【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話

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603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/05(日) 08:39:08.47 ID:K/fApaRR0
すいません。>>602を安価した者ですが少し変更で「白髪オールバックのエルフの男」→「白髪でオールバック」に変更でお願いします。
604 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/14(火) 22:02:09.99 ID:F3NgOCHGo
明日水曜夜に続き更新の予定
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/14(火) 22:10:47.62 ID:Dmc4/dyhO
おつ了解
606 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 21:43:51.42 ID:OJ0Epswao
30分くらいしたら続きをやります
607 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 21:49:33.91 ID:OJ0Epswao
ついでに始める前に

>>598>>599>>601>>603の特徴を持つ男、その名前は――

コンマ二桁下3まで 一番高い人のを採用
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/15(水) 21:50:43.26 ID:VMr2d85hO
ペリット
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/15(水) 21:54:22.61 ID:h9ctIdZJ0
レオナール
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/15(水) 22:21:49.18 ID:mypXReJiO
ユリアン
611 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 22:26:53.26 ID:OJ0Epswao

++++++++++++++++

前回までのあらすじ

・二つ目の依頼を達成した
・村に無事に戻り、支部へ帰還した
・見知らぬ男の姿を目にして……

++++++++++++++++
612 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 22:46:34.23 ID:OJ0Epswao

リリシア「ですから――」
索那「リリシアさん、戻りました」




リリシア「――と、来ましタか、その様子だと依頼も……」

リリシア「いえ、まぁいいでしょう、ソンナ事よりも」

索那「は、はぁ」



レオナール「やー、どうもどうも、僕レオナール、君が話に聞いてたイスルギさんだね?」スッ

索那「はぁ……よろしくです(力強いなぁ)」グッ


名乗った男は、愛想笑いを浮かべて手を差し出してきたため握手に応じる
顔とその他一部の箇所以外は金属鎧におおわれているためか、威圧感がある風貌であった


索那「それで、新しくこちらにやってくると言っていた人ですよね?」

レオナール「そうそう、ちなみに得意なのは……見ての通りこんな感じで」


やや年季の入った金属の鎧と、同じような雰囲気で飾り気の少ない鞘に収められた武器を交互に指さした
613 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 22:53:49.67 ID:OJ0Epswao

索那「レオナールさんは、なんていうか……戦士、みたいな?」

レオナール「うーん、こちらとしては騎士(ナイト)と読んで欲しいなぁ、やっぱり鎧といえば騎士だし」

索那「(そういうものなの?)」



リリシア「ト、このような奴です、これから同じ支部で働くのデスから喧嘩してはイケマセンよ」

索那「そんな事しませんよ……」

レオナール「ははは、僕は魔物と犯罪者以外には無害なのが取り柄ですから、心配いりませんよ」

索那「(その二つに当たったらどうするんだろう)」
614 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 23:00:30.79 ID:OJ0Epswao

リリシア「そうそう忘れナイ内にリザルトを済ませネバなりませんね、こちらへどうぞ」

索那「あ、そうだった…」



++++++++++++++++

索那は成功報酬『10クレズ』に加え、

評価により追加報酬『5×2=10クレズ』を得た!

++++++++++++++++


レオナール「おお依頼直後だったんだ、討伐系かな?」

索那「果物採集です」

レオナール「あ、そっちかぁ」
615 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 23:06:45.60 ID:OJ0Epswao

索那「(たくさん貰ったように感じるけど、あっさり貰えたしそこまで大したことはないってこと?)」

索那「(使い道は……食堂とかかな、とりあえず今やることは……)」


安価多数決下1〜3 投票数が別れたらコンマ二桁が大きいレス

1 この場で二人と会話
2 食堂へ
3 一人で過ごす
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/15(水) 23:09:48.22 ID:h9ctIdZJ0
2 一緒に食事すれば良いんじゃない?
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/15(水) 23:11:09.25 ID:VMr2d85hO
3
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/15(水) 23:11:27.40 ID:nOpvWhfbO
1
619 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 23:27:56.01 ID:OJ0Epswao

索那「あの、聞きたいことが……」

レオナール「なんだい?」

索那「さっき、来る時お二人は何か言い争っていたような…」

リリシア「争ってなどいませんヨ」

レオナール「そうそう、僕が嫌味を言われてたのさ」


リリシア「口の利き方がナっていませんネ…」

レオナール「いやー、あれは嫌味でしょ、ははは」

索那「な、何が…そんな?」


リリシア「別に理由などありまセン、さっさと人材を送って来ないから文句を言っただけで……」

索那「(理由が無いとは)」


レオナール「僕に言われても困るなぁ、上の人たちに言ってほしいなぁー……ってなってたの」

索那「へぇ……」

リリシア「結界基点重そうデスねと言ってきたでしょう」
レオナール「え、だから?」

リリシア「私はこの程度で重さなど感じマセーン」

レオナール「舐めたわけじゃないんだけどなぁ」
620 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 23:40:31.19 ID:OJ0Epswao

レオナール「でも興味はあったね」

レオナール「生まれ故郷とはまるで違う……こういう僻地に飛ばされた人がどんな人か」

リリシア「ははは、それを言うナラそっちも似たヨウナものでしょう」




索那「(この人ら絶妙に口悪いな)」

安価下5まで 会話の内容
621 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 23:49:46.32 ID:OJ0Epswao
少し早いですが、今日はここで終わります
安価は次回までに延長 おつでした
622 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/15(水) 23:51:43.65 ID:OJ0Epswao
下5で次回までで
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/16(木) 07:28:42.53 ID:uQXZiGKlO
リリシアのあらましというか生い立ちというか
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/16(木) 08:29:22.17 ID:D+gZEMPx0
騎士って言ってたけど貴族とか偉い人なんですか?
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/16(木) 11:01:50.88 ID:U4i7cF3SO
生まれ故郷について
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/16(木) 13:11:00.91 ID:e2AyLU1IO
この国の都
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/16(木) 17:46:52.81 ID:OPZJLqbm0
レオナールは剣を持っているから剣術は強かったりするのか?
628 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/27(月) 22:33:32.29 ID:Ns6x1plso
今週は水曜日の夜予定
629 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 21:26:51.28 ID:5wGmLgS9o
22時から再開のつもりで
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/29(水) 21:31:33.28 ID:o9d9QPkZO
りよーかい
631 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 22:03:18.67 ID:5wGmLgS9o


++++++++++++++++

前回までのあらすじ

・レオナールと名乗る人物の登場
・同じ所属の二人は仲が良いのか悪いのか分からない
・索那は会話を試みた >>623-627

++++++++++++++++
632 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 22:21:36.76 ID:5wGmLgS9o

索那「リリシアさん、前に"中央"って場所で働いてたとか言ってましたよね」

リリシア「またその話デスか? それが何か」


索那「そもそも、中央ってどんな場所なんですか? ここよりたくさん人がいるとか?」

リリシア「ソノ通り、そしてこの支部よりはるかに立派ナ本部の建物がありますし、栄えていると言っていいデショウ」

レオナール「街の周囲を石壁と結界が覆っていて、とても安全な場所だよ」

レオナール「それに、この村には無いような物……戦うための装備や、一般人向けの日用品を作る場所なんかもあるね」


リリシア「……私ノ説明を取リましたね?」

レオナール「さすがにそれくらい良くないかなぁ!」
633 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 22:47:29.57 ID:5wGmLgS9o

索那「(へぇ〜、安全な場所か、ここも今のところ安全だけど)」


タウという狩人のような男の言葉を思い出す
負魔の期は魔物が沈静化しているが、それ以外は違うと

納得していたところで、ふと疑問が顔を出した



索那「リリシアさん、子供の頃から同じ場所で働いていたのに、急に異動になんてどうして?」

リリシア「そんな事を何故教えねばナラんのデスか、生意気デスよー」

索那「いやそんなこと」


レオナール「……別に教えても良いんじゃないかい? もう何件か仕事もしたんだろうし」

索那「?」

リリシア「余計ナ事を言うな、デス」

レオナール「その様子だと、多分刺激が強いから敢えて伏せていたのかな?」

レオナール「だが、彼女はどうやらそれなり以上に、疑問に向かっていく類の人間のようだし、明かしたところで」

リリシア「それはあなたが判断することではない」

レオナール「……ううん、困ったな」



索那「(隠す? 不幸な事故?)」
634 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 22:49:07.55 ID:5wGmLgS9o
以下訂正

レオナール「だが、彼女はどうやらそれなり以上に、疑問に向かっていく類の人間のようだし、明かしたところで……あれは不幸な事故で」

リリシア「それはあなたが判断することではない」

レオナール「……ううん、困ったな」



索那「(隠す? 不幸な事故?)」
635 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 23:09:01.40 ID:5wGmLgS9o

索那「なんですか? それ」

リリシア「……」

索那「レオナールさん?」

レオナール「いやー、悪いけど今の話は忘れてくれる?」

索那「ええ!?」


あそこまで言っておきながら――発言を翻す姿に索那は驚く




索那「気になります…」

レオナール「いやーごめん、リリシア支部長が強情だから教えられないんだ」



リリシア「……」


索那「ひ――(顔から表情が消えた!?)」



リリシア「……」


リリシア「あ、いやアナタに怒っているのでは無くテ……」



リリシア「……今は言えマセン、イイですね?」

索那「ふぁい」

レオナール「そんな意地はらなくてもいいのに」

リリシア「いい加減にしないと飲ませますよ? こんな事もあろうかと作っておいた――安全な毒物を」 スッ



レオナール「普通に嫌だけど」


リリシア「飲め! 無礼モノ! 口を開けろ!!!」

レオナール「こらやめるんだ! 人に暴力を振るうのは!」

リリシア「だったら余計な事言うんじゃねーですよこらっ」
636 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/29(水) 23:45:26.06 ID:5wGmLgS9o


しばらく取っ組み合い? が続いた




リリシア「……く、結局飲みませんでしたねこの野郎…」

レオナール「そもそもさぁ安全な毒ってなんですか? 一行で矛盾してるよね」

リリシア「机の角に体を打ち付けた時のような痛みが10分くらい続きマス」

レオナール「へぇ……何に使うのかさっぱりだなぁ〜怖い怖い」


索那「そういえば、さっき言っていたナイトって何ですか?」

レオナール「ん、あれ知らない? 代表的な在り方の一つだけども」

索那「在り方?」

レオナール「イスルギさんはマジカだろう?」

索那「え、どういうことですか」

レオナール「支部ちょー殿が説明したんじゃ――」




リリシア「なんデス?」



レオナール「あー、教わってない、そう、まぁ知らない人っているんだなぁ……へぇー」

レオナール「何で教えてないんです? 素質あるって言ってたような」

リリシア「発動できない内に期待サセても疲れるダケですよ」

索那「?」
637 : ◆OCWLmJLbEU [sage]:2025/10/30(木) 00:03:07.70 ID:UHrYulVto


レオナール「……まぁいいや」

レオナール「在り方、つまり在り方(スタイル)」

レオナール「自らがどんな存在かを、積極的に決めてしまうんだ、そうすると……」

索那「そうすると?」

レオナール「それに近付いていく」

索那「ええ?」



索那「どんな存在かを決める……そんなことで?」

レオナール「うーん、まず人間には大体四つの適正がある、というのは知っているかな?」



レオナールは指を上に四つ立てて見せた


レオナール「四つの適正、つまり武力、魔翌力、知力、祈力」

レオナール「人は必ずこの内の一つに生まれながら適正を持つ、それらは最も解釈に幅がある適正なんだ」

レオナール「そして、君は魔翌力量を数値化した時41だった」

レオナール「属性にかかわらず魔翌力量が最初に41以上ある人は、つまり大まかには魔翌力の適正がある、ということさ!」

リリシア「ギリギリですけどね」


索那「へぇ……へ?」
索那「そんな事で分かるんですね、ていうか、ギリギリ?」
638 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/30(木) 00:09:00.62 ID:UHrYulVto
魔翌力 → 魔力


レオナール「ああうん、魔力に適正がある、というのは本当だ」

レオナール「ただ、もしも君が魔力を鍛えて増やした事があるなら怪しいがね」


索那「(増やしてはいけない? いえ、そうじゃなくて)」

索那「最初の数字が大事ってことですか?」

レオナール「そういうこと!」


レオナール「ちなみに私は武力、そこにいる支部長は知力だ、覚えておくといい」
639 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/30(木) 00:47:39.50 ID:AaaPOuCoo

リリシア「全く……今コイツの言った通りデス」

索那「(登録した時に気付いてたなら言ってくれればいいのに…)」




索那「それなら、さっき言ってたスタイルってものをすれば……えっと、私も例えば、魔法使いになれる、とか!」

リリシア「いいえ、そうとは限りませんヨ」

索那「え?」



リリシア「ではここからあなたに現実を教えますデス」

リリシア「魔法使い、またの名ヲ魔法使い(マジカ)デスね、魔力適正で一番知られてるデショうから」

リリシア「確かに、魔力適正がある者が、在り方を魔法使いとスレバ、簡単になろうと思えばなれマスよ、エエ」

索那「え、じゃあ何が問題なんです?」

リリシア「大枠の適正として魔力があったとしても……」


リリシア「魔力を魔法として『使う』適性があるかは別問題なんデスよ」

索那「は?」

リリシア「モット分かりやすく言うなら」



リリシア「魔法使イ、とは名バカリの、"使う"という能力を持たない、『魔法覚え』、『魔法作り』、かもシレナイんですよ」
640 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/30(木) 01:01:50.86 ID:AaaPOuCoo

索那「……」

索那「もう少しわかりやすくなりませんか?」


リリシア「魔法を使ウ、覚える、作る、全部別々の適正がアリます」

リリシア「あなたガその内ドレの一つを持ってるかは、不明」

リリシア「"使ウ"、でなければツカエナイ、です」


索那「……一つ?」

索那「いや、あれどういう……」



リリシア「まぁ戸惑うのも無理ハなし、デス」

レオナール「今この村には……魔法石とかって」

リリシア「無いんですヨ! 補充申請の返事も帰って来ないデスし!」

レオナール「ああ……そういうことか」
641 : ◆OCWLmJLbEU [saga]:2025/10/30(木) 01:05:32.30 ID:AaaPOuCoo
途中ですが続きは次の機会で

次回の日は未定
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/30(木) 11:19:34.80 ID:4ih3CD4IO
魔翌力を使いこなせるかどうか
持っていてもってことか…
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