【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話

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280 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 20:59:35.30 ID:mJlgxfbIo
30分後くらいからやりますよ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 21:10:49.19 ID:aDxpDl+X0
りょ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 21:11:32.98 ID:H1tb/oPEo
うい
283 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 21:33:25.07 ID:mJlgxfbIo


〜前回のあらすじ〜


――村長とたくさん話をした

――村長は何かを隠しているようだ?

――組合にはギルドという呼び名もあることを知った
284 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 21:53:28.14 ID:mJlgxfbIo

索那「(もう日も沈んできた)」

索那「(……ここまできて考えるのもヘンだけど、やっぱり私はここで生きていくしかないのかな)」

索那「(気が付いたら元の世界に戻ってる、なんてことはないみたいだ…)」



――暫く歩いて、組合支部へ到着した

――何故か緊張しつつ索那は建物の中へ入った





リリシア「戻りましたカ」

リリシア「それでハ評定(リザルトチェック)を行いますネ」


索那「リザルト…?」 

――索那は首を傾げる


リリシア「言ってマせんでしたか? 依頼を終えたら毎回その結果を判定し、良し悪しを記録するのデスよ」

索那「……そういうものでしたか」

リリシア「ほら、分かったのならサッサとこの水晶玉に手をおきなサイ」


――促されるままに、索那は手を置いた
 
285 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 22:03:09.14 ID:mJlgxfbIo

++++++++++++
依頼達成後は評価が下から順に

悪(バッド)
不(ノット)
普(ノーマル)
良(グッド)
優(グレイト)
秀(エクセレント)

で判定されます。
通常はよい判定になるほど良いことがあります。
依頼の種類や難易度によっては評価の振れ幅が減ります。

今回は超簡単な依頼のためノーマル以上グッド以下になります。
+++++++++++

コンマ下1 下二桁 村人と交流を深めたので判定が甘くなります

10以下 ノーマル 何もなし
11以上 グッド コンマ一桁目の数×1クレズの報酬増加
ゾロ目だった場合は何か良いこと
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 22:04:31.70 ID:Wf+CIxW/O
ほい
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 22:04:39.53 ID:FF9S22YKO
ふむ
288 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 22:15:56.48 ID:mJlgxfbIo

ピピピ

リリシア「判定は『グッド』! まぁまぁですネ」

索那「おお」



索那「……えっと、何か変わるんでしょうか?」

リリシア「今回は特二無いみたい…ほら、報酬デースよ」

索那「わぁ〜……っと、これが5クレズ…」


――布製に見える小袋の中に硬い感触があり、取り出せばキラキラとしたコインらしきものがあった

++++++++++
索那は『5クレズ』を得た!
++++++++++



索那「(あれ? そういえば……すっかり忘れてた)」

索那「あの、リリシアさん、今いいですか?」

リリシア「ハイ?」

索那「私今日何も食べてなくて……」

リリシア「おや、でしたラ食堂で食べていきなサイ、まだ開いてるハズですよ」

索那「なるほどー…リリシアさんはもう?」

リリシア「今朝食べまシタ」

索那「そうでしたか(…ん?)」
289 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 22:22:37.36 ID:mJlgxfbIo


リリシア「何してるんデス? 早く行かなイと本当に遅れますヨ」

索那「あ、はい…」



――索那はリリシアに教えられた場所へ急かされて足を運んだ


索那「(……今朝?)」

索那「(夜は食べないワケじゃないよね)」

索那「(……考え過ぎかな?)」





索那「ここが食堂――あ、誰かいる?」

索那「(ここって私とリリシアさん以外に人がいたんだ?)」




安価下2から4 食堂に居た人影の特徴
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 22:26:43.05 ID:OpIzJOU7O
犬人
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 22:26:54.79 ID:LG8MBcHMO
索那と同年代に見えるいかにもな魔女っ子
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 22:27:10.93 ID:aDxpDl+X0
育ちの良さと生意気そうな雰囲気を感じる若い女性
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 22:28:16.06 ID:2mrDyppoO
獣耳給仕
294 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 22:48:49.36 ID:mJlgxfbIo

索那「(大きめのテーブルとか置いてあるし、この匂い…多分ここが食堂だろうけど)」

索那「(あの人……耳がなんか、変?)」


――椅子に座ったまま眠たげにしている人物

――うつらうつらと、今にも頭に被った帽子が落ちそうだが、それよりも目を引き寄せられたのは顔の横


――正確には本来耳がある部位だが、明らかに人間のそれよりもふさふさとした体毛に覆われている、そしてやや長い
295 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 22:55:25.47 ID:mJlgxfbIo


?「んぅ……この音…?」

索那「(あ、起きた)」



?「あんただれ? 不審者?」

索那「違います」

?「ん〜〜? ……あ、なんか見覚えある、あーーー……思い出した、新人だっけ」

?「支部ちょーから話は聞いてたから知ってる」

索那「(今忘れてたよね?)」



?「何か文句あんの?」 ジー

索那「いえなにも」

――疑わし気に見つめる視線を索那は見なかった事にした
296 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 23:05:17.91 ID:mJlgxfbIo

?「ははん、夜遅いんで急いで夕食食べに来たってわけね」

索那「ダメですか」

?「そうは言ってねーでしょ、結論急ぎ過ぎは嫌われるよ?」


?「で、今あんた金いくらあんの?」

索那「5クレズ…」

?「湿気てんなー」


――索那の手から5クレズ受け取ると、女性らしき人物は厨房らしき場所の暖簾をくぐって奥へ行った

++++++++++++++++
安価下2 犬耳給仕の人物の名前は?
++++++++++++++++
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 23:08:59.35 ID:aDxpDl+X0
コリー
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 23:13:04.40 ID:FF9S22YKO
アニス
299 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 23:24:11.96 ID:mJlgxfbIo


索那「(依頼の報酬が無くなった……)」

索那「(……それはそれとして、ちょっと考えた方がいいのかな)」

索那「(もしこの考えが正しいなら…でもまだ確証はないし…)」



――そうこうしていると、また現れた少女がお盆に湯気のあるものを持ってやってきた

?「おまちどー…ここの一番やっすい食事だよー」

索那「こ、これが…?」


++++++++++++++++
パンのような緑色の何か

湯気の立ったスープらしきもの、香ばしい匂い

ブロック状の……白い四角形? のようなもの
++++++++++++++++


索那「これ一番安いんですか?」

?「そーだけど? …早く食わないと冷めるよ?」


索那「はーい…いただきます」


索那「(……うまっ)」

索那「(安いっていう割にはかなり美味しー)」

索那「(パンはパンだしスープとこの四角形のが合う……なにこの四角形、ゼリー?)」

索那「(それに、もうお腹いっぱいになりそう…!?)」
300 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 23:38:39.23 ID:mJlgxfbIo


索那「もう、満腹…ごちそうさまで」

?「皿持ってくよー」



――ひょいとお盆を持っていかれたのを見て、動きの速さに少し驚く

――暫くして部屋を閉めると言われ、少女と共に食堂を出た



索那「おいしかったです…あの、あなたのお名前は?」

「アニスだよ、そっちはイスルギだっけか、放浪者にしては意外とダメな奴ではないみたいだね」


アニス「ま、金稼げたら来なさいな、ウチは早めの夜までやってるし」



――二人は少し会話してから別れると、再び索那一人になる

――教えられていた部屋に着くと、固めのベッドに腰掛けてふと天井に視線をやった



索那「(明日は何をするかな……今回のはすごく初心者向けの依頼だって話だけど)」


索那「(……考えるのは明日にしよう)」

索那「(なんか今はあんまり考えたくないや…)」


++++++++++++++++
一日を終了します……

所持金とステータスは変化ありません
イナッカ組合支部の一員になりました
++++++++++++++++
301 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/06/22(日) 23:40:05.16 ID:mJlgxfbIo
今日はここまで

おつでした
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 23:44:27.99 ID:aDxpDl+X0
乙 >>291とか>>292がどっかで生かされてくれたら良いんだけどまぁ無いよなぁ…
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/23(月) 00:32:52.39 ID:74ONjw5Ao
おっつおつ
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