安価とAIで物語を綴る

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156 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 19:37:33.20 ID:gcEXHmPA0
そんな不可思議な話などある筈が無いと思ったが、実際にこの状況を目にしてしまうと信じざる負えなかった。
つまり、この船に乗っている者達は過去へ行き、未来へ飛ぶことを許された者たちなのだろう。
そしてその船に今、拙者が乗っているということになるのだ。

斬左衛門「一つ聞きたいのだが、もしや先ほど見ていたあの光は夢ではないというのか……?」

???「ああ、その通りだよ」

斬左衛門「あぁぁぁぁ!!!わ、忘れておった!!拙者、仕事中の身であったというのに!!も、元の場所に帰る事は出来るのか?い、今から急げば間に合うかもしれぬ!!」

拙者は重要な仕事を任された最中故、急いで帰らねばならぬ。そうしなければ首が飛んでしまうかもしれないからだ。

???「

何て言った?
下1
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 19:50:58.03 ID:UIWL/GNZO
知らん。そんな事は私の管轄外だ。
158 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:05:12.24 ID:gcEXHmPA0
???「知らん。そんな事は私の管轄外だ」

斬左衛門「し、知らない!?た、頼む!このままでは首を跳ねられてしまう!!一生のお願いだ!!!」

土下座して頼み込む。もし帰れなかった場合、仕事を放り出してきてしまったせいでクビになるのは確実だ。
それどころか打ち首になる可能性も否めない。そのためなんとしても帰りたかったのである。

斬左衛門「では誰なら分かるというのだ!?せめてそれを教えてくれ!!!」

???「隊長にでも聞いてください」

そう言うと男は部屋から出て行ってしまい、結局拙者は1人取り残されたままであった。
そして暫くすると、部屋に誰かが入ってくる足音が聞こえた。
159 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:13:24.78 ID:gcEXHmPA0
斬左衛門「ま、まさかお主が隊長か……?!?」

???「残念、私は隊長ではありません。私が誰かわかるまであと30秒です」

斬左衛門「ふざけている場合ではござらぬ!!拙者は切羽詰まっておるのだから!」

???「はい時間切れ、あなたは馬鹿ですね?」

と、ふざけたように言って、拙者は苛立ってしまった。そんな冗談を言ってられるような状況ではないのだ。
今すぐ元の場所に帰らなければ、命が危ないのだから……。

斬左衛門「おい貴様、いい加減にしろ!!拙者を怒らせるとどうなるか分かっているのか!?」

??「あぁ怖い、まるで鬼のようですねぇ……いや、今の貴方は本当の鬼でしたよね?」

その言葉にハッとした。
そういえば、確かに拙者の額に角が生えておるではないか。何故今まで気づかなかったのか不思議なくらいだ。
160 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:18:13.71 ID:gcEXHmPA0
いやそもそも、なぜ人間の体なのに頭に角があるのかすら分からない。

斬左衛門「あ、あぁ、あぁぁぁっ!!!!」

???「どうやら思い出したようですね、ご自身の立場を……」

その時、ようやく理解した。拙者はあの時に死んだのだろう。あの雪の日の空で。
それからどのくらいの時間が経っただろうか。おそらく数時間というには短いかもしれないが、少なくとも3日は過ぎた気がする。
だがそれも定かではない。何せこの部屋から出ることが出来ないからである。

斬左衛門「あぁ、腹減ったなぁ……あれから何も口にしていないから体がダルいでござる……」

3日間飲まず食わずの状態で生き続けているのだ、もう体力も限界に近かった。空腹と眠気に襲われ、動く気力さえも湧いてこない。
もういっそのこと死んでしまおうかと思った瞬間、扉が開いて男が姿を現した。

???「やぁ、調度良いタイミングだね」

斬左衛門「……お主は誰だ?いや、そんな事はどうでもよい、腹が減って死にそうだ、食べ物をくれ!!」

??「残念ながらそれはできない相談だ、なぜなら君には罰を受けなければならない」

斬左衛門「罰だと……?何故拙者が罰を受けるのだ!?」

何故罰を受けなければならないのか?
下1
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 20:20:28.06 ID:27Hclm8r0
妖刀に魅入られ100人斬り殺した
162 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:25:51.84 ID:gcEXHmPA0
???「覚えていないのかね?君は妖刀に魅入られ、百人もの罪のない人たちを斬り殺した大罪人だということに」

斬左衛門「何を言っている!?拙者はそんな事知らぬぞ!!」

???「ほう、とぼけるというのか?まあいいだろう。とにかく君の処刑が決まったんだ、諦めて自分の罪を悔いながらあの世へ行くがいいさ」

そう言い残すとその男は扉を閉めて何処かへ行ってしまったのである。
一人部屋に残された拙者はしばらく呆然としていたが、すぐに怒りが込み上げてきた。

斬左衛門「ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁ!!!!拙者は罪のない者を斬ったことなど一度も無い!!」

そんな筈はない、あの時代に生きる者は皆等しく悪であり、斬る対象に他ならなかった筈だ。
その事に疑問を抱くことなどあろうはずもなかったというのに、一体どうなってしまったのか。
163 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:31:23.84 ID:gcEXHmPA0
なんだこのサイコパス侍は……


斬左衛門「うぅぅ……悪を斬って何が悪いというのだ!!拙者は何も間違ったことをしておらぬ!!間違っているのは世界のほうであろうが!!」

1人で叫んでも誰も応えてくれないため虚しさだけが残り、思わず涙が溢れそうになる。
だが涙を見せるわけにはいかない。拙者が泣くということは、敗北を認めるということなのだから。

斬左衛門「くっ……まだ死ぬわけにはいかぬ。何としてでも生き延びねば……そのためには何でもする、どんな手段であろうともだ」

それから数日の間、部屋の壁を殴ってみたり天井を突き破ってみたりもしたがびくともしなかった。
そして次第に体力も底を尽きはじめ、意識が朦朧とし始めた頃だった。突然、

突然……何?
下1
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 20:33:44.02 ID:MKA6naMKO
全身が妖気に包まれ、額に第三の眼が現れた
165 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:41:20.59 ID:gcEXHmPA0
そして次第に体力も底を尽きはじめ、意識が朦朧とし始めた頃だった。
突然全身に力がみなぎり、部屋中を破壊しようと拳を振り上げた次の瞬間、壁に亀裂が入りそのまま突き破ってしまったのである。
鏡に映った拙者の体を見ると、全身から妖気が溢れ出し、額に眼のような模様が現れていた。
その姿はまさしく『鬼』そのものである。

斬左衛門「おおぉぉぉぉ!!悪は皆殺しにしてくれるわぁぁぁぁぁ!!!!」

「な、何だこいつ!」

「こ、こっちに来るぞ!みんな離れろぉ!!」

斬左衛門「さぁ、お主らまとめて成敗してくれようぞ!!」

「や、やばい逃げろぉぉぉ!!」

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

「ぎゃあぁぁぁ!!」

大勢の人を斬ったところでふと我に帰る。

斬左衛門「しまった……やり過ぎてしまったかもしれぬ……だがしかし、これで拙者の無実が証明されたはずだ」そ

う言って振り返ると、其処には地獄絵図としか言いようのない光景が広がっていた。
斬られても尚、立ち上がろうとする者、逃げようとせず立ったまま事切れる者など様々であったが、それでも何人かは生きていて虫の息といった状態であった。
166 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 20:54:09.79 ID:gcEXHmPA0
このまま放っておくわけにもいかず、一先ず全員を助け出そうという考えに至ったのである。

斬左衛門「うぅむ……どうしたものか、これだけ大勢いると一人で運ぶのは難しいな……ならば、一網打尽にして一気に運ぼうではないか!」

「うぎゃああぁぁ!!」

斬左衛門「おぉ……すまん」

そんな訳で一人一人確実に仕留めていった結果、最後に残ったのがこの男であった。
しかし他の者たちとは違い抵抗らしい動きもなく、それどころか全くと言っていいほど動かなかった。

???「

何て言った?
下1
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:02:41.26 ID:RPfyuTSyO
この艦の自爆装置を起動させた。我々と共にあの世へ行け。
168 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 21:12:36.58 ID:gcEXHmPA0
???「この艦の自爆装置を起動させた!我々と共にあの世へ行け!!」

斬左衛門「なっ!?じ、自爆じゃと!?ま、待て早まるでない!!」

???「後十分でこの艦は完全に吹き飛ぶ!!前にお前も一緒に死ねぇ!!」

斬左衛門「お、おのれぇぇぇ!!どうにかして脱出せねばぁぁぁ!!!」

そうして必死に走り回ったものの、出口らしきものは一切見つからず、ついにタイムリミットが来てしまうのだった。
艦は大爆発を起こして完全に吹き飛び、拙者諸共跡形も無く消え去ってしまう事となった。

END
169 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 21:14:46.90 ID:gcEXHmPA0
斬左衛門は死刑囚だったので、斬左衛門は死んで物語は終わり!

では最後の新キャラを
主人公の名前と性別、下1
主人公の職業、下3
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:18:39.21 ID:8ADhawk4O
宮森 さくら 女性
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:19:33.66 ID:RPfyuTSyO
ksk
安価なら勇者
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:27:07.13 ID:ZKSUDk6kO
パチンカス
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:27:14.63 ID:27Hclm8r0
武道家
174 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 21:38:08.00 ID:gcEXHmPA0
最後にとんでもねぇのが来たな……



私の名前は宮森さくら、賭け事が大好でギャンブル狂いというレッテルを貼られている。
しかしそれは事実無根だ! 私はそんな人間ではない! そもそもなぜ私がこんな目に遭わなければならないのか?
事の発端は一週間前に遡る……

さくら「え!? 何これ?」

ある日、ポストに一通の手紙が入っていた。差出人は不明だった。封筒には切手が貼っておらず、直接投函したと思われる。
手紙の内容はこうである。

『拝啓 突然のお手紙失礼致します。貴女様は弊社のモニターに選ばれましたのでご連絡致しました。つきましては下記の日程にて弊社にお越し頂きたく存じます』

さくら「怪しすぎるでしょ……」

普通だったらこのような怪しげな手紙を見たら無視するのが普通だろう。
だが私の性格上、こういう類いのものを見るとついつい興味を持ってしまうのだ。
175 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 21:41:45.68 ID:gcEXHmPA0
それにこの手紙の差出人がどんな会社なのかも気になったし、何よりお金がない私にとって無料という言葉に惹かれてしまった。
そして当日、指定された場所に向かうとそこには大きなビルがあった。どうやらここがその会社のようだ。早速中に入り受付を済ませると、ある部屋に案内された。

さくら「広いな〜」

そこは会議室のような場所で机や椅子などはなく、中央にポツンとテーブルがあるだけだった。
しばらくすると一人の男性が部屋に入ってきた。その男性はスーツ姿で髪は短髪、いかにもビジネスマンというような雰囲気を醸し出していた。

男「こんにちは、宮森さくらさんですね?」

さくら「はい、そうですけどあなたは?」

男「申し遅れました。私はこういう者です」

男はスーツの内ポケットから名刺入れを取り出し、そこから一枚取り出し私に手渡した。そこには【D・I】と書かれていた。
D・I……何の会社だろうか? 名前からして何かの販売でもしているのだろうか? それかもしくは人材派遣みたいな仕事か?
いやそれともIT系? それともゲーム系とかかな? 色々と考えてみたもののどれも違う気がした。

男「今回、弊社がモニターを募集したのは他でもない、貴女にお願いがあってお呼びしました」

さくら「はあ、それで私に頼みたいこととは一体?」

すると、突然男はズボンのポケットから拳銃を取り出し銃口を私の方に向けた。
私は咄嗟に身構えたが、次の瞬間信じられない事が起きた。


信じられない事とは?
下1
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:46:07.18 ID:27Hclm8r0
警察の機動隊が雪崩れ込んで来てなんだかんだで逮捕された
177 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 21:54:17.67 ID:gcEXHmPA0
警察A「動くな!! 手を挙げろ!」

男「……へ? なんで警察が?」

さくら「ちょっと!? これは一体どういうことですか?」

警察A「大人しく投降しろ!」

警察B「お前達は包囲されている。無駄な抵抗はよせ!」

さくら「な、何で私まで逮捕されてるの!?」

なんと私の後ろにも警官がいたようで、私はあっさりと逮捕されてしまった。
それから私は警察署へと連れていかれ取り調べを受けたのだが、何故か問答無用で逮捕されてしまった。

さくら「私は何もしてないですよ! ただ呼ばれたからここに来ただけなのに何で捕まらなきゃいけないんですか!?」

取り調べでは終始こんな感じで話にならなかった。私は何とか無実を証明したかったが、証拠がないためどうしようもなかった。
そして数日後、私の元にあるニュースが届いた。その内容は衝撃的な事だった。

【速報 宮森さくら容疑者、殺人容疑で逮捕】

さくら「何でこんな事になってるの〜!?」

なぜ殺人容疑がかけられた?
下1
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 21:58:57.24 ID:o+tSUBFUO
さくらはイカサマの常習犯としてマークされており、徹底的に捜査するためにたまたま間近で発生した事件の容疑者とした
179 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:11:58.54 ID:gcEXHmPA0
警察C「ふん!そんな事お前が知る必要はない!いいからさっさと歩け!」

さくらが知る由もないが、さくらはイカサマの常習犯としてマークされており、徹底的に捜査するためにたまたま間近で発生した事件の容疑者として逮捕したのだ。
まさか自分がそんな理由で捕まるとは思ってもみなかっただろう。

さくら「こんなの絶対おかしいよ!!私をどうする気ですか?!」

警察官D「うるさい黙れイカサマ野郎!!」

さくら「だから私は何もしてないって言ってるでしょ!!イカサマなんかしてないってば!!」

だが当然の事ながら、警察の人間は誰一人さくらの言葉を信じようとはしなかった。
それもそうだろう、今まで散々不正を行ってきた人間がそう簡単に改心するわけがないのだから。
180 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:13:47.94 ID:gcEXHmPA0
D・I本社にて……

社長「いやー実に素晴らしい成果だよ。あの宮森さくらを逮捕出来たんだからね」

社員「ありがとうございます」

社員B「これも社長のおかげです」

そう、全ては社長の策略だったのだ。
実はD・Iは、とある会社の親会社でこの会社の社長である男が裏で糸を引いていたのだ。

社長「宮森さくらには随分と金をむしり取られたからね、彼女にはたっぷり罪を償ってもらうよ。それにしても、まさか彼女がこんな目に遭うとは夢にも思わなかっただろうね、フハハハハ!!!」

高笑いをする社長、その姿はまさに悪魔そのものだった。
181 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:15:42.83 ID:gcEXHmPA0
一方、捕まったさくらの方はというと……

さくら「うぅ……なんでこんな事に……」

手錠に繋がれながら牢屋の中に入れられたさくら。
これから自分はどうなってしまうのだろうか? もう普通の生活に戻れないのか、もう家族や友達に会えないのだろうか?
そんな不安に駆られる中、そこには見覚えのある人物が立っていた。

さくら「あなたはあの時の!?」

警察A「やあ久しぶり、元気そうで何よりだよ」

さくら「やっぱりあんたの仕業か!一体何をしたのよ!」

警察A「まあそんなに興奮しないでくれよ、君に見せたいものがあるんだ」

そう言って彼はポケットから一枚の写真を取り出した。

それは何の写真?
182 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:16:15.74 ID:gcEXHmPA0
安価忘れた
下1で
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 22:18:05.65 ID:bL36gUAFO
イカサマサイコロを使ってる瞬間
184 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:23:15.46 ID:gcEXHmPA0
その写真には桜がイカサマサイコロを使ってる瞬間が写っていた。

さくら「何これ?」

警察A「君がやった不正行為の写真だよ」

よく見るとそれは私が不正行為を行っているシーンばかりが収められていた。
つまり警察は最初から私に目をつけて調べていたのだ、イカサマサイコロを使う私に目を付けて、それがバレて逮捕されたのだ。

さくら「あ、あんた達は私をどうするつもりなのよ!」

警察A「さあね、でも安心してくれ、悪いようにはしないからさ。君は我々の切り札になってもらうから」

さくら「は? どういう事よ!?」

警察A「今は気にしなくていいさ、いずれ時が来たら話すよ」

そう言い残して男は去っていった。さくらはまだ状況が理解出来ず混乱していた。
そして翌日、警察が私の元に来てこう告げた。

警察B「

何て言った?
下1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 22:32:32.28 ID:Kk30cBBno
今からお前を移送する
186 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:36:58.44 ID:gcEXHmPA0
警察B「今からお前を移送する。付いて来い」

さくら「ちょ、ちょっと待って! どこに連れて行くつもりなの!?」

警察B「いいから黙って歩け!」

こうして私は警察署を出て護送車に乗せられた。その際両手両足を拘束され身動きが出来ないようにされたので逃げ出す事は出来なかった。
しばらく走ってると、目の前には大きな建物が見えてきた。おそらく目的地に到着したのだろう、私はそのまま建物の中へと入っていった。
そこは大きな会議室のようで中央にポツンとテーブルがあるだけの殺風景な部屋だった。
そこでは三人の男性達が何やら会議をしていた。私はテーブルの前に座るように言われおとなしく指示に従った。
しばらくして一人の男性が私の前に座りこう言った。

男「こんにちは、いやはじめましてと言った方がいいかな?」

さくら「え? どういうこと?」

私はまだ状況を理解できずにいた。何故なら目の前にいるこの男のことを全く知らないからだ。
男とはスーツの内ポケットから名刺を取り出し、それを手渡してきた。
187 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:43:57.10 ID:gcEXHmPA0
男「改めまして初めまして、僕はこういう者です」

さくら「はあ、それでどういうご用件でしょうか?」

男「今回君をお呼びしたのは他でもない、君に仕事を頼みたいんですよ」

仕事というのは私にとって願ってもないことだった。何せ私は金欠で困っている身なのだから。私はすぐさま食いついた。
一体どんな仕事をさせられるのかは分からないけど、報酬さえ良ければ何でもするつもりだったので、詳しい内容を聞いてみることにした。

さくら「あの、私は何をすればいいんですか?」

さくらがする仕事とは?
下1
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 22:45:36.60 ID:jUuB1U1I0
裏カジノで得意のイカサマして大儲けして来い
189 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:50:45.45 ID:gcEXHmPA0
男「君のイカサマの腕を見込んで……とある裏カジノで大儲けしてもらおうと思ってね」

さくら「それってつまりイカサマをやれってことですか?」

男「そうだよ、それで稼いだ金額に応じてそれなりの額を払おうと思っている」

さくら「本当ですか!?やりますやらせてください!!」

まさかこんなに美味しい話を持ち掛けてくるとは思わなかったので私は即決した。
だが、もちろんそれだけではないはずだ。何か裏があるはずだと思い詳しく聞いてみることにした。

さくら「ちなみに、何でそんな事をさせるんですか?そもそもなんで私なんかに頼むんですか?」

男「理由は簡単さ、僕達にとってその裏カジノは邪魔なものでね、それで君の力を借りたいと思ったんだよ」

なるほど、つまりその裏カジノは彼らにとって敵というわけか、それなら合点がいく。
しかし何故そこまでして彼らの邪魔をしたいのかは分からなかったが、あまり深く詮索しない事にした。
190 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 22:57:36.04 ID:gcEXHmPA0
さくら「分かりました、そういうことなら引き受けましょう」

男「よし、じゃあ早速始めようか。まずはこれに着替えてもらえるかな?」

男が取り出したのはドレスと仮面だっだ。どうやらこのドレスを着てカジノに参加するらしい。
仮面は素顔を隠すためのものなのだろうか?とりあえず言われた通り着替えることにした。

さくら「着替えましたけど、これでいいんですか?」

男「うんうん、なかなか似合ってるじゃないか。それじゃあ早速仕事に掛かってもらおうかな」

それから私は裏カジノへと乗り込んだのだが、そこでは驚きの光景が待っていた。

驚きの光景とは?
下1
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 23:00:19.77 ID:Kk30cBBno
着流し姿のやーさん達が丁半博打していた
192 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 23:12:29.42 ID:gcEXHmPA0
どうみてもその筋の関係者しか入れないような場所で、どう見ても堅気とは思えない人ばかりで賑わっていた。
丁半博打で大金を賭けたり、ポーカーやブラックジャックなど多種多様なギャンブルが行われていてまさに無法地帯といった場所だった。
和洋折衷というか、あらゆる種類の遊びがあり私は思わず目を輝かせていた。

男「じゃあ、頼んだよ。もしバレても助けたりはしないからそのつもりでね」

さくら「はい、分かりました!」

それから私のイカサマ賭博が始まった。ディーラーの動きを見て次にどの手が選ばれるのかを瞬時に読み取り、それに応じたカードを手札に加えて勝負を仕掛ける。
そして見事勝利を収めるという簡単な仕事だ。
だが油断はできない、いつどこでイカサマがバレるか分からないし、仮にバレても助けてはもらえないからだ

さくら(慎重にやらなくちゃ)

そして順調に勝ち続けていき、気が付けばかなりの金額が懐に入っていった。
それでもまだまだ足りない、もっとたくさん稼がないと……そう思いどんどん手持ちのチップを増やしていった。
しかしそんな順調な事が続くはずもなく、やがてバレそうにまでなってしまった。このままではヤバいと思った私はある事を閃いた。

さくら(こうなったらアレしか無いわ!)

アレとはいったい?
下1
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 23:16:04.07 ID:L60nzCAhO
わざと負けて一時撤退
194 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 23:27:45.92 ID:gcEXHmPA0
そいつはこちらをジーっと見ていたかと思うと次の瞬間姿を消した。まるで煙のように消えたのだ。

さくら「あれ? どこに行ったのかしら?」

私はキョロキョロと辺りを見渡すがやはり姿は見えない。すると今度は背後に気配を感じて振り向くとそこには先程と同じ奴が立っていた。
そいつは再び姿を消すと私の目の前に移動し姿を現した。

「お前は何者だ?ここで何をしている?」

さくら「そ、そっちこそ誰よ?それにいきなり出てきてなんなのよ?」

「我は暗部の忍だ、この場所に何の用があって来た?」

さくら「こ、この裏カジノでお金を稼ぐために雇われたのよ。そっちこそ一体何が目的なのよ?」

暗部の忍の目的は?
下1
195 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 23:28:45.85 ID:gcEXHmPA0
少しミスしたのでもう一回



さくら「ふぅ……危なかったー!」

何とか難を逃れることができたことに安堵する私だったが、ふと周りを見渡してみると何やら怪しげな人物がこちらを見ていた。
その人物はまるで忍者のような格好をしていて顔すら見えない謎の人物であった。
そいつはこちらをジーっと見ていたかと思うと次の瞬間姿を消した。まるで煙のように消えたのだ。

さくら「あれ? どこに行ったのかしら?」

私はキョロキョロと辺りを見渡すがやはり姿は見えない。すると今度は背後に気配を感じて振り向くとそこには先程と同じ奴が立っていた。
そいつは再び姿を消すと私の目の前に移動し姿を現した。

「お前は何者だ?ここで何をしている?」

さくら「そ、そっちこそ誰よ?それにいきなり出てきてなんなのよ?」

「我は暗部の忍だ、この場所に何の用があって来た?」

さくら「こ、この裏カジノでお金を稼ぐために雇われたのよ。そっちこそ一体何が目的なのよ?」

暗部の忍の目的は?
下1
196 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 23:29:53.92 ID:gcEXHmPA0
違う、ここからだw



それはわざと負けて一時撤退することで、相手からの疑いを晴らすことだ。
負けたことによりほんの少しチップは減ってしまったが、イカサマがバレるよりは遥かにマシだと判断した。
その後私は一旦会場を離れてトイレに行く振りをして人気のないところに行った。

さくら「ふぅ……危なかったー!」

何とか難を逃れることができたことに安堵する私だったが、ふと周りを見渡してみると何やら怪しげな人物がこちらを見ていた。
その人物はまるで忍者のような格好をしていて顔すら見えない謎の人物であった。
そいつはこちらをジーっと見ていたかと思うと次の瞬間姿を消した。まるで煙のように消えたのだ。

さくら「あれ? どこに行ったのかしら?」

私はキョロキョロと辺りを見渡すがやはり姿は見えない。すると今度は背後に気配を感じて振り向くとそこには先程と同じ奴が立っていた。
そいつは再び姿を消すと私の目の前に移動し姿を現した。

「お前は何者だ?ここで何をしている?」

さくら「そ、そっちこそ誰よ?それにいきなり出てきてなんなのよ?」

「我は暗部の忍だ、この場所に何の用があって来た?」

さくら「こ、この裏カジノでお金を稼ぐために雇われたのよ。そっちこそ一体何が目的なのよ?」

暗部の忍の目的は?
こんどこそ下1
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/16(月) 23:44:45.05 ID:JSKS7Kz9O
汚職議員の粛清
198 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/16(月) 23:52:38.58 ID:gcEXHmPA0
暗部の忍「我の目的は汚職議員の粛清だ」

さくら「それってまさか……」

暗部の忍「そうだ、このカジノを運営している者達は全て裏で汚職議員と繋がっていて、不正取引や違法薬物の売買など様々な悪事を働いている連中だ」

それを聞いて驚愕すると同時に呆れてしまった。まさか本当にそんな事があったなんて思いもしなかった。
しかも相手はこの国のトップに近い存在であり、警察も簡単には手が出せないようだ。

さくら(つまりこれはチャンスってわけね!)

この死の美と協力すれば、より簡単に裏カジノを潰す事が出きるはずだ、それに汚職議員と裏カジノの繋がりを示す証拠も見つかれば一気に追い込むことが出来るかもしれない!
そう考えると俄然やる気が出てきた私は目の前の忍びに提案した。
199 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/17(火) 00:01:59.06 ID:4UP80pp/0
さくら「ねえ、私と組まない?」

暗部の忍「ふむ……お前のイカサマの腕があれば勝てるかもしれんな、いいだろう。ただし、裏切りは許さんからな」

そして私達はタッグを組んで共に戦うことを決意したのだった。その後しばらく時間を置いてからまた会場に戻ることにした。
そして私がカジノのスタッフ達の気を引き付けている間、忍びが証拠をかき集めていったのだ。そして遂にその時はやって来た。

暗部の忍「汚職に関する書類を見つけたぞ、これを警察に持っていけば終わりだ!」

さくら「ならこんな所にもう用はないわ、さっさとずらかりましょう」

そうして私達はカジノを後にし、警察署へとその証拠を持ち込んだのだ。これにより汚職政治家達は逮捕されたのだ。
こうしてこの国に巣食う癌は駆除され、クリーンな政治が行われたという。
そして私はというと……

さくらはどうなった?
下1
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/17(火) 00:05:47.67 ID:LAQld7RLo
イカサマの手法を摘発する専門家
201 :名無しにかわりましてAIがお送りします [saga]:2023/01/17(火) 00:13:07.21 ID:4UP80pp/0
さくら「えっと……今日はイカサマのどう見抜くかの講釈をしてほしいと言われたんだけど……」

私は今警察所の一室で警察官達に囲まれながら講義をしていた。というのも、あれからしばらくして警察の偉い人からスカウトを受けたのだ。
どのようなイカサマが行われ、それを見抜くにはどうしたらいいのかを教えてほしいと頼まれたので仕方なく教えることにしたのだ。

さくら「では、この写真にある通りサイコロを振った後……」

こうして私は、イカサマを摘発するための専門家として今日も活動するのであった。

END
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2023/01/28(土) 17:51:44.22 ID:ebPf0ak3o
推理考察ノベルゲーム
(架空殺人裁判ゲーム)

『ダンガンロンパする その5』
▽第3話「装甲勇者」
(18:00〜)

https://youtu.be/76QR6mR1pOo
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2023/02/09(木) 23:51:11.29 ID:NlZZS/Jk0
  
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/16(木) 03:04:32.74 ID:Umo0DmJ80
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/27(月) 23:17:18.07 ID:57n2Lndw0
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