テイルズ・オブ・ユベル その2

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270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 16:03:25.88 ID:aeYrirBiO
フフフ……FOX!
271 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 18:23:45.65 ID:3/QFuxsq0
>>270 やめないか! >>1の黒歴史(安易なエ○で人が予想以上に集まって調子に乗ったこと、本当に心から反省しています)を思い起こさせるのは!!


88(偶数ゾロ目) どうやらかなり人間に有効的な妖怪だったようだ!! 山頂までの近道(獣道とも言う)を教えてくれた!! 探索ターンが1減った!!


伊右衛門「妖怪にも一定以上の悪さをしなければちゃんと人権がある……。これもまた、マトライタの風習だ」

ローエン「悪霊には人権は無いけどな。『現世滞在罪』で問答無用で地獄送りだ」

テイシロウ「へぇ……。じゃあ妖怪にも警察や公共の機関で働いている奴がいるのか?」

ローエン「いるぞ。まぁ大抵の人間は妖怪の仕業で困りごとがあったら大僧正が生み出した対妖怪のスペシャリストの妖怪である『彼』に頼るんだがな」


1日目・2回目の判定、何が起きる? ↓1(安価)


@伊右衛門の実力がいい加減みたい。モンスターを迎撃しよう。
A何故か警戒心を今でも感じるので、少しでも伊右衛門との仲を縮めたいテイシロウ。
Bフリージア「『マーリン=創世神』は全世界共通だけど、マトライタでは他にどんな物を奉ってるの?」
C御札の貼られたお堂を見つけた!! はてさて、どうするべきか……。
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 18:51:41.05 ID:N3ucfSRW0
4
273 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 18:58:59.60 ID:3/QFuxsq0
>>272 4


テイシロウ「なんだ? このお堂……」

ローエン「このバカ! 安易にそれ(お堂)に触れるな!!」

フリージア「なにこれ、そんなにヤバい奴なわけ?」

伊右衛門「正しく言うと「分からん」。だからこそ「スルーを推奨する」……「触らぬ神に祟りなし」だ。まぁ天の逆矛を引き抜いて国作りの神の子供である龍神を助けた偉大なるサムライもいるんだが……。大抵は碌でもない化け物が封印されていることが殆どだ」

シアン「……テイシロウ、どうする?」

テイシロウ「……↓1」

@御札を剥がしてみる。(ハイリスクハイリターン)
A恐いのでスルー。
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 19:13:52.58 ID:Am292J+DO
2
275 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 19:22:06.12 ID:3/QFuxsq0
>>274 2


テイシロウ「恐いし、スルーしよう。ギガントモンスターでも封印されてたら厄介だ」

フリージア「あはは、流石にこんな小さなお堂にギガントモンスターは入らないでしょ!!」

ローエン(それ以上に厄介なのが封印されてる場合があるからシャレにならないんだよなぁ……)

伊右衛門(東方の霊は本当に恐ろしいからな……)



1日目・3回目の判定。スキットテーマその@どのスキットが見たい? ↓1(安価)


@伊右衛門にいい加減自分への警戒心を解いて欲しいテイシロウ。
Aここでクソ重い過去の話をしだす奴が現われる。(誰かはコンマで決める)
Bお団子+冷たいお茶で一息付く一同。
Cシアンの胸にPTメンバーの誰かが突っ込んだ!!(場合(コンマ)によってはテイシロウがキレます)
Dそれ以外の面白そうな安価。
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/04(金) 19:25:59.54 ID:Ctt1RXyU0
1
277 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 19:36:28.63 ID:3/QFuxsq0
>>276 1


テイシロウ(なぁみんな……。いい加減伊右衛門に自分への警戒心を解いて欲しいんだけど何か良い案は無いか?)

フリージア(アンタがシスコ……の方はまだ良いか。ロリコンを辞め(すまん『リリアとペルシャ姫以外なら絶対に手は出さない』って言えるけど子供好きを無くすのは多分無理)でしょうねー)

シアン(…………そもそも、なんで伊右衛門はテイシロウをこんなに警戒してるの? 「ロリコン」って性癖の人種が一番多いのはマトライタなんでしょう?)

ローエン(例えどんなに数が多くても合法とは限らないのさ。郷に入っては郷に従えだ。……伊右衛門は妻を早々に亡くし、自分の愛娘を男一人で育ててきた。テイシロウの毒牙に掛からないか心配なんだろうさ。なにせ今年で↓1(コンマ)歳だからな)

01〜30 10歳。
31〜60 12歳。
61〜90 14歳。
91〜00 16歳(それはもうロリとは言わん)
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 19:39:37.23 ID:N3ucfSRW0
279 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 19:47:06.71 ID:3/QFuxsq0
>>278 23 10歳


フリージア(あー、それは心配だわ。私が親でも多分警戒するもん)

シアン(……つまりテイシロウが自分の娘には絶対に手を出さないって事が分かれば全部解決?)

ローエン(かもしれないが……。安易な発言は止めた方が「よし! 腹を割って話してくる!!」あ、おい馬鹿! 最後まで話しを聞け!!」


〜〜〜〜〜〜


テイシロウ「伊右衛門! ここだけの話、男同士腹を割って話したいことがある!!」

伊右衛門「……なんだ、言ってみr「俺は! お前の娘になんてこれっっっっっぽっちも興味が無い!!」──貴様ぁ! 俺の娘が可愛くて魅力的じゃないって言うのかぁ!!!」

テイシロウ「ち、違う! すまない、言葉を間違えた!! 適切に訳すと↓1(自由安価)になる!!」



280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 20:10:16.59 ID:xoHa3hMM0
関わりたくない
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/04(金) 20:11:59.04 ID:Ctt1RXyU0
実は自分から気にかけてる異性はシアンだけで他は向けられた好意を無下にしたくなかった結果なだけ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 20:12:01.17 ID:aeYrirBiO
俺は幼い子に無理矢理迫る悪漢ではないぞ。ましてや仲間の娘ならなおさらだ。……というか、どういう子か知らんし。

娘を決める安価に参加したいが、拙者ロリ巨乳推しだから娘をロリ巨乳にしそう(ペルシャをロリ巨乳にしたのは私だ)だし、純粋なロリっ子(つるぺったん)を望む層からは不快に思われそうだし、どうするべきか?
283 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 20:21:21.06 ID:3/QFuxsq0
>>282 ほらね? やっぱロリコン層に人気があった。
>>281 すみませんがペルシャ姫はそれで何とかなりますが、リリアの場合は言い逃れ不可能です。
>>280 そして何で一番怒り出しそうな>>280が安価を踏むかなぁ!!?


テイシロウ「関わりたく無いだけだ!!」

伊右衛門「ぶち殺すぞ貴様ぁ! 逆にそれで言葉を選んでるならお前は大たわけだぞ!? そしてぇ!(ゴソゴソ(写真を撮りだしている))これでも関わりたく無いかぁ!?」

↓1〜3 (テイシロウの)ヒロインはこれ以上増やさないと決めているので名前はスルーして、容姿や性格だけどうぞ。(ただし「娘」と既に言及しているので男の娘だったとかは無し)
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 20:32:58.13 ID:aeYrirBiO
性格:天真爛漫。無邪気で誰とでも直ぐに打ち解ける陽気な性格。体を動かすのが大好きなやんちゃ娘。
容姿:身長140cm程度。肩のあたりで切り揃えた茶髪(地毛)。活発そうな可愛らしい顔立ち。日焼けした肌。
健康的に鍛えられたほどよい肉付きだが、大人顔負けに成長している豊かな胸。
動きやすい服装、とくに男の子っぽい服装を好む(動きやすいから)。

競合したらコンマ判定かな?
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 20:38:29.49 ID:Am292J+DO
八重歯がチャームポイント
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/04(金) 20:50:03.63 ID:Ctt1RXyU0
将来は卑弥呼様の護衛職につきたいと思ってる
287 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 20:57:06.43 ID:3/QFuxsq0
>>284>>285>>286 競合してないので全て採用。


テイシロウ「可愛い子だ、それに立派な夢じゃないか。こんなに良い娘を持てて伊右衛門は幸せ者だな」

伊右衛門「う、うむ……。はっ! そうやって外堀を埋めようとしても「心配要らない。この子は多分、俺なんかよりずっと良い男と結ばれて、幸せな人生を送ることになると思う。と、言うより『お前がそうするだろ? それが父親としてのお前の役目だもんな』…………↓1(高コンマ程印象回復、低コンマ程「娘は誰の嫁にもやらん!!」タイプ)」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 21:01:50.70 ID:aeYrirBiO
取るか。伊右衛門は親バカタイプ。
289 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 21:17:54.17 ID:3/QFuxsq0
>>288 70 取りあえず偏見は7割は取り除かれた。


伊右衛門「……ああ、そうだとも。その通りだ! 私の娘には、必ず幸せな人生を送ってもらう!!」

テイシロウ「そして、俺の役割はリリアとシアンと……あとはペルシャ姫もだな。を幸せにすることなんだよ。『兄として』『掛け替えのない人として』『愛する人として』な」

伊右衛門「ふん……そうか、貴様には貴様の信念があることは分かった。故に今までの偏見を詫びよう。…………露骨に威圧してすまなかったな」

テイシロウ「そんなの全然良いよ。同じ前衛として、本当に頼りにしてる。改めて、これからよろしく。伊右衛門」

ローエン「やれやれ、テイシロウが「これっぽっちも興味が無い」だとか「関わりたく無いだけだ」とか言い出した時はどうなることかと思ったが……」

シアン「……ね? テイシロウなら(最終的には)上手くやる。……守りたい人がいる人となら尚更」

フリージア「『グランド・フィナーレ』でも食らったのかって位に一瞬空気が完全に凍り付いたけどね!! ふぅ……あー、安心したら喉渇いた。伊右衛門、お茶頂戴」

伊右衛門「良いだろう。西の都の福寿園に生まれた我が名を冠した茶を振る舞おう」


1日目・キャンプ・どのスキットを見る? ↓1


@テイシロウが警戒対象では無くなったと判断したのか、今度は娘について惚気だす伊右衛門VSリリア・シアン・ペルシャの誰かで対抗するテイシロウ。
Aここでクソ重い過去の話をしだす奴が現われる。(誰かはコンマで決める)
B猫忍発見! 明日の探索ターンを1短縮させる。(要は即座に遺跡に行ける(最初は合計5ターン(1日と半日)掛かる予定だったので))
Cシアンの胸にPTメンバーの誰かが突っ込んだ!!(場合(コンマ)によってはテイシロウがキレます)
Dそれ以外の面白そうな安価
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 21:26:53.49 ID:Am292J+DO
2
291 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 21:29:07.56 ID:3/QFuxsq0
>>290 2 さて、誰が話し出す? ↓1(コンマ)

01〜20 テイシロウ。
21〜40 シアン。
41〜60 ローエン。
61〜80 フリージア
81〜00 伊右衛門。
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/04(金) 21:31:37.89 ID:Ctt1RXyU0
293 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 22:04:24.38 ID:3/QFuxsq0
>>292 89 伊右衛門


伊右衛門「……うむ、毒を食らわば皿までだ。もしも超古代遺跡で何かがあった時の為に、お前達に遺言を残しておきたいのだが、良いか?」

フリージア「ゆ、遺言!? ……まぁそりゃあ剣の超古代遺跡の試練を突破したとはいえ『冗談抜きで死ぬかも』ってぐらい追い詰められたけど……」

ローエン「……お前の娘に関する事か?」

伊右衛門「否。これは己の罪の告白だ…………誰にも告白出来ずに死ぬぐらいなら、誰かに聞いておいて欲しい」

テイシロウ「……分かった、聞くよ」


〜〜〜〜〜〜


あれはそう、私がまだ15の時の事だった……。私は生まれながらの病気で、ガリガリにやせ細り……分かりやすく言えば『筋肉が付きづらくなる病気』だなを患っていた。

今でも夢に見る。周りからの同情や哀れみの視線…………悔しくて悔しくて、自分の弱くて脆い体が憎くて憎くて仕方が無かった。……そんな心の闇を抱えてしまったからだろうな。私は禁忌の法に……『魔薬』に手を染めてしまったのだ。……驚いただろう? 『魔薬』は生きている人一人の魂を代償として作られる禁断の薬……。当然、三国でも使用は禁止されていて、使用した者は必ず10年以上の懲役を受けることになっている。

少しでも気分を明るく……ハイって奴になりたくて魔薬に手を染めた私だが、その魔薬が驚くべき変化を私の身体にもたらしたのだ。魔薬を血液から摂取した途端、今のような筋骨隆々の姿になった、嘘でも冗談でも無い。私は数億分の一の確立でありえると言われている『魔薬適合者』だったのだ。

それからの私の人生はうって変わった物になった。この国の最上級職の一つである「サムライ」の職にあっさりと就けて、あれよあれよという間に卑弥呼様の護衛隊長を務めることになった。気立ての良い妻も娶れて、子供にも恵まれた。……しかし、この世の人間は罪を犯して成功を手にすると、必ず天罰が下るようになっている物だ

そう──『私は魔薬を打ち続けないと生きていけない身体』になってしまったのだ。……もし投薬を止めれば、昔のガリガリのやせ細った餓鬼のような姿に戻ってしまうだろう……。最悪、即死するかもしれん。


〜〜〜〜〜〜


ローエン「…………今の話しを、卑弥呼様は?」

伊右衛門「見て見ぬふりをしてくれているのだろう……。それが最善だと信じてな」

シアン「…………でも、例えどんな理由があろうと──」

伊右衛門「分かっている。私は死んだ妻にも、そして最愛の娘にも顔向けできない犯罪者で、愚か者だ。……一年に一度、人一人の命を代償として生きているのだからな」

フリージア「テイシロウ、どうする? 私は西方の使者として、コイツを魔薬超多用中毒者としてマトライタの刑務所にぶち込むべきだと思うわ。15の時に使用して、今の年齢が35なんだから20人………それだけの人の魂を犠牲にして生きてきたというのなら、コイツはもう人間としての権利を──!!」

テイシロウ「…………落ち着けフリージア。↓1だ」


@全ては超古代遺跡の探索が全て終わってからだ。
Aなら、俺達全員で共犯者になろう。
B刑務所にぶち込むのは賛成だけど、それは楽園でマーリンに身体を治して貰ってからにしよう。
Cそれ以外の安価(即伊右衛門が離脱するような物はお止め下さい)
294 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 22:37:50.55 ID:3/QFuxsq0
えー、30分経ちそうなんで先に書いておきますが、そんなに難しいですか? それとも『魔薬』の設定が気に入りませんでしたか? あるいは人がいないだけですか?
(闇取引されてる筋肉を増強させる薬なんて「ネ○ロ」の「ドーピングコンソメスープ」みたいなもんだろとしか思いませんでしたが……)

23:00まで待って、それでも1レスも、何の意見も無ければコンマで決めます。『魔薬の設定が嫌い』というなら巻き戻して『魔薬』って具体的に何よ、をコンマ神様に決めて頂きます。(これで「人の魂を代償に作られる薬」が当たった場合は知りません)
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 22:38:10.95 ID:Am292J+DO
2
296 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 22:51:54.33 ID:3/QFuxsq0
>>295 2


テイシロウ「なら、俺達全員で共犯者になろう」

フリージア「……アンタ正気? こいつはねぇ──「……だったら私も協力するよ?」シアン!?」

シアン「…………方向性は真逆だけど、私にも、伊右衛門の気持ちは良く分かるから……。卑弥呼様も黙ってたことだし、みんなで黙っていてあげよう?」

フリージア「──ッツ! ローエン!!」

ローエン「…………ボクは立場上、天子様と卑弥呼様の判断に従うだけだ」

伊右衛門「お前達…………」

テイシロウ「さて、これで証言者が1人だけになったわけだけど……西方に報告するか?」

フリージア「…………全部が終わったら、シッカリとそれに相応しい罰を受けること。それがこの冒険が終わるまでの契約よ」

伊右衛門「…………まこと、かたじけない……! お主らの心意気に感謝する!!」


2日目・1度目の判定・↓1(コンマ)

01〜30 超古代遺跡から湧き出て来たモンスターの襲撃だ!!
31〜60 山が急に深い霧に包まれてきた……。空気中の魔力も高まっているような気がする……。
61〜90 ヒドラモンスターの襲撃だ!!
91〜00 見つけたぞ猫忍!!
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 22:53:25.70 ID:aeYrirBiO
にゃーん
298 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 22:59:07.91 ID:3/QFuxsq0
>>297 70


フリージア「うっげ! ヒドラモンスターじゃない!! 何でこんな所に……!? 仕方が無い、遺跡の中に急いで逃げ込め「ギャォオオオオオオオン!!」──そうに無いわねこれ!!」

ローエン(コイツ、明らかにボク達に対して敵意を示している……。もともとこの辺りにヒドラモンスターが出たなんて話し聞いた事も無いが……)

伊右衛門「ボーッとするなローエン! 来るぞ!!」


赤黒い狐──ヒドラ・フォックスが襲い掛かってきた!! 戦闘PTメンバーを4名まで選出して下さい↓1(安価)

299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/04(金) 23:04:17.24 ID:Ctt1RXyU0
テイシロウ、伊右衛門、フリージア、シアン
300 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/04(金) 23:09:33.72 ID:3/QFuxsq0
はい、無事にPTメンバーが決まった所で今回はここまで。今日も安価へのご参加、誠にありがとうございました!!

それと、前スレで意見を取り入れて巻き戻しをしたように、今回の魔薬に関しても『気に入らない』という意見が「多数あれば」巻き戻しを考えます。(共犯者になる判定と、ヒドラ・フォックスとの戦闘判定は規定事項ですが)
いやでも闇取引されて筋肉増強する薬ってどう考えても……。いや、でも確かに人一人の命はやり過ぎたかなぁ……? ご意見があればどうぞ。
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 23:27:31.11 ID:aeYrirBiO
スレの勢い的に「多数」集まるかな?
伊右衛門の性格的に「人間」が材料になっているのは確かに行き過ぎだとは思う。(無力さが原因で大事な人間を目の前で亡くしたわけでもないし)
ハイな気分を味わうだけなら罪悪感的に材料にされるのは絶滅危惧種とか危険な植物あたりが無難ではなかろうか?
他の人の意見はどうなんだろう?
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/04(金) 23:40:09.32 ID:Ctt1RXyU0
知ってる人には危険性が熟知されてるレベルの危険物を素材に使ってる。ぐらいでも納得出来るし、悪人でもない人に人間犠牲にするモンの常習犯ってのもなぁと。
303 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 08:02:38.44 ID:IrwZETL/0
>>301>>302 やはりそうですか、では伊右衛門のくだりをこれに差し替えます。暫くお待ちください。
304 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 08:09:08.73 ID:IrwZETL/0
>>292 89 伊右衛門


伊右衛門「……うむ、毒を食らわば皿までだ。もしも超古代遺跡で何かがあった時の為に、お前達に遺言を残しておきたいのだが、良いか?」

フリージア「ゆ、遺言!? ……まぁそりゃあ剣の超古代遺跡の試練を突破したとはいえ『冗談抜きで死ぬかも』ってぐらい追い詰められたけど……」

ローエン「……お前の娘に関する事か?」

伊右衛門「否。これは己の罪の告白だ…………誰にも告白出来ずに死ぬぐらいなら、誰かに聞いておいて欲しい」

テイシロウ「……分かった、聞くよ」


〜〜〜〜〜〜


あれはそう、私がまだ15の時の事だった……。私は生まれながらの病気で、ガリガリにやせ細り──分かりやすく言えば『筋肉が付きづらくなる病気』だな──を患っていた。

今でも夢に見る。周りからの同情や哀れみの視線…………悔しくて悔しくて、自分の弱くて脆い体が憎くて憎くて仕方が無かった。……そんな心の闇を抱えてしまったからだろうな。私は禁忌の法に……『魔薬』に手を染めてしまったのだ。……驚いただろう? 『魔薬』は数多の禁じられた薬草を使って作られた、使用者を廃人にしてしまう禁断の薬……。当然、三国でも使用は禁止されていて、使用した者は必ず10年以上の懲役を受けることになっている。

少しでも気分を明るく……ハイって奴になりたくて魔薬に手を染めた私だが、その魔薬が驚くべき変化を私の身体にもたらしたのだ。魔薬を血液から摂取した途端、今のような筋骨隆々の姿になった、嘘でも冗談でも無い。私は数億分の一の確立でありえると言われている『魔薬適合者』だったのだ。

それからの私の人生はうって変わった物になった。この国の最上級職の一つである「サムライ」の職にあっさりと就けて、あれよあれよという間に卑弥呼様の護衛隊長を務めることになった。気立ての良い妻も娶れて、子供にも恵まれた。……しかし、この世の人間は罪を犯して成功を手にすると、必ず天罰が下るようになっている物だ

そう──『私は魔薬を打ち続けないと生きていけない身体』になってしまったのだ。……もし投薬を止めれば、昔のガリガリのやせ細った餓鬼のような姿に戻ってしまうだろう……。最悪、即死するかもしれん。


〜〜〜〜〜〜


ローエン「…………今の話しを、卑弥呼様は?」

伊右衛門「見て見ぬふりをしてくれているのだろう……。それが最善だと信じてな」

シアン「…………でも、例えどんな理由があろうと──」

伊右衛門「分かっている。私は死んだ妻にも、そして最愛の娘にも顔向けできない犯罪者で、愚か者だ。……禁忌の薬に手を染めてまで生きているのだからな」

フリージア「テイシロウ、どうする? 私は西方の使者として、コイツを魔薬超多用中毒者としてマトライタの刑務所にぶち込むべきだと思うわ」

テイシロウ「…………落ち着けフリージア。俺達全員で共犯者になろう」


>>293 をこれに差し替えます。やはり、独断で決めるのは良くないですね。ダイス神様には悪いですが、これからも過労死して貰いましょう。
305 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 08:21:53.83 ID:IrwZETL/0
それではついでなので続きを。……流石に戦闘描写は(書かれていないので)此方で決めて良いですよね?(安価に書かれていた場合は話が別なのですが)


テイシロウ「『秋沙雨』!『散沙雨』!『閃空翔烈破』!!」

フリージア「『魔神拳』!『獅子戦咆』!『竜王天駆』!!」

シアン「……大地の精霊よ、かの者に天誅を─! 『グランドダッシャー』!!」

伊右衛門「『魔神剣』!『剛・魔神剣』!『魔王炎撃破』!!」

ヒドラ・フォックス「グォオオオオオオオオオオオオンッッッ!!」

ヒドラ・フォックスは憤っている!! ヒドラ・フォックスの『毒炎牙』!! 誰を狙う? ↓1(コンマ)


01〜25 テイシロウ。
26〜50 シアン。
51〜75 フリージア。
76〜00 伊右衛門。
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/05(土) 08:33:00.69 ID:9uAkeqnK0
307 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 14:08:40.92 ID:IrwZETL/0
……すみません、よくよく考えたんですがテイシロウのシフトチェンジが強い+ボスクラスのモンスターが仰け反って一方的に攻撃を受けるだけというのもアレなので、某RPGを見習って3回攻撃させることにしました(ニッコリ)
と言うわけで誰を狙うかの追加判定。↓1↓2(これでもう1度か2度フリージアが選ばれた場合、彼女に三連撃をお見舞いしたことになります)
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 14:23:25.67 ID:i/apwZKPo
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/05(土) 14:37:04.82 ID:9uAkeqnK0
310 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 16:20:15.35 ID:IrwZETL/0
テイシロウ「くっ……!(足が遅い伊右衛門を庇うべきか、それとも素早さは高くても防御力が伊右衛門より低い+2回攻撃を受けそうなフリージアを庇うべきか……!?)

※伊右衛門の欠点。素早さが遅いので、ほぼ攻撃&呪文の回避が不可能(まぁ防御も特防もメッチャ高いですが)
※フリージアの現状。素早さ判定(しかもかなり高い)で攻撃を避ける事は出来るが、このヒドラは素早さも高い+判定を二回連続続ける事になる。

テイシロウ「……ここは↓1(安価)だ!!」

@伊右衛門を庇う。
Aフリージアを庇う。
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 16:31:43.14 ID:vslLc70DO
2
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/05(土) 16:32:06.46 ID:9uAkeqnK0
2
313 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 16:41:51.93 ID:IrwZETL/0
>>311 2


テイシロウ「『シフト・チェンジ』!! フリージア、大丈夫か!?」

フリージア「あ、ありがと……あ、そうだ伊右衛門は!?」

伊右衛門の判定、素早さで勝てる可能性があまりにも低いので最初から防御判定。防御力80−80(相手の素早さ)=0なので受けるダメージを80÷2の40軽減してダメージ判定↓1 
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 17:05:42.94 ID:vslLc70DO
はい
315 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 18:09:04.87 ID:IrwZETL/0
>>314 94−40=54ダメージ。50ダメを超えているので問答無用で毒&火傷状態強制付与(なお、ヒドラから受けた状態異常は戦闘中は解除出来ない物とする)


伊右衛門「ぐぅうううううううううううっっっ!! ふ、不覚……! このヒドラ……ただのヒドラでは無いぞ!!」

フリージア「うっげ何かスッゴい血ぃ流してるんだけど!? もし撤退するなら指示は早くね!!」

シアン「(ヒドラの状態異常は片手間で解呪出来る物じゃ無い……! 一気に戦闘を終わらせるしか無い……!!)テイシロウ!」

テイシロウ「……分かった! 行くぞ!!」

テイシロウ・シアン『『スカードエッジ』!『エレメント4』!『スカーレットファング』!!』

ヒドラ・フォックス「ギュォオオオオオオオオオオオオオオン!!?」


↓1 コンマ70以上で共鳴奥義発動。それ以外で戦闘続行。
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 19:00:19.81 ID:vslLc70DO
はい
317 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 19:04:48.99 ID:IrwZETL/0
>>316 81 共鳴秘奥義発動。


シアン「…………今! テイシロウ!!」

テイシロウ「ああ!」

シアン「再誕を誘う──究極の雷!!」

テイシロウ・シアン『『リバース・クルセイダー』!!』

ヒドラ・フォックス「ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!」


コンマ70以下で戦闘終了、それ以外で戦闘続行。↓1
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 19:17:30.32 ID:c9P+/D4w0
はい
319 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 19:32:30.38 ID:IrwZETL/0
>>318 32 ヒドラ・フォックスとの戦闘に勝利した!! テイシロウは「ヒドラ・フォックスの毛皮」を手に入れた!!


テイシロウ「はあっ……はあっ……!」

シアン「……無茶言ってゴメンね? 合わせてくれてありがとう、テイシロウ」

テイシロウ「何て事ないさ、それより伊右衛門は!?」

ローエン「騒ぐな、いま回復処置を施している! ……想定以上に傷が深いな。あのヒドラ、明確に弱点を突く能力でもあったのか……? 毒はボクが取り除けるがシアン、お前はどうだ?」

シアン「ん……大丈夫、火傷と傷の方は私達に任せて。テイシロウとフリージアは──」

フリージア「また厄介な事にならない内に遺跡外部の探索と研究でしょ? 分かってるってば!! ↓1(コンマ判定・科学者補正+30)」

テイシロウ「役に立てるかは分からないけど、俺も協力するよ。↓2(コンマ判定・補正無し)」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/05(土) 19:33:10.56 ID:9uAkeqnK0
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 19:48:13.84 ID:vslLc70DO
はい
322 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 20:12:15.38 ID:IrwZETL/0
>>320 フリージア 56+30=86
>>321 テイシロウ 84


フリージア「ふぅ……まぁこのぐらいで十分かしら。テイシロウ、三人の所に戻りましょう!」

テイシロウ「……ああ!」


〜〜〜〜〜〜


フリージア「外部の探索と分析は8割方終わったわよ、そっちは?」

伊右衛門「大丈夫だ、もう問題無い。……しかし、ヒドラモンスターとはかくも恐ろしき物だな。毒と火傷の解呪にこれだけ時間が掛かるとは……脚を引っ張ってすまない」

ローエン「普通のモンスター達と違って、まだまだ分かっていないことが沢山あるのがヒドラ・モンスター達だ、仕方ないさ」

シアン「…………うん、これからも気を付けよう? 所でテイシロウ達はどんな成果を見つけたの?」

テイシロウ「この遺跡の中に出てくるモンスターの種類に謎解きの数々、それと『かくも恐ろしき幻竜が待ち受けている』までは読み取れた。多分ドラゴン系統のモンスターがこの遺跡の最終試練だと思う」

ローエン「そうか……じゃあ大事を取って、一日ここでキャンプをして明日の朝から遺跡の探索に入ろう。フリージアとテイシロウの考察が正しければ、今回も前衛組が大切になってくるだろうからね」

テイシロウ「ああ。(さて……2つほど喋っておきたいことが有るんだが……どうした物か)」


↓1&↓2 自由安価(スキット)見たいスキットの詳細を安価してください。>>1は眠気がヤバイので仮眠します(場合によっては今日の更新はここまでになるかもしれません)
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/05(土) 21:11:31.40 ID:9uAkeqnK0
フリージアとローエンに魔器に関するトーク
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 21:37:45.94 ID:PXFjKASe0
初めての人斬りの思い出を語る伊右衛門
325 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 22:05:25.88 ID:IrwZETL/0
>>322から>>323まで1時間以上間が空いてるのを見て戦慄する>>1です。……そしてそれ以上にスレの上から2番目にこのスレがあるのを見て震え上がる>>1です。……一体全体今のSS速報VIPはどうなってるんですかね。(震え声)
326 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 22:20:12.15 ID:IrwZETL/0
>>323


フリージア「んー……魔器、魔器ねぇ……」

ローエン「どうしたんだ、フリージア」

フリージア「ああ、ちょっと考察中でさ。『人の心の闇を武器にする魔器』って物があるって噂なんだけどさ。みょーに引っかかるのよねぇ……」

ローエン「どこが? ボクは本当なら恐ろしい武器だと思うが」

フリージア「どんなに威力があっても効率的じゃ無いのよ。例えば約100年前にデューン王国と西方が東方に落した『大量殺戮兵器』の話しだけど……あれは一発で何万もの死傷者を出せる+空気汚染や環境汚染まで出来る+作り方も簡単と言えば簡単でしょう? でも魔器はそうじゃない。威力を上げる為には『心の闇を抱えた人間が山ほどいる』の。非効率的なのよ」

ローエン「……言われてみれば確かに。なんでそんな手間暇が掛かるような兵器を超古代文明は作ったんだ?」

フリージア「超古代文明とは限らないわ。……大昔は『人間牧場』なんていう非人道的にも程がある施設があったらしいし……。『人間を道具として使用する』事前提なら話は変わってくる。……でも、どの国にもそんな動きは無いし、そんな機械を作ろうとした歴史も無い。……でも『火のない所に煙は立たない』……不思議なのよねぇ」

ローエン「…………(『人間を兵器の道具として使用する』か………)
327 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 22:45:30.93 ID:IrwZETL/0
>>324


テイシロウ「なぁ伊右衛門、ローエン」

伊右衛門「む?」

ローエン「今度はお前か……何だ?」

テイシロウ「……こんな時にこんな事を聞くのも何だが、二人は初めて「人斬り」をしたときはどんな気分だった? 俺は……なんとも言えない空しさと罪悪感が心の中にあったよ。人殺しを厭わない野盗相手とはいえな」

ローエン「…………『初めての時なら』『これが任務だ』っていう責務で自分を無理矢理動かしてたな。今思えば──の話だけど」

伊右衛門「二人と比べれば俺なんか気楽なもんだ、嫁を無理矢理攫おうとした悪漢をぶった切った時だったからなぁ。……晴れ晴れとした気持ちすらあった。……普通はお前達みたいな反応の方が人として正しいんだろう。俺の意見なんか参考にしないで良い」

テイシロウ「……『楽園』に行ければ、マーリンの魔法なら、誰もが最高の幸せを手に入れられるのかな。戦いや、争いなんて物は二度と無くなるのかな?」

ローエン「……さぁね。それは行ってみないと分からない話だ」

伊右衛門「……………………(誰もが最高の幸せを、か…………)」


〜〜〜翌日・朝〜〜〜


フリージア「おはよう! 今日の朝御飯はマトライタ流のおかゆアラカルトよ! 色んな具材をちょっとずつ用意したから、自分好みの味付けにして食べてみて!!(食べるラー油や香辛料を大量にぶち込みながら)」

伊右衛門「(ふ、風情がある食べ物が風情でなくなっていく……)は、初めての者には練り梅やショウガ、ミョウガなどを推奨する。……くれぐれも、入れすぎないようにな」

シアン「……うん。いただきます(モグモグ)……ん、良い香りが口いっぱいに広がっていくね……」

テイシロウ「マトライタでは病人に食べさせる物って聞いたけど……。普通に美味しいじゃないか」

ローエン「当然だ。昔は米を大名……この国の歴史を話し出すと面倒臭いから省略するが、米が不足していた農家は基本、米を食べるときはお湯で煮ていたからな」

フリージア「それで、朝御飯の片付けが終わったらいよいよ2回目の超古代遺跡探索よ。気を抜かないようにしましょう!!」

『おー!!』


〜〜〜マトライタ・本の遺跡・第1階層〜〜〜↓1(コンマ)

01〜30 モンスターの襲撃だ!
31〜60 罠だ! 後ろから大岩が迫って来た!!
61〜90 白骨死体を見つけた。一体誰の物なんだろうか……。
91〜00 財宝庫を見つけた!! 一体どんな物が入っているんだろう……!!
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 22:51:03.60 ID:vslLc70DO
はい
329 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/05(土) 23:04:07.42 ID:IrwZETL/0
>>328 60


テイシロウ「ん? 何か書いてるな……。『逃げれば一つ。進めば2つ。なら立ち向かえば?』何かの謎かけか(カチッ、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)……すまない、何かもの凄く嫌な予感がするんだけど……!!(後ろを振り返る)」

迫り来る大岩「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!

全員『やっぱりぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっっ!!』

ローエン「くそっ! 全力で逃げるぞ!! テイシロウはシアンを、ボクとフリージアで伊右衛門を担ぐ!!」

フリージア「無理よ! 一人だけなら兎も角、足がメチャクチャ遅い奴を二人抱えたまま逃げ切れるわけ無いでしょ!? 幸い、ここから第二階層は見えてる……! 怪我覚悟で飛び降りるべきよ!!」

伊右衛門「いや、これぐらいの大岩……! 全員の力があれば押し返せる!! 『無理が通れば道理が引っ込む』という物だ!!」

シアン「テイシロウ!」

テイシロウ「分かった、↓1(安価)だ!!」


@ローエンの意見を採用する。
Aフリージアの意見を採用する。
B伊右衛門の意見を採用する。
Cその他面白そうな安価。





そんな訳で、いよいよ始まりました第2の超古代遺跡探索。明日も午前中からゲリラ投稿予定ですので、暇な時間があれば是非どうぞ。それでは本日も安価へのご参加、誠にありがとうございました。
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 23:31:38.29 ID:vslLc70DO

3
331 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 08:09:06.94 ID:bUp7SYgw0
>>330 3


テイシロウ「『ステータス・チェンジ アタック↔マジック』!! 伊右衛門! 覚悟は良いな!?」

伊右衛門「おう! こうなりゃドンと来いだ!!」

ローエン「ああっクソこの脳筋共が……『バリヤー』!!」

シアン「……『シャープネス』!!」

フリージア「んでもって最後に『エンチャント・アース』!! 二人とも、任せたわよ!!」

テイシロウ・伊右衛門「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!」





───コテン





テイシロウ「…………」

伊右衛門「…………」

ローエン「ど、どうした? 大岩を止めるのには成功したみたいだが……」

テイシロウ「……これ、岩じゃ無い……。岩にしか見えないけど、ただの発泡スチロールだ……」

シアン「…………要するに、見かけ倒し?」

伊右衛門「みたいだな。「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッゴ」という音が止まないのも、その証だろう」

フリージア「…………超古代遺跡のくせに、こんな下らない罠仕掛けてんじゃないわよ! 『散山華』!!」ドッコォン!!

ローエン「……!? 岩の中から鍵が……」

テイシロウ「『逃げれば一つ。進めば二つ。では立ち向かえば──?』ってそういう意味か──」



テイシロウは『どこかの鍵』を手に入れた!!



──マトライタ・本の遺跡・第1階層・最深部──



フリージア「はいはい、定番の謎解きタイムね。えーっと……?」


『いつもいつも四人で遊んでいる、春夏秋冬の季節を司る妖精がいた。しかしある日、四人の内三人は次の日の朝が来るまで遊び通していた。何故だ』


シアン「……この程度なら、孤児院の子供でも分かりそう……。テイシロウも勿論分かるよね?」

テイシロウ「ああ、↓1(安価)だからだろう?」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 10:06:19.20 ID:OUQfJaiUO
あき(秋)ないから

楽勝みたいに言っているけど不正解だとどうなるんだろう?
333 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 14:29:28.61 ID:bUp7SYgw0
>>332 問題の難易度にもよりますが、全員に引かれます。(好感度マイナス)


テイシロウ「秋の妖精がいなかったから──飽きなかったから(秋、無かったから)だろう?」

シアン「……うん、正解。子供の頃を思い出すね……テイシロウは身体を動かす遊びの方が好きだったから、こういうのにはあんまり参加しなかったっけ」

テイシロウ「だからってこのぐらいは分かるさ。さ、次の階層に行こう」



──マトライタ・本の遺跡・第2階層──何が起きる?↓1(コンマ)



01〜30 モンスターの襲撃だ!
31〜60 トラップハウスだ! 謎解きに正解しない限り部屋を出られない!!
61〜90 白骨死体を見つけた! 以前の冒険者の物だろうか……?
91〜00 財宝庫を見つけた!! お宝ザクザクだ!!
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/06(日) 14:37:52.99 ID:u/sUy04/0
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 15:14:34.00 ID:UhmlwmCZO
謎解きの時は黙っておこうっと(謎解き苦手勢)
336 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 16:44:40.21 ID:bUp7SYgw0
>>334 99(スーパークリティカルにより……?)


テイシロウ「おお、これは……!!」

シアン「……宝物庫、だね。凄い量のお宝……金銀財宝だけじゃなくて、剣に盾にガントレットに……? なんだろう、この瓶。水が入ってるみたいだけど……」

フリージア「(水……?)ちょっと貸して(ペロッ)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!! 魔力が漲る! 疲れが吹き飛ぶ!! 多分これ『桃源郷の聖水』だわ!!」

ローエン「なんだって!? おい、本気で言ってるのか!!?」

伊右衛門「だとしたらこの水だけでどれだけの値が付くか想像も出来んな。早速卑弥呼様に「「「ちょっと待った!!」」」?」


〜〜〜事情説命中〜〜〜


伊右衛門「なるほど、あの本物の猛者であるレオパルド王が病で倒れるなどよっぽどの事だとは思っていたが……。そんな事があったとはな。よかろう、拙者の秘密を全てが終わるまで黙っていてくれると約束したのだ。拙者もこの聖水は見なかったことにしよう」

テイシロウ「ありがとう、伊右衛門! これであとはエメラルドハーブだけだな!!」

シアン「たしか、フリージアに伝手があるんだよね?」

フリージア「ふっふっふ……! これでデューン王国にどれだけ大きい貸しが作れるか……想像するだけでニヤケが止まらないわ!!」

ローエン「フリージア……やはりお前も使者としての役割を果たそうとしてるんだな」

フリージア「当然よ! 少しでも功績を挙げて、あの子に追いつかなくちゃいけないんだから………!!」


マトライタ・本の遺跡・第二階層最終試練


フリージア「はいはいいつもの謎解きね? どうせ今回も簡単──」


「ここ」にはないが、「そこ」にはある。
「どこにも」ないが、「何でも」ある。
「心からほしい」なら、「聞こえて」くる。
「とどまること」なく、「しゃべっちゃう」けど、
ほら、みんな「背が高くなった」でしょう?

さて、何のことだ?


フリージア「じゃなーい! 何よこの意味不明な問題!!」

ローエン「ボクにもさっぱりだ……。一体何を指し示しているんだ?」

シアン「……テイシロウ。マトライタ語で書いてあるからややこしくなってるんだよ。デューン王国(英語)に直してみよう?」

テイシロウ「?……! そういう事か!! ↓1(安価)だ!!」


追加のヒント。シアンの言う通り、ゴクゴク単純に考えてみてください。
337 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 16:52:44.30 ID:bUp7SYgw0
あ、分からない場合は「ヒント下さい」と安価してください。安価↓1
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 18:08:27.93 ID:s5P1Bnq50
死んだライオン
339 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 18:43:13.32 ID:bUp7SYgw0
>>338 えー、間違いなのでヒント@

「ここ」にはないが、「そこ」にはある。→There is not 'HERE'. There is in 'THERE'.

ほら、何かが変わったでしょう?
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:09:37.07 ID:lsnWqxpDO
アルファベットのTが入る
341 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 19:22:28.72 ID:bUp7SYgw0
>>340 正解


テイシロウ「here there・where what・heart hear stay say all tall Tが入る事や減ることで別の言葉になるんだ!!」

シアン「……そう、正解。一見何の事か分からなくても、視点を変えれば簡単な事だよね」



──マトライタ・本の遺跡・第3階層──何が起きる?↓1(コンマ)



01〜30 モンスターの襲撃だ!
31〜60 超古代文字で何かが書いてある……フリージア! 出番だ!!
61〜90 白骨死体を見つけた! 以前の冒険者の物だろうか……?
91〜00 これは……隠し通路だ! 問題を解かずに4階層に行けるぞ!!
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:33:15.35 ID:AiiGuBOx0
はい
343 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 23:01:13.76 ID:bUp7SYgw0
ヤバイ、睡眠用BGMがどんなもんか試してみようとしたらここまで強力な物だったとは思わなかった……! すみません、ホントすみません。(不定期更新に変えているとはいえ)
344 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 23:09:44.81 ID:bUp7SYgw0
>>342 35


テイシロウ「なんか凄くデカイ石版みたいな奴があるんだけど……フリージア、読めるか? お前に超古代文字を教わってる俺でもサッパリ分からないから他分別の文字だと思うんだが……」

フリージア「……これ、超古代文字じゃ無い。片手の指の数ほどしか発見されてない始まりの魔法使いマーリンの魔術文字だわ! 今解読するからちょっと待ってなさい!!」

ローエン「それは……この石版だけで国宝扱いされそうな……」

シアン「……でも、マーリンは重要な事も適当な事もどうでも良いことも気が向けば魔術版に書くって伝承もあるから……」

伊右衛門「…………今の俺達に必要な情報が載っているかは運次第、という訳か。一体何が書いてあったんだ?」

フリージア「↓1(高コンマ程重要な情報)ね!!」






ホントすみません……このままでは人が集まる更新時間が一番眠たくなる時間になってしまう……。明日は何としてでも起きていなくては……。それでは本日も安価へのご参加、まことにありがとうございました!!
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 23:10:17.46 ID:mxpb6tVwo
おつおつ

ご自愛ください…
346 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:06:44.09 ID:hns2tsXo0
>>345 46


フリージア「『実は、魔法使いだと思われているけどボク/私は夢魔なんだ』……ど、どうでも良いような『マーリンはただの人間じゃ無い』説が証明された重要な証拠のような……」

ローエン「博物学的には価値があるかもしれないが、今のボク達にとっては割とどうでも良いな……。ドンマイだ」

フリージア「…………なんか私がポカミスしたみたいでムカつく! この階層の謎は私一人で解いてやるわ!!」


第三階層・最終試練


季節は春⇒夏⇒秋⇒冬と訪れるのが常識ですが(この世界でも四季はあるという事にします)
ある所では秋⇒夏⇒春⇒冬とやってくるのです。
それはどこでしょう?


フリージア「……? そんな国、どこにもない筈なんだけど……んー、また閃き一発問題かしら」

ローエン「(……ああ、そういう事か。仕組みさえ分かれば至極単純な話しだな)」


ヒント・秋・夏・春・冬を「ひらがなに直してみると分かりやすいかもしれません。
347 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:08:09.82 ID:hns2tsXo0
あ、忘れる所だった。安価↓1
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 19:17:08.70 ID:fQdnA7xd0
50音表かな?
349 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:37:26.82 ID:hns2tsXo0
>>348 正解


フリージア「……! 分かった!! 答えは『問題文その物……五十音順』よ! マトライタ語のひらがなに直すと「「あ」き・「な」つ・「は」る・「ふ」ゆ」の順番になるもの!!」

ローエン(正解だ。マトライタの人間なら簡単なんだが、思考に行き詰まると分かりづらくなるよな)


マトライタ・本の遺跡・第4階層・さて、何が起る? ↓1(コンマ)


01〜30 いい加減襲撃してこいモンスター。
31〜60 こんな所にいたか猫忍!!
61〜90 ゼロムの襲撃だ! 何かを守っているようだが……?
91〜00 マーリンの預言板その2を見つけた! 今度こそ重要な事が書いてあるに違いない!!
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 19:44:05.05 ID:0Xf2i0HDO
はい
351 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:49:27.04 ID:hns2tsXo0
>>350 05


テイシロウ「……なんか、やっと遺跡の中で守護者以外のまともなモンスターと戦うような気がする……」

シアン「…………私もそう思う。でもこれを原作(テイルズ)通り何度も繰り返すシステムだとマーリン(読者)が飽きちゃうかもしれないから……」

フリージア「パパパッと片付けようって事ね! 良いじゃない、サクッとやっちゃいましょ!!」


↓1 遺跡に巣くうモンスターとの戦闘に掛かった時間。(ゾロ目でレアアイテムドロップ)
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 19:51:33.76 ID:yxIU9UFy0
353 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 20:07:05.73 ID:hns2tsXo0
>>352 あと0,01秒遅ければ……!!


テイシロウ「これで……終わりだ!」

フリージア「あ! テイシロウちょっとタンマ!! それ『人魚姫の涙』っていう超激レアアイテムを落すプリンセスマーマンだから慎重に──「ズバァアアアアアアアアン!!」ああ゛あ゛ああああああああああああああっっっ!!!!!」

ローエン「……落ちていったな、それっぽいのが第五階層に」

伊右衛門「……命あっての物種だ、仕方あるまい」

フリージア「もぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 今度からは私の言うことをよく聞いてモンスターを倒す事! 良いわね!?」

テイシロウ「あ、ああ……。すまない………」



第4階層・最終試練



今から僕が、100%当たる予言をしよう。

「西暦3000年に人類は_____。」

さぁ、下線を補って予言を完成させてくれ。



伊右衛門「ぬ、ぬぅ……? この世に『予言者』と呼ばれる人間は確かに何人か存在していたし、卑弥呼様もそうだが……100%当たる予言を我々にしろと言われてもな……?」

フリージア「ん、ん〜?????」

シアン「……テイシロウ。これ、意地悪問題。「ある言葉」を入れれば絶対に予言が当たるようになってる」

テイシロウ「ある言葉……? ああ、そういうことか!! ↓1だな!!」


☆5レベルの上級問題なので大ヒント。言葉には「色んな意味で」とれる単語がありますよね? たとえば──『いない』とか。
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 20:18:26.08 ID:0Xf2i0HDO
絶滅していない
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 20:19:54.54 ID:DL//2kHy0
滅亡する
356 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 20:40:30.87 ID:hns2tsXo0
>>354 正解


テイシロウ「答えは『絶滅していない』だ! これなら人類が絶滅していなくても絶滅していても予言は必ず当たる!!」

シアン「……うん、そうだね。テイシロウは私の意図をすぐに理解してくれるから助かるよ」



マトライタ・本の遺跡・最終階層



そこは、第一の剣の遺跡にあった『試練の場所』そっくりだった。ただし──そこに置いてあったのは鎧などでは無い。一匹の、まるでワニのような大きな竜の石像だ。……凄まじく嫌な予感がする!!



『楽園を目指す物よ……試練を受けよ!!』



そんな言葉と同時に、やはりというか何と言うか、ワニによく似た大きな竜の石像の表面が剥がれ、中からドラゴンその物が飛び出してきた!!


本の遺跡・VSジャバウォック戦、開始。PTメンバーを四人まで選んでください↓1
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 20:48:43.08 ID:fQdnA7xd0
テイシロウ、シアン、ローエン、伊右衛門
358 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 21:04:17.70 ID:hns2tsXo0

テイシロウ「『ステータスチェンジ・アタック↔マジック!!』『雷神剣』!『剛・雷神剣』!『絶破雷迅衝』!!」

ローエン「『絶影』!『秋沙雨』!『サンダーブレイド』!!」

伊右衛門「『地烈破』!『岩山滅砕陣』!『鷹爪烈風剣』!!」

シアン「天に在す雷神よ、かの者に天罰を──!『インディグネイション』!!」

ジャバウォック「グォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!」


ジャヴァウォックの『かみくだく』!! ジャバウォックの狙い↓1(コンマ)

01〜25 テイシロウ
36〜50 ローエン
51〜75 シアン
76〜00 伊右衛門
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 21:06:16.07 ID:0Xf2i0HDO
はい
360 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 21:15:29.17 ID:hns2tsXo0

ジャバウォック「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!」

テイシロウ「よっし、好都合だ……!!」ガギィイイイイイン!

ジャバウォックの「かみくだく」をテイシロウは天性の防御で耐えた! ヴィクテム・サンクチャリにより体力が回復する……!!


テイシロウ「(だけどこれ、俺以外がまともに食らったらマズイ……!!)みんな! 俺以外は遠距離攻撃を意識して戦ってくれ!! シアンは身の安全を心がけながら俺に補助魔法を!!」

シアン「……分かった!」

ローエン「好都合さ、なにせボクの本領が発揮出来るのは魔法の方だからね」

伊右衛門「……俺は隙を見て、秘奥義を叩き込む準備を進める! 頼んだぞ!!」


↓1 ここで風呂休憩をかねた自由安価。強敵との戦闘中だが、一体何が起きた?(「例のローブの男が現われて乱入してくる」など)
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 21:32:31.52 ID:yxIU9UFy0
テイシロウがシアンを庇って瀕死の重症を負う。それを見たシアンが少し呆然とするが心の中から(チカラガホシイカ?)と問われ弦と矢のない実態無き弓がシアンの手元に現れジャバウォックを一撃で粉砕する
362 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 22:15:16.10 ID:hns2tsXo0
>>361 すみません、ちょっと考えてる設定と矛盾するんで前半だけ採用します。


『一瞬の油断が命取り』──父さんがいつも口を酸っぱくして言っていた言葉を、俺は思い出す。……ああ、そうだった。『守らなくちゃいけない大切な人がいる場合、そっちにも気を配れ』とも言ってたっけ


シアン「──あ」

名付けるなら「とつげき」と「かみくだく」のコンボ。テイシロウの『シフト・チェンジ』をとつげきで強引にはね除け、シアンにかみくだくをお見舞いする──その一瞬前。


テイシロウ「シアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!」ドンッ!!

俺は無事にシアンを突き飛ばして、その凄惨な身代わりになる事に成功した。グッチャグッチャと、内臓と骨を食らう音が自分の体の中から聞こえてくるのが分かる。痛みなど、最初の一撃で限界の先まで吹き飛んだ。
仲間が何かを叫んでいるが、それももう聞こえない。みんな、早く──今の内に、逃げ────



シアン「……………………」

ローエン「テイシロウ! クソッ! 口の中にいるってのが最悪だ……! これじゃあレイズもリレイズも意味が無い!!」

伊右衛門「…………テイシロウ。お主の心意気と最期、しかとこの目に焼き付けたぞ。──撤退を……「ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!???」!? な、なんだ!?」

フリージア「…………ジャバオックが、苦しんでる!?」

突如、ジャバウォックの体内から行く千、幾万もの嚇(かく)が身体の内からその身を貫き現われ出でる。その大口を無理矢理こじ開けて出て来たのは──


ローエン「────テイシロウ、なのか……?」

テイシロウ?「…………」

その身体と持っている武器と盾にテイシロウの面影は確かにあるが、どう見てもいつもの彼では無い。剛殻かつ鋭い棘を持った鎧を着込み、持っていた剣と盾は数倍は大きくなっている。背中には羽が生え、頭部には角が二本あり、どちらかと言えばこれは人型のモンスターのようだった。そう、シアンとローエンとフリージアはこれを一度見たことがある。……デューン王国の王・レオパルド三世が謎のフードの男によって凶暴化させられたのと、よく似ている現象だ。


テイシロウは、もがき苦しむジャバウォックに剣を一発だけ──『魔神剣』を振るう。ジャバウォックの身体はそれだけで立て真っ二つに両断され、遺跡の地面にも地割れにも似た大きな亀裂が入った。


シロウ「…………↓1」

コンマ81以上で、喜びを隠しきれずに笑う。
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 22:27:56.82 ID:yxIU9UFy0
364 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 22:41:17.22 ID:hns2tsXo0
>>362 すみません、ここ最後の行「シロウ」になってますが「シアン」の間違いです。 そしてここで82を引けたのは(テイシロウ的に)凄く美味しい展開。


シアン「…………ふふっ──」

フリージア「……シアン?」

シアン「あはっ! アハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!! アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

突如狂った様に高笑いをするシアンに、色々と意味が分からなくて頭が狂ったかと思ったローエンと伊右衛門だが、フリージアだけは違う。その高笑いが、狂った様な笑い方が、喜びに満ちているのを感じ取っていた。


シアン「アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」

テイシロウ?「……………………」

シアンの狂った様な笑い声と、ようやく元の姿に戻ったテイシロウが地面に倒れる様だけが、そこにあった『試練を乗り越えし者よ。新たな力を受け取るが良い』という声すら、三人の耳には入らなかった。


テイシロウは『???』が出来る様になった! テイシロウは秘奥義『爆裂哦王剣』を使えるようになった!!



↓1(安価)次のシーンはどれが良いですか?


@只管眠り続けるテイシロウ。三人がシアンに先ほどのあれは何事かを問いただす。
Aあのあとテイシロウと共に気絶したシアン。二人を寝かせて、三人で考察&遺跡探索。
B↑1それが終わっても起きないので、仕方が無いから超古代遺跡の入り口まで戻って来た。
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 22:46:32.71 ID:0Xf2i0HDO
1
366 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 22:59:25.62 ID:hns2tsXo0
>>365 1


テイシロウ「…………」スゥスゥ

シアン「うんうん、今まで本当によく頑張ったねテイシロウ。これでどんな困難も乗り越えられるし、『大災厄』にも『楽園の終わり』にもきっと立ち向かえるよ」

ローエン「…………シアン。いや、シアン・バスカークス。さっきの「アレ」はなんだ? お前は何を知っている? なんであの現象がテイシロウに起きると知っていた?」

シアン「…………五月蠅いなぁ。やっと恩を全部返してテイシロウの為に死ねるんだからもう放っておいてよ」

フリージア「し、死ぬ!? アンタが死ぬってどういう事よ! それがさっきのテイシロウの身に起きた現象と何が関係あるっての!?」

シアン「…………まぁいいや、全部終わったんだし話してあげるね。あれは今から10年前……の事なんだけど──私、啓示を受けたんだ」

伊右衛門「なん……だと!? では貴様は聖女──」

シアン「……? ああ、ごめんゴメン。マーリンの、じゃなくて『失楽園の魔皇』の啓示。さっきのアレは『魔神化』って言って、楽園にたどり着ける才能があると見定められた人間だけが、一時的に失楽園の魔皇様から力を引き出せるんだ」

フリージア「↓1(コンマ)」


『失楽園』と『魔皇』に対する知識。
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 23:05:53.42 ID:yxIU9UFy0
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 23:06:20.83 ID:B4oBgxcVO
博識
369 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 23:39:00.99 ID:hns2tsXo0
>>367 42


フリージア「それって、「アーサー王物語」に出てくる『楽園(アヴァロン)』と対を成す『元楽園』とそこに住んでいるっていう『魔皇』の事?」

シアン「……うん。最初に魔皇に選ばれたのは私だったし、その時が来たらテイシロウの為に『魔皇』を道連れに死のうと思ってたんだけど……テイシロウの方が『マーリンの啓示』に選ばれちゃってね?」

伊右衛門「……選ばれた本人には自覚が無いという、楽園に辿り着く資格を持った『勇者の証』か」

シアン「……うん、でもそのままじゃあテイシロウが『魔皇になった私を殺す』っていう最悪のエンディングを迎えちゃうでしょ? ……テイシロウのことだから、こまままじゃあ一生引き摺る『傷』になると思ったんだ。だから考えたの。魔皇としての力をテイシロウに譲渡して、私にはデメリットだけ残るようにしたんだ」

フリージア「そ、そんなこと出来たのアンタ!?」

シアン「……そうだよ? だって私は〜〜〜自分の過去説命中〜〜〜っていう世界一穢れた人間だもん。心の底から誰も信じてないし、誰にも信じて貰いたく無い。……テイシロウっていう例外以外には。だから、私は魔皇に選ばれた」

ローエン「…………さしずめ、魔皇の巫女って所か」

シアン「……今のテイシロウには二つの力がある。マーリンの選んだ勇者としての資格と、失楽園の魔皇としての力が……。その二つの力があればきっと魔皇の力に負けずに力を自分の物にして、失楽園の魔皇を倒して楽園に辿り着いて、マーリンに願いを叶えて貰える……リリアとペルシャ姫と、それから皆と幸せな一生を送れる……。世界一穢れた人間で、クズでダメで何をやっても価値が無い私が、本当の意味で誰かの役に立てる!! きっと、テイシロウも喜んでくれるよ!! だってあのままだったらテイシロウは死んでたんだもん! 魔皇から私を守ろうとしたせいで死にかけてたんだもん!! その恩を命で返せる……。私の寿命はもう↓1(低コンマ程寿命が短い。最低保障30)しか無いけれど、テイシロウと一緒にいられるならそれだけで最高に幸せなんだよ!!」

フリージア「…………アンタ、正気じゃ無いわ。狂ってる」

シアン「……かもね。だから『魔神化』が完全に覚醒して、テイシロウの物に出来るまで黙ってたんだ。マーリンでも『もうどうしようも無い』って状況に追い込まれれば、流石のテイシロウも『私の事を諦める』しかないよね? だって、私はもう身も心も魔皇に蝕まれてるんだから!! 倒す以外に方法なんて何も無いんだから!!」

フリージア「──ッツ! それで一番悲しんで自分を責めるのはテイシロウでしょうが!!」

シアン「心配ないよ! だって私が魔皇と契約した内容は『私が死んだら、私の事を世界中の誰の心と頭からも忘れさせてください』なんだから! 悲しむ人なんて、誰も……一人もいないんだから!!」


アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!! と、グラマラスな身体をした少女が高笑いを続ける。三人はそれぞれなんとも言えない状況でそれを見つめるしか無かったが、たった一つ分った事がある。


シアン・バスカークスという少女は、己の特性(心の内を覗けない)を利用して、猫を被っていたのだ。立った一人の少年に、幸せな人生を歩ませる──ただそれだけの為に。







はい、では今回はここまでです。例の『魔神化』ですが、制限時間がある以外のデメリットは何もありません。TOTの獣人化と似たような物です。(ただし、特技も秘技も奥義も共鳴奥義も秘奥義も共鳴秘奥義も使える)
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