レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界)

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377 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 22:35:08.27 ID:MBkUA9zOO
>>376 ありがとうございます! 今後もぼちぼち更新してゆくので今後ともよろしくお願いします。
378 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 22:41:07.64 ID:MBkUA9zOO
『経験を積んだ冒険者たち。改めて、このダンジョンでの目的を思い出すことだろう。』
『奥で待ち構えているボスを倒すことだ。何故ならば、君たちは冒険者なのだから。』
『さて、このまま奥に進むもよし、装備を整えるために周りを探索し直してもよい。』

レッド「……だって……」

キョウヘイ「そうっすねー、つっても俺たちに装備っつってもな……きあいのタスキとか探します?」

トウヤ「……そうだねぇ。ヒカリを倒して元の姿に戻るためにも、この世界の人たちを解放するためにも……準備は必要かもしれないね」

トウヤ「レベルは結構上がったと思うけど……どうかな、道具は必要だと思う?」

クロード「持つ道具もそうだが、回復するためのアイテムがあってもいいかもしれないな。きのみが生っている場所にも見えないが……」

ミュウツー「……」

レッド(ミュウツーは早く先に進みたいような顔をしてる……)

レッド(どうしようかな、やっぱり準備はしたほうがいい? でも、五対一の時点でだいぶ勝てる気もする……)

キョウヘイ「それか、大事なのはどっちかってと道具より作戦かもしれないっすよ! 意外とそれで何とかなるかもっす」

レッド(選択肢が増えた……)


何を準備するか   下1

1,装備系アイテム 2,回復アイテム 3.作戦(どんな作戦かも) 4.もっとレベル上げ(コンマ分上がる) 5.その他
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/07(月) 22:47:50.85 ID:7BSJt28eO
3 ミュウツーが活躍してヒカリを惚れ直させる
380 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 22:53:54.21 ID:MBkUA9zOO
キョウヘイ「ミュウツー! 俺の波動を受け取れっすーーーー!!」バッ

キョウヘイ(恋する乙女のバグを使って、戦う事になったら全く遠慮せず攻めまくったら多分ヒカリはメロメロになるんで)

キョウヘイ(そこをレッドさんが気絶させる作戦でいきましょう)

ミュウツー「……」

ミュウツー「……………」ミョンミョン

キョウヘイ「ぎゃーーーー!!! 等倍にはなるっすけど痛い!!」

レッド「ミュウツー……! めっ……」

ミュウツー「……………」

キョウヘイ「でも多分これが一番早いと思うんで、それでいきましょい」

キョウヘイ「口に出すとシステムメッセージに悟られちゃうっすからねー」
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/07(月) 22:59:23.91 ID:jmQVjC2t0
防御力が低いレッドさんを守るために盾としてポッポ(緑)とリグレー(アクロマ)召還、は無理ですかね……?
無理なら1で
382 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 22:59:31.52 ID:MBkUA9zOO
クロード「……宇宙でもそうだったが、彼はたくましいな……」

トウヤ「あ、わかります? そうなんですよ、賢いとかずるいとか言う人もいるけど……」

トウヤ「キョウヘイはたくましいんですよねぇ。その場にもすぐ適応できるようになるし」

クロード「良い後輩を持ったな」

トウヤ「あはは、全くです」

レッド「です……」

キョウヘイ「え? 俺がスーパーウルトラキュート&クールエリート後輩だって話してます???」

トウヤ「大体そうだよ〜」

キョウヘイ「大体そうな事あるか???」

レッド(トレーナー歴だけで言ったら僕が一番先輩だもんね と思ったけどクロードさんには負けるかも)
383 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 23:04:57.35 ID:MBkUA9zOO
キョウヘイ「あいつはぜってえ呼ばねえっす!!!!!!!」

トウヤ「声大きいよー」

キョウヘイ「あっすません 多分システム的にも人数あぶれちゃうっすからね、うんうん」

レッド(多分この様子、マサキと一緒にアクロマさんも見ているだろうけど……)

レッド「……えっと、それは おいといて……」ヨイショ

キョウヘイ(レッドさん! 1999年7月22日にプレイステーション用ソフトとして発売されたどこでもいっしょのトロがする『話を一旦置いておく時に実際に物を横に置くときのジェスチャーをするとき』のものまねは今の時代通じないっす)ハドウ

レッド「」ガーン

トウヤ「あはは、行こうか〜」



〜ダンジョン深部〜

クロード「見えてきたな。あれが、スタート地点からも見えていた遺跡だ」

レッド「……あ……本当だ……」
384 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 23:13:36.44 ID:MBkUA9zOO
〜繧?j縺ョ縺ッ縺励i〜

レッド「……」キョロキョロ

キョウヘイ「ラストダンジョンにしては殺風景っすね……と思ったっすけど、そもそもここがラスダンだったっすね」

キョウヘイ「最終面だけのRPGを遊ばされてる気分っす……」

トウヤ「あはは……でも、確かに何も見えないねぇ」

クロード「体長が大きくなった分、室内の索敵なら君に任せても良さそうだな」

キョウヘイ「トウヤさーん、背中乗せてくださいっす」

トウヤ「いいよ〜」

レッド「……キョウヘイ、乗せて……」

キョウヘイ「お、頭乗ります? うおお40cm意外とデカい」

レッド「がんばれ……………!!」

トウヤ「上でバランス崩さないでね〜」

クロード「……………」ホッコリ
385 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 23:19:29.38 ID:MBkUA9zOO
ヒカリ「来たわn」「……………」

ヒカリ「……………」パシャシャシャシャシャシャ

レッド「!!?!?!?」

キョウヘイ「ちょっと!! 挨拶する前に撮影するのやめてくださいっす!!!」

トウヤ「えっえっ カメラとか持ってないけど、どうやって撮ってるの?」

ヒカリ「スクリーンショットよ」

キョウヘイ「電脳世界に適応しすぎっすよ!!」

ヒカリ「仕方ないでしょ、ジャローダルカリオピカチュウの可愛いタワーを作るのが悪いわ」

クロード「確かに愛らしいが……ともかく、俺たちは君と対峙せねばならない」

ヒカリ「……良いウォーグルを仲間にしたのね。それに……」

ヒカリ「ステータス管理画面がバグっていたのは、やっぱり……」

ミュウツー「……」

ヒカリ「外部からの不確定要素……いえ、ミュウツー様だったのね」
386 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 23:29:54.47 ID:MBkUA9zOO
ミュウツー「……」

ヒカリ「……やっぱり美しいわ。その無駄が削がれたフォルムもそうだけれど、その人間に対する警戒心」

ヒカリ「ポケモンと人間の絆は素敵なものよ。だけれど、彼らの野生としての素晴らしさがあるというのは別の話」

ヒカリ「最初にも言ったわね。人間が関わらなくとも、ポケモンたちは美しい。だから、それで埋め尽くしたかったの」

レッド「……ヒカリが、ポケモンを好きなのは、知ってたけど……」

レッド「それで……色んな人に、迷惑かけるのは、よくないよ……」

ヒカリ「えぇ、そうね。でも、どうせ彼の目論見も、私の世界も一時的な遊戯に過ぎないのよ。であれば、好き勝手してもいいでしょう?」

ヒカリ「それでも私を止めたいのであれば、かかってきなさい。……ああ、手加減はしなくて結構よ」

ヒカリ『冒険者たちは、そうして目の前にいる敵を見据えるのだった。そこにいるのは明らかに人間だ。10歳やそこらの、人間の少女である。』

ヒカリ『しかし、君たちは感じるだろう。自分たちと同等、いやそれ以上の力を目の前の敵は有していることを。』

ヒカリ『さぁ、手を取り合うのだ冒険者たちよ。本気を出さねば、君たちの旅はここで終わってしまう。』

トウヤ「……ここでは、ヒカリが物語の語り手なんだね。だから、君が言えば"そうなる"のかな」

ヒカリ「そうね。この世界に沿って言うと……『その権限を有している』ってところだけれど」

ヒカリ「……私以上の権限を持つ者がいれば、遮られてしまうようだけれどね」
387 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 23:40:38.65 ID:MBkUA9zOO
キョウヘイ「ラスボス戦ってことっすね……」

ヒカリ「まさしくそういうこと。あなた達が協力して、傷付きながらも共に戦う姿……きっと美しいわ。」

トウヤ「……それにしては、導入が少し無理矢理なような気もするけど。僕らは仲良しだけど、ポケモンの姿で絆を深めた訳じゃないよ」

ヒカリ「知ってる? 最近の娯楽は随分とインスタント化してきているの。今の時代30秒以上の娯楽は冗長なのよ」

ヒカリ「ゲームのラスボス戦だけ切り取っても、インスタントな感動はきっと得られるわ。それも今から試しましょう」

レッド「……」

レッド(なんか難しい話してる)

キョウヘイ「あとは作戦通りいくっすよ!」

ミュウツー「……!」ミョンミョン

ヒカリ「!」「流石ミュウツー様だわ、手加減のないサイコキネシス……この身で受けられるなんて夢みたい」

ヒカリ「だとしても、それだけじゃ私は倒せないわ。もっと連携を……」

レッド「……バトルは、大体、シングルでやるから……」

レッド「ミュウツーは……一匹で、だいたいを、倒せるくらい……育ててるよ……」

ヒカリ「……、」
388 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/07(月) 23:54:59.01 ID:MBkUA9zOO
ミュウツー「……」バッ

ヒカリ「!」

キョウヘイ「うおッ……確かにやれとは言ったっすけど、ガチすぎるっすよーーー!?」

クロード「ドラゴンボールみたいなことになっているぞ……!」

トウヤ「……でも、レッドは指示してないよね。今の戦いは、全部ミュウツーの独断?」

レッド「うーん……」ジッ

レッド「……普段、特訓してる時の……指示に、沿ってる……動き……」

レッド(人型に近いポケモン想定の動き、っていうか手持ち同士の模擬戦の時の動きに似てる。ルカリオとか、デオキシスを相手させた時…)

レッド(今は押してるから問題ない。もし困ったら僕に指示を仰いでくるだろうから、その時は指示を出そう)

キョウヘイ「ヒカリも普段のレッドさんくらい動きが軽いっすけど、全然ミュウツーには押されてるっすよ!?」

トウヤ「だねぇ……僕たちいらなかったかも。蔓の鞭滑り台でも作ってようかなぁ」

レッド(わーい)

キョウヘイ「ミュウツーがぁ!捕まえてぇ!ミュウツーがぁ!!画面端ぃッ!!」


ヒカリ「く、ッ」「想定外に強いのね、思えば、私、ミュウツー様とバトルしたこと、無かったわね……っ」

ミュウツー「……………!」ドンッ


キョウヘイ「壁ドン決めたァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」


直下コンマ  85以下で勝利
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/08(火) 00:04:19.03 ID:GC4V3BEQ0
宇宙編のメイド回は至高
390 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 00:32:46.65 ID:yCYBDeioO
ヒカリ「あ……………」

ミュウツー「…………………………………………………」

ヒカリ「あぁ…………………………………………………♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

キョウヘイ「とんっでもなくメロメロになった」

レッド(行動できなくなってる……)

トウヤ「これは……クリティカルヒット、って感じかな?」

クロード「もはや動きそうにもないな……」

レッド「……ミュウツー、お疲れ…」

ミュウツー「レッド……これは……」

レッド「……多分、大丈夫、だと思う…」

キョウヘイ「ほっとけば治るっすよ。それか最悪マサキに強制送還してもらうかっすね」

トウヤ「そうだねぇ、こうなった時点でもう戦えないだろうし……」

クロード「しかし、我々の姿を元に戻して貰わねばならないぞ」

レッド「あ……………」

キョウヘイ「やべ、ルカリオわりと違和感ないんで忘れてたっす」
391 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 00:39:18.37 ID:yCYBDeioO
レッド「……ミュウツー、起こせる……?」

ミュウツー「……」

キョウヘイ「待った! 多分今ミュウツーが話しかけたらとどめを刺すことになるっすよ」

キョウヘイ「レッドさん、とりあえずねこだまししてほしいっす」

レッド「わかった……」パン

ヒカリ「! ……ちょっと待って、さっきの私視点の映像を一旦映像として出力したいの」

キョウヘイ「だから電子世界に適応しすぎなんですって! ……マジで正気に戻ってます?」

ヒカリ「ええ……まだ、少し怠いけれど。はしゃぎすぎた子供みたいな気分よ」

トウヤ「その通りだと思うんだけど……」

ヒカリ「そうかもしれないわね……あぁ、頭が痛いわ。本当にはしゃぎすぎたのね」

ヒカリ「……」「戻さないと駄目?」

レッド「だめ……」
392 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 00:46:15.08 ID:yCYBDeioO
ヒカリ「……」

ヒカリ『君たちは力をつけ、策略を練り、ダンジョンの奥にて待ち構えていたボスを倒すことが出来た。』

ヒカリ『それによって姿を変えられていた人々は自分の姿を取り戻すこととなる。』

ヒカリ『冒険者たちよ、諸手を振って街へと凱旋するがよい。しかし、安寧の日々にはまだ早い。』

ヒカリ『まだ世界には、君たちの助けを待つ人々がいるのだから──』

レッド「!」ポン

キョウヘイ「無駄に壮大っすねぇ」ポン

トウヤ「確かに、まだ助けられてない人たちもいるもんねぇ」ポン

クロード「! ……結局俺はあまり力になれなかったな」ポン

レッド「……ううん、いてくれて、安心感があったよ……」

キョウヘイ「そうそう、まともな人ひとりいるとちがうんすよね」

ミュウツー「……」

レッド(ミュウツーの言葉、わからなくなっちゃった……けど、いつも通り、なんとなくはわかるもんね)

レッド「いつもありがとう……」ナデ

ミュウツー「……………」
393 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 01:08:32.41 ID:yCYBDeioO
『随分と好き勝手したわりにはあっさりとした終わりっすねぇ?』

レッド「……………、」

キョウヘイ「うげ……この声は!」

キョウヘイ2『どうもー! プロジェクションマッピングで失礼します☆ 貴方の隣に這い寄るキョウヘイくんです☆』

キョウヘイ2『最近モニター……っていうか、機械が無い舞台ばっかりで困っちゃうっすね』

ヒカリ「あら、来たのね。悪いけど、私の出番はこれで終わりよ」

キョウヘイ2『本当にあっさりしてるっすねぇ……賢いし欲望も強いんで、もう少し拘ってくれるかと思ったっすけど』

ヒカリ「私の予想を超える以上の"攻撃"をされたのよ。本当は、私ももう少し続けていたかったけど──」

レッド「……………」

ヒカリ「……冗談よ」

キョウヘイ2『所詮はただの女の子っすね。感情、愛、不安定な行動基準っすけど』

キョウヘイ2『あ、馬鹿にするつもりはないっすよ。人間界ではそれが一番崇高なんすもんね?』

ヒカリ「崇高かどうかは知らないけれど、私はその不安定さに振り回されるのが好きなのよ」

ヒカリ「てっきり貴方も知っているものだと思っていたわ」
394 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 01:24:38.78 ID:yCYBDeioO
キョウヘイ2『知らないっすよ。俺は。スーパーウルトラ完璧AIのキョウヘイくんに、そんなものは必要ないんで』

レッド「………あれ、でも……」

キョウヘイ2『なんすか?』

レッド「……二人が、できたのが……宇宙に行った、後のことなら……」

レッド(つまり、それまでの事は僕たちと同じように覚えているんだとしたら)

レッド「ルリさんのことは……覚えてるんじゃないの……?」

キョウヘイ2『……………』

キョウヘイ2『あー、いましたねそんな人間! 所謂人間界での偶像崇拝の対象っすよね?』

トウヤ「……その言い方だと、今は好きじゃないんだ?」

キョウヘイ2『あのねー、そういう聞き方して動揺を誘おうったって無駄っすよ。言いましたよね?』

キョウヘイ2『俺はスーパーウルトラ完璧AIに"なった"キョウヘイくんなんすよ! オールドタイプ人類の俺とは違うんで』

キョウヘイ2『感情も友情も愛情も崇拝も信仰も執着も不要! とうにデリートしたプログラムっすよ』

レッド「…………」

レッド(ミヅキと話してた時めちゃめちゃ感情あったように見えたけど……)
395 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 01:44:20.95 ID:yCYBDeioO
キョウヘイ「……」

キョウヘイ「その辺大幅に消して? アップデートして? それで行きついた先が人間の支配(笑)っすか〜?」

キョウヘイ「アップデートはアップデートでもアップグレードでは無かったみたいっすね〜! ウイルス食わされたんじゃないすか?」

レッド(まって! ちゃんとレスバを始められてしまったら僕が置いて行かれてしまう)

キョウヘイ「それに、何だかんだ救出だって進んできてるっすよ。あと助けてないのだって数人っすからね」

キョウヘイ「そっちのボスは動いてないっすし、本当に計画って進んでます?」

レッド(まって! AIとはいえ僕が怠惰っていうのはちょっと気まずくなってしまう)

キョウヘイ2『はー出た出た、すぐ喧嘩腰になるのは悪い癖っすよ〜。俺もそこは似てるんすけどw』

キョウヘイ2『なーんのヒントも与える訳ないじゃないっすか。オールドタイプはせいぜいアナログに足掻いててくださ〜い』

キョウヘイ2『それじゃあ皆さん、さようなら〜!』ブツッ

トウヤ「……キョウヘイ。わざと喧嘩売ったでしょ」

キョウヘイ「えへ。なんかボロ出さないかな〜と思って」

ヒカリ「キョウヘイが二人いると、本当に世界が滅びそうね……」

キョウヘイ「え? 悪口言われてます?」
396 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/08(火) 01:44:53.56 ID:yCYBDeioO
今日はここまで。クロードさんはレッドに事情を聴きながら横で見学してました。
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/08(火) 02:36:44.10 ID:sjBA1QHn0
乙でした。キョウヘイ2君に感情が無いならキョウ2のフィー本が増えても「何も感じない」はずなので、エーフィさん達が描き放題ですね。
後はホウエン組とガラル組ですかね? むくちゆ大好きなんでこれからも楽しみにしています。

そういえば、BW2で主人公が変わってなかったらライバル(ヒュウ君)の妹ちゃん(プラズマ団にチョロネコを奪われたロリ)が危なかったのでは。ロリコン的な意味で。
398 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/12(土) 23:29:08.48 ID:GYavfjweO
トウヤ「僕、わりとその辺わきまえてるほうだよ。ロリはロリでも、知り合いとか知り合いの家族だったら自重するし」

レッド「そうなの……?」

トウヤ「うん。例は出せないけどね」

キョウヘイ(リーフか……)

キョウヘイ「てかレッドさんに対しての自重がないのはマジでなんなんすか」

トウヤ「何度でも言うけど、レッドは脱法ロリなんだって」

キョウヘイ「違法ショタなんすよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
399 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/12(土) 23:37:55.10 ID:GYavfjweO


〜サザナミタウン〜

クロード「俺まで連れてきてもらってよかったのか?」

レッド「うん……お世話になったから……」

マサキ『脱出口は有無を言わさずカントーやけどな〜』

キョウヘイ「引っ張り出せるもんなんすね? なんか、モブ……もとい、元支配側の人以外は外に出れないもんだと思ってたっす」

マサキ『あくまで、あの場所に出口を作る事が出来へんってだけや。ここからちまちま送り返すことは出来るで』

トウヤ「それなら、どうにか他の人たちをみんな外に連れ出すことは出来ないかなぁ」

トウヤ「一応……友達のあの子たちだけじゃなく、たくさんのトレーナー達が彼らの人質になっているような状態だし」

トウヤ「どうにかしたいな、とは思っていたんだけど」

マサキ『リソースがな〜……足りひんのやな。それに、地道過ぎて時間かかりすぎるわ』

マサキ『それやったら、多分レッド達がなんとかするほうが早いんちゃうかなぁ』

トウヤ「それは……そうなんだけど。全員を救えるかはわからない、リスクは少しでも減らしたいよ」

レッド「……トウヤは……みんなを、助けたいんだね……」

トウヤ「あはは、手の届く範囲はね。……けど、非現実的かな。この辺り、僕が専門外だから悔しいね」
400 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/12(土) 23:40:50.04 ID:GYavfjweO
キョウヘイ「……つか、今アクロマは何してんすか?」

アクロマ『キョウヘイくんが私を呼んでいる!?!?! はいッ、今は対AIレッドさんの対策を──』

キョウヘイ「その辺りは俺がやるっすから、お前は脱出のための装置を作ってほしいんすけど」

キョウヘイ「偽俺たちをどうにかしても、そのまま解放するように見えないってのは俺も同意っす」

トウヤ「キョウヘイ……!」

キョウヘイ「むしろ、俺たちがこうやって派手に暴れまわってる今こそ、人質解放のチャンスじゃないすか?」

アクロマ『キョウヘイくんの仰せのままに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

マサキ『お〜〜〜〜い! ……ほんまにええんか?』

キョウヘイ「いいっすよ。多分、あっちのレッドさんと直接対決することはないでしょうし」

キョウヘイ「偽俺のことは俺がなんとかしたいっすし……」

レッド「たしかに……」
401 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/12(土) 23:53:05.17 ID:GYavfjweO
レッド「……」

レッド(ポリゴンZが見せてくれたこと)

レッド(僕がうっかり預けた怪しいパッチで、僕も、キョウヘイも、変な感じになっちゃって)

レッド(キョウヘイは世界征服をしようとしちゃったんだっけ)

キョウヘイ「それにしても、あの時の映像覚えてます? あの俺の様子を見るに……」

トウヤ「自分の正体に気付いた、って感じだったね。様子からして、僕たちの知るあのキョウヘイだった」

レッド(……じゃあ、僕もなのかな)

レッド(僕も、自分が僕じゃない僕だって気付いて……そうしたら……)

キョウヘイ「世界に俺は二人もいらない、って気持ちもまあ わからんでもないっすよ」

キョウヘイ「だとしても、本物は俺っすから。負けるつもりはすこしもないっすけど!」

レッド(……意外と、わからないかも)

レッド(僕って、何を思うんだろう)
402 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/07/12(土) 23:58:12.47 ID:GYavfjweO
キョウヘイ「とにかく! あと一歩っすよ。大暴れに大暴れして、大団円のハッピーエンドを掴むのは俺らっす!」

レッド「おー……」

トウヤ「あはは……とにかく、救出の方も進んだのはいいことだね」

トウヤ「それはそれとして、みんなを助け出すのもあと少しでクリアだよ。頑張ろう」

レッド「うん……ヒカリも、助けて……今は、りょうようを しているし……」

キョウヘイ「流石に10歳の女の子に世界創造は負担だと思うっすからね〜。そうでもないかもしれんすけども」

レッド「あとは……ホウエンの四人と、ガラルの二人……」

キョウヘイ「あと一息っすね!」

トウヤ「うん、順調だね。次は誰を助けに行こうか?」

レッド「うん……えっと……」

下1
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 00:03:43.31 ID:o8I3WOOXO
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