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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】
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185 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/09(土) 22:52:06.94 ID:syYAWmKOO
カグヤ「ちょっとヒンヤリする気配があるから来てみたら……レッドはんやないの」
レッド「あ、カグヤさん!どうしたの、こんなところに」
カグヤ「ウチの患者さんが無茶してないか心配になって様子を見にきたんよ」
ガイ「……その節は、どうも世話になりました」
カグヤ「礼なんてええよ。レッドはんも一緒なら、とくに心配する必要はなかったみたいやね」
カグヤ「それと、ウチは大して偉くないからそう畏まられると壁感じてなんか嫌やわぁ」
ガイ「そういうことなら気楽に話させてもらう」
カグヤ「それでええよ。ほんで、旧トコナツ村へ向かってるんよね?ウチもついてくわ」
レッド「わぁ……!ありがとう、カグヤさん!」
⭐︎カグヤが旧トコナツ村までついてきてくれます
186 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/09(土) 22:52:38.97 ID:syYAWmKOO
レッド「もう少しでつくよ!」
ガイ「旧トコナツ村……一体どんなところなんだ?」
カグヤ「簡単に言うなら……風情があって、昔ながらの暮らしが残ってる、のんびりしたとこやね」
レッド「下の街もいいけど、旧トコナツ村も落ち着くいい場所だよね」
ガイ「……そうなのか」
カグヤ「大丈夫やよ、村の人は皆んないい人やから、2人ともきっと無事に過ごしてはるわ」
コンマ下1 ランダムイベント(このイベントが終了次第、旧トコナツ村につきます)
01-05 強敵
06-40 敵襲
41-60 物品発見(安価下2)
61-80 場所発見(安価下2)
81-00 良いこと(安価下2)
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/09(土) 22:54:00.51 ID:jESJwNbPo
あ
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/09(土) 22:55:32.17 ID:Ryo3c5jTO
薬草
189 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/09(土) 23:44:20.25 ID:aIhewnSgO
カグヤ「あ、ちょっと待ってもらえん?」
レッド「カグヤさん、どうかしたの?」
カグヤ「この道端に生えてるの……丁度切らしてた薬草やわ。幾つか拾っていってもええ?」
ガイ「別に構わないが……手伝うか?」
カグヤ「ええの?それじゃあお願いするわぁ」
◆
レッド「これ、煎じるとすっごく苦いんだよね」
カグヤ「効き目がある薬ってだいたいそうやよ?……はい、これで必要な分は揃ったわ。ありがとさん」
ガイ「礼には足りん。また何かあれば気軽に言ってくれ」
カグヤ「ちょっと気にしすぎやない?真面目過ぎても長生きできんよ」
ガイ「性分だ。簡単には直らない」
カグヤ「ほな、せめてウチの前くらいは肩の力抜きぃな。じゃないと、また倒れて運び込まれるで?」
ガイ「……そうならないよう努力はする」
レッド「あはは、気をつけないとだね?」
ガイ「レッドまで……」
⭐︎薬草を拾いました。旧トコナツ村についたらカグヤが加工してくれます
190 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/09(土) 23:44:50.97 ID:aIhewnSgO
ーー旧トコナツ村
バナナの木々「」ユラユラ
ココナッツの木々「」ユラユラ
ガイ(木のアーチを抜けたら、カグヤさんが言っていたように風情のある村の景色が広がっていた)
レッド「とくに何事もなくついたね!」
カグヤ「普通は何事もなくつくもんなんやけどね」
ガイ「下の街と比べて静かだな」
レッド「でしょ?空気もきれいだし、みんなのんびりしてるから時間がゆっくり流れてる感じがするんだ」
カグヤ「観光客の中には、こっちが気に入って長く滞在する人もおるんよ」
ガイ「……それもわかる気がする。いい場所だな」
レッド「10年前は溶岩だらけになって大変なときもあったけど……みんなで頑張って復興させたんだよ!」
ガイ「そうだったのか……」
カグヤ「感慨に耽るのもええけど、人探しをしに来たんやろ?」
ガイ「ああ。エルフの少女と黒いジャケットを着た少女だ。名前はサーシャとリーゼリット……ここで見つかればいいが」
レッド「じゃあ一緒に探してみよう。きっと何処かにいるよ!」
カグヤ「ウチは折角来たから回診でもしてくるわぁ。なんかあったら声かけてな」
ガイ「……ありがとう、2人とも」
現在は旧トコナツ村です。(4日目)
何をする?
自由安価 下1〜3
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/09(土) 23:50:03.27 ID:G5HlSRnMO
世界樹の光の残滓を探すために竜狩
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/09(土) 23:50:53.66 ID:sRn7e/Q/0
カグヤの手伝いをする
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/09(土) 23:57:02.04 ID:/bpnqmVyo
2人を探す為に聞き込み
194 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 02:11:49.50 ID:F+LkX0wsO
カグヤ「……そうや、どうせならウチの回診を手伝ってくれへん?村を回るついでに人探しもできるし、一石二鳥やろ」
ガイ「……なるほど、一理あるな。案内を頼む」
レッド「ボクも一緒に行くよ!道案内と雑用は任せて!」
カグヤ「ふふっ、頼もしい助っ人やね。それじゃ行こか」
◆
カグヤ「ほな、まずはこの家やな」コンコン
おばあさん「あら、カグヤ先生。いらっしゃい」
カグヤ「調子はどうや?渡した薬はちゃんと飲んどる?」
おばあさん「毎日かかさず飲んでるわよ、お陰で最近は身体の調子もよくてね」
カグヤ「それならよかったわぁ。足りなくなってきたらすぐ言ってきてな」
ガイ「……すいません、聞きたいことがあるのですがよろしいですか?」
おばあさん「あら、カグヤ先生のお弟子さん?」
カグヤ「そうじゃないんやけどね。最近、二人組の女の子を見んかった?エルフと黒いジャケットを着てはる子なんやけど」
おばあさん「んー……ここ最近は家から出てないから、わからないわ。ごめんなさいねぇ」
ガイ「いえ、教えてくださりありがとうございます。お身体をお大事に」
◆
195 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 02:12:16.71 ID:cyyG2WIMO
若い男性「おっ、先生。回診ですか?」
カグヤ「ええ。お子さんの様子は?」
若い男性「先生のお陰で元気に過ごしてます!」
カグヤ「ならええわ。嫁さんを大事にな」
レッド「あ、最近二人組の女の子見なかった?」
若い男性「レッドさんもいたのか!二人組の女の子ってどんな子だい?」
レッド「エルフの子と黒いジャケットを着た子なんだけど……」
若い男性「ああ、それなら見たよ!」
ガイ「!?本当か!どこで見たんだ、教えてくれ!」
若い男性「おお、兄ちゃん……そんな急かさんでも教えるよ。2日前ぐらいからこの村に滞在してるみたいでね。どこに泊まってるかはわからないんだけど、何度か火口を見に行ってるみたいだよ」
カグヤ「有力な手がかり、ってやつやない?」
ガイ「間違いない……サーシャとリーゼリットだ!」
レッド「ひとまず、無事そうでよかったね!このまま村の中を探してみよう!」
◆
196 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 02:12:54.80 ID:UzA6cUqFO
カグヤ「回診に来ましたよー」
幼女「あ、せんせー!」ギュッ
カグヤ「おお、元気にしとった?」
幼女「うん!……うしろのおにーさんは?」
カグヤ「ガイって言うてな、今は先生のお仕事手伝ってくれとるんやで」
カグヤ「ほら、あんたも顔見せとき。怖がらせたらあかんで?」
ガイ「……わかった」スッ
桶「」ガンッ
ガイ「うおっ!?」ヨロッ
ガイ(しまった、桶につまづいた……!)
カグヤ「へ?」
ドンガラガッシャン‼︎
バタン‼︎
レッド「わわっ、大丈夫?」
ガイ「痛……すまん、大丈夫かカグヤさーー」モニュ
カグヤ「ちょっと……堪忍してぇや……///」
ガイ「」
ドタドタ
サーシャ「なんだか凄い音がしたけと大丈ーーえっ……ガイ!?生きてたの!!!???本当に!?というか、えっ……どういう状況?」
ガイ「あ、サーシャ……無事でよかった」
スタスタ……
リーゼリット「……随分、楽しそうだね?」
ガイ「リーゼリット。待て、誤解だ。これには訳がーー」
カグヤ「……とりあえず、どいてくれへん?///」
幼女「しゅらば……?」
レッド「よく難しい言葉を知ってるね……」
◆
197 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 02:16:50.90 ID:S8xsVJ9TO
再度、この場を借りて元スレ主様の体調が戻られて続きを書いてくれることを心よりお待ちしております。
本スレも頑張って続けていきたいと思いますので、どうかお付き合いください。
よろしくお願いします。
198 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 09:35:46.05 ID:UtEaHSQoO
ガイ「ーーという訳で、俺はカグヤさんに助けてもらって今に至る……という訳だ」
サーシャ「ふーん」
ガイ「……何か怒ってるか?」
サーシャ「いや、別にー?」
リーゼリット「声のトーンが完全に怒ってる時のそれだと思うけど?」
サーシャ「怒ってないってば!」
ガイ(やっぱり怒ってる気がする)
カグヤ「……まあまあ、折角の再会なんやし、仲良うせぇな」
レッド「うんうん、その方がいいよ!」
ガイ「それで二人は……あの後どうやってここに?」
リーゼリット「トコナツコカトリスから逃げた後に、私たちより先に来てた暗黒館の幹部と合流してね。その人が村まで案内してくれたの」
ガイ「そうだったのか……その人は今どこに?」
サーシャ「……私たちを送った後にまたどこかに行っちゃったよ。名前も聞きそびれちゃった」
リーゼリット「その後は、この家に泊めさせて貰えるっていうからここを拠点に活動してたわけ。成果は今のところないんだけどね」
サーシャ「地質調査としての依頼は達成できるんだけど……その……」チラ
レッド「?」
カグヤ「ああ、世界樹の力の話?それなら気にせずにどうぞ。ウチは興味ないし、レッドはんはーーまあ、とにかく気にせんでええよ」
ガイ「モーリィさんーー島長が言っていたんだが……場所ではなく、竜を探せと」
リーゼリット「竜?」
ガイ「ああ。意図はわからないが、場所でないことは確かだ」
サーシャ「竜、か……島長さん以外にこの島に竜なんているのかな?」
レッド「……竜を見つけたら、どうするの?」
リーゼリット「うーん……ただ世界樹の力の残滓があるかどうか調べるだけだから、見て終わり、のはずだけど」
レッド「……その後は?」
ガイ「方法はわからないが、残滓の力を取り出すことになるだろう」
レッド「……そっか」
カグヤ「……それを調べるのは急ぎなん?」
リーゼリット「そういう訳じゃないけど、早い方がいいかも」
カグヤ「なら今日は別に探さないでもええんやない?この島には竜なんてほとんどおらんし、見つけるのも現実的やないから……あ、モーリィはんなら見れる可能性は高いで」
ガイ「島長を見ても何も解決しないだろう……」
レッド「……」
サーシャ「レッドさん?どうかしたの?」
コンマ下1
01〜50 なんでもないよ
51〜00 竜の居場所なら、わかるよ
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 09:58:09.33 ID:QRTbeREUO
わかれ
200 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 12:12:33.30 ID:SAjyXC0qO
レッド「ううん……なんでもないよ」
ガイ「?」
リーゼリット「それなら、火口付近じゃなくて竜を探す方針に切り替える?」
ガイ「ああ、そうした方がいいだろう」
サーシャ「竜……どこにいるんだろうね?」
カグヤ「ウチもしばらくこの村におるから、何か手伝ってほしいこととかあったら言ってな」
ガイ「ありがとう。頼らせてもらう」
◆
ーートコナツ火山島 某所
厚着キレ長美人「……この島に落ちた世界樹の力は完全に星に変換されたようね。10年も経っていれば当然か」
金髪十字目ロリ「あっつーい……なんでそんな格好で平気なの?もう用事ないなら帰ろーよー」
厚着キレ長美人「慣れよ。それに帰るのは待って……この島にはまだ残滓の力が残ってるみたい」
金髪十字目ロリ「残滓?搾りかすってこと?」
厚着キレ長美人「ん……それよりは上等よ。うまくいけば本物の力にすら届き得るわ」
金髪十字目ロリ「ふーん……ま、世界樹の力なんてなくても、この世界を支配できればどうでもいいんだけどね」
厚着キレ長美人「あれば確実性を上げられるでしょ?……この感覚は……竜かしら?」
金髪十字目ロリ「竜!?やった!私のコレクションが増えるね!!!」
厚着キレ長美人「捕まえてくれればあとは私がどうにかするわ」
金髪十字目「わかった!!!ねえ、早く探しに行こうよ!!!早く早く!!!」
厚着キレ長美人「そう焦らないで……竜は逃げないわ」
厚着キレ長美人「――さあ、行くわよ。永遠の世界へ至るための……始まりの一歩を」
201 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 12:13:01.04 ID:SAjyXC0qO
ーー旧トコナツ村 民家
ガイ(さて、竜の居そうな場所……竜は誇り高い種族だと聞いているが……崇められている神殿……人気のない洞窟……そういった場所を調べればいずれは当たるだろうか)ズズ……
ガイ「……苦っ!」
サーシャ「え、カグヤさんが淹れてくれたこのお茶、結構美味しくない?ねえ、リーゼ?」ズズ……
リーゼリット「まだまだ子供舌なんだねぇ、ガイさんは」ズズ……
カグヤ「昨日採った薬草で作ったハーブティーやよ。ガイはんは病み上がりなんだから飲みきってな」
幼女「これおいしー!」ゴクゴク
カグヤ「おー、偉いなあ。けどもうちょっとゆっくり飲んだ方が淑女に見えるよ?」
ガイ「……」ズズ
ガイ(さて、どうするか……)
現在は旧トコナツ村です。(5日目)
何をする?
安価下1〜3
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 12:16:28.14 ID:qZnXvx7q0
ガイ、カグヤと模擬戦
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 12:18:10.70 ID:GQqicWE9O
温泉に入る
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 12:20:48.64 ID:h/84Y+yNo
サーシャとリーゼリットの射撃対決
205 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 14:40:33.27 ID:eMP/DRpyO
カグヤ「……そうや、ガイはん。病み上がり言うても、少しは身体を動かしといた方がええで?」
ガイ「……鍛錬か?」
カグヤ「ふふ、模擬戦って言った方がええかな?ウチとやろか」
ガイ「構わないが、なぜ急に?」
カグヤ「あんなことしといて何も責任とらんというのは、ウチ、ちょっとどうかと思うんやよ」
ガイ「……不可抗力だろう。あれは」
カグヤ「不可抗力でも、ウチはやられっぱなしやと気が済まへん。模擬戦なら堂々と落とし前つけられるし、倒れてもウチが治したるわ」
ガイ(医者としてどうなんだ、それは)
カグヤ「準備できたら始めよか」
ガイ「……いいだろう」
コンマ下1
01〜40 敗北
41〜80 引き分け
81〜00 勝利
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 14:49:12.80 ID:q5YQ0IudO
あ
207 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 16:15:21.02 ID:tBDo5T8LO
ーー旧トコナツ村 広場
ガイ「行くぞ……!」ザッ
カグヤ「お手柔らかに頼むわぁ」スッ
闇の球「」ヴォンッ
ヒュンッ‼︎
ガイ「闇属性か……!」ヒョイッ
カグヤ「避けんといてぇや……威力落としとるから当たっても気絶するくらいやで」
ヒュンヒュンヒュンッ!!
ガイ(随分と余裕だな……このままでは防戦一方だ)ヒョイッ
ガイ「……炎よ!」バッ
小さい火球「」ゴウッ‼︎
カグヤ「おっと、危ないなぁ。この服結構高いんよ?燃えたらどうしてくれるん?」ヒョイッ
ガイ「雷よ……!」ビリビリ……
カグヤ「今度は雷を纏って……どうする気なん?」
ガイ(ーー速度、強化!)キュイイイン……
ガイ「」シュンッ
カグヤ「!?消えーー」
ガイ「くらえっ!」ビリビリビリッ‼︎
カグヤ「くっ……間に合うて!!!」バッ
雷光「」バチバチバチ‼︎
闇球「」ヴォオオンッ‼︎
シュウウウ……
カグヤ「ふぅ……今のは正直、背筋がゾクッとしたわ。もし魔法やなくて剣やったらウチの首、飛んでたで」
ガイ「……結果が全て、だ。たらればを言っても、仕方がない……ゴホッ!……生き残った奴が、勝者だ……!」
カグヤ「え、ちょ、大丈夫なん!?」
ガイ「……少々、負荷をかけ過ぎた……少し休めば……問題ない……」
カグヤ「……そんなになってまで、勝ちたかったん?」
ガイ「ああ……勝たなければ、何も守れん……」
カグヤ「……今回は引き分けやね」
ガイ「なんだと?完全に、俺は勝負に負けたはずだ……」
カグヤ「生き残ったモンが勝者なんやろ?なら模擬戦とはいえ、ウチもガイはんも生き残ったから両者勝ち!それでええんやない?」
ガイ「……フッ、そうかもな……」
カグヤ「さ、ほら肩貸してあげるさかい、捕まり」スッ
ガイ「すまん、助かーー」フラッ
ガイ(……魔翌力不足で目眩が!!!)
ポスッ モニュッ
カグヤ「……やっぱウチの勝ちってことにしても、ええかな?」ワナワナ
ガイ「……本当に、すまん」
⭐︎カグヤと模擬戦をして引き分けになりました
208 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/10(日) 16:16:55.91 ID:tBDo5T8LO
サーシャ「まったく……こっちの気も知らないで呑気に鼻の下伸ばしちゃってさ!」
リーゼリット「あはは……ある意味、大物かもね?……気晴らしに何か飲むかい?」
サーシャ「ん、そうだね……あのココナッツでも落とそうか」
ココナッツの木「」ユラユラ
リーゼリット「……ねえ、サーシャ。ただ落とすだけじゃ、つまらないから一つ、勝負でもしない?」
サーシャ「勝負?一体何で……」
リーゼリット「これで」ポンポン
銃「」カチャ
サーシャ「……なるほど。受けてたつよ!」
リーゼリット「そうこなくっちゃ!距離はどうする?」
サーシャ「そうだなぁ……私、結構自信あるからリーゼが決めていいよ!」
リーゼリット「それなら……800メートル!これでどう?」
サーシャ「よーし、負けないからね!」
リーゼリット「じゃあ外した方は落ちたココナッツを全部拾う係ね」
サーシャ「いいよ!……って、それ結構キツくない!?」
コンマ下1 リーゼリット
コンマ下2 サーシャ
数字を比べて大きい方が勝ち
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 16:18:39.12 ID:h/84Y+yNo
狙撃
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/10(日) 16:30:48.31 ID:sJC7YZDJ0
あ
211 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 00:02:35.98 ID:ja1YkQwVO
ーー旧トコナツ村 近郊
リーゼリット「……ここまで来れば800メートル、かな?」
サーシャ「木の見え方的に……うん、それぐらいだと思うよ」
リーゼリット「じゃあ始めようか。私から撃っていい?」
サーシャ「勿論!ここで見てるね」
カチャカチャ……
銃「」カチャン‼︎
リーゼリット「スゥー……」
リーゼリット(風は吹いてない……あとはブレが最も小さくなった瞬間に引き金を引くだけ……)
リーゼリット(……今だ!)カチリ
銃「」パァンッ‼︎
ココナッツ「」パスッ‼︎……ボトッ……
リーゼリット「……ふぅ、私の番は終わり。サーシャの番だよ」
サーシャ「おー、バッチリ落としたね!私も負けてられないな……!」
弓「」キリリ……
サーシャ「角度は……このくらいかな?」
サーシャ「……」
弓「」パヒュンッ
サーシャ「……うん、いい位置にあたったね!」
リーゼリット「……まだ矢は飛んでるよ?」
サーシャ「射ったときの感覚でなんとなくわかるんだ。そのまま見てて」
ココナッツ「」バスッ‼︎ ……ボトッ……
リーゼリット「……ホントに当たった……凄いね、サーシャ」
サーシャ「えへへ……あ、コレって2人ともココナッツを落とせたけど、どっちが勝ったことになるの?」
リーゼリット「んー引き分け、になるのかな?でも……白黒つけたいよね」スッ
スライムが描かれたコイン「」
サーシャ「……え、嘘?それで決めるの?」
リーゼリット「表が出たら私の勝ちね、行くよ!」
ピーン……パシッ
サーシャ「……裏、だね」
リーゼリット「私の負けかぁ……じゃあ、とってくるね」
サーシャ「……ねえ、リーゼ。一緒に取りに行かない?実際の勝負は引き分けだったんだしさ!」
リーゼリット「……なら、お言葉に甘えてそうしようかな」
サーシャ「ふふっ、じゃあ行こっか!」
⭐︎射撃勝負でサーシャが勝利(?)しました
212 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 00:03:13.84 ID:ja1YkQwVO
ーー旧トコナツ村 民家
カグヤ「お二人さん、戻ってきたね」
サーシャ「ただいま〜」
リーゼリット「ふぅ……あっつい……また水浴びしなきゃ」
カグヤ「あら、温泉には行かれへんの?」
サーシャ「えっ、温泉あるんですか!?」
カグヤ「ここは火山島やよ?温泉の一つや二つ、ないほうがおかしいやろ」
ガイ「……トコナツ火山島についてからずっと動き通しだったし、ここで息抜きをするのもいいだろう」
サーシャ「たしかに、ちょっとゆっくりしたいかも」
リーゼリット「カグヤさん、温泉ってここから遠いの?」
カグヤ「まあちょっと歩くけど、そんなに遠くはないで。ほな、準備して行こか」
◆
ーートコナツ密林の隠れ家温泉宿
熱帯アルラウネ「あらぁ、カグヤ先生。今日は大勢引き連れているのねぇ」
カグヤ「ふふ、今日も使わせてもらうな」
リーゼリット「こんなところに温泉宿が……全然気が付かなかったよ」
ガイ「……なぜ、ここで温泉宿を?」
熱帯アルラウネ「秘境の場所って、なんか心惹かれませんかぁ?」
ガイ「……そういうものか」
サーシャ「ロマンがあって私は好きだな〜。さ、温泉入りに行こ!」
◆
213 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 00:03:54.82 ID:ja1YkQwVO
ーー女湯
カポーン……
サーシャ「はぁ……最、高……」
カグヤ「オノゴロの温泉もええけど、ここの温泉もまたいい湯加減してはるわ……」
サーシャ「あれ?リーゼは?」
リーゼリット「……」
カグヤ「そんな所でどないしたん?遠慮せず入ったらええのに」
リーゼリット「その……人前で肌を見せるのが苦手で……」
サーシャ「えー?ここ女の人しかいないし、気にしなくて大丈夫なのに。気持ちいいよ?」
カグヤ「そう無理強いするもんでもなし、あとで1人でゆっくり入ればええ。折角温泉に来たんやから、入らないで帰るのはもったいないで」
リーゼリット「……いや、今入るよ」チャポ
サーシャ「そうそう、最初から気にせず……」
カグヤ「まぁ……これは……」
リーゼリット「……どうかした?」
サーシャ「リーゼ……意外と大きいんだね」
リーゼリット「〜〜〜ッ///」
◆
ーー男湯
ワイワイキャッキャッ……
ガイ「……向こうはなんだか盛り上がってるな」
ガイ(世界樹の光の残滓……思えばどのようにして力として活用するのだろうか……)
ガイ(レッドも、世界樹の話題が出てから様子が少し変だった気がする……もしかして、何か知っているのか?)
ガイ(……考えても仕方がないか。とにかく今は与えられた任務をこなそう……)
ガイ「……在りし日の世界を取り戻すために」
傷だらけの男「……おい」
ガイ「!?すいません、人がいるとは知らず……」
傷だらけの男「お前は、暗黒館の幹部か?」
ガイ「!……そうだが、あなたは何者だ?」
傷だらけの男→アルバ「警戒するな、俺も幹部だ。名はアルバという」
ガイ「……もしかして、サーシャとリーゼリットを旧トコナツ村まで連れていったのは、あなたが?」
アルバ「エルフの娘と黒髪の少女のことなら、それは俺だ」
ガイ「ならば礼を言わせてくれ。俺はガイ。あなたも、世界樹の力の残滓を調べに?」
アルバ「そうだ。しばらくこの付近を調べていたが、これといって情報は何も得られていない。君達は何か情報を得られたか?」
ガイ「……やはり、場所ではないのか」
アルバ「どういうことだ?」
ガイ「島長に、場所ではなく竜を探せと言われた。それで竜を探そうと思っているんだが、どこから手をつけようか検討がつかなくてな……」
アルバ「竜は滅多に姿を見せん。だが、痕跡は残る。爪痕、鱗、焦げ跡……それらは奴ら特有のもので、見分けもつけやすい」
アルバ「竜の痕跡を見かけたら君達に教えよう。竜相手なら多人数の方が安全だ」
ガイ「わかった。引き続き俺たちも竜を探してみる」
アルバ「俺はここを拠点にしている。何かあったらここの女将に言い残しておけ」
⭐︎温泉に入り疲れを癒しました。
214 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 00:21:14.06 ID:PR6CpMdvO
ーートコナツ火山島 民家
ガイ(一度レッドに話を聞いてみるべきか?それとも竜の痕跡を調べに周辺を探索すべきか……)
サーシャ「ガイ、難しい顔してどうしたの?」
ガイ「サーシャか……竜の手がかりについて考えていたんだ」
サーシャ「竜の手がかりって……爪とか鱗とか?何を探せばいいの?」
ガイ「竜は誇り高く、人里に近づかない。となれば……人が足を踏み入れにくい場所に居る可能性が高い」
サーシャ「例えば?」
ガイ「火口付近……は連日訪れているが、おそらくいないだろう。断崖絶壁、深い密林の奥……とかだろうか?」
サーシャ「うわ、どれも行きたくない所ばっかり……神殿とかにいてくれればいいのに」
ガイ「案外、そういったところにいたりしてな……流石にないか」
現在は旧トコナツ村です。(5日目)
何をする?
安価下1〜3
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 00:25:16.92 ID:KyULqnioo
竜出てこいとデカい声で叫び廻る
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 00:25:52.59 ID:wnwUb5eOo
竜の居そうな場所へ探索に行く
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 00:26:27.91 ID:ms2WFZa10
サーシャと連携技を編み出す
218 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 13:17:10.14 ID:45eciw1JO
サーシャ「ねえ、ガイ。ちょっと付き合ってくれない?」
ガイ「何に?」
サーシャ「戦闘中の連携の練習だよ!ほら、この前のトコナツコカトリスのときはあんまり上手く行かなかったから……」
ガイ「……わかった。今から始めるか?」
サーシャ「うん!」
◆
ーー旧トコナツ村 広場
ガイ「俺がサーシャの攻撃に合わせて回り込み攻撃する……要するに正面と背後からの同時攻撃だ」
サーシャ「なるほど!単純だけど、すごく効果的な気がするね!」
ガイ「初見の相手には高い確率で通用するだろう。ただし、最初から対策されたり二回目ともなれば、防がれる可能性は高いな」
サーシャ「基本的には一回きりの技になりそうだね」
ガイ「ああ……俺は速度強化して回り込む。サーシャに合わせるからタイミングを教えてくれ」
サーシャ「わかった!矢を放ったら当たるタイミングで合図するから、準備しておいてね!」
ガイ「いつでもいいぞ」キュイイイン……
弓「」キリリ……パヒュンッ‼︎
サーシャ「……今!」
ガイ「」シュンッ
樽「」バスッ‼︎ シャキンッ‼︎
ガイ「……上手くいったな」
サーシャ「これならすぐに実践できそうだね!」
ガイ「ああ。念の為、あと何回か練習しておこう」
⭐︎サーシャとガイが連携技「はさみうち」を使えるようになりました。戦闘時のコンマに一度だけ+30の補正をします。
219 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 13:18:50.52 ID:45eciw1JO
ーー旧トコナツ村 民家
ガイ「今日は竜の痕跡を探しに行こうと思う」
リーゼリット「それはいいけど……どこを探すか目星はつけてるの?」
ガイ「ああ。ある程度はな……まず竜は生き物だ。流石に飲まず食わずのままではどれだけ強力な存在だろうが、いずれは死ぬ。故に餌が豊富な熱帯雨林に痕跡がある可能性が高いと見た」
カグヤ「ああ、たしかになあ。トコナツコカトリスが変なところにおったのも、もしかしたら竜から逃げてきたのかもしれんな」
サーシャ「なるほど……それなら痕跡が見つかる可能性は高そうだね!」
リーゼリット「それじゃあ熱帯雨林の奥地を探してみる?」
ガイ「もう一つある……普通の装備では入れない溶岩沼の底に広がる溶岩洞だ」
サーシャ「……まさかアレ着ないといけないの?」
ガイ「行くことになればな」
ガイ(俺としては是非とも着てほしいが)
カグヤ「難儀やねぇ。溶岩洞は別に溶岩沼からじゃなくても行けるには行けるんやけどな。ちょっと入り組み過ぎてて迷子になりやすいんよ」
リーゼリット「熱帯雨林か溶岩洞……どっちも大変そうだね」
サーシャ「私は熱帯雨林の方がいいかな〜」
ガイ「……溶岩洞は危険だが、もし竜がそこを根城にしているなら、最短で接触できる可能性もある」
カグヤ「どっちを選ぶかやねぇ……まあ、覚悟はしとき」
リーゼリット「うーん……どっちにしても、ただの探検じゃ済まなそうだね」
サーシャ「あ、探しに行くんじゃなくて、逆に誘い出すのは?大きい声で竜出てこーいとか……なんて」
ガイ「……アリかもな」
サーシャ「えっ……冗談で言ったんだけど」
ガイ「旧トコナツ支神殿があるだろう?あそこではかつて何かを崇めていたらしいが、今は使われていない……祭壇に何かを捧げれば勘違いして来るかもしれん」
リーゼリット「そう上手く行くかなあ……?」
どうする?
1 熱帯雨林で探す
2 溶岩洞を探す
3 支神殿に呼び出す
下1〜4 多数決
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 13:41:21.21 ID:mOlVSK80O
3
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 13:43:56.03 ID:iYWmEPBeO
2
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 14:11:04.57 ID:wnwUb5eOo
1
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 14:37:54.25 ID:4r384b/jO
3
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 15:13:38.16 ID:zrNAG7Is0
3
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 15:16:20.72 ID:zrNAG7Is0
ごめん既に埋まってたの見落としていた
226 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 23:42:37.82 ID:LW0Gwv5nO
ーー旧トコナツ支神殿
サーシャ「ふぅ……これで準備完了だね!」
祭壇に置かれた大量の肉料理「」ドン‼︎
リーゼリット「うわぁ……見てるだけでなんか胸焼けしてくる量の肉だね……」
ガイ「ああ……こうして実際に見てみると、いかにも何かが現れそうな雰囲気が……本当に現れるだろうか?」
カグヤ「ウチの知り合いの竜が肉は基本的に嫌いなヤツはいないって言ってたし、あとは気づいて貰えればここに飛んでくるんやない?ほら、おあつらえ向きに大きい鐘もあることやし」
巨大な鐘「」
リーゼリット「これは耳を塞いでおかないと鼓膜が破れそうだね……鳴らすときは言ってよ?」
ガイ「勿論だ。念の為、言っておくが竜の種類は様々だ。意思疎通がとれるヤツもいれば、魔物とそう変わらないヤツもいる。最悪の場合、戦闘の可能性があることを留意してくれ」
サーシャ「……わかった。そのつもりでいるね」
リーゼリット「私はいつでもいいよ。準備できてる」カチャン
カグヤ「まあ多分、大丈夫やと思うけどなぁ」
ガイ「……それじゃあ鳴らすぞ。みんな、耳を塞いでおけ」スッ
巨大な鐘「」ゴーン……ゴーン……ゴーン……
◆
227 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 23:43:37.05 ID:LW0Gwv5nO
ーートコナツ火山島 島長の家
ゴーン……ゴーン……
猫人の男「おや……支神殿の鐘ですかね?一体、誰が鳴らしたんでしょうか?」
モーリィ「……まさか、あの鐘を鳴らすとはな。コルト、残りを頼む。急用ができた」ガタッ
猫人の男「え、まだ書類は大量にーー」
バサッ‼︎
バサッ……バサッ……
猫人の男「……行ってしまいましたか」
◆
ーートコナツ火山島 熱帯雨林
ゴーン……ゴーン……
金髪十字目ロリ「わ……鐘の音?なんだか綺麗だね」
厚着キレ長美人「……支神殿の鐘ね。誰かが竜を呼び出そうとしてるみたい」
金髪十字目ロリ「えっ!?じゃあそこ行けば会えるかな!?」
厚着キレ長美人「ええ、探す手間が省けたかも。私達も行くわよ」
赤橙黄色の光「」カッ‼︎
◆
ーートコナツ火山島 溶岩洞
ゴーン……ゴーン……
レッド「行っちゃうの?」
星竜「……この島に生きる竜として、呼び出しには応えねばならん。たとえ、あの鐘を鳴らす意味が今は伝わっていなかったとしても」
伝説の溶岩エイ「キュゥーン……」
星竜「エイさん、心配には及ばない。レッドさんの話では我が力を悪用することのない人物達だ……我は本来、世界樹の力がこの島へ落ちなければ産まれてこなかった存在だ。この空を戻すために必要ならば、我はこの命を失っても構わない」
レッド「そんな……」
星竜「それに、我が死ぬと決まった訳ではあるまい?星の力だけが目的ならやりようは幾らかあるだろうしな」
星竜「……では、行ってくる」
星竜「ギャオオオオオオッ!!!」
バサッ‼︎
バサッ バサッ バサッ……
伝説の溶岩エイ「キュゥン……」
レッド「……うん、きっと大丈夫だよね」
◆
228 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 23:45:02.84 ID:LW0Gwv5nO
ーー旧トコナツ支神殿
サーシャ「うぅ……まだ耳がビリビリする……」
カグヤ「けど、島全体に届いたんやないか?」
ガイ「これで飛んできてくれれば御の字だがな」
リーゼリット「まあ、こなかったら痕跡を探しに行けばいいだけだしね。そしたらこの肉料理を頑張って処理することになるけど……」
ギャオオオオオオッ……
リーゼリット「……え?」
サーシャ「この声……今まで聞いたことのない鳴き声だよ!」
ガイ「……来るのか?」
バサッ……バサッ……
カグヤ「音がどんどん大きくなっとる……もうすぐ現れるで」
バサッ‼︎バサッ‼︎
星竜「ギャオオオオオオッ!!!」バサッ‼︎
サーシャ「本当に来た!?」
リーゼリット「サーシャ、離れて!羽ばたきに巻き込まれる!」
ガイ「現れただけなのに……なんて威圧感だ……!」
カグヤ「間違いなく、本物の竜やね……!」
ドシン……
星竜「……我を呼んだのは貴様らか」
サーシャ「そ、そうです!竜さんに、聞きたいことがあって!」
星竜「……話せ」ムシャムシャ
リーゼリット(あ、肉食べるんだ……)
ガイ「世界樹の光の残滓を探している。貴方がその力を持っていると聞き、ここへ呼んだ」
星竜「なぜ、光の力を求める?」
ガイ「この空を……在りし日の世界を取り戻すために必要だからだ」
229 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/11(月) 23:53:57.85 ID:LW0Gwv5nO
星竜「……グルル……」
サーシャ(お、怒ってるのかな……?)
星竜「……我は、この島に落ちた残滓の化身とも言える存在だ。貴様が求めているものは目の前にあるということだな」ムシャムシャ
リーゼリット「!」
星竜「……この食事は誰が用意した?」
サーシャ「わ、私です!お、お口に合わなかったでしょうか……?」
星竜「そう恐れるな。とても美味であった。感謝するぞ」
サーシャ「へ?あ、ありがとうございます!」
星竜「さて……これが貴様達が求めるものだ」
星の力[炎]「」キラキラ…
カグヤ「なんともまあ……綺麗なもんやね」
リーゼリット「あれが……世界樹の光?」
サーシャ「間違いない……あのときフォレスティナで見た光と同じだ!」
ガイ「……たしかに、求めてはいるが俺達はその力を扱う術を持たない。残滓の力がここに残っているかを調べに来ただけだ」
星竜「……貴様、名前は?」
ガイ「ガイ。ただの、ガイだ」
星竜「そうか、ガイ。お前は扱う術を持たないと言っているが……随分面白いものを持っているじゃないか?出してみろ」
ガイ「……これのことか?」スッ
翡翠の賽「」
星竜「どこで手に入れた?いや、関係あるまいか。今、ここにあるという事実こそが重要だ」
ガイ「一体何の話を……」
星竜「クク……何、貴様も大変な役目を背負わされたものだなと同情しているのだ。知らないようだから教えてやるが、その賽があれば世界樹の光の力を留めておくことが出来る」
ガイ「この賽のことを知っているのか!?」
星竜「知っている……というよりは感じるといったほうがいいか。いや、くだらんな。そんなことはどうでもよい」
星竜「我はこの力に未練はない。だが、この力を扱う者は相応の覚悟と力がいる……ただで渡す訳にはいかないのだ」
リーゼリット(……嫌な予感がする)カチャ……
カグヤ「あら、なんか物騒なこと考えてはります?」スッ
ガイ「……俺達を試す、ということか?」シャキンッ
星竜「そうだ。手加減はせぬ、[
ピーーー
]気でかかってこい……気を抜けば死ぬぞ」
サーシャ「……」キリリ……
星竜「では、見せてもらおう……貴様らが星の力を扱うにあたる者かどうか!」
ーー戦闘開始 星竜ーー
下1コンマ
01〜10 痛恨
11〜50 劣勢
51〜90 優勢
91〜00 会心
以下を使用する場合はコンマ判定時に名称を書き込んでください。(同時使用はできません)
閃光玉+10 残り3回
はさみうち+ 30残り1回
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/11(月) 23:59:54.29 ID:KyULqnioo
はさみうち
231 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/12(火) 01:22:28.26 ID:pN1V0TVCO
星竜「ギャオオオオオオッ!!!」
火球「」ゴウッ‼︎
ガイ「!」サッ
ドガァァァン‼︎
カグヤ「全然可愛くない威力やなぁ……!」
闇球「」ヴォンッ‼︎
カグヤ「さて……お手並み拝見やね!」
複数の闇球「」ドドドドドドッ‼︎
ドガァン‼︎
星竜「ギャオオオ……」シュウウウ……
カグヤ「嘘やろ?物凄く本気やったんやけどな……」
ガイ(効いていない訳ではないが、絶妙なタイミングで防御されている……隙を作れば有効打になり得るか)
ガイ「……サーシャ!アレをやるぞ!」
サーシャ「わかった!リーゼ、手伝って!」
リーゼリット「了解、どうすればいい!?」
サーシャ「とにかく竜の注意を逸らして!」
リーゼリット「……やってみる!」スッ
銃「」バァンッ‼︎バァンッ‼︎
星竜「ギャオッ!」バスッ‼︎バスッ‼︎
サーシャ「ガイ、準備は!?」
弓「」キリリ……
星竜「ギャオオオオオオッ!」
星竜の爪「」ブンッ‼︎
星竜の尻尾「」ブォンッ‼︎
ガイ「ッ!……いつでもいいぞ!」サッ
キュイイイン……
弓「」パヒュンッ‼︎
サーシャ「……今!」
ガイ「はぁっ!」シュインッ‼︎
シャキンッ‼︎
星竜「ギャオッ!?」
バスッ‼︎
リーゼリット「今だ、カグヤさん!」
カグヤ「隙だらけやね!!!」
複数の闇球「」ドドドドドドッ‼︎
星竜「ギャオオオオオオッ!?」シュウウウ…
ガイ「よし、成功だ!」シュインッ
サーシャ「この調子で攻め続けるよ!」
下1コンマ
01〜20 劣勢
21〜70 優勢
71〜00 会心
以下を使用する場合はコンマ判定時に名称を書き込んでください。(同時使用はできません)
閃光玉+10 残り3回
はさみうち+30 残り0回
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/12(火) 01:33:26.42 ID:srDm/1qho
閃光玉
233 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/12(火) 09:36:00.13 ID:NZmNfG4zO
ガイ「みんな、目を閉じろ!」ポイッ
閃光玉「」ピッカァァァン‼︎
星竜「ギャオッーー」
星竜「……目眩しか、とんだ小細工を……」
ガイ「だが、効果はあったようだな……!」シュインッ
星竜「背に乗ったのか!?そこから降りろ!」バタバタ
ガイ「……」スッ
ガイ(レッド程のものはできないが……直接触れさえしていれば……!)
ガイ「氷よ!」パキパキパキッ‼︎
星竜「ギャオオオオオオッ!?」ガチン‼︎
星竜の翼「」バサッ‼︎バサッ‼︎
星竜の尾「」ブォンッ‼︎
ガイ「うおおおっ!?」バッ
ドサッ!
ガイ「がはっ……!」ビシャッ‼︎
リーゼリット「ガイが振り下ろされた!」バァンッ‼︎
サーシャ「……私が行く!攻撃を続けて!」ダッ
カグヤ「あかん……そろそろ魔翌力切れが近づいて来たで……」ヴォンッ‼︎
リーゼリット「でも体が凍って動きが鈍くなってる……ここが正念場だよ!」
下1コンマ
01〜20 ??
20〜30 劣勢
31〜00 勝利
以下を使用する場合はコンマ判定時に名称を書き込んでください。(同時使用はできません)
閃光玉+10 残り2回(警戒されて使えない!)
はさみうち+30 残り0回
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/12(火) 09:44:30.61 ID:mti9xD3jo
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