このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください
日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
	- 800 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:00:41.56 ID:/9u4I3xp0
 -   
 ……例えモンスターがいなくても『ダンジョンは危険な場所』……元の世界で生きてきた記憶を持っている俺達は、その事をすっかり忘れてしまっていたのかもしれない。 
  
  
 プシッ──! と、誰かが何か(多分トラップスイッチ)を踏んづけた。誰だったのかは、今となっては分からない。突如として地面がネットリグチャグチャなそれへと変わり、俺、葉隠、入間の三人がそのコールタールを十倍ドロドロさせたかの様な泥沼に囚われてしまう。 
  
  
 勇者日向「んなっ──!?」 
  
 武闘家茶柱「くっ! ……ふ、不覚を取りましたか……!!」 
  
 陰陽師葉隠「だぁあああああっ! ヌルヌルするべ、ドロドロするべ、気持ち悪いべー!! 誰か助けてくれぇええええええっ!!」 
  
 魔法使い入間「だーっ! 何やってんだお前ら、すぐに──(ガシッ)──あん?」 
  
 対魔忍尾美田「…………」 
  
 魔法使い入間「お、おい何やってんだよ対魔忍。お前、俺様に何する気だ!?」 
  
 対魔忍尾美田「なにって、勿論オシオキっす。大好きな人にどうしても素直になれない悪い子はオシオキして素直にさせてあげるのが一番っすからね……はい、ペロリン(パンツを捲る音)」 
  
 魔法使い入間「なっ! ま、まさか今のトラップでお前まで洗脳されて──「バチィン!」ヒィイン!!」 
  
 対魔忍尾美田「何一発目から情けない声出してるんすか? 今の美兎ちゃんにはあと99回はお尻ペンペンが必要っす。──さぁ、覚悟するっすよ……!!」 
  
 魔法使い入間「いや、ちょっと待て。待てってば「バチィン!」ひゃあん! お、俺様をオーバーザニーなんてクソ恥ずかしい恰好で「バチィン!」ヒギィッ!! あ、後で覚えて「バチィン!」きゃぁあん!!」 
  
 それは、普段の入間の声とはとても思えないぐらい甘美で、甘い声だった。尾美田は一体どうしちまったんだ? 入間の言う通りアイツはアイツで洗脳のトラップでも踏んじまったのか……? 
  
  
  
 〜〜〜それから、約数分後〜〜〜 
  
  
 対魔忍尾美田「はい100〜「バシィン!」……そろそろ反省出来たっすか?」 
  
 魔法使い入間「ひゃ、ひゃいぃ……とっても反省できましたぁ……。ぐすっ、ひっく……」 
  
 尾美田にケツを恥ずかしい恰好でひっ叩かれ続けた入間は、完全に幼児退行している。前にも何度か見たが、これはあれか? あいつの特製みたいなモンなのか? 
  
  
 対魔忍尾美田「じゃあ今なら美兎ちゃんの素直な気持ち、言えるっすよね? 皆の前ではいどうぞ〜」 
  
 魔法使い入間「み、美兎は今でもダイキチのことが大好きです……! 殺したくなんてない、ずっとずっと美兎と一緒にいて欲しい大切な人です……グスッ」 
  
 対魔忍尾美田「はーい、よく言えましたー。じゃあ本人の前でそれが言える様に追加であと100回〜」 
  
 魔法使い入間「ひいいっ! も、もうやだよぉ!! 助けて創お兄ちゃーん!!」 
  
 だぁああああっくそっ! いい加減どうにかなりやがれこのコールタールモドキ!! 仲間のピンチなんだぞ……ん? 仲間? 
  
  
 勇者日向「……そうだ! ゴイ!! 澪田をぶん殴って気絶させてくれ!!」 
  
 ゴイ「クールルゥ!」アタマドガンッ!! 
  
 対魔忍尾美田「んなっ……ガクッ(気絶)」 
  
 勇者日向「サンキューゴイ……。ぶっちゃけお前がいること今まで忘れてt「ガジガジ」痛い痛い痛い! 分かった! これからはちゃんと構うから!! 俺達も助けてくれ、頼む!!」 
  
 そうして俺は真っ先にコールタールの沼モドキから救出されたのだが……。 
  
  
 魔法使い入間「ひぐっつ……ぐずっ……ごめんなさい、ごめんなさい……」 
  
 勇者日向「あー……取りあえず尻こっちに向けてみ? 塗り薬塗ってやるから」 
  
 魔法使い入間「……うん……あうっ! ……ま、まだ痛いよぉ……」 
  
 勇者日向(女性の尻を触るのにも抵抗がなくなってきてるなぁ……。やっぱ早く元の世界に戻らないと……。 
  
  
  
 〜〜〜数十分後〜〜〜 
  
  
  
 対魔忍尾美田「痛い痛い痛い! し、しょうがないじゃないっすか!! トラップの洗脳効果だったんすから不可抗力じゃないっすかあれは!!(亀甲縛り)」 
  
 魔法使い入間「ウルセぇ黙れ潜在的ドS野郎!! テメェらも今見た光景は忘れろ! マジで忘れろ!! じゃねぇと全員殺して俺様も死んでやっかんな!!」 
  
 勇者日向「お、おう……」 
  
 こうして、俺達は「トラップの恐ろしさ」という物を心の底から味わったのだった……これ、誰が一番の被害者なんだろうな? 
   
	- 801 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:02:45.46 ID:/9u4I3xp0
 -  武闘家茶柱「……普段も幼児退行している時みたいに素直なら王馬さんも振り向いてくれるでしょうに……ホント、そんな性格をしていますね。入間さんって」 
  
  
 4回目の判定 
  
 ↓1 
  
 01〜50 何も無し。 
 51〜80 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!! 
 81〜00 日向のラッキースケベ発動。 
   
	- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:03:41.47 ID:lhNQGHcR0
 -  あ 
 
	- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:03:53.52 ID:HMF8MTtH0
 -  わ 
 
	- 804 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:05:21.92 ID:/9u4I3xp0
 -   
 PT全員『…………(な、何を話したら良いのか分かんねぇ……(主にさっきの入間の痴態の所為で))』 
  
  
 5回目の判定 
  
 ↓1 
  
 01〜50 何も無し。 
 51〜80 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!! 
 81〜00 日向のラッキースケベ発動。 
   
	- 805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:05:43.48 ID:41al6kpIO
 -  あ 
 
	- 806 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:19:57.13 ID:/9u4I3xp0
 -   
 陰陽師葉隠「……ま、何も無いのが一番だべな」 
  
  
  
  
 〜〜〜光の洞窟・最奥〜〜〜 
  
  
  
 光り輝くクリスタルの洞窟を抜けると、そこは大きな広場になっていた。──そして 
  
  
 ???「…………」 
  
 俺達を待ち受けるように、広場の中央に立っている男が一人……間違い無い。あいつが魔王軍最後の幹部──! ナカタと互角に戦っていた奴だ!! 
  
  
 武闘家茶柱「──ッツ!(なんて重圧なんですか……! 今まで戦ってきた幹部とは『戦士』としての格が明らかに違う──!!) 
  
 魔法使い入間(はっ、この距離でもビリビリ感じるじゃねぇか……! とびっきりの殺意って奴をよぉ……!!) 
  
 陰陽師葉隠「あ、あばばばばばばばばばばばば! あ、あんなのと戦わなきゃいけないんだべ!? そんなん無茶だってぇ!!」 
  
 対魔忍尾美田「無茶でも何でも、やらなきゃ魔王討伐は出来ないっす!! やるっきゃないって奴っすよ!!」 
  
 ???「バンザビガラパ……。ガンゴドボパゾグギダ」 
  
 ……相変わらず何言ってるのか分からないけど、ここで俺が言わなきゃいけない事なんて一つだ!! 
  
  
 勇者日向「俺は勇者日向! 魔王討伐のため、お前のその命──貰い受ける!!」 
  
 ???「ゾグ、ビガラグジュグギャバ……ゴロギソギ」 
  
 その男はゴウッ──! とその身から放つ殺気を倍増させると 
  
  
 ゴ・ガドル・バ「ラゴグズゴゴバンヅガギゴンパパンビン、『ゴ・ガドル・バ』ザ!!」 
  
 勇者日向「──! 来るぞ!!」 
  
 ↓1 PTメンバーを選んでください。 
   
	- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:20:56.71 ID:cRX7J/OMO
 -  入間以外 
 
	- 808 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:23:07.92 ID:/9u4I3xp0
 -   
 魔王四幹部最後の一人『ゴ・ガドル・バ』が襲い掛かってきた! 勇者日向達のターン!! どうする? 
  
 ↓1 
  
 @普通に戦う。 
 A聖剣を愛するものと共に使う。 
 B超必殺技を放つ。 
   
	- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:24:23.64 ID:lhNQGHcR0
 -  A茶柱 
 
	- 810 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:26:44.77 ID:/9u4I3xp0
 -   
 勇者日向「速攻で決めるぞ! 茶柱、力を貸してくれ!!」キュィイイイイイイイイン! 
  
 武闘家茶柱「お任せください!!」 
  
  
 他のメンバーはどうする? 
  
 ↓1 尾美田 
 ↓2 葉隠 
   
	- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:27:29.48 ID:2O2hgpwXO
 -  背後に回って首刈り 
 
	- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:28:05.13 ID:lhNQGHcR0
 -  超必殺技を使う 
 
	- 813 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:38:02.06 ID:/9u4I3xp0
 -  >>812 …………あのー、いやまぁ良いや。矛盾は無さそうだし。 
  
  
 陰陽師葉隠「と、兎に角早く終わらせるべ!! 恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人──今こそここに招来し、我らに加護を、敵に天罰を──!『七福招来』!!」 
  
 ゴ・ガドル・バ「ルグッ………!」 
  
 対魔忍尾美田「助かるっす康広ちゃん! 『首狩り』!! ……って堅った! 一体どんな装甲してるんすか!?」(48+10+50+50+−30×2=256) 
  
 ゴ・ガドル・バ「ゴセゼゴパシバ…………!?」 
  
 魔法使い入間「今だ! やっちまえ!!」 
  
 勇者日向「聖剣、抜刀! 星の聖剣よ。愛と希望と共に、邪悪を討ち滅ぼす光となれ!!」 
  
 日向&茶柱「「はぁああああああああああああああああああああああああああっ!!」」威力↓1(コンマ判定) 
   
	- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:38:23.14 ID:Bf2x766CO
 -  あ 
 
	- 815 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:46:35.72 ID:/9u4I3xp0
 -  14+10+30+10+50+50+50−30×3×4=2208 
  
  
 ゴ・ガドル・バ「グ、グぉゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ──!!!」 
  
 対魔忍尾美田「う、嘘っしょ!? あの馬鹿げた光線を真っ向から受け止めた!!?」 
  
 陰陽師葉隠「ど、ど、どうすりゃ良いんだべこんな化けもん!!」 
  
 勇者日向「いや、恐れるな! 今のはかなり効いたはずだ!!」 
  
 武闘家茶柱「ええ! みなさん、次の敵の攻撃を捌いたら──!!」 
  
  
 勇者日向達はゴ・ガドル・バに2464のダメージを与えた!! 敵のターン! どうする? ↓1 
   
	- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:47:03.86 ID:LgjBfXlB0
 -  俊敏体に変身して攻撃 
 
	- 817 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:48:35.15 ID:/9u4I3xp0
 -  >>816 クウガファンがいてくれて嬉しいですよぼかぁ……!(クウガが一番好き)で、誰に攻撃します? 俊敏帯なので2回連続攻撃とします。 ↓1 
 
	- 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 22:49:24.25 ID:Bf2x766CO
 -  日向 
 
	- 819 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 22:59:28.39 ID:/9u4I3xp0
 -   
 ゴ・ガドル・バ「ゴロギソギ……! ビダギギジョグザゾ、ジュグギャ!!」シュンッ! 
  
 勇者日向「んなっ、早っ──!」 
  
 ゴ・ガドル・バ「ザァガガガガ──!!!」ドガガガガガガガガ!! 
  
 勇者日向「ぐ、ぐぅうううううううっ──!!」(結界耐久度70→4) 
  
 武闘家茶柱「日向さん!!」 
  
 陰陽師葉隠「日向っち!!」 
  
 勇者日向「だ、大丈夫だ! 葉隠が張ってくれた結界のおかげでなんとかなった!! けど……!」 
  
 対魔忍尾美田「あいつ……トンでもなく早いっす……! 恐らく、武威器の全力よりも……!!」 
  
 ゴ・ガドル・バ「……ギブゾ!」 
  
  
 敵の素早さがこちらの素早さを上回った! 敵のターン!! どうする? ↓1 
   
	- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:01:03.68 ID:lhNQGHcR0
 -  はかいこうせん 
 
	- 821 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:02:08.13 ID:/9u4I3xp0
 -  >>820 はかいこうせん……破壊光線!!? えーっとちょっとお待ちください、処理を考えます。 
 
	- 822 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:07:47.11 ID:/9u4I3xp0
 -   
 ……トンでもないエネルギーが、奔流する魔力の根源があの男の身体に集まっていくのが分かった。……これは、不味い!!? 
  
  
 ゴ・ガドル・バ「……ガデ、ビガラパババラゾラロセスババ? ザァガガガガガガガガガガガ!!!」(68+30+20+50−50=118の全体攻撃) 
  
 勇者日向「みんな、俺の後ろに回れ!!」 
  
 理想郷の盾を── 
  
 @日向一人で使う。 
 A愛するものと一緒に使う(茶柱は不可) 
   
	- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:08:06.77 ID:Bf2x766CO
 -  2尾美田 
 
	- 824 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:11:09.86 ID:/9u4I3xp0
 -  >>823 ゾロ目ですねぇ!! 
  
  
 勇者日向「尾美田、頼む!!」 
  
 対魔忍尾美田「了解したっす! 今度という今度こそ!!」 
  
 日向&尾美田「「ハァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ──!!」」 
  
 ↓1↓2のコンマの合計値×3が59を上回れば反射成功。 
   
	- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:11:50.46 ID:ohhIoPXj0
 -  a 
 
	- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:12:03.72 ID:am8g83xHO
 -  あ 
 
	- 827 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:17:17.44 ID:/9u4I3xp0
 -  46+72×3=354 反射成功。 
  
  
 パシュゥウウウウウウウウン──! 
  
  
 ゴ・ガドル・バ「バンザド!? グァガガガガガガガガ──!!」(118ダメージ) 
  
 対魔忍尾美田「やった……。やったやったやったっす! 凄いっすよ創ちゃん!!」ギューッ! 
  
 勇者日向「お、落ち着いてくれ尾美田! 嬉しいのは分かったから!!」 
  
 武闘家茶柱「……ええ。全てはこの男を討った後です!!」 
  
  
 勇者日向はゴ・ガドル・バに累計2582のダメージを与えた! 勇者日向達のターン!! どうする? ↓1 
  
  
 @普通に戦う。 
 A聖剣を愛するものと共に使う。 
 B超必殺技を放つ。 
   
	- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:18:04.79 ID:lhNQGHcR0
 -  B 
 
	- 829 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:19:08.99 ID:/9u4I3xp0
 -  >>828 具体的に誰? ↓1 
 
	- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:19:37.46 ID:kpFg0L6kO
 -  日向 
 
	- 831 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:21:58.09 ID:/9u4I3xp0
 -  >>830 日向の超必殺技は「竜装合体」をしないと使えませんが、それでよろしいですか? その上で「愛するものと共に使う」という事も出来ますがどうします? 
 
	- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:22:36.32 ID:kpFg0L6kO
 -  >>831 
 じゃあそれでお願いします 
 一番威力高いのそれでしょうから  
	- 833 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:29:06.45 ID:/9u4I3xp0
 -   
 俺は「ふぅ……」と息を吐いて「覚悟」を決めた。……コイツに勝つ為に一番確実なのは……やっぱりあの「究極の姿」になる事だ!! 
  
  
 勇者日向「来い! ゴイ!!」 
  
 ゴイ「クールルゥ!」 
  
  
  
 ──パァアアアアアアアッ!! 
  
  
  
 ゴ・ガドル・バ「ボセパ……!?」 
  
 竜装合体・勇者日向「──これで決める! 行くぞ茶柱!!」 
  
 武闘家茶柱「はい、二人でもう一度!!」 
  
 竜装合体・勇者日向「……束ねるは人の希望。……あらゆる邪悪を滅ぼす光と闇の剣!!」 
  
  
  
 日向&茶柱「「これが! 俺達(転子達)の! 『真・混沌開闢斬』だぁあああああああああああああああああっ!!」」 
  
  
 ↓1 具体的な威力。 
   
	- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:29:23.46 ID:lhNQGHcR0
 -  はい 
 
	- 835 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:39:58.89 ID:/9u4I3xp0
 -  46+10+10+50+50+50+50+50+100×3×3×4=14976ダメージ 
  
  
 日向・茶柱「うぉおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」 
  
 ゴ・ガドル・バ「グ、グ、グァガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァ───!!!!!」 
  
 そのあまりに巨大な光の奔流に、男は呑み込まれてそして消えていった。……やった! 勝ったんだ、俺達!! 
  
  
 ゴ・ガドル・バとの戦闘に勝利した!! 今回の報酬↓1(価値90以上の伝説の武器確定。効果もお願いします) 
   
	- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:42:28.12 ID:LgjBfXlB0
 -  サンダーソード(攻撃時に電撃の追撃が発生し麻痺判定もある) 
 
	- 837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:44:03.32 ID:HMF8MTtH0
 -  ブラボーバニー  
  
 効果は戦闘開始時敵、全体を魅力して味方全体は全ステータスを底上げ。さらに常に敵のステータスを表示する。  
	- 838 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:46:18.42 ID:/9u4I3xp0
 -  勇者日向達は『サンダーソード』を手に入れた!! 尾美田に装備させますか? ↓1 
 
	- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:47:09.05 ID:GLN8ApvdO
 -  二刀流装備 
 
	- 840 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/22(水) 23:48:17.73 ID:/9u4I3xp0
 -  >>839 なん、だと……!?(その発想は無かった) ……確かに忍者と言えば二刀流ですし、良いでしょう。許可しましょう。 
 
	- 841 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 00:16:58.44 ID:CuUW0Nek0
 -   
 ……そうして男が消えていった所に、一人の少女が現われる。……知ってたよ。ここがゲームの世界だろうが本物の異世界だろうが── 
  
  
 光の精霊「ふわぁあああああっ……。あ、助けてくれてありがとー今代の勇者くん。私は光の精霊でーす。普段はここでグーグー寝てまーす。さっきまであの男の人に囚われてましたー。よろしくお願いしまーす」 
  
 お前がいない筈が無いってな、七海──。 
  
  
 〜〜〜〜〜〜 
  
  
 武闘家茶柱「七海さんが光の精霊ですか……妥当な配役ですね。だって彼女は女子の中でも取っても純粋で──そして──」 
  
 光の精霊「? どうしたの? 私に何か言いたいことでもある?」 
  
 武闘家茶柱「ああいえ、なんでも……」 
  
 勇者日向「……? 所で光の精霊。お前の力があれば『魔王城の結界を突破出来る』って聞いたんだが……力を貸してくれないか?」 
  
 光の精霊「勿論良いよー? ……ずっとずっとそうしてきたもん。今回も力を貸させてもらうよ」 
  
 魔法使い入間「おお! これで明日にゃ……!」 
  
 対魔忍尾美田「魔王城に殴り込みっすね!! ……ってあれ? そういや今ダイキチちゃんって何してるんすかね?」 
  
 陰陽師葉隠「王馬っちは現実でもこっちでも嘘か本当か、つーか何考えてるのか訳わかんねーからな……。悪戯小僧であることは間違いねぇけども」 
  
 ダイキチ「酷いなぁ……。こっちは魔王様の為にせこせこ忙しなく働いてたってのにさぁ……」 
  
 魔法使い入間「はっ! テメェが誰かの為にせこせこ働くたぁ里のみんなが聞いたらビックリすること間違い無し……」 
  
 全員『…………はぁ!?」 
  
 俺達の会話に極々自然に、それも気配を全く悟られずにダイキチが混ざっていた。 
  
  
 ダイキチ「あーあ。ガドルのおっちゃんもやられちゃったかぁ……また「いつも通り」の日々が始まる日も近いかもね」 
  
 魔法使い入間「て、テメェどうやってここに──!!」 
  
 ダイキチ「え? 普通に君らの後を付いてきてただけだけど? 俺が全力で気配を殺して、魔王様にお願いして特製の隠蔽魔法も掛けてもらったんだから気づかなくて当然だよねー!!」 
  
 武闘家茶柱「……その状態なら不意打ちでもなんでも出来た筈……何故そうしなかったのです?」 
  
 ダイキチ「そんなの決まってんじゃん! 面白そうじゃなかったからだよ!! ってかあの戦いの中に下手に飛び込んだら俺まで巻き添え食いそうだったし、なによりガドルのおっちゃんがブチ切れるだろうからねー。『勝負の邪魔すんな』って感じで」 
  
 陰陽師葉隠「はっ! その姿を現わしたのが運の尽きだべ!! 大人しく俺らに捕まって──」 
  
 ダイキチ「イヤでーす! 俺はそろそろ魔王城に戻りまーす!! ……まだまだやらなくちゃいけない事が盛りだくさんだからね。あ、そうそう入間ちゃん入間ちゃん?」 
  
 魔法使い入間「あん? 何の『ひゃ、ひゃいぃ……とっても反省できましたぁ……。ぐすっ、ひっく……』…………」 
  
 ダイキチ「あの時の入間ちゃん、らしくもなく可愛かったよ。子供の頃はあんなに可愛かった入間ちゃんが何でこんな雌豚に育っちゃったんだか……ほんと、世の中は不思議な事だらけだよねー♪」 
  
 魔法使い入間「こ、殺す殺す殺す!! テメェ絶対に殺してやるぅうううううううううう!!!」 
  
 顔を真っ赤っかにした入間が即席の『エクスプロージョン』を唱えるが、すでにそこにダイキチはいなかった。……ワープ魔法って奴か? もう既に魔王城の中に戻ったんだろうなぁ……。 
  
  
 魔法使い入間「ふぅ……! ふぅ……! ふぅ……!!」 
  
 陰陽師葉隠「ど、どうどうどう! 落ち着くべ入間っち!!」 
  
 対魔忍尾美田「そ、そうそう! 武威器が言うのもなんっすけど折角素直に自分の気持ちを吐露出来るようになったんだからこの際キチンと告白を──うひゃあっ! すみませんごめんなさい武威器の伝説の裸エプロンをビリビリに裂こうとするのは止めてくださいっす!!」 
  
 光の精霊「……おー、さっきのが『痴話喧嘩』って奴なんだね。私初めて見たよ」 
  
 勇者日向「あ、あはははは……まぁ、みたいなもんかな。それじゃあ……」 
  
 光の精霊「うん、君達と一緒に一旦王都に行くよ。そして準備を整えたら、魔王城にしゅっぱーつ! ……期待してるからね、勇者くん」 
  
  
 こうして俺達は光の精霊を連れて、一旦王都に戻る事にした。……そして、その日の夜。 
  
  
  
 武闘家茶柱「……あの、日向さん」 
  
 勇者日向「ん? どうした茶柱」 
  
 武闘家茶柱「……大切なお話があるんです。今夜、転子の部屋に来て下さい」 
  
   
	- 842 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 00:20:13.37 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 〜〜〜絆値が一定値溜まりました。 特定の条件を充たしました。 絆クエスト 茶柱転子編 を開始します〜〜〜 
  
  
   
	- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 00:22:35.02 ID:+IASb1ZP0
 -  唐突に絆イベント発生した 
 
	- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 01:02:23.90 ID:xH7P4jLn0
 -  寝落ち 
 
	- 845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 01:20:47.10 ID:ZEcuAdgZO
 -  >>770で1時までやるって宣誓したんならせめてその約束は守ろうよ 
 
	- 846 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 01:31:28.09 ID:CuUW0Nek0
 -   
 勇者日向「…………」 
  
 俺はベッドに座って茶柱が部屋に入ってくるのを待っていた。『大事な話がある』『見せたい物がある』って話しだったけど、一体何の── 
  
  
 武闘家茶柱「お、お待たせしました……」 
  
 おっ、やっと入って来た入って来た。一体何の用事が……。 
  
  
 勇者日向「…………」 
  
 武闘家茶柱「…………」 
  
 勇者日向「あのー、茶柱?」 
  
 武闘家茶柱「な、なんですか?」 
  
 勇者日向「何でお前は素っ裸で俺の前に現われたんだ?」 
  
 折角武闘家のこいつにピッタリかつ暑くても平気な『希望ヶ峰学園の体操着とブルマ』が手に入ったってのに、今更なんで── 
  
  
 武闘家茶柱「す、素っ裸じゃありませんよ! 忘れたんですか!? 転子達が何の為に今まで特訓を重ねてきたか──!!」 
  
 勇者日向「何の為って──あ」 
  
 そこで俺は「ある可能性」に思い至った。こいつ、まさか……! 
  
  
 勇者日向「もしかしてお前今『バカには見えない服』を着てるのか……?」 
  
 茶柱は顔を真っ赤っかにさせて、コクンと頷く。……そういえば体操着とブルマが手に入るまでは『この装備を着て貰う為』って名目で色々とやってたんだっけな……。 
  
  
 武闘家茶柱「……明日の早朝、転子達は魔王城に出発します。そして、魔王を倒す事が出来れば……」 
  
 勇者日向「多分「ゲームクリア」元の世界に戻れる……だろうな、多分だけど」 
  
 真宮寺の奴が言ったことを信じるならば、魔王を討伐すればプレイヤーである俺達の勝ちだ。無事に元の世界に戻ることが出来るだろう。 
  
  
 武闘家茶柱「……それで、その前に『特訓の成果』って奴を見て欲しかったんです。……転子の羞恥心は、自分の意思でかなり制御出来る様になりました。男死嫌いも凄く治りました。……それもこれも、日向さんのおかげです」 
  
 勇者日向「俺は何もしてないよ。お前が自分で頑張った成果さ」 
  
 実際、こいつが苦手な事を二つも克服できたのは本当に凄いことだと思う。元の世界に帰ったらみんなビックリするんじゃないか? 冗談じゃなく病院に行くことを勧められるかもな。 
  
  
 武闘家茶柱「……ほんと、色々ありましたよね。カジノで入間さんに洗脳されて野球拳をやらされたり……ああ、そう言えば初めての同衾はセイジョウさんのメイド喫茶ででしたっけ」 
  
 勇者日向「お前よく覚えてるなぁ……まぁ俺も覚えてるけどさ。お前に絞め落されたし」 
  
 武闘家茶柱「よ、余計な事は思い出さなくて良いんです!」 
  
 勇者日向「いやだってお前とは本当に色々あったからさ……。伝説の裸エプロンを誰が着るかでオーディションをやったらやる前もやった後もボコボコにされたし、尾美田の胸に間違ってダイブしたら聖なる泉の方にぶん投げられたし、王都の川で全裸で水泳の練習もやったし……」 
  
 武闘家茶柱「初めて「バカには見えない服」を手に入れた時は口説かれましたしね。しかもその所為で何度も何度も一緒にお風呂に入ることになって……」 
  
 勇者日向「魔法使いの里じゃあお前が俺に母乳を朝昼晩3食分吸われたし、八岐の街じゃあマッサージをしてやったっけ。……初めてお風呂で互いの身体を洗い合ったのもその時だったよな。「ご主人様」ってお前が言ってくれた時は新鮮で嬉しかったよ」 
  
 武闘家茶柱「他にも色々ありましたからね……。一緒に湯船に浸かったのは、私が人食いミミックの呪いを受けた時でしたっけ。……あの時は本当に襲われちゃうかと思いましたよ」 
  
 勇者日向「悪かったって……。あの時も言ったけど、こういう男もいるから気をつけろよって忠告してやりたかったんだよ。……聖獣の森の神秘の泉で裸で抱きしめ合ったりもしたっけ」 
  
 武闘家茶柱「あの時は尾美田さんも一緒でしたね。……記憶に新しい事と言えば、苗木王子とその正妻候補の皆さんと一緒に衆人観衆の元、全裸で川で泳いだ事でしょうか。あとはあの「デート」……ですね。ジェットコースターに乗って、カップル専用のメリーゴーランドに乗って、VRお化け屋敷でその……そ、その後のローション風呂でも色々とハレンチでイヤらしくてエッチな事をしちゃいましたし……」 
  
 勇者日向「……後悔してるか?」 
  
 不安になってそう聞いた俺に、茶柱はふふっと微笑みかけながら── 
  
  
 武闘家茶柱「いいえ、全然。……この世界の、みなさんの、日向さんのおかげで転子は「大きく成長できた」って感じられるんです。不思議な話ですけどね。あれだけハレンチなのもイヤらしいのもエッチなのも嫌いだったのに、今では「ああ──人生にはそういう事も必要なんだな」って分かるようになりました」 
  
 勇者日向「そっか……それなら何よりだよ。こんな倫理観が滅茶苦茶な世界だけど、お前が「良かった事もある」って思ってくれたなら俺も嬉し──茶柱?」 
  
 そうして不意に俺の身体に抱きついてきた茶柱に── 
  
   
	- 847 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 01:33:29.27 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 武闘家茶柱「──日向さん。私、貴方のことが好きです。……愛しています」 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 そう告白された。  
	- 848 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 01:43:50.97 ID:CuUW0Nek0
 -   
 勇者日向「茶柱、それは……」 
  
 武闘家茶柱「勿論、この世界の倫理に絆されてしまった部分もあるでしょうね。……けど、どうしてもこの想いは止められないんです。貴方に好きになって欲しい。貴方に抱きしめて欲しい。あなたに──あ、愛して欲しい……。そんな想いが溢れて溢れて止まらなくて……。もう自分じゃどうしようも──あっ……」 
  
 俺は、茶柱の身体を優しく抱きしめた。……全裸で抱きしめあった時と違い、確かに服の感触がある。……これが「バカには見えない服」って奴か。 
  
  
 勇者日向「……茶柱、俺もお前の事が好きだ。──けどごめん俺には……」 
  
 武闘家茶柱「……分かってますよ。転子は女子の皆さんとは学年問わず凄く仲が良いんですよ? ……転子以外にも気になる女子の方が沢山いるんでしょう?」 
  
 俺はコクリと頷く。……ホント、将来的にどれだけの女の子を泣かせれば気が済むんだろうな、俺って奴は。 
  
  
 武闘家茶柱「転子は……転子は負けません。例え一番最後だったとしても、私は貴方の一番になってみせます」 
  
 勇者日向「……茶柱」 
  
 武闘家茶柱「……ですから、卒業式の日に『転子の研究教室』まで来て下さい。……そして、今だけは転子の事を抱きしめていて下さい」 
  
 俺は再びコクリと頷くと、素っ裸(に見える)茶柱を抱きしめ続けた── 
  
  
  
 茶柱との絆クエストをクリアしました! 「茶柱に助けを求める」の難易度が更に下がりました! 茶柱と大切な約束をしました! 「茶柱のパンツ」を手に入れました! ED「茶柱転子」が解放されました!! 
   
	- 849 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 01:46:17.11 ID:CuUW0Nek0
 -  >>845 違うんです! >>846を書くのに凄く時間が掛かってしまっただけなんです!! 寝落ちもしてないんです!! ……だったら一時になった時にまず連絡を入れろって? デスヨネー()本当にすみません。 
  
 それでは今回はここまで。それではまた明日。3から6時頃にもお会いしましょう。  
	- 850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 14:03:37.08 ID:1dACw9C5O
 -  茶柱はバカに見えない服がデフォになるの? 
 
	- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 15:17:30.49 ID:TwsTyir9O
 -  あんまり言いたかないけど決めた時間を破りまくられると過疎化の原因になるからね 
 
	- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 15:24:34.60 ID:Qa1QxZjhO
 -  めちゃおこやん 
 
	- 853 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:29:27.92 ID:CuUW0Nek0
 -  >>851 本当にすみません。では始めます。 
 
	- 854 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:30:01.56 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 ──そして、とうとう運命の日が……魔王討伐の日がやってきた。 
  
  
  
 〜〜〜モノクマ王国・王都・謁見の間〜〜〜 
  
  
  
 モノクマ王「よくぞ……よくぞここまで来てくれました! 勇者日向くんとその仲間達!! 誰一人欠けること無くここまで来てくれてぼかぁとっても嬉しいです!!」 
  
 王座に座っているモノクマ王は、珍しく俺達を素直に褒め称える。……こうしてれば普通に一国のマスコットっぽいのにな。普段の態度というか言動がアレだから……そこが逆に人気なのかもしれないけれど。 
  
  
 モノクマ王「魔王の幹部を三人も倒し、星の聖剣と理想郷の盾。そして光の精霊の力まで手に入れた君達ならきっと今代の魔王も退治できるでしょう! ……期待してるからね? 割とマジで」 
  
 勇者日向「──はっ! 必ずこの国に平和と未来を取り戻してみせます!!」 
  
 俺は、最後の最後まで「勇者」を貫く事にした。……どうせこれで最後なんだ。だったら人生で一度ぐらい本気の本気で「勇者」って奴になってやろうじゃないか。 
  
  
 対魔忍尾美田「それでなんすけどー、結局魔王城にはどう行けば良いんすか? 光の精霊ちゃんさえいれば闇の結界は突破出来る──って話しっしたけど……」 
  
 武闘家茶柱「それ、転子も地味に気になってました。モノクマ王様、光の精霊さん。魔王城にはどう向かえば良いんです?」 
  
 光の精霊「簡単だよ。私に着いてきて──もう「応援団」も集まってると思うから」 
  
 魔法使い入間「応援団……? なんだ、魔王討伐に行く俺様達の出立を応援してくれる奴らでも集まってるってのか?」 
  
 光の精霊「『近からずも遠からず』って感じかな。兎に角いこ?」 
  
  
 そういう光の精霊に続いて、俺達は王城を出る。……行き先は、滝がある例のプール(川)だった。苗木王子を含めた五人が全裸で泳いでいたときと同じ……いや、それ以上の民衆が集まっている。これは一体……。 
  
  
 陰陽師葉隠「な、なんだぁ!? この人集りは! まるで王都に住んでいる奴ら全員が集まってきたみたいでねか!?」 
  
 苗木王子「……みんな、君達の旅の終わりが幸福な物であるように願ってくれてるんだよ。勿論、ボク達もね」 
  
 勇者日向「苗木王子……正室候補の皆さんまで」 
  
 霧切「ホント、よくここまでやってくれたわ。貴方達には心から感謝してる……最後までしっかりお願いね」 
  
 藤咲「あ、あの……! ボク何も出来ないけど……ここで勇者様達の無事を祈ってるから!! 頑張って下さい!!」 
  
 蒼衣「私なんて本当に君達には頭が上がらないよー。夢を叶えてくれたし、恋も叶えてくれた……だから頑張って!! 勇者くん達なら叶えられない物なんてないって信じてるからさ!!」 
  
 舞苑「凱旋した際は、是非私達のライブにゲスト参加してくださいね! ファンの皆さんも楽しみに待ってますよ!!」 
  
 武闘家茶柱「ええ……お約束します。転子達は必ず魔王を打ち倒すと!!」 
  
 対魔忍尾美田「ふっふーん! 極東の対魔忍代表として、この尾美田武威器。全力全開で挑ませて貰う所存っす!! ってかライブに混ぜて! 混ぜて!!」 
  
 魔法使い入間「……けっ! 精々俺様達の銅像をおっ建てる準備をしときな!! 魔王なんて一撃で消し飛ばしてきてやっからよ!!」 
  
 陰陽師葉隠「……で、それは良いんだども……結局どうやってあの空中に浮いてる城まで行くんだべ?」 
  
 光の精霊「こうやって────かな」 
  
 そうして光の精霊が「パァアアアアアアアアッ」とその力を川に注ぎ込むと、なんと滝の奥から巨大な虹の橋が現われ出でたではないか。……これを辿っていけば……! 
  
  
 光の精霊「うん。魔王城までたどり着ける──。それじゃあ行こっか、君達の……最後の冒険に」 
  
  
   
	- 855 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:30:43.70 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 〜〜〜魔王城・魔王の間〜〜〜 
  
  
  
 ???「…………」 
  
 ダイキチ「わーん! 大変だよ魔王さまー!! ついに「虹の橋」が架けられちゃった! 勇者とその仲間達がこの城に責めてくるよー!!」ビェエエエエエエエエエン! 
  
 ???「…………どうでも良い、捨て置け」 
  
 ダイキチ「……はぁ、歴史の書物でみたけどさ。今回の魔王様ってホントやる気ないよね。「何か別の目的」があって勇者達をこの城に招こうとしてる節すらあるし」 
  
 ???「こんなちっぽけな『世界』など、どうでも良い。我はもっと……歴代の魔王共では出来なかった事を為し遂げるのだからな」 
  
 ダイキチ「ふーん……。じゃあさぁ……」 
  
  
  
 ダイキチ「そんなどうでも良い世界なら、俺が貰っちゃうね?」グニュゥウウウウ! 
  
  
  
  
 ???「!!? 貴様、何を──!!」 
  
 ダイキチ「何って、悪魔と契約して力を得てるんだから、当然『魂の強奪?』いやぁ、苦労したよほんと。この世界の循環システムである『魔王と勇者』があまりにもツマラナかったから、俺がこの世界で『永遠に魔王をやってやろう』って思ってさ! その為に本当に色んな準備を重ねてきたんだから!! いやー、それにしても魔王様を守る魔法防御壁の複雑なこと複雑なこと……絵面が無い真っ白の千ピースジグソーパズルを完成させるのと同じぐら苦労したよ!!」 
  
 ???「……………………」 
  
 ダイキチ「……だから譲って貰うよ『魔王の座』そしてその力もね──!!」 
  
   
	- 856 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:31:50.99 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 〜〜〜虹の橋・中央部〜〜〜 
  
  
  
 勇者日向「はぁっ……はあっ……あとどれぐらいだ!?」 
  
 光の精霊「んー。丁度半分って所かな?」 
  
 陰陽師葉隠「うっげぇ! もう散々歩いたのにまだそんなに掛かるんだべ!?」 
  
 武闘家茶柱「何を弱気になっているんですか! これまでの旅路に掛かった日数とくらべれば、後数時間ぐらいなんの事でもないでしょう!!」 
  
 対魔忍尾美田「で、でも武威器も一旦休憩するのに賛成っす! 一旦やす……」 
  
 魔法使い入間「……んでる暇はねぇみてぇだぞ、野郎共!!」 
  
 入間の指差した方向を見る。そこには羽の生えたガーゴイルの様な悪魔や、目が幾つもある巨大な玉の様な悪魔。ワイバーンに邪霊など、様々なモンスターが俺達の方へと向かって来ていた。 
  
  
 勇者日向「!! 魔王軍の妨害って奴か!」 
  
 光の精霊「うーん。困ったねぇ……ここまでモンスターの大軍がいると、一直線に突き進むって訳にもいかないし……」 
  
 対魔忍尾美田「かと言ってここで全力を出して魔王にやられちゃいましたなんて笑い話にもなんねぇっす!」 
  
 魔法使い入間「……っち! こんな所で使いたかぁなかったが、全員で2ターン俺様を守れ!! 俺様の必殺技『エンシェント・カタストロフィー』で纏めて……!!」 
  
 ???「……その必要はありません」 
  
 ???「ええ、その通り。ご主人様達は先をお急ぎくださいませ……ここは私達が引き受けましょう」 
  
 勇者日向「そ、その声は……!!」 
  
 葉隠・茶柱「キーボっち!? セイジョウさん!!?」 
  
  
 キーボ「機械都市・アルカトラズ代表。『ガーディアン・キーボ』……左さんとその他博士達のメンテナンスによって更なる出力上昇に成功しました。……勇者さん達に助けられたあの時の恩を、今こそ返す時です!!」 
  
 セイジョウ「絶対希望都市代表。『パーフェクトメイド・セイジョウ』ご主人様達へ行なう最後のご奉仕に、是非私を加えて下さい。……それと、この娘もね」 
  
 タエコティア「会いたかったです、タエコだけのご主人様ぁああああああああああ♡」トビツキッ! 
  
 勇者日向「う、うわっ! た、タエコティア!?」 
  
 タエコティア「ご主人様ったらあれから全然私に会いに来て下さらないんですもん……。タエコ寂しくて寂しくて毎日自分を慰める日々で……」 
  
 武闘家茶柱「(イラッ)救援に来て頂いたのは感謝いたしますが、さっさと日向さんから離れて頂けませんか?」 
  
 タエコティア「あら、男性嫌いの正当派(笑)武術系女子が何か言ってますわね」 
  
 武闘家茶柱「ふっ、残念でしたね! 転子の男死嫌いはほぼほぼ克服済みです!! おまけに転子は一緒にお風呂に入る──なんて生易しい物じゃない数々の──」 
  
 対魔忍尾美田「おおっとぉ! それ以上は自爆になるっすよ転子ちゃん!! 二人が敵を引きつけてくれている内に──!」 
  
 陰陽師葉隠「先を急ぐべ! 『封印限定解除! タエコティア・バイオレット』!!」 
  
 キーボ「はい、どうぞボク達にお任せください!! 皆さんはお先へ!!」 
  
 セイジョウ「『パーフェクトメイド』の渾名が伊達では無いと言う所……見せてあげましょう」 
  
 タエコティア「ふふふ……力が戻ってくるのを感じます……! 全盛期とまではいかないでしょうが、今なら思いっきり暴れられそうですわ!!」 
  
 勇者日向「……ああ、分かった! 頼んだぞ、みんな!!」 
  
 光の精霊「……うん、とても良い仲間や友達に恵まれてるんだね。今までの勇者のみんなもそうだったよ……さぁ、先を急ごう!」 
  
  
  
 〜〜〜魔王城・魔王の間〜〜〜 
  
  
  
 ダイキチ「カハッ……こ、これはっ……!!?」 
  
 ???「……どうした? 確かに貴様は我の身体から魂を引きずり出したぞ? ……そのなんの役にも立たん魂をなぁ!!」 
  
 ダイキチ「クソッ……! そういう事か……魔王、あんたは最初っから…………!!」 
  
 ???「……我の絡繰りを見抜いた者への褒美だ。その出力、限界を超えて上げさせてやろう……『大悪魔(グランドデビル)』が一柱になり果てるが良い!!」 
  
 ダイキチ「が、がぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ────!!」 
  
   
	- 857 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:32:54.27 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 〜〜〜虹の橋・残り1/3〜〜〜 
  
  
  
 悪魔族「ゲハハハハハハハハハハハッ──!!」 
  
 武闘家茶柱「はぁああっ──! ……クッ、最後の最後でまたこの大群ですか!! 葉隠さん、結界術は!?」 
  
 陰陽師葉隠「もうやってるべ! けどこいつら羽虫みてぇに次から次へと沸いてくるからキリがねぇんだ!!」 
  
 魔法使い入間「『エクスプロージョン』! 『デス・メテオ』!! くっそ、広範囲に効果がある魔法を出来るだけ効率良くぶち当ててるってのに……!!」 
  
 対魔忍尾美田「風遁『大鎌鼬』!! ……うーん、武威器達地味どころじゃなく普通にピンチなのでは?」 
  
 ゴイ「クールルゥウウウウウウウウウウウ!!」ゴォオオオオオオッ! 
  
 勇者日向「……仕方ない。ビハインドが心配だけど俺が『竜装合体』を──!!」 
  
 ???「──する必要は無いぞ、特異点よ」 
  
 ???「ええ。貴方達はここで力を使ってはいけません。魔王だけでなく、幹部もまだ一人残っているのですからね」 
  
 勇者日向「……! そ、その声は……!!」 
  
  
 聖獣合体・覇王ナカタ「全て灰になるが良い!! 『インフィニティ・アンリミテッド・フレイム』!! 全て凍り付くが良い!! 『エターナル・フォース・ブリザード』!!」 
  
 賢者ケイローン「撃ちます。はぁあああああああっ──!!」ピュンピュンピュピュピュン! 
  
 俺達から向かって右の悪魔達が、回転する超巨大な火柱に呑み込まれ。向かって左の悪魔達が、瞬く間に氷り漬けになって地面へと落ちてゆく。そして、それでも仕留められなかった悪魔達が、光の矢によって次々に串刺しになっていく。 
  
  
 勇者日向「……ナカタ! ケイローン先生も!!」 
  
 聖獣合体・覇王ナカタ「はっ! 覇王とは最後の最後……ここぞという場面で大活躍してこそよ!!」 
  
 賢者ケイローン「はぁ。まったく、我がマスターは素直じゃないですねぇ……。『聖獣合体』の制度を少しでも高めるために、ギリギリのギリギリまで修行をしてらしたのに……」 
  
 聖獣合体・覇王ナカタ「んなっ──!!」 
  
 武闘家茶柱「そうなんですか? ……本当にありがとうございます、ナカタさん」 
  
 聖獣合体・覇王ナカタ「ええい! そんな目で覇王である俺様を見るな武闘家よ!! 魂が汚染されてしまうぞ!!」 
  
 賢者ケイローン「兎も角、ここは我らに任せて先にお進みください。……大丈夫。今の貴方達なら、きっと大丈夫です。私も自信を持って送り出せます(ニッコリ)」 
  
 対魔忍尾美田「おお! あの鬼教師であるケイローン先生からのお墨付き! こりゃ武威器達の勝ちは決まったようなもんっすね!!」 
  
 魔法使い入間「兎に角、最後の足止め──頼んだぜ、二人とも!!」 
  
 ナカタ・ケイローン「「誰に物を言っている!・ええ、お任せを」 
  
 こうして数々の仲間に助けられ、俺達は進む。魔王城へ、決着の地へと── 
  
   
	- 858 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:33:29.66 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 〜〜〜現実世界〜〜〜 
  
  
  
 真宮寺?「そうだ、それで良いんだヨ日向先輩。あと少し、あと少しで──!! 
  
  
  
 〜〜〜モノクマ王国・魔王城入り口〜〜〜 
  
  
  
 勇者日向「ここが、魔王城……」 
  
 ……何て禍々しい雰囲気なんだろう。今まで冒険してきたどんな場所よりも「嫌な瘴気」って奴に満ちあふれてる気がする。……この中にいるのか。俺達が倒すべき「魔王」って奴が──! 
  
  
 魔法使い入間「……で、どうやってこの結界を突破するんだよ」 
  
 光の精霊「どうやってって……こうやって?」エイッ! 
  
 そう言うと、光の精霊は闇の結界に向かって思いっきりパンチを放つ。するとどうしたことだろう。あれだけ丈夫そうだった結界が一撃で粉々に砕け散ってしまったじゃないか!! 
  
  
 対魔忍尾美田「ま、まさかの物理技! それもワンパンチっすか!!?」 
  
 陰陽師葉隠「……いやお前そんなに強いんなら途中の戦闘に加わってくれって!! どう考えても戦闘が楽になったべ!!?」 
  
 光の妖精「いやぁ、私って精々『闇の結界を破壊する』『闇を撃ち払う』ぐらいの能力しかないから……毎日毎日暇なんだよね。参拝者もいないし、だからずっと寝てるの。……誰か一緒にゲームでもしてくれる人が出来れば良いんだけどなぁ……」 
  
 武闘家茶柱「と、兎に角これで魔王城の中には入れます! みなさん、急ぎますよ!!」 
  
 光の妖精「大体お城の中央部まで3ターン。その後最深部まで2ターン掛かるよ。モンスター避けの腹巻きを葉隠くんが装備してくれてるからモンスターと遭遇することは無いけど、トラップはあるかもしれないから気をつけて!」 
  
  
 1回目の判定 
  
 ↓1 
  
 01〜40 何も無し 
 41〜70 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!! 
 71〜90 しまった! トラップだ!! 
 91〜00 日向のラッキースケベ発動。 
   
	- 859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 15:35:31.09 ID:+IASb1ZP0
 -  か 
 
	- 860 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:39:46.84 ID:CuUW0Nek0
 -   
 陰陽師葉隠「何も無くても無気味なのは変わらんべ……。早くここから出てぇ……」 
  
  
  
 2回目の判定 
  
 ↓1 
  
 01〜40 何も無し 
 41〜70 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!! 
 71〜90 しまった! トラップだ!! 
 91〜00 日向のラッキースケベ発動。 
   
	- 861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 15:40:01.78 ID:OS1cLMdQO
 -  あ 
 
	- 862 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:41:59.00 ID:CuUW0Nek0
 -  具体的にどんなトラップ? ↓1 
 
	- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 15:45:16.84 ID:xH7P4jLn0
 -  茶柱と尾美田が四つん這いになって動けない呪いにかかる。2人の尻丸出しで強くお尻ペンペン100回ずつしないと解けない。 
 入間は尾美田にやり返し、日向が茶柱をスパンキング。  
	- 864 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 15:50:11.22 ID:CuUW0Nek0
 -  >>863 それはもうラキスケなのでは……? ですが今回>>1は大遅刻をぶちかましているので採用。少々お待ちください。 
 
	- 865 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 16:22:38.69 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
 ……侮ってた訳じゃなかったよ……いくらモンスターがいないからって侮ってた訳じゃないんだよ……。でもさぁ! あんなの事前に分かるわけねーだろ!!? 
  
  
 それは、次の大部屋に続く扉を開けた直後に起こった。今回の原因は「俺」だ、俺が不注意に足下も確認せずに一歩前へと踏み出したからだ。突如「バリバリバリバリィ──!!」という電撃音が鳴り響き、黒い雷のようなそれが尾美田と茶柱を襲った。 
  
  
 対魔忍尾美田「がっ……ぐっ……!」ガクン! 
  
 武闘家茶柱「これ、は……!!」ガクン! 
  
 勇者日向「尾美田! 茶柱!!」 
  
 俺達は急いで(恐らく強制的に)四つん這いになった二人に駆け寄る。魔法使いの入間が二人を診てみると── 
  
  
 魔法使い入間「……こりゃああいつの『悪戯魔法』だな……。しかもかなり質の悪い奴だ。魔法で解除するにゃあメッチャ時間が掛かるタイプの」 
  
 勇者日向「そんな……何とかならないのか?」 
  
 魔法使い入間「そう慌てんじゃねぇよ素人DT……。正規の解除方法は簡単だ……それも俺様にとっちゃ復讐の、お前達にとっちゃある種ご褒美になるかもしんねぇなぁ」 
  
 ニヤァ──と口元を大きく歪めて笑う入間。……この時点で、俺はすごーく嫌な予感がしていたんだ。 
  
  
 対魔忍尾美田「あのー……み、美兎ちゃんはなんでそんなに笑って──「パァン!」 うひゃぁっ! な、なななないきなり何するんすか!?」 
  
 魔法使い入間「は? 呪いの解呪に決まってんだろ。正規の解呪方法は『お前らのケツを丸出しにして強くお尻ペンペン100回』だ。……この間の借り、タップリと返させて貰おうじゃねぇかエロ対魔忍……オラァ!」パァン! 
  
 対魔忍尾美田「ひぐぅうっ! ぶ、武威器拷問や調教に対する訓練はしてるっすけどこんな所で……「パァン!」うきゃあっ!!」 
  
 ……マジかよ、嘘だろう……? じゃ、じゃあ二人の事は入間に任せて俺と葉隠は後ろを向いて……「あ、あの!」……ん? 
  
  
 武闘家茶柱「あ、あの……昨晩言った通り、転子は日向さんになら大丈夫ですからその……。転子のお、お、お尻をペンペンしてくださいませんか……? は、早くこの状態から抜け出せないと困るので! 困るので!!」 
  
 勇者日向「……マジで言ってるか?」 
  
 …………俺、変な属性に目覚ちゃうんじゃないかなぁ……? 
   
	- 866 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 16:35:26.42 ID:CuUW0Nek0
 -   
 勇者日向「じゃ、じゃあ行くぞ……」 
  
 武闘家茶柱「ど、どうぞ……」 
  
 茶柱のブルマとショーツを途中まで脱がし、ケツが丸出しの状態になった所で、俺は覚悟を決めて茶柱の尻をペンペンと叩く。「んんんっ//////」という理性が崩壊するような甘い声が茶柱から聞こえた。 
  
  
 魔法使い入間「おいおい何やってんだ勇者。「強く」お尻ペンペン100回だっつってんだろ? そんなんじゃ数にカウントされねぇよ。やるならこんな風になぁ!」パァアン! 
  
 対魔忍尾美田「ひぎぃっ! ……ま、マジでこれ以外の解呪方法はないんすか? 武威器もう恥ずかしくて恥ずかしくて……」 
  
 魔法使い入間「そうだよな? あの時の俺様もそんな気分だったよオラァッ!」パァン! 
  
 対魔忍尾美田「んんんんんっ!」 
  
 武闘家茶柱「……と、という事なので、もっと強くどうぞ……大丈夫です。転子は大丈夫ですから……」 
  
 ……ああもう、どうにでもなれっ!! 
  
 俺はもうヤケになって、茶柱のケツを「パァン!」と強く叩く。「ひぐぅうっ!」という明確に痛がっている声が、茶柱の口から漏れた。 
  
  
 武闘家茶柱「そ、そうですもっと「パァン!」きゃぁん! ひ、日向さん「パァン!」ちょ、ちょっと落ち着いて「パァン!」んんんんんんっ!」 
  
 パァン! パァン! パァン! と、二人のケツを叩く音が室内に響く。先に解呪を終えたのは、当然先にオシオキを始めた入間・尾美田のペアだった。 
  
  
 魔法使い入間「……で? いい加減反省できたか尾美田?」 
  
 対魔忍尾美田「ふぁ、ふぁい……。雑魚メスの癖して入間様のお尻を何度もペンペンして本当にすみませんでしたぁ……」 
  
 トロン、と蕩けたような顔になっている尾美田。……やっぱり対魔忍だからこの程度のオシオキじゃあまり堪えないのか、すぐに起き上がった。……で、俺達はというとだ── 
  
  
 武闘家茶柱「はぁっ……はぁっ……//////」 
  
 勇者日向「はぁっ……はぁっ……!」 
  
 あと約20回ぐらいだろうか。茶柱のケツが猿のように真っ赤っかに染まっても、まだオシオキは終わっていなかった。 
  
  
 武闘家茶柱「ひ、日向さぁん……はやくぅ……。もっと転子のお尻をペンペンしてくださぃい……//////」 
  
 ゾクゾクと、俺の中の嗜虐心がこれ以上なくビリビリと刺激される。可愛い女の子のお尻を丸出しにしてお尻ペンペン100回だなんて、この後の人生じゃあ絶対経験出来ないだろう、 
  
  
 勇者日向「……最後だからな、一気に行くぞ……オラァッ!」パァンパァンパァンパァン! 
  
 武闘家茶柱「ひぐうっ! ひぎぃいっ! きゃぁああん!!」 
  
 仕上げとばかりに、俺は茶柱のケツを容赦無くペンペンしていく……そして、最後の1回。俺が大きく振り上げた手が、茶柱の真っ赤っかになったケツに直撃して──。 
  
  
 武闘家茶柱「────────ッツ! ────────ッツ!!」 
  
 声にもならない、表現も出来ない甘い甘い声が、茶柱の口から漏れる。……も、もしかしてこれって……!! 
  
  
 魔法使い入間「なんだよお前ら。SM趣味でも合ったのか? 特に暴力女、テメェがそんなマゾ雌だとは知らなかったぜ。まさかケツをぶっ叩かれるだけでイッ──」 
  
 対魔忍尾美田「それ以上はいけないっす……。それを言ったが最後、武威器達の存在の危機な気がするっす……」 
  
 そうして「オシオキ」は終わりを迎えた。……それは、俺のと茶柱の中に眠っていた「なにか」を目覚めさせるには十分過ぎる出来事だった── 
  
  
 勇者日向がS属性(小)に目覚めました! 武闘家茶柱がM属性(小)に目覚めました! 
  
   
	- 867 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 16:36:57.78 ID:CuUW0Nek0
 -   
 光の精霊「人間って不思議だね。ああいう行為でも「愛」を感じるなんて思わなかったよ」 
  
  
 3回目の判定 
  
 ↓1 
  
 01〜40 何も無し 
 41〜70 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!! 
 71〜90 しまった! トラップだ!! 
 91〜00 日向のラッキースケベ発動。 
  
 (ただし、今後トラップでラキスケは起こらない物とします) 
   
	- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 16:38:58.34 ID:xamyYa5HO
 -  あ 
 
	- 869 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 16:43:50.15 ID:CuUW0Nek0
 -   
 勇者日向「トラップには注意する……トラップには注意する……!」 
  
  
  
 〜〜〜魔王城・中央部〜〜〜 
  
  
  
 勇者日向「ここが、魔王城の中央部……」 
  
 陰陽師葉隠「なんかデッケぇ魔方陣みたいなのが書いてあんな。一体何の──」 
  
 ???「こういう為だよ、葉隠ちゃん」 
  
 そう言って、俺達に話しかけて来た「そいつ」に俺達は刃を向ける。……やっぱりコイツも倒さないといけないのか……。 
  
  
 勇者日向「ダイキチ……」 
  
 武闘家茶柱「ダイキチさん……これは転子達からの最終警告です。ここで転子達に無条件降伏するというなら、タエコティアさんと同じく式神として世のため人の為に付くす事でモノクマ王から温情を得られますが?」 
  
 ダイキチ「え? マジ?? はいはーい無条件降伏しまーす!! ……って言いたい所なんだけどさ、嘘だよ。いや、この場合は「どう足掻いても嘘になっちゃう」が正確かな?」 
  
 ゴォオオオオオオオオオオオオッ──!! というトンでもない闇の瘴気がダイキチから漏れる。なんだこれ……! 以前戦った時とは比べ物にもならないぞ!!?」 
  
  
 魔法使い入間「だ、ダイキチ……お、お前……」 
  
 ダイキチ「あはは……。俺としたことが最後の最後でミスっちゃってさぁ。魔王の座を乗っ取って、国民を悪戯で困らせる迷惑千万な魔王として永遠にこの世界に君臨してやろうと思ってたのに、普通に返り討ちにあって「オシオキ」されちゃった……いやここ笑うとこだよ? そんな悲痛な顔をする所じゃ無いよ?」 
  
 ……悲痛な顔にもなるだろう。だって、今のダイキチは── 
  
  
 ダイキチ「と、言うわけで本気の本気の本気で君らを殺しにいかなくちゃならなくなったからさぁ……。ま、頑張ってよ。出来たらそうだなぁ……魔王様のとびっきりの秘密、教えちゃうからさ! 嘘じゃないよ! 本当だよ!!」 
  
 身体全体が超巨大化して全身黒毛の毛むくじゃら。アタマの角は比較にならないほど大きくなり、その紅い眼は混沌で染まりきっている──俺、悪魔図鑑で読んだことある……確か…… 
  
  
 魔法使い入間「ダイキチィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ──!!」 
  
 バフォメットダイキチ「んじゃ、頑張ってよね。勇者日向ちゃん♪」 
  
 ──バフォメットって悪魔だ── 
  
  
  
 戦闘が始まります。PTを選んでください。↓1 
   
	- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 16:44:54.16 ID:OZ01l6AuO
 -  澪田以外 
 
	- 871 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 16:48:45.30 ID:CuUW0Nek0
 -   
 バフォメットダイキチが襲い掛かってきた! どうする? ↓1 
  
 @普通に戦う。 
 A聖剣を愛する者と共に使う。 
 B必殺技を放つ。 
   
	- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 16:48:57.75 ID:E5JBrKlXO
 -  B葉隠 
 
	- 873 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 16:51:05.93 ID:CuUW0Nek0
 -   
 勇者日向「葉隠!」 
  
 陰陽師葉隠「了解したべ!!」 
  
 陰陽師葉隠は必殺技を放つ準備を始めた!! ほかのメンバーはどうする? 
  
  
 ↓1 茶柱 
 ↓2 日向 
 ↓3 入間 
   
	- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 16:51:26.32 ID:B+ALdnH1O
 -  コンボ 
 
	- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 16:56:53.07 ID:xH7P4jLn0
 -  竜装合体・日向 
 
	- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 16:58:21.00 ID:T7AVd34BO
 -  悪魔特攻聖魔法 
 
	- 877 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:00:32.80 ID:CuUW0Nek0
 -  >>875 すみませんが竜装合体は「必殺技」に入るので葉隠が必殺技を使用することが確定している今、使用出来ません。安価↓1 
 
	- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:01:34.44 ID:xH7P4jLn0
 -  ドラゴンの聖なるブレスを纏った聖剣攻撃 
 
	- 879 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:08:48.86 ID:CuUW0Nek0
 -  あ、忘れてた。茶柱のコンボ判定32−10+↓1 
 
	- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:08:59.26 ID:gMdjX/5sO
 -  あ 
 
	- 881 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:21:21.10 ID:CuUW0Nek0
 -  なんか全体的に殺意高いですねぇ!? 
  
  
 陰陽師葉隠「恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人──今こそここに招来し、我らに加護を、敵に天罰を──!『七福招来』!!」 
  
 バフォメットダイキチ「ぐ、ぐぅううううううっ! やっぱバフ&デバフ&防御壁ってその必殺技チートすぎない? いやまぁ仲間の強化と敵の弱体化はバトルの基本だけどさぁ……」 
  
 武闘家茶柱「……これは、貴方に掛ける温情と知りなさい!! ネオ合気道流・『コンボ』!!」(32−10+10+50+50+50+26+10+50+50+50=368) 
  
 バフォメットダイキチ「……あのさ、温情って言うなら殺す気満々でやるの止めてくれないかなぁ? いや俺だってこんな事はしたくないんだけどさ……」 
  
 魔法使い入間「……だったら殺してやるよ。お前が本当に「悪魔」になっちまうその前に!! 勇者、合わせろ!! 『エクソシスター・ミカエリス』!!」(100+10+20+50+50×2×2=920) 
  
 勇者日向「おう! ゴイ、息吹を!!「クールルゥ!」 『聖・悪魔滅殺!!』(44+10+30+50+50×2×3=1104) 
  
 バフォメットダイキチ「あーあ……こんなに強くなっちゃってもう……魔王の思い通りじゃん、ホント」 
  
 勇者日向達はバフォメットダイキチに2392ダメージを与えた! バフォメットダイキチのターン! どうする? ↓1 
   
	- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:23:51.04 ID:Z7wMEcKjO
 -  したでなめるを入間に 
 
	- 883 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:25:19.35 ID:CuUW0Nek0
 -  「したでなめる」の追加効果↓1コンマ30以下で麻痺。 
 
	- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:25:35.24 ID:Z7wMEcKjO
 -  んほう 
 
	- 885 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:31:34.32 ID:CuUW0Nek0
 -   
 バフォメットダイキチ「はい、入間ちゃんあーん」ペロリンチョ(威力4) 
  
 魔法使い入間「うひゃあああああああっ! だ、だだだダイキチテメェ何を考え──!」 
  
 バフォメットダイキチ「何って……入間ちゃんとの最後の戯れ? だって泣いても笑っても、俺達ここで「永遠にお別れ」だからさ!!」 
  
 武闘家茶柱「……ダイキチさん……」 
  
  
 バフォメットダイキチは魔法使い入間に「したでなめる」を使った! 魔法使い入間は次のターン動けない! 勇者日向達のターン!! どうする?↓1 
  
  
 @普通に戦う。 
 A聖剣を愛する者と一緒に使う。 
 B超必殺技を放つ。 
   
	- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:32:52.78 ID:xH7P4jLn0
 -  A竜装合体もする 
 
	- 887 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:35:49.43 ID:CuUW0Nek0
 -  >>886 と、いうより日向は『竜装合体』しないと「超必殺技」は撃てないですね。 
  
  
 勇者日向「ゴイ! 茶柱!! 力を貸してくれ!!」 
  
 ゴイ「クールルゥ!」 
  
 武闘家茶柱「……ええ、転子でよろしければ何度でも!!」 
  
 陰陽師葉隠はどうする? ↓1 
   
	- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:37:49.74 ID:/WNLmm0iO
 -  弱った所を陰陽術で悪魔祓いし封印 
 
	- 889 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:45:55.11 ID:CuUW0Nek0
 -  >>888 すみませんが王馬は設定上封印できません。魔王からそういう加護を受けているからです。なので悪魔払いだけ採用。 
  
  
 陰陽師葉隠「悪霊退散悪魔退散聖神降臨だべ!!」(74+10+50+50×2=368) 
  
 バフォメットダイキチ「だーかーら。俺には『封印術は効かない』って前にも言ったでしょ? ……ここで俺が倒されるのは運命って訳。……そんなクソッタレな運命をなんとかしたくて、今まで頑張ってきたんだけどさ」 
  
 竜装合体・勇者日向「……ダイキチ……」 
  
 バフォメットダイキチ「ほら……日向ちゃんがやらなくちゃいけないこと、分かるよね?」 
  
 竜装合体・勇者日向「──ッツ! 茶柱ぁ!!」 
  
 武闘家茶柱「はい……はい!!」 
  
  
  
 竜装合体・勇者日向「……束ねるは人の希望。……あらゆる邪悪を滅ぼす光と闇の剣!!」 
  
  
  
 日向&茶柱「「これが! 俺達(転子達)の! 『真・混沌開闢斬』だぁあああああああああああああああああっ!!」」 
  
  
 ↓1 具体的な威力。 
   
	- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 17:47:28.94 ID:xH7P4jLn0
 -  とや 
 
	- 891 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 17:54:57.01 ID:CuUW0Nek0
 -  94+10+10+30+50+50+50+50+50+100×3×3×4=15984 
  
  
 日向&茶柱「うあぁああああああああああああああああああああああああああああああああっ──!!」 
  
 バフォメットダイキチ「そう……それで良い──悪魔の総統は、勇者に倒されるのが運命ってね……」 
  
  
 勇者日向達のはバフォメットダイキチに累計18744ダメージを与えた! バフォメットダイキチは倒れた!! 勇者日向達は戦闘に勝利した!! 今回の報酬(価値90以上確定の武具orアイテム確定・効果も詳しく書いてください)↓1 
   
	- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 18:04:02.88 ID:WQX79LVCO
 -  日向茶柱葉隠入間その他NPCがゲームクリア後もこの世界の記憶を100%現実の本人達の脳に引き継げる宝箱 
 
	- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 18:05:41.57 ID:Qa1QxZjhO
 -  魔王に対してのみ聖剣と一緒に攻撃する時に使うと威力3倍になるアイテム 
 
	- 894 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 18:06:55.55 ID:CuUW0Nek0
 -  >>892 普通なら却下したいところなのですがうぁああああああああああああああっ!!(ゾロ目) 
 ……コンマ神さまは絶対なので、せめて「補正を付ける」でご勘弁してください(土下座)あ、それと日向くん達PLは兎も角、他NPCだけは>>1の権限で却下します。  
	- 895 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 18:08:36.93 ID:CuUW0Nek0
 -   
 ダイキチ「ガフッ…………! あーあ、やーっぱ俺じゃあ無理だってば魔王様。俺は精々『秘密結社の悪の総統』位が関の山だって……勇者に勝てるわけないでしょうが……ま、それも狙い通りなんだろうけどさ」 
  
 魔法使い入間「ああ……ダイキチ……。ダイキチィ……!!」 
  
 ……勝負は付いた。ダイキチは「バフォメット」状態から普通のダイキチの姿に戻り、今は地面に仰向けに横たわっている。……入間の頼みで葉隠が必死に封印術を掛けても、入間が必死に回復魔術を施してもうんともすんとも言わない。入間曰く「魂が穢れに穢れてすり切れすぎてるからどんな方法でも意味が無い」そうだ。 
  
  
 魔法使い入間「ダイキチ……俺様は……いや、私は……美兎はぁ……!」 
  
 ポロポロと涙を流しながら、入間はダイキチをギュッと抱きしめる。……どんな心境かなど、聞くまでも無いだろう。 
  
  
 ダイキチ「全く……。どれだけ世に出しても恥ずかしすぎる完璧な痴女&雌豚になっちゃっても、根っこの部分だけは変わらないんだから入間ちゃんは……ほら」 
  
 魔法使い入間「んんっ──。ダイキチ……」 
  
 ダイキチ「昔っから俺のキス一つでこうやって泣き止んじゃうんだから、安い女だよねー入間ちゃんってば。で、今は入間ちゃんに構ってる場合じゃないんだ。日向ちゃんに「約束の物」渡さなくちゃいけないからさ」 
  
 勇者日向「……なんだよ。正直お前らの間に割って入るような真似したくないんだけど?」 
  
 ダイキチ「まぁまぁそこは空気を読まないでさ。……ほら、約束の「魔王様の秘密」……「外」こっちに来た君達には重要な秘密なんじゃない? ま、精々役立つことを祈ってるよ。俺、マジでそろそろ死ぬからさ」 
  
 魔法使い入間「ダイキチィ……!」 
  
 ダイキチが渡してきたその白い宝玉のような物を受け取って、俺達は入間とダイキチからなるべく距離を取った。……最期の最期くらい、あいつらを一緒にしてやりたかった。……数分後、入間の切り裂くような絶叫と鳴き声が聞こえて、俺達は心の中でダイキチの冥福を祈ったのだった── 
  
  
  
 〜〜〜現実世界〜〜〜 
  
  
  
 真宮寺?「ああ、良いヨ……凄く良い……あともう一歩。あともう一歩で…………!!」 
  
  
  
 〜〜〜???世界〜〜〜 
  
  
  
 武闘家茶柱「……大丈夫ですか、入間さん」 
  
 茶柱のか細い声に、入間はいつもの調子で応えた。 
  
  
 魔法使い入間「……大丈夫に決まってんだろ。それよりもだ──」 
  
 対魔忍尾美田「……ダイキチちゃんのダイイングメッセージ……。『魔王の秘密』って言ってたっすけど一体何なんすかねぇ、この白い玉」 
  
 陰陽師葉隠「……こりゃ『霊魂玉』だな」 
  
 勇者日向「『霊魂玉』?」 
  
 陰陽師葉隠「おう。まだ利用価値がある魂を閉じ込めておく為の宝珠だべ……えっと、限定解除方法が確か──」 
  
 陰陽師である葉隠が、札を何枚か服の袖から取りだして宝珠にペタペタと貼っていく……すると、予想もしていなかった人物がそこに現われた── 
  
  
  
 ???「やぁ、日向先輩……ついにここまで来たんだネ……」 
  
  
  
 その声、その姿。忘れない、忘れられるわけが無い。俺達をこの訳の分からない世界に放り込んだ張本人── 
  
  
 日向・茶柱・葉隠「「「真宮寺(さん)(っち)!!?」」」 
  
 真宮寺(霊魂)「……本当にごめんヨ、僕のせいで……」 
  
 それは、魂だけの姿になった超高校級の民俗学者。「真宮寺是清」その人だったんだから── 
  
   
	- 896 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 18:10:31.77 ID:CuUW0Nek0
 -  今回はここまで。ではまた、今夜の8時にお会いしましょう。 
 
	- 897 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 20:00:34.89 ID:CuUW0Nek0
 -  こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。 
 
	- 898 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 20:01:07.74 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
 勇者日向「──ま、魔王に現実世界の自分の身体を乗っ取られたぁ!?」 
  
 真宮寺(霊魂)「うん、まぁ結論から言えばそうなるネ。僕としたことが、またしてもやらかしてしまったヨ……」 
  
 武闘家茶柱「……一体どういう事なのか転子にも分かるよう詳しく簡潔に、尚且つ最初から説明してください。でないとどの程度叙情酌量の余地があるのか判断が付きかねます」 
  
 真宮寺(霊魂)「おや、そんな事を考えてくれるのかい? 問答無用でネオ合気道の奥義を喰らう羽目になると思っていたんだけどネ……」 
  
 陰陽師葉隠「ちなみに俺は一切手加減しねぇべ……!! 慰謝料をこれでもかと言うぐらいたんまり請求してやるべ!!」 
  
 対魔忍尾美田「ま、まぁまぁまぁまぁ落ちついて……で、なんすけど是清ちゃん。結局「この世界」ってなんなんすか? やっぱ創ちゃん達を除いて、武威器達はNPCって奴なんすか?」 
  
 光の精霊「うーん、それは無いと思うなぁ……。だって……」 
  
 ゴイ「クルルゥ?」 
  
 勇者日向「ああ、実際に俺達の世界に来た事があるゴイ達がいる。ここが本当にゲームの世界なら異世界の竜のゴイがいるのはおかしいだろ」 
  
 真宮寺(霊魂)「うん。ここはゲームの中の世界じゃないヨ。古代のボードゲームと繋がってしまった『異世界』だ。君達が見てきた人や物や文化は全部本物だから、その辺りは安心してほしいな」 
  
 武闘家茶柱「……ほっとすれば良いのか「本当にこんな世界があるんですか!?」と驚けば良いのか判断に困りますね……。それで?」 
  
 真宮寺(霊魂)「……ホンの出来心だったんだ。古代○○文明で発掘されたと言われているボードゲームを詳しく調べようと色々実験していたら──」 
  
  
  
 魔王『ほう、何百年ぶりだろうな。魔王の……我の顕現に必要な人間がこれに触れるのは──』 
  
  
  
 真宮寺(霊魂)「──って声がして、気がついた時には僕の霊魂はこの世界の魔王の身体の中に閉じ込められていたんだ……。現実世界では魔王の魂の半分が僕の身体の中に。そしてもう半分がこの世界の魔王の身体の中にあるんだヨ」 
  
 魔法使い入間「……話はあまりよく分かんねぇが、結局この世界の魔王を倒せば俺様達は「元の世界」って奴に帰れんのか?」 
  
 真宮寺(霊魂)「うん、帰れるよ。……僕の身体を触媒にして、僕達の世界で完全復活した魔王のおまけ付きだけどネ」 
  
 勇者日向「意味ねぇじゃねぇか!! つーか俺らの世界魔王降臨の大ピンチだったのか!?」 
  
 対魔忍尾美田「だ、だったら魔王を倒さないでこのまま放置しておくってのはどうっすか!? 創ちゃん達には悪いけど、この世界で生活して貰うって事で──」 
  
 真宮寺(霊魂)「ごめん。それも意味無いヨ。そもそも「ゲームをクリア……魔王を倒さなきゃプレイヤーの負け」って制限が付いてるから、どの道僕達の世界で魔王が降臨するだけだろうネ……」 
  
 武闘家茶柱「そ、そんな……!」 
  
 真宮寺(霊魂)「……でもね? 絶望する必要はないヨ。魔王を倒しつつ、君達が僕らの世界に帰る方法はあるんだ」 
  
 陰陽師葉隠「な、なーんだ。驚かすんでねぇベよ! ……で、どんな方法なんだべ?」 
  
 真宮寺(霊魂)「簡単だよ……魔王と同時に僕を殺せば良い」 
  
 全員『…………は?』 
  
 真宮寺「完全に身体のコントロールを奪われてはいるけれど、まだ僕達の世界の僕の身体の最終決定権は僕にある。……霊魂で「僕達の世界」と繋がっている魔王と一緒に宿主である僕が消滅すれば、魔王もその力を保っていられなくなってやがて死ぬだろうからネ」 
  
 勇者日向「そんな……そんな事って……!!」 
  
 武闘家茶柱「認めません……! 転子は絶対に認めませんよ真宮寺さん!! あなたには現実世界でキチンとミスを犯した罪を償っていただかなくてはならないのです!!」 
  
 対魔忍尾美田「武威器も同感っすねー。ってか今の是清ちゃんスゲー恰好悪いっす。『自己犠牲』って奴に酔ってるみたいでホント気持ち悪いっす。それ以外の方法を考えてくれないっすかね?」 
  
 魔法使い入間「……俺様は……どうすりゃ良いのか分かんねぇよ……。魔王を倒さなくちゃいけねぇのは分かる。分かるけど、なんかコイツの思い通りに事が進むっつーのはスゲームカつく」 
  
 陰陽師葉隠「いやいやいや何言ってんだべみんな! 俺っちだってその……気が進まねぇけどそれ以外に方法が無いんだったら真宮寺っちに犠牲になってもらうしか──「一応有るヨ」ってあるんかい!!? だったら最初からそれ言うベ! ……で、具体的にどんな方法なんだべ?」 
  
 真宮寺(霊魂)「でも、その代わり大きなリスクがある──それでも良いかい?」 
  
 勇者日向「……ああ、言ってみてくれ」 
  
 真宮寺(霊魂)「……分かったヨ。それは──」 
  
   
	- 899 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/23(木) 20:17:54.31 ID:CuUW0Nek0
 -   
  
  
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
  
  
  
 勇者日向「……なるほどな。その方法なら確かに全員助かるし、魔王も倒せるかもしれない」 
  
 武闘家茶柱「で、ですが日向さん。あなたは──!!」 
  
 魔法使い入間「……今後のテメェの人生がハチャメチャなもんになるかもしんねぇぞ。それでも良いのかよ」 
  
 対魔忍尾美田「……武威器は、創ちゃんの自由意志に任せるっす。創ちゃんの今後の事っすからね」 
  
 陰陽師葉隠「お、俺っちは少しでも生存率が高い方を優先して欲しいんだども……わ、わーってるって、冗談だべ!!」 
  
 真宮寺(霊魂)「……それで、どうする? 日向先輩」 
  
 勇者日向「…………」 
  
 ……俺は考える。これから先の未来のことを。俺達の世界の事、この世界のこと、大切な仲間達や、俺を好きだと言ってくれた女の子達、そしてゴイの事を……そうだ。答えなんて決まり切ってるじゃないか、 
  
  
  
 勇者日向「……分かった、それで行こう──」 
  
  
  
  
 〜〜〜魔王城・魔王の間〜〜〜 
  
  
  
 ???「……ついに来たか、勇者共……」 
  
 巨大な魔王の席に座っているその男は、外見は日向達にとっては見慣れた「真宮寺是清」の姿をしていた。……けど、あふれ出る闇のオーラが、世界を滅ぼすことだって出来そうなそれが、その男が真宮寺是清ではないという何よりの証明になって要る。 
  
  
 魔王「……? 勇者はどうした、どこにいる」 
  
 魔法使い入間「はっ! あいつならテメェを確実にぶっ倒すために精神統一中だよ!!」 
  
 武闘家茶柱「その通りです! 日向さんには貴方にトドメを刺して貰わなくてはいけませんからね!!」 
  
 対魔忍尾美田「まぁ一言で言っちゃえばー『足止めするのは構わんが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう』って奴っす!!」 
  
 陰陽師葉隠「いきなり死亡フラグを建てんなってー!! あ、俺っちはバフとデバフが得意なだけの陰陽師なんで攻撃しないで貰えるとひっっっじょうにありがたいべ……」 
  
 魔王「愚かな……まぁ良い、余興としては十分だ。……勇者無しでどこまで我と遊べるか、試してやろう。 
  
 魔法使い入間「来るぞ! 全員作戦通りに動け!!」 
  
  
 これより『耐久戦』を行ないます。この耐久戦では、攻撃結果を自身の防御力として変換できます。 規定ターン、魔王の攻撃に耐えてください。(全滅したら当然ゲームOVERです) 
  
  
 味方PTのターン! どうする? ↓1 
  
  
 @普通に戦う。 
 A超必殺技を撃つ。 
   
414.27 KB Speed:1.3   
↑
	VIP Service
	SS速報VIP
	更新
	専用ブラウザ
	検索
	全部
	前100
	次100
	最新50 
続きを読む
スポンサードリンク
Check
 
 荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service)
 read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)