ「悪魔試験の修行中だっけ?コウモリに餌をやる時、なるべく肉体は身軽にしときなさいね」

栗鼠「く、詳しいんだな」

にこ「ふふ、さあ希、帰りましょ」

希「うん!私達の部室へ!」ブワッ


ガチャッ


穂乃果「じゃあ、またね!」


ギィィィィ・・・

バタン・・・!!
69 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:10:31.58 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー音ノ木坂ー


絵里「何だかどっと疲れたわ・・・」

ことり「煙、出してみる?」

希「病気ちゃうし多分治らんやろ」

穂乃果「海未ちゃん大葉餃子たべよ!」

海未「ならばチャーハンも必要ではありませんか?」

真姫「ガッツリ食べる気じゃない・・・」

凛「らーめんも食べたいにゃ」

花陽「白米ならありますよ!」

ことり「チーズケーキもね!」

にこ「・・・」コクッ

?「・・・」コクッ


<シュウゥゥ・・・


穂乃果「・・・あれ?なんだろうこの餃子」

にこ「μ'sのファンの、中華料理屋からのプレゼントよ」

凛「ほえー、初めて見るお店だにゃ」

海未「空腹虫・・・面白い名前ですね」

真姫「でも何でかお腹は空いてるから、食べましょうよ」

花陽「白米ならありますよ!あれ?2回目の感覚・・・」

ことり「・・・もしかして、記憶消したの?」コゴエ

にこ「元から魔法使いのやつ以外は、一応ね」コゴエ

にこ「消さんって魔法使いが今そこにいるのよ」ボソッ

希「え、誰?」ボソッ

にこ「・・・透明だから見えないのよ」ペコッ

消「・・・お元気で、ヤザワさん」


<ガチャッ
70 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:11:01.42 ID:Rsq0UsNQ0

凛「にゃ?今ドアが開いたような・・・」

穂乃果「気の所為じゃない?」

絵里「・・・」

にこ「絵里?あなたも餃子、食べるわよね?」

絵里「ええ、でも・・・」

絵里「・・・私は心さん能井さんと食べたいわ」

にこ「・・・あんた、記憶消えてないの?」

絵里「なんでかしらねぇ・・・」

にこ「大魔法使いの素質かしら。悪魔がほっとかないわね」

絵里「悪魔?」

にこ「帰る時教えてあげるわよ」

希「今回はほんとにごめんな、とりあえず誰も怪我もせんくて良かったわ」

ことり「・・・」

絵里「ことり?」

ことり「トイレのドアから向こうに行っちゃった人は絵里ちゃん以外にいなくても、逆に向こうから来ちゃった人とかいないかなって、不安になっちゃって」

にこ「・・・まあ、いたらいたで、あんまり関係無いし・・・」

希「ま、大丈夫やろ、多分」

絵里「とりあえず、今は餃子食べましょ、ね?」

穂乃果「ねー何話してるのー?早く食べよーよー」

凛「そうにゃそうにゃ!かよちんの白米が今か今かとその時を待ってるんだにゃ!」

花陽「はいっ!ここに!」パカッ

アハハハ・・・
71 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:22:47.05 ID:Rsq0UsNQ0
ー魔のおまけー

??『アヤセのマスク事情』

??『ほのりん魔法界探訪』

??『一方その頃音ノ木坂で』

??『実は来ていた』

ピッ

72 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:24:58.51 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー沼津ー


梨子「・・・ユメノトビラ〜♪ずっと探し続けた〜・・・♪」ポロンポロン

梨子「・・・ふう、今日はこんなものかしら・・・」ガタン


バーン!


梨子「いったぁっ!!?サイアク、こんな蓋に挟むなんて初歩的な・・・!!いたた・・・」

梨子「・・・え、何これ・・・?」


シュウゥゥ・・・


梨子「黒い、煙・・・?」


ポンッ


梨子「ひっ、だっ、誰ですか!?」

?「怖がらないでくれよ、俺はただの人間だ」

梨子「タダの人間だとしても、いつの間にここに!?」

梨子「だ、誰なんですか、あなたは!?」

?「俺は・・・」






「チダルマ、君は?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
73 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:26:40.52 ID:Rsq0UsNQ0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


魔のラブライブでわかったこと。

�@カイマンと凛は本当は仲良し
�A絵里は煙ファミリーが天職・・・?
�B心とにこは同い年
�C男は皆、μ'sに夢中


魔のラブライブサンシャインでわかること。

それはまだ…混沌の中。


それが…ラブヘドロ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
74 : ◆TR2vneJwo2 :2022/12/15(木) 20:28:16.12 ID:Rsq0UsNQ0
pixivに上げてた奴を軽く修正しました
ドロヘドロ2期はよ


過去作抜粋

絵里「雨の日のコーヒー」

穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」

絵里 「ゲームセンターに行きましょう!」 にこ 「拒否」 希 「話を聞こう」

絵里 「真夜中に」 にこ 「愚痴を肴に」 希「姦しく」

花陽「都市伝説!」 絵里「対決よ!」

絵里「ノッキン・オン」 にこ「ヘブンズ・ドア」

海未「ふぁ〜あ・・・眠いな・・・」 ことほの「「!?」」

絵里「ただ、ありふれた夜」

聖良「夜も更けて」 ダイヤ「姉会ですわ」

聖良「私達の」 ダイヤ「日常」

絵里「壊れた世界で、ただ1人」

海未「あなたは」 ことり「サマーガール」

希「ライブ?」 真姫「そうよ」

LINEグループ 9人の女神達

ダイヤ「お休みは」 聖良「言わないで」

穂乃果「ここどこ!?」 カイマン「ん?ここは"ホール"だぜ」 ニカイドウ「ギョーザ、食うかい?」 ←今回のプチリメイクSS

にこ「あなたの目には」絵里「私たちの姿が」

かのん「雨の日のコーヒー」

穂乃果「もう自衛隊入るしかないよ」海未「何を言ってるんですか」

善子「覚えてる?9月の事」梨子「そう、あの夜の事」

恋「ひっぷほっぷを聞きます!」すみれ「良いんじゃない?」

曜「水飛沫が光って」 梨子「月の光が輝いて」

果南「やらせクレーマー撃退選手権!!」絵里「お陰様で生きております!!!」

すみれ「カップ焼きそばのヤサイ程美味しいものは無い」

かすみ「ブレイキング・ラブ?」

絵里「スモーク」聖良「インザ」かのん「ナイト」

穂乃果「作戦名『Love-A-Live!』」絵里「状況開始よ!!」

かのん「危ない綱渡りを」すみれ「今夜だけは」
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