【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話

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490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/31(日) 00:00:25.01 ID:VEQff0AzO
3
491 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/08/31(日) 00:02:43.32 ID:zXHo0Uobo
ここまでとします
492 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/08/31(日) 00:22:35.57 ID:zXHo0Uobo

リリシア「果物採集デスね」

リリシア「では、依頼受注を認めます……ガ、その前に一つやってもらう事があります」

索那「え? それって……」


何かあるのかと身構える索那

リリシア「ああいえ、特別な事デハなく……新人向けに用意されたお決まりの事デス」

リリシア「今回討伐依頼ではアリマセンが、結果としてクエスト遂行のために村の外での活動が想定サレますから」

リリシア「村の外といった、結界外の安全デハない場所で初回の依頼を行う方向けニ、講習ヲ行うのデス」

リリシア「すぐ終わるのデ時間は取らせませんヨ」


索那「あの、講習って?」



リリシア「はい、戦闘デース」


リリシア「ここの裏の空き地がちょっとした訓練場デース、少し付き合いなサイ」

索那「え、えええ?」


突然の状況に困惑しつつ、索那は誘導に従い建物の扉をくぐった
493 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/08/31(日) 00:28:56.07 ID:zXHo0Uobo

索那「あの、戦闘って……私まだ心の準備が」

リリシア「しかし、やっておかないといざッテ時に動けませんよ?」

索那「いざって時?」

リリシア「まぁやってみればすぐ慣れマス、と、ココですネ」


ギギギギ


索那「え?ここって建物の裏手ですか?」

索那「こんな場所があるなんて……」


支部の通路を歩いて暫く、木製の扉を開いた先にある部屋

索那はその場所の広さに驚いた
494 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/08/31(日) 00:37:01.95 ID:zXHo0Uobo

索那「(板張りの……部屋?)」

索那「(でも、この部屋何かおかしいような)」


索那「あの、リリシアさん」

リリシア「よいショッ、よいしょ……ふぅ」

ゴゴゴゴ

ズリ ズリ ズリ

ドサッ

リリシア「持ってきましたヨ」

索那「?」


リリシアが持ってきたものは、人型にも獣のようにも見える形状の何か

背中に本を担いだまま、更に荷物を持ってきたために中々大きな音が鳴っていた


索那「人形ですか?」

リリシア「訓練用人形ですよ……ふぅ、見ていなサイ」
495 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/08/31(日) 00:49:19.77 ID:zXHo0Uobo

リリシア「     」

索那「???(何か言ってる? 口は動いてるけど……)」



ガガガガ

         ガガガガ

ガガガガ

   ガガガガ



ガゴッ


???「ウォーン」

索那「動いた!?」

リリシア「これが支部備え付けの訓練用ゴーレム……サンドバック君です」

索那「え! これ、もしかして……」


索那「この人形と、戦うんですか!?」

リリシア「ハイ」


――戦闘チュートリアルを行います
496 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/08/31(日) 00:51:05.50 ID:zXHo0Uobo

今日はここで終わります

おつかれさまでした
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/31(日) 05:46:46.02 ID:9LuH+PlFO
おつでした
果物刈りってサンドバッグを倒すあとにしないと行けないのか
それにしても本部から来るのってリリシアの知り合いかね
498 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 20:54:34.52 ID:lCBlOObwo
22時くらいから続きを
499 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 22:09:16.74 ID:lCBlOObwo
ではそろそろ
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 22:20:07.46 ID:N85i85O5O
きたか
501 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 22:25:08.19 ID:lCBlOObwo

リリシア「これが支部備え付けの訓練用ゴーレム……サンドバック君です」


索那「(訓練用ゴーレム? よく分からないけど多分これって)」

索那「この人形と、戦うんですか!?」


突然の展開に戸惑いつつも、身に着けていた木製の棒に手をかける


リリシア「フムフム、想像通りの反応デスね」

索那「予想してしていたなら先に教えてくれれば……」

リリシア「まぁソレはそれデースね、私の時もこんなノリでしたし」

索那「それは受け継がないでほしかったです…悪しき慣例……」


リリシア「軽口はコノくらいにシテ、さっさと始めマスよー、この後依頼に行ってもらいますカラ」




++++++++++++++++

戦闘チュートリアルを開始します

あまり複雑にはしないつもりですが、とりあえず今後の戦闘でも使っていくルールになると思います

++++++++++++++++
502 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 22:40:39.19 ID:lCBlOObwo

++++++++++++++++
戦闘の方法

戦闘の結果をコンマで決定します
最初に、味方に51〜100、敵に00〜50を割り振ります(この割り振りは後で話しますが、時と場合によります)

この割り振りは、味方と敵のどちらが優勢かを数字の範囲で表現するもの

コンマ下5二桁の値が味方側の範囲なら勝ち点を一つ手に入れ、逆なら負け点になります

勝ち点が負け点を上回っていれば「勝負に勝った」となります

これがベースのルールです、そして追加で勝敗を左右することについて説明します

++++++++++++++++
503 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 22:46:19.51 ID:lCBlOObwo

++++++++++++++++

勝ち点と負け点は自分から見た点数なので、敵から見るとこの表現は逆になります

そして、勝ち点と負け点を決定する前に、有利不利の範囲を動かすことができます

ざっくり言えば「自分が強い」、「装備が強い」、「凄い能力がある」、「直前で敵が不利な状況だった」、「数の差」などなど、

これらを大体見て味方有利と敵有利の範囲を操作します

++++++++++++++++
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 22:46:54.48 ID:N85i85O5O
なるほど…
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 22:53:46.72 ID:I9Rv9c1WO
普通に戦う印象ではない簡素な印象だな
506 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 22:55:14.35 ID:lCBlOObwo

++++++++++++++++

基本的な説明はこれで終わり

それでは戦闘シーンに移ります

なおチュートリアルなので負けても特に怪我はしません

++++++++++++++++
507 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 22:58:07.85 ID:lCBlOObwo
誤っていたのがあったため訂正 勝ち点決定は 『コンマ下5まで』 で決定です
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:01:20.77 ID:N85i85O5O
509 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 23:09:24.26 ID:lCBlOObwo
更に訂正 ベースになる有利不利範囲は 味方に51〜100、敵に01〜50 で




索那「(練習とはいえ戦闘なんて……)」

サンドバック君「ぐおおおー」

索那「(……殴られたらケガしたりしないよね!?)」


索那「(ううう、なんだか怖い……怖いなぁ)」


相対する奇妙な存在を前に、索那は身体が緊張気味になる

ただの練習、実戦と比べれば何もかも遠い
リリシアの様子を見ても、これが敗北から即死に至るようなものではないことはわかる
しかし穏やかな生まれで、安全な環境の中で生きていた索那には、ただの練習とはいえ戦いそのものが大きなストレスだった

<まだ戦闘開始前>
コンマ下4まで 61以上があれば初歩中の初歩の戦闘用能力に目覚める ゾロ目で良いことがある
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:11:58.27 ID:53GRC1LB0
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:13:16.01 ID:nGC6Clfd0
とりあえず
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:13:35.59 ID:I9Rv9c1WO
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:18:06.41 ID:N85i85O5O
えい
514 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 23:32:25.98 ID:/r5SnRU/o

+     +
 戦闘開始
+     +




索那「とにかく……やらないと」

サンドバック君「ギャオー」

++++
戦闘推移
++++

索那は
 支給されていたヒイノキの棒を構えた +1(追加なし)

サンドバックゴーレムは
 やみくもに襲い掛かった 0


味方 50〜100
敵 01〜49
で範囲を設定します

コンマ下5まで 50〜100で勝ち点+1 それ以外で負け点+1
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:33:01.42 ID:nGC6Clfd0
うーん
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:36:22.24 ID:N85i85O5O
ほあ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:36:29.12 ID:MJGIBsuGO
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:36:36.77 ID:8bcvNO1DO
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:36:38.13 ID:53GRC1LB0
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/04(木) 23:36:48.70 ID:Z+z0MV4zO
はい
521 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 23:45:34.29 ID:/r5SnRU/o
勝ち点+1 負け点+4

索那は戦闘に敗北した

戦いの経験を積み、最初の一歩を進んだ(初歩の戦闘用能力獲得の兆し)



索那「えいえい! えい! どうだ!」

サンドバック君「ウオー!!」


ドカドカ、バキバキ




ドン!

索那「あひゃー!?」

リリシア「はい、お疲れ様デス」

索那「お、終わったんですか……?」

リリシア「ハイ、初心者そのものトいう感じでシタ」

索那「(とほほ……全然勝てなかった)」
522 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 23:57:40.53 ID:/r5SnRU/o

リリシア「切っ掛けハこれで掴めたでしょう、どうです? 初戦闘ノ感想」

索那「えっと……」

索那「思っていたよりはこう、勢い任せにいけたかも、みたいな」

索那「始める前は怯えて前に行けないと思ってたから……」


リリシア「マァ、慣れればもっとまともニなるデショウ」

リリシア「これでルーキー向けの戦闘講習を終了シマス」

リリシア「後は自己研鑽や実践、モシクハこの場所を使って鍛錬スルとイイでしょう」

索那「ははぁ……(使っていいんだ?ここも)」


++++++++++++

索那は「初歩の戦闘用能力獲得の鍛錬」という指針を得た

索那は「組合の訓練室」を使わせてもらえそうだ(タイミングによっては使えない)

++++++++++++
523 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/04(木) 23:58:38.68 ID:/r5SnRU/o
今日はここまで

次回はいつやるか未定で おつでした
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/05(金) 09:48:03.98 ID:C7i47SMaO
遅れたが乙 何つーか駆け引きも糞もない事前準備とコンマで終わるスキップバトルなのが残念だな
525 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 18:57:02.43 ID:pcm5pPTAo
今夜21時くらいで再開見込
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/06(土) 19:39:25.17 ID:QqE7WLkaO
来たか
527 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 20:50:22.35 ID:Yho+tMKGo
>>524
複雑な形式はなるべく避けようかなと

先に出したルールは戦闘勝敗を決定するベースとなるルールで、
応用的な動きについては別で考えてあります、『疲労』なんかの状態異常も込みで
どういうものになるかは展開が進んで出せるようになるまで未開示ですが

では再開までまた
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/06(土) 20:59:14.51 ID:puzqyNHfO
>>527
そういう事情か
現状MP的な概念もなくとりあえず許される範囲内で強いキャラかスキル出しとけ!な印象なんで何かしらバトルシステムにテコ入れ入っていくと助かる
529 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 21:13:48.36 ID:Yho+tMKGo
再開します

>>528
消費するMPみたいなものとは少し違うかもしれませんが、制限は入れるつもりです
530 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 21:21:17.14 ID:Yho+tMKGo
前回のあらすじ


――果物採取の依頼を受注

――初めての戦闘、敗北

――少し成長した気がする
531 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 21:36:23.95 ID:Yho+tMKGo

索那は少し息を整えた後、組合支部を出てタウの元へ向かっていた

森番であるタウに、果物採集の許可を取る必要があったからだ

「依頼でソウイウものがあるのは事前に話が通ってイマス」、と聞いて一先ず安心はしたが、まだ不安はあった




索那「(あの人……変な人じゃないと思うけど、いろいろ分かってないこともあるんだよね)」

索那「(村長さんも変な話してた)」

索那「(何にせよ行くのは決まってるけど……)」


暫く歩いて、教えられた家の前に着く

村から少し離れているが、"魔物避けの結界"というもので守られている場所とそうでない場所、

その境界にほど近い場所にあると索那は教えられていたので、やや挙動不審気味だった


索那「(着いた……)」


索那「(ええっと、ここからあの森の方角にもう少し進むと、魔物が襲ってくるかもしれなくなるって)」

索那「(こういう場所にあえて住んでるってことは……やっぱり強いって事なのかな)」
532 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 22:06:25.59 ID:Yho+tMKGo

コンコン


「誰だ?」

索那「あ、あの、私です、石動索那です……依頼で」

タウ「ああ、そういう事か」



ガチャ


タウ「よう、元気そうだな」

索那「色々ありましたけどね…」

タウ「うん? そうか……まぁ今は仕事の話だな」


索那「(あの狼さんは……いない)」


家の中に通されるが、そこに獣らしきものの姿はない

何に使うのか分からない道具が吊るしてあったり、工具のようなものも置かれているようだ


索那「(お散歩中…? いや犬じゃあるまいし、普段はここにいないのかな)」


タウ「おっと、そっちは仕事場だ、入られると困る」

索那「っ、すみません」


木のテーブル越しに椅子に座って向かい合う


タウ「で、依頼は?」

索那「果物採集です……」

タウ「ならまず説明をさせてもらう、少し長くなるが構わんな」


索那は頷く


タウ「よし、じゃあ――」

傍にあった棚から一冊の本を取り出す

しっかりとした装丁がされた厚めのもの、付箋が貼られていて余計に厚みを増しているように見える


タウ「森の中で採れる資源についてまとめたものだ」

索那「へぇ……あれ?」

索那「(棚にもう何冊か見えるけど、あっちはいいのかな)」
533 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 22:14:52.42 ID:Yho+tMKGo

タウ「ああ、そっちは別の期(シーズン)用なんだ」

索那「え」

タウ「……そういえば知らないとか言ってたな」



索那「(村長さんも言ってたっけ、赤魔の期とか何とか)」

索那「(教えてもらえるなら教えてほしいけど……)」

コンマ下 一桁が5以上ならついでに教えてくれる
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/06(土) 22:15:34.52 ID:xJi8MEOy0
ほい
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/06(土) 22:20:22.50 ID:QqE7WLkaO
536 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 22:37:58.39 ID:Yho+tMKGo


タウ「ま、そっちは今使いどころがないと思えばいい」

索那「はい……」



タウ「いいか、ここからが大事だから必ず覚えておくように」


索那「はい(メモが取れないの不便だね……)」

タウ「森で採れる果物つっても色々あるが、どんな期でも採れるものがある」

タウ「オルの実、イナッカ芋、まぁ代表的なのはこの二つだな」

索那「(イモ?)」


タウ「この二つは繁殖力が強いし、人の手で採り尽くす心配はまず無いって事で、特に採取数に制限は無い」

索那「いくら採取してもいいんですか?」

タウ「ああ、ただし、どうせ持てる数には限度がある……後で渡す採取用カバンがあるとはいえ、な」



++++++++++++++++

説明終了後に採取カバンが手渡されます。

これは採取物に限って見た目よりも多くものが入る、一時的な保管庫の役割を持ちます。

依頼時以外には返還する必要があります。

++++++++++++++++
537 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 23:09:35.24 ID:Yho+tMKGo

タウ「それに採取に制限が無いといってもだ、適切に保管できなければ劣化し、痛む」

タウ「森で収穫した物を消費するでもなく、無駄に『廃棄』していると判断できた時は、組合に報告しなきゃならんから気を付けろ」

索那「それってどうなるんですか?」

タウ「悪質さによっては……評価が一定以下で固定されたりするようになる」

タウ「組合の事務処理は私の管轄外だが、それは良くないことだろうな」



タウ「次に、制限がかかるものについて話そう」

タウ「制限する理由は大きく分けて二つ、資源を保全するためと、危険性のためだ」

索那「どう違うんですか?」

タウ「ああ、さっきのオルの実みたいに繁殖力が激しく高いものはいいが……」

タウ「採りすぎるとそれ以降の年の採取可能な量が減っていくかもしれない、ものもある」

タウ「だから制限する」

索那「なるほど……」

タウ「今の時期なら、暗火兎、切裂草……この二つだな」

タウ「暗火兎は肉が珍味、切裂草は火にくべると金属の性質を示す特殊な素材だ」

索那「へ、へぇ……(怖くない? 草とか)」


タウ「そして、危険がある素材」

タウ「採取するために命を失うかもしれん、そういうやつだ」

タウ「採取場所が分かっていても、そこに辿り着くまでに死線をくぐるようなものも含まれる」

タウ「今の時期なら……ブレイクローズとかが該当するだろうな」


索那「ブレイク?」

タウ「負魔の期にだけ、地面に咲く花でな」

タウ「薬品の原料になるが、生きている間に迂闊に近付くと死ぬ」

索那「……死ぬ???」

タウ「死ぬ」
538 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/06(土) 23:44:15.91 ID:Yho+tMKGo

タウ「負魔の期というのは、六つある期の中でも生き物の活動が鎮まる、ある意味では安定する期なんだ」

タウ「ブレイクローズは変わり種で、寧ろその中でこそ生き生きと芽吹くことができる」

索那「変な花ですね…」

タウ「とはいえ大きいし目立つしいかにも禍々しい空気を漂わせている」

タウ「だからずばぬけた馬鹿でもなければ近付く前に気づけるだろうさ」



タウ「とまぁ、ここまで話してきたが」

タウ「制限のあるものに気を付ければ難しいわけじゃない、魔物も今は穏やかであるし」

索那「でも、私そういう知識全然なくて……判別するなんてとても」


索那「(まさか、今から講習を受けなきゃいけないのかな、そうだったら大変だよ)」



タウ「そうだな、だからそういうやつのために素晴らしいモノがある」

索那「?」





数分後


タウ「持ってきたぞ」

索那「なんですか? これ」

タウ「採取用カバンという……資源採取の素人にとっては素晴らしいアイテムさ」
539 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 00:05:17.93 ID:BNw7GqDho

++++++++++++++++

採取カバンの付属機能として、簡易な鑑定機能がついています

予め設定された種類の素材のみ、それが本物の素材であるかを判別できるようになります

設定されていない素材には警告用の音が鳴ります

++++++++++++++++



タウから説明を受けると、驚きを隠せないのか目を丸くする索那


索那「このカバンを近付ければ、私でも採取の対象を判別できるってことですか?」

タウ「ああ、そうだ」

索那「す、すごーいこれ……どんな原理で!?」

タウ「すまない、俺はこれがケミスとかいう奴らの作品だとしか知らない。作り方とかは分からないんだ」

索那「そうなんですか…ケミスって?」

タウ「物作りの専門家だって聞いてる、こう特別な……儀式? とかをやるらしいが」

索那「えぇー」


タウ「そんな顔するな、俺だって知らないものは知らんとしか言えないんだ」

タウ「長話になったが説明はこれで終わりだ」


索那「(聞き逃しはなかったと思うけど……)」


安価下3まで タウと話したいこと
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/07(日) 00:08:34.73 ID:sUldTKAA0
初めてで怖いんですけどアドバイスみたいなの有りませんか?
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/07(日) 00:16:53.65 ID:lt820XrpO
つまみ食いをしてもかまわないか
542 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 00:30:34.35 ID:BNw7GqDho
5分後に締め切ります
543 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 00:40:45.83 ID:BNw7GqDho
ここまで
544 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 00:56:39.09 ID:BNw7GqDho

>>540

タウ「敵の位置、数、脅威の高さを把握できるように動くのが理想だな」

タウ「言ってすぐできることではないが、遠方の敵の様子を把握しやすくなるコツがある、いいか――」




――索那はタウから簡単にやれる程度の教えを伝授された


タウ「戦闘能力に不安があるなら、疲労を避けるような動きが大事だろう」


索那「……」

索那「(私も戦い得意じゃないし……)」

索那「(敵がいたら逃げるくらいでいいのかもしれないね)」

索那「(警戒、索敵をするためのコツ……これはちょっと今すぐやるのは難しそう)」 +感知する能力の初歩




タウ「もし戦うような事があれば、判断と行動を早めることだな」

タウ「恐ろしいものから逃げるのはいい」

タウ「だが時に恐れは身を竦ませ、その場に留めようとする」

タウ「逃げた先でまた状況が悪化する事もあるかもしれん……だが、魔物が目の前にいるような時は」

タウ「怯えたまま蹲って捕まるよりは、せめて逃げるために足を動かすべきだ」

タウ「(戦って勝てればその方が上等だが)」


索那「でも、熊とかは逃げると追ってくるって言いますけど…」

タウ「クマ……? ベアの魔物か? 今の期には出てこないし……何より魔物は人が視界に入れば追ってくるぞ」

タウ「負魔の期の場合は別だが」
545 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 01:06:12.80 ID:BNw7GqDho

>>541

タウ「……消費するならマシだろうが、お前、料理とかできるのか?」

タウ「生で食べると腹下すぞ、イナッカ芋もオルの実も」

索那「あ、そうなん、ですか」

タウ「(やけに残念そうにする……)」
546 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 01:16:05.28 ID:BNw7GqDho

タウ「ああ、それともう一つ」

タウ「採集依頼は一日で終わる事を想定しているが、もし必要数集まらなければ」

タウ「無理に夜まで外を出歩くなよ」

索那「それは、危険だから?」

タウ「ああ、それに疲労が蓄積すれば判断を誤ることもある」

タウ「夜歩きに慣れていないならやめておけ」

タウ「一日での終わりは目標であって制限ではない、評価は下げるが持ち越しでの達成も可能だ」

索那「分かりました……お話ありがとうございました」



++++++++++++++++

索那はタウとの会話を終え、近場の森へと向かう

++++++++++++++++
547 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/07(日) 01:16:38.99 ID:BNw7GqDho
今日はここで終了

おつでした
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/07(日) 06:58:35.35 ID:sUldTKAA0
長丁場乙
549 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 19:53:00.09 ID:X/8ImWrPo
22時くらいから再開の予定
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 20:15:38.05 ID:4nutO2qHO
たのしみ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 20:24:50.24 ID:Vbs4wNTF0
りょ
552 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 22:16:11.46 ID:VNcQBkWqo
再開します
接続が不安定なので途中で落ちるかもしれません
553 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 22:33:09.41 ID:VNcQBkWqo

++++++++++++++++

果物採集 の道中判定方法説明

村近くの森を探索します
今回の依頼内容的に採集カバン貸出があるため、手に入れた物による行動の制限はありません
行動判定は以下のコンマ表でやります ※今後変更になるかもしれない

〇週目 コンマ下二桁 下3まで
01-30 採集実行
31-60 コンマ一桁が偶数なら何事もなく採集実行、奇数だと見つからない
61-90 コンマ一桁が偶数なら何事もなく採集実行、奇数だと魔物がいる?
91-100 イベント

一周につき3回コンマのチャンスを得ます。
一周する度に疲労判定→疲労カウンター蓄積

疲労状態になった時、または続行に疑義がある場合村に戻るか安価します

高い出目の方が必ず良いわけではなく、特定の回数採集することで依頼達成報告が可能になります
イベントは安価で内容指定します、何が起こるかはその時次第

++++++++++++++++
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 22:35:05.99 ID:Vbs4wNTF0
ほい
555 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 22:36:49.11 ID:VNcQBkWqo

++++++++++++++++

今回の依頼は最も簡単なランクのため、最終回数「3」で報告が可能です。

今のところ疑問はありますか?

無ければひとまず続行します

++++++++++++++++
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 22:39:16.88 ID:Vbs4wNTF0
無いというかフライングぅ…
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 22:44:05.46 ID:s0+XQWvcO
ないよ
558 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 22:45:51.97 ID:VNcQBkWqo
すみません説明の途中だったので判定はまだですね

では描写していきます
559 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 22:55:36.86 ID:VNcQBkWqo

タウの家から出発した索那

時間帯はまだ太陽が上に昇り切るよりもだいぶ前のようだ
戦闘講習がもう少し遅ければ昼過ぎになっていたかもしれない


歩き始めて少しして、肌に感じる空気が少し変わったことに気づく


索那「……今のが」

もしや結界というものを抜けたということなのか、と
村に初めて来た際には気にする余裕も無かった

前と今とでは、気の持ち方一つとっても、自分の置かれている状況が変化していることを実感する



索那「進もう……」


1週目 コンマ下二桁 下3まで
01-30 採集実行
31-60 コンマ一桁が偶数なら何事もなく採集実行、奇数だと見つからない
61-90 コンマ一桁が偶数なら何事もなく採集実行、奇数だと魔物がいる?
91-100 イベント

現在採集回数:0
目標:3

状態
 普通

疲労カウンター
 なし
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 22:58:22.89 ID:Vbs4wNTF0
99 88で次良いの出る気しない
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 22:58:32.19 ID:tA9LHMqH0
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 22:59:23.69 ID:s0+XQWvcO
それ
563 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 23:14:14.78 ID:VNcQBkWqo
89 19 69

索那「……ん、あれは」


タウの家で見た図鑑の、果物の絵によく似た形状のものを発見し近付く

カバンを近付けてみると対象の果物がある場合の小さな音が鳴った


ピピピピ ピピピピ

索那「よし」

索那「(……これと、これ、こっちは……? 雑草か)」


索那は鞄にオルの実と、イナッカ芋と思しきものを幾つか入れた
採集回数+1



詰め終わって立ち上がった索那は、そこでふと違和感に気付いた


索那「(あれ……この感じ、何か)」

コンマ下4まで 51以上があれば感知能力の初歩に目覚める 
それ以外で魔物を目視で見つける
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 23:18:05.41 ID:Vbs4wNTF0
はい
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 23:18:21.83 ID:xmkWICk/O
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 23:31:50.58 ID:xmkWICk/O
あんまり遅いとパスしても良いんでね? 安価下
567 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 23:36:07.57 ID:VNcQBkWqo
ここまでとします




索那「(あれこの感じ、何か)」


索那は自分の周囲に、既視感がまとわりつくような異変を覚え足を止める

既視感の正体は


索那「(魔力?)」

索那「(私の周りに魔力が……あるのかな)」

以前に魔法を使った時に感じたもの、魔力
ただ、自分の使えるそれと今感じているものには、明らかに違いはあった

索那「(流れてる……? ゆっくりだけど……周りの魔力が)」

索那「(でも何か揺らいでるような)」

索那「(この動き、何だろう)」



索那「(この揺れ動きは、少し離れている場所にある…)」

索那「(流れの中に、塊が、ある?)」

索那「(いやこれは)」





ォォオオオ





     ???「    」





          ォォオオオ





索那「いる――何かが、動いて」
568 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 23:45:27.71 ID:VNcQBkWqo


      ―――ォォオオオ





                ???「    」




                     ュォォオオオ



                    
     ???「    」

      ォォオオオ










索那「(森の中にいる……生き物? つまり……)」

索那「(他の人が何度か言ってた魔物ってやつかな)」



索那は注意深く足音に気を付けながら視線を動かし、相手との位置に気を遣いながら進む
すると、木と木の間で動いている何か、見たことは無いが恐らく生物らしき「それら」の存在を視界におさめた


索那「(あれが……?)」

安価下1
安価下2
魔物の名前、または特徴
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 23:48:00.89 ID:xmkWICk/O
酸性状の液体を滴らせる軟体生物
570 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/13(土) 23:53:19.41 ID:VNcQBkWqo
24時で締め切ります
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/13(土) 23:54:42.55 ID:Vbs4wNTF0
灰色の狼
572 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/14(日) 00:08:50.81 ID:sK6Cy/ZVo

索那「(あれは……)」

索那「(遠目で少し見えづらいな、えっと)」

索那「(液体がうねうね動いてる……? それに、足元から煙が出てる?)」

索那「(あれ、生き物……でいいの?)」


索那「(それより、もう一体のが、オオカミだよ)」

索那「(タウさんの相棒のキヌアさんとは色が違うかな)」

索那「(あっちは白っぽくてこっちは灰色か……色々種類があるのかな)」




狼?「・・・・・・」
           ジロリ




索那「(う、こっちを見た!?)」

索那「(だけどこっちに向かって来ない……通り過ぎる?)」



ぽよんぽよんと跳ねる丸みを帯びた液体のような生物、狼型の生物は、

共に索那の事を気にしないかのように別々の方角へ遠ざかっていく



索那「(……そういえばタウさんが言ってたっけ)」

索那「(負魔の期だから魔物が鎮まっているとかなんとか)」

索那「(あれがあの人の言う魔物なのかはちょっと分からないけど……)」
573 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/14(日) 00:24:04.65 ID:sK6Cy/ZVo

索那「(でもこっちに来ないなら好都合……)」

索那「(あっちが離れてくれるなら、ここはやりすごすのが吉かな)」



++++++++++++++++

索那は通りすがりの魔物二体を見かけた

戦意は皆無のようだ

タウのアドバイスに従い、遠ざかるのを待って索那はその場を離れた……



索那は初歩的な感知能力のコツをつかんだ
・魔力による感知(初歩)

感知能力を自覚したことで魔力の扱いが微妙に向上 → 土属性で感知?

++++++++++++++++


一週目の行動を終了します……

コンマ下1 10以下で疲労
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 00:25:55.66 ID:TeLfyckdO
575 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/14(日) 00:30:58.04 ID:sK6Cy/ZVo

++++++++++++++++

眠気のため次のコンマを出して今日は終わります

おつでした

++++++++++++++++




――疲労しませんでした 疲労カウンター+1




索那「進もう……」


2週目 コンマ下二桁 下3まで
01-30 採集実行
31-60 コンマ一桁が偶数なら何事もなく採集実行、奇数だと見つからない
61-90 コンマ一桁が偶数なら何事もなく採集実行、奇数だと魔物がいる?
91-100 イベント

現在採集回数:1
目標:3

状態
 普通

疲労カウンター
 1
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 00:33:36.01 ID:ReL20I5S0

577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 00:38:24.23 ID:107CkJgQO
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 00:48:12.81 ID:Qvz8FM+5O
イベント
579 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/25(木) 21:50:57.25 ID:36iFhmuPo
今日は23時くらいから続きを
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/25(木) 22:05:42.65 ID:HU2Z7fyW0
おかえり
581 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/25(木) 23:15:28.64 ID:36iFhmuPo
再開





索那「やった、これで……」


森の中を進むと、運よく目的の採取物が見つかる、それも二度

道中また魔物らしき生き物が近くを横切るアクシデントはあったが
採取したものを鞄に収納するとおおよそ必要量の果物となる


索那「よしっ」

索那「(ええと……ここからどうしようか?)」

索那「(今の時間帯だと、まだ夕暮れには遠いかな)」

コンマ下一桁 夕暮れまでにかかる時間

1    次の行動終了時に日が暮れる(帰還時に夜の中進む)
23  後一周するまでは明るい
456  ↑もう一周
789  ↑もう一周
0    ↑何か良いこと
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/25(木) 23:18:49.75 ID:8CBqhTCLO
いいことあるかなー
583 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/25(木) 23:28:06.01 ID:36iFhmuPo

――おおよそもう二週探索してから、村に戻った時には夜闇の色が濃くなっているだろう

――また、疲労も少し溜まってきている

――目的は達しているため、ここから行動するかは少し考える余地がある



索那「(まだ外歩きは慣れてないし、帰るのもありか……)」

索那「(ただまだ暗くなってはないから疲れるまでは安全に動ける? かも?)」

索那「(何を目的にするかだけど)」

索那「(タウさん言ってたけど……余分に採取してもいいんだったかな)」

索那「(けど、その場合どうやって調理を……私はそういうの未経験だし)」

コンマ下1 二桁 20以下で疲労 それ以外で疲労カウンター+
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/25(木) 23:29:56.58 ID:MFYYEYVKO
どうだ
585 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/25(木) 23:39:59.06 ID:1jh3h0HCo

疲労しませんでした…… 疲労カウンター+1 現在2




索那「(ここで私がすることは―― 『多数決下3まで』 かな)」


多数決下3まで ここで帰る か 続ける

帰るを選ぶ場合 → 村に戻って報告
続ける       → 暗くなるか状況が動くかするまで探索
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/25(木) 23:41:17.73 ID:rsmXig0XO
続行
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/25(木) 23:47:14.21 ID:HU2Z7fyW0
ここで帰る
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/25(木) 23:58:22.35 ID:HU2Z7fyW0
0時まで来なかったらコンマで決めるとか適当に処理していいんじゃない?安価下
589 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/09/26(金) 00:12:16.13 ID:BfjyOI70o
では今日ここまでで

お疲れ様でしたー 同数なのでコンマで次の行動

コンマ下1一桁 偶数なら探索続行 奇数なら帰る
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