レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界)

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491 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 21:00:25.52 ID:1dxiaHDrO
>>490 苦しませたいワロタ 全然いいですけど変なキャラ付けをするかもしれない覚悟はしておいてください
492 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 21:12:39.82 ID:1dxiaHDrO
トウヤ「えーーー!? 僕!? や、やめた方がいいんじゃないかなぁ……? レッドとかキョウヘイの方が……」

レッド「……イッシュで、ミュージカル してるのに……?」

トウヤ「あれはトレーナーがほとんど裏方だから大丈夫なんだけど……コンテストって、人間も着飾るよね?」

キョウヘイ「マサキ、ガラルに行ったときに俺とユウリで仕立てた衣装のデータあるっすか?」

マサキ『あるで〜』

トウヤ「なんであるの!?」

ルッコ「あはは、キョウヘイくんが尊敬している先輩の晴れ舞台……楽しみかな」

ヨウ「マサキさん! うちわありません!?!? あっ装飾は自分でやるんで」

ユウキ「もしかして俺が知らない間にレッド達三人は全員が大きな舞台に立つほどの芸能ぢからを身に着けていて俺たちが田舎でわちゃわちゃしている間に全国放送の映画とかに出演してしまうんじゃ……」

オメガ「もう三人中二人出演してるだろう……とにかく、頑張ってくれ」

トウヤ「えっ、ほ、本当に僕が出場するの? やめたほうがいいんじゃ……」

レッド「……お願い、トウヤおにーちゃん……」✨

トウヤ「しまァす!!!!」
493 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 21:25:28.77 ID:1dxiaHDrO


〜控室〜

トウヤ「反射で頷いちゃったけど……この服も本当に、よくあったね……」※28スレ目198参照

キョウヘイ「めちゃめちゃコンテスト映えするっすよ! 白スーツに黒マントは!」

マサキ『この速度で用意できたのはワイの技術力の賜物やな〜』

ヨウ「ウワァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」バタッ

レッド(死んだ……)

ルッコ「それじゃあ、このモココぬいぐるみをお願いしますっ!」

トウヤ「うん……ここまで来たら、覚悟を決めて頑張るよ!」

オメガ「頼んだ……もふもふぬいぐるみコンテストで優勝して、アルファに会うための道を切り開いてくれ!」

トウヤ「……もちろん。絶対に助けるからね」

ユウキ「ん〜…… おっ! トウヤ、ステージの方から合図があった! 出番だ!」

トウヤ「うん!!」バッ
494 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 21:33:55.08 ID:1dxiaHDrO


〜コンテストステージ〜

司会「さあ始まりました、2572回もふもふぬいぐるみコンテスト!」

司会「このコンテストは、アルファ様に献上する今日一番のぬいぐるみを決めるコンテストとなります」

観客「ウオーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」「早くもふもふを見せろォ!!!!」

司会「本日もかなりの盛り上がりを見せていますね! では、今夜の出場者の発表です」

司会「エントリーナンバー1番! アロマのおねえさん! パートナーぬいは……フレフワンぬい!」

アロマのおねえさん「相棒をイメージして作ったぬいぐるみです!」

司会「エントリーナンバー2番! パイロット! パートナーぬいはチルットォ!」

パイロット「チルットよりもふもふが存在するはずがない!」

司会「エントリーナンバー3番! エリートトレーナー! パートナーぬいはエルフーン!」

エリートトレーナー「身代わりのぬいぐるみも手作りしてます!」


キョウヘイ「思ったよりも賑やかな雰囲気なんすね。もうちょい殺伐としてるかと思ったっす」

ヨウ「ヤジはすっごい殺伐としてません!?」

レッド(ブースターがいない おかしいよこのコンテスト!)

オメガ「なんかこの人怒ってないか?」

キョウヘイ「多分ブースターがいないことに憤ってるだけっすよ」

ユウキ「あ! 次トウヤの出番だぞ!」
495 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 21:46:01.23 ID:1dxiaHDrO
司会「エントリーナンバー4番! トレーナー・トウヤ! パートナーぬいはモココ〜〜!」

トウヤ「が 頑張ります!」


オメガ「……緊張してるな」

レッド(大丈夫かな……)

キョウヘイ「や、あれでいいんすよ。ぬいぐるみを求める層の女性は可愛い系の男子に弱いはず」エアークイッ

キョウヘイ「トウヤさんはシンプル顔がいいっすけど振る舞いは年上女性に受ける!」

ヨウ「羨ましい才能ですよォ……………………………」

ユウキ「確かに観客の反応はいい感じだ! すげー!」

オメガ「……その割には嬉しそうな顔をしてないな」

ヨウ「そうか ぼくにとっては羨ましい才能だけど、トウヤさんにとっては呪われた力なんだ……………………」

レッド(……………………ていうか、もふもふコンテストって……)

レッド(何するの?)
496 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 21:52:56.43 ID:1dxiaHDrO


司会「本日のメインイベント!!!!!! もふもふ・ディベート!!!!!!!!!」

トウヤ「ディベート!?!??!」

アロマのおねえさん「坊や、このコンテストは初めて? もぬテスト(もふもふぬいぐるみコンテストの略)では恒例よ」

パイロット「自分のパートナーぬいがどれだけもふもふであるかを語る戦いなんだ!」

エリートトレーナー「同時に、相手のぬいに存在する欠点を容赦なくつつき、攻撃する……そんな戦いです」

トウヤ「えーっ……良いところを言うだけならともかく、ぬいぐるみの悪いところなんて言えないよ〜……」

アロマのおねえさん「甘い! バニラのように甘い! そんな半端な覚悟では……アルファ様の目には止まらないわよ!」

パイロット「今日もこちらにいらしている! あの特等席で、アルファ様は我々の戦いを眺めているのだ」

エリートトレーナー「そして、我々のディベートの勝ち負けを決めるのもアルファ様なのですよ」

アロマのおねえさん「随一と認められたぬいぐるみだけがアルファ様に受け取られるの!!!」

トウヤ「アルファが……」

トウヤ(……コンテスト会場を一望できるところに、部屋のようなものが見える。ガラス張りだし、あそこから見てるのかな)

トウヤ(好きな物の良さのために、他のものをけなすような子じゃなかったはずなのに……)
497 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:02:24.09 ID:1dxiaHDrO
トウヤ「……………………よしっ」

トウヤ「どうにか、頑張らないと……!」


レッド(もふもふ・ディベート?)

キョウヘイ「マジすか!? 可愛さの欠片も無い対決内容じゃないっすか!」

ルッコ「ディベートって……話し合いみたいなものかな?」

ヨウ「異議あり! みたいな?」👉

キョウヘイ「どっちかっていうと討論……っつーか、あの内容見た感じただのレスバじゃないすか?」

キョウヘイ「しくったァ〜〜! それなら俺が一番得意なのに! つかレッドさんにしなくてよかった〜!」

レッド(え?)

キョウヘイ「レッドさんが話し合い苦手なのはパブリックイメージなんすよ! 三次創作でもそんな感じだったんすから!」

レッド「え?」

ユウキ「トウヤ大丈夫なのか? あんまり得意そうな感じじゃないし……」

キョウヘイ「……頑張ってもらうしかないっすよ」
498 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:08:04.40 ID:1dxiaHDrO
トウヤ(……頑張らないといけないけど……)

トウヤ(向いてないのは自分でもわかるよ〜〜っ! 作戦を立てないと勝てないなぁ)

トウヤ(一つ目は……相手の欠点の指摘を放棄して、ひたすらこちらの良い点だけを主張する事)
499 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:08:35.21 ID:1dxiaHDrO
トウヤ(それが一番やりやすくはあるけど、相手からはどんどん指摘がくるだろうからなぁ……)
500 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:10:10.03 ID:1dxiaHDrO
トウヤ(それが一番やりやすくはあるけど、相手からはどんどん指摘がくるだろうからなぁ……)

トウヤ(ある意味、防御を捨てているような作戦になっちゃうわけだ)

トウヤ(それは流石に策がないのとほぼ同じ……)

トウヤ(二つ目は……どうにか、頑張って相手の粗を探すこと……)
501 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:17:05.28 ID:1dxiaHDrO
トウヤ(できなくはないと思うんだよねぇ。たまにキョウヘイがやってるし……)

  
                                        キョウヘイ「へっくし」

トウヤ(ただ……慣れていないから……普通に下手な気もする!)

トウヤ(三つめは、逆就活生方式……短所を言い換えで長所にできるように、その逆をする……)

トウヤ(多分、長所を見つけるのは得意だから、何とかなる気もするけど。一番心にくるなぁ……)

トウヤ(四つ目の作戦は……一番賭けだけど、上手くいったらほぼ確実に勝てる方法)

トウヤ(一番やりたくない方法でもあるけど。……)

トウヤ(もう一人の僕。今は別の人間として動いてるらしいけど、恐らくここにもいるはず。オメガがいるから)

トウヤ(あいつを呼べば……一時的にでも、"一つに戻れば"、勝てるとは思うけど……)

トウヤ(……どうしようかなぁ)


1,ゴリ押し作戦  2,粗探し作戦  3,逆就活生作戦  4,目覚めトウヤ召喚

下1
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/02(日) 22:32:54.86 ID:1CciqGdCO
目覚トウさんは強いかもだけど心にもふもふが足りないよね。
トウヤさんのままで3でいこう
503 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:36:55.37 ID:1dxiaHDrO
トウヤ(た……確かに! 女児ウケしそうなもふもふぬいぐるみの良いところを言えないかも……!)
504 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:42:08.09 ID:1dxiaHDrO
トウヤ(というわけで、僕のまま逆就活生作戦でいくよ。それなら……ちょっと良い戦いはできるはず!)


司会「では、最初の戦いは……アロマのおねえさんVSパイロット!」

トウヤ「あ、先に他の人の戦いを見て学んでおこうかなぁ」

司会「もふもふ・ディベート レディーゴー!」

アロマのおねえさん「私のフレフワンはもふもふなだけでなくいい香りがするのよ! セレブ御用達の良い香りなの」

アロマのおねえさん「それに対してあなたのチルットは……可愛いけど、ちょっと野性味があるっていうか」

アロマのおねえさん「私は嫌いじゃないけど、ちょっと都会派の人とかには受け入れられにくそうっていうか笑」

アロマのおねえさん「私はいいんだけど、いいんだけどね? ちょっと……笑」

トウヤ(こわ……)

パイロット「ぬいぐるみだからこそ、ありのままのポケモンに近い姿を見せるのが一番いいのでは?」

パイロット「このチルットぬいぐるみは、実際に私のパートナーであるチルットの完全監修!」

パイロット「対してそちらは少しフィクションのぬいぐるみがすぎる。挙句の果てに匂いをつけただと?」

パイロット「それはぬいぐるみだけでなく本物のフレフワンへの冒涜なのでは?」

トウヤ(大人の女の人って怖い…………………………)
505 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 22:55:37.96 ID:1dxiaHDrO
司会「なるほどなるほど…………………………」

司会「いかがですか? アルファ様」

司会「…………………………」

司会「決まりました! アルファ様からのお言葉を読み上げます」

司会「えー、『それぞれお互いの短所の指摘に関して、2番の物が特に正当性があった』」

司会「『その点において、フレフワンは実際にはかなりキツい匂いがする分、良い匂いのぬいぐるみにするのは無理がある』」

司会「……とのことです。よって、2番パイロットの勝利!」

パイロット「よし!!!!!!」

アロマのおねえさん「そんな〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」

トウヤ「ひええ……」

トウヤ「……自信なくなってきた……」
506 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 23:04:44.72 ID:1dxiaHDrO
司会「第二試合、エリートトレーナーVSトウヤ!」

エリートトレーナー「よろしくお願いいたします!」

トウヤ「よろしくお願いします……!」

司会「それでは……もふもふ・ディベート レディーゴー!」

トウヤ「えっと……」

トウヤ(相手のトレーナーさんのぬいぐるみはエルフーン! キリッとしていて可愛いなぁ……)

トウヤ(……って、だめだめ! ええと、まずは相手の出方をうかがっておこう)

エリートトレーナー「そちらが動かないのでしたらこちらから!」

エリートトレーナー「このぬいぐるみは、もふもふなポケモンといえばというアンケートをとった結果作成されました」

エリートトレーナー「もふもふといえばエルフーン! エルフーンといえばもふもふ!」

エリートトレーナー「これは一番のもふもふの座は決まった物でしょう。それに対して…」

エリートトレーナー「そちらのモココ! 今は確かにもふもふかもしれませんが、進化したらもふもふじゃなくなります!」

エリートトレーナー「貴方の敗北はポケモンチョイスから決まっていたんです!」

トウヤ「……!」

トウヤ(やっぱりちょっとショックだなぁ……でも、いける!)
507 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 23:11:37.67 ID:1dxiaHDrO
トウヤ「えっと……このモココはただのモココじゃないんです。見てください、このリボン」

トウヤ「もふもふなだけじゃなく、それ以外でもより可愛くあってほしい。そういう気持ちが込められてます」

トウヤ「それから……ええと、そちらのぬいぐるみに関してですけど……」

トウヤ(アンケートで一位っていうのは、民意を反映しているってことで、事前調査の凄さに脱帽ではあるけど)

トウヤ(逆を言えば、アンケートを使ったということ自体を突けるはず……!)

トウヤ「ポケモンの選び方が、そのポケモンに対しての愛がないんじゃないでしょうか!」👉

トウヤ「せっかくの手作りなら、自分がいちばんもふもふで可愛いと思うポケモンにすべきだった」

トウヤ「……そうしたら、もっと素敵なぬいぐるみになったんじゃないかな」

エリートトレーナー「くっ……!」

司会「なるほどなるほど…………………………」
508 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/11/02(日) 23:16:46.30 ID:1dxiaHDrO
司会「いかがでしたかな、アルファ様」

司会「…………………………」

司会「それでは、アルファ様のお言葉をお伝えします!」

司会「えー、『真に可愛いぬいぐるみというのは、作り手の熱量に依存するものである』」

司会「『その点に置いて4番の指摘は至極当然であり、それに対する反論が出来ない時点で3番の負けは明確である』」

司会「……とのことです。という訳で、4番トウヤの勝利!」

トウヤ「や、やった……!」


キョウヘイ「おお〜〜〜っ、頑張ってるっすね!」

レッド「すごい……! 勝ってる……」

キョウヘイ「……ま、つっても初戦の相手の運が良かったところはあるっすよ」

キョウヘイ「あのレベルの相手なら、俺レベルのレスバぢからになると全然泣かせられるっすよ」

レッド(誇らないでほしい)

キョウヘイ「次の相手のパイロットさん、多分正論マシーン気味っすから強敵そうっすね……」

キョウヘイ「……レッドさん、なんか応援します?」

レッド「え? ……えっと……」

どういう応援をするか        下1
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/03(月) 14:35:03.14 ID:ZmVMki2pO
全員が兄の試合見に来てる妹達を演じて応援
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