【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

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341 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 02:07:17.31 ID:tc1bY5VoO
ガイ(たしかイーリンは、格闘技術がとても高かったな……ならば、距離をとって戦うのが正解か?まずは様子見だ……)スッ

ガイ「炎よーー行け!」メラッ

小さな火球「」ゴウッ‼︎

イーリン「なるほど、魔法を扱えるのですね。ですがーー」

イーリン「オラァッ!!!」ブンッ‼︎

消えていく火球「」シュゥゥゥ……

イーリン「この程度では私には効きませんよ?」

ガイ「なっ!?蹴りでかき消したのか!?」

ガイ(ダメージを与えられないにしても牽制になるだろうとは思っていたが……これでは牽制にもならんな……!)シャキンッ

イーリン「剣を抜きましたか。ガイ様のお手並み、拝見させてもらいますよーー」ダッ

ガイ「速い!」
イーリン「行きますよ」スッ

ガイ「ッ!?」バッ

バキィンッ‼︎

イーリン「流石ガイ様。よく防ぎましたね」

ギリギリギリ……

ガイ「ぐっ……うおおお!!!」

ガイ(なんて力だ……!これは竜にも匹敵するほどの強大さじゃないか?……気を抜いたら、死ぬ!)

ガキィンッ‼︎

バッ

ガイ(なんとか弾けたか……速度強化をして後ろに回り込む!)シュイイイン……

ガイ「」シュンッ

イーリン「おや?」
ガイ「お返しだっ!」シュンッ
イーリン「」グルンッ
ガイ「!?」

イーリン「」ブンッ

ガイ(まずい、死ーー)
342 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 02:07:52.58 ID:tc1bY5VoO
直前で止まる拳「」ピタッ

ブオオオオオッ‼︎

イーリン「……私の勝ち、ですね」

ガイ「……ああ。俺の負けだ」

イーリン「ふふっ……ガイ様、やはり期待通りの実力をお持ちです。私も少し熱くなってしまいましたよ」

ガイ「……冗談じゃない。あれを本気で当てられていたら、俺は跡形もなく吹き飛んでいたぞ」

イーリン「模擬戦ですから、加減はしていますよ?」

ガイ「……あれで?」

イーリン「ええ。それにしても……ガイ様にはもう少し強くなってもらわないと、暗黒館の幹部としては少々困りますね」

ガイ「……耳が痛いな」

イーリン「ですが、剣筋も魔法の扱いもとてもお上手だと思います。私に近づいたとき、剣ではなく短剣だったら間に合っていたかもしれませんよ」

ガイ「……なるほど、参考にしよう」フラッ

イーリン「おっと……大丈夫ですか、ガイ様?」ガシッ

ガイ「ああ。休めばすぐによくなる……速度強化を使うとすぐこうなるんだ」

イーリン「……そうだったんですね。ならお二人が戻るまで少し休憩しましょうか」スッ

ガイ「ああ……って、おい。何してる?」

イーリン「膝枕です。アモにもよくやってあげてたんですが、結構評判は良かったですよ?」ナデ

ガイ「……撫でなくてもいいんじゃないか?」

イーリン「あら、これは失礼しました……つい、うっかり」ナデナデ

ガイ(まったく辞める気配がない……サーシャとリーゼにはこの状況を見られたくないな……早く回復してくれ……)

⭐︎イーリンとの模擬戦で敗北しました
343 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 02:09:26.51 ID:tc1bY5VoO
すいません、>>1が今まで寝落ちしていました。
本当にすいません。
明日はなるべく沢山更新を頑張りたいと思います。本日はここまでです。
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 08:11:48.71 ID:OTu7iDILo

ユーシリア到着まで長そうやな
345 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 10:09:49.62 ID:wr5lwC1qO
>>344
ちょっと移動時間の設定をミスってしまったかもしれません。
今日中にはユーシリアにたどり着ければなと思います。
346 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 10:10:25.52 ID:wr5lwC1qO
ーー旧チカーバ跡 廃墟の屋上

ガイ「……」

空中に浮かぶセイントレア王国「」

ガイ(夜でも空の色は赤黒いまま、暗さだけが強くなる……それでも星は見えるから、なんとも不思議な感覚だな)

サーシャ「……ここにいたんだ、ガイ」

ガイ「サーシャか……寝ないのか?」

サーシャ「こっちのセリフだよ。こんな所でどうしたの?」ストン

ガイ「中々寝付けなくてな。星を見ていた」

サーシャ「へぇ、意外だね。ガイのことだから、星なんて方角を知るには便利な物とかくらいにしか感じてないのかと思ってたよ」

ガイ「……これでも人並みの感情はあるつもりだ」

サーシャ「美味しいもの食べたときと、美人の人と関わったときくらいしか表情変わらないのに?」

ガイ「……そんなに変わるか?」

サーシャ「ふふっ、全然違うよ?お陰でガイに料理作るときはその表情を見れるように張り切っちゃうもん!さっきも結構変わってたよ?」

ガイ「たしかに美味かったが……その、恥ずかしいからあまり見ないでくれ」

サーシャ「あはは!!……でも、そういうガイの顔が好きだな。だって、いつも無理してるように見えるから」

ガイ「……無理、か」

サーシャ「うん。だからね、少しでも楽しくしててほしいなって。……私の料理でも、くだらないおしゃべりでもいいからさ」

ガイ「……そうか。なら、作り話につきあってくれるか?」

サーシャ「?……もちろん、いいよ。どんな話?」

ガイ「俺は……10年前、世界めくれが起きたときから、時を越えて今の時代に来た」

サーシャ「……うん」

ガイ「初めて見たこの世界は……俺が知ってる世界と大きく姿を変えていて……酷く混乱したものだ」

サーシャ「……ふむふむ、だいぶ壮大な作り話だね」

ガイ「……ああ、作り話だ」

サーシャ「でも……もし本当にそんなことがあったとしたら、すごく不安だったろうね。大事な人たちも、知ってる景色も全部なくなってて……」

ガイ「ああ。実際、一人だったら耐え切れなかったかもな。こうして今を生きていられるのも……サーシャ、君がいてくれたお陰だ」

サーシャ「……へっ!?」

ガイ「本当に感謝している……君がパーティに誘ってくれたとき、俺は心の底から救われた気がしたんだ」

サーシャ「……っ!?」ドキッ

ガイ「仲間になってくれて、ありがとう。サーシャ」

サーシャ「……も、もう……そんな真剣に言わないでよ……/// なんだか……こっちまで照れちゃうじゃない……」

ガイ「……とにかく、君にはとても……感謝しているということを知ってほしかったんだ……」

サーシャ「そ、そっか……!///」

星「」キラキラ

サーシャ「……ね、ねえ、ガイ?」

ガイ「……」zzz

サーシャ「あ、寝ちゃった……?ふふっ……こんな所で寝たら風邪引いちゃうのに……」

サーシャ「……でも、今日はこのままでいいかな」ボソッ

サーシャ「……えへへ」ギュッ

⭐︎サーシャに感謝の言葉を伝えました
347 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 10:11:21.95 ID:wr5lwC1qO
ーー???

遥か彼方の空に浮かぶ白い光「」ユラユラ
地上に瞬く無数の光「」チカチカ

ガイ「……どこだ?ここは……黒いスライムの夢とも違う……」

スライム達「」モニョモニョ

ガイ「周りは……大量のスライム……? ん……あれは……」

翡翠の賽「」キラッ

ガイ「やはり、この賽が……」

赤髪少女「……なんで人間がここにいるの?」

ガイ「君は……?」

赤髪少女「軽々しく話しかけんな。人間なんて、大嫌いだ」スッ

赤髪少女「ここから……出ていけ」バッ



ガイ「ッ……!?」ガバッ

ガイ「あのまま眠って……夢、か……?」

チラッ

サーシャ「zzz」ガシッ

ガイ「……綺麗な寝顔だな……」スッ

ガイ「」バッ

ガイ(俺は何をしようとした!? サーシャは恩人だぞ!無防備な状態で髪になど……)

ガイ「……サーシャ、起きろ。もう戻った方がいい」ユサユサ

サーシャ「ん……あ、おはよう……ガイ」ニヘラ

⭐︎夢?を見ました
348 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 10:12:14.94 ID:wr5lwC1qO
ーー東王国平原

魔導車「」ブロロ……

サーシャ「へくしっ!……うぅ」

リーゼリット「風邪ひいたの?昨日はずっとテントに戻らなかったみたいだけど……」

サーシャ「うん、戻るのがちょっと億劫になっちゃって……」

リーゼリット「ふーん」

イーリン「大事に至らなければよいのですが。体を温める茶をあとで淹れますね?」

サーシャ「ありがとう、イーリンさん……」

ガイ「……」

リーゼリット「ねえねえ、ガイ。昨日サーシャと何してたの?」コソッ

ガイ「……何もしていないぞ」

リーゼリット「えー、ほんとにー?」ニヤニヤ

ガイ「……周囲を警戒しろ。ユーシリアが近づくにつれて危険な場所も増えてくるぞ」

リーゼリット「はいはい、了解しましたよ!」

移動2日目

↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-10 強敵
10-40 敵襲
41-65 場所発見(自由安価)
65-90 良いこと(自由安価)
91-00 旅は道連れ(コンマ)
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 10:16:55.75 ID:zGwZdczr0
ぽい
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 10:32:53.21 ID:DUlZw92hO
351 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 10:34:26.49 ID:ROfmQ1XjO
先に敵襲が起きたことにします。

ちなみにいいことは何がおきましたか?
安価下1
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 10:41:25.23 ID:OTu7iDILo
ユーシリアの詳しい情報を得ることができた
353 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 11:21:49.82 ID:EjoPfTYIO
魔導車「」キキー

サーシャ「わっ……どうしたんですか、イーリンさん?」

イーリン「前方にバリケードが築かれています」

リーゼリット「……周りにいる人は、騎士のように見えるけど……装備が少しボロいね」

ガイ「……おそらくユーシリアの騎士だろう。内戦で負けた戦力がここまで逃げて野盗紛いに落ちたと見える。迂回はできるか?」

イーリン「可能ですが、さらに日数がかかるかと思います。このまま突破した方が速いかと」

ガイ「……わかった。サーシャとリーゼはここに残って俺とイーリンを援護してくれ。準備が出来次第、仕掛けるぞ」

イーリン「かしこまりました……お二人もよろしいですか?」

サーシャ「……あまり気は進まないけど、大丈夫です」

リーゼリット「準備完了……いつでもいいよ」カチャン

ガイ「よし……行くぞ!」

コンマ下1
01〜10 劣勢
11〜30 優勢
31〜00 勝利

閃光玉+10 残り2回
はさみうち+30 残り1回
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 11:24:20.45 ID:AyjFJ8zxO
よゆう
355 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 12:14:49.61 ID:EjoPfTYIO
敗残兵A「ん?なんか高速で近づいてくるぞ?」

敗残兵B「あ?どれだ?」

イーリン「」ダダダッ

敗残兵B「……随分速ぇな!?」

敗残兵A「魔族か……ここを突破するつもりだな?……戦闘態勢だ!敵は一人だが手強いぞ!用心してかかれ!」

パァン!パァン!
ドスッ‼︎

敗残兵C「うぅ……」ドクドク……

敗残兵D「ぐぁぁっ!……」ダラ-

敗残兵E「畜生!!!腕をやられた!!!」

敗残兵A「なっ……狙撃!?一人じゃないのか!?」

シュンッ

両手を挙げた敗残兵B「……わりい、隊長。どうにも俺達は戦う前から負けたみたいだせ」スッ

敗残兵Bの首筋に当てられた短剣「」キラッ

ガイ「……武器を捨てろ。なるべく殺しはしたくない」

両手を挙げる敗残兵A「……降参する。仲間の命だけはとらないでくれ」スッ

落ちた剣「」カラン

ガイ「話が早くて助かる……回復魔法を使える奴がいる。俺達に何もしないと約束するならお前達の仲間を回復させよう」

敗残兵A「わかった。もう騎士というには落ちぶれているが……騎士の名にかけて誓おう」

356 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 12:15:21.47 ID:EjoPfTYIO
ガイ「確認したいことがあるんだが……まず、お前達はユーシリアの元騎士か?」

敗残兵A「……そうだ。元々は国境付近の警備を命じられていたが……内戦で敵も味方もグチャグチャになってな。俺達はそんな状況に嫌気がさして独立してここまで逃げてきたんだ」

敗残兵B「嫌気?……ハッ、もっと正直に言えよ。俺たちはただ使い潰されただけだ」

敗残兵A「……」

敗残兵B「皇帝派だろうが旧貴族派だろうが、結局兵士なんざ捨て駒だ……俺たちはもう御免だって逃げ出した。それだけだ」

イーリン「……なるほど。敗残兵、というわけですね」

サーシャ「そんな……でも、それじゃあユーシリアの国民は……」

敗残兵A「全部ではないが、巻き込まれて死んでいくだけだ。家も畑も焼かれ、徴兵され、あるいは略奪される……。俺たちが今こうして道を塞いでるのも、生き延びるためにはそれしか手が残されてなかったからだ。こんな身で言うのもアレだが、襲ったヤツには人道的な対処を施して逃している」

ガイ「……なるほどな。だからといって、通る者を襲っていい理由にはならないが」

敗残兵B「わかってるさ……だが、他に生きる術がねぇんだ」

リーゼリット「……今のユーシリアって……街や村はどうなってるの?」

敗残兵A「街はまだ形を保ってる所もあるが、外縁部はほとんど廃墟だ。兵士の詰所も空っぽ、治安も守られちゃいない。そういったところは盗賊と変わらん俺たちより酷いのが、あちこちで好き勝手している……帝都も小競り合いこそ起きているが、今のユーシリアじゃ一番平和だ」

敗残兵B「村はもっと酷ぇぞ。耕す奴がいねぇから畑は荒れ放題、兵に徴発されて食料は残らねぇ。しまいにゃ村人同士で疑心暗鬼になり って皇帝派か旧貴族派かで別れて争う始末だ」

ガイ「……なるほど。だが、帝都だけが保たれているのはなぜだ?」

敗残兵A「皇帝派と旧貴族派、両方の力が集中しているからだ。どちらも帝都を落とすわけにはいかない……それが唯一の抑止になってるんだろう」

敗残兵B「もっとも、裏じゃ捕虜の拷問や粛清なんかも日常茶飯事だ。俺たちがあそこで死ぬよりは……まだ野盗紛いの真似して生きてる方がマシってだけさ」

サーシャ「……そんな……」

イーリン「戦が長引くほど、民が疲弊するのは常です。被害は積もり、いつか取り返しのつかないものになるでしょう」

リーゼリット「……ガイ。わかってると思うけど……」

ガイ「……ああ。俺たちにはどうしようもない。世界樹の光を調べたらすぐに立ち去るべきだろう」

敗残兵A「……助けてくれて感謝する。だが俺たちは……もう、どこにも帰る場所がない」

敗残兵B「生き残るために、誰かを脅して奪うしかねぇんだ。……あんたらみたいに胸張って戦える奴らが、正直羨ましいよ」

サーシャ「……」

ガイ「行くぞ。ここに長居は無用だ」

イーリン「承知しました」

リーゼリット「……うん」

魔導車「」ブォン‼︎ ブロロ……

⭐︎ユーシリアの現状を知りました
357 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 12:22:58.03 ID:EjoPfTYIO
幕間
ーーユーシリア領 とある村

燃える家屋「」メラメラ……

大人の死体「」

子供の死体「」

騎士の死体「」

カキン‼︎……カキン‼︎

2本角の金髪騎士「らぁっ!!!」ブンッ
地竜「ギャオッッ!!」ダダダッ

鉄の槍「」ドスッ‼︎

反皇帝派騎士「がっ……くっ……皇帝の、犬め……」ガクッ

ドサッ……

2本角の金髪騎士「……」

竜騎兵団隊長「……よし、この辺りは制圧したな!クルツ!無事か!?」

2本角の金髪騎士→クルツ「隊長……俺達は無事です!」
地竜「グルル……」

竜騎兵団A「……チッ、まだ生きてやがったのかよ竜野郎が」

竜騎兵団B「おい、そんな言い方しなくていいだろ、仲間じゃないか!」

竜騎兵団A「はあ?冗談だろ?そうやって油断させといて後からバッサリやるつもりかもしれないぜ?」

竜騎兵団B「……クルツは悪竜じゃないだろ。それにクルツがいなきゃ今頃、俺もお前も殺されてたぞ」

竜騎兵団A「助けてくださいなんて頼んでねぇっつーの。竜人に助けられるくらいなら死んだ方がマシだったぜ」

クルツ「てめぇっ……!」
地竜「グルルゥ……!」

竜騎兵団隊長「よせ……クルツ、気にするな」

クルツ「でも、隊長……!」

竜騎兵団隊長「でもじゃない。ここは戦場だ……お前もくだらないことを言う暇があるなら生存者の捜索でもしろ!」

竜騎兵団A「チッ……了解」フイッ

クルツ「……ッ」ギリッ

竜騎兵団隊長「……クルツ、お前もだ。この辺りの生存者を捜索しろ」

竜騎兵団隊長「回復魔法の扱える者は重症者を優先的にーー」

クルツ「どうしてだよ、クソッ……」

地竜「グルル……」スリスリ

クルツ「……ああ、そうだな。アイゼン。俺達も生き残った人を探そう」ナデナデ

地竜→アイゼン「ギャオ!」

ヨタ……ヨタ……

子供「……お兄ちゃん……助けてくれてありがとう……」

クルツ「……!」

母親「あの……助けてくださり、ありがとうございました……」ペコリ

クルツ「……頭を上げてください。俺達は当然のことをしたまでです」

アイゼン「……ギャオ」フンス

クルツ(罵られても、疑われても……結局、俺にできることは戦って守ることだけだ。立ち止まってる暇はない。この戦場で、生き残るために武器を振るうしかないんだ……)グッ
358 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 12:33:20.15 ID:EjoPfTYIO
ーーユーシリア平原

イーリン「……ユーシリア帝国の領地に入りました。ここからは尚のこと、気を引き締めねばなりませんね」

サーシャ「さっきまでの草原と雰囲気が全然違う……。なんだか、空気が重たい気がする」

リーゼリット「街道の両脇、村があったはずなのに……全部、廃墟だね」

ガイ「戦場に近づいている証拠だ。生き残った者たちも、もう街には残っていないだろう」

サーシャ「……生きてる人はみんな、逃げたのかな?」

イーリン「一部は帝都に避難しているでしょう。しかし、そうした者たちも必ずしも安全とは限りません。内乱の余波が届かない場所は、もはや帝国には存在しませんから」

リーゼリット「……嫌な予感しかしないね」

ガイ「……気を抜くな。いつどこで戦火に巻き込まれるか、わからないからな」

移動3日目

↓1~2コンマ ランダムイベント
01-10 強敵
10-40 敵襲
41-65 場所発見(自由安価)
65-90 良いこと(自由安価)
91-00 旅は道連れ(コンマ)
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 12:35:26.71 ID:Rsnydr4JO
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 12:37:57.24 ID:OTu7iDILo
こん
361 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/08/24(日) 12:39:52.22 ID:EjoPfTYIO
再度、敵襲が先に起きたようです。

いいことは何が起きましたか?
安価下1
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/08/24(日) 12:40:08.24 ID:vdzEekd00
イーリンが女子に格闘術を教えてくれた
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