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【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話
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17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:10:10.63 ID:O352YF2f0
4
18 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:14:26.29 ID:+jgLu702o
――土属性
――土を作ったりする事ができる
――修練を積めばより多くのことができるようになるでしょう(メタ的には今後次第である)
――ではキャラメイクも終盤、魔力に関しては最後の「特性」決めを行います
19 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:27:05.29 ID:+jgLu702o
――特性あるいは魔力特性、所謂ファンタジー作品である特殊体質とかそういうもの
――これは属性とは別で人によって千差万別色々あるとします
――決め方はまず大まかな特性の方針とこの世界での希少さを安価して、その後詳細を自由安価します
――希少であるほど強い傾向にあります
20 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:32:39.88 ID:+jgLu702o
訂正 希少さはコンマで決めます
安価下2 特性の方向性
1「魔力により生じる特別な身体部位」
2「魔力や魔法に+αの付加価値を付ける何か」
3それ以外 自由安価
コンマ下3の下二桁 特性の希少さ (魔力量最低保証で41以上確定)
・レア度表(効果規模の目安)
00~30 特性無し
31~50 一般級 あれば便利
51~80 特異級 同格相手に有利取りやすい
81~90 伝説級 格上にも通じるくらい
91~100 幻想級 かなりヤバい
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:49:30.39 ID:t1V2s6u30
3 豊穣パワー付与
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:54:02.02 ID:nQ7lB4TUO
3粘度重量操作
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:54:17.86 ID:rMZqAbAmO
1
24 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:58:52.13 ID:YBkm4EYQo
>>22
>>23
25 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 15:05:06.98 ID:YBkm4EYQo
――『粘土・重量操作』、で86の伝説級
――具体的な効果はあとで決めますが、敵対者からすれば恐ろしく厄介な効果だと思われます
――では最後に決めるのは、あなたの名前です
安価下2 主人公の名前は?
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:10:13.29 ID:nQ7lB4TUO
日本系の名前?
金見 創理(かねみ つくり)
27 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 15:13:42.09 ID:YBkm4EYQo
日本系でおkです
踏み台
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:14:55.65 ID:DuChKGWJO
石動索那(イスルギサクナ)
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:15:26.01 ID:z29hVZXaO
ハイラ
30 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 15:19:22.34 ID:YBkm4EYQo
>>28
石動索那(イスルギサクナ)
――これでキャラメイクが終了しました
――一旦休憩します 今日中に再開できなければ明日のどこかで
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:21:08.85 ID:nQ7lB4TUO
おつ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 18:03:52.07 ID:YL8uJKNRO
期待
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 20:05:28.04 ID:yRPScOigo
おつ
きたい
34 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 20:43:20.24 ID:BOlw75NVo
21:00より再開しますん
そして訂正
『粘土・重量操作』 → 『粘度・重量操作』
35 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:09:45.97 ID:BOlw75NVo
再開
――少女、『石動索那(イスルギサクナ)』は人生で最大の困惑を味わっていた
――『何』をしたから『こう』なった? それが分からない
――少しの、些細な違和感だけ
――それを感じたら、もうあっという間に自分の立っている場所は変わっていた
――避けようとか危険だとかすら思えなかった
索那「……」
索那「(どうしちゃったんだろう……私、疲れているのかな?)」
索那「(おかしいよね…こんなことってないよね)」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:11:28.89 ID:nQ7lB4TUO
きたか
37 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:21:33.35 ID:BOlw75NVo
――暫くぼうっとその場で立ち尽くしていたが
――風が木の葉を揺らす音、遠くから響いてくる鳥のような鳴き声が聞こえるくらいで
――何も変わらない、元に戻らない
索那「(これは夢……これは夢……)」
索那「(なのに……どうしていつまで経っても覚めないの?)」
索那「夢じゃないなら……」
――何だかまったく分からないが
――今ここで立ち尽くすばかりでは何も起こらない? 事を直感して
索那「どうすればいいの?」
――ようやく周りに目をやる気になった少女は、今の場所の情報を集めようとする
38 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:32:27.79 ID:BOlw75NVo
索那「うーん」キョロキョロ
――最初に目に付くのは、森の木々
――何の樹木かは分からない
――そして他には、『コンマ下2 下二桁』
00~20 文字の書かれた紙切れが落ちてる(属性と魔力量について)
21~50 ↑誰かの描かれた小さな絵?が落ちている
51~90 ↑文字の書かれた紙切れが落ちてる(特性について)
91~100 ↑何か良い物
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:32:53.51 ID:SmNamQ8go
あ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:34:13.41 ID:TjEtMelV0
はい
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:40:15.35 ID:nQ7lB4TUO
ん
42 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:55:09.75 ID:BOlw75NVo
>>40
41
索那「これは?」 カサ
――少し冷静になって周りを見回した時、あるものの存在に気が付いた
――それは自然の中に発生するには似合わない人工物
索那「……魔力? なにこれぇ……うう」
索那「こっちのは……誰? 知らない…」
――拾った手帳型のメモらしきものに目を通して頭痛を覚えた索那は、一先ずもう一枚にも目を通す
――誰か? の描かれた写真かと思ったが、よくよく見れば写真ではない
43 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:02:52.96 ID:BOlw75NVo
――覚えのない人物の顔、であることは分かる
――無理やりに疑問点を挙げると、その人物がびっくりするほど整った顔立ちをしていることくらいだろうか
――また暫く思考の中に沈んでいたが、今すぐ答えは出ないと感じた少女は写真を服のポケットにしまった
「(どうしよう……何だか変なことになっちゃった)」
「(どうやってここに来たのか分からないのもそうだけど……)」
「(ここから何処に向かえばいいのかさっぱり)」
「とりあえず……」
44 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:15:58.00 ID:BOlw75NVo
――では、行動を選択していきます
――最初に少女の現在分かっているステータスを開示します
現在地:目を覚ました森(仮)
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
45 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:20:23.31 ID:BOlw75NVo
――現在行える行動は少ないですが、チュートリアルと思って下さい
――三度行動したところで状況が変化するイベントが発生します
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
3 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:21:06.11 ID:SmNamQ8go
1
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:21:56.97 ID:nQ7lB4TUO
1
48 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:35:07.98 ID:BOlw75NVo
>>47
索那「それにしても、ここはどこなんだろう…」
――何度も自問自答するも、答えは分からない
――遠目に建物が見えないとなると、すぐ近くに街は無いようだ
――そもそも、先ほど見つけた紙類以外に人工物を見つけられていないのだが
索那「(せめてここがどこか……手掛かりがあれば……)」
コンマ下1 下二桁
コンマ下2 下二桁
どちらかが71以上で何か見つかる
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:35:18.13 ID:GnG0+j28o
あ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:36:02.30 ID:h7SOtyVOO
なんか出るかな?
51 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:42:54.53 ID:BOlw75NVo
索那「……何も無いね」
――特に何も見つからなかった……
――時折動物の鳴き声のようなものが遠くから微かに響いてくるが、他に動物の姿も見えなかった
索那「(でも、だったらあの落ちてたのは何なの?)」
52 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:48:01.92 ID:BOlw75NVo
「(よく考えたら、あんな場所に落ちてたら……汚れたり雨でグシャグシャになったりするんじゃ……)」
「(つまり? えっと……)」
「(誰かが少し前にこの辺りを通って、ここに落とした、ってこと?)」
「(なら、近くに人がいるかもしれない?)」
コンマ下1 下二桁が10以下で疲労状態に
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:49:20.12 ID:LB2uoGZLo
あ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:49:45.52 ID:z6WIE1ASO
あ
55 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:52:43.73 ID:BOlw75NVo
――疲労しませんでした(次の行動による疲労確率上昇)
――特定の行動を取ることで疲労しやすくなったりします
現在地:目を覚ました森(仮) 現在行動回数:1
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
3 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:52:59.90 ID:LB2uoGZLo
3
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:54:26.45 ID:O352YF2f0
3
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:55:03.85 ID:z6WIE1ASO
3
59 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:14:07.20 ID:BOlw75NVo
索那「そういえばこの手帳みたいなの……」
索那「(……魔力とか、魔法とか、書いてあるけど……?)」
――パラパラとめくって読み進めてみる
――どうやら書かれている文字は日本語であるため読むのに支障はない
――しかし、読み進める内にふと違和感に気づく
索那「(なんか凄く……)…眠くなる」
――文字を目で追う程に眠気が酷くなっていく気がする
――分厚い本を読んでいるかのような
索那「そんなに大したこと書いてないのに……」
索那「えっと、あなたの力は……魔力……土属性……」
索那「まさかね…………」
索那「……こう?」
コンマ下2 下二桁
00~20 魔力量、属性と、魔力の動かし方が分かった!
21~60 ↑土を飛ばす魔法 習得
61~90 ↑土を固める魔法 習得
91~100 ↑何か良い魔法 習得
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:15:22.60 ID:rIwufzl7o
あ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:16:09.87 ID:z6WIE1ASO
ほい
62 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:32:00.29 ID:BOlw75NVo
――索那は自分の身体の中によく分からない力を感じた
――よく分からないのに、なぜか分かる、目の前の「手帳を読んだ記憶」が想起されていく
索那「《土を飛ばす魔法》――わっ」
――視線を物に合わせず何気なく呟いた言葉によって、疑問を感じるより早く
パシュッ
パァン
索那「えぇ……(び、びっくりした)」
――掌から高速回転する橙色の光る円が現れたかと思えば、小さな物体を射出した
63 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:40:14.71 ID:BOlw75NVo
索那「……これは?」
索那「(木に当たって止まった……多分、これ、土?)」
索那「あ、……《土を固める魔法》」
パキッ
索那「できちゃったよう…」
――また橙色の光る円が現れたかと思えば
――今度は持っていた土(?)が硬くなる現象が起こっているようだ
パラッ
索那「なんなの……おかしいでしょ……どうなってる、のこれ……」
――どっと疲れた感覚を抱えて、索那はへたり込んだ
コンマ下1 下二桁が20以下で疲労状態に
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:40:42.47 ID:SmNamQ8go
あ
65 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:44:25.21 ID:BOlw75NVo
――疲労しませんでした(次の行動による疲労確率上昇)
索那「ん……? なんか、手帳の文字がぼやける…」
現在地:目を覚ました森(仮) 現在行動回数:2
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:45:04.78 ID:R9jZ6MIuo
2
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:49:26.41 ID:qdiCN2+uo
2
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:49:34.92 ID:O352YF2f0
2
69 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:55:08.42 ID:BOlw75NVo
索那「はぁ……(そろそろ休もう)」
索那「(でも、本当にどうしよう何も見つからないし……変な力は使えるようになったけど)」
索那「(日が暮れたら……こんな森の中で眠るのも危険…どうする?)」
???「……」
70 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:56:01.52 ID:BOlw75NVo
――疲労確率がリセットされました
――三回目の行動が終了したためイベントが発生します
71 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:02:39.11 ID:A1O6EE8Wo
索那「(どうしよ……どうしよ)」
?「そこのお前」
索那「!!!」
――声の方へ顔を向ける
――その声を掛けてきたのは……
安価下2〜4 声を掛けた存在の特徴 あんまり捌けないものは申し訳ないが弾きます
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:04:04.12 ID:TbHbkrMMo
下
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:06:58.00 ID:hheHWEy30
茶髪短髪。背が高く筋肉質の男性。
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:15:02.71 ID:Hy4+fEQ70
狼を連れている
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:19:11.44 ID:FazDxQwAO
表情からは分かりづらいが、よく見ると索那を心配し気遣っている様子が見受けられる
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:23:31.43 ID:O/yV3pHRO
2本の剣を装備している。
77 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:33:55.29 ID:A1O6EE8Wo
?「そんなところで何してる? 大丈夫か?」
?「わふ」
索那「あの……」
――そこにいたのは、一頭の大柄な犬、いや狼らしき生物を連れている男
――不審がりながらもどこか心配そうな雰囲気を見せている
――狼はこちらを真っすぐ見つめている
索那「……なんていうか……その」
???「……? よくわからないが、もしかしてあー、新人か?」
索那「それ、は……なんの話でしょうか?」
???「違うのか……ううむ」
78 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:56:29.74 ID:aPynahURo
???「……とりあえずそこにいつまでもいるのは勧めない」
???「今は負魔の期とはいえ……見たところ碌な装備もないじゃないか、危ないぞ?」
索那「フマ…? 装備って?」
???「……なに……いや、んん……?」
――男は少し思案する様子を見せた後、顔を上げて言う
???「……要するに、ここを離れたほうがいいということだ」
索那「そうなんですか」
???「そういうことだから、とりあえず俺には……本当によく分からんのだが」
???「だから、ついてきてくれないか? お前もここじゃ落ち着いて話がしづらいだろう?」
索那「それは……たしかに」
79 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:59:19.47 ID:aPynahURo
索那「(少なくとも、今の私には他にアテはないし…)」
索那「(他に手はないし、仕方ないよね)」
索那「それなら、ぜひ、お願いしまーす…」
――少女は一人と一頭に連れられて、森の中を歩き始めた。
80 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:59:48.00 ID:aPynahURo
今回はここまで
また次回
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 06:34:33.10 ID:Je5qxAKso
おつおつ
82 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 09:47:18.48 ID:A1O6EE8Wo
10:10くらいからやってきます
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:18:28.51 ID:69EwHKj6O
たのしみ
84 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:20:36.80 ID:A1O6EE8Wo
再開します
85 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:23:36.53 ID:A1O6EE8Wo
――前回のあらすじ
――石動索那はなぜか見知らぬ土地にいた
――いつの間にか魔法を使えるようになっていた
――休憩中に現れた男と狼の提案に従い、移動し始めた…
86 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:27:08.96 ID:A1O6EE8Wo
???「ところでお前、名前は?」
索那「石動索那です」
???「イスルギ、変わった名前だな」
???「ああ、名乗っていなかったが俺達は…」
安価下2 男の名前
安価下3 狼の名前
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:29:49.88 ID:Hy4+fEQ70
↓
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:29:50.06 ID:69EwHKj6O
タウ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:30:05.21 ID:au4y2ulXO
キヌア
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:30:14.33 ID:MCQWCtu+O
レン
91 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:46:08.16 ID:A1O6EE8Wo
――男はタウと名乗った。
――相棒である狼のキヌアと共に、ここから少し離れた村に属する森番をしているのだと
索那「森番って、えっと、たしか獣を狩ったりする……狩人さんみたいな?」
タウ「それに近いこともするが、それだけではない、こうして森の異変が無いか定期的な見回りや……」
――村へ着くまで些細な行動が行えます
――二回行動した時点で村に到着します
現在地:目を覚ました森-村への道中 現在行動回数:0
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲の観察(何かが見つかるかもしれない)
× 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
2 会話(安価で会話内容を指定)
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:56:22.12 ID:69EwHKj6O
1
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:57:00.74 ID:Akiylfh7O
2どんな村か情報をそれとなく聞き出す
94 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:12:27.82 ID:A1O6EE8Wo
索那「あ、そういえば」
タウ「ん?」
索那「この森……っていうかその村ってどこの村ですか?」
タウ「どこって、何領の何地域ってことか?」
索那「えっとまぁはい(領…?)」
タウ「そんなのも知らずよく生きていたな…世捨て人か?」
索那「いや…?」
95 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:17:57.86 ID:A1O6EE8Wo
タウ「……まぁ答えるのは構わんが」
タウ「今から向かうイナッカ村は『安価下2』領内の『安価下3』地域にある」
索那「はぁ……」
タウ「ああ、そしてついでに言うと『安価下2』領は『安価下4』の支配する領土に属している、こんなところか?」
安価下2 向かう村が属する領主支配域の名称
安価下3 向かう村が属する地域の名称
安価下4 向かう村が属する国の名称
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:20:47.14 ID:69EwHKj6O
メガロ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:22:20.34 ID:i1YPW0B9O
ズモイ
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:23:21.12 ID:f73mK07yO
ヒノボリ
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:23:51.58 ID:Hy4+fEQ70
シスカ
100 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:39:36.98 ID:A1O6EE8Wo
>>97
>>98
>>99
索那「……(まっったく聞いた事が無いよ)」
索那「(そもそも、さっき領主がどうとかポロっと言ってたよね)」
索那「(今のご時世そんなのがある国が……? となると……いや……)」
索那「あの、じゃあイナッカ村っていうのはどんなところなんでしょうか」
タウ「どんなって、普通の村だが……」
タウ「まぁ、最近できた中央の連中の支部とかいうのがあるが、イナッカのに限った話でもないようだし」
索那「中央?」
タウ「なんでも魔物と戦う専門家やら、職能を持った奴らが集まって……」
タウ「村長らが決めた事とはいえ、余所者が急に増えて騒がしくなっているのがな」
タウ「森を預かる身としては、余計な事をしてもらいたくはないというのに……あいつらときたら」
101 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:43:12.54 ID:A1O6EE8Wo
索那「……(ここにいない誰かにブツブツ文句を言ってる)」
索那「(嫌な事思い出させたのかな?)」
現在地:シスカ国 ズモイ領 ヒノボリ地区 目を覚ました森-イナッカ村への道中 現在行動回数:1
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲の観察(何かが見つかるかもしれない)
× 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
2 会話(安価で会話内容を指定)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:46:27.50 ID:69EwHKj6O
1
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:50:20.63 ID:dtaAZxfYO
1
104 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:58:04.14 ID:A1O6EE8Wo
――暫く歩いていると、何となく周りに目が行く
――最初はあまり注意深く観察できなかったが、場所を移動したことで景色の様子も少し変わってきている
索那「(ちょっとずつ木の数が減ってきたかもしれない)」
索那「(村に近付いたから?)」
索那「(人が居ると安心感が違う…狼もいるけど)」
コンマ下1 下二桁
コンマ下2 下二桁
どちらかが71以上で何か見つかる
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 12:10:34.83 ID:OdU/g6vHO
ほい
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 12:10:53.04 ID:ZI1zRa20O
あ
107 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 12:28:48.76 ID:A1O6EE8Wo
お昼なので少し休憩します
108 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 15:49:57.87 ID:A1O6EE8Wo
再開ー
>>105
83 一つ当たり
>>106
04
索那「…あれはなんですか?」
――指を指した先には、周囲の木と異なる様子の樹木があった
――奇妙なのは、幹や葉の色が全体的に黒っぽくなっていることか
タウ「あれは魔樹だな……見たことがないのか?」
索那「……」
タウ「大気や地面の魔力の濃さによって、色合いが変化する植物だ」
タウ「今は負魔の期だから黒く染まっている……いや、期(シーズン)についても知らんのだったか」
索那「すみません…」
タウ「まぁいい、時間を急いでいるわけでもない……とにかく、あの木は魔力を吸って色が変わる木なのだと覚えておけばいい」
索那「(魔力を吸う木……そもそも『魔力』って何?)」
索那「魔力って、タウさんも使えるんですか?」
タウ「? いや、私は魔法使いではない」
109 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 15:58:44.24 ID:A1O6EE8Wo
タウ「適正も低いし、いくら適性があろうとこんな辺鄙な場所では、活かすのも難しい」
索那「?」
タウ「おっと、村が見えてきたぞ」
――タウの言葉の通り、小さいが建物らしきものが見えているのがわかる
――ようやく人里へ行けると安堵した索那は、もう少しと自分を励ましながら足を進めた
110 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:15:53.05 ID:A1O6EE8Wo
――イナッカ村の中は長閑な農村、という雰囲気だった
――何かの作物を育てている畑と木造と石造りの家屋
――その様子に、湧き上がっていた違和感が形を成し始めるのを索那は感じていた
タウ「俺は少し用事がある、ここで待て」
索那「あっはい」
索那「行っちゃった…」
索那「(それにしても……やっぱり、なんか)」
索那「(この村……それにさっき言ってた話……)」
索那「(あり得ない事だけど……まさか)」
111 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:22:40.48 ID:A1O6EE8Wo
索那「(知らない場所、なんてレベルじゃなくて)」
索那「(もう、私の知ってる『世界』」なんか、ここには……ないんじゃないの?)」
――索那は内心、そんな馬鹿な、と思った
――だけど同時に心のどこかで、そうだよ、と思った
索那「(そうだとしたら……なんてこと)」
――納得がいったからといって何ができるわけでもない
――暫くタウが来るまで考えてみたが、『だったらどうするか』の答えを出すことはできなかった……
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 16:26:06.81 ID:69EwHKj6O
なるほどいい感じ
113 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:36:15.23 ID:A1O6EE8Wo
索那「……組合支部?」
タウ「ああ、村長に軽く相談してみたら、そっちを紹介された」
――戻ってきたタウは幾つかの情報を伝えた
――まず、確認してみたところ村の記録には一切索那の名は無かった
――そして、発見した経緯や会話内容から、一旦放浪者として扱うことにすると
タウ「放浪者ってのは……まぁ要するに特定の住処を持たない奴ってことなんだが」
タウ「お前見た感じ何も知らないみたいだったし、まぁ密猟者ってわけでもないだろうと判断した」
索那「……放浪者」
114 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:44:28.93 ID:A1O6EE8Wo
索那「それって、村から追い出されるとかじゃなく…? 組合っていうのは一体何なんです?」
タウ「前に少し話したが、国の中央に本部があるでかい組織……らしい」
――索那は少し考えてみたが、イメージできたのは曖昧な、ビルの中にスーツを着た人達が集まって会議しているようなものしかできなかった
――タウは更に話し始めた
タウ「確かに、何もしなければ怪しいやつを……怪しいやつを村に置いたままにはしておけない」
タウ「だから試しを行う」
索那「それが『組合』ですか?」
タウ「まぁ……そういうことだな、うん」
115 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:52:15.58 ID:A1O6EE8Wo
――曖昧に頷くタウに、索那は問いかけた
索那「具体的にどうすれば?」
タウ「さっき言った組合の支部が、村の土地の中にあるだからそこに所属して……」
タウ「そこで仕事を行い、実績を積んでもらう事になるんだと」
索那「なる……ほど?」
索那「(よく分かってないけど、多分これは……断れない気がする……)」
116 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:02:09.66 ID:A1O6EE8Wo
タウ「ま、詳しい事は……支部の奴らに聞いてくれ、俺は所属してないんで実はよく知らないんだ」
索那「なるほど……けど、いいんでしょうか」
タウ「何がだ?」
索那「私、その組合のこと殆ど知らないのに、受け入れてもらえるのかなって…」
タウ「そこまでは分からんが、村長の受け売りで言うなら『何とかなるだろう』、って話だったな」
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