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【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話
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39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:32:53.51 ID:SmNamQ8go
あ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:34:13.41 ID:TjEtMelV0
はい
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:40:15.35 ID:nQ7lB4TUO
ん
42 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:55:09.75 ID:BOlw75NVo
>>40
41
索那「これは?」 カサ
――少し冷静になって周りを見回した時、あるものの存在に気が付いた
――それは自然の中に発生するには似合わない人工物
索那「……魔力? なにこれぇ……うう」
索那「こっちのは……誰? 知らない…」
――拾った手帳型のメモらしきものに目を通して頭痛を覚えた索那は、一先ずもう一枚にも目を通す
――誰か? の描かれた写真かと思ったが、よくよく見れば写真ではない
43 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:02:52.96 ID:BOlw75NVo
――覚えのない人物の顔、であることは分かる
――無理やりに疑問点を挙げると、その人物がびっくりするほど整った顔立ちをしていることくらいだろうか
――また暫く思考の中に沈んでいたが、今すぐ答えは出ないと感じた少女は写真を服のポケットにしまった
「(どうしよう……何だか変なことになっちゃった)」
「(どうやってここに来たのか分からないのもそうだけど……)」
「(ここから何処に向かえばいいのかさっぱり)」
「とりあえず……」
44 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:15:58.00 ID:BOlw75NVo
――では、行動を選択していきます
――最初に少女の現在分かっているステータスを開示します
現在地:目を覚ました森(仮)
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
45 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:20:23.31 ID:BOlw75NVo
――現在行える行動は少ないですが、チュートリアルと思って下さい
――三度行動したところで状況が変化するイベントが発生します
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
3 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:21:06.11 ID:SmNamQ8go
1
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:21:56.97 ID:nQ7lB4TUO
1
48 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:35:07.98 ID:BOlw75NVo
>>47
索那「それにしても、ここはどこなんだろう…」
――何度も自問自答するも、答えは分からない
――遠目に建物が見えないとなると、すぐ近くに街は無いようだ
――そもそも、先ほど見つけた紙類以外に人工物を見つけられていないのだが
索那「(せめてここがどこか……手掛かりがあれば……)」
コンマ下1 下二桁
コンマ下2 下二桁
どちらかが71以上で何か見つかる
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:35:18.13 ID:GnG0+j28o
あ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:36:02.30 ID:h7SOtyVOO
なんか出るかな?
51 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:42:54.53 ID:BOlw75NVo
索那「……何も無いね」
――特に何も見つからなかった……
――時折動物の鳴き声のようなものが遠くから微かに響いてくるが、他に動物の姿も見えなかった
索那「(でも、だったらあの落ちてたのは何なの?)」
52 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:48:01.92 ID:BOlw75NVo
「(よく考えたら、あんな場所に落ちてたら……汚れたり雨でグシャグシャになったりするんじゃ……)」
「(つまり? えっと……)」
「(誰かが少し前にこの辺りを通って、ここに落とした、ってこと?)」
「(なら、近くに人がいるかもしれない?)」
コンマ下1 下二桁が10以下で疲労状態に
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:49:20.12 ID:LB2uoGZLo
あ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:49:45.52 ID:z6WIE1ASO
あ
55 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:52:43.73 ID:BOlw75NVo
――疲労しませんでした(次の行動による疲労確率上昇)
――特定の行動を取ることで疲労しやすくなったりします
現在地:目を覚ました森(仮) 現在行動回数:1
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
3 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:52:59.90 ID:LB2uoGZLo
3
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:54:26.45 ID:O352YF2f0
3
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:55:03.85 ID:z6WIE1ASO
3
59 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:14:07.20 ID:BOlw75NVo
索那「そういえばこの手帳みたいなの……」
索那「(……魔力とか、魔法とか、書いてあるけど……?)」
――パラパラとめくって読み進めてみる
――どうやら書かれている文字は日本語であるため読むのに支障はない
――しかし、読み進める内にふと違和感に気づく
索那「(なんか凄く……)…眠くなる」
――文字を目で追う程に眠気が酷くなっていく気がする
――分厚い本を読んでいるかのような
索那「そんなに大したこと書いてないのに……」
索那「えっと、あなたの力は……魔力……土属性……」
索那「まさかね…………」
索那「……こう?」
コンマ下2 下二桁
00~20 魔力量、属性と、魔力の動かし方が分かった!
21~60 ↑土を飛ばす魔法 習得
61~90 ↑土を固める魔法 習得
91~100 ↑何か良い魔法 習得
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:15:22.60 ID:rIwufzl7o
あ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:16:09.87 ID:z6WIE1ASO
ほい
62 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:32:00.29 ID:BOlw75NVo
――索那は自分の身体の中によく分からない力を感じた
――よく分からないのに、なぜか分かる、目の前の「手帳を読んだ記憶」が想起されていく
索那「《土を飛ばす魔法》――わっ」
――視線を物に合わせず何気なく呟いた言葉によって、疑問を感じるより早く
パシュッ
パァン
索那「えぇ……(び、びっくりした)」
――掌から高速回転する橙色の光る円が現れたかと思えば、小さな物体を射出した
63 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:40:14.71 ID:BOlw75NVo
索那「……これは?」
索那「(木に当たって止まった……多分、これ、土?)」
索那「あ、……《土を固める魔法》」
パキッ
索那「できちゃったよう…」
――また橙色の光る円が現れたかと思えば
――今度は持っていた土(?)が硬くなる現象が起こっているようだ
パラッ
索那「なんなの……おかしいでしょ……どうなってる、のこれ……」
――どっと疲れた感覚を抱えて、索那はへたり込んだ
コンマ下1 下二桁が20以下で疲労状態に
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:40:42.47 ID:SmNamQ8go
あ
65 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:44:25.21 ID:BOlw75NVo
――疲労しませんでした(次の行動による疲労確率上昇)
索那「ん……? なんか、手帳の文字がぼやける…」
現在地:目を覚ました森(仮) 現在行動回数:2
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:45:04.78 ID:R9jZ6MIuo
2
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:49:26.41 ID:qdiCN2+uo
2
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:49:34.92 ID:O352YF2f0
2
69 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:55:08.42 ID:BOlw75NVo
索那「はぁ……(そろそろ休もう)」
索那「(でも、本当にどうしよう何も見つからないし……変な力は使えるようになったけど)」
索那「(日が暮れたら……こんな森の中で眠るのも危険…どうする?)」
???「……」
70 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:56:01.52 ID:BOlw75NVo
――疲労確率がリセットされました
――三回目の行動が終了したためイベントが発生します
71 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:02:39.11 ID:A1O6EE8Wo
索那「(どうしよ……どうしよ)」
?「そこのお前」
索那「!!!」
――声の方へ顔を向ける
――その声を掛けてきたのは……
安価下2〜4 声を掛けた存在の特徴 あんまり捌けないものは申し訳ないが弾きます
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:04:04.12 ID:TbHbkrMMo
下
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:06:58.00 ID:hheHWEy30
茶髪短髪。背が高く筋肉質の男性。
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:15:02.71 ID:Hy4+fEQ70
狼を連れている
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:19:11.44 ID:FazDxQwAO
表情からは分かりづらいが、よく見ると索那を心配し気遣っている様子が見受けられる
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:23:31.43 ID:O/yV3pHRO
2本の剣を装備している。
77 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:33:55.29 ID:A1O6EE8Wo
?「そんなところで何してる? 大丈夫か?」
?「わふ」
索那「あの……」
――そこにいたのは、一頭の大柄な犬、いや狼らしき生物を連れている男
――不審がりながらもどこか心配そうな雰囲気を見せている
――狼はこちらを真っすぐ見つめている
索那「……なんていうか……その」
???「……? よくわからないが、もしかしてあー、新人か?」
索那「それ、は……なんの話でしょうか?」
???「違うのか……ううむ」
78 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:56:29.74 ID:aPynahURo
???「……とりあえずそこにいつまでもいるのは勧めない」
???「今は負魔の期とはいえ……見たところ碌な装備もないじゃないか、危ないぞ?」
索那「フマ…? 装備って?」
???「……なに……いや、んん……?」
――男は少し思案する様子を見せた後、顔を上げて言う
???「……要するに、ここを離れたほうがいいということだ」
索那「そうなんですか」
???「そういうことだから、とりあえず俺には……本当によく分からんのだが」
???「だから、ついてきてくれないか? お前もここじゃ落ち着いて話がしづらいだろう?」
索那「それは……たしかに」
79 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:59:19.47 ID:aPynahURo
索那「(少なくとも、今の私には他にアテはないし…)」
索那「(他に手はないし、仕方ないよね)」
索那「それなら、ぜひ、お願いしまーす…」
――少女は一人と一頭に連れられて、森の中を歩き始めた。
80 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:59:48.00 ID:aPynahURo
今回はここまで
また次回
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 06:34:33.10 ID:Je5qxAKso
おつおつ
82 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 09:47:18.48 ID:A1O6EE8Wo
10:10くらいからやってきます
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:18:28.51 ID:69EwHKj6O
たのしみ
84 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:20:36.80 ID:A1O6EE8Wo
再開します
85 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:23:36.53 ID:A1O6EE8Wo
――前回のあらすじ
――石動索那はなぜか見知らぬ土地にいた
――いつの間にか魔法を使えるようになっていた
――休憩中に現れた男と狼の提案に従い、移動し始めた…
86 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:27:08.96 ID:A1O6EE8Wo
???「ところでお前、名前は?」
索那「石動索那です」
???「イスルギ、変わった名前だな」
???「ああ、名乗っていなかったが俺達は…」
安価下2 男の名前
安価下3 狼の名前
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:29:49.88 ID:Hy4+fEQ70
↓
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:29:50.06 ID:69EwHKj6O
タウ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:30:05.21 ID:au4y2ulXO
キヌア
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:30:14.33 ID:MCQWCtu+O
レン
91 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:46:08.16 ID:A1O6EE8Wo
――男はタウと名乗った。
――相棒である狼のキヌアと共に、ここから少し離れた村に属する森番をしているのだと
索那「森番って、えっと、たしか獣を狩ったりする……狩人さんみたいな?」
タウ「それに近いこともするが、それだけではない、こうして森の異変が無いか定期的な見回りや……」
――村へ着くまで些細な行動が行えます
――二回行動した時点で村に到着します
現在地:目を覚ました森-村への道中 現在行動回数:0
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲の観察(何かが見つかるかもしれない)
× 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
2 会話(安価で会話内容を指定)
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:56:22.12 ID:69EwHKj6O
1
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:57:00.74 ID:Akiylfh7O
2どんな村か情報をそれとなく聞き出す
94 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:12:27.82 ID:A1O6EE8Wo
索那「あ、そういえば」
タウ「ん?」
索那「この森……っていうかその村ってどこの村ですか?」
タウ「どこって、何領の何地域ってことか?」
索那「えっとまぁはい(領…?)」
タウ「そんなのも知らずよく生きていたな…世捨て人か?」
索那「いや…?」
95 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:17:57.86 ID:A1O6EE8Wo
タウ「……まぁ答えるのは構わんが」
タウ「今から向かうイナッカ村は『安価下2』領内の『安価下3』地域にある」
索那「はぁ……」
タウ「ああ、そしてついでに言うと『安価下2』領は『安価下4』の支配する領土に属している、こんなところか?」
安価下2 向かう村が属する領主支配域の名称
安価下3 向かう村が属する地域の名称
安価下4 向かう村が属する国の名称
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:20:47.14 ID:69EwHKj6O
メガロ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:22:20.34 ID:i1YPW0B9O
ズモイ
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:23:21.12 ID:f73mK07yO
ヒノボリ
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:23:51.58 ID:Hy4+fEQ70
シスカ
100 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:39:36.98 ID:A1O6EE8Wo
>>97
>>98
>>99
索那「……(まっったく聞いた事が無いよ)」
索那「(そもそも、さっき領主がどうとかポロっと言ってたよね)」
索那「(今のご時世そんなのがある国が……? となると……いや……)」
索那「あの、じゃあイナッカ村っていうのはどんなところなんでしょうか」
タウ「どんなって、普通の村だが……」
タウ「まぁ、最近できた中央の連中の支部とかいうのがあるが、イナッカのに限った話でもないようだし」
索那「中央?」
タウ「なんでも魔物と戦う専門家やら、職能を持った奴らが集まって……」
タウ「村長らが決めた事とはいえ、余所者が急に増えて騒がしくなっているのがな」
タウ「森を預かる身としては、余計な事をしてもらいたくはないというのに……あいつらときたら」
101 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:43:12.54 ID:A1O6EE8Wo
索那「……(ここにいない誰かにブツブツ文句を言ってる)」
索那「(嫌な事思い出させたのかな?)」
現在地:シスカ国 ズモイ領 ヒノボリ地区 目を覚ました森-イナッカ村への道中 現在行動回数:1
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲の観察(何かが見つかるかもしれない)
× 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
2 会話(安価で会話内容を指定)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:46:27.50 ID:69EwHKj6O
1
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:50:20.63 ID:dtaAZxfYO
1
104 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:58:04.14 ID:A1O6EE8Wo
――暫く歩いていると、何となく周りに目が行く
――最初はあまり注意深く観察できなかったが、場所を移動したことで景色の様子も少し変わってきている
索那「(ちょっとずつ木の数が減ってきたかもしれない)」
索那「(村に近付いたから?)」
索那「(人が居ると安心感が違う…狼もいるけど)」
コンマ下1 下二桁
コンマ下2 下二桁
どちらかが71以上で何か見つかる
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 12:10:34.83 ID:OdU/g6vHO
ほい
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 12:10:53.04 ID:ZI1zRa20O
あ
107 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 12:28:48.76 ID:A1O6EE8Wo
お昼なので少し休憩します
108 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 15:49:57.87 ID:A1O6EE8Wo
再開ー
>>105
83 一つ当たり
>>106
04
索那「…あれはなんですか?」
――指を指した先には、周囲の木と異なる様子の樹木があった
――奇妙なのは、幹や葉の色が全体的に黒っぽくなっていることか
タウ「あれは魔樹だな……見たことがないのか?」
索那「……」
タウ「大気や地面の魔力の濃さによって、色合いが変化する植物だ」
タウ「今は負魔の期だから黒く染まっている……いや、期(シーズン)についても知らんのだったか」
索那「すみません…」
タウ「まぁいい、時間を急いでいるわけでもない……とにかく、あの木は魔力を吸って色が変わる木なのだと覚えておけばいい」
索那「(魔力を吸う木……そもそも『魔力』って何?)」
索那「魔力って、タウさんも使えるんですか?」
タウ「? いや、私は魔法使いではない」
109 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 15:58:44.24 ID:A1O6EE8Wo
タウ「適正も低いし、いくら適性があろうとこんな辺鄙な場所では、活かすのも難しい」
索那「?」
タウ「おっと、村が見えてきたぞ」
――タウの言葉の通り、小さいが建物らしきものが見えているのがわかる
――ようやく人里へ行けると安堵した索那は、もう少しと自分を励ましながら足を進めた
110 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:15:53.05 ID:A1O6EE8Wo
――イナッカ村の中は長閑な農村、という雰囲気だった
――何かの作物を育てている畑と木造と石造りの家屋
――その様子に、湧き上がっていた違和感が形を成し始めるのを索那は感じていた
タウ「俺は少し用事がある、ここで待て」
索那「あっはい」
索那「行っちゃった…」
索那「(それにしても……やっぱり、なんか)」
索那「(この村……それにさっき言ってた話……)」
索那「(あり得ない事だけど……まさか)」
111 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:22:40.48 ID:A1O6EE8Wo
索那「(知らない場所、なんてレベルじゃなくて)」
索那「(もう、私の知ってる『世界』」なんか、ここには……ないんじゃないの?)」
――索那は内心、そんな馬鹿な、と思った
――だけど同時に心のどこかで、そうだよ、と思った
索那「(そうだとしたら……なんてこと)」
――納得がいったからといって何ができるわけでもない
――暫くタウが来るまで考えてみたが、『だったらどうするか』の答えを出すことはできなかった……
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 16:26:06.81 ID:69EwHKj6O
なるほどいい感じ
113 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:36:15.23 ID:A1O6EE8Wo
索那「……組合支部?」
タウ「ああ、村長に軽く相談してみたら、そっちを紹介された」
――戻ってきたタウは幾つかの情報を伝えた
――まず、確認してみたところ村の記録には一切索那の名は無かった
――そして、発見した経緯や会話内容から、一旦放浪者として扱うことにすると
タウ「放浪者ってのは……まぁ要するに特定の住処を持たない奴ってことなんだが」
タウ「お前見た感じ何も知らないみたいだったし、まぁ密猟者ってわけでもないだろうと判断した」
索那「……放浪者」
114 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:44:28.93 ID:A1O6EE8Wo
索那「それって、村から追い出されるとかじゃなく…? 組合っていうのは一体何なんです?」
タウ「前に少し話したが、国の中央に本部があるでかい組織……らしい」
――索那は少し考えてみたが、イメージできたのは曖昧な、ビルの中にスーツを着た人達が集まって会議しているようなものしかできなかった
――タウは更に話し始めた
タウ「確かに、何もしなければ怪しいやつを……怪しいやつを村に置いたままにはしておけない」
タウ「だから試しを行う」
索那「それが『組合』ですか?」
タウ「まぁ……そういうことだな、うん」
115 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:52:15.58 ID:A1O6EE8Wo
――曖昧に頷くタウに、索那は問いかけた
索那「具体的にどうすれば?」
タウ「さっき言った組合の支部が、村の土地の中にあるだからそこに所属して……」
タウ「そこで仕事を行い、実績を積んでもらう事になるんだと」
索那「なる……ほど?」
索那「(よく分かってないけど、多分これは……断れない気がする……)」
116 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:02:09.66 ID:A1O6EE8Wo
タウ「ま、詳しい事は……支部の奴らに聞いてくれ、俺は所属してないんで実はよく知らないんだ」
索那「なるほど……けど、いいんでしょうか」
タウ「何がだ?」
索那「私、その組合のこと殆ど知らないのに、受け入れてもらえるのかなって…」
タウ「そこまでは分からんが、村長の受け売りで言うなら『何とかなるだろう』、って話だったな」
117 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:06:05.87 ID:A1O6EE8Wo
――索那が部屋を出ようとすると、タウが呼び止めて何かを手渡してきた
タウ「そうそう、忘れてたこれ持ってけ」ヒュッ
パシッ
索那「っと、っと、何ですかこれ?」
――木製の、持ち手のついた棒のようなものを投げ渡されたようだ
――また棒の表面には巻き付けられた獣の革のようなものがある
118 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:12:16.15 ID:A1O6EE8Wo
タウ「ヒイノキの棒だ、組合に所属する奴らに記念で渡すものらしい……」
タウ「会う時についでに渡しとけって言われててな」
索那「は、はぁ……(ヒイノキ? 檜?)」
タウ「用事はこれで全部だ、呼び止めて悪かったな」
索那「……ありがとうございました」
119 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:16:29.82 ID:A1O6EE8Wo
――次の日
索那「眠い……」
索那「(とりあえず場所は教わったし、昨日は野宿じゃなくて使ってない部屋を使わせてもらえて良かったけど)」
索那「(正直不安しかない)」
索那「(組合ってどんなところ? 仕事って何をするんだろう)」
――悶々と考えている間に、索那は教えられた建物へとたどり着いてしまった
120 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:23:45.01 ID:A1O6EE8Wo
索那「(なんか随分しっかりした建物……他の家よりお金掛かってそう?)」
索那「(気後れしそう……だけど)」
索那「…………よし」
――意を決して扉を開けた
索那「(薄暗……明かりがないのかな)」
索那「すみません、誰かいませんか?」
――返事は無い
索那「すみませぇえええん、誰かいませんかぁあああ?」
――返事は無い
索那「あのおおーすみません、誰かいま――」
???「――」
安価下2〜4 現れる人の特徴
ここで一旦休憩します お疲れさまでしたー
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:25:39.23 ID:69EwHKj6O
おつでしたー
今日はやらないのかな?
いい感じだ
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:26:05.72 ID:7N/MpEX8O
背丈くらいある大きい本を背中に背負ってる少女
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:29:57.19 ID:erk5FV8sO
猫背気味ながら背筋を伸ばすと索那より背丈が高い女の子
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:31:34.92 ID:GxAgGaYiO
絵に描いたようなぐるぐる眼鏡をかけているものの外すと美人系な学者
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:31:42.84 ID:dBip57zxO
金髪で長い髪、両耳は尖っている
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:34:16.20 ID:7Fl88WnuO
うさ耳獣人
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 20:08:48.43 ID:cz6tIKnyO
タウは仕事あるから組合に入ってなくても村にいることができるのか
割と凄腕っぽいし交流深めたら生業わかるのかな?
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 22:16:47.96 ID:9qG4zGNEO
今日はなしかこれからも楽しみ
129 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 00:59:45.29 ID:+qWmCwIBo
遅れたんで再開します
130 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:07:26.56 ID:+qWmCwIBo
ゴゴゴゴゴ
???「うるっさいデースね」
索那「あ――い、た?」
???「居たら悪いデスかぁ〜? あー肩が重い」
索那「(こ、この人……ヤバい)」
――索那は戦慄していた
――唐突な出現による動揺もさることながら、その圧倒的な威圧感、重厚な響き
――そう、あまりの「巨大さ」によって索那は恐れを抱いていた
131 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:14:43.53 ID:+qWmCwIBo
ゴゴ……ゴゴゴ……ゴゴ
???「どこチラチラ見てんデス? 見世物じゃナイデース」
索那「いやその(そんな事言われたって……)」
索那「(……何なのアレ、引きずって音が……ゴリゴリいってるよ?)」
――索那の凝視する先にあるのは、現れた少女の背にあるもの
――いかにも重そうな音を出して、ミシミシと軋むような音を鳴らして巨大な何かを担いでいる
――あたかも罪人が巨大な石板を背負わされているかのような、圧倒的存在感
132 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:24:06.01 ID:+qWmCwIBo
???「ふぅ……」 ゴッ
ゴトッ
索那「(あ、降ろすんだ…)」
――巨大な立方体のような何かを地面に横倒しにして、少女は正座のような膝立ちのような姿勢で向き直った
???「……それで? 何をしに来た人デスかあなたは」
索那「えっと……ここで仕事を受ける事になったんですが」
???「ハァン? 何の話……ああー……あ? ああ、ひょっとして」
???「あなたが『何とかカントカ』の……『イスルギ』?」
索那「石動索那です」
――少女は得心がいったような顔で、膝立ちのまま見上げてきた
――索那は度の強そうな丸眼鏡越しにじっと見つめられたことで居心地の悪さを感じている
133 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:31:52.82 ID:+qWmCwIBo
???「……」
索那「あの」
???「ハァ〜……あのクソッタレ村長」
索那「はい???」
――呆れたような顔で深く深くため息をつく少女
――少女といってもやや小柄よりの索那よりは背が高いのだが、それはさておき
???「こんな素人感丸出しな小娘を寄越してきて、どうするってんデスかねェ……」
索那「(初対面で酷い言い方されてる気がする……!? 素人はそうなのかもだけど)」
134 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:36:17.01 ID:+qWmCwIBo
???「はぁ〜もう知らんデス」
索那「あの……」
???「ン?」
索那「私……ここで仕事する事になってるみたいなんですけど…」
???「…………」
索那「私……ここで仕事する事になってるみたいで……」
???「聞こえてますヨ!!!」 ドンッ
索那「ヒェッ」
135 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:42:02.20 ID:+qWmCwIBo
索那「(何でこんなに怒ってるのこの人……こわぁい)」
???「何か言いましたか?」
索那「いえ、なんで怒ってるんだろうと思って……」
???「……」
索那「あの、どうして怒っているんでしょうか?」
???「ソンなもん決まってるでしょうが……」
???「お前のことが気に入らないんデスよぉ!!」
索那「(えー……そ、そんな事言われても)」
136 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:43:47.55 ID:+qWmCwIBo
――ギャーギャーと理不尽な言葉を受け、理不尽さを感じる索那
――少女はいったい何者なのか?
――続く
137 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:44:23.04 ID:+qWmCwIBo
今回はここまで
次は未定ですが数日中には
おつかれさまでした
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/02(月) 07:01:58.55 ID:PGw8hXAZO
カタコトで丁寧系な口調なのに圧が強いキャラって結構珍しいね
これからどうなるか楽しみ
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クオリティの高いサービスを貴方に
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