安価とAIで物語を綴る

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:03:13.13 ID:TnBrWt2g0
リオン 男
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:15:39.59 ID:tYq1OtcyO
17歳
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:15:51.09 ID:poP5Fbus0
16
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:17:20.87 ID:lcgxGubM0
学生
6 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 14:20:02.94 ID:vpSV8LTX0
では名前リオン、性別は男、職業は>>5の学生で行きます。
キャラメイクと、冒頭を作成しますのでしばらくお待ちを。
7 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 14:27:33.70 ID:vpSV8LTX0
僕の名前は、リオン・アルスランドです。
種族は一応人間ですが、僕は竜の血が入っているので少しだけ身体と魔力が丈夫で成長も遅いみたいです。ちなみに性別は男で、17才になりました。
僕が住んでいる場所は魔法都市リフィーラで、そこの魔術学院の生徒として日々勉強や研究をしています。そして、僕のお父さんがこの都市の領主をしているんです。
でも最近、僕の通う学園が廃校の危機に陥ったのです。

学園がの危機に檻言った理由は?
下2
8 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 14:29:21.91 ID:vpSV8LTX0
誤字が酷いのでもう一度。

魔術学院が廃校の危機に陥った理由は

下1
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:35:55.19 ID:xJOCDNhKo
科学の発展により魔法が廃れ始めたから
10 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 14:43:04.02 ID:vpSV8LTX0
「この魔術学院もお終いかもしれませんね……科学の発展により魔法は廃れましたからな」

「全くだな、新しい魔術師の育成なんてもう諦めてるぜ」

と、先生達や他の生徒も言っていました。確かに他の人達が言うように今の世の中では魔法を扱える人間は減ってしまっています。
因みに学年は三学年あり、人クラスに十五人程度の生徒数となっています。
しかし、今の三年生が卒業すると、新しく入学する生徒は少ないのでまた衰退していく一方になると言われ始めました。

「この魔術学院もお終いかもしれませんね……科学の発展により魔法は廃れましたからな」

「全くだな、新しい魔術師の育成なんてもう諦めてるぜ」

と、先生達や他の生徒も言っていました。確かに他の人達が言うように今の世の中では魔法を扱える人間は減ってしまっています。
因みに学年は三学年あり、人クラスに十五人程度の生徒数となっています。
しかし、今の三年生が卒業すると、新しく入学する生徒は少ないのでまた衰退していく一方になると言われ始めました。

(何とかしたいな……でもどうすればいいんだろう?誰かに相談した方が……)

誰に相談する?
下1
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:45:32.55 ID:Bppx/mlwO
クラスメートで幼なじみの少女
12 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 14:49:05.34 ID:vpSV8LTX0
では、最終目標は廃校の阻止という事で進めていきます。
阻止できようが出来なかろうが、その地点に到達した時点で物語は終わりです。
13 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 14:49:36.73 ID:vpSV8LTX0
そこで思い浮かんだのが、クラスメイトであり幼なじみの少女<サーシャ>でした。
彼女はとても賢いのですが、ちょっと変わり者なのです。よく変な発明をして実験して失敗し、爆発を起こして教室を散らかしたりしていました。

リオン(でも彼女ならきっと何か良いアイディアを出してくれるかも……よし!ダメ元でも話してみよう!)

と僕は決意し、彼女のところに向かったのだった。
彼女がよくいるのは、地下の実験部屋にある実験室だ。いつもここにこもって何かをしているらしい。
早速行ってみたのだが、部屋に入ろうとする前に部屋の前の貼り紙を見て驚いたのだ。なんとそこにはこう書かれていた。

なんて書かれていた?
下1
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 14:58:51.03 ID:TnBrWt2g0
内部にリンゴジュースの霧が充満中 掃除完了まで開けるべからず
15 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 15:04:54.02 ID:vpSV8LTX0
<内部にリンゴジュースの霧が充満中!掃除完了まで開けるべからず!>

リオン「え?リンゴジュースの霧って……どう言う事?」

疑問に思った僕はドアを開けるべきかどうか悩んだ。
張り紙には掃除完了まで開けるなと書かれているので開けない方がいいのではないかと思ったのだけど、実は少し興味があったりもした。
何故ならあのサーシャが失敗するとは到底思えないからだ。もしかしたら別の何かが関係していて、今危険な目にあってるかもしれないと思った。

「どうしよう……掃除終わるまで待つ?でもいつまでかかるか分からないよね……」

ドアを開けるか、開けないか
下1
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 15:10:46.14 ID:Tt2cm/vfO
開ける
17 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 15:16:06.98 ID:vpSV8LTX0
そう言うとドアを開けて部屋に入ったのだけど……特に何も変わった様子はなかった。
それどころか綺麗に片付いており、薬品棚などにも乱れは一切なかった。ただ気になる事はあった、なぜか机の上に謎の装置と何かの設計図みたいな紙が置かれてあったのだ。

サーシャ「あっ!ちょうど良かった。たった今出来たとこだったの、こっち来て!」

リオン「え?!な、なにこれ?!」

そう言ってサーシャはその設計図のようなメモを見ながら何やら機械を弄り始めていた。

サーシャ「ふふふーん♪後はコレをこの部分に設置してっと……準備OK!」

リオン「こ、これってもしかして『魔動力』じゃない?!そんな物一体どこで手に入れたの?!」

それはこの世界に存在するエネルギーの一つ。この世界のあらゆる場所で使われていて、人々にとってはなくてはならないものだ。
しかしその殆どは現在古代遺跡などで発掘されているもので、一般庶民などには縁がない代物であった。
しかもそれを利用した魔動車は今や馬車に代わって使われており、そのお陰で道路整備などの予算が大幅に削減されるくらいに発展してしまったくらいだ。

サーシャ「ふっふふ〜ん♪」

と僕の質問にサーシャはまったく答えなかった。
金のツインテールを揺らしながら鼻歌を口ずさみご機嫌になっている様子だった。そして、そんな彼女の前に置いてあった妙な物は完成したみたいでそれを僕に見せたのである。

サーシャ「ふふふ〜♪これぞ私が考案した夢のマシンなのだ〜!凄いでしょ〜!」

リオン「……えっと、これがどうやって夢なの?」

サーシャの作ったマシンはどんなマシンか
下1
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 15:21:14.42 ID:xJOCDNhKo
名前を唱えるとインプットされた魔法を発動できる杖
19 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 15:29:08.68 ID:vpSV8LTX0
サーシャ「これはねぇ、魔法の名前を言うとインプットされた魔法が詠唱無しで発動する杖なのよ!」

リオン「へぇ、すごいね。詠唱無しだなんて!それで、名前は何ていう名前なの?」

サーシャ「うん!じゃあさっそくこの魔導具を試すからちゃんと見てなさいよ!」

そう言ってサーシャは僕を連れて校庭に出た。
校舎の方から生徒達の叫び声が聞こえてきたので慌てて見に行ってみると、何と中庭に突然モンスターが現れたのだ。
どうやら先生の誰かが召喚の魔法を間違って唱えてしまったらしく、その結果暴走してしまったみたいだった。

教師C「逃げろ!あれはマズイ!!」

先生B「誰か助けてくれー!!!」

生徒A「き、きゃあああー!!!?」

学生B「い、嫌だぁぁあ!!来るなあぁー!!!!」

サーシャ「ちょうどいい所に獲物がきたわね!<ダークネス・ボール!>」

するとサーシャの手から黒紫色の球体が現れ、それが勢いよく飛び出してモンスター目掛けて飛んで行った。
そしてその球体に当たった瞬間、黒い稲光と共に魔物の上半身が飛び散ってしまった。

教師D「

教師Dはなんて言った?
下1
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 15:34:34.47 ID:yPOV9VQS0
マズイぞ!そいつは完全に肉体を消し去らないと受けた攻撃のエネルギーを吸収しすぐさまパワーアップして再生してしまう!
21 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 15:38:46.48 ID:vpSV8LTX0
リオン「えええぇぇぇえ?!あれってそう言う原理なのっ?!」

サーシャ「ちょっと!そんな事聞いてないんだけど!リオン!あんたもどうにかしなさいよ!」

リオン「無理だよ!僕が使える魔術じゃとても太刀打ちできないってば!」

サーシャ「アンタ龍の血がまじってんでしょ!?それくらい出来なくてどうすんのよ!」

そうは言われてもどうしようもない訳だけど、取り敢えず時間稼ぎをして少しでも早くなんとかしないと他の生徒のみんなが危ないかもしれない。
そう思った僕はとりあえず足止めをする事にした。
それで適当な呪文を唱えようとした時だった、急に後ろから声をかけられたのだった。

???「ふむ……なるほど……ではワシが力を貸してやろうか?」

誰が来た?
下1
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 15:45:18.51 ID:xxs0Mp5XO
用務員
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 15:45:59.13 ID:c77ihIhZO
教頭先生
24 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 15:49:15.81 ID:vpSV8LTX0
用務員「ふむ……なるほど……ではワシが力を貸してやろうか?」

その声に驚いて振り向くと、そこに居たのはお爺ちゃんだった。
お爺さんと言っても見た感じ若く見えるけど、白髪頭に長い髭を生やしており明らかに年寄りだと分かる。それに見た目以上にしっかりとしているように見えた。

用務員「さてどうする?手助けして欲しいか?」

リオン(ど、どうしようか……)

用務員「むう、無視とは酷いのう。まあ良いわ、ほれっ、これをくれてやるわい!」

サーシャ「えっ?ちょっ!?な、なにこれ??」

リオン「な、何なんですかこれは……?」

お爺さんは何故か分からないけど、僕らに謎の玉を渡してきたのだ。その色はとても綺麗で透明感があった。
しかし、少し禍々しい雰囲気があるように感じたので少し不安になっていたら、その時だ!いきなり目の前の空間が歪みだし渦を作り始めたのだ。
そしてその中から出てきたものは……

何が出てきた?
下1
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 15:52:04.62 ID:a1Dcx9Id0
何かの骨
元の生物は不明
26 :名無しにかわりましてAIがお送りします [sage saga]:2023/01/14(土) 16:03:11.17 ID:vpSV8LTX0
そしてその中から出てきたものは何かの骨であり、一体何の骨かも分からないものが出てきたと思ったら、急激に大きくなり人の形を取りはじめたのだ。

リオン「し、死神ぃ〜!?」

サーシャ「キャー?!何なのよコレぇ〜〜!?」

用務員「フォッフォッフォ、上手くいったようじゃな!」

身長3メートルくらいの全身真っ黒な骸骨の顔をした人物が僕達の前に現れたのだ。
そして僕とサーシャは思わず抱き合ってしまった(だって怖かったんだもん)
それよりも気になることがあったのだ。それはその巨大な骸骨戦士の背中にあった剣だ。
何故ならばその武器こそ『大英雄の剣』だったからだ。

リオン「そ、それってまさか!あの大英雄<ゼノン様>が所有していたと言われている聖剣じゃありませんか?!」

サーシャ「嘘ォ?!マジで?!」

用務員「うむ!この者は我が創造魔法で創り出した、いわばゴーレム的存在でもある!さぁ、戦うがよい!」

そうして、骸骨騎士はモンスターと戦い始めていったのだ。
だがすぐに決着がついた。あっという間にモンスターそ聖剣で両断し消滅させたのだ。それを見ていた僕は思わず呟いてしまっていた。

リオン「スゴイ……」

サーシャ「なによアイツめちゃくちゃ強いじゃないのよ〜!」

用務員「ホッホホー!どうやら成功のようじゃなぁ!さて、お主らは

用務員の続きの台詞は?
下1
ついでに用務員の正体は?
下2
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 16:07:44.65 ID:o5hcsPSJO
抱き合ったままとは、仲良いのう。青春じゃのう
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 16:17:06.35 ID:a1Dcx9Id0
神より古い存在
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 16:17:42.56 ID:yPOV9VQS0
用務員の姿に魔法で変身し仕事をサボっていた学園長
30 :名無しにかわりましてAIがお送りします [sage saga]:2023/01/14(土) 16:23:58.42 ID:vpSV8LTX0
用務員「ホッホホー!どうやら成功のようじゃなぁ!さて、お主らは抱き合ったままとは、仲良いのう。青春じゃのう」

それを聞いてハッと我に戻った僕らは互いに離れた、サーシャは顔を真っ赤にして怒っていたけれど。
そんな様子を見て笑ってるお爺さんは、いったい誰なんだろう?ただの用務員には思えなかったのだけど……

リオン「あ、貴方は一体誰何ですか?それよりさっきの玉はは何です?!」

用務員「ほほほ、まぁ落ち着くんじゃ若者達よ。時間はまだまだあるからのう!」

サーシャ「じ、時間ってどういう事なのよ?」

用務員「ん?あぁそうじゃった、まずは自己紹介せんとな……ワシは神よりももっと古から生きてきた魔術師で、名は『オーディン』と言う、宜しく頼むぞ」

リオン「はぁ?!神様より古い??なんでそんな人が僕の学校に?!」

オーディンはなぜ学校にいるのか
下1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 16:31:28.70 ID:yPOV9VQS0
古の大戦で力の大半を失いこの学校を依代にして存在しているから
その為この学校がなくなっては困るのでそれを解決できる人材を探している
32 :名無しにかわりましてAIがお送りします [sage saga]:2023/01/14(土) 16:37:50.88 ID:vpSV8LTX0
オーディン「実はワシは古の大戦で力の大半を失いってしまってのぉ……この学校を依代にして存在を保っているから、この学校がなくなられるとこまるん
のじゃよ。リオンお主は廃校を阻止するために行動しておるのじゃろう?」

リオンは少し戸惑った、確かに廃坑の危機になっている学校の事を考えるとその通りであるからだ。
だからと言って、オーディンの言っている事が本当の事なのかどうか確証がなかったからだ。そこで僕は素直に答える事に決めたのだった。

リオン「はい、そうです。でもなぜそれを知ってるんですか?」

オーディン「それは秘密なんじゃがな……ただその方法を教えてやろうと思っただけじゃよ、つまり協力してやるという事じゃな」

サーシャ「怪しいけれど……そのとんでもない魔力を見る限り、多分本当に凄い人なのかもしれないわね。さっきの戦いを見ちゃった後なら信用出来ると思うわ」

と、サーシャも頷いて答えたのだった。僕も同じく賛成した。
それから三人で相談した結果、もういっその事校長先生に話をつけてしまおうという事になった。あの人ならきっと理解してくれるはずだろうから。
早速僕達は校長室に向かい扉をノックしようとした時、中から何やら声が聞こえて来たのだ。
耳を澄ますとそれは学園長の声だという事が分かったのでそっと扉に近づき耳を傾けてみると聞こえてきた内容は以下の通りであった。

その台詞は誰が言っているのか
下1
何て言っているのか
下2
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 16:53:17.17 ID:r4Vqn6/W0
リオンの妹シオン
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 16:59:10.99 ID:FkYGyPIoO
魔法の未来のためにも、少ない魔翌力でも使える簡易で生活に根ざした魔法を開発し広めるべきだと考えます
35 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 17:09:02.99 ID:vpSV8LTX0
その声は僕の妹でのシオンだった。僕の一つ下の十六歳なのだが、とにかく勉強が好きで常に本や教科書などを手放さないほどのインドア派なのだ。
龍の血は僕よりも強く出ているので、角が二本あり瞳の色は真っ赤だったのだ。所々に鱗も見受けられるがそれほどでもないみたい。

シオン「校長!魔法の未来のためにも、少ない魔翌力でも使える簡易で生活に根ざした魔法を開発し広めるべきだと考えます!」

校長「何を言っているんだね君は?これ以上魔法学の授業の枠を増やしたら、教師陣のの胃が持たないではないか。ただでさえ国のお偉いさんから廃校を言い渡されているというのに……」

どうやらこの話し合いは難航しているらしい、しかもまた廃校の話だ……最近こればかりだからいい加減聞き飽きた。
しかもこのままではこの学園自体がなくなってしまう可能性があるのだ、そうなるとオーディンさんも困るはずだし何とかしたいところなんだけど。

オーディン「これは困ったのう……これは時間がかかりそうじゃ」

リオン「やっぱりここは僕がなんとかしないとダメなんだね……よし!任せてください!必ず説得して見せますから!」

そう言って、意を決して部屋に入ったのだけど、そこには予想外の光景があり、一瞬自分の目を疑ってしまったほどだ。
なぜなら……そこには半裸になった校長先生の姿があったからだ。

何故校長は半裸なのか
下1
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 17:19:21.62 ID:xxs0Mp5XO
見られると興奮するから
37 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 17:27:53.25 ID:vpSV8LTX0
サーシャ「ちょっとぉ!何で半裸なのよ!露出狂じゃない!!!」

校長「そんなの見られると興奮するからに決まっておるであろう!!」

サーシャ「変態だわぁー!!」

リオン「……うわぁ。もうお終いだよ、こんな人が校長だったなんて」

シオン「いきなり目の前で脱ぎだすなんて気持ち悪いです!」

校長先生はかなり特殊な性癖の持ち主のようだった。もはやショックを通り越して呆れてしまった。
こんな校長は早くいなくなってくれた方が学校のためなんじゃないかと本気で思ってしまったくらいだ。
こんな事が世間に知られれば学校の恥でもあり汚点にもなり兼ねず、廃校まっしぐらになる事は間違いなかいだろう。
これが国のお偉いさんに知られたら大変な事になるだろうな、と思っていた矢先にオーディンさんが口を開いたのだ

オーディン「……ワシに任せておくがいい、

オーディンの続きの台詞は?
下1
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 17:45:39.27 ID:FkYGyPIoO
服を着なければ落ち着けなくなる呪いをかけてやろう
39 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 17:59:08.06 ID:vpSV8LTX0
オーディン「……ワシに任せておくがいい、服を着なければ落ち着けなくなる呪いをかけてやろう!」

校長「何をするんだ貴様ぁ!私の美しい裸体を……!」

オーディンが手をかざすとたちまち全身が緑色の光に包まれていったのだった。そしてすぐに変化が起こり始めたのだった。
校長は手で胸を隠したりし、服を探して部屋の中を走り回り始めたのだ。

校長「服!服は何処だ!?服を着なければ私はおかしくなるー!!」

リオン・サーシャ・シオン「……」

三人は顔を見合わせて黙っていた、と言うかどうしていいのか分からず固まってしまったのだ。
しばらくしてようやく服を調えた校長は恥ずかしそうにこっちを見ていたので仕方なく本題を切り出す事にした。
すると先程までの取り乱していた姿はなくなり、威厳を取り戻したかのように見えたのだった。

リオン「えっと……お話が、あります」

校長「ほほう?君達かね?私に話があるというのは?私としても忙しい身なので簡潔に済ませてくれるかな」

リオン「あのですね……!どうにか廃校を撤回してもらうわけにはいかないでしょうか?」

オーディン「廃校になるとワシの存在も消えるからのぅ……」

校長「うむ……君の言いたいことはよく分かるのだがな、だが国の決定事項で逆らうことなど私にはとても出来そうにないんだよ……情けない話だがね」

やはり駄目なのかと思ったがここで引き下がっては絶対にいけないと思ったので更に食い下がる事にした。
しかし意外な展開が起こったのである。今までずっと沈黙を保っていたシオンが話し始めてくれたのだった。

シオン「それはつまり国のお偉いさんの考えを換えさせれば良いんですよね?」

サーシャ「そうよそうよ!頭の固い奴らをどうにかしてギャフンと言わせる事ができればこっちの勝ちなんだからね!」

校長「うぅむ……もう一度役所に掛け合ってみるしかないかのう……」

そして再び職員室に向かう事になり校長は電話をかけて交渉を始めた。
電話が終わり戻ってくるなり、すぐさま役所に来るようにと言われた為、僕達も一緒に付いていく事にしたのだ。
そうして市役所まで着き、中に入るとすぐ応接室に案内された。しばらくすると職員らしき人物が現れ説明してくれた。

職員は何と言った?
下1
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 18:08:19.57 ID:9wNAWCn90
廃校を撤回するには……
捕らえられた、ここの市長
令嬢を救うしかない!
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 18:08:36.87 ID:xxs0Mp5XO
検討はしてみましたが残念ながらご期待には応えられませんでした。
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 18:10:30.08 ID:yPOV9VQS0
国内の廃校になる予定の複数の魔術学校からそれぞれ代表者を選出しトーナメントを開催、そこで優勝した一校のみを残す事になった。
43 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 18:40:36.12 ID:vpSV8LTX0
職員「あまり大きな声では言えないんですが……実は領主の娘さんが誘拐されいまして。その……返してほしければ魔術学院を廃校にしろと脅迫を受けてまして……」

リオン「領主の娘ってまさか……リフィーラですか?!」

シオン「私達の妹が……!?一体誰に、どうやって……?」

職員「それがその……どうにもかの有名な盗賊団<風迅翼>の仕業ではないかと睨んでいるのですが……」

<風迅翼>と言うのはここ王都を中心に活動する悪名高い泥棒集団のことだ、盗品は主に美術品であり絵画や宝石などがメインだとも言われている。
その為、貴族の家では警備を強化したりするのだが、それにもかかわらず事盗まれてしまう事例が多い事で有名であったりする。
最近では国から懸賞金を掛けて犯人を捕らえようとしていたりと色々と問題視されているとかいないとかだ。

サーシャ「まって!そんな盗賊共が何でこの学校に関係あるのよ?!」

リオン「うん……それにどうしてウチの妹がターゲットにされたのかも分からないよね」

ミオンは二人とと違って体が弱くて病気がちで、しょっちゅう家で寝込んでいる事が多い。だから外を歩く事もままならないくらい体力もない。
僕が朝学校に向かう前には確かに普通に話していたはずなのだけ、それにタイミングがおかしいような気がどうしても拭えない。
廃校は前々から言われていたのだから、何故今更領主の娘を攫ってまで要求してきたのだろうか?

職員「領主の娘なら人質としての価値がありますからね、何故廃校を要求してくるのかは分かりませんが」

結局この後、詳しい情報が何もないままその日は解散となった。
一応妹の捜索にも尽力してみるけど、期待しない方がいいかもと言っていた。
帰り道で皆考えていたのだけど、何か大きな力が働いている気がしてならなかったからだ。


盗賊は何故廃校を要求した?
下1
その大きな力とは一体?
下2



44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 18:47:50.76 ID:xw/VS1cUo
討伐隊の隊長が魔術学院の出身でその逆恨み
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 18:48:07.98 ID:JZ51iEYFO
学校跡地をテーマパークをするため
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 18:49:16.85 ID:xJOCDNhKo
科学を発展させたい隣国による圧力
47 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 19:21:26.73 ID:vpSV8LTX0
そのころミオンを誘拐した盗賊団はというと、依頼主でとある王国の大臣との密会をしている真っ最中だった。

大臣「あの魔術学院を潰して跡地をテーマパークにする件なのだが、ちゃんとあの領主の娘は誘拐してくれているんだろうな?」

盗賊の頭「勿論ですよ……俺に傷を負わせた男はあの魔術学院の出身なんだ!そんな男と同じ学び舎なんざあってほしくねーからな!」

大臣は計画通りに物事が進んでいる事に満足していた。これで邪魔なものは排除出来てかつ大金が入ると考えれば笑いが止まらなかったようだ。

一方その頃のリオン達はというと、屋敷に戻ってきて今後の対策について話し合っていた。
とりあえずしばらくは役所の報告待ちになってしまうためしばらく様子見するしかなそうだという話だった。
それでも納得できないのがるシオンだった。

シオン「くっ!こうなったら私が直接乗り込んで助けて来ます!」

リオン「いやいやそれは危ないでしょ!それに盗賊団が何処に居るかなんて知らないんだしどうしようもないよ!下手に動くと怪我をするかもしれないよ!?」

シオンは龍の血が濃いので、並みの人間よりも凄く強いけれど流石に危険すぎるよと思ってしまうのだ。
そんな事を考えてると、庭の方が騒がしいことに気がつき僕は窓からこっそり覗くことにしたのだ。
そこにはなんと、謎のメイドさんの姿があったからだ。

リオン「えぇっ?!あの人一体何者?」

シオン「うちにあんな人いたっけ?新しく雇ったのかしら?でも見たこともないわね」

そんなことを考えながらメイドさんを見ていたのだが、僕は驚きのあまり叫んでしまっていたのだ。

なぜリオンは叫んだのか
下1
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 19:24:38.98 ID:4an/NLHt0
表情がいわゆる「鬼の
形相」で、般若の面の
ように見えたから
49 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 19:37:20.79 ID:vpSV8LTX0
何故ならそのメイドさんは鬼のような形相で走り回り、まるで暴れているようだったのだから。
それを見ていた僕らはますますわけが分からなくなってしまったのだった。

メイド?「あぁもうムカつくぅ!!ミオン様を連れてった奴らは絶対に許さなぁーい!!」

リオン「ど、どうやらうちのメイドさんみたいだね……しかもすごく怒ってるみたい」

シオン「あれじゃあメイドと言うよりも狂戦士ね……物騒だわ」

完全に人離れしてるように見える程の力強さを見せる彼女を見て、恐怖すら感じたほどである。
そうこうしているうちに屋敷中を掃除し始めたようだったが、そこは流石のプロと言える手際の良さだった。
彼女のお陰で庭中がすぐに綺麗になった。すると突然僕の方を睨みつけてきたようで、一瞬心臓が飛び出そうになるほどに驚いてしまった。
すぐに彼女はどこかに消えてしまったみたいだった。

リオン「あ、アレ……?消えた?」

シオン「一体何処に行っちゃったのかしら?」

二人が呆然としていると、今度は玄関の扉が激しく叩かれた。その音は先程の音とは比にならないくらいで、扉を壊してしまうんじゃないかと思う程だった。
あまりに衝撃的な出来事の連続ですっかり疲れ果ててしまっていた僕だったが、いつまでもこのままというわけにもいかないので渋々玄関のドアを開けることにしたのだ。

リオン「はぁい、どなたでしょうかぁ〜……」

扉を開けるとそこにいたのは、何と先ほど庭で暴れていたメイドさんだったのだ。
相変わらず凄い気迫を放ちながらこちらを睨んできている為、非常に恐ろしく思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、彼女が口を開いて、話しかけてきたのだ。

メイド?「ねぇリオン様……ミオンお嬢様を助けたいんだよね?だったら私の話を聞・い・て・く・れ・な・い・か・な・ぁ〜……?」

リオン「えっと……確かに助けたいとは思ってたけど……あ、貴女ははいったい誰なんですか?貴方みたいな人見かけた覚えが無いんですが……」

シオン「そうね……こんな物騒な人なんか見た記憶ないわ」

そのメイドの正体とは?
下1
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 19:58:09.19 ID:6qJOpybsO
領主家の密偵
51 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 20:20:43.51 ID:vpSV8LTX0
メイド?「……いいわ特別に教えてあげるわよ、私は貴方たちのお父様に雇われた密偵なのよ!」

二人はあまりの急展開にびっくりしてしまいその場で硬直してしまっていた。そんな様子をお構いなしに話は続いた。
メイド(密偵)曰く、以前から国の中に怪しい動きをしていた貴族がおり、それを調べるのが彼女の役目だったというわけだ。
貴族を調べた所犯罪の証拠がいくつか未来かったので、最近本格的に捜査を開始したらしい。

リオン「そ、そうなんですね……でも何で暴れていたんですか?」

メイド改め密偵「だってぇ〜!こいつら悪い事ばっか企んでんだもん、イライラしちゃってさぁー♪」

笑顔はとても可愛らしく感じるのだが、どうも怖いものは怖かったので苦笑いしかできなかったのだった。
しかし僕らの父さんはとんでもない人材を抱えてるんだなあと思ってしまった。
そしてその後詳しく話を聞いてみると、今まで調べて分かったことを話してくれたのだった。

リオン「そ、それで……!?妹を攫った奴等の場所はわかったんですか?」

密偵「まぁ慌てないで、先ずは順を追って説明するわ。まず盗賊が魔術学院を狙った理由は、あそこの卒業生である討伐隊の隊長にに恨みがあるそうだからね。名前はカシューって言うんだけど、そいつって隊長に捕まりかけて顔に傷を負わされたって話なんだ」

シオン「なにそれ……完全な逆恨みじゃない」

密偵「それで二つ目なんだけど、どうも科学を発展させたい隣国が関わっているっぽいんだけど、どうにもその大臣が盗賊団に誘拐を依頼したみたいなんだよね」

確かに科学の発展により魔術は衰退しているが、今より便利になるのなら何をしても良いと考えているのだろうか?
何というか、もっと別の方法があったのではと思わずにはいられなかったのだ。シオンも同じような意見なのか少し複雑な表情を見せていた。
とにかく、そこまで分かれば後は相手の尻尾を掴んで捕まえるだけという事だ、そうすればこれ以上被害が出ずにすむだろう。

リオン「それで……盗賊団の居場所は!?妹のミオンは大丈夫なんでしょうか?!」

ミオンを誘拐した盗賊団の居所は判明しているか?
下1
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 20:50:25.49 ID:GRYlZytoO
判明してる
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 20:50:51.55 ID:a1Dcx9Id0
まだ
密偵の仲間たちが調査中で報告待ち
54 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 21:07:46.12 ID:vpSV8LTX0
密偵「判明してるわ!今から地図を書いてあげるからちょっと待ってて〜」

そう言うとテキパキと必要な情報を集め始めていたのだ。それからものの数分もしない内に書き上がったようだった。
僕達に渡した紙を見てみるとそこには印がついて、その場所はこの国の北西にある森林地帯のようだということが分かった。
その森林地帯は広大な土地を持っていて、そこには様々な生き物が暮らしていると言われていて、魔物も多く出没する危険な場所でもあるのだそうだ。

シオン「なるほど、カルブの大森林のことね……なら話が早いわ、私の力ならどうにでもなるでしょうし」

リオン「え?ちょ、ちょっと待ってよシオン!もしかして森に行って戦うつもりなの?!危険過ぎるって!」

シオンの提案に反対した僕に抗議するかのように顔を近づけてきて、今にも喧嘩が始まりそうなほどピリついた空気が部屋に充満していった。
それでも負けるわけにはいかないと思った僕は引くことはなかったが、シオンは飛び出す様にして家を飛び出してしまったのだった。

リオン「ま、待ってよシオン!!もうっ!何でこんなことになっちゃったんだよ!!」

仕方なく僕も追いかける事にしたのだったが、龍の血が薄い僕では追いつけるわけが無い、置いてかれる事は明らかだった。
シオンはその気になれば翼を出現させて空を飛べるので、すぐに視界から消えて見えなくなってしまった。
途方に暮れていると後ろから肩をトントンと軽く叩かれて振り返ると、なんとそこに居たのはオーディンさんだったのだ。

オーディン「まったく無茶ばかりするのだから困ったものだのう。これだから人間は見ていて飽きぬものじゃわい」

リオン「そ、そんな事よりどうしてここに!?」

驚き過ぎて大声を出してしまうほど気が動転していたのだと思う。でもオーディンさんは特に気にしてない様子だった。
オーディンさんが言うには偶然ここを通っていたのだそうであり、そこで何やら困ってる様子が見えたため声を掛けたらさっきのように言われたそうだった。
55 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 21:20:17.81 ID:vpSV8LTX0
オーディン「それよりお主の妹さんの救出だが、ワシも一緒に行くぞ。ほれ、早くせんとシオンに置いてかれてしまうわ」

リオン「そ、それもそうなんですけど……僕は龍の血が薄くて追いつけそうにありませんから……」

龍の血が濃いシオンと違って、僕は翼を出す事も爪を伸ばす事も出来ないのである。
そうなれば当然空を飛ぶ事が出来ないため、移動には時間が掛かってしまうとそう思ったのだけれど、それを聞いたオーディンさんは意外な言葉を掛けてくれたのだ。

オーディン「なーにを言っておる。お主は血が薄いのではないぞ、どの力が発現しておらんだけなのじゃ」

リオン「えっと……それはどういう意味なんですか?」

オーディン「ワシの力ならばお主力を引き出すことが出来るが、その代わりに苦痛が伴うかもしれんのじゃがどうする?」

それはつまりドラゴンの力を覚醒させるかと言う意味であったのだ。僕が悩んだのは一瞬ではあったけど、それをやってもらうことにした。
オーディンさんが僕の頭に手を置いた瞬間、何かが流れ込んでくるかのような感覚に襲われた。やがてそれは全身に行き渡っていき、体中に激痛が走っていくのを感じたのだった。

リオン「ウグァァァァァァァァァァァァァ!?あがっ!?あ、あぁ……!!頭が割れる!痛ぃぃぃ!!」

頭を抱えてもがいてしまい、倒れそうになった所をオーディンさんに支えてもらった。それでも頭痛や耳鳴りなどに襲われ続けまともに動けない状態が続いた。

リオンはどうなった?
下1
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 21:23:07.83 ID:yPOV9VQS0
死んで悪竜に生まれ変わった
57 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 21:37:16.25 ID:vpSV8LTX0
リオン「……あ、あぁ……」

しかしその激痛にリオンは耐えきることが出来ず、そのまま命を落としてしまう事になった。
すると、死んだはずのリオンの体がビクビクと痙攣し始めており、膨張しながらその姿を変えていくではないか。
皮膚からは鱗が現れ角も生えていき、更に牙までもが伸びていき鋭いものへと変貌していった。
それは悪竜と呼ぶにふさわしい程の姿で、大きな咆哮を上げたかと思えば暴れ始めたのだ。

オーディン「こ、これはいかん……!強すぎる龍の力に体が耐え切れんかったのか!」

最早その悪竜にリオンとしての意思など存在しておらず、只破壊をまき散らすだけの権化と成り果てていた。
炎を撒き散らし町を焼き払っていくその様はまさに地獄絵図そのもので、もはや誰も手のつけられない状態だった。

オーディン「ぐぅ……力の大半を失ったワシではこの暴れ狂うものを止められない!どうすればよいのだ……!」

しかし何もしなければ街の壊滅は免れないだろうと思い、必死に力を振り絞って結界を張った
だがそれは瞬く間に破壊されてしまい、悪竜は再び町を破壊し始め、オーディンをも踏み潰していった。
そしてとうとう町の消滅が始まったのだ、全てを燃やし尽くしながら大地を侵食していきあっという間に国は消え去ってしまったのだ。

END
58 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/14(土) 21:40:05.12 ID:vpSV8LTX0
は?廃校を阻止するどころか国が滅んでる滅んでるんですが?

やり直すか?それとも別の主人公で始めるか。
新キャラで始める場合は「新キャラで」と既存のキャラで始めるならば、その名前のキャラを

下五までで一番多かったもの
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 21:42:38.93 ID:yPOV9VQS0
新キャラで
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 21:44:35.15 ID:8+b+TuRiO
やり直し
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/14(土) 22:40:04.42 ID:xw/VS1cUo
やり直す
62 :名無しにかわりましてAIがお送りします [sage saga]:2023/01/14(土) 23:52:05.84 ID:vpSV8LTX0
>>58のやり方はちょっと無理があったので、今回はやり直すで行きます

何処からやり直すか
下1
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 00:02:01.33 ID:DpzbCie9O
>>39から
64 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 00:05:26.72 ID:YWFOWgfw0
>>39からという事で、職員が何と言ったのかを再安価します
下1
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 00:11:07.14 ID:oQ7LyEfMO
全国の魔法学園の代表者を集めて行われる大会で、魔法を使ったスポーツ、魔法研究、魔導具作成の分野のうち、いずれかで入賞すること
66 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 00:23:58.20 ID:YWFOWgfw0
職員「近日全国の魔法学園の代表者を集めて大会が行われるのですが、そこで優秀な成績を残せたら考えを改める……との事です」

魔法学園による大会と言えば魔法を使ったスポーツ、魔法研究、魔導具作成のコンテストなど様々な部門で競うものだったはずだが。
もちろん優秀な学生ばかりでなければならないはずだ。それに上位に入れば国に表彰されたり、その地域に多大な恩恵を与える事ができるなど色々な特典があったりするらしい。
その為生徒達にとっては非常に重要な行事でもあったのだ。
参加人数は一学園につき五人とし、それぞれの部門に一人ずつ代表を出す事で他の学園の生徒たちとも戦うことになるというわけだった。

サーシャ「魔道具の作成なら任せなさい!私、こういうの得意だもの」

シオン「魔法を使ったスポーツなら私が、龍の血のお陰で並みの人よりも体力もあるし運動神経も良い方なので」

確かにサーシャは様々な知識に長けていて博識でもある、時たま実験に失敗して教室で爆発をさせるけどそれも愛嬌のうちだと皆許している。
そしてシオンは勉学が得意で学校のテストでは常に首席にいるくらいなのだ、しかも龍の血のお陰で身体能力も高いというおまけ付きである。

サーシャ「リオン、アンタはどうするの?」

リオン「僕は……」

正直あまり自信がなかった、何せ今まで勉強くらいしかしていなかったから他の事には全く自信がない上に経験もなかったからである。
そんな僕がみんなのように優秀になれるのか?そう思うと途端に不安になってしまった、自分には出来ないんじゃないかと思ってしまったからだ。
でも僕にも得意な事くらいあったんだった。

リオンの得意な事とは?
下1
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 00:42:19.05 ID:fk67OXku0
大食い
68 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 01:16:23.67 ID:YWFOWgfw0
僕は人よりも食べる食事の量がとても多い。それこそ成人男性の二倍は優に超えているからだ。
そのせいでいつもお腹を空かせてしまっていたから趣味で料理をする事が多くなっていたため今ではすっかり料理長並の腕前になっていたのだ。

リオン「でもそれって役に立つのかな……?大食いや料理の腕が役に立ちそうな競技なんてあるかなぁ?」

大会で行われる競技の内容は毎年変わり、その年によって変わってくるのだから僕には分からない。
確か去年は魔術を用いたレースや知識を試されるクイズ、魔導具作成の速さを競ったり、魔法を使ってのバトルだったりしたと思う。
ともかく、今年度に行われる競技の中で大食いか料理の腕を競うような物があれば有利ではあるのは確かだった。

職員「それでは、参加という事で宜しいですかな?」

サーシャ「もちろんよ!」

シオン「私も良いですよ」

リオン「……ぼ、僕もそれでお願いします!」

こうして僕らの通う学園は参加を表明し、代表者五名を選出する事が決まったのだった。
その為に各クラスの担任と話し合うことになったのだが、候補者は当然優秀な者から選ばれることになり意見交換を行う事になった。
先ず3年から順に見ていく事となったのだが、三年からは委員長の『エイル』と副委員の『アンナ』と『アレック』が候補として選ばれたようだった。
そして2年からはサーシャと『ライアス』という男子生徒、そして『イリス』が選ばれたようだ。
1年からは満場一致でシオンの名前が上がり、他にも『リン』と言う女子生徒や『ナスタージャ』『カティナ』の名前もあった。

リオンは候補者に選ばれた?
下1
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 01:25:00.17 ID:MHDS6g/2O
選ばれた
70 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 01:38:10.30 ID:YWFOWgfw0
リオン「僕も選ばれたけれど……良かったのだろうか?足を引っ張ってしまうかもしれないと思うと申し訳ない気持ちになるんだよなぁ」

それぞれの学年から三人ずつ、合計で九人の候補者が選ばれてから改めて代表者五名を選ぶための試験が後日行われる事になった。
当然知勇兼備を兼ね備えているような者が代表者になれるのだが、僕自身も頭はいい方だとは思うけれど武術に関しては特にこれと言った物はないからなぁ、難しいよ。

リオン「試験に向けて特訓するしか無いのかもしれないな……こうなったらとことんやってみようか」

そう心に決めて家に帰り明日から授業とは別に、自分なりに体幹トレーニングを行っておこうと思ったのだ。
シオンは僕なんかより運動能力が優れているから一緒にやった方が効果的かもと思ったし、その方がお互いに教え合えるしレベルアップに繋がると考えたのだ。

シオン「兄さまは体力がない。全然ないからもっと鍛えないとダメだと思う」

リオン「そ、それを言われちゃうと耳が痛いんだけどね……」

サーシャ「おーい!早くしないと置いてっちゃうわよ?」

リオン「えっ!?ちょっと待ってよー」

まだ筋肉痛が残っているというのに体を激しく動かす事は控えたかったけど、これも代表者になる為には必要だと思ったので、重い腰をゆっくりと上げたのだった。
あれから毎日のように鍛錬を続けたおかげで何とか形にはなってきたと自分では思うんだけど、流石に辛いものは辛かった。
71 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 01:53:48.45 ID:YWFOWgfw0
でも泣き言なんて言ってられないのでやれるとこまでやろうと決めたんだ。
サーシャもそれなりにメニューを考えてくれていたみたいで、基礎体力作りなどは楽になったのだけど問題は実践形式の戦いを想定しての訓練になったことだった。

リオン「そ、それで……僕は誰と戦えば良いのかな……?」

シオン「勿論相手は私に決まっています。兄さまの現在の実力を把握しておかなくてはなりませんからね」

リオン「いやいや、僕じゃシオンには勝てないってば!」

サーシャ「何泣き言言ってんのよ?そんな事言っても無駄なんだからさっさと始めなさいよ!」

そして僕とシオンは今学園のグラウンドの中央で、向かい合うようにして立っていた。
やはり魔法を使った模擬戦と言う事で、魔法障壁が施されており万が一の場合にも耐えられるようになっていた。
因みにこれは全校生徒が自由に使っていいことになっているものである。この空間内では外からの魔法攻撃を防ぐことができる優れものだ。なので思いっきり戦えるわけだね。

シオン「どこからでもどうぞ、兄さまの実力を見せて」

リオン「お、お手柔らかにお願いいたします……!」

そう言うとさっそく魔法による火球を作り出し撃ち放ってきた。
その速度はとてもじゃないが避けれるものではなかった為、防御魔法を咄嗟に発動して防ぐことにしたのだった。

リオン「うわぁ!?」

シオン「兄さま、この程度の魔法が避けられないなら代表者は無理。もっと本気出して」

リオン「ご、ごめん!ちゃんとやるよ……」

どうやら手を抜くことは許されないようだったので覚悟を決めて今度はこちらから攻めることにしたのだ。

結局リオンはどうなった?
下1
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 02:05:37.14 ID:fk67OXku0
手も足も出ずボコボコにされるが最後一瞬だけ魔翌力が上がった…様な感覚があった気がしたが別に気のせいだった
73 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 02:06:51.13 ID:YWFOWgfw0
「手も足も出ずボコボコにされるが最後一瞬だけ魔翌力が上がった…様な感覚があった気がしたが別に気のせいだった」

という事で、続きはまた明日。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 02:08:48.47 ID:5IwuMs3IO
親密かつ波長の合う相手の魔翌力を共有、自身の魔翌力と融合して発動させるリオンのオリジナル魔法、共鳴魔法をサーシャの魔翌力を共有させてもらい発動
今回の攻撃についてはシオンに及第点を貰える
75 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 13:00:12.44 ID:YWFOWgfw0
それから数分の間打ち合いを続けていたが、手も足も出ずボコボコにされてしまい既に力尽きて倒れていたのだ。
なんか最後の方には魔力が上がった様な感気もしたけれど、それも結局気のせいだったようで余計にガッカリさせられた気分だった。

シオン「まだまだ私には及ばないようですね……これじゃ到底大会に出ることは出来ませんね……」

サーシャ「ホントよねぇ……このままだと結果も目に見えてるわよ?」

リオン「シオンは学園最強じゃん……そんな人に勝てって言われても無理な話だよ……って言うかそもそも僕は大会だって出ない方が良いかもしれないし」

こんな情けない姿を皆に晒してしまうくらいなら、代表にならない方がいいのかもしれないとさえ思えてしまったからだ。
そんな弱音を吐く僕を二人は励ましてくれていた、決して諦めたら駄目だって。例えどんな酷い結果が出ても後悔だけはしてはいけないって言ってくれるんだ。
二人の言う通り、僕の出来る限りの力を見せるしかない、そう思った矢先の事だった。
校長先生の姿が見えたかと思うと、そのままこちらへと向かって歩いてきたのだ。

校長「君達、頑張っておるようだな。候補者たちを見て回っていたところなのだが、君達二人の訓練風景が目に入ったものでな、少し気になって様子を見にきたぞ」

シオン「校長先生……ありがとうございます。」

校長先生はしばらく僕達の練習を眺めているようだったが、時折アドバイスをしてくれたりもした。
校長先生の教え方は的確であり分かりやすかったこともあり、すぐに上達することができたような気がしたのだった。

そして数日後遂に審査が行われることになったのだ。この審査で代表者が選出される事になるわけだが、一体誰が選ばれることになるんだろう?
職員達がそれぞれの各クラスの立候補者達の前に並び立ち、それぞれが自身の持つ技術を披露する事になったのである。
76 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 13:11:25.77 ID:YWFOWgfw0
教師E「それでは一年生から順に、名前を呼ばれた者から前に出て披露してもらいます。準備は宜しいですか?」

教師F「先ずはシオンさん、前へ来てください」

生徒達は先生に呼ばれた順に、一年間学んだ事を応用させて新しい技を披露したりして審査員にアピールしていたのだった。
自分の得意なものや研究を重ねて作り上げた物を、自信満々に見せて評価を待ち望んでいた。
そんな中、ついに自分達の番が回って来たのだが、緊張のあまり頭の中は真っ白になり、何も考えられなかった。

リオン(ど、どうしよう……!何も考えられないまま出番になっちゃったよ!)

そんな焦りを抱きながらも、時間は無情にも過ぎ去っていくばかりである。
このまま失敗してしまったらどうしようかと考え始めている時、

その時、どうなった?
下1
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 13:29:23.02 ID:VczZVq3FO
サーシャの元気な応援が飛んできて、自分のできる精一杯やってみようと気合を入れることができた
78 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 14:00:56.10 ID:YWFOWgfw0
このまま失敗してしまったらどうしようかと考え始めている時、サーシャの声が聞こえてきたのだ。

サーシャ「リオン!!アンタらしくもないわねぇ……しっかりしなさいよ!!」

そんな叱咤激励のような言葉にハッと我に返ったことで我に返ることが出来たのだった。そうだ、いつまでもウジウジ悩んでいる訳にはいかないよね。
ここで自分が頑張らないでどうするんだという気持ちになって気合いを入れ直し、気持ちを切り替える事にした。

リオン(そうだ……もうやるしかないんだ、僕も前に進まないと……!)

そう思い込むと不思議と先程まで抱いていた不安は何処かへ消え失せ心は澄み切り、自分でも驚くようなパフォーマンスをやってみせたのだ。
そしてその後は別の生徒と入れ替わり、次々と進んで行ってようやく全ての生徒の演技が終了したようだった。
点数の高い五名が代表者に選ばれ晴れて大会に出られる事となるのだが。果たして結果はどうなるのだろうか。

教師E「それでは、五名の代表選手の発表をしたいと思います」

リオン(ううっ……ドキドキしてきちゃったな。僕が代表者になれるかどうかがかかっているんだから当然だよね……)

シオン(私は当然として、兄さまはどうなのかしら?)

サーシャ(私は上手くいったし多分大丈夫だと思うんだけどなぁ〜)

それぞれ緊張した面持ちで発表を待っていたのだが、いよいよ発表される事になったようだ。
79 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 14:23:01.68 ID:YWFOWgfw0
校長「では最後に……リオン!以上の五名が代表者として登録されることになった!」

リオン(え……っ!?ほ、本当に僕が代表になれたっていうの……?)

シオン「よかったですね、リオン兄さま」

サーシャ「まぁ私なら間違いなく選ばれるとは思っていたけど、やっぱりちょっと嬉しいわね〜」

予想していなかったことに困惑していると、二人からもお祝いの言葉をかけられて更に動揺するばかりだった。

こうして無事大会のメンバーが決まった事で安心したのも束の間で、これから暫くの間は出場に向けてひたすら鍛錬を続ける日々が続くことになったのだ。
とにかく、僕にできることを精一杯やって、悔いのない大会にできるよう頑張ろうと思ったのだった。
80 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 14:38:12.29 ID:YWFOWgfw0
それから数ヵ月後、ようやく大会の日を迎え、僕らは会場へと足を運んだのだった。
そこには沢山の観客で溢れてってかなりの賑わいを見せており、観客席だけでもかなりの広さを誇っていたんだ。

サーシャ「うわぁ〜、凄いお客さんの数だわ〜!」

シオン「うん、それだけ注目されている証拠でもあると思うから、頑張って取り組まないと」

リオン「あ……あはは……そうだね……」

サーシャやシオン達は緊張している様子が全く見られないんだよね……そりゃあ二人とも学年で一番の成績を修めている訳だし。
それでも僕だって必死に努力してきた訳だし自信が無いわけじゃない。そう自分に言い聞かせて気を落ち着かせることにした。

教師G「受付を済ませたから、皆は控え室へ向かっちゃっていいよ〜!」

他の選手達も各々指示に従って移動していたので、僕達も指定された場所へ向かうことにした。
今回の種目に大食いや料理の腕が問われるものがあればいいけど、果たしてどうなんだろう?

コンマ下1、50以上で在る。
あった場合コンマ下2、50以上で料理の腕、以下で大食い
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 14:39:50.41 ID:5g9+5U4uO
82 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 15:33:23.38 ID:YWFOWgfw0
教師G「今回行われる競技の内容が分かったから、今から説明するわよ!」

リオン(大食いか料理の腕を見るようなものがあればいいんだけど……)

そうして先生が説明し始めると、全部で五種目あってその内容は次の通りだそうだ。
1【魔法を用いたレース】
これは魔法を用いて妨害を掻い潜りながらゴールを目指すものである。
2【魔法を用いたバトル】
これは一対一のトーナメント形式で行われるものだ。
3【魔法の知識を問われるクイズ勝負】
これは早押しや筆記等を行う事で競い合う物になるらしい。
4【魔法道具の発明対決】
これは速さや品質などを総合的に見て勝敗が決まる。
5【魔法による仮想狩対決】
これは魔法で作られたダミーの動物をどれだけ多く倒せるかを競うものらしい。

教師G「それじゃ、誰がどれに出るか決めてもらうわ〜」

リオン(シオンはバトルだろうし、サーシャは魔法道具造りの方……僕はどうしようかなぁ……)

コンマ下1
0〜32 【魔法を用いたレース】
33〜65 【魔法の知識を問われるクイズ勝負】
66〜99 【魔法による仮想狩対決】
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 15:53:17.68 ID:0Ymp9h1HO
えい
84 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 16:34:41.27 ID:YWFOWgfw0
リオン(クイズならまだなんとかなるかもしれなかったけど……狩対決かぁ)

それから数十分後、開会式を経ていよいよ大会が始まった。
最初のプログラムである魔法を用いたレースが行われることになり、そこからどんどん競技が消化されて行ったんだ。
入賞を狙うなら少なくとも三つ以上の競技で勝必要があるんだけど、なかなか苦戦を強いられていた。

リオン「僕の競技はまだ先だけど、なんだか緊張してきちゃうよ……」

サーシャ「大丈夫よ!この調子なら問題無いでしょ」

シオン「私も同意見です」

確かに今のところ問題なく順調に進んでいたように思えたけれど、この先に待ち受ける波乱な出来事を前にするとどうなるか分からなかったからね。
不安な気持ちを胸に抱きつつも、今はただ信じて進むしかないのだと心に決めていた。
その後各種目で白熱した試合が繰り広げられて行き、あっという間に全ての競技が終わったのだった。
そして最終順位の発表がなされることとなり、優勝するのは誰かという話題で盛り上がりを見せていた。

コンマ下1
0〜19 勝利数1
20〜39 勝利数2
40〜59 勝利数3
60〜79 勝利数4
80〜99 勝利数5

勝利数3以上で入賞し廃校阻止
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 16:50:46.66 ID:IB9mIaPPo
ヌッ
86 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 17:04:32.40 ID:YWFOWgfw0

「それでは結果発表へと移りたいと思います!それでは先ず第3位!」

リオン(僕達の学校は何位なのかな……?)

そんな事を考えているうちに、第三位の学校が発表されるようだった。果たしてどんな結果が出るのか?

「第三位の学校の名は……『オリンフィア魔術学院』!!」

第三位は僕達の学園ではないようで少し安心はしたものの、もしかしたら三位にすら入らなかったかもしれないという事を考えると複雑な気持ちになってしまった。

「第二位の学校の名は……『リフィール魔術学園』!!」

リオン(え……え!?今二位になったって言ったよね!?)

シオン「やりました、これで廃校は撤回されますね……!」

サーシャ「やったやったぁ〜!一位じゃなかったけど、これで廃校はなくなったってことよね!」

教師G「そうね!まさかここまで来るとは思わなかったわぁ〜!!流石としか言いようがないわねぇ!」

そんなやり取りをしている横で、僕は唖然としていたのだった。でもそれ以上に嬉しく思っていたんだ。自分の母校が守れたのだから。
そんな歓喜に満ち溢れた気分になって、暫くしてから表彰式が行われることになったんだ。
87 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 17:17:39.50 ID:YWFOWgfw0
まずは第一位の学校に賞状と記念品が贈られ、続いて第二位と三位の学校にも同じように渡される事となり、表彰台へと上ることになった。
そして今回の大会の全行程は終了し、無事に幕を閉じる事となったのだ。
こうして僕らの代表となった生徒達は、自分達の学校へと戻る事となるのだった。

その翌日のこと、校長先生に呼び出された代表者達は校長先生からは感謝の言葉と共に労いの言葉が掛けられていたようだった。

校長「今回はご苦労だった、諸君らの活躍のおかげで廃校は撤回とされることになった」

シオン「はい、ありがとうございます」

サーシャ「ま、私がいるんだから当然の結果よぉ〜」

リオン「うん、皆で力を合わせたからこその成果だと思うよ!」

こうして、何とかして廃校を撤回することに成功した僕たちは、いつもの生活へと戻っていく事になったのである。

END
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 17:19:51.94 ID:0Ymp9h1HO
乙でした
今度はハッピーエンドで良かった
89 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 17:22:27.71 ID:YWFOWgfw0
なんかAIは展開を急ぎすぎじゃないか?まぁ、無事廃校は阻止されたのでリオンの物語は終わり。
もっとぶっ飛んだ内容になれば面白かったのだけれど……

なんか早く終わってしまったので、次の主人公
主人公の名前、下1
性別、下2
職業、下3

90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 17:32:12.18 ID:lzUCpXBQO
藤宮 明人(ふじみや あきと)
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 17:32:33.12 ID:1ur3oKTn0
巫イザナ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 17:57:29.16 ID:F3SyEvteO
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 18:50:31.22 ID:aYjI6S5UO
大学生
94 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 19:07:05.34 ID:YWFOWgfw0
名前は藤宮明人、性別は男、職業は大学生と言う事で始めていきます
95 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 19:13:52.67 ID:YWFOWgfw0
と、思いましたが、今回はジャンルも決めたいと思います
ファンタジー、ホラー、サスペンス、何でも良いです。

下1
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 19:20:32.12 ID:K6suu+JzO
純愛イチャラブもの
97 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 19:29:03.31 ID:YWFOWgfw0
俺の名前は藤宮明人。
大学では講義もさぼって遊び歩くのがほとんどで、たまにちゃんと受けても寝てるからあんまり単位は取れていない。

明人「はあ……」

だから今日も今日とて講義をサボって街をブラブラしていたが、何もやることがないというのもなかなかに暇なものだ。

明人(あーあ、ゲームでもしてたいけど……今月金欠だしなあ)

そう、俺は金欠だった。バイトで稼いだ金も遊ぶことに金を使ってしまうから全然ない。
それに、今はちょっと遊ぶ気分でもないしな。そんなことを考えながら街中を歩いていると……

ドカーン!!

突然街の中心から爆発音が聞こえてきた。
なんだなんだと騒ぎながら人が集まっている。
俺は野次馬の一人になってその様子を眺めていた。すると、その爆発のした場所から何かが飛びだしてきた。あれは……ドラゴン!?
いや、よく見ると

よく見ると?
下1
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 19:31:39.35 ID:IB9mIaPPo
ドラゴンの翼と尻尾と角が生えた女の子
99 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 19:42:33.79 ID:YWFOWgfw0
いや、よく見るとアレは女の子であり、ドラゴン等何処にもいなかった。

明人「女の子!?翼と尻尾と角が生えた!?」

しかもよく見ると背中には剣を背負っている。
まるで異世界ファンタジーもののゲームのヒロインみたいな格好をしていて、その周りを黒服の男やロボット達が囲んでいる。
明らかに異常事態だが、女の子はまるで意に介していないかのように平然としている。

???「さあ、かかってきなさい!全員私が倒します!」

そう言って女の子が剣を振り下ろすと同時に衝撃波のようなものが放たれ、周囲の黒服や機械達は吹き飛ばされた。

黒服達「ぐわあああああああ!!」

そして黒服達を蹴散らした後、女の子は剣を鞘に納める。
すると彼女の背中から羽が消えて、翼と尻尾が消えていく。どうやら変身していただけらしい。
彼女は一息ついた後にこっちを見て、俺と目が合う。
100 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/15(日) 19:45:14.98 ID:YWFOWgfw0
???「……あ」

明人「あっ」

お互いに見詰め合ったまま固まる。
これはもしや……俺が運命の出会いってやつ?そんな馬鹿なこと考えてたら彼女がこっちに駆け寄ってきた。

??「やっと見つけました!貴方が私のパートナーなんですね?」

明人「え?なんのことだかさっぱりなんだが……」

いきなりそんなこと言われても訳がわからないぞ。俺には全く身に覚えがないしな。
そんな俺の困惑も無視して、彼女……自称天使は俺の手を握ってくる。

???「よかった、本当に見つけられるか心配でしたけど無事に会えて安心しました!」

明人「い、いや、だからなんなんだよこれ、説明してくれよ」
???「説明ですか?わかりました!私の名前はフィアと言います」

フィアと名乗った少女によるとこうらしい。
ある日のこと、天界ではとある重大な問題が発生したらしい。

その重大な問題とは?
下1

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/15(日) 21:03:24.81 ID:9NgVnu/mO
天界で大人気のパティシエが逃亡した、おかげで天界ではケーキロスが起きている
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