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【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話
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628 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/27(月) 22:33:32.29 ID:Ns6x1plso
今週は水曜日の夜予定
629 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 21:26:51.28 ID:5wGmLgS9o
22時から再開のつもりで
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/10/29(水) 21:31:33.28 ID:o9d9QPkZO
りよーかい
631 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 22:03:18.67 ID:5wGmLgS9o
++++++++++++++++
前回までのあらすじ
・レオナールと名乗る人物の登場
・同じ所属の二人は仲が良いのか悪いのか分からない
・索那は会話を試みた
>>623-627
++++++++++++++++
632 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 22:21:36.76 ID:5wGmLgS9o
索那「リリシアさん、前に"中央"って場所で働いてたとか言ってましたよね」
リリシア「またその話デスか? それが何か」
索那「そもそも、中央ってどんな場所なんですか? ここよりたくさん人がいるとか?」
リリシア「ソノ通り、そしてこの支部よりはるかに立派ナ本部の建物がありますし、栄えていると言っていいデショウ」
レオナール「街の周囲を石壁と結界が覆っていて、とても安全な場所だよ」
レオナール「それに、この村には無いような物……戦うための装備や、一般人向けの日用品を作る場所なんかもあるね」
リリシア「……私ノ説明を取リましたね?」
レオナール「さすがにそれくらい良くないかなぁ!」
633 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 22:47:29.57 ID:5wGmLgS9o
索那「(へぇ〜、安全な場所か、ここも今のところ安全だけど)」
タウという狩人のような男の言葉を思い出す
負魔の期は魔物が沈静化しているが、それ以外は違うと
納得していたところで、ふと疑問が顔を出した
索那「リリシアさん、子供の頃から同じ場所で働いていたのに、急に異動になんてどうして?」
リリシア「そんな事を何故教えねばナラんのデスか、生意気デスよー」
索那「いやそんなこと」
レオナール「……別に教えても良いんじゃないかい? もう何件か仕事もしたんだろうし」
索那「?」
リリシア「余計ナ事を言うな、デス」
レオナール「その様子だと、多分刺激が強いから敢えて伏せていたのかな?」
レオナール「だが、彼女はどうやらそれなり以上に、疑問に向かっていく類の人間のようだし、明かしたところで」
リリシア「それはあなたが判断することではない」
レオナール「……ううん、困ったな」
索那「(隠す? 不幸な事故?)」
634 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 22:49:07.55 ID:5wGmLgS9o
以下訂正
レオナール「だが、彼女はどうやらそれなり以上に、疑問に向かっていく類の人間のようだし、明かしたところで……あれは不幸な事故で」
リリシア「それはあなたが判断することではない」
レオナール「……ううん、困ったな」
索那「(隠す? 不幸な事故?)」
635 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 23:09:01.40 ID:5wGmLgS9o
索那「なんですか? それ」
リリシア「……」
索那「レオナールさん?」
レオナール「いやー、悪いけど今の話は忘れてくれる?」
索那「ええ!?」
あそこまで言っておきながら――発言を翻す姿に索那は驚く
索那「気になります…」
レオナール「いやーごめん、リリシア支部長が強情だから教えられないんだ」
リリシア「……」
索那「ひ――(顔から表情が消えた!?)」
リリシア「……」
リリシア「あ、いやアナタに怒っているのでは無くテ……」
リリシア「……今は言えマセン、イイですね?」
索那「ふぁい」
レオナール「そんな意地はらなくてもいいのに」
リリシア「いい加減にしないと飲ませますよ? こんな事もあろうかと作っておいた――安全な毒物を」 スッ
レオナール「普通に嫌だけど」
リリシア「飲め! 無礼モノ! 口を開けろ!!!」
レオナール「こらやめるんだ! 人に暴力を振るうのは!」
リリシア「だったら余計な事言うんじゃねーですよこらっ」
636 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/29(水) 23:45:26.06 ID:5wGmLgS9o
しばらく取っ組み合い? が続いた
リリシア「……く、結局飲みませんでしたねこの野郎…」
レオナール「そもそもさぁ安全な毒ってなんですか? 一行で矛盾してるよね」
リリシア「机の角に体を打ち付けた時のような痛みが10分くらい続きマス」
レオナール「へぇ……何に使うのかさっぱりだなぁ〜怖い怖い」
索那「そういえば、さっき言っていたナイトって何ですか?」
レオナール「ん、あれ知らない? 代表的な在り方の一つだけども」
索那「在り方?」
レオナール「イスルギさんはマジカだろう?」
索那「え、どういうことですか」
レオナール「支部ちょー殿が説明したんじゃ――」
リリシア「なんデス?」
レオナール「あー、教わってない、そう、まぁ知らない人っているんだなぁ……へぇー」
レオナール「何で教えてないんです? 素質あるって言ってたような」
リリシア「発動できない内に期待サセても疲れるダケですよ」
索那「?」
637 :
◆OCWLmJLbEU
[sage]:2025/10/30(木) 00:03:07.70 ID:UHrYulVto
レオナール「……まぁいいや」
レオナール「在り方、つまり在り方(スタイル)」
レオナール「自らがどんな存在かを、積極的に決めてしまうんだ、そうすると……」
索那「そうすると?」
レオナール「それに近付いていく」
索那「ええ?」
索那「どんな存在かを決める……そんなことで?」
レオナール「うーん、まず人間には大体四つの適正がある、というのは知っているかな?」
レオナールは指を上に四つ立てて見せた
レオナール「四つの適正、つまり武力、魔翌力、知力、祈力」
レオナール「人は必ずこの内の一つに生まれながら適正を持つ、それらは最も解釈に幅がある適正なんだ」
レオナール「そして、君は魔翌力量を数値化した時41だった」
レオナール「属性にかかわらず魔翌力量が最初に41以上ある人は、つまり大まかには魔翌力の適正がある、ということさ!」
リリシア「ギリギリですけどね」
索那「へぇ……へ?」
索那「そんな事で分かるんですね、ていうか、ギリギリ?」
638 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/10/30(木) 00:09:00.62 ID:UHrYulVto
魔翌力 → 魔力
レオナール「ああうん、魔力に適正がある、というのは本当だ」
レオナール「ただ、もしも君が魔力を鍛えて増やした事があるなら怪しいがね」
索那「(増やしてはいけない? いえ、そうじゃなくて)」
索那「最初の数字が大事ってことですか?」
レオナール「そういうこと!」
レオナール「ちなみに私は武力、そこにいる支部長は知力だ、覚えておくといい」
639 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/10/30(木) 00:47:39.50 ID:AaaPOuCoo
リリシア「全く……今コイツの言った通りデス」
索那「(登録した時に気付いてたなら言ってくれればいいのに…)」
索那「それなら、さっき言ってたスタイルってものをすれば……えっと、私も例えば、魔法使いになれる、とか!」
リリシア「いいえ、そうとは限りませんヨ」
索那「え?」
リリシア「ではここからあなたに現実を教えますデス」
リリシア「魔法使い、またの名ヲ魔法使い(マジカ)デスね、魔力適正で一番知られてるデショうから」
リリシア「確かに、魔力適正がある者が、在り方を魔法使いとスレバ、簡単になろうと思えばなれマスよ、エエ」
索那「え、じゃあ何が問題なんです?」
リリシア「大枠の適正として魔力があったとしても……」
リリシア「魔力を魔法として『使う』適性があるかは別問題なんデスよ」
索那「は?」
リリシア「モット分かりやすく言うなら」
リリシア「魔法使イ、とは名バカリの、"使う"という能力を持たない、『魔法覚え』、『魔法作り』、かもシレナイんですよ」
640 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/10/30(木) 01:01:50.86 ID:AaaPOuCoo
索那「……」
索那「もう少しわかりやすくなりませんか?」
リリシア「魔法を使ウ、覚える、作る、全部別々の適正がアリます」
リリシア「あなたガその内ドレの一つを持ってるかは、不明」
リリシア「"使ウ"、でなければツカエナイ、です」
索那「……一つ?」
索那「いや、あれどういう……」
リリシア「まぁ戸惑うのも無理ハなし、デス」
レオナール「今この村には……魔法石とかって」
リリシア「無いんですヨ! 補充申請の返事も帰って来ないデスし!」
レオナール「ああ……そういうことか」
641 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/10/30(木) 01:05:32.30 ID:AaaPOuCoo
途中ですが続きは次の機会で
次回の日は未定
642 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/10/30(木) 11:19:34.80 ID:4ih3CD4IO
魔翌力を使いこなせるかどうか
持っていてもってことか…
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