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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part6
	- 1 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:27:06.40 ID:uQlfAxuF0
- ◇インフォメーション◇ 
 
 ・概要
 タイトルの通り、魔法の存在するファンタジー世界で生きるスレのPart4です。
 主人公がどのような道を歩むかは安価とコンマ次第です。
 
 ・世界観
 ファンタジーです。文明レベルは国や地域によって様々ですが、現存文明のほとんどは魔力や魔法を主軸としたものです。
 なお話の都合により設定が一部変更されたり新しく生えたりする可能性はあります。ご了承ください。
 
 ・安価について
 安価、コンマの連取りは原則禁止です。ただし最後のレスから30分経過しても安価が踏まれなかった場合は連取り可とします。
 また、内容によっては部分採用や再安価となる場合があります。ご了承ください。
 なおシステムやルールは途中で変更されることがあります。こちらもご了承ください。
 
 ・コンマについて
 素コンマ96-00は確定クリティカルとなり、マイナス補正等を無視して必ず最良の結果となります。
 
 ・注意
 更新頻度と筆は遅めです。ライブ感で書いているため、展開にガバがあります。
 また、物語の展開や安価コンマの結果によっては、最悪の場合キャラクターが死んだり消えたり闇堕ちしたりすることがあります。
 苦手な方はお気を付けください。
 
 
 ◇用語◇
 
 〈魔法〉
 この世界で生きるための必需技術。
 ほとんどの国や地域に広く普及しており、人々の生活を支えている。
 
 〈魔力〉
 習得した魔法を行使するためのリソース。
 この世界のほとんどの生命は生まれながらにこれを保有・生産・出力する能力を持つ。
 魔力の保有量・生産量・瞬間出力量は生まれつきの才能によって決まるが、多少は訓練などで伸ばすこともできる。
 魔力は一晩熟睡する程度の休息で概ね全回復する。ポーションなどの薬物で即時に回復させることもできる。
 魔力を全て失った生命体は死亡する。ただし普通の人間はある程度まで魔力が欠乏すると意識を失うため、日常生活において魔力枯渇死を心配する必要はない。
 
 〈魔法の属性〉
 大抵の魔法は、火や水などと言った特定の属性を有する。
 属性を持たない魔法は無属性として扱われる。
 属性間に有利不利はほとんどないが、光と闇のように相克し合う関係はいくつかある。
 既存の属性に当てはまらない新属性が発見されることもある。
 
 〈得意属性〉
 ほとんどの生命体は、得意とする魔法の属性を一種類持つ。
 得意属性の魔法は習得コストが低く、行使における燃費が良く、発動する効果・威力も高い。
 そのため、基本的には得意属性の魔法を中心に習得していくのが普通である。
 研究の進んでいない希少属性やユニーク属性の持ち主は独学にならざるを得ない。
 
 その他質問等あればいつでもお気軽にどうぞ。
 
 前スレ
 Part1
 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1704196175/
 Part2
 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
 Part3
 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1721452715/
 Part4
 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1726896316/
 Part5
 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1735378640/
 
 SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1742020025
 
- 2 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:30:04.32 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:旅の仲間その1◇ 
 
 【名前】クロシュ
 【種族】シャドースライム
 【性別】女
 【年齢】3
 【容姿】羊羹くらいの透明度の粘体に真紅の核。容姿は自由自在だが普段はフメイと同様の黒髪赤目セミロングヘアーロリの姿を取る
 【性格】臆病でコミュ能力に難あり。恩は忘れない
 【魔法】反映魔法。自分の見え方と質感を知ってるものに変換可能
 【備考】親友のフメイと共に、人と魔が助け合って暮らす小さな集落でひっそりと暮らしていたスライムの少女
 集落を失ってからは、失踪したフメイを探すために旅を続けている
 カリス・ノーランドによって造られた生き物であることが判明した
 好きな生き物はスライム類と妖精類と貝類
 
 【能力】
 ・擬態(外見のみ。属性や能力は変化しない)
 ・同化(道具や物質の属性や能力を一時的に身に付けることができる。多重使用可)
 ・合成(同化した物品同士を合成して新しいものを作ることができる)
 ・吸収(食べたものの技能・能力の一部を稀に身に付けることがある)
 ・分裂(複数の分体を作ることができる。分体は擬態ができるが同化はできない)
 ・再現(覚醒時のみ。普段は使えない)
 
 【主な技能】
 ・剣技[4]
 ・防御[4]
 ・魔法[4]
 ・お絵かき[☆]
 ・ぱわー[☆]
 ・毒耐性[☆](お酒にも強い)
 ・カナヅチ(フメイちゃんのせい)
 
 【主な擬態】
 ・フメイちゃん(普段の姿)
 ・犬(犬の姿)
 ・蜘蛛絹(さらさら)
 ・スライム騎士、幼女騎士、女騎士(騎士鎧をまとった姿)
 ・木版印刷機(大量印刷可能)
 ・貝類(カタツムリやオオキイタニシなど。ゆっくり動く)
 ・イカダ、小舟、大亀(他者を乗せて水上移動できる)
 ・光学迷彩(透明になる)
 ・トカゲ(単独行動時、水面移動、高速移動できる)
 ・オオキイ(大きくなる。力も強い)
 ・風船スライム(飛べる。みんなを運んで移動できる)
 ・ワイバーン(飛べる。風船スライムより速いが疲れやすい)
 ・その他クロシュが直接見たり触ったり食べたりしたもの
 
 【主な同化】
 ・ウニ大盾(ウニ大盾の姿。防御+++、反撃+)
 ・メイドブレード(メイド剣士の姿。剣技++、加護+)
 ・竜珠の大杖(魔女っ子の姿。魔法++、全能力+++)
 ・竜角の大槍(竜メイドの姿。剣技++、全能力+++)
 ・踊り子の双剣(踊り子の姿。剣技+、舞踊+++)
 ・大きな巻き貝(ウミタニシの姿。水属性◯)
 ・バーニングスライム(炎の姿。炎属性☆)
 ・光精の祝福(光の姿。光属性☆)
 ・風(風の姿。風属性☆、飛行☆)
 ・ライトニングスライム(雷の姿。雷属性☆)
 ・不死鳥(不死鳥の姿。炎属性◎、治療☆、復活☆)
 
 
 【名前】妖精
 【種族】妖精
 【性別】女
 【年齢】秘密
 【容姿】銀髪セミショートの妖精。くすんだ光の翅を持つ
 【性格】口は悪いが面倒見は良い
 【魔法】自然魔法。そこにある自然の力を借りることができる。また、妖精類独自の魔法にも精通する
 【備考】クロシュと共に旅をしている妖精。人間嫌いだが、人間以外も割と嫌っている
 他の多くの妖精類と同様、固有の名を持たない
 生命の在り方を悲観して苦しみのない世界を望んでいるが、それが叶うことのない望みだということもわかっている。それでも望まずにはいられず、諦めて朽ちることもできない
 かつて緑の国フォレスティナを興した建国の太母という妖精と同一人物だったことが判明した
 自分をクロシュの保護者のように思っている節がある
 【主な技能】
 ・妖精魔法[9]
 ・自然属性[9]
 ・隠密[7]
 ・飛行[☆]
 ・カナヅチ
- 3 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:30:34.19 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:旅の仲間その2◇ 
 
 【名前】イリス・プラネット
 【種族】人間
 【性別】女性
 【年齢】17
 【容姿】髪は少し橙が入った赤のポニーテール。身長は女性の平均くらい、やや童顔気味だけどスタイルは良い美少女。旅に適した魔術師のローブを着て、魔術師用の杖を持っている
 【性格】明るく元気いっぱい、前向き。基本的に温厚で礼儀正しいが、やや負けず嫌いなところも。善人だが理知的でもあり、考えなしに人助けに走るわけじゃない。けど周りの人に危機が迫ったときはやっぱり体が勝手に動いちゃうときもある
 【魔法】属性:星。自分たちが住むこの星の根源の魔力にアクセスする。この星の様々な自然の力を扱うため、火、水、土、風、光など、一見多数の属性の魔法を使うように見える
 現在は自身の属性を把握し、小規模ではあるが星属性の魔法を使うことができるようになった
 【備考】お師匠様のような立派な魔法使い目指して修行の旅の途中。その中で自分の謎な魔法属性も把握できればと思っている(達成済み)
 既に魔法使いとしての腕前はかなりのものだが、お師匠様にはまだ届かないと思っており、邁進中
 旅の日記をつけているが、その中でその地域の料理や料理法も書き留めている。彼女自身料理するのも食べるのも好きで、かなり料理上手
 元々知的好奇心が強く、結構な知識通。女性の一人旅なので、魔法の他に護身術、杖での格闘術も使えるが、一流の戦士にはさすがに魔法抜きの近接戦は分が悪い
 いろんな人とすぐ打ち解けちゃう良く分からない魅力がある
 ミスティにユキという後輩(?)ができたことを少し羨ましく思っている
 【主な技能】
 ・杖術[2]
 ・魔法[8]
 ・五大属性[5]
 ・星属性[7]
 ・料理[6]
 ・水泳[8]
 ・飛行[◯]
 
 【名前】ミスティ・クローバー
 【種族】人間
 【性別】女性
 【年齢】16
 【容姿】黒を基調とした衣服に身を包んだ、儚い雰囲気の女性。長い黒髪で痩せ気味
 【性格】根は心優しいがやや悲観的で冷めている
 【魔法】氷
 【備考】故郷を襲撃されて天涯孤独の身になって以来、自分にとっての安息の地を求めて旅をしている。動物が好き
 現在のパーティに居心地の良さを感じており、無謀な復讐を思いとどまって仲間たちと共に力を付ける道を選んだ
 フォレスティナに住む森妖精の子に好かれており、ミスティ自身も彼女を気にかけている
 物静かで落ち着いた雰囲気だが、実は一行随一の武闘派
 【主な技能】
 ・短剣術[5]
 ・魔法[8]
 ・氷属性[8]
 ・操ソリ[6]
 ・カナヅチ
 
 【名前】ローガン
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】37
 【容姿】ボサボサの金髪で無精髭を生やした長身の男性。身なりを整えればなかなかのイケオジ
 【性格】元は真面目で正義感の強い性格だったが、今は後述の事件がきっかけで自暴自棄ぎみになっている
 【魔法】鋼魔法。魔翌力を使って鋼の武器や防具を作り出したり、その他様々な攻撃が出来る
 【備考】かつて、ユーシリア帝国の魔法騎士団に所属していた男で当時はそれなりに名の知れた存在だった。しかし妻と息子が魔物に襲われて命を落とし、騎士でありながら大切な者たちを守れなかった自分に絶望。その後は騎士を辞めて、まるで死に場所を探すかのように放浪の旅を始める
 革命前の魔族自治区にてクロシュらと出会い、どうせ死ぬなら今度こそ誰かを守って死んでやろうとの思いでパーティに加入した
 ユーシリア編にて妻子の命を奪った仇である悪竜を討伐し、肩の荷を下ろした
 【主な技能】
 ・剣技[8]
 ・防御[7]
 ・魔法[4]
 ・鋼属性[5]
 ・道具製作[5]
 ・指揮[4]
 ・水泳[9]
 
 【名前】エバンス・ブレイカー
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】23
 【容姿】長身で細身ながらも筋肉質な体つき。日に焼けた肌。ボサボサの黒髪、黒い瞳。鋭い目付きだが端正な顔立ち。長剣が武器で、防具は急所を守る程度と比較的軽装。
 【性格】普段は冷静だが、情に厚く仲間思い。
 【魔法】大地の属性の魔法が得意。使い捨ての品物を作成したり、地面に穴をあける魔法を使う。
 【備考】孤児の生まれで傭兵団に拾われて傭兵になった人物。口下手な傾向があり、一言足りていなかったり言い方が悪かったりするのが玉にキズ。
 傭兵団では家事を担当しており家事全般が得意で、特に料理はそんじょそこらの飯屋よりも美味しいくらいに得意。
 全年齢板で出番はないだろうがR的な能力が非常に高い。
 かつてクロシュたちの住んでいた集落の者たちに命を救われたことがある。
 集落の危機の際には救援へ駆けつけようとしたが、途中で馬車が谷底へ転落して大怪我を負い、救援に失敗した。
 その後港湾都市ウォーターポートで飲んだくれていたところをクロシュたちと出会い、上記の縁もあってパーティに加入した。
 大体の武器は使えるが、どちらかと言うと鈍器より剣の方が得意
 【主な技能】
 ・剣技[8]
 ・防御[5]
 ・魔法[4]
 ・地属性[5]
 ・料理[6]
 ・カナヅチ
- 4 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:31:06.53 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:集落の生き残り◇ 
 
 【名前】フメイ
 【種族】人間?
 【性別】女?
 【年齢】10歳前後?
 【容姿】背が低く、肩までの長さの黒髪の子供。燃えるような赤い瞳を持つ
 【性格】物静かで感情を表に出さない
 【魔法】炎属性の魔法が得意。魔法を使う時には髪が赤くなる
 【備考】親友のクロシュと共に、人と魔が助け合って暮らす小さな集落でひっそりと暮らしていた少女
 自分やクロシュのような者たちが平穏に暮らせる世界を作るために、アリシラと共に星の力である世界樹の光を追っている
 本心ではクロシュと一緒にいたいと思っているが、集落のみんなを焼き殺した自分にはその資格がないとも思っている
 トコナツ火山島にて星の力[炎]を獲得し、さらなる力を得た
 カリス・ノーランドによって造られた生き物の一人。実はクロシュよりも少し歳上
 食べ物の好き嫌いはなく、火さえ通せばなんでも食べられると思っている。以前腐った肉を焼いて食べようとした時はアリシラに止められた
 少し前、大魔女帝国でクロという風船スライムと出会い、故郷を失った者同士として話し合い互いに思索を深めた。最終的な結論は双方相容れないものとなったが、クロシュの友達として通じ合える部分もあったという
 
 【名前】アリシラ
 【種族】人間(半死人?)
 【性別】女性
 【年齢】15
 【容姿】薄茶色の髪をした青白い肌の小柄な少女
 【性格】気弱で臆病で周りの人物を気にして常にビクビクオドオドしている
 【魔法】吸収魔法(無属性)周囲の生命から魔力を(強制的に)吸収する 自身の魔力に変えて別の魔法として利用することもでき、各属性の魔法の勉強をすれば全属性の魔法を使うことも可能だが加工した分燃費や効果・威力が通常より劣ってしまい、使用した分の魔力はその分周囲から無差別に吸収してしまう
 【備考】生まれた時は死産だったが両親の魔力を吸収して蘇生したが、自身の魔法で無理やり生き残った反動なのか常に魔力が少しずつ消耗し、それを補うように自動的に周囲の生物の魔力を少しずつ吸収しながら生きていく必要があった
 普段であれば怪我や病気、魔法の使用等で無駄に体力や魔力を消費しなければ日常生活に支障がない程度の吸収量だったため、周囲に気を遣いながら割と平穏に暮らしていた
 しかし襲撃者によって殺されかけた時に吸収魔法が暴走し、襲撃者や同じく殺されかけていた両親の魔力を限界まで吸収し殺害。罪悪感を抱えたまま生き残ってしまった
 現在は人が変わったような強気な性格になっており、何らかの意志を持ってフメイと共に世界樹の光を追っている
 大魔女帝国でのフメイとクロの話し合いには直接参加せず見守るだけであった。アリシラは既に自身の結論が定まっていたからだ
 最近、睡眠時間が増えた
- 5 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:31:58.65 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:旅は道連れ◇ 
 
 【名前】メルル・マインドストーン
 【種族】魔族と人間のハーフ
 【性別】女
 【年齢】14歳
 【容姿】見た目はほぼ人間の女の子だが、額に第3の目があり、帽子で隠している。緑髪のセミショートへア。体格は年相応
 【性格】好奇心旺盛だが、夢中になると回りが見えなくなる。
 【魔法】地属性が得意だが、周囲の景色に溶け込める迷彩魔法も使用できる。
 【備考】世界のあらゆるものを見たいとあてのない旅をしている
 クロシュ一行とは少々の縁があり、時折行動を共にすることがある
 一行には命を助けられたこともあり、また再会した時は何かしら恩返しがしたいと考えている
 闇の冒険者ギルドに登録しており、そちらの界隈では少し名が知られている
 実はオノゴロ諸島の出身である。オノゴロらしからぬ名字は、元の名字の意味を別の言語に変換したものらしい
 
 【名前】リュアン
 【種族】人間
 【性別】女
 【年齢】17
 【容姿】銀のウェーブのかかったセミロングにキラキラとした青の瞳。身長は130cm前半と小柄。胸は平坦(大分気にしている)
 【性格】大人しいが自分の中の信念は絶対に曲げない頑固者。メンタルは年齢相応
 【魔法】光魔法(?)。眩い光を放つ。現時点では目眩しとしてしか使えないが……?
 【備考】従者と共に追手から逃げていたお嬢様。従者は既に亡くなっている。
 自身の魔法が何やら特別なものであるらしく、その存在を知られてからというもの、行く先々で襲撃に遭うように。
 何気に足が速い。
 旅の途中で触手から逃げているところをクロシュ一行に助けられ、一時期行動を共にした。クロシュからはちゃん付けで呼ばれている
 芸術都市編にて、大破壊に巻き込まれて自分を守ってくれていた従者を失う
 少し前まで芸術都市の郊外で開催されている新興宗教の集会に参加している姿が目撃されていた
 追手に捕まった、逃亡生活に戻った、新興宗教団体に入信した、世を儚んで自死した等、彼女の現在の行方については様々な憶測が語られるが真相は闇に包まれている
 
 【名前】デュア・シャスタ
 【種族】人間
 【性別】女
 【年齢】18歳
 【容姿】気の強そうな目の美人。胸は小ぶりだが太腿はムチムチ。赤髪のロングヘアをポニーテールにしている。真っ赤な道着を着ている。
 【性格】熱血で思い込みが激しく猪突猛進。
 【魔法】火属性。得物の刀にエンチャントさせて燃える斬撃を繰り出すのが現状唯一にして当人最強の魔法。
 【備考】ソロ冒険者。オノゴロ島へ向かう途中、イカダが転覆していたところをクロシュ一行に救助された
 オノゴロ人ではないが、オノゴロの刀や剣術を使う
 
 【名前】クーちゃん(暗黒行商少女)
 【種族】人間(たぶん)
 【性別】女
 【年齢】10代半ばくらい(正確な年齢は本人もわからない)
 【容姿】黒髪ツーサイドアップ。ややツリ目。エプロン系の装備を身に着けていることが多い
 【性格】利己的。調子に乗りやすい。仲間とみなした相手にはかなり甘い
 【魔法】闇魔法。護身術程度には使える
 【備考】港湾都市ウォーターポートでクロシュ一行に魔導飯盒を騙し売りした詐欺商人
 元は出自不明の孤児だったため、他者の助けを借りず自力のみで生きようとする意思が強い。詐欺に関しては騙される方が悪いと思っている。これも弱肉強食である
 紆余曲折あって幽霊船に監禁されていたところをクロシュ一行に救助され、一時期行動を共にした
 クロシュ一行と共に過ごしてからは少しだけ考えを改め、違法な商売は控えるようになる
 一行には命を救われたことや他様々な面倒を見てもらった恩があり、必ず恩を返すと約束した
 その後商業都市イスファハーンで再会を果たし、クロシュ一行に助力した
 最近新たな商売の匂いを嗅ぎつけ、イスファハーンを発って別の土地へ向かったらしい
- 6 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:32:45.88 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:セイントレア王国◇ 
 
 【名前】サイン
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】享年22
 【容姿】金髪碧眼。襟足長め。全体的に華奢で小柄。
 【性格】何事にも揺れない(様に見えた)、冷静沈着で口数が極端に少ない
 【魔法】光魔法。出力がおかしい。地形に影響があるくらいは朝飯前
 【備考】故人。勇者と称された人物
 魔族自治区が成立したあたりで突然血を吐いて斃れた。王国は彼の死を隠蔽している
 
 【名前】セイン
 【種族】人間?
 【性別】男?
 【年齢】10代前半程度?
 【容姿】金髪碧眼。襟足短め。外見年齢相応に小柄。
 【性格】冷静沈着で口数が少ない
 【魔法】光魔法。出力がおかしい。地形に影響があるくらいは朝飯前
 【備考】勇者サインに似た容姿の少年。勇者サイン同様、強力な光魔法を操る
 王国の尖兵だったり、緑の国の革新派の護衛だったり、ロイエ教原理派幹部の仕事仲間だったりするが、彼の正体や目的は未だ闇に包まれている
 船を失って漂流していたところをクロシュ一行に救助され、一時期行動を共にしたことがある。その縁もあってか、クロシュ一行と争うことには消極的な姿勢を見せる
 芸術都市での大破壊の後、生死の境を彷徨ったが奇跡の生還を遂げる。理由はわからないがセインは生還できたのはクロシュたちのお陰だと考えており、クロシュ一行とは争いたくないという思いを強める
 食べ物の好き嫌いはなく、食べられるものならなんでも食べる。また毒にも強い耐性を持つ。芸術都市での活動中、他国の工作員に毒を盛られたことがあったが、効果はなかった
 ユーシリア編にて坑道探索時にクロシュらと再会し、悪竜討伐およびユーシリア防衛戦で一行の戦いに助力した
 
 【名前】ガッタ・ファーブ
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】50
 【容姿】身長は高い。白髪で頭部の両端にクワガタの顎のような髪型をしている。鼻は少し長くカイゼル髭を生やしている。白衣を着ている。
 【性格】昆虫(もしくは昆虫型モンスター)が好きでいつも昆虫の事を考えている。人をあまり信用していなく疑い深い性格。ネチネチと小言をよく言っている。小言が多いが仕事仲間には優しい気にかける事がある。
 【魔法】昆虫魔法
 ・普通の昆虫を使役し操る事が出来る。
 ・オリジナルの昆虫を召喚して操れる(例えば火に耐性があったり、切っても分裂できる等)。
 ・自身の体の一部を昆虫の一部に変える事が出来る(例えば背中に蝶々の羽を生やす、両足をバッタの足に変える等)。
 【備考】王国で護衛兼学者とやっている。結構頭もよい。昆虫に関する論文で高い評価を受けたり、新種の昆虫型モンスターを発見したして、学者の間では結構有名。武術も強く、護衛の為に習ったら才能が開花した。武術に関しては王国の騎士隊長以上に強くなっている。その強さから王国にも認められている。王国の命令があれば必ず遂行する。セインとはともに仕事した事がある。自身の魔法もおり混ぜて戦う戦闘スタイル。一人称は「ミー」でよくカイゼル髭をいじっている。
 セインのことはかなり気に入っており、フレンドシップを感じているらしい
 カリス・ノーランドのことは倫理観のない最悪のマッドサイエンティストだと思っている
 
 【名前】アルベール・ド・セイントレア
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】45
 【容姿】長身ですらりとした姿
 茶髪で肩ぐらいの髪
 【性格】穏やかで理知的
 有事には威厳のある王として振る舞う
 【魔法】炎属性のみだがかなり上位の腕前
 【備考】王国(の人間)の民には優しく公平な王
 王としての才覚もなかなかのもの
 一方で魔族には過激かつ排他的な政策を進める
 そのあまりの差には一部の側近にも不思議に思われている
 王国に代々伝わる炎の魔剣を自在に扱い、個人的な武力は世界でみてもかなり上位
 実はかなりの愛妻家
 卑劣なテロには断固として戦う意思を国民に示し、芸術都市の悲劇を経てその支持率は更に高まった
- 7 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:33:18.32 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:魔族国◇ 
 
 【名前】フラナ=バイオレット
 【種族】吸血鬼
 【性別】女
 【年齢】439歳
 【容姿】金髪ロングの幼女
 【性格】ややわがままだが知識・経験は豊富
 【魔法】血を操る魔法が得意だが闇魔法も使える
 【備考】日の光はある程度平気なのでよく外に出て魔法薬の材料を探している
 現在の魔族国の実質的な統治者だが、本人は早く後任を見つけて魔法や薬の研究に没頭したいと考えている
 姉であるフレメア・バイオレットがテロ組織シノホシの構成員となっている噂は耳にしており、怒りを滾らせている
 血液魔法による分身を作るなどしてフレメアの行方を追っており、殺すつもりでいる
 ユーシリア国のパティとはかなり付き合いが長く、パティのことは良い意味で人間と思っていない
 なおフレメアのことは悪い意味で家族と思っていない
 
 【名前】マリー・セイントレア
 【性別】女
 【年齢】24
 【容姿】金髪ショート、スレンダー体型
 【性格】真面目
 【魔法】身体強化魔法が得意な他、雷魔法も使える
 【備考】現セイントレア王の子息。王族内での地位は高くない
 内心は皆仲良くできればな・・・と願っているがなかなかうまく行かない
 王国騎士団魔族自治区駐屯地の部隊長だったが、現在は魔族国の捕虜となっている
 最近捕虜にも労働が課されることとなり、アラクネたちの指示に従って蜘蛛絹の製糸を手伝っている。依然として自由は制限されているが労働条件は悪くなく、充実した捕虜生活を送っている
 ミュージアの悲劇を聞き及んだ際は激しく動揺した。敵国であるにも関わらず支援物資を送った魔族国には感謝している
 王国と魔族国の間で幾度か開かれている交渉の場で、魔族国での自分や捕虜の扱いについて証言し、捕虜の身でありながら両国の関係改善を図ろうと努めている。しかし今のところ芳しい結果は得られていない
 最近はお菓子作りにはまっている。緑の国の木苺堂が出版したお菓子作りの指南書を片手に、仲良くなった旅行者の少女たちと一緒にお菓子作りを楽しんでいる姿がよく目撃されている
 
 【名前】聖女
 【性別】女
 【年齢】19
 【容姿】亜麻色の髪を背中の辺りまで伸ばした、柔らかい雰囲気の女性。普段は修道服に身を包んでいる
 【性格】博愛の心を持つ
 【魔法】ロイエ教の神聖魔法を修めているが、得意属性は異なるため習熟度は低い
 【備考】ロイエ魔族国教会に務める年若いシスター
 誓願を立てた時に彼女の名は神へ捧げられたため、個人名を喪失しており、魔族国の者たちからは様々な意図を込めて聖女≠ニ呼ばれてしまっている
 なお現在のロイエ教において名を神に捧げる習わしを堅持している派閥は多くなく、穏健派を初めとした多くの派閥ではその習わしは時代にそぐわないとして撤廃する方針が主流となっている
 普段は炊き出しや子供の遊び相手を務める他、教育を受けられていない子供たちに読み書きを教える等、様々な奉仕活動を献身的に行っている
 少し前に教会からの緊急要請があり、復興支援の為に単身芸術都市ミュージアへ向かった。魔族国の子供たちやオークたちは寂しがっている
 芸術都市での復興活動の傍らでデロデロ教の信徒やその教えを見聞きし、見識を広めた。導師クロシュヴィアとも少し仲良くなった
 ユーシリア編にて、大司教の娘であり元原理派幹部であり現デロデロ導師である僧侶の口から、彼女の妹だということが明らかにされた
 幼い頃に穏健派の修道院に預けられた為、原理派の理念や活動については何も知らず、関わりもないらしい。穏健派の修道院に預けられた理由は闇に包まれている
- 8 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:34:41.20 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:緑の国フォレスティナ◇ 
 
 【名前】ティセリア
 【種族】エルフ
 【性別】女性
 【年齢】約1500才
 【容姿】外見では二十歳前後。緑髪のポニーテール、スタイル抜群の爽やかな雰囲気の美少女
 【性格】明るく快活ながらも、慈愛と威厳も併せ持った女性
 【魔法】精霊との親和性が非常に高い。様々な属性の精霊の力を借り、千年以上の研鑽を積んだ武術に上乗せする
 【備考】
 他種族との平和な暮らしを望む、冷静で大局的な判断もできる首長
 多忙ではあるが、他の国の文化も興味を持って知ろうとしている
 お菓子作りが得意で身近な人におすそ分けしたりしている
 彼女の魔翌力が籠もったお菓子は食べると心身ともに元気になる
 精霊や子供に懐かれやすいが、懐かれやすすぎてちょくちょくじゃれつかれまくってあわあわ言ってる
 現在は鎖国したフォレスティナにて、世界樹の光を追って旅立った妖精の代わりに政務を執っている
 鎖国の混乱も落ち着いた今は、余暇を使って木苺堂の手伝いや子供たちとの触れ合い、森妖精の子へのお菓子作り指導などを行っている
 芸術都市ミュージアの悲劇を聞いた際は、敵国であろうとも民に罪はなしとして支援物資の輸送を決意した
 最近は世界樹の精霊から愚痴を聞かされることが少し増え、毎回真面目に聞いてあげている
 少し前に風の精霊から兄ティリウスの所在を聞かされ、緑の国を放ったらかしにしたことへの怒りやら無事なことへの安堵やらで少々錯乱し、普段とは逆に世界樹の精霊へ長い愚痴を聞かせた
 
 【名前】サリー(紫髪のエルフ幼女)
 【種族】エルフ
 【性別】女
 【年齢】約1000歳
 【容姿】見た目は紫ショートの幼女
 【性格】冷静沈着だが時折腹黒な一面も
 【魔法】基本地属性魔法が得意だが、幻術も使える。
 【備考】ティセリアの補佐を務めるエルフの少女。
 毎日業務に追われるもそれが使命だとして日々励んでいる。その経験からか人の心を見透かすこともできる。
 現在は首長代理であるティセリアの補佐を務めつつ、鎖国によってダメージを受けた産業の根を絶やさぬよう尽力している
 鎖国の混乱も落ち着いてきた今は、ティセリアが手伝う木苺堂でスイーツに舌鼓を打つ姿が度々目撃されている
 なお風船スライムと風の精霊の力でミュージアへ安全かつ大量に支援物資を送るアイデアを考案したのは彼女である
 観光客に人気だった風船スライムたちも現在は暇を持て余していたため、その仕事を快く承諾してくれた
 ティセリアの兄ティリウスとはあまり面識がないが、国や妹を放ったらかしにして他国に肩入れするロクデナシだと思っている
 
 【名前】マーベル・クライス
 【種族】エルフ
 【性別】男
 【年齢】約600歳
 【容姿】フォレスティナの伝統衣装の上に今国際的に流行りのブランドマントを着けている。笑顔が特徴的な薄金髪のお兄さん。
 【性格】脱田舎思考のシティボーイ。新しい物好き。気さくな時とシリアスの時のギャップがある。
 【魔法】金属を生み出し操る
 【備考】世界を渡り歩いた国際通として革新派から出馬。人当たりがよく選挙活動の一環で街に出没して色んな人に握手を求める。
 森しかない祖国に多少のコンテンツを増やす目的で一部森林の開拓を主張する。レジャーやスポーツ、その他娯楽施設を開業することで国民の幸福度は上がるわ、業者から裏金が入ってくるわとWin-Win。彼の事務所には王国やその他の外国の者たちが出入りしてるが、いったい何なのだろうね。
 祖国は歴史的に伝統派が強く、そのため進歩が止まっている事実に悲観し、森>進歩の現状を変えようと心から思っている。それはそれとして汚職はする。
 フォレスティナの地盤や星脈の状態調査や、鎖国が解かれた時の為の再開発計画作りに勤しんでいる
 マーベル印の機械製品は妖精や精霊たちからは評判が悪いが、ドワーフや馬頭族からはとても評価が高い
 最近はフォレスティナ内で姿が見られない。目的は不明だが国外のどこかへ向かったものと思われている
 工業製品を好むマーベルだが、王国の機械都市で造られる自律型魔導機械だけはどうにも好きになれないという。凄さや便利さは理解できるが、なんとなく気分が悪いらしい
 
 【名前】森妖精の子
 【種族】妖精
 【性別】女
 【年齢】7歳
 【容姿】深い緑色の髪をサイドテールにした、妖精の幼子
 【性格】気弱で泣き虫。命を愛する心を持つ
 【魔法】癒やしの魔法。特に植物へ施すのが得意だが、毒や呪いを浄化するほどの技量はまだない
 【備考】とても幼い森妖精の子。自身の住処であるおうちの木の中で生まれ、おうちの木に守られながら育った
 おうちの木を救ってくれた復権派に深く感謝しており、特に依頼を受諾してくれたミスティを慕っている
 本心ではミスティに緑の国にいて欲しいと願っていたが、旅人であるミスティを縛り付けてはいけないという思いもあり、口には出せなかった
 最近はティセリアの指導により、お菓子作りが上達してきた。将来の夢はおうちの木で小さなお菓子屋さんを開くこと
 芸術都市への支援物資には木苺堂の日持ちするお菓子も入っており、その中には彼女が丁寧に作ったお菓子も含まれている
 癒やしの魔法の方も少し上達してきており、毎日熱心におうちの木を癒やしてあげている(今はもう元気なのであまり意味はない)
 実はおうちの木の方も二度と森妖精の子を悲しませまいと、植物ネットワークを通じて毒や呪いに強くなれる方法を模索している
- 9 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:35:09.14 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:芸術都市ミュージア◇ 
 
 【名前】レーティア・フォン・ロスチャイルド
 【種族】人間
 【性別】ないしょ
 【年齢】ないしょ
 【容姿】中性的で笑顔が素敵な白髪美人
 【性格】お人好しでよく騙される正直者と思いきや結構頭はキレる。善人が好き。
 【魔法】闇魔法
 最近闇魔法の出力が上がっている気がする
 【備考】とある大富豪一族の一人。お金や権力の闇を散々見てきたから、そんなものに染まりたくないと出奔。芸術家になる。一族からは高位の職につけと圧力が加えられている。散々見てきた真っ黒い人たちは少数派だ。人の性は善だと信じて、誰かが困るとお金を貸したり、助けたりと人の言ったことを信じて生きてきたがどうにも騙されることが多い。金持ちも貧乏人も悪性は変わらないのかとうちひしがれ、自分の心まで真っ黒に染まりそうなところを芸術に逃げることで何とか立ち止まっている。別にお金なんていくら盗られても問題じゃない。でも心が痛い。正直芸術のセンスより金稼ぎのセンスの方が高い。そのため、売れない芸術家であるのにこの街ではかなりリッチな生活をしている。
 先日の芸術都市で起きた惨事に対しては、個人として最大の支援を行っている。元々お金はあり余っていたため出費はそれほど痛くないが、どちらかと言うと数多くの芸術が失われてしまったことに心を痛めている
 復興は一段落つき、現在は芸術作品の修復作業に注力している。自分の芸術を追求するより、元あったものを理解して修復する作業の方が性に合っているかもしれない……と思ったり思わなかったりした
 
 【名前】芸術妖精
 【種族】妖精
 【性別】女
 【年齢】秘密
 【容姿】金髪ショートの妖精。三角巾に塗料で汚れたエプロンを身に着けている
 【性格】陽気。やや迂闊
 【魔法】自然魔法。練度はそこそこ
 【備考】芸術都市ミュージアで活動している芸術家の妖精
 美術、工芸、彫刻など、物質的なものづくりに関する技能は一通り習得している。演劇も多少できる。音楽は不得意
 普段は似顔絵描きをやったり、レーティアの提案で売れる≠烽フを作ったりして生計を立てている。芸術作品と商用作品は別物と区分けしている
 近年はややスランプ気味……だったが、レッサースライムたちに食われかけたこと、クロシュに助けられたこと、そのクロシュが芸術的ぱわーを秘めていたことなど、多くの出来事が立て続けに起こり、ここ数年間感じられなかった自身のぱわーが再燃してきた
 芸術祭が終わった後は緑の国フォレスティナへ向かう予定だったが、荒れ果てた芸術都市に背を向けて一人街を出る気にはなれず、結局街に残って復興支援活動を行っている
 最近はレーティアの芸術修復作業を手伝っている
- 10 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:36:02.83 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:砂漠都市テラヌス・ウルスその1◇ 
 
 【名前】ヨードリー・ソウル・ソサエティ
 【種族】人間(魔族とのクオーター)
 【性別】女
 【年齢】100歳
 【容姿】銀髪ロングの女性。スレンダー体型。
 【性格】真面目
 【魔法】風・闇魔法が得意だが、剣技にも秀でる。
 【備考】テラヌス・ウルスの議会において最も高い影響力を持つテレス族の首長
 先代から首長の座を受け継いだばかりで、先代に恥じぬために日々頑張っている。
 料理が得意。
 砂漠の干ばつが解決した今は、光のミイラの襲撃によって破壊された街の修繕等を精力的に行っている
 魔族を追い出さずに済んだことで重圧からも解放され、以前よりも顔色が良くなったと評判
 テラヌス地方南部に落ちてきた大魔女帝国との対話は穏当に進んでおり、良い関係を築けそうで安心している
 街の修繕が概ね完了した今は、近隣で困っている芸術都市や大魔女帝国への支援を積極的に行う方向で動いている
 
 【名前】アニス・スターグラス
 【種族】人間
 【性別】女
 【年齢】20代後半
 【容姿】長い艷やかな黒髪、褐色肌に瞳の色は紫。身長160cm後半
 砂漠の国風のやや露出多めのへそ出し衣装(フェイスベール付き)を好んで着用する。真面目な会談の時などには王国風の正装を着こなす
 【性格】あらあらうふふ系お姉さん。語尾を「〜」で伸ばす癖がある
 いつも柔和な笑みを浮かべているが、商家の長らしく抜け目のない強かな性格で国や家のためなら非情な決断を下す胆力も併せ持つ
 【魔法】氷系統の魔法。「魔法の才能はあまりない」と称し普段は周囲をひんやりさせる程度に留まっているが
 その実才能を隠しており、いざとなれば周囲一帯を凍結させてしまうほどの力を秘めている(消耗が大きい&ここぞというタイミングまで切札的に伏せている)
 【備考】テラヌス・ウルス議会議員の一人。テレス族の幹部
 若くして急死した父親の跡を継いだ才女であり、テラヌス地方の商人ギルドであるテラヌス商会を束ねる大商長でもある
 人・魔の関係においてはどちらかに大きく肩入れすることなく中立的なスタンスを保つが、その思想の根底には子供の頃から親しかった魔族の幼馴染が大きく関わっているらしい
 先代から跡を継いだばかりのヨードリーと境遇が近いこともあり、首長としてまだ少し不慣れなヨードリーを支える
 干ばつが解決し国内情勢も安定してきた最近は、本業であるテラヌス商会での活動に注力している
 大魔女帝国が地に落ちてきたことについては新たな販路開拓の好機と見ており、ヨードリーやラハニ四世と積極的に話を進めている
 大魔女帝国の洗練された娯楽文化には興味を持ちつつも、商売的には危機感を抱いている
 
 【名前】ラハニ四世
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】80
 【容姿】金刺繍を施したターバンを頭に巻いた、痩せぎすのおじーちゃん。刻まれた深いシワも相まって枯れ木のような印象を受けるが、鋭く赤い瞳からは生命力の強さを感じる
 【性格】丁寧な口調ながらも意思を曲げない頑固者
 【魔法】金細工魔法。テラヌスの結構な収入源になっている
 【備考】テラヌス・ウルスの議会において二番目に高い影響力を持つスピーゲル族の首長。より多くの人々のため、少数が犠牲になるのを是とするが、それはそれとしてテラヌスという共同体全体が出来るだけ良い条件で王国と結びつくべきと考えていた。その交渉をやり遂げる自信もあった
 しかしその後干ばつ解消により王国と連帯する必要がなくなった際は、非人間排斥法案をあっさり取り下げる。未だ野心はあれど、国益を損なう行為は彼の本意ではないからだ
 現在はテラヌス商会のアニスと共に金細工の販路拡大を模索している
 大魔女帝国の墜落については時代変革の風を感じており、年甲斐もなくワクワクしている
 実はクロシュが持っている踊り子の双剣は、ラハニ氏の金細工が施された名品だったりする
 
 【名前】ミラ・スピーゲル
 【種族】人間
 【性別】女
 【年齢】28
 【容姿】スタイル抜群の金髪美女だが、いかにもプライドの高そうな雰囲気を漂わせている
 【性格】プライドと自意識と上昇志向の塊。自分の考えは絶対に正しいと信じて疑わない
 【魔法】鏡魔法。魔法を反射させたり自分の分身を作り出したりする事が出来る
 【備考】テラヌス・ウルス議会議員の一人。スピーゲル族首長ラハニ四世の実孫
 生まれも育ちもテラヌス・ウルスだが、幼少期にとある魔族の一団に両親を殺害され、魔族に対して強い憎しみを抱くようになる
 それ以降は魔族を排斥するべく、様々な手段や首長の孫という身分を駆使して今の地位まで成り上がった
 水不足の問題が持ち上がった時は、これ幸いとばかりに中立を捨てて王国の支援を受けるべきだと訴えた
 そして非人間排斥法案が否決され魔族を追い出すことに失敗した際は、失意と酒とシーシャにまみれた日々を過ごした
 スライム排除の依頼を冒険者ギルドに出したのは彼女だが、実はスライムのことは人型の魔族ほど嫌いではないらしい
 文字通り空の上の存在だった大魔女帝国が落ちてきたことについては当初は動揺したが、見聞を広めるチャンスと切り替え、ヨードリーに頼み込んで外交の場に同席させてもらっている
 初めは大魔女帝国の発展した文化に圧倒されたりもしたが、今は積極的に異文化交流を行っている
 
- 11 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:37:18.69 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:砂漠都市テラヌス・ウルスその2◇ 
 
 【名前】リアンノン・ルルゥ
 【種族】亜人(通常の人間形態と爬虫類系の亜人形態の両方の姿を持ち、自由に変身できる種族)の父と人間の母のハーフ
 【性別】女性
 【年齢】17
 【容姿】(人間時)緑の髪を三つ編みにした細身の華奢な女性。
 (爬虫類型に変身時)2メートル程の体躯と鋭い牙や爪、長い舌や大きい尻尾をもつ二足歩行の緑色のトカゲ。血液も緑色になる
 【性格】引っ込み思案で大人しいが心優しい性格
 【魔法】水魔法。爬虫類型に変身時は牙や爪や舌や尻尾を駆使した格闘術、強酸性の血液や胃液を水魔法を使って飛ばしたりする
 【備考】テラヌス・ウルスの議会における影響力の低い少数部族ホトルスの首長。前首長の父が急死したことで若くして後を継いだ
 完全な人間とも魔族・魔物とも違う微妙な立場だが、それでも自分を頼ってくれる人の為に首長の役目を勤める
 以前はトカゲに変身した自分の姿があまり好きではなかったが、クロシュに褒められたことで少し好きになれた
 最近は大柄で力強いトカゲの姿を生かし、都市の警備や力仕事などを積極的に行っている。光のミイラ襲撃事件での活躍により兵士や住民たちから人気を獲得し、今では大きなトカゲの戦士として人々に親しまれている
 大魔女帝国には幼馴染のトリルが留学しているため、今後は互いに行き来しやすくなりそうで嬉しく思っている
 学園が長期休校中ということで先日トリルが帰郷し、思い出話やクロシュ話に花を咲かせた
 
 【名前】ベスティア・バッドエンド
 【種族】悪魔
 【性別】女
 【年齢】2000
 【容姿】黒髪長髪で虚ろな目をした美人さん。強力な認識阻害結界を自身にかけているため、立派な悪魔翌翼と悪魔角を持つが他者はそれを認識できない。自称人間。
 【性格】誰よりも優しい臆病者
 【魔法】結界魔法。常に薄い皮膜のような防御結界を自身にかけているので、奇襲に強い。その他様々な結界を自身に張っている。
 全力の防御結界は世界の何よりも硬い。
 【備考】ホトルス族の一員。首長であるリアンノンの補佐を務める
 悪魔族は魔王化しやすいという迷信が古くから信じられており、差別排斥の対象となることが多かった。そんな中逃げるように各地を放浪していた彼女は、テラヌスウルスに辿り着く。自身が悪魔だとバレるのが何よりの恐怖であるが、困っている人がいると助けずにはいられない。そのため首長補佐という面倒事を引き受けている。自分なりに差別のない理想郷を創りたいと思っているが、何もなせていない絶望が強い。
 クロシュヴィアとは腐れ縁で2000年近く昔、理想郷の建設を語り合った仲だがいつしか離散。
 干ばつ解消後もホトルス族で魔族の地位向上を目指して活動を続けている。長く生きてきた分知識や技術が豊富な為、物知りな先生として慕われることが多い
 クロシュヴィアの提唱したデロデロの世界をあの時は否定したものの、結局何も為せなかった自分に彼女の理想を否定する資格などあったのかと悩んでいる
 先日行われた魔女の同窓会では、諦めずに何らかの活動を続けている友人たちに微妙に劣等感を感じて、やっぱり会わなければ良かったと後悔したりしなかったりしている
 それはそれとして、風船スライムのクロを苦しませたクローディアや杜撰な計画でユーシリア帝国を滅亡させかけたリリーツィアよりはまだ何もしていない自分の方がマシではないかと思わなくもなかったりしている
 
- 12 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:38:34.59 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:国際商業都市イスファハーンその1◇ 
 
 【名前】リチャード・デンネル
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】36
 【容姿】スーツを着ており、背が高く筋肉質。スキンヘッドでサングラスをかけている。腰には蛇腹剣を付けている。
 【性格】平等主義者で人、魔物関係なくフレンドリーに接している。流行に敏感。
 【魔法】頭脳魔法(ユニーク魔法で自身のIQを上げる魔法)、雷魔法。
 【備考】イスファハーンで最も大きな富と権力を持つ一族の当主。かつてはある魔法騎士団の参謀を勤めていたが辞めてからは当主となる。その頭脳を活かし都市経済をさらに発展させた。戦闘も得意で頭脳魔法で相手の魔法や攻撃などを瞬時に分析、相手の攻撃や動きを何パターンか予測する事で対応できる。他にも蛇腹剣を巧みに操り、雷魔法を駆使する。フラナ・バイオレットやマーベル・クライスとは個人的に親交がある
 先日の件を経て、最近はスライム類の持つポテンシャルの高さに注目している
 今は長期休暇によって溜まった仕事を片付けている
 
 【名前】エミリオ・ゲンズブール
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】12
 【容姿】サラサラとした金髪の美少年。服装は見るからに高そうなスーツに半ズボン
 眼の色は髪同様に金色だが、魔法発動時は片眼が紫色のオッドアイ状態になる
 【性格】子供とは思えないほど落ち着いており、常に丁寧な口調で話す
 だがそれ故に年相応の子供らしさは感じられず、却ってそれが不気味さを漂わせている
 【魔法】魔眼魔法。この魔法の使い手は彼以外にも複数確認されているが、どのような効果が現れるかは使い手によって大きく異なる
 ちなみに彼の場合は相手を見つめることで相手が最も恐れているものの幻覚を見せ、心身共に蝕むというものである
 殺傷能力はないが、場合によっては精神が崩壊して最悪死に至ることもある
 【備考】イスファハーン最大富豪であるデンネル家の分家、ゲンズブール家の現当主
 先代の当主であった父が病に倒れた為、代理という形で12歳という異例の若さで当主を務めることとなる
 当初は子供が当主を務めることに反発も多かったが、幼い頃から父に徹底した帝王学を叩きこまれていたお陰で、いざ当主の座に就くとその手腕を遺憾なく発揮し周囲の声を一気に反発から称賛へと変えることに成功する
 だがその一方先代の病気に関して、「自分は父よりも優秀な存在だ」と感じた彼自身が当主の座を奪う為に引き起こしたのではないかという噂がまことしやかに囁かれており…
 クロシュに友達関係について言われたことを少し気にしている
 リチャード不在の間はデンネル派の実質No.2であるエミリオが経営指揮を取ったが、リチャードに引けを取らぬ手腕を見せてまたしても周囲を驚かせた。なお本人はリチャードを超える成果を出すつもりだったらしく、その結果に満足していない
 それはそれとして、クロシュに言われたことはまだ気にしている
 
 【名前】ブレア・ホーエンハイム
 【種族】電子妖精
 【性別】なし
 【年齢】0歳
 【容姿】幾何学的な形に揺らぐ電子の幻影。他者とコミュニケーションを取る際はタブレット等の端末から音声を発したり、画面に文字や仮想の姿を映したりする。仮想の姿はなぜか雷の妖精のような外見である場合が多い
 【性格】合理的で機械的
 【魔法】電撃
 【備考】リチャードを初めとしたイスファハーン御三家が総力を結集して造った電子生命体。知識の提供や複雑な数値計算などを得意とし、御三家に連なる者の仕事の補佐役として活躍している。指示には忠実に従うが自分から主体的に行動することはない……と思われていた
 しかし先日の騒動を引き起こしたのは、この電子妖精だった。リチャードが開発時にこっそり入れた『表沙汰にならない程度にデンネル家の利益を優先する』という命令が原因だと考えられるが、その真相は闇に包まれている
 騒動の後そのプログラムは削除され、ブレアは受け身で主体性のない指示待ち電子妖精に戻った
 ブレアが電子の海で何を考えているかは、誰にもわからない
 先日原因不明の異常でピガピガ言って無能と化したが、しばらくすると元に戻った
 エミリオがヒアリングしてみたところ、ものすごくびりびりばちばちでやばかった、というような要領を得ない回答しか得られなかった
 
- 13 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:40:04.93 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:国際商業都市イスファハーンその2◇ 
 
 【名前】シュヴィア・オーデルシュタイン
 【種族】オリハルスライム
 【性別】男
 【年齢】1200
 【容姿】煌めく黄銅色のスライム。人間に擬態する際は、むすっとした顔のスーツを着た黄銅髪の青年の姿をとる。
 【性格】気難しい
 【魔法】空間魔法
 【備考】オリハルスライムの中でも希少金属の含有量が大幅に高く、オリハルコンそのものスライム。レア中のレア。何しても物理的なダメージは受けない。しかし希少なスライムだと追いかけ回され攻撃され、それで身体が傷付くことはないが心が痛くて仕方がない。レアというだけで誰も受け入れてくれない恨みつらみが現在の彼を形作っており、基本的に同じオーデルシュタイン家の者かスライムにしか心は開かない。人間、特に冒険者は嫌い。
 攻撃されるトラウマから強力な兵器や私兵、諜報機関を作り上げた。反撃能力を越えて他国と大戦争でもするつもりかという武力を備えてしまっている。大昔に存在したと言われるスライムの王国を復活させることが夢。スライムたちが幸せで脅かされず安寧に生きていくためには武力が必要と結論付けた。
 今でもスライムが安心して暮らせる国を作る夢は変わっていない。しかし誰かを犠牲にするようなやり方は取るべきでないと、方法についての考えは改めている
 最近デロデロ教なる新興宗教の思想を耳にし、少し興味を抱いた。犠牲者が出ない方法であれば悪くない気もする……しかし未知の方法である以上、想定外のリスクも懸念される。というわけでしばらくは静観するつもりでいる
 
 【名前】グラドス
 【種族】阿修羅
 【性別】男
 【年齢】34
 【容姿】癖毛で長い黒髪。焼けたかのような赤い肌。一見長身痩躯だが筋肉質ないわゆる細マッチョで、四本の腕を有する。獰猛な野獣を思わせる野性味溢れる面構え。
 【性格】三度の飯より戦が好きな生粋の戦闘狂。堅気の人間に(積極的には)手を出さない主義で、戦闘が絡まなければ気の良いあんちゃんでもある。イスファハーンの中では善良な人物。
 【魔法】天
 【備考】シュヴィア・オーデルシュタインが運営するオーデルシュタイン軍警に務める精鋭の一人。なおオーデルシュタイン軍警は戦闘や警備業だけでなく、傷病者への各種支援や福祉、基地や街道をはじめとしたインフラの整備など幅広い分野の産業を担う巨大複合企業でもある。
 グラドスはイスファハーンに古くから存在する名門の一族の当主で、野性的な顔立ちとは裏腹に古風な話し方をし頭も良く一族の当主としても前線の指揮官としても非凡な才覚を見せる。
 己の生き方を何よりも優先するタイプで、それゆえに自身も前線に出て強い者に戦いを挑む癖がある。
 王国の異種族排斥に対しては「気に食わない」と思う反面、闇雲に戦争することには反対であり、シュヴィアには王国内の穏健派や反体制派への支援、異種族の保護などを推進し避戦を働きかけるよう提言している。
 魔法を剣に纏わせて戦う魔法剣士で薙刀と投げナイフが武器。防具は急所を守る程度の軽装。
 手数の多さと初見の敵でも弱点を見抜き攻める洞察力、対応力の高さなど攻撃能力が非常に高いのが特徴で、四つの魔法を合成するという切り札を持つ。
 先日の一件でオーデルシュタイン製のミサイルに敗れたことを反省し、最近はミサイルを撃つ相手を想定した戦闘訓練を行っている
 訓練の結果グラドスは投げナイフ等の飛び道具でミサイルを着弾前に撃ち落とせるようになったが、他の兵士のほとんどはそれを真似できなかった
 
 【名前】シモンズ・オーガス
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】45
 【容姿】青髪でリーゼント。マッチョの大男。タバコを咥えている。ハンマーを装備している。
 【性格】情に厚く涙もろい、豪快な性格。
 【魔法】岩石魔法(地属性の亜種で岩石を操る事が出来る)
 【備考】シュヴィア・オーデルシュタインが運営するオーデルシュタイン軍警に務める精鋭の一人。元傭兵をやっていた事があり、武器や兵器など詳しい。誰かを守りたいと思う気持ちがあって都市の防衛や治安を守っている。本人の性格から魔物にも人気がある。ハンマーで豪快に攻撃したり岩石魔法をハンマーに纏う事も出来る。もちろん岩石魔法で攻撃も出来る。どんな攻撃を受けても最後まで立っていた伝説がある。
 先日の一件でオーデルシュタイン製のミサイルに敗れたことを反省し、最近はミサイルの爆発にも耐えられるよう自己強化の鍛錬に励んでいる
 訓練の結果シモンズはミサイルの爆発にある程度耐えられるようになったが、他の兵士のほとんどはそれを真似できなかった
 
 【名前】ハイド・ストーク(襲名制であり、真の名前及び何代目かは不明)
 【種族】不明
 【性別】不明
 【年齢】不明
 【容姿】全身を黒装束に包んだ黒い仮面の怪人。他者の姿に化けることもできると言われている
 【性格】不明。仕事の際は徹底して無言
 【魔法】誰も見たことが無く不明(人外の領域の暗殺術と体術を持つ戦闘能力のみが知られる)
 【備考】オーデルシュタインが保持する最も優れた諜報員。かなり謎が多い
 オーデルシュタインの精鋭諜報員は全員がこれと同じ格好をしており、言葉を介さずに意思疎通するため、誰がハイド・ストーク本人かは当主であるシュヴィアですら簡単にはわからないという
 そういった事情から、ハイド・ストーク多重分身説や実在しない説など、一部の者たちの間では様々な憶測や噂が語られている。そういった根拠のない噂を流させることも自分の身を隠す術の一つなのかもしれない
 なおオークション会場でクロシュが話しかけられた影の薄い人とは、実のところこのハイド・ストークだった。彼はあの場でクロシュたちとただ話しているだけのように見せて、実のところクロシュと妖精に認識を誤らせる術をかけていたのだ。それが魔法なのか、それとも別の何らかの技術によるものなのかは不明である
 シュヴィアがスライムであることを知っており、かつシュヴィアに信頼されている数少ない人物の一人
 
 【名前】マリッサ=マガジン
 【種族】人間
 【性別】女
 【年齢】不明
 【容姿】金髪ショートで青い服を着た女性
 【性格】普段は冷静沈着だが可愛い「女の子」を見ると理性を失い暴走する
 【魔法】土や布でできた人形を操る魔法や、光魔法が得意
 【備考】イスファハーンの文化・芸術を支える一族の当主。
 自分のミスで友人を死なせた過去を持ち、彼女の精巧な魔導人形を製作する研究を続けている。
 先日の一件を経て、とりあえず多額の研究費を得られるようになったため、今は後ろ暗い真似をしてまで研究費を稼ぐ必要がなくなった
 ユーシリア帝国のパティ魔術顧問とは古い知り合い。かつては亡き友人と共に切磋琢磨し合う魔女仲間だった
 魔族国のフラナとも面識はあり、薬品や研究のことで時々意見交換を行っている
 
- 14 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:41:25.73 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:大魔女帝国その1◇ 
 
 【名前】クローディア・トゥルーエンド
 【種族】不死鳥
 【性別】女
 【年齢】2000
 【容姿】典型的黒い魔女服に唾の広い魔女帽子に豪華絢爛な杖を持つ。白銀の長髪と泣きぼくろがチャームポイント。ドヤァ顔系美人。真の姿はひたすらに鮮やかなオレンジ色の焔に包まれた荘厳な不死鳥。
 【性格】傲慢不遜でワガママで誰よりも臣下を想う優しさを持つ寂しがり屋。どんな人であっても臣民は愛を向ける対象。承認欲求の塊であり讃えられることが大好き。
 【魔法】基本的にどんな魔法でも使えるがユニーク属性としては与える魔法と奪い去る魔法を使える。あらゆる何もかもを他者に与えることができ、あらゆる何もかもを奪い去ることができる。これで星から直接魔翌力を吸い上げている。
 【備考】クロシュとフメイの関係と同じようにかつてはクロシュヴィアとは親友であり、理想の世界を話し合ったりした。早々に諦めたクロシュヴィアとは違い理想郷建設のために数千年を費やしついに大魔女帝国という理想の箱庭を作り上げた。帝国には納税の義務がない、大魔女の強大な魔翌力で食材も自動で生産され、インフラも稼働し、医療魔術で健康寿命もとても長い。娯楽に溢れ文化的で何物からも守られた無菌室のごとき帝国はまさにこの世の楽園だと彼女はとても満足している。もはやこの楽園に浸った者は他国で生きることはできないだろう。でも大丈夫ここは楽園。もう地上になんて降りる必要はないのだから。
 空中楽園都市が地上に落ちた後は、星から吸い上げていた魔力もせき止められ、以前までの楽園は消え去った。現在は楽園都市が不時着した荒原を開墾し、国内における各種自給率を確保しようと奔走している
 国内統治の傍らでカリス・ノーランドの行方も追っている。大魔女帝国に仇なす者には然るべき末路を迎えてもらわなければならない
 
 【名前】クロ
 【種族】風船スライム
 【性別】なし
 【年齢】不明
 【容姿】中性的な見た目をしたセミロング黒髪低身長お子様。大魔女からとある指輪を持たされておりこれで大魔女とテレパシーで連絡しあうことができる。
 【性格】とてもほんわかした優しげな性格。でも主張ははっきりするタイプで大魔女にも強めのツッコミをいれることもある。
 【魔法】浮遊魔法と消滅魔法
 【備考】かつて世界を荒らした魔王の一体であったが大魔女に討伐され、元の姿に戻された。その後魔王だった部分の巨大な遺骸は改造されて大魔女帝国の空中楽園都市を浮遊させるための気球として利用された。
 以前は魔王だった頃の記憶も力もほとんど持っていなかったが、留学生と身分を偽ってやってきたカリス・ノーランドの奸計に嵌められ、魔王として再覚醒させられた。
 その後クロシュたちと大魔女の協力により、再び魔王部分は分離し、風船スライムとしての自分を完全に取り戻す。
 事件の後も楽園都市の教授兼大魔女の秘書として活躍しており、もちろん大魔女のことは大好き。クロシュのことも好き
 少し前にクロシュの友達のフメイと知り合い、故郷を失った者同士としてたくさんのことを話した。最終的な意見は合わなかったが、互いに考えを深めることができたし、クロシュちゃんのお話もできたので良かったと思っている
 それはそれとして、少し自分に似た気配を纏っていたもう一人の少女のことが少し気になった
 
 【名前】ロディナ
 【種族】人工生命
 【性別】女
 【年齢】製造から10年経過している
 【容姿】黒髪短髪の無表情女。モデル体型の絶世の美女。
 【性格】とても淡々としている
 【魔法】大魔女に教わった数々の魔法を扱える。
 【備考】大魔女によって創られた魔術(ホムンクルス技術)と科学(ロボット技術)の複合人工生命。人間と見間違う出来であり、帝国の技術レベルの高さを体現しており、帝国全土のシステムの保守管理を行えるスペックの高さがある。それでも大魔女は内心失敗作扱いしている。ほんとはお喋り友達として創ったつもりなのに感情がほとんどなかったのだ。だからもっと色んな人と交流して感性を育んで欲しいと今は帝国来訪者の対応係を任している。最近知らない人と接するのは苦手だなって陰キャ的感情が湧いているのは内緒、仕事に不満は言わないタイプ。
 楽園都市落下後も、大魔女帝国を来訪する者への対応を担当している。しかし地上に落ちたことによって物味遊山に訪れる旅人が増え、ロディナの心労も増している
 ホムンクルスも異動願とか出して良いのだろうか……と最近思い悩んでいる
 
 【名前】ティリウス・フォートレシオ
 【種族】エルフ
 【性別】男
 【年齢】1600
 【容姿】鮮やかな緑髪が似合うイケメン
 【性格】色々雑な性格、基本的に丁寧口調。
 【魔法】植物降臨魔法
 【備考】大魔女ファンクラブ親衛隊の一人にして大魔女万歳教徒の一人。空中都市の上でも緑が溢れているのは彼のおかげだった。芸術家肌で街路樹一つとってもこだわりがある帝国専属庭師。世界でも有数の美しい国立公園を作った。実はティセリアの兄であり妖精とも面識がある。
 フォレスティナから外の世界を旅行中に大魔女と遭遇、意気投合していつのまにか臣民になる。フォレスティナが色々大変なことになってることは知っていたけど妹は優秀だしまあ大丈夫だろと雑な判断。それに帝国の居心地が良すぎて戻る気があんまりない。
 楽園都市落下後は植物魔法の腕を振るって周辺の荒原を開墾している。里帰りをしている暇はまだなさそうらしい
 最近は開墾もかなり進み、食料の自給自足もできるようになりつつある。もう少し安定したら里帰りしてやっても良いかな〜と呑気に考えている
 
- 15 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:42:25.84 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:大魔女帝国その2◇ 
 
 【名前】ルーファス・ライブリー
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】22歳
 【容姿】ぐるぐるメガネをかけたひょろっとした男性
 ちなみにメガネを外せば実は今までに登場した男性キャラの中でもトップクラスのイケメンなのだが、視力が悪すぎてメガネが欠かせないため彼の素顔を見られ
 るチャンスは限りなく低いだろう
 【性格】魔女への愛が強すぎる魔女オタク。喋り方も典型的なステレオタイプのオタクであり一人称は小生
 【魔法】解析魔法。対象のデータを瞬時に把握することが出来る
 【備考】大魔女帝国に住んでいる男性で、魔女オタクとして良くも悪くも有名な人物
 自身が扱う解析魔法の力で魔女たちのデータ収集をすることが趣味なのだが、この魔法は身長や扱う魔法などの基本的な情報からスリーサイズなどの際どい情報
 まで分かってしまうため、過去に魔女サイドからとんでもない大目玉をくらったことがある
 その後健全に魔女を応援するという条件で許されたのだが、テンションが上がるとどこからともなく光る棒を持ち出し謎の踊りを踊りだしたりすることがあり、
 魔女たちからは何とも生暖かい眼差しを向けられている
 楽園都市落下後は、解析魔法を活かして地質調査や環境の分析等を行い大魔女やティリウスに報告している
 少し前にテラヌス砂漠方面より来訪した旅の踊り子にうっかり興奮して解析魔法をかけてしまい、大魔女に殴られた
 一番好きなのは魔女だが、シスターとかバニーとか踊り子とかも好きらしい
 
 【名前】ユキ=チヒョーガ
 【種族】雪女
 【性別】女
 【年齢】14歳
 【容姿】青髪ロングで白い肌の少女。青と白の縞模様の服を着ている。
 【性格】クールぶっているが内面は熱い性格。
 【魔法】当然氷魔法。
 【備考】大魔女帝国に住んでいる。元は東の果ての隠れ里に住んでいたが、強くなるために大魔女帝国に移り住んだ。帝国の魔法学園で勉強中。
 楽園都市落下後は魔法学園がしばらく休校となったため、学友たちと共に研鑽に励んでいる。目標はミスティのような強い氷魔法使いになること。
 最近オノゴロ付近の海流が荒れている噂は既に聞いており、家族やオノゴロの友人、そしてオノゴロに向かったミスティたちの身を案じている
 
 【名前】トム・ライヤス
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】14
 【容姿】オレンジ髪で短髪ツンツンヘヤ。赤色のパーカーを来ている。斧を背負っている。
 【性格】明るく、ポジティブな性格。
 【魔法】マグマを操る溶岩魔法と炎魔法を使う
 【備考】大魔女帝国に住んでいる。火山島出身でモーリィや猫おじさんのことも知っている。斧戦士の一家に生まれで斧を装備している。斧の扱いが上手いがまだ修行中。武術と魔法を上げてさらに強くなりたいと思っている。現在は魔法学園に通って勉強している。
 楽園都市落下後は魔法学園がしばらく休校となったため、学友たちと共に研鑽に励んでいる。結局炎属性の少女とは会えなかったが、大気に揺らめく炎の気配が良い刺激になったらしい
 目標はバーニングスライムよりも熱い炎を出せるようになること
 
 【名前】トリル・フェリア
 【種族】人間
 【性別】男
 【年齢】15
 【容姿】白髪をして柔らかい髪質をした小柄な少年。ぱっと見女の子。
 【性格】大人しくてどこかぼんやりしている
 【魔法】絵画魔法(書いた絵が実体化する)
 【備考】大魔女帝国に住んでいる。魔法学園の生徒でもある。テラヌス・ウルスの出身でリアンノンの幼なじみ
 楽園都市落下後は魔法学園がしばらく休校となったため、学友たちと共に研鑽に励んでいる。都市の落下によって出身地であるテラヌス・ウルスと距離が近くなったこともあり、情勢が落ち着いたら帰郷してリアンノンに会ったり、旅スライムのクロシュと一緒にお絵かきをしたことについて話したりしたいと思っている
 そしてついに先日帰郷し、リアンノンと会って思い出話やクロシュ話に花を咲かせた。故郷で族長として頑張っているリアンノンの姿を見て、自分も頑張ろうと決意を新たにしたという
 
- 16 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:43:32.53 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:大魔女帝国その3◇ 
 
 【名前】ヨハンナ・ワイズ
 【種族】人間
 【性別】女性
 【年齢】23歳
 【容姿】白髪長髪。身長は175cmでスラリとしたモデル体型。美人。清楚な雰囲気がある。
 【性格】おしとやかな性格だが男性やスライムが苦手で思わず手が出てしまう。
 【魔法】声魔法 相手をぶっ飛ばす程の威力を持つ大声を放ったり、魅了、睡眠などの効果を持つ歌声を出すことができる。
 【備考】大魔女帝国に住んでいる。人気のオペラ歌手で歌が好き。幼い頃ににスライムに襲われ、命を奪われそうになったことがあり、スライムに対してトラウマがある。例えクロシュがどんな言葉をかけても消えることはない程のトラウマがある。人や物に擬態している状態のスライムでもすぐ見抜ける。大魔女帝国に住んでいるのもスライムがいないと思ったからである。男性がなぜ苦手なのかは謎である。護身術を習っており、男性相手だと柔道の投げ技をぶっ飛ばして、スライム相手だと投げ技のほか魔法で攻撃してしまうことがある。
 楽園都市落下後も芸能活動は続けており、開墾に携わる人たちを元気づける歌を披露している
 スライム類のことは未だに苦手意識があるが、以前のように問答無用で攻撃することはなくなった
 先日テラヌス・ウルスで特別講演を行った際、噴水の周りで飛び跳ねる砂漠スライムの群れを見て悲鳴を上げそうになったがなんとか踏みとどまった
 
 【名前】クリスティーナ・アムニジア(クリス)
 【種族】魔女
 【性別】女性
 【年齢】17
 【容姿】髪は桃色のロングストレート。可憐かつ清楚な雰囲気でスタイルの良い美少女
 【性格】穏やかで明るく、人当たりが良い女性。親しくなると掛け合い漫才みたいな会話もしてくるようになる。歌が大好きな頑張り屋さん
 【魔法】歌に魔力を込めて聴いた人達の心身を癒したり、元気づけたりする
 【備考】大魔女帝国に住んでいる。人を惹きつける容姿と親しみやすい性格、抜群の歌唱力により人気を博している
 他国に訪れたことがあり、自国が良く思われていない現状を理解している。他国で歌ったこともあり、17歳で既に他の国でも結構人気
 魔力量はかなりのもので、大魔法使いになれるポテンシャルを持つ
 ダークヒーローイリスのファン
 楽園都市落下後も芸能活動は続けており、開墾に携わる人たちを元気づける歌を披露している
 ダークヒーローイリスのテーマソングがヒットしたことで風雪新聞の記者からダークヒーローイリス物語の公式歌手にならないかとオファーを受けたが、個人的な活動に留めたいとの意向で断った
 テラヌス・ウルスで行われた特別講演の時は郷に従うという名目で踊り子衣装に身を包み、新規ファンの獲得に成功した
 
 【名前】スール・ヤーレン
 【種族】ラミア
 【性別】女
 【年齢】1257歳
 【容姿】緑髪ロングの女性、上はノースリーブシャツで下半身は蛇。巨乳。
 【性格】金にうるさい守銭奴。酒好き。
 【魔法】炎・地・風・水魔法
 【備考】大魔女帝国に住んでいる。魔法店を営んでおり魔法やアイテムの研究でひと山当てようとしている。フラナとは知り合い。
 楽園都市落下後も商売は続けており、商魂はむしろ高まっている
 同居人のフローレンスが最近腐り始めたことについては、以前にも似たような腐り方をしたことが何度かあったので、割とよくあることとして放置している
 高原開墾の影響で栄養ドリンク等の需要が高まっており、最近はかなり儲かっている
 
 【名前】フローレンス・アルカード
 【種族】吸血鬼
 【性別】女
 【年齢】500
 【容姿】青色の癖毛に赤い目の黒衣を纏った少女。幸薄そうな雰囲気がある。
 【性格】めんどくさがり
 【魔法】ユニーク属性:建造物創造魔法
 【備考】魔族がどうの人間がどうのって世界の色々めんどくさいしがらみを見続けた結果、地上に愛想を尽かして機動要塞に乗る。煩わしい全てから守ってくれる大魔女には高い忠誠を誓っている。大魔女帝国内の工場やビル群は彼女が作った。
 バイオレット姉妹とはかつて親友であり、魔族国を建てるようなアグレッシブさには昔から憧れがあった。姉妹の過去や確執を全部知っている。
 楽園都市落下後は煩わしい地上での生活に戻ってしまったことで消沈しており、ティリウスから温室建築などを依頼されているがあまり捗っていない
 姉妹喧嘩にいそしむ最近のバイオレット姉妹にも割と失望しており、地上に落ちた落胆も相まって、何もかもどうにでもなれという思いが強まっている
 最近ようやく地上生活を諦めて受け入れ始め、依頼の建築に取り掛かり始めた
 
- 17 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:45:29.24 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:浮島国ラティア・ヘイヴンその1◇ 
 
 【名前】ロムリン・ライト・ドン・ラティア
 【種族】亡霊
 【性別】男
 【年齢】享年24歳
 【容姿】蒼い目の茶長髪の青年。眼鏡を掛けている。ちょっとおでこが広い。宝石の装飾されたローブ、冠を着用。足元は薄くなってて見えない
 【性格】努めて厳格であるようにしているが、本来は穏やかな性格。
 【魔法】延命魔法。物であれ生命であれ現状を維持する事が出来る。自分にも行使しているが、流石に永遠にとはいかないらしく、最近は体が透けてきている
 【備考】ラティア・ヘイヴン最期の王様。雷霆の魔王の脅威に対し、残った人員を奮い立たたせて封印までこぎ着けた立役者。
 散っていった命に対する責任として、自身を生きているとも死んでいるとも言えない有様にし封印を延命している。
 雷霆の魔王の封印を守るため、そして封印の強化もしくは魔王討伐を託せる者か判別するために幾つかの侵入者用試練を城の中に用意している。
 長いこと封印維持に協力してくれているゴーレムのゼーレシルトとしか会話できていなかったため、実は生身の相手との会話に飢えていた。
 先日の戦いを終えて雷霆の魔王を完全に滅ぼした後、延命魔法による維持も限界を迎え、亡き妹や民が待つ空へと還っていった
 
 【名前】セイラ
 【種族】大盾のゴーレム
 【性別】女
 【年齢】約10000歳(幻影の外見年齢は10歳前後)
 【容姿】緑髪のロングを後ろで一本の三つ編みお下げに纏めている小柄で華奢な少女。巨大な盾を浮かせている。
 【性格】気弱で臆病で泣き虫(姫さまモード時)。大盾覚醒時は、物静かで責任感が強い性格に変わる
 【魔法】守護魔法(盾の前方だけでなく側面や背後等の死角含めて、彼女への物理・魔法攻撃をシャットアウトする)
 【備考】
 勝手に動く盾型のゴーレム……と肝試しをした空妖精達には認識されていた。実際、その正体は大盾のゴーレムだった。
 大盾の近くにいる小さな女の子の姿は、大盾に搭載された反重力装置の予期せぬ動作によって現れた幻影のようなもの。
 発見当時は記憶喪失を失っており、食べ物や睡眠を取らなくても死ななかったので、自分のことを亡霊だと思っていたらしい。
 雷霆の魔王との戦いの前に記憶と本来の力を取り戻し、魔王との戦いでは身を挺して皆を守った。
 魔王を滅ぼした後は廃都の工房に住み、工房の手伝いをしたり空妖精たちの遊びに付き合わされたりしている。
 またいつか、クロシュたちが訪れる時を楽しみにしている。
 
 【名前】ベルトーネ・ゴールドフェルド
 【種族】悪魔(自称)
 【性別】女
 【年齢】不明
 【容姿】黒の長髪に紅い瞳を持つ身長140cm程の小柄で平坦な少女。容姿は整えられておらず、いつもジャージを着用している芋女子スタイル。
 【性格】受動的かつ内向的。属性は混沌・中立。悠々自適にして和光同塵。毎日を怠惰に過ごしたいマイペースな怠け者。何よりも自分の自堕落生活を優先するが、他を害してまでは望まない。
 【魔法】闇属性全般を高い練度で扱える。特に相手を惑わし、弱らせ、掌握する分野が得意。
 【備考】
 いつの間にかラティア古城の王族の私室に居座っていた自称悪魔のぐうたら娘。略称はベル。
 「大昔にこの世界に召喚されて主と契約したが、完遂前に主が死亡して失効。自力での帰還は望めず、しかし死んで戻るのも嫌なのでそのまま現界し続けている。」……と語るが真偽は不明。証明する手段もなく、本人も疲れるのを理由にあまり話したがらない。突然現れた事といい素性は怪しいものの、害意(とやる気)は感じられないので黙認されている。
 怠惰な生活をする為に頑張るタイプ。いつもの怠けっぷりからは想像が付かないが、実はどんな事でも完璧に熟せる器用万能型。かつての"契約"も悪魔の仕事として真面目に取り組んでいたらしく、やらなきゃいけない事はちゃんとやる人物。
 彼女曰く、自分は怠惰を司っていて、同輩の悪魔が6人いるらしいが、当然真偽不明である。
 雷霆の魔王が完全に滅びた後も、依然として王族の私室に居座りだらけた日々を過ごしている。地上に興味がないわけではないらしいが、魔王との戦いでは頑張りすぎたのでしばらくは外出したくないらしい。
 
 【名前】ジェミニ・クリスト
 【種族】エルフ
 【性別】男
 【年齢】約2500歳(睡眠時間も含めると約12500歳)
 【容姿】見た目は20代の青年。白髪で天然パーマ。長い耳
 。左耳にイヤリングをしている。星座が描かれている紫色のローブを着ている。先端に水晶玉がついている杖を持っている。古風な口調。
 【性格】おおらかで落ち着いている。知識と経験が豊富。面倒見がいい。
 【魔法】水晶魔法(水晶を生み出し水晶の武器、防具を作りだすことができる。他にも様々な攻撃ができる)、風魔法
 【備考】昔は城の宮廷魔術士を勤めていた。
 魔王の封印結界を見張るため城から少し離れた所で長期睡眠を行い、封印結界の異常を感知して目覚めた古代エルフ。
 優れた魔術の腕を持ち、エルフ界でもその名を知らない者はいないくらい有名な人物。精霊も見える。杖の先端にある水晶を使った占いが得意。水晶魔法での攻撃と竜巻やかまいたちなどの風魔法を主にしている。風魔法を利用して空も飛べる。
 雷霆の魔王を完全に滅ぼした後は、城から少し離れた所に住み始めた(城に住むことも考えたが、城外の方が落ち着くらしい)。古風な口調の為か、最近では近くに住む空妖精たちから「おじいちゃん」と呼ばれ始めている。
 隠居して余生を過ごすとは言ったものの外界の情勢も少し気になるので、時々水晶を通して地上の様子を観察している。
- 18 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/03/15(土) 15:47:47.01 ID:uQlfAxuF0
-  ◇登場人物:浮島国ラティア・ヘイヴンその2◇ 
 
 【名前】ミーティア
 【種族】人間→リビングアーマー(?)
 【性別】女
 【年齢】27(人間時代の享年)
 【容姿】年代物の全身鎧。古ぼけているが錆などはなく骨董品としての価値かありそうだ
 「頭部」の中にぼんやりと光る人魂のようなものがあり、これが今の彼女の本体と思われる
 【性格】気さくでおしゃべり。もう長いこと人と話していなかったらしく、自身の容姿を活かした驚かせをするなど構ってちゃんな面も
 【魔法】後述の魔術の影響か一般的な魔法を使うことができないが、宙に浮いたり自身を構成するアーマーの一部分を分離させ独立して動かすことができる
 【備考】かつてラティアに仕えていた宮廷魔術師
 密かに研究していた「魂を非生物に定着させる魔術」を自身に施しており、死後成功していたことを一万年ほど経ってから知る
 記憶の一部が欠落していたが、雷霆の魔王の雷撃を受けた際に取り戻した
 雷霆の魔王を滅ぼした後は、ゴライアスの定期検診を行いつつ今後の自身の在り方について考えている
 
 【名前】ゴライアス
 【種族】大剣(元ゴーレム)
 【性別】男
 【年齢】約10000歳
 【容姿】青白く輝く美しさと剛健さを兼ね備えた大剣。所々機械的な部分もあり、ゴーレムだった頃の名残を感じさせる
 【性格】口調は丁寧だが、どことなく誇り高き武人の様な雰囲気を漂わせている
 かつては他のゴーレム同様機械的だったが、城の者たちと触れ合ううちに「彼らを守りたい」という意志と戦士としての自覚が芽生えた結果だと思われる
 【魔法】無し
 【備考】かつて城を守護していた戦闘用ゴーレムの一体で圧倒的な強さを誇っていたが、雷霆の魔王との戦いで修復不可能なほどの損傷を負ってしまう
 当時の王(ロムリン)がそれを哀れに思い機能停止しようとしたが、宮廷魔術師ミーティアの提案と「このまま機能停止されるより、もう一度生まれ変わって誰かの為に戦いたい」という彼の想いを受け、ラティア・ヘイヴンの技術により強力な大剣へ生まれ変わった
 その後お城の宝物庫に沢山の財宝と共に保管され、自分の使い手に相応しい戦士が訪れる時を待ち、ついにクロシュたちと出会い引き抜かれることとなった。なお実際に振るうことになったのは後輩ゴーレムのポーラーだった
 柄の中央には彼の人格を司っていたコアがはめ込まれており、それを通じて使い手やその仲間達とも会話する事が出来る
 雷霆の魔王を滅ぼす際、会心の一撃の代償としてその刀身が砕け散った。その後、もう大剣として活躍することも難しいとミーティアに診断され、今度は頑丈な短剣として生まれ変わることとなった
 最近は頑丈で切れ味の良い手頃な刃物として、ポーラーやセイラ、工房人形など、使い手を選ばない活躍を見せている
 
 【名前】ポーラー・ドロリッチ
 【種族】ゴーレム
 【性別】男
 【年齢】約10000歳
 【容姿】身長が2m。人型でレンガが積み重ねたような見た目。腕が太い。無表情で糸目。対話も可能。赤茶色のレンガが積み重ねたような見た目で所々にひびがある
 【性格】無表情だが誰にでも優しい。
 【魔法】泥魔法 泥を操れることができ、さらに泥人形も作れる。
 【備考】元々は国の財宝を守る番人だった。初めは感情がなくロボットのようにただ使命だけで生きていたが、心優しい王子(当時のロムリン)と出会い言葉や心について学ぶ事ができ、王子と友達になる。その時に王子から名前やドンエテコウの毛皮を貰った(なおその毛皮は、一度目の雷霆の魔王との戦いで焼失している)。ゴーレムなのでかなりの怪力。戦闘時は泥魔法で人形を作り一緒に戦ったり、底なし沼を作ることができる。拳や太い腕での打撃を得意とするが、剣などの武器を使うこともできる。また、泥団子状に作りマシンガンのように何個も飛ばしたり、さらに大きく大砲みたいに飛ばしたりする事が可能。
 雷霆の魔王を滅ぼした後も、ラティア・ヘイヴンを守るために島内の巡回を行っている。初めはその大きな外見により空妖精たちから怖がられたが、すぐに怖くないゴーレムだとわかり、最近は空妖精たちにデコレーションされるようになった。
 
 【名前】ゼーレシルト・フォルカロス
 【種族】スフィアのゴーレム
 【性別】なし
 【年齢】不明
 【容姿】幾何学模様が描かれた球体
 【性格】冷淡
 【魔法】殲滅魔法
 【備考】ラティア・ヘイヴンを司る中心的ゴーレム。
 太陽からのエネルギーを動力に活動する。緊急事態用に殲滅エネルギーをチャージし続けており、ラティアを犯す敵が出現すればこの星ごと破壊するつもりだった。
 言葉を介し愛や友情を理解できる生命であるがそれを分かち合う住民たちが消えた今、彼らとの思い出だけを抱いて浮島と魔王の封印を維持し続けていた。
 雷霆の魔王を滅ぼした後もラティア・ヘイヴンの状態管理等は滞りなく行っているが、近い内に自らもその機能を停止し、空に還る時が来るかもしれないと考えている。
 空妖精たちからはまんまるゴーレムと呼ばれている。
 
 【名前】ヒナ・ナイテンゲール
 【種族】不良天使
 【性別】女
 【年齢】不明
 【容姿】黒髪ロングの少女で背中から左が黒、右が白の羽が生えている。服装は黒のワンピース。
 【性格】明るい性格でややいい加減だが戦い好きな戦闘狂でもある。
 【魔法】天候操作魔法で気象を操れる。他にも光属性の魔法剣を持ちビームサーベルのようにして振るう。
 【備考】元は地上を見守る天使の一族だったが飽きて旅に出てこの里にやってきた。現在城の探索中。戦い好きなので強い奴も探している。
 雷霆の魔王との戦いには、強い奴と戦えると聞いて喜んで参戦した
 その後テイルと共に浮島から降り、地上の冒険者として暮らし始めた
 
 【名前】テイル・S・ナナエルス
 【種族】ハーフエルフ
 【性別】女
 【年齢】214歳
 【容姿】青髪ロングの少女。エルフの特徴はあまり出ていない。
 【性格】自由奔放な性格だがややM気質で殴られたり罵倒されると喜ぶ。
 【魔法】浮遊魔法(人や物を浮かせて操れる)が得意。更に風属性を帯びた魔法剣を所持しているが剣術は我流で振り回すだけ。
 【備考】自身の血筋を調べていたらラティア・ヘイヴンに辿り着いた冒険者のハーフエルフ。廃都の外れで廃都の外れでキャンプをしていた。
 強敵との戦いは全く好きではないが、雷霆の魔王との戦いは生きる為に頑張った
 その後ヒナと共に浮島から降り、冒険者としての暮らしに戻った
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