輿水幸子「ボクはカワイイスライム」

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1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:13:16.75 ID:3flzDDQ40

幸子「というわけでスライムになってしまいました…」ﾌﾟﾙﾙﾝ


輝子「フヒ…唐突だな」

小梅「い、一体何があったの…？」

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2 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:17:33.50 ID:3flzDDQ40

幸子「それがですね…レッスンから帰ってきたらテーブルにエナドリらしきものが置いてありまして…」ﾌﾟﾙﾙﾝ


幸子「プロデューサーさんからの差し入れかと思いゴクゴク飲んでしまって…」ﾌﾟﾙﾙﾝ


幸子「飲んでる途中にラベルに志希さんのサインが入っている事に気が付きましたが時すでに遅く…」ﾌﾟﾙﾙﾝ



幸子「気が付いたらこんな体になってしまったんです！」ﾌﾟﾙﾙﾝ


輝子「う、ウカツすぎるぞ…」

3 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:20:00.40 ID:3flzDDQ40

小梅「でも本当にスライムになったの…見た目変わってないように見えるけど…？」

幸子「いえ、何か体がグニョグニョしているような…そんな違和感があります」ﾌﾟﾙﾙﾝ

輝子「へぇ…どれどれ…」ｽッ


ｸﾞﾁｮッ


輝子「ひゃっ！」

小梅「しょ･･･輝子ちゃんの手が幸子ちゃんのお腹に入っちゃった…」

4 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:23:37.09 ID:3flzDDQ40

幸子「ね？おかしくなってますよね？」

小梅「ホントだ…痛くないの？」

幸子「ええ、痛覚は全く･･･っていうか輝子さんそろそろ手を…」

輝子「い、いや…なんだか･･･」

小梅「どうしたの？まさか手が溶けたとか？」

幸子「怖い事言わないでください！」



輝子「フヒヒ･･･ひんやりして気持ちいい…」ｷｭﾝ

幸子「・・・・・」

5 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:25:33.62 ID:3flzDDQ40

輝子「すごいぞこれは…キノコと同じくらい感触がいい…」

幸子「微妙に褒められてる気がしません…」

小梅「へぇ…どれどれ…」ｽッ


ﾌﾞﾆｮﾝ


小梅「ホントだ…これは…ヤバイかも」

幸子「ちょっと…小梅さんまで･･･」

6 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:32:44.68 ID:3flzDDQ40

輝子「で、これはどうやったら戻るんだ？」

幸子「ラベルには一晩で綺麗さっぱり戻ると書いてありましたけど…」

小梅「そっか、それなら今日いっぱいは楽しめるってことだね」ｸﾞﾆｸﾞﾆ

幸子「ちょっと…そこグニョグニョしな…いで･･･」

小梅「スライムも一応ホラーの範疇だし…ね」

7 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:39:40.62 ID:3flzDDQ40

ｶﾞｼｬｰﾝ

輝子「ん？何の音だ？」


ﾋｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳ…ｸﾞﾁｬッ!



輝子「ひっ…」

小梅「ま、窓からサッカーボールが飛び込んできて幸子ちゃんの頭を吹っ飛ばしちゃった…」


幸子（首無し）「え？ボク一体どうなっちゃったんですかぁ！？」ｵﾛｵﾛ

8 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 21:56:41.17 ID:3flzDDQ40

輝子「ど、どうやって喋ってるんだ…？」

幸子（首無し）「そんなのわかりませんよ！とにかくどうにかなってるんです！」

小梅「と、とにかく早く頭を…」




ｶﾞﾁｬ



晴「悪ぃ！外でサッカーやってたらボールが…」


幸子（首無し）「え？」


晴「さ、幸…子…頭が…ない…？」

9 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 22:28:27.90 ID:3flzDDQ40

晴「ま、まさかオレのシュートで…」ｶﾞｸｶﾞｸ

輝子「いや、これは…」


幸子（首無し）「大丈夫です！ボクは無事です！」

晴「ひっ！」ﾋﾞｸ

小梅「そ、そのままじゃ逆効果だよ…」

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 22:48:13.87 ID:3flzDDQ40

幸子（首無し）「あ、そうでしたね」ﾆｭﾙﾝ

晴「く、首が生えた…」

幸子「大分この体にも慣れてきました」

晴「一体どうなってんだ？」

小梅「じ、実はかくかくじかじかで…」

晴「まるまるうまうまってわけか、大変だな…」

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 23:02:13.83 ID:3flzDDQ40

ｶﾞﾁｬ

梨沙「ちょっと！ボール取りにいつまでかかってるのよ！」

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

輝子「フヒ…騒がしくなってきたな…」

小梅「実は…」






みりあ「え？幸子ちゃんがスライムになっちゃったの！？」

薫「ホントだ！うでとれるよ！」ﾌﾞﾁッ

幸子「ちょっと！やめてくださいよ！痛くありませんけど！」

12 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 23:26:27.68 ID:3flzDDQ40

〜30分後〜

幸子「うう…小学生組にもみくちゃにされてしまいました…」ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ

輝子「フヒ…仁奈ちゃんには着ぐるみにされてたしな…」

小梅「ありすちゃんも最初は恐る恐るだったけどずっとぷにぷにしてたからね…」

幸子「もう疲れました…このまま何もなければいいんですが…」

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2022/12/31(土) 23:59:39.51 ID:3flzDDQ40

ｶﾞﾁｬ

蘭子「フゥ…今宵も魔力を消耗してしまった…」

小梅「あ、蘭子ちゃん」

幸子「お疲れ様です」ﾌﾟﾙﾙﾝ


蘭子「！？」

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 09:27:11.27 ID:0APXglTA0

蘭子「わ、我の邪眼も極まってきたようだ…」ﾌﾗッ

幸子「え？」

蘭子「さ、幸子ちゃんがプルプルして見える…」


輝子「実はな…かくかくじかじかで」


蘭子「そ、そんなファンタジーなことが…」

15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 19:02:15.91 ID:0APXglTA0

幸子「何なら触ってみますか？」

蘭子「う、うむ…」ｽッ


ﾑﾆｭﾝ


蘭子「わぁ…ホントにスライムみたいにプルプルしてる…」

幸子「そうでしょう…あ、こんな時にクシャミが…」


幸子「クシュン！」


ﾍﾞﾁｮッ

16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 19:21:23.43 ID:0APXglTA0

幸子「あ！すみません蘭子さん！大丈夫ですか！？」

蘭子「うう…」ﾍﾞﾁｮﾍﾞﾁｮ


輝子「さ、幸子ちゃんの口から出た粘液が…」

小梅「蘭子ちゃんの服にまとわりついちゃったね」



蘭子「うう…汚されちゃった…」ﾍﾞﾁｮﾍﾞﾁｮ

幸子（な、なんか背徳感が…）

17 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 19:39:32.64 ID:0APXglTA0

〜10分後〜

小梅「なんとか落ちてよかったね」

幸子「まったく…もう何も起こらないでくださいよ…」





幸子（幸子だがその後も…）


愛海「スライム！？女の子の服を溶かすって奴だよね！？これでお山見放題！？」ｳﾍﾍﾍﾍ

幸子「そんな効力ありませんよ！」

幸子（愛海さんに無茶振りされたり…）

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 19:59:52.20 ID:0APXglTA0

珠美「せええええええええええええいっ！」


ｽﾊﾟﾝ!


幸/子「」


珠美「幸子さん…珠美が覇気を使えたらただじゃ済みませんでしたよ」

幸子「洒落にならないのでやめてください！」


幸子（珠美さんのチャンバラごっこに付き合わされたり…）



杏「ふああ…ひんやりして気持ちいい…」


幸子「杏さん！そろそろ効果切れそうだから出てくださいよ！」


幸子（色々大変なことがありましたが…）

19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 20:12:08.15 ID:0APXglTA0

幸子（ようやく元に戻ることができました）


モバP「ハハハハ、そりゃ大変だったな」

幸子「笑い事じゃないですよ！」

モバP「わかったわかった、志希には薬の管理はちゃんとするように言っておくから」

幸子「まずそういうのの製造をやめさせてほしいんですけどね…」

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 20:15:06.12 ID:0APXglTA0

モバP「しかしスライムか、俺も子供の頃はよく遊んだなぁ」

幸子「そうなんですか？」

モバP「ああ、当時は風呂いっぱいのスライムに埋もれてみたいと思っていたこともあったぞ」

幸子「男の子って、そういう所ありますよね…ボクには理解できませんけど」











？？「…うふふ♡」

21 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 20:17:48.20 ID:0APXglTA0

〜志希ラボ〜

志希「あれ？処分しようと思ってたスライム化ドリンクが…」




〜Pの家の風呂場〜


ｶﾞﾗﾗ


モバP「ふぅ…きょうも疲れたな…ん？」

モバP「何だか湯船の色が…」








まゆスライム「さぁ、プロデューサーさん♡」

まゆ「今こそ子供のころの夢を叶えるときですよぉ♡」


〜おわり〜

22 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2023/01/01(日) 20:18:45.75 ID:0APXglTA0

これで終わりです

ぷにるはコロコロで久々にキタ漫画だと思いました。

アニメ化したら主演竹達さんでお願いします。

23 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2023/01/01(日) 21:09:33.70 ID:vpH2cvwt0

乙でした
スライム娘といえば魔界塔士Sa・Gaで鎧の王が結婚したがってる相手が
村一番の美人でスライム属だったんですよね