【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

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222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/11(月) 14:11:04.57 ID:wnwUb5eOo
1
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/11(月) 14:37:54.25 ID:4r384b/jO
3
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/11(月) 15:13:38.16 ID:zrNAG7Is0
3
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/11(月) 15:16:20.72 ID:zrNAG7Is0
ごめん既に埋まってたの見落としていた
226 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/11(月) 23:42:37.82 ID:LW0Gwv5nO
ーー旧トコナツ支神殿

サーシャ「ふぅ……これで準備完了だね!」

祭壇に置かれた大量の肉料理「」ドン‼︎

リーゼリット「うわぁ……見てるだけでなんか胸焼けしてくる量の肉だね……」

ガイ「ああ……こうして実際に見てみると、いかにも何かが現れそうな雰囲気が……本当に現れるだろうか?」

カグヤ「ウチの知り合いの竜が肉は基本的に嫌いなヤツはいないって言ってたし、あとは気づいて貰えればここに飛んでくるんやない?ほら、おあつらえ向きに大きい鐘もあることやし」

巨大な鐘「」

リーゼリット「これは耳を塞いでおかないと鼓膜が破れそうだね……鳴らすときは言ってよ?」

ガイ「勿論だ。念の為、言っておくが竜の種類は様々だ。意思疎通がとれるヤツもいれば、魔物とそう変わらないヤツもいる。最悪の場合、戦闘の可能性があることを留意してくれ」

サーシャ「……わかった。そのつもりでいるね」

リーゼリット「私はいつでもいいよ。準備できてる」カチャン

カグヤ「まあ多分、大丈夫やと思うけどなぁ」

ガイ「……それじゃあ鳴らすぞ。みんな、耳を塞いでおけ」スッ

巨大な鐘「」ゴーン……ゴーン……ゴーン……

227 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/11(月) 23:43:37.05 ID:LW0Gwv5nO
ーートコナツ火山島 島長の家

ゴーン……ゴーン……

猫人の男「おや……支神殿の鐘ですかね?一体、誰が鳴らしたんでしょうか?」

モーリィ「……まさか、あの鐘を鳴らすとはな。コルト、残りを頼む。急用ができた」ガタッ

猫人の男「え、まだ書類は大量にーー」

バサッ‼︎

バサッ……バサッ……

猫人の男「……行ってしまいましたか」



ーートコナツ火山島 熱帯雨林

ゴーン……ゴーン……

金髪十字目ロリ「わ……鐘の音?なんだか綺麗だね」

厚着キレ長美人「……支神殿の鐘ね。誰かが竜を呼び出そうとしてるみたい」

金髪十字目ロリ「えっ!?じゃあそこ行けば会えるかな!?」

厚着キレ長美人「ええ、探す手間が省けたかも。私達も行くわよ」

赤橙黄色の光「」カッ‼︎



ーートコナツ火山島 溶岩洞

ゴーン……ゴーン……

レッド「行っちゃうの?」

星竜「……この島に生きる竜として、呼び出しには応えねばならん。たとえ、あの鐘を鳴らす意味が今は伝わっていなかったとしても」

伝説の溶岩エイ「キュゥーン……」

星竜「エイさん、心配には及ばない。レッドさんの話では我が力を悪用することのない人物達だ……我は本来、世界樹の力がこの島へ落ちなければ産まれてこなかった存在だ。この空を戻すために必要ならば、我はこの命を失っても構わない」

レッド「そんな……」

星竜「それに、我が死ぬと決まった訳ではあるまい?星の力だけが目的ならやりようは幾らかあるだろうしな」

星竜「……では、行ってくる」

星竜「ギャオオオオオオッ!!!」

バサッ‼︎

バサッ バサッ バサッ……

伝説の溶岩エイ「キュゥン……」

レッド「……うん、きっと大丈夫だよね」

228 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/11(月) 23:45:02.84 ID:LW0Gwv5nO
ーー旧トコナツ支神殿

サーシャ「うぅ……まだ耳がビリビリする……」

カグヤ「けど、島全体に届いたんやないか?」

ガイ「これで飛んできてくれれば御の字だがな」

リーゼリット「まあ、こなかったら痕跡を探しに行けばいいだけだしね。そしたらこの肉料理を頑張って処理することになるけど……」

ギャオオオオオオッ……

リーゼリット「……え?」

サーシャ「この声……今まで聞いたことのない鳴き声だよ!」

ガイ「……来るのか?」

バサッ……バサッ……

カグヤ「音がどんどん大きくなっとる……もうすぐ現れるで」

バサッ‼︎バサッ‼︎

星竜「ギャオオオオオオッ!!!」バサッ‼︎

サーシャ「本当に来た!?」

リーゼリット「サーシャ、離れて!羽ばたきに巻き込まれる!」

ガイ「現れただけなのに……なんて威圧感だ……!」

カグヤ「間違いなく、本物の竜やね……!」

ドシン……

星竜「……我を呼んだのは貴様らか」

サーシャ「そ、そうです!竜さんに、聞きたいことがあって!」

星竜「……話せ」ムシャムシャ

リーゼリット(あ、肉食べるんだ……)

ガイ「世界樹の光の残滓を探している。貴方がその力を持っていると聞き、ここへ呼んだ」

星竜「なぜ、光の力を求める?」

ガイ「この空を……在りし日の世界を取り戻すために必要だからだ」
229 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/11(月) 23:53:57.85 ID:LW0Gwv5nO
星竜「……グルル……」

サーシャ(お、怒ってるのかな……?)

星竜「……我は、この島に落ちた残滓の化身とも言える存在だ。貴様が求めているものは目の前にあるということだな」ムシャムシャ

リーゼリット「!」

星竜「……この食事は誰が用意した?」

サーシャ「わ、私です!お、お口に合わなかったでしょうか……?」

星竜「そう恐れるな。とても美味であった。感謝するぞ」

サーシャ「へ?あ、ありがとうございます!」

星竜「さて……これが貴様達が求めるものだ」

星の力[炎]「」キラキラ…

カグヤ「なんともまあ……綺麗なもんやね」

リーゼリット「あれが……世界樹の光?」

サーシャ「間違いない……あのときフォレスティナで見た光と同じだ!」

ガイ「……たしかに、求めてはいるが俺達はその力を扱う術を持たない。残滓の力がここに残っているかを調べに来ただけだ」

星竜「……貴様、名前は?」

ガイ「ガイ。ただの、ガイだ」

星竜「そうか、ガイ。お前は扱う術を持たないと言っているが……随分面白いものを持っているじゃないか?出してみろ」

ガイ「……これのことか?」スッ

翡翠の賽「」

星竜「どこで手に入れた?いや、関係あるまいか。今、ここにあるという事実こそが重要だ」

ガイ「一体何の話を……」

星竜「クク……何、貴様も大変な役目を背負わされたものだなと同情しているのだ。知らないようだから教えてやるが、その賽があれば世界樹の光の力を留めておくことが出来る」

ガイ「この賽のことを知っているのか!?」

星竜「知っている……というよりは感じるといったほうがいいか。いや、くだらんな。そんなことはどうでもよい」

星竜「我はこの力に未練はない。だが、この力を扱う者は相応の覚悟と力がいる……ただで渡す訳にはいかないのだ」

リーゼリット(……嫌な予感がする)カチャ……

カグヤ「あら、なんか物騒なこと考えてはります?」スッ

ガイ「……俺達を試す、ということか?」シャキンッ

星竜「そうだ。手加減はせぬ、[ピーーー]気でかかってこい……気を抜けば死ぬぞ」

サーシャ「……」キリリ……

星竜「では、見せてもらおう……貴様らが星の力を扱うにあたる者かどうか!」

ーー戦闘開始 星竜ーー

下1コンマ
01〜10 痛恨
11〜50 劣勢
51〜90 優勢
91〜00 会心

以下を使用する場合はコンマ判定時に名称を書き込んでください。(同時使用はできません)

閃光玉+10 残り3回
はさみうち+ 30残り1回
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/11(月) 23:59:54.29 ID:KyULqnioo
はさみうち
231 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 01:22:28.26 ID:pN1V0TVCO
星竜「ギャオオオオオオッ!!!」
火球「」ゴウッ‼︎

ガイ「!」サッ

ドガァァァン‼︎

カグヤ「全然可愛くない威力やなぁ……!」
闇球「」ヴォンッ‼︎


カグヤ「さて……お手並み拝見やね!」

複数の闇球「」ドドドドドドッ‼︎
ドガァン‼︎

星竜「ギャオオオ……」シュウウウ……

カグヤ「嘘やろ?物凄く本気やったんやけどな……」

ガイ(効いていない訳ではないが、絶妙なタイミングで防御されている……隙を作れば有効打になり得るか)

ガイ「……サーシャ!アレをやるぞ!」

サーシャ「わかった!リーゼ、手伝って!」

リーゼリット「了解、どうすればいい!?」

サーシャ「とにかく竜の注意を逸らして!」

リーゼリット「……やってみる!」スッ

銃「」バァンッ‼︎バァンッ‼︎

星竜「ギャオッ!」バスッ‼︎バスッ‼︎

サーシャ「ガイ、準備は!?」
弓「」キリリ……

星竜「ギャオオオオオオッ!」
星竜の爪「」ブンッ‼︎

星竜の尻尾「」ブォンッ‼︎

ガイ「ッ!……いつでもいいぞ!」サッ
キュイイイン……

弓「」パヒュンッ‼︎

サーシャ「……今!」

ガイ「はぁっ!」シュインッ‼︎
シャキンッ‼︎
星竜「ギャオッ!?」
バスッ‼︎

リーゼリット「今だ、カグヤさん!」

カグヤ「隙だらけやね!!!」

複数の闇球「」ドドドドドドッ‼︎

星竜「ギャオオオオオオッ!?」シュウウウ…

ガイ「よし、成功だ!」シュインッ

サーシャ「この調子で攻め続けるよ!」

下1コンマ
01〜20 劣勢
21〜70 優勢
71〜00 会心

以下を使用する場合はコンマ判定時に名称を書き込んでください。(同時使用はできません)

閃光玉+10 残り3回
はさみうち+30 残り0回
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/12(火) 01:33:26.42 ID:srDm/1qho
閃光玉
233 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 09:36:00.13 ID:NZmNfG4zO
ガイ「みんな、目を閉じろ!」ポイッ

閃光玉「」ピッカァァァン‼︎

星竜「ギャオッーー」

星竜「……目眩しか、とんだ小細工を……」

ガイ「だが、効果はあったようだな……!」シュインッ

星竜「背に乗ったのか!?そこから降りろ!」バタバタ

ガイ「……」スッ

ガイ(レッド程のものはできないが……直接触れさえしていれば……!)

ガイ「氷よ!」パキパキパキッ‼︎

星竜「ギャオオオオオオッ!?」ガチン‼︎

星竜の翼「」バサッ‼︎バサッ‼︎

星竜の尾「」ブォンッ‼︎

ガイ「うおおおっ!?」バッ

ドサッ!

ガイ「がはっ……!」ビシャッ‼︎

リーゼリット「ガイが振り下ろされた!」バァンッ‼︎

サーシャ「……私が行く!攻撃を続けて!」ダッ

カグヤ「あかん……そろそろ魔翌力切れが近づいて来たで……」ヴォンッ‼︎

リーゼリット「でも体が凍って動きが鈍くなってる……ここが正念場だよ!」

下1コンマ
01〜20 ??
20〜30 劣勢
31〜00 勝利

以下を使用する場合はコンマ判定時に名称を書き込んでください。(同時使用はできません)

閃光玉+10 残り2回(警戒されて使えない!)
はさみうち+30 残り0回
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/12(火) 09:44:30.61 ID:mti9xD3jo
どうなるか
235 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 20:11:10.44 ID:T0MqCDl6O
複数の闇球「」ドドドドドドッ‼︎

銃声「」バァン! バァン‼︎

星竜「ぬう……!」ドガァン‼︎ドガァン‼︎

サーシャ「ガイ、大丈夫!?」ズザザ…‼︎

ガイ「ごふっ……ああ、なんとかな……」

サーシャ「そのままじっとしてて」ポゥ…

淡い光「」ポワワ……

ガイ「……回復魔法か。助かる」

サーシャ「全快とまではいかないけどね……リーゼとカグヤさんもギリギリだから、動けるようになったらすぐに行って貰わなきゃいけないけど……」

ガイ「ああ。もう、充分だ……」ヨロ……

サーシャ「……行けるの?」

ガイ「このままでは2人が持たない……やるしかないだろう……」キュイイイン……

ガイ「……援護を頼む」シュンッ

サーシャ「……リーゼ!カグヤさん!ガイを援護して!!!」キリリ……パヒュンッ‼︎

リーゼリット「速い!?……間に合ってよ!」チャキッ

カグヤ「……あとは任せるで!」スッ

火球「」ゴウッ‼︎
闇球「」ヴォンッ
ガイ「」シュンッ

星竜の尾「」ブォンッ‼︎
矢「」バスバスバスッ‼︎
ガイ「」シュンッ

星竜の爪「」グオオッ
銃弾「」バスッ‼︎ バスッ‼︎
ガイ「」シュンッ

星竜「ギャオオオオオオッ!!!」バッ
ガイ「」シュンッ

ガイ「はああああああっ!」ブンッ

ジャキンッ!!!
236 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 20:11:22.11 ID:o6iq30qkO
ガイ「……がはっ……ご、あ……」ドサッ

星竜「……見事だ。ガイよ。普通の竜であれば今の一撃で確実に死んでいただろう」

星竜「だが、我を倒すには及ばなかったようだな」

サーシャ「そんな……」

リーゼリット「くっ、もう弾も残り少ないのに!」ガチャン

カグヤ「チッ……随分しぶといんやね……」
闇球「」ヴォンッ

星竜「武器を納めよ。もう我に戦う意志はない」

ガイ「……な、に……?」

星竜「我が今、生きているのも星の加護によるもの。本来ならば死んでいる……貴様等は、充分に力を示した」

星竜「ガイ、翡翠の賽を出せ」

ガイ「……」スッ

翡翠の賽「」キラッ……

ガイ「賽が、光っている……?」

星竜「ギャオッ……」
星の力[炎]「」ポゥ……スィー……

翡翠の賽「」キランッ‼︎

サーシャ「……光が、賽に吸い込まれた?」

リーゼリット「じゃあ世界樹の光の力を……貰えたってこと?」

カグヤ「ふぅ……じゃあこれで一見落着やな……偉い疲れたわ」

星竜「これで星の力は完全に貴様の手に渡った……ガイ、あとはお前次第だ。大事に扱えよ?」

ガイ「……ありがとう。正しいことに使うと約束しよう」

星竜「フッ……さて、我はしばらく眠ることにする……次に起きたときは青い空を拝めればいいが」

???「んー、でも私のコレクションになるからそれは無理かも?」
237 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 20:12:22.50 ID:o6iq30qkO
星竜「……何者だ?」

金髪十字目ロリ→セーレフェリア「お初にお目にかかります。私はセーレフェリア・ロスチャイルド……この世界の全てを支配する王になる者だよ!」

星竜「戯言を……」

セーレフェリア「本当のことだもん!みんな、私に支配された方が幸せになれるんだよ!」

セーレフェリア「だから……竜さん、そんな私の一部になれることってすっごく光栄なことだと思わない?」

星竜「……付き合っている暇はない。遊びは他所でやれ」

セーレフェリア「あー、そんな態度とっちゃうんだ。じゃあ選ばせてあげようと思ったけど竜さんは強制的に私のコレクション入り決定ね!」

星竜「やれるものなら……やってみよ!」

ドガァンッ‼︎ズドォンッ‼︎バゴォン‼︎

サーシャ「な、何……どういうこと?」

カグヤ「訳がわからん……とにかく離れないと巻き込まれるで」

リーゼリット「そうだね……ほら、ガイさん。捕まって」

ガイ「……くっ、何者なんだあいつは?」

厚着キレ長美人「離れる前に……その賽を渡してもらえるかしら?」スタッ

サーシャ「も、もう1人来た!?」

リーゼリット「渡す訳ないでしょ。とても大事なものなんだから」

厚着キレ長美人「想定していた答えだわ。平和的に解決してあげようと思ったけど……残念ね。貴方達はここでお終い……」スッ

カグヤ「ッーー」バッ
闇球「」ヴォンッ‼︎

ドガァンッ‼︎

サーシャ「きゃああああああっ!」

リーゼリット「あああっ!」

ガイ「ぐっ……ぬう……」

カグヤ「くっ……みんな、逃げて……」ドサッ

厚着キレ長美人「他愛ないわね。それじゃあもらっていくわよ……」

ブンッ‼︎

厚着キレ長美人「!」サッ

モーリィ「私の友人に手を出して、無事でいられると思うなよ……」バサッ…バサッ…

厚着キレ長美人「島長が出てくるなんて……分が悪いわね」

厚着キレ長美人「セーレフェリア、撤退よ」

セーレフェリア「えー!?」

厚着キレ長美人「手負いが一匹とはいえ、竜を2匹同時に相手取るのは厳しいわ。一回出直しましょう」

モーリィ「逃すと思うか?」

厚着キレ長美人「あらーー」グシャッ‼︎

厚着キレ長美人「」ドサッ

セーレフェリア「うわー、グロい……」

モーリィ「次は貴様がああなるんだぞ?覚悟は出来ているな」
238 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 20:12:57.47 ID:o6iq30qkO
セーレフェリア「それはちょっと嫌だなー……なんか冷めちゃった。フローディア、早く起きてよ」

カッッッッ‼︎‼︎

不滅の炎「」ゴオオオオオッ‼︎‼︎

厚着キレ長美人「……やっぱり[ピーーー]ないのね。ちょっと期待していたんだけど」

モーリィ「……不死鳥か」

厚着キレ長美人→フローディア「そう、フローディア・エターナルエンド……名前はどうでもいいかしら?」

フローディア「……また取りにくるわ。それまで大事にその賽を持っておいてね」スッ

ガイ「……」

セーレフェリア「ちぇー。結局来て損したー……」

モーリィ「待て、逃すか!!!」バッ

星竜「ギャオオオオオオッ!」バッ

セーレフェリア「それじゃあまた遊ぼうね!バイバーイ!」

赤橙黄色の光「」カッ‼︎

モーリィ「チッ、逃したか……」

239 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/12(火) 21:12:39.03 ID:gSKD0jhNO
ーー???

ザァーン……ザザァーン……

ガイ「……また、この夢か」

ピョンッ……ピョンッ……

ガイ「やっぱり、いるんだな」

黒いスライム「」モニョッ‼︎

ガイ「久しぶり……でもないか。また叩いて起こしてくれるか?」

黒いスライム「」モニョニョ?

ガイ「ん……これか?」ガザゴソ

翡翠の賽「」キラッ……

黒いスライム「」モニャッ‼︎デロデロ……

ポンッ

黒髪幼女「わぁ……変われた……!」

ガイ「……驚いたな。人に化けられるとは」

黒髪幼女「え、えと……はじめまして……はじめましてじゃ、ないけど……あなたの、名前は?」

ガイ「ああ。はじめまして……俺は、ガイだ。君は?」

黒髪幼女「ん……わかんない……」

ガイ「……まあ、夢だしな。そういうこともあるか」

黒髪幼女「ごめんなさい……」

ガイ「謝らなくていい、怒ってる訳じゃない」

ガイ「この前は、何を伝えようとしていた?」

黒髪幼女「……ガイさんに、お願いがあって」

ガイ「どんな?」

黒髪幼女「えと……世界めくれを止めてほしいの」

ガイ「それなら、既に行動している。暗黒館の目的がそうだからな」

黒髪幼女「……暗黒館?」

ガイ「ああ。世界めくれの影響をなくし、在りし日の世界を取り戻す為に活動する組織だと……そう認識している」

黒髪幼女「わぁ……!ガイさん、すごい!」

ガイ「俺はすごくはないが……それで今、世界めくれの影響を取り除く為に必要な世界樹の光の力を調べているところだ。もっとも、調べるどころか力の断片を預かってしまった訳だが」

黒髪幼女「……だから、私もこの姿になれたのかな……?」

ガイ「そういえば、賽の光に触れてから姿が変わったな……もしかしたら影響しているのかもしれん」

黒髪幼女「んへへ……お話しできて、嬉しい……」

ガイ「フッ……」

安価下1〜2
何か話す?
自由安価
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/12(火) 21:16:33.64 ID:8oeS3Wgp0
あの2人組について知っているか
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/12(火) 21:41:44.07 ID:srDm/1qho
そもそも君はどこのだれだ
242 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 08:54:48.22 ID:DaX2dMAsO
ガイ「名前はわからないにしても……普通の夢なら、こんなにも細かく君の姿を思い描けるはずがない」

黒髪幼女「ここは……夢の中だけど、わたし、本当にいるから……」

ガイ「……つまり、夢を使って俺と話しているってことか?」

黒髪幼女「うん……」

ガイ「……実際の君はどこにいる?」

黒髪幼女「……暗くて、寒い場所……お空が、近いかも」

ガイ「空?」

黒髪幼女「うん……けど、ごめんなさい。よくわかんない……」

ガイ(空が近い場所……山の上とかだろうか?)

ガイ「……一つ、聞きたいことがあるんだが」

黒髪幼女「ん……なに……?」

ガイ「たしか……セーレフェリアとフローディアといったか。その二人組も世界樹の光を求めているようだった。何か知らないか?」

黒髪幼女「セーレフェリアさんは知らないけど……フローディアさんは、聞いたことあるかも」

ガイ「本当か?」

黒髪幼女「たしか……フローディア……トゥルーエンド!……スウィートエンド、バッドエンド……ハッピーエンド?デッドエンド……?オーバーエンド???」グルグル

ガイ「どれも似ているが……たしかエターナルエンドと名乗っていたな」

黒髪幼女「んゅ……あんまり役に立たなかったかも……」

ガイ「いや、関係はありそうだ。名をもじった偽名か、あるいは同じ一族の者かもしれない」

黒髪幼女「大魔女様……」

ガイ「大魔女……?大魔女帝国のか?」

黒髪幼女「やっぱり関係ないかも……あっ」

ガイ「どうした?」

黒髪幼女「もう……夢が覚めちゃう……」

ガイ「む、そうか……」

黒髪幼女「また会おうね、ガイさんーー」

243 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 08:56:51.69 ID:C723RvIjO
ーートコナツ火山島 診療所

ガイ「……」スッ

サーシャ「……」zzz

毛布「」ファサッ

ガイ(ずっと側にいてくれたのか)ソッ



モーリィ「む……起きたか。ガイ」

ガイ「モーリィさん……カグヤさんは無事なんですか?」

カグヤ「見ての通り元気やよ〜」

ガイ「よかった……あれからどれくらい経った?」

カグヤ「丸1日やね。あの二人に襲われたあとモーリィはんとリーゼリットはん、サーシャはんが私たちをここまで運んでくれたんやよ」

モーリィ「まさか、同じ奴を短期間で二度も担ぐことになるとは思わなかったが」

ガイ「……星竜はどうなったんです?」

モーリィ「あいつは溶岩洞で眠りについた。当分は目を覚まさんだろう」

ガイ「そうなんですね……」

モーリィ「ガイ、お前はこれからどうする?」

ガイ「一度、ウォーターポートに戻って今回の出来事を報告しようと思います」

モーリィ「そうか……で、戻るのはいつだ?」

ガイ「……体が動くならすぐにでも」

カグヤ「医者としてはあんまり無理してほしくないんやけど……事態が事態やし、強くは止められんなあ」

ガイ「……そういえばリーゼリットは?」

カグヤ「ああ、おつかいに行ってもらってるだけやよ。すぐに戻ってくると思うわ」

モーリィ「……一日くらいは休んで、ついでに島を見て回るといい。この島の客は歓迎するぞ」

カグヤ「抜け目ないなぁ、モーリィはん。でもウチも賛成やよ、一日は安静にしてほしいし」

ガイ「……では、そうしよう」

現在はトコナツ火山島です。(6日目)
※6日目が終了次第、ウォーターポートへ帰ります。

何をする?
安価下1〜3
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 09:26:55.11 ID:tApS+BBqO
セーレフェリアとフローディアに宣戦布告の呪詛念波でも飛ばしておく
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 09:39:04.61 ID:fvRuFzBeO
サーシャと一緒に観光
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 09:55:54.45 ID:Btj2Bjzp0
アルバと合流して訓練を頼む
247 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 11:01:45.13 ID:4s0BRR3tO
ーートコナツ密林の隠れ温泉宿

アルバ「……なるほど。ではこの島の世界樹の力は今、君が持っているというわけか」

ガイ「ああ、そうだ。明日に出発してウォーターポートに戻ろうと思っている」

アルバ「ならばここにいる用はないな……俺は先に戻る。報告は君達でやっておけ」

ガイ「……少し、待ってくれ」

アルバ「どうした?」

ガイ「世界樹の残滓を探すなら……今後、一緒に戦うこともあるはずだ」

アルバ「……つまり、お前の腕を見ておく必要があると?」

ガイ「ああ。俺も、あなたがどう戦うのか知っておきたい」

アルバ「……」

コンマ下1
01〜80 知る必要はない
81〜00 いいだろう
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 11:03:11.66 ID:ybW0m/lHO
いいだろう
249 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 13:54:00.38 ID:qXnITAbvO
アルバ「今、知る必要はない。そのときになれば自ずとわかるだろう。それに、その身体では本来の力など出せる道理もあるまい」

ガイ「……」

ガイ(たしかにその通りかもしれない)

アルバ「そういうことだ。互いのことは、必要になった時に知ればいい」ザッ

ガイ「……」

アルバ「……まだ傷が痛むだろう。あまり無理はしない方がいい」

ガイ「……ああ」

アルバ「……また会おう」

スタスタ……

⭐︎アルバがトコナツ火山島を出発しました
250 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 13:54:54.32 ID:qXnITAbvO
ーートコナツ火山島 海市

ワイワイガヤガヤ

サーシャ「わぁ……この辺りは賑わってるね!」

ガイ「ああ。港の方もそれなりに人がいたが、この辺りは特に人が多いな」

サーシャ「いろんなお店が並んでて目移りしちゃうね……」

ガイ「どこによる?」

サーシャ「んー……全部行ってみたいかも?」

ガイ「……流石に全部回り切る時間はないだろう。どれかに絞るべきだ」

サーシャ「悩みどころだね……」

安価下1

1 海市の屋台
2 武具屋
3 酒場
4 その他(ありそうな場所の自由安価)
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 13:59:44.25 ID:9anM1Zt4o
1
252 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 15:54:46.91 ID:OPmapB8IO
サーシャ「それじゃあ……あの屋台によってもいい?」

ガイ「ああ。構わないぞ」



ーートコナツ火山島 海市 屋台

黒丸メガネのタコ人おじさん「いらっしゃいいらっしゃい!ウチの屋台は凄く美味いよ〜!」

サーシャ「あの〜、すいません。ここって何の料理を売っているんですか?」

黒丸メガネのタコ人おじさん「おっ、可愛いエルフのお嬢さん!彼氏君とデートかな?」

サーシャ「え!そ、そんなんじゃないです……///」

黒丸メガネのタコ人おじさん「ありゃ、違ったかい?お似合いだと思うんだけどなぁ……ああ、それで何の料理を売ってるかだね?ウチは食材選択式だから、ここにあるものを使って作れる物を売ってるよ!」

ガイ「……最終的な料理は店主の気分次第になる訳か」

黒丸メガネのタコ人おじさん「ガッツリめのものでもデザートでも自信あるよ!食べたい物を選んでくれ!」

レッド「あれ?ガイに、サーシャちゃん。まだこの島にいたんだね」ヒョコッ

ガイ「レッドか。君も何か食べに来たのか?」

レッド「いや、二人を見かけたから見に来たんだ。いつ帰るの?」

サーシャ「明日の予定ですよ!あ、レッドさんもよかったら一緒に食べていきません?」

レッド「いいの?それじゃあお邪魔しちゃおうかな」

黒丸メガネのタコ人おじさん「なんだ、レッドくんの知り合いだったのかい?じゃあ安くしとくよ!好きなのを選んでくれ!」

サーシャ「わぁ……ありがとうございます!どれにしようかなぁ……」

黒丸メガネのタコ人おじさん(兄ちゃん、お嬢さんの分とレッドくんの分を出そうとしてるだろ?一人分の値段しか貰わないから、存分にカッコつけな!)コソッ

ガイ(いや、懐に心配はないんだが……まあ安くなるんなら有り難く乗らせてもらおう)

安価下1〜2 食材を1〜3つ選択
肉類:トリ肉、ケモノ肉
野菜:食べられる野草、海藻類、マンドラ大根、ゴボウの根っこ、トコナツマメ
穀物:ヤマイモ、パラパラ米、甘もろこし、ナッツ
魚介:カニ、ウミザリガニ、フヨフヨクラゲ、ウミタニシ、ウマアジ、マグロ、溶岩魚
果実:トコナツバナナ、トコナツドリアン、トコナツココナッツ、ウォータースイカ、ファイアメロン
卵乳:トリの卵、ミルク、チーズ、バター
特殊:スライムゼラチン、きび砂糖、激辛香辛料
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 15:56:13.53 ID:w2ibbYbW0
溶岩魚・激辛香辛料・ファイアメロン
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 15:57:28.98 ID:9anM1Zt4o
トコナツマメ フヨフヨクラゲ バター
255 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 20:45:43.46 ID:lVEEO53mO
マメ入りバターマグマフィッシュカレー「」ドン‼︎

ファイアメロンのクラゲ入りソーダ「」ドン‼︎

黒丸メガネのタコ人おじさん「はいよ、お待ちどう!バターマグマフィッシュカレーとファイアメロンのソーダだ!」

サーシャ「美味しそう!」

黒丸メガネのタコ人おじさん「カレーはトコナツ火山島の郷土料理だけど、辛さが強くてね!辛いのが苦手な人でも食べやすいようにバターを一緒に溶かしてあるんだ!」

ガイ「クラゲはソーダに使われているのか。細切りが炭酸の中でゆらめいて面白いな」

レッド「カレーに入ってるトコナツマメは島民の人達が昔から好んで食べてる豆だね。どんな環境でも育つから最近は他の国でも栽培されてるって聞くよ」

黒丸メガネのタコ人おじさん「さあ、おかわりは自由だ!好きなだけ食べてくれ!」

レッド「もう……またそんなこと言ってたら奥さんに怒られちゃうよ?」

黒丸メガネのタコ人おじさん「はっはっはっ!沢山食べる種族じゃなければどうということはないよ!さあ、遠慮せずに!」

サーシャ「……それじゃあ、いただきます!」パクッ

サーシャ「ん〜!美味しい!」モグモグ

ガイ「」パクッ

ガイ(……!溶かし込まれたバターが辛味を包み込み、香ばしさが口いっぱいに広がる……溶岩魚とトコナツマメのホクホクした食感が変化をもたらして食べ進める手が止まらん……!)モグモグ

ガイ(そして熱くなった体に冷たいファイアメロンのソーダが効く……クラゲがゼリーのような喉越しをして飽きさせない!)ゴクゴク

レッド「」モニョモニョモグモグ

ガイ「……すまない、もう一杯もらえないだろうか?」カラッ

黒丸メガネのタコ人おじさん「お、気に入ってくれたかい?まだまだあるから、沢山食べていきな!」

サーシャ「すいません、私もおかわりいいですか?」カラッ



黒丸メガネのタコ人おじさん「また来てね〜!」

サーシャ「ご馳走様でした!美味しかったです!」

ガイ「ふぅ……結構食べたな」

サーシャ「屋台であんなに食べたのはじめてかも……」

レッド「あの屋台、美味しいにあんまり人気ないんだよね……またトコナツ火山島に来たときには行ってあげると、おじさんも喜ぶと思うよ」

サーシャ「うん!あんなに美味しいお店、行かないと損だもん!また来ようね、ガイ!」

ガイ「……ああ、そうだな」

⭐︎屋台で美味しい料理を食べました
256 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 20:46:11.01 ID:lVEEO53mO
ーートコナツ火山島 港

ガイ「ん?あれは……」

リーゼリット「」
掲示板「」

サーシャ「リーゼ?あんな所で何をしているんだろう……おーい!」

リーゼリット「ん……サーシャとガイさん?デート中?」

ガイ「2人で行動しているだけだ。そこで何をしている?」

リーゼリット「ほら、最後に現れた二人組いるでしょ?何か情報があれば暗黒館まで連絡するように頼む張り紙をしてたんだ」

張り紙「セーレフェリア、フローディアと名乗る二名を捜索しています。この者たちに関する目撃情報や行動の記録があれば、暗黒館まで至急ご連絡ください。ーー次は逃がさない」

サーシャ「あはは!まるで宣戦布告の文章みたいだね」

ガイ「フッ、あまり奴らには目をつけられたくないんだがな」

リーゼリット「でも、私達に注意が向いてる方が他の世界樹の光の残滓を狙われないかもしれないでしょ?」

ガイ「……確かにな。一理ある」

リーゼリット「でしょ?」ニヤリ

⭐︎セーレフェリアとフローディアの捜索願を出しました
257 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 21:16:48.41 ID:o7wYASaUO
ーートコナツ火山島 港

豪華客船「」ボーッ

サーシャ「あっミチルさんの船だ!またあれに乗れるんだね……暗黒館の幹部ってすごいなぁ」

リーゼリット「戻ったらサーシャも幹部になれるようにオーナーに進言してみようか?」

サーシャ「えっ!いいの?……でもいいかな。組織ってなんか堅苦しくって……それに、ガイと行動すれば恩恵は受けられるから今は大丈夫!」

ガイ「……そういえば幹部に選ばれる基準とかはあるのか?俺は気がついたらなっていたんだが……」

リーゼリット「んー……どうだろうね?私もそれはわかんないや」

レッド「おーい!」ピョンピョン

カグヤ「見送りに来たで〜」フリフリ

サーシャ「あ、レッドさんとカグヤさん!」フリフリ

モーリィ「」バサッ バサッ

スタッ

リーゼリット「島長まで来た!」

モーリィ「ふぅ、間に合ったか……」

カグヤ「またコルトはんに仕事投げてきたんやろ?可哀想やなぁ」

モーリィ「すぐに戻るからいいんだよ……ガイ、お前に言っておくことがある」

ガイ「俺に……?」

モーリィ「ああ。お前はこの先、もっと厄介な連中や危険な場所に踏み込むこともあるだろう。世界樹の光を集める者として、その覚悟はあるか?」

ガイ「……覚悟はしています」

モーリィ「ならいい。ただ、命を賭けるのは、守るべきものがある時だけにしろ。お前の命はお前一人のものじゃない」

ガイ「……はい」

モーリィ「フッ……その返事なら安心だ。次は青空の下で会いたいものだな」

カグヤ「みんな身体に気をつけて頑張るんやよ」

サーシャ「……絶対また来ます!」

リーゼリット「ありがとうございました!」

ガイ「……お世話になりました」ペコリ

モーリィ「フッ……頑張れよ」

レッド「またね〜!」

⭐︎ウォーターポートへ帰ります。

下1のコンマが50以上で帰り道で何か起きたみたいです。

何か起きた場合、何が起きた?
安価下2
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 21:20:51.42 ID:w2ibbYbW0
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 21:21:04.21 ID:i7i5ANoyO
船長が二日酔い
260 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/13(水) 22:11:08.53 ID:eIson/S8O
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

ガイ(少し離れていただけだが、この雰囲気に落ち着きを感じる。オーナーには報告書を提出したが、次の依頼と返事が来るには時間がかかるだろう……)スッ

翡翠の賽「」キラッ

ガイ(心なしか光っているように見える……星の力を宿した影響だろうか……?)ジッ

アモ「……ガイ、すごく綺麗なの持ってるね」ストン

ガイ「アモ……なんだか久しぶりだな。元気だったか?」

アモ「それはこっちのセリフだよ。どこに行ってたの?」

ガイ「トコナツ火山島だ」

アモ「えーいいなー……お休みしに行ってたの?」

ガイ「いや、仕事で行っていた。アモは何をしていたんだ?」

アモ「こっちの方で魔物退治とか、ダンジョン探索とか色々やってたよ?」

ガイ「そうか……探してる人は見つかったか?」

アモ「ううん……手がかりも何も……」

ガイ「……すまない」

アモ「いいよ、ガイが謝ることじゃないし……それより、またどこかに行くときは私のことも誘ってほしいな?」

ガイ「……機会があればな」

アモ「うん、待ってるね?」

金髪美形少女?「あいつ……なんだか面白そうなことやってそうだな」ニヤリ

ガイ(さて、何をしようか……)

現在はウォーターポートです。
何をする?
安価下1〜3
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 22:18:00.75 ID:sbJsVlo4O
アモの探し人について詳しく聞く
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 22:18:25.40 ID:DbFZ1zwk0
リハビリでサーシャとごく軽めの運動
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 22:18:56.19 ID:9anM1Zt4o
一緒に冒険した仲なのでリーゼリットもパーティに勧誘してみる
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/13(水) 22:19:05.90 ID:w2ibbYbW0
イーリンのフードをこっそり取る
265 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 00:19:53.17 ID:ya9sMn+pO
ガイ「……アモ、以前話していた友人とシスターについて詳しく聞いてもいいか?」

アモ「いいけど……もしかして私に興味あるの?」クス

ガイ「……出先で似た人物を見かけたら教えられるだろう」

アモ「あはは、そっか……ありがとう、ガイ」

ガイ「で……その2人はどんな人物なんだ?」

アモ「……何から話そうかな。まず、10年前……魔族国が王国領の魔族自治区だったときの話ね」

ガイ(そういえばアモは魔族国の出身だったな)

アモ「私の両親が王国の騎士に殺されちゃってね。それで行く宛もなくて、食べ物もなくて、もうこのまま死ぬのかな……ってなったときにシスターさんが助けてくれたの」

ガイ「……あの頃のことは、よく覚えている。魔族は人として扱われず、街の中で堂々と虐げられていて……まるで地獄のようだった」

アモ「うん……だけど、シスターさんは大事に私たちと接してくれてね……お姉ちゃんのご飯、美味しかったなぁ」

ガイ「いい人だったんだな」

アモ「……少し脱線しちゃった。それで魔族革命が起きる前くらいにね、クロシュちゃん達が来たの」

ガイ「……その髪飾りのスライムのことか?」

アモ「うん、そうだよ。一緒にデロデロして遊んだんだ!」

ガイ(最近どこかで似たようなのを見た気がする)

アモ「それで、魔族革命が起きた日……シスターさんも人間だから、魔族の人に襲われかけてね……それをクロシュちゃんが助けてくれたの!」

ガイ「強いスライムなんだな、クロシュというやつは」

アモ「うん!盾で魔族の人を一捻りしてたんだから!」

ガイ(盾を持つスライムか。器用なスライムもいるんだな)

ガイ「……クロシュとシスターとは、今は連絡がつかないんだな?」

アモ「うん……世界めくれが起きる前はたまに手紙とかお土産が送られてきたりしてたんだけど……」

ガイ「……そうか。なら、俺も旅先で似た者を見かけたら必ず知らせる。黒いスライムと……シスターはどんな見た目をしている?」

アモ「お姉ちゃんは美人だからすぐにわかるよ。名前は、ロイエ教のしきたりで無くなったから聖女って名前で呼ばれてたかな」

ガイ「わかった、聖女とクロシュだな。気に留めておこう」

アモ「ありがとね、ガイ……」チュッ

ガイ「!?!?!?」バッ

アモ「ふふ、これはお礼。……また話そうね」ニコッ

ガイ「あ、ああ……」

⭐︎アモから聖女とクロシュの話を聞きました
266 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 00:45:56.26 ID:ya9sMn+pO
ーーウォーターポート 港

サーシャ「ガイ、身体の調子はどう?」

ガイ「大体戻ってきた……カグヤさんの治療もあるが、サーシャが定期的に回復魔法をかけてくれたお陰だな」

サーシャ「ふふっ……じゃあ今日はリハビリがてらストレッチでもしようか」

ガイ「ああ……おい、どうして近づく?」

サーシャ「だって近づかないとガイのこと押せないでしょ?さあ、座って!」

ガイ「そうか……」ストン

サーシャ「じゃあ足を伸ばしたまま前屈してみようか……押すよー?」グッ

ガイ「……ん?」ググッ

ガイ(背中に柔らかい感触が……いかん、サーシャは真面目にやってるんだぞ!?)

サーシャ「ほら、息を止めないでゆっくり吐いてーー」

ガイ「」フー……
ガイ(耳元で声がする!?そんなに近いのか!?クソッ、集中しろ!身体を伸ばすことに集中するんだ……!)

サーシャ「お、いけるね。じゃあもっと押しても大丈夫かな?」グイッ

ガイ「ぐぅ……」ググッ

ガイ(これは……試練だ。今は耐えろ、俺……)



サーシャ「ガイって意外と身体柔らかいんだね!ストレッチしがいがあったよ!」

ガイ「……ああ。それならよかった」

サーシャ「……どうしたの?どこか痛めた?」

ガイ「いや、そうじゃない。俺は……勝ったんだ。自分自身に……」

サーシャ「ふふっ、変なこと言うんだね?けど、お疲れ様!」

⭐︎サーシャと一緒にストレッチをしました
267 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 01:21:51.69 ID:ya9sMn+pO
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

サーシャ「……ねぇ、ガイ。リーゼをパーティに正式に誘ってもいいかな?」

ガイ「リーゼリットを?勿論だ。彼女の銃の腕はとても心強い。人柄も信頼できるしな」

サーシャ「じゃあ決まりだね!リーゼはどこにいるかな……?」キョロキョロ

ガイ「もしかしたら次の任務に向かったのかもしれんな……」

リーゼリット「やあ、お二人さん。私を探してる?」ヒョコッ

サーシャ「あ、リーゼ!」

ガイ「まだいてくれたか。探したぞ」

リーゼリット「ガイさん、用件は一体何だい?」

ガイ「ああ……実は、君と正式にパーティを組みたくてな」

リーゼリット「……え、私と?」

サーシャ「うん!リーゼがいてくれたら心強いんだけどなぁ……」

ガイ「無理強いはしない。あくまで君の自由意思に任せる」

リーゼリット「……私、そう言われたのはじめてで……なんて言ったらいいのか……」

リーゼリット「……その、私でよければ……パーティに入れてほしい……な……?」

サーシャ「〜〜〜ッ!」ダキッ

リーゼリット「わっ、サーシャ!苦しいって!」バシバシ

ガイ「フッ……それじゃあ改めて、これからよろしく頼む。堅苦しい呼び方はなしでいい、俺のことはガイと呼んでくれ」

リーゼリット「う、わかったよ、……ガイ。私のことも、リーゼって呼んで……ッ!サーシャ!そろそろ離して!!!」ジタバタ

サーシャ「これからよろしくね〜リーゼ♪」ギュッ

ガイ「……そういえば2人はいつそんなに仲良くなったんだ?」

パッ

リーゼリット「はぁ……はぁ……ガイ、が……毒で寝込んでる間に……ね」

サーシャ「そうそう!私たち、すっこぐ仲良しになったんだから!」

ガイ「フッ……そうか」

⭐︎リーゼリットと正式にパーティを組みました!依頼等を受けた際はリーゼリットがついてきてくれます。
268 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 01:26:23.32 ID:ioQOD7LAO
本日はここまでです。
更新を終了する前には今回みたいに報告した方がいいですかね?
それとも今までみたいに報告なしでやっていく形の方がいいでしょうか?
意見、質問等は随時、受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。
それでは、おやすみなさい
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 01:35:27.29 ID:VhLcwOrxO
お疲れ様です、報告してくださるとありがたいけど作者さんのやりやすい方で

ガイとサーシャの2人がほんわかラブコメしてて好き
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 01:42:52.11 ID:wm2UOtNGo
おつ
個人的には投稿終了の報告があった方がこうやって感想をコメントするタイミングを計れるので助かりますね

初戦で負けた時はどうなる事かと思ったけど
以降は幸い何とかなって良かったわ
271 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 19:18:12.46 ID:jPkHrAfbO
>>269
>>270
では、これからは終わる際に報告します。
そしてお二人とも、感想ありがとうございます!
272 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 19:18:57.28 ID:jPkHrAfbO
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……ここの料理も美味いな」モグモグ

暗黒館バーテンダー「趣味で作ったものをお出ししたら、皆様から好評をいただきまして。それ以来、簡単なものですがメニューに加えております」

ガイ「なるほどな……」モグモグ

金髪美形少女?「よっと、お隣いただき〜♪」ストン

ガイ「バーテンダー、レモンウォーターをもらえるか?」

暗黒館バーテンダー「かしこまりました」

金髪美形少女?「なぁ、お前……面白いことに首突っ込んでるだろ?」

ガイ「……俺に話しかけているのか?」

金髪美形少女?「他に誰がいるんだよ?ボクがわざわざ話しかけてるんだ、ありがたく思え!」

暗黒館バーテンダー「お待たせしました……ガイ様、そちらの方はアトニス様と言って、歴とした冒険者のひとりですよ」スッ

ガイ「……そうだったのか」

金髪美形少女? → アトニス「ふん!このボク、アトニス様を知らないとは、お前モグリだな?」

ガイ「……確かに、ここに来て日は浅い。だが知らない顔が多くてな……」

アトニス「………まあいいさ。ボクの寛大さに感謝しなよ!バーテンダー、いつものくれ!」

暗黒館バーテンダー「」スッ

暗黒館名物プリンアラモード「」ドンッ

アトニス「ん〜、やっぱコレだね!」モグモグ

ガイ「……それで、何か用か?」

アトニス「ああ。次の光の捜索にはボクも連れていけよ」

ガイ「……どこでそのことを知った?」

アトニス「知るも何も、お前が持っているソレで嫌でもわかるだろ……他の奴は気づかないのか?」モグモグ

ガイ「……翡翠の賽のことか。指摘されたのは初めてだ」

アトニス「まあ、ボクは特別だからな。そこらの奴らと一緒にするな」

アトニス「……それで、光の捜索なんて、そんな面白そうなことを見過ごせる訳ないだろ」

ガイ「……遊びじゃないんだ。危険も伴う。生半可な気持ちで参加するもんじゃない」

アトニス「危険上等!退屈よりはマシってもんだ。ボクは退屈が嫌いなんだよ」

ガイ「……」

暗黒館バーテンダー「失礼ながら、ガイ様。アトニス様は態度が少々アレですが、実力は充分です。連れていって損することはないと思いますよ」

ガイ「……わかった、考えておこう」

アトニス「ふふん、いつでも声をかけたまえ!」

ガイ(……今日は何をしようか)

現在はウォーターポートです。(この安価終了後にオーナーから連絡がきます)
何をする?
安価下1〜3
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 19:19:26.08 ID:WO4nJ6Dn0
イーリンと飲みながら話をする
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 19:21:34.05 ID:S4CAkklmO
サーシャと魔法の練習
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 19:27:38.48 ID:RyUr+EitO
港に停泊してるミチルの舟の整備の手伝い
276 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 20:42:51.48 ID:sqFao7sQO
ガイ(アトニスは依頼に向かった。俺も外出して暇を潰そうか……)

イーリン「……隣、失礼してもいいですか?」

ガイ「……イーリンか、構わないぞ。」

イーリン「では、お言葉に甘えて……ふぅ……」ストン

ガイ「君が休んでいるのを初めて見たかもしれない」

イーリン「ええ、久しぶりの休日をいただきました……バーテンダー、バイオレットカクテルをもらえる?」

暗黒館バーテンダー「……かしこまりました」

ガイ(……なぜ、覚悟を決めたような顔を?)

ガイ「イーリンは幹部……なんだよな?普段は何をしているんだ?」

イーリン「普段ですか?主にウォーターポートの用心棒兼、幹部達の窓口として活動しています。たまに依頼を受けることもありますよ」

イーリン「……まあ、ゴロツキを叩き出すのが一番多い仕事ですけどね」クス

ガイ「なるほど……たしかに君なら向いてそうだ」

イーリン「褒め言葉として受け取っておきます」

暗黒館バーテンダー「……お待たせしました、バイオレットカクテルです」スッ

イーリン「ありがとうございます……そういえば、アモさんとはもう会いました?」

ガイ「ああ。昨日、話した」

イーリン「彼女とは昔からの知り合いでしてね。お世話になったシスターが同じなんです。この前も一緒に飲んでたら、気がつけば夜が明けてました」クス

ガイ「……意外だな。見た目に寄らず、酒が好きなのか」

イーリン「ええ、見た目は可愛らしいのに、飲みっぷりはなかなか豪快ですよ」

イーリン「そうそう、トコナツ火山島での実績、オーナーは大いに関心を寄せていました。近いうちに別の場所への捜索を依頼されるでしょう」ゴク

ガイ「……そうか」

イーリンと何を話す?
安価+コンマ下1〜2
コンマ50以下で……
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 20:53:08.13 ID:Y6pYH+dbO
暗黒館について
沿革など
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 21:29:31.96 ID:SoBHtPgjo
コンマ
279 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 23:22:16.34 ID:WpOP95LFO
ガイ「イーリンは暗黒館が作られたときからいるのか?」

イーリン「立ち上げにいた訳ではありませんが、それなりに早い時期には」

ガイ「なら、暗黒館の沿革について知っているか?」

イーリン「……成り立ちに興味がおありで?」

ガイ「ああ。暗黒館の一員として、知っておきたくてな」

イーリン「私が知っていることだけになってしまいますが、構いませんか?」

ガイ「頼む」

イーリン「……創設は世界めくれが起きて、ほんの少し経った頃。現在のオーナーが立ち上げました。このときは組織ではなく、世界めくれの被害を受けた人達を支援するボランティアのようなものでした」

ガイ「そうだったのか」

イーリン「ええ。当時の活動は、避難所の設営や物資の配布、行方不明者の捜索など……現在でもやっていますが、冒険者ギルドの行う活動はやっていませんでした」

ガイ「では、なぜギルドの代理を?」

イーリン「それは冒険者ギルドが世界めくれの対応で後手に回り、やがて組織として破綻したからです。支援で各国に散らばっていた暗黒館の人員がその穴埋めで役割を引き継ぐ形になりました」

イーリン「……もっとも、オーナー自身は代理ギルドになろうと計画していたわけではないそうです」

ガイ「本来の目的が世界めくれの影響をなくす為だとは聞いたが……」

イーリン「世界めくれを止めることはできなかったけれど、自分にできることをやり続けたら今の形になったと、オーナーはそう仰っていました」

ガイ「……器の大きい人物だな、クーさんは」

イーリン「ええ……私にとっても、掛け替えのない恩人であり、素晴らしい方です」

暗黒館バーテンダー(今回は悪酔いしなかったようですね)ホッ……

⭐︎イーリンから暗黒館の沿革を聞きました
280 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/14(木) 23:56:22.53 ID:WpOP95LFO
ーーウォーターポート サーシャの家

コンコン……

ガイ「サーシャ、いるか?」

サーシャ「……え、ガイ?……ちょっと待って!」

ドタバタ……

ガチャ

サーシャ「……お待たせ、上がっていいよ」

ガイ「急にすまんな。邪魔するぞ」

サーシャ「珍しいね、家に訪ねてくるなんて。今日はどうしたの?」

ガイ「時間ができたから、サーシャさえよければ一緒に魔法の練習でもしようと思ってな……迷惑だったか?」

サーシャ「ううん、そんなことないよ。私も丁度、暇だったし!」

ガイ「それならよかった。場所は決めてないんだが、どこでやる?」

サーシャ「んー……雨が降りそうだし、このまま家でやろうよ」

ガイ「……いいのか?」

サーシャ「もちろん!といっても模擬戦とかは流石に厳しいけどね」

ガイ「それはそうだろう」

サーシャ「あはは……じゃあ、ちょっと家具動かすから手伝って!」

ガイ「ああ」



サーシャ「よし、じゃあ練習しよっか!……ガイは何の魔法を練習するの?」

ガイ「……氷魔法の精度をあげようと思う」

サーシャ「星竜と戦ったときに使ってたよね!いつの間に覚えたの?」

ガイ「レッドに教えてもらってな。ただ、今のままでは速度強化と同じくらい魔翌力の消費が激しくてな。頻繁には使えん」

サーシャ「なるほど……じゃあ私は地属性の練習をしようかな。もう少しで使えるようになると思うんだよね……」

ガイ「ああ。お互いに頑張ろう」スッ

コンマ下1
ガイ
01〜30 あまり変わらんな
31〜90 直接触れずとも氷を作れるようになったぞ
91〜00 氷属性の本質は……

コンマ下2
サーシャ
01〜50 できた!
51〜90 やれることが増えたかも?
91〜00 地属性は完璧かも?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 23:57:19.16 ID:WO4nJ6Dn0
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/14(木) 23:58:06.76 ID:SENOmUHg0
やあ
283 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/15(金) 00:23:22.12 ID:syIPH20RO
ガイ「……まだ、直接触れていないと氷属性はうまく扱えないな……」パキパキ……

ガイ(サーシャの方はどうだろうか)チラ

サーシャ「……」

砂「」サラサラサラ……

ガイ(凄く集中している……生成された砂の量も以前より遥かに多い……ん?)

砂「」ザラッ……ザラッ……

ガイ(砂が一箇所に集まって……塊になっていく)

土塊「」ズズ……

ガイ「おお……」

消えゆく土塊「」サラ……

サーシャ「……ふぅ……私、地属性なら結構使えるようになったかも?」

ガイ「見てたぞ。凄いじゃないか」

サーシャ「えへへ……もし、地属性魔法が必要になったら言ってね!高度なことはできないけど、それなりに扱えると思うから!」

ガイ「ああ。そのときはよろしく頼む」

サーシャ「んー!……ちょっと休憩しようか。お茶淹れるね!」

⭐︎サーシャが地属性魔法を使えるようになりました。(高度なことはできません)
284 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/15(金) 00:25:26.03 ID:syIPH20RO
本日はここまでです。
次回は豪華客船を整備するところから始めます。
また、明日は>>1に予定がある為更新はありません。
それでは、おやすみなさい。
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/15(金) 00:38:19.34 ID:a82BSWd/0
乙です!
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/15(金) 13:28:47.89 ID:Uf1eavFjO

パーティ入希望の方がけっこういるけど次の探索の人員はどうなるんだろ
287 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/16(土) 19:38:39.70 ID:4Tb7AoJRO
>>286

今のところ、探索の人員については固定パーティメンバー+そのときどきの安価によって人員を決定する感じで考えています。
探索場所へ向かう前に連れて行く人数と連れて行くキャラの安価(ウォーターポートに滞在しているキャラが主になります)を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
288 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/16(土) 19:39:09.85 ID:4Tb7AoJRO
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

依頼掲示板「」

リーゼリット「うーん……参ったな……」

サーシャ「あ、リーゼだ!おーい!」

リーゼ「ん、サーシャとガイ……丁度いいところに!」

ガイ「どうかしたのか?」

リーゼ「実は今、懐がギリギリでね……何か依頼を受けようと思っていたんだけど、今受けられる依頼はどれも複数人からしか受け付けてなくて困っていたんだ」

サーシャ「なるほどね!それじゃあ私達に頼ってよ!」

ガイ「ああ。せっかくパーティを組んだんだ。手伝うぞ」

リーゼ「……そっか。それじゃあ2人とも、お願いしてもいいかな?」

ガイ「ああ……それで、どんな依頼を受けるんだ?」



ーークロシュヴァル号 甲板

ミチル「みんな、手伝いに来てありがとう!クルー達だけじゃ手が回らないからすごく助かるよ」

ガイ「豪華客船の甲板掃除とは……貴重な経験だな」ゴシゴシ

サーシャ「ほんとだよね〜!この船にはお世話になったから、少しでも恩返しできるなら嬉しいよ!」ゴシゴシ

リーゼリット「そうだね……この船にはこれからも世話になるだろうから、念入りにやっておこう」ゴシゴシ

ミチル「船長として、ありがたい言葉だ!お給金は弾むから、よろしくね!」

サーシャ「はい!……よし、頑張るぞー!……って、わっ!」ツルッ

リーゼリット「サーシャ!?」

ガシッ

サーシャ「……えっ?」

ガイ「……大丈夫か?足元は滑りやすくなっている。あまり急な動きはしない方がいいだろう」

サーシャ「は、はい……えへへ、気をつけないとね……それと、もう大丈夫だから離してくれる?……///」

ガイ「……おっと、すまんな」パッ

ミチル「ははっ!イチャイチャするのもいいけど、仕事はしっかりやってよー?」

サーシャ「イチャ……!?そ、そんなことしてません!」

リーゼリット「はいはい、言い訳言い訳〜。ま、仲がいいのは悪いことじゃないけどね」

サーシャ「なっ……!リーゼまでそんなこと言わなくていいの!」

ガイ(……今の感触は忘れないようにしよう)

⭐︎クロシュヴァル号の甲板掃除を手伝って報酬をもらいました
289 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/16(土) 19:40:23.93 ID:4Tb7AoJRO
ーー暗黒館 幹部宿泊部屋

コンコン

ガイ「どうぞ」

ガチャ

イーリン「失礼します、ガイさん。オーナーよりこちらを預かっております」スッ

ガイ「……来たか。オーナーの手紙」

イーリン「ええ。私は中身を拝見しておりませんが、光の捜索に関することでしょう。もし探索に向かわれるのであれば御検討をお祈りします」

ガイ「ああ。ありがとう」

イーリン「それでは要件は終わりましたので失礼します」

バタン……

ペラッ……

この手紙を読み終えたら確実に処分すること。
また、ここに書かれた内容を他人に一切口外しないこと。

ガイへ


先日のトコナツ火山島での件、本当にお疲れさま。報告書は読ませてもらったわ。まず、無事に戻ってきたことに安心している。
例の二人組についてはこちらでも動いておくから、アンタは油断しないこと。

それで、翡翠の賽を持つアンタに新しい任務を与える。
五つの光を集め、翡翠の賽を守り抜くこと。
それがアンタの使命よ。

かつて世界樹の光が落ちた場所について、現在判明しているのは『テラヌス・ウルス』、『ユーシリア帝国』、『オノゴロ諸島』。
そして最後の一つについては調査中よ。
判明次第、追って知らせるわ。

探索する順序はアンタに任せる。ただ、世界めくれは今もまだ続いているということを忘れないでちょうだい。

暗黒館に入ってからの日は浅いけれど、アンタには特に期待している。

頼んだわよ、ガイ

追伸
クロシュヴァル号の居心地は気に入った?
私のイチオシの船だから当然よね。
また乗る機会があれば、ぜひ乗りなさい。

暗黒館オーナーより

ガイ「……了解、任せてくれ。クーさん」
290 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/16(土) 19:41:04.06 ID:4Tb7AoJRO
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

ガイ「新たな任務をオーナーから頼まれた。といっても予想はつくだろうが……」

サーシャ「残りの光を探すんだよね?あっ、これ言わない方がいいんだっけ……」

リーゼリット「サーシャは幹部じゃないけど、協力者だし問題ないんじゃない?私は引き続き、ガイ達の支援を命じられているからついていくよ。それで、次はどこに向かうの?」

ガイ「とりあえずテラヌス・ウルスか、ユーシリア帝国……それとオノゴロ諸島……この中のどれかから行こうと思う」

サーシャ「おお……どこも遠いねえ」

リーゼリット「どうしようか?」

ガイ「そうだな……」

多数決 下1〜5
どこに行く?
1 テラヌス・ウルス
2 ユーシリア帝国
3 オノゴロ諸島
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 19:41:15.87 ID:bApum4WB0
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 19:42:26.14 ID:Fvu98C81O
2
293 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/16(土) 19:47:53.71 ID:XHYKZ8v5O
すいません、1〜5ではなく1〜4でお願いします。このレスは飛ばしてください
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 19:56:56.31 ID:IJc9HSbT0
2
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 19:57:05.95 ID:KZ9XlIXdo
1
296 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/16(土) 22:50:00.92 ID:WauI1nEZO
ガイ「……ユーシリア帝国に向かおう」

リーゼリット「……うん、問題ないよ」

サーシャ「ユーシリア帝国かぁ……たしか今の皇帝って、エリオスさんでしょ?十年前の大混乱の直後に即位した人だよ。作物の不作に地震、周辺国の侵攻や疫病まで重なって、しかも世界めくれまで起きて国が崩壊寸前だったのに……」

サーシャ「そこから持ち直して、今は建国した皇帝に次ぐくらいの名君って言われてるんだって!」

リーゼリット「本当に凄い人だよね。ただ、その分彼に反感を持つ人も多くてね……皇帝を支持する派閥と、旧貴族たちの派閥で衝突が絶えないんだ」

サーシャ「うん……一部はもう内戦って言ってもいいくらいの規模になってるよ。表向きは鎮圧と称してるけど、実際は帝国の各地で小競り合いが続いてるんだって」

ガイ「……聞く限りでは理想的な皇帝だが。なのに、なぜ反感を買う?」

リーゼリット「権力の集中、かな。あまりにもエリオス皇帝の手腕が大きすぎて、逆に旧来の貴族達からは自分達の立場が奪われるって不満が出ているのさ」

サーシャ「それに、国を立て直すためとはいえ、重税をかけたり、容赦なく改革を進めたからね……国民に慕われてはいるけど、一部からは恐れられてるって話もあるよ」

ガイ「……なるほど。国を背負うというのは、並大抵のことではないな」

リーゼリット「そういうこと。国内は結構ピリついてるから、あまり不審なことはしない方がいいかもね」

ガイ「ああ……出発は明日で構わないか?」

サーシャ「うん、いつでもいいよ!」

リーゼリット「私も合わせるよ」

ガイ「……わかった。集合時間と場所はあとで伝える。夜にここで落ち合おう。各々、準備にかかってくれ」

リーゼリット「了解、じゃあまたあとでね」

サーシャ「私も準備してくるね!」



ガイ(……さて、移動手段の確保はイーリンに頼むとして……今回はユーシリアの内部情勢が危うい。あまり関わらないようにするとはいっても、3人だけでは戦力的に厳しいかもしれんな)

ガイ(……誰かに声をかけるか。知っている顔のヤツがいれば話しかけやすいんだが……)

現在、暗黒館にいるメンバー
イーリン
アモ
アトニス
テル
アルバ(コンマ下1の数値が70以上でいます)

誰に声をかける?
安価下2
(最大で2人まで。名前を指定してください)
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 22:54:56.56 ID:uaBHbUZWo
居るかな?
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 22:55:11.86 ID:ryAGyEt0O
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 22:55:39.29 ID:bApum4WB0
イーリン、アルバ
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/16(土) 22:55:53.60 ID:DYsV8tMCo
テル
301 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 00:32:58.97 ID:6cMR64vUO
ガイ(……いや、待てよ。そもそもイーリンに声をかけてみるのはどうだろうか。用心棒ということで腕は申し分ない……荒事にも慣れていそうだしな。普段の仕事が忙しそうだから誘いには乗ってくれないかもしれないが、ダメ元で聞いてみるか)

ガイ「……よし、そうと決まれば早速ーー」

イーリン「移動手段の手配ですか?」

ガイ「ッ!?いつの間に……」

イーリン「先程、サーシャ様とリーゼリット様と一緒にユーシリア帝国の話をしているのが聞こえまして。必要になるのではないかと思い、声をかけたのですが」

ガイ「あ、ああ……たしかにそれを頼むのもあったが、もう一つ要件がある」

イーリン「どのような要件ですか?」

ガイ「……ユーシリア帝国に一緒に来てくれないか?」

イーリン「ええ、構いませんよ」

ガイ「君はここの用心棒で腕が立ーーえ?」

イーリン「ですから、構いませんよ」

ガイ「……あっさりすぎるな。普段の様子を見るに、断られるものだと思っていたんだが」

イーリン「用心棒とはいえ、私も暗黒館の幹部です。必要とされれば赴くのは当然でしょう」

ガイ「だが……ここを離れても大丈夫なのか?」

イーリン「ええ。私の業務を行える代わりの人はいますので。長期間、離れても何の問題もありません」

ガイ「……それならいいんだが」

イーリン「ふふっ……ご心配、ありがとうございます。それで、ユーシリア帝国への移動手段ですが……陸路なので魔導車の準備をしておきます。出発は明日ですね?」

ガイ「そうだ……あとでまた集まる。そのときにはイーリンも一緒に居てくれ」

イーリン「わかりました。では、よろしくお願いしますね」ペコリ

⭐︎ユーシリア帝国にイーリンがついてきてくれます。



ーー暗黒館2F 幹部宿泊部屋

ガイ(とりあえず今できる準備は終わった……集合までまだ時間がある。何をしようか)

現在はウォーターポートです。
何をする?(この安価が終わり次第、ユーシリア帝国に出発します)
安価下1〜2
302 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 00:49:32.11 ID:6cMR64vUO
>>1の睡魔が限界なため今日は終わります。

明日は安価の更新をした後にキャラ募集をしたいと考えています。

このレスは飛ばしてください
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 00:50:03.16 ID:0s4bLz4Eo
クーちゃん口説きにいく
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 00:54:04.33 ID:t1HxxOhWO
ガイ専用つよつよ武器を調達
305 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 11:07:29.88 ID:e7tfQfmLO
ーーウォーターポート 大通り

ガイ(剣の手入れはサーシャに指摘されてから定期的に行うようにしているから、新しい物を買う必要はないが……世界樹の光を追うなら、フローディアとセーレフェリアの2人とは敵対することになるだろう。対策になるような物が簡単に見つかるとは思えないが……)

ガイ(剣が使えないときの補助的な武器を買っておこう。そうなると携行がしやすい短剣のような物がいいだろうか……)

露天商「やあ、お兄さん!トコナツ火山島は楽しかったかい?」

ガイ「……ああ、あのときの。覚えていたのか?」

露天商「ええ、ええ!お客さんの顔を覚えるのは得意なんでね!ウチによっていってくださいよ!お安くしますぜ!」

ガイ「……武器は取り扱っているか?」

露天商「武器ですか?数は少ないけど、もちろんありますぜ!けど、お兄さんの剣はまだ全然使えそうに見えますが?」

ガイ「これが使えなくなったときの予備を探している」

露天商「なるほど!それなら持ちやすいやつがいいですね……さあどうぞ、見てってくだせえ!」

魔銀の短剣「」

魔導拳銃「」

鋼の手斧「」

苦無「」

ガイ「……意外と揃ってるな」

露天商「ウチは武器屋にも負けない品揃えでさぁ!ただ、売るだけだから整備とかはできないんだがな!わっはっはっ!」

ガイ(……どれも補助に使うには丁度いいが、いまいち琴線に触れないな……ん?)

装飾が施された鞘に入ったナイフ「」ゴゴゴ……

ガイ「これは売り物か?」

露天商「ああ、一応、商品ですけど鞘から抜けないガラクタですぜ?お兄さんの要望には答えられないと思いますが……」

ガイ「……これと、短剣をもらえるか?」

露天商「えっ!これを買われるんですか?」

ガイ「……ああ、理由は自分でもよく分からん。だが、気になるんだ」

露天商「そ、そうですかい。まあ、売れなくて困ってたシロモノですし……持っていってくれるなら助かりますけどね!おまけに短剣も安くしときますよ!」

ガイ「助かる」ジャラッ

露天商「毎度あり!……でも、本当に抜けませんからね?知恵の輪みたいにガチャガチャやってもびくともしないんです。何人も試しましたが駄目でして……」

ガイ「……そうか」

ガイ(なぜこんなものを買ってしまったんだ……)

⭐︎魔銀短剣とガラクタ(?)のナイフを購入しました
306 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 11:08:02.08 ID:e7tfQfmLO
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

ガイ(もうしばらくしたら集合だ……何か飲んで待っているか……ん?あれは……)

クー「」ゴク……

ガイ「……オーナー、戻られていたんですね」

クー「あら、ガイじゃない。丁度いいわ、隣に座りなさい」

ガイ「失礼します」スッ

ガイ「……酒場でお会いするとは、少し意外でした」

クー「なによ、そんな顔して。珍しい?」

ガイ「ええ……それに、オーナーがいれば酒場全体の空気がもっと張りつめると思っていましたので」

クー「そういう格式ばった雰囲気、私は嫌いなのよ。だから今くらいが丁度いいわ。……それに、表向きはただの冒険者ってことになってるから、ここにいる人の多くは、私が暗黒館のオーナーだなんて気づきもしないでしょう」ゴクッ

ガイ「なぜ隠しているんです?」

クー「その方が、みんな自然に接してくれるでしょ?幹部には任務を与えなきゃならないから多少堅苦しくなるけど……」

クー「ま、隠すって言っても完全じゃないのよ。知ってる人は知ってるし、勘のいい人なら気づくしね」

クー「それに私は、肩書きや立場じゃなくその人自身を見たいの。オーナーに媚びるような空気が広まったら……暗黒館なんてすぐにおかしくなるわ」

ガイ「……だからこそ、今の暗黒館の雰囲気が望ましいと」

クー「そういうこと。気楽で、でも芯ではしっかり働いてくれる。……私にとっては居心地がいいのよ」

ガイ「……なるほど」

オーナーと何か話す?
安価下1〜2
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/08/17(日) 11:15:11.62 ID:9q1X3rU3O
イーリンとの出会い
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 11:25:07.40 ID:l9l+TmIm0
世話になってるサーシャへのお返しについて相談
309 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 13:02:18.22 ID:t07HGpJlO
クー「そういえば、次の探索はイーリンを連れて行くんでしょう?」

ガイ「ええ、ありがたいことに」

クー「あの子は暗黒館ができてからずっと手伝ってもらっててね。今でこそ落ち着いた雰囲気を出してるけど、会ったばかりの頃は相当荒れていたのよ」

ガイ「……想像がつきませんね」

クー「ふふっ、でしょうね。でも本当よ。最初の頃は、何かに噛みつくみたいに荒っぽくてね。人を信じることも、自分を律することもできなかった」

クー「けど……根は真面目な子だったの。時間をかけて任せられる仕事を増やしていったら、ちゃんと応えてくれたわ。今の落ち着きぶりはその積み重ねの結果よ」

ガイ「イーリンとは、どこで出会ったんです?」

クー「世界めくれが起きて、1週間ぐらいだったかしら?物資の運搬で魔族国に立ち寄ったときに出会ったの」

クー「……今考えれば、荒れるのも当然よね。世話になったシスターと別れた直後だったんだから」

ガイ「……そういえば、アモから聞きました。アモは今もシスターを探しているようですが……イーリンは?」

クー「彼女は口には出さないけど、そのシスターが死んだものと思って折り合いをつけてるみたい」

クー「……強い子よね。本当は心の奥でまだ答えを欲しがってるのかもしれないけど、表に出すことはしない。それより今、自分ができることに力を注ぐ方を選んだの」

クー「だからこそ、私も随分助けられてきたわ。彼女にとって、ここはシスターを失った後にようやく見つけた居場所だったのかもしれないわね」

ガイ「……なるほど。そういう経緯があって、今のイーリンがあるのか」

クー「そういうこと。だから、あの子を連れて行くなら安心していいわ。イーリンは自分の役割を絶対に果たすから」
310 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 13:03:03.01 ID:t07HGpJlO
クー「……私ばかり話しちゃったわね。で、ガイはどうなの?何か困っていることとかない?今なら相談に乗ってあげるわよ」

ガイ「オーナーに相談するほどのことでは……」

クー「いいのよ。アンタには重要な任務を与えているんだから、些細なことでも抱えられて本来の実力を発揮できないと暗黒館として困るのよ。さあ、なにかあるなら言いなさい?」

ガイ「……では、一つだけ。サーシャのことです」

クー「サーシャ?あのエルフの娘ね。続けて」

ガイ「普段、あいつには世話になりっぱなしで……戦闘でも支えられているし、日常でも色々助けられてばかりです。だから、何かお返しをしたいと思うんですが……何をすればいいのか分からなくて」

クー「あら……そういうこと。案外アンタも可愛いところあるじゃない!」バシッ

ガイ「……からかわないでください」

クー「冗談よ。でも、いい心がけね。仲間に感謝を返したいって気持ちは何より大事なことだわ」

クー「……あの子は豪華な贈り物よりも、気持ちを喜ぶと思うの。例えば、前に何気なく手に取っていた小物を贈るとかね。高価じゃなくても、気づいてくれていたんだって思えるものが一番響くのよ……あるいは、一緒に楽しめることを計画するとか」

ガイ「……なるほど。物ではなく心、ですか」

クー「そう。アンタ、不器用そうだから余計にね。飾り気のない素直な気持ちが一番響くと思うわよ」

ガイ「……参考にします」

クー「いいのよ……さて、そろそろ行かなくちゃ。アンタ達、無事に帰ってきなさいよ?」

ガイ「ええ。必ず」

クー「……期待してるわね」

⭐︎クーさんと話しました。
311 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 13:03:37.05 ID:t07HGpJlO
ガイ「……よし、揃ったな」

イーリン「皆様、よろしくお願いしますね」

サーシャ「イーリンさん!?もしかして、今回ついてきてくれるんですか!?」

イーリン「ええ。ガイ様に頼まれたので……ご迷惑をおかけします」

リーゼリット「とんでもない!実際、イーリンさんがいないと、接近して戦う人が少なくてちょっと困ってたんだよ」

サーシャ「私もリーゼも、接近されたら対処がすごく難しいもんね……」

イーリン「その分は、私がお守りします。もっとも、皆様を危険に近づけさせないのが一番でしょうけど」

サーシャ「わあ……すごく頼もしい……!」

リーゼリット「ふふっ、これで心強さ倍増だね、ガイ?」

ガイ「ああ。改めてよろしくな、イーリン」

イーリン「……ふふっ。そう言っていただけると光栄です」

ガイ「さて、出発は明日の朝……集合場所はウォーターポートの入り口でいいか?」

サーシャ「意義なし!」

リーゼリット「うん、いいよ」

イーリン「かしこまりました……では、魔導車を入り口近くに止めておきますね」

ガイ「頼んだ……じゃあまた明日に会おう。解散してくれ」

⭐︎ユーシリア帝国に4日かけて向かいます
312 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 13:07:51.83 ID:t07HGpJlO
というわけで魔導車でユーシリア帝国へ向かいます。

その前にキャラ募集を行いたいと思います。
ユーシリア帝国にいそうな人、冒険者の人などを本日の0時まで募集します。また、若干の設定変更を行う場合がありますので、その辺りをご了承くださると幸いです。

〈ユーシリア帝国〉
■概要
王国の東にある帝国。
遥か昔、死闘の末に魔王を討伐した英雄が初代皇帝となり、建国したと伝わっている。
その際の仲間の一部が筆頭貴族となり、そのいくつかの家系は現在まで存続している。彼らは魔王復活に備え、先祖の武具や魔法を代々伝承しているとされる。
■産業
国内に肥沃な穀倉地帯や港を抱え、さらに近海には優良な漁場があるため、食料の輸出や交易が盛ん。
現皇帝エリオスは各種産業への魔法技術の活用を推進しており、新たな分野が芽吹きつつある。
また、長い歴史を持つことから古い遺跡や文化遺産、書物や文物が豊富で、観光や留学生の受け入れも盛んである。
■情勢
十年前、帝国内は作物の不作・地震・周辺国の侵攻・眠り病の流行といった大災厄に見舞われ、さらに直後に世界めくれが発生。帝国は滅亡寸前まで追い込まれた。
その混乱期に即位したのが現皇帝エリオスである。彼の強い指導力によって国は急速に立ち直り、今では建国した初代皇帝に次ぐ名君と評されているが、その一方で彼の統治は反発も招いている。
急速な改革と権力集中に対し、旧来の貴族層が反発。国を立て直すために課せられた重税や政策により、一部からは恐れの対象ともなっている。
現在は皇帝を支持する派閥と旧貴族派閥との対立が激化し、帝国領内各地で小競り合いが続いており、事実上の内戦状態といっても差し支えない。
313 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/17(日) 13:08:57.63 ID:t07HGpJlO
・テンプレ
【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【魔法】(主に使う魔法や得意属性など)
【備考】(来歴や嗜好、その他特徴や長所短所などなんでも)

これをもって本日の更新を終了します。
よろしくお願いします。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 13:16:19.35 ID:ht4BxYty0
【名前】ヌル・シール
【種族】悪魔
【性別】女
【年齢】不明
【容姿】黒髪ボブカットの少女。頭には2本の角が生え、背中には黒い羽根、腰には悪魔の尻尾が生えている。
【性格】元気でイタズラ好き
【魔法】闇属性魔法の他、封印魔法(ヌル自身が解放しない限り対象を亜空間に閉じ込める)を使う。
【備考】元はある図書館司書の使い魔の1人だったが、世界めくれを期に自立、現在は帝国の路地裏で1人暮らししており、上級国民や観光客相手にイタズラをして過ごしている。
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 13:47:40.67 ID:UymOkTYGO
【名前】ニナ・リバーサイド
【種族】竜人
【性別】女
【年齢】800歳
【容姿】青髪ツインテールの小柄な少女。頭には一本角、体にはウロコが生えている。
【性格】冷静で落ち着いている
【魔法】水属性魔法使いだが身体のあちこちに仕込んだ自作の魔道兵器による攻撃がメイン。
【備考】魔道機械のエキスパートで魔道車も彼女の作品。もともとは機械都市に住んでいたがある時に出ていき、現在は冒険者として気ままに自作の魔道機械を売り歩いている。
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 15:16:02.19 ID:viRXpzMC0
【名前】クルツ・シュヴァイツァー
【種族】竜人(ただし人間の血がかなり濃い)
【性別】男
【年齢】18
【容姿】金髪ショートカットの整った顔立ち。頭から短めの2本の角、腰から短い尻尾が生えている。
【性格】善良で騎士道精神に篤い熱血脳筋。
【魔法】鉄魔法(救国の英雄ローガンに憧れ、彼の魔法を模倣したもので鋼魔法の劣化版。武具の生成が主な用途だがアイゼンの食事の鉄塊を生み出すことも多い)
【備考】10年前に新設された人間、他種族混成部隊の竜騎団兵の一員である騎士。彼の父は貴族だったが20年前に竜人の女性と周囲の反対を押し切り結婚したため、エリオスが即位するまで一時的に没落していたという過去を持つ。そのため父や自分を取り立ててくれたエリオスに並々ならぬ忠誠心を抱いている。
 基本的に竜人は長命な種族だが、彼は母共々人間の血が濃いため年齢は人間と同程度。容姿以外はほぼ人間と変わりはない。
 竜人ならではのパワーを生かした戦法が得意で主に槍やポールアックスなど長物を扱う。
 彼の家系は代々小型竜を飼育しており、彼も「アイゼン」と名付けた地竜を乗騎としている。
 ちなみにアイゼンはじめ地竜は外観は肉食恐竜に似ており、サイズは牛や馬と同程度。主食は土や岩石で口から溶岩ブレスを吐く能力を持つ。知能も高く、暴走しがちなクルツに度々文字通り噛みついて彼を制止している。
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 19:28:26.99 ID:0s4bLz4Eo
【名前】クラウディア・ロスチャイルド
【種族】人間
【性別】女
【年齢】28
【容姿】金色長髪の長身美人。赤色のユーシリアドレス。ギザ歯。
【性格】丁寧で優しく人を人とは思わない
【魔法】レーザー攻撃魔法
【備考】ロスチャイルド家の人間は世界中に散り自分たちの勢力を拡げるために活動している。彼女も世界めくれの時分に在ユーシリア王国大使として赴き、ユーシリアでの影響力を強めている。ユーシリア復興に莫大な資産を投じたのも彼女であり、その功績を以て史上初の外国人宰相の立場を揺るぎないものとした。基本的に人間も魔族も平等にカスだと思っているので、魔族に対する差別心は特になく、人材の有効活用の観点で魔族改革も行った。宰相としてはどっかのリリーツィアとは違い相当に有能で自分の手足となるユーシリアの復興は全力で行った。皇帝とは表向きは仲が良いがユーシリアの軍国化を進めているがその点で皇帝派と相容れない。
夢は大きく世界征服。
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 20:05:21.04 ID:APe1AH3BO
【名前】アインズ・ベールグラッド
【種族】紅帝竜
【性別】女
【年齢】500
【容姿】深紅の鱗が綺麗なドラゴン
人型は紅碧オッドアイの灼髪美人
槍使い
【性格】ツンデレ、愛に飢えている、食べるの好き
【魔法】炎熱魔法
【備考】魔族差別撤廃が行われたユーシリアにおいて唯一の被差別対象である悪竜の末裔。悪竜のユーシリア侵攻に彼女は関与せず人間なんて食べたこともないが、ユーシリアの恨みの一切を浴び迫害を受けている。他人は信用できないが、優しくされると結構惚れっぽい。ドラゴンそのものなので普通に強い。強いけど投げつけられる石は何よりも心を痛める。母はセレナディア。
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 20:10:33.35 ID:Q1wN52A5o
【名前】ライオネル・ランドフォード
【種族】人間 【性別】男性 【年齢】68
【容姿】綺麗に整えられた少し長めの白髪と黄色の瞳を持ち、掴める程の長さの白髭を蓄えた初老の男性。トップスは白のシャツに青のネクタイを巻き黒のベストを、ボトムスは黒のズボンに茶色のベルトを巻き黒茶色の革靴を、その上から金の刺繍が入った深い青のコートを着用している。
【性格】属性は秩序・善。冷静沈着で清廉な知恵者。一見生真面目だが、ユーモアを忘れない柔軟さも持つ。どんな状況でも貴族としての礼節を重んじ、決して崩す事はない。ノーブレス・オブリージュの精神を胸に刻み、公爵の名に恥じぬ姿勢を心掛ける老雄。
【魔法】火属性魔法を扱う。戦闘職ではないにも関わらずかなりの高翌練度。ただし本人の性格や立場上、防御や補助に使われる事が多く、攻撃に使う事はあまり無い。
【備考】初代皇帝の仲間を先祖に持つ大貴族"ランドフォード家"の現当主にして、現皇帝と対立する旧貴族派閥の代表格。爵位は公爵。
ランドフォード家はその成り立ち故に代々皇帝を全面的に支持・支援してきた。しかし現皇帝の政策に貴族が反発し始めた頃、彼は突如現皇帝の支持を辞め、旧貴族派閥の立場に付く。現皇帝の施策に呆れて見限ったというのが派閥内での専らの噂。
実は今でも現皇帝支持派。旧貴族派閥の側に立ったのも、貴族達の不満を受け止める役となって内紛が過激化・大規模化するのを防ぐため。そして、その間に和解の道を探るためである。
好き:ユーシリア帝国、フェンシング、紅茶
苦手:長時間のデスクワーク、背く事、抹茶
夢:ユーシリアの永劫の継続と発展
大嫌い:故セレスティア・ベールグラッド
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 20:11:59.42 ID:viRXpzMC0
すみません、>>316の投稿者ですが、竜騎団兵じゃなくて竜騎兵団の間違いでした。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/17(日) 22:54:17.79 ID:7t15gdzGO
【名前】ソール・フォン・アイクライシウス・ユーシリア
【種族】人間?
【性別】謎
【年齢】不明
【容姿】帝国貴族服に身を包んだ中性的な人
【性格】責任感が強い真面目な人
【魔法】時間を止める
【備考】
10年前リリーツィアに乗っ取られた宰相その人。初代皇帝の代から仕えていたユーシリアが滅亡寸前になったことに責任を感じて宰相を辞任した。今は皇帝派と旧貴族派どちらにも属さずユーシリアの問題を第三勢力民主派として解決しようとしている。両勢力にも血は流してほしくない平和主義者だが肉弾戦は滅茶苦茶強い。
今のユーシリアは所詮少数派でしかない宮廷勢力が国民全てを振り回している構図であり、国民を束ね民主制を帝国に打ち立てることを最大目的としている。長く仕え続けた帝政を自らの手で終わらせることに悲しさを感じないといえば嘘になるが国民の平穏こそ重要だと考えている。
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