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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き抜く」3章
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431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2025/07/30(水) 13:57:53.40 ID:1kU4vGJZ0
お待たせしました。最終章までもう直ぐなので再開します
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 13:58:42.14 ID:1kU4vGJZ0
undefined
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 14:07:46.86 ID:1kU4vGJZ0
数時間前
学級裁判場
モノクマ「僅差だったけど大正解!今回俺君を殺害して遺体を燃やした真犯人は江ノ島盾子さんです!」
全員「「「なっ!?」」」ガタッ
腐川「ど、どう言う事!?彼奴の事を殺したのは霧切じゃあ!?」ハッ!
霧切「…だから、私では無いと言っていたでしょう?」
霧切(でも、この展開は…)チラッ
江ノ島「…。」
苗木「え、江ノ島…さん…」
江ノ島「ハハ…いやぁ〜まさかバレるなんて。この方法なら何とかイけると思ったんだけどなぁ〜」カラッ
朝日奈「なっ…!?」
大神「江ノ島盾子よ…。本当に、お主が彼奴を殺したのか?…」グッ
江ノ島「本当にって、殺したからこうやって正解になったんでしょ?」ニコッ
苗木「江ノ島さん。どうs──」
朝日奈「なんでよ!?」ポロッ
苗木「あ…」
江ノ島「うん?」
朝日奈「なんで、どうして……アンタだって私達と同じで彼奴の事っ!!」ポロポロ
江ノ島「いやいや、やめてってば。あたしの事をアンタらみたいに一人の男に依存しなきゃ生きていけない同類と同じにしないでよ」
朝日奈「なっ!?」
セレス「フッ…依存していたのではありません。わたくし達が利用していたのですけどね」
不二咲「お、俺君の事を…利用していたの?…」
セレス「ええ」
朝日奈「ッ…!」キッ!
葉隠「いったいどう言う事だ?なんか今回の学級裁判と言い、話が全く見えてこねえのってオレだけ?…」
モノクマ「うぶぷ、コイツらはね〜。監視カメラがあるのにあんな事やこんな事。狂ってるよ」
舞園「…。」
モノクマ「まぁある種、本能としては正しい生き方だし面白い事になりそうだったから校則違反にはしなかったんだけどね」
モノクマ「オマエラ女性陣はボクの懐の大きさにもっと感謝しなさい」
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 14:11:17.99 ID:1kU4vGJZ0
学級裁判場
セレス「わたくし達人間が生きて行くのには、無くてはならない必要不可欠な3大欲求があります」
葉隠「お、それなら知ってるべ!金と権力だな!」
朝日奈「あのさぁ…3つって…」
舞園「そもそも違いますね…」
山田「アニメと同人と妄想力ですぞ」
石田「おい馬鹿かテメーらは!友情努力勝利だろーが!」
腐川「うぅ…そこの馬鹿3人はもう口を挟まないで…。こっちまで頭が痛くなるわ…」
苗木「えっと…食欲、睡眠欲…性欲だよね」
セレス「ええ。ここで暮らして行くと言う事は確かに永久に食欲と睡眠欲の2つは満たされますが…性欲だけは満たされる事はありません」
苗木「う、うん…」
セレス「それぞれが超高校級の才能を持つわたくし達と言えど、所詮は人の子…」
舞園「…。」
苗木「えっ…?」
セレス「だから、わたくし達女性陣は皆んなの中心人物として信頼されていた俺君をそれぞれ使ったのです」
苗木「使ったって…?」
セレス「ハァ…ハッキリ言わないと分かりませんか…。だから、この場に居る女性全員、彼と身体の関係を持ったんです」
男性陣「「「えええっ!?」」」
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 14:34:13.38 ID:1kU4vGJZ0
学級裁判場
不二咲「身体の関係って…え、えぇ…///」
山田「は、ハーレム物だと…う、羨まケシからん!!」
石田「そうだ!不純異性交遊なんて、このオレの目が黒いウチは絶対に認めんぞ!!」
セレス「不純異性交遊ではありません。利用していた、と言ったでしょう?」
石田「屁理屈を!」
セレス「そもそも、大和田君のガワを被ったアルターエゴに依存して、そんなキャラを演じている石丸君にはわたくし達を咎める権利は無いのではありませんか?」
石田「ち、違うオレは兄弟に依存なんか……」
セレス「依存しているでしょう?」
石丸「オレは……ぼ、僕は…」シュン...
苗木「えっ…とっ…?き、霧切さん?…」チラッ
苗木(あれ?俺君って、確か霧切さんと…?)
霧切「…私が、許可を与えたのよ」
苗木「そ、そうなんだ…」
朝日奈「アタシは違うもん!!利用なんかして無い!本気で俺の事…かのに…うぅっ…皆んな酷いよ…」ポロポロ...
大神「朝日奈…」
腐川「な、泣くんじゃ無いわよドーナツバカ!彼奴が死んで悲しいのはアンタだげじゃ無いのよ!あぁぁぁっ!」頭ガシッ
セレス「…本気で気を許してしまえば、このコロシアイゲームに置いて自ら弱点を晒してしまうような物」
苗木「代替え品って、そんな言い方…」
舞園「…。」ジッ
セレス手の平「血「」」ツ-...
舞園(付け爪が刺さるのにあんなに手を握ったら…)
セレス「俺君が殺されてしまったのならば、新しい代替え品を用意しなくてはなりませんわね」
舞園(…セレスさんも、超高校級のギャンブラーの筈なのに嘘が下手くそ)
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 14:45:23.70 ID:1kU4vGJZ0
学級裁判場
モノクマ「まぁまぁ今更オマエラが話し合った所で、オマエラの中心人物の俺君はもう戻って来ないしちゃんとオシオキも与えるから元気出してよ」
舞園「あ…」
江ノ島「…。」
霧切「…。」
モノクマ「それじゃあ、俺君を殺害した江ノ島盾子さんには、とっておきのオシオキを────」スッ
舞園「あ…え、江ノ島さん!」
江ノ島「ん?…」
舞園「本当に俺君は……死んだんですか?…」
霧切「…。」
江ノ島「……うん」ニッ
舞園「…!」
霧切「…。」
ボタン「」ポチッ
舞園(それから、江ノ島さんの処刑は皆んなと同じように執行された…)
舞園(…いえ、途中アルターエゴの最後の力の振り絞りによる介入があって正しくは執行されなかったが…)
舞園(結局処刑方法が圧死から飢え死に変わっただけで、2度と出て来られないゴミ箱へと捨てられた…)
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 14:59:16.92 ID:1kU4vGJZ0
数時間後
モニター室
江ノ島「ったく、霧切を殺るつもりだったのに、まさかあのバカ、自分に票を入れるなんて本当残姉」
江ノ島「これ以上余計な事せず、一参加者に徹しろとは言ったけど本当気が回らないと言うか何と言うか絶望的な頭してんなぁ〜」
江ノ島「ハァ〜まぁいっか。とにかくこれで彼奴は負け。希望を失った残りのメンバーを絶望させるのも簡単だし…」
江ノ島「やっぱこの世界絶望的につまんね〜」
江ノ島「でもまぁ、この番組を見てくれた世界の為にフィナーレは見せてやるか」
江ノ島「この世界を絶望で満たす為に」ニコッ
モニター「」カチッ
モノクマ「皆さんおはようございます」
モノクマ「オマエラ、おはようございます! 朝です。7時になりました! 起床時間ですよ〜! さぁて、今日は…」
モノクマ「卒業式を執り行いと思います。至急、体育館に集まって下さい」
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 15:20:23.51 ID:1kU4vGJZ0
食堂
時計「」カチッカチッ...
苗木「誰も…。来ないね…」
舞園「ええ…」
舞園(昨日は学級裁判があり、俺君と江ノ島さんが新たに脱落した…)
舞園(こんな時こそ集まって話した方が良いと思って、隣の部屋の苗木君にだけは声を掛けて早く集まったけど…)
舞園(今日は朝食の時間なのに誰も現れない…)
舞園(俺君の殺されたと言う学級裁判の後、私達が脱衣所に集まる事は無かった…)
舞園(俺君と…そして仲間だと思っていた江ノ島さんに裏切られたショックで朝日奈さんはずっと泣いて、大神さんも何も語らず…)
舞園(腐川さんも気絶して運ばれた行ったきり…)
舞園(多分セレスさんも…)
舞園(不二咲君と石丸君と山田君もアルターエゴを失った事でショックを受けていて…)
舞園(葉隠君は…どうなんだろう?怖いだけかしら?…)
苗木「…でも、凄いね舞園さんは」
舞園「え?…」
苗木「ボクも昨日はあんまり寝れなくてさ…俺君と江ノ島さんも死んで、これからどうなっちゃうんだろうって色々考えてて…」
苗木「そんな時でも、舞園さんはいつも通りだったから…」
舞園「…。」
苗木「ボクも舞園さんの事を見習って…」
舞園「…私も、大丈夫なんかじゃ無いですよ」
苗木「え?…」
舞園「昨日のセレスさんの話を聞いてましたか?私だって、俺君とは…」
苗木「ぁ…」
舞園「本当は今直ぐ泣き出したい…逃げ出したい…。でも、私は一度過ちを犯してる…」
苗木「舞園さん…」
舞園「私がこんな所で逃げ出したら、俺君は…きっとそれを許してくれないから…」
苗木「ご、ごめん…」
舞園「あ…いえ、すみません。別に苗木君のせいじゃ…」ブンブン
舞園「それに、私…」
モノクマ『』パッ
苗木「ぁ…」
舞園「ッ…!」
モノクマ『卒業式を執り行いと思います。至急、体育館に集まって下さい』
苗木&舞園「「卒業式?…」」
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 16:03:09.55 ID:1kU4vGJZ0
食堂前
苗木「卒業式って何だろう?…」スタスタ
舞園「もしかして、外へ解放してくれるのでしょうか?…」スタスタ
苗木「そう、なのかな…?でもどうして今になって?…」
舞園「考えられるのはやっぱり、黒幕にとって一番邪魔だった俺君を排除出来たから…?」
苗木「とりあえず、行かないと校則違反だ…。行くしか無いか…」
舞園「ええ…」
「2人とも。待ちなさい」
苗木&舞園「「え?……」」クルッ
霧切「…。」
苗木「霧切さん…?」
舞園「おはようございます。霧切さんも体育館へ一緒に…」
霧切「いいえ。行かないわ」
苗木&舞園「「へ?」」
霧切「このまま体育館へ行っても、恐らく私達は詰みよ」
舞園「詰みって?…」
霧切「外へ解放するのと引き換えに残った全員でコロシアイでもさせられるか、或いはもっと最悪の酷い何かを…」
舞園「もっと最悪の…」ブルッ
苗木「で、でも行かないと校則違反になって霧切さんも…」
霧切「今更、校則なんか怖く無いわ」
苗木「霧切さん?…」
霧切「むしろ、敵が計画通り王手を掛けてきた今こそ最大の反撃を行える時…」
舞園「しかし、アルターエゴも破壊された今反撃方法なんて…」
霧切「昨日の江ノ島さんの最後の言葉…よく思い出してみて。俺君が死んだかどうか聞いた時の江ノ島さんのあの間、気にならない?」
苗木&舞園「「あ…」」
舞園(そうか。私がずっと引っかかっていたのは…)
霧切「私は、それを確かめに行きたい…」
苗木「霧切さん…」
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/30(水) 16:22:02.88 ID:1kU4vGJZ0
ゴミ山
俺(意外と押しに弱い彼女を抱く流れまでもって行くのは、案外簡単だった。しかし…)
俺「ごめん。もう大丈夫だから…じゃ…じゃあ、今度こそ行くよ…?」スッ
戦刃「う、うん…ッ///」ドキドキ...
俺(江ノ島盾子の姉…戦刃むくろ…。彼女を此方側に引き込めたらかなりの戦力になる…)
俺(それは分かっているのに…)
江ノ島『私こそが貴方達の探し求めていた黒幕…超高校級の絶望」』
江ノ島『江ノ島、盾子ちゃーん!』
俺「ぁっ!?」ゾクッ!!
戦刃「…?」
俺息子「」ヘナッ
俺「あぁ…」
戦刃「無理そう?…」
俺「…ッ」
俺(彼女も超高校級の絶望の一人だ…。あの脳味噌がドロドロに溶けるような感覚をまた思い出しそうになると、フニャッてしまう…)
俺(…俺は…江ノ島盾子に完全敗北した事で…彼女を恐れているんだ)グッ
俺(こんな事じゃあ……)
戦刃「やっぱりもう、やめよっか…?」スッ
俺「ぁ…」
戦刃「だって、した所で私達結局このままここで一緒に餓死するしかないんだよ?…」
俺「ッ…」
戦刃「そんなの。虚しいだけ…」
俺(駄目だ!今じゃ無いともう2度とこの流れにはならない…。彼女を説得する機会なんてもう訪れない…)
俺(でも、俺の息子が使い物に…クソッ!こればっかりは…)
俺背後「」ヒュ-ン...ドサッ
俺「ん?…な、何だ?…」ビクッ!
戦刃「ゴミ出し当番の人がゴミを出したのかも…」
ゴミ「」
俺「何だ。ただのゴミか…。そっか、ずっと暗闇に居たから分からなかったがもう朝の時間…」
戦刃身体「」
俺(悔しいが彼女の事は、諦めるしか無いのか…)
「ただのゴミ…で悪かったわね…」ムクリッ
俺&戦刃「「え?…」」
俺(ご、ゴミが喋った?…いや、違う。この声は…)
霧切「フッ…やっぱり生きてたわね俺君」ムクリッ
俺「き、霧切s──」
舞園「俺君!!」ギュウッ
俺「舞園さんも?…」ガシッ
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/07/31(木) 10:52:26.16 ID:YHdn5wLzO
結局再開するのかしないのか
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 14:37:14.55 ID:HE4iIcpS0
ゴミ山
霧切「……ところで、この状況はどう言う事?」
俺「へ?」
舞園「あ…」
戦刃「…。」
俺下半身「」ポロンッ
俺「あ、いやっ!?こ、これは!?///」ブンブン
俺(しまった!なんつータイミングの悪い!!)
霧切「心配して損したと言うか…いつも通りで安心したと言うか…」
舞園「でも、私の知ってるのとは違いますね?//」
俺「あ……」
俺息子「」ヘナッ
舞園「元気がない?」
俺「……俺は、黒幕に…江ノ島盾子に負けたんだ」
舞園「え?…」
霧切「…。」
俺「多分、その恐怖が…後遺症となって…」
戦刃「俺君…」
舞園「…。」
俺「だから、もう……」グッ
「それは違いますね」ドギュ-ン!
パリンッ!!
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 14:37:54.99 ID:HE4iIcpS0
ゴミ山
俺「……え?ま、舞園…さん?」
舞園「だって私の好きな俺君は、どんな最悪な状況でも決して諦め無い…どんだけボロボロになっても、傷付いても、前に進み続ける人です…」
俺「そうは言われても…」
舞園「でも必ず、嘘は付かなかった!希望を捨てなかった!」スタスタ
俺「…!」
舞園「そしていつも最後には、助けを求めてる人を救い出して来た」シュルッ
俺「ま、舞園さん…?」
舞園「だから俺君が希望を失ってしまっているのなら、今度は私が助け出します!」ムニュッ
俺「ぁ…//」
霧切「…勃たない原因は、こんなゴミ溜めでヤろうとしてた事とか他にも色々考えられると思うけど…」
霧切「貴方はもう、一人じゃ無い…。私達も居るのよ?///」ムニュッ
俺(き、霧切さんまで…///)
霧切「皆んなを助けて来た責任はちゃんと果たすべきだわ」
俺下半身「」ムクムク!
俺(お、おお…俺の希棒が二人によってまた…。今なら…)チラッ
戦刃「ぁ…///」
戦刃(わ、私だけ初体験がゴミの山で4Pって……ぜ、絶望的過ぎる…///)
5.5章END
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 14:58:03.13 ID:HE4iIcpS0
最終章へ
ゴミ山
俺(降って来た2人の力を借りて戦刃さんを抱いた俺は、霧切さんの持っていたマスターキーにより救出されて、地上へ通じる長い梯子を登りながら…)
俺(俺の居なくなった後の状況を聞いていた)
舞園「卒業式って、いったい何をさせられるんでしょうか?…」カンカン...
戦刃「多分…生き残りの希望の高校生…。皆んなの事も、絶望へと堕とす事…」カンカン...
舞園「私達を絶望に…堕とす?…」
戦刃「うん…。それが当初の予定だった筈…」
霧切「確かに…俺君と言う皆んなの中心人物だった人を失った今、その隙に付け入るにはとても簡単でしょうね…」カンカン...
俺「でも俺は死んだ訳じゃ無い。戦刃さんのお陰で未だ生きてる…」
戦刃「わ、私は……助けてくれた借りを返しただけだよ…///」
舞園「別に今更恥ずかしがらなくても、これからは私達もう同じ彼氏を持つ仲間ですよ」
戦刃「…///」カアッ...
霧切「でも、江ノ島盾子はこれからどうやって皆んなを絶望させるのかしら?」
戦刃「多分、真実を伝えて…」
霧切「真実?…」
俺「…。」
戦刃「うん…。この世界の真実を知れば、皆んな絶望すると思う…」
戦刃「そして、この学園から出たいって思わなくなると思う」
舞園「え?…」
俺(それは…)
天井の蓋「」ガコッ
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 16:05:41.47 ID:HE4iIcpS0
学級裁判場
苗木「例え本当だとしても…僕はお前なんかに屈したく無い!お前なんかに負けたく無い!」
苗木「お前に殺された皆んなの為にもだ!!」
江ノ島「なるほど…お見事な責任転換だよ。それが苗木君の希望なんだな?」
苗木(十神君に桑田君…。大和田君……そして、俺君…)グッ
江ノ島「でもね、これ以上お喋りしている時間は無いんだよ。終わらせないといけないからさ」
苗木「終わらせる?…」
江ノ島「勿論投票だよ〜。ちなみにね、今回は最後の投票なのでぇ〜投票のルール自体も変更する事にしてみたんだぁ〜??」
江ノ島「希望であるオマエラ。絶望であるボク。そのどちらがオシオキを投票で選んで貰います」
江ノ島「希望のオシオキを望む投票が1票でも有れば、ボクの勝ちとして希望側にオシオキを行います」
朝日奈「い、1票でもって…」
江ノ島「あ〜安心して。ボクは投票には参加しないんで」
大神「ここに居ない2人の票はどうなる…?」
江ノ島「霧切さんと舞園さんは失格だよ」
不二咲「し、失格って?…」
江ノ島「自分から投票を放棄して現れ無かったんだから、もしボクが勝ったら連帯責任であの2人もオシオキだね」
葉隠「そ、それにしたってお前に有利過ぎだろ」
苗木「大丈夫だよ。自分達の処刑を選ぶなんて…誰もそんな事をする筈無いんだ!」
葉隠「そ、そっか!」
江ノ島「あ〜それと、もしボクが勝った場合の今回のオシオキだけど〜この学園で穏やかに穏やかに老衰して貰う事にしました」
全員「「えっ…」」
不二咲「そ、それ…この学園で一生暮らして行くって事?…」
ジェノ「生き延びられるって事じゃん」
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 16:19:56.27 ID:HE4iIcpS0
学級裁判場
苗木「そんなの、生きてるって言わないよ!」
苗木「何を言われても、僕等はお前の言いなりにはならない!」
江ノ島「かぁ〜苗木は生きが良いねえ〜。もし彼奴が居なかったら、お前が主人公面してたのかもしれねえな!」
苗木「え?…」
江ノ島「ですが、苗木君以外の皆んなはそうでしょうか?」
苗木「…!」
葉隠「お、オレ…」
石丸「くっ…」
山田「あわわ…」
不二咲「うぅ…」
セレス「…。」
朝日奈「…。」グッ
大神「ッ…」
ジェノ「…。」
苗木「ち、違う…。それは違うよ…。誰も絶望したりなんかしない…!皆んな、お前なんかに負けないんだ!!」
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 16:41:29.17 ID:HE4iIcpS0
学級裁判場
江ノ島「って5分前は息巻いてた癖にさぁ〜」
苗木「くっ…!」
葉隠「な、苗木っち…。オレ達、このままじゃ…」
石丸「そ、そうだ!何をしている!?」
山田「あわわゎ…やっぱオシマイだぁ〜」
苗木「ッ…皆んな!!」ダンッ
江ノ島(彼奴と関わりが薄かった連中は苗木でも説得出来たとしても…)
不二咲&朝日奈&セレス&大神&ジェノ「「「…。」」」
江ノ島(彼奴と身体の関係を持つまで深く繋がってた奴と、秘密を共有した奴を説得すんのはアンタじゃ無理だよ苗木)
江ノ島「彼女等を理屈じゃ無いんですよ苗木君…。童貞には分からないでしょうが…」
苗木「なっ…!?」
江ノ島(アンタ等の敗因は彼奴に縋った事…。愛してしまった事…)
江ノ島(彼奴が人類の希望?フッ、笑わせるわ…。こう言う意味じゃ彼奴こそ真の…)
江ノ島「それじゃ、これ以上待っても何も変わらなさそうだしお待ちかねの投票タイム行っちゃいましょうか」
苗木「ま、待てッ!未だ─」
江ノ島「これで終わりだよ!!残った希望も何もかもな!」
エレベーター「」チ-ン!
苗木「…!」
江ノ島「うん?」チラッ
霧切「学級裁判の投票は全員が揃って行われるんじゃ無いのかしら?」スタスタ
苗木「き、霧切さん…?」
舞園「そうですよ!未だ全員揃って無いじゃ無いですか!」スタスタ
苗木「舞園さん…」
江ノ島「ばーか!時間に間に合わなかったオマエラに投票権なんかあるかよ!」
「だったら、死人にはあるのか?」スタスタ
苗木「ぁ…!」
不二咲「えっ…?」
セレス「あらあら」
朝日奈「あぁっ!?」
大神「フッ…」
ジェノ「キター!!」
江ノ島「…チッ」
俺「皆んな、待たせたな」
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 16:56:49.86 ID:HE4iIcpS0
学級裁判場
葉隠「ゆ、幽霊!?ナンマイダブナンダブ…」
苗木「幽霊じゃ無いよ。そこに居るのは本物の俺君さ」
石丸「馬鹿な…?君は生きていたのか?…」
不二咲「あの死体が俺殿じゃ無くても、3日は経っているからどの道餓死してるって…」
俺「いいや、彼女のお陰で何とか無事だったんだ」
戦刃「…//」
朝日奈「えっ?誰?」
霧切「彼女は超高校級の軍人。戦刃むくろ…。俺君が餓死しないよう、彼女が食糧や水を用意してくれいたの」
セレス「戦刃むくろは江ノ島盾子と組んでいた敵だったのでは?」
舞園「ま、まぁ色々事情がありまして…」
苗木「??」
江ノ島「ふ〜ん。裏切ったんだお姉ちゃん」
戦刃「ち、違うよ盾子ちゃん!私は…」
朝日奈「先に裏切ったのはアンタでしょ!?姉を殺そうとして!」
江ノ島「え〜バレちゃったぁ〜。残姉過ぎて邪魔だから、何なら桑田の次に殺す予定だったんだけどね〜」
戦刃「…!」ゾクッ!
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 17:15:27.09 ID:HE4iIcpS0
学級裁判場
江ノ島「てかさ今更現れて何の用なの?絶望に勝てると思ってんの?」
俺「俺達は…絶望に勝てるさ」
江ノ島「ヘェ…」
江ノ島「アンタ等が揃ってここへ来たって事は、もう全部知ってると思うけど…」
江ノ島「外の世界には絶望が満ちていて、空気も汚染されてる」
江ノ島「ここが無事なのはあの物理室の空気清浄機のお陰…アタシが死んだらこの学園生活も終わり」
江ノ島「あの物理室の空気清浄機と止まるよ」
江ノ島「それでもアンタ等はこの学園から卒業したいの?」
苗木「ああ!僕等は絶望に屈したりしない!」
葉隠「オレは、ここを出て未来を歩きたい!」
山田「外に出て拙者が同人の良さを広めるのです!」
石丸「兄弟はボクにこんな所で立ち止まるなと言っている!」
俺「…。」
俺(苗木君が山田君と葉隠君と石丸君は説得してくれてるのか…。苗木君も頼もしいな)
俺(なら後は…)チラッ
不二咲「ぼ、僕は…」
不二咲好感度8
コンマ下二桁
ゾロ目全員説得成功
21以上不二咲説得成功(大神判定へ)
20以下不二咲説得失敗(BADEND)
安価下(+15、7の付く範囲はゾロ目に変換)
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/07/31(木) 17:17:47.32 ID:OM247Iol0
とりあえず
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/07/31(木) 19:05:04.65 ID:92s2hFfs0
32(47)(判定無し全員説得)
学級裁判場
俺「不二咲君。君は皆んなに知られたくなかった秘密を真っ先に俺に打ち明けてくれたよな」
不二咲「う、うん…」
俺「その理由は俺に憧れて、俺のように強くなる為…」
俺「でも不二咲君は勘違いしてるよ」
不二咲「えっ?…」
俺「…俺はそれ程強い訳じゃ無い。本当は弱い人間なんだ」
不二咲「俺君が弱い?…」
俺「ああ…。俺の持っていた超高校級の才能の特性のせいか、偶然俺だけには記憶消去の一種の洗脳があまり効いていなかったんだ」
江ノ島「…。」
俺「まるで白昼夢のようだったが…少しだけ記憶が残っていたんだ」
俺「それがあったから、俺は霧切さんと最初から協力出来てここまで来られた…」
俺「もしそれが無ければ、俺も今頃あっさり死んでるか…或いは…」
不二咲「そ、そんな事無いよ!俺君は…」
俺「でも不二咲君は違った。君はあの時、そんな事が無くても俺の事を信じて秘密話してくれて、今ここに俺達は生きて最後の学級裁判を迎えられてる」
俺「…俺はその不二咲君のほんの少しの勇気と行動力を信じたい」
不二咲「…!」
俺「これから先も、仲間としてもっと頼ってほしいし頼らせて欲しい。俺は君と未来を生きて行きたい!」希望「」ドシュッ!
不二咲「」パリ-ン!!
不二咲「う、うん…。僕も俺君の事が好きだ!!」
俺「えっ!?//」
不二咲「あ、いや…そう言う意味じゃなくて…その…///」
俺「あ、ああ…」
俺(…やっぱ見た目がそこらの女の子より可愛いから、ちょっとドキッとした…)
不二咲「と、とにかく僕もこれから先もずっと俺君達と一緒に外の世界で生きて行きたいよ!」グッ
俺「うん」コクッ
俺(…めちゃくちゃ可愛い。だが男だ)
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/01(金) 16:43:45.41 ID:+rsZDjuC0
学級裁判場
俺「セレスさん。外の世界は既に壊滅してる…。西洋のお城で俺の子を育てると言う夢は恐らく叶わなくなった…」
セレス「…ええ。そうですわね」
俺「でもセレスさんなら、そんな場所よりもっとより良い場所を探し出す事も可能なんじゃないか?」
セレス「外の世界は絶望に溢れて壊滅状態なのに?」
俺「ああ…セレスさんの力なら、絶望なんて跳ね退けられるって俺は信じてる」
セレス「フッ…買い被りすぎです。わたくしは俺君が思っている程、強い女じゃありませんよ?」
俺「それでも…」
セレス「ですが、ある条件下ではそれも可能かもしれません」
俺「ある条件?…」
セレス「ええ。外へ出ても、俺君が助けてくれるのならと言う条件です」
俺「そ、それは勿論!外へ出ても俺は当然…」
セレス「フッ、ならわたくしも俺君と一緒に外へ出る事にしましょう」
セレス「そろそろここにある娯楽には飽きてきた所でしたし」
俺「セレスさん…」ニコッ
セレス(フフ…俺君はやはり甘いですわね。これで外へ出てもわたくしと密接に関わって行く言質はちゃんと取りましたよ)
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/01(金) 16:45:30.76 ID:+rsZDjuC0
学級裁判場
大神「…。」
俺「大神さんは言ってたよな。いつか外へ出たら、俺に会って貰いたい人が居るって」
大神「…しかし、それは記憶の消される前の過去の話」
大神「江ノ島盾子に記憶を消されて2年…。外の世界は壊滅し、我が代々継いで来た道場も破壊され…」
大神「そして2年前の時点で、最早病により寿命幾許もなかった奴が未だに生きているなど…」
俺「その程度の男だったの?」
大神「…!」
俺「違うだろ?ケンイチロウさんって人は、大神さんが唯一認めた男」
俺「俺は会ってみたい。大神さんが認める程の男に!」
大神「ッ…」
大神「しかし…我の人生を捧げて来た道場はもう…」
モニター「壊滅した道場「」」
俺「道場だって大神さんが居ればまた立て直せる」
大神「馬鹿を言うな…。後継者を育てると言うのはそんな簡単な物では…」
俺「だったら自分の子供を作って教えれば良いじゃないか」
大神「こっ…!//」ドキッ!
俺「外へ出れば未だ時間はたっぷりあるんだ。未来は閉ざされてないよ」希望「」ダアンッ!!
パリンッ
大神「フッ…そうだな…。そうだったな…//」
大神「もう迷わぬ。我は外へ出て未来を歩む」ジッ
俺「ああ!」
大神「…だが一つ訂正しておかねばならぬ事がある」
俺「うん?」
大神「我が認めた男は…2人だ…///」スタスタ
俺「えっ??」
葉隠「オーガの奴、サイズも小さくなってすっかり乙女だべ…」
苗木「は、はは…」
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/01(金) 16:59:26.86 ID:+rsZDjuC0
学級裁判場
江ノ島「彼奴は何か説得頑張ってるけどさ舞園さん、アンタはどうすんの?」
舞園「私?…」
江ノ島「外へ出ても、アンタの大事にしていたアイドルグループ(笑)はもう存在しない」
舞園「ッ…」
江ノ島「もうアイドルなんて必要とされて無い世界だ。そんな世界で外へ放り出されたら、一般人と変わらないアンタじゃ生き残る事すら出来ないかもよ?」
舞園「…。」
舞園「…確かに、私はこの学園から出たらもうアイドルじゃなくなります」
舞園「帰る場所も無い…」
江ノ島「フッ」
舞園「…でも」
江ノ島「ん?」
舞園「私はもう逃げません!」
舞園「私は一度、恐怖に支配されて…一番最初にコロシアイを起こそうとも考えました…」
舞園「でも俺君が未然に防いでくれた…。多分、あの時…あんな迷ったまま殺人に走っていたら…きっと返り討ちに遭って、私の方こそ…」
舞園「だから、今の私がここに来られたのは俺君のお陰なんです」
舞園「私は…あの時助けてくれた俺君や大事な仲間と共に未来を歩みたいです!」
江ノ島「辛い現実が待ってるだけだって、昔の友達として忠告したげてんのに」
舞園「心配要りません。私、こう見えて超高校級のアイドル以外にもエスパーもやってるんですよ?」
江ノ島「は?…」
舞園「江ノ島さん、まさか俺君が生きていて今は逆にピンチな状況なのにちょっと嬉しそうなのも…私は分かってますよ?」
江ノ島「な、何なの?…」
舞園「フフッ、冗談ですよ。ただの勘です」ニコッ
江ノ島「ッ…」
江ノ島(舞園さやか…やっぱこいつだけは読めない)
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/01(金) 17:13:40.79 ID:+rsZDjuC0
学級裁判場
朝日奈「俺…俺が生きててくれた事は嬉しいけど…私…怖いよ…」
俺「朝日奈さん。俺達はただ、生きていけば良いって訳じゃ無いと思うんだ…」
朝日奈「ぁ…」
俺「全員で卒業出来ればそれがベストだったけど俺達はもう…十神君、桑田君、大和田君…」
俺「犠牲を出してしまった…」
朝日奈「うん…」
俺「俺達は死んだ皆んなの希望も背負って生きて行かないといけない…」
俺「だから、ここで絶望に屈する訳には行かないんだ!」希望「」ダアンッ!!
パリンッ!!
朝日奈「そう、だよね…こんな所で逃げるなんて…」グッ
大神「強さは困難に立ち向かう事でしか掴めん…ならば、我はあえて茨の道を進もう…」
朝日奈「さくらちゃん…」
大神「…確かに道は険しいかもしれないが、我等にはもう仲間がいる」
俺「そうだ…。皆んなと一緒なら恐怖なんて微塵も感じない筈だ!」
朝日奈「私は……うんっ、決めたよ!!何言われたって、私はもう決めたよっ!!」スタスタ
朝日奈「私ももう逃げない!皆んなと一緒に外へ出るんだ!」
俺(これで全員…後はジェノサイダー)チラッ
ジェノ「アタシは〜ご主人様となら何処へでも行きます〜///」シュタッ
俺「あ、ああ…そう…」
俺(コイツは大丈夫そうだ…)
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/01(金) 17:37:51.95 ID:+rsZDjuC0
学級裁判場
俺(これで全員…いや、後一人…)
江ノ島「霧切さん、貴女まで死ぬの?死にたいの?」
霧切「…。」
江ノ島「お父さんは貴女に生き伸びて欲しいと願っていたんでしょ?それを無駄にするの?」
俺「…いいや、それは違う」
江ノ島「あん?」
霧切「私は、父の事を何も知らない…だから、父の想いなんて私にはわからない…」
俺「霧切さん…。俺は、全て思い出したんだ…」
霧切「思い出した?…」
俺「記憶を抜き取られる前…俺は学園長から、ある事を個人的に頼まれていたんだ…」
霧切「ある事?…」
仁『今まで君の事を、散々疑ってすまなかったな…。迷惑をかけた…』
仁『オレがもっと早く娘の言葉を信じていれば、こんな事態にはならなかったかもしれない…』
俺『い、いえ。仕方ありませんよ…。この学園の学園長として、希望を守ろうとするのは当然ですから…』
仁『…。』
仁『君の能力の特性は世を導く事と、人を助ける事…だったな…』
仁『迷惑ついでにもう一つ頼まれてくれないか?』
俺『え?…』
仁『今後…もし、私に何かあった時は……君に、響子の事を頼みたい…』ペコリッ
俺『な、何を…』
仁『君が希望になるんだ』
俺『ぁ…』
俺「…学園長は、霧切さんの事を最後まで大事にしていた」
霧切「ッ…」
江ノ島「くっさ!何なのよそれくっさい!」
俺「霧切さんは学園長を…学園長も霧切さんの事を想っていた…。もっと早く俺が思い出せていたら…ごめん…」グッ
霧切「いえ…。ありがとう俺君…思い出してくれて…」スッ
霧切「それが聞けただけでも、私にはもう…後悔は無いわ」ニコッ
俺「霧切さん…」
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/01(金) 18:01:03.45 ID:+rsZDjuC0
学級裁判場
葉隠「そ、そういや俺っちの才能って結局なんだったんだへ?…」
セレス「今の学園長の話の中だと、世を導き人を助けると言っていましたね」
朝日奈「とりあえず人を助ける能力って事?…」
舞園「なるほど。それなら俺君にピッタリですね」
不二咲「でも何故か、学園側からは疑われてた感じだよね?…」
霧切「彼の能力については、私のロッカーに入っていた手記に書かれていたわ…」スッ
霧切の手帳「」ペラ...
俺「江ノ島盾子…俺達は全員ここから卒業する!絶望には屈し無いんだ!」ビシッ
江ノ島「…。」
霧切「超高校の救世主…それが彼の本当の才能」
苗木「救世主?…」
霧切「最も、世界がこんな状況になるまで彼の能力は封じられていて、何の役にも立たなかったみたいだけど…」
大神「何故霧切はそれを詳しく書いていたのだ?…」
霧切「恐らく、私は学園側から彼の調査を依頼されて…それで彼を側に起きながら彼の事を調べていたみたい」ペラッ
石丸「確かに…俺君の事がびっしりと詳しく書かれてある…」
霧切(多分最初はそんな名目で隣に置いていたけど、彼の人当たりの良さと優しに触れて…)
霧切(皆んなに見せる前に隠したけれど…手帳には俺君と撮ったプリクラが貼ってあった…)
霧切(フッ…私にはそう言うのは一生縁が無いと思っていたけど、意外と楽しい高校生活を送っていたのね私は…)
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